Benq MP512 ST, MP522 ST User Manual [ja]

MP512 ST/MP522 ST
デジタルプロジェクタ 取扱説明書
Welcome
目次
安全上のご注意........3
紹介..................7
プロジェクタの特長.............7
パッケージ内容.................8
プロジェクタ外観ビュー......... 9
設置.................15
接続.................19
操作.................26
プレゼンテーションタイマーの
プロジェクタのメニューディ
メンテナンス ........ 52
トラブルシューティ
ング ................ 59
仕様 ................ 60
保証と著作権について 64
法規 ................ 65
目次2

安全上のご注意

お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するよう に設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくため に、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
安全上のご注意
1. プロジェクタを操作する前に、こ のユーザーズガイドをお読みくだ さい。またいつでも参照できるよ うに、手の届く場所に保管してお いてください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ を覗き込まないでください。光線 が強力なので、視力障害を引き起 こす恐れがあります。
4. プロジェクタのランプをオンにす るときは、必ずレンズシャッター を開くか、レンズキャップを取り 外してください。
5. 国によっては、電源電圧が一定し ていない場合もあります。プロ ジェクタは、電源が AC100
240V の電圧範囲のときに安全に 作動するように設計されています が、停電や± 10V のサージが発生 すると故障する可能性がありま
す。電源の電圧が変動したり、電 源供給が中断したりする地域で は、電源安定器、サージプロテク タ、または無停電電源装置 (UPS)
にプロジェクタを接続することを お薦めします。
3. 点検修理については、認定サービ ス担当者にお問い合わせくだ さい。
6. プロジェクタが作動しているとき に投写レンズを物体で塞ぐと、そ れが過熱して変形したり、火災の 原因となったりします。一時的に ランプをオフにするには、プロ ジェクタかリモコンの BLANK
タンを押してください。
安全上のご注意 3
安全上のご注意 ( 続き )
7. ランプは、動作中に非常に高温 になります。ランプ部を取り外 して交換する場合は、プロジェ クタの電源を切ってから 45 分間
ほど放置して、プロジェクタを 常温に戻してください。
8. ランプは定格寿命より長く使用 しないでください。ごくまれで すが、定格寿命より長く使用す ると、ランプが破裂することが あります。
10. 本製品は安定した場所に設置し てください。本製品が落下して、 重大な損傷を受ける恐れがあり ます。
11. 本装置のキャビネットは開けな いでください。内部には危険な 電圧が流れており、触れると死 に至る場合もあります。ユー ザーが補修できる部分は専用の 取り外し可能なカバーが付いて いるランプだけです。 いかなる状況においても、これ 以外のカバーをご自身で取り外 そうとしないでください。補修 については、指定された専門の 技術者にお尋ねください。
9. ランプ部や電子部品の交換は、 必ずプロジェクタの電源プラグ を抜いてから行ってください。
安全上のご注意4
12. プロジェクタが稼動していると きには、通気孔から熱風と臭気 を感じる場合があります。これ は正常な状態であり、製品の欠 陥によるものではありません。
安全上のご注意 ( 続き )
13. 次の場所に本装置を置かないでくだ さい。
- 通気が不十分な場所または密閉されて いる場所。壁との間隔を 50cm 以上空
けて、プロジェクタの周辺の風通しを よくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温 になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い 場所、タバコの煙にさらされる場所。 このような場所に置くと、光学部品が 汚れ、プロジェクタの寿命が短くな り、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C / 104°F を超える場所。
- 高度が 3000 メートル (10000 フィート )
を超える場所
14. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品を毛布などの寝具類、または
他の柔らかい物の上に置かないでく ださい。
- 本製品の上に布などをかぶせないで ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か ないでください。
通気孔がふさがれると、プロジェ クタの内部が過熱し、火災が発生 することがあります。
15. 使用時は必ず装置を水平な平面上 に置いてください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾き 15° を超える状態で使用しないで ください。完全に水平になっていな
い状態でプロジェクタを使用すると、 ランプが故障したり破損したりする ことがあります。
3.000 m (10000
フィート )
0 m (0 フィート )
16. 装置を縦向きにしないでください。 縦向きにするとプロジェクタが倒 れ、けがをしたり、プロジェクタ が破損したりする恐れがあります。
安全上のご注意 5
安全上のご注意 ( 続き )
17. 装置の上に乗ったり、物を置かな いでください。装置が物理的に損 傷するだけでなく、事故やけがの 原因になります。
18. プロジェクタの上または近くに液 体を置かないでください。プロ ジェクタ内部に液体がこぼれると 故障の原因になります。プロジェ クタを濡らした場合は、電源コン セントからプロジェクタを外し、 BenQ にご連絡の上プロジェクタの
点検をご依頼ください。
19. 本製品を天井に取り付けて、イ メージを反転投写することができ ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井 取り付けキットを使用し、しっかりと固 定してください。
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを安心してお使 いいただくために、ここに記載す
る注意をよくお読みになり指示に したがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける 場合は、BenQ プロジェクタ専用天 井取り付けキットをお使いになり、 しっかりと確実に設置してくださ い。 BenQ プロジェクタ以外の天井取り
付けキットをお使いになると、 ゲージやネジの長さが正確でない ためプロジェクタが正しく固定さ れず落下してしまう恐れがありま す。 BenQ プロジェクタ専用天井取り付
けキットは、BenQ プロジェクタを 購入された販売店でお買い求めい
ただけます。また別途ケンジント ンロックをお求めになり、プロ ジェクタのケンジントンロックス ロットと天井取り付けブラケット のベースをセキュリティケーブル でしっかりと繋いでおくことをお 薦めします。このようにしておく と、万一天井取り付けブラケット が緩んでしまった場合にも、プロ ジェクタを補助的に支えることが できます。
警告
この器具は接地されていなければなりませ ん。
このユニットを設置する場合は、固定配線に すぐにアクセスできる電源切断装置を取り付 けるか、電源プラグをユニットの近くにある コンセントに接続してください。ユニットが 作動しているときにエラーが発生する場合 は、電源切断装置を使って電源供給オフに切 り替えるか、電源プラグをコンセントから外 してください。
安全上のご注意6
紹介

プロジェクタの特長

このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設 計を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
あらかじめ定義された数種類の色から投写壁の色を選択できる壁の色補正
直ちに信号検出ができるクイック自動検索機能
パスワード保護機能の選択
異なる目的に対応できる最高 11 セットのピクチャモード
3D カラーマネージメントにより色を自在に調整
選択可能なクイック冷却機能によりプロジェクタを短時間で冷却
プレゼンテーション時間を管理するためのプレゼンテーションタイマー
最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
画像の歪みを補正するデジタルキーストーン補正
データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
高輝度投射ランプ
1670 万色の表示能力
言語を選択できるオンスクリーンディスプレイ (OSD) メニュー
消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
コンポーネント HDTV との互換性 (YPbPr)
投写イメージの明るさは、周辺光の状態および選択した入力信号のコントラスト / 輝度設定に よって変わります。また投写距離の影響を直接受けます。
ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異な ります。これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
紹介 7

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。不足 しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。

標準アクセサリ

同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
* 保証カードは特定地域でしか提供されません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わ せください。
プロジェクタ 電源コード VGA ケーブル
クイックスタートガイド 取扱説明書 CD 保証書 *
リモコンをご使用になる前に、タブを引っ 張ってください。
リモコン
( 電池付き )
1-2 オーディオア
ダプタケーブル
(MP512 ST 専用 )

別売りアクセサリ

1. スペアランプキット
2. 天井取り付けキット
紹介8
3. Presentation Plus
4. RS-232 ケーブル

プロジェクタ外観ビュー

前面 / 上面
1
2
3
4
背面 / 底面
MP522 ST
8
9
16 18
MP512 ST
8
9
14
5
6
7
1513121110
14
17
1513121911
1. 外部コントロールパネル 詳細は、10 ページの " プロジェ
クタ " を参照してください。
2. 通気 ( 熱気排出 )
3. クイックリリースボタン
4. レンズカバー
5. ピントリング
6. 前面赤外線リモートセンサー
7. 投写レンズ
8. AC 電源コード差し込み口
9. RS-232 コントロールポート
10. RGB 信号出力ソケット
11. RGB (PC) / コンポーネントビデ
(YPbPr/YCbCr) 信号入力ソ ケット
12. ビデオ入力ソケット
13. S ビデオ入力ソケット
14. オーディオ信号入力ソケット
15. 盗難防止用ケンジントンロック
スロット
16. クイックリリースフット
17. ランプカバー
18. 背面アジャスタフット
19. HDMI 入力ソケット
16 18
17
紹介 9

制御装置および機能

I
I

プロジェクタ

1
7
2
3
4
5
6
1. ピントリング 投写イメージの焦点を調整します。詳
細は、32 ページの
" イメージの鮮明さ
の微調整 " を参照してください。
2. POWER ( 電源インジケータ ライト ) プロジェクタ動作中に点灯または点滅
します。詳細は、58 ページの " インジ
ケータ " を参照してください。
3. Menu/Exit
オンスクリーンディスプレイ (OSD) メニューをオンにします。前のオンス
クリーンメニューに戻り、メニューを 終了して設定を保存します。 詳細は、27 ページの " メニューの使用
方法 " を参照してください。
4. 電源 スタンバイモードと電源オンの状態を
切り替えます。詳細は、26 ページの "
プロジェクタの起動 " と 43 ページの " プロジェクタの終了 " を参照してくだ
さい。
5. 左 / FAQ 機能を実行します。詳細は、41
ページの "FAQ 機能の使い方 " を参照
してください。
8
9
10
11
12
13
10
6. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用し ます。詳細は、40 ページの " 画像を
隠す " を参照してください。
7. TEMP ( 温度インジケータ ライト ) プロジェクタの温度が異常に高くな
ると赤く点灯します。詳細は、58
ページの " インジケータ " を参照して
ください。
8. LAMP ( ランプインジケータ ライト ) ランプの状態を表示します。ランプ
に問題が発生すると、点灯または点 滅します。詳細は、58 ページの " イ
ンジケータ " を参照してください。
9. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン グを自動的に決定します。詳細は、
32 ページの " イメージの自動調整 "
を参照してください。
10. キーストーン / 矢印キー (/上、
/ )
投写角度によって生じる画像の歪み を手動で修正します。詳細は、32
ページの " キーストーンの補正 " を参
照してください。
11. / パネルキーロックを有効にします。
詳細は、40 ページの " コントロール
キーをロックする " を参照してくだ
さい。 オンスクリーンメニューが有効な場 合、#5#10#11 キーを方向指示の ボタンとして使用し、メニュー項目 の選択や調整を行います。詳細は、
27 ページの " メニューの使用方法 "
を参照してください。
紹介10
12. Mode/Enter
有効な画像設定モードを選択します。 詳細は、34 ページの " ピクチャモード
の選択 " を参照してください。
選択したオンスクリーンメニューをオ ンにします。
13. SOURCE
ソース選択バーを表示します。詳細 は、30 ページの " 入力信号の切り替え
" を参照してください。
紹介 11

リモートコントロール

I
I
1
2
3
4
5
1. 電源 スタンバイモードと電源オンの状態
を切り替えます。詳細は、26 ページ
の " プロジェクタの起動 " 43 ペー ジの " プロジェクタの終了 " を参照し
てください。
2. 一時停止 投写画像を一時停止します。詳細は、
41 ページの " 画像の静止 " を参照して
ください。
3. 左 / FAQ 機能を実行します。詳細は、41
ページの "FAQ 機能の使い方 " を参照
してください。
4. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用し ます。詳細は、40 ページの " 画像を
隠す " を参照してください。
5. ボリュームキー (+, -) 音量レベルを調整します。詳細は、
42 ページの " 音量調整 " を参照してく
ださい。
6. Menu/Exit
6
7
8
9
10
11
7
12
オンスクリーンディスプレイ (OSD) メニューをオンにします。前のオン
スクリーンメニューに戻り、メ ニューを終了して設定を保存します。
詳細は、27 ページの " メニューの使
用方法 " を参照してください。
7. キーストーン / 矢印キー (/上、 / )
投写角度によって生じる画像の歪み を手動で修正します。詳細は、32
ページの " キーストーンの補正 " を
13
参照してください。
8. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン グを自動的に決定します。詳細は、
32 ページの " イメージの自動調整 "
を参照してください。
9. /
パネルキーロックを有効にします。 詳細は、40 ページの " コントロール
キーをロックする " を参照してくだ
さい。 オンスクリーンメニューが有効な場 合、#3#7#9 キーを方向指示のボ タンとして使用し、メニュー項目の 選択や調整を行います。詳細は、27
ページの " メニューの使用方法 " を
参照してください。
10. SOURCE
ソース選択バーを表示します。詳細 は、30 ページの " 入力信号の切り替
え " を参照してください。
11. Mode/Enter
選択した入力信号によって、ピク チャ設定モードを選択できます。詳 細は、34 ページの " ピクチャモード
の選択 " を参照してください。
選択したオンスクリーンメニューを オンにします。
紹介12
12. Timer On
タイマー設定に基づいてオンスク リーンタイマーを有効または表示し ます。詳細は、38 ページの " プレゼ
ンテーションタイマーの設定 " を参照
してください。
13. Timer Setup
直接プレゼンテーションタイマーの 設定に入ります。詳細は、38 ページ
の " プレゼンテーションタイマーの設 定 " を参照してください。
紹介 13
リモコンの有効範囲
赤外線 (IR) リモコンセンサは、プロジェクタの 正面にあります。リモコンを正しく機能させる
には、プロジェクタの IR リモコンセンサに対 して 30 度以内でリモコンを使用する必要があ ります。リモコンとセンサの間の距離が 8 メー トル (26 フィート ) を超えないようにしてくだ さい。
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断す る障害物がないかどうかを確認します。
1
5
°
リモコンの電池交換
1. バッテリホルダーを取り出してください。
図に示す手順にしたがってください。バッテリーホルダーを 引き出しながら、ロックアームを押します。
2. 新しい電池を挿入します。このとき正極が外 側を向くように挿入してください。
3. ホルダーをリモコンに押し込みます。
高温および高湿度を避けてください。
電池を間違った方向に挿入すると、電池が破損する場合
があります。
使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換してく
ださい。
使用済みの電池は電池メーカーの指示に従って処理してください。
電池は絶対に火に投げ込まないでください。爆発する恐れがあり大変危険です。
電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンから
電池を外してください。
紹介14
設置

