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バージョン 1.0
2022 年 4 月発行
Copyright©2022 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。
著作権について:
当文書のいかなる部分も、ASRock の書面による同意なしに、バックアップ
を目的とした購入者による文書のコピーを除いては、いかなる形式や方法に
よっても、複写、転載、送信、または任意の言語へ翻訳することは禁じます。
当文書に記載されている製品名および企業名は、それぞれの企業の登録商標
または著作物であることもあり、権利を侵害する意図なく、ユーザーの便宜
を図って特定または説明のためにのみ使用されます。
免責事項:
当文書に記載されている仕様および情報は、情報提供のみを目的として付属
されており、予告なく変更する場合があります。その整合性や正確性につい
て、ASRock がなんらの確約をするものではありません。ASRock は、当文書
での誤記や記載漏れについて一切の責任を負いかねます。
本文書の内容について、ASRock は、明示的にも黙示的にも、黙示的保証、
商品適格性、または特定目的への適合性を含む、いかなる種類の保証もいた
しません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起
因する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役
員、従業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必
然的な損害(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含
む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に
従います:
(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および
(2 ) 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信
したすべての干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決され
たベストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を
含んでいます。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する
規制に従って行ってください。
「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、
www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
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HDMI® および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、
ならびに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing
LLC の商標または登録商標です。
重要:本ライセンスをコピー、インストール、使用する前に
お読みください。ライセンシーは、Intel のソフトウェア(付随資料を含め、以下
「本ソフトウェア」)を変更せずにバイナリ形式(付随する)で複製する権利を有
し、かかる複製はライセンシー個人の使用に供することのみを目的とし、商業利用
を目的としないものとします。本ソフトウェアは、本ソフトウェアの対象となる、
Intel 製品を使用した機器との関連で使用されることを意図して、以下の条件に基
づいて提供されます。
(a) ライセンシーは、本ソフトウェアを部分的にも開示、配布、譲渡することはで
きず、貴殿は、本ソフトウェアが許可なく複製されることを阻止することに合意し
ます。
(b) ライセンシーは、本ソフトウェアのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、
逆アセンブルはできません。
(c) ライセンシーは、本ソフトウェアをサブライセンスすることはできません。
(d) 本ソフトウェアは、サードパーティーサプライヤーのソフトウェアや他の知的
財産を含む場合があり、その一部は同梱のライセンステキストファイルや、他のテ
キストまたはファイルの情報により特定されており、その使用が許諾されていま
す。
(e)Intel は、本ソフトウェアに関してサポート、技術支援、アップデートを提供す
る義務を負いません。
本ソフトウェアと著作権の所有権本ソフトウェアの複製に関する全ての権利は
Intel、またはかかるライセンサーもしくはサプライヤーに帰属します。本ソフト
ウェアは、米国およびその他の国の法律、また国際条約の条項により、その著作権
が保護されています。ライセンシーは、本ソフトウェアに付された著作権表示を取
り外さないものとします。上記で別途明示的に規定されている場合を除き、Intel
は自己の特許、著作権、商標権、その他の知的所有権に基づく権利を、明示的にも
黙示的にも供与しません。本ライセンスの譲渡がなされることにより、ライセンシ
ーは本ソフトウェアを使用する権利を喪失します。
保証に関する免責事項本ソフトウェアは「現状のまま」提供され、いかなる特定の
目的への商品性や適切性を含むが、それらに限定されない一切の保証は、明示的に
も黙示的にも提供されません。
責任の制限 Intel、そのライセンサーまたはサプライヤーは、本契約に基づく、ま
たはそれ以外の場合に起こり得る、いかなる利益の損失、使用不能、または事業の
停止、もしくは、間接的、特別、偶発的、または結果的な損害について、事前にか
かる発生の可能性について知らされていた場合でも、何ら責任を負いません。
Intel エンドユーザー使用許諾契約
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コメントや提案の使用許諾ライセンシーは、本契約によって、本ソフトウェアにつ
いてコメントや提言を行う義務を負いません。しかし、ライセンシーが、(a) 本ソ
フトウェア、または (b) 本ソフトウェアで稼働する Intel の製品やプロセスについ
て、修正、訂正、改善、強化を目的としたコメントや提言を行う場合、かかるライ
センシーは、Intel に対し、ライセンシーの知的所有権に基づき、かかるコメント
や提言を利用し、自己の製品に取り入れるなどして利用する、非独占、世界的、永
続的、取消不能、譲渡可能、かつ著作権使用料無料のライセンスを供与し、またサ
ブライセンスする権利を供与するものとします。
本ライセンスの終了ライセンシーが関連する規約に違反した場合、Intel および
Intel のサブライセンサーは、かかるライセンシーへの使用許諾を終了する場合が
あります。使用許諾が終了したライセンシーは、直ちに本ソフトウェアの複製を全
て破棄するか、もしくは返還するものとします。
サードパーティの受益者 Intel は、エンドユーザライセンス契約の対象となる受益
者であり、自己の規約のすべてを執行する権利を有します。
米国政府により制限される権利本ソフトウェアは、48 C.F.R. 12.212 および 48
C.F.R 227.7202-1 ~ 227.7202-4 に適合する、市販のコンピューターソフトウェア
や市販のコンピューターソフトウェアの付随資料(48 C.F.R. 12.212 の定義によ
る)で構成される市販品(48 C.F.R. 2.101 の定義による)です。貴殿は、本ソフ
トウェアを米国政府に提供しないものとします。請負業者または製造業者は Intel
Corporation(住所:2200 Mission College Blvd., Santa Clara, CA 95054)です。
輸出法ライセンシーは、ライセンシー自身およびライセンシーの子会社が、米国商
務省または米国の政府当局および省、もしくは米国の輸出先の国が輸出ライセンス
または政府許可の対象とする国に、まずかかるライセンスや許可を得ることなく、
直接的もしくは間接的に、本ソフトウェアを輸出または再輸出しないことに合意し
ます。ライセンシーが、米国から本ソフトウェアを輸出、もしくはその他の国から
再輸出する場合、ライセンシーは、かかる本ソフトウェアの流通、輸出、再輸出、
または輸入が、米国または他国の法律、規制、指令、輸出管理規則で規定するその
他の制限に準拠していることを、確認するものとします。
適用法本契約の内容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、抵触法の原則
によらず、米国およびデラウェア州の法律が適用されます。本契約の当事者は、国
際物品売買契約に関する国際連合条約(1980 年)の適用を排除します。本契約の内
容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、米国デラウェア州の連邦裁判所
およびデラウェア州立裁判所の独占的管轄権に服するものとします。本契約の当事
者は、これらの裁判所の対人管轄権と裁判地に合意するものとします。本項で定め
る裁判所にて相手方当事者を提訴する当事者は、両当事者に管轄権を持つ他のいか
なる裁判所においても、同様の提訴を行うことができます。
ライセンシーが持つ特定の権利は、国により異なります。
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内容
1 章
第
1.1
1.2
1.3
1.4 I/O
第
2.1 CPU
2.2 CPU
2.3
2.4
2.5 I/O
2.6
2.7 SATA
2.8
はじめに
パッケージの内容
2
仕様
マザーボードのレイアウト
パネル
2 章
取り付け
を取り付ける
ファンとヒートシンクを取り付ける
メモリモジュール
フロントパネルオーディオヘッダーの接続
パネルシールドを取り付ける
マザーボードを取り付ける
グラフィックスカードを取り付ける
1
1
6
9
11
12
(DIMM)
ドライブを取り付ける
を取り付ける
20
21
15
16
18
19
23
2.9
周辺機器を接続する
2.10
電源コネクタを接続する
2.11
電源オン
2.12
ジャンパー設定
2.13
オンボードのヘッダーとコネクター
2.14 M.2_SSD (NGFF)
3 章
第
3.1
ソフトウェアとユーティリティの操作
ドライバをインストールする
27
25
28
モジュール取り付けガイド
26
29
(M2_2) 36
39
39
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3.2 ASRock
マザーボードユーティリティ (
A-Tuning) 40
3.2.1 ASRock
ールする
3.2.2 ASRock
40
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock
ョップ)
3.3.1 UI
3.3.2 Apps
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS
3.3.4
設定
4 章 UEFI
第
4.1
はじめに
4.2 EZ Mode (EZ
4.3 Advanced Mode (
4.3.1 UEFI
4.3.2
ナビゲーションキー
マザーボードユーティリティ
40
マザーボードユーティリティ
46
46
概要
(アプリ)
51
47
とドライバ)
セットアップユーティリティ
52
モード
メニューバー
) 53
アドバンスドモード
54
55
(A-Tuning)
(A-Tuning)
ライブ更新と
50
をインスト
を使用する
APP シ
52
) 54
4.4 Main (
4.5 OC Tweaker (OC
4.6 Advanced (
4.6.1 CPU Conguration (CPU
4.6.2 Chipset Conguration (
4.6.3 Storage Conguration (
4.6.4 Super IO Conguration
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI
メイン) 画面
詳細) 画面
56
調整) 画面
70
(スーパー
57
) 71
設定
チップセット設定
ストレージ設定
IO
) 78
設定
) 73
) 76
77
設定)
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4.6.6 USB Conguration (USB
) 80
設定
4.6.7 Trusted Computing
4.7 Tools (
4.8 Hardware Health Event Monitoring (
ント監視) 画面
4.9 Security (
4.10 Boot (
4.11 Exit (
ツール
セキュリティ) 画面
ブート) 画面
終了) 画面
(
トラステッド・コンピューティング
) 83
85
88
89
92
81
)
ハードウェア ヘルス イベ
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H610M-HVS/M.2 R2.0
第 1 章 はじめに
ASRock H610M-HDV/M.2 R2.0 / H610M-HVS/M.2 R2.0 シーリーズマザーボー
ドは、ASRock の一貫した厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマ
ザーボードです。ASRock の品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を
持つ、優れたパフォーマンスを提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のイン
ストールガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティ
リティーの操作ガイドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの
設定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、こ
のマニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアル
の内容に変更があった場合には、更新されたバージョンは、予告なく ASRock
のウェブサイトから入手できるようになります。このマザーボードに関する
技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報
を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイトでは、最新
の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブサイ
ト http://www.asrock.com.
日本語
1.1 パッケージの内容
•ASRockH610M-HDV/M.2R2.0/H610M-HVS/M.2R2.0 マザーボード(マイクロ
ATX フォームファクター)
•ASRockH610M-HDV/M.2R2.0/H610M-HVS/M.2R2.0ユーザーマニュアル
•ASRockH610M-HDV/M.2R2.0/H610M-HVS/M.2R2.0サポートCD
•2xシリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
•1xM.2ソケット用ねじ(オプション)
•1xI/O パネルシールド
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1.2 仕様
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プラット
フォーム
CPU
チップセット
メモリ
拡張スロット
•マイクロ ATX フォームファクター
•固体コンデンサ設計
•第12世代Intel®CoreTMプロセッサ(LGA1700)に対応
•7電源フェーズ設計
•Intel®Hybridテクノロジーに対応
•Intel®ターボブーストMaxテクノロジー3.0に対応
•Intel®H610
•デュアルチャンネルDDR4メモリ機能
•2xDDR4DIMMスロット
•最大 3200 の DDR4 非 ECC アンバッファードメモリをサポー
トします *
*詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート一
覧を参照してください。(http://www.asrock.com/)
•ECCUDIMMメモリモジュールに対応(non-ECCモードで動
作)
•システムメモリの最大容量:64GB
•Intel®エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0に
対応
CPU:
•1xPCIe4.0x16スロット(PCIE2)、x16モードをサポー
ト *
チップセット :
•1xPCIE3.0x1スロット(PCIE1)*
*起動ディスクとしてNVMeSSDに対応
グラフィック
ス
•Intel®UHD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力
は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされま
す。
•Intel®Xeグラフィックスアーキテクチャ(Gen12)
H610M-HDV/M.2 R2.0:
•3つのグラフィックス出力オプション:D-Sub、HDMI、お
よび、DisplayPort1.4
•HDMI2.1TMDS 互換に対応、最大解像度4Kx2K
(4096x2160)@60Hz
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H610M-HVS/M.2 R2.0
•DSC(圧縮)最大解像度 8K(7680x4320)@60Hz/5K
(5120x3200)@120Hz で DisplayPort1.4 をサポートします
•D-Sub に対応、最大解像度 1920x1200@60Hz
•HDMI2.1TMDS 互換および DisplayPort1.4 ポートで HDCP
2.3 をサポートします
H610M-HVS/M.2 R2.0:
•デュアルグラフィックス出力:独立したディスプレイコン
トローラーでHDMIポートとD-Subポートに対応
•HDMI2.1TMDS 互換に対応、最大解像度4Kx2K
(4096x2160)@60Hz
•D-Sub に対応、最大解像度 1920x1200@60Hz
•HDMI2.1TMDS 互換ポートで HDCP2.3 をサポートします
オーディオ
LAN
リアパネル I/
O
•7.1CHHDオーディオ(RealtekALC897/887AudioCodec)
•サージ保護に対応
日本語
•PCIEx1 ギガビット LAN10/100/1000Mb/s
•1xRealtekRTL8111H
•Wake-On-LAN(ウェイクオンラン)に対応
•雷 / 静電気放電(ESD)保護に対応
•エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
•PXE をサポート
•1xPS/2マウス / キーボードポート
•2xUSB3.2Gen1ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
•4xUSB2.0ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
•LED 付き1xRJ-45LAN ポート(ACT/LINKLED と SPEED
LED)
•HDオーディオジャック:ラインイン / フロントスピーカ
ー / マイク
H610M-HDV/M.2 R2.0:
•1xD-Sub ポート
•1xHDMI ポート
•1xDisplayPort1.4
H610M-HVS/M.2 R2.0:
•1xD-Sub ポート
•1xHDMI ポート
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ストレージ
チップセット:
•1xUltraM.2 ソケット(M2_2、KeyM)、タイプ
2242/2260/2280PCIeGen3x4(32Gb/s) モードに対応 *
•4xSATA36.0Gb/s コネクタ
*起動ディスクとしてNVMeSSDに対応
*ASRockU.2キットに対応
日本語
コネクタ
BIOS 機能
•1xSPITPMヘッダー
•1xシャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
•1xCPUファンコネクタ(4ピン)
*CPUファンコネクタは最大1A(12W)の電力のCPUファン
に対応します。
•1xシャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ(4ピン)
(スマートファン速度制御)
*シャーシ / ウォーターポンプファンは最大2A(24W)の出力
のウォータークーラーに対応します。
*CHA_FAN1/WPは3ピンまたは4ピンファンが使用されてい
るかどうかを自動検出できます。
•1x24ピンATX電源コネクタ
•1x8ピン12V電源コネクタ
•1x前面パネルオーディオコネクタ
•1xUSB2.0ヘッダー(2つのUSB2.0ポートに対応)(静
電気放電(ESD)保護に対応)
•1xUSB3.2Gen1ヘッダー(2つのUSB3.2Gen1ポート
に対応)(静電気放電(ESD)保護に対応)
•AMIUEFILegalBIOS、多言語GUIサポート付き
•ACPI6.0準拠ウェイクアップイベント
•SMBIOS2.7サポート
•CPUコア / キャッシュ、CPUコア / キャッシュロードライ
ン、CPUGT、CPUGTロードライン、DRAM、+0.82VPCH、
+1.05VPCH、VCCINAUX、+1.8VPROC、+1.05VPROC複数電
圧設定
ハードウェア
モニター
•ファンタコメータ:CPU、シャーシ / ウォーターポンプフ
ァン
•静音ファン(CPU温度に従ってシャーシファン速度を自動
調整):CPU、シャーシ / ウォーターポンプファン
•ファンマルチ速度制御:CPU、シャーシ / ウォーターポン
プファン
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H610M-HVS/M.2 R2.0
•ケース開閉検知
•電圧監視:CPUVcore、DRAM、+0.82VPCH、+1.05VPCH、
VCCINAUX、VCCSA、+1.05VPROC、+12V、+5V、+3.3V
OS
認証
•Microsoft®Windows®1064ビット /1164ビット
•FCC、CE
•ErP/EuPReady(ErP/EuP対応電源供給装置が必要です)
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サード
パーティのオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックに
は、一定のリスクを伴いますのでご注意ください。オーバークロックすると
システムが不安定になったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損
することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊社では、オーバー
クロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
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1.3 マザーボードのレイアウト
H610M-HDV/M.2 R2.0:
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H610M-HVS/M.2 R2.0:
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
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番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
3 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
4 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN1/WP)
5 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
6 USB 3.2 Gen1 ヘッダー(USB3_3_4)
7 USB 2.0 ヘッダー(USB_5_6)
8 SATA3 コネクタ (SATA3_2)( 上側 )、SATA3 コネクタ (SATA3_3)( 下側 )
9 SPI TPM ヘッダー(SPI_TPM_J1)
10 SATA3 コネクタ (SATA3_1)
11 SATA3 コネクタ (SATA3_0)
12 システムパネルヘッダー(PANEL1)
13 シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (SPK_CI1)
14 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
15 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
8
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1.4 I/O パネル
H610M-HDV/M.2 R2.0:
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
3
1
2
4
11 6
番号 説明 番号 説明
1 USB 2.0 ポート(USB_1_2) 7 USB 3.2 Gen1 ポート(USB3_1_2)
2 LAN RJ-45 ポート * 8 PS/2 マウス / キーボードポート
3 ライン入力 ( 明るい青色 )** 9 HDMI ポート
4 フロントスピーカー ( ライム色 )** 10 D-Sub ポート
5 マイクロフォン ( ピンク色 )** 11 DisplayPort 1.4
6 USB 2.0 ポート(USB_3_4)
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9
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H610M-HVS/M.2 R2.0:
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番号 説明 番号 説明
1 USB 2.0 ポート(USB_1_2) 6 USB 2.0 ポート(USB_3_4)
2 LAN RJ-45 ポート * 7 USB 3.2 Gen1 ポート(USB3_1_2)
3 ライン入力 ( 明るい青色 )** 8 PS/2 マウス / キーボードポート
4 フロントスピーカー ( ライム色 )** 9 HDMI ポート
5 マイクロフォン ( ピンク色 )** 10 D-Sub ポート
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2
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3
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* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参
照してください。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続
点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続
点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
** 7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力
ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力
ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力
ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
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第 2 章 取り付け
これは Micro ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを
取付ける前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、
マザーボードを取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す
る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ
い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード
が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー
ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト
ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに
触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防
止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす
ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが
あります。
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2.1 CPU を取り付ける
1.
1700 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上に
あること、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピ
ンがないことを確認してください。PnP キャップがソケット上になかった
り、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある
場合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。CPU を無理に
ソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
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A
B
2 3
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4
5
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プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してくださ
い。アフターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必
ず取り付けてください。
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2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
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CPU_FAN
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2.3 メモリモジュール (DIMM) を取り付ける
1
2
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3
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このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4 ( ダブルデータレート 4)
DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応し
