Yamaha IMX644 User Manual [ja]

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取扱説明書
ご注意
・ このソフトウェアおよび取扱説明書の著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。 ・ 巻末にこのソフトウェアのご使用条件が記載されています。このソフトウェアをインストールする前に、必ずこのご使用条件をお読みく
ださい。 ・ このソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはできません。 ・ このソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。 ・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更については、下記URLをご参照
ください。
http://proaudio.yamaha.co.jp/
・ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 ・ Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 ・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。 ・ 仕様は改良のため予告なく変更することがあります。
USB端子ご使用時の注意
USB端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行なってください。以下のことを行なわないと、コンピューターや本体が停 止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。 コンピューターや本体が停止したときは、アプリケーションやコンピューターを再起動したり、本体の電源を入れなおしてください。 ・ USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、3メートル以下のケーブルをご使用ください。 ・ USB端子でコンピューターと接続する前に、コンピューターの省電力(サスペンド/スリープ/スタンバイ/休止)モードを解除してく
ださい。 ・ 本体の電源を入れる前に、USB端子とコンピューターを接続してください。 ・ 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しをする前に、以下のことを行なってください。
- 本体からデータが送信されていないか確認してください。
- すべてのアプリケーションを終了させてください。
・ 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行なってください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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目次
IMX644 Managerとは............................................................................................................... 3
動作環境...........................................................................................................................................3
インストール手順 ...........................................................................................................................4
IMX644 Managerのインストール(Windows Vista/XP共通)..................................... 4
IMX644 USB Driverのインストール(Windows Vistaの場合)....................................5
IMX644 USB Driverのインストール(Windows XPの場合) ........................................ 6
アンインストール手順.................................................................................................................... 7
Windows Vistaの場合 ........................................................................................................... 7
Windows XPの場合 ............................................................................................................... 7
IMX644 Managerの起動........................................................................................................... 8
パラメーター編集画面の基本操作 ............................................................................................. 10
BLOCK画面................................................................................................................................. 12
INPUT画面 ..................................................................................................................................16
MATRIX画面 ............................................................................................................................... 17
OUTPUT画面..............................................................................................................................18
OUTPUT EQ画面....................................................................................................................... 19
MISC画面..................................................................................................................................... 21
GPI画面 ........................................................................................................................................ 23
MEMORY画面............................................................................................................................. 24
困ったときは(トラブルシューティング) ..................................................................................25
ソフトウェアのご使用条件......................................................................................................... 26
ソフトウェア使用許諾契約................................................................................................... 26
IMX644 Manager 取扱説明書
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IMX644 Managerとは

IMX644 Managerは、IMX644の詳細なパラメーターを設定するためのアプリケーションソフトウェアです。IMX644 Managerには以下の機能があります。
● IMX644のパラメーター編集
IMX644とオンライン接続すると、IMX644の詳細なパラメーターをリアルタイムに編集できます。編集した設定はファイルに保 存しておくこともできます。
IMX644とオンライン接続しなくてもIMX644 Managerでオフライン編集できます。ただし一部のパラメーターはIMX644に しか保存されないため、オフライン編集の場合はオンライン接続の場合と動作が異なる場合があります(チャンネルのレベル、GPI
の設定など)。できる限りIMX644とオンライン接続してお使いください。
● IMX644への設定ファイル転送
IMX644 Managerで保存した設定ファイルをIMX644に転送して読み込むことができます。
NOTE
・ IMX644とIMX644 Managerをオンライン接続するためには、USBケーブルまたはRS-232Cのケーブルで接続します。USBで接続する場
合にはIMX644 USB Driverもインストールしてください。

動作環境

IMX644 Managerをお使いいただくには、以下のコンピューター環境が必要です。
NOTE
・ お使いのOSによっては、下記の仕様以上の条件を満たす必要があります。 ・ 下記の動作環境は、IMX644 Managerバージョン1.0.0に対するものです。最新バージョン、および動作環境については、下記URLに最新情
報が掲載されています。
http://proaudio.yamaha.co.jp/
OS Windows Vista(32 ビット版 )/XP Professional SP2 以降 /XP Home Edition SP2 以降
ハードディスク 50MB 以上の空き容量 ディスプレイ 1024x768 ドット以上、High Color 16bit 以上
その他 マウス、キーボード、USB 端子または RS-232C 端子
Windows Vista (32ビット版)
CPU Intel Pentium/Celeron 1.4GHz 以上
メモリー 1GB 以上
Windows XP Professional SP2以降/XP Home Edition SP2以降
CPU Intel Pentium III 400MHz 以上
メモリー 128MB 以上
IMX644 Manager 取扱説明書
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インストール手順

IMX644 ManagerとIMX644 USB Driverのインストール手順について説明します。 IMX644 USB Driverのインストール手順は、Windows VistaとWindows XPで異なります。
Windows Vistaの場合 ............5ページ
Windows XPの場合.................6ページ
すでに本ソフトウェアがコンピューターにインストールされている場合
インストールされている本ソフトウェアをアンインストールする必要があります。
詳しいアンインストール方法については、7ページをご覧ください。
IMX644 Managerのインストール(Windows Vista/XP共通)
コンピューターから、マウスとキーボード以外のUSB機器をすべて外します。
1
管理者権限のあるアカウントでWindowsにログオンします。
2
アプリケーションソフトウェアや、使用していないウィンドウもすべて閉じてください。
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある「IMX644Manager.msi」をダブルクリックします。
3
Yamaha IMX644 Managerのセットアップダイアログボックスが表示されます。
画面の指示に従ってインストールを実行します。
4
インストール後、コンピューター(デフォルトでは「C:¥Program Files¥YAMAHA」フォル ダー)にIMX644フォルダーが追加され、デスクトップ上にショートカットアイコンが作成
されます。
IMX644 ManagerをIMX644とUSBで接続するには、引き続きIMX644 USB Driverをインストールしてください。
NOTE
・ Windows Vistaをお使いで、「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示された場合は、[許可]をクリックしてください。 ・ すでにIMX644 Managerがインストールされている場合は、IMX644 Managerのインストールの途中で、ソフトウェアのメンテナン
ス画面が表示されます。画面の指示に従ってソフトウェアを削除(Remove)してください。削除したあと、手順3からインストールを実 行してください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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IMX644 USB Driverのインストール(Windows Vistaの場合)
1
IMX644の電源をオフにします。
コンピューターとIMX644をUSBケーブルで接続します。
2
「新しいハードウェアが見つかりました」画面が表示されます。
NOTE
・ USBハブなどは使わず、USB端子どうしを直接接続してください。
3
[ドライバソフトウェアを検索してインストールします(推奨)]をクリックします。
NOTE
・ 「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示された場合は、[許可]または[続行]をクリックします。
[オンラインで検索しません]をクリックします。
4
5
[ディスクはありません。他の方法を試します]をクリックします。
[コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します(上級)]をクリックします。
6
7
[参照]ボタンをクリックしてIMX644フォルダー内のドライバーが入っているフォルダー(デフォルトでは「C:¥Program Files¥YAMAHA¥IMX644¥Usbimx644」)を選択して、[次へ]をクリックします。
NOTE
・ Windowsセキュリティダイアログボックスが表示された場合、[このドライバソフトウェアをインストールします]をクリックします。
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示されます。
8
[完了]ボタンをクリックして画面を閉じます。
IMX644のMEMORY [D]ボタンを押しながら、IMX644の電源をオンにします。
9
IMX644がIMX644 Managerモードで起動します。
[スタート]→[すべてのプログラム]→[YAMAHA IMX644 Manager]→[IMX644 Manager]を選択、またはデスクトッ
10
プ上のショートカットアイコンをダブルクリックして、IMX644 Managerを起動します。
正常にインストールされている場合、IMX644 Managerの[Status]インジケーターが緑色に点灯し、 オンラインになります。オンラインにならない場合は、「困ったときは(トラブルシューティング)」25
ページをご参照ください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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IMX644 USB Driverのインストール(Windows XPの場合)
1
IMX644の電源をオフにします。
コンピューターとIMX644をUSBケーブルで接続します。
2
「新しいハードウェアの検索ウィザードの開始」画面が表示されます。
NOTE
・ USBハブなどは使わず、USB端子どうしを直接接続してください。 ・ Windows Updateに接続するかどうかを選択するダイアログボックスが表示されることがあります。この場合は「いいえ、今回は接続
しません」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
3
「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]をクリックし
ます。
4
「次の場所で最適のドライバを検索する」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、「次の場所を含める」にチェックを
入れたあと、[参照]ボタンをクリックしてIMX644フォルダー内のドライバーが入っているフォルダー(デフォルトでは
「C:¥Program Files¥YAMAHA¥IMX644¥Usbimx644」)を選択して、[次へ]をクリックします。
NOTE
・ インストール中、「ロゴテストに合格していません」というメッセージが表示された場合は、[続行]をクリックします。インストールを中
止する必要はありません。メッセージが表示されない場合はそのまま次の手順に進みます。
インストールが完了すると、インストール完了のメッセージが表示されます。
5
[完了]ボタンをクリックして画面を閉じます。
IMX644のMEMORY [D]ボタンを押しながら、IMX644の電源をオンにします。
6
IMX644がIMX644 Managerモードで起動します。
[スタート]→[すべてのプログラム]→[YAMAHA IMX644 Manager]→[IMX644 Manager]を選択、またはデスクトッ
7
プ上のショートカットアイコンをダブルクリックして、IMX644 Managerを起動してください。
正常にインストールされている場合、IMX644 Managerの[Status]インジケーターが緑色に点灯し、オ ンラインになります。オンラインにならない場合は、「困ったときは(トラブルシューティング)」25ページ
をご参照ください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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アンインストール手順

