Asrock H310CM-HDV/M.2 User Manual [jp]

バージョン 1.0 2018 年 7 月発行
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いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起因す る損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取 締役、役員、従業 員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必然的な損害(利 益の 損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含 む)への責任を負い かね ます。
この装置は、FCC規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に従い ま す: (1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および (2 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信し
たすべての 干渉 を 受 け入 れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用さ れたリチウム電 池は、カリフォルニア州議会で可決されたベ ストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を含んでいま す。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する規制に従って行 ってく だ さい 。 「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、 www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご 覧ください」
ASRock ウェブサイト : http://www.asrock.com
オーストラリ アの み
弊社の製品には オーストラリア消費者法の下で除 外できない 保 証 が付いています。 購入者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的に予見可 能な損失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製品が許 容で きる品質を満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない場合は、購入 者は製品を修理または交換する権利を有します。ご不明な点がありましたら ASRock までお問い合わせください:電話番号 +886-2-28965588 内線 123 (標準的な国際 通話料金が適用されます)
HDMI™ および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、なら びに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の 商標または登録商標です。
Contents
1 章
1.1
1.2
1.3
はじめに 1
パッケージの内容 1
仕様 2
マ ザーボード のレ イア ウト 6
1.4 I/O
2 章
2.1 CPU
2.2 CPU
2.3
2.4
2.5 I/O
2.6
2.7 SATA
2.8
2.9
2.10
2.11
2.12
2.13
パネル 8
取り付け 10
を取り付ける 11
ファンとヒートシン ク を取り 付ける 14
メモ リモ ジュール
フロントパネルオーディオヘッダーの 接続 17
パネルシールドを取り付ける 18
マザ ーボード を取り付ける 19
ドライブを取り付ける 20
グラフィックスカードを取り付ける 22
周辺機器を接続する 24
電源コネクタを接続する 25
電源オン 26
ジ ャンパー 設定 27
オンボードのヘッダーとコネクター 28
(DIMM)
を取り付ける 15
2.14 M.2_SSD (NGFF)
3 章
3.1
ソフトウェアと ユーティリティの 操 作
ドラ イバをインスト ールする 39
モジュール取り付けガイド 36
39
3.2 A-Tuning 40
3.2.1 A-Tuning
3.2.2 A-Tuning
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock
ョ ップ ) 4 4
3.3.1 UI
3.3.2 Apps
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS
3.3.4
設定 49
4 章 UEFI
4.1
はじめに 50
4.2 EZ Mode (EZ
4.3 Advanced Mode (
4.3.1 UEFI
4.3.2
ナビゲーションキー 53
4.4 Main (
をインストールする 4 0
を使用する 40
ライブ 更新と
概要 44
(アプリ) 45
とドラ イバ) 4 8
APP
セットアップユーティリティ 50
モード
メニューバー 52
メイン) 画面 54
) 51
アドバンスドモード
) 52
4.5 OC Tweaker (OC
4.6 Advanced (
4.6.1 CPU Conguration (CPU
4.6.2 Chipset Conguration (
4.6.3 Storage Conguration (
4.6.4 Super IO Conguration
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI
4.6.6 USB Conguration (USB
調整) 画面 55
詳細) 画面 63
(スーパー
) 64
設定
チ ップ セット 設 定
ストレ ージ 設定
IO
) 71
設定
) 73
設定
) 66
) 69
設定) 70
4.6.7 Trusted Computing
( ト ラ ス テ ッ ド ・コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ ) 7 5
4.7 Tools (
4.8 Hardware Health Event Monitoring (
イベント 監視) 画面 78
4.9 Security (
4.10 Boot (
4.11 Exit (
ツール
ブート) 画面 82
終了) 画面 85
) 76
ハード ウェア ヘルス
セキュリティ) 画面 81
H310CM-HDV/M.2
第 1 章 はじめに
ASRock H310CM-HDV/M.2 シーリーズマザーボードは、ASRock の一貫した 厳格な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の 品質と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパフォーマンス を 提 供しま す。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のインストー ルガイドが記 載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティリティーの操 作ガイドが含まれています。第 4章には、BIOS セットアップの設定ガイドが含ま れてい ま す。
マザーボードの仕様と BIOSソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュア ルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更があっ た場合には 、更新され た バージョンは、予 告なく ASRoc k のウェブサイトから入手でき るようになります。このマザーボードに関する技 術的 なサポートが必 要な 場合には、ご 使用のモデルについての詳細情報を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock の ウェブサイトでは、最新の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。 A S R o ck ウェブ サ イト http://www.asrock.com.
日本語

1.1 パッケージの内容

• ASRock H310CM-HDV/M.2 マザーボード(マイクロ ATX フォームファクター)
• ASRock H310CM-HDV/M.2 クイックインストールガイド
• ASRock H310CM-HDV/M.2 サポート CD
• 1 x I/O パネルシールド
• 2 x シリアル ATA(SATA)データケーブル(オプション)
• 1 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)
1
1.2

