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DIGITAL MIXING ENGINE SATELLITE
取扱説明書
JA
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Explanation of Graphical Symbols
The lightning flash with arrowhead symbol 
CAUTION
within an equilateral triangle is intended to 
alert the user to the presence of uninsulated 
RISK OF ELECTRIC SHOCK
DO NOT OPEN
“dangerous voltage” within the product’s 
enclosure that may be of sufficient 
magnitude to constitute a risk of electric 
shock to persons.
CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF 
ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE 
COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE 
PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO 
QUALIFIED SERVICE PERSONNEL.
The exclamation point within an equilateral 
triangle is intended to alert the user to the 
presence of important operating and 
maintenance (servicing) instructions in the 
literature accompanying the product.
IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS
1 Read these instructions. 
2Keep these instructions. 
3 Heed all warnings. 
4 Follow all instructions. 
5 Do not use this apparatus near water. 
6 Clean only with dry cloth. 
7 Do not block any ventilation openings. Install in 
accordance with the manufacturer’s instructions.
8 Do not install near any heat sources such as radiators, 
heat registers, stoves, or other apparatus (including 
amplifiers) that produce heat.
9 Do not defeat the safety purpose of the polarized or 
grounding-type plug. A polarized plug has two blades 
with one wider than the other. A grounding type plug 
has two blades and a third grounding prong. The wide 
blade or the third prong are provided for your safety. If 
the provided plug does not fit into your outlet, consult 
an electrician for replacement of the obsolete outlet.
10 Protect the power cord from being walked on or pinched 
particularly at plugs, convenience receptacles, and the 
point where they exit from the apparatus.
WARNING
TO REDUCE THE RISK OF FIRE OR ELECTRIC SHOCK, DO NOT EXPOSE THIS APPARATUS TO RAIN OR MOISTURE.
11 Only use attachments/accessories specified by the 
manufacturer.
12 Use only with the cart, stand, tripod, 
bracket, or table specified by the 
manufacturer, or sold with the 
apparatus. When a cart is used, use 
caution when moving the cart/ 
apparatus combination to avoid 
injury from tip-over.
13 Unplug this apparatus during 
lightning storms or when unused for long periods of 
time.
14 Refer all servicing to qualified service personnel. 
Servicing is required when the apparatus has been 
damaged in any way, such as power-supply cord or plug 
is damaged, liquid has been spilled or objects have 
fallen into the apparatus, the apparatus has been 
exposed to rain or moisture, does not operate normally, 
or has been dropped.
Water warning
• Do not expose the device to rain, use it near water or in damp or wet conditions, or place containers on it containing liquids which might 
spill into any openings. If any liquid such as water seeps into the device, turn off the power immediately and unplug the power cord from 
the AC outlet. Then have the device inspected by qualified Yamaha service personnel.
Backup battery caution
• This device has a built-in backup battery. When you unplug the power cord from the AC outlet, the internal data is retained. However, if 
the backup battery fully discharges, this data will be lost. When the backup battery is running low, the LCD display or indicator shows it. 
In this case, immediately save the data to an external media, then have qualified Yamaha service personnel replace the backup battery.
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安全上のご注意 
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 
記号表示について
■
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
 
〜しないでくださいという「禁止」を示します。 
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■
「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す 
るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
この表示の欄は、「傷害を 
負う可能性または物的損 
害が発生する可能性が想 
定される」内容です。
警告
この表示の欄は、「死亡す 
る可能性または重傷を負 
う可能性が想定される」 
内容です。
注意
警告
電源 / 電源コード
電源は本体に表示している電源電圧で使用する。
誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
電源コードは、必ず付属のものを使用する。
故障、発熱、火災などの原因になります。 
ただし、日本国外で 使用する 場合は、付属の電 源コードを 使
必ず実行
用できないことがあります。お買い上げの販売店また は巻末 
のヤマハ修理ご相談センターにお問い合わせください。
分解禁止
この 機器の 内部 を開け たり、内 
部の部品を分解したり 改造した
りしない。
禁止
感電や火災、けが、または 故障の 
原因 になり ます。異常 を感じ た 
場合など、点検や修理は、必ずお 
買い上げの販売店また は巻末の 
ヤマハ修理ご相談センターにご依頼ください。
禁止
電源コードをストーブなどの熱器 具に近づけたり、無 理に曲 
げたり、傷つけた りしない。また、電源コードに重いも のをの 
せない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
(5)-8
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水に注意
異常に気づいたら
この機器の 上に花瓶や 薬品など液 体の入った ものを置か な 
い。また、浴室や雨 天時の屋 外など湿 気の多い ところで使 用 
しない。
禁止
禁止
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源 / 電源コード
長期間使用しないときや落雷のお それがあるときは、必ずコ 
ンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
必ず実行
電源プラグ を抜くと きは、電 源コード を持たずに、必ず電 源 
プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になること があり
必ず実行
ます。
必ず実行
必ず実行
注意
必ず実行
禁止
禁止
電源コードやプラグが いたんだ場合、または 使用中に音が出 
なくなったり異常なに おいや煙が出たりした場合は、すぐに 
電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあり ます。至急、お買い上 
げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 
をご依頼ください。
この 機器を 落とす など して破 損した 場合 は、すぐ に電 源ス 
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあり ます。至急、お買い上 
げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 
をご依頼ください。
この機器を 2 台以上 EIA 標準のラックにマウントする場合 
は、17 ページの「ラックマウント時の 注意」をよく 読んでか 
ら設置する。
放熱が不十分だと機器 内部に熱がこもり、故 障や火災の原因 
になることがあります。
イコライザーやフェーダーをすべて最大には設定しない。
接続した機器によって は、発振したりスピー カーを破損した 
りする原因になることがあります。
直射日 光のあたる 場所(日 中の車内 など)や ストーブの 近く 
など極端に温度が高く なるところ、逆に温度 が極端に低いと 
ころ、また、ほこりや振動の多いところで使用しない。
この機器のパネルが変 形したり、内部の部品 が故障したりす 
る原因になります。
設置
必ず実行
必ず実行
必ず実行
この機器を移動するときは、必ず電源コードなどの接 続ケー 
ブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したり するお 
それがあります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置 に設置し、異常を感 じた場 
合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコン セント 
から抜いて ください。また、電源スイ ッチを切 った状態で も 
微電流 が流れ てい ます。この製品を長 時間使用しないとき 
は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
EIA 標準のラックにこの機器をマウントする場合は、ラック 
の背面を開放して、ラックを壁から 10cm以上離す。また、パ 
ワーアンプ などの発熱 しやすい機 器といっし ょにラック に 
マウントする場合は、機器と機器の間を空けたり通風 パネル 
などを 取り付 けた り、この 機器 に熱が こもら ない ように す 
る。
その場合は、この機 器を重ね てマウン トできます。放熱が 不 
十分だと機器内部に熱がこもり、故障や火災の原因に なるこ 
とがあります。
(5)-8
 2/3
禁止
禁止
禁止
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故 障したり、お客様や他 の方々がけがを 
したりする原因になります。
この機器の通風孔をふさがない。
内部の温度上昇を防ぐ ため、この機器のリア パネルには通風 
孔があります。特に、この機 器をひっくり返したり、横倒しや 
前後逆 さまにした りしない。機器内 部に熱が こもり、故障や 
火災の原因になることがあります。
テレビやラジオ、ステレ 
オ、携帯電話など他の電 
気製品 の近くで 使用しな 
い。
この機 器または テレビや 
ラジオ などに雑 音が生じ 
る場合があります。
Page 5
接続
バックアップバッテリー
他の機器と接続する場合は、すべての電源を切った上 で行な 
う。また、電源を入れたり切ったりす る前に、必ず機器 の音量
(ボリューム)を最小にする。
必ず実行
感電、聴力障害または機器の損傷になることがあります。
使用時の注意
機器の周囲温度が極端に変化する ( 機器の移動時や急激な冷 
暖房下など) と、結露することがあります。そ のまま使用する 
と故障の原因になることがありま すので、電源を入れ ずに数
必ず実行
禁止
禁止
時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
この機器の通風孔のすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
この機器の 通風孔のす き間から金 属や紙片な どの異物を 入 
れない。
感電、ショート、火災や故障の原因になることがあります。 
入った場合 は、すぐ に電源ス イッチを 切り、電 源プラグを コ 
ンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店または 巻末の 
ヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。
大きな音量で長時間使用しない。
聴覚障害の原因になります。
必ず実行
この機器 は内部メモ リー用に バックアッ プバッテリ ーを内 
蔵しており、電源を切った状態でも内部メモ リーのデータは 
保持さ れます。ただし、バ ックアッ プバッテ リーが消耗 する 
と内部メ モリーのデー タ*が消えてしまいますので、消耗す 
る前にバックアップバッ テリーを交換する必要があります。 
バックアップバッテリ ーが消耗してくると、フロントパネル 
のERRORインジケーターが点灯します( 詳しくは、38 ペー 
ジのエラーメッセージをご 参照ください )。その場合は、電源 
を切らずに、すぐにデータをコンピューター などの外部機器 
に保存し、お買い上げの販売店または巻末の ヤマハ修理ご相 
談センタ ーにバック アップバ ッテリーの 交換をご依 頼くだ 
さい。バッ クアッ プバ ッテリ ーの 寿命の 目安 は約 5年です 
が、使用環境などにより変動する場合があります。
* バックア ップバッ テリーに よって 保持され ている内 部メ
モリーのデータの種類は以下のとおりです。 
・ カレントシーンの内容、シーン番号 
・ 機器固有パラメーター(HA、UTILITY、Master Mute/
Levelなど )
・ イベントログ
上記以外のデータは、バックアップバッテリ ーを必要としな 
いメモリーに保存され ているため、バックア ップバッテリー 
が消耗してもデータが失われることはありません。
禁止
この機器の 上にのっ たり重いも のをのせ たりしない。また、 
ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
この機器が破損したり、お客様や他の方々がけがをし たりす
禁止
DME Satellite の POWER スイッチの ON/OFF を、連続してすばやく切り替えないでください。POWER スイッチをオフにしてから、再度スイッチをオンにする場合は、6 秒 
以上の間隔を空けてください。
この機器に付属のゴム脚はすべり止め用です。すべりやすい机や台の上にこの機器を置く場合にご使用ください。
● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
スイッチ、接続端子などの消耗部品は、使用時 間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要になります。消耗部品の交換 は、お買い上げの販売店または巻末のヤマ 
ハ修理ご相談センターにご相談ください。
・ 市販の音楽/ サウンドデータは、私的使用のための複製など、著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することが禁じられています。ご使用時には、
著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
・ この取扱説明書に記載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
・ EtherSoundは、Digigram 社の登録商標です。
・ Ethernet はゼロックス社の商標です。
・ その他記載の社名および製品名は、各社の商標および登録商標です。
る原因になります。
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目次
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
はじめに........................................................ 7
付属品 ( お確かめください ) ............................................. 7
オプション .......................................................................... 7
取扱説明書の表記方法について........................................ 7
ファームウェアのバージョンについて............................ 7
操作の前に .......................................................................... 7
電源コードの接続.................................................................... 7
電源オン / オフ........................................................................ 7
DME Satellite の紹介.................................. 8
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES の違い............. 8
DME Satellite でできること.......................................... 8
オーディオシステムのネットワーク................................ 9
DME Satellite で使用する用語 ...................................... 9
信号の種類 ....................................................................... 11
システム構成例................................................................ 12
DME Designer について.............................................. 13
各部の名称と機能 ........................................ 14
フロントパネル................................................................ 14
電源を切るときの注意.................................................... 15
リアパネル ....................................................................... 16
ラックマウント時の注意................................................ 17
コンピューターとの接続............................... 18
[USB] 端子を使った接続............................................... 18
ネットワーク設定................................................................. 19
[NETWORK] 端子を使った接続 (Ethernet 接続 ).... 20
[NETWORK] 端子を使った接続 .................................. 29
[GPI] 端子を使った接続................................................. 30
その他の機能 .............................................. 31
DME Satellite を初期化する....................................... 31
資料 ........................................................... 32
オプション....................................................................... 32
ICP1...................................................................................... 32
CP4SW/CP4SF/CP1SF ................................................ 32
困ったときは ................................................................... 33
コンポーネント ............................................................... 33
MIDI データフォーマット .............................................. 34
1.
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES の MIDI 機能
2. MIDI データーフロー図..................................................34
3. MIDI Setup .................................................................... 34
4. MIDI Format ................................................................. 35
MIDI Implementation Chart ..................................... 37
メッセージ一覧 ............................................................... 38
エラーメッセージ ................................................................ 38
ワーニング ............................................................................ 38
一般仕様........................................................................... 39
電気的特性....................................................................... 39
入出力特性....................................................................... 42
[NETWORK] 端子 (100Base-TX Ethernet,
RJ-45 コネクター ) ........................................... 43
寸法図............................................................................... 44
索引................................................................................... 45
... 34
資料  その他の機能
6
オーディオ入出力の接続............................... 24
EtherSound 端子を使った接続
( デジタルオーディオ接続 ) ............................... 24
[INPUT]/[OUTPUT] 端子を使った接続
( アナログオーディオ接続 ) ............................... 25
外部機器との接続 ........................................ 26
[REMOTE] 端子を使った接続 ...................................... 26
DME Satellite から外部ヘッドアンプをコントロール.. 26 
デジタルミキサーから DME Satellite の内蔵ヘッドアンプ
をコントロール.............................................................. 27
外部機器からリモートコントロール.................................. 27
EtherSound 端子を使った接続.................................... 28
デジタルミキサーから DME Satellite の内蔵ヘッドアンプ
をコントロール.............................................................. 28
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
Page 7
   