IMX644 ManagerとIMX644 USB Driverのアンインストール手順について説明します。 アンインストール手順は、Windows VistaとWindows XPで異なります。
Windows Vistaの場合
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[プログラムと機能]を選択し、「プログラムのアンインストールまたは変更」
1
画面を表示します。
リストの中から「Yamaha IMX644 Manager」を選択します。
2
[アンインストール]をクリックします。
3
「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示された場合は、[許可]または[続行]をクリックします。
ダイアログボックスが表示されますので、画面の指示に従ってアンインストールを実行してください。
同様にリストの中から「Yamaha IMX644 USB Driver」を選択し、[アンインストールと変更]をクリックします。
4
ダイアログボックスが表示されますので、画面の指示に従ってアンインストールを実行してください。
Windows XPの場合
[スタート] → ([設定]→)[コントロールパネル] → [プログラムの追加と削除]を選択し、「プログラムの追加と削除」画面を表
1
示します。
左上の[プログラムの変更と削除]をクリックし、右側のリストの中から「Yamaha IMX644 Manager」を選択します。
2
[削除]をクリックします。
3
ダイアログボックスが表示されますので、画面の指示に従って削除を実行してください。
同様にリストの中から「Yamaha IMX644 USB Driver」を選択し、[変更と削除]をクリックします。
4
ダイアログボックスが表示されますので、画面の指示に従って削除を実行してください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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IMX644 Managerの起動

NOTE
・ IMX644とコンピューターをオンライン接続するためには、コンピューターとIMX644を接続し、IMX644のMEMORY[D]ボタンを押しなが
らIMX644の電源を入れてください(IMX644 Managerモード)。USBケーブルまたはRS-232Cケーブルで接続します。RS-232Cケーブル はメス-メスのクロスケーブルを使用してください。
・ USBケーブルとRS-232Cケーブルの両方が接続されている場合、USBでの接続が優先されます。 ・ IMX644を起動したあとに、USBとRS-232Cの間で接続を切り替えないでください。接続を切り替える場合は必ずIMX644の電源をオフに
してから切り替えて、MEMORY[D]ボタンを押しながらIMX644を再起動してください。
IMX644 Managerを起動するには、[スタート]メニュー→[すべてのプログラム]→[Yamaha IMX644 Manager]→ [IMX644 Manager]を選択、またはデスクトップ上のショートカットアイコンをダブルクリックします。
IMX644 Managerが起動すると、最初にスタート画面が開きます。
1
2
3
1
[Parameter Edit]ボタン
パラメーター編集画面を開いて、パラメーターを編集したり、パラメーター 設定をファイルに保存したりします。
[Status]インジケーターが「Online」のときにクリックすると、
「Password」ダイアログボックスが開きます。IMX644に設定したパス
ワードを入力して[OK]ボタンをクリックしてください。IMX644の設定が IMX644 Managerに読み込まれ、パラメーター編集画面(BLOCK画面)が
開きます。 [Status]インジケーターが「Offline」のときは、「Confirmation」ダイアロ
グボックスが開きます。パラメーターをオフライン編集する場合は、[OK]を クリックしてください。
4
NOTE
・ IMX644にパスワードが設定されていない場合(工場出荷状態またはIMX644を初期化した場合)は、「Register Password」ダイアログ
ボックスが開きます。IMX644に設定するパスワード(1文字以上8文字以下)を入力し、Confirm欄にも同じパスワードを入力して、[OK] ボタンをクリックしてください。
・ パスワードが不明なときや、パスワードを変更するときはIMX644の内蔵メモリーを初期化してください。初期化すると、設定が工場出
荷時の状態になりますので、実行する前に、大切な設定はファイルに保存しておいてください。MEMORY[A]と[D]を押しながら電源をオ ンにするとIMX644は初期化されます。
IMX644 Manager 取扱説明書
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[File Transfer]ボタン
2
設定ファイルを読み込んでIMX644に転送しま す。
[Status]インジケーターが「Online」のときにク リックすると、「Password」ダイアログボック
スが開きます。IMX644に設定したパスワード を入力して[OK]ボタンをクリックすると、ファ
イルを開くダイアログボックスが開きます。接続 しているIMX644に転送する設定ファイル(拡
張子「.i6x」)を選択して、[開く]ボタンをクリック してください。Transferringダイアログボック
スが表示され、設定が転送されます。
NOTE
・ IMX644にパスワードが設定されていない場合は、「Register Password」ダイアログボックスが開きます。IMX644に設定するパス
ワード(1文字以上8文字以下)を入力し、Confirm欄にも同じパスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
・ パスワードが不明なときや、パスワードを変更するときはIMX644の内蔵メモリーを初期化してください。初期化すると、設定が工場出
荷時の状態になりますので、実行する前に、大切な設定はファイルに保存しておいてください。MEMORY[A]と[D]を押しながら電源をオ ンにするとIMX644は初期化されます。
・ 設定ファイルを読み込んでIMX644に転送した場合、設定された内容によっては、大音量がスピーカーから出ることがありますので、ご
注意ください。
・ 設定ファイルの内容を確認したい場合は、オフライン状態で[Parameter Edit]ボタンをクリックしてパラメーター編集画面を開いてから、
設定ファイルを読み込んでください。
[Status]インジケーター
3
IMX644とIMX644 Managerの通信状態を表示します。
Status 状態
IMX644 と IMX644 Manager が通信しているオンライン状態です。IMX644 Manager でパラメーターを編集すると、その設定がリアルタイムで IMX644 に反映されます。 オンライン状態にするためには、コンピューターと IMX644 をケーブルで接続し、 IMX644 の M EMORY [D] ボタンを押しながら IMX644 の電源を入れます。
IMX644 と IMX644 Manager が通信していないオフライン状態です。IMX644 Manager でパラメーターを編集しても IMX644 に反映されません。オフライン編集した り、設定ファイルの内容を確認したりします。
接続されている IMX644 を探しています。 この状態で [Parameter Edit] ボタンをクリッ クすると、オフライン編集になります。
4
[Quit]ボタン
IMX644 Managerを終了します。クリックすると確認のダイアログボックスが開くので、[OK]をクリックします。
IMX644 Manager 取扱説明書
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パラメーター編集画面の基本操作