仕様

日本語
プ ラ ット フォーム
CPU
チップ セット
メモリ
拡 張 ス ロット
• マイクロ A T X フォーム フ ァクター
• 固体コン デンサ 設 計
• 第 8 世代 Intel® CoreTM プロセッサーに対応(ソケット 1151)
• 4 電源フェーズ設計
• Intel®ター ボ ブースト 2 . 0 テ クノロ ジ ー を サ ポート
• Intel® H310
• デュアルチャンネル DDR4 メモリ機能
• 2 x DDR4 DIMM スロット
• DDR4 2666/2400/2133 ノン ECC、アンバッファードメ モリに対応
• システムメモリの最大容量: 32GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に 対応
• DIMM スロットに 15 μゴールドコンタクトを採用
• 1 x PCI Express 3.0 x16スロット(PCIE1:x16 モード)
*
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 2 x PCI Express 2.0 x1 スロット
グラフィック ス
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポート されます。
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルをサ ポート: AVC、MVC (S3D) および MPEG-2 Full HW Encode1 が装備された Intel® ク イッ ク・シ ン ク・ビ デ オ、In t e l® InTr uTM 3D、Intel® クリアー・ビデオ HD テクノロジー、 Intel® InsiderTM、I n t e l® UHD グラフィックス
• DirectX 12
• HWA エンコード / デコード : AVC/H.264、HEVC/H.265 8- ビット、HEVC/H.265 10-ビット、VP8、VP9 8- ビット、 VP9 10- ビット ( デコードのみ )、MPEG2、MJPEG、VC-1 ( デコ ード のみ )
2
H310CM-HDV/M.2
• 3 つのグラフィックス出力オプション : D-Sub、DVI-D、 HDMI
* 最大 2 台のディスプレイを同時に対応します
• HDMI に対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 30Hz
• DVI-D に対応、最大解像度 1920x1200 @60Hz
• D-Sub に対応、最大解像度 1920x1200 @60Hz
• HD MI ポートでオートリップシン ク、ディープカラー (12bpc)、xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーデ ィオ)に対応(HDMI 対応モニターが必要です)
• DVI-D ポートと HDMI ポートで HDCP に対応
• HDMI ポートで 4K Ultra HD(UHD)再生に対応
オーディオ
LAN
リアパネル I/ O
• 7.1 CH HD オーディオ (Realtek ALC887 Audio Codec)
*7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロン トパネル のオーディオモ ジュールを使用し、オーディオド ライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効に する必要があります。
• サージ保護に対応
• ELNA 製オーディオコンデンサ
• ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静 電 気 放 電( E S D )保 護 に 対 応
• エネ ルギ ー効 率 の よい イー サネット 80 2 .3 az を サ ポート
• PX E をサ ポート
• 1 x PS/2 マウス / キーボードポート
• 1 x D-Sub ポート
• 1 x DVI-D ポート
• 1 x HDMI ポート
• 4 x USB 2.0 ポート(静電気放電(ESD)保護に対応)
• 2 x USB 3.1 Gen1 ポート(静電気放電(ESD)保護に対 応)
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と SPEED LED)
日本語
3
• HD オーディオジャック : ラインイン / フロントスピーカ ー / マイク
日本語
ストレ ージ
コネクタ
• 4 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、NCQ、AHCI、および、ホ ットプ ラグ 機 能 に対 応 *
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合 は、SATA3_ 3 は無 効になります。
• 1 x M.2 ソケット (M2_1)、M Key タイプ 2230/2242/2260/2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュー ルと最大 Gen2 x4 (20 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応 **
** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応 ** ASRock U.2 キットに対応
• 1 x プリントポートヘッダー
• 1 x COM ポートヘッダー
• 1 x TPM ヘッダー
• 1 x シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン)
* CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU フ ァンに対応します。
• 2 x シャーシ/ ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン) ( ス マートフ ァン 速 度制 御 )
* シャーシ / ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出 力のウォータークーラーに対応します。 * CPU_FAN1/WP および CHA_FAN2/WP は 3 ピンまた は 4 ピンファンが使用されているかどうかを自動検出できま す。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
• 2 x USB 2.0 ヘッダー(4 つの USB 2.0 ポートに対応) ( 静 電 気 放 電( E S D )保 護 に 対 応 )
• 1 x USB 3.1 Gen1 ヘッダー(2 つの USB 3.1 Gen1 ポ ートに対応)(静電気放電(ESD)保護に対応)
* USB_11_12 は USB_9_10 と共有します。
4
H310CM-HDV/M.2
OS
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。 http://www.asrock.com
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティ のオーバー クロックツールの 使 用などを含 む、オーバー クロックには 、一定のリスク を伴いますのでご注意ください。 オーバークロックするとシステムが不安定になっ たり、システムの コン ポーネントや デバイス が破 損すること が ありま す。 ご自分 の責 任で行ってください。 弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねま すのでご了承ください 。
• Microsoft® Windows® 10 64-bit
日本語
5

1.3 マザーボードのレイアウト

Intel
H310
DDR 4_B1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
DDR 4_A1 (6 4 bit, 28 8-pin m odule )
ATXPWR1
PCIE2
Top: RJ-45
HDLED RESET
PLED PWRBTN
PANEL1
1
1
SPK_CI1
COM1
1
H310CM-HDV/M.2
11
8
9
14
15
18
USB 2.0 T: USB5 B: USB6
1
3
2
CMOS
Battery
5
CPU_FAN1
12
1
TPMS1
Top:
LINE I N
Cent er:
FRON T
Bott om:
MIC IN
PCIE3
DVI1
VGA1
HDMI1
1
LPT1
BIOS ROM
19
17
RoHS
ATX12V1
6
PCIE1
4
13
1
HD_AUDIO1
20
USB 3.1 Gen1 T: USB3 B: USB4
LAN
AUDIO CODEC
USB 2. 0
T: USB1
B: USB 2
PS2
Keyb oard
/Mou se
M2_ 1
CT2CT3CT4CT1
10
16
USB_7_8
1
7
CLRMOS1
1
CHA_FAN2/WP
CHA_FAN1/WP
SATA3_0
SATA3_1
SATA3_2
SATA3_3
USB_9 _10
1
1
USB_11_ 12
日本語
6
番号 説明
1 ATX 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
3 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
4 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA _FAN1/ WP)
5 ATX 電 源コネクタ(ATXPW R1)
6 USB 2.0 ヘッダー(USB_9_10) 7 USB 3.1 Gen1 ヘッダー (USB_11_12) 8 SATA 3 コネクタ(SATA3_2) 9 SATA 3 コネクタ(SATA3_3)
10 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
11 SATA3 コネクタ(S ATA 3_0)
12 SATA3 コネクタ(SATA3_1)
13 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA _ FAN2/ WP)
14 シ ス テ ム パ ネ ル ヘッ ダ ー( P A N E L 1 )
15 シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (SPK_CI1)
16 USB 2.0 ヘッダー(USB_7_8)
17 COM ポートヘッダー(COM1)
18 プ リ ン ト ポ ート ヘ ッ ダ ー( L P T 1 )
19 TPM ヘッダー(TPMS1)
20 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
H310CM-HDV/M.2
日本語
7

1.4 I/O パネル

1 2 3 5
4
日本語
11
10
8
7 69
番号 説明 番号 説明
1 USB 2.0 ポート(USB12) 7 USB 2.0 ポート(USB5_6)
2 D-Sub ポート 8 USB 3.1 Gen1 ポート (USB_3_4)
3 LAN RJ-45 ポート * 9 HDMI ポート
4 ラ イ ン入 力( 明 る い 青 色 )* * 10 DVI-D ポート
5 フ ロ ント ス ピ ー カ ー( ラ イム 色 )* * 11
PS/2 Keyboard/Mouse Port (PS/2 キーボード/ マウスポート)
6 マ イク ロ フ ォ ン( ピ ン ク 色 )* *
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参照
してくださ い。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED 状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続 点滅 データアクティビティ オレン ジ 色 100Mbps 接続 点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
8
H310CM-HDV/M.2
**7.1 CH HD オーディオを設定するためには、HD フロントパネルのオーディオモジュールを使用し、オ ーディオドライバを通してマルチチャンネルオーディオ機能を有効にする必要があります。
Realtek HD オーディオマネージャでスピーカー設定を「7.1 Speaker」に設定してください。
日本語
7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明 る い 青 色( リ ア パ ネ ル ) リアスピーカ ー 出 力 ラ イム 色( リ ア パ ネ ル ) フ ロントスピーカ ー 出 力 ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー
出力
ラ イム 色( フ ロ ン ト パ ネ ル ) サイドスピーカ ー出 力
9
日本語

第 2 章 取り付け

これは Micro ATX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取 付ける前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、マザー ボードを取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに 触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防 止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが あります。
10

2.1 CPU を取り付ける

1.
1151 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上にあるこ と、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピンがないこと を確認してください。PnP キャップがソケット上になかったり、CPU 表面が汚れ ていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある場合は、CPU を無理にソ ケット内に挿入しないでください。CPU を無理にソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
H310CM-HDV/M.2
A
B
日本語
2
11
日本語
3
4
12
5
H310CM-HDV/M.2
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してください。アフ ターサービ スのためにマザーボードを 返品する場合は、カバーを必ず 取り付けてくだ さい。
日本語
13
日本語

