Yamaha YC61 operating instructions

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STAGE KEYBOARD

取 扱 説 明 書

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安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。

ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への損 害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。

お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。

■ 記号表示について

この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。

◇ 禁止を示す記号

■「警告」「注意」「注記」について

以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。

「死亡する可能性または重傷を負う 可能性が想定される」内容です。

「傷害を負う可能性が想定される」 内容です。

注記

「故障、損傷や誤動作、データの損失 の発生が想定される」内容です。

■ 本体に表示されている注意マークについて

本体には、次の注意マークが付いています。

これは、以下の内容の注意を喚起するものです。

「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターにご依頼く ださい。」

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▲ 警告

-電源 / 電源コード

電源コードをストーブなどの熱器具に近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし ない。また、電源コードに重いものをのせ ない。

電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。

電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。

電源コード/プラグは、必ず付属のものを 使用する。また、付属の電源コードをほか の製品に使用しない。

電源プラグにほこりが付着している場合 は、ほこりをきれいに拭き取る。 感電やショートのおそれがあります。

アース接続を確実に行なう。 感電のおそれがあります。(アース接続については 20ページをご参照ください。)

分解禁止

この製品の内部を開けたり、内部の部品を 分解したり改造したりしない。 感電や火災、けが、または故障の原因になります。

水に注意

本体の上に花瓶や薬品など液体の入った ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋 外など湿気の多いところで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス

障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。

ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。

火に注意

本体の上にろうそくなど火気のあるもの を置かない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま

異常に気づいたら

  • ない (1997) 「「「「「「「「「「」」」」。 「「「「」」」。 「「「」」」。 「「」」」。
    • ・製品から異常なにおいや煙が出た場合
    • ・製品の内部に異物が入った場合
    • ・使用中に音が出なくなった場合

そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障の おそれがあります。至急、お買い上げの販売店または 巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼く ださい。

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ご使用上の注意

製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。

■ 製品の取り扱いに関する注意

  • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の 近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ ジオなどに雑音が生じる原因になります。
  • スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスのアプリと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるためスマートデバイスの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。
  • ・ 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くな ど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いと ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでく ださい。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障し たり、動作が不安定になったりする原因になります。
  • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品など を置かないでください。本体のパネルや鍵盤が変色/変質す る原因になります。
■ 製品のお手入れに関する注意

  • お手入れの際は、乾いた柔らかい布、または水を含ませた 柔らかい布を固くしぼってご使用ください。しつこい汚れ (コントローラー、鍵盤を除く)には、中性洗剤を水でうす め、柔らかい布に浸し、固くしぼって汚れをふき取ったあ と、乾いた布で乾拭きしてください。ベンジンやシンナー、 アルコール、化学ぞうきんなどを使用すると、変色/変質す る原因になりますので、使用しないでください。
  • 極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく(結露する)ことがあります。水滴をそのまま放置すると、木部が水分を吸収して変形する原因になります。水滴がついた場合は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。
■ データの保存に関する注意

  • ・編集したライブセットサウンド(SETTINGS画面の設定を含む)は、保存前に電源を切ると消えてしまいます。オートパワーオフ機能(21ページ)により電源が切れた場合も同様です。保存しておきたいデータは、本体またはUSBフラッシュメモリーやコンピューターなどの外部機器に保存してください(10、23ページ)。ただし、本体に保存したデータは故障や誤操作などのために失われることがあります。大切なデータは、USBフラッシュメモリーやコンピューターなどの外部機器に保存してください(23ページ)。USBフラッシュメモリーを使う前には、必ず24ページをご覧ください。
  • 保存したUSBフラッシュメモリーの万一の事故に備えて、 大切なデータは予備のUSBフラッシュメモリーやコン ピューターなどの外部機器にバックアップとして保存され ることをおすすめします。

お知らせ

■ データの著作権に関するお願い

  • ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音 楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法 上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製また は転用することを禁じられています。ご使用時には、著作 権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
  • この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ(株) が著作権を有する、またはヤマハ(株)が第三者から使用許諾 を受けている著作物です。製品に内蔵または同梱されたコ ンテンツそのものを取り出し、もしくは酷似した形態で記 録/録音して配布することについては、著作権法等に基づ き、許されていません。
    • ※上記コンテンツとは、コンピュータープログラム、伴奏 スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録 データ、楽譜や楽譜データなどを含みます。
    • ※上記コンテンツを使用して音楽制作や演奏を行ない、それらを録音や配布することについては、ヤマハ(株)の許諾は必要ありません。
■ 取扱説明書の記載内容に関するお知らせ

  • この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
  • Mac、iPhone、iPadは、米国および他の国々で登録され たApple Inc.の商標です。
  • ・ MIDIは社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
  • その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、 各社の登録商標または商標です。

ヤマハ製品では、機能や操作性向上のために、予告なく ファームウェアをアップデートすることがあります。製品 の機能を十分に生かしてお楽しみいただくため、最新バー ジョンにアップデートすることをおすすめします。最新の ファームウェアは、下記ウェブサイトからダウンロードす ることができます。

https://jp.yamaha.com/support/

高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 適合品

機種名(品番)、製造番号(シリアルナンバー)、電源条件などの情 報は、製品の底面にある銘板または銘板付近に表示されています。 製品を紛失した場合などでもご自身のものを特定していただけるよ う、機種名と製造番号については以下の欄にご記入のうえ、大切に 保管していただくことをお勧めします。

機種名

製造番号

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はじめに

このたびはヤマハステージキーボード、YC61をお買い求めいただき、まことにありがとうございます。 この楽器は、ライブパフォーマンス用ステージキーボードです。 この楽器に搭載された機能を十分に生かすため、本書をぜひご活用ください。また、お読みになったあとも、いつでも ご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。

付属品(お確かめください)

□ 取扱説明書(本書) × 1 □ 電源コード×1 □ 2P-3P変換器×1 □ 保証書×1

特長

■ 究極に「本物」を追求したオルガンサウンドとウォーターフォール鍵盤

YC61には、ヤマハのVCM(Virtual Circuitry Modeling)技術をもとに新たに開発された、VCMオルガン音源とVCM ロータリースピーカーを搭載しています。これらは、アナログ回路を精緻にモデリングすることで、トーンホイール オルガンやロータリースピーカーに特有の音の飽和感や温かみなどを再現しています。またYC61は、新開発のセミ ウェイテッド ウォーターフォール鍵盤を装備しています。この鍵盤は、グリッサンドなどの、オルガンのための奏法に 最適な鍵盤です。

■ 最高峰のクオリティーを誇るピアノサウンド、ダイナミックな演奏を実現するFM音源

YC61には、ヤマハCPシリーズで培われた高品質なピアノサウンドやエレクトリックピアノサウンドを搭載しています。YC61ではさらに、128音ポリフォニックのFM音源を新たに搭載しており、滑らかでダイナミックな演奏ができます。

■ 高級感と可搬性を兼ね備えたデザイン

コンパクトに研ぎ澄まされたYC61のデザインは、アルミ素材が醸し出すプロフェッショナルな質感と、軽量さ(7.1kg) によるステージへの高い可搬性を同時に実現しています。

■ ステージ演奏時のあらゆる操作を迷わずにできるユーザーインターフェース

Organ、Keysなど、パネル上の専用セクションに、ステージ演奏に必要なすべての操作子を配置しました。これにより、いつでもパラメーターにダイレクトにアクセスし、即興で素早くサウンドメイキングができます。さらに、Organ セクションには新開発のドローバーを搭載しています。物理ドローバーの高い演奏性を損なわず、音色設定(ライブセットサウンド)を切り替えたときもLEDインジケーターで現在の値をすぐに確認できるため、ストレスなく演奏に集中できます。

■ 演奏の可能性を広げる、外部機器との連携をサポートする機能

コンピューター上のソフトウェア音源や外部MIDI音源との連携をサポートする、MIDIコントロール機能とマスター キーボード機能を搭載しています。さらに、内蔵のUSB Audio/MIDIインターフェースはクラス・コンプライアントに 対応しており、ステージ演奏を柔軟にサポートします。

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目次

安全上のご注意 2
ご使用上の注意 5
はじめに 6
付属品(お確かめください) 6
特長 6
各部の名称とはたらき
フロントパネル 8
LCD やランプの設定をする 8
ライブセット 1C
ライブセットサウンドを保存する 10
ライブセットサウンドを入れ替える /
コピーする 11
ライブセットサウンドを初期化する 11
Organセクション 12
Keys (Key A/Key B)セクション 14
EFFECTセクション 15
SPEAKER/AMPセクション 16
REVERBセクション 17
マスター EQ 17
リアパネル
ご使用前の準備

電源の準備....................................

基本操作と画面表示
^
2

23

20

8

トップ画面の見かた .21
ボイスセクションを選ぶ .21
表示画面から抜ける . 22
ファイル名/ライブセットサウンド名を編集する . 22
本体の設定をセーブ/ロードする
本体の設定をUSBフラッシュメモリーにセーブする 23
USBフラッシュメモリーにセーブした本体の設定を
ロードする 23

外部機器と接続して使う

MIDI送信チャンネルと受信チャンネルを設定 する
本体の鍵盤操作で内部音源が鳴らないように
設定する
MIDI [IN]/[OUT]端子の用途を設定する
(MIDIポートの設定)
コンピューターと接続する
iPhone/iPadと接続する
MIDI
26
26
27
27
27
Special Operations List 29
Insertion Effect Type List 30
EG/Filter Control Type List 32
MENU LIST 34
SETTINGS LIST 40
資料 49

メッセージー覧
困ったときは
49
50
52
仕様
索引
仕様
索引
DATA LIST
54

25

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各部の名称とはたらき

フロントパネル

① ベンドレバー

ピッチベンド機能、またはロータリースピーカーの回転 スピード切り替え機能に使うコントローラーです。 ベンドレバーで2つの機能のどちらを使うかは、 [SETTINGS] →「Controllers」→「Bend Lever」→ 「Mode」で設定できます(47ページ)。初期設定では、 「Pitch Bend」(ピッチベンド)に設定されています。

NOTE

ピッチベンドレンジは、[SETTINGS]ボタン → 「Controllers」→「Bend Lever」→「Pitch Bend Range」 からセクションごとに設定できます(47ページ)。

2 モジュレーションレバー (アサイナブル)

ビブラートをかけるためのコントローラーです。 また、レバーには別のコントロールチェンジナンバーを 割り当てることができます。コントロールチェンジナン バーの割り当ては、[SETTINGS]ボタン → 「Controllers」→「Modulation Lever」→「Assign」 から設定できます(47ページ)。

NOTE

  • ・ ビブラートの深さと速さは、[SETTINGS]ボタン → 「Controllers] → 「Modulation Lever] → 「P.Mod Depth]/「P.Mod Speed」からセクションごとに設定できます(47ページ)。
  • VCMオルガンのタイプ(H1~H3)が選択されているOrgan セクションには、Modulation (CC#1)の効果はかかりませ ん。VCMオルガンのタイプにビブラートをかけるには、 OrganセクションのVIBRATO/CHORUSを使います(13 ページ)。
[MASTER VOLUME]ノブ

楽器全体の音量を調節します。

❹ LCD (液晶ディスプレイ)

使用中の機能に応じて、さまざまなメッセージや各種設 定が表示されます。

■ LCDやランプの設定をする

[MENU]ボタン →「Control Panel」→「Display Lights」から以下の設定ができます。

Section 各セクションの表示用ランプをセクション
[ON/OFF]スイッチの状態にかかわらず常に
点灯させる(On)かどうかを設定します。
Ins Effect Key A/Key Bセクションに含まれる
EFFECT 1/2エリアのランプを、EFFECT
1/2 [ON/OFF]ボタンの状態にかかわらず
常に点灯させる(On)かどうかを設定します。
LCD SW LCDにトップ画面を表示させる(On)か、非表
示にする(Off)かを設定します。
MENU画面やSETTINGS画面などは設定に
かかわらず表示されます。
LCD
Contrast
LCD画面のコントラストを調整します。
⑤ エンコーダーダイアル/[ENTER]ボタン

LCD画面上でライブセットビュー (10ページ)を表示したり、選択中のパラメーター値を変更します。MENU画面やSETTINGS画面では、画面上のカーソル(反転表示部分)を上下に移動させます。

また、エンコーダーダイアルを押すと[ENTER]機能になり、選択中の値を確定するときや各操作を実行するときに使用します。

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⑥ [EXIT]ボタン

MENU画面とSETTINGS画面は階層構造になっていま す。設定中に1つ上の階層画面に戻るときに、このボタ ンを使います。また、[EXIT]ボタンを押しながら他のボ タンやノブを操作すると、すばやく設定するのに便利な 特殊機能を使うことができます(29ページ)。

[PANEL LOCK]ボタン

オンにするとパネル操作が無効になり、設定が誤って変 更されないようにできます。押すたびに設定が切り替わ ります。パネルロック中は、画面左上に 🖪 が表示され ます。

NOTE

[MENU]ボタン →「Control Panel」→「Panel Lock Settings」から、以下のエリアごとにパネルロックを設定で きます(36ページ)。

A: Live Set

  • B: Organ/Keys
  • C: Effect/Sp Amp/Reverb
  • D: Master EQ

③ [TUNE]ボタン

楽器全体のピッチをチューニングします(414.72~ 466.78 Hz、初期設定440.00 Hz)。[TUNE]ボタン を押して、エンコーダーダイアルで設定値を変更しま す。

鍵盤を弾く強さに対するベロシティーの出方を決める、 ベロシティーカーブを設定する画面を表示します。 設定値は下記の5タイプです。[MENU]ボタン → 「General」→「Keyboard/Pedal」→「Touch Curve」からも設定を変更できます(35ページ)。

設定値 特長
Normal 鍵盤を弾く強さとベロシティーが比例する、もっ
とも一般的なカーブです。
Soft 全体に大きなベロシティーが出やすいカーブです。
Hard 全体に大きなベロシティーが出にくいカーブです。
Wide キータッチの弱い部分ではベロシティーをおさ
え、強い部分ではベロシティーを出やすくした
カーブです。ダイナミックレンジが広く感じられ
ます。
Fixed 鍵盤を弾く強さにかかわりなく、一定のベロシ
ティーで音源を鳴らしたい場合に使用します。
ベロシティーの値は、[EXIT] + [TOUCH]操作、
または[MENU]ボタン →「General」 →
「Keyboard/Pedal」→「Fixed Velocity」から
設定できます。
NOTE

Organセクションはその性質上、ベロシティーに関係なく、鍵 盤のオン/オフのみによって発音します。[TOUCH]ボタンの設 定はOrganセクションには影響しません。

① [MENU]ボタン

システム全体の設定を行なう画面を表示します(34ページ)。

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ライブセット

・ ライブセットサウンド[1]~[8]ボタン

保存したライブセットサウンドを呼び出します。

ライブセットサウンド

ライブセットサウンドとは、Organセクション(12ページ)、 Keys (Key A、Key B)セクション(14ページ)のボイスと、 EFFECTセクション(15ページ)、SPEAKER/AMPセク ション(16ページ)、REVERBセクション(17ページ)の エフェクト、これらすべてを含む音色設定です。ボイスや エフェクトを自由に組み合わせてお好みのライブセットサ ウンドを保存することができます。

また、ライブセットサウンドを切り替えたとき、SSS "Seamless Sound Switching (シームレス サウンド ス イッチング)"機能により、音切れすることなく自然につな がります。

NOTE

SSSの効果によって鳴り続けている音を消したい場合は、再度、選択中のライブセットサウンドボタンを押してください。

⑦ PAGE [−]/[+]ボタン

ライブセットのページを切り替えます。ページを切り替えると、ライブセットサウンドも同時に切り替わります。

ライブセット

ライブセットとは、[1]~[8]のライブセットサウンドを 1ページとして、全20ページに設定を保存できます。初期 設定(工場出荷時)の状態では、1~10ページにプリセット のライブセットサウンドが入っています。

ライブセットビュー

トップ画面でエンコーダーダイアルを操作するとライブ セットビューが表示されます。ライブセットビューでは、 画面上にライブセット1ページ分のライブセットサウンド [1]~[8]の名称が表示されます。現在選択されているライ ブセットサウンドの左に ✓ が表示されます。ライブセッ トビューでライブセットサウンドを変更するには、エン コーダーダイアルで設定したいライブセットサウンドを反 転表示させて[ENTER]ボタンを押します。変更後はトップ 画面に戻ります。演奏中など、常にライブセットビュー表 示にしたい場合は、「Live Set View Mode」を「Keep」に 設定してください(37ページ)。

® [STORE]ボタン

編集したライブセットサウンドを保存します。 以下の内容が保存されます。保存した内容は電源を切っ ても失われません。

  • Organセクションの設定
  • Keys (Key A、Key B)セクションの設定
  • EFFECTセクションの設定
  • SPEAKER/AMPセクションの設定
  • REVERBセクションの設定
  • SETTINGSの設定 (SPLIT POINT、TRANSPOSE 含む)
NOTE

マスター EQの設定はライブセットサウンドに保存されません。

■ ライブセットサウンドを保存する
1. [STORE]ボタンを押します。

保存先となるライブセットサウンドの選択画面が表示されます。

[ENTER]ボタンを押して、保存します。 画面に「Completed.」と表示され、トップ画面に戻ります。

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NOTE

別のライブセットサウンドに編集内容を保存したい場合は、 エンコーダーダイアルで保存先となるライブセットサウン ドを変更してください。手順2の実行前に、保存先の既存 の音を鍵盤演奏で確認できます。

注記

  • 既存のライブセットサウンド(プリセットのライブセット サウンドを含む)の設定を変更して保存する場合、設定は 上書きされます。元の設定は消えてしまいますのでご注 意ください。
  • 保存せずに別のライブセットサウンドを選んだり、電源 を切ったりすると、編集中の内容は消えてしまいます。
NOTE

  • ・別のライブセットサウンドを選んでしまい、編集中の内 容が消えてしまった場合は、「Edit Recall」機能により、 編集した最後の状態に戻すことができます(38ページ)。
  • プリセットのライブセットサウンドはSoundmondoからダウンロードできます。Soundmondoは、iOSアプリ、またはMac/PCのGoogle Chromeブラウザで利用可能な、音色の管理・シェアリングサービスです。詳しくは、ウェブサイト上の下記ページでご確認ください。 http://www.vamaba.com/2/coundmondo
ライブセットサウンドを入れ替える/ コピーする

入れ替え元、またはコピー元にしたいライブ セットサウンドを呼び出します。

2. 操作画面を開きます。

[MENU]ボタン → 「Job」 → 「Live Set Manager」 → 「Swap」 / 「Copy」

3. 入れ替え先、またはコピー先のライブセットサウンドを選びます。

エンコーダーダイアルで対象のライブセットサウン ドを選びます。[ENTER]ボタンを押すと、画面に 「Executing..」→「Completed.」と表示され、トッ プ画面に戻ります。

  • ライブセットサウンドを初期化する
  • 1. 初期化したいライブセットサウンドを呼び出し ます。

2. 初期化画面を開きます。

[MENU]ボタン → 「Job」 → 「Live Set Manager」 → 「Initialize」

3. 初期化を実行します。

エンコーダーダイアルで「Live Set Sound Init」を 選んで[ENTER]ボタンを押します。画面に 「Initializing..」→「Completed.」と表示され、トッ プ画面に戻ります。

NOTE

編集中の音色設定を初期状態にしたい場合は、[EXIT]ボタンと[SETTINGS]ボタンを同時に押します。この操作では保存されているライブセットサウンドは上書きされません。

(BPLIT POINT)ボタン

スプリットポイントを変更します。エンコーダーダイア ルでポイントを変更するか、スプリットポイントに設定 したい鍵盤を押すことでもポイントを変更できます。 設定値はライブセットサウンドに保存されます。

スプリット

スプリットは、右手側と左手側とで別のセクションを鳴ら す機能です。右側の鍵盤と左側の鍵盤を分ける位置を「スプ リットポイント」と呼びます。

NOTE

  • [SPLIT POINT]ボタンを押しながら鍵盤を押すことでも設 定できます。
  • スプリットポイントで設定した音高は、右手側の鍵域の最低 音になります。
  • スプリットポイントは、[SETTINGS]ボタン → 「Sound」 → 「Function」 → 「Split Point」からも変更できます(43 ページ)。

(JETRANSPOSE)ボタン

音高を半音単位で移調します。また、設定値はライブ セットサウンドに保存されます。[SETTINGS]ボタン →「Sound」→「Function」→「Transpose」から も変更できます(43ページ)。

[SETTINGS]ボタン

選択中のライブセットサウンドの詳細設定を行なう画面 を表示します(40ページ)。オルガンやロータリース ピーカーのカスタム、Key AおよびKey BのMono/ Poly設定やFM Unison設定など、さまざまな調整がで きます。ここでの設定値はライブセットサウンドに保存 されます。

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Organセクション

YC61のOrganセクションでは、トーンホイール方式のビンテージオルガンを忠実に再現したVCMオルガン音源と、 トランジスター方式のオルガンを再現したFM音源のオルガンタイプを選ぶことができ、物理ドローバーを使って、 オルガンサウンドをリアルタイムに変えながら演奏できます。また、トーンホイールなどのパラメーターを調整して、 個体差なども含めた、あなたが望むオルガンの音を実現することができます。

VCMオルガン音源

VCMオルガン音源は、トーンホイール方式のビンテージ オルガンを忠実に再現するために開発された音源方式です。 VCMはVirtual Circuitry ModelingTMの略で、DSPを使って アナログ電気回路の動きをエミュレーションする技術です。こ の技術によって、単純なデジタル発音では再現できない、アナ ログらしい深みのあるサウンドを実現することができます。 この技術を応用して、VCMオルガン音源では、ビンテージ オルガンの以下の特徴を、余すところなく再現しています。

  • 鍵盤、トーンホイール、ドローバーをつなぐマトリクス 回路による、和音を弾いたときのハーモニー
  • 真空管回路に基づく、存在感のあるパーカッションサウンド
  • 電気回路の解析に基づくキークリック、リーク音
  • 真空管プリアンプによる音の歪み
  • スキャナー・ビブラート回路によるビブラート/コーラス 効果
  • エクスプレッションペダルの操作による周波数特性やドライブ量の変化

さらに、詳細パラメーターを調整することで、経年劣化な どの個体差を表現できます。

セクションの有効(オン)と無効(オフ)を切り替えます。 セクションが有効(オン)のときは、ランプが点灯し、鍵 盤を弾くと発音します。

13 オルガンタイプセレクター /ディスプレイ

エンコーダーダイアルを回転させて、使用するオルガン のタイプを選びます。選択されているタイプ(H1~H3、 F1~F3)がディスプレイに表示されます。 H1~H3はVCMオルガンのタイプ、F1~F3はFM音源

を使ったタイプです。

HI スタンダードなビンテージオルガンを忠実に再
現したタイプです。オルガンのソロや、オルガ
ンがメインの音楽に適しています。
H2 中低音が強めの、太い音が特徴のタイプです。
バンドやアンサンブルの中でも埋もれにくく、
存在感が欲しいときに適しています。
НЗ 独特のパーカッションサウンドを持つタイプで
す。ドライブとの相性がよく、速いパッセージ
の演奏に適しています。
Fl シンプルなサイン波を発音するオルガンです。
F2 イギリスのトランジスターコンボオルガンを再
現したタイプです。
F3 イタリアのトランジスターコンボオルガンを再
現したタイプです。

タイプの設定はLOWERとUPPERで共用です。

NOTE

オルガンの音の特性(トーンホイールのリークレベル、キーク リック音の大きさ、等)を、[SETTINGS]ボタン →「Sound」 →「Organ Settings」の中で設定できます(40ページ)。この 設定はライブセットサウンドに保存されます。