パラメーターを編集したり、パラメーター設定をファイルに保存したりします。
● ヘッダー部
123
45 6
[スタート画面に戻る]ボタン
1
クリックすると、スタート画面に戻ります。 確認のダイアログボックスが開くので、設定を保存する場合は[はい]をクリックします。オンライン編集のときはMemory欄で
表示されているメモリーに、オフライン編集のときはファイルに保存するかの確認のダイアログボックスが表示されます。
2
[ファイルを開く]ボタン
クリックすると、ファイルを開くダイアログボックスが開きます。読み込みたい設定が保存されているファイル(拡張子「.i6x」) を選択して、[開く]ボタンをクリックします。
オンライン状態でファイルを開くと、Transferringダイアログボックスが表示され、ファイルの設定をIMX644へ転送します。
NOTE
・ 設定ファイルを読み込んでIMX644に転送した場合、設定された内容によっては、大音量がスピーカーから出ることがありますので、ご
注意ください。
3
[ファイル保存]ボタン
クリックすると、ファイルを保存するダイアログボックスが開きます。ファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリックすると、 現在の設定をMemory欄で表示されているメモリーに保存するかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます。[はい]を
クリックすると、設定をメモリーに保存してからファイルが保存されます。[いいえ]をクリックすると、設定をメモリーに保存 せずにファイルが保存されます。
4
Online/Offline表示
IMX644との通信状態を表示します。 通信状態をOfflineからOnlineにする場合は、[スタート画面に戻る]ボタンをクリックして、いったんスタート画面に戻ってく
ださい。
Venue
5
会場名(設定ファイル名)を表示します。名称表示部をクリックすると、「Venue Name」ダイアログボックスが開いて会場名を 編集できます。設定ファイルを保存するときのファイル名としても使われます。
Memory
6
現在選択しているメモリー名を表示します。名称表示部をクリックすると、「Memory Name」ダイアログボックスが開いてメ モリー名を編集できます。
IMX644 Manager 取扱説明書
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● パラメーター編集部
マウス操作で各種パラメーターを視覚的に編集します。選択されているタブによって、表示される画面は異なります。
● 画面切り替えタブ
1 2 3 4 5 6 7 8
1
[BLOCK]タブ
BLOCK画面(12ページ)を開きます。入力から出力までの信号経路全体を表示して、パラメーターを設定します。
[INPUT]タブ
2
INPUT画面(16ページ)を開きます。入力チャンネルの各種パラメーターを設定します。
3
[MATRIX]タブ
MATRIX画面(17ページ)を開きます。入力チャンネルの信号をどの出力チャンネルに出力するかを設定します。
[OUTPUT]タブ
4
OUTPUT画面(18ページ)を開きます。OUTPUTチャンネル1〜4のEQ以外の各種パラメーターを設定します。
5
[OUTPUT EQ]タブ
OUTPUT EQ画面(19ページ )を開きます。OUTPUTチャンネル1〜4に搭載されている6バンドのEQをチャンネルごとに設 定します。
6
[MISC]タブ
MISC画面(21ページ)を開きます。Priority Ducker、Music Override、Feedback Suppressorなどの機能を設定します。
[GPI]タブ
7
GPI画面(23ページ)を開きます。GPI端子の入力ポートごとに呼び出されるメモリー、出力ポートごとにメイク/オープン状態 を設定します。
[MEMORY]タブ
8
MEMORY画面(24ページ)を開きます。編集したパラメーター設定を最大で16個のメモリーに保存したり、保存された設定を 呼び出したりします。
IMX644 Manager 取扱説明書
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BLOCK画面

