Yamaha UW500 User Manual [ja]

USB AUDIO/MIDI PERSONAL STUDIO
USB AUDIO/MIDI PERSONAL STUDIO
取扱説明書
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損 害を未然に防止するためのものです。
注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示るために、誤った取り扱いをすると生じる ことが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の
保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
記号表示について
もあります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
2
警告 
この機器 の内部を開 けたり、内部の部品を
分解した り改造した りしない。
感電や火災、または故 障などの原因になります。異常を感じた場 合など、機器の点検修理は必ずお買い上げ の楽器店または巻末のヤマハ電気音響製 品サービス拠点にご依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いとこ ろで使用しない。また、本体の上に花瓶や
薬品など液体の入ったものを置かない。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源アダプターコード/プラグがいたん だ場合、または、使用中に音が出なく
なったり異常なにおいや煙が出た場合 は、すぐに電源スイッチを切り電源プラ
グをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがありま す。至急、お買い上げの楽器店または巻末 のヤマハ電気音響製品サービス拠点に点 検をご依頼ください。
注意
電源アダプターコードをストーブなど の熱器具に近づけたり、無理に曲げた
り、傷つけたりしない。また、電源アダ プターコードに重いものをのせない。
電源アダプターコードが破損し、感電や火 災の原因になります。
(3)-6
この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものが あります。誤って接続すると、感電や火災 のおそれがあります。
電 源アダプターは、必ず指定のもの (PA-3B) を使用する。
(異なった電源アダプターを使用すると)
故障、発熱、発火などの原因になります。
手入れをするときは、必ず電源プラグを コンセントから抜く。また、濡れた手で
電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場 合は、ほこりをきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源プラグを抜くときは、 電源アダプターコードを
持たずに、必ず電源プラグ を持って引き抜く。
電源アダプターコードが破 損して、感電や火災が発生するおそれがあ ります。
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コ ンセント部が異常発熱 して発火したりするこ とがあります。
使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセントから電源プラグ
を抜く。
感電、ショート、発火などの原因になります。
他の機器と接続する場合は、すべての機 器の電源を切った上で行う。また、電源
を入れたり切ったりする前に、必ず機器 のボリュームを最小 (0) にする。さら
に、演奏を始める場合も必ず両機器のボ リュームを最小(0) にし、演奏しながら
徐々にボリュームを上げていき適切な 音量にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内な ど)やストーブの近くなど極端に温度が
高くなるところ、逆に温度が極端に低い ところ、またほこりや振動の多いところ
で使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が 故障したりする原因になります。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電 気製品の近くで使用しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビ やラジオなどに雑音が生じる場合があり ます。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけが をしたりする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源アダプ ターコードなどの接続ケーブルをすべ
て外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したり するおそれがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシ ンナー、洗剤、化学ぞうきんなどは絶対
に使用しない。また、本体上にビニール 製品やプラスチック/ ゴム製品などを置
かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因 になります。お手入れは、柔らかい布で乾 拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせた りしない。また、ボタンやスイッチ、入
出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたり する原因になります。
大きな 音量で長時間 ヘッド フォンを使用
しない。
聴覚障害の原因になり ます。
不適切な使用や改造により故障した場合の 保証はいたしかねます。また、データが破損
したり失われたりした場合の保証はいたし かねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協会(VCCI)の基準に基づく第二種情報技術装置で す。この装置は、家庭環境で使用することを目的としてますが、この装置がラジオやテレビジョン受
信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取 り扱いをしてください。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充分にいたし ましょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝わりやすく、 思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間の演奏には特に気を配りましょう。
これは日本電子工 業会「音のエチケッ ト」キャンペーンの マークです。
窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法です。お互いに心を配り、快い 生活環境を守りましょう。
ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量でお楽しみく ださい。
(3)-6
3

