
RE 90.0 PLUS
2 - 20 取扱説明書

日本語
目次
1 ごあいさつ.................................................. 2
2 はじめに......................................................2
3 概要.............................................................3
4 安全に関する重要事項................................ 4
5 高圧洗浄機の使用準備.............................. 10
6 高圧洗浄機の組み立て.............................. 10
7 給水源への接続.........................................12
8 高圧洗浄機を電源に接続する................... 13
9 高圧洗浄機のオン/オフ切り替え...............13
10 高圧洗浄機の操作..................................... 13
11 作業後....................................................... 15
12 運搬...........................................................16
13 保管...........................................................16
14 清掃...........................................................16
15 整備...........................................................17
16 修理...........................................................17
17 トラブルシューティング.......................... 17
18 技術仕様....................................................18
19 スペアパーツおよびアクセサリー............ 19
20 廃棄...........................................................20
1 ごあいさつ
お客様各位
STIHL 製品をご購入いただき、誠にありがとうご
ざいます。弊社では、お客様のご要望を満たす高
品質の製品を開発し、製造しております。弊社の
製品は、極端な条件下においても高い信頼性が発
揮されるよう設計されております。
STIHL 社は上質なサービスでも定評があります。
弊社販売店は、お客様にご満足いただける助言や
商品説明だけでなく、広範なサービスサポートも
提供しております。
STIHL 社は天然資源を持続可能かつ責任ある方
法で利用することに尽力しており、この方針を明
示しています。本取扱説明書は、製品の長きに渡
る耐用年数において、お客様が STIHL 製品を安
全かつ環境に優しい方法で使用するのに役立つ
よう考えられています。
弊社をご愛顧いただきまして有難うございます。
今後とも STIHL 製品をご愛用いただきますよう
お願い申し上げます。
2 はじめに
2.1 適用文書
現地の安全規制が適用されます。
► この取扱説明書の他に、次の文書をお読みにな
り、内容を理解し、後日のために安全な場所に
保管してください:
使用するアクセサリーの取扱説明書および
–
パッケージ
使用する洗剤の取扱説明書およびパッケー
–
ジ
2.2 本文中の警告通知
危険
■ この通知は、重傷または致命的な傷害をもたら
すリスクを意味します。
► 重傷または致命的な傷害は、記載された予
防措置を取ることによって回避することが
できます。
警告
■ この通知は、重傷または致命的な傷害をもたら
すおそれがあるリスクを意味します。
► 重傷または致命的な傷害は、記載された予
防措置を取ることによって回避することが
できます。
注記
■ この通知は、器物損壊等をもたらすおそれがあ
るリスクを意味します。
► 器物損壊等は、記載された予防措置を取る
ことによって回避することができます。
2.3 本文中の記号
この記号は、本取扱説明書の章を示します。
オリジナルの取扱説明書の翻訳
0000009600_004_J
無塩素漂白紙使用
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
© ANDREAS STIHL AG & Co. KG 2022
0458-003-4321-B. VA0.E22.