ます。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一 ( 同じブランド、同じ速度、
同じサイズ、同じチップタイプ ) の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要が
あります。
2.
1 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアルチャンネル
メモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けるこ
とはできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が破損することがあ
ります。
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間
違った方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながりま
す。
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2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続
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2.5 I/O パネルシールドを取り付ける
1
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H610M-HVS/M.2 R2.0
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2.6 マザーボードを取り付ける
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2.7 SATA ドライブを取り付ける
1
光学ドライブ
SATA ドライブ
2
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
日本語
SATAデータケーブル
21
Page 28
日本語
3
4
電源コネクタ
SATA
SATA データコネクタ
22
Page 29
2.8 グラフィックスカードを取り付ける
1
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
日本語
CLICK!
23
Page 30
日本語
拡張スロット (PCI Express スロット )
このマザーボードには 2 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電
源コードが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始め
る前に、拡張カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハー
ドウェア設定を行ってください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 3.0 x1 スロット)は PCIe x1 レーン幅カード向けに使用しま
す。
PCIE2(PCIe 4.0 x16 スロット)は PCIe x16 レーン幅グラフィックカード
向けに使用します。
24
Page 31
2.9 周辺機器を接続する
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
日本語
25
Page 32
日本語
2.10 電源コネクタを接続する
26
$7;9
$7;3:5
Page 33
2.11 電源オン
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
1
2
3
日本語
4
27
Page 34
2.12 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャッ
プがピンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパー
キャップがピンに被さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
日本語
クリア CMOS ジャンパ (CLRMOS1)(p.6、7、No. 14 参照)
CLRCMOS1 は、CMOS のデータをクリアすることができます。CMOS のデータに
は、システムパスワード、日付、時間、システム設定パラメーターなどのシ
ステム設定情報が含まれます。消去して、デフォルト設定にシステムパラ
メーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源コードを
抜き、ジャンパーキャップを使用して、CLRCMOS1 のピンに 3 秒間ショートし
ます。CMOS をクリアした後は、ジャンパーキャップを取り外すのを忘れない
ようにしてください。BIOS をアップデート後、CMOS をクリアする必要があ
れば、最初にシステムを起動し、それから CMOS クリアアクションを行う前
にシャットダウンしてください。
CLRMOS1
2 ピンジャンパー
28
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前の
シャーシイントルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オプションか
ら「Clear Status(ステータスの消去)」で調整してください。
Page 35
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
2.13 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッ
ダーとコネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダー
およびコネクターにジャンパーキャップを被せると、マザーボードに物理損
傷が起こることがあります。
システムパネルヘッダー
(9 ピン PANEL1)(p.6、7、 No. 12 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従っ
て、シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットし
ます。ケーブルを接続するときには、ピンの+と-に気をつけてください。
PANEL1
PLE D+
PLE D-
PWR BTN#
GND
日本語
1
HDL ED+
PWRBTN(電源スイッチ):
シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使
用して、システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピュー
ターがフリーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットス
イッチを押して、コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。
システム稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場
合には、LED は点滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ
(S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED):
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してくださ
い。ハードドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンに
なります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネル
モジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドラ
イブアクティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面
パネルモジュールとこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピ
ンの割り当てが正しく合致していることを確かめてください。
GND
HDL ED-
GND
RES ET#
29
Page 36
日本語
シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
(7 ピン SPK_CI1)(p.6、7、No. 13 参照)
シャーシイントルージョンとシャーシスピーカーをこのヘッダーに接続し
てください。
SPK_CI1
DUM MY
DUM MY
+5V
1
SIG NAL
GND
DUM MY
シリアル ATA3 コネクタ
直角 :
(SATA3_2) (p.6、7、 No. 8 参照 )(上側)
(SATA3_3) (p.6、7、 No. 8 参照 )(下側)
垂直 :
(SATA3_0) (p.6、7、 No. 11 参照 )
(SATA3_1) (p.6、7、 No. 10 参照 )
これら 4 つの SATA3 コネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で内部スト
レージデバイス用の SATA データケーブルをサポートします。
30
SATA3_2
SATA3_1
SATA3_0
SATA3_3
Page 37
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
USB 2.0 ヘッダー
(9 ピン USB_5_6) (p.6、7、 No. 7 参照 )
このマザーボードには 1 つの USB2.0 ヘッダーが装備されています。こ
の USB 2.0 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB_5_6
DUM MY
GND GND
USB _PWR
USB 3.2 Gen1 ヘッダー
(19 ピン USB3_3_4) (p.6、7、 No. 6 参照 )
このマザーボードには 1 つのヘッダーが装備されています。この USB 3.2
Gen1 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
+A
+B
-A
-B
USB _PWR
1
日本語
USB3_3_4
Vbus
IntA _PA_SSRX -
IntA _PA_SSRX +
GND
IntA _PA_SSTX -
IntA _PA_SSTX +
GND
IntA _PA_D-
IntA _PA_D+
VbusVbus
IntA _PB_SSR X-
IntA _PB_SSR X+
GND
IntA _PB_SST X-
IntA _PB_SST X+
GND
IntA _PB_D-
IntA _PB_D+
Dumm y
1
31
Page 38
フロントパネルオーディオヘッダー
(9 ピン HD_AUDIO1)(p.6、7、No. 15 参照)
このヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続
するためのものです。
HD_AUDIO1
GND
PRE SENCE #
MIC _RET
OUT _RET
日本語
1
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしてい
MIC 2_L
OUT 2_R
MIC 2_R
OUT 2_L
J_S ENSE
ますが、正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサ
ポートしていることが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当
社のマニュアルおよびシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
AC’97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネル
オーディオヘッダーに取り付けてください。
A. Mic_IN (MIC)を MIC2_L に接続します。
B. Audio_R (RIN)を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を OUT2_L に接続します。
C. アース(GND)をアース(GND)に接続します。
D. MIC_RET と OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。AC’97 オーディオ
パネルではこれらを接続する必要はありません。
E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの
「FrontMic」タブで、「録音音量」を調整してください。
32
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H610M-HDV/M.2 R2.0
CPU_ FAN_SP EED
FAN_S PEED_ CONTR OL
4 3 2 1
H610M-HVS/M.2 R2.0
シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ
(4 ピン CHA_FAN1/WP)(p.6、7、 No. 4 参照)
このマザーボードは、1 つの 4 ピン水冷
ます。3 ピンの
シャーシ
ウォータークーラーファンを接続する場合には、ピ
ン 1-3 に接続してください。
CPU ファンコネクタ
(4 ピン CPU_FAN1)(p.6、7、 No. 2 参照)
このマザーボードは 4 ピン CPU ファン(静音ファン)コネクタが装備されて
います。3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくだ
さい。
シャーシ
ファンコネクタを搭載し
CHA_FAN1/WP
4 3 2 1
FAN _SPEE D _CONT ROL
CHA _FAN_ SPEED
FAN _VOLT AGE
GND
日本語
CPU_FAN1
33
Page 40
日本語
ATX 電源コネクタ
(24 ピン ATXPWR1)(p.6、7、No. 5 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されています。20 ピ
ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 番に合わせて接続してください。
ATXPWR1
12
24
1
13
ATX 12V 電源コネクタ
(8 ピン ATX12V1)(p.6、7、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクターが装備されています。4
ピンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 5 に合わせて接続してください。
* 警告 : 接続されている電源ケーブルが、グラフィックスカード用ではなく、CPU
用であることを確認してください。 PCIe 電源ケーブルをこのコネクターに接続
しないでください。
34
ATX12V1
4
1
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H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
SPI TPM ヘッダー
(13 ピン SPI_TPM_J1)(p.6、7、No. 9 参照)
このコネクタは SPI トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM)シス
テムに対応するので、鍵、デジタル証明書、パスワード、データを安全に保管で
きます。TPM システムは、ネットワークセキュリティを強化して、デジタル証明
書を保護し、プラットフォームの完全性を保証します。
SPI_TPM_J1
TPM _ PIRQ
RST #
SPI _ MOSI
CLK
Dum m y
SPI _ PWR
SPI _ DQ3
1
SPI _ TPM_C S#
GND
RSM R ST#
SPI _ MISO
SPI _ CS0
SPI _ DQ2
