USB-AUDIO INTERFACE
USB-AUDIO INTERFACE
取扱説明書
取扱説明書
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々へ
の危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという 強制を示します。
■「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさ
と切迫の程度を明示するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「死亡す
警告
この製品の内部には、お客様が修理 / 交換できる部品はありません。点検や修理は、
必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼くだ
さい。
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
2
(3)-7
警告
ケーブル
USB 端子にほこりが付着している場合は、ほこり
をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
必ず実行
ケーブルをストーブなどの熱器具に近づけたり、無
理に曲げたり、傷つけたりしない。また、ケーブル
に重いものをのせない。
ケーブルが破損し、感電や火災の原因になります。
禁止
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。
異常を感じた場合など、点検や修理は、必ずお買い
禁止
上げの楽器 店また は巻 末のヤマハ 電気 音響製 品
サービス拠点にご依頼ください。
設置
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー
ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い
ところで使用しない。
禁止
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障した
りする原因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気
製品の近くで使用しない。
楽器本体またはテレビやラジ オなどに雑音 が生じ
る場合があります。
禁止
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など 液体の入った ものを置
かない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多い
ところで使用しない。
感電や火災、または故障の原因になります。
禁止
濡れた手でケーブルを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
火に注意
本体の上にろうそくなど火 気のあるもの を置かな
い。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま
す。
禁止
異常に気づいたら
ケーブルがいたんだ場合、または、使用中に音が出
なくなったり異常なにおい や煙が出たり した場合
は、すぐにUSB ケーブルを抜く。
感電や火災、または故障の おそれがあ ります。至
必ず実行
急、お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音
響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
注意
本体を移動するときは、必ず接続ケーブルをすべて
外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒した
りするおそれがあります。
必ず実行
接続
他の機器と接続する場合は、コンピュ−タ以外の機
器の電源を切った上で行なう。また、電源を入れた
り切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小
にする。さらに、演奏を始める場合も必ず両機器の
必ず実行
ボリューム を最 小に し、演奏しな がら 徐々 にボ
リュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原 因になること がありま
す。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけ
がをしたりする原因になります。
禁止
(3)-7
3
手入れ
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗
剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になりま
す。お手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
禁止
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
禁止
使用時の注意
本体のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
ご注意
ください
パネルのすき間から金属や紙 片などの異物 を入れ
ない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ
ります。入った場合は、すぐに USB ケーブルを抜
禁止
いた上で、お買い上げの楽器店または巻末のヤマハ
電気音響製品サービス拠点に 点検をご依頼 くださ
い。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。また、データが破損したり失われたりした場合の補償はい
たしかねますので、ご了承ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製
品などを置かない。
本体が変色/ 変質する原因になります。
禁止
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。ま
た、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
禁止
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気になるものです。隣近所への配慮を充
分にいたしましょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に低音は床や壁
などを伝わりやすく、思わぬところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜間
の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッドフォンをご使用になる
これは日本電子工
業会「音のエチケッ
ト」キャンペーンの
マークです。
のも一つの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。
ヘッドフォンをご使用になる場合には、耳をあまり刺激しないよう適度な音量で
お楽しみください。
4
(3)-7
ごあいさつ
このたびは、ヤマハUSB オーディオインターフェースUW10 をお買い上げいただき
まして、まことにありがとうございます。
UW10 は、オーディオデータの転送を可能にしたUSB インターフェースです。USB 端
子装備のコンピュータと接続して、パワフルなデジタルオーディオをお楽しみください。
UW10 の優れた機能を使いこなしていただくために、この取扱説明書をご活用いただ
きますようお願い申し上げます。また、ご一読いただいた後も不明な点が生じた場合
に備えて、大切に保管されますよう重ねてお願い申し上げます。
目 次
UW10 の特長 ................................................................................................ 6
USBに関するご注意................................................................................ 6
音楽著作権に関するご注意.......................................................................7
パッケージの内容 ...........................................................................................8
付属ソフトについて.................................................................................. 8
動作環境 .......................................................................................................10
各部の名称と機能 ........................................................................................11
オーディオ信号の流れ ........................................................................... 12
接続について ............................................................................................... 13
ドライバのインストール ............................................................................16
[Windows の場合]................................................................................ 16
[Macintoshの場合 ].............................................................................25
[ 付属ソフトウェアの設定について]................................................... 26
仕様 ............................................................................................................... 29
故障かな?と思ったら(Q&A)................................................................. 29
ユーザーサポートのご案内 ........................................................................32
保証とアフターサービス ............................................................................32
ソフトウェアのご使用条件..........................................................................35
この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのもの
です。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
•
巻末に付属ソフトウェアの使用許諾が記載されています。ソフトウェアをインストー
ルする前に、必ずこのご使用条件をお読みください。CD-ROM を開封すると、ご使用
条件に同意したことになります。
本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
•
•
「ソフトシンセサイザー」は、ヤマハ株式会社の商標です。
•
•
®
OMS
および は、Opcode Systems, Inc. の商標です。
MPEG Layer-3 audio compression technology licensed by Fraunhofer IIS
and THOMSON multimedia.