Dr. Nikolas Stihl
重要!初めて使用する前に取扱説明書をお読み
ください。取扱説明書は、必要なときに参照でき
るよう安全な場所に保管してください。
2 0458-003-4321-B

6
3
10
13
11
4
15
2
3
1
9
8
7
#
5
12
14
0000097544_002
6
5
4
3
2
1
7
10
8
9
11
0000097571_002
3 概要 日本語
3 概要
3.1 高圧洗浄機
9 電源ケーブル
高圧洗浄機を電源プラグに接続するために使
用します。
10 コネクター
給水ホースを接続するために使用します。
11 コンパートメント
付属するノズルの収納用に使用します。
12 ホルダー
スプレーセットの収納用に使用します。
13 高圧ホース
高圧ポンプからの給水をスプレーガンへ導き
ます。
14 ホースリール
高圧ホースの巻き取り用に使用します。
15 コネクター
高圧ホースをスプレーガンに接続します。
# 機械番号付き銘板
3.2 スプレーアタッチメント
1 ハンドル
高圧洗浄機の運搬や移動時に使用します。
2 ホルダー
スプレーガンの収納用に使用します。
3 ホルダー
スプレーアタッチメントの収納用に使用しま
す。
4 ロッカースイッチ
高圧洗浄機の電源のオン/オフを切り替えるた
めに使用します。
5 キャリングハンドル
高圧洗浄機の運搬用に使用します。
6 クランクハンドル
ホースリールを回転させるために使用しま
す。
7 ホルダー
回転させることができ、電源ケーブルの収納
用に使用します。
8 電源プラグ
電源ケーブルを電源コンセントに接続しま
す。
0458-003-4321-B 3
1 スプレーランス
スプレーランスにより、スプレーガンとノズ
ルが接続されます。
2 スプレーガン
スプレーガンはスプレーアタッチメントを保
持して操作するためのものです。
3 レバー
スプレーガンのバルブを開閉するためのレバ
ーです。レバーを操作すると噴射水が出ま
す・止まります。
4 保持レバー
保持レバーを操作するとレバーのロックが解
除されます。
5 ロッキングレバー
ロッキングレバーにより、コネクターがスプ
レーガン内に保持されます。
6 洗浄ピン
ノズルを清掃するための洗浄ピンです。

日本語 4 安全に関する重要事項
7
スプレーセット
洗剤を使用して清掃するためのスプレーセッ
トです。
8 スプレーノズル
水に洗剤を混ぜるためのスプレーノズルで
す。
9 ボトル
ボトルには洗剤が入っています。
10 ロータリーノズル
ロータリーノズルからは回転する強力な噴射
水が噴射されます。
11 ファンジェットノズル
ファンジェットノズルからは平らな噴射水が
噴射されます。
1
3.3 記号
高圧洗浄機、スプレーアタッチメント、またはス
プレーセットには次のような記号が表示されて
いる場合があります。記号の意味:
保持レバーがこの位置のときは、トリガー
のロックが解除されます。
保持レバーがこの位置のときは、トリガー
がロックされます。
スプレーセットから洗剤を抜き取って
から輸送するか、倒れたり、ずれたり
しないようスプレーセットを固定して
ください。
本製品は、家庭ごみと一緒に廃棄しないで
ください。
製品が発する騒音を比較できるよう、
指令 2000/14/EC に準拠して決定され
た dB(A) 単位の音響出力レベル保証
値。
これらの記号は、STIHL 純正のスペア
パーツと STIHL 純正のアクセサリーに
付けられています。
4 安全に関する重要事項
4.1 警告記号
高圧洗浄機に表示されている警告記号の意味:
安全上の注意事項を順守し、必要な予
防措置を講じてください。
取扱説明書をよく読み、理解し、保管
してください。
4.2 正しい使用方法
高圧洗浄機 STIHL RE 90.0 PLUS は、車両、トレ
ーラー、テラス、道や建物の外面などを洗浄する
