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AI Driver
インストールガイド
ソフトウェアのご使用条件
弊社では本ソフトウェアのお客様によるご使用およびお客様へのアフターサービスについて、<ソフトウェア使用許諾契約>を設けさせて
いただいており、お客様が下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。
本ソフトウェアのダウンロード、インストール、コピー、その他のご使用をされた場合には下記条項にご同意いただけたものとさせていただ
きますので、下記条項を充分お読みください。ご同意いただけない場合は、ダウンロード、インストール、コピー、その他のご使用をおやめく
ださい。すでにダウンロードやインストールをしたが、下記条項にご同意いただけないという場合には、速やかに本ソフトウェアを削除して
ください。
ソフトウェア使用許諾契約
1. 著作権および使用許諾
弊社はお客様に対し、ソフトウェアプログラムおよびデータファイル(以下「本ソフトウェア」といいます。)を使用する権利を許諾します。本
契約条項は、今後お客様に一定の条件付きで配布され得る本ソフトウェアのバージョンアッププログラム、データファイルにも適用される
ものとします。本ソフトウェアの権利およびその著作権は、弊社または弊社のライセンサーが有します。本ソフトウェアの使用によって作成
されたデータの権利はお客様が取得しますが、本ソフトウェアは、関連する著作権法規のもとで保護されています。
・ お客様ご自身が一時に一台のコンピューターにおいてのみ使用することができます。
・ バックアップが許されているものは、バックアップをとる目的でのみ、機械で読み取れる形式での本ソフトウェアのコピーを作成す
ることができます。ただし、そのバックアップコピーには本ソフトウェアに表示されている弊社の著作権の表示や他の権利帰属につ
いての説明文もコピーしてください。
・ お客様は、本ソフトウェアを使用する権利を第三者に譲渡することができますが、それは、お客様が本ソフトウェアのコピーを保持せ
ず、かつ譲受人が本契約条項に同意する場合に限られます。
2. 使用制限
(1) 本ソフトウェアの使用にあたっては、次のことを遵守してください。
・ 本ソフトウェアには著作権があり、その保護のため、お客様が本ソフトウェアを逆コンパイル、逆アセンブル、リバース・エンジニアリ
ング、またはその他のいかなる方法によっても、人間が感得できる形にすることは許されません。
・ 本ソフトウェアの全体または一部を複製、修正、改変、賃貸、リース、頒布または本ソフトウェアの内容に基づいて二次的著作物をつく
ることは許されません。
・ 本ソフトウェアをネットワークを通して別のコンピューターに伝送したり、ネットワークで他のコンピューターと共有することは許
されません。
・ 本ソフトウェアを使用して、違法なデータや公序良俗に反するデータを配信することは許されません。
・ 弊社の許可無く本ソフトウェアの使用を前提としたサービスを立ち上げることは許されません。
(2) 楽曲用MIDIデータ等、本ソフトウェアにより使用または入手できる著作権曲については次のことを遵守してください。
・ 本ソフトウェアの使用によって得られたデータを著作権者の許可なく営業目的で使用することは許されません。
・ 本ソフトウェアの使用によって得られたデータを著作権者の許可なく複製、転送または配信したり、または不特定多数にむけて再生
および演奏することは許されません。
・ 本ソフトウェアの使用によって入手できるデータの暗号を著作権者の許可無く解除したり、電子透かしを改変したりすることは許さ
れません。
3. 終了
本契約はお客様が本ソフトウェアをお受け取りになった日に発効します。本契約は、お客様が著作権法または本契約条項に1つでも違反さ
れたときは、弊社からの終了通知がなくても自動的に終了するものとします。その場合には、ただちに本ソフトウェアとそれに関するドキュ
メンテーション、およびそれらのコピーをすべて廃棄しなければなりません。
AI Driver インストールガイド
1
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4. 本ソフトウェアに関する保証
本ソフトウェアのご使用についての一切のリスクはお客様のご負担となります。
本ソフトウェアの商品性、特定の目的への適合性、第三者の権利を侵害しないことの保証は明示であると黙示であるとを問わず、一切いたし
ません。特にお客様の目的に適合することや、ソフトウェアの操作が中断されないことやソフトウェアの欠陥や瑕疵が修正されることの保
証はいたしません。
5. 責任の制限
弊社の義務は、お客様に本契約条項の条件で本ソフトウェアの使用を許諾することがすべてです。
弊社は、本ソフトウェアの使用、誤用またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破
損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえその
ような損害の発生の可能性について予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。すべての損害、損失、契約や違法行為等に対する訴訟
申立てについて、いかなる場合も、お客様に対する弊社の責任は、お客様が本ソフトウェアの購入のために支払った金額を越えることはあり
ません。
6. 第三者のソフトウェア
弊社は、本ソフトウェアとともに、第三者のプログラム、データファイルおよびそれに関するドキュメンテーション(以下「第三者ソフトウェ
ア」といいます)を提供する場合があります。別の規定に従い取り扱われるべき旨の記載が、本ソフトウェア付随のマニュアルに記載されて
いる場合には、本契約条項にかかわらず、その別の規定に従い取り扱われるものとし、弊社によるアフターサービスおよび保証などについて
は、以下の規定が適用されるものとします。
・ 弊社は、第三者ソフトウェアに関しての操作方法、瑕疵その他に関してアフターサービスを提供するものではありません。
・ 弊社は、明示であると黙示であるとを問わず、第三者ソフトウェアの商品性、および特定目的に対する適合性の保証その他一切の保証をい
たしません。第三者ソフトウェアの使用もしくは機能から生じるすべての危険は、お客様の負担となります。
・ 弊社は、第三者ソフ卜ウェアの使用、誤用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害
(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わら
ず、たとえそのような損害の発生があることについて予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。
7. 一般事項
本契約条項は、弊社の権限ある者の署名のある書面によらない限り、改訂することはできません。
本契約条項は、日本法の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。本契約に関し紛争が生じた場合には東京地方裁判所を専属
管轄裁判所とします。
ご注意
・ このソフトウェアおよびインストールガイドの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。
・ 巻頭にこのソフトウェアのご使用条件が記載されています。このソフトウェアをインストールする前に、必ずこのご使用条件をお読みく
ださい。
・ このソフトウェアおよびインストールガイドの一部または全部を無断で複製、改変することはできません。
・ このソフトウェアおよびインストールガイドを運用した結果およびその影響については、一切責任を負いかねますのでご了承ください。
・ アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能や仕様の変更については、下記URLをご参照
ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
・ このインストールガイドに掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合が
あります。
・ ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな
い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配
慮をお願いします。
・ Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
・「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
・ その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
インストールの途中でコンピューターの画面に以下のメッセージが表示されるまで、n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器
の電源を入れないでください。
Windows XPの場合 Windows Vistaの場合
AI Driver インストールガイド
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目次
ソフトウェアのご使用条件 ............................................................ 1
ご注意 ............................................................................................... 2
AI Driverとは ................................................................................. 3
動作環境 ........................................................................................... 3
ソフトウェアのインストール......................................................... 4
ソフトウェアのアンインストール.............................................. 16
ソフトウェアのアップデート...................................................... 17
トラブルシューティング(困ったときは…) ............................... 18
本書の構成........................................................................................ 4
AI Driverとは
このAI Driverは、mLAN技術を応用して開発されたドライバーです。1台のn8/n12またはmLAN16E2とコンピューターとを接
続し、IEEE1394ケーブルを通じてオーディオ/MIDI信号を送受信することができます。
NOTE
・ MOTIF XS8には、mLAN16E2が内蔵されています。
動作環境
AI Driverをお使いいただくには、以下のコンピューター環境が必要です。
NOTE
・ お使いのOSによっては、下記の仕様以上の条件を満たす必要があります。
・ 各社DAWの動作環境については、それぞれの取扱説明書をご参照ください。
・ mLAN Driver/mLAN Toolsの最新バージョン、動作環境および64ビット版については、下記URLに最新情報が掲載されています。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
OS :Windows XP Professional SP2以降/
XP Home Edition SP2以降/
Vista(32ビット版)
コンピューター :
Intel Core/Pentium/Celeronファミリー
のプロセッサーを搭載したコンピューター
S400(転送スピード400Mbps)の
IEEE1394(FireWire)端子またはi.LINK
端子を搭載したもの(*1)
ハードディスク :100MB以上の空き容量、高速なハード
ディスク
Windows XP Professional SP2以降/XP Home Edition
SP2以降
・ 推奨動作環境(*2)
CPU :Intel Core 2 Duo 1.66GHz以上
メモリー :512MB以上
・ 最低動作環境(*2)
CPU :Intel Pentium 1.4GHzまたはIntel
Celeron 1.7GHz以上
メモリー :512MB以上
Windows Vista (32ビット版)
・ 推奨動作環境(*2)
CPU :Intel Core 2 Duo 1.8GHz以上
メモリー :1GB以上
・ 最低動作環境(*2)
CPU :Intel Pentium 1.4GHzまたはIntel
Celeron 1.7GHz以上
メモリー :512MB以上
*1 IEEE 1394(FireWireやi.LINKなど)端子を搭載したコンピューター
が必要です。搭載していない場合は、PCまたはPCIカードなどを別途
ご用意ください。
詳細な動作環境や推奨のPC, PCIカードについては
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/
をご覧ください。
*2 前記推奨/最低動作環境は標準的なDAWにて、下記のオーディオ/
MIDIを再生しながら、ソフトエフェクトなどを使用した場合です。お
使いのDAWにより異なる場合があります。
<推奨動作環境>
Fs=44.1kHz / 24bit
Audio x 16トラック再生
Audio x 1トラック録音
MIDI x 18トラック再生
MIDI Remote Control / Automation
Send Plug-in Soft Effect 3系統
Insert Plug-in Soft Effect 9系統
Plug-in Soft Synthesizer 2系統
Latency 6msec程度
<最低動作環境>
Fs=44.1KHz / 24bit
Audio x 15トラック再生
MIDI Remote Control / Automation
Send Plug-in Soft Effect 3系統
Insert Plug-in Soft Effect 9系統
Plug-in Soft Synthesizer なし
Latency 50msec程度
・ ノートPCをご使用の場合、ノートPCの制約により、内蔵
IEEE1394が使用できないことがあります。このようなときは、
PCカードを別途ご用意ください。
AI Driver インストールガイド
3
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本書の構成
ソフトウェアのインストール(4ページ)
はじめてAI Driverをインストールする方法を説明します。
ソフトウェアのアンインストール(16ページ)
AI Driverをアンインストールする方法を説明します。
ソフトウェアのアップデート(17ページ)
すでにn Driverまたは古いバージョンのAI Driverをお使いの場合、新しいバージョンにアップデートする方法を説明します。また
mLAN Driver/mLAN Toolsをお使いの場合は、AI Driverに変更する方法を説明します。
トラブルシューティング(困ったときは…)(18ページ)
n8/n12またはmLAN16E2を、IEEE1394ケーブルを使ってコンピュータと接続して上手く機能しないときに、まず行なってい
ただきたい対処方法を説明します。
ソフトウェアのインストール
AI Driverをインストール/アンインストールするときに、ノイズが発生することがあります。これらの操作を行なう前に、各機器の出力を
下げてください。
すでにn Driver、AI Driver、またはmLAN Driver/mLAN Toolsがコンピューターにインストールされている場合
インストールされているソフトウェアをアンインストールする必要があります。AI Driverのインストールの途中で、ソフトウェアのメンテナン
ス画面が表示されますので、画面の指示に従ってソフトウェアを削除してください。その後、AI Driverのインストールが再開されます。
詳しい削除方法については、16ページをご覧ください。
データレート規格がS200(お使いの機器のリアパネルまたは取扱説明書の「仕様」参照)のmLAN機器をお使いの場合
古いmLAN Toolsをアンインストールする必要があります。アンインストール方法については、それぞれの機器に付属の取扱説明書をご参照く
ださい。
インストーラーは、以下の2つのソフトウェアのインストールを行ないます。
・mLAN Tools 2.0
・AI Driver
mLAN Tools 2.0は、n8/n12またはmLAN16E2とコンピューターを接続するためのドライバーなどを含むソフトウェアです。
AI Driverは、コンピューターとn8/n12またはmLAN16E2の間でオーディオ/MIDI信号をIEEE1394ケーブルを通じてやりと
りするためのソフトウェアです。
これらのソフトウェアをインストールすることで、1台のn8/n12またはmLAN16E2とコンピューターとをIEEE1394ケーブル
を使って接続し、オーディオ/MIDI信号をやりとりすることができます。
次の手順でインストールします。
① インストール前の準備
Windows XPの場合........................................ 5ページ
Windows Vistaの場合 ................................... 8ページ
② インストーラーの起動
Windows XPの場合........................................ 6ページ
Windows Vistaの場合 ................................... 9ページ
③ インストール後の確認、設定変更....................... 11ページ
NOTE
・ エラーメッセージが表示されたときは、18ページをご参照ください。
AI Driver インストールガイド
4
Page 5

