Brother CM110 User manual [zh]

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商標
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All information provided related to future Intel products and plans is preliminary and subject to change at any time, without notice.
はじめに
この度は、本製品をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。 お使いになる前に「安全にお使いいただくために」をよくお読みいただき、本取扱説明書で機能や使い方を 十分にご理解のうえ、末永くご愛用ください。 また、お読みになった後はいつでもご覧になれるところに保証書とともに保管してください。 本取扱説明書に記載されていない方法で使用した場合、火災・感電・やけどや窒息などによるけが・故障の 原因となります。
重要なお知らせ
本製品は日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。
This machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
地震や雷などの自然災害、火災、第三者による行為、その他の事故、お客様の故意または過失、誤用、その他の異常な
条件下での使用によって生じた損害に関して、当社は一切の責任を負いません。
その他の製品情報については、ブラザーのホームページ ( http://www.brother.co.jp/ ) を参照ください。
安全にお使いいただくために
本書で使用されている記号
本書では、下記の記号が使われています。
警告 注意
重 要
特定の条件において、発火の可能性があることを意味しています。
特定の条件において、感電の可能性があることを意味しています。
「してはいけないこと」禁止事項を意味しています。
外部の火気によって、製品が発火する可能性があることを意味しています。
製品の特定場所に触れることによって、傷害が起こる可能性があることを意味しています。
製品を分解することによって、感電などの傷害が起こる可能性があることを意味しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険の可能性が想定 される内容を示します。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容を示し ます。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、物的損害が発生する可能性が想定される内容を 示します。
製品を濡れた手で扱うと、感電する可能性があることを意味しています。
製品を水にぬらすと、感電する可能性があることを意味しています。
1
「しなければならないこと」義務行為を意味しています。
電源プラグをコンセントから抜くことを意味しています。
安全上のご注意
下記の注意文に従って、本製品を安全にご使用ください。
電源/ AC アダプター
警告
AC アダプター、電源コードは踏みつけられることのない安全な場所に配置してください。次のよ うな、電源コードを破損させる行為はしないでください:傷つける、加工する、無理に曲げる、高
温部に近づける、引っぱる、ねじる、たばねる、物をのせる、はさみ込む、金属部に接触させる、 折り曲げをくりかえす、ぶらぶらさせる、壁に押しつけるなど。 火災や感電、故障の原因となります。
本製品専用の AC アダプター、電源コードの組み合わせ以外は使用しないでください。火災・感 電・故障の原因となります。
本製品専用の AC アダプターや電源コードを本製品以外には使用しないでください。
AC アダプターは家庭用コンセント(AC100V50/60Hz)以外では使用しないでください。火災・ 感電・故障の原因となります。
DC 電源またはインバーター(DC-AC 変換装置)を接続してのご使用は絶対におやめください。火 災、感電の原因となります。本製品を接続するコンセントが AC 電源または DC 電源のどちらかわ からないときは、電気工事士資格を持つ専門家にご相談ください。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。火災や感電、故障の原因となります。
本製品を電源コードの上にのせないでください。火災や故障の原因となります。
火気・熱機器に近づけないでください。AC アダプターの被覆が溶けて火災・感電の原因となりま す。
長期間ご使用にならないときは、安全のために必ず AC アダプターを本製品およびコンセントから 抜いて保管してください。
清掃など本製品をお手入れするときは、AC アダプターをコンセントから抜いてください。感電の おそれがあります。
電源プラグをコンセントから抜くときは、コードを引っ張らずにプラグの本体(金属でない部分) を持って引き抜いてください。火災や感電、故障の原因となります。
傷んだプラグやゆるんだコンセントは使用しないでください。火災や感電、故障の原因となりま す。 電源コードが傷ついたときは、使用しないでください。
たこ足配線はしないでください。火災・感電・故障の原因となります。
AC アダプターの端子に異物を入れないでください。火災、感電、やけどの原因となります。
濡れた手で AC アダプター、電源プラグに触れないでください。感電の原因となります。
電源プラグに液体、金属物、ほこりを付着させないでください。また、水がかかるような場所で本 製品を使用しないでください。火災や感電、故障の原因となります。
2
警告
AC アダプターを分解・改造・修理しないでください。火災・感電・けがの原因となります。 点検・調整・修理はお買い上げの販売店またはお客様相談室にご相談ください。
電源プラグがほこりなどで汚れているときは、コンセントから抜いて、乾いた布で拭き取ってくだ さい。汚れたままで使用すると、火災の原因となります。
注意
本製品は電源コンセントの近くで使用してください。非常時に、電源コードを電源コンセントから 抜いて電気を遮断する必要があります。