場所の選択

部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する 際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
本機は次の 4 通りの設置状態で使うことができます。
1. 前面投写 プロジェクタをスクリーンの正面に床面近くに設
置します。これが最も一般的な設定です。
2. 天井前面投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン正面の天井
に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェクタ天 井取り付けキットをご購入ください。
プロジェクタの電源を入れてから、システム設定 : 基本 > プロジェクタの配置メニューで天井前面投 写を設定してください。
3. リア投写 プロジェクタをスクリーン背面、床面近くに設置
します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタの電源を入れてから、システム設定 : 基本 > プロジェクタの配置メニューでリア投写を 設定してください。
4. 天井リア投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン背面の天井
に取り付けます。
専用の背面投写スクリーンと BenQ プロジェクタ天 井取り付けキットが必要です。
プロジェクタの電源を入れてから、システム設定 : 基本 > プロジェクタの配置メニューで天井リア投 写を設定してください。
設置 15

スクリーンサイズの調整

投写距離、ズーム設定 ( 可能な場合 )、ビデオフォーマットにより投写画面サイズ は変化します。
このプロジェクタの本来の縦横比は 43 です。縦横比 16:9 ( ワイドスクリーン ) の画像を完全に映し出すために、ワイドスクリーン画像をプロジェクタのネイ
ティブ幅にリサイズすることができます。このようにすると、高さがプロジェク タのネイティブ高さの 75% に縮小されます。
縦横比 43
したがって、縦横比 169 の画像はこのプロジェクタで表示できる縦横比 43 の うち、高さの 25% を使用せずに表示することになります。リサイズした 169 画 像を 43 表示エリアの縦方向の中央に表示したとしても、4:3 表示エリアの縦方 向 12.5% に相当する使用されないこの部分は、黒いバーで表示されます。
プロジェクタは必ず机の上などに水平に配置し、スクリーンの水平方向の中央に 対して直角になるように設置してください。このように設置することによって、 角度を付けて投写 ( または角度が付いた面に投写する場合 ) すると生じる画像の
歪みを防止することができます。
新しいデジタルプロジェクタはまっすぐに画像を投写しません ( 例:古いリール・ トゥ・リール式のフィルムのプロジェクタ )。代わりに、デジタルプロジェクタは プロジェクタの水平面に対し、やや上向きに角度を付けて投写します。これは机
の上に配置したとき、スクリーンの下端が机のレベルよりも上になるよう ( また 室内の全員がスクリーンをはっきりと見えるように ) にするためです。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、プロジェクタがやや下向きに角度を付 けて投写するように上下逆さまに取り付ける必要があります。
18 ページの図をご覧になるとお分かりいただけるように、このタイプの投写方法
では投写画像の下端がプロジェクタの水平面から縦に傾いてしまいます。天井に 取り付けた場合は、投写画像の上端がこのようになります。
プロジェクタをスクリーンから遠ざけると、投写イメージのサイズが拡大され、 それに伴い縦のオフセットも広がります。
スクリーンとプロジェクタの距離を決定する際は、投写距離に直接比例する投写 イメージのサイズと縦オフセットのサイズも考慮する必要があります。
プロジェクタを設置するための適度な距離については、縦横比 43 のスクリーン サイズの表をご参照ください。設置場所を決定するときには、スクリーン中央に
対し直角の水平距離 ( 投写距離 ) と、スクリーンの上下端からのプロジェクタの 縦オフセットの高さ ( オフセット ) の 2 つのサイズを考慮してください。
の表示エリアに投写した
縦横比 43 の画像
縦横比 43 の表示エリアにリサイズし
て投写した縦横比 169 の画像
設置16

使用するスクリーンサイズに対しプロジェクタの設 置場所を決定する

1. スクリーンサイズを選択します。
2. 表を参考にして、左側の "43 スクリーン対角 " という欄から使用したいス
クリーンサイズに最も近いものを探してください。この値の列を右に見てい くと、" 平均 " という欄に相当するスクリーンからの平均距離が記載されて
います。これが投写距離になります。
3. 同じ列を右に見ていくと、" 縦オフセット (mm)" 値が記載されています。こ の値によって、スクリーンの端からの最終的な縦オフセット位置が決定され
ます。
4. プロジェクタはスクリーンの水平方向の中心に対して直角に、前のステップ 2 で決定したスクリーンからの距離に、さらにステップ 3 で決定したオフ
セット値で設置するよう推奨します。
たとえば、120 インチのスクリーンを使用する場合は、平均の投写距離は 2,182 mm、縦オフセットは 91 mm となります。
プロジェクタを別の場所に移動させると ( 推奨される範囲内で )、スクリーンの中 央に画像が表示されるようにプロジェクタを上下に傾ける必要があります。そう
すると、画像に歪みが生じる場合があります。この場合は、キーストーン機能を 使用して歪みを補正します。詳細は、32 ページの " キーストーンの補正 " を参照
してください。

設置する距離に対し推奨するスクリーンサイズを決 定する

これは、プロジェクタを設置する部屋に合ったスクリーンサイズを求めるための 方法です。
最大スクリーンサイズは、使用する部屋の実際のスペースが上限となります。
1. プロジェクタとスクリーンを設置したい場所までの距離を測ってください。 これが投写距離になります。
2. 表を参考にして、" 平均 " という欄からスクリーンからの平均距離に最も近 い値を探してください。
3. この値と同じ列を左へ見ていくと、相当するスクリーンサイズを見つけるこ とができます。これが投写距離からの投写画像サイズになります。
4. 同じ列を右に見ていくと、" 縦オフセット (mm)" 値が記載されています。こ の値によって、プロジェクタの水平面を基にした最終的なスクリーン設置場
所が決定されます。
たとえば、測定した投写距離が 1.5 m (1,500 mm) であったとき、" 平均 " 欄の最も 近い値は 1,527mm になります。 同じ列を見ると、84 インチが必要なスクリーンで あることが分かります。
設置 17

投写サイズ

適切な位置を計算する前に、61 ページの " 外形寸法 " を参照して、このプロジェ クタのレンズサイズの中心を求めてください。
43 スクリーン対角
スクリーン
レンズ中央
縦オフセット
投写距離
43 スクリーン対角 スクリーンからの推奨投写距離 (mm) 縦オフセット
フィート インチ
4 48 1219 873 37
5 60 1524 1091 46 6 72 1829 1309 55
7 84 2134 1527 64 8 96 2438 1745 73
9 108 2743 1964 82
10 120 3048 2182 91
12 144 3658 2618 110
15 180 4572 3273 137
18 216 5486 3927 165
25 300 7620 5455 229
mm
59 1500 1074 45
79 2000 1432 60
98 2500 1790 75
118 3000 2147 90
138 3500 2505 105
157 4000 2863 120
197 5000 3579 150
236 6000 4295 180
平均
(mm)
光学部品の偏差のため、これらの数字には 3% の公差があります。プロジェクタを一定場所に固定 する予定であれば、設置を行う前に実際にプロジェクタを使って投写サイズと距離を測っておかれ るようお薦めします。このように準備しておくことによって、プロジェクタを最適な位置に固定す ることができます。
設置18
接続
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
下に示す接続図では、プロジェクタにケーブルは接続されていません ( 詳細は、8 ページの " パッ
ケージ内容 " を参照してください。) ケーブルはお近くの電気店でお求めください。

コンピュータまたはモニタの接続

コンピュータの接続

このプロジェクタには IBM® コンピュータと Macintosh® コンピュータの両方に接 続できる VGA 入力ソケットがついています。Macintosh コンピュータに接続する には、Mac アダプタが必要です。
プロジェクタをコンピュータに接続するには
1. 付属の VGA ケーブルをコンピュータの D-Sub 出力ソケットに接続します。
2. VGA ケーブルのもう片端をプロジェクタの D-SUB IN 信号入力ソケットに差
し込んでください。
3. プレゼンテーションでプロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使 用したい場合は、適切なオーディオケーブルを装置のオーディオ出力ソケッ
トとプロジェクタの AUDIO ソケットに接続してください。 接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作 することができます。詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してくだ さい。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
ノートブックまた はデスクトップ コンピュータ
多くのノートブックでは、プロジェクタを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。通 常は「FN+F3」や CRT/LCD の組み合わせによって、外付けディスプレイをオン / オフにする ことができます。CRT/LCD 機能キーまたは、ノートブック上でモニタ記号が示された機能キーの 場所を確認します。「FN」とその機能キーを同時に押します。ノートブックのキーの組み合わせに ついては、ノートブックの説明書をお読みください。
VGA ケーブル
MP522 ST
MP512 ST
VGA ケーブル
オーディオ ケーブル
オーディオ ケーブル
接続 19

モニタの接続

ご自分のプレゼンテーションをスクリーンだけでなく、モニタにも表示して近く で画面を確認したい場合、下の図に示す通りプロジェクタの D-SUB OUT 信号出力
ソケットと外部モニタを VGA ケーブルで接続できます。
プロジェクタとモニタを接続するには:
1. プロジェクタとコンピュータを 19 ページの " コンピュータの接続 " の手順に したがって接続してください。
2. 適切な VG A ケーブル ( 本製品に同梱されているもの ) を使ってビデオモニタ の D-Sub 入力ソケットに挿入します。
または、モニタに DVI 入力ソケットが装備されている場合は、VGA-DVI-A ケーブルを使ってケーブルの DVI コネクタをビデオモニタの DVI 入力ソケッ トに接続してください。
3. ケーブルのもう片端をプロジェクタの D-SUB OUT ソケットに差し込んでく ださい。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
ノートブックまたはデスクトップ コンピュータ
MP522 ST
VGA ケーブル
VGA DVI ケーブル
VGA ケーブル
•D-Sub 出力は、プロジェクタに正しく D-Sub 入力信号が送られなければ機能しません。
プロジェクタがスタンバイモードになっているときにこの接続方式を使用するには、システム
設定 : 詳細 メニューで D-Sub 出力スタンバイ機能がオンになっていることを確認してくださ い。詳細は、49 ページの "D-Sub 出力スタンバイ " を参照してください。
接続20

ビデオ機器との接続

本プロジェクタは次の出力ソケットのいずれかを備えたビデオ機器と接続するこ とができます。
HDMI
コンポーネントビデオ
S ビデオ
ビデオ ( コンポジット )
上記のいずれかの方法でプロジェクタとビデオソース装置を接続してください。 ただし、方法によってビデオ品質が異なります。接続方法は、プロジェクタとビ デオソース装置の両方に搭載されている端末に合ったものを選択してください。
最高のビデオ品質
最も適切なビデオ接続方式は HDMI です。HDMI (High-Definition Multimedia Interface) DTV チューナー、DVD プレーヤー、ディスプレイなど、対応するデ バイスとデバイスの間を 1 本のケーブルで未圧縮のビデオデータを転送すること ができます。この方式は真のデジタル表示を実現します。
プロジェクタと HDMI 装置の接続方法については、22 ページの "HDMI デバイス
の接続 " を参照してください。
HDMI ソースが使用できない場合は、その次に品質の高いビデオ接続方式はコン ポーネントビデオ (「コンポジットビデオ」ではありません ) になります。デジタ ル TV チューナーや DVD プレーヤーはコンポーネントビデオを出力しますので、 使用できるならばこの方法で接続してください。
プロジェクタとコンポーネントビデオ装置の接続方法については、23 ページの "
コンポーネントビデオソース装置の接続 " を参照してください。
良好なビデオ品質
S ビデオは標準のコンポジットビデオよりも品質が良いアナログビデオを再現し ます。ビデオソース装置にコンポジットビデオと S ビデオの両出力端末が付いて いる場合は、S ビデオを選択してください。
プロジェクタと S ビデオ装置の接続方法については、24 ページの "S ビデオ装置の
接続 " を参照してください。
標準ビデオ品質
コンポジットビデオはアナログビデオであり、見るだけなら十分です。ただしプ ロジェクタから投写される結果は最適値以下であり、ここで記載した方法の中で は最も品質が低い方法です。
プロジェクタとコンポジットビデオ装置の接続方法については、25 ページの " コ
ンポジットビデオ装置の接続 " を参照してください。
オーディオ接続
このプロジェクタにはビジネス用途に限り使用できる、データプレゼンテーショ ンに備わった基本的な音声機能を再生できるように 1 台または 2 台のモノラルス
ピーカーが内蔵されています。このスピーカーはホームシアターやホームシネマ などに求められるステレオオーディオを再生するために設計されたものではあり ません。ステレオオーディオ入力は、プロジェクタのスピーカーを介して一般的 なモノラルオーディオ出力にミキシングされます。
接続 21