はじめに  
このたびは、ヤマハデジタルミキシングエンジンサテライトDME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESをお買い 
求めいただきまして、ありがとうございます。
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESの優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書を 
ご活用いただけますようお願い申しあげます。また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備え 
て、大切に保管いただきますようお願いします。
付属品(お確かめください) 
操作の前に 
・ DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES取扱
説明書(本書)
電源コードの接続 
・ 保証書 
・ 電源ケーブル 
・ ユーロブロックプラグ(16P)×1
電源を接続する前に必ずすべての機器の電源をオフ 
にしてください。
・ ユーロブロックプラグ(3P)×8 
・ ゴム足×4
付属の電源コードのソケット側をDME Satellite本 
体リアパネルの[AC IN]端子に接続し、プラグ側を
オプション 
コンセントに接続します。100Vのコンセントを必 
ずご使用ください。
コントロールパネル
・ インテリジェントコントロールパネルICP1 
・ コントロールパネルCP4SW
電源オン/オフ  
・ コントロールパネルCP4SF 
・ コントロールパネルCP1SF
NOTE
コントロールパネルについては、お買い上げのコントロール 
パネルに付属の取扱説明書および「DME Designer取扱説明 
書」をご覧ください。
1.
電源を入れるときにスピーカーから大きなノイズが 
出ないよう、音源、ミキサー (M7CL、PM5Dなど)、 
DME Satellite、パワーアンプの順に電源を入れてく 
ださい。電源を切るときはこの逆の順序で行なって 
ください。 
[POWER]スイッチを押してDME Satelliteの 
電源をオンにします。 
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
取扱説明書の表記方法について 
本書では、DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 
を総称してDME Satelliteと呼びます。また 
DME64N/24N、DME8i-C/DME8o-C/ 
DME4io-CとDME Satelliteを総称してDME シ 
リーズと呼びます。
ファームウェアのバージョンにつ 
いて 
DME Satellite本体のファームウェアのバージョン 
はアプリケーションソフトウェアDME Designer 
を使用してご確認いただけます。
また最新のファームウェアはウェブサイトからダウ 
ンロードしてご利用いただけます。
http://proaudio.yamaha.co.jp/downloads/
[POWER]スイッチをもう1度押すと電源がオフ
2.
になります。
NOTE
電源を切ったときのシーンの設定値は保存されます。電源を 
再度入れたときには、その設定値で起動します。また、DME 
DesignerのLast Mem. Resume設定で、電源を切ったときの 
シーンナンバーのシーンをリコールした状態で起動するよ 
うにも変更できます。
DME DesignerからDME Satellite本体にデータを送っ 
たり、外部機器から操作しているときは電源を切ら 
ないでください。故障の原因になります。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れていま 
す。この製品を長時間使用しないときは、必ず電源 
プラグをコンセントから抜いてください。
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
7
Page 8
DME Satelliteの紹介 
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESの違い 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
それぞれのモデルの違いは、次のとおりです。
■ DME8i-ES
8チャンネルのアナログ入力モデルです。
■ DME8o-ES
8チャンネルのアナログ出力モデルです。
■ DME4io-ES
4チャンネルのアナログ入力と4チャンネルのアナログ出力モデルです。
DME Satelliteでできること 
DME Satelliteでは、DME Designerを使用して、基本的なミキサーやマトリクス出力に加え、 
イコライザー、コンプレッサー、ディレイなどの機能を組み合わせて必要なオーディオシステム 
を構築できます。
また、EtherSound端子を装備しており、デジタルオーディオ信号をネットワーク化し、アナロ 
グ入出力を遠隔配置できます。
DME Satelliteを使えるようになるまでの流れは次のとおりです。 
(詳しくは「DMEセットアップマニュアル」をご覧ください。) 
1.
USB-MIDIドライバー、DME DesignerおよびDME-N Network Driverをインストールす 
る。 
資料  その他の機能
2.
DME Designerを使用して、ネットワークの設定をする(19ページ)。 
3.
各種接続をする。 
・ ネットワークの接続をする。
Ethernet接続(20ページ) 
USB接続(18ページ)
・ EtherSound接続をする(28ページ)。
入出力をルーティングするには、AuviTran社製のアプリケーションソフト「AVSESMonitor」が必要です。 
下記ウェブサイトよりダウンロードしてください。 
http://www.auvitran.com/view.php?productsAVS-ESMonitor.php
・ アナログ接続をする(25ページ)。
・ 外部機器と接続をする。
REMOTE接続(26ページ) 
GPI接続(30ページ) 
4.
コンピューターのネットワーク設定をする。 
5.
DME Designerでコンフィギュレーションを作成し、DME Satellite本体に転送する。
8
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
Page 9
DME Satellite の紹介 
オーディオシステムのネットワーク 
複数のDMEシリーズをEthernetによるネットワークに接続すると、1つのオーディオシステム 
として動作します。DMEオーディオシステムでは、連動して動作する機種別のグループを「デ 
バイスグループ」、複数のデバイスグループを持つ空間を「ゾーン」、音響設備全体の空間を「エ 
リア」と呼びます。デバイスグループには「グループマスター」と呼ばれるDMEシリーズが必 
ず1台存在し、同じデバイスグループ内のDMEシリーズをコントロールします。コンピューター 
をネットワークに接続すると、グループマスター経由でデバイスグループ全体をコントロールで 
きます。
DME Satelliteで使用する用語 
ここではDME Satellite特有の用語について説明します。
 
はじめに
DMESatellite
の紹介
コンポーネントおよびパラメーター
イコライザーやコンプレッサーなどの各種オーディオ処理モジュールを「コンポーネント」と呼 
びます。
外部に接続されるヘッドアンプコントロールモジュールなどもコンポーネントとして用意されて 
います。コンポーネントのパラメーターを変更することでコンポーネントの動作をコントロール 
できます。
コンフィギュレーション
目的のオーディオシステムを構築するためにコンポーネントを組み合わせたものが「コンフィ 
ギュレーション」です。コンフィギュレーションによってDME Satelliteの機能が決定します。 
また、コンフィギュレーションに含まれるすべてのコンポーネントのパラメーターセットを「プ 
リセットパラメーター」と呼びます。1台のDME Satelliteに複数のコンフィギュレーション、 
1つのコンフィギュレーションに複数のプリセットパラメーターを持つことができます。
User Defined Button (ユーザー定義パラメーター )
パラメーターをユーザー定義パラメーターに割り当てることで、ICP1やDME64N/DME24N 
からコントロールできます。詳細は「DME Designer取扱説明書」をご覧ください。
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
9
Page 10
DME Satellite の紹介 
DMESatellite
シーン
コンフィギュレーションとプリセットパラメーターの組み合わせを「シーン」と呼びます。シーン 
の呼び出し(シーンリコール)は、ICP1、GPI機器、外部コントローラー、DME64N/DME24N、 
およびコンピューターから制御できます。1つのデバイスグループには、最大999のシーンを登 
録できます。
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
シーンの構成
シーン
シーン 1
シーン 2
シーン 999
シーンの切り替え
第一幕  舞台暗転  第二幕
バンドセット
芝居セット
ステージ  ステージ  ステージ
MATRIX MIXER
16 x 8
コンポーネント
コンフィギュレーション
バンド 
セット
芝居
セット
芝居セット
バンドセット
プリセット
パラメーター
例 GATE 
・ Attack
・ Decay 
・ Range 
・ Threshold 
・ Key in 
・ Hold
資料  その他の機能
シーン 1  シーンリコール  シーン 2
10
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 11
DME Satellite の紹介 
信号の種類 
DME Satelliteのオーディオシステムの信号は、次のように分けられます。
オーディオ信号
1
DME Satelliteと、他のDMEシリーズやその他のオーディオ機器間で、アナログやデジタル信 
号を入出力します。アナログオーディオ信号の入出力には、[INPUT]/[OUTPUT]端子を使用し 
ます。デジタルオーディオ信号の入出力には、EtherSound端子を使用します。
デバイスグループ内の制御信号
2
デバイスグループ全体のDME シリーズを制御します。デバイスグループ全体の制御信号は2種 
類あります。
・ コンピューターとグループマスターのDMEシリーズ間の信号
はじめに
DMESatellite
の紹介
・ グループマスターとその他のDMEシリーズ間の信号
コンポーネントの送り込みやパラメーターの設定など、デバイスグループ全体のコントロールに 
はDME Designerを使用します。
デバイスグループ以外の機器との制御信号
3
個々の機器間の制御に使用します。これらの制御信号には、[USB]端子を経由したMIDI信号、 
[GPI]端子を使用したGPI信号、[REMOTE]端子を使用したヘッドアンプへの制御信号などがあ 
ります。
DME Satelliteが扱う信号の種類
使用する端子  オーディオ信号  制御信号  参照ページ
・ コンピューターとDME
[USB]端子  ―
[NETWORK]端子  ―
EtherSound端子  入出力とも最大16チャンネル
[GPI]端子  ―
[REMOTE]端子  ―
[INPUT][OUTPUT]端子 
(オーディオ入出力)
入出力チャンネル数はモデルご 
とに異なります
Satellite間の制御信号
・ MIDI信号
・ コンピューターとDME
Satellite間の制御信号 
・ DME Satellite間の制御信号 
・ AMXやCrestronなどコント
ローラーとの制御信号
・ デジタルミキサーと内蔵ヘッド
アンプ間の制御信号 
・ AVS-ESMonitorとの制御信号
GPI機器(コントローラーなど)と 
の制御信号
・ AD8HR(外部ヘッドアンプ)な
ど外部機器との制御信号 
・ デジタルミキサーと内蔵ヘッド
アンプ間の制御信号 
・ AMXやCrestronなどコント
ローラーとの制御信号 
・ MIDI信号
―  25ページ
18ページ
 