■Windows XPの場合
インストール前の準備
n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器の電源が切
1
れているのを確認します。
n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器のMIDI IN/
2
OUT端子に接続されているMIDI機器の接続ケーブル
をすべて外しておきます。
n8/n12またはmLAN16E2をコンピューターの
3
IEEE1394(FireWire/i.LINK)端子にハブを使わず直
接つなぎ、n8/n12またはmLAN16E2以外の
IEEE1394機器は、コンピューターから外します。
コンピューターを起動して、管理者権限のあるアカウン
4
トでログオンします。
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]をクリッ
5
クします。コントロールパネルが次のような表示のとき
は、画面左上の「クラシック表示に切り替える」をクリッ
クします。
すべてのコントロールパネルとアイコンが表示されま
す。
6
[システム]→[ハードウェア]→[ドライバーの署名]→
[ドライバー署名オプション]で「無視ーソフトウェアを
インストールし、確認を求めない(I)」の左側にあるラジ
オボタンにチェックを入れて、[OK]をクリックします。
・ インストールが終了したら、ここでの設定を元に戻してく
ださい。
([システム]→[ハードウェア]→)[デバイスマネージャ]
7
の「1394バスホストコントローラ」に「!」や「×」マー
クがついていないことを確認します。
「!」や「×」マークがついている場合は、IEEE1394/
i.LINKが使用できない設定になっています。詳細につい
ては、お使いのコンピューターの取扱説明書をご参照く
ださい。
8
デバイスマネージャ画面右上の「×」をクリックし、さら
にシステムのプロパティ画面の[OK]をクリックしてか
ら、コントロールパネル画面右上の「×」をクリックし
て、各画面を閉じます。
アプリケーションを終了し、使っていないウィンドウを
9
すべて閉じます。
AI Driver インストールガイド
5
Page 6

