Tektronix TDS3AAM User manual

ユーザ・マニュアル
TDS3AAM
拡張解析 アプリケーション モジュール
071-0955-01
*P071095501*
071095501
当社の製品は、米国その他各国におけると浮く商標および 出願特許の対象となっています。本書の内容は、すでに発 行されている他の資料の内容に代わるものです。また製品 の仕様は、予告なく変更させていただく場合がありますの で、予めご了承ください。
Tektronix, Inc., P.O. Box 500, Beaverton, OR 97077
TEKTRONIX、TEK、TEKPROBE および Tek Secure
Tektronix,Inc の 登録商標です。
DPX, WaveAlert および e*Scope Tektronix, Inc の商標で
す。
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Tektronix warrants that the products that it manufactures and sells will be free from defects in materials and workmanship for a period of one (1) year from the date of shipment from an authorized Tektronix distributor. If a product proves defective within the respective period, Tektronix will provide repair or replacement as described in the complete warranty statement.
To arrange for service or obtain a copy of the complete warranty statement, please contact your nearest Tektronix sales and service office.
EXCEPT AS PROVIDED IN THIS SUMMARY OR THE APPLICABLE WARRANTY STATEMENT, TEKTRONIX MAKES NO WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. IN NO EVENT SHALL TEKTRONIX BE LIABLE FOR INDIRECT, SPECIAL OR CONSEQUENTIAL DAMAGES.
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電話受付時間
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電話受付時間
ワールド・ワイドのサービス体制については、
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Tektronix
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5:00 p.m. Pacific time
/ 9:00~12:00・13:00~19:00
月曜~金曜(休祝日を除く)
/ 9:00~12:00・13:00~19:00
月曜~金曜(休祝日を除く)
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社または日本テクトロニクス(株)
141-0001
東京都品川区北品川
5-9-31
安全にご使用いただくために 2...............
TDS3AAM の概要 5.........................
TDS3AAM アプリケーション・モジュールの
インストール方法 6...........................
拡張解析メニューの使用 6...................
測定機能 8.................................
FFT 演算機能 12.............................
DPO 演算機能 22............................
拡張演算機能 24.............................
XY カーソル 31..............................
付録A: FFT の概要 40.........................
保証規定 お問い合わせ
1
安全にご使用いただくために
安全にご使用いただくために、本製品の指示にしたがって ください。本製品をご使用の際に、他のシステムの製品に アクセスしなければならない場合があります。システムの 操作に関する警告や注意事項については、他のシステム・ マニュアルの『安全にご使用いただくために』をお読みく ださい。
静電気に対する注意事項
注意: 静電気放電(ESD)によって、オシロスコー プのコンポーネントおよびそのアクセサリが損傷 するおそれがあります。ESD防止のために、指示 があれば、これらの注意事項に従ってください。
グランド・ストラップを使用します。帯電しやすいコンポー ネントの設置や取り外しの際は、帯電防止用リスト・スト ラップを着け、体に蓄積される静電気を放電してください。
安全な作業領域を確保します。帯電しやすいコンポーネン トの設置や取り外しを行う作業領域では、静電気を発生さ せたり、ため込むデバイスを使用しないでください。静電 気を発生しやすい床、作業台のある領域での帯電しやすい コンポーネントの取り扱いは避けてください。
コン
ーネントは慎重に取り扱います。帯電しやすいコン
ポーネントは、作業台の上などで引きずることのないよう にご注意ください。接続ピンの部分には手を触れないでく ださい。帯電しやすいコンポーネントの取り扱いは、手早 く行ってください