重要
電源コンセントの共用にはご注意ください。 コピー機などの高電力機器や携帯電話の充電器と同じ電源コンセントの使用は避けてください。 ノイズが発生したり、本製品の操作に不具合が生ずることがあります。
AC アダプターを取り外す前に、必ず本製品の電源を切ってください。本製品動作中に電源コード をぬくと、故障の原因となります。
設置場所
本製品は、平坦で傾きのない、安定した、振動や衝撃を受けない場所に設置してください。 本製品をお使いいただける環境の範囲は次のとおりです。 温度:5 35 ℃ 湿度:20 80
警告
直射日光のあたる場所、急激な温度変化や湿度変化がある場所、湿度の高い場所(台所や風呂場、 加湿器の近くなど)、結露の発生する場所、ほこりの多い場所には設置しないでください。温度や 湿度の高 い場所でのご使用や保管は避 けてく ださ い。漏電による感電や火災、故障の原因となります。
火気や熱器具、揮発性可燃物や極度な高温を発するものの近くに設置しないでください。火災や感 電、故障の原因となります。 可燃性のスプレー製品などを使用する部屋では使用しないでください。やけどなどのけがの原因と なります。
医療用電気機器の近くでは使用しないでください。本製品からの電波が医療用電気機器に影響を及 ぼすことがあり、誤動作による事故の原因となります。
野外でのご使用は避けてください。雨などが降り、本体が濡れて感電の原因となります。また濡れ たときは、お買い上げの販売店またはお客様相談室にご連絡ください。
本製品に金属や液体が入らないように、本製品の上や上方に、下記のものを置かないでください。 火災や感電、故障の原因となります。
- クリップやホチキス針などの金属
- ネックレスや指輪などの貴金属
- コップ、花瓶、植木鉢など、液体が入った容器
ペットを本製品に近づけないようにしてください。 誤って本製品の中に何らか異物が入った場合は、電源コードを抜いてから、お買い上げの販売店ま たはお客様相談室にご相談ください。
3
ぐらついた台の上や傾いた所などの不安定な場所に設置しないでください。また、本製品のいかな る部分も机から突き出さないように設置してください。落ちたり、倒れたりして、けがや故障の原 因となります。
本製品は段差のない平らな場所に設置してください。 段差にマットがひっかかり、正しく動作できなくなります。
振動の激しい場所や、電気的なノイズの多い場所、静電気の多い場所では使用しないでください。 本製品が正常に動作しないことがあります。
安全な操作のために
本製品を落下させた場合、破損、故障した場合、水や異物が入った場合は、すぐに AC アダプターを本 製品およびコンセントから抜いて、お買い上げの販売店またはお客様相談室にご連絡ください。そのま まご使用になると、火災や感電の原因となります。
使用中に停電したとき、 雷が鳴りはじめたときは電源プラグをコンセントから抜いてください。火災や 感電、故障の原因となります。
注意
重要
警告
使用中や保管時に、異臭を感じたり、発熱・発煙・変色・変形、そのほか今までと異なることに気がつ いたときは、AC アダプターを本製品およびコンセントから抜き、使用を中止してください。そのまま
ご使用になると、火災や感電の原因となります。また、お客様による修理は危険ですから絶対におやめ ください。
お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。火災・感電およびけがの原因となります。 指定以外の内部の点検・調整・掃除・修理については、お買い上げの販売店またはお客様相談室にご連 絡ください。
本製品が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、お子様の手の届かないところに保管する か廃棄してください。かぶって遊ぶと窒息のおそれがあります。
取扱説明書に記載されているお手入れを行う際は、必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。 火災や感電、故障の原因となります。
注意
本製品を操作するときは、衣服の袖やネクタイ、髪の毛、装飾品などが巻き込まれないようにご注意く ださい。巻き込まれるとけがをするおそれがあります。巻き込まれた場合は、直ちに電源プラグを抜い て、本製品を停止してください。
刃を手で触らないでください。けがをするおそれがあります。
操作中は、キャリッジの動きに十分ご注意ください。また、ローラー、キャリッジ、ホルダーなどすべ ての動いている部品に手を近づけないでください。ホルダーの下には、指を入れないでください。 また、トレイの下、フロントトレイカバーの間や操作パネルの下などの可動部に指を挟まないでくださ い。けがをするおそれがあります。
4
注意
刃を出した状態で、ホルダーの先端を手や指で触ったりこすったりしないでください。けがをするおそ れがあります。 ホルダーを使用していないときは、刃はホルダーの中に収めてください。
製品から取り外したホルダーは、必ず刃をホルダーの中に収め、保護キャップを装着してください。刃 が出た状態でホルダーを放置しないでください、けがをするおそれがあります。本体にホルダーを取り 付ける前に、保護キャップを取り外してください。 * 保護キャップは幼児が飲み込まないように注意してください。
マットの端を手や指でなぞったりこすったりしないでください。けがをするおそれがあります。
お子様の玩具として使用しないでください。お子様が使用するときや、お子様の近くで使用するとき は、お子様がけがをしないよう十分注意してください。
本製品は、必ず取っ手部を持って持ち運びをしてください。他の部分を持つとこわれたりすべって落と したりして、けがの原因となります。
本製品を持ち運びする際は急激または、不用意な動作をしないでください。腰や膝を痛める原因となり ます。
本製品には取扱説明書に記載されている正規の部品を使用してください。他の部品を使用するとけが・ 故障の原因となります。
重要
カットするときは、カットする素材に適した刃の出し量に調整してください。刃を出しすぎると、刃が 欠けたりマットが切れたりする原因となります。
欠けた刃は使用しないでください。正しくカットできなくなります。刃が折れたときは、刃の破片を カットする素材から取り除いてください。刃の破片を取り除く際には、ピンセットなどを使用し、素手 で直接刃に触らないようにしてください。
