取扱説明書
●
ご使用になる前に必ず本書をお読みください。
●
本書はお読みになった後も大切に保管し、いつでも手にとって
見ることができるようにしてください。
●
保証書付
保証書に必ず「お買上げ日」「販売店名」等の記入がなされて
いることを確認して、販売店からお受取りください。
はじめに
このたびは、P-touch(ピータッチ)250 をお買い上げいただきありがとうござ
います。
ご使用の前に必ず本書をお読みの上、正しくお使いください。
なお、本書はお読みになった後も大切に保管してください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づ
くクラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的
としていますが、この装置が ラジオやテレビジョン受信機に近接して使用さ
れると、受信障害を引き起 こすことがあります。取扱説明書に従って正しい
取り扱いをしてください。
•
本書の内容は将来予告なしに変更することがあります。
•
本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。
•
本書の内容は万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなどお気
づきのことがありましたらご連絡ください。
•
万一、本機や本機で作成したラベルを使用したこと、および故障・修理や電池
消耗などによりデータが消えたり変化したことで生じた損害や逸失利益、また
は第三者からのいかなる請求につきましても、当社では一切その責任を負えま
せんので、あらかじめご了承ください。
安全上のご注意
本製品をお使いいただいた方や他の人々への危害、財産への損害を未然に防ぐた
め、必ずお守りいただきたい安全に関する重要な注意事項について、いろいろな
絵表示をしております。
表示と意味は次の通りです。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または
警告
重傷を負う危険の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負う
可能性 および物的損害のみが発生する 可能性が想 定される
注意
内容を示しています。
本書で使用している絵表示
:記号は「気をつけるべきこと」危険通告を意味しています。
:記号は「してはいけないこと」禁止事項を意味しています。
:記号は「しなければならないこと」義務行為を意味しています。
警告
電池について
AC アダプタについて
異物が本機に入ったときは
水に濡らさないでください
分解しないでください
落としたり、強い衝撃を与えないでください
異常状態で使用しないでください
•
電池の分解、充電、加熱、ショートなどは絶対に行なわないでくだ
さい。破裂してけがをする恐れがあります。
ピンセットやペン先など金属製のもので電池の取り外しを行なわ
•
ないでください。ショートする恐れがあり危険です。
•
本機専用の別売り AC アダプタ(AD-500)以外は使用しないでくだ
さい。故障、火災、感電の原因となります。
•
別売りの AC アダプタを使用される場合は指定された電圧 (100V)
以外の電圧で使用しないでください。故障、火災、感電の原因とな
ります。
AC アダプタのコードを傷つけたり、加工しないでください。また、
•
家具などの重いものを乗せたり、無理に曲げたり、引っ張ったりし
ないでください。火災、感電の原因となります。
•
濡れた手で AC アダプタ、電源プラグに触れないでください。感電
の原因となります。
万一異物が本機に入った場合は、速やかに本機の電源スイッチを切
•
り、乾電池を取り出し、AC アダプタをご使用の場 合はコンセント
から抜いて、「お買い 上げの販売店またはコールセンター」にご連絡
ください。そのまま使用すると火災・感電・故障の原因となります。
•
コーヒーやジュースなどの飲み物、花瓶の水などを本機にかけない
でください。火災・感電・故障の原因となります。万一こぼした場
合は、速やかに本機の電源スイッチを切り、乾電池を取り出し、AC
アダプタをご使用 の場合はコンセントから抜いて、「お買い上げの
販売店またはコールセンター」にご連絡ください。
•
本機を分解、改造しないでください。火災・感電・故障の原因とな
ります。内部の点 検、調整、修理は、「お買い上げ の販売店また は
コールセンタ ー」にご依頼ください。(お客様 による分解、改造 に
より故障した場合は、保証期間内でも有料修理となります。)
本機を落としたり、踏んだり、強い衝撃を与えると破損することが
•
あり、そのまま使用すると火災・感電の原因となります。破損した
ときは、速やかに 本機の電源スイッチを切り、乾電池を取り 出し、
AC アダプタをご使用の場合はコンセントから抜いて、「お買い上げ
の販売店またはコールセンター」にご連絡ください。
煙が出ている、変な臭いがするなどの異常な状態で使用しないでく
•
ださい。火災・感電・故障の原因となります。すぐに本機の電源ス
イッチを切り、AC アダプタをご使用の場合はコンセントから抜い
て、「お 買い上げの販売店またはコールセンタ ー」に修理を依頼 し
てください。お客様による修理は危険ですから絶対に行なわないで
ください。
1
袋をかぶらないでください
電池について
AC アダプタについて
テープカッターについて