ためのものです。
この高圧洗浄機は商用利用には適していません。
雨天時には高圧洗浄機を使用してはなりません。
■
高圧洗浄機 STIHL RE 90.0 PLUS は、以下の用途
向けではありません:
–
–
–
–
4.3 使用者が満たすべき条件
■
保護メガネを着用してください。
吐出水を人や動物に当てない
–
でください。
吐出水を電気システム、電気
–
接点、ソケット、通電中のケ
ーブルに当てないでくださ
い。
吐出水を電気製品や高圧洗浄
–
機自体に当てないでくださ
い。
電源ケーブルまたは延長ケーブルが損
傷している場合、電源プラグを電源コ
ンセントから抜き取ってください。
高圧洗浄機を飲料水の給水管に直接接
続しないでください。
休憩中や輸送/保管/整備/修理中は、高圧
洗浄機の電源を切ってください。
温度が 0℃以下の場所では、高圧洗浄機
を使用/輸送/保管しないでください。
警告
高圧洗浄機を正しく使用しないと、人員が重傷
または致命傷を負い、物的損害に至る可能性が
あります。
►
高圧洗浄機は、この取扱説明書の記載通り
に使用してください。
アスベストセメントや類似の表面の洗浄
鉛含有塗料で塗装された表面の洗浄
食品と接触する表面の洗浄
高圧洗浄機自体の洗浄
警告
指導を受けたことのない使用者は、高圧洗浄機
の危険の認識や評価ができません。そうした
1
仕様および市場に応じて同梱されています
4 0458-003-4321-B

4 安全に関する重要事項 日本語
使用者または第三者は、重傷または致命傷を負
うおそれがあります。
► 取扱説明書を読み、内容を理解し、
参照用に安全な場所に保管してくだ
さい。
► 高圧洗浄機を貸与/譲渡する場合、取扱説明
書も一緒に手渡してください。
► 使用者が以下の必要条件を満たしているか
確認してください:
十分な休息を取っている。
–
肉体的、感覚的、精神的な
–
障害を抱える人(子供を含
む)や、経験や知識が欠けて
いる人は、この機械を使用
していない。
使用者が高圧洗浄機の危険を認知する
–
ことができる。
使用者が法定年齢に達し
–
ているか、国の規制に従
い、監督下で職業訓練を受
けた。
初めて高圧洗浄機を使用
–
する前に、使用者が STIHL
サービス店またはその他
の経験豊富な使用者から
指導を受けた。
アルコール類、薬剤、または麻薬等の影
–
響を受けていない。
► ご不明な点は、STIHL サービス店にお問い
合わせください。
4.4 衣服と装備
警告
■
作業中は、物体が高速で飛散することがありま
す。使用者が負傷するおそれがあります。
► 確実にフィットする保護メガネを着
用してください。European
Standard(欧州基準) EN 166 または
日本の基準に従って試験され、認証
マークの付いた適切な保護メガネが
販売されています。
►
身体に合った長袖の上着と長ズボンを着用
してください。
■ 高圧洗浄機の使用中は、噴霧(エアロゾル)が発
生することがあります。噴霧を吸い込むと健
康に害が及び、アレルギー反応が引き起こされ
るおそれがあります。
► 洗浄面とその周囲の状況に応じて、リスク
アセスメントを行います。
► リスクアセスメントの結果、噴霧が発生す
ることが判明した場合は、クラス FFP2 ま
たは同等の保護等級の防塵マスクを着用し
てください。
■
不適切な履物を履くと、滑ったり、転倒したり
するおそれがあります。使用者が負傷するお
それがあります。
►
靴底が滑らず、頑強な作りの、足の露出し
ていない靴を履いてください。
4.5 作業エリアおよび周辺環境
警告
■ 見物人、子供、動物は、高圧洗浄機または飛散
物の危険を認識していないだけでなく、そうし
た危険を認知できません。見物人、子供、動物
は重傷を負ったり、器物が損壊したりするおそ
れがあります。
►作業エリアに見物人、子供、
動物を近付けないでくださ