マットが動く(排出される)範囲に AC アダプターや電源コードなど、動きを妨げる物を置かないでく ださい。正しく動作できなくなります。
マットの上に大きな物を置かないでください。
マットを無理に引っぱったり、折ったりしないでください。マットが破損すると、カットやドロー、ス キャンなどの操作ができなくなります。
破損したマットを使用しないでください。
ご使用前にマットの端が汚れていないことを確認してください。マットの種類を読みとれず、本製品が 正しく動作しなくなります。端が汚れていた場合は、乾いた布で拭き取ってください。
本製品専用のマットを使用してください。本製品に適さない、金属シートのような固い素材をカットし ないでください。故障の原因となります。
ラメや金属箔など、表面から剥離しやすい装飾が施された素材は、使用を避けてください。動作中に剥 離した装飾がスキャナーやローラーに付着して、故障の原因となります。また、刃が破損する原因とな ります。
本製品動作中に、マットを無理に引っ張ったり、押したりしないでください。刃やホルダーの破損の原 因となります。
長期間、カットする素材をマットに貼ったままにしないでください。マットの粘着剤が素材に移るおそ れがあります。
マットは、高温・多湿・直射日光を避け、室温で保管してください。
5
重要
非常時にやむをえずキャリッジを手で動かす場合は、ゆっくりと動かしてください。速く動かすと故障 の原因となります。
ホルダーを取り外すときは、キャリッジが動いていないことを確認してください。
操作中に電源コードをぬいたり、USB メモリーを取り外したりしないでください。USB メモリーや データが壊れるおそれがあります。
本製品の電源ジャックや USB ポートに異物を入れたり、ふさいだりしないでください。
USB ポートには、USB メモリー以外は接続しないでください。故障の原因となります。
本製品でカットやドロー、スキャンをしている間は、タッチパネルに触らないでください。
本製品に注油はしないでください。故障の原因となります。
本製品のお手入れには、シンナー・ベンジン・アルコールなどの有機溶剤は使用しないでください。塗 装がはがれたり、傷の原因となります。本体の汚れは、柔らかい乾いた布で拭いてください。
本製品に貼られているラベル類(製造番号が記載されたラベルなど)ははがさないでください。
この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、 この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。                    VCCI-B
6
スキャンに関するご注意
スキャンを行うときは、以下の点にご注意ください。
法律で禁止されているもの(絶対にスキャンしないでください)
紙幣、貨幣、政府発行有価証券、国債証券、地方証券
外国で流通する紙幣、貨幣、証券類
未使用の郵便切手やはがき
政府発行の印紙、および酒税法や物品税法で規定されている証券
著作権のあるもの
著作権の対象となっている著作物を、個人的に限られた範囲内で使用する以外の目的でスキャンすることは、禁止 されています
その他注意を要するもの
民間発行の有価証券(株券、手形、小切手)、定期券、回数券
政府発行のパスポート、身分証明書、通行券、食券などの切符類など
スキャナー読み取り画像の原稿再現性について
本製品を使用してスキャン素材を読み取った後で、当該スキャンデータがお客様の必要とする精 度・品質を満たしていることをご確認ください。 スキャンデータの一部に欠落や損失が起こることがありますので、以下の点にご注意ください。
スキャン素材の状態によっては、読み取り時にかすれ、ゆがみ、よごれ、欠けなどが発生して、スキャンデータの一部
または全部が欠落することがあります。
スキャン素材にシワ・折れなどがないことをご確認ください。また、スキャン素材は正しくマットにセットし
本体内部がよごれた状態でスキャン素材の読み取りを行うと、かすれ、ゆがみ、よごれ、欠けなどが発生して、スキャン
読み取り設定(スキャンサイズ・解像度)によっては、スキャン素材が以下のように読み取られることがあります。
次のような材質の素材は、スキャンニングしないでください。
所定外のスキャン素材の場合、または所定内のスキャン素材であってもその状態(シワ、折れ、スキャン素材のセット
蛍光マーカーを使用したスキャン素材の場合、マーカー色や濃度により色を読み取れない、または色調が忠実に再現さ
てください。
データの一部または全部が欠落することがあります。
本体内部をこまめに清掃してください。
解像度不足で画像が不鮮明となる
画像の一部が欠ける、またはサイズが縮小される
スキャン素材の途中以降のスキャンデータが欠落する
スキャンデータの縁に余白が付加される
クリップやホチキスの針がついている
インクが乾いていない
金属製、OHP シート
光沢シート、鏡面加工されている
エンボス加工が施されたプラスチックカード
推奨された厚さを超えている
不備など)や本製品内の送り機構・消耗品の状態によりスキャン素材が詰まることがあります。この場合、スキャン データの一部または全部が欠落することがあります。(スキャン素材が詰まることによりスキャン素材を損傷する可能性 があります。)
れないことがあります。
7
目次
はじめに........................................................ 1
重要なお知らせ ............................................. 1
安全にお使いいただくために ....................... 1
本書で使用されている記号 .................................... 1
安全上のご注意 ...................................................... 2
製品の特長 .................................................... 9
模様(模様モード)................................................. 9