設置・保管場所について
メモリーについて
テープについて
本機が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、手の届
•
かない所に保管または廃棄してください。かぶって遊ぶと窒息の恐
れがあります。
電池の取扱い方を誤ると電池の液漏れや破裂の原因になりますの
•
で、以下のことを必ずお守りください。
古い電池と新しい電池を混ぜてご使用しないでください。
•
•
違う種類の電池を混ぜてご使用しないでください。
電池は+―の向きを正しくセットしてください。
•
•
長期間ご使用にならないときは、電池を取り出してから保管して
ください。
•
長期間ご使用にならないときは、安全のために必ず AC アダプタを
本体とコンセントから抜いて保管してください。
•
テープカッターには直接手を触れないでください。けがをする危険
があります。
ぐらついた台の上や高い棚の上など不安定な場所に置かないでく
•
ださい。倒れたり、落下して、けがをする恐れがあります。
本機の上に重いものを置かないでください。バランスが崩れて倒れ
•
たり、落下して、けがをする恐れがあります。
•
本機の故障、修理、電池消耗などにより、メモリーなどに保存され
ていたデータが消えることがあります。
•
テープを貼り付ける場所や物の材質や環境条件などによっては、
テープの色が 変わる、はがれる、または、はがした際に糊が 残る、
テープの色が移る、はがれない、下地がいたむなどの不具合が生じ
ることがあります。貼り付ける場所や物の材質や使用目的を確認
し、あらかじめ目立たない部分でテストしてからご使用ください。
警告
注意
2
その他使用上のご注意
•
本書に記載されていない操作は行なわないでください。事故や故障の原因とな
ることがあります。
•
TZ マーク()のついている専用テープカセット(6 〜2 4mm 幅)をご使
用ください。
•
テープを無理に引っ張りだしたり、押し込んだりしないでください。
テープ出口に物を入れたり、ふさいだりしないでください。
•
•
使い終わったテープカセットのご使用やテープカセットをセットしないで印刷
を行なうことはおやめください。印刷ヘッドの故障の原因となります。
•
印刷ヘッドは指などで触らないでください。
電池交換の際は必ず電源を切ってください。
•
•
電池を取り出したり、AC アダプタをはずして保管すると、メモリーなど保存され
ていたデータが全て消えますのでご了承ください。
•
本機のお手入れには、シンナー、ベンジンなどの揮発性の溶剤を使わないでく
ださい。
•
直射日光の当たる場所、火器・暖房器具の近くなど温度の極端に高い場所や低
い場所、湿気やほこりの多い場所での使用、保管は避けてください。使用温度
範囲は、10 ℃〜 35 ℃です。
付属品の確認
本製品を使用する前に付属品の確認を行なってください。
P-touch 250 本体
TZ テープカセット(標準仕様:12mm幅 1 本)
*仕様によっては、テープ種が異なる場合があります。
単 3 アルカリ乾電池(6 本)
取扱説明書(保証書付き)
3
目次
● はじめに
● 安全上のご注意
● その他使用上のご注意 .......3
● 付属品の確認 .... .........3
● 目次 .................. .. 4
● ステップ 1:
使う前の準備をしよう .......5
本体各部の名前. . . . . . . . . . . . . . . . . .5
キーボードの名前とはたらき . . . . . . .6
画面の見方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7
電池の入れ方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .8
テープカセットの入れ方. . . . . . . . . 10
AC アダプタ(別売品)の使い方 . . 12
電源のON/OFF .. ... .. .... .. 13
テープ送り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
● ステップ 2:
文字を入力する . . . ....... .14
ひらがなを入力する . . . . . . . . . . . . 14
濁音・半濁音・長音を入力する . . . 15
小文字を入力する . . . . . . . . . . . . . . 15
漢字を入力する. . . . . . . . . . . . . . . . 16
読み短縮を使って漢字を入力する . . 17
単漢字候補から漢字を入力する . . . 18
カタカナを入力する . . . . . . . . . . . . 18
数字を入力する. . . . . . . . . . . . . . . . 19
英字を入力する. . . . . . . . . . . . . . . . 19
スペースを入力する . . . . . . . . . . . . 20
記号や絵文字を入力する. . . . . . . . . 21
読み入力して
記号・絵文字に変換する. . . . . . . . . 21
● ステップ 3:編集する..... .22
カーソルの使い方 . . . . . . . . . . . . . . 22
文字を削除する. . . . . . . . . . . . . . . . 22
