
MC93XX
モバイル コンピュータ
クイック スタート ガイド
MN-003413-03JA 改訂版 A

著作権
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MC93XX クイック スタート ガイド
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摘されていた場合でも、損害賠償責任を一切負わないものとします。法域によっては、付随的損害または派生
的損害に関する責任の除外または限定を認めていない場合があります。その場合、お客様には上記の限定また
は除外は適用されません。
でご確認ください。
を参照してください。
を参照してくだ
保証
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サービスに関する情報
本機器を使用する前に、お客様のネットワーク環境で運用するための設定、およびお使いのアプリケーションを
実行するための設定を行ってください。
本機器の稼動中または他の機器の使用中に問題が発生する場合は、お客様の使用環境を管理する技術サポートま
たはシステム サポートにお問い合わせください。本機器に問題がある場合、各地域の技術サポートまたはシステ
ム サポートの担当者が、Zebra グローバル カスタマー サポート (www.zebra.com/support
このガイドの最新版は、www.zebra.com/support
から入手可能です。
2
) に問い合わせます。

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マニュアルに関するフィードバック
このガイドについてのご意見、ご質問またはご提案がある場合は、EVM-Techdocs@zebra.com まで電子メールに
てご連絡ください。
構成
このガイドで言及している MC93XX は、スキャン トリガ搭載の MC93XX-G モバイル コンピュータを指していま
す。このガイドは、次のモデル番号に適用されます : MC930B、MC930P
パッケージの開梱
デバイスを覆っている保護材を慎重にすべて取り外し、後で保管や搬送に使えるように、梱包箱を保管しておき
ます。
次の同梱品がパッケージに入っていることを確認します。
• デバイス
• リチウム イオン バッテリ
• 規制ガイド
機器に破損がないか確認してください。不足または破損している機器がある場合は、ただちに Zebra サポート セン
ターにお問い合わせください。
3

デバイスの機能
図 1 MC93XX 正面図
1
2
MC93XX クイック スタート ガイド
13
12
11
10
3
4
5
表 1 MC93XX の機能 - 正面図
番号 項目 機能
1 周辺光センサ ディスプレイとキーボードのバックライトを制御します。
2 前面カメラ 写真およびビデオの撮影に使用します。
6
7
9
8
注 :
前面カメラは Premium 構成のみで利用できます。
3 ディスプレイ デバイスの操作に必要なすべての情報が表示されます。
4 スピーカ サイド
ポート
5 トリガ スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始
6 P1 - 専用 PTT
キー
7 バッテリ
リリース ラッチ
ビデオや音楽の再生音を出力します。
します。
プッシュトゥトーク通信を開始します ( プログラム可能)。
バッテリをデバイスから取り出します。
注 :
バッテリを取り外すには、デバイスの両側にあるバッテリ リリース
ラッチを同時に押します。
4

MC93XX クイック スタート ガイド
表 1 MC93XX の機能 - 正面図 (続き)
番号 項目 機能
8 バッテリ デバイスの動作に必要な電力を供給します。
9 マイク ハンドセット モードでの通信に使用します。
10 キーパッド データの入力と画面機能の操作に使用します。
11 電源ボタン 長押しして、デバイスの電源をオンにします。押して画面をオンまた
はオフにします。ボタンを押し続けて、次のオプションから 1 つを選
択します。
[Power off] ( 電源オフ ) - デバイスの電源をオフにします。
[Restart] (再起動) - ソフトウェアが応答を停止した場合に、デバイスを
再起動します。
12 中央のスキャン
ボタン
13 充電器 / デコード
ステータス LED
図 2 MC93XX 背面図
スキャン アプリケーションが有効な場合、データ読み取りを開始
します。
充電中のバッテリ充電ステータス、アプリ生成通知、およびデータ収
集ステータスを示します。
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20
19
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5