インストーラーの起動
インストーラーは、以下の2つのソフトウェアのインストール
を行ないます。
・ mLAN Tools 2.0
・AIDriver
NOTE
・ インストールの中止には、必ずキャンセルボタンやクローズボタ
ンを使用してください。[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を使用して中止し
たり、インストールの途中で電源をオフにしたりすると、アンイ
ンストールが正常にできなくなる原因となります。
10
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある
「setup.exe」をダブルクリックします。
NOTE
・ すでにn Driver、AI Driver、またはmLAN Driver/mLAN
Toolsがインストールされている場合は、メンテナンス画面
が表示されます。画面の指示に従って、ソフトウェアの更
新(インストールされているソフトウェアの削除と新しいソ
フトウェアのインストール)を行なってください。ソフト
ウェアの削除方法については、16ページをご参照くださ
い。
11
いくつか確認のメッセージが表示されますので、問題な
ければ[OK]をクリックし、ダイアログを閉じます。
インストールの準備が終わると、「ようこそ」という画面
が表示されます。
15
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー)を確認して、
[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。
・ インストール中、「ロゴテストに合格していません」という
メッセージが表示された場合は、[続行]をクリックします。
インストールを中止する必要はありません(この先の手順で
も同様です)。メッセージが表示されない場合はそのまま次
の手順に進みます。
16
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
セージが表示されます。
[完了]をクリックします。
AI Driverのインストール
mLAN Tools 2.0のインストールが終わると、AI Driverのイ
ンストール開始画面が表示されます。
[次へ]をクリックします。
17
「インストール先の選択」画面が表示されます。
AI Driverをインストールするドライ ブとフォルダー
18
名を決めます。
自動的にインストール先が選択されています。インス
トールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、
[参照]をクリックしてインストール先のフォルダーを
選択してください(ドライブ: ¥フォルダー名)。
mLAN Tools 2.0のインストール
12
[次へ]をクリックします。
mLAN Toolsのインストール開始画面が表示されま
す。
[次へ]をクリックします。
13
「インストール先の選択」画面が表示されます。
mLAN Toolsをインストールするドライブとフォル
14
ダー名を確認/選択し、決定したら[次へ]をクリックし
ます。
自動的にインストール先が選択されています。インス
トールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、
[参照]をクリックしてインストール先のフォルダーを
選択してください(ドライブ: ¥フォルダー名)。
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
19
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー)を確認して、
[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
20
セージが表示されます。
「はい、今すぐコンピューターを再起動します。」の左側
のラジオボタンにチェックが入っていることを確認し、
[完了]をクリックしてコンピューターを再起動します。
インストールを途中で終了した場合について
インストールを途中で終了した場合、ソフトウェアが不
完全な状態で、インストールされている可能性がありま
す。正しくソフトウェアをインストールするには、もう一
10
度手順
ださい。
からやりなおして、インストールを行なってく
NOTE
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
AI Driver インストールガイド
6
Page 7

AI Driverの初期設定
コンピューターが再起動したら、AI Driverの初期設定を行な
います。
21
22
機器の電源を入れるよう求めるダイアログが画面左上
に表示されます。n8/n12またはmLAN16E2をコン
ピュータに接続して、機器の電源を入れます。
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されま
す。
NOTE
・ Windows Updateに接続するかどうかを選択する画面が表
示されることがあります。この場合は「いいえ、今回は接
続しません」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れ
て、[次へ]をクリックします。
「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」の
左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]を
クリックします。
Busドライバーの初期設定
25
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されま
す。「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」
の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]
をクリックします。
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
23
セージが表示されます。
[完了]をクリックし、手順
機器の電源を入れるように求めるダイアログの[OK]を
クリックします。
画面左上に「ドライバーの初期設定を行います」という
24
ダイアログが表示されます。
[OK]をクリックします。
NOTE
・手順
25-26
初期設定中であることを示すウィンドウが画面左上に表示
されます。このウィンドウでは、それぞれの手順で「新し
いハードウェアの検出ウィザード」があと何回表示される
かを示します。インストールを中止するとき以外は、この
ウィンドウを閉じないでください。
例)
と手順
28-29
で画面左上に表示された
21
の間、それぞれのドライバーの
・ Windows Updateに接続するかどうかを選択する画面が表
示されることがあります。この場合は「いいえ、今回は接
続しません」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れ
25-26
の手順を繰り返
て、[次へ]をクリックします。
26
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
セージが表示されます。
[完了]をクリックします。
Bus ドライバーの初期設定中であることを示す画面左
27
上のウィンドウが消えるまで、
します。
Audio/MIDIドライバーの初期設定
28
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されま
す。「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」
の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、[次へ]
をクリックします。
・ Windows Updateに接続するかどうかを選択する画面が表
示されることがあります。この場合は「いいえ、今回は接
続しません」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れ
て、[次へ]をクリックします。
AI Driver インストールガイド
7
Page 8

29
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
セージが表示されます。
[完了]をクリックします。
Audio/MIDIドライバーの初期設定中であることを示
30
す画面左上のウィンドウが消えるまで、
を繰り返します。
28-29
の手順
接続設定
31
AI Driverが起動し、Connection Managerにより接
続設定が行なわれます。
これで、AI Driverの初期設定は完了です。
NOTE
・AIDriverがインストールされ、初期設定が行なわれていれば、電
源のオン/オフ状態にかかわらずn8/n12またはmLAN16E2と
コンピューターを接続できます。n8/n12またはmLAN16E2を
DAWなどのアプリケーションと使用するには、AI Driverが有効
(オン)になっている必要があります(11ページ)。n8/n12または
mLAN16E2をコンピューターと接続すると、Connection
Managerが、自動的に接続設定を行ないます。接続設定中は、ド
ライバーアイコン(11ページ)が点滅します。アイコンが点灯に変
わるまで、しばらくお待ちください。
・ n8/n12またはmLAN16E2を初めてコンピューターに接続した
場合や、以前に使用されていた機器と異なる機器をコンピュー
ターに接続した場合は、手順
を表す画面が表示されます。
のように、接続設定中であること
31
■Windows Vistaの場合
インストール前の準備
n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器の電源が切
1
れているのを確認します。
n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器のMIDI IN/
2
OUT端子に接続されているMIDI機器の接続ケーブル
をすべて外しておきます。
n8/n12またはmLAN16E2をコンピューターの
3
IEEE1394(FireWire/i.LINK)端子にハブを使わず直
接つなぎ、n8/n12またはmLAN16E2以外の
IEEE1394機器は、コンピューターから外します。
コンピューターを起動して、管理者権限のあるアカウン
4
トでログオンします。
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]をク
5
リックします。コントロールパネルが次のような表示の
ときは、画面左上の「クラシック表示」をクリックしま
す。
すべてのコントロールパネルとアイコンが表示されま
す。
ドライバーアイコンの点滅中は、Connection Managerが、
コンピューターに接続されたIEEE1394機器を調査していま
す。アイコンの点滅中、接続しているIEEE1394機器の電源
のオン/オフ切り替え、およびIEEE1394ケーブルの抜き差
しは絶対に行なわないでください。
6
「デバイスマネージャ」アイコンをダブルクリックしま
す。
・ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続
行]をクリックします。
「1394バスホストコントローラ」に「!」や「×」マーク
7
がついていないことを確認します。
「!」や「×」マークがついている場合は、IEEE1394/
i.LINKが使用できない設定になっています。詳細につい
ては、お使いのコンピューターの取扱説明書をご参照く
ださい。
デバイスマネージャ画面右上の「×」をクリックし、さら
8
にコントロールパネル画面右上の「×」をクリックして、
各画面を閉じます。
アプリケーションを終了し、使っていないウィンドウを
9
すべて閉じます。
AI Driver インストールガイド
8
Page 9