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1B LOWER/UPPER [L U]ボタン

OrganセクションにはLOWERとUPPERの2つのパートがあります。2つのパートのうち、どちらの設定を表示/変更するかを選択します。

② SPLIT [L U]ボタン

スプリットポイントを基準にした、オルガンの2つの パートの発音設定を選択します。ボタンを押すたびに 4つの設定が順番に切り替わります。

消灯 鍵盤のどこを弾いても、LOWER/UPPER[L U]
ボタンで選択しているパートが発音します。
L+U 左側の鍵盤を弾くとLOWERパート、右側の鍵
盤を弾くとUPPERパートが発音します。
U 右側の鍵盤を弾くと、LOWER/UPPER [L U]
ボタンで選択しているパートが発音します。
L 左側の鍵盤を弾くと、LOWER/UPPER [L U]
ボタンで選択しているパートが発音します。
NOTE

スプリットポイントについては、11ページをご覧ください。

④ OCTAVE [-2 -1]/[+1 +2]ボタン

鍵域を1オクターブ単位で切り替えます。 [-2-1]ボタンと [+1+2]ボタンを同時に押すと、設定 は「O」に戻ります。これはLOWERとUPPERパートそ れぞれに設定できます。

② [VOLUME]ノブ

セクションの音量を調節します。Organセクションの場 合、LOWERとUPPERで共用のパラメーターです。

③ [PRE DRIVE]ノブ

オルガンプリアンプのゲインを変更します。ビンテージ オルガン筐体内のプリアンプ調整用ネジによる歪みの変 化をモデリングしています。LOWERとUPPERで共用 のパラメーターです。

② ドローバー

オルガンの倍音の成分量を調整して、音のキャラクター を決定します。ドローバーを動かすと、ビンテージオル ガンのドローバーを引き出しているように、現在の設定 値までLEDが点灯します。

NOTE

  • ライブセットから設定を呼び出した場合などは、ドローバーの実際の位置とLED表示(現在の設定値)は一致しません。 ドローバーを動かすと、その位置が反映されます。また、 [EXIT]ボタンを押しながらLOWER/UPPER [L U]ボタンを 押すと、ドローバーを動かさずに、すぐに全ドローバーの実際の位置を反映させることができます。
  • ドローバーを動かしたときに実際の位置とLED表示を一致させる挙動は、[MENU]ボタン → 「Control Panel」 → 「Advanced Settings」 → 「Drawbar Mode」で変更する ことができます(37ページ)。
  • ・オルガンタイプがF1~F3の場合、[1']のドローバーは無効 になります。

・ドローバーのLEDの色をLOWERとUPPERそれぞれのパートに設定できます([SETTINGS]ボタン → 「Drawbar Color」→「Upper」/「Lower」(48ページ))。この設定は ライブセットサウンドに保存されます。

③ VIBRATO/CHORUS [ON/OFF] ボタン

ビブラート/コーラスの効果をかける場合は、ランプを 点灯(オン)にします。このエフェクトはVCMオルガン のタイプ(H1~H3)の場合のみ使用できます。これは LOWERとUPPERパートそれぞれに設定できます。

ビブラート/コーラスのタイプを選択します。ボタンを 押すたびに、V(ビブラート)1~3、C(コーラス)1~3の 順にタイプが切り替わります。この設定はLOWERと UPPERで共用です。

@ PERCUSSION [ON/OFF]ボタン

押鍵時にパーカッション音を鳴らすかどうかを切り替え ます。パーカッションはVCMオルガンのタイプ(H1~ H3)のUPPERパートでのみ使用できます。

NOTE

パーカッション音と[1']のドローバーをリンクさせ、どちらか 一方しか発音しないようにするかどうかを[SETTINGS]ボタン →「Sound」→「Organ Settings」→「Perc. Link to 1feet」で設定できます(40ページ)。初期設定では、「On」に 設定されています。この設定はライブセットサウンドに保存さ れます。

@ PERCUSSION [Normal Soft]ボタン

パーカッション音のレベルを切り替えます。

② PERCUSSION [Slow Fast]ボタン

パーカッション音の減衰(ディケイ)スピードを切り替え ます。

OPERCUSSION [2nd 3rd]ボタン

パーカッション音の高さを切り替えます。

  • [2nd]の場合、押鍵したときに[4']のドローバーと同じ高さ(2倍音)のパーカッション音が発音します。
  • [3rd]の場合、押鍵したときに[2 2/3]のドローバー と同じ高さ(3倍音)のパーカッション音が発音します。
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Keys (Key A/Key B)セクション

YC61のKeys (Key A/Key B)セクションではそれぞ れ、ピアノ、エレクトリックピアノ、シンセ、その他の 音色の4つのカテゴリーの中からボイスを選択できま す。さらに、EG、FILTER、2つのインサーションエ フェクト(EFFECT 1、EFFECT 2)をKey AとKey Bセ クションそれぞれに設定できます。Key AとKey Bセク ション同士のレイヤーやスプリットで鳴らすこともでき ます。

⑥ セクション[ON/OFF]スイッチ

Key A、Key Bの各セクションの有効(オン)と無効(オフ) を切り替えます。

🕑 Keys [A B]ボタン

Key AとKey Bの2つのセクションのうち、どちらの設 定を表示/変更するかを選択します。

NOTE

・ Key AとKey Bセクションの設定を、[EXIT]+Keys [A B] ボタン操作で入れ替えることができます(29ページ)。

Key AとKey Bの両方のセクションがオフの場合、このボタンを押しても表示はされません。 セクションがオフのときにも設定内容を表示するように設定することもできます。[MENU]ボタン → [Control Panel] → [Display Lights] → [Section] を [On] にします (36ページ)。

🕲 ボイスカテゴリーセレクター

選択中のセクションで使うボイスのカテゴリーを選びま す。

必 ボイスセレクトスイッチ/ディスプレイ

ボイスカテゴリーセレクターで選んだカテゴリーに属す るボイスを選びます。選択中のボイスナンバーが表示さ れます。[EXIT]ボタンを押しながらこのスイッチを操作 すると、次/前のボイスサブカテゴリーの先頭に移動で きます(29ページ)。

Key A/Key Bセクションで選択できるボイスの一覧に ついては、56ページをご覧ください。

③ SPLIT [L R]ボタン

スプリットポイントを基準にして、鍵盤のどの範囲を弾いたときに選択中のセクションが発音するかを決定します。ボタンを押すたびに3つの設定が順番に切り替わります。

L+R 鍵盤のどこを弾いてもセクションが発音します。
L 左側の鍵盤を弾いたときのみ、セクションが発音
します。
R 右側の鍵盤を弾いたときのみ、セクションが発音
します。
OCTAVE [-2 -1]/[+1 +2]ボタン

選択中のセクションの鍵域を1オクターブ単位で切り替 えます。[-2 -1]ボタンと [+1 +2]ボタンを同時に押す と、設定は[0]に戻ります。

選択中のセクションの音量を調節します。

🕄 [TONE]ノブ

選択中のセクションのトーンを調節します。ノブをセン ターに合わせるとフラットな音質になります。右に回す と高域と低域をブーストし、左に回すとカットします。

⑬ [EG FILTER]ボタン/ノブ

選択中のセクションのEGまたはFilterを、ノブ1つで調 節します。

ボタンを押して、ノブでEGとFILTERのどちらのパラ メーターを変更するかを選択します。EG/FILTERノブ で、選択中のパラメーターを調節します。

NOTE

Key A、Key Bの各セクションのEGとフィルターのコント ロールタイプは、異なる変化の種類から選択できます。[EXIT] ボタン+ノブ操作、または[SETTINGS]ボタン →「Sound」 →「Key A Settings」/「Key B Settings」→「EG Control」/「Filter Control」で変更します。EGとフィルター のコントロールタイプについて詳しくは、32ページをご覧く ださい。

④ EFFECT 1/2 [ON/OFF]ボタン

インサーションエフェクトのオン/オフを切り替えます。 エフェクトをかける場合、オンにします。

NOTE

  • ・ インサーションエフェクトは、EFFECT 1 → EFFECT 2の 順で効果がかかります。
  • インサーションエフェクトがオフの状態でエフェクトの設定 を確認するには、[MENU]ボタン →「Control Panel」 → 「Display Lights」→「Ins Effect」を「On」にします(36 ページ)。
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① エフェクトタイプ選択スイッチ/ディスプ レイ

インサーションエフェクトのタイプを選びます。選択中 のタイプ名が2文字で表示されます。 EFFECT 1/2と、EFFECTセクションで選べるエフェ クトタイプは異なります。使用できるエフェクトタイプ の一覧については、30ページをご覧ください。 [EXIT]ボタンを押しながらこのスイッチを操作すると、 エフェクトの各カテゴリーの先頭に移動できます(29 ページ)。

⑦ [DEPTH]ノブ

インサーションエフェクトがかかる深さなどを調節しま す。

③ [RATE]ノブ

インサーションエフェクトがかかる速さなどを調節しま す。エフェクトタイプごとに調節するパラメーターは異 なります。詳しくは30ページをご覧ください。

エフェクト

YC61には、Key AとKey Bの各セクションに個別に設定できるインサーションエフェクト、いずれかのボイス セクションに設定できるインサーションエフェクト、す べてのボイスセクションに同時に設定できるリバーブエ フェクト、マスター EQが搭載されています。下図は音 声信号の流れです。

EFFECTセクション

EFFECTセクションでは、Organ、Key A、Key Bセク ションのどれか1つにインサーションエフェクトをかけ ることができます。このセクションでは専用のタイプ 「Tempo Delay」と「Looper Delay」を使うことがで きます。使用できるエフェクトタイプの一覧について は、30ページをご参照ください。

④ セクション[ON/OFF]スイッチ

EFFECTセクションの有効(オン)と無効(オフ)を切り替 えます。エフェクトをかける場合、ランプを点灯させま す。

() [SELECT]ボタン

インサーションエフェクトをかけるセクションを選択し ます。

「Looper Delay」タイプについて

EFFECTセクションは、「Looper Delay」タイプを選んだときだけ特別な動作をします。

  • 「Looper Delay」エフェクトは、SPEAKER/AMPセク ションの後に効果します。また、ディレイ音にはReverb セクションの効果はかかりません。
  • [SELECT]ボタンのランプの点灯状態は、ボタンを押す たびに下記の2つの状態が順番に切り替わります。

全点灯: Organ、Key A、Key Bの全セクションにディ レイエフェクトがかかり、演奏した音がLooperに追加さ れます。

全消灯: どのセクションにもディレイエフェクトはかから ず、演奏した音はLooperに追加されません。切り替える 前に演奏した音のディレイ音を残したまま、ディレイを かけない演奏をすることができます。

🕼 [TAP]ボタン

「Tempo Delay」タイプを選択しているときに、速さ (テンポ)をコントロールするのに使います。3回以上 タップすると、テンポが更新されます。 また、[EXIT]ボタンを押しながら[RATE]ノブを回すと、 「Tempo Delay Time」(43ページ)を変更できます。

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SPEAKER/AMPセクション

SPEAKER/AMPセクションでは、Organ、Key A、 Key Bセクションのどれか1つにスピーカーやアンプ系 のインサーションエフェクトをかけることができます。 ロータリースピーカーのタイプでは、スロー /ファスト の切り替えや止まるときの挙動も忠実に再現されていま す。

セクション[ON/OFF]スイッチ

SPEAKER/AMPセクションの有効(オン)と無効(オフ) を切り替えます。エフェクトをかける場合、ランプを点 灯させます。

④ エフェクトタイプ切り替えボタン

押すたびに下記のエフェクトが切り替わります。選択されているエフェクトのランプが点灯します。

エフェクト 説明
Rtr A オルガン用のスタンダードなロータリース
ピーカーです。
Rtr B 歪みが強いトランジスタープリアンプを接続
したロータリースピーカーです。
Lead 音圧のある低音とメリハリのある高音が特徴
のギターアンプです。
Crunch クランチサウンドが特徴のギターアンプで
す。
Double ブライトな音が特徴のギターアンプです。
Case ビンテージエレクトリックピアノのスピー
カーアンプです。
NOTE

Rtr AまたはRtr Bタイプを選択しているときは、ロータ リースピーカーの動作をROTARY SPEAKER [STOP]/ [Slow Fast]ボタンでコントロールできます。また、 [SETTINGS]ボタン → 「Sound」 → 「Rotary Speaker」 で、ロータリースピーカーの状態を細かく調整することがで きます(42ページ)。

  • Rtr A、Rtr Bはモノラル入力で、出力はモノラルかステレ オを選択できます。[SETTINGS]ボタン → [Sound] → [Rotary Speaker] → [Stereo/Mono] で選択します。
  • Lead、Crunch、Double、Caseはステレオ入力、ステレ オ出力です。

④ [DRIVE]ノブ

スピーカー /アンプ音の歪み具合を調整します。右に回 すと歪みが増えます。

⑤ [TONE]ノブ

スピーカー /アンプ音の音質を調整します。ノブをセン ターに合わせるとフラットな音質になります。右に回す と高域をブーストし、低域をカットします。左に回すと 低域をブーストし、高域をカットします。

⑤ [Slow Fast]ボタン

ロータリースピーカーの回転スピードを切り替えます。 Rtr AとRtr B以外のタイプを選択しているときに[Slow Fast]ボタンを押すと、自動的にRtr Aタイプが選択さ れます。また、このボタンを押すと、SPEAKER/AMP セクション自体がオフだったとしても、セクションが自 動的にオンになります。

スロー/ファスト切り替えに使えるコントローラー

ロータリースピーカーの回転スピード切り替え機能は、下 記の各コントローラーに割り当てることができます。 ・ ベンドレバー

  • モジュレーションレバー
  • FOOT CONTROLLER [1]
  • FOOT CONTROLLER [2]
  • FOOT SWITCH [SUSTAIN]
  • FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]

FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]の機能は、[MENU]ボタ ン→「General」→「Keyboard/Pedal」→「Foot Switch Assign」で設定します。

その他コントローラーの機能は、[SETTINGS]ボタン → 「Controllers」で設定します(47ページ)。

② [STOP]ボタン

ロータリースピーカーの回転を停止させます。ボタンを 数秒長押しすると、ロータリースピーカーの回転がすぐ に停止し、位置もリセットされます。

⑤ [ROTARY SPEAKER] ランプ

ロータリースピーカーの回転スピードをランプの点滅ス ピードで表示します。

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REVERBセクション

REVERBセクションでは、すべてのボイスセクション に、リバーブエフェクトをかけて、残響効果やコンサー トホールで演奏しているような臨場感を加えることがで きます。

セクション[ON/OFF]スイッチ

REVERBセクションの有効(オン)と無効(オフ)を切り替 えます。エフェクトをかける場合、ランプを点灯させま す。

⑤ [SEND]ボタン

リバーブエフェクトへのセンドレベルを調節するセク ションを選びます。3つすべてのランプが点灯している 場合、各セクションのセンドレベルを共通に調節できま す。

⑤ [DEPTH]ノブ

[SEND]ボタンで選択したセクションの、リバーブエ フェクトへのセンドレベル(エフェクトの深さ)を調節し ます。

マスター EQ

MASTER EQUALIZER

マスター EQは、サウンド全体の音質を補正します。

⑤ マスター EQ [ON/OFF]ボタン

マスター EQの有効(オン)と無効(オフ)を切り替えます。 マスター EQをかける場合、ランプを点灯させます。

NOTE

マスター EQの設定は、ライブセットサウンドには保存されま せん。

🚯 [HIGH]ノブ

高音域(5kHz)のゲイン(-12~+12)を設定します。

⑤ [MID]ノブ

中音域(100~10kHz)のゲイン(-12~+12)を設定します。

⑤ [FREQUENCY]ノブ

中音域の中心周波数を設定します。

⑤[LOW]ノブ

低音域(80 Hz)のゲイン(-12~+12)を設定します。

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リアパネル

❶ [STANDBY/ON]スイッチ

電源のスタンバイとオンを切り替えます(20ページ)。

❷ [AC IN]端子

付属の電源コードを接続します。

❸ USB [TO DEVICE]端子

本体とUSBフラッシュメモリーとを接続するために使います。これにより、本体で制作したデータをUSBフラッシュメモリーに保存したり、またUSBフラッシュメモリーから本体へデータを読み込んだりできます。

NOTE

この楽器では、USB [TO DEVICE]端子に接続して使用できる のは、USBフラッシュメモリーのみです。USB対応のハード ディスクドライブやCD-ROMドライブ、またUSBハブなどは 使用できません。

❹ USB [TO HOST]端子

コンピューターやiPhone、iPadなどのスマートデバイ スと本体をUSBケーブルで接続して、MIDIデータ、 オーディオデータの送受信ができます。また、MIDI [IN]/[OUT]端子での送受信と違って、USB [TO HOST]端子では2つのMIDIポートを同時に扱うことが できます。MIDIポートについて詳しくは、26ページを ご参照ください。

NOTE

  • オーディオデータの送受信は、サンプリング周波数 44.1kHz、24ビット、2チャンネル(1ステレオチャンネル) です。
  • iPhoneまたはiPadとの接続については27ページをご参照 ください。
⑤ MIDI [IN]/[OUT]端子

市販のMIDIケーブルを使って、本体のMIDI [IN]/ [OUT]端子と外部MIDI機器のMIDI端子を接続します。 本体から外部MIDI機器をコントロールしたり、外部 MIDIキーボードやシーケンサーで本体の音源を鳴らし たりすることができます。

⑥ FOOT SWITCH [SUSTAIN]端子

別売のフットペダルFC3Aを接続し、サステイン専用に 使います。 また、割り当てを切り替えると、サステインの代わりに ROTARY SPEAKER [Slow Fast]ボタン(16ページ) と同じ機能にすることができます。割り当ては [SETTINGS]ボタン→「Controllers」→「Sustain Pedal」で設定できます(48ページ)。

⑦ FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子

別売のフットペダルFC4A/FC5を接続します。この端 子に接続したフットペダルには、ソフトペダルやソステ ヌートペダル、ライブセットの切り替えなど、さまざま な機能を割り当てることができます。初期設定では、 [Live Set+]が割り当てられています。スイッチ機能の 割り当ては、[MENU]ボタン → [General] → [Keyboard/Pedal] → [Foot Switch Assign]から設 定できます(36ページ)。割り当てできる機能について は58ページをご参照ください。

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③ FOOT CONTROLLER [1]/[2]端子

別売のフットコントローラー FC7を接続します。 ボリュームやボイスセクションのトーンなどさまざまな パラメーターを割り当てて、足元でコントロールできま す。初期設定では、FOOT CONTROLLER [1]には 「Expression」、FOOT CONTROLLER [2]には 「Pedal Wah」が割り当てられています。 パラメーターの割り当ては、[SETTINGS]ボタン → 「Controllers」→「Foot Controller 1」 / 「Foot Controller 2」→「Assign」から設定できます(47

ページ)。割り当てできるパラメーターについては58 ページをご参照ください。

③ INPUT [L/MONO]/[R]端子、 INPUT [GAIN]ノブ

INPUT [L/MONO]/[R]端子に接続したほかのシンセサ イザーなどからの出力を、楽器本体のサウンドにミック スして出力します。本体とのボリュームのバランスは INPUT [GAIN]ノブで調節します。

OUTPUT [L/MONO]/[R]端子

オーディオ信号を出力する端子(標準フォーン端子、 アンバランス)です。モノラル出力したい場合は、 [L/MONO]端子だけに接続します。

① [PHONES]端子

ヘッドホンを接続します。ステレオ標準フォーン端子で す。

注意

  • 大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。聴 覚障害の原因になります。
  • 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った状態で行なってください。
NOTE

ヘッドホンでは、OUTPUT [L/MONO]/[R]端子の出力と同じ サウンドをモニターできます。OUTPUT [L/MONO]/[R]端子 からのサウンドは、ヘッドホンの抜き差しに関係なく出力され ます。

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ご使用前の準備

電源の準備

次の手順で、付属の電源コードを接続します。電源コードを接続する前に、本体の[STANDBY/ON]スイッチがスタンバイの状態になっていることを確認してください。

  • 1. 付属の電源コードのプラグを本体リアパネルの [AC IN]端子に接続します。
  • 2. 電源コードのもう一端のプラグを電源コンセン ト(AC100V)に接続します。

NOTE

電源コードを外すときは、逆の手順で行なってください。

  • 電源コードは、必ず付属のものをお使いください。他の電源 コードを使用すると、発熱や感電の原因になります。
  • 本製品に同梱されている電源コードを他の製品に使用しない でください。製品の故障や火災の原因になります。
  • 電源は必ずAC100Vを使用してください。

⚠ 注意

  • 本機は、アース接続を行なうことを前提として設計されています。感電と機器の損傷を防ぐため、付属の電源コードを使って、上図のとおりアース接続を確実に行なってください。なお、接続方法がわからないときは、巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談ください。
  • [STANDBY/ON]スイッチがスタンバイの状態でも微電流 が流れています。長時間使用しないときは、必ず電源コード を電源コンセントから抜いてください。

スピーカーやヘッドホンの準備

音を鳴らすための準備をします。キーボードアンプやモ ニタースピーカー、ヘッドホンをご用意いただき、下図 のように接続します。接続の際には、接続する機器をよ く確認して別途ケーブルをご用意ください。

電源を入れる/切る

電源を入れる前に、本体とキーボードアンプやモニター スピーカーのボリュームが最小になっていることを確認 します。キーボードアンプやモニタースピーカーに接続 しているときは、次の手順で電源をオン/オフしてくだ さい。

■ 電源を入れるとき

本体の[MASTER VOLUME]を最小(一番左)にする → 本体の[STANDBY/ON]スイッチをオンにする → アン プまたはスピーカーの電源を入れる

■ 電源を切るとき

本体の[MASTER VOLUME]を最小(一番左)にする → アンプまたはスピーカーの電源を切る → 本体の [STANDBY/ON]スイッチをスタンバイにする

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オートパワーオフ機能

オートパワーオフとは、本体が約30分間操作されない と自動的に電源が切れる機能です。初期設定では、 「Disable」(無効)に設定されています。

■ オートパワーオフの設定

[MENU]ボタン → 「General」 → 「Auto Power Off」 → 「Enable」(有効)で設定できます(36ページ)。

注記

  • オートパワーオフで電源が切れた場合、保存していないデー タは消去されます。電源が切れる前に、必ず保存してください。
  • 本体の状態によっては、一定時間操作せずにオートパワーオ フの設定時間が経過しても電源が切れない場合があります。 使用後は、手動で本体の電源を切ってください。

工場出荷時の状態に戻す(ファクト リーリセット)

すべての設定を工場出荷時の状態(初期設定)に戻す機能 をファクトリーリセット機能と言います。[MENU]ボタ ン→「Job」→「Factory Reset」から初期設定に戻 せます(38ページ)。

注記

ファクトリーリセットを実行すると、保存したライブセットサ ウンド、MENU画面、SETTINGS画面の設定は、すべて初期 設定に書き換えられてしまいます。大切なデータはあらかじめ USBフラッシュメモリーなどに保存しておいてください。

NOTE

プリセットのライブセットサウンドの詳細設定については54 ページをご覧ください。

基本操作と画面表示

トップ画面の見かた

ここでは、初期設定(工場出荷時)の状態で本体を起動したときに開くトップ(ライブセットサウンド)画面について説明します。

ライブセットサウンドナンバー

選択中のライブセットナンバーを表示します。起動時に はライブセットサウンド「1-1」が選択されます。パワー オンサウンド機能で起動時の設定を変更することもでき ます(37ページ)。