20ページ 
29ページ
24ページ 
28ページ
30ページ
26ページ
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
11
Page 12
DME Satellite の紹介 
システム構成例 
複数のDME Satelliteを使用する場合:大規模システム 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
M7CL
EtherSound 
対応 I/Oカード× 2
Primary
Master
Hub
Space B
ICP1
Hub
DME8i-ES
DME8i-ES
DME4io-ES
Analog In
Analog In
Analog In
Analog Out
Space C
DME8o-ES
Analog Out
DME8o-ES
Hub
DME8o-ES
Analog Out
Analog Out
資料  その他の機能
12
EtherSound
Ethernet Control
Analog Audio
NOTE
・ コンピューターは、デイジーチェーン接続したEtherSound機器の1台目の[IN]端子に接続してください。
この端子は、Ethernet Controlと同じネットワークに混在させることが可能です。
・ EtherSound機器の1台目の[OUT]端子以降と、Ethernet Controlを同じネットワークに混在させて使用することはで
きません。
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Space D
Hub
DME8i-ES
DME4io-ES
DME8o-ES
Analog In
Analog In
Analog Out
Analog Out
Page 13
DME Satellite の紹介 
DME Designerについて 
DME DesignerはDMEシリーズを使用したシステムを統括して構築、コントロールするための 
ソフトウェアです。
DMEシリーズのオーディオシステムは、DME Designerを使用し、コンピューターのモニター 
上でブロック図の形で構築します。
DMEシリーズの設定とコンフィギュレーション、各パラメーターのデータをUSBまたは 
Ethernetで接続したDMEシリーズ本体へ転送します。データを転送した後は、DMEシリーズ本 
体をコンピューターから切り離して単独のプロセッサーとして使用できます。また、コンピュー 
ターと接続して、DME Designerからリアルタイムでコントロールすることもできます。
DMEシリーズを複数台接続している場合には、DME Designerで複数台のDMEシリーズを含む 
コンフィギュレーションを構築できます。
以下のウェブサイトから、DME Designer、ドライバー、DMEセットアップマニュアル、DME 
Designer取扱説明書をダウンロードしてご使用ください。
http://proaudio.yamaha.co.jp/ 
コンピューターとDME Satelliteの接続方法は「コンピューターとの接続」(18ページ)、DME
Designerおよび接続のために必要なドライバーのインストール方法は「DMEセットアップマ 
ニュアル」をご覧ください。
DME Designerの設定や操作の方法は「DME Designer 取扱説明書」をご覧ください。
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
   
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
13
Page 14
DMESatellite
の紹介
コンピューター
各部の名称と機能 
フロントパネル 
26
DME8i-ES
345  7  8  9
26
DME8o-ES
との接続
オーディオ入出力
の接続
資料各部の名称と機能はじめに  その他の機能  
DME4io-ES
1
[USB]端子
コンピューターのUSB端子と接続します。[USB] 
端子でコンピューターと接続する場合、コンピュー 
ターにUSB-MIDI Driverをインストールする必要 
があります。 
ドライバーのインストールについては「DMEセッ 
トアップマニュアル」(PDFファイル)をご覧くださ 
い。 
[USB]端子でコンピューターと接続するときは、以 
下のことを行なわないと、コンピューターや本体が 
停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失わ 
れたりするおそれがあります。 
コンピューターや本体が停止したときは、電源を入 
れ直し、コンピューターを再起動してください。
345  7  8  9
 
26
345  7  8  9
・ [USB]端子でコンピューターと接続する前に、コン
ピューターの省電力(サスペンド/スリープ/スタン 
バイ/休止)モードを解除してください。
・ 本体の電源を入れる前に、[USB]端子とコンピュー
ターを接続してください。
・ 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差しを
する前に、以下のことを行なってください。
−すべてのアプリケーションを終了させてください。
−本体からデータが送信されていないか確認して 
ください。
・ 本体の電源オン/オフやUSBケーブルの抜き差し
は、6秒以上間隔を空けて行なってください。
2
[NETWORK]インジケーター
[USB]/[NETWORK]端子を使用して通信している 
ときにオレンジ色に点灯します。
14
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
3
[MASTER]インジケーター
グループマスターの場合は緑色に点灯します。ス 
レーブの場合は消灯します。 
グループマスターの設定はDME Designerで行な 
います。
Page 15
各部の名称と機能 
4
[ERROR]インジケーター
エラーが生じたときは点灯し、[PEAK]インジケー 
ターでエラーの種類を示します。また、バッテリー 
の残量の警告のときは点滅します。
5
[TX/RX]インジケーター
EtherSound端子からネットワークへの信号の伝送 
状態を表示します。送信状態は[TX]で、受信状態 
は[RX]インジケーターで確認できます。信号が正 
常に伝送されている場合には点滅します。 
EtherSound端子にケーブルが接続されていない、 
もしくは正常に通信できない場合は消灯します。
INPUT:   EtherSound [IN]端子での通信状態を
表示します。
OUTPUT:  EtherSound [OUT]端子での通信状態
を表示します。
6
[PEAK]インジケーター
[INPUT]/[OUTPUT]端子(アナログオーディオ端 
子)において、オーディオ信号のレベルが−3dB
FS 
以上の場合に赤色に点灯します。また、エラー番号 
やステータスを示します。
7
[SIGNAL]インジケーター
[INPUT]/[OUTPUT]端子(アナログオーディオ端子) 
において、オーディオ信号のレベルが−40dBFS以 
上の場合に緑色に点灯します。また初期化時などの 
ステータスを示します。
NOTE
電源を切るときの注意 
フロントパネルの[SIGNAL]インジケーターが時計 
回りで順番に点灯しているときは、電源を切らない 
でください。
時計回りに順番に点灯
内蔵メモリーにデータを書き込み中のため、データ 
の一部が破損する場合があります。データの書き込 
みは、以下の動作時に発生します。
・ オンラインに移行中 
・ シーンメモリーのストア/リコール/削除中 
・ Utility設定の変更を保存中 
・ DME File Storage機能でファイルの送受信/削
除中
・ ファームウェアの更新中、および更新に失敗し
て更新前のファームウェアに復元中 
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能外部機器との接続 
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
インジケーター部には、工場出荷時に透明の保護フィルムが 
貼られていますので、はがしてからご使用ください。
8
[POWER]インジケーター
電源をオンにすると点灯します。
9
[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします。電源を入れると、電源を 
切ったときのシーンの設定値で起動します。DME 
DesignerのLast Mem. Resume設定で電源を 
切ったときのシーンナンバーのシーンをリコールし 
た状態で起動するようにも変更できます。
Last Mem. ResumeがONに設定されている場合は、 
定期的に内部メモリーにデータをバックアップする 
ため、パラメーターを操作してから5秒以内に電源を 
切らないでください。
 
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
15
Page 16
各部の名称と機能 
リアパネル 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
DME8i-ES
2
DME8o-ES
2  3
DME4io-ES
1  4  5  6
3
1  4  5  6
1  4  5  6
7
7
7
8
8
9
 
)
9
の接続
資料各部の名称と機能はじめに  その他の機能  
2  3
1
[AC IN]端子
付属の電源コードを接続します。 
まずDME Satelliteと電源コードを接続し、次に電 
源プラグをコンセントに差し込みます。
電源スイッチを切った状態でも微電流が流れていま 
す。この製品を長時間使用しないときは、必ず電源 
プラグをコンセントから抜いてください。 
2
アース用ネジ
付属の電源コードは3芯プラグですので、ACコンセ 
ントが接地されていればDME Satelliteは電源コー 
ドから適切にアース接続されます。さらに、このネ 
ジもアース接続することで、ハムノイズ、干渉ノイ 
ズなどを改善できる場合があります。
3
排気口
DME Satelliteには冷却用ファンが装備されていま 
す。ここから排気が行われますので、障害物などで 
排気口をふさぐことのないようにご注意ください。
4
[NETWORK]端子
コンピューターや他のDMEシリーズと接続する 
100Base-TX/10Base-TのEthernet端子です。 
詳細な接続方法は「[NETWORK]端子を使った接 
続 (Ethernet接続)」(20ページ)をご覧ください。
8
NOTE
[NETWORK]端子に接続するケーブルは、電磁干渉防止のた 
めには、STPケーブル(シールド付きツイストペアケーブル) 
をお使いください。
5
ディップスイッチ
)
6ビットのディップスイッチです。電源をオンにし 
たときの設定状態によって、[REMOTE]端子を切 
り替えたり、DME Satelliteの初期化をしたりしま 
す。RS-232C/RS-422の切り替えをするには、 
電源オフの状態で、ディップスイッチを次の設定に 
合わせてから電源を入れ直してください。DME 
Satelliteの初期化については31ページをご覧くだ 
さい。
RS-232C  RS-422
RS-232C
RS-422
DME Satelliteの初期化を行なわないときは、 
[REMOTE]端子切り替え以外のディップスイッチを 
すべて上に合わせた状態でご使用ください。
RS-232C
RS-422
16
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 17
各部の名称と機能 
6
[REMOTE]端子
ヘッドアンプAD8HR/AD824またはAMX/ 
CrestronなどのRS-232C/RS-422対応コント 
ローラーの接続に使用するD-SUB9ピンの端子で 
す。また、ヤマハPM5DやDM2000などを接続 
し、DME8i-ES/DME4io-ESの内蔵ヘッドアンプ 
をコントロールすることもできます。接続方法は
「[REMOTE]端子を使った接続」(26ページ)をご覧
ください。
7
EtherSound [IN]/[OUT]端子
オーディオ信号や機器間の制御信号を入出力する端 
子です。Ethernetケーブル(CAT5e以上のカテゴ 
リー )を使用して、複数のDME Satelliteをデイ 
ジーチェーン接続します。 
EtherSoundの接続については24、28ページをご 
覧ください。
NOTE
・ EtherSound [IN]/[OUT]端子の通信状態は、フロントパネ
ルの[TX/RX]インジケーターで確認できます。
・ 電磁干渉防止のためには、STPケーブル(シールド付きツイ
ストペアケーブル)をお使いください。 
ラックマウント時の注意 
DME Satelliteを複数または他の機器といっしょに 
放熱性の悪いラックにマウントする場合、各機器か 
らの熱でラック内の温度が上昇し、十分な性能を発 
揮できないことがあります。DME Satelliteをラッ 
クにマウントして使用する場合は、この機器2台ご 
とに1ユニット以上空けてください。このすき間 
は、通風パネルを取り付けたり、開放したりして、 
十分な放熱を行なってください。
特に、ラック内部の温度が40℃以上になると想定 
される場合(通常はラック外部の室温が30℃以上の 
場合)は、ラックの最上段にファンキットを取り付 
けてください。 
ファンキットには、最大風量:1.6m3/min以上、 
最大静圧:5mmH2O以上の能力が必要です。 
ファンキット
DME Satellite
DME Satellite
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能外部機器との接続 
コンピューター
との接続
8
[GPI]端子
制御信号を入出力するGPI (General Purpose 
Interface)用のユーロブロック端子です。8ポート 
の入力、4ポートの出力があります。+V端子の出力 
電圧は5Vです。IN端子は0V〜5V間の電圧を検知 
します。OUT端子はTTLレベルでL信号または
H信号を出力します。(30ページ)
9
[INPUT]端子
8チャンネルのアナログ音声入力用のユーロブロッ 
ク端子です(DME8i-ES) 。 
4チャンネルのアナログ音声入力用のユーロブロッ 
ク端子です(DME4io-ES) 。
NOTE
DME8i-ES/DME4io-ES内蔵ヘッドアンプのゲインを−6dB 
と−5dBの間で変化させると、内部的にPADのオン/オフが 
切り替わります。ファンタム電源を使用中で、INPUT端子に 
接続されている機器のHotとCold間の出力インピーダンスに 
差がある場合にはノイズが発生することがあります。
)
[OUTPUT]端子
8チャンネルのアナログ音声出力用のユーロブロッ 
ク端子です(DME8o-ES) 。 
4チャンネルのアナログ音声出力用のユーロブロッ 
ク端子です(DME4io-ES) 。
通風パネル
DME Satellite
DME Satellite
オーディオ入出力
の接続
 