文字を挿入する. . . . . . . . . . . . . . . . 23
全ての文章を消去する . . . . . . . . . . 23
改行する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
文字を入力した後で改行して
行を増やす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
改行を取り消して文字を連結する
... 25
● ステップ 4:
ラベルを印刷して、貼付ける
印刷する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
同じラベルを複数枚連続印刷する . . 27
ラベルを貼る . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
..26
● ステップ 5:
いろいろなラベルを作ろう . . 29
スタイル設定一覧. . . . . . . . . . . . . . . 29
スタイル印刷見本. . . . . . . . . . . . . . . 30
書体を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
文字のサイズを変える . . . . . . . . . . . 32
文字を装飾する . . . . . . . . . . . . . . . . 34
縦書にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
飾り枠で囲む・下線を引く. . . . . . . . 35
余白を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
● ステップ 6:
文章を登録する ...........37
メモリー登録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
メモリー呼出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
● ステップ 7:
定型フォーマットを使う ....39
定型フォーマット一覧 . . . . . . . . . . . 39
定型フォーマット候補画面の見方 . . 42
定型フォーマットで印刷したラベル. 42
フリーフォーマットのラベルを作る. 42
テープ幅・テープ長さが指定された
フォーマットラベルを作る. . . . . . . . 46
● 付録 ............... ....48
初期化する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
こんなメッセージがでたときは . . . . 49
故障かな?と思ったら . . . . . . . . . . . 50
お手入れのしかた. . . . . . . . . . . . . . . 53
漢字一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
イラスト一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
イラスト読み変換一覧 . . . . . . . . . 62
定型フォーマット(文字サイズ)一覧
主な仕様. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
消耗品・別売品のご紹介 . . . . . . . . . 70
P-touch 250消耗部品(テープ)の
ご注文について . . . . . . . . . . . . . . . . 75
P-touch250 用テープ:
ご注文シート . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
ユーザーサポートについて. . . . . . . . 77
..65
4
ステップ 1:使う前の準備をしよう
本体各部の名前
出荷時には、傷防止のため液晶表
示画面に透明保護シートが貼って
あります。
ご使用の前に保護シートをはがし
てください。
液晶表示画面
テープカッター
レバー
操作キーボード
AC アダプタ接続端子
テープ確認窓
印刷ヘッド
リリース
レバー
電池ケース
裏ケースカバー
オープン指あて部
裏ケースカバー
テープ出口
テープ
カッター
テープカセット
ケース
5
キーボードの名前とはたらき
+
:
電源を入れたり、切ったりします。
< > . ,
文字を入力したり、削除する為に
カーソルを移動したり、漢字変換
時や機能設定時の候補の選択を
行ないます。
-
:
入力した文 字をテープに印刷
します。
n
:
カーソルの前(左側)の文字を
削除します。機能設定時は、設定
操作を取消して入力画面に戻り
ます。押し続けると入力した文字
を全て消去します。
a
:
ネガ表示や 点滅表示の文字が
無いときは改行します。
=
:
ネガ表示中や点滅表示中の文字
を確定したり、漢字変換や機能設
定時に表示されている選択肢を
確定します。
P
:
ネガ表示中や点滅表示中のひら
がなを漢字に変換します。ネガ表
示や点滅表示の文字が無いとき
やカタカナや英数字入力状態の
ときはスペースを入力します。
:
M
:
小 文字入力状態に切り替えま す。
(小文字ロック)漢字変換中は
漢字の 読みの長さを短縮して
候補表示をします。
L
A〜 J
!