インストーラの起動
インストーラは、以下の2つのソフトウェアのインストール
を行ないます。
・ mLAN Tools 2.0
・AIDriver
NOTE
・ インストールの中止には、必ずキャンセルボタンやクローズボタ
ンを使用してください。[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を使用して中止し
たり、インストールの途中で電源をオフにしたりすると、アンイ
ンストールが正常にできなくなる原因となります。
10
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある
「setup.exe」をダブルクリックします。
NOTE
・ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続
行]をクリックします。
・ すでにn Driver、AI Driver、またはmLAN Driver/mLAN
Toolsがインストールされている場合は、メンテナンス画面
が表示されます。画面の指示に従って、ソフトウェアの更
新(インストールされているソフトウェアの削除と新しいソ
フトウェアのインストール)を行なってください。ソフト
ウェアの削除方法については、16ページをご参照くださ
い。
11
確認のメッセージが表示されますので、問題なければ
[OK]をクリックし、ダイアログを閉じます。
インストールの準備が終わると、「ようこそ」という画面
が表示されます。
mLAN Tools 2.0のインストール
12
[次へ]をクリックします。
mLAN Toolsのインストール開始画面が表示されま
す。
[次へ]をクリックします。
13
「インストール先の選択」画面が表示されます。
mLAN Toolsをインストールするドライブとフォル
14
ダー名を確認/選択し、決定したら[次へ]をクリックし
ます。
インストール先は自動的に選択されています。インス
トールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、
[参照]をクリックしてインストール先のフォルダーを
選択してください(ドライブ:¥フォルダー名)。
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー)を確認して、
15
[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
16
セージが表示されます。
[完了]をクリックします。
・ 「Windowsセキュリティ」画面が表示された場合は、発行
元が「YAMAHA CORPORATION」であることを確認し
て、[インストール]をクリックします。
AI Driver インストールガイド
9
Page 10

AI Driverのインストール
mLAN Tools 2.0のインストールが終わると、AI Driverのイ
ンストール開始画面が表示されます。
17
[次へ]をクリックします。
「インストール先の選択」画面が表示されます。
18
AI Driverをインストールするドライブとフォルダー
名を決めます。
自動的にインストール先が選択されています。インス
トールするドライブとフォルダー名を変えたい場合は、
[参照]をクリックしてインストール先のフォルダーを
選択してください(ドライブ: ¥フォルダー名)。
24
ドライバーの初期設定が自動的に行なわれます。初期設
定が完了するまで、しばらくお待ちください。初期設定
中は、画面左上に、進行状況を示すウィンドウが表示さ
れます。
NOTE
・ 通常はインストール先を変更する必要はありません。
ドライブとフォルダー名(ディレクトリー)を確認して、
19
[次へ]をクリックします。
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、インストール完了のメッ
20
セージが表示されます。
「はい、今すぐコンピューターを再起動します。」の左側
のラジオボタンにチェックが入っていることを確認し、
[完了]をクリックしてコンピューターを再起動します。
NOTE
・ 「Windowsセキュリティ」画面が表示された場合は、発行
元が「YAMAHA CORPORATION」であることを確認し
て、[インストール]をクリックします。
インストールを途中で終了した場合について
インストールを途中で終了した場合、ソフトウェアが不
完全な状態で、インストールされている可能性がありま
す。正しくソフトウェアをインストールするには、もう一
10
度手順
ださい。
からやりなおして、インストールを行なってく
AI Driverの初期設定
コンピューターが再起動したら、AI Driverの初期設定を行な
います。
21
機器の電源を入れるよう求めるダイアログが画面左上
に表示されます。n8/n12またはmLAN16E2をコン
ピュータに接続して、機器の電源をいれます。
接続設定
AI Driverが起動し、Connection Managerにより接
25
続設定が行なわれます。
これで、AI Driverの初期設定は完了です。
・AIDriverがインストールされ、初期設定が行なわれていれば、電
源のオン/オフ状態にかかわらずn8/n12またはmLAN16E2と
コンピューターを接続できます。n8/n12またはmLAN16E2を
DAWなどのアプリケーションと使用するには、AI Driverが有効
(オン)になっている必要があります(11ページ)。n8/n12または
mLAN16E2をコンピューターと接続すると、Connection
Managerが、自動的に接続設定を行ないます。接続設定中は、ド
ライバーアイコン(11ページ)が点滅します。アイコンが点灯に変
わるまで、しばらくお待ちください。
・ n8/n12またはmLAN16E2を初めてコンピューターに接続した
場合や、以前に使用されていた機器と異なる機器をコンピュー
ターに接続した場合は、手順
を表す画面が表示されます。
ドライバーアイコンの点滅中は、Connection Managerが、
コンピューターに接続されたIEEE1394機器を調査していま
す。アイコンの点滅中、接続しているIEEE1394機器の電源
のオン/オフ切り替え、およびIEEE1394ケーブルの抜き差
しは絶対に行なわないでください。
25
のように、接続設定中であること
で画面左上に表示された機器の電源を入れるよ
手順
22
23
21
うに求めるダイアログの[OK]が有効になったらクリッ
クします。
画面左上に「ドライバーの初期設定を行います」という
ダイアログが表示されます。[OK]をクリックします。
NOTE
・ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続
行]をクリックします。
AI Driver インストールガイド
10
Page 11

インストール後の確認、設定変更
インストール後の確認
デバイスマネージャ
■ Windows XP の場合
[スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択
1
します。
タスクバーの通知領域
AI Driverのアイコンが追加されます。アイコン( )を右ク
リックするとメニューが表示されます。
NOTE
・AIDriverが無効(オフ)のとき、アイコンは白色に表示されます。
AI Driverが有効(オン)のとき、アイコンは青色に表示されます。
n8/n12またはmLAN16E2を使用するには、AI Driverを有効(オ
ン)にする必要があります。Connection Managerが、コン
ピューターに接続されたIEEE1394機器を調査しているときは、
アイコンが点滅します。
ドライバーアイコン
RESET ALL....................設定を初期状態に戻します。
Auto On .......................... コンピューターを起動したときに、自動
的にAI Driverを有効(オン)にします。初
期設定では、Auto Onがオンになって
います。
ON.....................................AI Driverを有効(オン) にします。
OFF ...................................AI Driverを無効(オフ)にします。n8/
n12またはmLAN16E2を使用しない
ときに、コンピューターへの負荷を軽く
できます。
Driver Setup ................. Driver Setup (12ページ) を起動しま
す。
Sample Rate ................. サンプリング周波数を設定する画面
(12ページ)を開きます。
EXIT .................................AI Driverを無効(オフ)にし、タスクバー
からAI Driverのアイコンを削除しま
す。アイコンを再度表示させるには、[ス
タート]→[(すべての)プログラム]→[ス
タートアップ]から[mLAN Manager]
を選択します。Auto Onがオンに設定
されている場合、自動的にAI Driverも
有効(オン)になります。
[システム]アイコンをダブルクリックして、「システム
2
のプロパティ」を表示させます。
[ハードウェア]のタブを選び[デバイスマネージャ]を
3
クリックします。
「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」の左側
4
の[+]マークをクリックし、「Yamaha n series」また
は「Yamaha mLAN16E2」、および「Yamaha
mLanBus」が表示されていることを確認します。
■ Windows Vista の場合
1
[スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択
します。
2
「デバイスマネージャ」アイコンをダブルクリックしま
す。
・ 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続
「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」の左側
3
の[+]マークをクリックし、「Yamaha n series」また
は「Yamaha mLAN16E2」、および「Yamaha
mLanBus」が表示されていることを確認します。
行]をクリックします。
NOTE
・AIDriverは、AutoOnがオンに初期設定されています。コン
ピューターを起動すると、自動的にAI Driverが有効(オン)になり
ます。
・ Driver Setupを使って、データの送受信が正常に行なわれている
かを確認することができます。
AI Driver インストールガイド
11
Page 12