輸送や保存は慎重に行います。帯電しやすいコンポーネン トの輸送、保存には、静電気防止袋またはコンテナを使用 してください。
マニュアルの保管
オシロスコープのフロント・カバーには、このマニュアル の保管用スペースがあります。
2
3
TDS3AAM
この章では、TDS3AAM アプリケーション・モジュール の特徴の概要、拡張解析機能にアクセスする方法について 説明します。
TDS3AAM アプリケーション・モジュールを使用する と、次の解析タスクが実行可能です。
H DPO 演算 H 任意の演算式による計算演算子を使って、取り込み中
の波形およびリファレンス波形に対して行う演算式を 作成し、波形演算を行うことができます。ユーザ定義 の変数を 2つまで使用して、演算式を作成することが できます。
H FFT(高速フーリエ変換)波形解析 H 波形領域およびサイクル領域の測定 H 測定値の統計最小値/最大値または平均値/標準偏差の
リードアウト値の表示を追加します。
H XY 波形カーソル
4
5
TDS3AAM アプリケーション・モ
ュール
のインストール方法
TDS3AAM 拡張解析モジュールのインストールおよびテ スト方法は、『TDS3000 および TDS3000B シリーズのア プリケーション・モジュール・インストール方法』を参照 してください。
拡張解析メニューの使用
TDS3AAM 拡張解析モジュールは、領域、サイクル 領域、統計測定機能を測定メニューに追加し、FFTDPO演算、拡張演算機能を演算メニューに追加します。 カーソル・メニューには XY カーソルが追加されます。 拡張解析機能を使うには、次の表のようにします。
TDS3AAM の機能を使う
フロント・ パネル・ボ
機能
領域および
タンを押す
測定 測定項目 サイクル領 域の測定
測定値の統計測定 統計測定 最小値/最大値また
ボトム・メ ニュー・ボ タンを押す
の選択
サイド・メニュー・ボ タンを押す
- 次へ - 領域また はサイクル領域ボタ ンが表示されるまで 押す。8ページ参 照。
は平均値/標準偏差 を選択する。9ペー ジ参照。
TDS3AAM の機能を使う (続き)
ボトム・メ ニュー・ボ タンを押す
FFT
サイド・メニュー・ボ タンを押す
ソース波形、垂直軸
機能
FFT
フロント・ パネル・ボ タンを押す
演算
軸、FFT ウィンド ウを選択する。
12ページ参照。
DPO 波形演
演算
DPO
波形演算ソース波形と演算子
を選択する。 22ページ参照。
波形演算式 演算 拡張演算 演算式を作成し、変
数の値と単位を定義 し、演算式を表示す る。24ページ参 照。
XY カーソル
カーソル 機能 波形 XY カーソルを
選択する(このメ ニューを表示するに は、XY 表示モード にしておく必要があ る)。31ページ参 照。
6
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測定機
領域およびサイクル領域の測定 (続き)
TDS3AAM アプリケーション・モジュールは、測定項選択サイド・メニューに領域およびサイクル領域の測定 機能を追加し、測定メニューに統計測定トム・タンを 追加します。これらの測定メニュー項目を選択するには、 フロント・ネルの MEASURE タンをします。
領域およびサイクル領域の測定
ボトム
測定項選択
サイド 説明
領域 時間を測定しま
す。波形全体もしくはート 領域について、垂直軸単位
- 秒数(例えば電圧 - 秒、電
流 - 秒)を測定します。
サイクル領域電時間を測定しま
す。波形の最のサイクル ート領域の最のサイ クルについて、垂直軸単位
- 秒数(例えば電圧 - 秒、電
流 - 秒)を測定します。
ボトム 説明サイド
統計測定
オフ 実行中の測定についての統計
最大値/最小値実行中の測定におけるリード
平均値/標 準偏差
n
情報を表示しないようにしま す。
アウト値について、最小値と 最大値を表示します。
実行中の測定におけるリード アウト値について、最小値と 最大値を表示します。
n は平均値と標準偏差の演算 に使用された測定値の個数 で、2 ~ 1000 の範囲です。 汎用ノブを使って、1(微調 節)または 10調節)の 分で値を変更することがで きます。デフルト値は 32 です。
波形の極性 領域の演算では、波形のうち、グランド より上の部分が正で、グランドより下の部分が負です。
8
9
波形のクリッピン
がデスプレイの波形目盛の上下を越えないようにします「波形のクリッピング」と呼びます)。クリップされた 波形を使って測定や演算処理を行うと、不正な値になるこ とがあります
領域 以下の数式は、波形全体もしくはート領域の波形 領域を計算するアルリズムを示しています。
Start = End の場合、(補間された)Start 時点の値を ます。これ外の場合は、以下のとおりです。
End
Area=
Start
サイクル領域
領域内の 1 サイクルの波形領域を計算するアルリズム を示しています。
Start = End の場合、(補間された)Start 時点の値を ます。これ外の場合は、以下のとおりです。
CycleArea=
結果るには、入力波形
Waveform(t)dt
以下の数式は、レコード内もしくはート
EndCycle
Waveform(t)dt
StartCycle
小値/最大値
ぐ下に、リードアウト値の最小値と最大値を表示します。 以下はリードアウト値の最小値/最大値の表示です。
Ch1 Freq
15.98 MHz Min: 15.81MHz Max: 16.17MHz
平均値/標準偏差
のすぐ下に、リードアウト値の平均値(m)と標準偏差 (s)を表示します。平均値と標準偏差の値は続演算に よるもので、演算はその直前の演算結果み込んで行わ れます。以下はリードアウト値の平均値/標準偏差の表示 です。
Ch1 Freq
15.98 MHz
: 15.99MHz σ: 82.92kHz
スクリーンからの読み取り
準偏差の値は、波形測定値のすぐ下に表示されますが、こ の領域には“Low resolution”などの測定上の注意書きが 表示されることがあります。測定値に疑問がある場合には、 統計測定をオフにして、オシロスコープに注意書きが表示 されるどうかを確認します。