日本語
35
Page 42
日本語
2.14 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド (M2_2)
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ば
れます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe and mSATA に
代わることを目的とします。Ultra
2242/2260/2280 PCIe Gen3x4 (32 Gb/s) モードに対応
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
M.2 ソケット (M2_2、キー M)、タイプ
。
手順 1
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび
ねじを準備します。
3
2
1
A B C
番号 1 2 3
ナットの場所 A B C
PCB 長さ 4.2cm 6cm 8cm
モジュールのタイプ Type2242 Type 2260 Type 2280
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の
長さに合わせて、一致するねじの
位置を選んでください。
36
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H610M-HVS/M.2 R2.0
手順 3
モジュールのタイプと長さに基づ
いてスタンドオフを移動します。
A B C
A B C
デフォルトでは、スタンドオフは
ナット位置 C にあります。デフォ
ルトのナットを使用する場合は、
手順 3 と手順 4 をスキップして
手順 5 に進みます。
その他の場合はスタンドオフを手
で緩めます。
手順 4
ねじに貼付されている黄色の保護
フィルムをはがします。デバイス
を取り付ける場所にあわせて、手
でねじを締めてください。
手順 5
日本語
M.2 (NGFF) SSD モジュールを丁
寧に M.2 スロットに挿入します。
M.2 (NGFF) SSD モジュールは 1
つの方向にしか取り付けることが
A B C
A B C
o
20
できません。
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留め
てください。しかし、きつく締め
るすぎるとモジュールが破損する
NUT 1 NUT 2
恐れがあるのでご注意ください。
37
Page 44
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C
ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C
ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C
Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280
Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7
Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7
Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G
Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G
OCZ PCIe3 x4 RVD400 -M2280-512G (NVME)
PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME
Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG
Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG
Plextor PCIe PX-G256M6e
Plextor PCIe PX-G512M6e
Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM)
Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL)
Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME)
Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL)
SanDisk PCIe SD6PP4M-128G
SanDisk PCIe SD6PP4M-256G
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101
TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110
WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME)
WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ
サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com 。
38
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第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
3.1 ドライバをインストールする
マザーボードに付属しているサポート DVD には、必要なドライバ、および、マ
ザーボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD を BD/DVD ドライブに挿入します。 コン
ピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメイン
メニューを自動的に表示します。 メインメニューが自動的に表示されない場合
は、サポート DVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニュー
を表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート DVD ドライバ
ページに一覧表示されます。 Install All(すべてインストールする)をクリッ
クするか、または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてくだ
さい。 このようにインストールすることで、ドライバが正しく動作するように
します。
日本語
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフト
ウェアが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィザード
に従ってインストールします。
39
Page 46
日本語
3.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) は ASRock の多目的ソフトウェアス
イートです。新しいインターフェースを有し、数々の新しい機能が追加されており、
ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
をインストールする
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) を ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ ) からダウンロードできます。インストール後、
デスクトップに「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」アイコンが表示さ
れます。「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」 アイコンをダブル
クリックすると、ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニュー
が表示されます。
3.2.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
を使用する
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニューには次の 5 つの
セクションがあります :Operation Mode ( 操作モード ) 、OC Tweaker (OC 調整 ) 、
System Info ( システム情報 ) 、FAN-Tastic Tuning (FAN-Tastic チューニング ) 、
Settings ( 設定 ) 。
40
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Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
素早く電源とシステム性能が調整できます。
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日本語
性能向上
標準モード
ECO モード
41
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日本語
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
オーバークロック設定
設定を完了すると Apply を押し保存します。
42
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System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
システム現在の各詳細情報が見られます。
日本語
43
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日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度
に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
マザーボードに接続したクーラーの回転数テストまたは
左のグラフを変わって回転数調整ができます。
ファン
速度
調整
44
設定を完了すると Apply を押し保存します。
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Settings ( 設定 )
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動
する際に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup
(Windows 起動時に自動実行 ) 」 をクリックして選択します。
Setting ページでは A-Tuning をシステムが立ち上げる際自動起動する設定が出来ます。
日本語
45
Page 52
日本語
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ラ
イブ更新と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェ
アアプリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアで
す。 さまざまなアプリケーションとサポートユーティリティを素早く簡単
にインストールできます。 ASRock APP ショップを使用すれば、数回クリッ
クするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持で
きます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP
ショップユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインター
ネットに接続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Hot News(ホットニュース) Category Panel(カテゴリパネル)
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル): カテゴリパネルにはいくつかのタブ
またはボタンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情
報パネルに関係する情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル): 中央にある情報パネルには、現在選択
されているカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係
するタスクを実行できます。
Hot News(ホットニュース): ホットニュースセクションにはさまざまな
最新ニュースが表示されます。 画像をクリックして選択したニュースのウェ
ブサイトを開いて詳しく読むことができます。
46
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3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリ
が画面上に表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
日本語
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまな
アプリは右側に表示されます。 上下にスクロールして一覧にあるアプリを
検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを
確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合
は
「Free(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリが
コンピュータにインストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
47
Page 54
日本語
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックし
てダウン ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済
み)」アイコンが表示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックしま
す。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
48
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アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの
新しいバージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に
「New Version
(新しいバージョン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
日本語
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
49
Page 56
日本語
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはド
ライバ用の推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて
更新してください。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細
情報が表示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
50
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3.3.4 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択