インストール後の設定変更
NOTE
・AIDriverをアプリケーション(DAWなど)で使用中の場合、
Sample Rate、Driver Setupの設定変更ができません。アプリ
ケーションを終了してから設定変更を行なってください。「変更で
きません」というエラーメッセージが表示される場合は、14ペー
ジをご参照ください。
Sample Rate
(タスクバーのドライバーアイコンを右クリック→Sample
Rate)
サンプリング周波数を設定するための画面です。
ダイアログ内の「サンプルレート」の右側の矢印をクリックし
て、サンプリング周波数を選択します。[OK]をクリックする
と設定が反映され、ダイアログが閉じます。[適用]をクリック
すると、ダイアログを開いたまま、設定が反映されます。サン
プリング周波数の変更中は、変更中であることを示す画面が
表示されます。
NOTE
・ n8/n12をご使用の場合、サンプリング周波数の変更中は、n8/
n12の[COMP]LEDが点滅します。詳しくは、n8/n12取扱説明
書をご参照ください。
Driver Setup
(タスクバーのドライバーアイコンを右クリック→Driver
Setup)
n8/n12またはmLAN16E2との通信の設定や送受信の確認
をするための画面です。
q
w
・ お使いのインターフェースによっては、正しいベンダー
(メーカー )名が表示されないことがあります。
・ インターフェースが複数装着されている場合は、AI Driver
の初期設定(Windows XPの場合は 7ページ、Windows
Vistaの場合は10ページ)を行なったときに、n8/n12また
はmLAN16E2を接続したインターフェースが選択されて
います。n8/n12またはmLAN16E2を接続するインター
フェースを変更するときは、Driver Setupの1394
Adapter Card IDを設定した後に、IEEE1394ケーブルを
挿しなおしてください。
Connection Managerが、再度、接続設定を行ないます。
w
Required CPU
必要とするコンピューターの処理能力(AI Driverがコ
ンピューターにかける負荷の量)を設定します。コン
ピューターにかける負荷の量は、「ASIO コントロール
パネル」のレイテンシーでも調整できます(次ページ参
照)。
WDM Sample Bit
e
WDMドライバーのオーディオデータのビット数を選
択します。
Status
r
n8/n12またはmLAN16E2からコンピューターへの
送信データ(オーディオ/MIDI)の状態を表示します。エ
ラー発生時には、メッセージが表示されます。
青................ 正常に受信している状態です。
黄................ オーディオかMIDIの一方だけ受信している
赤................ エラーが起きています。
グレー ........受信していません。
・ DAWなどのアプリケーションがAI Driverのオーディオお
よびMIDIを使用していない状態では正しく表示されません。
アプリケーションを起動した状態で参照してください。
Information
t
クリックすると、n8/n12またはmLAN16E2からコ
ンピューターへの受信状態を表示するInformation画
面(次ページ参照)が表示されます。
状態です。
e
r
t
ui
q
1394 Adapter Card ID
コンピューターに装着されている
IEEE1394(FireWire/i.LINK)インターフェースのID
が表示されます。インターフェースが複数装着されてい
る場合には、n8/n12またはmLAN16E2を接続する
インターフェースを選択します。AI Driverが認識して
いないインターフェースは表示されません。
y
y
Set
設定した内容を、実際に有効にするためのボタンです。
この画面で変更した設定は、[Set] をクリックするまで
は有効になりません。
Revert
u
設定した内容を、最後に[Set]をクリックしたときの状
態に戻すためのボタンです。一度[Set]をクリックする
と、このボタンでそれ以前の状態に戻すことはできませ
ん。
Exit
i
Driver Setup画面を閉じます。
AI Driver インストールガイド
12
Page 13

Information画面
n8/n12またはmLAN16E2からコンピューターへの受信の
状態をオーディオとMIDIに分けて表示します。
アイコン
青............... 正常に受信している状態です。
赤............... エラーが起きています。
グレー........ 受信していません。
R1, R2...
受信の状態を表示します。R1でMIDI、R2で
オーディオの状態を確認します。
表示されるタブの数は、お使いのコンピュー
ターによって異なります。
Receive Status
受信されているデータを示す記号が表示されます。「o」は
そのデータが受信されていることを示します。たとえば、
「Audio」欄で「oooooooo-」と表示された場合は、受信さ
れているデータは全部で9個で、そのうちの最初の8つが
オーディオデータであることを示しています。未知のデー
タが存在する場合には、「Unknown」欄に表示されます。
データが何も受信されていないときには、これらの欄は空
白となります。
受信時にエラーが発生した場合は、メッセージが赤色で表
示され、点滅します。
n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器の状態をご確
認ください。
また、逆に、レイテンシー(下記「Preferred Buffer Size」)を最
小にしてもノイズや音切れが起きない場合には、Required
CPUを「High Performance」などに設定してから再度レイテ
ンシーを調整することで、全体的なレイテンシー値を最小にす
ることができます。
● レイテンシー
オーディオのレイテンシー
オーディオのレイテンシーは、「ASIOコントロールパネ
ル」で選択する「Preferred Buffer Size」で決まります。
レイテンシーの値も、「ASIOコントロールパネル」に表示
されます(下記参照)。
MIDIのレイテンシー
MIDIレイテンシーについては、「releasenotesj.pdf」を
ご参照ください。
● ASIOコントロールパネル
ASIOドライバーの場合、必要に応じて、アプリケーション
のドライバー設定(お使いのDAWによってメニュー構成
が異なります)内でASIOコントロールパネルを開いて、
Preferred Buffer Sizeを設定します。ASIOコントロー
ルパネルを起動すると、以下のダイアログが表示されま
す。
・ WDMドライバーの場合も同様に、必要に応じてアプリケーション
のドライバー設定内で、ASIOドライバーのレイテンシー値に相当
するWDMドライバーのレイテンシー値を調整します。
・ ASIOドライバーのPreferred Buffer Sizeの初期設定は、最小値
になっています。
q
w
レイテンシーとRequired CPUの関係について
お使いのコンピューターの性能(CPUの速度やメモリーのサ
イズ)により、DAWなどのアプリケーションを使用する際に、
ノイズが発生するなど、オーディオデータを正しく録音/再生
できない場合があります。一般的にこのような場合、レイテン
シー(遅延時間)を調節することで、問題を解決できます(右コ
ラム「レイテンシー」参照)。
ただし、コンピューターの性能や使用状況(ほかのアプリケー
ションを同時に使用している場合など)によっては、レイテン
シーを大きくしてもノイズや音切れが起こる場合がありま
す。その場合は、「Required CPU」でコンピューターにかける
負荷の量を減らして(「Medium Performance」や「Low
Performance」に設定して)から、再度レイテンシー(右コラ
ム「Preferred Buffer Size」)を調節してください。
・ レイテンシーの値が小さい:
遅延時間が短く、リアルタイムプレイに適しています
・ レイテンシーの値が大きい:
遅延時間が長くなる分、プラグインエフェクトや扱う
オーディオチャンネル数を多くできます(コンピュー
ターにかかる瞬間的な負荷を軽減できます)
e
r
Preferred Buffer Size
q
ASIOドライバー内部で使用するバッファーのサイズを
指定します。
Sample Size
w
オーディオデータの送信/受信のビット数をそれぞれ選
択します。
Latency
e
オーディオデータのレイテンシーの値が表示されます。
Preferred Buffer Size(
ズで決まります。
r
OK
設定した内容を有効にしてダイアログを閉じます。
Cancel
t
設定の変更をせずにダイアログを閉じます。
q
)で選択するバッファーサイ
t
AI Driver インストールガイド
13
Page 14