5
UW10 の特長
●デジタルとアナログのオーディオインターフェース
オーディオ /MIDI シーケンサーや MIDI音源 (MU シリーズ) などを組み合わせた音楽制作だ
けでなく、MD やカセットテープなどをコンピュータにデジタル録音するためのインター
フェースとしても使えます。また、アナログ入力は UW10 本体でデジタルに変換するので、
コンピュータのノイズによる音質劣化を防ぎ、クリアなサウンドでレコーディングができま
す。
●ケーブルをつなぐだけの簡単接続
USB で接続するので、コンピュータの電源を入れたまま、ケーブルの抜き挿しができます。
また、USB のバス電源を使用するので、電源アダプターも必要ありません。
●付属ソフトウェアでさまざまなデータに対応
付属のウェーブエディター TWEplus では、UW10 経由での録音や、各種ウェーブファイル
(MP3、WAV、AIFF) の編集が可能です。また、付属のソフトシンセサイザー S-YXG50 を
使えば、MIDI データをコンピュータ上で再生できるだけでなく、UW10 のトラックダウン
機能で MIDI データを TWEplus にて録音、ウェーブファイルへの変換ができます。
● Windows と Macintoshに対応
Windows 98/Me/2000/XP および Mac OS9.04 以上 (Mac OS X は非対応) に対応し
ています。
USB に関するご注意
以下の状態で USB ケーブルの抜き挿しをすると、コンピュータがハングアップしたり、
UW10 の機能が停止したりする恐れがあります。
•
デバイス認識中またはドライバロード中
OS 起動途中または終了途中
•
•
サスペンド ( スリープ )、レジューム中
オーディオアプリケーションが起動している状態
•
また、以下の行為をすると、同様にコンピュータがハングアップしたり、UW10 の機能が停
止したりする恐れがあります。
•
頻繁なケーブルの抜き挿し
オーディオデータ転送中のサスペンド ( スリープ )モードへの移行、レジューム
•
•
大量にデータが流れている状態でのケーブルの抜き挿し、コンピュータの起動 / 終了、ま
たはドライバのインストール / アンインストール
6
音楽著作権に関するご注意
音楽ソフトの著作権を保護するため、UW10 は SCMS(シリアルコピーマネージメントシス
テム ) に対応しています。CD などの市販ソフトからデジタルコピーした MD などのデータ
には、デジタル録音の世代情報が含まれています。その信号を DIGITAL IN 端子にデジタル
入力した場合、コンピュータでは録音できません。コンピュータに録音したい場合は、アナ
ログ入力 (INPUT 端子) をお使いください。
コンピュータ
デジタル デジタル
CD
MD
IN OUT L R L R
DIGITAL INPUT OUTPUT
SOURCE SELECT
DIGITAL
INPUT
TRACK DOWN
UW10
USB-AUDIO INTERFACE
録音不可
コンピュータ
CD
デジタル
アナログ
MD
IN OUT L R L R
DIGITAL INPUT OUTPUT
SOURCE SELECT
DIGITAL
INPUT
TRACK DOWN
UW10
USB-AUDIO INTERFACE
録音可
本製品を利用することにより録音できる著作権曲/ サウンドデータについては、私的使