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
17
Page 18
コンピューターとの接続  
デバイスグループ
DME Satellite
コンピューター
(DME Designer が動作 )
コンピューター
(MIDI シーケン
サーなどが動作 )
Ethernet 
ケーブル
スイッチングハブ
Ethernet ケーブル
DME Satellite
Ethernet 
ストレートケーブル
DME64N/24N
USB ケーブル
USB ケーブル
[USB]端子を使った接続 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME Satelliteを複数台接続してネットワークを組むには、まずIPアドレスなどのネットワーク 
設定を適切に行なう必要があります。そのためには、DME Satelliteの[USB]端子とコンピュー 
ターのUSB端子をUSBケーブルで接続して、USB-MIDI DriverおよびDME Designerをコン 
ピューターにインストールし、DME DesignerからDME SatelliteのIPアドレスなどを設定す 
る必要があります。
NOTE
・ USB-MIDI DriverおよびDME Designerのインストール方法は、「DMEセットアップマニュアル」(PDFファイル)を
ご覧ください。
・ USB-MIDI DriverのTHRU設定は、必ずOFFにしてください。 
・ DME DesignerからIPアドレスを設定する方法は、「ネットワーク設定」をご覧ください。(19ページ) 
USB接続で、次の3つの操作が行なえます。 
(1) DME Designerを使用して、DME SatelliteのIPアドレスなどのネットワークを設定 
(2) DME Designerを使用して、DME Satelliteをコントロール 
(3) コンピューターアプリケーションのMIDIシーケンサーなどを使用して、任意のDME
SatelliteをMIDI信号でコントロール
NOTE
・ DME Designerが動作しているコンピューターは、グループマスター/スレーブどちらのDMEシリーズにでも接続
できます。このとき、DME Satelliteをグループマスターに設定してください。
・ MIDIシーケンサーと送受信するMIDI信号とシーンのパラメーターの対応はDME Designerを使用して設定しま
す。
・ DME Designerが使用しているUSBポートは、MIDIシーケンサーなどのアプリケーションから使用できません。
資料  その他の機能
18
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
ENTERENTERCANCELCANCEL   
Page 19
コンピューターとの接続 
ネットワーク設定 
DME Designerを使用して、以下のようにIPアドレスとマスター /スレーブ、マスター IDを設 
定してください。
IPアドレス設定
はじめに
ネットワークアドレス  ホストアドレス
IPアドレスをピリオドで区切った1つ1つをオクテットと呼びます。左から順に、第1オクテッ 
ト、第2オクテットと呼びます。
ネットワークアドレスの第1オクテットでは、0、127、223〜255は指定できません。 
第4オクテットで指定できる範囲は次のとおりです。
マスター : 2〜253 
スレーブ : 3〜253
NOTE
・ サブネットマスクは255.255.255.0 固定です。 
・ ゲートウェイアドレスは、設定したIPアドレスと同じネットワークアドレスとなり、ホストアドレスは自動的に254
に設定されます。
・ 複数台のDMEシリーズを使用する場合には、IPアドレスが重複しないように設定してください。IPアドレスの重複
は重大なネットワーク障害を引き起こす可能性があります。
・ DME Designerでオンライン作業中は、ネットワーク設定ができません。オフラインにしてから設定してください。
詳しくは「DME Designer取扱説明書」をご覧ください。 
 
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
マスター /スレーブ設定
それぞれのデバイスグループで必ず1台をマスターに、その他をスレーブに設定します。 
スレーブに設定されたDME Satelliteのマスター IDの第4オクテットを、マスターとなるDME
SatelliteのIPアドレスの第4オクテットと同じ値に設定する必要があります。 
NOTE
DME SatelliteとDME64N/24Nを組み合わせて使用する場合、必ずDME Satellite (DME8i-C/DME8o-C/DME4io-Cを含 
む)をマスターに設定してください。DM64N/24Nをデバイスグループマスターに設定した場合、DME Designerで同期 
させることはできません。
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
19
Page 20
コンピューターとの接続 
[NETWORK]端子を使った接続 (Ethernet接続) 
DMESatellite
Ethernet経由でコンピューターからDME Satelliteをコントロールするには、DME Satellite 
リアパネルの[NETWORK]端子をEthernetケーブルで接続して、DME-N Network Driverをイ 
ンストールする必要があります。
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
NOTE
・ DME-N Network Driverのインストール方法は、「DMEセットアップマニュアル」(PDFファイル)をご覧ください。 
・ Ethernet接続するには、接続する機器のIPアドレスをあらかじめ設定しておく必要があります。DME SatelliteのIP
アドレスは、コンピューターとUSB接続して、DME Designerから設定します(18ページ)。 
2台のDME Satelliteを直接Ethernet接続する場合
DME Satellite
Ethernet 
ケーブル
DME Satellite
USB ケーブル
同じデバイスグループの機器はスイッチングハブを接続しないで、直接Ethernetケーブルで接 
続できます。DME Satelliteどうしの接続の場合は、クロスケーブル/ストレートケーブルどち 
らでも使用できます。この場合、DME Designerで2台のLINK MODEを同じ設定にしてくださ 
い。サブネットが異なる(ネットワークアドレスが異なる)グループの機器を接続する場合は、 
ルーターまたはレイヤー 3対応のスイッチングハブを使用します。 
資料  その他の機能
HINT
DME SatelliteはAuto MDI/MDIXに対応しているため、ストレート/クロスケーブルを自動的に判別して切り替えを 
行ない、適切な方法で接続できます。そのためストレートケーブル、クロスケーブルどちらでも使用できます。
20
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 21
コンピューターとの接続 
同じサブネット内のコンピューターからコントロールする場合 
デバイスグループ
はじめに
グループマスター
DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.7)
Ethernet ケーブル
Ethernet ストレートケーブル
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
ENTERENTERCANCELCANCEL   
コンピューター
(IP アドレス :
192.168.0.100)
Ethernet ケーブル
DME Satellite 
(IP アドレス : 192.168.0.3) 
(Master ID:7)
スイッチングハブ
Ethernet 
ストレートケーブル
DME64N/24N 
(IP アドレス : 192.168.0.250) 
(Master ID:7)
NOTE
・ IPアドレスは設定例です。 
・ 100Base-TX/10Base-T対応スイッチングハブを使用してください。
スイッチングハブとDME Satellite間のケーブルの長さは、最大100メートルです。ただし、使用するスイッチングハ 
ブやケーブルの品質により、この長さを保証できない場合もあります。 
電磁干渉防止のためには、STPケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いください。
・ 複数台のDMEシリーズを使用する場合は、LINK MODEを合わせて設定してください。LINK MODEは100Base-TX
に設定することをおすすめします。
・ AMXやCrestronなどの対応コントローラーを接続して、DME Satelliteをリモートコントロールすることもできま
す。詳しくは26ページの「外部機器との接続」をご覧ください。
 
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
21
Page 22
コンピューターとの接続 
サブネットが異なるコンピューターからコントロールする場合
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
デバイスグループ
グループマスター
DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.5)
Ethernet ケーブル
スイッチングハブ
Ethernet
ケーブル
DME Satellite 
(IP アドレス : 192.168.0.3) 
(Master ID:5)
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
DME64N/24N 
(IP アドレス : 192.168.0.12) 
(Master ID:5)
Ethernet 
ストレートケーブル
ENTERENTERCANCELCANCEL   
Ethernet
ストレート
ケーブル
 
ポート設定 
・宛先ネットワークアドレス : 192.168.0.0 
・サブネットマスク : 255.255.255.0 
・ゲートウェイ : 192.168.0.254
ルーター
または
レイヤー3
スイッチ
Ethernet
ストレートケーブル
コンピューター
の接続
資料  その他の機能
22
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 23
コンピューターとの接続 
複数のデバイスグループの接続
デバイスグループ 1  デバイスグループ 2
グループマスター
はじめに
グループマスター
(IP アドレス : 192.168.0.2)
Ethernet
ケーブル
スイッチングハブ
Ethernet 
ストレートケーブル
Ethernet
ケーブル
(IP アドレス : 192.168.0.100)
DME Satellite
(IP アドレス : 192.168.0.40)
(Master ID:2)
DME Satellite
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
DME64N/24N
(Master ID:2)
DME Satellite
Ethernet
ケーブル
スイッチングハブ
Ethernet
ストレートケーブル
ENTERENTERCANCELCANCEL   
Ethernet
ケーブル
(IP アドレス : 192.168.0.10)
   
(IP アドレス : 192.168.0.3)
Ethernet 
ストレートケーブル
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
(IP アドレス : 192.168.0.200)
DME Satellite
(Master ID:3)
ENTERENTERCANCELCANCEL   
DME64N/24N
(Master ID:3)
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
コンピューター
(IP アドレス : 192.168.0.1)
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
23
Page 24
オーディオ入出力の接続 
EtherSound端子を使った接続 (デジタルオーディオ接続) 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
DME SatelliteのEtherSound端子を使用して、デジタルオーディオ信号や制御信号、ワードク 
ロック信号の入出力ができます。DME Satelliteを接続するときは、EtherSound [OUT]端子 
→[IN]端子、[OUT]端子→[IN]端子とデイジーチェーン接続してください。
また、EtherSound対応機器やMY16-ES64カードを装着したミキサーなどの機器とも、オー 
ディオ信号およびワードクロック信号の入出力が可能になります。オーディオ信号およびワード 
クロック信号の入出力は、AuviTran社製のアプリケーションソフト「AVS-ESMonitor」で設 
定します。インターフェースカードおよびアプリケーションソフトの詳細については、それぞれ 
の取扱説明書をご覧ください。
AVS-ESMonitorについて
AVS-ESMonitorは、EtherSoundシステムをモニター /コントロールするためのAuviTran 
社のアプリケーションソフトです。入出力ルーティングなどの各種EtherSound設定が行なえ 
ます。
詳しくは、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.auvitran.com/view.php?productsAVS-ESMonitor.php 
EtherSound機器との接続例
EtherSound
[OUT] 端子
Ethernet ケーブル  Ethernet ケーブル
EtherSound
[IN] 端子
EtherSound
[OUT] 端子
EtherSound
[IN] 端子
の接続
資料  その他の機能
DME Satellite
MY16-ES64
DME Satellite
HOMEHOME UTILITYUTILITYSCENESCENE  LEVELLEVEL MUTEMUTE         
DME64N/24N
ENTERENTERCANCELCANCEL   
NOTE
・ DME SatelliteとMY16-ES64はEtherSoundを経由した内蔵ヘッドアンプコントロールなどの制御データの送受信が
できます。ただし、MYカードを装着する機器によっては制御データの送受信ができない場合があります。詳しくは 
装着する機器の取扱説明書をご覧ください。
・ EtherSoundの仕様、および使用できるケーブルの長さについては、下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.ethersound.com/
24
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
Page 25
オーディオ入出力の接続 
[INPUT]/[OUTPUT]端子を使った接続 (アナログオーディオ接続) 
DME Satelliteの[INPUT]/[OUTPUT]端子を使用して、アナログオーディオ信号を直接入出力 
できます。「ユーロブロックプラグの取り付け方法」のように、付属のユーロブロックプラグ 
(3P)を取り付けてください。[INPUT]端子の内蔵ヘッドアンプのゲイン設定とファンタム電源の 
オン/オフは、DME Designerで設定できます。
はじめに
ユーロブロックプラグの取り付け方法
必ず付属のユーロブロックコネクターをお使いください。紛失した場合は、巻末に記載されてい 
るヤマハ修理ご相談センターにお問い合わせください。
NOTE
ユーロブロックプラグ(3P)の場合、使用するマイナスドライバーはブレード幅が3mm程度の 
ものを使用してください。 
GPI端子用のユーロブロックプラグ(16P)の場合は、2mm程度のものを使用してください。
3mm
ケーブルの処理
・ ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルは、図のようにむ
き出して、より線で配線してください。また、ユーロブロック 
での配線は、ケーブルの重さや振動による金属疲労により、よ 
り線が切れやすくなる場合があります。ラックマウント時は、 
できる限り束線バーなどを使用してケーブルを結束して固定し 
てください。
・ 可搬設備などで頻繁に抜き差しされる場合は、絶縁スリーブ付
き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコンダクター部は、外 
径1.6mm (GPI端子の場合は1.3mm)以下で、長さ約7mm 
(GPI端子の場合は約5mm)のもの(Phoenix Contact社製 
AI0,5-6WHなど)をご使用ください。 
1.6mm 
(GPI 端子の場合は 1.3mm)
約 7mm
(GPI 端子の場合は
約 5mm)
約 7mm
(GPI 端子の場合は
約 5mm)
 