ごあいさつ

このたびは、ヤマハ USB AUDIO/MIDI パーソナルスタジオ UW500 をお買い上げ いただきまして、まことにありがとうございます。
UW500 は、オーディオデータと MIDI データの同時転送を可能にした USB インター フェースです。USB 端子装備のコンピュータと接続して、パワフルなデジタルオー
ディオをお楽しみください。 UW500 の優れた機能を使いこなしていただくために、この取扱説明書をご活用いた
だきますようお願い申し上げます。また、ご一読いただいた後も不明な点が生じた場 合に備えて、大切に保管されますよう重ねてお願い申し上げます。
ご注意
● 本製品および取扱説明書の著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
● 巻末に本製品のソフトウェアのご使用条件が記載されています。本製品のソフト ウェアをインストールする前に、必ずこのご使用条件をお読みください。封をされ
た CD-ROM のパックを開けるか、ユーザー登録カードを送り返すと、本製品のソ フトウェアのご使用条件に同意したことになります。
● 本製品および取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはできませ ん。
● 本製品および取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負 いかねますのでご了承ください。
● このソフトウェアの CD-ROM は、オーディオ用ではありません。一般のオーディ オ用 CD プレーヤーでは絶対に使用しないでください。
● 市販の音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題になら ない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。
ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
● この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのもの です。したがって、実際の仕様や画面と異なる場合がありますので、ご了承ください。
● アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部 の機能や仕様の変更については、別紙または別冊で対応させていただきます。
● この取扱説明書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登 録商標です。
*「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の登録商標です。 *「ソフトシンセサイザー」はヤマハ株式会社の商標です。
4
目次
UW500 の特長.............................................................................6
USBに関するご注意............................................................... 7
音楽著作権に関するご注意.....................................................8
パッケージの内容 ..........................................................................9
付属ソフトについて.................................................................9
動作環境....................................................................................... 11
各部の名称と機能 ....................................................................... 12
接続について............................................................................... 16
ドライバのインストール............................................................ 22
デモソングを聴いてみよう........................................................ 32
ハードディスクレコーディングにチャレンジ......................... 34
サンプルフレーズを使って曲作りにチャレンジ..................... 40
ドライバの設定変更 (MIDI パッチ画面 )................................. 44
仕様...............................................................................................50
故障かな?と思ったら (Q&A).................................................. 51
ユーザーサポートのご案内........................................................ 54
保証とアフターサービス............................................................ 57
5

UW500 の特長

●オーディオと MIDI の同時転送

オーディオデータと MIDI データを同時に使用することができます。 オーディオ入出力は、アナログ (マイク入力、ライン入出力 )とデジタル ( オプティカ
ル入出力 ) の両方に対応しています。MIDI 入出力は、MIDI IN/OUT端子と TO TG 端 子 ( コンピュータのシリアルポートに相当 ) により、マルチポート (MIDI 出力 6 ポー
ト、MIDI 入力2 ポート ) のパワフルな音楽制作環境をサポートします。

●クリアなサウンドを実現

コンピュータの音声入力端子を使用してオーディオ録音すると、オーディオデータを デジタルに変換する際にコンピュータのノイズを拾って音質が劣化してしまいます。
UW500 ではアナログ入力も UW500 本体でデジタルに変換するので、クリアなサ ウンドでのハードディスクレコーディングが可能です。

●付属ソフトウェアが音楽制作をサポート

付属のソフトウェア XGworks や TWE を組み合わせて、手軽にハードディスクレコー ディングを楽しむことができます。また MIDI 音源がない場合も、ソフトシンセサイ ザー S-YXG50 を使って、オーディオデータと MIDI データの同時演奏が可能です。

●ケーブルをつなぐだけの簡単接続

USB で接続するので、コンピュータの電源を入れたまま、ケーブルの抜き挿しができ ます。また、ドライバをインストールしたらすぐに使えます。

●USB による高速データ転送

USB で接続するので、オーディオと MIDIの同時演奏でも優れた応答性が得られます。
USB
USB とは、Universal Serial Bus( ユニバーサル シリアル バス ) の略で、コン ピュータと周辺機器を接続するためのシリアルインターフェースです。
最高 12Mbps の高速なデータ転送が可能です。また、コンピュータの電源を入れ たまま周辺機器との接続ができます。
6
UW500 の特長

