Yamaha SWR2311P-10G operating instructions

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ロビɁȬɋɉ
SWR2311P-10G
JA
取扱説明書
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Explanation of Graphical Symbols
CAUTION:
TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK,
DO NOT REMOVE COVER (OR BACK).
NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE.
REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL.
ATTENTION :
POUR RÉDUIRE LES RISQUES D'ÉLECTROCUTION, NE PAS RETIRER
LE CAPOT (OU LE DOS). NE CONTIENT PAS DE PIÈCES NÉCESSITANT
L'INTERVENTION DE L'UTILISATEUR. POUR TOUTE INTERVENTION,
FAIRE APPEL À DES PROFESSIONNELS QUALIFIÉS.
ATTENTION
RISQUE DE CHOC
ELECTRIQUE-NE PAS OUVRIR
The above warning is located on the top of the unit. L’avertissement ci-dessus est situé sur le dessus de l’unité.
Explication des symboles
L’éclair avec une flèche à l’intérieur d’un triangle équilatéral est destiné à attirer l’attention de l’utilisateur sur la présence d’une « tension dangereuse » non isolée à l’intérieur de l’appareil, pouvant être suffisamment élevée pour constituer un risque d’électrocution.
The exclamation point within an equilateral triangle is intended to alert the user to the presence of important operating and maintenance (servicing) instructions in the literature accompanying the product.
Le point d’exclamation à l’intérieur d’un triangle équilatéral est destiné à attirer l’attention de l’utilisateur sur la présence d’instructions importantes sur l’emploi ou la maintenance (réparation) de l’appareil dans la documentation fournie.
IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS
1 Read these instructions. 2 Keep these instructions. 3 Heed all warnings. 4 Follow all instructions. 5 Do not use this apparatus near water. 6 Clean only with dry cloth. 7 Do not block any ventilation openings. Install in accordance with
the manufacturer’s instructions.
8 Do not install near any heat sources such as radiators, heat
registers, stoves, or other apparatus (including amplifiers) that produce heat.
9 Do not defeat the safety purpose of the polarized or grounding-
type plug. A polarized plug has two blades with one wider than the other. A grounding type plug has two blades and a third grounding prong. The wide blade or the third prong are provided for your safety. If the provided plug does not fit into your outlet, consult an electrician for replacement of the obsolete outlet.
10 Protect the power cord from being walked on or pinched
particularly at plugs, convenience receptacles, and the point where
they exit from the apparatus. 11 Only use attachments/accessories specified by the manufacturer. 12 Use only with the cart, stand, tripod, bracket, or
table specified by the manufacturer, or sold with
the apparatus. When a cart is used, use caution
when moving the cart/apparatus combination to
avoid injury from tip-over. 13 Unplug this apparatus during lightning storms or
when unused for long periods of time. 14 Refer all servicing to qualified service personnel. Servicing is
required when the apparatus has been damaged in any way, such
as power-supply cord or plug is damaged, liquid has been spilled
or objects have fallen into the apparatus, the apparatus has been
exposed to rain or moisture, does not operate normally, or has
been dropped.
WAR NIN G
TO REDUCE THE RISK OF FIRE OR ELECTRIC SHOCK, DO NOT EXPOSE THIS APPARATUS TO RAIN OR MOISTURE.
2 SWR2311P-10G取扱説明書
PRÉCAUTIONS CONCER­NANT LA SÉCURITÉ
1 Lire ces instructions. 2 Conserver ces instructions. 3 Tenir compte de tous les avertissements. 4 Suivre toutes les instructions. 5 Ne pas utiliser ce produit à proximité d’eau. 6 Nettoyer uniquement avec un chiffon propre et sec. 7 Ne pas bloquer les orifices de ventilation. Installer l’appareil
conformément aux instructions du fabricant.
8 Ne pas installer l’appareil à proximité d’une source de chaleur
comme un radiateur, une bouche de chaleur, un poêle ou tout autre appareil (y compris un amplificateur) produisant de la chaleur.
9 Ne pas modifier le système de sécurité de la fiche polarisée ou de
la fiche de terre. Une fiche polarisée dispose de deux broches dont une est plus large que l’autre. Une fiche de terre dispose de deux broches et d’une troisième pour le raccordement à la terre. Cette broche plus large ou cette troisième broche est destinéÅe à assurer la sécurité de l’utilisateur. Si la fiche équipant l’appareil n’est pas compatible avec les prises de courant disponibles, faire remplacer les prises par un électricien.
10 Acheminer les cordons d’alimentation de sorte qu’ils ne soient pas
piétinés ni coincés, en faisant tout spécialement attention aux fiches, prises de courant et au point de sortie de l’appareil.
11 Utiliser exclusivement les fixations et accessoires spécifiés par le
fabricant.
12 Utiliser exclusivement le chariot, le stand, le
trépied, le support ou la table recommandés par le fabricant ou vendus avec cet appareil. Si l’appareil est posé sur un chariot, déplacer le chariot avec précaution pour éviter tout risque de chute et de blessure.
13 Débrancher l’appareil en cas d’orage ou lorsqu’il
doit rester hors service pendant une période prolongée.
14 Confier toute réparation à un personnel qualifié. Faire réparer
l’appareil s’il a subi tout dommage, par exemple si la fiche ou le cordon d’alimentation est endommagé, si du liquide a coulé ou des objets sont tombés à l’intérieur de l’appareil, si l’appareil a été exposé à la pluie ou à de l’humidité, si l’appareil ne fonctionne pas normalement ou est tombé.
AVERTISSEMENT
POUR RÉDUIRE LES RISQUES D’INCENDIE OU DE DÉCHARGE ÉLECTRIQUE, N’EXPOSEZ PAS CET APPAREIL À LA PLUIE OU À L’HUMIDITÉ.
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機種名 ( 品番 )、製造番号 ( シリアルナンバー )、電源条件などの情報は、製品 の天面にある銘板または銘板付近に表示されています。製品を紛失した場合な どでもご自身のものを特定していただけるよう、機種名と製造番号については 以下の欄にご記入のうえ、大切に保管していただくことをお勧めします。
機種名
製造番号
(top_ja_02)
SWR2311P-10G取扱説明書 3
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安全上のご注意