:
#
:
$
:
@
:
%
:
文字の入力モードをひらがな、カ
タカナ、数字、英字に切替します。
ひらがな、カタカナ、数字、英字
を入力します。ひらがな、カタカ
ナと英字は、1 つのキーに複数の
文字が割り当てられていて、同じ
キーを連続して押すことで文字
候補を切り替え ます。(ロ ータ
リー入力方式)
書体、文字サイズ、文字装飾、縦
書き、飾り枠、余白を設定します。
記号や絵文字を入力するときに
イラストメニューを呼出します。
文章のメモリー登録やメモリー
呼出を行ないます。
定型フ ォーマットでの入力を
行います。
:
テ ープを 24mm 程度 、空送 り
します。
:
6
画面の見方
; A B C D H6 7 8 9 E
G
1 23 4F
行頭マーク:
1
1 行目の行頭に 、2 行目の行頭に のように何行目の行頭か表示します。
カーソル:
2
この位 置の前(左側)に文字が入力されます。また、この位置の前(左 側)
の文字が削除されます。
ポジ表示:
3
入力が確定した文字です。入力した全ての文字がポジ表示の場合のみ印刷す
ることができます。
ネガ表示:
4
仮確定のひらがな文字で漢字に変換できます。ネガ表示の文字があると印刷できません。
点滅表示:
5
ロータリー入力中の未確定の文字です。点滅表示の文字があると印刷できません。
「スタイル」ガイダンス:
6〜 9
⑥ 書体、⑦ 文字サイズ、⑧文字装飾、⑨枠を表示します。カーソルが 2 行
目以降に移ると表示されません。多行入力した場合にスタイル設定を確認す
る時はカーソルを 1 行目に戻してください。
「あ」ガイダンス:
0
ひらがな入力状態のときに点灯します。
「ア」ガイダンス:
A
カタカナ入力状態のときに点灯します。
「1」ガイダンス:
B
数字入力状態のときに点灯します。
「A」ガイダンス:
C
英字入力状態のときに点灯します。
小文字ガイダンス:
D
小文字入力状態(小文字ロック)のときに点灯します。
「縦書」ガイダンス:
E
縦書の設定がされているときに点灯します。
1
5
2
7
「定型」ガイダンス:
F
定型フォーマット入力モード中に点灯します。
改行マーク:
G
改行すると表示されます。
カーソル選択マーク:
H
カーソルキーを使って候補選択することを示すマークです。漢字変換、スタ
イル、イラスト、定型フォーマットなどの候補選択画面の左上に表示されま
す。▲の示す方向のカーソルキーを使います。表示例以外に な
どがあります。
電池の入れ方
必ず単 3アルカリ乾電池をご使用ください。本体に電源が入っているときは、電
源を切ってから電池交換を行なってください。
本体を裏返 して、裏ケースカバーオープン指あ
1
て部に指をあてて裏ケースカバーを開けます。
使用済みの 電池が入っている場合は、全て取り
2
出します。
裏ケースカバー
オープン指あて部
単 3 アルカリ乾電池 6 本をケース内の刻印指示
3
に従って+―の向きに注意してセットします。
裏ケースカバ ー下部のフックを本体のミゾに合
4
わせて、裏ケースカバーを閉めます。
2
リリースレバーは飛び出た
状態でカバーを閉めます。
8
-
-
-
+
+
+
+
-
-
-
1
•
裏ケースカバーを取り付ける前に、リリースレバーを押し下
げるとカバーが閉まりません。リリースレバーは飛び出した
状態でカバーを閉めてください。
印刷中や操作中に突然電源が切れて、再び電源を ON した時に
•
「電池弱!」と表示された場合は、電池が消耗しています。ただ
ちに全ての電池を新品の単 3 アルカリ乾電池(6 本)と交換し
てください。
電池を抜いて 5 分以上放置しておくと入力した文章やメモ
•
リー登録した文章が消えてしまいます。電池の交換は 5 分以
内に手早く行ってください。
常温の環境下でのご使用であれば、新品の単 3 アルカリ乾電
•
池(6 本)で、24mm 幅テープカセット 1 本以上印刷でき
ます。ただし、大きな文字ばかり連続して印刷したり、温度
の低いところで使用すると、電池が早く消耗します。
温度が低い場所(10 ℃以下)で使用する場合や本体、乾電池
•
が冷えている状態のまま使用する場合には、新品の乾電池を
使用していても、大きなサイズの文字が印刷できないことが
あります(これは、低温により、乾電池の性能が著しく低下