MC93XX クイック スタート ガイド
表 2 MC93XX の機能 - 背面図
番号 項目 機能
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パッシブ NFC タ
グ ( バッテリ収納
部の内側。)
読み取り可能な製品ラベルが擦り切れたりはがれたりした場合に備え
て、2 つ目の製品ラベルで情報 ( 構成、シリアル番号、製造データ
コード ) を提供します。
15 バッテリ リリース
16 サイド スピーカ
17 スキャナ ウィン
18 カメラ フラッシュ カメラの照明として使用します。
19 NFC アンテナ 他の NFC 対応デバイスとの通信を提供します。
20 背面カメラ 写真やビデオを撮影します。
セットアップ
デバイスを初めて使用する際には、次のことを行います。
• microSD カードの取り付け ( オプション )
• バッテリの取り付け
• デバイスの充電
• デバイスの電源をオンにする。
ラッチ
ポート
ドウ
バッテリをデバイスから取り出します。
ビデオや音楽の再生音を出力します。
スキャナ / イメージャを使用したデータ収集に使用します。
注 :
カメラは一部の構成のみで利用できます。
注 :
NFC アンテナは Premium 構成のみで利用できます。
注 :
背面カメラは Premium 構成のみで利用できます。
microSD カードの取り付け
microSD カード スロットを不揮発性のセカンダリ ストレージとして使用できます。スロットはキーパッド モジ
ュールの下にあります。カードに添付されているマニュアルで詳細を確認し、メーカー推奨の使用方法に従って
ください。使用する前に、デバイスの microSD カードをフォーマットすることを強くお勧めします。
注:
microSDカードの情報については、MC93XX Mobile Computer User Guide.
注意: microSD カードを損傷しないように、静電気放電 (ESD) に関する注意事項に従ってください。ESD に関する注意事項
には、ESD マット上での作業や、作業する場合の適切な接地などが記載されています。
1. デバイスの電源をオフにします。
2. バッテリを取り外します。
6

MC93XX クイック スタート ガイド
3. 大きなグリップが付いたトルクス T8 ドライバを使用して、バッテリ スロットの内側から 2 本のキーパッド
ラッチ ネジを外します。
図 3 キーパッド ラッチ ネジを外す
キーパッド ラッチ ネジ
4. キーパッド ラッチをデバイスの底面に向かってスライドさせます。
図 4 キーパッド ラッチを外す
ドライバ
キーパッド ラッチ
注 :
キーパッド ラッチが動きにくい場合は、ドライバを使用してデバイスの底部に向けてゆっくりとスライドさせます。
5. キーパッドが見えるようにデバイスを裏返します。
7

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6. 大きなグリップが付いたトルクス T8 ドライバを使用して、キーパッドの上部から 2 本のキーパッド アセンブ
リ ネジを外します。
図 5 キーパッドを取り外す
キーパッド ネジ
キーパッド
microSD カード ホルダ
7. キーパッドをデバイスから取り外します。
8. microSD カード ホルダをスライドさせて開きます。
図 6 microSD カード ホルダを開く
8

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9. microSD カード ホルダを持ち上げます。
図 7 microSD カード ホルダを持ち上げる
10.microSD カードをカード ホルダ ドアに挿入して、ドアの両端にある固定タブ内部にスライドさせて挿入し
ます。
図 8 microSD カードをホルダに挿入する
11.microSD カード ホルダ ドアを閉じ、スライドさせてロックします。
図 9 ホルダの microSD カードを閉じてロックする
9

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12.デバイスの端の突き出た部分にキーパッドを合わせて、本体にはめ込みます。
図 10 キーパッドを再び取り付ける
13.大きなグリップと長いシャフトでできているトルクス T8 ドライバを使用して、2 本のネジでキーパッドをデ
バイスに固定します。5.8kgf-cm (5.0lbf-in) でネジを締めます。
図 11 キーパッド ネジを再び取り付ける
キーパッド ネジ
14.キーパッド ラッチが見えるようにデバイスを裏返します。
10