🛿 ボイスセクション

各ボイスセクションの状態を表示します。この楽器の サウンドは、Organセクション、Keys (Key A、 Key B)セクションの3つのボイスセクションに分かれ ています。オルガン(O)はタイプとドローバーの設定を、 キー A(A)とキー B(B)はそれぞれ選択されているボイ ス名を表示します。名前に「FM」が含まれるボイスは、 FM音源のボイスです。

オンになっているセクションはレイヤーで(重ねて)発音 します。オフになっているセクションは発音せず、画面に 表示されません。

🕄 スプリット

スプリットの状態を表示します。

スプリットポイントより低音域の演奏でセクション/パートが発音します。

■ スプリットポイントより高音域の演奏でセクション/パートが発音します。

さらに、ライブセットサウンドの設定によっては、次の 意味を示すアイコンがトップ画面に表示される場合があ ります。

H1* 「Organ Settings」(40ページ)が調整されている
FM* 「FM Unison」→「Mode」(41ページ)が有効
п 「Mono/Poly」(41ページ)が「Mono」設定
(BS1) -
「Botary Speaker」(42ページ)が調整されている

ボイスセクションを選ぶ

各ボイスセクションの[ON/OFF]スイッチを操作して、 それぞれのボイスセクションの有効(オン)、無効(オフ) を切り替えます。セクション[ON/OFF]スイッチのラン プが点灯しているボイスセクションは、押鍵で発音しま す。複数のボイスセクションをオンにすると、セクショ ンはレイヤーで発音します。

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表示画面から抜ける

MENU画面とSETTINGS画面は階層構造になっていま す。現在表示されている画面から上の階層に戻りたい場 合は、[EXIT]ボタンを押します。また、[EXIT]ボタン を何度か押すことにより、トップ(ライブセットサウン ド)画面に戻ります。

ファイル名/ライブセットサウンド 名を編集する

■ ファイル名を編集する

[MENU]ボタン → 「File」 → 「File Utility」 → 「Rename」 → 名前を編集したいファイルを選択 → 名 前を編集 → [ENTER]ボタン

■ ライブセットサウンド名を編集する

名前を編集したいライブセットサウンドを選択 → [SETTINGS]ボタン →「Name」→ 名前を編集 → [ENTER]ボタン →「Store」/「Do not store now」 を選択

NOTE

「Do not store now」を選択した場合は、ライブセットサウン ドの保存はされませんが、編集した名前は残ります。

ライブセットサウンド[1]/[2]ボタンで、編集したい文 字にカーソルを合わせます。エンコーダーダイアルで文 字を選択し、ボタンに割り当てられた以下の編集機能を 使って名前を編集します。

ボタン 機能
ライブセットサウンド[1] カーソルを左に移動
ライブセットサウンド[2] カーソルを右に移動
2 +
ライブセットサウンド[3] 入力したい文字をカーソル
S INSERT 位置に挿入
ライブセットサウンド[4] カーソル位置の文字を削除
4 DELETE
ライブセットサウンド[5] 入力したい文字をカーソル
🖪 MODIFY 位置の文字に上書き
ライブセットサウンド[7] 全文字を編集前に戻す
7 REVERT
ライブセットサウンド[8] 全文字を削除
🖪 CLEAR
[ENTER] 編集を終了、データ/ファイ
ルの保存
[EXIT] 編集を終了
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本体の設定をセーブ/ロードする

File画面([MENU]ボタン → [File])で、システム全体の設定や本体で作成したライブセット、ライブセットサウンドなどのデータについて、USBフラッシュメモリーへのセーブ(保存)や、USBフラッシュメモリーからのロード(読み込み)ができます。

NOTE

USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず「USB [TO DEVICE]端子ご使用上の注意」(24ページ)をお読みください。

本体の設定をUSBフラッシュメモ リーにセーブする

1. USBフラッシュメモリーを本体のUSB [TO DEVICE]端子に接続します。

2. File画面を開きます。

[MENU]ボタン → [File]を選びます。

3. セーブする内容を選びます。

本体の設定を以下の内容ごとにUSBフラッシュメモ リーに保存できます。

ファイルタイプ 内容
Back Up File システム設定を含むすべての
データ
Live Set All File すべてのライブセットページ
Live Set Page File 選択中のライブセットページ
Live Set Sound File 選択中のライブセットサウンド
4. セーブを実行します。

「Save」を選択し、[ENTER]ボタンを押して、保存 先の選択画面を開きます。

■ 既存のファイルに上書きする場合

画面に表示されたファイル名の中から、上書きした いファイルを選びます。

■ 新規ファイルとして保存する場合

「New File」を選びます。

保存ファイル名の編集画面が表示されます。ファイ ル名編集中の操作については、「名前編集中の操作」 (22ページ)をご覧ください。

[ENTER]ボタンを押して、セーブを実行します。 画面に「Saving..」→「Completed.」と表示され、 トップ画面に戻ります。

USBフラッシュメモリーにセーブ した本体の設定をロードする

注記

ロードを実行すると、本体に保存されているデータは消えてし まいます。大切なデータは、あらかじめUSBフラッシュメモ リーに保存しておくことをおすすめします。

  • 1. USBフラッシュメモリーを本体のUSB [TO DEVICE]端子に接続します。
  • File画面を開きます。 [MENU]ボタン → [File]を選びます。
  • 3. 本体にロードする内容を選びます。
ファイルタイプ 内容
Back Up File
(拡張子: .YOA)
システム設定を含むすべての
データ
Live Set All File
(拡張子: .YOL)
すべてのライブセットページ
Live Set Page File
(拡張子: .YOP)
ライブセットページ
(現在選ばれているライブセッ
トページにロードされます)
Live Set Sound File
(拡張子: .YOS)
ライブセットサウンド
(現在選ばれているライブセッ
トサウンドにロードされます)

4. 「Load」を選択し、[ENTER]ボタンを押します。

5. USBフラッシュメモリー内のファイルを選び

ます。

ロードをキャンセルする場合は、「Cancel」を選択 し、[ENTER]ボタンを押します。

6. ロードを実行します。

「Load All」/「Load to ***」を選択し、[ENTER]ボ タンを押します。画面に「Loading..」→ 「Completed.」と表示され、トップ画面に戻ります。

NOTE

Live Set Sound File以外のファイルタイプのときは、 ファイルに含まれるライブセットサウンドを1つ選んで ロードすることもできます。その場合は、手順6で「Load Live Set Sound」を選択します。ロードしたいライブ セットサウンドの選択画面が表示されるので、希望する データを選択してロードを実行します。選択したデータは、 現在選ばれているライブセットサウンドにロードされます。

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USB [TO DEVICE]端子ご使用上の注意

本機にはUSB [TO DEVICE]端子があります。USB [TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、以 下のことをお守りください。

NOTE

USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご参照ください。

■ 使用できるUSB機器

• USBフラッシュメモリー

上記以外のUSB機器(USBハブ、マウス、コンピュー ターのキーボードなど)は、接続しても使えません。

動作確認済みUSB機器については、下記ウェブサイトの「資料/データ」から確認できます。ご購入の前に 確認ください。

サポート・お問い合わせ:

https://jp.yamaha.com/support/

本機では、USB2.0~3.0の機器がご使用できますが、 機器への保存や機器からの読み込みにかかる時間は、 データの種類や本機の状態により異なりますのでご了 承ください。

注記

USB [TO DEVICE]端子の定格は、最大5V/500mAで す。定格を超えるUSB機器は故障の原因になるため、接続 しないでください。

■ USB機器の接続

USB [TO DEVICE]端子の形状に合うプラグを上下の 向きに注意して差し込んでください。

注記

  • USB機器の抜き差しは、再生や録音中、ファイル操作中(保存/コピー/削除/フォーマットなど)、およびUSB機器へのアクセス中には行なわないでください。楽器本体の機能が停止したり、USB機器やデータが壊れたりするおそれがあります。
  • USB機器の抜き差しは、数秒間隔を空けて行なってください。
  • USB機器の接続にケーブルは使わないでください。

USBフラッシュメモリーの取り扱いについて

本機にUSBフラッシュメモリーを接続すると、楽器本体で制作したデータをUSBフラッシュメモリーにセーブしたり、USBフラッシュメモリーのデータを楽器本体でロードしたりできます。

■ 接続できるUSBフラッシュメモリーの数

同時に使用できるUSBフラッシュメモリーは、1台ま でです。

■ USBフラッシュメモリーのフォーマット

USBフラッシュメモリーは本機でフォーマット(39 ページ)することをおすすめします。他の機器でフォー マットしたUSBフラッシュメモリーは、本機で正しく 動作しない場合があります。

注記

フォーマットを実行すると、そのUSBフラッシュメモリー の中身は消去されます。必要なデータが入っていないのを 確認してからフォーマットしてください。

■ 誤消去防止

USBフラッシュメモリーには、誤ってデータを消して しまわないようライトプロテクト機能のついたものが あります。大切なデータが入っている場合は、ライト プロテクトで書き込みができないようにしましょう。 逆にデータを保存する場合などは、ご使用の前にお使 いのUSBフラッシュメモリーのライトプロテクトが解 除されていることをご確認ください。

■ USBフラッシュメモリー接続時に電源を切るには

電源を切る場合は、再生/録音やファイル操作(保存/ コピー /削除/フォーマットなど)によるUSBフラッ シュメモリーへのアクセス中でないことを確認してく ださい。USBフラッシュメモリーやデータが壊れたり するおそれがあります。

USB [TO HOST]端子ご使用時の注意

USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続すると きは、コンピューターや本体の停止(ハングアップ)によ るデータの損失を防ぐため、以下のことを行なってく ださい。

注記

  • USBケーブルはABタイプをご使用ください。USB3.0 ケーブルは、使用できません。
  • 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする 前に、以下のことを行なってください。
    • すべてのアプリケーションを終了させてください。
    • 本体からデータが送信されていないか確認してください。(鍵盤を演奏するだけでも、本体からデータが送信されます。)
  • 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、 6秒以上間隔を空けて行なってください。

コンピューターや本体が停止したときは、アプリケー ションやコンピューターを再起動するか、本体の電源 を入れ直してください。

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外部機器と接続して使う

MIDI [IN]/[OUT]端子とUSB [TO HOST]端子を使って、さまざまな外部機器と接続することができます。

・ MIDI [IN]/[OUT]端子: 外部MIDI機器(シンセサイザー、音源モジュールなど)と接続し、MIDIデータの送受信ができます。

・ USB [TO HOST]端子: コンピューターやiPhone/iPadと接続し、MIDIデータやオーディオデータの送受信ができます。 これらを組み合わせると、下記のように様々な使い方ができます。

NOTE

USB [TO HOST]端子でコンピューター等と接続する前に、必ず24ページの「USB [TO HOST]端子ご使用時の注意」をお読みください。

外部MIDIキーボードやステージピアノ で本体の音源をコントロールする (二段鍵盤で使用する)

本体の鍵盤ではなく外部MIDIキーボードの演奏で、 本体のセクションを鳴らしたり、セクションをコント ロールしたりできます。 外部MIDIキーボードの演奏でどのセクション/パートを 鳴らすかは、[SETTINGS]ボタン → [External Keyboard] で設定できます(44ページ)。 OrganセクションのUPPER/LOWERパートの片方を 外部からのコントロールにして、二段鍵盤のオルガンの ように使うこともできます。たとえば、本体の鍵盤で OrganセクションのUPPERパートを、外部MIDIキー

ボードでLOWERパートを演奏したい場合は、 「External Keyboard」を「2manualLo」に設定しま

す。

外部MIDIキーボード、ステージピアノなど

本体でシンセサイザーや音源モジュー ルをコントロールする

本体の鍵盤操作で、他のMIDI音源の音を鳴らすことが できます。また、「MIDI Control」(34ページ)を 「Invert」に設定すると、オフにしたセクションの操作 子を使って、外部機器をコントロールすることができま す。

コンピューターやiPhone/iPadと接 続して使う

コンピューターやiPhone/iPadとつないで、下記のよ うに使うことができます。

■ コンピューターやiPhone/iPadから本体の 音源をコントロールする

コンピューターやiPhone/iPad上のDAWソフトウェア などから、本体のセクションを鳴らしたり、セクションを コントロールしたりできます。オーディオデータの送受 信もできます。

■ コンピューターやiPhone/iPadから、 シンセサイザーや音源モジュールをコント ロールする

YC61をUSB-MIDIインターフェースとして扱って、コ ンピューターやiPhone/iPad上のDAWソフトウェアな どから、本体を経由して他のMIDI音源の音を鳴らすこ とができます。 この場合は、「MIDI Port」→「MIDI」の設定を「Off」 に設定します(26ページ)。

Page 26

MIDI送信チャンネルと受信チャンネル を設定する

MIDIデータで機器をコントロールするには、コント ロールする側の送信チャンネルと、コントロールされる 側の受信チャンネルを合わせる必要があります。 本体の送信チャンネル(Tx)と受信チャンネル(Rx)は、 任意の番号へ変更できます。[MENU]ボタン → 「General] → 「MIDI Settings」 → 「MIDI Channel」 → 「Tx」/「Rx」から必要に応じて変更してください。

NOTE

  • 外部MIDIキーボードの送信チャンネルや外部MIDI音源の受信チャンネルの設定方法は、各製品の取扱説明書をご覧ください。
  • MIDIチャンネルについて詳しくは、28ページをご参照ください。

本体の鍵盤操作で内部音源が鳴らないよ うに設定する

本体の鍵盤操作で、MIDI [OUT]端子やUSB [TO HOST]端子で接続した外部音源の音だけを鳴らしたい 場合は、本体のボリュームを下げるか、すべてのセク ションをオフにするか、[MENU]ボタン → [General] → [Local Control] でローカルコントロールを [Off] に設定します(36ページ)。

MIDI [IN]/[OUT]端子の用途を設定する(MIDIポートの設定)

この楽器には、用途の違う2つのMIDIポートがあります。

  • ・ポート1: この楽器とコンピューター等の間で通信する
  • ポート2: この楽器を通して、外部MIDI機器とコン ピューターの間で通信する

MIDI [IN]/[OUT]端子を2つのポートのどちらとして扱 うかを、[MENU]ボタン →「General」→「MIDI Setting」→「MIDI Port」→「MIDI」で設定します。

NOTE

USB [TO HOST]端子経由の接続では、2つのポートを同時に 扱うことができます。コンピューター側でどちらのポートを使 うか選択します。

■ ポート1: 楽器本体と外部機器の通信用

外部機器からこの楽器をコントロールするか、この楽器 から外部音源をコントロールするために使います。 この使い方をするには、[MENU]ボタン →「General」 →「MIDI Setting」→「MIDI Port」→「MIDI」を 「On」に設定します。

NOTE

初期設定では「MIDI Port」→「MIDI」は「On」に設定され ています。下記のようにポート2として使う場合以外は、設定 を変更する必要はありません。

また、USB [TO HOST]端子経由で接続したコン ピューターとMIDI通信する場合は、コンピューター側 のMIDI IN/OUTの設定を「YC Series」(ポート1)に設 定します。

■ ポート2: コンピューター等と外部機器の 通信

YC61をUSB-MIDIインターフェースのように扱うポートです。USB端子がない外部MIDI機器を、この楽器を経由してコンピューターと接続する場合に使います。

接続例

この使い方をするには、[MENU]ボタン →「General」 →「MIDI Setting」→「MIDI Port」を以下の設定にし ます。

  • USB: On
  • MIDI: Off

また、USB [TO HOST]端子経由で接続したコン ピューター等では、MIDI IN/OUTの設定を「MIDI IN 2 (YC Series)」、「MIDI OUT 2 (YC Series)」(ポート 2)に設定します。

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コンピューターと接続する

本体とコンピューターを接続することで、DAWソフト ウェアなどの音楽制作用アプリケーションを使って、音 楽制作の幅を広げることができます。例えば、下記のよ うな使い方ができます。

  • ・本体をDAWソフトウェアの外部音源やMIDIキーボードとして使用する。
  • 本体での演奏をコンピューター上のDAWソフトウェ アでMIDIまたはオーディオ録音する。

本体とコンピューターを接続するには、USBケーブル とYamaha Steinberg USBドライバーが必要です。 次の手順に従って接続してください。

NOTE

USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続する前に、必ず 24ページの「USB [TO HOST]端子ご使用時の注意」をお読 みください。

1. 以下のURLから、最新のYamaha Steinberg USBドライバーをダウンロードします。 https://jp.yamaha.com/support/

「取扱説明書」を開き、言語を選択して「製品名または キーワード」にモデル名を入力し「検索」をクリックし ます。見つかったファイルをダウンロードし、ファ イルを解凍します。

NOTE

  • ・ 動作環境については、前記URLをご覧ください。
  • Yamaha Steinberg USBドライバーは、改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。詳細および最新情報については、前記UBIをご確認ください。
2. Yamaha Steinberg USB ドライバーをコン
ピューターにインストールします。

ダウンロードしたファイルに付属されているインス トールガイドをご覧ください。手順の中の、楽器の USB [TO HOST]端子をUSBケーブルでコンピュー ターと接続する箇所については、下図を参考にして ください。

3. 本体を、USB [TO HOST]端子を通してMIDI を送受信する状態に設定します。

[MENU] → 「General」 → 「MIDI Settings」 → 「MIDI Port」 → 「USB」を「On」に設定します。

iPhone/iPadと接続する

本体をiPhone/iPadと接続し、この楽器に対応したア プリケーションを使うことにより、楽器をもっと便利に 楽しむことができます。接続のしかたについて詳しく は、ウェブサイト上の「スマートデバイス接続マニュア ル」をご覧ください。

注記

·---iPhone/iPadを不安定な場所に置かないでください。iPhone/ iPadが落下して破損するおそれがあります。

NOTE

iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通 信によるノイズを避けるため、iPhone/iPadの機内モードをオ ンにしてからWi-Fiをオンにしてお使いいただくことをおすす めします。

■ スマートデバイス接続マニュアル

下記のウェブサイトにアクセスし、「取扱説明書」を開き ます。言語を選択して「製品名またはキーワード」に 「iPhone/iPad」などと入力し「検索」をクリックします。 https://jp.yamaha.com/support/

この楽器に対応するスマートデバイスやアプリケーションについて、詳しくは下記のウェブサイトでご確認ください。

https://jp.yamaha.com/products/music_production/ apps/

USBオーディオについて

USBオーディオで扱えるチャンネルは、サンプリング周波 数44.1 KHz、24ビットで、入力/出力ともに2チャンネ ル(1ステレオチャンネル)です。 USB [TO HOST]端子からのオーディオ入力信号は、 OUTPUT [L/MONO]/[R]端子、[PHONES]端子に出力さ れます。入力レベルは、[MENU]ボタン → 「General」→ 「I/O Volume」→「USB Audio」で調節できます。 USB [TO HOST]端子へのオーディオ出力信号は、 OUTPUT [L/MONO]/[R]端子、[PHONES]端子と同じ信 号が出力されます。

NOTE

INPUT [L/MONO]/[R]端子からのオーディオ信号の入力は、 この楽器本体のOUTPUT [L/MONO]/[R]端子、[PHONES] 端子からの出力のみで、USB [TO HOST]端子へは出力されま せん。

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MIDI

MIDI (ミディ)は、Musical Instrument Digital Interfaceの頭文字をとったもので、楽器同士を接続し て演奏情報や音色情報などをやりとりするために作られ た世界統一の規格です。世界統一規格ですから、メー カーや楽器の種類が違ってもデータをやりとりできま す。

MIDIでは、「鍵盤を弾く」、「ライブセットサウンドを選 ぶ」といった演奏に関する情報以外に、さまざまな情報 をやりとりできます。これらの情報をフルに活用する と、鍵盤やコントローラーを使って演奏するだけではな く、セクションごとのボリュームやトーンの値を変えた り、エフェクトの設定を変更するなど、本体パネルで設 定するパラメーターのほとんどを、外部MIDI機器から MIDIを通してコントロールできます。

MIDIチャンネル

MIDIの情報には、MIDIチャンネルという1~16の番号が割り当てられています。このMIDIチャンネルを使って、1本のMIDIケーブルで同時に16チャンネル分の情報を送る仕組みになっています。

MIDIチャンネルは、テレビのチャンネルと同じような ものだと考えることができます。テレビの放送局は、 あらかじめ割り当てられたチャンネルで情報を送信し ます。

各家庭では複数の放送局から送られてきた情報を同時 に受信した上で、特定のチャンネルを選択することで 目的の放送局の情報(番組)を見ることができるわけで す。MIDIチャンネルもこれと同じ仕組みです。

MIDIデータは、送信側の楽器で設定されたMIDI送信 チャンネル(MIDIトランスミットチャンネル)によって MIDIケーブルを通り受信側の楽器に送られます。この とき、受信側の楽器で設定されるMIDIチャンネル (MIDIレシーブチャンネル)が、送信側のMIDIチャンネ ルと一致してはじめて音が鳴ります。

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Special Operations List

[EXIT]ボタンを押しながらボタンやノブを操作すると、特殊な操作をすることができます。すばやくライブセットサウンドを設定するのに便利です。

場所 操作 説明
パネル中央 [EXIT] + [SETTINGS]ボタン 編集中のライブセットサウンドを初期状態にします。この操作では保存され
ているライブセットサウンドは上書きされません。保存済みの設定を消さず
に、初期値から新たにライブセットサウンドを作ることができます。
NOTE
[MENU]ボタン →「Job」→「Live Set Manager」→「Initialize」はこの特殊操作
と異なり、編集中の設定と、選択中のライブセットサウンドに保存された設定が両方
初期化されます(38ページ)。
[EXIT] + [TOUCH]ボタン Fixed Velocityの設定画面を直接呼び出します。
[MENU]ボタン →「General」→「Keyboard/Pedal」→「Fixed
Velocity」と同じ設定です。
Organ [EXIT] + LOWER/UPPER [L U]
ボタン
全ドローバーの実際の位置を、選択中のパート(UPPERまたはLOWER)の
LED表示(現在の設定値)に反映させます。
[EXIT] + VIBRATO/CHORUS
タイプ選択ボタン
VIBRATO/CHORUSのタイプを逆順で切り替えます。1つ前のタイプに戻
したいときなどに便利です。
Keys [EXIT] + Keys [A B]ボタン 編集中のライブセットサウンドの、Key AセクションとKey Bセクション
の設定を入れ替えます。
[MENU]ボタン →「Job」→「Section Manager」→「Swap Key A &
Key B」と同じ効果です。
[EXIT] + ボイスセレクトスイッチ 選択中のボイスカテゴリーの中で、次または前のサブカテゴリーの先頭に
移動します。「Others」カテゴリーなど、多数のボイスが入っているカテ
ゴリーのボイスを選択するときに便利です。
ボイスのサブカテゴリーについて詳しくは、Voice List (56ページ)をご覧
ください。
[EXIT] + [EG FILTER]ノブ 選択中のセクション(Key AまたはKey B)の、「EG Control」または
「Filter Control」を直接変更します。ランプが「EG」のときは「EG
Control」を、「FILTER」のときは「Filter Control」を変更します。
[SETTINGS]ボタン →「Sound」→「Key A Settings」/「Key B
Settings」→「EG Control」/「Filter Control」と同じ設定です。
[EXIT] + エフェクトタイプ選択
スイッチ
次または前のカテゴリーの先頭に移動します。目的のタイプにすばやく切
り替えたいときに便利です。
インサーションエフェクトのカテゴリーについては、Insertion Effect
Type List (30ページ)をご覧ください。
[EXIT] + EFFECT 1 [ON/OFF]
ボタン または
[EXIT] + EFFECT 2 [ON/OFF]
ボタン
選択中のセクション(Key AまたはKey B)の、EFFECT 1とEFFECT 2の
設定を入れ替えます。2つのインサーションエフェクトがかかる順番を入れ
替えたいときに便利です。[MENU]ボタン →「Job」→「Section
Manager」→「Swap EFFECT 1/2」→「Key A」/「Key B」と同じ効
果です。
EFFECT [EXIT] + エフェクトタイプ選択
スイッチ
次または前のカテゴリーの先頭に移動します。目的のタイプにすばやく切
り替えたいときに便利です。
[EXIT] + [RATE]ノブ 「Tempo Delay」タイプを選択しているときにこの操作をすると、
「Tempo Delay Time」を直接変更します。
[SETTINGS]ボタン →「Sound」→「Tempo Delay Time」と同じ設定
です。
SPEAKER
/AMP
SPEAKER/AMPのエフェクトタイプを逆順で切り替えます。1つ前のタイ
プに戻したいときなどに便利です。
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Insertion Effect Type List