@
#
入力から出力までの信号経路全体を表示して、パラメーターを設定します。ブロック画面上のボタンをクリックすると、パラメー ター編集のダイアログボックスを開いたり、他の編集画面に移動したりします。
スタート画面で[Parameter Edit]ボタンをクリックし、パラメーター編集画面を開いたときは、はじめにこの画面が開きます。
6 8 9 ) !71 2 3 4 5 5
1
MONO 1〜6、STEREO 1〜4
各入力チャンネルとその名称を表示します。名称表示部をクリックすると、「Input Port Name」ダイアログボックスが開いて、 チャンネル名を編集できます。
2
[GAIN]ボタン
「INPUT GAIN」ダイアログボックスを開いて、MONO INPUTチャンネルに搭載されているヘッドアンプの入力ゲインをチャ
ンネルごとに設定します。[CLOSE]ボタンでダイアログボックスを閉じます。
「INPUT GAIN」ダイアログボックス
PAD
オンライン編集の場合、リアパネルのPAD(34dB)スイッチがOFFのときは「MIC」、ONのときは
「LINE」と表示されます。オフライン編集の場合、初期設定では「MIC」と表示されます。
+48Vインジケーター
オンライン編集の場合、リアパネルの+48VスイッチがOFFのときは消灯、ONのときは赤色に点灯 します。オフライン編集の場合は消灯します。
INPUT GAIN
入力ゲインの値を編集します。[+]/[−]ボタンをクリックするか、値をクリックすると表示されるダ イアログボックスで値を変更します。
設定範囲は、PAD(34dB)スイッチの設定によって異なります。
設定範囲 初期値
PAD がオンのとき (LINE) 4.0dB 〜 -20.0dB -1.0dB PAD がオフのとき (MIC) -30.0dB 〜 -54.0dB -35.0dB
入力SIGNAL/PEAKインジケーター
3
該当するチャンネルに入力信号が検出されると緑色に点灯します。 赤色に点灯した場合は、入力信号のレベルが過大です。入力機器の出力レベルを下げるか、リアパネルのPAD(34dB)スイッチ
またはINPUT GAINで入力レベルを調整してください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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[EQ]ボタン
STEREO INPUT チャンネル
パラメーター 設定範囲 初期値
HIGH( シェルビング )
G -15dB 〜 +15dB 0dB
F 2kHz 〜 18kHz 10kHz
MID( ピーキング )
G -15dB 〜 +15dB 0dB
F 40Hz 〜 18kHz 2kHz
Q 0.5 〜 12.0 0.7
LOW( シェルビング )
G -15dB 〜 +15dB 0dB
F 40Hz 〜 2kHz 100Hz
パラメーター 設定範囲 初期値
HIGH( シェルビング )
G -15dB 〜 +15dB 0dB
F 2kHz 〜 18kHz 10kHz
LOW( シェルビング )
G -15dB 〜 +15dB 0dB
F 40Hz 〜 2kHz 100Hz
4
「INPUT EQ」ダイアログボックスを開いて、入力チャンネルに搭載されているEQ(イコライザー)をチャンネルごとに設定しま
す。[CLOSE]ボタンでダイアログボックスを閉じます。
「INPUT EQ」ダイアログボックス
MONO INPUTチャンネルとSTEREO INPUTチャンネルでは、設定できるパラメーターが異なります。
レベル調節つまみ
帯域ごとにゲインを調整します。 右クリックしてマウスボタンを押し続けると値が増加し、左クリックしてマウスボタンを押し続
けると値が減少します。ダブルクリックすると0dBに戻ります。
左ボタンを押す
(押し続ける)
右ボタンを押す
(押し続ける)
パラメーター表示(G/F/Q)
それぞれ、ゲイン(G)、中心/カットオフ周波数(F)、Qを表示します。[ ]/[ ]ボタンをクリックす るか、値をクリックすると表示されるダイアログボックスで値を変更します。
それぞれのチャンネルの設定は以下のとおりです。
MONO INPUT チャンネル
[EQ ON]/[EQ OFF]ボタン
EQのオン/オフを切り替えます。
[COPY to]ボタン
編集中のEQのパラメーターを他の入力チャンネルのEQにコピー します。
クリックすると「EQ COPY」ダイアログボックスが開きます。 コピー先の入力チャンネルをラジオボタンで選択して、
[OK]ボタンをクリックします。
IMX644 Manager 取扱説明書
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[LEVEL]ボタン
パラメーター 設定範囲 初期値
ディレイ時間 0 〜 300msec 0msec ディレイ距離 0 〜 103.08m 0m
5
「LEVEL」ダイアログボックスを開いて、入出力チャンネルの音量を調整します。
「LEVEL」ダイアログボックス
[LINK]ボタン
IMX644の音量ノブ値に、画面上のフェーダー値を連動させるかどうかを設定します。 オン(緑色)にすると、画面上のフェーダー値とIMX644の音量ノブ値が連動します。オンのときは
IMX644の音量ノブのみ操作できるので、画面上のフェーダーは操作できません。メモリー保存時 は、IMX644の音量ノブ値が保存されます。
オフ(灰色)にすると、IMX644 Managerのフェーダー値とIMX644の音量ノブ値が連動しません。 オフのときは画面上のフェーダー値の音量となるため、IMX644の音量ノブで設定されている音量
とは異なります。メモリー保存時は、画面上のフェーダー値が保存されます。また、IMX644 Managerを終了したり、スタート画面に戻ったりすると、[LINK]ボタンはオン(緑色)に戻ります。
オフからオンに変更して音量が上がる場合、確認画面が表示されます。
フェーダー
音量を調整します。[LINK]ボタンがオン(緑色)のときは操作できません。
パラメーター 設定範囲 初期値
フェーダーレベル - ∞ 〜 +10dB
マーカー
赤色のマーカーはIMX644の音量ノブの値を、青色のマーカーはメモリーに保存されている音量値 を表示します。オフライン時は無効です。
[LOCK]ボタン
オフ(灰色)にすると、IMX644がLOCKスイッチでロックされている場合、そのチャンネルの音量ノ ブの操作が有効になります。
オン(赤色)にすると、そのチャンネルの音量ノブの操作が無効になります。
[MATRIX]ボタン
6
MATRIX画面(17ページ)を開きます。入力チャンネルの信号をどの出力チャンネルに出力するかを設定します。
7
[STEREO/MONO]ボタン
OUTPUTチャンネル1と2の出力形式をステレオ出力(STEREO)またはモノラル出力(MONO)に切り替え ます。
初期設定は[STEREO]です。ステレオ出力時は、チャンネルAにL(左)信号、チャンネルBにR(右)信号が出力 されます。
8
[EQ+FILTER]ボタン
OUTPUT EQ画面(19ページ )を開きます。OUTPUTチャンネル1〜4に搭載されている6バンドのEQをチャンネルごとに設 定します。
9
[DELAY]ボタン
「DELAY」ダイアログボックスを開いて、OUTPUTチャンネルごとにディレイ時間を設定します。メインスピーカーの出力に対
してディレイを発生させ、サブスピーカーからの出力の音がずれて聞こえないようにする場合などに設定します。[CLOSE]ボ タンでダイアログボックスを閉じます。
「DELAY」ダイアログボックス
時間表示
ディレイ時間を設定します。以下の距離表示とも連動しています。[▲]/[▼]ボタンをクリックして 値を変更します。
距離表示
設定したディレイ時間を音速(343.59m/s)で距離換算した値が表示されます。[▲]/[▼]ボタンを クリックして値を変更します。
IMX644 Manager 取扱説明書
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[BAL]ボタン
)
「BALANCE」ダイアログボックスを開いて、OUTPUTチャンネル1と2の出力A/B(L/R)間の音量バランスを設定します。
[CLOSE]ボタンでダイアログボックスを閉じます。
「BALANCE」ダイアログボックス
出力A/B(L/R)間の音量バランスを調節します。
パラメーター 設定範囲 初期値
バランス 0dB 〜 - 20.1dB 0dB
[BALANCE]ノブを右クリックしてマウスボタンを押し続けるとA(L)側の音量が減少し、左ク リックしてマウスボタンを押し続けるとB(R)側の音量が減少します。ダブルクリックするとセン
ターに戻ります。
左ボタンを押す (押し続ける)
出力レベルメーター、出力SIGNAL/PEAKインジケーター
!
右ボタンを押す (押し続ける)
出力レベルメーター
OUTPUTチャンネル1と2の出力信号のレベルを表示します。
出力SIGNAL/PEAKインジケーター
OUTPUTチャンネル3と4の出力信号をSIGNAL/PEAKインジケーターで表示します。 レベルメーターの最上段(PEAK)が赤色に点灯した場合やPEAKインジケーターが赤色に点灯した場合は、出力信号のレベルが
過大です。入力音量か出力音量を下げてください。
OUT 1〜4、REC OUT
@
各出力チャンネルとその名称を表示します。名称表示部をクリックすると、「Output Port Name」ダイアログボックスが開い て、チャンネル名を編集できます。
MEMORY [A]〜[D]ボタン
#
[A]〜[D]ボタンをクリックすると、各ボタンに割り当てられたメモリーが呼び出され、パラメーター設定が切り替わります。 IMX644のMEMORY [A]〜[D]ボタンと同じ機能です。
各ボタンへのメモリーの割り当てはMISC画面(21ページ)で設定します。工場出荷時は、A〜Dに同じメモリーが記録されてい ます。
IMX644 Manager 取扱説明書
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入力チャンネルの各種パラメーターを設定します。
1 2
3
4 5
6 7
8
9