HDMI デバイスの接続

プロジェクタと HDMI デバイスを接続するには、HDMI ケーブルをお使いくだ さい。
プロジェクタと HDMI デバイスを接続するには:
1. HDMI ケーブルをビデオ装置の HDMI 出力ソケットに繋ぎます。
2. ケーブルのもう片端をプロジェクタの HDMI 入力ソケットに差し込んでくだ さい。
3. プロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使用したい場合は、適切
なオーディオケーブルをビデオ装置のオーディオ出力ソケットとプロジェク タの AUDIO ソケットに接続してください。
接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作 することができます。詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してくださ い。
AV 装置
MP512 ST
HDMI ケーブル
このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオー
ディオしか再生できません。詳細は、21 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
プロジェクタの HDMI 入力を介してプロジェクタを DVD プレーヤーに接続するような場合、投
写画像の色が正しく表示されない場合がありますが、その場合はカラースペースを YUV に変更 してください。詳細は、31 ページの " カラースペースの変更 " を参照してください。
接続後も信号が検出されない場合は、SOURCE メニューの Quick Auto Search 機能 をオフに
してください。詳細は、30 ページの " 入力信号の切り替え " を参照してくだ さい。
接続22
オーディオケーブル

コンポーネントビデオソース装置の接続

ビデオソース装置に未使用のコンポーネントビデオ出力ソケットがあるかどうか を調べてください。
ある場合は、手続きを続けてください。
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタをコンポ - ネントビデオソース装置に接続するには:
1. コンポーネントビデオ- VGA (D-Sub) アダプタケーブルの 3 個の RCA タイプ
コネクタが付いた方をビデオソース装置のコンポーネントビデオ出力ソケッ トに差し込んでください。プラグの色とソケットの色を合わせてください (
緑は緑と、青は青と、赤は赤と )。
2. コンポーネントビデオ- VGA (D-Sub) アダプタケーブルのもう片端 (D-Sub タイプコネクタが付いた方 ) をプロジェクタの D-SUB IN ソケットに差し込 みます。
3. プレゼンテーションでプロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使 用したい場合は、適切なオーディオケーブルを装置のオーディオ出力ソケッ
トとプロジェクタの AUDIO ソケットに接続してください。 接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作
することができます。詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してくだ さい。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
コンポーネントビデオ- VGA
AV 装置
(D-Sub) アダプタケーブル
MP522 ST
MP512 ST
コンポーネントビデオ- VGA (D-Sub) アダプタケーブル
このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオー
ディオしか再生できません。詳細は、 21 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイ
メージが表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作しているこ とを確認してください。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
オーディ オケー ブル
オーディオ ケーブル
接続 23

S ビデオ装置の接続

ビデオソース装置に未使用の S ビデオ出力ソケットがあるかどうかを調べてくだ さい。
ある場合は、手続きを続けてください。
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタを S ビデオ装置に接続するには:
1. S ビデオケーブル ( オプションアクセサリ ) をビデオソース装置の S ビデオ出
力ソケットに差し込んでください。
2. S ビデオケーブルのもう片端をプロジェクタの S-VIDEO ソケットに差し込ん でください。
3. プレゼンテーションでプロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使 用したい場合は、適切なオーディオケーブルを装置のオーディオ出力ソケッ
トとプロジェクタの AUDIO ソケットに接続してください。 接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作 することができます。詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してくださ い。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
オーディオ ケーブル
S ビデオ ケーブル
MP522 ST
AV 装置
オーディオ
MP512 ST
ケーブル
S ビデオ ケーブル
このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオー
ディオしか再生できません。詳細は、 21 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイ
メージが表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作しているこ とを確認してください。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
コンポーネントビデオ接続方式によりプロジェクタとこの S ビデオソース装置をすでに接続し
てある場合は、S ビデオ接続方式でこの装置を接続すると不要に 2 つめの接続が生じ、画質が 悪くなるため、この装置を接続する必要はありません。詳細は、 21 ページの " ビデオ機器との
接続 " を参照してください。
接続24

コンポジットビデオ装置の接続

ビデオソース装置に未使用のコンポジットビデオ出力ソケットがあるかどうかを 調べてください。
ある場合は、手続きを続けてください。
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタをコンポジットビデオソース装置に接続するには:
1. ビデオケーブルをビデオソース装置のコンポジットビデオ出力ソケットに接 続します。
2. ビデオケーブルのもう片端をプロジェクタの VIDEO ソケットに差し込んで ください。
3. プレゼンテーションでプロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使 用したい場合は、適切なオーディオケーブルを装置のオーディオ出力ソケッ
トとプロジェクタの AUDIO ソケットに接続してください。 接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作 することができます。詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してくだ さい。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
オーディオケーブル
ビデオケーブル
AV 装置
MP522 ST
MP512 ST
ビデオケーブル
オーディオケーブル
このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオー
ディオしか再生できません。詳細は、 21 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイ
メージが表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作しているこ とを確認してください。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
コンポーネントビデオ入力と S ビデオ入力を使用できない場合に限り、コンポジットビデオ接
続方式で接続してください。詳細は、 21 ページの " ビデオ機器との接続 " を参照してください。
接続 25
操作
I
I

プロジェクタの起動

1. 電源コードをプロジェクタとコンセントに 差し込みます。コンセントのスイッチをオ ンにします ( 該当する場合 )。電源を入れる
と、POWER ( 電源インジケータ ライト ) が オレンジ色になります。
2. レンズキャップを取り外します。キャッ プを付けたままにしておくと、プロジェ クタのランプから発生する熱により キャップが変形してしまいます。
3. プロジェクタかリモコンの 電源を押し ます。ランプが点灯するとすぐに「電源
オントーン」が聞こえます。POWER ( 電 源インジケータ ライト ) が緑色に点滅し、 電源がオンになると、緑色のまま点灯し
ます。 起動処理には約 30 秒かかります。起動処 理の後半で、スタートアップロゴが表示
されます。 必要であれば、ピントリングを使って画像の鮮明さを調整してください。 音をオフにする方法については、42 ページの " オフにする電源オン / オフ音
" を参照してください。
プロジェクタが前回使用したときから完全に冷め切っていない場合は、約 90 秒間冷却ファンが作 動します。
4. パスワードの入力を求められた場合は、矢印キーを使って 6 桁のパスワード を入力してください。詳細は、29 ページの " パスワードの呼び戻しを行うに
は " を参照してください。
5. 接続されているすべての機器の電源をオンにします。
6. プロジェクタは入力信号の検索を開始します。スキャンされている入力信号
がスクリーン左上隅に表示されます。プロジェクタが有効な信号を検出しな い場合は、入力信号が検出されるまで「信号なし」のメッセージが表示され 続けます。
プロジェクタまたはリモコンの SOURCE を押して表示する入力信号を選択す ることもできます。詳細は、30 ページの " 入力信号の切り替え " を参照して ください。
入力信号の周波数 / 解像度がプロジェクタの動作範囲を超えた場合、「対応範囲外」 というメッセー ジが消画スクリーンに表示されます。プロジェクタの解像度に合った入力信号に変えるか、入力信 号を低い値に設定し直してください。詳細は、61 ページの " タイミングチャート " を参照してくだ さい。
操作26

メニューの使用方法

このプロジェクタは、オンスクリーン メニューを備えており、各種の調整や設定 が行えます。
以下に OSD メニューの概要を紹介します。
メインメニュー アイコン
メインメ ニュー
ハイライト
サブメニュー
現在の入力信号
OSD メニューを使用するには、まずその言語を選択してください。
表示
壁の色
縦横比 キーストーン
位置
位相
水平サイズ デジタル ズーム
Analog RGB
オフ
自動
Enter
16
0
MENU
終了
状態
Menu/Exit 押すと前の
ページに戻っ たり、終了し たりします。
1. プロジェクタかリモコンの Menu/ Exit を押して、OSD メニューをオ
ンにします。
表示
壁の色 縦横比 キーストーン
位置 位相 水平サイズ デジタル ズーム
Analog RGB
オフ 自動
16
0
終了
MENU
2. / を使ってシステム設定 : 本メニューを選択します。
システム設定 : 基本
プレゼンテーション タイマー 言語 プロジェクタの配置 自動パワーオフ 画面オフタイマー パネル キー ロック スリープ タイマー 起動画面
Analog RGB
日本語
前面投写
無効 無効 オフ 無効
BenQ
MENU
終了
3. を押して言語を選択し、そ の後で / を押して言語を 選択します。
システム設定 : 基本
プレゼンテーション タイマー
プロジェクタの配置 自動パワーオフ 画面オフタイマー パネル キー ロック スリープ タイマー 起動画面
Analog RGB
日本語言語
前面投写
無効 無効 オフ 無効
BenQ
MENU
終了
4. プロジェクタかリモコンの Menu/Exit 2 回押して *、設
定を保存し、終了します。
*1 回目にはメインメニューに戻り、 2 回目に OSD メニューが閉じます。
操作 27

パスワード機能の使い方

セキュリティのため、および許可されていないユーザーがプロジェクタを勝手に 使用できないように、このプロジェクタにはパスワードを設定することができま す。パスワードはオン スクリーンディスプレイ (OSD) メニューで設定します。
オンスクリーンメニューの操作方法については、27 ページの " メニューの使用方
法 " を参照してください。
電源オンロック機能を有効にしたにも関わらず、パスワードを忘れてしまうと面倒なことになりま す。( 必要であれば ) 本書を印刷し、設定したパスワードを本書に書き留めておき、安全な場所に保
管しておいてください。

パスワードの設定

一度パスワードを設定すると、プロジェクタを起動するたびに正しいパスワードを入力しなければ プロジェクタを使用することはできなくなります。
1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定メニューを選 択してください。Mode/Enter を押します。するとセキュリティ設定ページが 表示されます。
2. 電源ロックをハイライトし、 / を押してオンを選択します。
3. 右図に示す通り、4 つの矢印キー ( 、、
) はそれぞれ 4 つの数字 (1, 2, 3, 4) を示
しています。これらの矢印キーを使って、
6 桁のパスワードを設定してください。
4. 新しいパスワードを再度入力して新しいパ
スワードを確認してください。 パスワードが設定されると、OSD メニュー はセキュリティ設定ページに戻ります。
入力した数字は画面上にはアスタリスク (*) で表示されま す。本書の下の欄に設定したパスワードを書き留めておいてください。
パスワード: __ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
5. OSD メニューを終了するには、Menu/Exit を押します。
新しいパスワード
MENU
戻る

パスワードを忘れた場合

パスワード機能を有効にすると、プロジェクタを オンにするたびに 6 桁のパスワードを入力するよ
う要求されます。 間違ったパスワードを入力する と、右図のようなパスワードエラーメッセージが 3 秒間表示され、次にパスワードの入力という メッセージが表示されます。別の 6 桁のパスワー ド上を押してもう一度やり直してください。また
はパスワード忘れてしまい、さらに本書にパス ワードを記録しておかなかった場合は、パスワー ドの呼び戻し手続きを行ってください。詳細は、
29 ページの " パスワードの呼び戻しを行うには "
を参照してください
パスワード入力を続けて 5 回間違えると、プロジェクタは間もなく自動的に シャットダウンします。
操作28
パスワードエラー
もう一度入力してください

パスワードの呼び戻しを行うには

1. プロジェクタかリモコンの AUTO 3 秒間 押します。スクリーン上にコード化された
番号が表示されます。
2. 番号を書き留めて、プロジェクタをオフに してください。
3. 番号をデコードするには、お近くの BenQ サービスセンターにお問い合わせください。
お客様がこのプロジェクタを使用できる正 当なユーザーであることを確認するために、購入を証明する文書の提示を求 められる場合があります。
パスワードのリコール
リコールコードを書きとめておき、 BenQ カスタマーセンターへお問い合わせ ください。
リコール コード:
0 2 1 2