*Keys: Key A、Key Bセクション内のEFFECT 1、EFFECT 2でのみ使えるエフェクトタイプです。 *EFFECT: EFFECTセクションでのみ使えるエフェクトタイプです。

カテゴリー タイプ名称 表示 説明 Stereo
/Mono
Chorus G Chorus [] 複雑なモジュレーションで深みのあるサウンドを得られるコーラスエフェク
トです。[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]ノブで速さを調節します。
Stereo
SPX Chorus [2 3相のLFOにより、より複雑なうねりと広がりを与えるコーラスエフェクト
です。[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]ノブで速さを調節します。
Stereo
Symphonic E3 変調を多重化し、より広がり感を得られるようにしたコーラスエフェクトで
す。[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]ノブで速さを調節します。
Stereo
816 Chorus [ 4 TX816のFMのデチューン感を再現したコーラスエフェクトです。
[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]ノブで速さを調節します。
Stereo
Flanger VCM Flanger F ( アナログ特有の暖かみのあるサウンドが特徴のビンテージフランジャーで
す。[DEPTH]ノブで深さとフィードバック量、[RATE]ノブで速さを調節し
ます。
Stereo
Cross FB
Flanger
FZ クロスフィードバックによる複雑なサウンドが特徴のビンテージフラン
ジャーです。[DEPTH]ノブで深さとフィードバック量、[RATE]ノブで速さ
を調節します。
Stereo
Phaser VCM Stereo
Phaser
P ( アナログ特有の暖かみのあるサウンドが特徴のビンテージフェーザーです。
[DEPTH]ノブで深さとフィードバック量、[RATE]ノブで速さを調節しま
す。
Stereo
Small Phaser P2 スムーズで独特のうねりが特徴のビンテージフェーザーです。[DEPTH]ノ
ブが中央より左か右かでうねりを切り替えます。[RATE]ノブで速さを調節
します。
Mono
Max90 P 3 定番のビンテージフェーザーです。[DEPTH]ノブで効果の強さ、[RATE]ノ
ブで速さを調節します。
Mono
Dual Phaser рч 特性の異なる2系統のフェーザーを内蔵したビンテージフェーザーです。
[DEPTH]ノブでフェーザー 1の速さ、[RATE]ノブでフェーザー 2の速さを
調節します。
Mono
Trem/Rtr Tremolo ۲r 周期的に音量を変化させるエフェクトです。[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]
ノブで速さを調整します。
Stereo
Auto Pan RP 周期的に左右に音を振るエフェクトです。[DEPTH]ノブで深さ、[RATE]ノ
ブで速さを調節します。
Stereo
Simple Rotary 50 シンプルなロータリースピーカーです。[DEPTH]ノブで音量とドライブレ
ベル、[RATE]ノブで回転スピードを調節します。回転速度は、[RATE]ノブ
を中央より左に回すとSlow、中央より右に回すとFastになります。
Mono
Dist British Combo ፈ ነ クランチ系のディストーションです。[DEPTH]ノブで歪み量、[RATE]ノブ
で明るさを調整します。
Mono
British Lead ፈጋ ハードロックタイプのディストーションです。[DEPTH]ノブで歪み量、
[RATE]ノブでプレゼンスを調節します。
Mono
Small Stereo ЕЪ ステレオのディストーションです。[DEPTH]ノブで歪み量、[RATE]ノブで
プレゼンスを調節します。
Stereo
Comp Compressor Ľa ステレオコンプレッサーです。[DEPTH]ノブで効果の深さ、[RATE]ノブで
音量を調節します。
Stereo
Wah Auto Wah Ru 周期的に効果が変化するワウです。[DEPTH]ノブでレゾナンス量、[RATE]
ノブでスピードを調節します。
Stereo
Touch Wah Ło 鍵盤タッチによる音量変化に応じて効果が変化するワウです。[DEPTH]ノ
ブで効果の強さ、[RATE]ノブでレゾナンスの量を調節します。
Stereo
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カテゴリー タイプ名称 表示 説明 Stereo
/Mono
Wah Pedal Wah ΡΕ ペダルで効果をコントロールするワウです。[DEPTH]ノブで歪み量、
[RATE]ノブでレゾナンスの量を調節します。初期設定では、FOOT
CONTROLLER [2]にペダルワウのコントロールが割り当てられています。
Stereo
Delay Cross Delay Ľď 左右交互に音が残るディレイです。[DEPTH]ノブで深さとフィードバック
量、[RATE]ノブで速さを調整します。
Stereo
Tempo Delay
(*EFFECT)
曲のテンポに合わせるディレイです。テンポと音符の長さ(Tempo Delay
Time)を指定して、その長さでディレイがかかります。初期設定は1/4 (4分
音符)です。[DEPTH]ノブで深さとフィードバックレベル、[RATE]ノブで
テンポを調整します。[TAP]ボタンを数回タップすることでもテンポを設定
できます。
Stereo
NOTE
[EXIT]ボタン+[RATE]ノブ操作、または[SETTINGS] →「Sound」→「Tempo
Delay Time」で、音符の長さを設定できます。
Digital Delay
(*Keys)
ർർ クリーンなデジタルディレイです。[DEPTH]ノブで深さとフィードバック
量、[RATE]ノブでディレイタイムを調節します。ディレイタイムは最大
1,486 msです。
Stereo
Analog Delay アナログ特有の温かいサウンドが特徴のディレイです。[DEPTH]ノブで
フィードバック量、[RATE]ノブでディレイタイムを調節します。ディレイ
タイムは最大800 msです。
Stereo
Looper Delay
(*EFFECT)
オーディオルーパーのように短時間、各セクションの音を多重録音できる特殊ディレイです。[DEPTH]ノブで深さとフィードバック量、[RATE]ノブでディレイタイムを調節します。ディレイタイムは最大1,486 msです。 Stereo
このタイプを選んだときのみ、EFFECTセクションは通常とは異なる動作をします。
・「Looper Delay」エフェクトは、SPEAKER/AMPセクションの後に効果します。
また、ディレイ音にはReverbセクションの効果はかかりません。
・[SELECT]ボタンのランプの点灯状態は、ボタンを押すたびに下記の2つの状態が順
番に切り替わります。
全点灯: Organ、Key A、Key Bの全セクションにディレイエフェクトがかかります。
全消灯: どのセクションにもディレイエフェクトはかかりません。切り替える前に演
奏したディレイ音を残したまま、ディレイをかけない演奏をすることができます。
Reverb Room Reverb r ( 部屋の響きをシミュレートしたリバーブです。[DEPTH]ノブでドライ/
ウェットのバランス、[RATE]ノブでリバーブエフェクトがかかる長さを調
節します。
Stereo
Hall Reverb r [] ホールの響きをシミュレートしたリバーブです。[DEPTH]ノブでドライ/
ウェットのバランス、[RATE]ノブでリバーブエフェクトがかかる長さを調
節します。
Stereo
Reverse
Reverb
ΓJ ゲートリバーブの逆再生をシミュレートしたエフェクトです。[DEPTH]ノ
ブでドライ/ウェットのバランス、[RATE]ノブでエフェクトがかかる長さを
調節します。
Stereo
Lo-Fi Lo-Fi La 入力音をリサンプリングして粗くするエフェクトです。[DEPTH]ノブで音
量のしきい値、[RATE]ノブでサンプリング周波数を調整します。各ノブを
右に回すと音が粗くなります。
Mono
Tech Ring
Modulator
ŗ 入力音を金属的な音に変化させるエフェクトです。[DEPTH]ノブで深さ、
[RATE]ノブで周波数を調節します。
Stereo
Slicer 51 入力音をスライスするエフェクトです。[DEPTH]ノブでゲートタイムの長
さ、[RATE]ノブでスライスの細かさを調整します。
Stereo
LP Filter ļF カットオフ周波数よりも高い周波数の音をカットするフィルターです。
[DEPTH]ノブでカットオフ周波数、[RATE]ノブでレゾナンスを調整します。
Stereo
Misc Damper
Resonance
(*Keys)
dr ピアノのダンパーペダルを踏んだときの開放弦による音の広がりを再現する
エフェクトです。[DEPTH]ノブでドライ/ウェットのバランス、[RATE]ノ
ブで弦の開放度を調節します。
Stereo
Harmonic
Enhancer
ΗΕ 入力音に新たな倍音を付加して音の輪郭をきわだたせるエフェクトです。
[DEPTH]ノブでハイパスフィルターのカットオフ周波数、[RATE]ノブで効
果の強さを調節します。
Stereo
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EG/Filter Control Type List

フレーズを弾きながら[EG FILTER]ノブを操作すると、音の表情をリアルタイムに変化させることができます。 このリストでは、EGとフィルターのコントロールタイプについて説明します。

EG (エンベロープジェネレーター)

EG (エンベロープジェネレーター)により、時間経過の中で、どのように音量が変化していくかを設定できます。これ により、「音の立ち上がりや減衰が速い」(パーカッションなど)や、「余韻が長い」(ピアノなど)といった生楽器が持つさま ざまな音の特性を作り出すことができます。YC61では、下記の3つの特性を1つのノブでコントロールします。

この3つの特性が1つのノブ操作でどう変化するかをEGコントロールタイプと呼びます。YC61には11種類のタイプがあります。

タイプは、[EXIT]ボタン+[EG FILTER]ノブ操作、または「EG Control」(41ページ)で設定できます。 各タイプでノブを中央(=64)から左右に動かしたときに、アタック、ディケイ、リリースがどのように変化するかは、 下記グラフをご確認ください。

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Filter (フィルター)

Filter (フィルター)は、特定の周波数帯域だけを通過させ、他の周波数帯域の信号をカットすることによって音質を変化させる機能です。YC61では、下記の2つの特性を1つのノブでコントロールします。

この2つの特性が1つのノブ操作でどう変化するかをフィルターコントロールタイプと呼びます。YC61には7種類のタイプがあります。

タイプは、[EXIT]ボタン+[EG FILTER]ノブ操作、または「Filter Control」(41ページ)で設定できます。 各タイプでノブを中央(=64)から左右に動かしたときに、2つのパラメーターがどのように変化するかは、下記グラフ をご確認ください。

Page 34

MENU LIST

[MENU]ボタンからシステム全体のさまざまな設定ができます。設定した値は本体に保存されます。

Operation

  • 1. [MENU]ボタンを押します。
  • 2. エンコーダーダイアルと[ENTER]ボタンで設定したい項目を表示させます。
NOTE

LIVE SET [1]~[6]ボタンを使って各項目を直接選択することもできます。LIVE SET [1]~[6]ボタンは、各項目の上からの順番 と対応します。選択可能なボタンのランプが点灯します。

  • 3. エンコーダーダイアルで値を変更し、設定を確定します。
  • 4. [ENTER]ボタンを押すと、トップ画面(ライブセットサウンド)に戻ります。
General
機能名 内容
Master Tune 楽器全体のピッチをチューニングします。
設定値: 414.72 Hz – 466.78 Hz
初期設定: 440.00 Hz
MIDI Settings MIDI Port USB USB [TO HOST]端子をMIDIメッセージの送受信に使う(On)か、使わない(Off)か
を設定します。
初期設定: On
MIDI MIDI [IN]/[OUT]端子を本体音源とのMIDIメッセージ送受信に使う(On)か、使わ
ない(Off)かを設定します。
「On]を選択した場合、ポート1(本体音源とのメッセージ送受信)として使います。
「Off]を選択した場合、ポート2(USB-MIDIインターフェース)として使います。
この場合、MIDI [IN]端子で受信したMIDIメッセージはそのままUSBのポート2
(MIDIOUT2 (YC Series))に出力されます。USBのポート2 (MIDIIN2 (YC
Series))で受信したMIDIメッセージはそのままMIDI [OUT]端子へ送信されます。
初期設定: On
MIDI Channel Тх MIDI送信チャンネルを設定します。「Off」に設定すると送信されません。
設定値: 1 – 16, Off
初期設定: 1
Rx MIDI受信チャンネルを設定します。「AII」に設定するとすべてのチャンネルで受信
します。
設定値: 1 – 16, All
初期設定: 1
MIDI Control MIDIコントロールメッセージの送信設定をします。
「On」に設定すると、本体の操作子(ノブ等)を使って各種設定変更をしたときに、
各操作子に対応するMIDIメッセージが送信され、DAWソフトウェアや外部MIDI
機器で操作情報を受信・記録できます。
「Invert」に設定すると、オフにしたセクションの操作子を操作したときにのみ
MIDIメッセージが送信され、DAWソフトウェアや外部MIDI機器をコントロール
できます。たとえば、本体のOrganセクションとDAWソフトウェアのストリング
スを組み合わせたライブセットサウンドを作成した場合、Key A/Key Bセクショ
ンの操作子を使って、ストリングスのボリュームやフィルターなどをコントロール
することができます。
Page 35
機能名 内容
MIDI Settings MIDI Control
(続き)
  • NOTE
  • 各操作子に対応するMIDIメッセージをDAWソフトウェア等から受信すると、対応する操作
    子の設定が変更されます。
  • 各操作子へのMIDIメッセージの割り当ては固定です。DAWソフトウェアのパラメーターを
    楽器の操作子でコントロールする場合は、操作子に対応するメッセージを適切に受けられる
    ように、コンピューター側で設定してください。操作子とMIDIメッセージの対応について
    は、58ページをご参照ください。
  • モジュレーションレバー、ベンドレバーを操作したときのMIDIメッセージは、この設定に
    かかわらす常に送信されます。
■ MIDI Control = Offの場合
本体の操作をしても、MIDIメッセージは送信されません。
■ MIDI Control = Onの場合
本体の操作子でパラメーターを変更したときに、対応するMIDIメッセージが送信
されます。
NOTE
マシション[ON/OFF]スイッチ、よたはEFFECT 172 [ON/OFF]ボタンがオンの状態とのう
ても、「Display Lights」の設定(36ページ)によっては操作子のランプが点灯し、パラメー
ターの変更が可能になるため、MIDIメッセージが送信されます。
■ MIDI Control = Invertの場合
セクション[ON/OFF]スイッチがオフのセクションにある操作子を動かした場合の
み、対応するMIDIメッセージを送信します。
NOTE
・「Invert」に設定すると、セクション[ON/OFF]スイッチの状態にかかわらず、操作子のラン
プは自動的に点灯状態となります。
・「Invert」に設定すると、「Display Lights」 (Section、Ins Effect)の設定はできません。
Tx/Rx Pgm Change 本体と外部MIDI機器との間でプログラムチェンジを送受信する(On)か、しない
(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx/Rx Bank Select 本体と外部MIDI機器との間でバンクセレクトを送受信する(On)か、しない(Off)か
設定します。
初期設定: On
Controller Reset
  • ライブセットサウンドを切り替えたときに、コントローラー (モジュレーション
    レバー、フットコントローラーなど)の値をそのまま使用する(Hold)か、初期値に
    戻す(Reset)かを設定します。
  • 「Reset」に設定した場合、ライブセットサウンド切り替え時のコントローラーの
    初期値は以下のとおりです。
  • ・ピッチベンド:中央
  • ・モジュレーション:最小
  • ・エクスプレッション:最大
  • ・ペダルワウ:最小
  • 初期設定: Reset
Keyboard/
Pedal
Octave 鍵盤の音の高さをオクターブ単位でシフトします。
設定値: -3 – +3
初期設定: +0
Transpose 鍵盤の音の高さを半音単位で移調します。
設定値: -12 – +12
初期設定: +0
Touch Curve 鍵盤を弾く強さに対するベロシティーの出方を決める、ベロシティーカーブを設定
します(9ページ)。
設定値: Normal, Soft, Hard, Wide, Fixed
初期設定: Normal
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機能名 内容
Keyboard/
Pedal
Fixed Velocity 鍵盤を弾く強さにかかわりなく、一定のベロシティーで音源を鳴らしたい場合に設
定します。「Touch Curve」を「Fixed」に設定した場合に限り有効です。
設定値: 1 – 127
初期設定: 64
Sustain Pedal Type FOOT SWITCH [SUSTAIN]端子に接続するサステインペダルの種類を選びます。
ハーフダンパー機能付きのペダルを使いたいときは「FC3A (HalfOn)」を選びます。
設定値: FC3A (HalfOn), FC3A (HalfOff), FC4A/FC5
初期設定: FC3A (HalfOn)
Foot Switch Assign FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子に接続したフットスイッチを操作したとき
に発生するコントロールチェンジナンバーを設定します。
初期設定: Live Set +
Local Control ローカルコントロールのオン/オフを設定します。
「Off」に設定すると、本体の鍵盤/コントローラー部と音源部が内部的に切り離さ
れ、鍵盤を弾いても音が出なくなります。ただし、ここでの設定には関係なく本体
の鍵盤/コントローラー部の演奏情報はMIDI出力され、MIDI入力されたメッセー
ジはMIDI設定に応じて本体の音源部で処理されます。
初期設定: On
I/O Volume USB Audio USBオーディオ入力の音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Output 楽器の最終出力音のレベルを調整します。
設定値: -24 dB – +0 dB – +24 dB
初期設定: -6 dB
Auto Power Off オートパワーオフを有効にする(Enable)か、無効にする(Disable)かを設定します。
初期設定: Disable

Control Panel

機能名 内容
Panel Lock Live Set 左記の項目ごとに、PANEL LOCKを有効にする(On)か、無効にする(Off)かを設
Settings Organ/Keys をします。
初期設定: On
Effect/Sp Amp/Reverb
Master EQ
Display Lights Section 各セクションの表示用ランプをセクション[ON/OFF]スイッチの状態にかかわらず
常に点灯させる(On)かどうかを設定します。
初期設定: Off
NOTE
「MIDI Control]を[On]に設定している場合、ランプが点灯している操作子に対応するコント
ロールチェンジが、操作時に送信されます(34ページ)。
Ins Effect Key A、Key Bセクションに含まれるEFFECT 1/2エリアのランプを、EFFECT
1/2 [ON/OFF]ボタンの状態にかかわらず常に点灯させる(On)かどうかを設定し
ます。
初期設定: Off
NOTE
「MIDI Control」を[On」に設定している場合、ランプが点灯している操作子に対応するコント
ロールチェンジが、操作時に送信されます(34ページ)。
Page 37
機能名 内容
Display Lights LCD SW LCDにトップ画面を表示させる(On)か、非表示にする(Off)かを設定します。
MENU画面やSETTINGS画面などは設定にかかわらず表示されます。
初期設定: On
LCD Contrast LCDのコントラストを調整します。
設定値: 1–63
初期設定: 32
Advanced
Settings
Drawbar Mode ドローバーの実際の位置とLED表示(呼び出した設定)が一致しないときに、ドロー
バーの位置が反映される条件を設定します。
「Jump」にすると、ドローバーを動かすと、無条件でその位置が反映されます。
「Catch」にすると、ドローバーの位置が一度LED表示と一致(キャッチ)するまで
は、設定は保持されます。一度一致した後は、ドローバーの位置が反映されます。
初期設定: Jump
Section Hold 「Enable」に設定すると、希望するセクションの現在の設定をホールド(保持)した
まま、他のライブセットサウンドを選択できます。
設定をホールドしたいセクションの[ON/OFF]スイッチを奥に長押しすると、
ランプが点滅し、ホールド状態になります。解除するには、再度、セクションの
[ON/OFF]スイッチを奥に押します。
たとえば演奏中、リバーブの設定値をライブセットサウンドの切り替えにかかわら
ず固定するには、「Enable」に設定し、リバーブセクション[ON/OFF]スイッチを
奥に長押しします。
初期設定: Disable
Live Set View Mode ライブセットサウンドを切り替えたとき、ライブセットビューを保持する(Keep)
か、自動的にトッブ画面に戻る(Close)かを設定します。
「Keep」に設定すると、常に8個のライブセットサウンド名を確認できます。
初期設定: Close
Value Indication 各セクションのノブの設定値を変更するときに、LCDに設定値を表示する(On)か、
非表示にする(Off)かを設定します。
初期設定: On
SW Direction ボイスセレクトスイッチと、エフェクトタイプ選択スイッチの動作を昇順にする
(Default)か、降順にする(Reverse)かを設定します。
初期設定: Default
EG/Filter Reset Key A/Key Bセクションでボイスを切り替えたときに、EGとFILTERの設定値を
リセットする(On)か、リセットせずに保持する(Off)かを設定します。
初期設定: On
System Settings Power On Sound 本体の電源起動時に選択されるライブセットサウンドを設定します。
初期設定: 1-1
MIDI Device Number MIDIデバイスナンバーを設定します。外部MIDI機器とのバルクダンプやパラメー
ターチェンジなどのシステムエクスクルーシブメッセージを送受信する場合、この
ナンバーを相手側機器のデバイスナンバーと合わせる必要があります。
設定値: 1 – 16, All, Off
初期設定: All
MIDI Control Delay ライブセットサウンドを切り替えたときに送信されるMIDIコントロールメッセー
ジの送信タイミングを調整します。コンピューター上のアプリケーションがメッ
セージを正しく受信できないときに調整します。
設定値: 0-1500 msec
初期設定: 0 msec
Page 38