INPUT画面

PAD
1
オンライン編集の場合、リアパネルのPAD(34dB)スイッチがOFFのときは「MIC」、ONのときは「LINE」と表示されます。オフ ライン編集の場合、初期設定では「MIC」と表示されます。
+48Vインジケーター
2
オンライン編集の場合、リアパネルの+48VスイッチがOFFのときは消灯、ONのときは赤色に点灯します。オフライン編集の 場合は消灯します。
INPUT GAIN
3
入力ゲインの値を編集します。[+]/[−]ボタンをクリックするか、値をクリックすると表示されるダイアログボックスで値を変 更します。
設定範囲は、PAD(34dB)スイッチの設定によって異なります。
設定範囲 初期値
PAD がオンのとき (LINE) 4.0dB 〜 -20.0dB -1.0dB PAD がオフのとき (MIC) -30.0dB 〜 - 54.0dB -35.0dB
4
-2dBFS(PEAK)、-38dBFSインジケーター
-38dBFS以上の入力信号が検出されると[-38dBFS]インジケーターが緑色に点灯します。 [-2dBFS](PEAK)インジケーターが赤色に点灯した場合は、入力信号のレベルが過大です。入力機器の出力レベルを下げるか、
リアパネルのPAD(34dB)スイッチまたはINPUT GAINで入力レベルを調整してください。
NOTE
・ dBFSとは「decibels full scale」の略で、デジタル音声のレベルを表します。0dBFSが最大レベルとなります。
[EQ]ボタン
5
「INPUT EQ」ダイアログボックスを開いて、入力チャンネルに搭載されているEQをチャンネルごとに設定します。BLOCK画
面の「INPUT EQ」ダイアログボックスと同じですので、詳しくは13ページをご参照ください。
[F.B.SUP]ボタン
6
フィードバックサプレッサーをオン/オフします(MONO INPUTチャンネルのみ)。このボタンのオン/オフはMISC画面の Feedback Suppressorのチェックボックスと連動しています。フィードバックサプレッサーについて詳しくは、22ページ
ご参照ください。
IMX644 Manager 取扱説明書
16
Page 17
[PRIORITY]/[OVERRIDE]ボタン
7
Priority Ducker機能(MONO INPUTチャンネルのみ)、Music Override機能(STEREO INPUTチャンネルのみ)をオン/オ フします。このボタンのオン/オフはMISC画面のPriority Ducker Key Source SelectやMusic Override Key Source
Selectのチェックボックスと連動しています。Priority Ducker機能およびMusic Override機能について詳しくは、21ページ をご参照ください。
[OUT1]〜[OUT4]ボタン
8
入力チャンネルの信号をどの出力チャンネル(OUTPUTチャンネル1〜4)に送るかを設定します。MATRIX画面のマトリック ス設定と連動しています。
[LINK]ボタン、フェーダー、マーカー、[LOCK]ボタン
9
入力チャンネルの音量を調整します。BLOCK画面の「LEVEL」ダイアログボックスと同じですので、詳しくは14ページをご参 照ください。

MATRIX画面

入力チャンネルの信号をどの出力チャンネルに出力するかを設定します。 また、MONO INPUTチャンネルからOUTPUTチャンネルに送られる信号のセンドレベルを設定します。
1
2
NOTE
・ IMX644のパネル操作で一時的に特定の入力チャンネルからOUTPUTチャンネルへの送りをオンにできます。ただし、この操作で設定した内
容は一時的なもので、メモリーに保存されません。詳しくは、IMX644取扱説明書をご参照ください。
1
マトリックス設定ボタン
入力チャンネルからOUTPUTチャンネルへの送りをオン/オフします。 オン(緑色)にすると、該当する入力チャンネルからOUTPUTチャンネルに信号が送られます。オフ(灰色)にすると、信号は送ら
れません。 REC OUTチャンネルへは、OUTPUTチャンネルからのみ送れます。
初期設定では、すべてのOUTPUTチャンネルへの送りはオンで、REC OUTチャンネルへの送りはOUTPUTチャンネル1のみ オンになっています。
センドレベル表示
2
MONO INPUTチャンネルからOUTPUTチャンネルに送られる信号のセンドレベルを-Inf(-∞)〜0dBの範囲で設定します。 [▲]/[▼]
ボタンをクリックして値を変更します。
パラメーター 設定範囲 初期値
センドレベル -Inf 〜 0.0dB 0.0dB
IMX644 Manager 取扱説明書
17
Page 18

OUTPUT画面

OUTPUTチャンネル1〜4のEQ以外の各種パラメーターを設定します。
1
2 3
4
5
6
出力レベルメーター/インジケーター
1
出力レベルメーター
OUTPUTチャンネル1と2の出力信号のレベルメーターを表示します。
出力インジケーター
OUTPUTチャンネル3と4の出力信号の[-2dBFS]/[-44dBFS]インジケーターを表示します。 該当するチャンネルに出力信号が検出されると、[-44dBFS]インジケーターが緑色に点灯します。
[-2dBFS](PEAK)インジケーターが赤色に点灯した場合は、出力信号のレベルが過大です。入力音量か出力音量を下げてくだ さい。
2
[DELAY]ボタン
「DELAY」ダイアログボックスを開いて、OUTPUTチャンネルごとにディレイ時間を設定します。BLOCK画面の「DELAY」ダ
イアログボックスと同じですので、詳しくは14ページをご参照ください。
3
[EQ]ボタン
OUTPUT EQ画面(19ページ )を開いて、OUTPUTチャンネル1〜4に搭載されている6バンドのEQをチャンネルごとに設定 します。
4
[BALANCE]ノブ
OUTPUTチャンネル1と2の出力A/B(L/R)間の音量 バランスを調節します。
[BALANCE]ノブを右クリックしてマウスボタンを押 し続けるとA(L)側の音量が減少し、左クリックしてマ
ウスボタンを押し続けるとB(R)側の音量が減少しま す。ダブルクリックするとセンターに戻ります。
パラメーター 設定範囲 初期値
バランス 0dB 〜 -20.1dB 0dB
左ボタンを押す
(押し続ける)
右ボタンを押す
(押し続ける)
5
[STEREO/MONO]ボタン
出力チャンネルのモードを設定します。クリックするとSTEREOとMONOが切り替わります。
[LINK]ボタン、フェーダー、マーカー、[LOCK]ボタン
6
出力チャンネルの音量を調整します。BLOCK画面の「LEVEL」ダイアログボックスと同じですので、詳しくは14ページをご参 照ください。
IMX644 Manager 取扱説明書
18
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OUTPUT EQ画面