警告
「死亡する可能性または重傷を
負う可能性が想定される」内容 です。
注意
「傷害を負う可能性または物的
損害が発生する可能性が想定さ れる」内容です。
注意喚起示す記号
禁止示す記号
行為指示する記号
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずよくお読みください。
必ずお守りください
ここに示した注意事項は、製品を安全に正 しくご使用いただき、お客様やほかの方々 への危害や財産への損害を未然に防止す るためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつ でも見られる所に必ず保管してください。
「警告」と「注意」について
誤った取り扱いをすると生じることが想定 される内容を、危害や損害の大きさと切迫の 程度を区分して掲載しています。
記号表示について
本製品や取扱説明書に表示されている記号 には、次のような意味があります。
• 点検や修理は、必ずお買い上げの販 売店またはヤマハ修理ご相談セン ターにご依頼ください。
• データが破損したり失われた場合の 補償や、不適切な使用や改造により 故障した場合の補償はいたしかねま すので、ご了承ください。
警告
異常に気づいたら
下記のような異常が発生した場合、 すぐに電源プラグをコンセントか
必ず実行
ら抜く。
• 電源コード/プラグが破損した場合
• 製品から異常なにおいや煙が出た 場合
• 製品の内部に水や異物が入った場 合
• 使用中に音が出なくなった場合
• 製品に亀裂、破損がある場合
そのまま使用を続けると、感電や火 災、または故障のおそれがあります。 至急、お買い上げの販売店またはヤマ ハ修理ご相談センターに点検や修理 をご依頼ください。
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安全上のご注意
禁止
必ず実行
必ず実行
必ず実行
必ず実行
必ず実行
必ず実行
必ず実行
電源 /電源コード
電源コードやケーブルが破損する ようなことをしない。
• ストーブなどの熱器具に近づけ ない
• 無理に曲げない
• 傷つけない
• 電源コードに重いものをのせない
感電や火災の原因になります。
電源は本製品に表示している電源 電圧で使用する。
誤って接続すると、感電や火災のおそ れがあります。
電源コードは、必ず付属のものを使 用する。 また、付属の電源コードをほかの製 品に使用しない。
故障、発熱、火災などの原因になりま す。 付属の電源コードは日本国内専用で す。
電源プラグのほこりをきれいに拭 き取る。
火災やショートのおそれがあります。
電源プラグは根元まで確実に差し 込む。
感電やショートのおそれがあります。
長時間使用しないときは、必ず
コンセントから電源プラグを抜 く。
• 雷が鳴りだしたときは、本製品や 電源プラグに触らない。
感電や火災、故障の原因になることが あります。
接続
電源プラグは保護接地されている 適切なコンセントに接続する。
確実に接地接続しないと、感電や火 災、または故障の原因になります。
IEEE802.3at規格対応の受電機 器を接続する場合、CAT5e以上の
必ず実行
ケーブルを使用する。
規格に適合したケーブルで接続しな いと、火災や故障の原因になります。
分解禁止
本製品の内部を開けたり、内部の部 品を分解したり改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因
禁止
になります。異常を感じた場合など、 点検や修理は、必ずお買い上げの販売 店または巻末のヤマハ修理ご相談セ ンターにご依頼ください。
本製品をコンセントの近くに設置 する。
電源プラグに容易に手の届く位置に 設置し、異常を感じた場合にはすぐに 電源プラグをコンセントから抜いて ください。電源プラグをコンセントか ら抜かないかぎり電源から完全に遮 断されません。電源プラグに容易に手 が届き、操作できるように設置してご 使用ください。
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安全上のご注意
禁止
禁止
禁止
必ず実行
必ず実行
禁止
水や火に注意
• 本製品の上に花瓶や薬品など液 体の入ったものを置かない
• 浴室や雨天時の屋外など湿気の 多いところで使用しない
内部に水などの液体が入ると、感電や 火災、または故障の原因になります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差し しない。
感電のおそれがあります。
本製品の近くで、火気を使用しない。
火災の原因になります。
聴覚障害
オーディオシステムの電源を入れ るときは、パワーアンプをいつも最 後に入れる。電源を切るときは、パ ワーアンプを最初に切る。
聴覚障害やスピーカーの損傷の原因 になることがあります。
注意
電源 / 電源コード
電源プラグを抜くときは、電源コー ドを持たずに、必ず電源プラグを 持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の 原因になることがあります。
設置と接続
不安定な場所に置かない。
本製品が落下や転倒して故障したり、 けがをしたりする原因になります。
禁止
本製品や小さな部品は、乳幼児の手 の届くところに置かない。
お子様が誤って本製品の穴に指を入
禁止
れてけがをするおそれがあります。 小さな部品はお子様が誤って飲み込
むおそれがあります。 本製品は子供がいる可能性のある場 所での使用には適していません。
本製品の通風孔をふさがない。
内部の温度上昇を防ぐため、本製品の 前面/天面/背面/側面には通風孔があ
禁止
ります。製品内部に熱がこもり、故障 や火災の原因になることがあります。
本製品を設置する際は、
• 布やテーブルクロスをかけない。
• じゅうたんやカーペットなどの
禁止
上には設置しない。
• 前面や背面を上にして設置しな い。
風通しの悪い狭いところへは押 し込まない
製品内部に熱がこもり、故障や火災の原 因になることがあります。EIA標準の ラック以外に本製品を入れる場合は、本 機の周囲に上2.5cm、背面 10cm 以上 のスペースを確保してください。
別売のウォールマウントアクセサ リーWK-SWRを使用して2m以上 の高さの天井に取り付けない。
落下によるけがや機器破損の原因に なります。
6 SWR2311P-10G取扱説明書
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安全上のご注意
必ず実行
禁止
必ず実行
必ず実行
必ず実行
本製品をEIA標準ラックにマウン トする場合は、21ページの「ラッ クマウント時の注意」をよく読んで から設置する。
放熱が不十分だと製品内部に熱がこ もり、火災や故障、誤動作の原因にな ることがあります。
塩害や腐食性ガスが発生する場所 に設置しない。
故障の原因になります。
本製品を移動するときは、必ず接続 ケーブルをすべて外した上で行な う。
ケーブルをいためたり、お客様やほか の方々が転倒したりするおそれがあ ります。
取り付け工事は、必ず専門の施工会 社に依頼する。また、取り付ける場 合は、以下の点に注意する。
• 本製品の重量に十分に耐えられる 取り付け器具と場所を選ぶ
• 継続して振動があるような場所は 避ける
• 必ず指定された取り付け工具を使 用する
• 定期的に保守点検を行なう
お手入れ
取り扱い
本製品の通風孔/パネルのすき間に 手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがありま
禁止
す。
本製品の上にのったり重いものを のせたりしない。
本製品が破損したり、けがをしたりす
禁止
る原因になります。
SFPポートに別売のSFPモジュー ル(SFP-SWRG-LX、 SFP-SWRG-SX)を装着したとき
禁止
は光源をのぞきこまない。
別売の SFP モジュールはクラス1 レーザー機器です。目に見えないレー ザー光線が放射されているおそれが あります。レーザー光線が目に入る と、視覚に障害を及ぼすおそれがあり ます。
バックアップバッテリー
バックアップバッテリーを自分で 交換しない。
誤って交換すると爆発や故障の原因
禁止
となることがあります。 バッテリーを交換する必要があると
きは、お買い上げの販売店またはヤマ ハ修理ご相談センターにバックアッ プバッテリーの交換をご依頼くださ い。
本製品をお手入れするときは、必ず コンセントから電源プラグを抜く。
感電の原因になることがあります。
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注記(使用上のご注意)

注記(使用上のご注意)
製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。
製品の取り扱い / お手入れに関する注意
• ポート内部を指や金属などで触れないでください。故障の原因になることがあります。
• 直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本製品 のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因になります。
• 本製品の上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。本製品の パネルが変色 / 変質する原因になります。
• お手入れするときは、乾いた柔らかい布をご使用ください。ベンジンやシンナー、洗剤、化学ぞう きんなどを使用すると、変色 / 変質する原因になりますので、使用しないでください。
• 製品の周囲温度が極端に変化して ( 製品の移動時や急激な冷暖房下など )、製品が結露している おそれがある場合は、電源を入れずに数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。結 露した状態で使用すると故障の原因になることがあります。
• 本製品に触れるときは、人体や衣服から静電気を除去してください。故障の原因になることがあ ります。
• 本製品を強い磁界がある場所に設置しないでください。動作不良の原因になることがあります。
• 本製品の同一電源ライン上にノイズを発生する機器を接続しないでください。故障や動作不良の 原因になります。
• 通信ケーブルを電源コードなどに近づけて配線しないでください。大きな電圧が誘起され、動作 不良の原因になります。
• 1000BASE-Tでご使用になる場合は、エンハンスドカテゴリー5(CAT5e)以上の LANケー ブルをご使用ください。
• SFP ポートには別売の SFP-SWRG-LX、SFP-SWRG-SX 以外の SFP モジュールを装着しな いでください。それ以外の SFP モジュールを装着した場合、動作の保証はできません。
• 使用していない SFP ポートにはダストカバーを取り付けてください。異物が入り、故障の原因 になります。ダストカバーは、なくさないように保管してください。
• 本製品に付属のレッグ ( ゴム脚 ) はすべり止め用です。すべりやすい机や台などの上に本製品を 置く場合にご使用ください。
データの保存に関する注意
• 本製品はデータの時間情報保持用にバックアップバッテリーを内蔵しています。バックアップ バッテリーが消耗してくると、時刻情報が初期化されるため、誤った時刻情報がログに記録され ます。その場合は、お買い上げの販売店またはヤマハ修理ご相談センターにバックアップバッテ リーの交換をご依頼ください。バックアップバッテリーの寿命は約 10 年ですが、使用環境によ り変動する場合があります。交換後、時計を合わせてください。
バックアップバッテリーで保持されるデータ
•時間情報
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注記(使用上のご注意)
製品に搭載されている機能 / データに関するお知らせ
• 本製品は、高調波電流規格JISC61000-3-2に適合しています。
この製品は、クラス A 機器です。この製品を住宅環境で使用すると電波妨害を引き起こすことが あります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 (VCCI-A)
廃棄について
• 本製品は、リサイクル可能な部品を含んでいます。廃棄される際には、廃棄する地方自治体にお問 い合わせください。
取扱説明書の記載内容に関するお知らせ
• この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。
• Windows は、米国 MicrosoftCorporation の米国およびその他の国における登録商標です。
• その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
• ソフトウェアは改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。
本製品で使用しているオープンソースソフトウェア
• ライセンス条文については、ヤマハプロオーディオホームページをご覧ください。 http://www.yamaha.com/proaudio/
本書の表記について
本書ではそれぞれの社名や製品について、以下のように略称で記載しています。
• ヤマハ L2 スイッチ SWR2311P-10G:本製品
• 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ケーブル:LAN ケーブル
SWR2311P-10G取扱説明書 9
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目次
安全上のご注意.......................................................................................................... 4
注記(使用上のご注意)............................................................................................ 8
はじめに .................................................................................................................. 11
特長 .........................................................................................................................................11
別売品......................................................................................................................................11
関連ソフトウェアと関連文書 ...............................................................................................11
各部の名称と機能................................................................................................... 12
フロントパネル ......................................................................................................................12
トップパネル ..........................................................................................................................14
リアパネル..............................................................................................................................15
サイドパネル ..........................................................................................................................15
ボトムパネル ..........................................................................................................................16
表示モードの切り替え...........................................................................................................17
ポートのインジケーター.......................................................................................................18
ラックへの設置....................................................................................................... 21
壁面や天井への設置............................................................................................... 23
設定.......................................................................................................................... 26
WebGUI を使用して設定する ............................................................................................26
CONSOLE ポートを使用してコマンドラインで設定する...............................................27
接続.......................................................................................................................... 29
初期化 ...................................................................................................................... 32
資料.......................................................................................................................... 34
ハードウェア仕様 ..................................................................................................................34
寸法図......................................................................................................................................35
RJ-45/DB-9 コンソールケーブル ピン配列..................................................................36
ソフトウェアライセンス契約 ...............................................................................................36
索引.......................................................................................................................... 38
アフターサービス................................................................................................... 39
保証書 ...................................................................................................................... 40
付属品
以下の付属品が同梱されているか、ご確認ください。
• 取扱説明書(本書) ※ 本書に保証書が掲載されています。
• AC100V 用電源コード
• 電源コード抜け防止金具(付属 AC100V 用電源コード専用)
• レッグ(ゴム脚)(4 個)
10 SWR2311P-10G取扱説明書
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はじめに