USB に関するご注意

以下の状態で UW500 の電源オン /オフ、または USBケーブルの抜き挿しをすると、 コンピュータがハングアップしたり、UW500 の機能が停止したりする恐れがありま
す。
● デバイス認識中またはドライバロード中
● OS 起動途中または終了途中
● サスペンド ( スリープ)、レジューム中
● オーディオ /MIDI アプリケーションが起動している状態
また、以下の行為をすると、同様にコンピュータがハングアップしたり、UW500 の 機能が停止したりする恐れがあります。
● 頻繁な電源のオン / オフやケーブルの抜き挿し
● オーディオ /MIDIデータ転送中のサスペンド( スリープ)モードへの移行、レジュー ム
● UW500 が電源オンの状態でのケーブルの抜き挿し
● 大量にデータが流れている状態での UW500 の電源オン / オフ、コンピュータの起 動、またはドライバのインストール
7
UW500 の特長

音楽著作権に関するご注意

音楽ソフトの著作権を保護するため、UW500 は SCMS( シリアルコピーマネージメ ントシステム ) に対応しています。CD などの市販ソフトからデジタルコピーした MD
などのデータには、デジタル録音の世代情報が含まれています。その信号を DIGITAL IN 端子にデジタル入力した場合、コンピュータでは録音できません。コンピュータに
録音したい場合は、アナログ入力 (INPUT 1 〜 3 端子) をお使いください。
コンピュータ
デジタル デジタル
CD
デジタル
CD
MD
MD
アナログ
UW500
録音不可
コンピュータ
UW500
録音可
8
本製品を利用することにより録音できる著作権曲 / サウンドデータについては、私 的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、商業的な目的で
使用すること、著作者の許可無く複製、転送または配信したり、不特定多数にむけ て再生および演奏することを禁じられています。私的使用以外の目的でご使用の場
合は、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。本製品を使用 して作成・複製・編集される著作物またはその複製物およびその利用に関する責任
は当社では一切負いかねますのでご了承ください。

パッケージの内容

UW500 のパッケージの中には、次のものが入っています。箱を開けたらまず入って いるものを確認してください。
● UW500 本体
● 電源アダプター (PA-3B)
● CD-ROM
● USB ケーブル (約 2m)
● 取扱説明書 ( 本書)
● ユーザー登録カード / 愛用者カード
● 保証書

付属ソフトについて

同梱の CD-ROM には以下のソフトウェアが入っています。
● USB-MIDI ドライバ (YAMAHA USB-MIDI Driver)
UW500 の MIDI 機能を動作させるために必要なドライバです。 インストール方法について詳しくは、P.22をご参照ください。
● XGworks lite V3.0A
本格的な音楽制作をお楽しみいただける、Windows 98 対応のシーケンスソフト です。MIDI による演奏データの作成だけでなく、オーディオデータも扱えるので、
高度な音楽制作をお楽しみいただけます。
「XGworks」フォルダの中の「Setup.exe」をダブルクリックするとインストー
ラが起動します。ここから先は画面の指示にしたがってインストールしてください。 使用方法について詳しくは、インストール後、[スタート] メニュー→[ プログラム ]
→ [YAMAHAXGworksliteVer.3.0]にある[XGworks取扱説明書](PDF 形式 )を ご参照ください。ただし、付属のヘルプファイルおよび PDF ファイルは、XGworks
V3.0 に関して記述しており、XGworks lite V3.0A では、以下の機能がご使用に なれません。
・スタッフウィンドウおよび楽譜印刷 ・ドラムウィンドウ
・コントロールセクション ・ボイス トゥ スコア R
・オートアレンジャー ・ギターアレンジャー
・オートプレイ ・インポーター
・SW1000XG Mixer ・ボイス トゥ スコア
・XF インフォメーションエディター
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パッケージの内容
● Wave Editor TWE ( ウェーブエディターTWE)
ウェーブファイルを録音、編集するためのソフトウェアです。XGworks で録音し たウェーブファイルを読み込んで簡単な編集をする場合などにお使いください。
XGworks をインストールすると、いっしょにインストールされます。また、 XGworks の [ ジョブ ] メニューから [Wave Editor TWE] を選択すると起動しま
す。使用方法について詳しくは、インストール後、[ スタート ] メニュー→ [ プログ ラム ]→ [YAMAHAXGworks lite Ver.3.0] にある[Wave Editor TWE取扱説明
書 ](PDF形式 ) をご参照ください。
● ソフトシンセサイザー (S-YXG50)
コンピュータの CPU パワーを使って発音する、ソフトウェアタイプの XG 音源で す。ソフトシンセサイザーをインストールすることによって、外部 XG 音源を接続
しなくても、高音質な MIDIデータの演奏を楽しむことができます。
「Syxg50」フォルダの中の「Setup.exe」をダブルクリックするとインストーラ
が起動します。ここから先は画面の指示にしたがってインストールしてください。 使用方法について詳細は、インスト−ル後、[スタート]メニュー→[プログラム]
→[YAMAHA Soft Synthesizer S-YXG50]にある[S-YXG50 ヘルプ]をご 参照ください。
● Acrobat Reader
PDF 形式の取扱説明書を画面上で見るためのソフトウェアです。「Acroread」フォ ルダの中の「Ar40jpn.exe」をダブルクリックするとインストーラが起動します。
ここから先は画面の指示にしたがってインストールしてください。
10