パスワードの変更

1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定 > パスワード の変更メニューを選択してください。
2. Mode/Enter を押します。すると「パスワードの入力」というメッセージが表 示されます。
3. 古いパスワードを入力してください。
パスワードが正しければ、「新しいパスワード」というメッセージが表示
されます。
パスワードが間違っていれば、パスワードエラーメッセージが 3 秒間表
示され、「現在のパスワード」というメッセージが表示されますので、も う一度パスワードを正しく入力してください。変更内容をキャンセルす るか、別のパスワードを入力するには、Menu/Exit を押してください。
4. 新しいパスワードを入力します。
入力した数字は画面上にはアスタリスク (*) で表示されます。本書の下の欄に設定したパスワード を書き留めておいてください。
パスワード: __ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
5. 新しいパスワードを再度入力して新しいパスワードを確認してください。
6. プロジェクタに新しいパスワードが割り当
てられました。次回プロジェクタを起動し たときには、必ず新しいパスワードを入力 してください。
7. OSD メニューを終了するには、Menu/Exit を 押します。
パスワードを変更しました
メニュー
終了
操作 29

パスワード機能を無効にする

パスワード機能を無効にするには、OSD メニューを開いた後でシステム設定 : 詳 細 > セキュリティ設定 > 電源ロックメニューに戻ってください。 / を押して オフを選択してください。すると「パスワードの入力」というメッセージが表示
されます。現在のパスワードを入力してください。
パスワードが正しい場合は、オンスクリーンメニューの電源ロック欄が
「オフ」と表示された状態のセキュリティ設定ページに戻ります。次回プ
ロジェクタをオンにするときには、パスワードを入力する必要はありま せん。
パスワードが間違っていれば、パスワードエラーメッセージが 3 秒間表
示され、「パスワードの入力」というメッセージが表示されますので、も う一度パスワードを正しく入力してください。変更内容をキャンセルす るか、別のパスワードを入力するには、Menu/Exit を押してください。
パスワード機能を無効にしても、再びパスワード機能を有効にするときに古いパスワードを入力す るよう要求されますので、古いパスワードは忘れないように記録し保管しておいてください。

入力信号の切り替え

プロジェクタは同時に複数の装置に接続することができます。ただし一度に表示 できる装置は台です。
プロジェクタに信号を自動検出させるには、ソース ( システム設定 ) メニューで クイック自動検索機能がオン ( 本製品のデフォルト値です ) になっていることを 確認してください。
入力信号は手動で切り替えることも可能です。
1. プロジェクタかリモコンの SOURCE を押 します。ソース選択バーが表示されます。
2. 任意の信号が選択されるまで / を押 し、次に Mode/Enter を押します。 信号が検出されたら、選択したソース情
報が画面に数秒間表示されます。プロ ジェクタに複数の装置が接続されている 場合は、ステップ 1-2 を繰り返すと別の信
号を検出することができます。
入力信号を変えると、そのたびに投写画像の輝度も
変わります。通常ほとんどが静止画を使ったデータ ( グラフィック ) PC プレゼンテーションは、ほとん どが動画 ( ムービー ) のビデオよりも明るくなります。
入力信号の種類によって、ピクチャモードで有効なオプションが変わります。詳細は、 34 ペー
ジの " ピクチャモードの選択 " を参照してください。
このプロジェクタの最高ディスプレイ解像度は、縦横比 43 です。最高の画質を得るには、こ
の解像度で出力できる入力信号を選択、使用する必要があります。これ以外の解像度を使用す ると、縦横比の設定によってプロジェクタが画像の縦横比を変更してしまうため、画像が歪ん だり、鮮明さが失われたりします。詳細は、33 ページの " 縦横比の選択 " を参照してくださ い。
D-Sub / Comp.
Video
S-Video
(MP522 ST)
操作30
カラースペースの変更
プロジェクタの HDMI 入力を介してプロジェクタを DVD プレーヤーに接続する ような場合、投写画像の色が正しく表示されない場合がありますが、その場合は
カラースペースを変更してください。
これを実行するには:
1. Menu/Exit を押して、ソースメニューが表示されるまで / を押してくださ い。
2. を押して、カラースペース転送を選択し、次 / を押して適切なカラー スペースを選択してください。選択可能な設定は、検出された入力信号のタ
イミングにより異なります。
この機能は HDMI 入力ソケット使用中にしか有効になりません。 HDMI 入力ソケットは MP512 ST でしか使用できません。

投写イメージの調整

投写角度の調整

プロジェクタには、クイックリリースアジャスタフットが 1 つ、背面アジャスタ フットが 1 つ備え付けられています。これらのアジャスタを使って、イメージの 高さと投写角度を調整します。プロジェクタを調整するには、次の手順にした
がってください。
1. クイックリリースボタンを押して、プロ ジェクタの手前を持ち上げてください。 画像が正しく表示されたら、クリックリ リースボタンを放してフットを固定しま す。
2. 背面アジャスタフットを回して、水平角 度を微調整します。
フットを縮めるには、クイックリリースボタ ンを押しながらプロジェクタを持ち上げて、 ゆっくりとプロジェクタを下ろします。背面 アジャスタフットを逆方向に回します。
プロジェクタが床に対して水平な場所に設置されていない場合、またはスクリー ンとプロジェクタが垂直に設置されていない場合は、投写画像が台形になります。 このような問題を補正する方法については、32 ページの " キーストーンの補正 "
を参照してください。
2
ランプが点灯しているときには絶対にレンズを覗かないでください。ランプからは強い光が発
されており、目を傷つける場合があります。
アジャスタボタンは熱風が出る排気孔の近くにありますので、このボタンを押すときには注意
してください。
1
操作 31

イメージの自動調整

場合によっては、画質を最適化する必要が生 じることもあります。これを実行するには、 プロジェクタかリモコンの AUTO を押しま
す。組み込みのインテリジェント自動調整機 能により周波数およびクロックの値が再調整 され、3 秒以内に最適な画質が得られます。
下図のように、現在のソース情報がスクリー ンの左上隅に 3 秒間表示されます。
AUTO が機能している間、スクリーンは消画の状
態になります。
この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が選択されている場合にしか使用できません。

イメージの鮮明さの微調整

ピントリングを回して焦点を合わせます。

キーストーンの補正

キーストーンとは、投写画像の上辺または下辺のいずれかが明らかに長くなって しまう状態のことです。プロジェクタがスクリーンに対して垂直でない。
この問題を解消するには、プロジェクタの高さを調整する以外に、次のいずれか の方法によって手動で補正する必要があります。
リモコンの使用方法
プロジェクタかリモコンで / を押して、 キーストーン補正ページを表示します。 押すと、画像の上辺のキーストーンが補正さ
れます。 を押すと、イメージの下部のキー ストーンが補正されます。
OSD メニューの使用方法
1. Menu/Exit を押して、 示されるまで / を押してください。
2. を押してキーストーンを選択し、次 に Mode/Enter を押してください。する とキーストーン補正ページが表示されま
す。
3. イメージの上部に現れたキーストーンを 補正する場合は を押し、イメージの下部に現れたキーストーンを補正す
る場合は を押します。
表示メニューが表
/
押します。
押します。
/
操作32

詳細の拡大と検索

投射画像の詳細を見たい場合は、画像を拡大してください。画像をナビゲートす るには、方向矢印キーをお使いください。
1. Menu/Exit を押して、表示メニューが表示されるまで / を押してくだ さい。
2. を押して、デジタル ズームを選択し、次に Mode/Enter を押してください。 するとズームバーが表示されます。
3. プロジェクタの を押して画像を任意のサイズに拡大します。
4. 画像をナビゲートするには、Mode/Enter を押してパンモードに切り替えて、 プロジェクタかリモコンの方向矢印 ( 、、、) ボタンを使用します。
5. 画像サイズを縮小するには、Mode/Enter を押してズームイン / アウト機能に
戻ります。AUTO を押すと、元のサイズに復元されます。または元のサイズ に戻るまで を押す方法もあります。
画像は拡大された後でなければナビゲートすることはできません。詳細を検索しながら、画像をさ らに拡大することができます。

縦横比の選択

「縦横比」 とは、イメージの幅と高さの比率のことです。ほとんどのアナログ TV
とコンピュータの画面の縦横比率は 4:3 です。これはこのプロジェクタのデフォル ト値に設定されています。デジタル TV DVD の場合は 16:9 です。
デジタル信号処理能力が進化するにつれ、このプロジェクタのようなデジタル ディスプレイ装置はイメージ出力をイメージ入力信号とは異なるアスペクトにま で拡張できるようになりました。
投写画像の比率を変更する ( ソースの縦横比に関係なく ):
1. Menu/Exit を押して、表示メニューが表示されるまで / を押してくだ さい。
2. を押して、縦横比を選択します。
3. / を押して、ビデオ信号のフォーマットとディスプレイの条件に合わせ
て適切な縦横比を選択してください。
縦横比について
下の図では黒い部分が無効になったエリアで、白い部分が有効なエリアです。未使用の黒いエリア には OSD メニューを表示することができます。
1. 自動 : 画像の縦横比を維持しながら、プロ ジェクタのネイティブ解像度の横幅に合わせ
て拡大縮小します。このモードは、入力画像 が 43 169 のとき、画像の縦横比を変更
せずにスクリーンを有効に使用したいときに 便利です。
1610 画像
159 画像
操作 33
2.
リアル : 画像はその本来の解像度で投写され、
表示エリアに合わせてリサイズされます。低 解像度の入力信号では、投写画像はフルスク リーンサイズにリサイズした場合よりも小さ いサイズで表示されます。 プロジェクタをス
クリーンの方に動かすと、画像サイズを拡大 できます。このような調整を行った後は、プ ロジェクタのフォーカスを調整し直す必要が あるかもしれません。
3. 4:3: スクリーンの中央が 43 の縦横比になる ようにイメージを調整します。これは縦横比
を変更せずにすむため、コンピュータモニタ、 標準精度の TV、縦横比 43 DVD ムービー
などの 43 画像に適しています。
4. 16:9: スクリーンの中央が 169 の縦横比にな るようにイメージを調整します。この設定は、
縦横比を変更する必要がないため高精度 TV など、すでに縦横比が 169 になっている画 像に適しています。

画像の最適化

ピクチャモードの選択

このプロジェクタは操作環境や入力信号の画 像タイプによって自由に選択できるように、 いくつかのピクチャモードが設定されていま す。
用途に合った操作モードを選択するには、次 のいずれかの手順にしたがってください。
任意のモードが選択されるまで、リモコ
ンかプロジェクタの Mode/Enter を押しま す。
ピクチャ > ピクチャ モードメニューに進
み、 / を選択して任意のモードを選択 します。
43 画像
169 画像
43 画像
169 画像
他のタイプの信号のピクチャモード
信号タイプごとに使用できるピクチャモードは次の通りです。
PC 信号入力:D-Sub / Comp. ( アナログ RGB)
1. ダイナミックモード ( デフォルト ):画像の輝度を最大限明るくします。こ
のモードは、輝度を最高に明るくする必要がある環境に適しています ( プロ ジェクタを明るい部屋で使用する場合など )。
2. プレゼンテーションモード:プレゼンテーションに向いています。このモー ドでは PC の色に合わせて輝度が強調されます。
操作34
3. sRGB モード:RGB の純度を最高に上げて、輝度設定に関係なく実物のよう なリアルな画像を再現します。このモードは sRGB 対応の正しく調整された カメラで撮影したフォトを見たり、PC グラフィックや AutoCAD などの描画 アプリケーションを見るのに適しています。
4. シネマモード:このモードはやや暗めの部屋で、PC 入力を介してデジタル カメラや DV からカラームービーやビデオクリップを再生するのに適してい ます。
5. ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モード:現在有効なピクチャモードを元にカ スタマイズした設定を呼び出します。詳細は、35 ページの " ユーザー設定 1/
ユーザー設定 2 モードの設定 " を参照してください。
ビデオ入力信号: S-Video、 Video、 D-Sub / Comp. (YPbPr)、 HDMI
1. ダイナミックモード:このモードは普通のリビングルームの照明でゲーム ボックスベースのビデオゲームを楽しむのに適しています。
2. 標準モード ( デフォルト ):デジタルカメラや DV からカラフルなムービーや ビデオクリップを表示する場合に適しています。
3. シネマモード:このモードは暗くしたホームシネマルームやラウンジなどで 色が暗いムービーや DVD ムービーを楽しむのに適しています。
4. ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モード:現在有効なピクチャモードを元にカ スタマイズした設定を呼び出します。詳細は、35 ページの " ユーザー設定 1/
ユーザー設定 2 モードの設定 " を参照してください。
ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モードの設定
現在有効なピクチャモードが目的に合致しない場合は、2 種類のモードをユー ザー定義することができます。ピクチャモードの 1 つ ( ユーザー設定 1/ ユーザー 設定 2 以外 ) をスターティングポイントとして使用し、そこから設定をカスタマ イズすることができます。
1. オンスクリーンメニューで Menu/Exit を押してください。
2. ピクチャ > ピクチャ モードメニューに進みます。
3. / を押して、ユーザー設定 1 ユーザー設定 2 を選択します。
4. を押して、リファレンス モードを選択します。
この機能は、ピクチャ モードサブメニューアイテムでユーザー設定 1 かユーザー設定 2 のいずれか のモードが選択されていなければ使用できません。
5. / を押して、用途に最も合ったピクチャモードを選択してください。
6. を押して変更したいメニューアイテムを選択し、 / を使って値を調整 します。詳細は、" ユーザーモードの画質の微調整 " を参照してください。
7. すべての設定が完了したら、設定の保存を選択し、Mode/Enter を押して設定
を保存してください。
8. 「設定保存済み」 という確認メッセージが表示されます。