はじめに
このたびは、ヤマハインテリジェント L2 スイッチ SWR2311P-10G をお買い求めいた だきまして、まことにありがとうございます。 本製品は、ネットワーク内で PoE 対応機器に対して電源供給可能な L2 スイッチです。 この取扱説明書では、施工会社の担当者や設備設計者向けに設置や設定の方法を説明しています。 本製品のさまざまな機能を十分にご活用いただくために、ご使用の前にこの取扱説明書を必 ずお読みください。 また、お読みになったあとも、大切に保管してください。
特長
• Dante ネットワークを安定動作させるための推奨設定 (QoS や EEE,IGMPSnooping など ) が簡単に設定できます。
• すべての PoE 給電対応ポートで同時にそれぞれ 30W までの給電ができます。
• 本製品から給電している端末の異常を検出すると、端末の復旧のために自動的に給電をオ フ / オンする機能を搭載しています。
• YamahaLANMonitor にて、PoE 給電の状態確認や給電のオフ / オンなどのコント ロールができます。
別売品
• ラックマウントアクセサリー RK-SWR:19 インチラックに取り付ける場合に必要です。
• ウォールマウントアクセサリー WK-SWR: 壁や高さ 2m 以下の天井に取り付ける場合に必要です。
• SFP モジュール SFP-SWRG-LX、SFP-SWRG-SX:1000BASE-LX や 1000BASE-SX で伝送する場合に必要です。

関連ソフトウェアと関連文書

YamahaLANMonitor/YamahaLANMonitor ユーザーガイド 本製品の情報や Dante ネットワーク上のすべての Dante 機器を含めたネットワーク全 体を監視するのに使用する Windows アプリケーションとそのユーザーガイドです。
• ヤマハネットワーク機器 USB シリアルドライバー / ヤマハネットワーク機器 USB シリ アルドライバーインストールガイド
USB ケーブルを使って mini-USBCONSOLE 端子とコンピューターを接続して通信す るための Windows 用ドライバーとそのインストールガイドです。
• コマンドリファレンス
コンピューターからコマンドラインで設定するときのコマンドについて説明をしていま す。
• 技術資料
SWR2311P-10G の機能の詳細について記載しています。
これらのソフトウェアや文書は、以下のウェブサイトからダウンロードしてください。 http://www.yamaha.com/proaudio/
SWR2311P-10G取扱説明書
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各部の名称と機能

注意
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9
各部の名称と機能

フロントパネル

1
POWER インジケーター
通電時に点灯します。
POWER インジケーター 状態
消灯 電源 OFF 点滅(緑色) 電源 ON、起動中 点灯(緑色) 電源 ON、正常 点灯(橙色) 電源 ON、異常発生
以下の異常を検知すると POWER インジケーターが橙色で点灯します。検知された異常の 状態を確認して適切に対応してください。どちらの異常なのかは WebGUI で確認できます。 ・ ファンの停止
本製品で発生した熱を排出するファンが停止しています。 すぐに使用を中止し、必ず巻末のヤマハ修理ご相談センターに修理や点検をご依頼くだ さい。
・ 本製品内部温度の異常
本製品内部の温度が異常です。 本製品内部の温度が適正になるように、設置環境を見直して本製品を正しく設置してく ださい。
2
mini-USBCONSOLE 端子
設定用の mini-USB 端子です。コンピューターの USB 端子と USB ケーブルで接続し ます。USBTypeA コネクターと mini-USBTypeB(5 ピン ) コネクターの USB ケー ブルをご使用ください。
注記
データ通信対応のケーブルをご用意ください。充電専用ケーブルはご使用できません。
12 SWR2311P-10G取扱説明書
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各部の名称と機能
注意
3
RJ-45CONSOLE ポート
設定用の RJ-45 ポートです。パソコンの RS-232C 端子 (COM ポート ) と、RJ-45/ DB-9 コンソールケーブルで接続します。「資料」に記載されている結線がされている RJ-45/DB-9 シリアルケーブルをご使用ください。
4
microSD インジケーター
microSD カードの接続、動作状態を示します。
microSD インジケーター 状態
消灯 microSD カードがスロットに挿入されていない。 点滅(緑色) microSD カードにアクセスしています。 点灯(緑色) microSD カードがスロットに挿入されています。
緑色で点滅しているときには、microSD カードを取り出さないでください。
データ破損の原因となります。
5
microSD スロット
microSD カードを挿入するスロットです。
6
MODE ボタンと MODE インジケーター
MODE ボタンを押すと以下の順でポートのインジケーターの表示モードが切り替わり、上 段と下段に表示される MODE インジケーターの状態で現状の表示モードを確認できます。
• 初期表示モードが LINK/ACT の場合 [LINK/ACT][PoE][VLAN][STATUS][OFF][LINK/ACT]へ戻る。
• モードを切り替える MODE ボタンと MODE インジケーターの詳細は「表示モードの
切り替え」(17ページ)を参照してください。
• 切り替えたモードごとのポートのインジケーターの詳細は「ポートのインジケーター」 (18ページ)を参照してください。
7
LAN ポート
PoE 給電可能な 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T に対応したポートです。 PoE 給電は IEEE802.3at 対応で、全ポート 30W まで給電できます。
8
LAN/SFP コンボポート
LAN ポートまたは SFP ポートのどちらかを使用できます。 LAN ポートは 1000BASE-T のアップリンク用ポートです。給電機能はありません。 SFP ポートは、別売の SFP モジュール (SFP-SWRG-LX または SFP-SWRG-SX) を 装着するためのポートです。 SFP モジュールの取り付け方については、「接続」の「SFP モジュールを装着する」
(29ページ)を参照してください。
SWR2311P-10G取扱説明書
13
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各部の名称と機能
注意
警告
0
9
MAC アドレス
製造番号
同じポート番号の LAN ポートと SFP ポートの両方のポートにケーブルを接続しない でください。
誤動作のおそれがあります。
9
通風孔
外気を取り込むための通風孔です。
通風孔をふさいだり、周囲に物を置いたりしない。
火災や故障の原因になります。

トップパネル

0
製品ラベル
本製品の機器名、製造番号、MAC アドレスなどを記載しています。
14 SWR2311P-10G取扱説明書
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注意

リアパネル

A
CB
製造番号
9
A
電源コード抜け防止金具取り付け穴
付属の電源コード抜け防止金具(コの字型)を取り付けます。 取り付け方は「電源コードを接続する」(31ページ)を参照してください。
B
ファン
内部で発生する熱を強制的に排出します。 異常を検出すると POWER インジケーターが橙色で点灯します。
各部の名称と機能
ファンの排出口をふさいだり、周囲に物を置いたりしない。
火災や故障の原因になります。
C
電源インレット(3 極コネクター、C14 タイプ)
付属の電源コードを差し込みます。AC100V、50/60Hz の電源コンセントに接続します。