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15.両方のキーパッド ラッチをデバイスの上部に向けてスライドさせます。
図 12 キーパッド ラッチをスライドさせる
キーパッド ラッチ
16.バッテリ スロット内に 2 本のキーパッド ラッチ ネジを入れて、トルクス T8 ドライバを使用して 5.8kgf-cm
(5.0lbf-in) のトルクで締めます。
図 13 キーパッド ラッチ ネジを再び取り付ける
キーパッド ラッチ ネジ
17.バッテリを挿入します。
18.電源キーを長押しして、デバイスの電源をオンにします。
11

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バッテリの取り付け
MC93XX では、以下のバッテリと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
バッテリを取り付けるには、次の手順に従います。
1. バッテリをバッテリ スロットに合わせます。
図 14 バッテリの取り付け
2. バッテリをバッテリ スロットに挿入します。
3. バッテリをバッテリ受けにしっかりと押し込みます。デバイスの側面にある両方のバッテリ リリース ボタン
がホーム ポジションに戻ったことを確認します。カチッという音が聞こえた場合、デバイスの側面にある両方
のバッテリ リリース ボタンが定位置に戻ってバッテリが固定されたことがわかります。
図 15 バッテリを押し込む
4. 電源ボタンを押して、デバイスの電源をオンにします。
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デバイスの充電
バッテリを充電するには、次のアクセサリのいずれかを使用します。
表 3 充電と通信
充電 通信
説明 部品番号
1 スロット USB 充電クレードル
( 予備バッテリ充電器付き)
4 スロット充電専用 ShareCradle CRD-MC93-4SCHG-01 〇 × ×
4 スロット予備バッテリ充電器 SAC-MC93-4SCHG-01 × 〇 ×
16 スロット予備バッテリ充電器 SAC-MC93-16SCHG-01 × 〇 ×
USB 充電 / 通信スナップオン
カップ
注 :
急速充電をサポートするには、別
の USB ケーブルおよび電源が必要で
す。スナップオンから PC/ ラップトッ
プへの通信を行うには、USB (Type-C)
ケーブルが必要です。
充電専用アダプタ ADP-MC93-CRDCUP-01 〇 NA ×
CRD-MC93-2SUCHG-01 〇 〇 〇
CBL-MC93-USBCHG-01 〇 × 〇
バッテリ
( デバイス内 )
予備バ
ッテリ
メイン バッテリの充電
メイン バッテリを充電するには、次の手順に従います。
USB
1. 充電アクセサリを適切な電源に接続します。
2. デバイスをクレードルにセットするか、ケーブルを接続します。
デバイスの充電が自動的に開始されます。充電 LED インジケータが、バッテリの充電の状態を示します。充
電インジケータについては、次の表を参照してください。
表 4 LED 充電インジケータ
ステータス 意味
消灯 • バッテリが充電されません。
• デバイスが正しくクレードルに挿入されていないか、電源に接続され
ていません。
• クレードルに電源が供給されていません。
黄色でゆっくり点滅
3 秒ごと
黄色で点灯 • バッテリを充電中です。
• バッテリは充電中ですが、完全に空になっており、まだデバイスを使
用するには十分な充電がされていません。
• バッテリを取り外した後、デバイスはホット スワップ モードになり、
接続の持続性が保たれていることがわかります。
注 :
十分な接続とメモリ セッションの持続性を保つために、SuperCap のフル充
電には最低 15 分かかります。
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MC93XX クイック スタート ガイド
表 4 LED 充電インジケータ ( 続き )
ステータス 意味
緑色で点灯 • バッテリの充電が完了しました。
赤色で速く点滅
(1 秒間に 2 回点滅 )
赤色で点灯 • バッテリを充電中です。バッテリの寿命が近づいています。
7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 3.5 時間以内に 0 ~ 90% まで
充電されます。
5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 2.5 時間以内に 0 ~ 90%
まで充電されます。
7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 3.5 時間以内に 0 ~ 90% まで
充電されます。
バッテリの充電は、0 ~ 40°C (32 ~ 104°F) の温度で行います。本デバイスまたはクレードルでは、常に安全で
適切な方法で充電が行われます。約 37°C 以上 (98°F 以上) など、高温時には、デバイスまたはクレードルは、バ
ッテリの充電を有効と無効に交互に短時間で切り替えて、バッテリを許容温度に保つ場合があります。異常な温