い。
►高圧洗浄機を無人のまま放
置しないでください。
►子供が高圧洗浄機で遊ばな
いよう注意してください。
■
雨の中または湿った場所で作業を行うと、感電
することがあります。使用者が重傷を負った
り、死亡したり、高圧洗浄機が損傷したりする
おそれがあります。
►
雨の中では使用しないでください。
► 高圧洗浄機は、水滴がかからない場所に配
置してください。
► 高圧洗浄機は、濡れる作業エリアの外側に
配置してください。
■ 高圧洗浄機の電気部品から火花が発生するこ
とがあります。可燃物や爆発物が存在する環
境下では、火花によって火災や爆発が起きるこ
とがあります。それにより重傷/死亡事故や器
物損壊事故が生じるおそれがあります。
►
引火または爆発が起きやすい環境下では、
作業しないでください。
4.6 安全に関する条件
高圧洗浄機は、以下の条件が満たされている場
合、安全な状態です:
高圧洗浄機が損傷していない。
–
高圧ホース、ハンドル、カップリング、スプレ
–
ーアタッチメントが損傷していない。
0458-003-4321-B 5

日本語 4 安全に関する重要事項
ハンドルとスプレーアタッチメントが適切に
–
取り付けられている。
電源ケーブル、延長ケーブル、各プラグが損傷
–
していない。
高圧洗浄機が清潔かつ乾燥した状態になって
–
いる。
スプレーアタッチメントが清潔な状態になっ
–
ている。
操作部が正常に作動し、改造されていない。
–
本高圧洗浄機用に設計された STIHL 純正アク
–
セサリーが取り付けられている。
アクセサリーが適切に取り付けられている。
–
警告
■ 安全な状態にない場合、部品が正常に作動しな
くなるか、安全装置が作動しなくなるおそれが
あります。重傷または致命傷を負うおそれが
あります。
►
損傷した高圧洗浄機は絶対に使用しないで
ください。
► 高圧洗浄機は、高圧ホース、ハンドル、カ
ップリング、スプレーアタッチメントが損
傷していない状態で使用してください。
►
ハンドルとスプレーアタッチメントは、必
ず本取扱説明書に従って取り付けてくださ
い。
►
損傷した電源ケーブル、延長ケーブル、ま
たは電源プラグは絶対に使用しないでくだ
さい。
►
高圧洗浄機が汚れているか、濡れている場
合、清掃し、乾かしてください。
► スプレーアタッチメントが汚れた場合、ス
プレーアタッチメントを清掃してくださ
い。
►
高圧洗浄機は改造しないでください。
► 操作部が作動しない場合、高圧洗浄機を使
用しないでください。
► 必ず本高圧洗浄機用の STIHL 純正アクセサ
リーを取り付けてください。
► アクセサリーは、本取扱説明書またはアク
セサリーに付属する取扱説明書に従って装
着してください。
►
高圧洗浄機の開口部には物を差し込まない
でください。
► 摩耗するか、損傷したラベルは交換してく
ださい。
► ご不明な点は、STIHL サービス店へお問い
合わせください。
4.7 作業時
警告
■
特定の条件下では、使用者は作業に集中できな
くなることがあります。それによりつまずい
たり、転倒したり、重傷を負ったりするおそれ
があります。
6 0458-003-4321-B
►
常に冷静に作業を計画してください。
► 明るさと視界が不良の場合、高圧洗浄機を
使用しないでください。
► 高圧洗浄機は一人で操作してください。
► 障害物に注意してください。
► 地面に立ち、バランスを保ちます。高所で
作業を行う必要がある場合:昇降式の移動
作業台または安定した足場を使用してくだ
さい。
►
疲労を感じたときは、休憩を取ってくださ
い。
■ 作業中に高圧洗浄機の挙動が変化したか、異常
が感じられた場合は、高圧洗浄機は危険な状態
になっているおそれがあります。それにより
重傷を負ったり、物的損害につながったりする
おそれがあります。
►
作業を中止し、電源プラグを電源コンセン