サイドパネル

SWR2311P-10G取扱説明書
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各部の名称と機能
D
F
E
F
D
レッグ
レッグ
レッグ取り付けガイド

ボトムパネル

D
レッグ取り付けガイド
横置きに設置する場合に取り付ける付属のレッグの位置です。 横置きで設置する場合は、付属のレッグを図のように取り付けてください。
E
ラックマウントアクセサリー取り付け穴
ラックマウントアクセサリー RK-SWR を取り付ける際に使用します。 取り付け方は「ラックへの設置」(21ページ)を参照してください。
16 SWR2311P-10G取扱説明書
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各部の名称と機能
LED MODE
LINL/ACT PoE VLAN STAT US
F
ウォールマウントアクセサリー取り付け穴
ウォールマウントアクセサリー WK-SWR を取り付ける際に使用します。 取り付け方は「壁面や天井への設置」(23ページ)を参照してください。

表示モードの切り替え

MODE ボタンを押すごとに、ポートのインジケーターの表示モードが切り替わります。 上段と下段の MODE インジケーターの点灯と色で選択されている表示モードを示します。
消灯: 点灯 ( 緑色 ): 点灯 ( 橙色 ):
( 初期表示モードが LINK/ACT モードの場合 )
モード名 モードインジケーターの点灯状態 説明
LAN ポートや SFP ポートの 左インジケーターにリンク状 態、右インジケーターに接続速 度を表示します。
LAN ポートの給電状態を表示 します。
1
LINK/ACT
2
PoE
LED MODE
LED MODE
LINL/ACT PoE VLAN STAT US
LINL/ACT PoE VLAN STAT US
上段 点灯 ( 緑色 ) 下段 消灯
上段 点灯 ( 橙色 ) 下段 消灯
3
VLAN
4
STATUS
5
OFF
LED MODE
LED MODE
1
LINK/ACT に戻る
LINL/ACT PoE VLAN STAT US
LINL/ACT PoE VLAN STAT US
上段 消灯 下段 点灯 ( 緑色 )
上段 消灯 下段 点灯 ( 橙色 )
上段 消灯 下段 消灯
SWR2311P-10G取扱説明書
LAN ポートや SFP ポートに 設定されている VLANID を表 示します。
LAN ポートや SFP ポートの エラー状態を表示します。
LAN ポートや SFP ポートの インジケーターを消灯します。
17
Page 18
各部の名称と機能
インジケーター
LAN ポート ( 上段 )
LAN ポート ( 下段 ) SFP ポート ( 下段 )
SFP ポート ( 上段 )
インジケーター
インジケーター
インジケーター
右 インジケーター
右 インジケーター
右 インジケーター
右 インジケーター

ポートのインジケーター

LAN ポート、SFP ポートのインジケーターで、各モードでのポートの状態を示します。
■ LINK/ACT モード
LAN ポートや SFP ポートのリンク状態と接続速度を表示します。
LAN ポート
左インジケーター リンクの状態 右インジケーター 接続速度
消灯
点灯 ( 緑色 )
点滅 ( 緑色 ) データが流れています。 点灯 ( 緑色 )
リンクを喪失しています。 ( 使用不可 )
リンクを確立しています。 ( 使用可能 )
消灯
点灯 ( 橙色 )
未接続。 または 10BASE-T で接 続しています。
100BASE-TX で接続 しています。
1000BASE-T で接続 しています。
SFP ポート
左インジケーター リンクの状態 右インジケーター 接続速度
消灯
点灯 ( 緑色 )
点滅 ( 緑色 ) データが流れています。
18 SWR2311P-10G取扱説明書
リンクを喪失しています。 ( 使用不可 )
リンクを確立しています。 ( 使用可能 )
消灯 未接続。
点灯 ( 緑色 )
1000BASE-LX または 1000BASE-SX で接続 しています。
Page 19
■ PoE モード
NOTE
給電状態を表示します。
左インジケーター 給電状態
消灯 給電していません。 点灯 ( 緑色 ) 給電しています。
右インジケーターは消灯しています。
■ VLAN モード
LAN ポート、SFP ポートの VLAN 所属状況を表示します。
左インジケーター 右インジケーター VLANID
消灯 消灯 ID なし − 点灯 ( 緑色 ) 消灯 数字が最も小さい VLANID 1 点灯 ( 橙色 ) 消灯 消灯 点灯 ( 緑色 ) 3 消灯 点灯 ( 橙色 ) 4 点灯 ( 緑色 ) 点灯 ( 橙色 ) 5 点灯 ( 橙色 ) 点灯 ( 緑色 ) 6
点灯 ( 緑色 ) 点灯 ( 橙色 ) 点灯 ( 橙色 ) 複数の VLAN に所属
*1
点灯 ( 緑色 )
VLANID の数字が小さい順に 点灯パターンを割り当てます。
*1
7 番目以降の VLANID 7
各部の名称と機能
インジケーターの
割り当て順
2
*1 VLANID が 7 番目以降のインジケーターは、同じ点灯状態になります。
デフォルト VLAN(ID=1) は、所属 VLAN として表示対象外としています。
■ STATUS モード
LAN ポート、SFP ポートのエラー状態を示します。 以下のエラーを検出すると強制的に STATUS モードに切り替わります。
• ループの検出
• SFP 受光レベル異常の検出
• PoE 給電停止や受電機器エラーの検出
SWR2311P-10G取扱説明書
19
Page 20
各部の名称と機能
NOTE
LAN ポート
左インジケーター 右インジケーター エラー情報
消灯 消灯 正常
点滅 ( 橙色 ) 消灯
点灯 ( 橙色 ) 消灯 受電機器に異常があり、給電していません。
消灯 点滅 ( 橙色 )
消灯 点灯 ( 橙色 )
*1 本製品の総給電電力は 240W です。ガードバンドの動作については SWR2311P-10G の技術資料
を参照してください。
ループを検出しました。 ポートをブロックまたはシャットダウンしました。
本製品の総給電電力の制限を超えたため、このポート の給電を停止しました。 総給電電力がガードバンドを超えているため、受電機
器を増やすことができません。 ポートの出力電力が 1 ポートあたりの最大供給電力
を上回ったため、給電を停止しています。1 ポートあ たりの最大供給電力は接続した受電機器の消費電力ク ラスにより異なります。
*1
SFP ポート
左インジケーター 状態
消灯 正常 点滅 ( 橙色 ) ループまたは SFP 受光レベル異常を検出しました。
右インジケーターは消灯しています。 詳しくはヤマハプロオーディオサイトの本製品のページを参照してください。 http://www.yamaha.com/proaudio/
・ エラー要因については、showerrorport-led コマンドで確認できます。 ・ MODE ボタンの長押し (3 秒 ) でエラー状態を強制的にリセットできます。 ・ すべてのエラーが解消されるか、MODE ボタンの長押しでエラー状態を強制的にリセットする
と、自動的に初期表示モードになります。
■ OFF モード
LAN ポートと SFP ポートのインジケーターを消灯します。
20 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 21