Job

機能名 内容
Live Set
Manager
.ive Set Swap
Manager
選択中のライブセットサウンドの保存データを任意のライブセットサウンドと
入れ替えます。
Сору 選択中のライブセットサウンドの保存データを任意のライブセットサウンドに
コピーします。
Initialize 選択中のライブセットサウンドの保存データを初期状態にします。
Section Сору Organ 編集中のライブセットサウンドの、Organセクションの設定値をコピーします。
Manager Key A 編集中のライブセットサウンドの、Key Aセクションの設定値をコピーします。
Key B 編集中のライブセットサウンドの、Key Bセクションの設定値をコピーします。
Effect 編集中のライブセットサウンドの、EFFECTセクションの設定値をコピーしま
す。
Speaker
Amp
編集中のライブセットサウンドの、SPEAKER/AMPセクションの設定値を
コピーします。
Paste Organ コピーした設定値をペーストします。コピー元がない場合はペーストできませ
Key A - ん。
_ 異なるセクション間のペーストは、Key A → Key B、Key B→Key Aのみ可能
Key B रने.
Effect _
Speaker
Amp
Swap Key A & Key B 編集中のライブセットサウンドの、Key AセクションとKey Bセクションの
すべての設定を入れ替えます。
NOTE
[EXIT]ボタン + Keys [A B]ボタンでもこのジョブを実行できます。
Swap
EFFECT
1/2
Key A 編集中のライブセットサウンドのKey AまたはKey Bセクションの、
EFFECT 1とEFFECT 2の設定を入れ替えます。
Key B NOTE
[EXIT] + EFFECT 1 [ON/OFF]ボタン、または[EXIT] + EFFECT 2 [ON/OFF]ボタンで
もこのジョブを実行できます。
Initialize Organ 編集中のライブセットサウンドの、[SETTINGS] → [Sound] → [Organ
Settings]以下のすべての設定を初期化します。
Rotary
Speaker
編集中のライブセットサウンドの、[SETTINGS] → [Sound] → [Rotary
Speaker]以下のすべての設定を初期化します。
FM Unison 編集中のライブセットサウンドの、選んだセクションの「FM Unison」以下の
すべての設定を初期化します。
  • Key A: [SETTINGS] → [Sound] → [Key A Settings] → [FM Unison]
  • Key B: [SETTINGS] → [Sound] → [Key B Settings] → [FM Unison]
Edit Recall Recall 各ライブセットサウンドの、編集中の最終状態を呼び戻します。
あるライブセットサウンドを編集中に、それを保存せずに別のライブセットサ
ウンドを選択し、その後編集中だったものに戻ると、編集の最終状態ではなく、
最後に保存した設定が呼び出されます。このような場合にこの機能を実行する
と、そのライブセットサウンドの編集の最終状態を呼び戻すことができます。
注記
電源を切ると、各ライブセットサウンドの編集の最終状態は消去されます。
Menu Initialize MENU画面で設定できる項目を初期設定に戻します。
Factory Reset 本体を工場出荷時の状態に戻します。
Page 39
File
機能名 内容
Back Up File Save 本体に保存されたシステム設定を含むすべてのデータを、「Back Up File (バックアップ
ファイル)」(拡張子:.YOA)としてUSBフラッシュメモリーに保存します。
Load (*) バックアップファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存したデータを本体にロードし
ます。
Live Set All File Save 本体に保存されたすべてのライブセットのデータを、「Live Set All File (ライブセットオー
ルファイル)」(拡張子:.YOL)としてUSBフラッシュメモリーに保存します。
Load (*) ライブセットオールファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存したデータを本体に
ロードします。
Live Set Page File Save 本体に保存された選択中のライブセットページを、「Live Set Page File (ライブセット
ページファイル)」(拡張子:.YOP)としてUSBフラッシュメモリーに保存します。
Load (*) ライブセットページファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存したデータを本体に
ロードします。
Live Set Sound
File
Save 本体に保存された選択中のライブセットサウンドを、「Live Set Sound File (ライブセット
サウンドファイル)」(拡張子:.YOS)としてUSBフラッシュメモリーに保存します。
Load ライブセットサウンドファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存したデータを本体に
ロードします。
File Utility Rename USBフラッシュメモリー内のファイル名を変更します。
Delete USBフラッシュメモリー内のファイルを削除します。
Format USBフラッシュメモリーをフォーマット(初期化)します。新しいUSBフラッシュメモリー
を本体のファイル画面で使用するには、フォーマットが必要です。
注記
フォーマットすると、USBフラッシュメモリー内のすべてのデータが消去されます。あら
かじめ、データの有無をご確認ください。

* 複数のライブセットサウンドが含まれるファイル(「Backup File」、「Live Set File」、「Live Set Page File」)から、1ライブセットサウンド単位でロードすることもできます(23ページ)。

Version Info

本体のソフトウェアおよびファームウェアのバージョンとコピーライトを表示します。

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SETTINGS LIST

[SETTINGS]ボタンから、選択中のライブセットサウンドのさまざまな設定や保存ができます。ここでの設定はすべて ライブセットサウンドに保存されます。

Operation

  • 1. [SETTINGS]ボタンを押します。
  • 2. エンコーダーダイアルと[ENTER]ボタンで設定したい項目を表示させます。
NOTE

LIVE SET [1]~[6]ボタンを使って各項目を直接選択することもできます。LIVE SET [1]~[6]ボタンは、各項目の上からの順番 と対応します。選択可能なボタンのランプが点灯します。

  • 3. エンコーダーダイアルで値を変更し、確定します。
  • 4. [ENTER]ボタンを押すと、トップ画面(ライブセットサウンド)に戻ります。
機能名 内容
Organ
Settings
Organセクションの詳細設定をします。
(※)がついている項目は、VCMオルガンのタイプ(H1~H3)を選択している場
合のみ設定できます。(※)がついている項目を変更すると、トップ画面の「H1」
~「H3」の右上に「+」が表示されます。
Leak Level * リーク音(トーンホイールから電気回路に漏れる音)の音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
KeyClick Level* 鍵盤を弾いたときに鳴るキークリック音の音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Perc. Link to 1feet* PERCUSSIONのオン/オフを切り替えたときの[1'](1フィート)ドローバーの動
作を設定します。
・On: PURCUSSIONをオンにすると、[1']ドローバーの音は連動して止まります。
・Off: PURCUSSIONのオン/オフにかかわらず[1']ドローバーの音が鳴ります。
初期設定: On
Expression Type エクスプレッションペダルの効果を、オルガンのどの部分にかけるかを設定します。
・ Drive+Vol: オルガン内部のプリアンプにペダルの効果がかかります。ペダルを操作すると、オルガンの音の音量と歪みの両方が変化します。VCMオルガンのタイプの場合、ビンテージオルガンのエクスプレッションペダルの動作を忠実に再現します。
・ Volume: オルガンの音が出た後、REVERBセクションの直前にペダルの効果がかかります。ペダルを操作すると、オルガンの音の音量は変化しますが、歪みは変化しません。
初期設定: Drive+Vol

Sound

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機能名 内容
Key A
Settings/
Key B
Settings
Mono/Poly セクションを単音で演奏する(Mono)か、複音で演奏する(Poly)かを設定します。
初期設定: Poly
NOTE
「Mono」に設定すると、トップ画面のセクション名(A、B)の右側に M アイコンが表示されます。
Portamento 最初に弾いた鍵盤から次に弾いた鍵盤までを連続的に変化させる機能(ポルタメ
ント)について設定します。
「Mono/Poly」を「Mono」にしているときのみ設定できます。
Switch ポルタメント効果をかける(On)か、かけない(Off)かを設定します。
初期設定: Off
Time ポルタメントのピッチ変化にかかる時間またはピッチ変化の速さを設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Mode 鍵盤の弾き方により、どのようにポルタメント効果がかかるかを設定します。
• Full-time: つねにポルタメントがかかります。
• Fingered: レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をしたときに
だけ、ポルタメントの効果がかかります。
初期設定: Full-time
Time Mode ピッチが変化する時間的基準を設定します。
・Rate: 一定の速さでピッチが変化します。
・Time: 一定の時間でピッチが変化します。
初期設定: Rate
FM Unison FM音源のボイスに厚みや広がりを持たせるための機能を設定します。
名前に「FM」とついたボイスを選択しているときのみ設定が可能です。
Mode 1音弾いたときに1音鳴らす(Off)か、同時に2音鳴らす(2 Unison)か、同時に4
音鳴らす(4 Unison)かを選択します。
初期設定: Off
NOTE
「2 Unison」または「4 Unison」に設定すると、トップ画面のボイス名の「FM」の右上
に「+」が表示されます。
Detune 2つまたは4つの音にピッチの差をつけ、音の厚みを出す度合いを設定します。
設定値: 0 – 15
初期設定: 0
Spread 2つまたは4つの音に定位の差をつけ、音の広がりを出す度合いを設定します。
設定値: 0 – 15
初期設定: 0
EG Control EGコントロールのタイブを選択します。選択できるタイプについて詳しくは、
「EG/Filter Control Type List」(32ページ)をご覧ください。
初期設定: AtkД&Rls A
Filter Control フィルターコントロールのタイプを選択します。選択できるタイプについて詳
しくは、「EG/Filter Control Type List」(32ページ)をご覧ください。
初期設定: Flat Reso
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機能名 内容
Rotary Speak ker VCMロータリースピーカータイプ(スピーカーアンプセクションのRtrA/RtrB
タイプ)の細かい動作を設定します。
Level Horn ホーン(高域側)の音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Rotor ローター (低域側)の音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Background
Noise
Switch バックグラウンドノイズを入れる(On)か入れない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Level バックグラウンドノイズの音量を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 64
Stereo/Mono RtrA/RtrBの出力をステレオにするか、モノラルにするかを設定します。
初期設定: Stereo
Speed ロータリースピーカーのSlow/Fast各状態の、ホーン(高域側)とローター (低域
側)の回転数を設定します。
Horn Slow 設定値: 23.0 – 89.6 rpm
初期設定: 45.4 rpm
Rotor Slow 設定值: 22.7 – 88.3 rpm
初期設定: 44.8 rpm
Horn Fast 設定值: 209.4 – 817.6 rpm
初期設定: 413.8 rpm
Rotor Fast 設定値: 189.3 – 736.8 rpm
初期設定: 373.5 rpm
Acceleration ロータリースピーカーのホーン(高域側)とローター (低域側)の加速
(Acceleration)、減速(Deceleration)の速さを設定します。
Horn
Acceleration
設定値: 0.21 – 2.00
初期設定: 1.30
Rotor
Acceleration
設定値: 0.21 – 2.00
初期設定: 1.00
Horn
Deceleration
設定値: 0.21 – 2.00
初期設定: 1.30
Rotor
Deceleration
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機能名 内容
Function Transpose 音高を半音単位で移調します。
設定値: -12 - +12
初期設定: +0
NOTE
MIDI出力メッセージには反映されません。
Split Point 左手鍵域と右手鍵域とに分けて鳴らす(スプリット)ポイントの鍵盤(ノート名)を
設定します。設定値は右手鍵域の最低音(ノート名)になります。
設定値: C#-2 – G8
初期設定: G2
Tempo Delay Time
  • 「Tempo Delay」エフェクトのテンポに対するディレイ時間を、音符の長さで設定します。
  • 設定値: 1/32 Tri 1/2
  • 初期設定: 1/4
  • NOTE
  • 基準になるテンポは、EFFECTセクションの[TAP]ボタン、または[RATE]ノブで設定します。
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External Keyboard

外部のMIDI機器から演奏情報(キーオン、キーオフ)のMIDIメッセージをYC61が受信したときの、各セクションの発音 について設定します。YC61と外部の鍵盤を組み合わせて2段鍵盤のオルガンにしたり、Key AやKey Bセクションだ け外部の鍵盤で演奏する、などの設定ができます。

NOTE

外部の鍵盤でのみ演奏する設定にしたセクション/パートは、トップ画面のスプリット表示が ■■ などから 🖽 に変化します。

機能名 内容
Organ
  • ・Ext+Int: 外部MIDI機器から受けたキーオンと、本体鍵盤の演奏どちらでも発音します。
  • ・ExtOnly: 外部MIDI機器から受けたキーオンでのみ発音します。本体の鍵盤を弾いても発音しません。
  • ・2ManualUp: 二段鍵盤でオルガンを演奏するための設定です。外部MIDI機器から受けたキーオンでUPPERパートが発音し、本体鍵盤を弾くとLOWERパートが発音します。
  • ・2ManualLo: 二段鍵盤でオルガンを演奏するための設定です。外部MIDI機器から受けたキーオンでLOWERパートが発音し、本体鍵盤を弾くとUPPERパートが発音します。
  • ・Off: 外部MIDI機器から受けたキーオンでは発音しません。本体の鍵盤を弾くと発音します。
  • 初期設定: Ext+Int
接続例
2ManualUp
MIDI [OUT]端子
分部MIDI機器: UPPER
MIDI [IN]端子
MIDI [IN]端子
MIDI [IN]端子
MIDI [IN]端子
MIDI [IN]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
MIDI [OUT]端子
NOTE
「2ManualUp」か「2ManualLo」に設定した場合、Organセクションのスプリットの設定は無効になり、SPLIT [L U]ボタン
のランプが自動的に両方点灯します。
Key A ・Ext+Int: 外部MIDI機器から受けたキーオンと、本体鍵盤の演奏どちらでも発音します。
Key B ・ExtOnly: 外部MIDI機器から受けたキーオンでのみ発音します。本体の鍵盤を弾いても発音しません。
・Off: 外部MIDI機器から受けたキーオンでは発音しません。本体の鍵盤を弾くと発音します。
初期設定: Ext+Int
接続例
Organ = [Off]、Key A = [Off]、Key B = [ExtOnly]

Page 45

Master Keyboard

YC61をマスターキーボードとして使う機能です。鍵盤を最大4つの領域(ゾーン)に分けることで、領域ごとに外部の音源をコントロールできます。本体の音源と組み合わせたライブセットサウンドや、外部の音源のみで構成されたライブセットサウンドといった設定ができます。

機能名 内容
Mode SW Master Keyboard Modeの設定を切り替えます。「On」を選択すると有効となり、
トップ画面に [MIST] が表示されます。
初期設定: Off
Advanced Zone SW Master Keyboard Modeの設定範囲を切り替えます。「On」を選択するとより詳細
に設定できます。
初期設定: Off
NOTE
「Off」に設定した場合、詳細設定項目(※)は表示されません。
Zone Settings
→ Zone 1-4
(※) 詳細設定項目
Zone SW 選択中のゾーンを使う(On)か、使わない(Off)かを設定します。
初期設定: Zone 1 = On, Zone 2 – 4 = Off
Tx Channel 選択中のゾーンにおけるMIDI送信チャンネルを設定します。
設定値 : 1 – 16
初期設定: Zone 1 = 1, Zone 2 = 2, Zone 3 = 3, Zone 4 = 4
Octave Shift 選択中のゾーンにおける音の高さをオクターブ単位でシフトします。
設定値: -3 – +3
初期設定: +0
Transpose 選択中のゾーンにおける音の高さを半音単位で移調します。
設定値: -11 – +11
初期設定: +0
Note Limit Low ゾーンの発音する最も低域の鍵盤を設定します。
初期設定: C -2
Note Limit High ゾーンの発音する最も高域の鍵盤を設定します。
初期設定: G8
Bank MSB* ライブセットサウンドを変更したとき、選択中のゾーンで鳴らす外部音源へMIDI
メッセージとして送信するバンクセレクトMSBを設定します。
初期設定:0
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機能名 内容
Zone Settings
→ Zone 1-4
(※) 詳細設定項目
Bank LSB* ライブセットサウンドを変更したとき、選択中のゾーンで鳴らす外部音源へMIDI
メッセージとして送信するバンクセレクトLSBを設定します。
初期設定: 0
Program Change* ライブセットサウンドを変更したとき、選択中のゾーンで鳴らす外部音源へのMIDI
メッセージとして送信するプログラムチェンジナンバーを選択します。
初期設定: 1
Volume* ライブセットサウンドを変更したとき、選択中のゾーンで鳴らす外部音源の音量を
設定します。
初期設定: 100
Pan* ライブセットサウンドを変更したとき、選択中のゾーンで鳴らす外部音源の音の
定位(パン)を設定します。
初期設定: C
Tx SW Note* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源への鍵盤のMIDIメッセージを送信する(On)か、
送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW Bank 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へバンクセレクトのMIDIメッセージを送信する
(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW Program* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へプログラムチェンジのMIDIメッセージを送信する(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW Volume* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へ音量のMIDIメッセージを送信する(On)か、送信
しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW Pan* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へ音の定位(パン)のMIDIメッセージを送信する
(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW PB* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へピッチベンドのMIDIメッセージを送信する(On)
か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW MOD* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へモジュレーションのMIDIメッセージを送信する
(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW Sustain* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へサステインのMIDIメッセージを送信する(On)
か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW FS* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へフットスイッチのMIDIメッセージを送信する
(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW FC1* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へFOOT CONTROLLER [1]のMIDIメッセージを
送信する(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Tx SW FC2* 選択中のゾーンで鳴らす外部音源へFOOT CONTROLLER [2]のMIDIメッセージを
送信する(On)か、送信しない(Off)かを設定します。
初期設定: On
Page 47

Controllers

機能名 内容
Bend Lever Mode ベンドレバーの動作モードを切り替えます。
  • Pitch Bend: ピッチベンドコントローラーとして動作します。
  • Rotary S/F: SPEAKER/AMPセクションのロータリースピーカーのスローとファストを切り替えます。レバーを動かすと、ROTARY SPEAKER [SLOW FAST]ボタンを押したときと同じ効果を得ることができます。
  • 初期設定: Pitch Bend
Pitch Bend Organ ピッチベンドの範囲を半音単位で設定します。ボイスセクションごとの設定
Range Key A 「が可能です。
Key B - 設定値: -24 - +0 - +24
初期設定: +2
Modulation
Lever
Assign モジュレーションレバーに割り当てる機能を設定します。
コントロールチェンジナンバー 1~119と、USBオーディオの音量を割り
当てることができます(58ページ)。
設定値: Off, 1 – 63, 65, 67 – 119, USB Audio Volume
初期設定: 1 (Modulation)
Limit Low モジュレーションレバーの下限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 0
Limit High モジュレーションレバーの上限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 127
P.Mod Depth Organ 鍵盤の音にかけるビブラート(コントロールチェンジナンバー 1:
Modulation)の効果の深さを設定します。ボイスセクションごとに設定でき
Key A ます。
設定値: 0 – 127
Key B - 初期設定: 10
NOTE
Organセクションに関しては、FM音源のオルガンタイプ(F1~F3)を選択していると
きだけ設定できます。
P.Mod Speed Organ 鍵盤の音にかけるビブラート(コントロールチェンジナンバー 1:
Modulation)の効果の速さを設定します。ボイスセクションごとに設定でき
Key A ます。
設定値: +64 - +0 - +63
Key B - 初期設定: 0
NOTE
Organセクションに関しては、FM音源のオルガンタイプ(F1~F3)を選択していると
きだけ設定できます。
Foot Controller 1 Assign FOOT CONTROLLER [1]端子に接続した別売のフットコントローラーに
割り当てるコントロールチェンジナンバーを設定します(58ページ)。
設定値: Off, 1 – 63, 65, 67 – 119, USB Audio Volume
初期設定: 11 (Expression)
Limit Low FOOT CONTROLLER [1]端子に接続した別売のフットコントローラーの
下限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 0
Limit High FOOT CONTROLLER [1]端子に接続した別売のフットコントローラーの
上限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 127
Page 48
機能名 内容
Foot Controller 2 Assign FOOT CONTROLLER [2]端子に接続した別売のフットコントローラーに
割り当てるコントロールチェンジナンバーを設定します(58ページ)。
初期設定: 4 (Pedal Wah)
Limit Low FOOT CONTROLLER [2]端子に接続した別売のフットコントローラーの
下限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 0
Limit High FOOT CONTROLLER [2]端子に接続した別売のフットコントローラーの
上限の数値を設定します。
設定値: 0 – 127
初期設定: 127
Sustain Pedal Mode FOOT SWITCH [SUSTAIN]端子に接続した別売のサステインペダルの動作モードを切り替えます。
・Sustain: サステインペダルとして動作します。
・Rotary S/F: SPEAKER/AMPセクションのロータリースピーカーのスローと
ファストを切り替えます。ペダルを踏むと、ROTARY SPEAKER [SLOW
FAST]ボタンを押したときと同じ効果が発生します。
初期設定: Sustain
Receive SW Expression Organ 外部から受信したMIDIメッセージや、フットスイッチ、およびフットコン
Key A
  • トローラーの操作によって発生するMIDIメッセージを各ボイスセクション
  • が受信する(On)か、しない(Off)かを設定します。
Key B 初期設定: On
Sustain Organ
Key A
Key B
Sostenuto Organ
Key A
Key B _
Soft Key A
Key B -

Drawbar Color

機能名 内容
Upper ドローバーのLEDの色を設定します。Upper、Lowerのパートごとに設定できます。
Lower - 設定値: White, Red, Yellow, Green, Cyan, Blue, Magenta
初期設定: Upper = White, Lower = Red

Name

ライブセットサウンド名を設定します。ライブセットサウンド名の編集方法は、「ファイル名/ライブセットサウンド名 の編集」(22ページ)をご覧ください。

NOTE
保存するには、別途ストア作業が必要となります(10ページ)。
Page 49

資料

メッセージー覧

メッセージ 説明
Auto power off disabled. オートパワーオフ機能が解除されます。
Completed. ロード、セーブ、フォーマット、ジョブなどの実行が完了したときに表示されます。
Connecting to USB device USBフラッシュメモリーを接続中です。
Device number is off. デバイスナンバーがオフなので、バルクデータを送受信できません。
Device number mismatch. デバイスナンバーが異なるので、バルクデータを受信できません。
File or folder already exists. 同じ名前のファイルまたはフォルダーがすでに存在しています。
File or folder path is too long. 開こうとするファイルやフォルダーのパス名が長すぎて開けません。
Illegal bulk data. バルクデータ、バルクリクエスト受信中にエラーが生じました。
Illegal file name. ファイル名が無効の場合に表示されます。
Illegal file. 目的のファイルがこの楽器では扱えない、または読み込めない場合に表示されます。
Incompatible USB device. 本機では使用できないUSB機器がUSB [TO DEVICE]端子に接続されると表示されます。
MIDI buffer full. 一度に大量のMIDIデータを受信したので処理できませんでした。
MIDI checksum error. 受信したシステムエクスクルーシブのチェックサムが違います。
No device. デバイスが接続されていません。
No read/write authority to the file. ファイルの読み取り権限または書き込み権限がありません。
Now receiving MIDI bulk data MIDIバルクデータ受信中に表示されます。
Now transmitting MIDI bulk data MIDIバルクデータ送信中に表示されます。
Please reboot to maintain internal memory. 本体メモリーの修復を行ないますので、この楽器を再起動してください。
Push [PANEL LOCK] Button. パネルロックを解除してください。
Unsupported USB device. USBフラッシュメモリーがフォーマットされていないか、本機で処理できない
フォーマットの場合に表示されます。本機でフォーマットしてください。
USB connection terminated. USB機器に過電流が流れたため、USB機器との通信を停止しました。USB機器を
USB [TO DEVICE]端子から抜き、本体の電源を入れ直してください。
USB device is full. USBフラッシュメモリーの容量がいっぱいでファイルが保存できない場合に表示されます。新しいUSBフラッシュメモリーを用意するか、不要なファイルを消去してから操作をやりなおしてください。
USB device is write-protected. 書込み禁止状態になっているUSBフラッシュメモリーへの書き込みを行なおうとし
た場合に表示されます。
USB device read/write error. USBフラッシュメモリーへのリード/ライト中にエラーが発生しました。
Page 50

困ったときは

「音が出ない」「音色がおかしい」などといった場合は、まず以下の項目をチェックしてください。また、ファクトリーリ セット(21ページ)を行なうと解決できることもあります。それでも直らないときは、お買い上げのお店、または巻末の 問い合わせ窓口にご連絡ください。