していることによる現象です)。このような場合には、暖かい
場所にてしばらく放置してからお使いいただくか、または、
本機専用の ACアダプタ(別売品:AD-500)にてお使いく
ださい。
付属品の乾電池は、工場出荷時より消耗が始まっていますの
•
で、使用開始時期によっては、所定の使用時間に満たないう
ちに寿命となる場合があります。あらかじめご了承ください。
長時間使用しないときは、乾電池の液漏れを防ぐため、乾電
•
池を取り出して保管してください。
•
使用済み乾電池は、定められた条例に従って廃棄してください。
9
テープカセットの入れ方
必ず TZマーク( )のついたテープカセットをご使用ください。
本機は 6mm、9mm、12mm、18mm、24mm 幅のテープが使用できます。
テープカセットに 右図のようなまわりどめが付いてい
る場合は、あらかじめ外しておきます。
まわりどめ(紙)
N
O
I
T
A
L
N
T
A
W
テー プの先端が曲がって いない こと、
1
テープの先端 がテープガイドを通って
いることを確かめます。
本体の電源を切ってから、裏返して、裏ケースカ
2
バーオープ ン指あて部に指をあてて裏ケースカ
バーを開けます。
本体のテープ 出口にテープの先端が向くように
3
テープカセ ットの向きを確認して、カチッと音
が出るまでしっかりと装着します。
印刷ヘッドにテープやインクリボンを
引っかけないように注意してください。
裏ケースカバ ー下部のフックを本体のミゾに合
4
わせて、裏ケースカバーを閉めます。
10
テープカセット
テープの先端
テープガイド
テープの先端
テープ出口
•
テープカセットを装着したら、テープのたるみを取るため、
必ずテープ送りを行なってください。
参照:P. 13 「テープ送り」
テープは、手で無理に引き出さないでください。インクリボ
•
ン飛び出しなど故障の原因になります。また、引き出した
テープは戻すことはできません。
テープカセットは、直射日光・高温多湿・ほこりを避けて、冷
•
暗所で保管してください。また、開封後は、できるだけ早め
にお使いください。
11
AC アダプタ(別売品)の使い方
別売りの AC アダプタ(AD-500)でも本機を使用することができます。
必ず専用 AC アダプタ(AD-500)をご使用ください。
AC アダプタを家庭用コンセントに差し込みます。
1
本機の電源を OFFにして、ACアダプタのプラグを本機の ACアダプタ差し
2
込み口にしっかりと差し込みます。
1
2
本体の電源を切ってから、AC アダプタの抜き差しを行ってく
•
ださい。
本機専用 AC アダプタ(AD-500)以外の AC アダプタは使用
•
しないでください。故障や破損の原因となります。本機専用
でない AC アダプタを使用したことにより発生した本機や
AC アダプタの故障や破損は保証できません。
本機専用 AC アダプタは家庭用コンセント(AC100V)以外
•
には、差し込まないでください。故障や破損の原因となりま
す。誤った AC アダプタの使い方により発生した本機や AC
アダプタの故障や破損は保証できません。
入力した文章やメモリーなどのデータを保存しておくため、
•
AC アダプタをご使用になるときも乾電池を正しくセットし
ておいてください。
使い終わったら、AC アダプタを本機およびコンセントから抜
•
いて保管してください。
•
AC アダプタのコードを強く引っ張ったり、繰り返し折り曲げ
たりしないでください。断線することがあります。
12
電源の ON / OFF
を押すと電源が入ります。
+
もう一度 +を押すと電源が切れます。
電源が入ったまま約 5 分以上何も操作されないと電池の消耗を
防ぐために自動的に電源が切れます(オートパワーオフ機能)。電
源を入れるとオートパワーオフ直前の入力画面に戻ります。
テープ送り
テープを約 24 mm程度空送りします。テープカセットをセットしたときは、テー
プのたるみを取るため、必ずテープ送りを行なってください。 1
を押します。「テープ送りしますか?」と確認表示されます。
%
=
2
「テープ送り中です」のメッセージが消えて、テープが止まったことを確認
3
してから、カッターレバーを押し、テープをカットします。
を押して、テープ送りを行ないます。
テープ送りをやめるときは、「テープ送りしますか?」の確認メッ