トから抜き取り、STIHL サービス店にご連
絡ください。
►
本機は、常に立てた状態で使用してくださ
い。
► 冷却用に空気が十分に換気されるよう、高
圧洗浄機にカバーを被せないでください。
■ スプレーガンのトリガーを放すと、高圧ポンプ
が自動的に停止し、ノズルから水が吐出されな
くなります。高圧洗浄機はスタンバイモード
になりますが、電源は入ったままです。スプレ
ーガンのトリガーを握ると、高圧ポンプが再び
自動的に作動し、ノズルから水が吐出されま
す。それにより重傷を負ったり、物的損害につ
ながったりするおそれがあります。
► 機械を操作していないときは、スプレーガ
ンのトリガーをロックします。
► 高圧洗浄機の電源を切ります。
► 高圧洗浄機の電源プラグを電源コンセント
から抜きます。
■ 気温が 0℃以下のときは、洗浄面で水分が凍結
し、高圧洗浄機の部品内で水が凍結するおそれ
があります。それにより転倒事故や落下事故
が生じたり、重傷を負ったりするおそれがあり
ます。物的損害につながるおそれがあります。
►
温度が 0℃以下の場所では、高圧洗浄機を使
用しないでください。
■ 高圧ホース、給水ホース、または電源ケーブル
を引っ張ると、高圧洗浄機が動き、転倒するこ
とがあります。物的損害につながるおそれが
あります。
►
高圧ホース、給水ホース、または電源ケー
ブルを引っ張らないでください。
■ 斜面、凹凸面、柔らかい面に設置すると、高圧
洗浄機が動き、転倒することがあります。物的
損害につながるおそれがあります。
►
高圧洗浄機は水平で平坦な硬い面に設置し
てください。

4 安全に関する重要事項 日本語
■ 高所で作業を行うと、高圧洗浄機またはスプレ
ーアタッチメントが地面に落下するおそれが
あります。それにより重傷を負ったり、物的損
害につながったりするおそれがあります。
►
リフトバケットまたは安全な足場を使用し
てください。
► 高圧洗浄機は、リフトバケットまたは足場
に載せないでください。
► 高圧ホースの長さが不十分な場合、延長用
高圧ホースを接続して高圧ホースを延長し
てください。
►
落下しないようにスプレーアタッチメント
を固定してください。
■ 吐出水によって洗浄面からアスベスト繊維が
剥がれ落ちるおそれがあります。アスベスト
繊維は乾燥後に空中に飛散するため、それを吸
入してしまうおそれがあります。アスベスト
繊維は、吸入すると身体に害が及ぶ可能性があ
ります。
►
アスベストが含まれる面は洗浄しないでく
ださい。
■ 洗浄水によって車両または機械類から油分が
洗い流される場合があります。油分を含む汚
水が土壌、下水システム、排水路に流入するお
それがあります。それにより環境に害が及ぶ
ことがあります。
►
車両または機械類は、必ず排水路にオイル
トラップが設置されている場所で洗浄して
ください。
■
鉛入り塗料の塗装面では、吐出水によって鉛が
含まれる霧や排水が生じるおそれがあります。
鉛が含まれる霧や排水が土壌、下水システム、
排水路に流入するおそれがあります。煙霧を
吸い込むと健康に害が及び、アレルギー反応が
引き起こされるおそれがあります。それによ
り環境に害が及ぶことがあります。
►
鉛入り塗料(ラッカーを含む)で塗装された
面は洗浄しないでください。
■ 傷付きやすい面が洗浄水によって損傷するお
それがあります。物的損害につながるおそれ
があります。
►
傷付きやすい面はロータリーノズルで洗浄
しないでください。
► ゴム、繊維、木や同様の素材製の傷付きや
すい面は、圧力を弱め、離れた距離から洗
浄してください。
■
操作中にロータリーノズルを汚水に沈めて使
用すると、ロータリーノズルが損傷するおそれ
があります。
►
ロータリーノズルは汚水内では使用しない
でください。
► 容器の洗浄時は、容器を空にし、洗浄中は
容器から汚水を排出させてください。