現象 考えられる原因 解決法
電源が勝手に切れる 故障ではありません。オートパワーオフ機能
が働いたためです。
オートパワーオフ機能を使いたくない場合は、機能
を無効にしてください(21ページ)。
音が鳴らない 外部アンプやスピーカー、ヘッドフォンが接続されていません。 本体にはスピーカーが内蔵されていません。音を出
すためには、外部アンプやスピーカー、ヘッドフォ
ンなどを接続してください(20ページ)。
本体と、本体に接続した外部オーディオ機器
の電源が入っていません。
本体と外部オーディオ機器の電源が入っているか確
認してください。
本体と、本体に接続した外部オーディオ機器
の音量が下がっています。
音量を調節してください。本体では、[MASTER
VOLUME]で音量を調節してください。FOOT
CONTROLLER [1]/[2]端子にフットコントロー
ラーを接続している場合は、動かしてみてください。
すべてのボイスセクションの[ON/OFF]ス
イッチがオフになっています。
ボイスセクションの[ON/OFF]スイッチをオンにし
てください。
ボイスセクションの音量が下がっています。 各ボイスセクションの[VOLUME]ノブで音量を調節
してください。
Local Controlが「Off」になっています。 Local Controlが「Off」の場合、鍵盤を弾いても内
部音源は鳴りません。Local Controlを「On」にし
てください(36ページ)。
外部MIDIコントローラーによって、MIDIボ
リュームやエクスプレッションが下がってい
ます。
ライブセットサウンドを切り替えてみてください。
また、FOOT CONTROLLER [1]/[2]端子にフット
コントローラーを接続している場合は、フットコン
トローラーを動かしてみてください。
音が止まらない ディレイなどのエフェクトがかかり、音が鳴
り続けています。
[DEPTH]ノブの設定値を下げるか、EFFECT 1/2
[ON/OFF]ボタン、またはセクション[ON/OFF]ス
イッチをオフに設定してください。もし、音が止ま
らない状態で他のライブセットサウンドに変更して
しまった場合は、現在選択中のライブセットサウン
ドを再度選択し直してください。
音が歪む エフェクトの設定が適切ではありません。 エフェクトタイプや設定によっては、音が歪む場合
があります。エフェクトタイプや設定を変更してく
ださい。
音量を上げすぎています。 音量を調節してください。全体の音量を調節したい
場合は、「I/O Volume」→「Output」を調節して
ください(36ページ)。
本体と、本体に接続した外部オーディオ機器
の音量を上げすぎています。
外部機器のボリューム、またはINPUT [GAIN]ノブ
や「I/O Volume」→「USB Audio」で音量を調整
してください(36ページ)。
音が途切れる 全体の発音数が、最大同時発音数(128音)
を超えています。

最大同時発音数を超えないようにしてください。
エフェクトがかからない
DEPTHが最小値になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コンピューター側でポートの設定ができてい
ません。

コンピューター側でポートの設定をしてください。
Page 51
現象 考えられる原因 解決法
バルクダンプデータが送信
できない
使用する端子(MIDI、USB)が間違っていま
す。
設定を確認してください。
MIDI Device Numberが間違っています。 MIDI Device Numberを確認してください。
USBフラッシュメモリーに
保存できない
USBフラッシュメモリーにライトプロテク
トがかかっています。
ライトプロテクトを解除してください。
USBフラッシュメモリーが正しくフォー
マットされていません。
フォーマットし直してください。
ペダルが効かない ペダルが正しく接続されていません。 ペダルコードのプラグが確実に接続されているか確
認してください。
電源が入っているのにLCD
に何も表示されない
「Display Lights」→ 「LCD SW」の設定が
「Off」になっています。
「LCD SW」の設定を「On」にしてください(36ペー
ジ)。
「Display Lights」→「LCD Contrast」の設
定値が下がっています。
「LCD Contrast」でコントラストを調整してくださ
い(36ページ)。
Page 52

仕様

項目 内容
YC61
鍵盤 61鍵セミウェイテッド ウォーターフォール鍵盤(イニシャルタッチ付)
音源 音源方式 VCM Organ、AWM2、FM
最大同時発音数 VCM Organ + AWM2: 128音 、FM: 128音
※VCM OrganとAWM2を合計した最大発音数
音色 ライブセット
サウンド数
160 (プリセットライブセットサウンド: 80)
ボイス数 145 (Organ: 6 / Keys: 139)
エフェクト インサーションエフェクト:
Organ 1系統(プリドライブ)
Key A 2系統(1: 32タイプ、2: 32タイプ)
Tフェクト: 32タイプ、2: 32タイプ)
スピーカー /アンプ: 6タイプ(ロータリースピーカー: 2タイプ、アンプ: 4タイプ)
リバーブ
マスターイコライザー: 3バンド(MID: 周波数変更可能)
ディスプレイ タイプ フルドットLCD (128×64 ドット)
接続端子 OUTPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーン端子、アンバランス)
INPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーン端子)
[PHONES] (ステレオ標準フォーン端子)
FOOT CONTROLLER [1]/[2]
FOOT SWITCH [SUSTAIN]/[ASSIGNABLE]
MIDI [IN]/[OUT]
USB [TO HOST]/[TO DEVICE]
[AC IN]
電源 定格電源 AC100V 50/60 Hz
消費電力 15 W
サイズ/質量 幅×奥行き×高さ 896 mm × 309 mm × 108 mm
質量(本体のみ) 7.1 kg
付属品 取扱説明書(本書) × 1
保証書 × 1
電源コード × 1
2P-3P変換器 × 1

本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。取扱説明書の最新版につきましては、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。

Page 53

索引

Е

EFFECTセクション 15
EG 14, 32
External Keyboard 25, 44

F

Filter
14,
33

I

iPhone/iPad
25,
27

К

Key Aセクション 14
Key Bセクション 14

L

LOWER 1 З

Μ

Master Keyboard 45
MENU 34
MIDI受信チャンネル 26
MIDI送信チャンネル 26
MIDIチャンネル 28
MIDIポート 26

0

Ρ

P
PERCUSSION 13
PRE DRIVE 13

R

REVERBセクション
17
7

S

SETTINGS
SPEAKER/AMPセクション
SSS

U

UPPER
USB [TO DEVICE]
USB [TO HOST]
USBオーディオ 27
USBフラッシュメモリー

V

VCMオルガン 12
VIBRATO/CHORL JS 13

Υ

rama ina Steinpe IB O2R P.2. 1//—
27
I
オートパワーオフ 21

外部MIDIキーボード
コン
コンピューター
ò,
27 ,
1

-
シームレス サウンド スイッチング
10

スプリット 21
スプリット (Key A、 Key B) ) 14
スプリット (Organ) 13
スプリットポイント 11

セーブ
23
セクション
8
トップ画面

۲

ファイルタイプ 23
ファクトリーリセット 21

ボイスセクション
1

_ / -
マスター EQ
17

ライブセット
ライブセットサウンド
ライブセットビュー

ロータリースピーカー16, 42 2
ロード 3
Page 54

DATA LIST

Live Set Sound List

Bank No Name Split
Point
Section Voice Name MSB LSB PC
1 1 Jazz Lead G2 Organ H1 63 0 1
Key A -
4 0 Pook Organ 1 60 Key B - 62 0 0
1 2 NUCK OTYAIT I 62 Kev A - 03 U 2
Key B -
1 3 Gospel Shout! G2 Organ H1 63 0 3
Key A -
Key B -
1 4 Rex Direct G2 Organ F2 63 0 4
Key A -
1 5 Soulful Bd G2 Organ - 63 0 5
- Key A 78Rd - -
Key B -
1 6 Natural CFX G2 Organ - 63 0 6
Key A CFX
7 54.55.4 00 Key B - 00 7
1 1 FM EP 1 G2 Urgan
Kov A
- 63 U 1
Key A -
1 8 FM Lead G2 Organ - 63 0 8
Key A FM Syn Lead 2
Key B -
2 1 Jazz Swish G2 Organ H1 63 1 1
Key A -
00 Key B - 0
2 2 Prog 1 G2 Urgan
Kov A
HZ 63 1 2
Key A -
2 3 Gospel Worship G2 Organ H1 63 1 3
Key A -
Key B -
2 4 Italian Organ 1 G2 Organ F3 63 1 4
Key A -
0 5 67 Trom ED CO Key B - 62 1 5
2 5 07 HEILEF 62 Viyali
Kev A
-
67Bd Dark
03 5
Key B -
2 6 One Ear Upright G2 Organ - 63 1 6
Key A U1
Key B -
2 7 80s Piano Layer G2 Organ - 63 1 7
Key A CFX
2 8 Fat OB Brass 62 Key B
Organ
FIVE THE EP 63 1 8
2 U Tat OD Dia33 02 Kev A OB Brass 1 00 U
Key B OB Brass 2
3 1 Squabble G2 Organ H1 63 2 1
Key A -
Key B -
3 2 Casino Fire G2 Organ H2 63 2 2
Key A -
3 3 H Split Ld/Ba G2 Organ H1 63 2 3
5 5 opin Lu/Du 92 Key A - 00 - 5
Key B -
3 4 Church G2 Organ F1 63 2 4
Key A -
Key B -
3 5 Wr Trem G2 Organ - 63 2 5
Key A wr Bright
3 6 C7 w/Pad G2 Organ - 63 2 6
5 5 o. wrau 92 Key A C7 00 - 5
Key B Analog Pad
Bank No Name Split
Point
Section Voice Name MSB LSB PC
3 7 FM EP+Pad 1 G2 Organ - 63 2 7
Key A FM The EP
Key B Lite Strings
3 8 Motion Pad G2 Organ - 63 2 8
Key A Mystic Pad
Key B Analog Pad
4 1 Clean Amp G2 Organ H3 63 3 1
Key A -
Key B -
4 2 H Split Ld/Chd C3 Organ н 63 3 2
Key A -
4 2 E1 1077 60 Ney D - 62 2 2
7 5 11 Jazz uz Kev A - 05 5 5
Key B - -
4 4 Rex Rotary G2 Organ F2 63 3 4
, Key A - -
Key B -
4 5 Rex Amp G2 Organ F2 63 3 5
Key A -
Key B - 1
4 6 Italian Organ 2 G2 Organ F3 63 3 6
Key A -
Key B -
4 7 Italian Organ 3 G2 Organ F3 63 3 7
Key A -
4 0 00 Key B - 60 2 0
4 0 FZ / HUDA GZ Urgan
Kov A
79.04 03 э 0
Key A 70hu
5 1 CEX Bright 62 Organ - 63 4 1
Ŭ of A Dirgit UL. Key A CFX
Key B - 1
5 2 C7 G2 Organ - 63 4 2
Key A C7 1
Key B - 1
5 3 70's C7 G2 Organ - 63 4 3
Key A C7
Key B -
5 4 Showbiz Upright G2 Organ - 63 4 4
Key A U1
E E AD. Strings 00 Key B - 60 4 E
э э AP+Strings 62 Urgan
Kov A
-
CEV
63 4 э
Key A East Strings
5 6 Bass Stavs Home 62 Organ - 63 4 6
Ŭ Ū Dubb Olayo Homo UL. Key A Upright Bass Ū
Key B C7 1
5 7 78Rd Chorus G2 Organ - 63 4 7
Key A 78Rd 1
Key B - 1
5 8 67Rd Overdrive G2 Organ - 63 4 8
Key A 67Rd Bright
Key B -
6 1 Wr Dist G2 Organ - 63 5 1
Key A Wr Warm
^ EM ED O 00 Key B - 00 - 0
б 2 FM EP 2 62 Urgan
Kov A
- 63 5 2
Key A FIVE THE FLA -
6 2 FM FP 3 60 60 5 2
0 э uz Kev A FM Pf's Heart 03 J э
Key R - 1
6 4 FM EP 4 G2 Organ - 63 5 4
Key A FM Urban EP
Key B FM DX EP 1
Page 55
Bank No Name Split
Point
Section Voice Name MSB LSB PC
6 5 FM EP 5 G2 Organ - 63 63 5 63 5 5 5
Key A FM The EP
Key B FM DX Road
6 6 Magic Piano G2 Organ - 63 5 6
Key A 67Rd Dark
0 7 00a Cauratturadu 00 Key B FM Pf's Heart - 7
ю SUS Soundtrack 62 Urgan
Kov A
-
79Dd
63 э 1
Key A Analog Pad
6 8 FM EP+Pad 2 G2 Organ - 63 5 8
Key A FM Pf's Heart
Key B Analog Pad
7 1 Swell Backgrnd C3 Organ - 63 6 1
Key A FM Saw Pad
7 D 00 Key B 67Rd Dark 0 0
1 2 Bass and 73Rd 62 Urgan
Kov A
-
Finger Base
63 ю 2
Key A 73Bd
7 3 Analog Pad G2 Organ - 63 6 3
Key A Analog Pad -
Key B Noble Pad
7 4 Fat Pad G2 Organ - 63 6 4
Key A JP Strings
- - Key B Analog Pad -
1 5 Massive FM G2 Organ
Kay A
- 63 6 5
Key A FIVI Saw Pau
EM BellSquare
7 6 Smooth Strings 62 Organ - 63 63 6 6
' Ŭ omooth othigo GL Key A FM Syn Str 03 Ū Ŭ
Key B JP Strings
7 7 Stringy Octaves G2 Organ - 63 6 7
Key A Oct Syn Str
Key B Unison Str
7 8 Synth Brass G2 Organ - 63 6 8
Key A Synth Brass 1
0 - Analas Laad 00 Key B Synth Brass 4 7 4
ð 1 Analog Lead 62 Urgan
Kov A
-
Classic Mini
63 1 1
Key R -
8 2 Expressive Lead ive Lead G2 Organ - 63 7 2
Key A Sine Lead
Key B Classic Mini
8 3 Monster Lead G2 Organ - 63 7 3
Key A FM Syn Lead 1
Key B FM Syn Lead 2
8 4 Ep/Lead Split 1 G2 Organ - 63 7 4
Key A 73K0
Soft Square
8 5 En/Lead Split 2 62 Organ - 63 7 5
Ŭ Ŭ GL Key A FM DX EP 00 Ŭ
Key B Mini Lead
8 6 Pad/Lead G2 Organ - 63 7 6
Key A Analog Pad
Key B Funky Mini
8 7 Icy Split C3 Organ - 63 7 7
Key A Digi Pad
0 0 Cticle: Dooo 00 Key B Mini Lead 60 7 0
0 0 SLICKY DASS 62 Οιγαιι
Κον Δ
-
101 Bass
03 1 0
Key B Analog Bass
9 1 Aggressive Bass G2 Organ - 63 8 1
Key A 1o1 Bass
Key B Analog Bass
9 2 Dual Bass G2 Organ - 63 8 2
Key A FM Saw Pad
Key B Unison Bass -
9 3 FM Harmonic Ba G2 Organ - 63 8 3
Key A MINI SUD Bass
0 Λ Syn Bell 1 60 rivi iear Bass 63 Q 4
4 Syll Dell I uz Kev A -
Heaven Bell
03 0 4
Kev B -
9 5 Syn Bell 2 G2 Organ - 63 8 5
Key A Far Away FM
Key B -
9 6 Concerto Goldo G2 Organ - 63 8 6
Key A Slow Strings
l . l . Кеу В Violin I I
Name Split
Point
Section Voice Name MSB LSB PC
Ensemble G2 Organ - 63 8 7
Key A Fast Strings 1
Key B Violin 1
Infare G2 Organ - 63 8 8
Key A Marcato Str 1
Key B Brass 3 1
c Gt. G2 Organ - 63 9 9 1
Key A Classic Gt 1
Key B - 1
Gt. G2 Organ - 63 9 9 2
Key A Steel Gt 1
Key B - 1
Gt. G2 Organ - 63 9 3
Key A Clean Gt 1 1
Key B - 1
Section G2 Organ - 63 9 4

Bank No

ass w/Sax

Page 56

Voice List

Section Category Sub
Category
No. Name Parameter
Value(*)
Organ - - - H1 0
- H2 1
- НЗ 2
- F1 3
- F2 4
- F3 5
Keys A/B Piano Grand 01 CFX 6
02 S700 7
03 C7 8
Upright 04 U1 9
СР 05 CP80 1 10
06 CP80 2 11
Layer 07 Piano Strings 12
08 Piano Synth 13
E.Piano Rd 01 78Rd 14
02 75Rd Funky 15
03 73Rd 16
04 67Rd Dark 17
05 67Rd Bright 18
Wr 06 Wr Warm 19
07 Wr Bright 20
08 Wr Wide 21
Clavi 09 Clavi B 22
10 Clavi S 23
11 Harpsichord 24
FM 12 FM Piano DA 25
13 FM DX Road 26
14 FM The EP 27
15 FM DX EP 28
16 FM Pf's Heart 29
17 FM Urban FP 30
18 FM PowerClavi 31
Synth Pad 01 FM Saw Pad 32
Oynan 1 44 02 Analog Pad 33
02 Androy i du 24
03 Daik Ligin 34
04 Digi Pau
Nabla Dad
30
05 NUDIE Pau 30
00 Fop Pau 3/
07 Fat Saw 38
08 Angel Pad 39
09 FM BellSquare 40
10 FM Cloud Pad 41
11 FM Bow RM Pad 42
12 Itopia 43
13 Mystic Pad 44
14 Nowhere 45
15 FM Choir 46
16 Lite Strings 47
Strings 17 JP Strings 48
18 FM Syn Str 49
19 Pop Syn Str 50
20 Unison Str 51
21 Oct Syn Str 52
Brass 22 Synth Brass 1 53
23 Synth Brass 2 54
24 Synth Brass 3 55
25 Synth Brass 4 56
26 OB Brass 1 57
27 OB Brass 2 58
28 OB Brass 3 59
29 FM Brass 60
30 FM Brass Ens 61
Lead 31 FM Syn Lead 1 62
32 FM Syn Lead 2 63
33 64
2/ Mini Lead 65
04 Funla: Mir: 00
35 гипку мілі 66
Section Category Sub
Category
No. Name Parameter
Value(*)
eys A/B Synth Lead 36 Sine Lead 67
37 Square Lead 68
38 Soft Square 69
39 Dirty Hook 70
40 Sync Saw Lead 71
41 72
42 Stn Lead 73
Rass 43 Mini Sub Bass 74
Dass 45 Analog Bass 76
46 101 Bass 77
47 Synth Bass 78
48 FM Tear Bass 79
49 FM DX E.Bass 80
50 FM BoogieBass 81
51 FM SuperBass 82
52 Unison Bass 83
_ 53 FM Owl Bass 84
ChromPerc 54 FM Glocken 85
55 FM Far Away 80
57 FM Brite Comp 88
58 Heaven Bell 89
59 FM Thir Bells 90
Others Strings 01 Slow Strings 91
Ŭ 02 Marcato Str 92
03 Fast Strings 93
04 Tremolo Str 94
05 Pizzicato 95
06 Tape Strings 96
07 Violin 97
08 Cello 98
Guitar 09 Classic Gt 99
10 Sieel Gi 100
12 FM Jazz Gt 101
13 Clean Gt 1 102
14 Clean Gt 2 104
15 Clean Gt 3 105
16 Banjo 106
17 Sitar 107
18 Shamisen 108
19 Koto 109
Brass 20 Brass 1 110
21 Brass 2 111
22 Brass 3 112
23 SI. DIdSS 113
24 Trombone 114
26 Horn 1 116
27 Horn 2 117
Sax / Winds 28 Sax Section 1 118
29 Sax Section 2 119
30 Soprano Sax 120
31 Alto Sax 121
32 Tenor Sax 122
33 Baritone Sax 123
34 Jazz Flute 124
35 AILU FIUTE 125
30 Tape Flute
Harmonica
120
38 FM Harmonica 127
39 Pan Flute 129
40 Bag Pipe 130
41 Shakuhachi 131
Bass 42 Upright Bass 132
43 Finger Bass 133
Page 57
Section Category Sub
Category
No. Name Parameter
Value(*)
Keys A/B Others Bass 44 Pick Bass 134
45 Fretless Bass 135
46 Slap Bass 136
ChromPerc 47 Glocken 137
48 Jazz Vibes 138
49 Marimba 139
50 Xylophone 140
51 Tubular Bell 141
52 Kalimba 142
Others 53 Accordion 143
54 Musette 144

*「Voice Number」パラメーター (65、66ページ)で使う番号です。

Page 58

Control Change Number List

0: = Organ, U: = Organ UPPER, L: = Organ LOWER, A: = Key A, B: = Key B, E: = EFFECT, S: = SPEAKER/AMF

*1: パラメーター値/コントローラー値対応表 (59ページ) *2: フットスイッチにのみ割り当て可能です。 *3: フットコントローラー 1/2、モジュレーションレパーにのみ割り当て可能です。

括弧付きで表示されるパラメーターは、本体の音源には効果しません。

(5 CC No.
ディスプレイ表示)
コントローラー 対応表
(*1)
Organ 13 O: Volume 0 [VOLUME]ノブ А
14 O: Pre Drive 8 [PRE DRIVE]ノブ Α
102 U: Drawbar 16' 29 ドローバー Α
103 U: Drawbar 5 1/3' 29 ドローバー Α
104 U: Drawbar 8' 29 ドローバー А
105 U: Drawbar 4' 29 ドローバー Α
106 U: Drawbar 2 2/3' 29 ドローバー Α
107 U: Drawbar 2' 29 ドローバー А
108 U: Drawbar 1 3/5' 29 ドローバー А
109 U: Drawbar 1 1/5' 29 ドローバー А
110 U: Drawbar 1' 29 ドローバー А
111 L: Drawbar 16' 29 ドローバー Α
112 L: Drawbar 5 1/3' 29 ドローバー Α
113 L: Drawbar 8' 29 ドローバー Α
114 L: Drawbar 4' 29 ドローバー Α
115 L: Drawbar 2 2/3' 29 ドローバー Α
116 L: Drawbar 2' 29 ドローバー Α
117 L: Drawbar 1 3/5' 29 ドローバー Α
118 L: Drawbar 1 1/5' 29 ドローバー Α
119 L: Drawbar 1' 29 ドローバー Α
Key A 18 A: Volume 0 [VOLUME]ノブ А
19 A: Tone 63 [TONE]ノブ А
20 A: EG 69 [EG FILTER]ノブ Α
21 A: Filter 69 [EG FILTER]ノブ Α
22 A: Effect 1 Depth [DEPTH]ノブ Α
23 A: Effect 1 Rate [RATE]ノブ Α
24 A: Effect 2 Depth [DEPTH]ノブ А
25 A: Effect 2 Rate [RATE]ノブ А
Key B 27 B: Volume 0 [VOLUME]ノブ А
28 B: Tone 63 [TONE]ノブ А
29 B: EG 69 [EG FILTER]ノブ А
30 B: Filter 69 [EG FILTER]ノブ А
31 B: Effect 1 Depth [DEPTH]ノブ А
68 B: Effect 1 Rate 49 [RATE]ノブ А
69 B: Effect 2 Depth [DEPTH]ノブ А
70 B: Effect 2 Rate [RATE]ノブ А
EFFECT 94 E: Depth [DEPTH]ノブ А
79 E: Rate [RATE]ノブ А
SPEAKER/ 93 S: Drive 9 [DRIVE]ノブ А
АМР 80 S: Tone 60 [TONE]ノブ А
85 Rotary Slow/Fast 8 [STOP]ボタン D
notary oron, raot 6 [Slow Fast]ボタン D
REVERB 91 All Reverb Depth 60 [DEPTH]ノブ А
81 0: Reverb Depth 50 [DEPTH]ノブ А
82 A: Reverb Depth 60 [DEPTH]ノブ А
83 B: Reverb Depth 50 [DEPTH]ノブ А
MASTER 87 Master EQ High 63 [HIGH]ノブ В
EQUALIZER 88 Master EQ Mid 69 [MID]ノブ В
89 Master EQ Freq 60 [FREQUENCY]ノブ С
90 Master EQ Low 61 [LOW]ノブ В
CC No. 対応表
(5 ディスプレイ表示) (*1)
Switch, 1 Modulation
roller 1. 4 Pedal Wah
, 5 (Portamento Time)
roller 2, 6 (Data Entry MSB)
r 10 All Volume
10 (Pan)
11 Expression
13 U: Volume 9 A
14 U: Pre Drive 8 A
18 A: volume 8 A
19 A: Ione 6 A
20 A: EG 69 A
21 A: Filler 6 A
22 A: Effect 1 Depth A
23 A: Effect I Rate 8 A
24 A: Effect 2 Depth A
25 A: Effect 2 Rate 8 A
27 B: Volume 8 A
28 B: Tone 8 A
29 B: EG 9 A
30 B: Filter 69 [EG FILTER]ノフ A
31 B: Effect 1 Depth 42 [DEPTH]ノブ A
32 (Bank LSB)
38 (Data Entry LSB)
64 Sustain (*2)
65 (Portamento)
66 Sostenuto (*2)
67 Soft
68 B: Effect 1 Rate [RATE]ノブ А
69 B: Effect 2 Depth 42 [DEPTH]ノブ А
70 B: Effect 2 Rate 43 [RATE]ノブ А
71 (Resonance)
72 (Release)
73 (Attack)
74 (Cutoff)
79 E: Rate 6 [RATE]ノブ А
80 S: Tone 50 [TONE]ノブ А
81 O: Reverb Depth [DEPTH]ノブ А
82 A: Reverb Depth 8 [DEPTH]ノブ А
83 B: Reverb Depth 60 [DEPTH]ノブ А
84 (Portamento Ctrl)
95 Poton/ Clow/Fact 69 [STOP]ボタン D
00 nulally Slow/Fast 6 [Slow Fast]ボタン D
87 Master EQ High 63 [HIGH]ノブ В
88 Master EQ Mid 69 [MID]ノブ В
89 Master EQ Freq 60 [FREQUENCY]ノブ С
90 Master EQ Low 6 [LOW]ノブ В
91 All Reverb Depth 60 [DEPTH]ノブ А
92 (Effect 2 Depth)
93 S: Drive 49 [DRIVE]ノブ А
94 E: Depth [DEPTH]ノブ Α
95 (Effect 5 Depth)
96 (Data Increment)
97 (Data Decrement)
98 (NRPN LSB)
99 (NRPN MSB)
100 (RPN LSB)
101 (RPN MSB)
102 U: Drawbar 16' Ø ドローバー А
103 U: Drawbar 5 1/3 ø ドローバー Α
104 U: Drawbar 8' @ ドローバー A
105 U: Drawbar 4' ø ドローバー Α
106 II: Drawbar 2 2/3 @ Δ
107 II: Drawbar 2' @ Δ
108 II: Drawbar 1 3/5 ā Δ
100 II: Drawbar 1 1/3 ā Δ
110 II: Drawbar 1' @ A
Page 59
(5 CC No.
ディスプレイ表示)
コントローラー 対応表
(*1)
Foot Switch, 111 L: Drawbar 16' 2 ドローバー А
Foot
Controller 1
112 L: Drawbar 5 1/3' 8 ドローバー А
Foot 113 L: Drawbar 8' 8 ドローバー А
Controller 2, 114 L: Drawbar 4' 8 ドローバー А
Modulation 115 L: Drawbar 2 2/3' 8 ドローバー А
Lever 116 L: Drawbar 2' 8 ドローバー А
117 L: Drawbar 1 3/5' 2 ドローバー А
118 L: Drawbar 1 1/3' 2 ドローバー А
119 L: Drawbar 1' 2 ドローバー А
Live Set Sound + (*2)
Live Set Sound - (*2)
USB Audio Volume (*3)