2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける

1 2
14
FAN
CPU_

2.3 メモリモジュール (DIMM) を取り付ける

1
H310CM-HDV/M.2
2
3
日本語
15
日本語
メモリモジュール(DIMM)を取り付ける
このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4(ダブルデータレート 4)DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ機能に対応します。
1.
デ ュ ア ル チ ャン ネ ル メ モ リ 設 定 の た め に 、同 一( 同 じ ブ ラ ン ド 、同 じ 速 度 、同 じサイズ、同じチップタイプ)の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要があ りま す。
2.
1 つまたは 3 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアル チャンネルメモリ機能を有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付け ることはできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が損傷すること が ありま す。
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間 違った方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながりま す。
16
H310CM-HDV/M.2
1

2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続

32:(56:
+''/('
5(6(76:
32:(5/('
32:(5/('
日本語
2
RESET SW
HDD LED
3$1(/
䦭⨎ἲ 怋䲘ἲ
910
Power SW (-) RESET SW (+)
B
Power LED (-)
A
Power LED (+)
12
PANEL1
RESET SW (-)Power SW (+)
HDD LED (-)
HDD LED (+)
D
C
ABC
D
17
日本語

2.5 I/O パネルシールドを取り付ける

1
18

2.6 マザーボードを取り付ける

H310CM-HDV/M.2
H310CM-HDV/M.2
日本語
19
日本語
өࡑ

2.7 SATA ドライブを取り付ける

1
5#6# 
2
20
5#6#ͳͳ
H310CM-HDV/M.2
3
4
日本語
5#6#ᮎཻ
5#6#ͳ
21
日本語

2.8 グラフィックスカードを取り付ける

1
22
H310CM-HDV/M.2
拡張スロット (PCI Express スロット )
このマザーボードには 3 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電源コー ドが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始める前に、拡張 カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハードウェア設定を行っ てください。
PCIe スロット :
PCIE1(PCIe 2.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに 使用します。 PCIE2(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィッ クスカード向けに使用します。 PCIE3(PCIe 2.0 x1 スロット)は PCI Express x1 レーン幅カード向けに 使用します。
日本語
23
日本語

2.9 周辺機器を接続する

24

2.10 電源コネクタを接続する

H310CM-HDV/M.2
日本語
$7;9
$7;3:5
25

2.11 電源オン

日本語
1
2
3
4
26
H310CM-HDV/M.2

2.12 ジャンパー設定

このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャップが ピン に 被さってい る と 、ジャンパー は「ショート」です。ジ ャン パー キ ャップ が ピ
ンに被さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
クリア CMOS ジャンパ (CL R M O S1) (p.6、No. 10 参照)
CLRCMOS1 は、CMOS のデータをクリアすることができます。CMOS のデー タ に は 、シ ス テ ム パ ス ワ ー ド 、日 付 、時 間 、シ ス テ ム 設 定 パ ラ メ ー タ ー な ど の シ ステム 設 定情 報 が含 まれます。消去して、デフォルト設定にシステムパラメー ターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源コードを抜き、 ジャンパーキャップを使 用して、CLRCMOS1 のピンに 3 秒間ショートします。 CMOS をクリアした後は、ジャンパーキャップを取り外すのを忘れないように してください。BIOS をアップデート後、CMOS をクリアする必要があれば、 最初にシステムを起 動し、それから CMOS クリアアクションを行う前にシャッ ト ダ ウンしてくださ い。
日本語
CLRMOS1
2 ピンジャンパー
H310CM-HDV/M.2
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前のシャー シイントルージョンステータス記録を消去するには、BIOSオプションから「Clear Status(ステータスの消去)」で調整してください。
27
日本語
1