用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、商業的な目的で使用する
こと、著作者の許可無く複製、転送または配信したり、不特定多数にむけて再生および
演奏することを禁じられています。私的使用以外の目的でご使用の場合は、著作権の専
門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。本製品を使用して作成・複製・編集
される著作物またはその複製物およびその利用に関する責任は当社では一切負いかねま
すのでご了承ください。
7
パッケージの内容
UW10 のパッケージの中には、次のものが入っています。箱を開けたらまず入っているもの
を確認してください。
•
UW10 本体
CD-ROM (Windows/Macintosh ハイブリッド CD)
•
•
USB ケーブル ( 約 2m)
取扱説明書 ( 本書 )
•
•
保証書
付属ソフトについて
同梱のCD-ROM には、Windows/Macintoshとも、以下のソフトウェアが付属しています。
各ソフトウェアの動作環境は、UW10 本体の動作環境(P.10)とは異なる場合がありま
NOTE
す。詳しくは、各ソフトウェアのオンラインマニュアルなどをご覧ください。
Wave Editor TWEplus (ウェーブエディター TWE プラス )
ウェーブファイルを録音/再生/編集するためのソフトウェアです。また、さまざまな
フォーマット (MP3、WAV、AIFF) に対応しており、フォーマットの変換も可能です。
「TWEplus」フォルダの中の「Setup.exe 」(Macintosh の場合は「TWEplus のイン
ストール」)をダブルクリックするとインストーラが起動します。ここから先は画面の指
示に従ってインストールしてください。インストール後、[ スタート] メニュー→[ プロ
グラム ] → [YAMAHA TWEplus] にある[YAMAHA Wave Editor TWEplus] を選択
すると起動します。Macintosh の場合は、「TWEplus」フォルダ内の「TWEplus」を
ダブルクリックして起動します。使用方法について詳しくは、オンラインマニュアルをご
覧ください。
ソフトシンセサイザー (S-YXG50)
コンピュータの CPU パワーを使って発音する、ソフトウェアタイプのXG 音源です。ソ
フトシンセサイザーをインストールすることによって、外部 MIDI 音源を接続しなくて
も、高音質な MIDI データの演奏を楽しむことができます。
8
「Syxg50」フォルダの中の「Setup.exe」(Macintoshの場合は「S-YXG50 のイン
ストール」) をダブルクリックするとインストーラが起動します。ここから先は画面の指
示に従ってインストールしてください。
使用方法について詳細は、インストール後、[ スタート ] メニュー→ [ プログラム ]→
[YAMAHA SoftSynthesizer S-YXG50] にある[S-YXG50 ヘルプ ]をご覧ください。
Macintosh の場合は、「XGplayer forMac」フォルダの中の「S-YXG50 マニュアル
.pdf」をご覧ください。
Windows2000/XPをお使いのお客様へ
NOTE
Windows2000/XPをお使いで S-YXG50 からの再生音に音切れなどが発生する場合は、
以下のように設定を変更することで、この問題を解決できる場合があります。
1.