■ 燃えやすい液体や爆発が起きやすい液体を使
用すると、火災や爆発が生じるおそれがありま
す。重傷や致命傷を負ったり、器物が損壊した
りするおそれがあります。
► 引火しやすい液体や爆発が起きやすい液体
の吸入や散布は行わないでください。
■ 炎症性、腐食性、毒性を有する液体を吸入する
と、健康に害が及び、高圧洗浄機の部品が損傷
するおそれがあります。重傷や致命傷を負っ
たり、器物が損壊したりするおそれがありま
す。
►
炎症を引き起こす液体、腐食性がある液体、
毒性がある液体の吸入や散布は行わないで
ください。
■
強力な吐出水は人や動物に重傷を負わせ、器物
を損壊させるおそれがあります。
► 吐出水を人や動物に当てない
でください。
► 吐出水は完全に目視できない場所に当てな
いでください。
► 着用中の衣服を洗浄するために高圧洗浄機
を使用しないでください。
► 着用中の靴やブーツを洗浄するために高圧
洗浄機を使用しないでください。
■ 電気機器、電気接点、電源コンセント、通電中
の電源ケーブルに水がかかると、感電するおそ
れがあります。重傷や致命傷を負ったり、器物
が損壊したりするおそれがあります。
► 吐出水を電気システム、電気
接点、ソケット、通電中のケ
ーブルに当てないでくださ
い。
►
吐出水を電源ケーブルや延長ケーブルに当
てないでください。
■ 電気機器または高圧洗浄機に水がかかると、感
電するおそれがあります。重傷/死亡事故や物
的損害事故が生じるおそれがあります。
► 吐出水を電気製品や高圧洗浄
機自体に当てないでくださ
い。
► 電気製品や高圧洗浄機は洗浄面から離して
ください。
■ 不適切に取り回すと、高圧ホースが損傷するこ
とがあります。損傷すると、高圧水が制御でき
ない状態で周囲に漏れ出すおそれがあります。
それにより重傷を負ったり、物的損害につなが
ったりするおそれがあります。
►
吐出水を高圧ホースに当てないでくださ
い。
► 高圧ホースは引っ張られたり、もつれたり
しないように取り回してください。
0458-003-4321-B 7

日本語 4 安全に関する重要事項
► 高圧ホースは損傷したり、折れ曲がったり、
つぶれたり、擦り切れたりしないように取
り回してください。
►
高圧ホースは熱、オイル、化学薬品から保
護してください。
■ 給水ホースを不適切に取り回すと、損傷した
り、つまずいたりするおそれがあります。負傷
事故が生じたり、給水ホースが損傷したりする
おそれがあります。
►
吐出水を給水ホースに当てないでくださ
い。
► 給水ホースはつまづかない位置に配置し、
ホースが敷設されていることを表示してく
ださい。
►
給水ホースは引っ張られたり、もつれたり
しないように取り回してください。
► 給水ホースは損傷したり、折れ曲がったり、
つぶれたり、擦り切れたりしないように取
り回してください。
►
給水ホースは熱、オイル、化学薬品から保
護してください。
■ 強力な吐出水によって反発力が生じます。そ
の結果生じる反発力で高圧洗浄機の制御を失
うおそれがあります。使用者が重傷を負った
り、器物が損壊したりするおそれがあります。
►
スプレーガンを両手で確実に保持してくだ
さい。
► 高圧洗浄機は本書に従って使用してくださ
い。
4.8 洗剤
警告
■
洗剤が皮膚に付着したり、眼に入ったりする
と、炎症が起きるおそれがあります。
► 洗剤の取扱説明書に従ってください。
► 洗剤には接れないでください。
► 皮膚に付着した場合:大量の水と石鹸で付
着した部分を洗浄してください。
► 眼に入った場合:大量の水で 15 分以上洗眼
し、医師の診察を受けてください。
■ 不適切な洗剤を使用すると、高圧洗浄機または
洗浄面が損傷し、環境に害が及ぶおそれがあり
ます。
►
STIHL 社は STIHL 純正洗剤の使用をお勧め
しています。
► 洗剤の取扱説明書に従ってください。