2.13 オンボードのヘッダーとコネクター

オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッダーとコネク ターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダーおよびコネクターにジャ ンパーキャップを被せると、マザーボードに物 理 損 傷が起こることが ありま す。
システム パ ネル ヘッダー (9 ピン PANEL1)(p.6、 No. 14 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従って、 シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットします。ケー ブルを接続するときには、ピンの+と-に気をつけてください。
PANEL1
PLED+
PLED-
PWRBTN#
GND
GND
RESET#
H310CM-HDV/M.2
HDLED-
HDLED+
GND
P W R B T N ( 電 源 ス イ ッ チ ): シャー シ 前 面パ ネ ル の電 源スイッチに 接 続 してくださ い。電 源ス イッチを使 用 して、シ ステムをオフにする方法を設定 できます。
R E S E T ( リ セ ッ ト ス イ ッ チ ): シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピューターがフリー ズしたり、通常の再 起動を実 行できない場合には、リセットスイッチを押して、コン ピュー タ ー を 再 起 動します。
PLED(システム電源 LED): シャーシ前面パネル の電源ステータスインジケーターに接続してください。システム 稼 働 中 は 、L E D が 点 灯 し ま す 。シ ス テ ム が S 1 / S 3 ス リ ー プ 状 態 の 場 合 に は 、L E D は 点 滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ(S5)のときには、LED は オフで す。
HDLE D(ハードドライブアクティビティ LED): シャーシ前面 パネル のハードドライブアクティビティ LED に接続してください。ハード ドライブの データを読 み取りまたは書き込み 中に、LED はオンに なります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネルモジュー ルは、主に 電 源 スイッチ、リセットスイッチ、電源 LE D、ハードドライブアクティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面パネルモジュールとこのヘッ ダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピンの割り当てが正しく合致しているこ とを 確か めてくださ い。
28
H310CM-HDV/M.2
1
+5V
DUMMY
PLED+
PLED+
PLED-
DUMMY
SPEAKER
シャーシイントルージョンとスピーカーヘッダー (7 ピン SPK_CI1) (p.6、No. 15 参照 )
シャーシ電源 LED とシャー シスピーカーをこのヘッダーに接続してくださ い。
SPK _CI1
H310CM-HDV/M.2
シリアル ATA3 コネクタ (p.6、No. 8-12 参照)
これら 4 つの SATA 3 コネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で内 部ストレージ デバイス 用の SATA データケーブル をサポートします。 * SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、SATA3_3 は 無 効に なりま す。
日本語
H310CM-HDV/M.2
SATA3_2
SATA3_0
SATA3_3
SATA3_1
29
USB 2.0 ヘッダー
DUMMY
GND
GND
P+
P-
USB_PWR
P+
P-
USB_PWR
1
DUMMY
GNDGND
P+
P-
P+
P-
USB_PWR
USB_PWR
1
1
IntA_PB_SSRX+
A_SSRX+
(p.6、No. 6, 16 参照)
このマザーボードには 2 つの USB 2.0 ヘッダーが装備されています。各 USB 2.0 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB_7_8
日本語
H310CM-HDV/M.2
USB_9_10
USB 3.1 Gen1 ヘッダー (19 ピン USB_11_12) (p.6、No. 7 参照 )
このマザーボードには 1 つのヘッダーが装備されています。この USB 3.1 G e n1 ヘッ ダーは 、2 つ のポート をサ ポートで きま す。 * USB_11_12 は USB_9_10 と共有します。
H310CM-HDV/M.2
Dummy
IntA_PB_D+
IntA_PB_D-
IntA_PB_SSTX+
IntA_PB_SSTX-
IntA_PB_SSRX-
IntA_PA_D+
IntA_PA_D-
GND
GND
IntA_PA_SSTX+
IntA_PA_SSTX-
GND
IntA_P
GND
IntA_PA_SSRX-
V
bus
VbusV
30
H310CM-HDV/M.2
J_SENSE
OUT2_L
1
MIC_RET
PRESENCE#
GND
OUT2_R
MIC2_R
MIC2_L
OUT_RET
フロ ントパネルオー ディオヘッダー (9 ピン HD_AUDIO1)(p.6、No. 20 参照)
この ヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続する た め のも の です。
HD_ AUDIO1
H310CM-HDV/M.2
日本語
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしていますが、 正しく機能するためには、シャーシ のパ ネル ワイヤーが HDA をサポートしている ことが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当社のマニュアルおよび シャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
AC’97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネルオーディオ ヘッ ダーに 取 り 付 け てください 。 A. Mic_IN (MIC)を M I C 2_ L に 接 続しま す。 B. Audio_R (RIN)を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を O U T2 _ L に接 続 し ま す。 C. アース(GND)をアース(GND)に 接 続しま す。 D. MIC_RET と OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。AC’97 オーディオパ ネルではこれらを接続する必要はありません。 E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの「FrontMic」タブ で 、「 録 音 音 量 」 を 調 整 し て く だ さ い 。
31
日本語
F
4
GND
1 2 3 4
シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (4 ピン CHA_FAN1/WP)(p.6、 No. 4 参照) (4 ピン CHA_FAN2/WP))(p.6、 No. 13 参照)
ファン ケ ーブ ル はファンコ ネ クタ に 接 続 し 、黒 線と アース ピ ン を合 わ せてくだ さい。
CHA_FAN1/WP
FAN_VOLTAGE
FAN_SPEED
FAN_SPEED_CONTROL
H310CM-HDV/M.2
CHA_FAN2/WP
AN_SPEED_CONTROL
CHA_FAN_SPEED
FAN_VOLTAGE
GND
3 2 1
CPU ファンコネクタ (4 ピン CPU_FAN1)(p.6、 No. 2 参照)
このマ ザーボード は 4 ピン C P U ファン( 静 音ファン)コ ネ クタ が 装 備さ れて い ます。3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3に接続してください。
32
CPU_ FAN1
FAN_SPEED_CONTROL
CPU_FAN_SPEED
FAN_VOLTAGE
GND
H310CM-HDV/M.2
H310CM-HDV/M.2
5
1
8
4
ATX 電源コネクタ (24 ピン ATXPWR1)(p.6、No. 5 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されています。20 ピン の ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 に合わせて接続してください。
ATXP WR1
12
24
1
H310CM-HDV/M.2
13
日本語
ATX 12V 電源コネクタ (8 ピン ATX12V1)(p.6、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクタが装備されています。4 ピ ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 5 に合わせて接 続してください。
ATX12V1
H310CM-HDV/M.2
33
日本語
RRXD1
1
#
シリアルポートヘッダー (9 ピン COM1)(p.6, No. 17 参照)
この COM1 ヘッダーはシリアルポートモジュールをサポートします。
COM1
DDTR#1
DDSR#1
CCTS#1
RRI#1
RRTS#1
GND
TTXD1
DDCD#1
H310CM-HDV/M.2
TP M ヘッ ダー (17 ピン TPMS1)(p.6、No. 19 参照)
このコネクタはトラステッドプラットフォームモジュール(TPM)システムをサ ポ ー ト し 、鍵 、デ ジ タ ル 証 明 書 、パ ス ワ ー ド 、デ ー タ を 安 全 に 保 管 す る こ と が で きます。TPM システムはまた、ネットワークセキュリティを高め、デジタル証明 書を保護し、プラットフォームの完全性を保証します。
TPMS1
GN D
LAD 0
+3 V
+3V S B
D
GN
GN D
LAD 1
SER IRQ #
S_P WRD WN #
H310CM-HDV/M.2
34
PC ICL K
LAD 3
PC IRS T
FRA M E
1
GN D
LAD 2
SMB _CL K_M AIN
H310CM-HDV/M.2
1
AFD#
SLCT
プリント ポ ート ヘッダー (25 ピン LPT1) (p.6、No. 18 参照 )
これは、プリンターデバイスとの接続を簡単に行うことのできる、プリントポー トケーブル用のインタフェースです。
LPT1
ERROR#
H310CM-HDV/M.2
STB#
SPD0
PINIT#
SPD1
SLIN#
SPD2
SPD3
SPD4
SPD5
SPD6
GND
SPD7
ACK#
BUSY
PE
日本語
35

2.14 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド

4
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ば れます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe と mSATA に代 わることを目的とします。1 x M.2 ソケット (M2_1)、SATA3 6.0 Gb/s モジュールお よび、最大 Gen2 x4 (20 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュールに対応。 * SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、SATA3_3 は無効に なりま す。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
手順 1
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよ び ね じ を準 備 しま す。
手順 2
3
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の長さに合わせて、一致するねじの 位置を選んでください。
2
1
A
BCD
番号 1 2 3 4
ナ ット の 場所 A B C D
PCB 長さ 3cm 4.2cm 6cm 8cm
モジュール の タイプ
Type2 230
Type 2242
Type2 260
Type 2280
36
H310CM-HDV/M.2
手順 3
モジュール の タ イ プと長 さ に基 づ いて スタ ンドオフ を 移動し ま す。
A
BCD
A
BCD
デフォルトでは、スタンドオフは ナット位置 D にあります。デフォ ルト の ナット を使 用す る 場 合は 、 手順 3 と手順 4 をスキップして手 順 5 に進みます。 その他の場合はスタンドオフを手 で緩めます。
手順 4
ねじに貼付されている黄色の保護 フィルムをはがします。デバイスを 取 り 付 け る 場 所 に あ わ せ て 、手 で ねじ を 締めてくださ い 。
手順 5
日本語
M.2 (NGFF) SSD モジュールを丁 寧に M.2 スロットに挿入します。 M.2 (NGFF) SSD モジュールは 1
ABCD
o
ABCD
20
方向 にしか 取り付けることが でき ません。
手順 6
ドライバでねじをしっかりと留めて く だ さ い 。し か し 、き つ く 締 め る す
NUT1NUT2D
ぎると モ ジ ュールが 破 損する恐 れ があるのでご 注意くださ い 。
37
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
日本語
ベンダー インター
フェース
ADATA SATA 3 AXNS381E-128GM-B ADATA SATA 3 AXNS381E-256GM-B ADATA SATA 3 ASU800NS38-256GT-C ADATA SATA 3 ASU800NS38-512GT-C Crucial SATA 3 CT120M500SSD4 Crucial SATA 3 CT240M500SSD4 Intel SATA3 Intel SSDSCKGW080A401/80G Kingston SATA 3 SM2280S3 Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G Plextor PCIe PX-G256M6e Plextor PCIe PX-G512M6e Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL) SanDisk PCIe SD6PP4M-128G SanDisk PCIe SD6PP4M-256G Team SATA 3 TM4PS4128GMC105 Team SATA 3 TM4PS4256GMC105 Team SATA 3 TM8PS4128GMC105 Team SATA 3 TM8PS4256GMC105 Transcend SATA 3 TS256GMTS400 Transcend SATA 3 TS512GMTS600 Transcend SATA 3 TS512GMTS800 V-Color SATA 3 VLM100-120G-2280B-RD V-Color SATA 3 VLM100-240G-2280RGB V-Color SATA 3 VSM100-240G-2280 V-Color SATA 3 VLM100-240G-2280B-RD WD SATA3 WDS100T1B0B-00AS40 WD SATA3 WDS240G1G0B-00RC30
部品番号
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ サイトで 詳 細をご 確 認ください 。http://www.asrock.com
38
H310CM-HDV/M.2