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
より線を使用する場合は、より線にはんだめっきしないでください。
1.
端子ネジをゆるめます。 
2.
ケーブルを差し込みます。 
3.
端子ネジをしっかりと締め付けます。
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認して 
ください。 
4.
ユーロブロックプラグを本体のユーロブロック 
端子に装着します。 
端子ネジ
ゆるむ
マイナスドライバー
ユーロブロックプラグ
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
25
Page 26
外部機器との接続  
[REMOTE]端子を使った接続 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
DME Satelliteの[REMOTE]端子と、リモートヘッドアンプAD8HR/AD824、デジタルミキ 
サーまたはRS-232C対応リモートコントローラー (AMX/Crestronなど)を接続できます。 
[REMOTE]端子はMIDI信号の送受信もできます。
DME Satelliteから外部ヘッドアンプをコントロール 
DME Designerを使用して、リモートヘッドアンプAD8HR/AD824のヘッドアンプ設定をリ 
モートコントロールできます。AD8HR/AD824は最大8台まで接続できます。
AD8HR/AD824を接続する場合は、必ずDME Satelliteリアパネルのディップスイッチを
「RS-422」に設定してください(16ページ)。また、接続中は設定を「RS-422」以外の値に変
更しないでください。変更した場合、機器が故障するおそれがあります。 
AD8HRとAD824が混在した状態で接続する場合は、DME Satelliteに近い方にAD8HRを接
続してください。近い方にAD824を接続した場合、DME SatelliteがAD8HR/AD824を正常 
に認識できない可能性があります。
D-Sub 9 pin ケーブル ( インターリンククロス)
RS-422 に設定
DME Satellite
REMOTE
HA REMOTE 2  HA REMOTE 1  HA REMOTE 2
の接続
資料外部機器との接続各部の名称と機能  その他の機能  
AD8HR  AD8HR
COM PC/RS-422  COM RS-422 COM PC/RS-422  COM RS-422  COM PC/RS-422
AD824  AD824  AD824
NOTE
REMOTE接続は制御信号だけ送受信します。ヘッドアンプとは別途オーディオ信号も接続する必要があります。
26
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
Page 27
外部機器との接続 
デジタルミキサーからDME Satelliteの内蔵ヘッドアンプをコントロール 
DME8i-ESやDME4io-ESの内蔵ヘッドアンプの設定を、ヤマハPM5DやDM2000などのデジ 
タルミキサーからリモートコントロールできます。
デジタルミキサーはDMEシリーズの[REMOTE]端子に接続し、DMEシリーズ間は[NETWORK] 
端子にEthernetケーブルで接続します。
デジタルミキサーからは、DMEシリーズはAD8HRとしてコントロールできます。コントロール 
できるのは、ゲインとファンタム電源(+48V)です。
D-Sub 9 pin ケーブル
はじめに
DMESatellite
の紹介
REMOTE  REMOTE
デジタルミキサー
 
NOTE
・ 1つのデバイスグループ内に接続できるミキサーは1台のみです。 
・ デジタルミキサーは、グループマスター/スレーブどちらのDMEシリーズにでも接続できます。 
・ リモートコントロールするDMEシリーズのID番号はDME Designerから設定します。設定方法は「DME Designer取
扱説明書」をご覧ください。 
・ DMEシリーズ間の接続が切断された場合、切断されたDMEのID番号以降のDMEと通信できなくなります。 
・ AD8HRとDME Satelliteとでは設定できるGAINの可変範囲が異なります。ミキサーでDME Satelliteの可変範囲を
超える値に設定できません。 
外部機器からリモートコントロール 
DME Satellite
DME Satellite
DME Satellite
Ethernet
ケーブル
Switching
Hub
各部の名称と機能外部機器との接続その他の機能  
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
AMXやCrestronなどのRS-232C/RS-422対応コントローラーを接続して、DME Satellite 
をリモートコントロールできます。
RS-232C/RS-422対応リモートコントローラーを接続する場合は、必ずDME Satelliteリア 
パネルのディップスイッチを接続する機器に合わせて設定してください(16ページ)。また、接続 
中は設定を変更しないでください。変更した場合、機器が故障するおそれがあります。 
NOTE
・ リモートコントロールに使用するポートはDME Designerから設定します。設定方法は「DME Designer取扱説明書」
をご覧ください。 
・ AMXやCrestronなどの外部機器からDME Satelliteをコントロールするための通信プロトコルの詳細は、ヤマハ
ウェブサイトにある「DMEリモートコントロールプロトコル仕様書」をご覧ください。
http://proaudio.yamaha.co.jp/
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
27
Page 28
外部機器との接続 
EtherSound端子を使った接続 
DMESatellite
EtherSound端子を使用して、DME Satelliteの内蔵ヘッドアンプや各種機能をコントロールで 
きます。
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
デジタルミキサーからDME Satelliteの内蔵ヘッドアンプをコントロール 
DME8i-ESやDME4io-ESの内蔵ヘッドアンプの設定をヤマハPM5DやDM2000などのデジタ 
ルミキサーからリモートコントロールできます。
デジタルミキサーは、MY16-ES64カードにD-sub 9ピンケーブルで接続し、MY16-ES64 
カードとDMEシリーズ間はEtherSound接続します。DMEシリーズ間は、[NETWORK]端子に 
Ethernetケーブルで接続します。
デジタルミキサーからは、ゲインとファンタム電源(+48V)をコントロールできます。 
EtherSound
Ethernet
Ethernet Switching Hub
DME8i-ES
EtherSound
D-Sub 9-pin
DME8i-ES
MY16-ES64
MY16-EX
Ethernet 
ケーブル
資料外部機器との接続各部の名称と機能  その他の機能  
デジタルミキサー
DME4io-ES
DME4io-ES
Switching
Hub
NOTE
・ 1つのデバイスグループ内に接続できるミキサーは1台のみです。 
・ デジタルミキサーは、グループマスター/スレーブどちらのDMEシリーズにでも接続できます。 
・ 制御信号の設定は、AuviTran社製のアプリケーションソフト「AVS-ESMonitor」で行ないます。設定方法は「DME
Designer取扱説明書」をご覧ください。
・ リモートコントロールするDMEシリーズのID番号はDME Designerから設定します。設定方法は「DME Designer取
扱説明書」をご覧ください。 
・ DMEシリーズ間の接続が切断された場合、切断されたDMEのID番号以降のDMEと通信できなくなります。 
・ [REMOTE]端子が装備されていないデジタルミキサーからのコントロールについては、それぞれの機器の取扱説明
書をご覧ください。
28
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 29
外部機器との接続 
[NETWORK]端子を使った接続 
AMXやCrestronなどのコントローラーとDME SatelliteをEthernet経由で接続して、複数の 
DME Satelliteをリモートコントロールできます。 
NOTE
・ リモートコントロールに使用するポートはDME Designerから設定します。設定方法は「DME Designer取扱説明書」
をご覧ください。
・ AMXやCrestronなどの外部機器からDME Satelliteをコントロールするための通信プロトコルの詳細は、ヤマハ
ウェブサイトにある「DMEリモートコントロールプロトコル仕様書」をご覧ください。 
http://proaudio.yamaha.co.jp/
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能外部機器との接続その他の機能  
コンピューター
との接続
 
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
29
Page 30
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
外部機器との接続 
[GPI]端子を使った接続 
リアパネルの[GPI]端子にGPI(General Purpose Interface)機器(コントローラーなど)を接続し 
て、外部機器と制御信号を入出力できます。オプションのコントロールパネルCP4SW/ 
CP4SF/CP1SFも[GPI]端子に接続します。
DME Satelliteには8ポートの入力、4ポートの出力があります。+V端子の出力電圧は5Vです。 
IN端子は0V〜5V間の電圧を検知します。OUT端子はTTLレベルでL信号またはH信号 
を出力します。
GPIコントローラーへのパラメーターの割り当てなどの設定は、DME Designerを使用します。 
[GPI]端子には、ユーロブロックプラグを使用します。ユーロブロックプラグの接続方法は
「ユーロブロックプラグの取り付け方法」(25ページ)をご覧ください。 
NOTE
・ コントロールパネル CP4SW、CP4SF、CP1SFについては、「CP4SW/CP4SF/CP1SF取扱説明書」をご覧ください。 
・ DME Designerで設定することによって、接続したGPIコントローラーからシーンリコールやユーザー定義パラメー
ターの変更が可能となります。設定方法は「DME Designer取扱説明書」をご覧ください。 
例:DME Satellite をスイッチ
でコントロールする場合
例:DME Satellite を 10kΩ B カーブ
可変抵抗器でコントロールする場合
例:DME Satellite から外部機
器の LED を点灯させる場合
オーディオ入出力
の接続
資料外部機器との接続各部の名称と機能  その他の機能  
GPI 接続  GPI 接続  GPI 接続
IN  +V
DME Satellite [GPI] 端子
ユーロ 
ブロックプラグ
リモート
スイッチボックス
NOTE
[GPI]端子の入力電圧の検出範囲の調節(キャリブレーション)は、DME Designerで行ないます。
スイッチ
IN  +V  GND
最大 16mA
連続可変型ボリューム
OUT GND
[GPI]端子のOUTとGND間の電流は 
16mAを越えないようにしてください。
DME Satellite [GPI] 端子  DME Satellite [GPI] 端子
ユーロ 
ブロックプラグ
リモート
1
フェーダーボックス
10kΩ B カーブ可変抵抗
1
ユーロ 
ブロックプラグ
リモート
LED ボックス
1
LED と抵抗
30
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 31
その他の機能 
DME Satelliteを初期化する 
DME Satelliteの内蔵メモリーを初期化できます。 
初期化の種類は以下の2つから選択できます。
Initialize DME:
コンポーネントとFile Storage機能で保存したファイルを除く、シーンやプリセットパラメー 
ター、WAVE ファイルなどを、すべて消去します。
UTILITYの設定はすべて初期設定に戻します。
Delete All Data:
本体内に保存されたコンポーネントやシーン、プリセットパラメーター、WAVE ファイル、File 
Storage機能で保存したファイルなどをすべて消去し、UTILITYの設定はすべて初期設定に戻し 
ます。本体の内部データに不具合が起きたときは、この初期化を行ないます。初期化後は、 
DME Designerから必要なコンポーネントを送り込んでください。 
1.
電源オフの状態で、リアパネルのディップスイッチを次の設定に合わせて電源を入れます。
RS-232C
RS-422
Initialize DME
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能その他の機能資料  
コンピューター
との接続
RS-232C
Delete All Data
RS-422
初期化中は、フロントパネルの上段4つの[PEAK]インジケーターが点灯します。また初期化 
が終わると、下段4つの[SIGNAL]インジケーターが点滅します。初期化に失敗した場合は、 
下段4つの[PEAK]インジケーターが点滅します。 
DME Satelliteの初期化中は、電源を切らないでください。機器の故障の原因になります。
初期化が終わったら、ディップスイッチを元に戻して電源を入れ直します(16ページ)。
2.
必ずディップスイッチを元に戻してから電源を入れ直してください。機器の故障の原因になります。
オーディオ入出力
の接続
 
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
31
Page 32
資料
オプション 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
DMEシリーズのオプションのコントローラーとして、ICP1、CP4SW、CP4SF、CP1SFがあります。 
ICP1はEthernet接続、CP4SW、CP4SF、CP1SFはGPI接続のコントローラーです。DMEシリーズ本体 
への接続方法や取り付け手順については、お買い上げのコントロールパネルに付属の取扱説明書、設定などの 
詳細は「DME Designer取扱説明書」をご覧ください。
ICP1 
Ethernetを使用してDMEシリーズと接続するコントローラーです。DMEシリーズと同様に1台 
ごとにIPアドレスを設定します。Ethernetケーブルで、データの送受信が行なえます。
同一デバイスグループ内に存在するすべてのDMEの任意の機能を割り当ててコントロールでき 
ます。
LCD画面上下の6つのファンクションキーには、最大4セットのパラメーターセットが割り当て 
でき、HOMEキーによるページの切り替えで最大24種類のパラメーターをコントロールできま 
す。
 
の接続
資料外部機器との接続  その他の機能 
CP4SW/CP4SF/CP1SF 
CP4SW/CP4SF/CP1SFはDMEシリーズのGPI端子に接続して使用します。接続したDMEシ 
リーズをコントロールできます。スイッチでパラメータのON/OFFを設定したり、スイッチの 
LEDでパラメーターの状態を確認したりできます。またフェーダーでパラメーターをコントロー 
ルできます。
10
10
10
10
10
32
CONTROL PANEL 
 CP4SW
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
0
0
0
0
CONTROL PANEL
 CP4SF
0
CONTROL PANEL 
 CP1SF
Page 33
資料 
 