AI Driverの設定変更ができない、AI Driverをアンインストール(削除)でき
ない場合の対処
AI Driverの設定変更時や、アンインストール時に以下のよう
なメッセージが表示される場合があります。
■AI Driverの設定変更ができない場合
Sample Rate/Driver Setupの設定が変更できない場合や、
AI Driverを無効(オフ)にできない/[RESET ALL]に失敗する
場合は、以下の操作を行なってください。
AI Driverをアプリケーション(DAWなど)で使用中の場合
AI Driverの設定変更ができません。AI Driverを使用している
アプリケーションをすべて終了してから設定変更を行なって
ください。
WDM ドライバーがWindowsの既定のデバイスに選択され
ている場合
アプリケーションを起動していない状態でもAI Driverの設
定変更ができないことがあります。
Windowsの既定のデバイスにWDMドライバー(「mLAN
Audio Out」または「mLAN MIDI Out」)を選択している場合
は、以下の手順でいったんWDMドライバーの選択をはずし、
コンピューターを再起動してから、AI Driverの設定変更を行
なってください。
Windows XPの場合
1 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→「サウ
ンドとオーディオデバイス」→[音声]の[音声再生]で
「mLAN Audio Out」以外を選択します。
2 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→「サウ
ンドとオーディオデバイス」→[オーディオ]の[音の再
生]で「mLAN Audio Out」以外を選択します。
3 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→「サウ
ンドとオーディオデバイス」→[オーディオ]の[MIDI音
楽の再生]で「mLAN MIDIOut」〜「mLAN MI DI Ou t
(8)」以外を選択します。
Windows Vistaの場合
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[サウン
ド]→[再生]で、「ライン出力 mLAN Audio Out」以外を
選択し、[規定値に設定]をクリックします。
Windowsのサウンド設定を「サウンドなし」に設定する
以下の設定後、コンピューターを再起動してからAI Driverの
設定変更を行なってください。
Windows XPの場合
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[サウンド
とオーディオデバイス]→[サウンド]の[サウンド設定]で
「サウンドなし」を選択します。
Windows Vistaの場合
[スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[サウンド]
[サウンド]の[サウンド設定]で「サウンドなし」を選択し
→
ます。
■AI Driverをアンインストール(削除)で
きない場合
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックし、表示さ
れるメニューで[Auto On]をオフ(11ページ)にしたあ
と、コンピューターを再起動してください。コンピュー
ターの再起動後、再度アンインストールを実行してくださ
い。
NOTE
・ n8/n12またはmLAN16E2取り付け機器の電源を入れると、自
動的にWindowsがWDMドライバーを既定のデバイスに設定する
場合があります。
AI Driver インストールガイド
14
Page 15

オーディオデータを扱う場合のヒント
オーディオ機能を十分にお使いいただくために、以下の設定をおすすめします。これらの設定をすることで、再生音が途切れたりノ
イズが出たりする現象を低減できます。
・ ハードディスクの DMA モード ( 高速に転送するモー
ド)を有効にする
Windows XP の場合
[コントロールパネル]→[システム]→[ハードウェア]→[デ
バイスマネージャ]→「IDE ATA/ATAPI コントローラ」
の「プライマリ IDE チャネル」と「セカンダリ IDE チャネ
ル」をダブルクリックし、[詳細設定]を開きます。「デバイ
ス」の「転送モード」を「DMA(利用可能な場合)」に設定し
ます。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]→[デバイスマネージャ](→「ユー
ザーアカウント制御」画面で[続行])→「IDE ATA/ATAPI
コントローラ」の「ATA Channel 0」をダブルクリック
し、[詳細設定]を開きます。「デバイスのプロパティ」の
「DMAを有効にする」にチェックを入れます。
・ プロセッサのスケジュールを「バックグラウンドサー
ビス優先」に設定する
Windows XP の場合
[コントロールパネル]→[システム]→[詳細設定]→「パ
フォーマンス」で[設定]→[詳細設定]を開き「プロセッサの
スケジュール」で「バックグラウンドサービス」の左側にあ
るラジオボタンにチェックを入れます。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]→[システム]→画面左上の[システ
ムの詳細設定](→「ユーザーアカウント制御」画面で[続
行])→[詳細設定]→「パフォーマンス」で[設定]→[詳細設
定]→「プロセッサのスケジュール」で「バックグラウンド
サービス」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れま
す。
・ リモートアシスタンスをオフにする
Windows XP の場合
[コントロールパネル]→[システム]→[リモート]を開き、
「リモートアシスタンス」のチェックを外します。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]→[システム]→画面左上の[リモー
トの設定](→「ユーザーアカウント制御」画面で[続行])→
[リモート]を開き、「リモートアシスタンス」のチェックを
外します。
・ クラシックスタートメニューにする
タスクバーを右クリック→[プロパティ]→[[スタート]メ
ニュー]を開き、「クラシック[スタート]メニュー」の左側に
あるラジオボタンにチェックを入れます。
・ メニューとヒントのアニメーション化をオフにする
Windows XP の場合
[コントロールパネル]→[画面]→[デザイン]→[効果]を開
き、[次のアニメーションの効果をメニューとヒントに使
用する]のチェックを外します。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]→[コンピュータの簡単操作セン
ター]→「タスクに集中しやすくします」→「時間制限と明
滅画像を調整します」の「必要のないアニメーションは無
効にします」にチェックを入れます。
・SpeedStepTMをオフにする
「トラブルシューティング」(18ページ)をご参照くださ
い。
・ 視覚効果を「パフォーマンスを優先する」に設定する
Windows XP の場合
[コントロールパネル]→[システム]→[詳細設定]→「パ
フォーマンス」で[設定]→[視覚効果]を開き「パフォーマン
スを優先する」の左側にあるラジオボタンにチェックを入
れます。
Windows Vista の場合
[コントロールパネル]→[システム]→画面左上の[システ
ムの詳細設定](→「ユーザーアカウント制御」画面で[続
行])→[詳細設定]→「パフォーマンス」で[設定]→[視覚効
果]を開き「パフォーマンスを優先する」の左側にあるラジ
オボタンにチェックを入れます。
AI Driver インストールガイド
15
Page 16