ラックへの設置

注意
ラックへの設置
別売品のラックマウントアクセサリー RK-SWR を取り付けます。
ラックマウント時の注意
本製品が動作保証する周囲温度は 0 〜 40 ℃です。本製品を他の機器と一緒に EIA 規格 または JIS 規格のラックにマウントする場合、各機器からの熱でラック内の温度が上昇 し、十分な性能を発揮できないことがあります。本製品に熱がこもらないように、必ず 以下の条件でラックにマウントしてください。
• パワーアンプなどの発熱しやすい機器 (XMV シリーズを除く ) と一緒にマウントする
場合は、他の機器との間隔を 1U 以上空けてください。また、このスペースは通風パ ネルを取り付けたり、開放したりして、十分な通気を確保してください。
• ラックの背面を開放して、ラックを壁や天井から 10cm 以上離し、十分な通気を確保
してください。ラック背面を開放できない場合は、ラックに市販のファンキットなど の強制換気用装置を設置してください。ファンキットを取り付けた場合は、ラックの 背面を閉じた方が放熱効果が大きくなることもあります。詳しくはラックおよびファ ンキットの取扱説明書を参照してください。
ラックを移動するときは、必ず本製品をラックから取り外してください。
ラックにマウントしたままで移動すると、振動などによりラックマウントアクセサリーが 変形または破損して、けがの原因になることがあります。また、本製品が故障する可能性が あります。
【取り付け方法】
中央ブロックに取り付ける場合を例に説明します。左右ブロックに取り付ける場合も、 下記の手順に従ってください。
注記
本製品に付属のレッグが取り付けられている場合は、外してください。
SWR2311P-10G取扱説明書
21
Page 22
ラックへの設置
ラックマウントパネル
取り付けネジ
警告
必ず付属の指定されたネジを使用する。
落下によるけがや機器破損の原因になりま す。また、感電や故障の原因になります。
19 インチラック
ラックマウントパネル
[EIA 規格ラックの場合 ]
[JIS 規格ラックの場合 ]
19 インチラックに 付属のネジ
19 インチラックに 付属のネジ
1. 本製品にラックマウントパネルを取り付ける。
ラックマウントパネルを本製品のボトムパネルにラックマウントアクセサリーに付属の取 り付けネジ(2 本)で固定してください。
2. ラックマウントパネルを 19 インチラックに取り付ける。
19 インチラックに付属の取り付けネジ(EIA 規格 4 本、JIS 規格 2 本)を使用し、ラッ クマウントパネルを取り付けてください。取り付けネジはゆるまないように十分に締め付 けてください。
図のように本製品を 2 台取り付けることもできます。
22 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 23

壁面や天井への設置

警告
注意
WK-SWRWK-SWR
A
B
C
C
D
D
D
D
B
B
C
C
B
A
A
A
2-R2.5
20
5
ø
10
2-ø5.5
SWR2311P-10G
取り付け面
( 刻印なし )
壁設置面
(刻印あり)
壁に印を つける
壁面や天井への設置
別売品のウォールマウントアクセサリー WK-SWR を使用して設置します。 天井には本製品の天地を逆にして取り付けてください。 壁や天井の材質や厚さに合わせて手順 1 の穴の仕様に合うネジ 6 本ご用意ください。 取り付けは手順 7 まで実施してください。
本製品を 2m 以上の高さの天井に取り付けない。
落下によるけがや機器破損の原因になります。
取り付け、取り外しのときは、必ず本製品の電源プラグをコンセントから抜く。
感電や故障の原因になります。
・ 取り付け工事は、必ず専門の施工会社に依頼する。
また、取り付ける場合は、以下の点に注意する。
・ 本製品の重量に十分に耐えられる取り付け器具と場所を選ぶ ・ 継続して振動があるような場所は避ける ・ 必ず指定された取り付け工具を使用する ・ 定期的に保守点検を行なう
注記
マウント金具には、SWR2311P-10G を取り付ける面と壁に取り付ける面があります。 取り付け面を間違えるとマウント金具を SWR2311P-10G に取り付けられません。取り付 け面については、手順1と手順3のイラストを参照してください。
1. マウント金具を壁に当て、取り付け位置に印をつける。
SWR2311P-10G取扱説明書
23
Page 24
壁面や天井への設置
警告
警告
注記
<左横パターン> <右横パターン>
LAN
ポート側
LAN
ポート側
約2mm
壁面への取り付けパターン(2 種類)
SWR2311P-10G の壁への取り付け方には、以下の 2 種類の取り付けパターンがあり ます。
LAN ポート側を上向きや下向きにして設置しない。
火災や故障の原因になります。
2. 手順 1 で印をした取り付け位置に、市販のネジ 4 本を
仮止めする。
その際に、壁とネジのくび下に約 2mm のマウント金具 引っ掛けしろを残す(右図)。
必ず壁の材質に適合したネジを使用する。
落下によるけがや機器破損の原因になります。
3. 本製品にマウント金具を合わせる(右図)。
本製品に付属のレッグが取り付けられている場合は、外して ください。
24 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 25
壁面や天井への設置
警告
注記
警告
注記
警告
A
B
CCC
DD
B
CC
A
固定用ネジ穴
(手順7)
[ 左横向きに取り付ける場合 ] [ 右横向きに取り付ける場合 ]
固定用ネジ穴
(手順7)
固定用ネジ穴
(手順7)
固定用ネジ穴
(手順7)
4. マウント金具を付属のネジ(4 本)で SWR2311P-10G に取り付ける。
確実に固定してください。
必ず付属の指定されたネジを使用する。
落下によるけがや機器破損の原因になりま す。また、感電や故障の原因になります。
マウント金具の角に手や指をかけるとき
は、注意する。
けがの原因になります。
使用するネジ穴はマウント金具に C と刻印された穴です。 使用するネジは金属筐体用の黒色の小さい M3×4 ネジです。
5. 手順 2 で仮止めした市販のネジに、組み上げたマウント金具を引っ掛けてずらす。
本製品を落下させない。
落下によるけがや機器破損の原因になります。
SWR2311P-10G を取り付ける場合は、手順 2 で仮止めしたネジにマウント金具を引っ掛け、 左右どちらかにずらしてください。
6. 手順 2 で仮止めした市販のネジを増し締めし、マウント金具を固定する
7. マウント金具の固定用ネジ穴 (2 か所 ) に市販のネジ 2 本を取り付ける。
必ず壁の材質に適合したネジを使用する
落下によるけがや機器破損の原因になります。
SWR2311P-10G取扱説明書
25
Page 26
設定
設定
以下の方法で本製品の設定を行なうことができます。
• WebGUI を使用して設定する
• CONSOLE ポートを使用してコマンドラインで設定する
• Telnet を使用してコマンドラインで設定する
• SSH を使用してコマンドラインで設定する
本書では「WebGUI を使用して設定する」(26ページ)と「CONSOLE ポートを使用し てコマンドラインで設定する」(27ページ)を説明します。
本製品へのログインには、一般ユーザーでログインする場合、管理ユーザーでログインする 場合があります。本章では、管理ユーザーでログインする手順を説明します。
本製品で使用するコマンドについて詳しくはコマンドリファレンスを参照してください。 コマンドリファレンスは、ヤマハプロオーディオサイトで公開されています。 http://www.yamaha.com/proaudio/
WebGUI を使用して設定する
WebGUI を使用して本製品にログインするまでの手順を説明します。 WebGUI には YamahaLANMonitor からログインしますので、あらかじめ Yamaha
LANMonitor をインストールしてください。 ログインする前に、コンピューターを同じネットワークに接続してください。 対応する Web ブラウザーについてはヤマハプロオーディオサイトを参照してください。 http://www.yamaha.com/proaudio/
■ Web ブラウザーを使用して本製品にログインする
1. YamahaLANMonitor を起動する。
2. 設定する機器を選択して、「機器詳細」ビューにある WebGUI ボタンをクリックす
る。
アクセスに成功すると、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログが表示されます。
3. 事前に設定している場合は、ユーザー名とパスワードを入力して、「ログイン」ボタ
ンをクリックする
工場出荷時の状態ではユーザー名とパスワードは設定されていないため、ユーザー名とパ スワードの入力は不要です。
26 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 27
設定