困ったときは 
はじめに
電源が入らない、パネルのLEDが点灯 
しない
DME SatelliteとDME Designerで 
データのやりとりができない
音が入力されない  ・ ケーブルは正しく接続されていますか? 
音が出ない  ・ ケーブルは正しく接続されていますか? 
シーンが予期せず呼び出される  ・ DME Designerを使用してMIDIプログラムチェンジの割り当てを確認してください。 
MIDIメッセージの送受信ができない  ・ MIDI機器の電源は入っていますか? 
MIDIプログラムチェンジメッセージを 
受信してもシーンを呼び出せない
MIDIコントロールチェンジメッセージ 
を受信しても、パラメーターをコント 
ロールできない
MIDIパラメーターチェンジメッセージ 
を受信しても、パラメーターをコント 
ロールできない
・ 電源ケーブルは正しく接続されていますか? (7ページ) 
・ POWERスイッチがオンになっていますか?( 15ページ) 
・ それでも電源が入らない場合は巻末のヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
・ ケーブルは正しく接続されていますか? (18、20ページ) 
・ USB-MIDI Driverが正しくインストールされていますか? 
・ [NETWORK]端子を使って接続している場合、 DME-N Network Driverは正しく設定
していますか? 
・ DME DesignerのバージョンはV3.0以上ですか? 
・ Portの設定はしていますか?
・ 外部機器からの信号は入力されていますか? 
・ AVS-ESMonitorでルーティングなどのEtherSound設定を行ないましたか? 
・ 内蔵ヘッドアンプや外部ヘッドアンプ機器のGAINが適切なレベルに設定されています
か?
・ AVS-ESMonitorでルーティングなどのEtherSound設定を行ないましたか? 
・ DME Designerで出力レベルを下げていませんか? 
・ DME DesignerでMUTEをONにしていませんか? 
・ DME Designerでオーディオが出力されないシーンを設計していませんか? 
・ 96kHzに対応していないコンフィギュレーションを96kHzで動かそうとしていません
か?
・ DME Designerを使用してGPI入力の割り当てを確認してください。
・ MIDIポートが正しく設定されていますか? 
・ 送信側と受信側のチャンネルが正しく設定されていますか?
・ DME Designerを使用して受信するプログラムチェンジメッセージを受信できるよう
に設定してください。 
・ DME Designerを使用してプログラムチェンジテーブルを設定してください。
・ DME Designerを使用して正しくコントロールチェンジメッセージを受信できるよう
に設定してください。 
・ DME Designerを使用してMIDI Control Change Tableを設定してください。
・ DME Designerを使用して正しくパラメーターチェンジメッセージを受信できるよう
に設定してください。 
・ DME Designerを使用してMIDI Parameter Change Tableを設定してください。
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
コンポーネント 
各コンポーネントについて詳細は、「DME Designer取扱説明書」をご覧ください.。
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
33
Page 34
資料 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
資料外部機器との接続  その他の機能 
MIDIデータフォーマット 
1. DME8i-ES/DME8o-ES/DME4ioESのMIDI機能
1.1. シーンの変更
Bank Select MSB/LSB、Program Change 
MessageをDME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESに送 
信した場合、[MIDI Program Change Table]の設定に 
したがいシーンリコールします。
DME Designerからシーンを切り替えた場合、[MIDI 
Program Change Table]の設定にしたがい、Bank 
Select MSB/LSB Program No.を送信します。
コンフィギュレーション切り替え時は送信しません。
1.2. パラメーター制御
Control Change Message/Parameter Change 
MessageをDME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESに送 
信することで、[MIDI Control Change Table]/[MIDI 
Parameter Change Table]で割り当てられているパラ 
メーターを制御します。
DME Designerからパラメーターの値を変更した場合、 
[MIDI Control Change Table]/[MIDI Parameter 
Change Table]にしたがい、Control Change 
Message/Parameter Change Messageを送信します。
[MIDI Program Change Table]、[MIDI Control Change Table]、 
[MIDI Parameter Change Table]はDME Designerで設定します。 
設定方法はDME Designer取扱説明書をご覧ください。 
2. MIDIデーターフロー図 
MIDI IN
SW1:  Program Change Rx Switch [On/Off]
SW2:  Control Change Rx Switch [On/Off]
SW3:  Parameter Change Rx Switch [On/Off]
SW4:  Program Change Echo Back Switch [On/Off]
SW5:  Control Change Echo Back Switch [On/Off]
SW6:  Parameter Change Echo Back Switch [On/Off]
SW7:  Program Change Tx Switch [On/Off]
SW8:  Control Change Tx Switch [On/Off]
SW9:  Parameter Change
MIDI Rx CH: MIDI Rx Channel (1-16)
MIDI Tx CH: MIDI Tx Channel (1-16)
MIDI Rx CH
Bank Select MSB/LSB 
Program Change
Control Change
Parameter Change
SW1
SW2
SW3
SW4
SW5
SW6
SW7
SW8
SW9
Bank Select MSB/LSB 
Program Change 
(Scene Recall)
Control Change 
(Parameter Edit)
Parameter Change 
(Parameter Edit)
Bank Select MSB/LSB 
Program Change 
(Echo Back)
Control Change 
(Echo Back)
Parameter Change 
(Echo Back)
MIDI Tx CH
MIDI OUT
MIDI THR
3. MIDI Setup 
MIDIの基本動作を設定します。設定は、DME Designer 
で行ないます。
3.1. Host Select
MIDIを送受信する端子を選択します。
3.2. MIDI Tx Channel
MIDI送信Channel (1-16)を設定します。
3.3. MIDI Rx Channel
MIDI受信Channel (1-16)を設定します。
3.4. MIDI Tx Switch
Program Change Tx Switch: Bank Select MSB、 
LSB、Program Changeの送信をOn/Offします。
Control Change Tx Switch: Control Changeの送信 
をOn/Offします。
Parameter Change Tx Switch: Parameter Change 
の送信をOn/Offします。
3.5. MIDI Rx Switch
Program Change Rx Switch: Bank Select MSB、 
LSB、Program Changeの受信をOn/Offします。
Control Change Rx Switch: Control Changeの受信 
をOn/Offします。
Parameter Change Rx Switch: Parameter Change 
の受信をOn/Offします。
3.6. MIDI Omni Switch
Program Change Omni Switch: Bank Select MSB、 
LSB、Program ChangeのOmniをOn/Offします。
Control Change Omni Switch: Control Changeの 
OmniをOn/Offします。
3.7. MIDI Echo Back Switch
Program Change Echo Back Switch: Bank Select 
MSB、LSB、Program ChangeのEcho BackをOn/ 
Offします。
Control Change Echo Back Switch: Control 
ChangeのEcho BackをOn/Offします。
Parameter Change Echo Back Switch: Parameter 
ChangeのEcho BackをOn/Offします。
34
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 35
資料 
4. MIDI Format 
表記上の注意
右端にhが付いている数字は16進数表記、bが付いている数字は2進 
数表記です。 
16進数表記でA〜Fは、10進数の10〜15を表します。小文字のアル 
ファベットは任意の数字を表します。
MIDI Format 一覧 (Rx: 受信、Tx: 送信)
Command  Rx/
Tx
Channel 
Message
System Realtime Message
System 
Exclusive 
Message
Control Change 
(Bnh)
Program 
Change (Cnh)
TIMING CLOCK 
(F8h)
ACTIVE 
SENSING (FEh)
Parameter 
Change
Rx/Tx  パラメーターの
Rx/Tx  シーンリコール
Rx  MIDIクロックの
Rx  MIDIケーブルの
Rx/Tx  パラメーターの
4.1. Program Change (Cnh)
受信 
Program Change Rx SwitchがOnの場合、MIDI Rx
Channelとチャンネルが一致するProgram Changeを 
受信します。
ただしProgram Change Omni SwitchがOnの場合は、 
MIDI Rx Channelの設定に関係なくすべてのチャンネル 
のProgram Changeを受信します。
Program Changeを受信したときは、[MIDI Program 
Change Table]の設定にしたがいシーンリコールしま 
す。
Bank Select、Program Changeの有効範囲は次のと 
おりです。
Bank Select MSB:  0
Bank Select LSB:  0-7
Program Change No.:  0-127
送信 
Program Change Tx SwitchがOnの場合、DME
Designerからシーンを切り替えたときに、[MIDI 
Program Change Table]とMIDI Tx Channelの設定に 
したがい送信します。
複数のProgram Change No.に同じシーンが割り当てら 
れている場合は、最小の番号に対応したBank Select 
MSB/LSB、Program Change No.を送信します。
機能
変更
受信
接続チェック
変更 
 
Bank Select MSB
Status Bnh (1101nnnnb) Control Change
Data  00h (00000000b) Control Change No. 0 (Bank 
Select MSB) 
Data  nnh (0nnnnnnnb) Control Value (Bank Select 
MSB No.)
Bank Select LSB
Status Bnh (1101nnnnb) Control Change
Data  20h (00100000b) Control Change No. 32 (Bank 
Select LSB)
nnh (0nnnnnnnb) Control Value (Bank Select 
LSB No.)
Program Change No.
Status Cnh (1100nnnnb) Program Change
Data  nnh (0nnnnnnnb) Program Change No. (0-127)
4.2. Active Sensing (FEh) 
受信
受信後300ms以内に何も受信しなかった場合は、 
Running Statusのクリアなど、MIDI通信を初期化しま 
す。 
Active Sensing
Status FEh (11111110b) Active Sensing
4.3. Control Change (Bnh) 
受信
Control Change Rx SwitchがOnの場合、MIDI Rx 
Channelとチャンネルが一致するControl Changeを受 
信します。
ただしControl Change Omni SwitchがOnの場合は、 
MIDI Rx Channelの設定に関係なくすべてのチャンネル 
のControl Changeを受信します。
Control Changeのパラメーターの分解能は、パラメー 
ターの有効範囲に関係なく128です。
パラメーターを詳細に設定する場合は、Parameter 
Changeを使用してください。
送信
DME Designerからパラメーターを変更したとき、 
Control Change T x SwitchがOnの場合は、[MIDI 
Control Change Table]とMIDI Tx Channelの設定に 
基づいて送信します。
複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられ 
た場合については「補足事項1」をご覧ください。
Status Bnh (1011nnnnb) Control Change
Data  cch (0cccccccb) Control Change No. (1-31,33-
95,102-119)
vvh (0vvvvvvvb) Control Value (0-127)
4.4. Parameter Change (F0h〜 F7h) 
受信
[Parameter Change Rx Switch]がONであり、 
Device ID (Rx Ch)とMIDI Rx Chが一致した場合に受信 
します。
はじめに
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
35
Page 36
資料 
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
送信
DME Designerからパラメーターを変更した場合、 
[Parameter Change Tx Switch]がOnであれば、 
[MIDI Parameter Change Table]とMIDI Tx Channel 
の設定にしたがい送信します。
複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられ 
た場合については「補足事項1」をご覧ください。
Parameter Data Valueの指定方法は「補足事項2」を 
ご覧ください。
Status  F0h (11110000b) System Exclusive Message
ID No.  43h (01000011b) Manufacturer's ID 
DEVICE ID. 1xh (0001xxxxb) Rx/Tx Channel (0-15)
GROUP ID.  3Eh (00111110b) Digital Mixer
MODEL ID.  10h (00010000b) Device Code (DME)
Parameter 
Address
Parameter 
Data Value
EOX  F7h (11110111b) End of Exclusive
aah (0aaaaaaab) Parameter Address High
aah (0aaaaaaab) Parameter Address Low
ddh (0dddddddb) data 0
ddh (0dddddddb) data 1
ddh (0dddddddb) data 2
ddh (0dddddddb) data 3
ddh (0dddddddb) data 4
No.(YAMAHA)
補足事項1
複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられ 
た場合の送信メッセージ
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESのMIDI送信メッ 
セージは [MIDI Control Change Table]、[MIDI 
Parameter Change Table]で設定します。([MIDI 
Control Change Table]、[MIDI Parameter Change 
Table]の設定はDME Designerを使用します。)
複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てるこ 
とができますが、DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 
はその中の1つのメッセージだけ送信します。
送信されるメッセージは、次のようになります。 
・ Control ChangeとParameter Changeに、同一のパ
ラメーターを割り当てた場合 
→ Control Change Messageを送信
・ 複数のControl Change No.に、同一のパラメーター
を割り当てた場合 
→ 最小のControl Change No.のメッセージを送信
・ 複数のParameter Change No.に、同一のパラメー
ターを割り当てた場合 
→ 最小のParameter Change No.のメッセージを送 
信
オーディオ入出力
の接続
資料外部機器との接続  その他の機能 
補足事項2
Parameter Change MessageのParameter Data 
Valueの指定方法
Parameter ChangeのParameter Data Valueは、32 
ビットの符号あり、または符号無しの整数に指定します。
・ 数値の最上位ビット(bit31)の1つ上位に符号ビット(正
: 0、負: 1)を追加します。 
・ 小数のパラメーターは、整数にテーブル変換します。 
・ 符号ありの整数の場合、負の数は2の補数表現になり
ます。
bit10
bit11
bit12
bit13
bit14
bit15
bit16
bit17
bit18
bit19
bit20
bit21
bit22
bit23
bit24
bit25
bit26
bit27
bit28
bit29
bit30
bit31
符
0
号
data 0  data 1  data 2  data 3  data 4
例 
・10進数で 1000 の場合→ 16 進数で 3E8h
正
00000000000000000000000001111101000
data 0 = 00h  data 1 = 00h  data 2 = 00h  data 3 = 07h  data 4 = 68h
000 003 E
bit9
bit8
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
bit2
8
bit1
bit0
36
・10進数で− 1000 の場合→16 進数で FFFFFC18h (3E8hの 2 の補数 )
負
00111111111111111111111110000011000
data 0 = 1Fh  data 1 = 7Fh  data 2 = 7Fh  data 3 = 78h  data 4 = 18h
FFFFFC18
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 37
MIDI Implementation Chart 
 YAMAHA  [Digital Mixing Engine Satellite]  Date :14-FEB-2007
Model DME8i-ES, DME8o-ES, DME4io-ES MIDI Implementation Chart
Transmitted  Recognized  Remarks
Version : 1.0
はじめに
Basic 
Channel
Default 
Changed
Default
Mode
Messages 
Altered
Note 
Number : True voice
Velocity
Note ON 
Note OFF
After 
Touch
Key's 
Ch's
Pitch Bend
0,32
1-31,33-95,102-119
Control
1 - 16 
1 - 16
˛ 
˛
**************
˛
**************
˛ 
˛
˛ 
˛
˛
Ø
      *1
Ø      *2 
1 - 16 
1 - 16
˛ 
˛ 
˛
˛ 
˛
˛ 
˛
˛ 
˛
˛
Ø
      *1
Ø      *2 
Memorized
Bank Select 
Assignable
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
Change
Prog 
Change  : True #
System Exclusive
     : Song Pos. 
Common  : Song Sel. 
     : Tune
System  : Clock 
Real Time : Commands
   : All Sound Off 
Aux : 
Reset All Cntrls 
   : Local ON/OFF 
Mes- : All Notes OFF 
sages: Active Sense 
   : Reset
   