動作環境

対応 OS Windows98/Windows 98 Second Edition 対応コンピュータ NEC PC98-NXシリーズ /IBM-ATならびに互換機 (USB端
子装備 )
NOTE
CPU Pentium/166MHz 以上(MMX Pentium/200MHz 以上
推奨)
メモリ 32MB 以上(64MB 以上推奨) ハードディスク 2MB 以上の空き容量
NOTE
NEC PC9821 シリズには対応しておりません。
XGworks lite V3.0を使用するためには、30MB 以上の 空き容量が必要です。ウェーブファイルを使用する場合は、
更に十分な空き容量が必要です。
11

各部の名称と機能

■フロントパネル
1 2 6 7 83 4 5
DIGITAL IN( デジタルイン ) 端子
A
MD や CD プレーヤーなどのデジタル 信号を入力する端子です。接続には光 デジタルケーブル( 角型プラグ)を使用 します。また、リアパネルの INPUT SELETスイッチを「DIGITAL」に設定 します。
DIGITAL OUT(デジタルアウト )端子
B
コンピュータからのデジタル信号をそ のまま MD などのデジタルレコーダー に録音するための端子です。接続には 光デジタルケーブル(角型プラグ)を使 用します。
C
INPUT( インプット )1/2 端子
マイクをはじめ、ギター、ベース、電 子楽器、CD プレーヤーなどの音声信 号を入力する端子です。接続には、モ ノラル標準プラグを使用します。
NOTE
入力端子(INPUT1 〜 3 端子、 AUX IN 端子、DIGITAL IN 端
子)への信号を直接 DIGITAL OUT 端子に出力することはで
きません。
NOTE
INPUT(インプット)1/2ゲイン切り替
D
えスイッチ
INPUT1/2 端子に入力する信号の種 類を設定します。 ステレオでライン入力する場合は、ゲ イン切り替えスイッチを「LINE」に設 定し、INPUT 1端子に L 信号、INPUT 2 端子に R 信号を入力します。また、 リアパネルの INPUT SELECTスイッ チを「STEREO」に設定します。
E
INPUT(インプッ ト)1/2ボリュームつまみ
INPUT 1/2 端子から入力された音声 信号の音量を調節します。
F
PHONES(ヘッドフォン ) 端子
標準プラグのヘッドフォンを接続する 端子です。ヘッドフォンの音量は、 OUTPUT つまみで調節します。
INPUT 1〜 3 端子を使用する 場合は、リアパネルの INPUT
SELECT スイッチ を「STE­REO」または「MONO」に設定
します。
12
G
OUTPUT( アウトプット ) つまみ
電源のオン/ スタンバイ(オフ) を切り 替えます。つまみを回してカチッと音 がするごとに電源のオン / スタンバイ が切り替わります。 また電源がオンの場合、UW500 全体 の音量を調節します。ただし、DIGITAL OUT 端子からの出力音およびリアパ ネルの AUX IN 端子への入力音は調節 できません。
スタンバイ( オフ) の状態でも微電流 が流れています。UW500 を長時間
使用 しないときは必ず電源アダプ ターをコンセントから抜いてくださ
い。
H
USB( ユーエスビー )LED
UW500 に電源が供給されると赤色に 点灯し、コンピュータと正常に接続され ると緑色に点灯します。また、MIDI 信 号を送受信すると緑色に点滅します。 INPUTSELECTスイッチを「TRACK DOWN」に設定している場合は、オレ ンジ色に点灯します(P.15)。 DIGITAL IN 端子に入力された信号の サンプリング周波数が適切でない場合 は、オレンジ色に点滅し、録音ができ ません。この場合、コンピュ−タのア プリケ−ション上で、入力する信号に 合わせて適切な周波数に設定します。 著作権保護された信号を DIGITAL IN 端子から録音しようとすると、赤と緑 が交 互に点滅し、録音できません
(P.8)。
各部の名称と機能
13
各部の名称と機能
■リアパネル
90A B C E F GD
L
R
OUTPUT( アウトプット ) 端子
I
アンプ内蔵スピーカーなどの再生装置 やテープレコーダーなどの録音装置を 接続するための端子で す。接続には、 RCA ピン L/R 端子を使用します。
