Zebra CC600, CC6000 Quick Start Guide [ja]

CC600/CC6000
カスタマ キオスク
クイック スタート ガイド
Android ™用
MN-003315-02JA
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改訂版履歴

元のガイドに対する変更を次に示します。
-01 改訂版 A 2019 年 5 月 初期リリース
-02 改訂版 A 2020 年 7 月 - Android オペレーティング システムのバージョンの削除。
変更 日付 説明
- 図 1 に近接センサを追加。
- 「イメージャによるバーコード読み取り」セクションを更新。
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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド
カメラ
(正面)
タッチ スクリーンと ディスプレイ
スピーカ
NFC アンテナ
スピーカ
スキャナ ウィンドウ
近接センサ
マイク

はじめに

このガイドでは、デバイスの開梱、機能、セットアップ、取り付け、バーコード読み取り、デバイスのリセット について説明します。

スキャナの取り出し

1. デバイスを覆っている保護材をすべて慎重に取り外して、後で保管や搬送に使用できるように梱包箱を保管
しておきます。

2. 次のものが含まれていることを確認します。

CC600 または CC6000 インタラクティブ キオスク
規制ガイド
CC600 のみ: EMI 用フェライト ビーズ。DC 電源モジュールに接続します。
3. 破損している機器がないかどうかを確認してください。不足または破損している機器がある場合、グローバル
カスタマ サポート センターにただちにお問い合わせください。

4. デバイスを初めて使用する前に、ディスプレイを覆っている搬送保護フィルムをはがしてください。

機能
注: 向きは異なりますが、CC 6000 の縦/横置きデバイスの機能は同じです。

図 1 CC6000 正面図

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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド

取り付けブラケット ネジ ホルダ

マイクロ SD
カード スロット
オーディオ調整/
プログラム可能
ボタン
リセット ボタン

USB C ポート

( 外付けディスプレイまたは

OTG に使用 )

電源ポート
オーディオ
ポート
USB A ポート
USB A ポート
POE 対応イーサネット
図 2 CC6000 背面図
図 3 CC 6000 電源とケーブルの各ポート
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取り付け
ブラケット

取り付けブラケット

ネジ ホルダ
ブラケット
固定用ネジの
取り付け
壁面取り付けネジ穴

スピーカ

スキャナ ウィンドウ
近接センサ
マイク
タッチ スクリーンと ディスプレイ
図 4 CC6000 の背面とブラケットの図
図 5 CC600 正面図
3
CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド

リセット ボタン

取り付け
ブラケット
ネジ
ホルダ
(4)
Micro SD
カード スロット
オーディオ調整/
プログラム可能ボタン
x

USB C ポート

( 外付けディスプレイまたは OTG およびその他の USB-2
周辺機器に使用 )
電源ポート
マイクロ SD
カード
スロット
POE 対応イーサネット
図 6 CC600 背面図
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図 7 CC600 電源とケーブルの各ポート
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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド
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取り付け
ブラケット

取り付けブラケット

ネジ ホルダ
ブラケット
固定用ネジの
取り付け
壁面取り付け ネジ穴
図 8 CC600 の背面とブラケットの図
表 1 機能の説明
項目 機能
タッチ スクリーンと
デバイスの操作に必要な情報がすべて表示されます。
ディスプレイ スキャナ ウィンドウ イメージャとバーコードの読み取りを使用して、データを読み取ります。
: バーコードを読み取るには、デバイスにスキャン対応アプリが必要です。
スピーカ ビデオおよび音楽を再生するための音声を出力します。スピーカフォン モードで
音声を出力します。 NFC アンテナ NFC タグの読み取り(CC6000 のみ) 近接センサ 一番近くでディスプレイを起動するユーザーを特定します。 マイク スピーカフォン モードでの通話に使用します。 カメラ (正面) 静止写真やビデオを撮影します。
: [CC6000 デバイスのみ] を選択します。 インタフェース
詳細については、図 3図 7を参照してください。 コネクタ
音量上/下ボタン 音声のボリュームを調節します (プログラム可能)。 外付けディスプレイ USB-C ポート専用。
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セットアップ

デバイスを初めて使用する際は、この手順を実行します。

マイクロ セキュア デジタル (SD) カードを取り付けます (オプション)。
電源を接続して、デバイスの電源をオンにします。
デバイスを設定します。
取り付けブラケットで、デバイスを取り付けます。

microSD カードの取り付け (オプション)

microSD カード スロットにより、不揮発性のセカンダリ ストレージを使用できます。スロットは、機器の背面 からオーディオ ジャックの右側にあります。詳細については、カードに添付されているマニュアルを参照し、 メーカーの推奨使用方法に従ってください。
注意: microSD カードを損傷しないように、静電気放電 (ESD) に関する注意事項に従ってください。ESD に関する
注意事項には、ESD マット上で作業を実施することや作業者を適切に接地することなどが含まれます。

microSD カードを取り付けるには、次の手順に従います。

取り付けブラケットにデバイスが取り付けられている場合、取り外します。
図 9 の図に示すように、microSD カードをスライドさせてコネクタをデバイスに挿入します。