スキャン(スキャンモード).................................. 9
1 準備・設定 ...............10
各部の名称とはたらき ................................ 10
正面 ...................................................................... 10
背面 ...................................................................... 10
操作パネル ........................................................... 10
模様をカットする前に ................................ 11
緩衝材を取り外す................................................. 11
操作パネルの角度を調節する............................... 11
本体の電源を入/切する...................................... 11
液晶画面の操作 .................................................... 12
紙/布を準備する................................................. 12
マットと刃の組み合わせ...................................... 13
刃の出し量を調整する ......................................... 19
ホルダーの取り付け/取り外し........................... 20
試し切りをする .................................................... 20
本体設定...................................................... 24
設定画面............................................................... 24
オートシャットダウン ......................................... 25
2 基本操作...................26
模様をカットする ....................................... 26
チュートリアル 1 模様をカットする................. 26
チュートリアル 2 多色の模様をカットする...... 28
模様を選択する ........................................... 32
1 つの模様を選択する .......................................... 32
複数の模様を選択する ......................................... 32
3 応用操作...................34
メモリー機能 ............................................... 42
データを保存する................................................. 42
データを呼び出す................................................. 42
ドロー機能................................................... 44
ドローする ........................................................... 44
ドロー線の周囲をカットする............................... 45
4 スキャン機能 ........... 48
スキャンした素材をカットする
(ダイレクトカット).................................... 48
チュートリアル 3 
スキャンした素材をカットする........................... 48
ダイレクトカットの応用機能............................... 50
カットデータを作成する ............................. 51
チュートリアル 4 カットデータを作成する ...... 51
画像を編集する .................................................... 53
画像をスキャンする(USB に保存)...........55
スキャンする際の注意 ......................................... 55
チュートリアル 5 
USB メモリーにスキャンデータを保存する........ 55
5 付録.......................... 57
消耗品.......................................................... 57
交換の目安 ........................................................... 57
刃を交換する........................................................ 57
お手入れ ...................................................... 59
掃除する ............................................................... 59
スキャナーガラスを掃除する............................... 60
画面を調整する .................................................... 61