セージ表示中に Nを押してください。
テープ送り中は、絶対にテープカッターレバーに触らないでくだ
さい。カッターレバーに触るとテープづまり防止のために「カッ
ター操作のため停止!」メッセージを表示し、テープ送りを緊急
停止します。停止した場合は N、またはいずれかのキーを押し
て、エラーメッセージを消し、テープカセットを取り出し、テー
プ先端をハサミ等で切ります。再度テープカセットを本体に装着
し、テープ送りを行ってください。
13
ステップ 2:文字を入力する
文字を入力する前に、ひらがな入力、カタカナ入力、数字入力、英字入力を選択
します。
を押すたびに「あいう」→「アイウ」→「123」→「ABC」→「あいう」…
L
の順で文字入力状態が切り替わります。
数字以外の文字の入力は、1 つのキーに複数の文字が割り当てられているロータ
リー入 力方式となっていますので、同じ キーをく り返し押し て、目的の 文字を
表示させて入力します。
ひらがなを入力する
例:「やよい」
L
1
ダンスが点灯します。 2
H
を押して、ひらがな入力を選びます。「あ」ガイ
を押します。「や」が点滅表示されます。 3
=
なります。
H
4
A
り、「い」が点滅表示されます。
=
6
ります。
=
7
になります。
を押します。「や」が選択されて、ネガ表示に
を 3 回押します。「よ」が点滅表示されます。 5
を 2 回押します。「よ」が選択され、ネガ表示にな
を押します。「い」が選択され、ネガ表示にな
を押します。「やよい」が確定して、ポジ表示
「やよ」のように同じ行の文字を続けて入力するときは、1 文
•
字ずつ
=
入力できる未確定文字は 25 文字まで、確定文字は最大 122
•
文字までです。
14
を押して文字を選択してから入力します。
濁音・半濁音・長音を入力する
例:「ぱー」
ひらがな入力の状態で Fを押します。「は」が点滅
1
表示されます。
K
2
り、「゜」が点滅表示されます。
=
3
ります。
K
4
を 2 回押します。「は」が選択され、ネガ表示にな
を押します。「ぱ」が選択され、ネガ表示にな
を 1 回押します。「−」が点滅表示されます。
=
5
ります。
=
6
なります。
小文字を入力する
例:「ょ」
ひらがな入力の状態で Hを 3 回押します。「よ」が点
1
滅表示されます。
M
2
ガイダンスが点灯します。
=
3
ります。
=
4
ります。
を押します。「−」が選択され、ネガ表示にな
を押します。「ぱー」が確定して、ポジ表示に
を押します。「ょ」の点滅表示に変わり、小文字
を押します。「ょ」が選択され、ネガ表示にな
を押します。「ょ」が確定して、ポジ表示にな
15
•
文字を入力する前に Mを押して、最初に小文字モードに
入ってから、入力することもできます。
点滅表示中の文字は Mを押すと、小文字と大文字が交互に
•
切り替わります。
小文字モード中に小文字を持たないひらがな・カタカナを入
•
力したときは大文字が入力されます。
ひらがな・カタカナは 1 文字入力すると小文字ロック状態が
•
解除されます。
英字の小文字も英字入力の状態で上記と同じ操作を行ないます。
•
英字の小文字ロック状態を解除するときは、もう一度 Mを
•
押します。小文字ガイダンスも消灯します。
漢字を入力する
漢字を入力するには、漢字の読みをひらがなで入力し、
変換します。
文節を検索して熟語変換しますので、文章を入力して、漢字に変換することがで
きます。
一度に入力して変換できる未確定文字数は 25 文字までです。
例:「赤い靴」
ひらがな 入力の状態で「あかいくつ」と入力して、ネ
1
ガ表示させます。
P
2
に表示されます。
P
3
り替え、「赤い」を表示させます。
=
4
なります。
P
5
表示されます。
=
6
になります。
を押します。「あかい」の漢字候補が画面上段
< > . ,
、または
を押します。「赤い」が確定して、ポジ表示に
を押します。「くつ」の漢字候補が画面上段に
を押します。「赤い靴」が確定して、ポジ表示
を押して候補を切
P
を使って漢字に
16
•
確定してポジ表示になったひらがなや漢字は変換できません。
漢字変換を途中でやめるときは、 Nを押してください。
•
同じ読みに熟語と単漢字の候補があるときは、熟語→単漢字
•
→熟語…の順に切り替わります。