第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作

3.1 ドライバをインストールする

マザーボードに付属しているサポートDVD には、必要なドライバ、および、マザー ボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD をBD/DVDドライブに挿入します。 コ ンピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメイ ンメ ニ ューを 自 動 的に 表示します。 メインメ ニ ューが 自 動 的に 表示さ れ ない 場 合は、サポートDVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニュー を 表 示し ま す。
ドライバ メニ ュー
システムと互 換 性の あるドライバ が 自動 的 に 検出 さ れて、サ ポート DV D ドライバ ページに一覧表示されます。 Install All(すべてインストールする)をクリックす るか、または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてください。 このようにインストールすることで、ドライバが正しく動作するようにします。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフトウェ アが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィザードに従って インストールします。
日本語
39

3.2 A-Tuning

A-Tuning は ASRock の多目的ソフトウェアスイートです。新しいインターフェースを有し、数々 の新しい 機 能が追加さ れており、ユーティリティが改善されてました。

3.2.1 A-Tuning をインストールする

A-Tuning を ASRock Live Update & APP Shop (ASRock ライブ更新と APP ショップ ) から ダウンロードできま す。インストール 後、デ スクトップに「A-Tuning」ア イ コ ン が 表 示 さ れ ま す 。
「A-Tuning」 アイコンをダ ブル クリックすると、A-Tuning のメインメニューが表示され
ます。
日本語

3.2.2 A-Tuning を使用する

A-Tuning のメインメニューには次の 4 つのセクションがあります : Operation Mode ( 操作モード ) 、System Info ( システム情報 ) 、FAN-Tastic Tuning (FAN-Tastic チュー ニング ) 、Settings ( 設定 ) 。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
素早く電源とシステム性能が調整できます。
40
性能向上
標準 モ ード
EC O モード
H310CM-HDV/M.2
System Info ( システム情報 )
シス テム に 関 する 情 報 を表 示 し ま す。 * モデルによっては、システムブラウザタブが表 示されないことがあります。
システム現在の各詳細情報が見られます。
日本語
41
日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達す ると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
マザーボードに接続したクーラーの回転 数テストまたは
左のグラフを変わって回転数調整ができます。
ファン 速度 調整
42
設定を完了すると Apply を押し保存します。
H310CM-HDV/M.2
Settings ( 設定 )
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動する 際に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup (Windows 起動時に自動実行 ) 」 をクリックして選択します。
Setting ページでは A-Tuning をシステムが立ち上げる際自動起動する設定が出来ます。
日本語
43
日本語

3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ 更新と APP ショップ)

ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェアア プリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアです。 さまざ まなアプリケーションとサポートユーティリティを素早く簡単にインストールでき ます。 ASRock APP ショップを使用すれば、数回クリックするだけで、システム を最適化して、マザーボードを最新の状態に維持できます。
デ ス クトップ上 の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップ ユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインターネット に 接 続 して い る必 要が あ りま す。

3.3.1 UI 概要

Hot News(ホットニュース)Category Panel(カテゴリパネル)
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル): カテゴリパネルにはいくつかのタブまたは ボタンがあります。これらの タブまたはボタンを選択すると、下の情報パネルに 関係する情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル): 中央にある情報パネルには、現在選択され ているカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係するタスク を 実 行でき ま す。
H o t N ew s(ホットニ ュース): ホットニ ュースセク ション には さ まざ ま な最 新ニ ュー スが表示されます。 画像をクリックして選択したニュースのウェブサイトを開い て 詳 し く読 むこと が でき ま す。
44
H310CM-HDV/M.2

3.3.2 Apps(アプリ)

「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリが画面 上に表示されます。
ア プリをインスト ールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
日本語
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまなアプ リは 右側に表 示さ れ ます。 上下に ス ク ロ ールして一覧 にあ るア プリを検 索 してく ださい。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを確認 でき ま す。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は
「Free(無料)」と表示されます。
- 緑 色の「Ins t all e d(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュー
タにインストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
45
日本語
手順 3
ア プ リ を イ ン ス ト ー ル し た い 場 合 は 、赤 色 の ア イ コ ン を クリックしてダウ ン ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了 すると、右上 端 に 緑 色 の「Inst a lle d(インストール済み)」ア イコンが 表示 さ れま す。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックします。 * アプリによっては、ゴミ箱アイコンが 表 示され ないことがあります。
46
H310CM-HDV/M.2
ア プ リを アップグ レ ード する
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの新しい バージョンがある場 合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Versio n ( 新 し い バ ー ジ ョ ン )」 の マ ー クが 表 示さ れ ます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
日本語
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
47
日本語

3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)

BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用 の推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて更新してく ださい。
手順 1
更 新 す る 前 に 項 目 情 報 を 確 認 し てく だ さ い 。 を ク リ ッ ク す る と 、詳 細 情 報 が 表 示 され ま す。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
48
H310CM-HDV/M.2

3.3.4 設定

「Set ting(設定)」ページ で、言語を 変 更したり、サーバーの 場所を 選 択したり、 Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するか どうかを決めることができます。
日本語
49
日本語

第 4 章 UEFI セットアップユーティリティ

4.1 はじめに

このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、シス テムを構成する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、 コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによっ て起動できます。ユーティリティーを起動しなければ、電源投入時セルフテス ト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアップ ユー ティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> または本体のリセッ トボタンを押して、システムを再起動します。システムをシャットダウンした 後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動することができます。、再起動 できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照 のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。
50
H310CM-HDV/M.2

4.2 EZ Mode (EZ モード )

デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode (EZ モー ド ) 」画面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざまな 読み取り値が表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、 SATA 情報、ファン速度など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 」に切り替えてその他のオプショ ンを表示するには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode ( アドバンスドモード ) ] ボタンをクリックします。
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
変 更 を 保 存して 終 了
変更を破棄
言語を変更
日本語
システム
情報
メモリ
情報
ストレ ー
情報
詳 細 モ ード への 切り替え
ファン
設定
ツールへのクイ
ックアクセス
51

4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード )

Advanced Mode (アドバンスドモード ) は BIOS 設定を設定するためのその 他のオプションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照 してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にあ る [EZ Mode (EZ モード ) ] ボタンをクリックします。

4.3.1 UEFI メニューバー

画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
日本語
Main ( メイン )
OC Tweaker (OC 調整 )
Advanced ( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor (H/W モニター)
Boot ( ブート )
Security (セキュリティ )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
ブート設定およびブートの優先順位の設定
セキュリティ設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティリ ティを終了
52
H310CM-HDV/M.2