困ったとき................................................... 62
エラーメッセージ........................................ 65
ソフトウェアのアップグレードについて.... 67
別売品.......................................................... 68
仕様表.......................................................... 68
索引 .............................................................69
カット/編集機能 ....................................... 34
模様を編集する .................................................... 34
模様を編集する-多色の模様............................... 35
模様レイアウト画面............................................. 36
レイアウトした模様を編集する........................... 36
模様を結合する
(複数の模様のアウトラインを合体させる)......... 37
模様を自動でレイアウトする............................... 39
背景画像をスキャンする...................................... 39
文字入力機能........................................................ 41
8
製品の特長
模様(模様モード)
模様を選んで、お好みのレイアウトに編集できま す。紙や布をセットするだけで、きれいなパーツが 手軽に作れます。
スキャン(スキャンモード)
画像や写真、自分で描いたイメージ画などをスキャン して、オリジナルカットデザインを作成できます。そ のデザインをカットしたり、データとして保存したり することもできます。
豊富な種類の内蔵模様を使って、簡単にパーツ作りが できます。
模様を選択します。 チュートリアル 1 ( P.26 参照 ) チュートリアル 2 ( P.28 参照 )
充実した編集機能を使って、取り込んだデザインを簡 単に編集できます。編集したデザインはいつでも保 存・呼び出しができます。
ホーム画面
スキャンします。 チュートリアル 3 ( P.48 参照 ) チュートリアル 4 ( P.51 参照 ) チュートリアル 5 ( P.55 参照 )
9
第1章 準備・設定
d
e
a
b
c
c
a
b
c
a
b
c
d
e
各部の名称とはたらき
正面
a 操作パネル
液晶タッチパネルと操作ボタンを使って、本製品の操 作と設定ができます。操作パネルの角度は3段階に調 節することができます。詳しくは、P.11 「操作パネ ルの角度を調節する」を参照してください。
b キャリッジ
カットやドローのとき、ホルダーを移動させます。
背面
a USB ポート
データの保存や呼び出しをするときに、USB メモ リーを接続します。
b スロット
動作中、マットが出たり入ったりします。排出される マットの障害にならないよう、スロットのまわりに物 を置かないでください。
c 電源ジャック d AC アダプター e 電源コード
操作パネル
d
a
b
c
1 ホルダー
キャリッジにセットして、紙や布をカットまたはド ローするときに使用します。用途に合わせて、専用の ホルダーを使用してください。
2 ホルダーガイド
ホルダーを固定します。
3 ホルダー固定レバー
ホルダーを固定するときにレバーを下げます。 ホルダーを取り外すときにレバーを上げます。
c 取っ手
本体を移動させるときは、取っ手に手をかけてください。
d マット送り
マットがここから送られます。マットは、両端に設置され たローラーによって送られます。
e フロントトレイカバー
送りローラー、キャリッジ、ホルダーなどを保護しま す。本製品を使用するときは、カバーを開いてくださ い。
10
a 電源ボタン
電源を入/切します。
b ホームボタン
ホーム画面(本製品を操作するためのスタート画面) を表示します。
c 設定ボタン
各種設定を行う設定画面を表示します。詳しくは、 P.24 「設定画面」を参照してください。
d 液晶画面
操作画面や模様のプレビュー、エラーメッセージを表 示します。
e 送りボタン
本体にセットされたマットを挿入、または排出しま す。マットを挿入/排出するときは、必ず送りボタン を押してください。
f スタート/ストップボタン
カットやドロー、スキャン操作を開始・停止します。 ボタンが緑色に点灯しているときは操作が可能です。
e
f
お願い
お願い
お願い
模様をカットする前に
ba
a
b
c
d
b
a
素材を準備してから試し切りまでの操作を説明します。
緩衝材を取り外す
本製品の電源を入れる前に、固定テープと緩衝材を 取り外してください。
a テープ b 緩衝材
操作パネルを収納するときは、パネルをいったん垂 直になるまで持ち上げてから、背面に倒して収納し てください。 パネルの角度を低くしたいときは、パネルをいった ん垂直になるまで持ち上げてから、再度角度を調節 してください。
操作パネルを低くしたいときは、必ず上記の手 順で低くしてください。無理に操作パネルを倒 すと、破損のおそれがあります。
1
緩衝材を取り外す前に電源を入れた場合は、 いったん電源を切って、再度入れてください。 電源を入れなおさずに本製品を使用すると、正 しく動作しないおそれがあります。
操作パネルの角度を調節する
操作パネルの角度は3段階に調節することができま す。
本体の電源を入/切する
a AC アダプターに電源コードを接続し、AC
ダプターを本体に接続します。
a 電源コード b AC アダプター
•AC アダプターを使用するときは、束ねられた 電源コードをほどいてください。
b 電源プラグを家庭用電源コンセントに差し込
みます。
11
c 操作パネルの を押します。
お知らせ
お願い
お願い
お願い
お知らせ
オープニング画面が表示されたら、画面上のどこか を押してください。