OUTPUTチャンネル1〜4に搭載されている6バンドのEQをチャンネルごとに設定します。
1
2
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4
5
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6
CHANNEL
1
EQを編集するOUTPUTチャンネルを選択します。
2
[A&B]/[A]/[B]ボタン
OUTPUTチャンネル1または2を選択している場合、チャンネルAとBを共通で編集するか、チャンネルAとチャンネルBで別々 に編集するかを選択します。
[A]/[B]から[A&B]に切り替えるときは、チャンネルA/B間でパラメーターをコピーすることを確認するダイアログボックスが 開きます。[A]から[A&B]に切り替えるときはチャンネルAをBに、[B]から[A&B]に切り替えるときはチャンネルBをAにコピー
します。
[EQ ON]/[EQ OFF]ボタン
3
EQのオン/オフを切り替えます。
9
4
[COPY to]ボタン
編集中のEQのパラメーターを他のOUTPUTチャンネルのEQにコピーします。 クリックすると「EQ COPY」ダイアログボックスが開きます。コピー先のOUTPUTチャンネルをラジオボタンで選択して、
[OK]ボタンをクリックします。
[Speaker Preset]ボタン
5
スピーカーごとのプリセットパラメーターを呼び出すことができます。 プリセットパラメーターには、スピーカーの特性に合わせて最適化した
EQ設定があらかじめ準備されています。 クリックするとスピーカープリセットのリストが表示されるので、該当
するスピーカー名を選択します。選択したプリセットパラメーターが呼 び出されて、EQが設定されます。
EQを初期設定(フラット)に戻したい場合は、「
6
DELAY
OUTPUTチャンネルごとにディレイ時間を設定します。 BLOCK画面の「DELAY」ダイアログボックスと同じですので、詳しくは14ページをご参照ください。
FLAT--」を選択します。
--
IMX644 Manager 取扱説明書
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EQ特性カーブ
7
現在設定されているEQの周波数特性を表示します。およそのカーブですので、目安としてご参照ください。 マーカー(■)は、各バンドの設定値を表しています。マーカーの色は、その下のバンド番号(1〜6)の色に対応しています。
マーカーをドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま動かすこと)して動かすことにより、素早く視覚的にEQ特性を設定するこ とができます。パラメーター値の微調整は、その下のパラメーター表示で行なってください。
タイプ
8
それぞれのバンドで以下のタイプから個別に選択できます。
タイプ パラメーター 設定範囲
P.EQ( ピーキング EQ) F 40Hz 〜 18kHz
G -15dB 〜 +15dB Q 0.5 〜 12.0
HPF( ハイパスフィルター ) F 40Hz 〜 18kHz
スロープ 12dB/oct( 固定 )
Q 0.7( 固定 )
LPF( ローパスフィルター ) F 40Hz 〜 18kHz
スロープ 12dB/oct( 固定 )
Q 0.7( 固定 )
L.Shelf( ローシェルビング EQ) F 40Hz 〜 18kHz
G -15dB 〜 +15dB
H.Shelf( ハイシェルビング EQ) F 40Hz 〜 18kHz
G -15dB 〜 +15dB
初期設定は[P.EQ]で、各パラメーターは以下のように設定されています。
パラメーター 初期値
Q 0.7( 全バンド共通 )
G 0.0dB( 全バンド共通 )
F1 40Hz
F2 100Hz F3 500Hz
F4 2kHz F5 5kHz
F6 10kHz
9
パラメーター表示(F/G/Q)
それぞれ、中心/カットオフ周波数(F)、ゲイン(G)、Qを表示します。[ ]/[ ]ボタンをクリックするか、EQ特性カーブの該当す るマーカー(■)をマウスでドラッグして値を変更します。
IMX644 Manager 取扱説明書
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MISC画面

Priority Ducker、Music Override、Feedback Suppressorなどの機能を設定します。
1
6
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2
3
4 5
● Priority Ducker Key Source Select
指定したMONO INPUTチャンネルに音声信号が入力されると、同じ出力チャンネルに出力するSTEREO INPUT チャンネルから の音量を自動的に減衰させ、目的のアナウンスを明瞭に出力できます。指定されたMONO INPUTチャンネルからの音声信号の入
力がなくなると、自動的に元の音量に戻ります。
[MONO 1]〜[MONO 6]チェックボックス
1
MONO INPUTチャンネルごとに、Priority Ducker機能をオン/オフします。このチェックボックスはINPUT画面の [PRIORITY]ボタンと連動しています。初期設定では全チャンネルでオフになっています。
NOTE
・ 複数のMONO INPUTチャンネルでオンに設定されている場合、オンに設定されているMONO INPUTチャンネルのいずれかに音声信号
が入力されると同じ出力チャンネルに出力するSTEREO INPUTチャンネルからの音量を減衰させます。
2
Mute Level
Priority Ducker機能によるSTEREO INPUTチャンネルの減衰量を設定します。
パラメーター 設定範囲 初期値
Mute Level -30.2dB 〜 0dB -20dB
Release Time
3
MONO INPUTチャンネルの音声信号がなくなってからSTEREO INPUTチャンネルの音声信号が元の音量に戻るまでの時間 を設定します。息継ぎや言葉の間などにSTEREO INPUTチャンネルの音声信号が元の音量に戻ってきてしまう場合、Release
Timeを長くすることでSTEREO INPUTの音声信号が途中で戻らないようにできます。
パラメーター 設定範囲 初期値
Release Time 0.0 〜 6.0sec 2.0sec
● Music Override Key Source Select
指定したSTEREO INPUTチャンネルに音声信号が入力されると、同じ出力チャンネルに出力する他のSTEREO INPUTチャンネ ルに入力されている音楽などを自動的にフェードアウトします。指定されたSTEREO INPUTチャンネルからの音声信号がなくな
ると、自動的に元の音量にフェードインします。
IMX644 Manager 取扱説明書
21
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[STEREO 1]〜[STEREO 4]チェックボックス
4
STEREO INPUTチャンネルごとに、Music Override機能をオン/オフします。このチェックボックスはINPUT画面の [OVERRIDE]ボタンと連動しています。初期設定では全チャンネルでオフになっています。
NOTE
・ 複数のSTEREO INPUTチャンネルでオンに設定されている場合は、番号の小さいチャンネルから優先的に動作し、他のSTEREO
INPUTチャンネルの音量はフェードアウトします。
5
Release Time
STEREO INPUTチャンネルの音声信号がなくなってから元の音量にフェードインするまでの時間を設定します。
パラメーター 設定範囲 初期値
Release Time 0.0 〜 6.0sec 4.0sec
● Feedback Suppressor (フィードバックサプレッサー)
音場の残響特性、伝送特性など固有のハウリング周波数やハウリングレベルを分析して、音場固有のハウリングを抑制します。フィー ドバックサプレッサーには、MONO INPUTチャンネルごとに測定して設定されるスタティックフィルターと、指定されたMONO
INPUTチャンネルで運用中にハウリングが発生すると自動的にハウリングを抑制するダイナミックフィルターがあります。
初期設定は、すべてのMONO INPUTチャンネルでフィードバックサプレッサーオンになっています。スタティックフィルターは 未設定です。
NOTE
・ 初期設定ではフィードバックサプレッサーがすべてのMONO INPUTチャンネルでオンになっています。スタティックフィルターが未設定でもダ
イナミックフィルターは動作しますので、正弦波やテストトーンなどを使用される場合は、フィードバックサプレッサーをオフにしてください。
・ フィードバックサプレッサーの設定は、16個のメモリーごとに保存されます。 ・ スタティックフィルターの測定は、IMX644のパネル操作で行なうこともできます。IMX644での測定手順については、IMX644取扱説明書
をご参照ください。
[MONO 1]〜[MONO 6]チェックボックス
6
MONO INPUTチャンネルごとに、フィードバックサプレッサーをオン/オフします。このチェックボックスはINPUT画面の [F.B.SUP]ボタンと連動しています。
[Automatic Setup]ボタン
7
チェックを入れたMONO INPUTチャンネルごとに順番に測定して、スタティックフィルターを自動的に設定します。
<Automatic Setupでのスタティックフィルターの測定手順>
十分な効果を得るため、測定は運用する環境と同じ環境(マイクやスピーカーの位置など)で行なってください。
1. マイクをスピーカーから 5m 以上離れた場所に設置します。
2. パワーアンプの出力音量を調整します。
マイクで声を出しながら、パワーアンプの出力を少しずつ上げ、実際に運用する音量になるよう調節してください。また、手 をパンッとたたき、ハウリングが発生しないことを確認してください。
3. 測定場所を無音の状態にします。
4. [Automatic Setup] ボタンをクリックして、測定を開始します。
スタティックフィルターの測定中は、右のダイアログボックスが表示され ます。測定が終わると、ダイアログボックスが閉じ、測定によるスタティッ
クフィルターの設定が反映されます。
NOTE
・ 大音量が出る場合は、測定に失敗しています。[CANCEL]ボタンをクリックして測定を中止してください。再度設定する場合はマイクやスピー
カーの位置や向き、パワーアンプの出力音量を調整して手順1から作業を行なってください。
・ エラーメッセージが表示された場合は、測定エラーです。機器の故障を防ぐために設定は中止され、設定データは無効となります。再度設定す
る場合はマイクやスピーカーの位置や向き、パワーアンプの出力音量を調整して手順1から作業を行なってください。
・ 全体の音量が極端に上がっていたり、マイクとスピーカーが接近しすぎているとスタティックフィルターの測定が正確に行なえない場合があり
ます。
IMX644 Manager 取扱説明書
22
Page 23
● MEMORY Assign
MEMORY画面で設定した最大16個のメモリーのうち、4個はフロントパネルのMEMORY[A]〜[D]ボタンに割り当てることがで きます。
[A]〜[D]ボタンの横の名称表示部をクリックすると、割り当てられるメモリーのリストが表示されます。[A]〜[D]ボタンに割り当 てるメモリーを選択してください。
また、[A]〜[D]ボタンをクリックすると、各ボタンに割り当てられたメモリーが呼び出され、パラメーター設定が切り替わります。 IMX644のMEMORY [A]〜[D]ボタンと同じ機能です。
NOTE
・ 同じメモリーを複数のボタンに割り当てることもできます。同じメモリーが割り当てられたボタンを選択した場合は、[A]〜[D]の優先順で一つ
のボタンが選択されます。またIMX644とオンライン接続していてメモリーを呼び出す場合は、IMX644のMEMORY [A]〜[D]ボタンではな く、IMX644 Managerの[A]〜[D]ボタンで呼び出してください。