CONSOLE ポートを使用してコマンドラインで設定する

CONSOLE ポートを使用するために必要なケーブル、ドライバー、ソフトウェア、設定に ついて説明します。
■ コンソールケーブルの準備
• コンピューターと本製品の CONSOLE ポートを、USB ケーブルまたは RJ-45/DB-9
コンソールケーブルで接続します。
• mini-USBCONSOLE 端子に接続する USB ケーブルは、USBTypeA コネクターと
mini-USBTypeB(5 ピン)コネクターのデータ通信対応の USB ケーブルをご使用 ください。充電専用ケーブルはご使用できません。
■ USB シリアルドライバーのインストール
• mini-USBCONSOLE 端子を使用する場合は、あらかじめコンピューターに USB シ
リアルドライバーのインストールが必要です。
• USB シリアルドライバーのインストール手順については、「ヤマハネットワーク機器
USB シリアルドライバーインストールガイド」を参照してください。
ヤマハネットワーク機器 USB シリアルドライバーインストールガイド、およびインス トーラーはヤマハプロオーディオサイトからダウンロードしてください。
http://www.yamaha.com/proaudio/
■ コンピューターの準備
コンピューターのシリアル(COM)ポートを制御するターミナルソフトウェアが必要で す。
ターミナルソフトウェアのパラメーターを、以下のように設定します。
パラメーター 設定値
データ転送速度 9600bps キャラクタービット長 8 パリティチェック なし ストップビット数 1 フロー制御 Xon/Xoff
RJ-45CONSOLE ポートと mini-USBCONSOLE 端子の両方をコンピューターに接 続している場合は、mini-USBCONSOLE 端子を使用しているターミナルソフトウェ アのみで設定が可能になります。
なお、本製品からの出力メッセージは両方の CONSOLE ポート / 端子へ出力されます。
SWR2311P-10G取扱説明書
27
Page 28
設定
注記
■ CONSOLE ポート / 端子に接続したコンピューターからのログイン
1. 本製品とコンピューターをコンソールケーブルで接続する。
コンピューターと本製品の CONSOLE ポート / 端子を、USB ケーブルまたは RJ-45/ DB-9 コンソールケーブルで接続します。
・ LAN ポートと RJ-45CONSOLEポートのコネクター形状は、同じ 8 ピンコネクター
です。これらを間違えて接続すると、ハードウェアの破壊や故障につながります。 十分に確認してから接続してください。
・ mini-USBCONSOLE 端子を使用する場合は、USB ハブは使用しないでください。
複数のヤマハスイッチと 1 台のコンピューターを接続すると、接続に割り当てられる COM ポート番号が意図せず入れ替わってしまう場合があります。誤って意図しない 機器の設定を変更する可能性がありますのでご注意ください。
2. 本製品の電源を確認する。
本製品の電源が入っていないときは、「電源コードを接続する」(31ページ)を参照し電 源を入れます。本製品の電源が入り、コマンドラインが使用できる状態になると起動メッ セージがパソコンのコンソール画面に表示されます。
すでに電源が入っているときは、起動メッセージは表示されません。
SWR2311P-10G Rev.2.02.01 (Mon Sep 4 16:28:06 2018) Copyright (c) 2018 Yamaha Corporation. All Rights Reserved.
3. <Enter> キーを押す。
ユーザー名入力待ち状態になります。 事前にユーザー名を設定している場合は、ユーザー名を入力します。 工場出荷時の状態は、ユーザー名が設定されていないので入力は不要です。
Username:
4. <Enter> キーを押す。
パスワード入力待ち状態になります。 事前にパスワードを設定している場合は、パスワードを入力します。 工場出荷時の状態およびパスワードを設定していない場合は、入力は不要です。
Password:
5. <Enter> キーを押す。
パスワード認証が成功するとコマンドプロンプトが表示され、コマンドを入力することが できます。
SWR2311P>
コマンドに関する詳細についてはコマンドリファレンスを参照してください。
28 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 29
接続
警告
注記
NOTE
NOTE
注意
保護キャップ
SFP ポート
■ ネットワーク機器、PoE 受電機器やコンピューターと接続する
各機器の LAN ポートと本製品の LAN ポートを LAN ケーブルで接続します。 光ファイバーケーブルで接続するときは、SFP ポートに SFP モジュールを装着します。
装着手順については「SFP モジュールを装着する」(29ページ)を参照してください。
IEEE802.3at 規格対応の受電機器を接続する場合、CAT5e 以上のケーブルを使用 する。
規格に適合したケーブルで接続しないと、火災や故障の原因になります。
LAN ポートと RJ-45CONSOLE ポートのコネクター形状は、同じ 8 ピンコネクターです。 これらを間違えて接続すると、ハードウェアの破壊や故障につながります。十分に確認して から接続してください。
■ SFP モジュールを装着する
SFP ポートには、SFP モジュール (SFP-SWRG-LX、SFP-SWRG-SX) を装着するこ とができます。
接続
取り付け、取り外し方法や注意事項など、詳細については SFP モジュール付属の
「SFP-SWRG-LXSFP-SWRG-SX 取扱説明書」を参照してください。
1. 本製品の SFP ポートに付いているダストカバー
を取り外し、SFP モジュールを差し込む。
本製品はホットスワップに対応しているため、電源を 切らずに SFP モジュールを装着できます。
2. SFP モジュールから保護キャップを外す。
SFP モジュールを装着したときは光源をのぞきこまない。
別売の SFP モジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が放 射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそ れがあります。
SWR2311P-10G取扱説明書
SFP-SWRG-LX SFP-SWRG-SX
29
Page 30
接続
NOTE
注意
NOTE
コネクター
光ファイバーケーブル
光ファイバーケーブル
コネクター
レバー
3. 各モジュールに対応した光ファイバーケーブルを
コネクターに接続する。
■ SFP モジュールを取り外す
本製品が動かないように固定し、SFP モジュールのレバーを持って、手前にゆっくり引 くと、SFP ポートから取り外すことができます。
取り付け、取り外し方法や注意事項など、詳細については SFP モジュール付属の
「SFP-SWRG-LXSFP-SWRG-SX 取扱説明書」を参照してください。
1. 光ファイバーケーブルを取り外す。
2. SFP モジュールを上段のポートに接続している場合
は、SFP モジュールのレバーを下げる。
下段のポートに接続している場合は、レバーを上げます。
SFP モジュールを装着したときは光源をのぞきこまない。
別売りの SFP モジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が 放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすお それがあります。
3. レバーを持って SFP モジュールを引き抜く。
本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずに SFP モジュールを取り外すことができます。
30 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 31
■ 電源コードを接続する
注記
注意
付属の金具を本体の穴に 内側から差し込む。
2-1 金具を持ち上げる。 2-2 電源コードを
接続する。
2-3 金具を押し下げて
固定する。
1. 付属の電源コード抜け防止金具を取り付ける。
・ 電源コードの不意の脱落を防止するために、付属の電源コード
抜け防止金具を取り付けることをおすすめします。
・ この金具は、付属の電源コード専用です。付属の電源コード以
外では、コードが破損したり十分な固定ができない可能性があ ります。
2. 付属の電源コードを電源インレットに接続し、金具で固定する。
3. 電源プラグをコンセントに接続する。
POWER インジケーターが緑点滅し、起動完了後に緑点灯します。
接続
POWER インジケーターが橙色で点灯している場合は、ファンの停止や本製品内部温度 の異常が発生しています。異常状態を確認して適切に対応してください。 ・ ファンの停止
本製品で発生した熱を排出するファンが停止しています。 すぐに使用を中止し、必ず巻末のヤマハ修理ご相談センターに修理や点検をご依頼く ださい。
・ 本製品内部温度の異常
本製品内部の温度が適正になるように、設置環境を見直して本製品を正しく設置して ください。
4. ポートのインジケーターを確認する。
MODE ボタンで表示モードを切り替えてポートのインジケーターを確認します。 表示モードの切り替えや接続状態、給電状態の詳細は「表示モードの切り替え」(17ペー
ジ)および「ポートのインジケーター」(18ページ)を参照してください。
SWR2311P-10G取扱説明書
31
Page 32
初期化
NOTE
初期化
以下の方法で本製品の設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。
• WebGUI から工場出荷時の状態に戻す(32 ページ)
• coldstart コマンドで工場出荷時の状態に戻す(33 ページ)
• 起動時に <I>(大文字のアイ)キーを入力し工場出荷時の状態に戻す(33 ページ)
注記
工場出荷時の状態へ戻す場合は、以下の点にご注意ください。 ・ 実行した直後にすべての通信が切断されます。 ・ 実行すると、設定内容も工場出荷時の状態に戻ります。必要に応じて、事前に外部メモ
リーなどに設定内容を退避してください。外部メモリーにエクスポートする方法につい て詳しくは、SWR2311P-10G の「技術資料」を参照してください。
■ WebGUI から工場出荷時の状態に戻す
WebGUI から設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。 YamahaLANMonitor から WebGUI にログインしてください。
1.「管理」タブ−「保守」−「再起動と初期化」を順に選択する。
「再起動と初期化」画面が表示されます。
2.「初期化」項目の「進む」ボタンをクリックする。
「初期化」画面が表示されます。
3. 管理者パスワードを入力し、「確認」ボタンをクリックする。
「実行内容の確認」画面が表示されます。
4. 内容を確認し、「実行」ボタンをクリックする。
本製品が工場出荷時の状態へ戻されます。また、「初期化」ダイアログが表示され、 本製品が再起動します。
5. 本製品の再起動の完了後、YamahaLANMonitor 経由で WebGUI に再度アクセス
する。
再起動中は WebGUI を開いているコンピューターが本製品と通信できない状態(コンピュー ターのネットワークアダプタの状態表示で「ネットワークケーブルが接続されていない」と表示 されます)になりますが、再起動が完了すると通信状態が復旧します。本製品の POWER イン ジケーターの点滅終了後に、WebGUI を開いているパソコンの通信状態が復旧していることを 確認してから「機器詳細」ビューにある WebGUI ボタンをクリックしてください。
32 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 33
■ coldstart コマンドで工場出荷時の状態に戻す
CONSOLE ポートや Telnet、SSH クライアントを使用してコマンドラインから設定 を工場出荷時の状態に戻すことができます。 ここでは、「CONSOLE ポート / 端子に接続したコンピューターからのログイン」(28 ページ)でログインしたことを前提に説明します。
1. enable を入力し <Enter> キーを押す。
特権 EXEC モードに変更します。
SWR2311P>enable SWR2311P#
2. coldstart コマンドを入力し <Enter> キーを押す。
管理パスワードの入力が要求されます。 事前にパスワードを設定している場合は、パスワードを入力します。 工場出荷時の状態およびパスワードを設定していない場合は、入力は不要です。
SWR2311P#cold start Password:
3. <Enter> キーを押す。
本製品が工場出荷時の状態へ戻り、本製品が再起動します。
■ 起動時に <I>(大文字のアイ)キーを入力し工場出荷時の状態に戻す
本製品の起動時に大文字の <I> を入力することで設定を工場出荷時の状態に戻すことが できます。ここでは、電源コードの抜き差しによる場合で説明します。reload コマンド による本製品起動時も同じ手順です。
初期化
注記
ここでは、「CONSOLE ポート / 端子に接続したコンピューターからのログイン」(28ページ) でログインしたことを前提に説明します。
1. 本製品の電源コードを抜き差しする。
2. 再起動後、コンソール画面に BootROMVer(下記参照)が表示されてから 1 秒以内
に大文字の <I> を入力する。
SWR2311P BootROM Ver.1.00
3. 初期化実行有無の画面が表示されたら <y> キーを押し、初期化を実行する。
Initialize or not ?(y/n)
初期化が実行されます。
Ready to Initialize
...............
SWR2311P-10G取扱説明書
33
Page 34
資料
資料