壁の色の使い方

白以外でペイントされた壁に画像を投写するような場合は、ソースの色と投写画 像の色の違いが生じるのを防止するために壁の色機能を使って投写画像の色を補 正することができます。
この機能を使用するには、表示 > 壁の色メニューを開き、 / を押して投写面の 色に最も近い色を選択してください。あらかじめ調整された色には次のようなも
のがります: 薄い黄色、ピンク、薄緑、青、および黒板です。
操作 35

ユーザーモードの画質の微調整

ユーザー設定 1 かユーザー設定 2 を選択しているときには、選択した信号タイプ によっていつくかの機能をユーザー定義することができます。必要に応じてこれ
らの機能を調整してください。
調整輝度
ピクチャメニューで輝度を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押して値 を調整します。
値を高くするほどイメージの輝度が増加します。 設定値が小さいほどイメージは暗くなります。こ のコントロールを調整すると、イメージの黒い領 域が黒く表示されるため、暗い領域の詳細が見え
+30
るようになります。
調整コントラスト
ピクチャメニューでコントラストを選択し、プロジェクタかリモコンで / を 押して値を調整します。
値を高くするほどコントラストが増加します。選 択した入力と表示環境に合わせて輝度を調整した 後、これを使って白のピークレベルを設定するこ とができます。
+30
調整色
ピクチャメニューで色を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押して値を 調整します。
設定を下げると、彩度が低くなります。逆に値を上げすぎると、画像の色が不自 然に強調されてしまいます。
調整色調
ピクチャメニューで色調を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押して値 を調整します。
値を高くするほど赤みがかった画像になります。値を低くするほど緑がかった画 像になります。
調整シャープネス
ピクチャメニューでシャープネスを選択し、プロジェクタかリモコンで / 押して値を調整します。
値を高くするほど画像がシャープになります。値を低くするほど画像が柔らかく なります。
調整鮮明色
ピクチャメニューで鮮明色を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押して 値を調整します。
この機能は新しい色処理アルゴリズムとシステムレベルでの向上を利用して、よ りリアルで鮮やかな色を提供すると共に、明るさをより高めることができます。 ビデオや自然のシーンでよく見られる中間調イメージであれば、50% 以上も輝度
を上げることができますので、リアルで自然な色を再現することが可能です。高 画質イメージを表示したい場合は、オンを選択してください。 そうでない場合は、
オフを選択してください。
+50
0
+70
-30
操作36
オンはこのプロジェクタのデフォルト値であり、推奨する選択値です。オフに設 定されている場合は、色温度機能は使用できません。
色温度の選択
ピクチャメニューで色温度を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押して 値を調整します。
色温度 * 設定のオプションは、選択した信号タイプによって異なります。
1. T1 最高の色温度のとき、T1 は他の設定よりも画像をより青白く再現し ます。
2. T2画像を青みがかった白で表示します。
3. T3:白の色合いを通常に保ちます。
4. T4:画像を赤みがかった白で表示します。
* 色温度について:
用途に応じて「白」 とみなされる色合いが多数存在します。白色を表すためによ く使用される方法の 1 つに「色温度」 があります。色温度の低い白色は赤みがかっ た白で表示されます。色温度の高い白色は青みがかって表示されます。
3D カラーマネージメント
教室、会議室、ラウンジなど照明が常にオンになっている場所や、外窓から日光 が差し込む部屋など、ほとんどの状況ではカラーマネージメントは必要ありま せん。
重役会議室、レクチャシアター、ホームシアターなど、照明レベルを調整できる 場所に設置した場合に限り、カラーマネージメントが必要となります。
適切なカラーマネージメントは、操作および管理された状況でのみ行うことがで きます。この場合、色を測定するために色彩計を使用する必要があり、いくつか の適切なソース画像が必要です。これらのツールはプロジェクタには付いていま せんが、販売店や経験豊富な技術者にお尋ねになると入手できるはずです。
カラーマネージメントでは、6 (RGBCMY) を調整することができます。それぞ れの色を選択すると、その色の範囲と彩度を個別に自在に調整することができ
ます。
さまざまな色テストパターンが含まれたテストディスクを購入された場合は、モ ニタ、TV、プロジェクタなどでの色表示をテストすることができます。ディスク
に保管された画像ならどれでもスクリーンに投写することが可能であり、 3D カ ラーマネージメントメニューで調整することができます。
設定を調整するには:
1. ピクチャメニューに進み、3D カラーマネージメントを選択します。
2. Mode/Enter を押すと、3D カラーマネージメントページが表示されます。
3. 原色を選択し、 / を押して赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタの中から
色を選択します。
4. を押して、色相を選択し、次に / を押してその範囲を選択してくだ さい。範囲を広げると、それに隣り合う 2 つの色も含まれます。
操作 37
各色がどのように関連し合っているかに ついては、右図を参照してください。 例えば、赤を選択し、その範囲を 0 に設
定した場合、投写画像の中で純粋な赤だ
けが選択されます。範囲を広げると、黄 に近い赤やマゼンタに近い赤も含まれ ます。
5. を押して彩度を選択し、 / を押し て任意の値に設定してください。調整し
た値は直ちに画像に反映されます。
例えば、赤を選択し、その範囲を 0 に設 定した場合、純粋な赤の彩度だけが影響
を受けます。
6. を押してゲインを選択し、 / を押して任意の値に設定してください。 これによって選択する原色のコントラストレベルが影響を受けます。調整し
た値は直ちに画像に反映されます。
7. 他のカラーマネージメントも行う場合は、ステップ 3 から 6 を繰り替えして ください。
8. すべて調整が完了したことを確認してください。
9. Menu/Exit を押してメニューを終了し、設定を保存します。
彩度とはビデオ映像の色の量のことです。値を低くすると彩度が低くなります。 0 に設定すると、 画像から完全に色を抜いてしまいます。彩度が高すぎると、色が濃すぎて非現実的な色になってし まいます。

プレゼンテーションタイマーの設定

プレゼンテーションタイマーはプレゼンテー ション時間をスクリーン上に表示して、発表者 が上手く時間管理できるようにします。この機 能を使用するには、次の手順にしたがってくだ さい。
1. リモコンの Timer Setup を押すか、システム 設定 : 基本 > プレゼンテーション タイマー メニューに進み Mode/Enter を押して、プレ ゼンテーション タイマーページを表示し ます。
2. を押してタイマー間隔を選択し、 / を押してタイマー時間を決定します。タイ
マー時間は 1 分から 5 分まで 1 分おきに、 5 から 240 分まで 5 分おきに設定できます。
すでにタイマーがオンになっている場合は、タイマー間隔をリセットするとタイマーがカウントを 新しく開始します。
3. を押してタイマー表示を選択し、 / を押してスクリーン上にタイマーを
表示するかどうかを決定します。
プレゼンテーション タイマー
タイマー間隔
タイマー表示 タイマーの位置 タイマーのカウント方法 サウンドによる通知
オン
15
シアンマゼンタ
オフ
常に使用する
左上 減少
メニュー
戻る
操作38
選択 説明
常に使用する
プレゼンテーション中、常にタイマーをスクリーン上に表示し ます。
1 /2 /3 タイマーを最後の 1/2/3 分間だけ表示します。
常に使用しない プレゼンテーション中、タイマーを表示しません。
4. を押してタイマーの位置を選択し、
/
を押してタイマーの位置を決定します。
5
5
左上 左下 右上 右下
5
5. を押してタイマーのカウント方法を選択し、 /
5
を押してカウント方向を
選択します。
選択 説明
増加
減少
0 からあらかじめ設定した時間までカウントを重ねます。
あらかじめ設定した時間から 0 までカウントダウンします。
6. を押してサウンドによる通知を選択し、 / を押すことによって、サウ ンドによる通知を有効にするかどうかを決定してください。オンを選択する
と、カウントダウン / アップが残り 30 秒になると、ビーッという音が 2 回鳴 り、タイプアップすると 3 回鳴ります。
7. プレゼンテーションタイマーを有効にする
注意
には、 を押した後、 / を押してオンを 選択し、Mode/Enter を押します。
プレゼンテーションタイマーを オンにしますか ?
8. 確認のメッセージが表示されます。はいを
はい
選択し、Mode/Enter を押して確定します。
いいえ
スクリーン上に「タイマーはオンです」 いうメッセージが表示されます。タイマー
はタイマーがオンになった瞬間からカウントを開始します。
タイマーを中止するには、次の手順にしたがってください。
1. プレゼンテーション タイマーページに進みます。
2. を押した後、 / を押してオフを選択し、次 Mode/Enter を押してくださ
い。確認のメッセージが表示されます。
3. はいを選択し、Mode/Enter を押して確定します。スクリーン上に「タイマー はオフです」というメッセージが表示されます。
操作 39
TIMER On キーの使い方
Timer On は多機能キーです。
プレゼンテーションタイマーがオフになっている
場合は、このキーを押すと確認メッセージが表示 されます。タイマーをオン / オフにするには、ス
クリーン上の指示にしたがってください。
プレゼンテーションタイマーがすでにオンになっ
ている場合は、このキーを押すと確認メッセージ が表示されます。スクリーン上の指示にしたがっ て、タイマーを新たに開始するか、続行するか、 オフにするかを決定してください。

画像を隠す

プロジェクタかリモコンの BLANK を使用すると スクリーンの画像が消えるため、聴衆の関心を
すべて講演者に向けることができます。再びプ ロジェクタまたはリモコンのキーをどれでも押 すと、画像が復元されます。イメージが非表示 になると、スクリーンの右下隅に、「BLANK
表示されます。
システム設定 : 基本 > 画面オフタイマー
メニューで、一定時間消画スクリーン状態で何もしなかった場合に、自動的に画 像が戻るように消画の時間を設定することができます。
BLANK を押すと、プロジェクタランプは自動的に省電力モードに入ります。
投写中に投写レンズを他の物体で覆わないでください。その物体が過熱し、火災の原因となり危険 です。

コントロールキーをロックする

プロジェクタのコントロールキーをロックしておくと、プロジェクタの設定が 誤って変更されるのを防止することができます。パネル キー ロックがオンになっ
ているときには、プロジェクタのコントロールキーは電源を除き、どれも作動し ません。
1. プロジェクタかリモコンの / を押す か、
システム設定 : 基本 > パネル キー
ロックメニューに進み、プロジェクタか
リモコンの / を押してオンを選択し ます。
2. 確認のメッセージが表示されます。はいを 選択して確定します。
パネルキーロックを解除するには、プロジェクタかリモコンの / を 3 秒間押 します。
またはリモコンを使ってシステム設定 : 基本 > パネル キー ロックメニューに入 り、 / を押してオフを選択することもできます。
パネルキーロックが有効になっていても、リモコンのキーは使用できます。
パネルキーロックを無効にせずに電源を押してプロジェクタをオフにすると、プロジェクタを
次回オンにしたときにもロックされた状態のままになっています。
操作40

画像の静止

リモコンの 押すと画像が静止します。スク リーンの左上隅に「FREEZE と表示されます。 この機能を解除するには、プロジェクタかリモ
コンでどれでもキーを押してください。
スクリーン上でイメージが静止しても、ビデオ やその他の装置で映像は流れ続けています。接 続した装置に有効なオーディオが含まれている 場合は、画像が静止しても音声は聞くことがで きます。

FAQ 機能の使い方

情報メニューには画質、設置、特殊機能の操作方法、補修情報など、本製品を使 用するにあたって生じ得る問題を解決するための情報が含まれています。
FAQ を見るには:
1. プロジェクタかリモコンの / を押す
か、Menu/Exit を押して OSD メニューを 開き、 / を押して情報メニューを選択 します。
2. を押して、知りたい情報によって FAQ - イメージとインストールか FAQ - 機能とサービスを選択します。
3. Mode/Enter を押します。
4. / を押して問題を選択し、Mode/Enter を押すと対処法が表示されます。
5. Menu/Exit を押すと OSD を終了します。

高地での操作

海抜 1500 m 3000 m 、気温 0°C 35°C の環境で本製品を使用する場合は、高地 対応モードを使用されるようお勧めします。
高度 0 m 1500 m、温 度 0°C 35°C の範囲内では高地対応モードは使用しないでください。この ような環境でこのモードを有効にすると、プロジェクタが過度に冷却されてしまいます。
高地対応モードに設定するには:
1. Menu/Exit を押して、システム設定 : 詳細 メニューが表示されるまで / を押して ください。
2. を押して、高地対応モードを選択し、 次に / を押してオンを選択してくださ い。確認のメッセージが表示されます。
3. はいを選択し、Mode/Enter を押します。
高地対応モードを選択した場合は、システムの性能を維持するために冷却ファン が回転速度を速めるために操作ノイズが高くなる場合があります。
警告
標高 1500 m 以上の環境で使用する場合 は、 [ 高地対応モード ] を使用することを 推奨いたします。
[ 高地対応モード] をオンにしますか?
はい
いいえ
操作 41
上記の場合を除き、その他の極限環境でプロジェクタを使用すると、プロジェク タが自動的にシャットダウンする場合があります。これはプロジェクタを過熱か ら保護するために設置された機能です。このような場合は、高地対応モードに切 り替えてこのような現象を解決してみてください。これは、このプロジェクタが 極限状態でも操作可能であるということを保証するものではありません。