Windows の「スタート」メニュー→「プログラム」→「YAMAHA XG SoftSynthesizer
S-YXG50」→「S-YXG50設定」を選択して、ダイアログを表示します。
2.「情報」のページを開きます。S-YXG50 のバージョンが「Ver.4.01.xx Legacy」(xx
には数字が入ります ) と表示されている場合は、以下の手順にお進みください。
3. Administrator 権限のあるアカウントでWindows にログオンして、同梱 CD-ROM の
「Syxg50」フォルダを開きます。
4.「Turbo.inf」または「Normal.inf」ファイルを右クリックすると表示されるポップアップ
メニューの中から「インストール」を選択します。
「N ormal.inf」:音切れする場合がありますが、ほとんどのサウンドカードで音が出ます( 初期設定 )
「Turbo.inf」:音切れしにくいですが、一部のサウンドカードでは音が出ない場合があります
5. コンピュータを再起動します。
XGplayer (XG プレーヤー )
MIDI データを再生するためのソフトウェアです。XGplayerで再生した MIDI データを
ソフトシンセサイザーで鳴らし、さらに UW10 のトラックダウン機能を使って
TWEplus でウェーブファイルに録音することもできます。
ソフトシンセサイザー S-YXG50 をインストールすると、いっしょにインストールされ
ます。また、インストール後、[ スタート ] メニュー→ [ プログラム ]→ [YAMAHA
SoftSynthesizer S-YXG50] にある [XGplayer] を選択すると起動します。
Macintosh の場合は、「XGplayer forMac」フォルダの中の「XGplayer for Mac
V1.0」をダブルクリックして起動します。
Acrobat Reader( アクロバットリーダー )
PDF 形式の取扱説明書を画面上で見るためのソフトウェアです。「Acroread」フォル
ダの中の「Ar40jpn.exe」(Macintosh の場合は「Japanese Reader Installer」) を
ダブルクリックするとインストーラが起動します。ここから先は画面の指示にしたがって
インストールしてください。
ミッドラジオカラオケプレーヤ (Macintosh の場合は MidRadio Player)
MIDI や Sound VQ による音楽データをラジオ番組のように受信して再生するためのア
プリケーションソフトです。インターネットに接続して、好みのチャンネルを選択するだ
けで、BGM のように音楽を連続して試聴することができます。また、気に入った曲デー
タは、その場で購入することができます。Windows の場合は、インターネット経由でカ
ラオケを楽しむホームページ ( パソカラホーダイ) を利用するための機能もあります。
「MidRadio」フォルダの中の「mr2121kara.exe」(Macintosh の場合は
「MidRadio Installer(J)1501」) をダブルクリックするとインストーラが起動します。
ここから先は画面の指示に従ってインストールしてください。
9
プレイヤーズ王国サウンドエンコーダー (Windows のみ)
自分で演奏した楽曲をエンコード ( 音声圧縮 )するためのソフトウェアです。エンコード
に関する技術的な知識がない人でも簡単に圧縮 ( エンコード )ができるように、シンプル
で分かりやすい操作を実現しています。なお、エンコードしたファイルは、ヤマハの
SoundVQ ファイルと互換性があります。
「Player」フォルダの中の「poe111b1.exe」をダブルクリックするとインストーラが
起動します。ここから先は画面の指示に従ってインストールしてください。
動作環境
【Windows の場合】
対応 OS: Windows98/98SE/Me/2000/XP
対応コンピュータ: NEC PC98-NX シリーズ /IBM-AT ならびに互換機(USB
CPU: Pentium II 233MHz 以上推奨
Windows2000 をお使いの場合は、PentiumII 266MHz以上推奨です。WindowsXP を
NOTE
お使いの場合は、Pentium II 300MHz 以上必要です。
メモリ: 64MB 以上推奨
WindowsXP をお使いの場合は、128MB以上推奨です。
NOTE
WindowsXP において、USB オーディオ再生中にノイズが発生する問題が、マイクロソフト
NOTE
社および弊社で確認されております。WindowsXP をお使いの場合は、マイクロソフト社が提
供する修正モジュールをインストールする必要があります。同梱 CD-ROM の「forWinXP」
フォルダの中の「Q307271WxPSP1x86JPN.exe」をダブルクリックするとインス