ソフトウェアのアンインストール
AI Driverをアンインストールするには、以下の2つのソフトウェアの削除が必要です。
・AIDriver
・ mLAN Tools 2.0
次の方法でインストールしたソフトウェアを削除できます。
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある
1
「setup.exe」をダブルクリックします。
メンテナンス画面が表示されます。
NOTE
・ Windows Vistaをお使いの場合は、「ユーザーアカウント
制御」画面が表示されたら、[続行]をクリックします。そ
のあと、メンテナンス画面が表示されます。
・AIDriverがインストールされていない場合は、AI Driverの
インストーラーが起動します。
「削除」の左側にあるラジオボタンにチェックを入れて、
2
[次へ]をクリックします。
「Yamaha AI Driverを削除します」という画面が表示
3
されたら、[次へ]をクリックします。
4
「ようこそ」という画面が表示されたら、「削除」の左側に
あるラジオボタンにチェック入れて、[次へ]をクリック
します。
5
ファイル削除の確認画面が表示されたら、[OK]をク
リックします。
メンテナンスが開始されます。
9
メンテナンス完了画面が表示されたら、[完了]をクリッ
クします。
10
「ソフトウェアの削除が完了しました」という画面が表
示されたら、[OK]をクリックします。
これで、AI Driverのアンインストールは完了です。
Windowsのコントロールパネルの「プログラムの追加と削
除」/「プログラムと機能」を使ってアンインストールするこ
ともできます。
以下の手順で、次の2つのプログラムを1→2の順に削除しま
す(必ず、1→2の順に削除してください)。
1) Yamaha AI Driver
2) mLAN Tools 2.0
■Windows XPの場合
1 [スタート] → ([設定]→)[コントロールパネル] → [プログラ
2 左上の「プログラムの変更と削除」をクリックして選び、右
3 [変更と削除]をクリックします。
4 手順1〜3と同じ要領で、リストの中から「mLAN Tools
■ Windows Vistaの場合
1 [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[プ
2 リストの中から「Yamaha AI Driver」を選択します。
3 [アンインストールと変更]をクリックします。
4 手順1〜3と同じ要領で、リストの中から「mLAN Tools
ムの追加と削除]を選択し、「プログラムの追加と削除」を表
示します。
側のリストの中から「Yamaha AI Driver」を選択します。
ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を
実行してください。
2.0」を選択し、[変更と削除]をクリックします。
ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を
実行してください。
ログラムと機能]を選択し、「プログラムのアンインストー
ルまたは変更」を表示します。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、[続
行]をクリックします。
ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を
実行してください。
2.0」を選択し、[アンインストールと変更]をクリックし
ます。
ダイアログが表示されますので、画面の指示に従って削除を
実行してください。
メンテナンス完了画面が表示されたら、[完了]をクリッ
6
クします。
「mLAN Tools 2.0を削除します」という画面が表示さ
7
れたら、[次へ]をクリックします。
ファイル削除の確認画面が表示されたら、[OK]をク
8
リックします。
メンテナンスが開始されます。
AI Driver インストールガイド
16
Page 17

ソフトウェアのアップデート
ここでは、すでにn Driverまたは古いバージョンのAI Driverをお使いの場合に新しいバージョンにアップデートする方法や、
mLAN Driver/mLAN Toolsをお使いの場合にAI Driverに変更する方法を説明します。はじめてAI Driverをインストールする方
法は4ページをご参照ください。
AI Driverのアップデートは必ず次の手順で行なってください。
①AIDriverのバージョン確認
② インストール前の準備
③ ソフトウェアのアップデート
④ 初期設定
①AIDriverのバージョン確認
次の手順で、現在インストールされているAI Driverのバー
ジョンを確認します。
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先の
1-1
「setup.exe」をダブルクリックします。
メンテナンス画面が表示されます。
NOTE
・ Windows Vistaをお使いの場合は、「ユーザーアカウント制御」
画面が表示されたら、[続行]をクリックします。そのあと、メン
テナンス画面が表示されます。
画面内の「インストールされてるソフトウェア」を確認
1-2
します。
インストールされているソフトウェアが、「Yamaha AI
Driver」で、バージョンがこれからインストールするAI
Driverの最新バージョンと同じ場合は、アップデートは
不要です。
[キャンセル]をクリックして、メンテナンス画面を閉じ
1-3
ます。
NOTE
・nDriver、AI Driver、またはmLAN Driver/mLAN Toolsがイン
ストールされていない場合は、「setup.exe」をダブルクリックす
ると、AI Driverのインストーラーが起動します。
③ ソフトウェアのアップデート
次の手順で、古いバージョンのソフトウェアのアンインス
トールと、新しいバージョンのソフトウェアのインストール
を行ないます。
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある
3-1
「setup.exe」をダブルクリックします。
メンテナンス画面が表示されます。
・ Windows Vistaをお使いの場合は、「ユーザーアカウント制御」
画面が表示されたら、[続行]をクリックします。そのあと、メン
テナンス画面が表示されます。
3-2
画面内の「更新」の左側にあるラジオボタンにチェック
を入れて、[次へ]をクリックします。
3-3
画面の指示に従って、古いバージョンのソフトウェアの
アンインストールを行なったあと、新しいバージョンの
ソフトウェアをインストールします。
詳細は「ソフトウェアのアンインストール」(16ページ)、
および「ソフトウェアのインストール」(4ページ)をご参
照ください。n DriverまたはmLAN Driver/mLAN
Toolsのアンインストールも「ソフトウェアのアンイン
ストール」と同様の手順です。
④ 初期設定
② インストール前の準備
インストールに必要な設定を行ないます。詳細は4ページをご
参照ください。
AI Driverをインストール後、コンピューターを再起動した
ら、AI Driverの初期設定を行ないます。詳細は、
(Windows XPの場合)または
合)をご参照ください。
8ページ
AI Driver インストールガイド
(Windows Vistaの場
5ページ
17
Page 18