J
AUX IN( オークスイン ) 端子
CD プレーヤーなどのオーディオ機器 を接続するための端子です。入力され た信号は、コンピュータを通らずにそ のままOUTPUT端子およびPHONES 端子から出力されます(DIGITAL OUT には出力されません )。接続には、RCA ピン L/R 端子を使用します。
NOTE
INPUT( インプット ) 3 端子
K
この端子に入力 された音声信 号をコンピュー タに録音する
ことはできません。録音する場 合は、INPUT 3 端子を使用し
ます。
CD プレーヤーなどのオーディオ機器 を接続するための端子です。入力され た音声信号はコンピュータに録音する ことができます。接続には、RCA ピン L/R 端子を使用します。
NOTE
INPUT SELECT スイッチが
「MONO」に設定されている場
合も、この端子へはステレオで 入力されます。
DC IN( ディーシーイン )端子
L
付属の電源アダプター PA-3B を接続 する端子です。
M
電源アダプターを接続する場合は必 ず本体の電源がオフ( スタンバイ )に
なっていることを確認し、電源アダプ ターを DC IN端子につないでから電
源コンセントに接続してください。
INPUT SELECT( インプットセレク ト) スイッチ
使用する入力端子(INPUT 1 〜 3 端子 またはDIGITAL IN端子 ) を切り替え、 また入力す る信号の種類を設定しま す。 INPUT1/2 端子 に電子楽器 やオー ディオ機器などのステレオ信号 (INPUT 1 に L 信号、INPUT 2 に R 信号 ) を入力する場合は、「STEREO」 に設定します。INTPUT 1 端子と INPUT2端子にマイクやギターなどの モノラ ル信号を入力 する場 合は、
「MONO」に設定します。DIGITAL IN
端子にデジ タル信号を入力する場合 は、「DIGITAL」に設定します。
NOTE
DIGITAL INとINPUT 1〜3端 子を同時には使用できません。
14
各部の名称と機能
また、「TRACK DOWN」に設定する と、USB端子から出力されたオーディ オ信号はそのまま USB 端子に戻され ます。複数のウェーブファイルやソフ トシンセサイザーのオーディオ信号を 一つのウェーブファイルにトラックダ ウンする場合に使用します(P.39)。こ の場合、USB LED はオレンジ色に点 灯し、INPUT1 〜 3 端子と DIGITAL IN 端子は使用できません。
お使いのアプリケーションによって は、入力されたオーディオ信号をその
まま出力する場合があります。その場 合、「TRACK DOWN」に設定すると
オーディオ信号が発振し、耳を傷めた り再生機器を損傷したりする場合が
あるので、「TRACK DOWN」は選択 しないでください。
N
MIDI OUT( ミディアウト) 端子
MIDI 機器へMIDI 信号を送信する端子 です。MIDIケーブルを使用して、MIDI 機器の MIDI IN 端子と接続します。
■オーディオ信号の流れ
O
MIDI IN(ミディイン ) 端子
MIDI機器からの MIDI 信号を受信する 端子です。MIDI ケーブルを使用して、 MIDI 機器の MIDI OUT 端子と接続し ます。
TO TG( トゥーティージー ) 端子
P
MIDI 機器の TO HOST 端子と接続す る端子です。接続には別売のシリアル ケーブル YAMAHA CCJ-MAC( 市販 品の場合は、両端が MINI DIN 8 ピン のクロスケーブル )をご使用ください。
NOTE
USB(ユーエスビー ) 端子
Q
このとき、MIDI機器のHOST SELECT スイッチは、お使
いのコンピュータに関わら ず、「PC-1」または「Mac」
に設定します。
USB ケーブルでコンピュータや USB ハブと接続する端子です。
USB
DIGITAL IN
INPUT1
(mono)
INPUT2
(mono)
INPUT3
AUX IN
ゲイン切り替え
ゲイン切り替え
ボリューム
ボリューム
TRACK
DOWN
DIGITAL
ANALOG
INPUT SELECT
DIGITAL OUT
OUTPUT
PHONES
OUTPUT
15

