Yamaha PC2001N, PC3301N, PC4801N, PC6501N, PC9501N User Manual

POWER AMPLIFIER
取扱説明書
この説明書をお読みになったあとは、保証書とともに保管してください。
JA

安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
電源 / 電源コード
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接続す ると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源コードは、必ず付属のものを使用する。
故障、発熱、火災などの原因になります。
必ず実行
この表示の欄は、「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。
警告
接続
必ず実行
この表示の欄は、「傷害を 負う可能性または物的損
注意
アース(接地)を確実に行なう。
電源コー ドには、感電を防 ぐためのアース線が あります。電源プ ラグをコンセントに差し込む前 に、必ずアース線をアース接続し
てください。確実に アース接続しないと、感電の原因になります 。 また、アー ス線を外す場合 は、必ず電源プラグをコンセン トから
抜いたあとで行なってください。
害が発生する可能性が想 定される」内容です。
禁止
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げた り、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものをのせない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
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分解禁止
異常に気づいたら
この機器の内部を開けたり、内 部の部品を分 解したり改造し た
りしない。
禁止
感電や火災、けが、または故障の 原因になります。異常を感じた
場合など、点検や修理は、必ずお 買い上げの販 売店または巻末 の
ヤマハ電気音 響製品サービス 拠 点にご依頼ください。
水に注意
この機器の上に花瓶や薬品など液体の入った ものを置かない。ま た、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。
感電や火災、または故障の原因になります。
禁止
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
必ず実行
必ず実行
注意
電源コードやプラグがいたんだ 場合、または使用中に音が出なく なったり異常なにおいや煙が出たりした場合は、すぐに電源ス
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または 故障のおそれがあります。至急、お買い上げの 販売店ま たは巻末のヤマハ電 気音響製品サービス 拠点に点検を
ご依頼ください。
この機器を落とすなどして破損 した場合は、すぐに電源スイッチ を切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または 故障のおそれがあります。至急、お買い上げの 販売店ま たは巻末のヤマハ電 気音響製品サービス 拠点に点検を ご依頼ください。
電源 / 電源コード
長期間使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセ ントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
必ず実行
電源プラグを抜くときは、電 源コードを持たずに、必ず電
源プラグを持って引き抜く。
必ず実行
電源コードが破損して、感電 や火災の原因になるこ とがあ
ります。
設置
この機器を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様 や他の方々が転倒したりするおそれ
必ず実行
必ず実行
必ず実行
があります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常なにおいや煙が 出たりした場 合は、すぐに電源 スイッチを切り 、電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
この機器を2台以上EIA標準のラックにマウントする場合は、10 ページの「ラックマウント」をよく読んでから設置する。
放熱が不十分だと機器内部に熱がこもり 、故障や火災の原因にな ることがあります。
禁止
禁止
禁止
禁止
直射日光 のあたる場所(日 中の車内など)や ストーブの近く など 極端に温 度が高くなるところ 、逆に温度が 極端に低いところ、ま
た、ほこりや振動の多いところで使用しない。
この機器のパネルが変形したり 、内部の部品が故障したりする原 因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故障したり 、お客様や他の方々がけがをした りする原因になります。
この機器の通風孔をふさがない。
内部の温度上昇を防ぐため 、この機器の前後面には通風孔があり ます。特に、この 機器をひっくり返したり、横倒しや前後 逆さまに
したりし ない。機器内部に 熱がこもり、故障 や火災の原因に なる ことがあります。
テレビやラジオ、ステレオ、 携帯電話など他の電気 製品
の近くで使用しない。
この機器またはテレビ やラ ジオなどに雑音が生じ る場
合があります。
禁止
風通しの悪い狭いところに押し込めたりしない。
EIA 標準のラック以外にこの機器を入れる場合は、この機器を壁 や他の機器から左右に5cm、後ろに10cm、上に10cm 以上離し
てください。機 器内部に熱がこ もり、故障や火災 の原因になるこ とがあります。
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接続
必ず実行
他の機器と接 続する場合は、す べての電源を切 った上で行なう。 また、電源を入れたり切ったり する前に、必ず機器の音量(ボ
リューム)を最小にする。
感電、聴力障害または機器の損傷になることがあります。
禁止
この機器 の通風孔やパネルの すき間から金属や紙 片などの異物 を入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあり ます。入った 場合は、す ぐに電源スイッ チを切り、電源プ ラグをコンセン トか
ら抜いた上で、お買 い上げの販売店または巻末のヤマハ電気音響 製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
スピーカーの接続には、スピ ーカー接続専用のケーブルを使用す る。
それ以外 のケーブル を使うと、火災の原因になることがありま
必ず実行
必ず実行
す。
アース(接地)を確実に行なう。
この機器のリアパネルには、感電を防ぐためのアース用ネジがあ ります。コンセ ントがアースさ れていない場合は、電源プ ラグを
コンセントに差し込む前に、必ずアース用ネジをアースしてくだ さい。確実にアースしないと、感電の原因になります。
禁止
禁止
使用時の注意
スピーカーの 故障を防ぐため に、電源を入れるときは、一 番最後 にこの機器の電源を入れる。また、電源を切るときは 、一番最初に
この機器の電源を切る。
必ず実行
この機器の通風孔やパネルのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
スピコン型コネクターの接続には、Neutrik NL4FC プラグのスピーカーケーブルをお使いください。
禁止
大きな音量で長時間スピーカーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
この機器 の上にのったり重い ものをのせたり しない。また、ボタ ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
この機器が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりす る原 因になります。
この機器はスピーカー再生以外の用途には使用しない。
故障の原因になることがあります。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端 子などの消耗部品は、使用時間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要 になります。消耗部品の交換は、お買い上げ の販売店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。
マークは、危険活電部 であることを示します。この端子への外部からの配線接続は 、適正な取扱指導を受けた者が行うか、問題なく容易に 接続できる
ように製作されたリ−ド線、またはコードを使用する必要があります。
● この取扱説明書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
● この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって実際の仕様と異なる場合があります。
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はじめに