音量調整

次の手順はプロジェクタのスピーカーの音量調整を行うためのものです。プロ ジェクタのオーディオ入力が正しく接続されていることを確認してください。 オーディオ入力の接続方法については、19 ページの " 接続 " を参照してください。
無音にする
音を一時的に消すには
1. Menu/Exit を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで / を 押してください。
2. を押して、オーディオ設定を選択し、次に Mode/Enter を押してください。 するとオーディオ設定ページが表示されます。
3. ミュートを選択し、 / を押してオンを選択してください。
音量調整
音量レベルを調整するには、リモコンの [ ボリューム +/-] を押すか :
1. 上記のステップ 1-2 の手順に従ってください。
2. を押して、音量を選択し、次に / を押して任意の音量に設定してくだ
さい。
オフにする電源オン / オフ音
トーンをオフにするには
1. 上記のステップ 1-2 の手順に従ってください。
2. を押して、電源オン / オフ音を選択し、次に / を押してオフを選択し
てください。
電源オン / オフ音を変更するには、ここでオンまたはオフに設定するしかありません。無音にした り、音量を変更したりしても、電源オン / オフ音には影響しません。

プロジェクタのメニューディスプレイのカス タマイズ

オンスクリーンディスプレイ (OSD) メニューは自由に変えることができます。次 の設定は投射設定、操作、性能には影響しません。
システム設定 : 詳細 > メニュー設定メニューのメニュー表示時間では、最後に
キーを押してからの OSD の表示時間を設定します。設定は 5 秒毎に 5 から 30 秒までの範囲で設定できます。 / を使って適切な時間を選択してください。
システム設定: 詳細>メニュー設定メニューのメニュー位置でOSDの位置を5
の位置に設定します。 / を使って任意の位置を選択してください。
システム設定 : 基本メニューの言語で OSD メニューの言語を設定します。
/ を使って言語を選択してください。
システム設定 : 基本メニューの起動画面で、スタートアップ時に表示するロゴ
画面を設定します。 / を使ってスクリーンを選択してください。
操作42

プロジェクタの終了

I
I
I
I
1. 電源を押すと、確認を促すメッセー ジが表示されます。
数秒以内に応答しなければ、メッセージ は自動的に消えます。
2. 再び 電源を押してください。POWER ( 電源インジケータ ライト ) がオレンジ
色に点滅して投写ランプが消灯した後、 プロジェクタを冷却するためにファンが 約 90 秒間動作を続けます。
3. 冷却処理が完了すると、電源オフトーン が鳴ります。また POWER ( 電源インジ ケータ ライト ) がオレンジ色に点灯し、 ファンが停止します。
4. プロジェクタを長期間使用しない場合 は、コンセントから電源コードを抜いて おいてください。
• 電源オン /オフ音をオフにする方法については、42 ページの"オフにする電源オン/ オフ音 "を参照
してください。
ランプを保護するため、冷却プロセスの間はプロジェクタはいかなるコマンドにも反応しま
せん。
冷却時間を短縮するには、クイッククーリング機能を有効にすることもできます。詳細は、
49 ページの " クイッククーリング " を参照してください。
プロジェクタのシャットダウン処理が完了する前、あるいは冷却処理中 (90 秒間 ) に電源コード
を抜かないでください。
プロジェクタが正常にシャットダウンしない場合は、ランプを保護するためにプロジェクタを
再起動しようとするとファンが数分間作動して冷却を行います。ファンが停止したら再び電源 を押してプロジェクタを起動してください。このとき POWER ( 電源インジケータ ライト ) が オレンジ色に点灯します。
操作 43

メニューの操作

メニューシステム

OSD メニューは、選択した信号のタイプと使用するプロジェクタのモデルにより 異なります。
メニューアイテムはプロジェクタが最低 1 つの有効な信号を検出しなければ有効 にはなりません。プロジェクタに装置が接続されていなかったり、信号が何も検
出されなければ、限られたメニューアイテムにしかアクセスすることができませ ん。
メイン メニュー
1. 表示
2. ピクチャ
3. ソース
サブメニュー オプション
壁の色
縦横比 キーストーン 位置 位相 水平サイズ デジタル ズーム
ピクチャ モード
リファレンス モー ド
輝度 コントラスト 色 色調 シャープネス 鮮明色 色温度
3D カラーマネージ メント
設定の保存 クイック自動検索 カラースペース転送
PC ソース: ダイナミック / プレゼンテーション / sRGB/ シネマ / ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2
ビデオソース: ダイナミック / 標準 / シネマ / ユー ザー設定 1/ ユーザー設定 2
PC ソース: ダイナミック / プレゼンテーション / sRGB/ シネマ
ビデオソース: ダイナミック / 標準 / シネマ
原色 色相 彩度 ゲイン
オフ / 薄い黄色 / ピンク / 薄緑 / / 黒板
自動 / リアル /4:3/16:9
オン / オフ
T1/T2/T3/T4
R/G/B/Y/C/M
オン / オフ
RGB/YUV/ 自動
操作44
プレゼンテーション タイマー
タイマー間隔
タイマー表示
タイマーの位置 タイマーのカウ
ント方法 サウンドによる
通知 オン / オフ
1 240 分 常に使用する /1 /2 /3 /
常に使用しない 左上 / 左下 / 右上 / 右下
減少 / 増加
オン / オフ
4. システム 設定 : 基本
言語
プロジェクタの配置
自動パワーオフ
画面オフタイマー
パネル キー ロック オン / オフ
スリープ タイマー
起動画面
前面投写 / リア投写 / 天井リア 投写 / 天井前面投写
無効 /5 分 /10 分 /15 分 /20 分 / 25 /30
無効 /5 分 /10 分 /15 分 /20 分 / 25 /30
無効 /30 分 /1 時間 /2 時間 /3 時/4 時間
/ /BenQ
/8 時間 /12 時間
操作 45
5. システム 設定 : 詳細
6. 情報
クイッククーリング 高地対応モード
ミュート
オーディオ設定
メニュー設定
D-Sub 出力スタンバイ オン / オフ
ランプ設定
セキュリティ設定
ボーレート
テストパターン
クローズドキャプ ション
全設定をリセット
FAQ - イメージとインストール FAQ - 機能とサービス
音量 電源オン / オフ音 オン / オフ
メニュー表示時間
メニュー位置
ランプ モード ノーマル / 省電力 タイマーのリセッ
ト 同等のランプ時間 パスワードの変更 電源ロック
クローズドキャプ ション有効
キャプションバー ジョン
オン / オフ オン / オフ オン / オフ
5 /10 /15 /20 秒 / 25 /30
中央 / 左上 / 右上 / 右下 / 左下
オン / オフ
2400/4800/9600/14400/ 19200/38400/57600/115200
オン / オフ
オン / オフ
CC1/CC2/CC3/CC4
ソース
ピクチャ モード
現在のシステム状態
解像度
カラー システム
同等のランプ時間
操作46

各メニューの説明

機能
( デフォルト設定 / 値 )
壁の色
( オフ )
縦横比
( 自動 )
キーストーン
1. 表示メニュー
(0)
位置
(0)
位相
( 選択した入力信号 によって変わりま
す )
説明 ( デフォルト / 設定値 )
白以外 の投写壁に投写するときに、投写画像の色を補正し ます。詳細は、35 ページの " 壁の色の使い方 " を参照して ください。
入力信号ソースによって、画像の縦横比を設定するオプ ションは 4 つあります。詳細は、33 ページの " 縦横比の選
択 " を参照してください。
イメージのキーストーンを補正します。詳細は、32 ページ
の " キーストーンの補正 " を参照してください。
位置調整ページが開きます。投写画像を移動させるには、 方向矢印キーを使用します。ページの下に表示される値は、 キーを押すたびにその最高値または最低値に達するまで変 化します。
画像の歪みを減少させるためにクロッ ク位相を調整します。
水平サイズ
(0)
デジタル ズーム
(1.0X)
ピクチャ モード
(PC ソース: ダイ ナミック ; ビデオソース:
2. ピクチャメニュー
標準 )
リファレンス モード
( ダイナミック )
輝度
(50)
コントラスト
(0)
(0)
イメージの幅を調整します。
投写画像のサイズを拡大または縮小します。詳細は、
33 ページの " 詳細の拡大と検索 " を参照してください。
あらかじめ定義したピクチャモードを利用すると、ご使用 のプログラムタイプに最適なプロジェクタの画像を設定す ることができます。詳細は、34 ページの " ピクチャモード
の選択 " を参照してください。
必要な画質に最も合ったピクチャモードを選択し、下の同 じページで選択リストにしたがって画像を微調整します。 詳細は、35 ページの " ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モー
ドの設定 " を参照してください。
イメージの輝度を調整します。詳細は、36 ページの " 調整
輝度 " を参照してください。
イメージの明るさと暗さの差を調整します。詳細は、
36 ページの " 調整コントラスト " を参照してください。
彩度レベル、つまりビデオ画像の各色の量を調整します。 詳細は、36 ページの " 調整色 " を参照してください。
操作 47
機能
( デフォルト設定 / 値 )
色調
(0)
2. ピクチャメニュー
シャープネス
(15)
鮮明色
( オン )
説明 ( デフォルト / 設定値 )
画像の赤と緑の色調を調整します。詳細は、36 ページの "
調整色調 " を参照してください。
この機能は NTSC 規格が選択され、Video または S-Video が選 択されている場合にのみ使用可能となります。
イメージがシャープまたはソフトになるように調整します。 詳細は、36 ページの " 調整シャープネス " を参照してくだ
さい。
正しい色を維持しつつ、ホワイトピークを調整します。詳 細は、36 ページの " 調整鮮明色 " を参照してください。
色温度
(T1)
3D カラーマネー ジメント
設定の保存
3. ソースメニュー
クイック自動検 索
( オン )
カラースペース 転送
( 選択した入力信号 によって変わりま
す )
プレゼンテー
4. システム設定 : 基本 ション タイマー
( オフ )
メニュー
言語
(English)
プロジェクタの 配置
( 前面投写 )
自動パワーオフ
( 無効 )
詳細は、37 ページの " 色温度の選択 " を参照してください。
詳細は、37 ページの "3D カラーマネージメント " を参照し てください。
ユーザー設定 1 または ユーザー設定 2 モードの設定を保存 します。
詳細は、30 ページの " 入力信号の切り替え " を参照してくだ さい。
詳細は、31 ページの " カラースペースの変更 " を参照してく ださい。
プレゼンテーション発表者に残りの持ち時間を知らせます。 詳細は、38 ページの " プレゼンテーションタイマーの設定 "
を参照してください。
オンスクリーンメニューの言語を設定します。詳細は、
27 ページの " メニューの使用方法 " を参照してください。
プロジェクタは、天井またはスクリーンの背後に設置した り、1 枚あるいは複数のミラーを使用して設置することがで
きます。詳細は、15 ページの " 場所の選択 " を参照してくだ さい。
指定した時間を経過しても入力信号が検出されないときに、 自動的にプロジェクタの電源をオフにします。詳細は、
53 ページの " 設定自動パワーオフ " を参照してください。
操作48
機能
I
I
( デフォルト設定 / 値 )
画面オフタイ マー
4. システム設定 : 基本
( 無効 )
説明 ( デフォルト / 設定値 )
ブランク機能が有効になっているとき、画像をブランクに しておく時間を選択します。ここで設定した時間が経過す ると、画像は元に戻ります。 詳細は、 40 ページの " 画像を隠
す " を参照してください。
メニュー
5. システム設定 : 詳細メニュー
パネル キー ロック
( オフ )
スリープ タイ マー
( 無効 )
起動画面
(BenQ ロゴ )
クイッククーリ ング
( オン )
高地対応モード
( オフ )
オーディオ設定
メニュー設定
D-Sub 出力スタ ンバイ
( オフ )
電源以外のプロジェクタのすべてのパネルキー機能と、 リモコンのキーを無効または有効にします。詳細は、40
ページの " コントロールキーをロックする " を参照してく
ださい。
自動的にシャットダウンするまでのタイマーを設定しま す。タイマーは 30 分から 12 時間までの範囲で設定できま
す。
プロジェクタ起動時に表示されるロゴ画面を、ユーザーが 選択することができます。選択肢には以下の 3 つがありま
す。BenQ ロゴ、黒いスクリーン、青いスクリーン。 オンを選択すると機能が有効になり、プロジェクタの冷却
期間が数秒に短縮されます。
クイック冷却直後にプロジェクタを再起動しようとすると、起 動せず冷却ファンが作動する場合があります。
高地で使用する場合の操作モードです。詳細は、41 ページ
の " 高地での操作 " を参照してください。
ミュート ( オフ ) 音量 (5) 電源オン / オフ音 ( オン )
詳細は、42 ページの " 音量調整 " を参照してください。
メニュー表示時間 (15 秒 )
最後にキーを押してからの OSD の表示時間を設定します。 設定は 5 秒毎に 5 から 30 秒までの範囲で設定できます。
メニュー位置 ( 中央 )
オンスクリーンディスプレイ (OSD) メニューをオンにしま す。
オンを選択すると、機能が有効になります。このプロジェ クタはスタンバイモードで、D-SUB IN ソケットおよび
D-SUB OUT ソケットが正しく装置と接続されている場合、 VGA 信号を出力できます。接続方法については、20 ページ
の " モニタの接続 " を参照してください。
この機能を有効にすると、スタンバイ時の電力消費量を若干低 減することができます。
操作 49
機能
( デフォルト設定 / 値 )
ランプ設定
5. システム設定 : 詳細メニュー セキュリティ設 定
ボーレート
(115200)
テストパターン
( オフ )
クローズドキャ プション
説明 ( デフォルト / 設定値 )
ランプ モード ( ノーマル )
詳細は、53 ページの " ランプ モードを省電力モードに設定す
る " を参照してください。
タイマーのリセット
詳細は、57 ページの " ランプタイマーをリセットします。" を参照してください。
同等のランプ時間
ランプの使用時間を計算する方法については、53 ページの "
ランプ時間を知るには " を参照してください。
パスワードの変更
新しいパスワードに変更する前に、現在のパスワードを入力 するよう要求されます。
電源ロック ( オフ )
詳細は、29 ページの " パスワードの呼び戻しを行うには " 参照してください。
適切な RS-232 ケーブルを使ってプロジェクタをコンピュータ に接続し、プロジェクタのファームウェアを更新またはダウ
ンロードできるように、ボーレートはコンピュータと同じ値 に設定してください。この機能は専門の技術者用に設けられ ています。
オンを選択するとこの機能が有効になり、プロジェクタにグ リッドテストパターンが表示されます。これはイメージサイ ズとフォーカスを調整し、投写画像に歪みがないことを確認 するのに役立ちます。
クローズドキャプション有効 ( オフ )
選択した入力信号がクローズドキャプションを送信する場合 は、オンを選択して機能を有効にします。
キャプション:クローズドキャプション対応の (TV ガイド
では通常「CC」と記載されています ) TV 番組やビデオの 会話、ナレーション、サウンド効果をスクリーンに表示し
ます。
キャプションバージョン (CC1)
任意のクローズドキャプションモードを選択してください。 キャプションを表示するには、CC1CC2CC3CC4 (CC1
はキャプションをその地域の第一言語で表示します ) を選択 します。
操作50
詳細メニュー
6. 情報メニュー
機能
( デフォルト設定 / 値 )
5. システム設定 :
全設定をリセット
FAQ - イメージと インストール
FAQ - 機能とサー ビス
現在のシステム状 態
説明 ( デフォルト / 設定値 )
すべての設定を工場出荷時の値に戻します。
次の設定は現在の設定値のまま維持されます。 位置、 相、 水平サイズ、 ユーザー設定 1、 ユーザー設定 2、 ラースペース転送、 言語、 プロジェクタの配置、高地対 応モード、 セキュリティ設定、 ボーレート。
生じ得る問題についての対応策を表示します。
ソース
現在の信号ソースを表示します。
ピクチャ モード
ピクチャ メニューで選択したモードを表示します。
解像度
入力信号のネイティブ解像度を表示します。
カラー システム
入力システムの形式として NTSCPAL SECAMRGB のいずれかを表示します。
同等のランプ時間
ランプの使用時間数を表示します。
操作 51