ハードウェア仕様

外形寸法
(突起物、レッグ含まず)
質量(付属品含まず) 2.3kg
電源電圧、周波数 AC100-240V、50/60Hz
最大消費電力 280W
PoE 給電機能
つき LAN
ポート
コンボポート
PoE
microSD
スロット
CONSOLE
ポート
インジケーター
動作環境条件
保管環境条件
項目 諸元
220mm(W)x294mm(D)x42.4mm(H)
規格 IEEE802.3(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
ポート数 8ポート
通信モード オートネゴシエーション
コネクタ形状 RJ-45
MAC アドレス 天面印刷部に記載
極性 ストレート / クロス自動判別
LAN ポート
SFP ポート
規格 IEEE802.3at
給電方式 AlternativeA
最大給電電力 30W/ポート、240W/装置全体
規格 SD/SDHC
スロット数 1 スロット
規格 RS-232C、USB2.0
コネクタ形状 RJ-45、USBmini-B(5pin)
データ転送速度 9600bit/s
周囲温度 0 〜 40 ℃
周囲湿度 15 〜 80%、結露なきこと
周囲温度
周囲湿度 10 〜 90%、結露なきこと
IEEE802.3(1000BASE-T) 2 ポート(SFP ポートと排他使用)
SFP(SmallForm-factorPluggable)
2 ポート(LAN ポートと排他使用)
POWER、microSD、LEDMODE、 LAN ポート、SFP ポート
−20〜50℃
34 SWR2311P-10G取扱説明書
Page 35
項目 諸元
220
294
44
42.41.6
8.6
単位:mm
区分名 A
省エネ法表示
事項
エネルギー消
費効率
最大実効 伝送速度
測定時
ポート速度
( ポート数 )
付属品
1.2W/(Gbit/s)
10.0Gbit/s
1Gbit/s(10 ポート )
取扱説明書 ( 本書 )、電源コード(3 極プラグ)、 電源コード抜け防止金具、レッグ
本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトから ダウンロードできます。 http://www.yamaha.com/proaudio/
寸法図
資料
SWR2311P-10G取扱説明書
35
Page 36
資料
Console (RS-232C)
Signal
RTS DTR TxD GND GND RxD DSP* CTS*
1 2 3 4 5 6 7 8
8 6
9
2 5
3 7 4 1
RJ-45 D-SUB 9

RJ-45/DB-9 コンソールケーブル ピン配列

*これらの信号は SWR2311P-10G では使用しません。

ソフトウェアライセンス契約

本契約は、お客様とヤマハ株式会社(以下、ヤマハといいます)との間の契約であって、ヤマハネット ワーク製品(以下「本製品」といいます)用ファームウェアおよびこれに関わるプログラム、印刷物、 電子ファイル(以下「本ソフトウェア」といいます)をヤマハがお客様に提供するにあたっての条件を 規定するものです。
「本ソフトウェア」は、「本製品」またはパーソナルコンピュータ等のデバイスで動作させる目的におい
てのみ使用することができます。本契約は、ヤマハがお客様に提供した「本ソフトウェア」および本契 約第1条第(1)項の定めに従ってお客様が作成した「本ソフトウェア」の複製物に適用されます。
1. 使用許諾
(1) お客様は、「本ソフトウェア」をお客様が所有する「本製品」またはパーソナルコンピュータ等
のデバイスにインストールして使用することができます。
(2) お客様は、本契約に明示的に定められる場合を除き、「本ソフトウェア」を、再使用許諾、販売、
頒布、賃貸、リース、貸与もしくは譲渡し、特定もしくは不特定多数の者によるアクセスが可能 なウェブ・サイトもしくはサーバー等にアップロードし、または、複製、翻訳、翻案もしくは他 のプログラム言語に書き換えてはなりません。お客様はまた、「本ソフトウェア」の全部または 一部を修正、改変、逆アセンブル、逆コンパイル、その他リバース・エンジニアリング等しては ならず、また第三者にこのような行為をさせてはなりません。
(3) お客様は、「本ソフトウェア」に含まれるヤマハの著作権表示を変更、除去、または削除しては
なりません。
(4) 本契約に明示的に定める場合を除き、ヤマハは、「本ソフトウェア」に関するヤマハの知的財産
権のいかなる権利もお客様に付与または許諾するものではありません。
2. 所有権
「本ソフトウェア」は、著作権法その他の法律により保護され、ヤマハにより所有されています。お
客様は、ヤマハが、本契約に基づきまたはその他の手段により「本ソフトウェア」に係る所有権お よび知的財産権をお客様に譲渡するものではないことを、ここに同意するものとします。
3. 輸出規制
お客様は、当該国のすべての適用可能な輸出管理法規や規則に従うものとし、また、かかる法規や 規則に違反して「本ソフトウェア」の全部または一部を、いかなる国へ直接もしくは間接に輸出も しくは再輸出してはなりません。
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資料
4. サポートおよびアップデート
ヤマハ、ヤマハの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「本ソフトウェア」の 取扱者および頒布者は、「本ソフトウェア」のメンテナンスおよびお客様による「本ソフトウェア」 の使用を支援することについて、いかなる責任も負うものではありません。また、本契約に基づき
「本ソフトウェア」に対してアップデート、バグの修正あるいはサポートを行う義務もありません。
5. 責任の制限
(1) 「本ソフトウェア」は、『現状のまま(AS-IS)』の状態で使用許諾されます。ヤマハ、ヤマハの
子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「本ソフトウェア」の取扱者および 頒布者は、「本ソフトウェア」に関して、商品性および特定の目的への適合性の保証を含め、い かなる保証も、明示たると黙示たるとを問わず一切しないものとします。
(2) ヤマハ、ヤマハの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「本ソフトウェ
ア」の取扱者および頒布者は、「本ソフトウェア」の使用または使用不能から生ずるいかなる損 害(逸失利益およびその他の派生的または付随的な損害を含むがこれらに限定されない)につい て、一切責任を負わないものとします。たとえ、ヤマハ、ヤマハの子会社、それらの販売代理店 および販売店、並びに、その他「本ソフトウェア」の取扱者および頒布者がかかる損害の可能性 について知らされていた場合でも同様です。
(3) ヤマハ、ヤマハの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「本ソフトウェ
ア」の取扱者および頒布者は、「本ソフトウェア」の使用に起因または関連してお客様と第三者 との間に生じるいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。
6. 有効期間
(1) 本契約は、下記(2)または(3)により終了されるまで有効に存続します。 (2) お客様は、「本製品」またはパーソナルコンピュータ等のデバイスにインストール済みのすべて
の「本ソフトウェア」を消去することにより、本契約を終了させることができます。 (3) お客様が本契約のいずれかの条項に違反した場合、本契約は直ちに終了します。 (4) お客様は、上記(3)による本契約の終了後直ちに、「本製品」またはパーソナルコンピュータ
等のデバイスにインストール済みのすべての「本ソフトウェア」を消去するものとします。 (5) 本契約のいかなる条項にかかわらず、本契約第2条から第6条の規定は本契約の終了後も効力を
有するものとします。
7. 分離可能性
本契約のいかなる条項が無効となった場合でも、本契約のそれ以外の部分は効力を有するものとします。
8. U.S.GOVERNMENTRESTRICTEDRIGHTSNOTICE:
The Software is a “commercial item,” as that term is defi ned at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of “commercial computer software” and “commercial computer software documentation,” as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein.
9. 一般条項
お客様は、本契約が本契約に規定されるすべての事項についての、お客様とヤマハとの間の完全か つ唯一の合意の声明であり、口頭あるいは書面による、すべての提案、従前の契約またはその他の お客様とヤマハとのあらゆるコミュニケーションに優先するものであることに同意するものとしま す。本契約のいかなる修正も、ヤマハが正当に授権した代表者による署名がなければ効力を有しな いものとします。
10. 準拠法
本契約は、日本国の法令に準拠し、これにもとづいて解釈されるものとします。
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索引
索引
C
CONSOLE ポート ....................................27
L
LAN/SFP コンボポート ..........................13
LAN ポート................................................13
M
microSD インジケーター........................13
microSD スロット ...................................13
mini-USBCONSOLE 端子 ............12,27
MODE インジケーター ............................13
MODE ボタン............................................13
P
POWER インジケーター .........................12
R
RJ-45CONSOLE ポート ......................13
RK-SWR ....................................................21
S
SFP モジュール ........................................29
W
WebGUI....................................................26
WK-SWR ...................................................23
Y
YamahaLANMonitor ..........................11
ウォールマウントアクセサリー
取り付け穴..................................................17
コマンドライン..........................................27
初期化 .........................................................32
製品ラベル................................................. 14
通風孔 ........................................................ 14
電源インレット ......................................... 15
電源コード抜け防止金具.......................... 31
電源コード抜け防止金具取り付け穴 ...... 15
パスワード................................................. 26
表示モード................................................. 17
LINK/ACT モード ............................. 18
OFF モード......................................... 20
PoE モード......................................... 19
STATUS モード ............................... 19
VLAN モード ..................................... 19
ファン ........................................................ 15
ヤマハネットワーク機器 USB
シリアルドライバー ......................... 11,27
ユーザー名................................................. 26
ラックマウントアクセサリー
取り付け穴................................................. 16
レッグ ........................................................ 16
レッグ取り付けガイド ............................. 16
38 SWR2311P-10G取扱説明書
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アフターサービス