最小値/最大値は、実行中の各測定値のす
平均値/標準偏差は、実行中の各測定値
最大値/最小値と平均値/標
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FFT
演算機能
TDS3AAM アプリケーション・モジュールは、オシロス コープに FFT(高速フーリエ変換)測定機能を追加しま す。FFT 測定では、オシロスコープへの繰返しまたは 発のタイム・ドメイン信号波数成分に変換し、スペク トラム解析を可能にします。
信号周波数成分を簡単ることができるようになり、 スペクトラムの形が調や解析に役立ちます。FFT 測定 は、次のような問題の解決に適しています。
H ルタやシステムのインルス応答試験 H システムの高調波成分や高調波みの測定 H ノイズや干渉の発生の特定 H 振動解析 H 50 Hz および 60 Hz 商用電まれる高調波解析
アプリケーション・モジュールによって、演算メニューに FFT 機能が追加されます。FFT演算メニュー項目を使用 するには、フロント・ネルのMATHタンをして ら、FFT トム・タンをします。
FFT 演算メニュー
ボトム
FFT
サイド 説明
FFT ソース
FFT 垂直軸
FFT
ドウ
FFT 信号ソースを選択しま す。2 チャンネル仕様のオ シロスコープでは Ch1 また は Ch2 から、4 チャンネル 仕様のオシロスコープでは Ch1 Ch4 から、その他の オシロスコープでは Ref1 Ref4 から選択します。
ディスプレイの垂直軸の単 位を設定します。dBV RMS またはリニア RMS が選択 できます。
ソース信号にあわせて、ハ ニング、ハミング、ブラッ クマン・ハリスまたは方形 波から選択します。FFT ウィンドウの詳細について は、40ページを参照してく ださい。
拡張 FFT 任意の演算式に基づいて FFT 解析を行う ことができます。詳細は 24 ページの拡張演算機能を 参照してください。
リニア
RMS スケール リニア・スケールは、各周波数成 分の振幅近い場合に、各成分の振幅比較するのに しています。
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dBスケール
イナック・レンジを持っている場合に、振幅なる 波数成分を同時に表示するのにしています。dBV スケ ールでは、成分の振幅が対数スケールを使って表示され、 0 dB =1 VRMS として 1 VRMS ごと、もしくはソース波 形の単位例えば電流の測定ではアンペア)で表示されま す。
選択または保存された波形の FFT 解析
繰返しまたは発)、最に取り込んだ信号またはリ ファレンス・メモリに保存されている波形について、 FFT 波形を表示させることができます。
FFT ウィンドウ
ンドウ(方形波、ハミ、ハニン、ブラックマン・リス)ら最なものを選択することができます。方形 波ウンドウは、トランント、パルス、信号など、 繰返しのない信号の解析にしています。ハミング
およびブラックマン・ハリス・ウンドウは、繰返 のある信号しています。FFT ウンドウの詳細につ いては、43 ページを参照してください。
スケールは、各波数成分の振幅
選択された
解析する信号にあわせて、4 つの FFT
POSITIONノブおよびスケール・
FFT波形の位
ノブを使って、FFT 波形の垂直位置とスケールを調整し ます。
FFT とアクイジション・モード
ション・モードで取り込だ波形は、高速トリ・モード で取り込んだ波形に比べて波形のサンプリン数がいた め、ノイズ・フロアが低く周波数の解像度も高くなります。
FFT 解析時には、ピーク出およびエンロープ・モー ドは使用しないでください。ピーク出およびエンロー プ・モードでは、FFT 波形がしくむことがありま す。
DC 成分を含む波形
は、FFT 波形成分の振幅しく計算されない場合があ ります。DC 成分を最小にするには、AC カップリングを 選択します。
不規則ノイズの軽減
とエイリアシングされた成分を軽減するには、アクイジショ ン・モードを16(もしくはそれ上)にセットします。 ただし、トリ・レートと同期しない波数に分解する 要がある場合には、アクイジション・アレージンを使 用しないでください。
調整
ノーマル・アクイジ
DC 成分やオフセットをむ波形で
繰返しのある波形で不規則ノイズ
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トランゼントの測定
波形の場合は、波形をスクリーンの中に表示させるため に、オシロスコープのトリガ・コントロールを使用します。
トランント(インルス、発)
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FFT 波形のズーミング
位置コントロールおよびスケール・コントロールを 使って、FFT 波形のズーム倍率とポジションを調しま す。ズーム倍率を変更すると、スクリーン中央の垂直波形 盛を中にしてFFT 波形が平方向に大され、垂直には演算波形マーカを中心に大されます。ズーム表 示をしても、実際の軸およびトリガ・ポジションの 定は影響受けません。
注: FFT 波形はソース波形レコード全体ら計 算されます。ソース波形または FFT 波形の一部 をズーミングして解像度を高めても、ズームされ分で FFT 波形が計算されることはありま せ
ズーム・タン
,
カーソルを使用した FFT 波形測定 FFT 波形上でカー
ソルを使用して、2 種類の測定を行うことができます。 振幅dBまたは信号ソースの単位)および波数(Hz) が測定できます。dB による測定では、0dBは 1 VRMS相当します。水平カーソル(水平バー)を使うと振幅が、 垂直カーソル(垂直バー)を使うと周波数が測定できます。
FFT 波形の表示
FFT 波形の表示は、次の手順で行います。
1.
信号のピークがスクリーンのに出ないように、ソー信号垂直軸スケールを調します。信号のピーク がスクリーンのに出ると、FFT波形に差が生じる ことがあります。
2.