トラブルシューティング(困ったときは…)
■ エラーメッセージが表示された場合
・「mLAN Manager のメニューから「ON」を選択してくださ
い」、「mLAN Start を実行 ( 起動 ) してください」、「mLAN
を起動してください」というメッセージが表示された場合は、
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[ON]を
選択し (11 ページ )、AI Driver を有効 ( オン ) にしてくださ
い。
・「mLAN Stop を実行してください」というエラーメッセージ
が表示された場合は、タスクバーのドライバーアイコンを右
クリックして[OFF]を選択し (11 ページ )、AI Driver を無
効(オフ) にしてください。
・ その他エラーメッセージが表示されたときは、画面の指示に
従ってください。
■ 音が出ない / 音が小さい
コンピューターの設定
・ アプリケーションの音量設定は上がっていますか?
・AIDriver が有効 ( オン ) に なっていますか? ( ドライバーア
イコンが青色に表示されていますか? )
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[ON]を
選択してください。
「インストール後の確認」 (11 ページ )参照
・ その他 AI Driver の設定は適切ですか?
「オーディオ/ MIDI データが送受信されない」の項目参照
n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機器、外部機器の設
定
・ スピーカーやヘッドフォンなどは正しく接続されています
か?
・ アンプなどの外部機器の電源は入っていますか?
・ 音源や再生機器の音量設定は上がっていますか?
・ 外部機器からの信号は入力されていますか?
・ n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機器と外部機器との接
続ケーブルは断線していませんか?
■ 音が歪む
コンピューター、n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機
器、外部機器の設定
・ オーディオデータは適切なレベルで録音されていますか?
・ n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機器と外部機器との接
続ケーブルは断線していませんか?
■ ノイズが発生する
コンピューターの設定
・ お使いのコンピューターは推奨環境を満たしていますか?
「動作環境」 (3ページ)参照
・AIDriver のレイテンシーの設定は適切ですか?
「Driver Setup」 (12 ページ )、
「ASIO コントロールパネル」 (13 ページ )参照
・ サンプリング周波数は適切ですか?コンピューターの性能に
よっては、サンプリング周波数が高いとノイズの原因となり
ます。
「Sample Rate」(12 ページ )参照
・ コンピューターで使用している内蔵ハードディスクの速度が
遅いと録音/再生に問題が発生する原因となります。
・ コンピューターのメモリを増やしてみてください。
・ バックグラウンドで動作しているアプリケーションがありま
せんか? AI Driver を使用するときは、バックグラウンドで動
作するアプリケーションをオフにしてください。オンのまま
使用すると、ドライバーの動作が安定せず、ノイズが発生す
る原因となることがあります。AI Driver を使用しないとき
は、オフにしたアプリケーションを再度オンにしてください。
・ Intel 製 Mobile CPU( ノート PC 用 CPU) の場合、
SpeedStep
n8/n12 または mLAN16E2 を使う場合は SpeedStep
テクノロジー機能を無効にしてください。ほとんどのコン
ピューターでは、BIOS で SpeedStep
の有効 / 無効を切り替えできます。詳しくはコンピューター
のマニュアルをご参照いただくか、PC メーカーへお問い合わ
せください。
・ ネットワークアダプターがノイズの原因になることがありま
す。その場合は、Windows のデバイスマネージャを使って
ネットワークアダプターを無効にすると、ノイズが解消しま
す。
TM
テクノロジーが使われていることがあります。
TM
テクノロジー機能
TM
n8/n12 または mLAN16E2 の接続
・ IEEE1394 ケーブルが破損していませんか?また、
IEEE1394 の S400 規格を満たしていないケーブルは、ノ
イズの原因となることがあります。
・ IEEE1394 ケーブルの近くにインバーターなどのノイズ発生
源がありませんか?ノイズ発生源からケーブルを離してくだ
さい。
n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機器、外部機器の設
定
・ n8/n12 または mLAN16E2 取り付け機器と外部機器との接
続ケーブルの近くにインバーターなどのノイズ発生源があり
ませんか?ノイズ発生源からケーブルを離してください。
■ コンピューターの処理が重い
■ コンピューターの CPU メーターに表示される負荷が
大きい
■ 演奏がもたつく
■ 録音/再生できるトラック数が少ない
コンピューターの設定
・ お使いのコンピューターは推奨環境を満たしていますか?
「動作環境」(3 ページ )参照
・AIDriverのレイテンシーの値を大きくしてみてください。
「Driver Setup」 (12 ページ )、
「ASIO コントロールパネル」(13 ページ )参照
・AIDriverを使用しないときは、AI Driver を無効 ( オフ ) に す
ると ( タ スクバーのドライバーアイコンを右クリックして
[OFF]を選択 )、コンピューターへの負荷を軽くできます。
「インストール後の確認」(11 ページ )参照
・「オーディオデータを扱う場合のヒント」(15 ページ)をご参
照ください。
■ DAW などのアプリケーションから AI Driver( オー
ディオ/ MIDI) が見えない
コンピューターの設定
・AIDriverが有効 ( オン ) になっていますか? ( ドライバーア
イコンが青色に表示されていますか? )
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[ON]を
選択してください。
「インストール後の確認」(11 ページ )参照
・ その他 AI Driver の設定は適切ですか?
「オーディオ/ MIDI データが送受信されない」の項目参照
■ 録音デバイスが選択できない
コンピューターの設定
・ お使いのアプリケーションは ASIO 対応ですか ? ASIO 対応
アプリケーション以外では録音できません。
AI Driver インストールガイド
18
Page 19

■ オーディオ/ MIDI データが送受信されない
コンピューターの設定
・AIDriver のインストール/初期設定を行ないましたか?
・AIDriver が有効 ( オン ) に なっていますか? ( ドライバーア
イコンが青色に表示されていますか? )
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[ON]を
選択してください。
「インストール後の確認」 (11 ページ )参照
接続設定
n8/n12 または mLAN16E2 をコンピューターに接続したと
・
きに、Connection Manager によって、接続設定が自動的に
行なわれましたか? ( 接続中を示す画面が表示されましたか? )
(8、10 ページ )
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[RESET
ALL]を選択し、設定を初期状態に戻してください。再度、
接続設定が行なわれます。( 接続中であることを示す画面は、
初めて n8/n12 または mLAN16E2 をコンピューターに接
続したときや、一度他のコンピューターで使用した n8/n12
または mLAN16E2 を再度以前使用していたコンピューター
に接続したときに表示されます。)
・ タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[RESET
ALL]を選択し、設定を初期状態に戻してみてください。
n8/n12 または mLAN16E2 の接続
・ IEEE1394 ケーブルが正しく接続され、n8/n12 または
mLAN16E2 取り付け機器の電源が入っていますか?
IEEE1394 ケーブルの接続/電源を確認してください。一度
IEEE1394 ケーブルを抜いて、再度挿入してみてください。
・ ループ接続になっていませんか ? ケーブルの配線をご確認く
ださい。
ループ接続の例
コンピューター
n8/n12/
mLAN16E2
IEEE1394端子搭載のデバイス
コンピューター
n8/n12/mLAN16E2
■ MIDI データ/プログラムチェンジが送受信されない
コンピューター、mLAN16E2 取り付け機器、外部機器の
設定
・ アプリケーション (DAW など ) で 、適切な MIDI ポートを選
択していますか?
・ 各機器やアプリケーション (DAW など ) の 送信側と受信側の
チャンネルは一致していますか?
・ mLAN16E2 取り付け機器本体の MIDI 設定は適切ですか?
mLAN16E2 取り付け機器の取扱説明書参照
・ 送受信先の機器の電源は入っていますか?
n8/n12 または mLAN16E2 の接続
・ IEEE1394 ケーブルは正しく接続されていますか?
・ IEEE1394 ケーブルは断線していませんか?
■ Sample Rate / Driver Setup の設定が変更できな
い
■AIDriver を無効 ( オフ ) にできない/[RESET
ALL]に失敗する
「AI Driver の設定変更ができない、AI Driver をアンインストー
・
ル(削除)できない場合の対処」(14 ページ ) をご参照くださ
い。
■AIDriver をアンインストールできない
・「AI Driver の設定変更ができない、AI Driver をアンインス
トール ( 削除 ) できない場合の対処」(
ださい。
14 ページ
)をご参照く
■ タスクバーのドライバーアイコンが消えてしまった
・[スタート]→[( すべての ) プログラム )]→[スタートアッ
プ]または[mLAN Tools]から mLAN Manager を選択し
ます。
■他のIEEE1394 機器を正常に使用できない
・AIDriverを無効 ( オフ ) にしてください。
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[OFF]
を選択してください。
「インストール後の確認」(11 ページ )参照
・ コンピューターに n8/n12 または mLAN16E2 以外の
IEEE1394 機器を接続している場合は、コンピューターから
n8/n12 または mLAN16E2 以外の IEEE1394 機器をすべ
て取り外して、1 台の n8/n12 または mLAN16E2 のみを
コンピューターに接続してみてください。
・ コンピューターに複数の IEEE1394 インターフェースを装着
していませんか?
タスクバーのドライバーアイコンを右クリックして[Driver
Setup]を選択し、n8/n12 または mLAN16E2 を接続す
るIEEE1394 インターフェースを選択します。設定終了後、
IEEE1394 ケーブルを挿しなおしてください。Connection
Manager が自動的に接続を再設定します。
「Driver Setup」(12 ページ )参照
・ 「音が出ない」「ノイズが発生する」などの問題については、n8/
n12またはmLAN16E2取り付け機器本体の取扱説明書のトラブ
ルシューティング(困ったときは)も併せてご確認ください。
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