度のために充電が無効になった場合は、デバイスおよびクレードルの LED に表示されます。
充電エラーです。例 :
• 温度が低すぎる、または高すぎる。
• 充電完了までの時間が長すぎる ( 通常は 8 時間 )。
• 充電が完了しました。バッテリの寿命が近づいています。
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MC93XX クイック スタート ガイド
予備バッテリの充電
1. クレードルが電源に接続されていることを確認します。
2. ピン端子に接触するように、小さい方を先にして予備バッテリを充電用受けに挿入します。
図 16 予備バッテリの充電
予備バッテリ
予備バッテリ充電用受け
予備バッテリ充電 LED
3. 正しく接触するように、ゆっくりと押し下げます。
1 スロット USB 充電クレードルでは、MC93XX のメイン バッテリと予備バッテリを同時に充電します。
MC93XX の充電 LED は、デバイスのバッテリ充電状態を示します。充電の状態の表示については、「LED 充電イン
ジケータ」を参照してください。
表 5 LED 充電インジケータ
ステータス 意味
消灯 • バッテリが充電されません。
• デバイスが正しくクレードルに挿入されていないか、電源に接続され
ていません。
• クレードルに電源が供給されていません。
黄色でゆっくり点滅
3 秒ごと
黄色で点灯 • バッテリを充電中です。
• バッテリは充電中ですが、完全に空になっており、まだデバイスを使
用するには十分な充電がされていません。
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MC93XX クイック スタート ガイド
表 5 LED 充電インジケータ ( 続き )
ステータス 意味
緑色で点灯 • バッテリの充電が完了しました。
赤色で速く点滅
(1 秒間に 2 回点滅 )
赤色で点灯 • バッテリを充電中です。バッテリの寿命が近づいています。
7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 3.5 時間以内に 0 ~ 90% まで
充電されます。
5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 2.5 時間以内に 0 ~ 90%
まで充電されます。
7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリは、Zebra アクセサリを使用して、室温で 3.5 時間以内に 0 ~ 90% まで
充電されます。
クレードル前面の予備バッテリ充電 LED は、予備バッテリの充電の状態を示します。次の表で、充電インジケー
タの意味を説明します。
充電エラーです。例 :
• 温度が低すぎる、または高すぎる。
• 充電完了までの時間が長すぎる ( 通常は 8 時間 )。
• 充電が完了しました。バッテリの寿命が近づいています。
表 6 充電/通知 LED 充電インジケータ
状態 意味
消灯 • バッテリが充電されません。
• バッテリがクレードルに正しく挿入されていません。
• クレードルに電源が供給されていません。
黄色で点灯 • バッテリを充電中です。
緑色で点灯 • バッテリの充電が完了しました。
赤色で速く点滅
(1 秒間に 2 回点滅 )
赤色で点灯 • バッテリを充電中です。バッテリの寿命が近づいています。
1. 充電が完了したら、バッテリをスロットから取り出します。
バッテリの充電は、0 ~ 40°C (32 ~ 104°F) の温度で行います。本デバイスまたはクレードルでは、常に安全で
適切な方法で充電が行われます。約 37°C 以上 (98°F 以上) など、高温時には、デバイスまたはクレードルは、バ
ッテリの充電を有効と無効に交互に短時間で切り替えて、バッテリを許容温度に保つ場合があります。異常な温
度のために充電が無効になった場合は、デバイスおよびクレードルの LED に表示されます。
充電エラーです。例 :
• 温度が低すぎる、または高すぎる。
• 充電完了までの時間が長すぎる ( 通常は 8 時間 )。
• 充電が完了しました。バッテリの寿命が近づいています。
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MC93XX クイック スタート ガイド
1 スロット USB 充電クレードル ( 予備バッテリ充電器付き )
予備バッテリ付き 1 スロット USB 充電クレードル :
• モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9V の DC 電力を供給する。
• 予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
• モバイル コンピュータとホスト コンピュータの間、またはその他の USB デバイス ( プリンタなど ) の間の
データ通信用に USB ポートを提供する。
• モバイル コンピュータとホスト コンピュータの間で情報を同期する。カスタマイズされたソフトウェアや
サードパーティ製のソフトウェアを使用すれば、モバイル コンピュータと会社のデータベースを同期するこ
とも可能です。
• 以下のバッテリと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