したり、Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に
実行するかどうかを決めることができます。
日本語
51
Page 58
日本語
第 4 章 U E F I セットアップユーティリ
ティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、シス
テムを構成する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、
コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによっ
て起動できます。ユーティリティーを起動しなければ、電源投入時セルフテ
スト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアッ
プ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> または本体
のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムをシャット
ダウンした後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動することがで
きます、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明
は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり
ます。
システム
52
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4.2 EZ Mode (EZ モード )
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode (EZ モー
ド ) 」画面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざま
な読み取り値が表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、
SATA 情報、ファン速度など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 」に切り替えてその他のオプショ
ンを表示するには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced
Mode ( アドバンスドモード ) ] ボタンをクリックします。
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
変更を保存して終了
変更を破棄
言語を変更
日本語
システム
情報
メモリ
情報
ストレー
ジ
情報
詳細モード
への切り替え
ファン
設定
ツールへのクイ
ックアクセス
53
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4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード )
Advanced Mode ( アドバンスドモード ) は BIOS 設定を設定するためのその
他のオプションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照
してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にあ
る [EZ Mode (EZ モード ) ] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
日本語
Main
( メイン )
OC Tweaker (OC
調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニ
ター )
Security
( セキュリ
ティ )
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティ
リティを終了
54
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4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを
使用します。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キー
または < > キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動し
ます。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
Add / Remove Favorite ( お気に入りの追加 / 削除 )
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティ
を終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
日本語
55
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日本語
4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システム
の概要が表示されます。
BIOS 設定が利用可能であるかどうか、および BIOS 設定の場所は、モデルや
BIOS のバージョンにより異なる場合があります。
My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを
追加 / 削除する場合は F5 を押してください。
56
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4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
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H610M-HVS/M.2 R2.0
日本語
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明
は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり
ます。
CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU Turbo Ratio Information (CPU ターボレシオ情報 )
この項目を使用して、CPU ターボレシオ情報を表示することができます。
CPU Conguration (CPU 設定 )
CPU P-Core Ratio (CPU P-Core レシオ )
CPU の速度は、CPU P-Core レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。CPU
P-Core レシオを上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせず、
内部の CPU クロック速度を上げられます。
AVX2 Ratio Offset(AVX レシオオフセット)
AVX2 Ratio Offset(AVX レシオオフセット)は AVX ワークロードの CPU
Ratio(CPU レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX は
SSE ワークロードの最大レシオを確保するために AVX レシオの低いよりス
トレスの高いワークロードです。
57
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CPU Cache Ratio (CPU キャッシュ レシオ )
CPU の内部バス速度レシオ。最大値は CPU レシオと同じになります。
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電
源)
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電源)を有効 /
無効にします。有効な場合は、CPU V/F 曲線を計算する際に pcode が BCLK
周波数を認識します。これは、BCLK オーバークロックで高電圧オーバーライ
ドを防止する際に最適です。
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
OS ハンドオフの前に BIOS が設定する CPU パフォーマンス状態を選択します。
日本語
[Max Battery(最大バッテリ)]
このモードを選択して、システム起動中の CPU レシオを 8 倍に設定します。
[Max Non-Turbo Performance(最大ノンターボ性能)]
このデフォルトモードを選択して、システム起動中に CPU Flex(CPU フレック
ス)レシオを維持します。
[Turbo Performance(ターボ性能)]
このモードでは、システム起動中に CPU レシオは 常にターボブースト速度で
動作します。
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)を無効にすると、
リングとコアを同じ周波数で動作させることができます。
SA PLL Frequency Override(SA PLL 周波数オーバーライド)
Sa PLL 周波数を構成します。
BCLK TSC HW Fixup
PMA から APIC への TSC コピー中の BCLK TSC HW Fixup の無効化。
FLL Overclocking Mode(FLL オーバークロックモード)
公称は、通常のコア比のオーバークロックに適しています。Elevated およ
び Extremely Elevated は、BCLK OC が高い場合に適しています。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサー
を複数の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
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H610M-HVS/M.2 R2.0
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・
テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス
テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動
作周波数以上で実行可能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・
テクノロジー)
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー)
サポートを有効 / 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェース
をハードウェア制御の P ステート向けに使用できます。
Intel Turbo Boost Max Technology 3.0(インテル・ターボ・ブ
ースト・テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス
テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動
作周波数以上で実行可能です。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel ターボ・ブースト・テクノ
ロジー・サポートを有効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、 Intel ターボ・ブースト・テク
ノロジー・サポートを無効にします。
日本語
Intel Thermal Velocity Boost Voltage Optimizations(TVB 電
圧最適化)
このサービスは、Intel Thermal Velocity Boost(TVB)機能を備えるプロセッ
サー向けに、サーマルベースの電圧最適化を制御します。デフォルト設定は
[Enabled( 有効 )] です。
Dual Tau Boost ( デュアルタウブースト )
デュアルタブブースト機能を有効にします。これは、CMLS 35W/65W/125W スキュー
にのみ適用できます。この項目は、Cong TDP 対応プロセッサーで のみサポート
されます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指
定します。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設
定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く
設定することで、パフォーマンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
59
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日本語
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU
レシオの下げられるスピードを設定します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数
で指定します。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制
限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一
方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護
され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ
フォーマンスが向上します。
GT Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が
保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、
パフォーマンスが向上します。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
Memory Information ( メモリ情報 )
ユーザーが、DDR4 モジュール向けのシリアルプレゼンス検出(SPD)と Intel エ
クストリーム・メモリー・プロファイル(XMP)を閲覧できるようにします。
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメ
モリモジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Gear Mode (DRAM ギアモード )
Gear2 モードはメモリコントローラーの比率を 2 倍にし、高周波に適してい
ます。
Primary Timing(プライマリタイミング)
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)(tRCD)
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H610M-HVS/M.2 R2.0
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いて
から、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。
Row Precharge(行プリチャージ)(tRP)
Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、次の
行が開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要す
るクロックサイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの
遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング)