一部のイラスト候補は漢字変換と同じ方法でひらがなからイ
•
ラストに変換することができます(P. 62 参照)。同じ読みに
漢字とイラストの候補があるときは、熟語→イラスト→単漢
字→熟語…の順に切り替わります。
確定した漢字候補を優先的に表示する「学習機能」がついて
•
います。
カタカナの読みがある場合は、カタカナの候補も表示されます。
•
読み短縮を使って漢字を入力する
文節を検索して熟語変換されるため、希望の読みの長さと違う漢字に変換される
ことがあります。
その場合は、 Mを使って、漢字の読みの長さを変えて変換することができます。
例:「伊東春美」
ひらがな 入力で「いとうはるみ」と入力して、ネガ表
1
示させます。
P
2
表示されます。
M
3
されます。
P
4
東」を表示させます。
=
5
ります。
P
6
が表示されます。
P
7
美」を表示させます。
を押します。「いとうは」という読みの候補が
を押します。「いとう」という読みの候補が表示
、または
< > . ,
を押します。「伊東」が確定し、ポジ表示とな
を押します。「はるみ」という読みの漢字候補
、または
< > . ,
を数回押して、「伊
を数回押して、「春
17
=
8
になります。
を押します。「伊東春美」が確定し、ポジ表示
M
を押す毎に漢字の読みを短くします。読みの長さが 1文字に短
縮された状態でもう一度
Mを押すと読み最長状態に戻ります。
単漢字候補から漢字を入力する
例:「亞」
「あ」と入力して、
1
単漢字の場合は、漢字候補は 5 個ずつ表示され、選択候
2
補がネガ表示となります。
、または
P
3
が移動します。 4
を押すと 5 個ずつ漢字候補が切り替わります。
. ,
P
< >
を押します。
を押すと1個ずつ選択候補
「亞」がネガ表示されていることを確認して、
5
を押します。
「亞」が確定して、ポジ表示になります。
6
熟語変換で候補が出てこない当て字や難しい固有名詞などは、最
初から 1 文字ずつ単漢字変換するか、前項の読み短縮機能を使っ
て単漢字まで読みを短縮して変換してみてください。
カタカナを入力する
例:「ア」
1
2
を押して、カタカナ入力を選びます。「ア」ガイ
L
ダンスが点灯します。
A
を押します。「ア」が点滅表示されます。
18
=
3
=
ります。
を押します。「ア」が確定して、ポジ表示にな
濁音・半濁音・長音や小文字などの入力操作はひらがなと同じ
•
です。
カタカナは漢字に変換できません。
•
一般的なカタカナ用語は、漢字辞書に内蔵されていますので、
•
ひらがなで入力して、漢字変換を使って変換することもでき
ます。(例:こんさーと→コンサート)
数字を入力する
例:「1」
1
を押して、数字入力を選びます。「1」ガイダンス
L
が点灯します。 2
を押しま す。「1」が確定して、ポジ表 示になり
A
ます。
数字はそのまま確定入力されます。
英字を入力する
例:「Good」
L
1
が点灯します。
D
2
F
3
表示されます。
M
4
小文字ガイダンスが点灯します。
を押して、英字入力を選びます。「A」ガイダンス
を押します。小文字の「o」の点滅表示に変わり、
を押します。「G」が点滅表示されます。
を 3 回押します。「G」が確定して、「O」が点滅
19
=
5
ります。 6
F
C
れます。
=
8
になります。
を押します。「o」が確定して、ポジ表示にな
を 3 回押します。「o」が点滅表示されます。 7
を押します。「o」が確定して、「d」が点滅表示さ
を押します。「Good」が確定して、ポジ表示
•
英字もひらがな・カタカナと同じロータリー入力です。同じ
キーの文字を続けて入力するときは、
字ずつ文字を確定して入力します。
•
文字を入力する前に Mを押して、最初に小文字モードに
入ってから、入力することもできます。
点滅表示中の文字は Mを押すと、小文字と大文字を交互に
•
変換します。
英字の小文字ロック状態を解除するときは、もう一度 Mを
•
押します。小文字ガイダンスも消灯します。
スペースを入力する
点滅表示やネ ガ表示のひらがな文字がないことを確認
1
2
P
して、
スペースが入力されます。
を押します。
=
を押して 1 文
20
ディスプレイ上は「」と表示されますが、印刷すると空白に
なります。