図 17 1 スロット USB 充電クレードル ( 予備バッテリ充電器付き )
予備バッテリ
予備バッテリ充電用受け
予備バッテリ充電 LED
LED インジケータ バー
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MC93XX クイック スタート ガイド
4 スロット充電専用 ShareCradle
4 スロット充電専用 ShareCradle には、次のような機能があります。
• モバイル コンピュータの動作およびバッテリの充電用に 9V の DC 電力を供給する。
• 最大 4 台のモバイル コンピュータを同時に充電する。
• 以下のバッテリを使用するデバイスと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
図 18 4 スロット充電専用 ShareCradle
電源 LED
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MC93XX クイック スタート ガイド
4 スロット予備バッテリ充電器
4 スロット予備バッテリ充電器 :
• 最大 4 個の予備バッテリを充電します。
• 予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
• 以下のバッテリと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
図 19 4 スロット予備バッテリ充電器
電源 LED
予備バッテリ充電 LED
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MC93XX クイック スタート ガイド
16 スロット予備バッテリ充電器
16 スロット予備バッテリ充電器 :
• 最大 16 個の予備バッテリを充電します。
• 予備バッテリの充電用に 4.2 V の DC 電力を供給する。
• 以下のバッテリと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
図 20 16 スロット予備バッテリ充電器
電源 LED
予備バッテリ充電 LED
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MC93XX クイック スタート ガイド
USB 充電 / 通信スナップオン カップ
USB 充電 / 通信スナップオン カップ :
• デバイスの動作およびバッテリの充電用に 5V の DC 電力を供給します。
• ホスト コンピュータと USB 経由でデバイスへの電源供給および / または通信を行う。
• 以下のバッテリを使用するデバイスと互換性があります。
• 7000mAh PowerPrecision+ 標準バッテリ
• 5000mAh PowerPrecision+ フリーザー バッテリ
• 7000mAh PowerPrecision+ 防爆バッテリ
図 21 USB 充電 / 通信スナップオン カップ
USB 充電 / 通信スナップオン カップ
USB ソケット付きピグテール
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MC93XX クイック スタート ガイド
MC93XX 充電専用アダプタ
MC9XXX クレードルと MC93XX モバイル コンピュータとの下位互換性を保つには、この充電専用アダプタを使
用してください。
• 充電専用アダプタは、MC9XXX 1 スロット クレードルおよび 4 スロット クレードルの端末充電のみを
サポートします。
• 充電専用アダプタは充電のみをサポートします。MC9XXX クレードルとともに使用する際に通信は行えません。
図 22 MC9X 1 スロット クレードル充電専用アダプタ
充電専用アダプタ
図 23 MC9X 4 スロット クレードル充電専用アダプタ
MC92 1 スロット クレードル
充電専用アダプタ
MC92 4 スロット クレードル
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MC93XX クイック スタート ガイド
充電専用アダプタの取り付け
充電専用アダプタを取り付けるには、次の手順に従います。
1. アルコール ウェット ティッシュを指で前後に動かして、指定どおりに MC9XXX クレードルと端子の表面をク
リーニングします。
クリーニングの詳細については、『MC93XX Mobile Computer User Guide』を参照してください。
図 24 MC9XXX クレードルの端子と表面をクリーニングする
クレードルの端子と表面をクリーニングする
2. アダプタの背面から接着テープをはがして取り外します。
図 25 接着テープの取り外し
接着テープの取り外し
3. アダプタを MC9XXX クレードルに入れ、クレードルの下部に装着します。
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MC93XX クイック スタート ガイド
図 26 クレードルにアダプタを装着する
4. クレードルにデバイスを装着します。
図 27 クレードルにデバイスを装着する
24