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるま
でに必要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) (リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでの
クロック数。
日本語
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りへの遅延
(tWTR_L))
同じ内部バンクへの最後の有効な書き込み操作と次の読み取りコマンドの間
のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りへの遅延
(tWTR_S)
同じ内部バンクへの最後の有効な書き込み操作と次の読み取りコマンドの間
のクロック数。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで
(tRTP))
61
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読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに
挿入されたクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンド
ウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング)
tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
日本語
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフ
レッシュコマンドを開始する間隔を設定します。
tRC
この項目を使用して、RAS# サイクル時間 (tRC) 自動 / 手動設定を変更します。
Turn Around Timing(ターンアラウンドタイミング)
Turn Around Timing Optimization(ターンアラウンドタイミング
最適化)
一般的な用途では、自動が有効になっています。
TAT Training Value(TAT トレーニング値)
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
62
Page 69
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
日本語
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
TAT Runtime Value(TAT ランタイム値)
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
63
Page 70
日本語
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
Round Trip Timing(ラウンドトリップタイミング)
Round Trip Timing Optimization(ラウンドトリップタイミング
最適化)
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H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
一般的な用途では、自動が有効になっています。
Round Trip Level(ラウンドトリップレベル)
ラウンドトリップレベルを設定します。
Initial RTL IO Delay Offset ( 初期 RTL IO 遅延オフセット )
ラウンドトリップレイテンシー IO 遅延初期オフセットを設定します。
Initial RTL FIF0 Delay Offset (初期 RTL FIF0 遅延オフセット)
ラウンドトリップレイテンシー FIF0 遅延初期オフセットを設定します。
Initial RTL (MC0 C0 A1/A2) ( 初期 RTL (MC0 C0 A1/A2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (MC0 C1 A1/A2) ( 初期 RTL (MC0 C1 A1/A2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (MC1 C0 B1/B2) ( 初期 RTL (MC1 C0 B1/B2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (MC1 C1 B1/B2) ( 初期 RTL (MC1 C1 B1/B2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
日本語
RTL (MC0 C0 A1/A2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC0 C1 A1/A2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC1 C0 B1/B2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
RTL (MC1 C1 B1/B2)
ラウンドトリップレイテンシの値を設定します。
ODT Setting(ODT 設定)
Dimm ODT Training (DIMM ODT トレーニング )
ODT 値は、DIMM オンダイ終端トレーニングにより最適化されます。
ODT WR (A1)
チャンネル A1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B1)
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日本語
チャンネル B1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT NOM (A1)
これを使って ODT (CH A1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値
は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT NOM (B1)
これを使って ODT (CH B1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。
規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT PARK (A1)
チャンネル A1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B1)
チャンネル B1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ASRock Timing Optimization(ASRock タイミング最適化)
MRC 経由の高速パスを設定します。
ASRock Second Timing Optimization (ASRock 2 次タイミン
グの最
適化 )
MRC を通じて、2 次高速パスを構成します。
MRC Training Respond Time(MRC トレーニングの応答時間)
最も遅い MRC トレーニングをお試しください。
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)を設定します。
[Enabled(有効)] システムは MRC_DONE の後に、リアルタイム・メモリ・
タイミング変更の実行を許可します。
Reset for MRC Failed (MRC にリセットに失敗しました )
MRC トレーニングに失敗した後、システムをリセットします。
MRC Training on Warm Boot (MRC ウォームブート時にトレー
ニングする )
有効にすると、ウォームブート時にメモリトレーニングが実行されます。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
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H610M-HVS/M.2 R2.0
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなりま
す。
Voltage Conguration ( 電圧設定 )
Voltage Mode(電圧モード)
[OC]: オーバークロック用に幅広い電圧に対応します。
[Stable ( 安定 )]: 小さな電圧変動によりシステムを安定させます。
CPU Core/Cache Voltage(CPU コア / キャッシュ電圧)
CPU コア / キャッシュの電圧を設定します。
CPU Core/Cache Load-Line Calibration (CPU コア / キャッシュ
ロードライン キャリブレーション )
システムの負荷が大きいときに、CPU コア / キャッシュ の電圧垂下を防ぐ
のを助けます。
CPU GT Voltage(CPU GT 電圧)
GPU の電圧を設定します。
CPU GT Load-Line Calibration (CPU GT ロードライン・キャリブ
レーション )
CPU GPU Load-Line Calibration(CPU GPU ロードラインキャリブレーショ
ン)は、システムに高負荷がかかる場合に GPU 電圧降下を防止します。
日本語
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
VCCIN AUX Voltage (VCCIN AUX 電圧 )
VCCIN AUX の電圧を設定します。
+1.05V PROC Voltage (+1.05V PROC 電圧 )
+1.05V PROC の電圧を設定します。
+0.82V PCH Voltage (+0.82V PCH 電圧 )
+0.82V PCH の電圧を設定します。
+1.05V PCH Voltage (+1.05V PCH 電圧 )
+1.05V PCH の電圧を設定します。
AVX Conguration (AVX 設定 )
AVX2 電圧ガードバンドスケールファクタ
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AVX2 電圧ガードバンドスケールファクタは、AVX2 ワークロードに適用され
る電圧ガードバンドを制御します。値 > 1.00 では、電圧ガードバンドが増
加します。値 < 1.00 では、」電圧ガードバンドが減少します。
FIVR Conguration (FIVR 設定 )
P-Core Voltage Mode (P-Core 電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは、電圧はすべての動作周波数に適用されます。アダプ
ティブモードでは、電圧が補間されるのはターボモードの場合だけです。
Extra Turbo Voltage ( エクストラターボ電圧 )
IA コアがターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
日本語
VF Offset Mode (VF オフセットモード )
レガシーモードと選択モードから選択します。 オーバークロック機能を有
効にしてデフォルト値を初期化した後、システムをリセットする必要があり
ます。 レガシーモードで、VF 曲線全体のグローバルオフセットを設定しま
す。 選択モードで、選択した VF ポイントを設定します。
VF Conguration Scope (VF 設定範囲 )
すべてのコアの VF 曲線またはコアごとの VF 曲線の設定を許可します。
Core Voltage Offset ( コア電圧オフセット )
IA コアドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミ
リボルト単位で指定されています。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
Ring Voltage Mode ( リング電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。
Extra Turbo Voltage ( エクストラターボ電圧 )
リングがターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
VF Offset Mode (VF オフセットモード )
レガシーモードと選択モードから選択します。 オーバークロック機能を有
効にしてデフォルト値を初期化した後、システムをリセットする必要があり
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H610M-HDV/M.2 R2.0
H610M-HVS/M.2 R2.0
ます。 レガシーモードで、VF 曲線全体のグローバルオフセットを設定しま
す。 選択モードで、選択した VF ポイントを設定します。
Ring Voltage Offset ( リング電圧オフセット )
リングドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミリ
ボルト単位で指定されています。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
GT Voltage Mode (GT 電圧モード )
アダプティブ電圧モードとオーバーライド電圧モードから選択します。オー
バーライドモードでは選択したモードがすべての動作周波数に適用されま
す。アダプティブモードでは電圧が補間されるのはターボモードの場合だけ
です。
Extra Turbo Voltage ( エクストラターボ電圧
GT がターボモードで動作中のエクストラターボ電圧を指定します。
)
GT Voltage Offset (GT 電圧オフセット )
GT ドメインに適用されるオフセット電圧を指定します。この電圧はミリボ
ルト単位で指定されています。
Offset Prex ( オフセットプレフィックス )
オフセット値をプラスまたはマイナスとして選択します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter>
を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットア
ップポートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存
します。
Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットア
ッププロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
日本語
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日本語
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU
設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration,
(ストレージ設定)、Super IO Conguration(スーパー IO 設定)、ACPI
Conguration(ACPI 設定)、USB Conguration(USB 設定)、Trusted
Computing(トラステッド・コンピューティング)。
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になるこ
とがあります。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI セットアップスタイル
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択
します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択
します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご
使用のモニターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対
応であれば、解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に