Α

Parameter Controller
Falanieter Transmitted Recognized
0-127 0-127 0-127

в

Devenueden Controller
Parameter Transmitted Recognized
-12dB 52 0-5 0-5
-11dB 53 6-10 6-10
-10dB 54 11-15 11-15
-9dB 55 16-20 16-20
-8dB 56 21-25 21-25
-7dB 57 26-30 26-30
-6dB 58 31-35 31-35
-5dB 59 36-40 36-40
-4dB 60 41-46 41-46
-3dB 61 47-51 47-51
-2dB 62 52-56 52-56
-1dB 63 57-61 57-61
0dB 64 62-66 62-66
1dB 65 67-71 67-71
2dB 66 72-76 72-76
3dB 67 77-81 77-81
4dB 68 82-87 82-87
5dB 69 88-92 88-92
6dB 70 93-97 93-97
7dB 71 98-102 98-102
8dB 72 103-107 103-107
9dB 73 108-112 108-112
10dB 74 113-117 113-117
11dB 75 118-122 118-122
12dB 76 123-127 123-127
Devenueter Controller
Parameter Transmitted Recognized
100Hz 14 0-3 0-3
110Hz 15 4-6 4-6
125Hz 16 7-9 7-9
140Hz 17 10-12 10-12
160Hz 18 13-15 13-15
180Hz 19 16-18 16-18
200Hz 20 19-21 19-21
225Hz 21 22-24 22-24
250Hz 22 25-28 25-28
280Hz 23 29-31 29-31
315Hz 24 32-34 32-34
355Hz 25 35-37 35-37
400Hz 26 38-40 38-40
450Hz 27 41-43 41-43
500Hz 28 44-46 44-46
560Hz 29 47-49 47-49
630Hz 30 50-53 50-53
700Hz 31 54-56 54-56
800Hz 32 57-59 57-59
900Hz 33 60-62 60-62
1.0kHz 34 63-65 63-65
1.1kHz 35 66-68 66-68
1.2kHz 36 69-71 69-71
1.4kHz 37 72-74 72-74
1.6kHz 38 75-78 75-78
1.8kHz 39 79-81 79-81
2.0kHz 40 82-84 82-84
2.2kHz 41 85-87 85-87
2.5kHz 42 88-90 88-90
2.8kHz 43 91-93 91-93
3.2kHz 44 94-96 94-96
3.6kHz 45 97-99 97-99
4.0kHz 46 100-102 100-102
4.5kHz 47 103-106 103-106
5.0kHz 48 107-109 107-109
5.6kHz 49 110-112 110-112
6.3kHz 50 113-115 113-115
7.0kHz 51 116-118 116-118
8.0kHz 52 119-121 119-121
9.0kHz 53 122-124 122-124
10kHz 54 125-127 125-127

D

Paramotor Controller
Falanietei Transmitted Recognized
Slow 0 0-63
Stop 64 64
Fast 127 65-127
Page 60

MIDI Data Format

(1) TRANSMIT FLOW
MIDI [CH1] . NOTE OFF 0.011
OUT . <-+[SW1]+ -NOTE OFF SUH
+ -NOTE ON 9nH
+ -CONTROL CHANGE
SUSTAIN BnH,40H
ASSIGNABLE CONTROLLER BnH, (01H76H)
+[SW3]- -BANK SELECT MSB BnH,00H
BANK SELECT LSB BnH,20H
+[SW4]- -PROGRAM CHANGE CnH
+ -PITCH BEND CHANGE EnH
+ -SYSTEM REALTIME MESSAGE 3
ACTIVE SENSING FEH
+[SW2]+ -SYSTEM EXCLUSIVE MESSAGE
+ -
i I FOH 43H OnH 7FH 1CH bh H blH 09H ahH amH
alH ddHddH ccH F7H
+ -
FOH 43H 1nH 7FH 1CH 09H ahH amH alH
ddHddH F7H
+ -SYSTEM EXCLUSIVE MESSAG 3E
IDENTITY REPLY
FOH 7EH 7FH 06H 02H 43H H 00H 41H ddH ddH
MMH OOH OOH 7FH F7H
dd: Device family numbe er/code
YC61: 5CH 06H
mm: version
mm=(version no1.0)*10 C
e.g.)version 1.0 mm=(1 .0-1.0)*10=0
version 1.5 mm=(1 1 . 0 / * 10=5
[SW1] MIDI Transmit Channel
Master Keyboard Mode S N = onのときは、Zone Transm
nemit Channelに従います
it Channelに従います。
[SW2] SYSTEM MIDI Device Nun namic ondrinencievia, 9 .
iber
- allのときは、1で送信されます。

[SW3] SYSTEM Bank Select Switch

(2) RECEIVE FLOW
4IDI >-+[SW1] +NOTE OFF 8nH
NOTE ON/OFF 9nH
+CONTROL CHANGE
MODULATION BnH.01H
DEDAL WAH BpH 04H
CHANNEL VOLUME BnH 07H
FYPRESSION BnH OBH
CUCEDIN Dell 401
SUSTAIN BIIH, 40H
SOSTENDIO Dell 420
SOF1 BIIR,43R
PORTAMENTO CONTROL BnH,54H
i i +[SW3]BANK SELECT MSB BnH,00H
ĺ BANK SELECT LSB BnH,20H
+CHANNEL MODE MESSAGE
ALL SOUND OFF Dou 700
DECET ALL CONTROLLEDS Bill, 70H
ALL NOTE OFF Dou 700
ALL NOTE OFF Dell 701
OMNI MODE OFF Della 7DU
OMNI MODE ON BIIR, /DR
+[SW4]PROGRAM CHANGE CnH
+PITCH BEND CHANGE EnH
ļ OVOREM DESIGNE MEGGAO 7
+ ACTIVE OFNICIAL PPU
ACTIVE SENSING FER
+[SW2] +SYSTEM EXCLUSIVE MESSAG ЗE
+
FOH 43H ODH 7FH 1CH bh t blH 09H a ahH a
alH ddHddH ccH F7H
+
F0H 43H 1nH 7FH 1CH 09H H ahH amH a alH
ddHddH F7H
ĺ
ĺ +
F0H 43H 2nH 7FH 1CH 09H ahH amH a ан
i
i +RARAMETER REQUEST>
F0H 43H 3nH 7FH 1CH 09H H ahH amH a alH i

-SYSTEM EXCLUSIVE MESSAGE IDENTITY REQUEST FOH 7EH 0nH 06H 01H F7H

[SW1] MIDI Receive Channel に従う。 [SW2] SYSTEM MIDI Device Number [SW3] SYSTEM Bank Select Switch (SW4) SYSTEM Program Change Switch

(3) TRANSMIT/RECEIVE DATA
(3-1) CHANNEL VOICE MESSAGES
(3-1-1) NOTE OFF
STATUS
NOTE No.
VELOCITY
1000
0kkk
0vvv
nnnn (9n
kkkk
vvvv
H) n=0
k=0
送信
-15 CHANNEL NUMBER
(C-2)-127(G8)
時 v=64
(3-1-2) NOTE ON/OF F
(- ) STATUS
NOTE NO.
VELOCITY NO
NOT
DTE ON
TE OFF
1000
0kkk
0vvv
0vvv
nnnn (8n
kkkk
vvvvv (v≠
vvvvv (v=
H)
0)
0)
n=0
k=0
-15 CHANNEL NUMBER
(C-2)-127(G8)
(3-1-3) CONTROL C HANGE -
, STATUS
CONTROL NUN
CONTROL VAI
IBER
JUE
1011
0ccc
0vvv
nnnn (Bn
cccc
vvvv
H) n=0 -15 CHANNEL NUMBER
*送信するCON TROL N IUMBE R
c=0 BANK SELEC T MSB ; v= 0-127 *1
c=64 SUSTA IN .1 155 ; v= 0-127 *3
c=1119 ASSIG NABLE CONTRO LLER ;v= 0-127 *2
*受信するCON TROL N IUMBE ĒR
c=0 BANK SELEC T MSB ; v= 0-127 *1
c=32
c=1
BANK : SELEC T LSB ; v= 0-127
0-127
*1
c=4 PEDAL WAH ; v= 0-127
c=7 CHANN EL VO LUME ;v= 0-127
c=64 SUSTA IN ; v= 0-127
c=66 SOSTE NUTO ; v= 0-63:OFF, 64-127:ON
c=67 SOFT MENTO CONTRO т. ; V= 0-127
FORTH - , • - 0 127
*1 BANK SE LECIEI PROG RAMの関係 Ŕ
CATE GORY MSB LS BB PROGRAM No.
Live : Set Pa ge 1 63 C ) 07
: : :
Live Se et Pag e 20 63 1 9 07
*2 ASSIGNA BLE CO NTRO LLERのDE FAUL гсог NTROL NUMBERは、以下の通 っで
す。
FOOT CONTR OLLER 1 11
FOOT CONTR OLLER 2 4
FOOT SWITC H Live e Set Inc
*3 サステイン
よって送信
ペダルの
されるメ
)設定が
ッセー
『FC3 (ha
·ジの値は0
alf on)」
(オフ)と
以外
127
の場合、サステインペダルの操作
(オン)のみとなります。
[C
Bank Selectの
Bank Select、
)動作は、
Progra
すべて
m Cha
[Program
ingeは、サ
Chang
ポート
ieを受
してい
信したときに発生します。
る番号以外のものは無視されます
(3-1-4) PROGRAM C HANG E -
STATUS
PROGRAM NUN
IBER 1100 onnnn (Cn
Oppp
H) n=0
p=0
-15 CHANNEL NUMBER
-7
(3-1-5) PITCH BEND CHAN GE
STATUS 1110
0vvv
nnnn (En H) n=0
PTT
-15 CHANNEL NUMBER
CH BEND CHANGE LSB
MSB 0vvv vvvv PIT CH BEND CHANGE MSB
送信の分解能は 7 bit र द ま。
(3-2) CHANNEL I NODE MES SAGES 5
• • STATUS 1011 nnnn (Bn H) n=0 -15 CHANNEL NUMBER
CONTROL NUN
CONTROL VAI
IBER
JUE
0000 cccc c=C
v=D
ONTROL NUMBER
ATA VALUE
(3-2-1) ALL SOUND OFF (C ONT IBER = = 78⊦ H, DATA VALUE = 0)
該当ナャンネル
ジの状態も消去
の光音中
します。
い台を gへて消音 iします。 , ノー - ^ ・ オンはとのチャンネルメッセ :
(3-2-2) RESET ALL CONTR OLLE RS (CON ITROL NUN MBER = 79H, DATA VALUE = - 0)
,- - / 以下のコントロ ーラーの 設定値 をリセット します。 , - , -,
PITCH BEND
MODULATION
CHANGI 3 0 (中
0 (最
呼)
小)

127 (最) 0 (オフ) SOSTENUTO SOFT PORTAMENTO CONTROL (オフ) 予約したノート番号のリセット

以下のデータは変更されません。 PROGRAM CHANGE, BANK SELECT MSB/LSB, VOLUME

, ....................................

Page 61

(3-2-4) OMNI MODE OFF (CONTROL NUMBER = 7CH, DATA VALUE = 0) ALL NOTE OFFを受信したときと同じ処理をします。

(3-2-5) OMNI MODE ON (CONTROL NUMBER = 7DH, DATA VALUE = 0) ALL NOTE OFFを受信したときと同じ処理をします。

(3-3) SYSTEM REAL TIME MESSAGES
(3-3-1) ACTIVE SENSING

約200 msecでとに送信します。

約200 MISBCでとに送信します。 このCODEを一度受信すると、SENSINGを開始します。約350 msec以上の間、STATUS もDATAも来すいときは MIDI滞信RUFFERをCLEARL 発音している音を強制的にOFF

(3-4) SYSTEM EXCLUSIVE MESSAGE
(3-4-1) UNIVERSAL NON BEALTIME MESSAGE

(3-4-1-1) IDENTITY REQUEST (受信のみ) FOH 7EH 0nH 06H 01H F7H (nはDevice No、本機はomniで受信します。)

(3-4-1-2) IDENTITY REPLY (送信のみ)

) IDENTITY REPLY (法信のみ) FOH 7EH 7FH 06H 02H 43H 00H 41H ddH ddH mmH 00H 00H 7FH

dd: Device family number/code YC61: 5CH 06H

  • e.g.) version 1.0 mm=(1.0-1.0)*10=0 version 1.5 mm-(1.5-1.0)*10=5

(3-4-2) LINIVERSAL BEALTIME MESSAGE

(3-4-3)PARAMETER CHANGE
(3-4-3-1) NATIVE PARAMETER CHANGE MODE CHANGE
11110000 FO EACTUSIVE SCALUS
01000011 43 YAMAHA ID
0001nnnn ln Device Number
01111111 7F Group ID High
00011100 1C Group ID Low
00001001 09 Model ID
0aaaaaaa aaaaaaa Address High
0aaaaaaa aaaaaaa Address Mid
0aaaaaaa aaaaaa Address Low
0dddddd dddddd Data
11110111 F7 End of Exclusive

Data Sizeが2以上のパラメーターはそのSize分データを送信します。 Addressについては、「MIDI Data Table」をご参照ください。

(3-4-4) BULK DUMF
11110000 FO Exclusive status
01000011 43 YAMAHA ID
0000nnnn 0n Device Number
01111111 7F Group ID High
00011100 1C Group ID Low
0bbbbbbbb bbbbbbb Byte Count
0bbbbbbbb bbbbbbb Byte Count
00001001 09 Model ID
0aaaaaaa aaaaaaa Address High
0aaaaaaa aaaaaaa Address Mid
0aaaaaaa aaaaaaa Address Low
0 0 Data
0cccccc cccccc Check-sum
11110111 F7 End of Exclusive

AddressおよびByte Countについては、「MIDI Data Table」をご参照くださ

い。 Check sumは、Bvte Count、Start Address、Data、Check-sum自身を加算 した値の下位7bitがゼロになる値です。

(3-4-5) DUMP REQUEST
11110000 FO Exclusive status
01000011 43 YAMAHA ID
0010nnnn 2n Device Number
01111111 7F Group ID High
00011100 1C Group ID Low
00001001 09 Model ID
0aaaaaaa aaaaaaa Address High
0aaaaaaa aaaaaaa Address Mid
0aaaaaaa aaaaaaa Address Low
11110111 F7 End of Exclusive

Addressについては、「MIDI Data Table」をご参照ください。

(3-4-6) PARAMETER REQUEST
FO Exclusive status
43 YAMAHA ID
3n Device Number
7F Group ID High
1C Group ID Low
09 Model ID
aaaaaa Address High
aaaaaaa Address Mid
aaaaaaa Address Low
F7 End of Exclusive
F0
43
3n
7F
1C
09
aaaaaaa
aaaaaaa
F7

Addressについては、「MIDI Data Table」をご参照ください。

(4) Keyboardと音源部との構成図

USB Port 2 is enabled when 'MIDI Port MIDI SW = OFF and 'MIDI Port USB SW = ON'

ALL SOUND OFFは、MIDI、本体の区別なく、該当チャンネルすべての発音を消去します

Page 62

MIDI Data Table

Bank Select
M SB LSB Program Tuno Momony Description
DEC HEX DEC HEX No. Type wentury Description
63 3F 0 00 0 - 7 Live Set User Live Set Page 1
1 01 0 - 7 Sound User Live Set Page 2
2 02 0 - 7 User Live Set Page 3
3 03 0 - 7 User Live Set Page 4
4 04 0 - 7 User Live Set Page 5
5 05 0 - 7 User Live Set Page 6
6 06 0 - 7 User Live Set Page 7
7 07 0 - 7 User Live Set Page 8
8 08 0 - 7 User Live Set Page 9
9 09 0 - 7 User Live Set Page 10
10 0A 0 - 7 User Live Set Page 11
11 0B 0 - 7 User Live Set Page 12
12 0C 0 - 7 User Live Set Page 13
13 0D 0 - 7 User Live Set Page 14
14 0E 0 - 7 User Live Set Page 15
15 0F 0 - 7 User Live Set Page 16
16 10 0 - 7 User Live Set Page 17
17 11 0 - 7 User Live Set Page 18
18 12 0 - 7 User Live Set Page 19
19 13 0 - 7 User Live Set Page 20

Parameter Rase Address

Parame eter Bloc
To op Addre SS Description
High Mid Low 1
System 20 00 00 System
20 40 00 Master EQ
00 7F 00 Soundmondo Format Version
BULK CONTROL 0E 00 00 Header
0F 00 00 Footer
STORE TO FLASH 0D 00 00 Store To Flash
Live Set Sound 46 00 00 Common
Zone 4A ZZ 00 Zone (zz: 00 – 03)
Organ Section 50 00 00 Common
50 1p 00 Part (p: 0 - 1 (0: UPPER, 1: LOWER))
Keys Sections 60 0s 00 Section (s: 0 – 1 (0: A, 1: B))
Bulk Dump Block

Top Addressは、Bulk Dumpで指定されるブロックの先頭アドレスを示します。 Byte Countは、Bulk Dumpのブロックに含まれるデータサイズを示します。 ライブセットサウンドのBulk HeaderからBulk FooterまでのBlockは、順序は関係なく、すべてそろ わなくても受信します。

かなくても受信します。 ただし、本来含まれないBlockが割り込んだ場合は、無効となります。 コライブセットサウンドのリクエストは、対応するBulk Headerのアドレスを指定してください。 以下の変のBulk Headerの部分のmm、nnについては、MIDI PARAMETER CHANGE TABLE (BULK CONTROL)をご参照ください。

Grou C, WOUE 11D = 09
Doron notor Plook Departmention Byte Count To p Addre SS
Falai IIELEI DIUGK Description DEC HEX High Mid Low
System System 48 30 20 00 00
Master EQ 20 14 20 40 00
Live Set Sound Bulk Header 0 00 0E рр 0n
Soundmondo Format Version 4 04 00 7F 00
Common 1 01 46 00 00
Zone Zone 1 16 10 4A 00 00
: :
Zone 4 03
Organ Organ Section Common 36 24 50 00 00
Section Organ Section Part Upper 20 14 50 10
Organ Section Part Lower 20 14 50 11
Keys Key A Section 58 ЗA 60 00 00
Sections Key B Section 58 ЗA 01
Bulk Footer 0 00 0F рр 0n
Message Type Data
Parameter Change F0, 43, 1n, gh, gl, id, ah, am, al, dt, F7
Parameter Request F0, 43, 3n, gh, gl, id, ah, am, al F7
Bulk Dump F0, 43, 0n, gh, gl, bh, bl, id, ah, am, al, dt,, cc, F7
Bulk Request F0, 43, 2n, gh, gl, id, ah, am, al, F7
n: Device Number

n: Device Number gh: Group Number High gl: Group Number Low bh: Byte Count High bl: Byte Count Low id: Model ID ah: Parameter Address High am: Parameter Address Middle al: Parameter Address Low dt: Data

cc: Data Checksum

Page 63

MIDI PARAMETER CHANGE TABLE (BULK CONTROL)

A ddres s Data Parameter Default
High Mid Low Size Hange
(HEX)
Name Description (HEX) Notes
0E рр On 1 - Bulk Header Live Set Sound User
(pp = 0 - 19, n = 0 - 7)
-
7F 00 1 - Current Sound Buffer -
0F рр On 1 - Bulk Footer Live Set Sound User
(pp = 0 - 19, n = 0 - 7)
-
7F 00 1 - Current Sound Buffer -

Address Size Data Range Parameter Name Description Default (HEX) YC61 Default (HEX) YC61 High Mid Low reserved