スキャン
MC93XX では、以下の方法でデータを読み取ることができます。
• SE4750-SR 1D/22D イメージャ
• SE4850-ER 1D/2D イメージャ
• SE965 1D レーザー スキャナ
スキャン オプションの詳細については、『MC93XX Mobile Computer User Guide』を参照してください。
イメージャによるバーコード キャプチャ
バーコード データを読み取るには、次の手順に従います。
1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている ( テキス
ト カーソルがテキスト フィールドにある ) ことを確認します。
2. デバイスの先端をバーコードの方に向けます。
3. スキャン ボタンまたはトリガを押し続けます。
照準を合わせるための赤色のレーザー照準パターンがオンになります。
4. 照準パターンの十字の領域にバーコードが納まっていることを確認します。明るい照明下でもよく見えるよ
うにドットの照準を使用しています。
スキャン LED が緑色で点灯してビープ音が鳴り ( デフォルト設定の場合 )、バーコードの読み取りが正常に完
了したことを示します。デバイスがピック リスト モードの場合、十字の照準の中心がバーコードに当たるま
でデバイスはバーコードを読み取りません。
MC93XX クイック スタート ガイド
図 28 照準パターン : 基準範囲および基準範囲外
図 29 ピック リスト モード ( 複数のバーコードが照準パターン内にある場合): 基準範囲および基準範囲外
5. スキャン ボタンまたはトリガを放します。
6. バーコード コンテンツ データが、テキスト フィールドに表示されます。
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MC93XX クイック スタート ガイド
レーザー スキャナによるバーコード キャプチャ
バーコード データを読み取るには、次の手順に従います。
1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている ( テキス
ト カーソルがテキスト フィールドにある ) ことを確認します。
2. デバイスの先端をバーコードの方に向けます。
3. スキャナ ウィンドウをバーコードに向けます。
4. スキャン ボタンまたはトリガを押し続けます。
照準を合わせるための赤色のスキャン ラインがオンになります。スキャン ラインがバーコードのすべての
バーとスペースを横切るようにします。
スキャン LED が緑色で点灯してビープ音が鳴り ( デフォルト設定の場合 )、バーコードの読み取りが正常に完
了したことを示します。
図 30 レーザー スキャナの照準パターン
5. スキャン ボタンまたはトリガを放します。
読み取られたデータがテキスト フィールドに表示されます。
26

MC93XX クイック スタート ガイド
人間工学に関する考慮事項
作業時は適度な休憩を取ることを推奨します。
負担がかからない姿勢
図 31 負担がかからない直立姿勢
左右の手を交互に使用してください。
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MC93XX クイック スタート ガイド
スキャン時に負担がかからない姿勢
図 32 低い位置と高い位置のスキャン
左右の膝を交互に使用してください。
非推奨 : 手を伸ばす、背中を丸める
図 33 非推奨 : 手を伸ばす、背中を丸める
ハシゴを使用してください。
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MC93XX クイック スタート ガイド
手首を極端に曲げないでください
図 34 手首を極端に曲げないでください
29

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