4.3.2 ナビゲーションキー

メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを使用 します。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キーまたは <
> キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動します。マウスでク リックして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
+ / -
<Ta b>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的な ヘ ルプ 画面を表示
Add / Remove Favorite ( お気に入りの追加 / 削除 )
変 更 を キ ャン セルして、セットアップ ユー ティリティを 終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変 更 を 保 存して、セットアップ ユーティリティを 終 了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
日本語
53
日本語

4.4 Main (メイン) 画面

UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画 面が現れ、システムの概 要 が 表 示さ れ ます。
My Favorite (お気に入り)
BI O S アイテムのコレクションを 表 示。「お 気 に 入り」の中のコレ ク ションを 追 加 / 削除する場合は F5 を押してください。
54

4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面

OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
H310CM-HDV/M.2
日本語
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照の みを目的としており、実際 の画面と必ずしも一致しない 場合もあります。
CPU Conguration (CPU 設定 )
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
デフォルト設定は Max Non-Turbo(最大ノンターボ)パフォーマンスモードです。 OS ハンドオフまで cpu Flex- レシオを維持します。Max Battery(最大バッテ リー)モードは OS ハンドオフまで CPU レシオを 8 倍に設定します。このオプショ ンは BCLK オーバークロッキング向けに推奨します。
FCLK Frequency(FCLK 周波数)
FCLK 周波数を設定します。
AVX Ratio Oset(AVX レシオオフセット)
AVX Ratio Oset(AVX レシオオフセット)は AVX ワークロードの CPU Ratio(CPU レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX は SSE
55
日本語
ワークロードの最大レシオを確保するために AVX レシオの低いよりストレス の 高 いワ ー クロード で す。
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電 源)
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電源)を有効 / 無効にします。有効な場合は、CPU V/F 曲線を計算する際に pcode が BCLK 周波 数を認識します。これは、BCLK オーバークロックで高電圧オーバーライドを防止す る際 に最 適で す。
Ring to Core Ratio Oset(リング対コア比オフセット)
Ring to Core Ratio Oset(リング対コア比オフセット)を無効にすると、リ ン グと コア を同じ周 波数 で動 作 さ せること が でき ま す。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサー を複数の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・テクノ ロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレー ティングシステム が 最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基 本 動作周波数 以 上 で 実行 可能 です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノ ロジー)
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー)サポー トを有効/ 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェースをハードウェ ア制御の P ステート向けに使用できます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指 定します。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設定す ることで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定する ことで、パフォーマンスが向上します。
Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レ シ オ の下 げ ら れる ス ピード を設 定しま す。
56
H310CM-HDV/M.2
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Congure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数 で指定します。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制限 を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で 制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護 さ れ 、電 力 の 消 費 が 抑 え ら れ ま す 。一 方 で 制 限 を 高 く 設 定 す る こ と で 、パ フ ォ ー マ ンス が 向 上しま す。
GT Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保 護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パフォー マ ンス が 向 上しま す。
DRAM Conguration (DRAM 設定 )
DRAM Tweaker (DRAM 調整 )
チェックボックスをオン / オフすることにより、DRAM 設定を調整します。新しい設 定を確認して適用するには、[OK] をクリックします。
日本語
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設 定を読み込 んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能 を 実 現し ま す。
DRAM Reference Clock(DRAM 周波数クロック)
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリ モジュールを検出し、適切 な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Clock(DRAM クロック)
オーバーラ イドする周 波 数を選 択して、メモリトレ ーニン グのた め の遅 延をク ロックします。DRAM Clock(DRAM クロック)がメモリトレーニングを制御す るのは、ASRock Timing Optimization(ASRock タイミング最適化)が無効 になっている場合だけです。
57
Primary Timing(プライマリタイミング) CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開い てから、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。 Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、 次の行が開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
日本語
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要するク ロック サイクル 数 。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの遅 延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング) Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまで に必要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでのク ロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_ L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_ S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
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H310CM-HDV/M.2
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
Read to Precharge (tRTP) (読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入 されたクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンドウ (t FAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング) tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設 定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフレッ シュコマンドを開始する間隔を設定します。
tRDRD_sg
モジュールの読み 取りか ら読み取りの遅延を 設 定しま す。
tRDRD_dg
モジュールの読み 取りか ら読み取りの遅延を 設 定しま す。
tRDRD_dr
モジュールの読み 取りか ら読み取りの遅延を 設 定しま す。
tRDRD_dd
モジュールの読み 取りか ら読み取りの遅延を 設 定しま す。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの 遅 延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの 遅 延を設定します。
日本語
59
日本語
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの 遅 延を設定します。
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの 遅 延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
Round Trip Timing(ラウンドトリップタイミング) RTL Init Value(ラウンドトリップレイテンシ初期化値)
ラウンドトリップレイテンシトレーニングのレイテンシ初期化値を設定しま す。
IO-L Init Value(IO レイテンシ初期化値)
IO レイテンシトレーニングの IO レイテンシ初期化値を設定します。
RTL (CH A)
チャンネル A の往復レイテンシーを設定します。
RTL (CH B)
チャンネル B の往復レイテンシーを設定します。
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H310CM-HDV/M.2
IO-L (CH A)
チャンネル A の IO レイテンシーを設定します。
IO-L (CH B)
チャンネル B の IO レイテンシーを設定します。
IO-L Oset (CH A)(IO レイテンシオフセット(チャンネル A))
チャンネル A の IO レイテンシオフセットを設定します。
IO-L Oset (CH B)(IO レイテンシオフセット(チャンネル B))
チャンネル B の IO レイテンシオフセットを設定します。
RFR Delay (CH A)(RFR 遅延(チャンネル A))
チャンネル A の RFR 遅延を設定します。
RFR Delay (CH B)(RFR 遅延(チャンネル B))
Advanced Setting(詳細設定) ODT WR (CH A)
チャンネル A のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT PARK (CH A)
チャンネル A 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT NOM (CH A)
これを使って ODT (CH A) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
Dll Bandwidth 0(Dll 帯域幅 0)
Dll 帯域幅 0 を設定します。
Dll Bandwidth 1(Dll 帯域幅 1)
Dll 帯域幅 1 を設定します。
Dll Bandwidth 2(Dll 帯域幅 2)
Dll 帯域幅 2 を設定します。
Dll Bandwidth 3(Dll 帯域幅 3)
Dll 帯域幅 3 を設定します。
Command Tristate(コマンド・トライステート)
Command Tristate Support(コマンド・トライステート・サポート)を設定し ます。
日本語
61
日本語
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)を設定します。
[Enabled(有効)] システムは MRC_DONE の後に、リアルタイム・メモリ・タ イミング変更の実行を許可します。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DR A M メモリトレーニングをスキップし、起 動が 速くなります。
Voltage Conguration ( 電圧設定 ) Vcore Oset Voltage(Vcore オフセットを電圧)
CPU Vcore オフセットを 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
GT Oset Voltage(GT オフセットを電圧)
GT オフセットを電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
PCH +1.0 Voltage(PCH +1.0 電圧)
チップセット電圧を設定します(1.0V)。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を 押 し ま す。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアッ プ ポートフォリオ を ディスク に保 存 )
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存し ます。
Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアッ プ プロ ファイル を ディスク に読 み 込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
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H310CM-HDV/M.2