GPI画面

GPI端子の入力ポートごとに呼び出されるメモリー、出力ポートごとにオープン/クローズ状態を設定します。
NOTE
・ GPI端子とは、制御信号を入出力するGPI(General Purpose Interface)用のD-SUB 25ピン端子です。IMX644には8ポートの入力、8ポー
トの出力、1ポートの電源のオン/オフを通知する専用出力があります。
・ GPI端子の仕様や回路例については、IMX644取扱説明書をご参照ください。
● GPI Input Terminal
リアパネルのGPI端子に入力された信号により、指定されたメモリーを呼び出します。呼び出されるメモリーは、入力ポートごとに 設定できます。
初期設定では、入力ポート1〜8にメモリー1〜8が割り当てられています。この割り当てを変更する場合は、各入力ポートの Memory欄をクリックすると表示されるリストから割り当てるメモリーを選択します。割り当てない場合は[None]を選択してく
ださい。
● GPI Output Terminal
各出力ポートのオープン/クローズ状態をメモリーごとに設定します。したがって、メモリーを呼び出したときに、GPI端子の出力 ポートのオープン/クローズ状態を変化させることができます。
初期設定は、すべてのボタンがオフ(灰色)でオープン状態です。ボタンをクリックしてオン(緑色)に変更すると、クローズ状態にな ります。
名称表示部をクリックすると、「Name of GPI OUT」ダイアログボックスが開いて、出力ポート名を編集できます。
IMX644 Manager 取扱説明書
23
Page 24

MEMORY画面

編集したパラメーター設定を最大で16個のメモリーに保存したり呼び出したりします。
1 2
3
4
1
メモリーリスト
16個のメモリーの名称を表示します。 メモリーの名称を変更したい場合は、一度そのメモリーを呼び出したあと、ヘッダー部のMemory欄をクリックして名称を変更
してから、メモリーを保存し直してください。
ラジオボタン
2
呼び出したり保存したりするときの操作対象となるメモリーを選択するボタンです。
3
[Store]ボタン
編集したパラメーター設定を指定のメモリーに保存します。 保存先のメモリー番号のラジオボタンを選択して、[Store]ボタンをクリックすると、確認のダイアログボックスが開くので、
[OK]をクリックするとメモリーが保存されます。
[Recall]ボタン
4
メモリーに保存されているパラメーターを呼び出します。 呼び出したいメモリー番号のラジオボタンを選択して、[Recall]ボタンをクリックします。確認のダイアログボックスが開くの
で、[OK]をクリックするとメモリーが呼び出されます。メモリーが呼び出されると、BLOCK画面が開きます。
NOTE
・ フロントパネルのMEMORY [A]〜[D]ボタンにメモリーを割り当てておいて、メモリーを呼び出すこともできます。その場合は、MISC画
面のMEMORY ASSIGN欄であらかじめメモリーを割り当てておく必要があります(23ページ)。
・ IMX644とオンライン接続していてメモリーを呼び出す場合は、IMX644のMEMORY [A]〜[D]ボタンではなく、IMX644 Managerの
[A]〜[D]ボタンで呼び出してください。
IMX644 Manager 取扱説明書
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困ったときは(トラブルシューティング)