図 9 microSD カードの挿入

デバイスの取り付け

デバイスを壁面やその他の平らな表面に取り付けるには、デバイスの各構成は適切な取り付けを必要とします。 壁ネジ用の穴の直径は、5.8mm (0.228 インチ) です。

注: 図 10図 11図 12 で示されているデバイスの測定単位は、ミリメートル単位です。
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図 10 CC600 の寸法

図 11 CC6000 (縦向き) の寸法

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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド
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ショルダー ネジ穴 (4)

壁面用ネジ穴 (3)
ネジの固定
ネジ穴の固定

図 12 CC6000 (横向き) の寸法

図 13 CC600 の取り付けブラケット

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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド

ショルダー ネジ穴 (4)

電源
壁面用ネジ穴 (4)

ショルダー ネジ穴 (4)

壁面用ネジ穴 (4)
ネジの固定
ネジ穴の固定
電源
図 14 CC6000 の取り付けブラケット - 縦向き
図 15 CC6000 の取り付けブラケット (KT-152098-03) - 横向き
デバイスを取り付けるには、次の手順に従います。
1. CC600 または CC6000 の取り付け場所を決めます。
2. 付属のネジ (CC600 プレート用のネジ 3 本と CC6000 用のネジ 4 本) を使用して、取り付けプレートを壁に
固定します。
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壁面
壁面
図 16 CC600 ブラケットの壁面取り付け
図 17 CC6000 ブラケットの壁面取り付け
3. 付属のショルダー ネジ 4 本を、デバイス背面の取り付け穴に差し込みます。
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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド
図 18 ショルダー ネジの挿入
4. 電源を電源ポートに接続します。すべての追加ケーブルを、適切なポート (図 3 および 図 7 参照) に接続
します。
5. 取り付けプレートにある鍵状の穴 4 つにショルダー ネジを通して、デバイスを取り付けます。その後、
デバイスを下にスライドさせて、所定の位置に固定します。
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固定用ネジ

固定用ネジ
固定用ネジ
図 19 デバイスのブラケットへの取り付け
6. 固定用ネジを、取り付けプレート上部のタブにある穴に挿入します。ネジを手で締めて、デバイスを固定
します。
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バーコード読み取り

CC600 および CC6000 カスタマキオスク、または DS22x8 や DS81x8 などのイメージャを使用して、 スキャンできます。

イメージャによるバーコード読み取り

CC600/CC6000 カスタマ キオスクを使用してバーコード データを読み取るには、次の手順に従います。

1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている (テキス
ト カーソルがテキスト フィールドにある) ことを確認します。
2. デバイスのスキャン ウィンドウの読み取り範囲に、バーコードを配置します。バーコードが、スキャナの照
準パターン内にあることを確認します。
3. デフォルトでは、ビープ音はバーコードの読み取りが正常に完了したことを示します。デバイスがピック リ
スト モードの場合、光線の中心やドットがバーコードに当たるまで、デバイスはバーコードを読み取らない ことに注意してください。

DS22X8 または DS81X8 イメージャを使用してバーコード データを読み取るには、次の手順に従います。

1. アプリケーションがデバイスで開かれていることと、テキスト フィールドがフォーカスされている (テキス
ト カーソルがテキスト フィールドにある) ことを確認します。
2. 次のいずれかが起きるまでトリガーを押し続けます。 a. 画像処理スキャナがバーコードを読み取る。画像処理スキャナからビープ音が鳴って LED が点滅し、
スキャン ラインが消える。
または
b. 画像処理スキャナがバーコードを読み取らず、スキャン ラインが消える。

デバイスがピック リスト モードの場合、光線の中心やドットがバーコードに当たるまで、デバイスは バーコードを読み取らないことに注意してください。

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CC600/CC6000 カスタマ キオスク クイック スタート ガイド

デバイスのリセット

デバイスのくぼみには、リセット ボタンがあります。

リセット ボタンを有効にするには、小さなペーパー クリップの先端 (直径 1mm) をくぼみに挿入して 3 秒間押し 続けます。

デバイスには回復コンソールがあり、電源ボタンの上にあるデバイス背面のボタン #1 を押すか ADB 接続と コマンドを使用して利用できます。

以下のリセット機能をサポートしています。

ソフト リセット (ADB コマンドで実行)
エンタープライズ リセット
出荷時へのリセット

デバイス回復モードは、以下の機能をサポートしています。

SD カードの zip ファイルまたは内部フラッシュのイメージを処理します。
SD カードまたは内部フラッシュからシステム アップデートを適用します。
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