4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面

このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration(CPU 設定)、Chipset Conguration(チップセット設定)、Storage Conguration,(ス トレージ設定)、Super IO Conguration(スーパー IO 設定)、ACPI Conguration
(ACPI 設定)、USB Conguration(USB 設定)、Trusted Computing(トラステッド・
コ ン ピ ュ ー テ ィン グ )。
日本語
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあり ます。
UEFI Conguration(UEFI 設定)
UEFI セットアップスタイル
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動)」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用 のモニターがフルHDに対応している場合)もしモニターがフルHD非対応であ れば、解像度は 1024 x 768に設定されます。「Disable( 無効 )」に設定すると、 モニタの解像度は 1024 x 768 に設定されます。
63
日本語
4.6.1 CPU Conguration (CPU 設定 )
Intel Hyper Threading Technology (Intel ハイパースレッディング 技術 )
Intel ハイパースレッディング技術により、各コアで複数のスレッドを実行し、スレッ ドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することができます。
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C3、C6、および C 7 を維 持することをお 勧めしま す。いず れも 電 力 消 費を 最 適に 削減しま す。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電 力消 費を 抑 えま す。
CPU C3 State Support (CPU の C3 ステートの有効化 )
ス リ ープ さ せ 、電 力 消 費 を 抑 え ま す。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
ス リ ープ さ せ 、電 力 消 費 を 抑 え ま す。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
ス リ ープ さ せ 、電 力 消 費 を 抑 え ま す。
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H310CM-HDV/M.2
Package C State Support (パッケージの C ステートの有効化)
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力消費が 削 減 され ま す。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にします。
Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー)
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオペレーティ ングシステムやア プリケーションを 独立したパーティションで実 行し、単一 のコン ピューターシステムを複 数 のバー チャル シス テムとして 機 能さ せること が できま す。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー)
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向 上し ま す。
Adjacent Cache Line Prefetch (隣接するキャッシュラインのプリ フェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュラインを自 動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
Software Guard Extensions(ソフトウェア・ガードエクステンション) (SGX)
この項目を使用して、Software Controlled Software Guard Extensions(ソフト ウェア制御ソフトウェア・ガードエクステンション)(S GX)を有効または無効にで きま す。
日本語
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日本語
4.6.2 Chipset Conguration (チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプター)
プライマリ VGA を選択します。
Above 4G Decoding(4G を超 えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64 ビット 対応デバイスを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI デコーディン グに対応する場合のみ)。
V T-d
I/Oの仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT­d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管 理性、セキュリティ、 分離、および I/O 性能のレベルを高めることにより、バーチャルマシンモニター のハードウェアのさらなる活用を助けます。
PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCIE2 Link Speed (PCIE2 リンク速 度 )
PCIE2 のリンク速度を選択します。
PCIE3 Link Speed (PCIE3 リンク速度 )
PCIE3 のリンク速度を選択します。
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H310CM-HDV/M.2
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコントロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効にしま す。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有効 / 無 効にしま す。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効/ 無効にします。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効 / 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にします。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズ を設 定し ま す。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター)
外部 グラフィックカードがインストールされている場合に、統 合グラフィックスを無効 にするには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効のまま保ち ます。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン/ オフします。[Auto] (自動) に設定すると、内蔵の HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされたときにのみ 自動 的に 無 効 にさ れま す。
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コ ン ピュ ー ター が シ ャット ダ ウ ン さ れ た と き の 節 電 を 目 的 とし た ディープ スリ ープ を設 定し ま す。
日本語
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日本語
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。
[Power O(電源オフ)]
この項目を 選択すると、電 力が回復しても電 源はオフのままになります。
[Power On(電源オン)]
この項目を選 択すると、電力が回復 するとシステムが起動し始めます。
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H310CM-HDV/M.2
4.6.3 Storage Conguration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー)
SATA コントローラを有効 / 無効にします。
日本語
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源積 極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電力消 費を 削 減しま す。AH C I モ ードで の みサ ポ ートさ れ ます。
Hard Disk S.M.A.R.T. ( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分析)、 Reporting (報告)、Technology (テクノロジー) を表します。コンピューターのハー ドディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関するさまざまな指標を検 知して報告します。
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日本語
4.6.4 Super IO Conguration(スーパー IO 設定)
Serial Port ( シリアルポート )
シリアルポートを有効 / 無効にします。
Serial Port Address ( シリアルポート アドレス )
シリアルポートのアドレスを選択します。
Parallel Port(パラレルポート)
パラレルポート を有 効 / 無 効にし ま す。
Change Settings(設定を変更する)
パラレルポート のアドレスを 選択しま す。
Device Mode(デバイスモード)
接続した デバイスに従ってデバイスのタイ プを選 択します。
PS2 Y-Cable(PS2 Y ケーブル)
PS2 Y ケーブルを有効にするか、またはこのオプションを Auto(自動)に設定し ます。
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H310CM-HDV/M.2
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] (自動) とし て電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
日本語
PS/2 Keyboard Power On (PS/2 キーボードによる電源オン )
PS/2 キーボードでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)]
この項目を選択して、PS/2 Keyboard Power On(PS/2 キーボード電源オン)機 能 を 無 効 にしま す。
[Any Key(いずれかのキー)]
この項目を選択すると、PS/2 キーボード上のいずれかのキーをクリックしてシス テム を 再 起 動 できま す。
PCIE/PCI Devices Power On(PCIE/PCI デバイス電源オン)
PCIE/PCI デバイスでシステムを起動したり、ウェイクオンラン(Wake-On-LAN) を有 効 にで き ま す。
I219 LAN Power On(I219 LAN 電源オン)
システムを I219 LAN で起動できます。
Ring-In Power On (RI による電源オン)
内蔵の COM ポートモデムの RI 入力信号でシステムを起動できるようになりま す。
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日本語
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン)
リアルタイム クロックのアラームでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラーム電 源 オ ン )機 能 を 無 効 に し ま す。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラーム電源 オ ン )機 能 を 有 効 に し ま す。
USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード/リモコンによ る電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムを起動できるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムを起動できるようになります。
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H310CM-HDV/M.2
4.6.6 USB Conguration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換性に関 する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めします。
日本語
[Enabled (有効) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS (レガシー OS) サ ポ ート を 有 効にしま す。
[Disabled ( 無効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS (レガシー OS) サ ポ ート を 無 効 にしま す。
[UEFI Setup Only (UEFI セットアップのみ) ] この項目を選択して、UEFI セットアップお よび Windows/Linux オペレーティングシステムでのみ USB デバイスに対応するよう にし ま す。
PS/2 Simulator ( PS/2 シミュレータ )
I/O ポート 60h/64h エミュレーションのサポートを有効にします。これは USB 非 対応 OS 向けの完全 USB キーボードレガシーサポート用に有効にします。
XHCI Hand-o (XHCI ハンドオフ )
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS (オペレーティングシステム) 向け の応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求します。デフォル トではこの項目は [Disabled ( 無効 ) ] に設定されています。
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日本語
[Enabled ( 有効 ) ] XHCI に対応しないオペレーティングシステムでは BIOS で XHCI に対応します。
[Disabled ( 無効 ) ] XHCI に対応するオペレーティングシステムでは XHCI ドライバで XHCI に対応し ます。
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H310CM-HDV/M.2