点滅表示やネガ表示中のひらがな文字があるときは、漢字変換を
行ないます。
記号や絵文字を入力する
例:「」
#
1
その候補が表示されます。
. ,
2
せます。
< >
3
を押します。上段にイラスト分類メニュー、下段に
、または #を数回押して、「日用品」を表示さ
を数回押して、「」をネガ表示させます。 4
=
を押します。「 」が入力されます。
内蔵イラストは、「イラスト一覧表」(P. 59 、60、61)を
•
参照してください。
•
イラスト入力を途中でやめるときは、 Nを押します。
読み入力して記号・絵文字に変換する
イラストの読みを入力して、
す。
例:「」
「えと」と入力し、
1
漢字候補が表示されます。 3
2
、または
P
て、「 」をネガ表示させます。
=
4
P
< >
を押します。「 」が入力されます。
を使って、イラストを呼出すこともできま
P
を押します。
を押し、候補を切り替え
21
•
イラストの読みは、「イラスト読み一覧」(P. 62 、63、64)
を参照してください。
「くりすます」などカタカナ候補のある読みは、カタカナ候補
•
とイラスト候補が順に表示されます。
ステップ 3:編集する
カーソルの使い方
画面上で点滅表示している縦線「|」をカーソルといい、文字を入力、削除する
位置を示します。
カーソルを移動するには、カーソルキー
画面は最大 6 文字 × 2 行まで表示しますが、それ以上の文字を入力すると、画
面から外れて見えなくなります。隠れた文字を見るときもカーソルキーを使って、
カーソルを移動します。
< >
. ,
< >
. ,
を一回押す: 左方向、右方向へ 1 文字移動します。
を一回押す: 前(上)の行、次(下)の行へ 1 行移動します。
を押し続ける: カーソルのある行の行頭、行末方向へ連続移動しま
す。多 行の文章の場合、行頭、行末 まで移 動した
後、繰り返し押す毎に、さらに次の行の行頭、行末
へ移動します。
を押し続ける: 文章の文頭、文末へ連続移動します。
文中にネガ文字があるときは、カーソルはネガ文字の範囲内でし
か移動しません。
< > . ,
を使います。
文字を削除する
例:「あおい」→「あい」
< >
1
ルを移動します。
N
2
を押して、削除したい文字の後ろにカーソ
を押します。カーソルの前の文字が削除されます。
22
文字を挿入する
例:「あい」→「あかい」
< >
1
ルを移動します。
「か」を入力すると、カーソルの前に文字が挿入されま
2
す。
を押して、文字を挿入したい位置にカーソ
全ての文章を消去する
n
1
2
3
を 2 秒程度押し続けます。
「全消去し ますか?」と確認メッセージ が表示 されま
す。
=
されます。
を押します。入力されていた文字が全て消去
全消去をやめるとき は、「全消去しますか?」の確認メッセージ
表示中に Nを押します。
全消去を行なうと書体、サイズ、装飾、縦書、枠、余白のスタイ
ル設定は初期設定値に戻ります。
改行する
を使って 2 行以上のラベルを作ることができます。
a
テープ幅によって、印刷できる行数が違います。
•
テープ幅 6mm 9mm 12mm 18mm 24mm
行数 2行 2行 3行 5行 5行
23
•
テープ幅と行数に合わせて、印刷される文字のサイズは自動
的に変わります。
何行目を入力しているかは、行頭マークで確認します。
•
3年B組
例:
佐藤あみ
「3 年 B 組」を入力して、 aを押します。2 行目の行頭
1
マーク()が表示されます。
「佐藤あみ」を入力します。
2
2
本体にセットされているテープ幅で印刷できる行数を超えて
•
いると、印刷をするとき、「行数オーバーです!」とエラー
メッセージが表示され印刷できません。 N、またはいずれ
かのキーを押してエラーメッセージを消して、入力画面に戻
り、行数を減らして印刷するか、電源を切って、印刷可能な
広い幅のテープカセットに交換してください。
•
入力できる行数は最大 5 行までです。5 行目で aを押すと
「5 行までです!」とエラーメッセージが表示されます。
N
、またはいずれかのキーを押すと入力画面に戻ります。
文字を入力した後で改行して行を増やす
例: →
3年B組佐藤あみ
「3 年 B 組佐藤あみ」と入力します。 2
1
< >
動します。
を押して、改行したい位置にカーソルを移
24
3年B組
佐藤あみ