以下のメッセージが表示されたら、「OK」を押
します。
液晶画面の操作
操作画面はタッチパネルです。操作する際は、付属 のタッチペンを使用してください。
シャープペンシルやドライバーなど、先のと がったものや硬いもので画面を押さないでくだ さい。故障の原因となります。
ホーム画面が表示されます。
液晶画面は、液晶の特性上、輝点(常時点灯し ている点)と黒点(点灯しない点)が存在する ことがあります。輝点・黒点の発生は、製品の 不良または故障ではありません。
d 電源を切る場合は、操作パネルの を押し、
電源を切ります。
e 電源プラグを家庭用電源コンセントから抜き
ます。
f AC アダプターを本体から取り外し、電源コー
ドを AC アダプターから取り外します。
•ACアダプターのコードを AC アダプターのま わりに巻きつけたり、コードを曲げたりしない でください。コードの破損の原因となります。
紙/布を準備する
カットやドロー、スキャン(ダイレクトカット)の 素材は、以下の条件に従って準備してください。
条件
12" × 12" (305 mm × 305 mm)
マットを使用したとき) 最大
大きさ
厚さ *
種類
* 使用する素材によって、推奨する厚みは異なりま
す。
ラメや金属箔など、表面から剥離しやすい装飾 が施された素材は、使用を避けてください。動 作中に剥離した装飾がスキャナーやローラーに 付着して、故障の原因となります。また、刃が 破損する原因となります。 そのような素材を使用した場合は、使用後に本 体底面にあるスキャナーガラスを掃除してくだ さい。 (P.60 参照 )
305 mm × 305 mm
カット/ドローの最大動作範囲は、
296 mm × 298 mm
0.1 mm~0.3 mm 0.2 mm~1.5 mm
スクラップブッキ ング用紙、 カードストック、 べラム
コットン生地、 フェルト
12
別売の 12" × 24" (305 mm × 610 mm) マット を使用して、カット/ドローする場合の最大動 作範囲は、296 mm × 603 mm です。
表面がでこぼこしているような布をカットする 場合は、裏面を上にして布をマットに貼ると カットしやすくなります。
マットと刃の組み合わせ
お願い
a
c
b
カット/ドローに使用する素材ごとのアクセサリーの組み合わせについては、以下の表を参照してください。 素材のカットに必要なアクセサリーが製品に付属していない場合は、別売品を購入してください。
刃(ホルダー) マット シート 推奨する組み合わせ
薄い紙(上質紙)
普通の厚みの紙
(ケント紙)
薄い布(キルトピース用)
(キルトピース以外の用途)
(キルトピース以外の用途)
薄い布
厚い布
* 厚物用刃は、フェルトやデニムなど厚手の布(0.5 mm 1.5 mm)に使用してください。
刃(青緑色)
*
厚物用刃
(紫色)
弱粘着カッティング
マット
強粘着カッティング
マット
布用粘着サポートシート
アイロン接着シート
(白色剥離紙)
1 薄い紙(上質紙)
保護シートは、マットからはがした後も捨てず に保管してください。
マットを使用しないときは、接着面のお手入れ をした後に保護シートを貼って保管してくださ い。接着面のお手入れについては、P.59
「マットの掃除」を参照してください。
b 素材を試し貼りします。
素材をマットに貼る前に、マットの接着面の端を 使って試し貼りをしてください。 試し貼りでは、以下の点をご確認ください :
はがしたときに、素材の色落ちがないか
はがしたときに、素材が破れていないか、変形
a b ホルダー(青緑色) c 弱粘着カッティングマット
素材をマットに貼る(薄い紙の場合)
a マットの接着面から保護シートをはがします。
していないか
試し貼りで不具合が生じた場合は、素材を変更して ください。
c マットの接着面に素材を貼ります。
a
(P.13参照)
b
(P.14参照)
c
(P.14参照)
d
(P.16参照)
e
(P.18参照)
1
13
お願い
素材はマットの接着面の貼り付けエリア(方眼
お知らせ
お願い
a
a
c
b
d
罫の範囲)内に配置してください。素材が貼り 付けエリアからはみ出すと、マットを送るロー ラーに引っかかり、破損するおそれがありま す。
マットに上下の違いはないので、どちらからで も本体に挿入できます。
d 素材にしわが寄ったり、端がめくれたりしな
いように、しっかりとマットに貼りつけます。
素材のしわやめくれは、マットを挿入したとき に引っかかる原因となります。
2 普通の厚みの紙
a b ホルダー(青緑色) c 強粘着カッティングマット d 弱粘着カッティングマット
(表面が滑らかな紙をカットするとき)
素材をマットに貼る(普通の厚みの紙の場合)
P.13 「素材をマットに貼る(薄い紙の場合)」 の手順を参照してください。
素材をマットからはがす(普通の厚みの紙の場合)
P.14 「素材をマットからはがす(薄い紙の場 合)」の手順を参照してください。
マットが汚れているときは、P.59 「マットの 掃除」を参照して、お手入れをしてください。
素材をマットからはがす(薄い紙の場合)
刃の出し量の調整(P.19 参照)、ホルダーの 取り付け(P.20 参照)、試し切り(P.20 参照)を行い、カットの準備をします。素材を カットした後は、付属のスパチュラを使って ゆっくりと素材をはがしてください。
a スパチュラ
3 薄い布(キルトピース用)
a
d
b
c
a b ホルダー(青緑色) c 強粘着カッティングマット d 布用粘着サポートシート
素材をマットに貼る(キルトピース用の薄い布の 場合)
強粘着カッティングマットにキルトピース用の 薄い布を貼りつける際は、布用粘着サポート シートを使用してください。ぬいしろが付加さ れていない模様には使用できません。ぬいしろ が付加されていない模様をカットする際は、ア イロン接着シートを使用してください。
P.16 参照)
布用粘着サポートシートは、粘着力が弱くなる まで、繰り返し使用できます(一度マットから はがしたシートは使用できません)。
14
a マットの接着面から保護シートをはがします。
お願い
お願い
お願い
お知らせ
a
a
b
保護シートは、マットからはがした後も捨てず に保管してください。
b 布用粘着サポートシートの光沢のある面を下