このたびは、ヤマハパワーアンプ PC9501N、PC6501N、PC4801N、PC3301N、PC2001N を お買い求めいただきまして、まことにありがとうございます。 このオーディオアンプシリーズは、ヤマハ PA 機器の豊富な実績と経験をベースに、ヤマハ の誇る精密な回路設計技術を駆使して開発した、軽量ハイパワー、ハイクオリティかつ、高 信頼性、高安定性を持ったパワーアンプで、優れた音響性能が得られます。
主な特長:
・ 幅広い用途に合わせて 2 系統のソースを独立して駆動する STEREO モード、モノラル
・ バランス型 XLR コネクターとユーロブロックコネクターの 2 種類の入力端子、スピコン
・ 20Hz 以下の周波数をカットするハイパスフィルタースイッチ、クリック付きボリュー
・ 見やすい 2 チャンネルのレベルメーター、パワーオン/オフ時の検出回路・出力保護回
・ 無段変速・低ノイズのファンが、高い安定性を約束します。 ・ PC3301N には、100V ライン出力に対応した複数のハイインピーダンススピーカーを並列
・ 外部のアンプコントロールユニット ACU-16C などから、ネットワークを経由して本機を
ソースを 2 系統で駆動する PARALLEL モード、2 つの内蔵アンプを 1 台のモノアンプと してハイパワーを発揮する BRIDGE モードの 3 つのモードを装備しています。
型コネクターと 5 ウェイバインディング・ポストの 2 種類の出力端子を装備しています。
ム、チャンネル A、B ごとのレベルメーターがあります。
路・DC 検出回路など様々なプロテクションシステムの状況を示す PROTECTION インジ ケーター、ヒ−トシンクの過熱を示す TEMP インジケーター、外部リモートの状態を示 す REMOTE インジケーターがあります。
接続できます。
モニターしたり、コントロールしたりできます。アンプコントロールユニットの最新情 報については、下記のウェブサイトをご参照ください。 http://proaudio.yamaha.co.jp/
この取扱説明書は PC9501N、PC6501N、PC4801N、PC3301N、PC2001N の 5 モデル共通の 説明書です。パワーアンプの性能をフルに発揮させるとともに、末永くご愛用いただくため に、ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。
目次
はじめに ....................................................................... 5
各部の名称と機能 ........................................................
フロントパネル ..........................................................6
リアパネル ..................................................................7
スピーカーの接続 ......................................................8
結線 ...............................................................................
ユ−ロブロックコネクターでの接続 ......................9
スピ−カ−接続 ..........................................................9
エアーフロー ............................................................ 10
ラックマウント .........................................................10
仕様 ............................................................................
一般仕様 ....................................................................11
ブロック図 ................................................................12
寸法図 ........................................................................13
6
9
11
故障かな?と思ったら ............................................. 14
特性図 ........................................................................ 14
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