設定すると、モニタの解像度は 1024 x 768 に設定されます。
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H610M-HVS/M.2 R2.0
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Processor P-Core Information ( プロセッサー P-Core 情報 )
この項目は、P-Core 情報を表示します。
Intel Hyper Threading Technology
Intel Hyper reading のテクノロジーにより、各コアで複数のスレッドを実
行し、スレッドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することが
できます。
日本語
Active Processor P-Cores ( アクティブ プロセッサー
P-Core)
各プロセッサー パッケージで有効にする P-Core の数を選択します。
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C6 および C7
を維持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
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スリープさせ、電力消費を抑えます。
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効
化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力
消費が削減されます。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
C6DRAM
「CPU が C6 ステートの場合に DRAM コンテンツを PRM メモリへ移動する」
を有効 / 無効にします。
日本語
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にしま
す。
Intel AVX/AVX2
Intel AVX および AVX2 命令を有効 / 無効にします。これは、ビッグコアの場
合のみ適用されます。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization
テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオ
ペレーティングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行
し、単一のコンピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能さ
せることができます。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンス
を向上します。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュライン
のプリフェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュライン
を自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Legacy Game Compatibility Mode(レガシーゲーム互換モード)
このモードが有効で、スクロールロックキーを押した場合、スクロールロッ
ク LED が点灯しているときは Efcient Core がパークされ、スクロールロッ
ク LED が消灯しているときは Efcient Core がパーク解除されます。
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H610M-HVS/M.2 R2.0
4.6.2 Chipset Conguration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプ
ター )
プライマリ VGA を選択します。
日本語
Above 4G Decoding(4G を超えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64
ビット対応デバイスを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI
デコーディングに対応する場合のみ)。
C.A.M (Clever Access Memory)(クレバーアクセスメモリ )
システムにサイズ調整式 BAR 対応の PCIe デバイスが搭載されている場合は、こ
のオプションを使用して、サイズ調整式 BAR サポートを有効または無効にしてく
ださい ( システムが 64 ビット PCI デコーディングをサポートする場合のみ )。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed
I/O (VT-d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、
セキュリティ、分離、および I/O 性能のレベルを高めることにより、バー
チャルマシンモニターのハードウェアのさらなる活用を助けます。
SR-IOV Support(SR-IOV サポート)
システムに SR-IOV 対応デバイスがある場合は、このオプションで Single
Root IO Virtualization Support(シングルルート IO 仮想化サポート)を
有効または無効にします。
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日本語
DMI Link Speed(DMI リンク速度)
DMI スロットリンク速度を設定します。 Auto(自動)モードがオーバーク
ロック向けに最適化します。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE2 Link Speed (PCIE2 リンク速度 )
PCIE2 のリンク速度を選択します。
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコン
トロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効に
します。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし
ます。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効/ 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし
ます。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリの
サイズを設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを
無効にするには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効
のまま保ちます。
Onboard LAN ( 内蔵 LAN)
内蔵の LAN ィオをオン / オフします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、
内蔵の HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされた
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ときにのみ自動的に無効にされます。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターがシャットダウンされたときの節電を目的としたディープス
リープを設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。
[Power Off(電源オフ)]
この項目を選択すると、電力が回復しても電源はオフのままになります。
[Power On(電源オン)]
この項目を選択すると、電力が回復するとシステムが起動し始めます。
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4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラを有効 / 無効にします。
Hybrid Storage Detection and Conguration Mode ( ハイブ
リッドストレージ検出および構成モード )
この項目により、ハイブリッドストレージ検出および構成モードを選択する
ことができます。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源
積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電
力消費を削減します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T.( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分
析 )、Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。コン
ピューターのハードディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関
するさまざまな指標を検知して報告します。
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4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定)
PS2 Y-Cable(PS2 Y ケーブル)
PS2 Y ケーブルを有効にするか、またはこのオプションを Auto(自動)に
設定します。
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4.6.5 ACPI Conguration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] ( 自
動 ) として電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
PS/2 Keyboard S4/S5 Wakeup Support(PS/2 キーボード S4/
S5 ウェイクアップサポート)
S4/S5 状態で PS/2 キーボードでシステムをウェイクアップできます。
PCIE Devices Power On(PCIE デバイス電源オン)
PCIE デバイスでシステムを起動したり、ウェイクオンラン(Wake-On-LAN)
を有効にできます。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー
ム電源オン)機能を無効にします。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー
ム電源オン)機能を有効にします。
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンに
よる電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムを起動できるようになります。
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USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムを起動できるようになります。
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4.6.6 USB Conguration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換
性に関する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めしま
す。
[Enabled ( 有効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS ( レガシー
OS) サポートを有効にします。
[Disabled (無効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS ( レガシー
OS) サポートを無効にします。
[UEFI Setup Only (UEFI セットアップのみ ) ] この項目を選択して、UEFI セッ
トアップおよび Windows/Linux オペレーティングシステムでのみ USB デバイス
に対応するようにします。
XHCI Hand-off (XHCI ハンドオフ )
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS ( オペレーティングシステム )
向けの応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求しま
す。デフォルトではこの項目は [Disabled ( 無効 ) ] に設定されています。
[Enabled ( 有効 ) ]
XHCI に対応しないオペレーティングシステムでは BIOS で XHCI に対応し
ます。
[Disabled ( 無効 ) ]
XHCI に対応するオペレーティングシステムでは XHCI ドライバで XHCI に対応
します。
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4.6.7 Trusted Computing(
ティング
注記 : オプションは接続されている TPM モジュールのバージョンにより異なります。
)
トラステッド・コンピュー
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポー
ト )
この項目を使用して、セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効また
は無効にします。OS は、セキュリティ デバイスを表示しません。 TCG EFI
プロトコルと INT1A インターフェイスは使用できなくなります。
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Active PCR banks ( アクティブ PCR バンク )
この項目により、アクティブな PCR バンクを表示することができます。
Available PCR Banks ( 利用可能 PCR バンク )
この項目により、利用可能な PCR バンクを表示することができます。
SHA256 PCR Bank ( SHA256 PCR バンク )
この項目を使用して SHA256 PCR バンクを有効または無効にします。
SHA384 PCR Bank ( SHA384 PCR バンク )
この項目を使用して SHA384 PCR バンクを有効または無効にします。
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SM3_256 PCR Bank (SM3_256 PCR バンク )
この項目を使用して SM3_256 PCR バンクを有効または無効にします。
Pending Operation ( 保留中の操作 )
セキュリティ デバイスの操作をスケジュールします。
注記 : デバイスの状態を変更するために、コンピューターは再起動中に再起
動します。
Platform Hierarchy ( プラットフォーム階層 )
この項目を使用して、プラットフォーム階層を有効 / 無効にします。
Storage Hierarchy ( ストレージ階層 )
この項目を使用して、ストレージ階層を有効 / 無効にします。
Endorsement Hierarchy ( エンドースメント階層 )
この項目を使用して、エンドースメント階層を有効 / 無効にします。
Physical Presence Spec version (Physical Presence Spec
バージョン )
この項目を選択して、OS に PPI 仕様バージョン 1.2 または 1.3 をサポー