に向けて、マットの接着面に貼ります。
マットとシートの間に空気が入らないように、端か らゆっくりと貼り付けてください。
e 素材にしわが寄らないように、端から、マッ
トの接着面に貼りつけます。
最初に布にアイロンをかけてしわを伸ばしておいて ください。
1
素材はマットの接着面の貼り付けエリア(方眼 罫の範囲)内に配置してください。素材が貼り 付けエリアからはみ出すと、マットを送るロー ラーに引っかかり、破損するおそれがありま す。
a 布用粘着サポートシートの光沢のある面
布用粘着サポートシートは、マットの接着面の 貼り付けエリア(方眼罫の範囲)内に配置して ください。シートが貼り付けエリアからはみ出 すと、マットを送るローラーに引っかかり、破 損するおそれがあります。
c 布用粘着サポートシートの剥離紙をはがします。
a 剥離紙 b 接着面
d 素材を試し貼りします。
素材をマットに貼る前に、接着面の端を使って試し 貼りをしてください。試し貼りで不具合が生じた場 合は、素材を変更してください。
マットに上下の違いはないので、どちらからで も本体に挿入できます。
布をマットに貼るときは、布目方向が縦になる ように貼ってください。内蔵模様は布目が縦方 向になるように自動配置されます。
ぬいしろをドローするときは、布の裏面を上に して貼りつけてください。
f 付属のスパチュラを布の表面に強く滑らせて、
しわを伸ばしながら、布をマットにしっかり と貼りつけます。
a
a スパチュラ
15
素材をマットからはがす(キルトピース用の薄い
お願い
お知らせ
a
b
b
c
布の場合)
刃の出し量の調整(P.19 参照)、ホルダーの 取り付け(P.20 参照)、試し切り(P.20 参照)を行い、カットの準備をします。素材を カットした後は、付属のスパチュラを使って ゆっくりと素材をはがしてください。その際、 布用粘着サポートシートを一緒にはがさないよ うに注意してください。
布用粘着サポートシートの使用上の注意
サポートシートの粘着力が弱くなったり、カッ ト中に布がよじれたりする場合、新しいサポー トシートに交換してください。
マットからサポートシートをはがしたり、サ ポートシートを交換するときは、スパチュラを 使用して丁寧に古いサポートシートをはがして ください。
マットを使用しないときは、サポートシートに 保護シートを貼って保管してください。
サポートシートを貼りつけたマットを、一定期 間使用しなくなる場合、サポートシートをはが してから接着面に保護シートを貼った状態で マットを保管してください。
一度マットに貼りつけたサポートシートは、は がして再利用することはできません。
サポートシートは室温で保管し、高温・多湿・ 直射日光を避けてください。
サポートシートを保管する際は、折り曲げない でください。
4
キルトピース以外の用途に使用する薄い布
a
c
b
a カットした模様 b 布用粘着サポートシートはマットに残ります。 c スパチュラ
下記のような条件で布をはがすと、布用粘着サ ポートシートがはがれることがあります。
- 連続して使用したため、マットと布用粘着
サポートシートの粘着力が弱くなっている とき
- 布用粘着サポートシートが強く貼りつく布
を使用したとき
上記の場合、スパチュラで布用粘着サポート シートをおさえて、カットした布を手ではがし てください。
カット後は、布用粘着サポートシートに残った 繊維を取り除いてください。
アイロン接着シートを接着した布や紙をマット に貼るときは、マットから布用粘着サポート シートをきれいにはがすか、サポートシートを 貼っていない、別のマットに素材を貼ってくだ さい。
布用粘着サポートシートを貼ったマットに、素 材を長期間貼りつけたままにしないでくださ い。素材に粘着剤が浸み込みます。
d
a b ホルダー(青緑色) c 強粘着カッティングマット d アイロン接着シート(白色剥離紙)
素材をマットに貼る(キルトピース以外の用途に 使用する薄い布の場合)
キルトピース以外の用途に使用する布の裏に、 アイロン接着シートをアイロンで貼りつけた 後、マットに貼りつけます。 アイロン接着シートは両面が接着面になってい るため、アップリケ用の模様のカットに適して います。 いったん接着シートを布の裏に貼りつけると、 はがせません。キルトピース用の布には、アイ ロン接着シートは使用せずに、布用粘着サポー トシートを使用してください。(P.14 参照)
接着シートはアイロンのかけられない素材や凹 凸のある布などには使用できません。
16
a マットの接着面から保護シートをはがします。
お願い
お願い
a
c
b
a
b
a
保護シートは、マットからはがした後も捨てず に保管してください。
マットを使用しないときは、接着面のお手入れ をした後に保護シートを貼って保管してくださ い。詳しくは、P.59 「マットの掃除」を参照 してください。
d 接着シートの上から、均等にアイロンをかけ
て、布の裏面に貼りつけます。
140 160 ℃に設定したアイロンで、接着シートの 上から均等に約 20 秒ずつ押し当てます。押し当て る時間は、布の種類によって異なります。
接着シートと布の間の空気を押し出すようにアイロ ンをかけてください。
a アイロン接着シート
1
b 接着シートを、カットする模様よりも約 2cm
以上大きいサイズに切ります。
a カットする模様 b 接着シートの切り取り位置 c 2cm 以上の余白
c 接着シートの光沢のある面を下に向けて、布
の裏面に置きます。
最初に布にアイロンをかけてしわを伸ばしておいて ください。布の熱を冷ましてから、接着シートを置 いてください。
接着シートを布に貼りつける前に、作品と同じ 素材の布で試し貼りしてください。試し貼りで 不具合が生じた場合は、素材を変更してくださ い。
アイロンを同じ場所に押し当て続けないでくだ さい。素材が焦げたり溶けたりすることがあり ます。
e 接着シートから剥離紙をはがします。
剥離紙をはがす前に、布や接着シートの熱が冷めて いることを確認してください。
b
a
a 接着シート b 剥離紙
f 接着シートを貼った面を下にして、布をマッ
トに端から貼り付けます。
マットと素材の間に空気が入らないように、端から ゆっくりと貼り付けてください。
a 接着シートの光沢のある面 b 布の裏面
17
お願い
素材はマットの接着面の貼り付けエリア(方眼