メンテナンス

プロジェクタのお手入れ

ご使用のプロジェクタはほとんどメンテナンスの必要がありません。レンズを清 潔に保つために、定期的なレンズのお手入れだけが必要です。
ランプ以外はプロジェクタの部品は一切取り外さないでください。ランプ以外の 交換が必要な場合は、販売店にご相談ください。

レンズのクリーニング

表面の汚れやほこりが付いていたら、レンズをクリーニングします。
圧縮空気スプレーを使用してほこりを取り除きます。
汚れやしみが付いた場合は、レンズ クリーニング ペーパーまたはレンズ
リーナで湿らせた柔らかい布でレンズの表面を軽く拭きます。
レンズは絶対に研磨剤でこすらないでください。

プロジェクタケースのクリーニング

ケースのお手入れを行う前に、43 ページの " プロジェクタの終了 " に記載されて いる正しい手順でプロジェクタの電源を切り、電源コードを抜いてください。
ほこりや汚れを取り除くには、柔らかい、けば立ちのない布で拭きます。
落ちにくい汚れやしみを取り除くには、水で薄めた中性洗剤で布を湿らせて、
ケースを拭きます。
ワックス、アルコール、ベンジン、シンナー、その他の化学洗剤は使用しないでください。こうし た薬剤を使用すると、ケースを傷める場合があります。

プロジェクタの保管

長期間プロジェクタを保管する必要がある場合、次の手順に従ってください。
保管場所の温度と湿度が、プロジェクタの推奨範囲内であることを確認しま
す。詳細は、 60 ページの " 仕様 " を参照されるか、販売店にお尋ねください。
アジャスタフットを格納します。
リモコンから電池を取り外します。
プロジェクタを元の梱包または同等の梱包にしまいます。

プロジェクタの移動

プロジェクタを搬送するときは、元の梱包または同等の梱包で行うことを推奨し ます。
メンテナンス52

ランプについて

ランプ時間を知るには

プロジェクタが作動している間、プロジェクタに内蔵されたタイマーがランプの 使用時間 ( 時間単位 ) を自動的に計算します。ランプ時間の計算方法は次の通り
です。
合計 ( 同等 ) ランプ時間 = 1 ( 省電力モードでの使用時間 ) + 4/3 ( 標準モードでの使用時間 )
省電力 モードについての詳細は、" ランプ モードを省電力モードに設定する " を参照してくださ い。
省電力 モードでのランプ時間は ノーマル モードの 3/4 として計算されます。つま りプロジェクタを 省電力 モードで使用すると、ランプ時間を 1/3 ほど延長するこ とができます。
ランプ使用時間を知るには:
1. Menu/Exit を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで / を 押してください。
2. を押してランプ設定を選択し、次に Mode/Enter を押してください。する と ランプ設定 ページが表示されます。
3. ここでメニューに表示された同等のランプ時間 情報を見ることができます。
4. メニューを終了するには、Menu/Exit を押します。
また 情報 メニューではランプ時間情報を見ることもできます。

ランプをできるだけ長く使用できるようにする

投写ランプは消耗品であり、通常は正常に使用していれば 3000-4000 時間もちま す。ランプの寿命をできるだけ長く維持するには、OSD メニューで次の設定を 行ってください。
ランプ モードを省電力モードに設定する
省電力モードに設定すると、システムノイズと電力消費量を最高で 20% まで低減 することができます。 省電力モードを有効にすると、出力されるライトが低減さ れ、その結果投写画像が暗くなります。
プロジェクタを省電力モードで使用すると、ランプの寿命を延長することができ ます。省電力モードに設定するには、システム設定 : 詳細 > ランプ設定 > ランプ
モードメニューに進み、 / を押します。
設定自動パワーオフ
指定した時間を経過しても入力ソースが検出されないときには、不要にランプの 寿命を消耗しないように自動的にプロジェクタの電源をオフにします。
自動パワーオフ モードに設定するには、システム設定 : 基本 > 自動パワーオフメ ニューに進み、 / を押します。タイマーは 5 分おきに 5 分から 30 分の範囲で設 定できます。 プリセットの時間がこれから行うプレゼンテーションに合わない場 合は、無効を選択してください。この場合、一定時間が経過してもプロジェクタ
は自動的にシャットダウンしません。
メンテナンス 53

ランプ交換のタイミング

ランプインジケータが赤に点灯した場合、またはランプの交換時期であることを 示すメッセージが表示された場合は、新しいランプを取り付けるか、お買い上げ の販売店にご相談ください。古いランプを使用すると、プロジェクタの誤動作の 原因となり、ランプが破裂することもあります。
ランプの温度が異常に高くなると、LAMP ( ランプインジケータ ライト ) および TEMP ( 温度警告 ライト ) が点灯します。この場合は、電源をオフにして 45 分間ほど放置し、プロジェクタを常温に 戻してください。このようにしても電源をオンにしたときにランプインジケータまたは温度インジ ケータが点灯する場合は、販売店にご相談ください。詳細は、58 ページの " インジケータ " を参照 してください
次のランプ警告が表示されたら、ランプを交換してください。
状態 メッセージ
ランプの動作時間が 3000 時間を超えました。 動作を最適化するために、新しいランプを取
り付けてください。 通常プロジェクタを省電 力モードで起動している場合は (53 ページの
" ランプ モードを省電力モードに設定する "
を参照してください。)、3950 時間のランプ 警告メッセージが表示されるまでプロジェク
タを使用することができます。
注意
予備ランプを準備
ランプ > 3000 時間
OK
ランプの動作時間が 3950 時間を超えました。 新しいランプに交換しておくと、途中でラン
プが寿命で切れる不都合を避けられます。
ランプの動作時間が 4000 時間を超えました。
この時点でランプを交換されるよう強くお薦 めします。ランプは消費アイテムです。ラン プは使用を重ねる毎に明るさが徐々に失われ ます。これは正常な現象です。ランプが非常 に暗くなったら、いつでもランプを交換して ください。ランプの使用時間が 4000 時間を
超えたらランプを交換してください。
プロジェクタを正常に動作させるには、ラン プを交換してください。
注意
間もなくランプ交換
ランプ > 3950 時間
OK
注意
今すぐランプ交換
ランプ > 4000 時間 ランプ使用時間が経過しました
OK
注意
ランプ使用時間が経過しました
ランプを交換 ( 説明書を 参照 ) 次にランプタイマーをリセ ットしてください
OK
メンテナンス54

ランプの交換

天井に上下逆さに取り付けられているプロジェクタのランプを交換する場合は、ランプの破片
で人体や目に負傷する危険性がありますので、ランプソケットの下には絶対に立たないでくだ さい。
感電を防ぐため、ランプを交換する前には必ずプロジェクタの電源をオフにし、電源コードを
抜いてください。
重度のやけどを負う危険を防ぐため、ランプを交換する前に、最低でも 45 分間はプロジェクタ
を冷却してください。
割れて鋭くなったランプのガラス片を取り除く場合は、指をけがしたり、内部部品を破損した
りしないように、十分注意してください。
指のけがや、レンズに触れることによる画質の劣化を避けるため、ランプを取り外すときに空
のランプ ケースには触れないでください。
このランプの中には水銀が入っています。ランプの処分は、地元の有害廃棄物規制条例にした
がって、正しい方法で行ってください。
プロジェクタを最高の状態でご使用いただくために、交換用ランプとして BenQ プロジェクタ
用ランプを購入されることをお薦めします。
1. 電源をオフにして、プロジェクタ をコンセントから抜きます。ラン プが高温になっている場合は、や けどを防ぐためにランプを約 45
間放置して常温に戻してください。
2. プロジェクタを上下に裏返します。 次にランプカバーのネジを緩め ます。
3. プロジェクタからランプカバーを 外します。
ランプカバーを外したまま、電源を入れない
でください。
ランプとプロジェクタの間に指を挿入しない
でください。プロジェクタ内部の尖ったパー ツによりケガをする場合があります。
4. ランプを固定しているネジを緩め ます。
メンテナンス 55
5. ランプコンパートメントのスロッ トからランプコネクタを取り出し ます。図に示す通り、プロジェク タからこれを外してください。
6. ハンドルを上に持ち上げてくださ い。ハンドルを使ってゆっくりと ランプをプロジェクタから引き出 します。
急激に引っ張るとランプが割れ、ガラスの破
片がプロジェクタ内に散乱します。
取り出したランプは、水のかかる場所、子供
の手が届く場所、可燃物の付近には置かない でください。
ランプを取り外した後は、プロジェクタ内に
手を入れないでください。内部の光学部品に 手を触れると、投写イメージの色が不均一に なり歪む場合があります。
7. ランプコンパートメントに 新しいランプを挿入し、プ ロジェクタにしっかりと収 まっていることを確認して ください。
8. ランプコネクタを接続し、 スロットに戻します。
1
2
2
メンテナンス56
9. ランプを固定しているネジを締め ます。
ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故
障の原因になる場合があります。
ネジを締め過ぎないでください。
10. ハドルが完全にフラットな状態に なっており、ロックされているこ とを確認してください。
11. プロジェクタにランプカバーを戻 します。
12. ランプカバーを固定しているネジ を締めます。
ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故
障の原因になる場合があります。
ネジを締め過ぎないでください。
13. プロジェクタを再起動してください。
ランプカバーを外したまま、電源を入れないでください。
ランプタイマーをリセットします。
14. スタートアップロゴの次にオンスクリー ンメニューが表示されます。システム設 定 : 詳細 > ランプ設定メニューに進みま
す。Mode/Enter を押します。するとラン
注意
ランプタイマーをリセット ?
リセット
キャンセル
プ設定 ページが表示されます。 を押し てタイマーのリセットを選択し、次に Mode/Enter を押してください。ランプタイマーをリセットしても良いかどう かを確認するためのメッセージが表示されます。リセットを選択し、Mode/ Enter を押します。するとランプ時間が 0 にリセットされます。
ランプを交換していない場合はリセットしないでください。ランプが破損する恐れがあります。
メンテナンス 57