波形が 5 サイクル上表示されるよう、平スケール 制御を調します。表示されるサイクルが多いど、
FFT 波形の波数分解能が上し、エイリアシン (45 ページ)の発生をることができます。
発波形(トランゼント波形)の場合は、信号全体(すての過渡的現象およびリンまたはノイズ)が
表示され、つスクリーンの中に表示されるように 調します。
3.
垂直 MATH タンをして、演算メニューを表示し ます。クイックメニューになっている場合には、
MENU OFF タンをしてら、MATH タンをします。
FFT タンをすと、FFT サイド・メニューが表示
4.
されます。
5.
信号ソースを選択します。意のチャンネルまたは保 存されているリファレンス波形に対して FFT 測定を 実行できます。
6.
切な垂直スケール(13 ページを参照)と FFT ウ ンドウ(43 ページを参照)を選択します。
7.
ズーム調を使用して表示を大し、カーソルを使用 して FFT 波形を測定します(16 ページを参照)。
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FFT 測定例 1
純粋な正波を入力して、みを測定します。の歪みは、の出に高調波としてわれます。
FFT 波形を表示することで、ルのみの有 無定することができます。
テスト信号として、20 MHz の波を使用します。オ シロスコープとFFTのラメータを次の表のように設定 します。
FFT 測定例 1 の設定
コントロール
CH1 のカップリング
アクイジション・ モード
平分解能
平スケール
FFT ソース
FFT 垂直スケール
FFT ンドウ
設定
AC
レージ 16
ノーマル(10k ポイント)
100 ns
Ch 1
dBV
ブラックマン・ハリス
T
1
1
2
3
M
一番左20 MHz の成分(1)は、ソース信号波数です。FFT 波形では、次高調波が 40
MHz2)、次高調波が80MHz3)になっています。 2および3の成分が存することは、このシステムによっ
信号歪みが生ていることを示しています。数次の 高調波は、サイクルのイン差がある可能性を示してい ます。
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FFT 測定例 2
デジタル/アナログが混在する回路で発生するノイズは、 オシロスコープで簡単測できます。ただし、観測され たノイズの発生を特定するのは困難な場合があります。
FFT 波形では、ノイズの周波数内容が表示されます。こ れらの波数を、システム・クロック、オシレータ、リー ド/ライト・ストローブ、表示信号、スイッ源な どの既知のシステム波数と照らし合わせることができま す。
このでは、システムの最高波数は 40 MHz になって います。この信号を解析するために、オシロスコープと FTT ラメータを次の表のように設定します。
FFT 測定例 2 設定
コントロール
CH1 のカップリング
アクイジション・ モード
平分解能
平スケール
波数帯域
FFT ソース
FFT 垂直スケール
FFT ンドウ
設定
AC
サンプル
ノーマル(10k ポイント)
4.00 s
150 MHz
Ch 1
dBV
ニン
T
1
1
2
M
31 MHzの成分(図の1)に着目してください。これはシ ステムで使用されている 31 MHz のメモリ・ストローブ 信号一致します。62 MHzの成分(2)は、ストロ ーブ信号次高調波です。
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DPO
演算機能
TDS3AAM アプリケーション・モジュールによって、 DPO波形の合成波形演算が実行できるようになります。 DPO波形演算の結果には、アナロ・オシロスコープの
ような輝度グレイ・スケールの情報が含まれ、信号トレー スが最も頻繁に発生している場所では輝度が大きくなりま す。この機能によって、信号挙動詳しく分るように なります。DPO波形演算メニューを使用するには、フロ ント・ネルの MATHタンをしてから、DPO Math トム・タンをします。
DPO 波形演算メニュー
ボトム
DPO 波形演 算
輝度
フロント・ネルの WAVEFORM INTENSITY ノ ブを使って、波形全体の輝度をコントロールし、波形デー タが画面上に表示される時間を設定します。
サイド 説明
1 ソース
演算子 演算用の演算子を選択しま
2 ソース
1つめのソース波形を選択
します。
す。+、−、または× 2つめのソース波形を選択
します。
アクイジション・モード
変更は、DPO波形演算用のチャンネルをいたすての 入力チャンネルに対して有効になるため、これらのチャン
ネルの信号を使って行われる波形演算の結果も変わってき ます。例えば、アクイジション・モードがエンベロープに 設定されている場合、Ch1 + Ch2 の波形演算は、エン ロープされたチャンネル 1 およびチャンネル 2 の波形で 実行され、演算結果の波形もエンロープされたものにな ります。