接続について

ここでは、UW500 を使って、スピーカーやマイクなどのオーディオ機器や、音源や キーボードなどの MIDI 機器とコンピュータを接続する方法を説明します。
MIDIキーボード
電源アダプター
コンピュータ
CD
、MD
プレーヤー
USB端子
2
OPTICAL
端子
デジタル
レコーダー
1
MIDI端子
9
3
MIDI音源
TOHOST端子
8 7
4
マイク
6
5
ヘッドフォン
ギター
オーディオ プレーヤー
スピーカー
16
接続について

(1) 電源アダプターの接続

UW500
L
R
1. UW500 の OUTPUT つまみをオフ ( スタンバイ )にします。
2. 同梱の電源アダプター (PA-3B) のプラグを本体リアパネルの DC IN 端子に接続
します。
3. 電源アダプターをコンセント (AC 100V) に接続します。
電源アダプターは必ず付属の PA-3B をお使いください。電流、電圧や極性の違う電源アダ プターを使用すると故障の原因となります。また、長時間ご使用にならない場合は必ずコン
セントから外してください。
NOTE
コンピュータとUW500 が正しく接続されている状態で、電源を入れてください。
電源アダプター
(PA-3B)
AC100V

(2) コンピュータとの接続

コンピュータの USB 端子と UW500 の USB端子を USB ケーブルで接続します。こ のとき、UW500 の電源は必ず切っておいてください。
NOTE
コンピュータ
ただし、コンピュータの電源を切っておく必要はありません。
UW500
USBケーブル
17
接続について

(3) デジタルオーディオ機器との接続

デジタルオーディオ機器 ( 録音用 ) を DIGITAL OUT 端子に接続します。また、デジ タルオーディオ機器 ( 再生用 ) を DIGITAL IN端子に接続します。接続には光デジタル
ケーブル ( 角型プラグ ) を使用します。
CD
NOTE
、MD
DIGITAL IN 端子を使用する場合は、リアパネルの INPUT SELECT スイッチを
「DIGITAL」に設定します。
リアパネルのINPUTSELECT  スイッチを「DIGITAL」にセット
プレーヤー
デジタルレコーダー
18
OPTICAL OUT OPTICAL IN
光デジタル
ケーブル
光デジタル
ケーブル
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