お知らせ
お願い
お願い
a
b
c
罫の範囲)内に配置してください。素材が貼り 付けエリアからはみ出すと、マットを送るロー ラーに引っかかり、破損するおそれがありま す。
マットに上下の違いはないので、どちらからで も本体に挿入できます。
貼りつけた布の布目が、上下まっすぐになるよ うに配置してください。内蔵の模様は布目に合 わせて、自動レイアウトされます。
g 素材にしわが寄ったり、端がめくれたりしな
いように、しっかりとマットに貼りつけます。
素材のしわやめくれは、マットを挿入したとき に引っかかる原因となります。
素材をマットからはがす(キルトピース以外の用 途に使用する薄い布の場合)
刃の出し量の調整(P.19 参照)、ホルダーの 取り付け(P.20 参照)、試し切り(P.20 参照)を行い、カットの準備をします。素材を カットした後は、付属のスパチュラを使って ゆっくりと素材をはがしてください。
両面接着して、土台布にカットした模様を貼りつ ける
土台布の上にカットした模様を置いて、アイロ ンを押し当てます(布によっては接着が弱いこ とがあります)。 アイロンで接着した後に、手ぬいまたはミシン ぬいをすると、カットした模様がしっかりと固 定されます。
b
a
a 土台布 b 接着シートを貼ったカット模様
両面接着した布は、洗濯しないでください。
両面接着するときは、溶着の様子を確認しなが
ら、丁寧にアイロンをかけてください。
厚みの異なる布を両面接着するときは、薄手の 布側からアイロンをかけてください。より接着 しやすくなります。
a カットした模様 b 接着シート c スパチュラ
接着シートを貼った布の上に、熱をもったもの を置かないでください。周囲のものに粘着剤が 移ります。
接着シートの使用上の注意
接着シートは室温で保管し、高温・多湿・直射 日光を避けてください。
5
キルトピース以外の用途で使用する厚い布
a
c
a 厚物用刃 b 厚物用ホルダー(紫色) c 強粘着カッティングマット d アイロン接着シート(白色剥離紙)
b
d
18
素材をマットに貼る(キルトピース以外の用途で
お願い
お願い
a
b
c
使用する厚い布)
P.16 「素材をマットに貼る(キルトピース以外 の用途に使用する薄い布の場合)」の手順を参 照してください。
素材をマットからはがす(キルトピース以外の用 途で使用する厚い布)
P.18 「素材をマットからはがす(キルトピース 以外の用途に使用する薄い布の場合)」の手順 を参照してください。
刃の出し量を調整する
カット設定
下の表を参考に、カットする素材ごとの適正な 設定を選んでください。
素材の種類
薄い紙(べラム)
厚手の紙
(カードストック)
薄い布
(コットン生地)
厚手の布
1
ミリ厚のフェルト)
(ホルダー)
(青緑色)
(青緑色)
(青緑色)
厚物用刃 (紫色)
目盛
30
40
44
55
カット
圧力
1
素材の種類や厚みによって、最適な刃の出し量は異 なります。ホルダーをキャリッジにセットする前 に、刃量調整ヘッドを回して刃の出し量を調整した のち、試し切りをしてください。試し切りについて は、P.20 「試し切りをする」を参照してください。
適切な刃の出し量
カット素材の厚みを少し超えて刃先が出る程度が適正 です。ホルダーの目盛を目安にして、調整してくださ い。
a ホルダーキャップ(刃量調整ヘッド)の先端 b カットする素材 c 刃先の長さ
* カット圧力は設定画面で調節してください。
P.24 参照)
* 布をカットするときは、布用粘着サポートシート
またはアイロン接着シートを使用してください。 詳しくは、P.13 「マットと刃の組み合わせ」を参 照してください。
上記の表で示された数値は目安です。カットす る素材の種類や厚みによって設定の適正は異な ります。必ずはじめに試し切りをしてくださ い。
刃の出し量の調整
a ホルダーの印が正面になるように持ち、
キャップを右側にいっぱいまで回して、刃を 最大量まで出します。
a
刃は出しすぎないように注意してください。刃 を出しすぎると、素材がきれいにカットできま せん。また、マットの劣化を早める原因となり ます。
b
a b 刃を最大量まで出します。
19
b
お願い
注意
注意
a
b
a
素材の厚みを確認し、刃の出し量を調整します。
P.19
「適切な刃の出し量」を参照ください。
刃量調整ヘッドの数値が大きいほど、刃は長くなっ ています。
a 刃を短くしたいとき、左へ回します。 b 刃を長くしたいとき、右へ回します。
ホルダーの取り付け/取り外し
本体にホルダーを取り付けます。
c つまみ部分をつかんで、ホルダーをキャリッ
ジに差し込みます。
a
a つまみ
d ホルダー固定レバーを押し下げます。
ホルダーが固定されるまで、しっかりと押し下げま す。
a 操作パネルの を押して本体の電源を入れま
す。
詳しくは、P.11 「本体の電源を入/切する」を参照 してください
電源を入れてから本体にホルダーを取り付けて ください。
電源を切った状態で本体にホルダーを取り付け ると、刃を傷め素材をきれいにカットできなく なるおそれがあります。
b ホルダー固定レバーが上がっていない場合は、
レバーを上げます。
レバーが下がっていると、ホルダーを取り付けるこ とができません。
a ホルダー固定レバー
e ホルダーを取り外す場合は、取り付けと逆の
手順を行います。
製品から取り外したホルダーは、必ず刃をホル ダーの中に収め、保護キャップを装着してくだ さい。
刃が出た状態でホルダーを放置しないでくださ い、けがをするおそれがあります。
保護キャップは幼児が飲み込まないように注意 してください。
試し切りをする
素材に合わせて刃の出し量を調整したら、作品に使 用する素材を使って、試し切りをします。
本体の電源を入れる
操作パネルの を押して本体の電源を入れます。
詳しくは、P.11 「本体の電源を入/切する」を 参照してください。
本体にホルダーを取り付ける前に、保護キャッ
保護キャップは幼児が飲み込まないように注意
20
プを取り外してください。
してください。
ホルダーを取り付ける
本体のキャリッジにホルダーを取り付けます。
詳しくは、P.20 「ホルダーの取り付け/取り外 し」を参照してください。
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