データのクリア
たなデータが入力されるまで、そのソース波形をむ演 算波形にはの波形データが出されます。
波形ソースのデータをクリアすると、
アクイジション・モードへの
22
23
拡張
演算機能
拡張演算メニュー (続き)
TDS3AAMアプリケーション・モジュールを使用すると、 演算式をカスタマイズして、選択された波形、リファレン ス波形、測定結果、定数を取りこむことができます。拡張 演算メニューを使用するには、フロント・ネルの
MATH タンをしてら、Advanced Math トム・タンをします。
拡張演算メニュー
ボトム
拡張演算
サイド 説明
式の編集 波形演算を行う式の作成
VAR1, VAR2 n.nnnn Enn
単位の定義 ユーザ定義の単位ラベルの
/編集画面を表示します。 24 ページを参照してくだ
さい。 2 つの変数の値を指定しま
す。これらの変数は、式の 中で使うことができます。 サイド・メニュー・タン をして、ース (n.nnn)と指数(nn)の 選択します。汎用ノブ を使って、値を入力しま す。
入力画面を表示します。こ のラルは、リードアウト 値の単位明の場合に表 示される?を置き換 ます。
ボトム 説明サイド
拡張演算 (続き)
式の編集画面
することができます。式の編集画面のコントロール方法に ついては、26 ページを参照してください。
演算式
カーソル
式の表示 波形目盛の上に現在の拡張
式の編集画面では、任意の演算式を作成
演算式
フィールド
演算式を表示します。
演算式 リスト
24
25
式の編集画面
式の編集画面のコントロール (続き)
メニュー項目
演算式 カーソル
演算式 フールド
演算式リスト
説明
式フールド内で、次に式要素が入力 される置を示します。
入力した式が表示される領域です。最 大で 127 文字が表示されます。
使用できる式要のリストです。汎用 ノブを使って要素を選択します。表示 されている演算式に対して、文法的に しい要だけが選択できます。選択 できない要素は淡色表示されます。演 算要素の詳細については、27ページを 参照してください。
式の編集画面のコントロール
式の編集画面では、演算
式を作成するためのコントロールとメニュー項を使用す ることができます。式の編集画面での操作は、次の表のよ うになります。
式の編集画面のコントロール
コントロール
説明
汎用ノブ 式リスト内の要素を選択(ハイライ
ト)します。
選択確タン選択した要を式フールドに追加し
ます。フロント・ネルの選択ボタン を使うこともできます。
コントロール 説 明
後退ボタン 入力した要を式フールド
消去します。
クリア・タン式フールドの内容をすてクリア
消去)します。
OK ボタン
式の編集画面閉じ、演算波形を表示 します。
MENU OFF タン
式リスト
演算式の変更を行わずに式の編集画面閉じのメニューにります。
式リストの項目の詳細を以下に示します。
式リスト
メニュー項目
Ch1-Ch4
説明
波形データ・ソースを指定します。
Ref1-Ref4
FFT(, 積分 (,微分(
に続く数式について、高速フーリエ 変換、積分、微分を実行します。FFT 演算子は、式の最初(一番左)になけ ればなりませ。これらの操作は、カッコでわらなければなりませ
26
27
式リスト (続き)
メニュー項目 説 明
周期(-サイ クル領域(
に続く波形(取り込み中またはリ ファレンス波形)に対して、選択した 測定処理を実行します。これらの操作 は、必ず右カッコでわらなければな りません。
Var1, Var2
+,-,¢,
ユーザ定義の変数を式に追加します。
加算、算、算、算を、に続く 式に対して実行します。+ および ­は項演算子でもあります。 - は、 に続く式を無効にするのに使用しま す。
(),
カッコは、演算の順序制御するのに 使います。コンマは、デレイおよび フーズ測定処理の波形ら、の波 形と処理後の波形を分するのに使い ます。
1-0, ., E
科学的記数法(オプション)で定義す る数値を設定します。
ユーザ定義変数
この機能によって、演算式の中で使う
演算定数などの変数を、2 個定義することができます。 サイド・メニュー・タンをすと、数値フィールドと 学的記数法フールド(E)の選択切りわります。汎 用ノブを使って、いずれのフールドに数値を入力しま す。フロント・ネルの COARSE タンをすと、数 値フールドに大きな数字を早く入力することができま す。
演算単位の編集操作
演算単位編集画面では、波形演
算のカスタム単位を作成するための操作とメニュー項目を 使用することができます。オシロスコープが測定値を表示 する水平軸または垂直軸の単位を決定することができない 場合には、単位記号不明(?)と表示されます。ユーザ定 義単位の機能は、演算波形を表示する場合にのみ、水垂直軸単位不明の記号に代わってユーザ定義の単位を 表示します。
演算単位編集の操作は、次の表のようになります。.