Notes:
Ø 0 - 127  *1 
**************
Ø      *3 
˛ 
˛ 
˛
˛ 
˛
˛ 
˛ 
˛ 
˛ 
˛ 
˛
Ø 0 - 127  *1 
 0 - 127
Ø
      *3
˛ 
˛ 
˛
˛ 
˛
˛ 
˛ 
˛ 
˛ 
Ø 
˛
Assignable
オーディオ入出力
の接続
*1 transmit/receive if program change switch is on. 
*2 transmit/receive if control change switch is on. 
*3 transmit/receive if parameter change switch is on.
Mode 1 : OMNI ON , POLY    Mode 2 : OMNI ON ,MONO 
Mode 3 : OMNI OFF, POLY    Mode 4 : OMNI OFF,MONO
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
 : Yes
Ø 
˛ : No 
37
Page 38
資料 
メッセージ一覧 
DME SatelliteではフロントパネルのERROR/PEAKインジケーターを使用してエラー /ワーニングメッ
DMESatellite
セージを表示します。
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
エラーメッセージ 
インジケーター  エラーの内容  対策
点滅
点灯
点滅
点灯
点滅
点灯
点灯
点灯
点滅
点灯
システムエラーが発生しまし 
た。
内蔵フラッシュメモリーの内容 
が消えています。
バッテリーが完全に消耗してい 
る、もしくは装着されていませ 
ん。
シーンリコールに失敗しまし
点滅
た。
DSPリソース不足のため、音声 
信号が入出力されずミュート状 
態になっています。
ネットワークが正常に通信でき 
ていません。
本体の初期化(Initialize DME)を行なってから、再起動してくださ 
い。それでもエラーメッセージが消えない場合は、本体の初期化 
(Delete All Data)を行なってください。問題が解決しない場合は、 
巻末に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
ファームウェアのアップデートに失敗した可能性があります。この 
場合はDME DesignerでRecovery updateを行なってください。 
問題が解決しない場合は、巻末に記載されているヤマハ修理ご相談 
センターにご連絡ください。
電源をオフにすると現在の設定が失われ、初期値に戻ります。ただ 
ちに使用を中止して、巻末に記載されているヤマハ修理ご相談セン 
ターにご連絡ください。
DME Designerを使用してシーンリコールを再度実行してくださ 
い。 
問題が解決しない場合は、巻末に記載されているヤマハ修理ご相談 
センターにご連絡ください。
ワードクロックを48kHzで作成したコンフィグレーションを、 
96kHzで動作させたときに表示される場合があります。すべての 
ワードクロックで動作させるには、DME Designerでワードクロッ 
クを96kHz に設定してコンフィグレーションを作成してください。
Ethernetケーブルを正しく接続し、ネットワーク機器が正常に動作 
しているか確認してください。
資料外部機器との接続  その他の機能 
点滅
IPアドレスが重複しています。  コンピューターとDME Satellite本体をUSB接続して、IPアドレス
点灯
点灯
点滅
違うデバイスグループのデータ 
が入っている、もしくはデータ 
が入っていません。
点滅
を設定しなおしてください。
DME Designerを使用して、実際の機器の構成に合わせたデータを 
送りなおしてください。
ワーニング 
インジケーター  エラーの内容  対策
速い点滅
遅い点滅
バッテリーが極端に消耗してお 
り、設定したデータが消えてし 
まう可能性があります。
バッテリーの残量が少なくなっ 
ています。
電源をオフにすると現在の設定が失われ、初期値に戻る可能性 
があります。ただちに使用を中止して、巻末に記載されている 
ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
使用に支障はありませんが、そのまま継続して使用すると設定 
が失われ、初期設定に戻る可能性があります。お早めに巻末に 
記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。
38
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 39
資料 
一般仕様 
はじめに
Sampling Frequency
Maximum Voltage Gain
Miscellaneous
External Clock
Internal Clock
Gain: –60dB, RL:600 Ω , 64dB INPUT to OUTPUT
Power Consumption  40W
Dimensions (HxDxW)  44x361x480 mm
Net Weight  4.5kg
Temperature range
Include Accessories
電気的特性 
Output impedance of signal generator: 150 Ω 
DME8i-ES : Measured with DME8o-ES 
DME8o-ES : Measured with DME8i-ES 
DME4io-ES: Measured with DME4io-ES
Frequency Response
<DME8i-ES>
fs=48kHz@20Hz–20kHz, reference to the nominal output level @1kHz 
fs=96kHz@20Hz–40kHz, reference to the nominal output level @1kHz
Normal Rate: 44.1/48kHz (±0.1%)
Double Rate: 88.2/96kHz (±0.1%)
Normal Rate: 48kHz (±50ppm) 
Double Rate: 96kHz (±50ppm)
operating: 5 to 40˚C 
storage: –20 to 60˚C
AC Power cord, Mini Euro plug(16P)x1, Euro plug(3P)x8, 
Owner’s Manual, warranty card, Rubber feetx4
 → 
 → 
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
Input
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
<DME8o-ES>
Input  Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
<DME4io-ES>
Input
INPUT 1–4  OUTPUT 1–4  600 Ω
Gain Error
<DME8i-ES>
Input
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
input level: –60dBu, GAIN: –60dB  –1.5   0.0   +0.5  dB
input level: +10dBu, GAIN: +10dB  –1.5   0.0   +0.5  dB
input level: +10dBu, GAIN: +10dB  –1.5   0.0   +0.5  dB
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
input level: –60dBu, GAIN: –60dB  –1.5   0.0   +0.5  dB
input level: +10dBu, GAIN: +10dB  –1.5   0.0   +0.5  dB
@1kHz
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
input level: –60dBu, GAIN: –60dB
 output level: +4.0dBu (typ.)
input level: +10dBu, GAIN: +10dB
 output level: +4.0dBu (typ.)
–2.0  0  +2.0  dB
–2.0  0  +2.0  dB
 
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
39
Page 40
資料 
<DME8o-ES>
Input  Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
<DME4io-ES>
Input
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–4  OUTPUT 1–4  600 Ω
Total Harmonic Distortion
<DME8i-ES>
Input
Output  RL  CONDITIONS  MIN TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
input level: +10dBu, GAIN: +10dB
 output level: +4.0dBu (typ.)
input level: –60dBu, GAIN: –60dB
 output level: +4.0dBu (typ.)
input level: +10dBu, GAIN: +10dB
 output level: +4.0dBu (typ.)
fs=48kHz or 96kHz
+4dB@20Hz-20kHz (fs=48kHz), 
20Hz-40kHz (fs=96kHz), GAIN: –60dB
+4dB@20Hz-20kHz (fs=48kHz), 
20Hz-40kHz (fs=96kHz), GAIN: +10dB
+22dB@1kHz, GAIN: +10dB
–2.0  0  +2.0  dB
–2.0  0  +2.0  dB
–2.0  0  +2.0  dB
0.1  %
0.05  %
0.015 
(fs=48kHz)
0.007 
%
(fs=96kHz)
の接続
資料外部機器との接続  その他の機能 
<DME8o-ES>
Input
Output  RL  CONDITIONS  MIN TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
<DME4io-ES>
Input
Output  RL  CONDITIONS  MIN TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–4  OUTPUT 1–4  600 Ω
 * Total Harmonic Distortion is measured with a 18dB/octave filter @80kHz.
+4dB@20Hz-20kHz (fs=48kHz), 
20Hz-40kHz (fs=96kHz), GAIN: +10dB
+22dB@1kHz, GAIN: +10dB
+4dB@20Hz-20kHz (fs=48kHz), 
20Hz-40kHz (fs=96kHz), GAIN: –60dB
+4dB@20Hz-20kHz (fs=48kHz), 
20Hz-40kHz (fs=96kHz), GAIN: +10dB
+22dB@1kHz, GAIN: +10dB
0.05  %
0.015 
(fs=48kHz)
0.007 
(fs=96kHz)
0.1  %
0.05  %
0.015 
(fs=48kHz)
0.007 
(fs=96kHz)
%
%
40
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
 → 
 → 
 → 
Page 41
資料 
はじめに
Hum&Noise
fs=48kHz or 96kHz, EIN=Equivalent Input Noise
<DME8i-ES>
Input  Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
Rs=150 Ω , GAIN: –60dB
–128
EIN
–127
EIN
All input & output level controls: 0dB
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
Rs=150 Ω , GAIN: +10dB
All input & output level controls: 0dB
–64  dBu
–82  –79  dBu
<DME8o-ES>
Input
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600 Ω
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
Rs=150 Ω , GAIN: +10dB
All input & output level controls: 0dB
–82  –79  dBu
<DME4io-ES>
Input
Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
Rs=150 Ω , GAIN: –60dB
–128
EIN
–127
EIN
All input & output level controls: 0dB
INPUT 1–4  OUTPUT 1–4  600 Ω
Rs=150Ω , GAIN: +10dB
All input & output level controls: 0dB
–64  dBu
–82  –79  dBu
dBu
dBu
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
* Hum & Noise are measured with a 6dB/octave filter @12.7kHz;  equivalent to a 20kHz filter with 
infinite dB/octave attenuation.
Dynamic Range
fs=48kHz or 96kHz
<DME8i-ES/DME8o-ES>
Input  Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–8  OUTPUT 1–8  600Ω   GAIN: +10dB  106  dB
<DME4io-ES>
Input  Output  RL  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT 1–4  OUTPUT 1–4  600Ω   GAIN: +10dB  106  dB
* Dynamic range are measured with a 6dB/octave filter @12.7kHz; equivalent to a 20kHz filter with 
infinite dB/octave attenuation.
Crosstalk@1kHz
reference to the level of output N
<DME8i-ES/DME8o-ES>
from  to  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT N  OUTPUT (N–1) or (N+1)  N = 1–8, GAIN: +10dB  –80  dB
オーディオ入出力
の接続
<DME4io-ES>
from  to  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
INPUT N  OUTPUT (N–1) or (N+1)  N = 1–4, GAIN: +10dB  –80  dB
*  Crosstalk is measured with a 18dB/octave filter @80kHz
  