アフターサービス
お問い合わせ窓口
お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
●機能や取り扱いに関するお問い合わせ
●修理に関するお問い合わせ
●販売元
( 株 ) ヤマハミュージックジャパンPA 営業部 〒 103-0015東京都中央区日本橋箱崎町 41-12 KDX 箱崎ビル 1F
保証と修理について
保証と修理についての詳細は下記のとおりです。
●保証書
本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 ( レシート、売買契約書、納品書など ) とあわせて、大切に 保管してください。
●保証期間と期間中の修理
保証書をご覧ください。保証書記載内容に基づいて修理させ ていただきます。お客様に製品を持ち込んでいただくか、 サービスマンが出張修理にお伺いするのかは、製品ごとに 定められています。
●保証期間経過後の修理
ご要望により有料にて修理させていただきます。 使用時間や使用環境などで劣化する下記の有寿命部品など は、消耗劣化に応じて交換が必要となります。有寿命部品 の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センター までご連絡ください。
●補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造終了後 8 年です。
●修理のご依頼
本書をもう一度お読みいただき、接続や設定などをご確認 のうえ、お買い上げの販売店またはヤマハ修理ご相談セン ターまでご連絡ください。修理をご依頼いただくときは、 製品名、モデル名などとあわせて、製品の状態をできるだ け詳しくお知らせください。
●損害に対する責任
本製品 ( 搭載プログラムを含む ) のご使用により、お客様 に生じた損害 ( 事業利益の損失、事業の中断、事業情報の 損失、そのほかの特別損失や逸失利益 ) については、当社 は一切その責任を負わないものとします。また、いかなる 場合でも、当社が負担する損害賠償額は、お客様がお支払 いになったこの商品の代価相当額をもって、その上限とし ます。
ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター
上記番号でつながらない場合は03-5488-5447 受付時間 月曜日〜金曜日 11:00 〜 18:00
 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く )
FAX 03-5652-3634
オンラインサポート http://jp.yamaha.com/support/
ヤマハ修理ご相談センター
上記番号でつながらない場合は053-460-4830
FAX 03-5762-2125東日本( 北海道 / 東北 / 関東 / 甲信越 / 東海 )
06-6649-9340西日本
(北陸/近畿/四国/中国/九州/沖縄)
修理品お持込み窓口
東日本サービスセンター 〒 143-0006 東京都大田区平和島 2 丁目 1-1 京浜トラックターミナル内 14 号棟 A-5F FAX03-5762-2125
西日本サービスセンター 〒 556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中 1 丁目 13-17 ナンバ辻本ニッセイビル 7F FAX06-6649-9340
受付時間
月曜日〜金曜日10:00 〜 17:00 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く )
場合があります。
0570-050-808
※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。
 通話料金は音声案内で確認できます。
0570-012-808
※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。
    通話料金は音声案内で確認できます。
有寿命部品
フェーダー、ボリューム、スイッチ、接続端子など
ASCAMIPAMPPCA10
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保証書
1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意
書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。
2. 保証期間内に故障して無償修理をお受けになる場合は、商品と本書をご
持参ご提示のうえ、お買上げ販売店にご依頼ください。
3. ご贈答品、ご転居後の修理についてお買上げの販売店にご依頼できない
場合には、※ヤマハ修理ご相談センターにお問合わせください。
4. 保証期間内でも次の場合は有料となります。
(1)本書のご提示がない場合。
(2)本書にお買上げの年月日、お客様、お買上げの販売店の記入がない
場合、及び本書の字句を書き替えられた場合。
(3)使用上の誤り、他の機器から受けた障害または不当な修理や改造に
よる故障及び損傷。
(4)お買上げ後の移動、輸送、落下などによる故障及び損傷。
(5)火災、地震、風水害、落雷、その他の天災地変、公害、塩害、異常
電圧などによる故障及び損傷。
(6)お客様のご要望により出張修理を行なう場合の出張料金。
5. この保証書は日本国内においてのみ有効です。
ThiswarrantyisvalidonlyinJapan.
6. この保証書は再発行致しかねますので大切に保管してください。
* この保証書は本書に示した期間、条件のもとにおいて無償修理をお約束す
るものです。したがってこの保証書によってお客様の法律上の権利を制限 するものではありませんので、保証期間経過後の修理などについてご不明 の場合は、お買上げの販売店、※ヤマハ修理ご相談センターにお問合わせ ください。
* ご記入いただきましたお客様のお名前、ご住所などの個人情報は、本保証
規定に基づく無料修理に関する場合のみ使用致します。取得した個人情報 は適切に管理し、法令に定める場合を除き、お客様の同意なく第三者に提 供することはありません。
※ その他の連絡窓口につきましては、本取扱説明書をご参照ください。
ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。
持込修理
品     名 L2スイッチ
品     番 SWR2311P-10G
※シリアル番号
保 証 期 間 本  体 お買上げの日から1ケ年間
※お買上げ日 年   月   日
お 客 様
ご住所 お名前             様 電 話    (   )
本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。
(詳細は下項をご覧ください)
株式会社ヤマハミュージックジャパンPA営業部
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41 番12号KDX 箱崎ビル1F TEL.03-5652-3850
※ 販
店 名
所在地
電 話       (   )
保証書
保証規定
20186 発行 IPES-A0
© 2018 Yamaha Corporation
Manual Development Group
ヤマハダウンロード
https://download.yamaha.com/
ヤマハプロオーディオウェブサイト
https://www.yamaha.com/proaudio/
ZZ29730
40 SWR2311P-10G取扱説
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