演算単位編集操作
コントロール
説明
汎用ノブ ル・リストにある文字選択
イライト)します。
矢印矢印垂直軸または水平軸のラベルを、単位
ル・フールドで選択します。
OK ボタン
演算単位編集画面閉じて、演算メ ニューを表示します。
キャラクタ 入力ボタン
単位フィールドのカーソル位置に、選した文字を加ます。
左矢印、右矢印単位ラベル・フィールドのカーソル
を、または移動させます。
28
29
演算単位編集操作 (続き)
XY カーソル
コントロール 説 明
後退ボタン カーソル置の左側にある文字消去
削除ボタン 単位ラベル・フィールドのカーソル位
クリア・タン現在単位フィールド(または
MENU OFF タン
します。
置にある文字削除します。
垂直軸)にあるすての文字をクリア (消去)します。
ユーザ定義の単位用せずに演算
位編集画面閉じ直前のメニューにります。
演算式の例
次の演算式では、波形のエネルーを計算します。Ch1 は電圧、Ch2 は電です。
Intg (Ch1×Ch2)
演算結果の波形の積を測定すると、波形が示す電力の値 が表示されます。
TDS3AAMアプリケーション・モジュールによって、XY および XYZ 波形測定カーソルが追加されます。このカー ソル機能は、カーソル・メニューら使用することができ ます。XY カーソルメニューを使用するためには、XY 波 形を表示させます(表示 >XY表示 > トリガされた XY(または ゲート XYZ))。
次のは、波形モードで極座標リードアウトを行ったとき の XY カーソルを示しています。
30
31
XY カーソル・メニュー
機能
使って、移動させるカ ソル
ボトム サイド 説明
機能
モード
オフ 波形
波形目盛
独立 カーソルがそれ独立して
XY カーソルをオフにします。
波形もしくは波形目盛カーソ ル・モードをオンにします。フ ロント・パネルの選択ボタンを 使って、移動させるカーソル (アクティブ・カーソル)を選 択します。汎用ノブを使って、 アクティブ・カーソルを移動さ せます。
くように設定します。
トラッリファレンス・カーソルが
されているときには、カー ソルが緒にくように設定 します。
リードア ウト
カーソル置の値と、カーソ
ルの置の X、Y 標を読み 取って表示します。
極座 カーソル置の値と、カーソ
置の極座標をみ取って 表示します。
アクブ・カーソルと 2
のカーソルの差分クトルの 積を表示します。
アクィブ・カーソルと 2 つ
のカーソルの差分クトルと の比率を表示します。
XY 波形の原点は、各ソース波形が 0 ボルトに
0, 0
なるです。両方のソース波形について、0 ルトの が波形目盛垂直軸の中心にるようにすることで、画面 の中央が原点になります。実の(@)測定はすべてXY 波形の 0, 0 原点基準として行われ、アクブ・カー ソルの値が表示されます。
波形モード
波形モードでは、カーソルを使って実際の 波形データ上で X および Y の値と単位を測定します。波 形モードでは、XY カーソルは常に XY 波形上にあり、波 形すことはできませ
波形目盛モード
波形目盛機能では、スクリーン上のカー ソル置と波形データとは関係です。そのわりに、 ラフ用のようになっており、その分の値は ンネル毎の垂直目盛によってみ取ることができます。波目盛カーソルのリードアウト値は、波形データではなく、 カーソル置の XY 標を示しています。これは、波形 目盛カーソルは波形データと関係で、XY波形上に固定 されていないため、波形目盛内のどこにでも移動できるた めです。
てのリードアウト・タイプ(極座標、座標、積、 )は、波形カーソル・モードでも波形目盛モードでも使 用することができます。ただし、カーソルが波形レコード を測定しない波形目盛モードでは、リードアウト時間は表 示されません。
32
33
XY カーソルをオフにする
は、フロント・ネルのCURSORタンをしてから、 サイド・メニューのカーソル機能オフ・ボタンをします。
リファレンスおよびデルタ・カーソル
び波形目盛モードの両方で、2種類XY カーソルを使う ことができます。リファレンス・カーソル(??)とデル タ・カーソル(?)です。リファレンス・カーソルからデ ルタ・カーソルまでの分(n)を、すて測定すること ができます。
XY 表示と YT 表示の切替え
波形上でるために、XY 表示と YT 表示を切り替えるこ とができます。波形目盛の上にある波形レコード・アイ コンも、波形レコード上にある波形カーソルの相対的な 置を示しています。
XY カーソルをオフにするに
波形モードおよ
波形カーソルの置を YT
波形ソース XY カーソルを、アクィブ・アクイジショ
ン、シングル・シーケンスのアクイジション、リファレン ス波形に対して使うことができます。XY波形を再生成す るためには、X、Y両方のソース波形を保存しておなけ ればなりません。X 波形は必ず Ref1 保存します。
直交座標によるリードアウト
ウトでは、次の情報が表示されます。
X
, 
@X, @Y
t
(波形モー ド)
@t (波形モー )
波形モードでの座標によるリードアウトのを、次に 示します。
X:1.43V @X:-140mVY:2.14V @Y:480mVt:-660ns @t:1.61s
リファレンス・カーソルらデルタ・カー
Y
ソルまでの X、Y の分を表示します。X の値がの場合、デルタ・カーソルがリ ファレンス・カーソルよりもにあること を意味しています。Y の値がの場合、デ ルタ・カーソルがリファレンス・カーソル よりもにあることを意味しています。