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
41
Page 42
DMESatellite
の紹介
資料 
LED Level Meter
<DME8i-ES>
METERING POINT  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
PEAK red LED: ON  –3  dBFs
INPUT 1–8
SIGNAL green LED: ON  –40  dBFs
<DME8o-ES>
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
METERING POINT
OUTPUT 1–8
<DME4io-ES>
METERING POINT
INPUT 1–4
OUTPUT 1–4
Signal Delay
from
Analog input of Primary Master Analog output of the slave via EtherSound @ 48kHz  2  msec
入出力特性  
ANALOG INPUT CHARACTERISTICS
Input Terminals
GAIN  Actual Load 
Impedance
to  CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
For Use With 
CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
PEAK red LED: ON  –3  dBFs
SIGNAL green LED: ON  –40  dBFs
CONDITIONS  MIN  TYP  MAX  UNITS
PEAK red LED:ON  –3  dBFs
SIGNAL green LED:ON  –40  dBFs
Input Level  Connector
Nominal
Nominal  Max.before clip
資料外部機器との接続  その他の機能 
<DME8i-ES>           
CH INPUT 1–8
 <DME4io-ES>                   
CH INPUT 1–4
*1. In these specifications, 0dBu is referenced to 0.775 Vrms. 
*2. All AD converters are 24-bit linear, 128-times oversampling (Fs=48kHz)/64-times oversampling (Fs=96kHz). 
*3. +48V DC (Phantom power) is supplied to CH INPUT EUROBLOCK connectors via each individual software controlled 
switch.
ANALOG OUTPUT CHARACTERISTICS
Output Terminals
<DME8o-ES>
CH OUTPUT 1–8
<DME4io-ES>
CH OUTPUT 1–4
*1. In these specifications, 0dBu is referenced to 0.775 Vrms. 
*2. All DA converters are 24-bit linear, 128-times oversampling (Fs=48kHz)/64-times oversampling (Fs=96kHz).
–60dB
+10dB
Actual Source
Impedance
75 Ω
3k Ω
50–600 Ω Mics & 
600 Ω Lines
For Use With
Nominal
600 Ω Lines  +4dBu (1.23 V)  +24dBu(12.28V)
–60dBu 
(0.775mV)
+10dBu
(2.45V)
Output level  Connector
Nominal  Max. before clip
–40dBu
(7.75mV)
+30dBu 
(24.5V)
EUROBLOCK
(5.08mm pitch)
EUROBLOCK
(5.08mm pitch)
42
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
Page 43
資料 
DIGITAL INPUT & OUTPUT CHARACTERISTICS
はじめに
Terminal
EtherSound  EtherSound  24bit  100Base-TX
CONTROL I/O CHARACTERISTICS
GPI
*1 Inputs: 8 channels, Outputs: 4 channels
Inputs: Not apply 2 wire Fader mode 
Outputs: Imax/pin = 16mA 
Outputs: VH = 2.5V(min.), VL = 0.6V(max.)
Format  Data length  Level  Audio  Connector
Terminal
IN  –  0–5V
OUT  –  TTL
+V  –  5V
Ethernet  IEEE802.3  10Base-T/100Base-TX  RJ-45
USB  USB 1.1 Function  –  Type B
REMOTE  RS-232C/RS-422  RS-232C/RS-422  D-SUB 9P (Male)
Format  Level  Connector
16ch input/16ch output @ 48kHz
8ch input/8ch output @ 96kHz
RJ-45x2
EUROBLOCK *1
(3.5mm pitch)
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
[NETWORK]端子(100Base-TX Ethernet, RJ-45コネクター)  
Pin
1
2
3
4
5
6
7
8
Connection
TxD + 
TxD − 
RxD + 
未使用 
未使用 
RxD − 
未使用 
未使用
 
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 
43
Page 44
DMESatellite
の紹介
コンピューター
資料 
寸法図
361
(4)
354
との接続
オーディオ入出力
の接続
440
480
仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがあります。
3
単位 : mm
44
1
ゴム脚は 
同梱品
資料外部機器との接続  その他の機能 
44
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 45
資料 
索引
はじめに
A
[AC IN] 端子 .......................................16
C
CP4SW/CP4SF/CP1SF .............. 32
D
Delete All Data ............................... 31
DME Designer について ................. 13
DME4io-ES ..........................................8
DME8i-ES .............................................8
DME8o-ES ...........................................8
E
[ERROR] インジケーター ................ 15
EtherSound [IN]/[OUT] 端子 ........17
EtherSound 端子を使った接続
...............................................24, 28
G
[GPI] 端子 ...........................................17
[GPI] 端子を使った接続 ....................30
I
ICP1 ....................................................32
Initialize DME ...................................31
[INPUT]/[OUTPUT] 端子を使った
接続 ...............................................25
[INPUT] 端子 .....................................17
IP アドレス設定 ..................................19
M
[MASTER] インジケーター ............. 14
MIDI Implementation Chart .........37
MIDI データフォーマット ................. 34
N
[NETWORK] インジケーター .........14
[NETWORK] 端子 .....................16, 43
[NETWORK] 端子を使った接続
...............................................20, 29
O
[OUTPUT] 端子 ................................ 17
P
[PEAK] インジケーター ................... 15
[POWER] インジケーター ............... 15
[POWER] スイッチ ........................... 15
R
[REMOTE] 端子 ................................ 17
[REMOTE] 端子を使った接続 .........26
RS-232C .......................................... 16
RS-422 ............................................. 16
S
[SIGNAL] インジケーター ............... 15
T
[TX/RX] インジケーター ................. 15
U
[USB] 端子 ......................................... 14
[USB] 端子を使った接続 ................. 18
User Defined Button ( ユーザー定義
パラメーター ) ................................ 9
ア
アース用ネジ ...................................... 16
アナログオーディオ接続 ................... 25
イ
一般仕様 .............................................. 39
エ
エラーメッセージ .............................. 38
エリア ..................................................... 9
オ
オクテット .......................................... 19
オプション .......................................... 32
ク
グループマスター ................................. 9
コ
困ったときは ...................................... 33
コンフィギュレーション ...................... 9
コンポーネント ..................................... 9
シ
シーン .................................................. 10
システム構成例 .................................. 12
初期化 .................................................. 31
信号の種類 .......................................... 11
ス
寸法図 .................................................. 44
ソ
ゾーン .....................................................9
テ
ディップスイッチ ...............................16
デバイスグループ ..................................9
電気的特性 .......................................... 39
電源オン / オフ ......................................7
ニ
入出力特性 .......................................... 42
ネ
ネットワーク設定 ...............................19
ハ
パラメーター ..........................................9
フ
ファームウェアのバージョン ...............7
プリセットパラメーター ......................9
マ
マスター / スレーブ設定 ................... 19
 
メ
メッセージ一覧 ...................................38
ユ
ユーロブロックプラグの取り付け方法 ..
25
ラ
ラックマウント時の注意 ...................17
ワ
ワーニング .......................................... 38
DMESatellite
の紹介
各部の名称と機能資料 
コンピューター
との接続
オーディオ入出力
の接続
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
45
Page 46
DMESatellite
の紹介
コンピューター
との接続
MEMO
オーディオ入出力
の接続
資料外部機器との接続  その他の機能 
46
DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書
Page 47
サービスについて
■ 保証書
この商品には保証書がついています。販売店でお渡しして 
いますから、ご住所・お名前・お買上 げ年月日・販売店名な 
ど所定事項の記入および記載内容をおたしかめの上、大切 
に保管してください。 
保証書は当社がお客様に保証期間内の無償サービスをお 
約束するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より 1 
年です。 
保証期間内の転居や、ご贈答用に購入された場合などで、 
記載事項の変更が必要なときは、事前・事後を問わずお買 
上げ販売店かお客様ご相談窓口、またはヤマハ修理ご相談 
センターへご連絡ください。継続してサービスできるよう 
に手配いたします。
■ 損害に対する責任
この商品 ( 搭載プログラムを含む ) の使用または使用不能 
により、お客様に生じた損害 ( 事業利益の損失、事業の中 
断、事業情報の損失、その他の特別損失や逸失利益 )につい 
ては、当社は一切その責任を負わないものとします。また、
如何なる場合でも、当社が負担する損害賠償額は、お客様 
がお支払になったこの商品の代価相当額をもって、その上 
限とします。
● 修理に関するお問い合わせ
■調整・故障の修理
「故障かな ?」と思われる症状のときは、この説明書をもう
一度よくお読みになり、電源・接 続・操 作 な どをおたしかめ 
ください。それでもなお改善されないときには、お買上げ 
販売店へご連絡ください。調整・修理いたします。 
調整・修理に際しては 保証書をご用意くだ さい。保証規定 
により、調整・修理サービスをいたします。また、故障した 
製品をお持ちいただくか、サービスにお伺いするのかも保 
証書に書かれています。 
修理サービスは保証期間が過ぎた後も引き続きおこなわ 
れ、そのための補修用 性能部品が用意され ています。性能 
部品とは製品の機能を維持するために不可欠な部品のこ 
とをいい、PA 製品ではその最低保有期間は製造打切後 8 
年です。この期間は経済産業省の指導によるものです。
■ お客様ご相談窓口
ヤマハ PA 製品に関するご質問・ご相談はお客様ご相談窓 
口へ、アフターサービスについてのお問合わせはヤマハ修 
理ご相談センターへおよせください。
ヤマハ修理ご相談センター
ナビダイヤル  0570-012-808 
(全国共通番号) ※
携帯電話、PHS、IP 電話からは TEL 053-460-4830 
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 18:00、土曜日 9:00 〜 17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) 
FAX 053-463-1127
● 修理品お持込み窓口
受付時間 月曜日〜金曜日 9:00 〜 17:45(浜松サービスステーションは 8:45 〜 17:30)
(祝日および弊社休業日を除く)
* お電話は、ヤマハ修理ご相談センターでお受けします。
北海道サービスステーション 〒064-8543  札幌市中央区南 10 条西 1 丁目 1 -50 ヤマハセンター内  FAX 011-512-6109  
首都圏サービスセンター  〒143-0006  東京都大田区平和島 2 丁目 1-1 
京浜トラックターミナル内 14 号棟 A-5F
浜松サービスステーション  〒435-0016 浜松市東区和田町 200 ヤマハ ( 株 ) 和田工場内  FAX 053-462-9244  
名古屋サービスセンター  〒454-0058  名古屋市中川区玉川町 2 丁目 1-2 
ヤマハ ( 株 ) 名古屋倉庫 3F
大阪サービスセンター  〒564-0052  吹田市広芝町 10-28 オーク江坂ビルディング 2F  FAX 06-6330-5535  
九州サービスステーション  〒812-8508 福岡市博多区博多駅前 2 丁目 11-4  FAX 092-472-2137 
*名称、住所、電話番号などは変更になる場合があります。
FAX 03-5762-2125
FAX 052-652-0043
● お客様ご相談窓口 : ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口
ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター
Tel: 03-5791-7678 Fax: 03-5488-6663 ( 電話受付=祝祭日を除く月〜金 /11:00 〜 19:00) 
ONLINE support: http://proaudio.yamaha.co.jp/
◆営業窓口
PA・DMI事業部 PA 推進部 
CA 国内マーケティンググループ
PA・DMI事業部 PA 推進部 
CA マーケティンググループ
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