症状 現象 対策方法
IMX644 Manager がインストール できない
オンラインにならない
画面が正しく表示されない
管理者権限のあるアカウントで Windows にログオンしていない
IMX644 が IMX644 Manager モードで 起動していない
ケーブルが接続されていない、または断線 している
IMX644 USB Driver がインストールさ れていない
IMX644 USB Driver が正常にインス トールされていない
ストレートの RS-232C ケーブルで接続し ている
IMX644 Manager が IMX644 を認識しない[Status] インジケーターが緑色に点灯するま
文字が全部表示されない
画面が正しく表示されない
管理者権限のあるアカウントで Windows に ログオンしてください。
IMX644 の M EMORY[D] ボタンを押しなが ら、IMX644 の電源をオンにしてください。
断線していないケーブルを接続してください。
管理者権限のあるアカウントで Windows に ログオンして、IMX644 USB Driver をイン ストールしてください。 (Windows Vista の場合、5 ページ。 Windows XP の場合、6 ページ )
デバイスマネージャ (*1) で Yamaha IMX644 USB Driver の左側に「!」マークが 表示されている場合、右クリックをして [ 削 除]を実行したあと、再度インストールして ください。
メス - メスのクロスケーブルを使用してくだ さい。
で数秒お待ちください。
画面の DPI 設定 (*2) を 96DPI または 120DPI にしてください。
IMX644 の内蔵メモリーを初期化してくださ い。初期化すると、設定が工場出荷時の状態
パスワードを忘れた
になりますので、実行する前に、大切な設定 はファイルに保存しておいてください。 MEMORY[A] と [D] を押しながら電源をオン にすると IMX644 は初期化されます。
*1 デバイスマネージャの表示方法
●Windows Vistaの場合 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→([システムとメンテナンス])→[デバイスマネージャ]を選択します。Yamaha
IMX644 USB Driverは[ユニバーサル シリアル バス コントローラ]の中に表示されます。
●Windows XPの場合 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[システム]をダブルクリックします。「システムのプロパティ」画面の[ハード
ウェア」タブの[デバイスマネージャ]を選択します。Yamaha IMX644 USB Driverは[USB (Universal Serial Bus)コント ローラ]の中に表示されます。
*2 画面のDPI設定呼び出し方法
●Windows Vistaの場合 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]→[個人設定]を選択します。ウィンドウの左側に
ある[フォントサイズ(DPI)の調整]をクリックすると、画面のDPI設定ダイアログボックスが表示されます。
●Windows XPの場合 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[画面]で「画面のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。[設定]タブ内
の[詳細設定]→[全般]で画面のDPI設定が表示されます。
IMX644 Manager 取扱説明書
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ソフトウェアのご使用条件

弊社では本ソフトウェアのお客様によるご使用およびお客様へのアフターサービスについて、<ソフトウェア使用許諾契約>を設けさせて いただいており、お客様が下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。
本ソフトウェアのダウンロード、インストール、コピー、その他のご使用をされた場合には下記条項にご同意いただけたものとさせていただ きますので、下記条項を充分お読みください。ご同意いただけない場合は、ダウンロード、インストール、コピー、その他のご使用をおやめく ださい。すでにダウンロードやインストールをしたが、下記条項にご同意いただけないという場合には、速やかに本ソフトウェアを削除して ください。
ソフトウェア使用許諾契約
1.著作権および使用許諾
弊社はお客様に対し、ソフトウェアプログラムおよびデータファイル(以下「本ソフトウェア」といいます。)を使用する権利を許諾します。本 契約条項は、今後お客様に一定の条件付きで配布され得る本ソフトウェアのバージョンアッププログラム、データファイルにも適用される
ものとします。本ソフトウェアの権利およびその著作権は、弊社または弊社のライセンサーが有します。本ソフトウェアの使用によって作成 されたデータの権利はお客様が取得しますが、本ソフトウェアは、関連する著作権法規のもとで保護されています。
・ お客様のコンピューターにおいて使用することができます。 ・ バックアップが許されているものは、バックアップをとる目的でのみ、機械で読み取れる形式での本ソフトウェアのコピーを作成するこ
とができます。ただし、そのバックアップコピーには本ソフトウェアに表示されている弊社の著作権の表示や他の権利帰属についての説 明文もコピーしてください。
・ お客様は、本ソフトウェアを使用する権利を第三者に譲渡することができますが、それは、お客様が本ソフトウェアのコピーを保持せず、
かつ譲受人が本契約条項に同意する場合に限られます。
2. 使用制限
(1) 本ソフトウェアの使用にあたっては、次のことを遵守してください。
・ 本ソフトウェアには著作権があり、その保護のため、お客様が本ソフトウェアを逆コンパイル、逆アセンブル、リバース・エンジニアリ
ング、またはその他のいかなる方法によっても、人間が感得できる形にすることは許されません。
・ 本ソフトウェアの全体または一部を複製、修正、改変、賃貸、リース、頒布または本ソフトウェアの内容に基づいて二次的著作物をつく
ることは許されません。
・ 本ソフトウェアをネットワークを通して別のコンピューターに伝送したり、ネットワークで他のコンピューターと共有することは許
されません。
・ 本ソフトウェアを使用して、違法なデータや公序良俗に反するデータを配信することは許されません。 ・ 弊社の許可無く本ソフトウェアの使用を前提としたサービスを立ち上げることは許されません。
(2) 楽曲用MIDIデータ等、本ソフトウェアにより使用または入手できる著作権曲については次のことを遵守してください。
・ 本ソフトウェアの使用によって得られたデータを著作権者の許可なく営業目的で使用することは許されません。 ・ 本ソフトウェアの使用によって得られたデータを著作権者の許可なく複製、転送または配信したり、または不特定多数にむけて再生
および演奏することは許されません。
・ 本ソフトウェアの使用によって入手できるデータの暗号を著作権者の許可無く解除したり、電子透かしを改変したりすることは許さ
れません。
3. 終了
本契約はお客様が本ソフトウェアをお受け取りになった日に発効します。本契約は、お客様が著作権法または本契約条項に1つでも違反さ れたときは、弊社からの終了通知がなくても自動的に終了するものとします。その場合には、ただちに本ソフトウェアとそれに関するドキュ
メンテーション、およびそれらのコピーをすべて廃棄しなければなりません。
4. 本ソフトウェアに関する保証
本ソフトウェアのご使用についての一切のリスクはお客様のご負担となります。 本ソフトウェアの商品性、特定の目的への適合性、第三者の権利を侵害しないことの保証は明示であると黙示であるとを問わず、一切いたし ません。特にお客様の目的に適合することや、ソフトウェアの操作が中断されないことやソフトウェアの欠陥や瑕疵が修正されることの保 証はいたしません。
5. 責任の制限
弊社の義務は、お客様に本契約条項の条件で本ソフトウェアの使用を許諾することがすべてです。 弊社は、本ソフトウェアの使用、誤用またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破 損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえその ような損害の発生の可能性について予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。すべての損害、損失、契約や違法行為等に対する訴訟 申立てについて、いかなる場合も、お客様に対する弊社の責任は、お客様が本ソフトウェアの購入のために支払った金額を越えることはあり ません。
IMX644 Manager 取扱説明書
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6. 第三者のソフトウェア
弊社は、本ソフトウェアとともに、第三者のプログラム、データファイルおよびそれに関するドキュメンテーション(以下「第三者ソフトウェ ア」といいます)を提供する場合があります。別の規定に従い取り扱われるべき旨の記載が、本ソフトウェア付随のマニュアルに記載されて いる場合には、本契約条項にかかわらず、その別の規定に従い取り扱われるものとし、弊社によるアフターサービスおよび保証などについて は、以下の規定が適用されるものとします。 ・ 弊社は、第三者ソフトウェアに関しての操作方法、瑕疵その他に関してアフターサービスを提供するものではありません。 ・ 弊社は、明示であると黙示であるとを問わず、第三者ソフトウェアの商品性、および特定目的に対する適合性の保証その他一切の保証をい
たしません。第三者ソフトウェアの使用もしくは機能から生じるすべての危険は、お客様の負担となります。
・ 弊社は、第三者ソフ卜ウェアの使用、誤用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害
(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わら
ず、たとえそのような損害の発生があることについて予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。
7. 一般事項
本契約条項は、弊社の権限ある者の署名のある書面によらない限り、改訂することはできません。 本契約条項は、日本法の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。本契約に関し紛争が生じた場合には東京地方裁判所を専属 管轄裁判所とします。
U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
© 2009 Yamaha Corporation
0901AP A0
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