トーラが起動します。ここから先は画面の指示に従ってインストールしてください。
なお、修正モジュールの詳細については、以下のマイクロソフト社のサイトをご覧ください。
http://support.microsoft.com/support/kb/articles/q307/2/71.asp
また、この問題の最新情報や日本語以外の OS をお使いの方については、以下のヤマハのサ
イトをご覧ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
【Macintosh の場合】
対応 OS: MacOS 9.04 以上 (MacOS Xは非対応 )
対応コンピュータ: USB端子を標準装備した Macintoshコンピュータ
ただし、一部の iMac については、アップルコンピュータ社が提供する「iMac アップデー
NOTE
ト 1.1 」をインストールする必要があります。このプログラムでは、USB ソフトウェアの
改良が行なわれています。詳細については、アップルコンピュータ社のホームページ
(http://www.apple.co.jp/) などをご覧ください。
一部の Macintosh コンピュータ (主に 2000年夏以降に発売されたモデル ) では、録音時
NOTE
にノイズがのることが確認されています。対策として、以下の方法を推奨しております。
・ ネットワークにLAN で接続している場合は、LANケーブルを接続したままにします。
・ モデムを使用またはネットワークに接続していない場合は、コントロールパネルの
「TCP/IP」の経由先を「PPP」に設定します。
最新の情報については、以下のヤマハのホームページの製品情報や FAQ をご覧ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
CPU: G3 300MHz以上推奨
メモリ: 30MB 以上の実メモリの空き容量を推奨
ただし、仮想メモリは「切」にしてください。
NOTE
端子装備 )
10
各部の名称と機能
35467
1
SOURCE SELECT
DIGITAL
INPUT
2
電源 LED
1
USB 端子が接続されて、コンピュータ
から電源が供給されると点灯します。
SOURCE SELECT(ソースセレクト)ス
2
イッチ
使用する入力端子 (INPUT 端子または
DIGITAL IN 端子) を切り替えます。ま
た、「TRACK DOWN」に設定すると、
コンピュータから UW10 に入力された
オーディオ信号はそのままコンピュータ
に戻されます (P.15)。この場合、
INPUT 端子とDIGITAL IN端子は使用
できません。
お使いのアプリケーションによって
は、入力されたオーディオ信号をそ
のまま出力する場合があります。そ
禁止
の場合、「TRACK DOWN」に設定
するとオーディオ信号が発振し、耳
を傷めたり再生機器を損傷したりす
る場合があるので、「TRACK
DOWN」は選択しないでください。
USB( ユーエスビー) 端子
3
USB ケーブルでコンピュータと接続する
端子です。接続するときにコンピュータ
の電源を切っておく必要はありません。
4
DIGITAL IN( デジタルイン ) 端子
MD やCDプレーヤーなどのデジタル信
号を入力する端子です。接続には光デジ
タルケーブル ( 角型プラグ) を使用しま
す。また、サイドパネルの SOURCE
SELECT スイッチを「DIGITAL」に設
定します。
TRACK DOWN
IN OUT L R
DIGITAL INPUT
5
6
7
8
9
LR
OUTPUT
8
USB-AUDIO INTERFACE
DIGITAL OUT(デジタルアウト) 端子
コンピュータからのデジタル信号をその
ままMD などのデジタルレコーダーに
録音するための端子です。接続には光デ
ジタルケーブル( 角型プラグ) を使用し
ます。
INPUT端子および DIGITALIN 端
NOTE
子への信号を直接DIGITAL OUT
端子に出力することはできません。
INPUT(インプット )L/R端子
CDプレーヤーなどのオーディオ機器を
接続するための端子です。入力された音
声信号はコンピュータに録音することが
できます。接続には、RCAピン L/R端
子を使用します。また、サイドパネルの
SOURCE SELECT スイッチを
「INPUT」に設定します。
OUTPUT(アウトプット )L/R 端子
アンプ内蔵スピーカーなどの再生装置や
テープレコーダーなどの録音装置を接続
するための端子です。接続には、RCA
ピンL/R 端子を使用します。音量は
VOLUMEで調節します。
VOLUME(ボリューム )
ヘッドフォン端子とOUTPUT 端子に出
力される音量を調節します。
ヘッドフォン端子
ステレオミニジャックのヘッドフォンを
接続する端子です。ヘッドフォンの音量
は、VOLUMEで調節します。
9
11