トするように指示します。 一部の HCK テストはバージョン 1.3 をサポー
トしていない可能性があることに注意してください。
TPM 2.0 InterfaceType (CRB) (TPM 2.0 インターフェースタ
イプ (CRB))
TPM 2.0 デバイスに対する通信インターフェースを選択する。
Device Select ( デバイス選択 )
この項目を使用して、サポートする TPM デバイスを選択します。 TPM 1.2
は、サポートを TPM 1.2 デバイスに制限します。 TPM 2.0 は、サポートを
TPM 2.0 デバイスに制限します。 Auto は、既定で TPM 2.0 デバイスに設
定されている両方をサポートします。 TPM 2.0 デバイスが見つからない場
合は、TPM 1.2 デバイスが列挙されます。
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4.7 Tools ( ツール )
UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお
問い合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス ) を
利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
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SSD Secure Erase Tool(SSD セキュア消去)
Secure Erase(セキュア消去)機能に対応するすべての HDD が記載されて
います。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタ
ント フラッシュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
Internet Flash ( インターネットフラッシュ ) - DHCP ( 自動
IP) 、AUTO ( 自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) は、サーバーから
最新の UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash]
( インターネット フラッシュ ) を利用するには、まずネットワークの設定をする
必要があります。
*BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ド
ライブを差し込むことをお勧めします。
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Network Conguration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット
接続を設定します。
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
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4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェ
ア ヘルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電
圧などのパラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視
できます。
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Fan Tuning ( ファン・チューニング )
ファンの最小デューティサイクルを測定します。
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調整するフ
ァンを選択
Fan-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度
に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
ファンモードを選択するか、または、プロファイルを
カスタマイズします。
温度の測定
対象を選択
します。
します。
設定を保存
する
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize ( カスタマイズ )]
を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を
割当てることができます。
設定オプション :
[Customize ( カスタマイズ ) ] [Silent Mode ( サイレントモード ) ]
[Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full
Speed ( 最高速度 ) ]
CPU Fan 1 Step Up (CPU ファンステップアップ )
CPU Fan 1 Step Up (CPU ファンステップアップ ) の値を設定します。デフォルト
設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
CPU Fan 1 Step Down (CPU ファンステップダウン )
CPU Fan 1 Step Down (CPU ファンステップダウン ) の値を設定します。デフォル
ト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
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CHA_FAN1 / W_PUMP 切り替え
CHA_FAN1/CPU オプションモードまたはウォーターポンプモードを選択しま
す。
Chassis Fan 1 Control Mode ( シャーシファン 1 制御モード )
シャーシファン 1 の PWM モードまたは DC モードを選択します。
[DC Mode (DC モード ) ] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード) ] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize ( カス
タマイズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれ
ぞれファン速度を割当てることができます。
[Customize ( カスタマイズ ) ] [Silent Mode ( サイレントモード ) ]
[Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full
Speed ( 最高速度 ) ]
Chassis Fan 1 Temp Source ( シャーシファン 1 温度ソース )
シャーシファン 1 のファン温度ソースを選択します。
[Monitor CPU (CPU を監視する ) ] この項目を選択して、CPU を温度の測
定対象として設定します。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する ) ] この項目を選択して、マザー
ボードを温度の測定対象として設定します。
Chassis Fan 1 Step Up ( シャーシファン 1 ステップアップ )
Chassis Fan 1 Step Up ( シャーシファン 1 ステップアップ ) の値を設定します。
デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Chassis Fan 1 Step Down ( シャーシファン 1 ステップダウン )
Chassis Fan 1 Step Down ( シャーシファン 1 ステップダウン ) の値を設定しま
す。デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効が選択可能。有効にするとケースカバーが取り外されていないか
を検知します。
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4.9 Security ( セキュリティ ) 画面
このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパス
ワードを設定および変更できます。ユーザー パスワードを消去することも
できます。
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI
セットアップ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消
去するには、空欄にして <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI
セットアップ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを
消去するには、空欄にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使って セキュアブートへのサポートを有効 / 無効にします。
Intel(R) Platform Trust Technology (Intel(R) プラットフォー
ム・トラスト・テクノロジー )
ME で Intel PTT を有効 / 無効にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使
用する場合はこのオプションを無効にします。
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4.10 Boot ( ブート ) 画面
このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム
上のデバイスを表示します。
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB スト
レージ デバイスからブートすることはできません。外付けグラフィックス
カードを使用する場合は、VBIOS は UEFI GOP に対応しなければなりません。
超高速モードは、この UEFI セットアップ ユーティリティで CMOS を消去し
たり、Windows で UEFI に再起動したりするためにのみ使用する高速ブート
ですので、ご注意ください。
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Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムをウェイクアップできるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
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Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセー
ジが表示されます。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full
Screen Logo ( 全画面ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もでき
ます。ブート速度を重視する場合は、無効にします。
Boot Failure Guard Message ( ブートフェイラーガードメッセー
ジ )
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設定
を自動的に復元します。
CSM:Compatibility Support Module (CSM:互換性サポート
モジュール )
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動し
ます。WHCK テストを実行している場合以外は、無効にしないでください。
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
[UEFI only (UEFI のみ )] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に
対応するものだけを実行します。
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[Legacy only ( レガシーのみ )] この項目を選択して、レガシーオプション
ROM に対応するものだけを実行します。
[Do not launch ( 開始しない )] この項目を選択して、レガシーオプショ
ン ROM と UEFI オプション ROM の両方を実行しないようにします。
Launch Storage OpROM Policy ( ストレージ OpROM ポリシーの起
動 )
[UEFI only (UEFI のみ )] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に
対応するものだけを実行します。
[Legacy only ( レガシーのみ )] この項目を選択して、レガシーオプション
ROM に対応するものだけを実行します。
[Do not launch ( 開始しない )] この項目を選択して、レガシーオプショ
ン ROM と UEFI オプション ROM の両方を実行しないようにします。
Other PCI Device ROM Priority(その他の PCI デバイス ROM 優
先順位)
ネットワーク以外のその他の PCI デバイス向けです。マスストレージまた
はビデオが開始する OpROM を定義します。
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4.11 Exit ( 終了 ) 画面
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save conguration changes and exit
setup?( 設定の変更を保存して設定を終了しますか? )」というメッセージが
表示されます。変更を保存して UEFI セットアップ ユーティリティを終了す
るには、[OK] を選択します。
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup?( 設定の
変更を保存しないで終了しますか? )」というメッセージが表示されます。
変更を保存することなく、UEFI セットアップ ユーティリティ を終了する
には、[OK] を選択します。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、「Discard changes?(変更を破棄しますか?)」
というメッセージが表示されます。すべての変更を破棄するには、[OK] を
選択します。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションで既定値を読み込みます。この操作には <F9> キーを
ショートカットとして使用できます。
Launch EFI Shell from lesystem device ( ファイルシステム
デバイスから EFI シェルを起動 )
ルート ディレクトリへ shellx64.e をコピーして、EFI シェルを起動し
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ます。
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連絡先情報
ASRock に連絡する必要がある場合、または、ASRock に関する詳細情報をお
知りになりたい場合は、ASRock のウェブサイト http://www.asrock.com を
ご覧になるか、または、詳細情報について弊社取扱店までお問い合わせくだ
さい。技術的なご質問がある場合は、https://event.asrock.com/tsd.asp で
サポートリクエスト用紙を提出してください。
ASRock Incorporation
e-mail: info@asrock.com.tw
ASRock EUROPE B.V.
e-mail: sales@asrock.nl
ASRock America, Inc.
e-mail: sales@asrockamerica.com