OTAL SIZE = 49 31 (HE

SYSTEM

System Common

Group Number = 7F 1C. Model ID = 09

A ddres s Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low капде Name - YC61
20 00 00 1 reserved
01 1 reserved
02 4 00 - 00
00 - 07
00 - 0F
00 - 0F
Master Tune 414.72 – 466.78
[Hz]
1st bit3-0: bit15-12
2nd bit3-0: bit15-8
3rd bit3-0: bit 7-4
4th bit3-0: bit 3-0
00
04
00
00
06 1 3D – 43 Keyboard Octave
Shift
-3 - 0 - +3 40
07 1 34 – 4C Keyboard
Transpose
-12 - +12
[semitones]
40
08 1 00 - 01 Controller Reset Hold, Reset 01
09 1 00 - 01 Local Control Off, On 01
0A 1 00–0F,
7F
Tx Channel 1 – 16, Off 00
0B 1 00 - 10 Rx Channel 1 – 16, All 00
0C 1 00 - 03 MIDI Control Off, On, Invert 00
0D 1 reserved
0E 1 38 – 48 Output Gain -24 – 0 – +24 [dB] 3E
0F 1 reserved
10 1 00 - 04 Keyboard Touch
Curve
Normal, Soft, Hard,
Wide, Fixed
00
11 1 01 – 7F Keyboard Fixed
Velocity
1 – 127 40
12 1 00 - 01 Transmit/Receive
Bank Select
Off, On 01
13 1 00 - 01 Transmit/Receive
Program Change
Off, On 01
14 1 reserved
15 1 00 - 01 MIDI In/Out Off, On 01
16 1 00 - 01 USB In/Out Off, On 01
17 1 reserved
18 1 reserved
19 1 00 – 01 Display Lights
Section
Off, On 01
1A 1 00 – 01 Display Lights
Ins Effect
Off, On 01
1B 1 00 – 01 Display Lights
LCD
Off, On 01
1C 1 reserved
1D 1 reserved
1E 1 00 - 01 Value Indication Off, On 01
1F 1 00 - 01 Drawbar Mode Jump, Catch 00
20 1 00 - 01 SW Direction Default, Reverse 00
21 1 reserved
22 1 00 – 3F LCD Contrast 1 – 63 20
23 1 00 – 01 Panel Lock
Live Set
Off, On 01
24 1 00 - 01 Panel Lock Organ/
Keys
Off, On 01
25 1 00 - 01 Panel Lock Effect/
Sp Amp/Reverb
Off, On 01
26 1 00 - 01 Panel Lock
Master FO
Off, On 01
A ddres s Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low 1 капуе Name - YC61
20 40 00 1 34 – 4C High Gain -12dB - +12dB 40
01 1 reserved
02 1 reserved
03 1 reserved
04 1 reserved
05 1 reserved
06 1 reserved
07 1 reserved
08 1 34 – 4C Mid Gain -12dB - +12dB 40
09 1 0E - 36 Mid Frequency 100Hz – 10kHz 10
0A 1 reserved
0B 1 reserved
00 1 reserved
0D 1 reserved
0E 1 reserved
0F 1 reserved
10 1 34 – 4C Low Gain -12dB - +12dB 40
11 1 reserved
12 1 reserved
13 1 00 - 01 EQ On/Off Off, On 01

TOTAL SIZE = 20 14 (HEX)

Soundmondo Format Version

A Address Size Data Parameter Name Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low naliye YC61
00 7F 00 1 00 – 7F Soundmondo Format
Version Major
01
1 00 – 7F Soundmondo Format
Version Minor
00
1 00 – 7F Soundmondo Format
Version Bugfix
00
1 reserved 00

TOTAL SIZE = 4 4 (HEX)

Page 64

LIVE SET SOUND

Common

Group Number = 7F 1C, Model ID = 09

A ddres s 0: Data Devemeter Neme Description Default
(HEX)
Notos
Hiah Mid Low Size Range Parameter Name Description YC61 Notes
46 00 00 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 1
32 – 127
(ASCII)
40 Т
01 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 2
32 – 127
(ASCII)
6E 'n'
02 1 20 – 7F Live Set Sound 32 – 127
(ASCII)
69 Ϋ
03 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 4
32 – 127
(ASCII)
74 't'
04 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 5
32 – 127
(ASCII)
20 11
05 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 6
32 – 127
(ASCII)
53 'S'
06 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 7
32 – 127
(ASCII)
6F '0'
07 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 8
32 – 127
(ASCII)
75 'u'
08 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 9
32 – 127
(ASCII)
6E 'n'
09 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 10
32 – 127
(ASCII)
64 'd'
0A 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 11
32 – 127
(ASCII)
20
0B 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 12
32 – 127
(ASCII)
20
00 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 13
32 – 127
(ASCII)
20
0D 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 14
32 – 127
(ASCII)
20
0E 1 20 – 7F Live Set Sound
Name 15
32 – 127
(ASCII)
20
0F 1 reserved
10 1 reserved
11 1 00 - 01 Zone Mode Switch Off, On 00
12 1 00 – 01 Advanced Zone
Mode Switch
Off, On 00
13 2 00 - 12
00 - 60
Tempo 42.0 - 240.0 0704
15 1 34 – 4C Sound Transpose -12 - +12 40
16 1 01 – 7F Split Point C#-2 – G8 37
17
18
1 00 - 01 reserved
Bend Lever Mode
Pitch Bend, 00
19 1 00–3F,
41,
43–77
Modulation Lever
Assign
Off, 1 – 63, 65,
67 – 119, 120
(USB Audio
Volume)
01 sustain
(=64),
sostenuto
(=66)
は選択不可
1A 1 00 – 7F Modulation Lever
Limit Low
0 – 127 00
1B 1 00 – 7F Modulation Lever
Limit High
0 – 127 7F
10 1 00-3F,
41,
43-78
FC1 Assign Off, 1 – 63, 65,
67 – 119, 120
(USB Audio
Volume)
OB sustain
(=64),
sostenuto
(=66)
は選択不可
1D 1 00 – 7F FC1 Limit Low 0 – 127 00
1E 1 00 – 7F FC1 Limit High 0 – 127 7F
1F 1 00 – 3F,
41,
43 – 78
FC2 Assign Off, 1 – 63, 65,
67 – 119, 120
(USB Audio
Volume)
04 sustain
(=64),
sostenuto
(=66)
は選択不可
20 1 00 – 7F FC2 Limit Low 0 – 127 00
21 1 00 – 7F FC2 Limit High 0 – 127 7F
22 1 00 - 01 Sustain Pedal Mode Sustain,
Rorary S/F
00
23 1 reserved
24 1 reserved
25 1 00 - 01 Keys A/B Select A, B 00
26 1 00 - 01 Reverb Switch Off, On 00
27 1 00 - 03 Reverb Depth Knob
Section Select
All, Organ,
Keys A, Keys B
01
28 1 reserved
29 1 reserved
A ddres s Size Data Parameter Name Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low Kange YC61
2A 1 00 - 01 Effect Switch Off, On 00
2B 1 00 – 15,
17 – 1F,
21
Effect Type *1 00 LED表示は
「Insertion
Effect
Type List」
(30ページ)
を参照
20 1 00 - 02 Effect Section
Select
Organ, Keys A,
Keys B
00 Com
2D 1 00 – 7F Effect Depth 0 – 127 40
2E 1 00 – 7F Effect Rate 0 – 127 40
2F 1 00 – 0E Effect Tempo Delay
Time
1/32 Tri.,
1/64 Dot.,
1/32, 1/16 Tri.,
1/32 Dot.,
1/16, 1/8 Tri.,
1/16 Dot.,
1/8, 1/4 Tri.,
1/8 Dot., 1/4,
1/2 Tri.,
1/4 Dot., 1/2
OB
30 1 00 – 01 Effect Looper Delay
Rec Switch
Off, On 01
31 1 00 – 01 Speaker/Amp
Switch
Off, On 01
32 1 00 – 05 Speaker/Amp Type Rotary
Speaker A,
Rotary
Speaker B,
UK Lead,
UK Crunch,
US Double,
US Case
00
33 1 00 - 02 Speaker/Amp
Section Select
Organ, Keys A,
Keys B
00
34 1 00 – 7F Speaker/Amp Drive 0 – 127 40
35 1 00 – 7F Speaker/Amp Tone 0 – 127 40
36 1 00 – 01 Rotary Speaker
Slow/Fast
Slow, Fast 00
37 1 00 – 01 Rotary Speaker
Rotation Switch
Off, On 01
38 1 00 – 7F Rotary Speaker
Horn Level
0 – 127 40
39 1 00 – 7F Rotary Speaker
Rotor Level
0 – 127 40
3A 1 01 – 7F Rotary Speaker
Horn Speed Fast
209.4 – 817.6
[rpm]
40
3B 1 01 – 7F Rotary Speaker
Rotor Speed Fast
189.3 – 736.8
[rpm]
40
3C 1 01 – 7F Rotary Speaker
Horn Speed Slow
23.0 – 89.6
[rpm]
40
3D 1 01 – 7F Rotary Speaker
Rotor Speed Slow
22.7 – 88.3
[rpm]
40
3E 1 0E – 7F Rotary Speaker
Horn Acceleration
0.21 - 1.00 -
2.00
53
3F 1 0E – 7F Rotary Speaker
Rotor Acceleration
0.21 - 1.00 -
2.00
40
40 1 0E – 7F Rotary Speaker
Horn Deceleration
0.21 - 1.00 -
2.00
53
41 1 0E – 7F Rotary Speaker
Rotor Deceleration
0.21 - 1.00 -
2.00
40
42 1 00 - 01 Rotary Speaker
Stereo/Mono
Stereo, Mono 00
43 1 00 - 01 Background Noise
Switch
Off, On 01
44 1 00 – 7F Background Noise
Level
0 – 127 40
45 1 reserved
46 1 reserved
47 1 reserved

*1: G Chorus, SPX Chorus, Symphonic, 816 Chorus, VCM Flanger, Cross FB Flanger, VCM Stereo Phaser, Small Phaser, Max90, Dual Phaser, Tremolo, Auto Pan, Simple Rotary, British Combo, British Lead, Small Stereo, Compressor, Auto Wah, Touch Wah, Pedal Wah, Cross Delay, Tempo Delay, Analog Delay, Looper Delay, Room Reverb, Hall Reverb, Reverse Reverb, Lo-Fi, Ring Modulator, Slicer, LP Filter, Harmonic Enhancer

Page 65

ZONE

Zone 1-4 zz: Zone Number, 00 – 03 (HEX)

Group Number = 7F 1C, Model ID = 09

A Address Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low Kange Name YC61
4A ZZ 00 1 00 - 01 Zone Switch Off, On 00 - 01 Default は
Zone1のみ
ON
01 1 00 – 0F Transmit
Channel
1 – 16 00 - 03 Default l
Zone1(0),
Zone2(1),
Zone3(2),
Zone4(3)
02 1 3D – 43 Transpose
(Octave)
-3 - +3 40
03 1 35 – 4B Transpose
(Semitone)
-11 – +11 40
04 1 00 – 7F Note Limit Low C-2 – G8 00 上限は
Note Limit
Highで
リミット
される。
05 1 00 – 7F Note Limit High C-2 – G8 7F 下限は
Note Limit
Lowで
リミット
される。
06 1 reserved
07 1 00 – 7F MIDI Volume 0 – 127 7F
08 1 00 – 7F MIDI Pan L64 – C – R63 40
09 1 00 – 7F MIDI Bank MSB 0 – 127 00
0A 1 00 – 7F MIDI Bank LSB 0 – 127 00
0B 1 00 – 7F MIDI Program
Number
1 – 128 00
0C 1 00 – 1F Transmit Bank
Select
Transmit
Program Change
Transmit Volume
Transmit Pan
Transmit Note
bit0: Off, On
Bank Select
bit1: Off, On
Program Change
bit2: Off, On
Volume
bit3: Off, On Pan
bit4: Off, On Note
1F Volumeを
offにしたと
きは
CC#11
(Expres-
sion)も出
カしない
OD 1 00 – 3F Transmit PB
Transmit Mod
Transmit FC1
Transmit FC2
Transmit FS
Transmit Sus
bit0: Off, On PB
bit1: Off, On Mod
bit2: Off, On FC1
bit3: Off, On FC2
bit4: Off, On FS
bit5: Off, On Sus
3F
0E 1 reserved
0F 1 reserved
OTAL SIZE = 16 1
UIAL JILL - 10

10 (HEX)

Organ Section

Organ Section Common
.,
A ddres s Size Data
Bange
Parameter
Name
Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low nange Nume YC61
50 00 00 2 00 - 00
00 - 05
Voice Number H1, H2, H3, F1, F2, F3
1st bit6-0 → bit13-7
2nd bit6-0 → bit6-0
00 00
02 1 00 - 01 Section Switch Off, On 01
03 1 00 - 01 Part Select Upper, Lower 00
04 1 00 - 03 Split Mode Off, L&U, Upper,
Lower
00
05 1 00 – 7F Section Volume 0 – 127 7F
06 1 00 – 7F Pre Drive 0 – 127 00
07 1 reserved
08 1 28 - 58 Pitch Bend Range -24 - 0 - +24 42
09 1 00 – 7F Pitch Modulation
Depth
0 – 127 0A *1
0A 1 00 – 7F Pitch Modulation
Speed
-64 - +63 40 *1
0B 1 reserved
00 1 00 - 01 Receive
Expression
Off, On 01
0D 1 00 - 01 Receive Sustain Off, On 01
0E 1 00 - 01 Receive Sostenuto Off, On 01
A Address Size Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low Kange Name YC61
0F 1 reserved
10 1 00 - 04 External Keyboard External + Internal,
External Only,
2 manual (Upper),
2 manual (Lower),
Off
00
11 1 reserved
12 1 reserved
13 1 00 - 01 Percussion Switch Off, On 00 *2
14 1 00 - 01 Percussion Type 3rd, 2nd 00 *2
15 1 00 - 01 Percussion Decay Slow, Fast 00 *2
16 1 00 - 01 Percussion
Volume
Soft, Normal 01 *2
17 1 00 - 01 Percussion Link to
1feet
Off, On 01 *2
18 1 reserved
19 1 reserved
1A 1 00 - 05 Vibrato/Chorus
Type
V1, C1, V2, C2, V3,
C3
05 *2
1B 1 reserved
10 1 00 – 7F Leak Level 0 – 127 40 *2
1D 1 00 – 7F Key Click Level 0 – 127 40 *2
1E 1 reserved
1F 1 00 – 01 Expression Type Drive+Volume,
Volume
00 *2
20 1 reserved
21 1 reserved
22 1 reserved
23 1 00 – 7F Reverb Depth 0 – 127 00

* 1 : FM(F1-F3)選択時のみ有効 * 2 : VCMオルガン(H1-H3)選択時のみ有効

Organ Section Part Upper/Lower p: Part number, 0-1 (0: Upper, 1: Lower)

А Address Address Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Note
High Mid Low капде Name YC61
50 1p 00 1 reserved
01 1 reserved
02 1 3E – 42 Octave Shift -2 - 0 - +2 40
03 1 reserved
04 1 00 – 7F Drawbar 16' 0 – 127 7F ドローバー位
05 1 00 – 7F Drawbar 5 1/3' 0 – 127 7F 置とバラメー
ター数値の関
06 1 00 – 7F Drawbar 8' 0 – 127 7F
0·0
07 1 00 – 7F Drawbar 4' 0 – 127 00 1:1-18
08 1 00 – 7F Drawbar 2 2/3' 0 – 127 00 2:19-36
09 1 00 – 7F Drawbar 2' 0 – 127 00 3. 37 - 54
4: 55 - 72
0A 1 00 – 7F Drawbar 1 3/5' 0 – 127 00 5: 73 - 90
0B 1 00 – 7F Drawbar 1 1/3' 0 – 127 00 6: 91 - 108
7: 109 - 126
00 1 00 – 7F Drawbar 1' 0 – 127 00 8: 127
0D 1 00 - 06 Drawbar Color 1: White,
2: Red,
3: Yellow,
4: Green,
5: Cyan,
6: Blue,
7: Magenta
06
0E 1 reserved
0F 1 reserved
10 1 reserved
11 1 reserved
12 1 00 - 01 Vibrato/Chorus
Switch
Off, On 00
13 1 reserved

Page 66

Kevs Sections

Key A/Key B Section s: Section number, 0-1 (0: A. 1: B)

Group Number = 7F 1C, Model ID = 09

A ddres s Size Data
Range
Parameter
Name
Description Default
(HEX)
Notes
60 0s 00 1 00 - 03 Current Category Piano, E.Piano, A: 00,
01 0 00 00 Ostanami 1 Maisa Synth, Others B: 02
UI 2 00 – 00
06 – 0D
Number b - 13
1st bit6-0 → bit13-7
2nd bit6-0 → bit6-0
00.06
03 2 00 – 00
0E – 1F
Category 2 Voice
Number
14 - 31
1st bit6-0 → bit13-7
2nd bit6-0 → bit6-0
00 0E
05 2 00 - 00
20 - 5A
Category 3 Voice
Number
32 - 90
1st bit6-0 → bit13-7
2nd bit6-0 → bit6-0
00 20
07 2 00 - 01
00 - 7F
Category 4 Voice
Number
90 - 144
1st bit6-0 → bit13-7
2nd bit6-0 → bit6-0
00 5B
09 1 reserved
0A 1 00 - 01 Section Switch Off, On 00
0B 1 00 - 02 Split Mode L&R, L, R 00
00 1 3E – 42 Octave Shift -2 - 0 - +2 40
0D 1 reserved
0E 1 00 – 7F Section Volume 0 – 127 7F
0F 1 00 – 7F Tone 0 – 127 40
10 1 00 - 01 EG/Filter Select EG, Filter 00
11 1 00 – 7F EG 0 – 127 40
12 1 00 – 0A EG Control AttУ&Ris A,
AttД&Ris B,
Attack, Decay,
Release, Att&Ris A,
Att&Ris B,
Att&Ris B,
Att&Ris Minus,
Dcy&Ris,
AttД A,
AttД B
00
13 1 00 – 7F Filter 0 – 127 40
14 1 00 - 06 Filter Control Flat Reso,
Reso Plus,
Reso Minus A,
Reso Minus B,
Reso Minus C,
Reso Boost A,
Reso Boost B
00
15 1 reserved
16 1 reserved
17 1 00 - 02 FM Unison Off, 2 Unison,
4 Unison
00 *1
18 1 00 – 0F FM Detune 0 – 15 00 *1
19 1 00 – 0F FM Spread 0 – 15 00 *1
10 1 reserved
10 1 00 - 01 Mono/Poly Mono Poly 01
1D 1 00 - 01 Portamento
Switch
Off, On 00 *2
1E 1 00 – 7F Portamento Time 0 – 127 40 *2
1F 1 00 - 01 Portamento Mode Fingered, Full-time 01 *2
20 1 00 – 01 Portamento Time
Mode
Rate, Time 00 *2
21 1 28 – 58 Pitch Bend Range -24 - 0 - +24 42
22 1 00 – 7F Pitch Modulation
Depth
0 – 127 0A
23 1 00 – 7F Pitch Modulation
Speed
-64 - +63 40
| 24 1 reserved
25 1 reserved
26 1 00 - 01 Receive
Expression
Utf, On 01
27 1 00 - 01 Receive Sustain Off, On 01
28 1 00 - 01 Receive Sostenuto Utf, On 01
29
2A
1 00 - 01
00 - 02
Receive Soft
External Kevboard
υπ, un
External + Internal.
01
20 4 received External Only, Off
20 1 reserved
20
20
1 00 - 01 Effect 1 Switch Off On 00
20 00-01 LINGOL I OWILLII 011, 011 00 I
A ddres s Size Data Parameter Description Default
(HEX)
Notes
High Mid Low Kange Name YC61
2E 1 00 – 14,
16 – 17,
19 – 21
Effect 1 Type *3 00 LED表
示は
[Inser-
tion
Effect
Type
List]
(30
ページ)
を参照
2F 1 00 – 7F Effect 1 Depth 0 – 127 40
30 1 00 – 7F Effect 1 Rate 0 – 127 40
31 1 00 - 01 Effect 2 Switch Off, On 00
32 1 00 - 14,
16 - 17,
19 - 21
Effect 2 Type *3 00 LED表
示は
「Inser-
tion
Effect
Type
List」
(30
ページ)
を参照
33 1 00 – 7F Effect 2 Depth 0 – 127 40
34 1 00 – 7F Effect 2 Speed 0 – 127 40
35 1 reserved
36 1 reserved
37 1 reserved
38 1 reserved
39 1 00 – 7F Reverb Depth 0 – 127 00

* 1 · FMポイフ 選択時のみ有効

11: FMボイス運び時00岁有効 *2: Mono/2001が「Mono」のときのみ有効 *3: G Chorus, SPX Chorus, Symphonic, 816 Chorus, VCM Flanger, Cross FB Flanger, VCM Stereo Phaser, Small Phaser, Max90, Dual Phaser, Tremolo, Auto Pan, Simple Rotary, British Combo, British Lead, Small Stereo, Compressor, Auto Wah, Touch Wah, Pedal Wah, Cross Delay, Digital Delay, Analog Delay, Room Reverb, Hall Reverb, Reverse Reverb, Lo-Fi, Ring Modulator, Slicer, LP Filter, Damper Resonance, Harmonic Enhancer

Page 67
YAMAHA [Stage Keyboard] Model YC61 MIDI Implementation Chart

Date :25-SEP-2019 Version : 1.0

Function Transmitted Recognized Remarks
Basic Default 1 - 16 1 - 16 Memorized
Channel Changed 1 - 16 1 - 16
Default 3 3 Memorized
Mode Messages X X
Altered ***** X
Note 0 - 127 0 - 127
Number : True voice ***** 0 - 127
Velocity Note On O 9nH,v=1-127 0 9nH,v=1-127
Note Off X 8nH,v=64 0 9nH,v=0 or 8nH
After Key's X X
Touch Ch's X X
Pitch Bend 0 0
0,32
1
7,11,67,84
64
Control 66
13,14
Change 18-25,27-31
68-70
79-83
85-91
93,94
102-119
1-119
0 *2 0 X 0 *1 0 *3 0 *2 0 *1 X *1 Bank Select
Sustain Sw
Sostenuto
Prog
Change : True #
0 0 - 127 *2 00-7 *2
System Exclusive 0 0
: Song Pos. X X
Common : Song Sel. X X
: Tune X X
System : Clock X X
Real Time : Commands X X
: All Sound Off X O (120)
Aux : Reset All Cntrls X O (121)
: Local On/Off X X
Mes- : All Notes Off X O (123-125)
sages: Active Sense O O
: Reset X X
Notes: *1 receive/tr ansmit if MIDI con trol mode is on.
*2 receive/tr ansmit if switch i s on.
*3 transmit i f assigned to cont rollers.
Mode 1 : OMNI ON, POLY Mode 2 : OMNI ON , MONO
Mode 3 : OMNI OFF, POLY Mode 4 : OMNI OFF, MONO

O : Yes X : No

Page 68
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https://jp.yamaha.com/mp/

◆ 電子マニュアル(PDF形式)

この取扱説明書の雷子マニュアルは、ウェブサイトからご覧 いただけます。以下のウェブサイトにアクセスし、「取扱説 明書」を開きます。言語を選択して「製品名またはキーワー ド| に干デル名を入力し「検索| をクリックします。 https://jp.yamaha.com/support.

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ヤマハ株式会社

〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1

*都合により、住所、電話番号、名称、営業時間などが変更になる場合が ございますので、あらかじめご了承ください。

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保証とアフターサービス

サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、または ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

● 保証書

本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買 い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してく ださい。

● 保証期間

保証書をご覧ください。

● 保証期間中の修理

保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書 をご覧ください。

● 保証期間経過後の修理

修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理さ せていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化 しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となりま す。有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご 相談センターへご相談ください。

有寿命部品の例

ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、 接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパッドなど

● 補修用性能部品の最低保有期間

製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造打切後8年です。

● 修理のご依頼

まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一度お 調べください。それでも異常があるときは、お買い上げの販売 店、またはヤマハ修理ご相談センターへご連絡ください。

● 製品の状態は詳しく

修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあわ せて、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせください。

◆ 修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター

上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830へ おかけください。

  • 受付 月曜日~金曜日 10:00~17:00(土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)
  • FAX 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 03-5762-2125 西日本(北陸/近畿/中国/四国/九州/沖縄) 06-6649-9340
◆ 修理品お持込み窓口

受付 月曜日~金曜日 10:00~17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) * お電話は、ヤマハ修理ご相談センターでお受けします。

東日本サービスセンター

〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目1-1 京浜トラックターミナル内14号棟A-5F FAX 03-5762-2125

西日本サービスセンター

〒556-0011 大阪市浪速区難波中1丁目13-17 ナンバ辻本ビル7F FAX 06-6649-9340

*名称、住所、電話番号、営業時間などは変更になる場合があります。

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2019年11月発行 MWMA*.*-**A0

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