アクブ(選択された)カーソルの実XY 標値を示しています。
リファレンス・カーソルらデルタ・カー ソルまでの時間差を示しています。値が の場合、デルタ・カーソルの置がリファ レンス・カーソルよりも早い時刻にあるこ とを意味しています。
トリガ・イントらアクィブ・カーソ ルまでの時間差を示しています。値が負の 場合、アクブ・カーソルの置がトリ
・ポイントよりも早い時刻にあることを 意味しています。
標によるリードア
34
35
プが
極座
標によるリードアウト
では、次の情報が表示されます。
r
, θ
@r, @
t
(波形 モード)
@t
(波形 モード)
波形モードでの極座標によるリードアウトのを、次に示 します。
r:2.90V @r:1.27Vθ:32.6° @θ:179°t:-4.20s @t:8.36s
リファレンス・カーソルらデルタ・カー ソルまでの半径角度の差分が表示されま す。
XY 波形の原点からアクティブ(選択され
θ
た)カーソルまでの半径角度が表示され ます。
リファレンス・カーソルらデルタ・カー ソルまでの時間差を示しています。値が の場合、デルタ・カーソルの置がリファ レンス・カーソルよりも早い時刻にあるこ とを意しています。
トリ・ポイントらアクテブ・カーソ ルまでの時間差を示しています。値が負の 場合、アクテブ・カーソルの置がトリ ・ポイントよりも早い時刻にあることをしています。
極座標によるリードアウト
次のは、オシロスコー の値ら差分クトルを計算する方法のを示していま す。
2 つのカーソルの
@r @
θ
r
= 3.47V
θ
= -111
°
= 3.17V
= 45.0
°
(0,0)
@r
= 1.41V
@
θ
°
= - 45.0
次のは、オシロスコープが角座標を定義する方法を示し ています。
またはn測定
XY原点(
のためのリファレンス・
180
-180
カーソル
°
°
°
0
)
36
37
積によるリードアウト
の情報が表示されます。
積によるリードアウトでは、次
比によるリードアウト
の情報が表示されます。
によるリードアウトでは、次
X¢
@X¢@Y
t
(波形 モード)
@t
(波形 モード)
波形モードでの積によるリードアウトのを、次に示しま す。
X¢Y: 7.16VV @X¢@Y: 1.72VV t:-4.68s @t:8.84s
が表示されます。 アクテブ・カーソルの X 成分に Y 成分を
乗じた積が表示されます。 リファレンス・カーソルらデルタ・カー
ソルまでの時間差を示しています。値が の場合、デルタ・カーソルの置がリファ レンス・カーソルよりも早い時刻にあるこ とを意しています。
トリ・ポイントらアクテブ・カーソ ルまでの時間差を示しています。値が負の 場合、アクテブ・カーソルの置がトリ ・ポイントよりも早い時刻にあることをしています。
差分クトルの X 成分に Y 成分を乗じた積
Y
X
÷
@X÷@Y
t
(波形 モード)
@t
(波形 モード)
波形モードでのによるリードアウトのを、次に示しま す。
÷
Y
÷
@Y t:-4.68ms @t:8.84ms
差分クトルの Y 成分を X 成分でった
Y
が表示されます。 アクテブ・カーソルの Y 成分を X 成分で
ったが表示されます。 リファレンス・カーソルらデルタ・カー
ソルまでの時間差を示しています。値が の場合、デルタ・カーソルの置がリファ レンス・カーソルよりも早い時刻にあるこ とを意しています。
トリ・ポイントらアクテブ・カーソ ルまでの時間差を示しています。値が負の 場合、アクテブ・カーソルの置がトリ ・ポイントよりも早い時刻にあることをしています。
X:1.22VV
@X:1.10VV
38
39
A: FFT の概要
ここでは、FFT 操作についてのさらにしい情報と理論 を説明します。
FFT ウィンドウ
FFT 解析に使用される波形レコードは、まりロでわる(い換えると、波形レコードがサイクルのになっている)ものとして計算されます。波形の始 まりとわりが同じ振幅であれば、信号の波形に不自然 不連続がなく、波数も振幅正確に計算できます。
波形レコードが周期になっていない場合、波形のまりとわりがなる振幅になります。始まりと終わり
の部分で波形に不連続が生、高波の過渡的現象が発生 してしまいます。このような過渡的現象があると、った 波数の情報が波数領域レコードに録されてしまいま す。
YT (時間軸
領域) 波形
波形
レコード長
不連続点
FFT波形
FFT
FFTウィンドウ
機能なしの波形
ソース波形にウンドウの機能を用すると、開始点同じ振幅近づけることができ、FFT 波形の不連 続の発生を抑えることができます。ソース信号かFFT によって計算される波数成分も、より正確になります。 波数を正確に測定するの周波数成分の振幅正確 測定するのによって、FFT ウンドウの形を使い分 けます。
40
41
ソース
波形
波形
レコード長
×
=
FFT
FFTウィンドウを 使用したFFT波形
ポイント毎 に掛け算を 行う
ウィンドウ
(ハニング)
FFTウィンドウ
によって成形 されたYT波形
FFT ウィンドウの特性
FFTアプリケーション・モジュールには、4つのFFTウ ンドウがあります。それれのウンドウは、周波数分解 能と振幅精度点で相反する性質っています。測定す る項やソース信号の特徴によって、どのウィンドウを使 用するかを決定します。次のガイドラインにしたがって、なウンドウを選択してください。