4.6.7 Trusted Computing(トラステッド・コンピューティング)

Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポート )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にします。
日本語
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日本語

4.7 Tools ( ツール )

UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお 問い合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス) を 利用するには、まずネットワークの設定をする必要が あります。
Instant Flash ( イン スタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタン ト フラッシュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
Internet Flash (インターネットフラッシュ ) - DHCP ( 自動 IP) 、 AUTO ( 自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ) は、サーバーから最新 の UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash] (インター ネット フラッシュ ) を利用するには、まずネットワークの設定をする必要がありま す。 *BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ドラ イブを 差し込むことをお勧 めします。
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H310CM-HDV/M.2
Network Conguration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] (インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット接続 を設 定し ま す。
Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
日本語
UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
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4.8 Hardware Health Event Monitoring (ハードウェア ヘル ス イベント監視 ) 画面

このセクションでは、C PU 温 度、マザーボード温度、ファン速 度、および電圧など のパラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視できます。
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H310CM-HDV/M.2
Fan-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に 達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
ファンモードを選択するか、または、プロファイルを
カスタマイズします。
調整するフ ァンを 選択
しま す。
温度の測定 対象を選択 しま す。
日本語
設定を保存 する
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize ( カスタマイズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割 当てることができます。
設定オプション : [Customize (カスタマイズ) ] [Silent Mode (サイレントモード) ] [Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full Speed (最高 速度 ) ]
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize (カスタマイズ )] を 選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を割当て ること が できま す。
[Customize (カスタマイズ ) ] [Silent Mode (サイレントモード) ] [Standard Mode (標 準モード ) ] [Performance Mode ( 性能モード ) ] [Full Speed ( 最高速度 ) ]
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Chassis Fan 1 Temp Source ( シャーシファン 1 温度ソース )
シャーシファン 1 のファン温度ソースを選択します。
[Monitor CPU (CPU を監視する) ] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象 として 設 定 し ま す。
[Monitor M/B (マザーボードを監視する) ] この項目を選択して、マザーボードを 温 度の 測 定 対 象 として 設定しま す。
Chassis Fan 2 Setting ( シャーシファン 2 設定 )
シャーシファン 2 のファンモードを選択します。または [Customize (カスタマイ ズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン 速 度を 割当てること が できま す。
日本語
[Customize (カスタマイズ) ] [Silent Mode (サイレントモード) ] [Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full Speed (最高 速度 ) ]
Chassis Fan 2 Temp Source ( シャーシファン 2 温度ソース )
シャーシファン 2 のファン温度ソースを選択します。
[Monitor CPU (CPU を監視する) ] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象 として 設 定 し ま す。
[Monitor M/B (マザーボードを監視する) ] この項目を選択して、マザーボードを 温 度の 測 定 対 象 として 設定しま す。
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効が選択可能。有効にするとケースカバーが取り外されていないかを 検知します。
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4.9 Security ( セキュリティ ) 画面

この セクションでは、システムのスーパーバイザーまたは ユーザーのパ スワードを 設 定 およ び 変 更 で きま す。ユーザ ー パスワード を消 去す る こ と も でき ます。
日本語
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セット アップ ユー ティリティの 設定 を変 更する 権 限がありま す。パ スワードを 消 去 す るには 、 空欄にして <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI セットアッ プ ユーティリティの 設 定を 変更することはできません。パ スワードを 消 去 す るには、空 欄にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使って Windows 8.1 セキュアブートへのサポートを有効/ 無効にします。
Intel(R) Platform Trust Technology (Intel(R) プラットフォーム・ト ラスト・テクノロジー )
ME で Intel PTT を有効/ 無効にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使用する 場合はこのオプションを無効にします。
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日本語

4.10 Boot ( ブート ) 画面

この セクション は 、ブートおよ び ブート 優 先 順 位の 設定 がで きる、シス テム 上 の デバ イ スを 表 示しま す。
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB ストレージ デバイスからブートすることはできません。外付けグラフィックスカードを使用す る場合は、VBIOS は UEFI GOP に対応しなければなりません。超高速モードは、 このUEFI セットアップ ユーティリティで CMOS を消去したり、Windows で UEFI
に再起 動したりするためにのみ使用する高速ブートですので、ご注意ください。
Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムをウェイクアップできるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
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H310CM-HDV/M.2
Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセージが 表 示 され ま す。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full Screen Logo (全画面ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もできます。ブート
速 度 を 重 視 す る 場 合 は 、無 効 に し ま す。
Boot Failure Guard Message (ブートフェイラーガードメッセージ)
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設 定を自 動 的 に復 元しま す。
CSM: Compatibility Support Module (CSM:互換性サポート モジュール )
日本語
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動しま す。WHCK テストを実行している場合以外 は、無効にしないでください。なお、 Windows 8.1 64- ビットをお使いで、すべてのデバイスが UEFI に対応している場 合は、CSM を無効にすることでブート時間を高速化できます。
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日本語
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
[UEFI only (UEFI のみ)] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に対応する ものだけを実行します。
[Legacy only (レガシーのみ)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM に対応するものだけを実行します。
[Do not launch (開始しない)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM と UEFI オプション ROM の両方を実行しないようにします。
Launch Storage OpROM Policy (ストレージ OpROM ポリシーの起 動)
[UEFI only (UEFI のみ)] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に対応する ものだけを実行します。
[Legacy only (レガシーのみ)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM に対応するものだけを実行します。
[Do not launch (開始しない)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM と UEFI オプション ROM の両方を実行しないようにします。
Other PCI Device ROM Priority(その他の PCI デバイス ROM 優 先順位)
ネットワーク以外のその他の PCI デバイス向けです。マスストレージまたはビ デオが開始する OpROM を定義します。
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H310CM-HDV/M.2

4.11 Exit ( 終了 ) 画面

Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save configuration changes and exit setup? (設 定の変更を保存して設定を終了しますか?)」というメッセージが表示されます。 変更を保存して UEFI セットアップ ユーティリティを終了するには、[OK] を選択 しま す。
日本語
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup? (設定の変更 を保存しないで終了しますか?)」というメッセージが表示されます。変更を保存 することなく、UEFI セットアップ ユーティリティ を終了するには、[OK] を選択し ます。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、 「Discard changes? (変更を破棄しますか?)」 というメッセージ が 表 示さ れ ま す。すべての 変更 を 破 棄するには、[O K ] を 選 択し ます。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションで既定値を読み込みます。この操作には <F9> キーをショー トカットとして使用できます。
Launch EFI Shell from filesystem device (ファイルシステム デバイ スから EFI シェルを起動 )
ルート ディレクトリへ shellx64.e をコピーして、EFI シェルを起動します。
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連絡先情報
ASRock に連絡する必要がある場合、または、ASRock に関する詳細情報をお知 りになりたい場合は、ASRock のウェブサイト http://www.asrock.com をご覧 になるか、または、詳細情報について弊社取扱 店までお問い合わせください。技 術的なご質問がある場合は、https://event.asrock.com/tsd.aspでサポートリク エ スト用 紙を 提 出してくださ い 。
ASRock Incorporation
2F., No.37, Sec.2, Jhongyang S. Rd., Beitou District,
Taipei City 112, Taiwan (R.O.C.)
ASRock EUROPE B.V.
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