インジケータ

ライト 状態と説明
Power Temp Lamp
電源の状況
オレンジ オレンジ オレンジ オレンジ オフ オフ
緑点滅 オフ オフ
緑オフオ
オレンジ
点滅
オレンジ
点滅
オフ オフ
オフ オフ
ランプの状況
オレンジ
点滅
オフ オフ
オフ
温度の状況
オフ オフ オフ 赤 オフ 緑 オフ オレンジ
赤赤赤 赤赤緑 赤 オレンジ 緑赤赤 緑赤緑
オレンジ オレンジ 赤 オレンジ 緑 オレンジ オレンジ
オフ 赤 オフ
プロジェクタがコンセントに接続されました。 スタンバイ モードです。
電源を入れています。 通常動作状態です。
1. 通常の冷却プロセスを経過せずに異常終了したた め、プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。
または
2. 電源を切った後、プロジェクタは 90 秒間の冷却 時間が必要です。
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタ を再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了し ます。販売店にお問い合わせください。
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタ を再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了し ます。販売店にお問い合わせください。
1. プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。または
2. 販売店にお問い合わせください。
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタ を再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了し ます。販売店にお問い合わせください。
メンテナンス58

トラブルシューティング

プロジェクタの電源がオンにならない。
原因 対応
電源コードをプロジェクタの電源コードソ
電源コードから電源が来ていません。
冷却プロセスの間にプロジェクタの 電源をオンにしようとしています。
画像が映らない
原因 対応
ビデオ ソースがオンになっていない か、正しく接続されていません。 プロジェクタが正しく入力信号機器
に接続されていません。 入力信号が正しく選択されていま
せん。 レンズカバーが閉じられたままです。 レンズカバーを外してください。
イメージがぼやける
原因 対応
投写レンズの焦点が合っていません。 ピントリングで焦点を合わせます。 プロジェクタとスクリーンの位置が
正しく合っていません。 レンズカバーが閉じられたままです。 レンズカバーを外してください。
ケットとコンセントに差し込みます。コンセ ントにスイッチがある場合は、スイッチがオ ンになっていることを確認します。
冷却プロセスが完了するまでお待ちくだ さい。
ビデオ ソースをオンにし、信号ケーブルが正 しく接続されていることを確認します。
接続を確認します。
プロジェクタまたはリモコンの SOURCE キーで正しい入力信号を選択します。
投写角度および方向、また必要であれば装置 の高さを調整します。
リモコンが機能しない
原因 対応
電池が切れています。 電池を新しい電池に交換します。 リモコンとプロジェクタの間に障害
物があります。 プロジェクタからの距離が遠すぎま
す。
障害物を取り除きます。
プロジェクタから 8 メートル (26 フィート ) 以内の場所に立ちます。
パスワードが間違っている
原因 対応
入力したパスワードが正しくありま せん。
詳細は、29 ページの " パスワードの呼び戻し
を行うには " を参照してください。
トラブルシューティング 59
仕様

プロジェクタの仕様

仕様はすべて予告なしに変更されることがあります。
全般
製品名 デジタル プロジェクタ モデル名
光学
解像度 表示システム レンズ F/ 番号
ランプ 185 W ランプ
電気仕様
電源 AC100-240V, 3A, 50/60 Hz ( 自動 ) 消費電力 280 W ( 最大 )
機械仕様
外形寸法 255 mm ( 幅 ) x 90 mm ( 高さ ) x 214 mm ( 奥行き ) 重量 約 5.29 lbs (2.4 Kg) 約 5.18 lbs (2.35 Kg)
入力端子
コンピュータ入力 RGB 入力 D-sub 15-pin ( メス ) x 1
ビデオ信号入力
S-VIDEO
VIDEO SD/HDTV 信号入力 アナログ D-Sub – コンポーネント RCA ジャック x 3
オーディオ信号入力 3.5mm ステレオミニジャック
出力端子
RGB 出力 D-sub 15-pin ( メス ) x 1(MP522 ST のみ ) スピーカー 5 ワット x 25 ワット x 1
コントロール端子
RS-232 シリアルコントロール 9 ピン x 1
使用環境条件
動作温度範囲 0°C - 40°C ( 海抜 ) 操作時の相対湿度 10% - 90% ( 結露なきこと ) 動作高度
MP512 ST MP522 ST
800 x 600 SVGA 1024 x 768 XGA 1-CHIP DMD F = 2.5, f = 10 mm
Mini DIN 4-pin ポート x 1 RCA ジャック x 1
(RGB 入力 )
デジタル – HDMI V1.2 x 1 (MP512 ST のみ )
0 - 1499 m (0°C - 35°C)
1500 - 3000 m (0°C - 30°C のとき、高地対応モード オン )
仕様60

外形寸法

255 mm ( 幅 ) x 90 mm ( 高さ ) x 214 mm ( 奥行き )
214
255
90
61.5

タイミングチャート

サポートされる PC 入力のタイミング -MP512 ST
リフレッシュ
解像度 モード
720 x 400 720 x 400_70 70.087 31.469 28.3221
VGA_60 59.940 31.469 25.175
640 x 480
800 x 600
1024 x 768
1280 x 800 SXGA_60 59.81 49.702 83.500 1280 x 1024 SXGA_60 60.020 63.981 108.000 1280 x 1024 SXGA_75 75.025 79.976 135.000
1280 x 960 1280 x 960_60 60.000 60.000 108
1280 x 960 1280 x 960_85 85.002 85.938 148.50
1440 x 900 WXGA+_60 59.887 55.935 106.50
1440 x 900 WXGA+_75 74.984 70.635 136.75 1400 x 1050 SXGA+_60 59.978 65.317 121.75
640 x 480@67Hz MAC13 66.667 35.000 30.240
832 x 624@75Hz MAC16 74.546 49.722 57.280 1024 x 768@75Hz MAC19 75.020 60.241 80.000 1152 x 870@75Hz MAC21 75.02 68.68 100.00
VGA_72 72.809 37.861 31.500 VGA_75 75.000 37.500 31.500
VGA_85 85.008 43.269 36.000 SVGA_60 60.317 37.879 40.000 SVGA_72 72.188 48.077 50.000 SVGA_75 75.000 46.875 49.500 SVGA_85 85.061 53.674 56.250
XGA_60 60.004 48.363 65.000
XGA_70 70.069 56.476 75.000
XGA_75 75.029 60.023 78.750
XGA_85 84.997 68.667 94.500
レート
(Hz)
水平周波数
(kHz)
66
クロック
(MHz)
仕様 61
サポートされる HDMI (HDCP) 入力のタイミング -
MP512 ST
解像度 モード
720 x 400 720 x 400_70 70.087 31.469 28.3221
640 x 480
800 x 600
1024 x 768
1280 x 768 WXGA_1 60.09 47.77 79.500 1280 x 800 WXGA_2 59.81 49.702 83.500
1280 x 1024
640 x 480@67Hz MAC13 66.667 35.000 30.240
832 x 624@75Hz MAC16 74.546 49.722 57.280 1024 x 768@75Hz MAC19 75.020 60.241 80.000 1152 x 870@75Hz MAC21 75.02 68.68 100.00
1440 x 900
1400 x 1050 SXGA+_60 59.978 65.317 121.75
Video (HDCP)
VGA_60 59.940 31.469 25.175 VGA_72 72.809 37.861 31.500 VGA_75 75.000 37.500 31.500
VGA_85 85.008 43.269 36.000 SVGA_60 60.317 37.879 40.000 SVGA_72 72.188 48.077 50.000 SVGA_75 75.000 46.875 49.500 SVGA_85 85.061 53.674 56.250
XGA_60 60.004 48.363 65.000 XGA_70 70.069 56.476 75.000 XGA_75 75.029 60.023 78.750 XGA_85 84.997 68.667 94.500
SXGA_60 60.020 63.981 108.000 SXGA_75 75.025 79.976 135.000
WXGA+_60 59.887 55.935 106.50 WXGA+_75 74.984 70.635 136.75
480p 60 31.47 27
576p 50 31.25 27.000 720p_50 50 37.50 74.25 720P_60 60 45.00 74.25
1035i 60 33.75 74.25
1035p 60 67.5 148.5 1080i_50 50 28.13 74.25 1080i_60 60 33.75 74.25
1080p 60 67.5 148.5
リフレッシュ
レート
(Hz)
水平周波数
(kHz)
クロック
(MHz)
ビデオおよび S ビデオ入力用にサポートされているタイミ ング -MP512 ST/MP522 ST
ビデオモード
NTSC 15.73 60 3.58
PAL 15.63 50 4.43
SECAM 15.63 50
PAL-M 15.73 60 3.58
PAL-N 15.63 50 3.58
PAL-60 15.73 60 4.43
NTSC4.43 15.73 60 4.43
水平周波数 (kHz) 垂直周波数 (Hz)
仕様62
カラー副搬送波周
波数 (MHz)
4.25 または 4.41
コンポーネント YPbPr 入力用にサポートされているタイミ ング -MP512 ST/MP522 ST
信号フォーマット
480i(525i)@60Hz 15.73 59.94
480p(525p)@60Hz 31.47 59.94
576i(625i)@50Hz 15.63 50.00 576p(625p)@50Hz 31.25 50.00 720p(750p)@60Hz 45.00 60.00 720p(750p)@50Hz 37.50 50.00
1080i(1125i)@60Hz 33.75 60.00 1080i(1125i)@50Hz 28.13 50.00
1080p(1125p)@60Hz
(MP512 ST)
1080p(1125p)@50Hz
(MP512 ST)
1080i(1125i)@60Hz または 1080i(1125i)@50Hz 信号を表示すると、イメージが若干揺れる場合が あります。
水平周波数 (kHz) 垂直周波数 (Hz)
67.5 60.00
56.25 50.00
サポートされる PC 入力のタイミング -MP522 ST
リフレッシュ
解像度 モード
720 x 400 720 x 400_70 70.087 31.469 28.3221
VGA_60 59.940 31.469 25.175
640 x 480
800 x 600
1024 x 768
1280 x 1024 SXGA3_60 60.020 63.981 108.000
1280 x 800 SXGA_60 59.81 49.702 83.500
1280 x 960 1280 x 960_60 60.000 60.000 108 640 x 480@67Hz MAC13 66.667 35.000 30.240 832 x 624@75Hz MAC16 74.546 49.722 57.280
1024 x 768@75Hz MAC19 75.020 60.241 80.000 1152 x 870@75Hz MAC21 75.02 68.68 100.00
VGA_72 72.809 37.861 31.500 VGA_75 75.000 37.500 31.500
VGA_85 85.008 43.269 36.000 SVGA_60 60.317 37.879 40.000 SVGA_72 72.188 48.077 50.000 SVGA_75 75.000 46.875 49.500 SVGA_85 85.061 53.674 56.250
XGA_60 60.004 48.363 65.000 XGA_70 70.069 56.476 75.000 XGA_75 75.029 60.023 78.750 XGA_85 84.997 68.667 94.500
レート
(Hz)
水平周波数
(kHz)
クロック
(MHz)
仕様 63

保証と著作権について

限定保証
BenQ は、本製品が正常に使用および保管される場合に限り、本製品の材料および 製造上の瑕疵がないことを保証します。
保証を受ける際には、購入日の証明が必要となります。保証期間中に本製品に瑕 疵があることが判明した場合、BenQ の全責任と、お客様に対する全面的な補償
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保証と著作権について64
法規
FCC 規則
EEC 規則
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B クラス : 本デバイスはラジオ周波エネルギーを発生、使用し、さらに放射する
可能性があり、指示にしたがってインストールおよび使用しなければ、ラジオ通 信に有害な障害を与える場合があります。しかしながら、特定の方法で設置すれ ば障害を発生しないという保証は何もありません。このデバイスがラジオや TV
受信装置に有害な障害を与える場合は ( デバイスの電源を一度切って入れなおす ことにより確認できます )、障害を取り除くために次の方法にしたがってくだ さい。
受信アンテナの方向を変えるか、設置場所を変えるこのデバイスと受信装置の距離をあけるこのデバイスの受信装置とは別のコンセントに接続するディーラーか経験のあるラジオ /TV 技術者に問い合わせる
本装置は、EMC (Electronic Magnetic Compatibility:電磁的両立性 ) に関する ECC 指令 89/336/EEC に適合することが試験の結果確認されています。
ヨーロッパ共同体における家庭からの電子および電気製品の廃棄について。 本製品または梱包材料に記載されているこの記号は、これを家庭廃
棄物として破棄することができないことを意味しています。電子ま たは電気装置の再利用規定に基づいて処理してください。本装置の 再利用についての詳しい情報は、お住まい地域の市役所、本製品を 購入された店、または家庭廃棄物処理機関にお問い合わせくださ い。素材の再利用は自然環境の保護に役立つと共に、人類の健康や 環境を確実に保護する方法で再利用されます。
法規 65
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