FFT ウィンドウの特性
FFT ウィン ドウ
ブラックマ ン・リス
ハミング、ニン
特性 用途
振幅測定に しています が、波数測
高次の高調波を出す るための、1 つの周波
数が支配的信号 定にはして いません。
波数測定にしていま
す。振幅測定 は方形波より
ります。ハ ミ
正弦波、繰返しのある
帯域の不規則ノイ
ズ。イント前後
ルがしく
信号過渡的現象や
バースト。 数分解能は、 ニンより わずかに優れ ています。
42
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FFT ウィンドウの特性 (続き)
FFT ウィン ドウ
方形波 波数測定に
は最です が、振幅測定 にはしてい ませ。ウ ンドウなしで 測定したもの と同じ結果られます。
用途特性
ント前後信号ルがほぼ等しい信号
過渡的現象やバース ト。
振幅の変なく、波数が安定している 正弦波。
スペクトラムがっく りと変する帯域の 不規則ノイズ。
エイリアシン
ナイスト波数(サンプル・レートの1/2)よりも大き波数成分を含む信号をオシロスコープに取り込むと問 が発生します。ナイキスト波数より高い波数成分は、 波形目盛右側のエッジでり込まれ、FFT 波形の中で は実際より低い波数成分として表示されます。これを「エ イリアシング」といいます。
ナイキスト周波数
(サンプルレートの
0Hz
周波数
振 幅
½ の周波数)
実際の周波数
エイリアス周波数
44
45
アクテ
信号に対するナイキスト波数をめるため に、ACQUIRE メニュー・ボタンをします。オシロス コープの画面右下に、現在のサンプル・レートが表示さ れます。ナイスト波数は、サンプル・レートの 1/2 になります。例えば、サンプル・レートが 25.0 MS/s の 場合、ナイスト波数は 12.5 MHz になります。
エイリアシンを防ためには、水平スケールを高速の 波数にセットして、サンプル・レートを上げます。水平 軸周波数を上るとナイスト波数も上がるため、エイ リアシングをこす周波数成分が適切波数で表示され ます。画面に表示される周波数成分の数が増えて個々の成 分が見えにくい場合は、ズーム・タンを使ってFFT波 形を拡大します。
帯域制限ィルタを使用すると、ソース波形の波数帯域 をナイスト周波数以下制限できます。測定したい成分 がオシロスコープに装備されている帯域制限ルタ (20 MHz および 150 MHz)よりい場合は、ソース の帯域を適切な値に設定します。帯域制限メニューは、
[VERTICALMENU]タンをして表示されるメニュー選択します。
46
保証規定
保証期間 (納入後 1 年間) 内に、通常の取り扱いによって生じた故 障は無料で修理いたします。
.
1
取扱説明書、本体ラベルなどの注意書きに従った正常な使用 状況で保証期間内に故障した場合には、販売店または当社に
修理をご依頼下されば無料で修理いたします。なお、この保 証の対象は製品本体に限られます。
.
転居、譲り受け、ご贈答品などの場合で表記の販売店に修理
2
をご依頼できない場合には、当社にお問い合せください。
.
保証期間内でも次の事項は有料となります。
3
H 使用上の誤り、他の機器から受けた障害、当社および当
社指定の技術員以外による修理、改造などから生じた故 障および損傷の修理
H 当社指定外の電源(電圧・周波数)使用または外部電源の
異常による故障および損傷の修理
H 移動時の落下などによる故障および損傷の修理
H 火災、地震、風水害、その他の天変地異、公害、塩害、
異常電圧などによる故障および損傷の修理
H 消耗品、付属品などの消耗による交換
H 出張修理(ただし故障した製品の配送料金は、当社負担)
.
本製品の故障またはその使用によって生じた直接または間接
4
の損害について、当社はその責任を負いません。
.
この規定は、日本国内においてのみ有効です。
5
(This warranty is valid only in Japan.)
H この保証規定は本書に明示された条件により無料修理をお約
束するもので、これによりお 客様の法 律上の権利を制限する ものではありません。
H ソフトウェアは、本保証の対象外です。
H 保証期間経過後の修理は有料となります。詳しくは、販売店
または当社までお問い合せください。
お問い合わせ
製品についてのご相談・ご質問につきましては、下記まで お問い合わせください。
お客様コールセンター
TEL 03-3448-3010 FAX 0120-046-011
東京都品川区北品川 5-9-31 1410001
電話受付時間/9:0012:0013:0019:00
月曜~金曜 (休祝日を除く)
E-Mail: ccc.jp@tektronix.com
URL: http://www.tektronix.co.jp
修理・校正につきましては、お買い求めの販売店または下 記サービス受付センターまでお問い合わせください。
(ご連絡の際に、型名、故障状況等を簡単にお知らせください)
サービス受付センター
TEL 0120-741-046 FAX 0550-89-8268
静岡県御殿場市神場 143-1 4120047
電話受付時間/9:0012:00 13:0019:00
月曜~金曜 (休祝日を除く)
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