► ご不明な点は、STIHL サービス店へお問い
合わせください。
4.9 給水源への接続
警告
■
スプレーガンのトリガーを放すと、給水ホース
内でキックバックが生じます。キックバック
によって汚染水が飲料水の給水管に逆流する
8 0458-003-4321-B
ことがあります。それにより飲料水が汚染さ
れるおそれがあります。
► 高圧洗浄機を飲料水の給水管に直接
接続しないでください。
► 上水供給機関の規制を遵守してください。
必要に応じて、飲料水の給水管に接続する
際に適切な分離機構(逆流防止弁等)を使用
してください。
■
汚れや砂の混入した水によって高圧洗浄機の
部品が損傷するおそれがあります。
► 不純物が含まれていない水を使用してくだ
さい。
► 汚れや砂の混入した水を使用する場合、高
圧洗浄機に水フィルターを使用してくださ
い。
■
高圧洗浄機への給水量が不十分な場合、高圧洗
浄機の部品が損傷するおそれがあります。
► 水道栓を完全に開けます。
► 高圧洗浄機への給水量が十分か確認してく
ださい、 18。
4.10 電源への接続
以下が生じていると、通電部品に接触するおそれ
があります:
電源ケーブルまたは延長ケーブルが損傷して
–
いる。
電源ケーブルまたは延長ケーブルの電源プラ
–
グが損傷している。
電源コンセントが正しく設置されていない。
–
危険
■
通電部品に接触すると、感電するおそれがあり
ます。重傷または致命傷を負うおそれがあり
ます。
►
電源ケーブル、延長ケーブル、およびそれ
らのプラグが損傷していないか確認してく
ださい。
電源ケーブルまたは延長ケーブルが損
傷している場合:
► 損傷している部分に触らないでくだ
さい。
► 電源プラグを電源コンセントから抜
いてください。
►
電源ケーブル、延長ケーブル、またはプラ
グに触る前に、手が乾いていることを確認
してください。
►
電源ケーブルまたは延長ケーブルの電源プ
ラグを適切に設置された、ヒューズの定格
が正しい感電防止コンセントに接続してく
ださい。
►
主電源の接続工事は、有資格電気技術者が
IEC 60364-1 の要件を満たして行う必要が
あります。本機は、アースへの漏れ電流が
30ms の間、30mA を越える場合に直ちに電
源を遮断するか、アーステスターを搭載す

4 安全に関する重要事項 日本語
る漏電遮断器を介して電源に接続してくだ
さい。
■ 損傷するか、不適切な延長ケーブルは、感電の
原因になることがあります。作業者が重傷を
負うか、死亡するおそれがあります。
►
断面積が適切な延長ケーブルを使用してく
ださい、 18.2。
► 防沫型で、屋外用として承認された延長ケ
ーブルのみを使用してください。
► 高圧洗浄機の電源ケーブルと同じ特性の延
長ケーブルを使用してください、 18.2。
► 床面から 60 mm 以上の高さにコンセント
が設けられているケーブルリールを使用す
ることをお勧めします。
■ 操作中、延長ケーブルは熱くなります。熱を逃
がすことができないと、火災が生じるおそれが
あります。
►
ケーブルリールを使用する場合、ケーブル
をリールから完全に引き出して使用してく
ださい。
4.11 運搬
警告
■ 高圧洗浄機は、輸送中に倒れたり、ずれたりす
るおそれがあります。それにより負傷したり、
器物が損壊したりするおそれがあります。
►
スプレーガンのトリガーをロックします。
► 高圧洗浄機の電源を切ります。
警告
■ 作業中、主電源の電圧または周波数が適正でな
いと、高圧洗浄機に過電圧が加わることがあり
ます。高圧洗浄機が損傷するおそれがありま
す。
►
主電源の電圧と周波数が、高圧洗浄機の銘
板に記載されているデータと一致している
か確認してください。
■
複数のパワーツールを複数個口の電源コンセ
ントに接続すると、操作中に電気部品に過負荷
が加わることがあります。電気部品が加熱し、
火災が生じるおそれがあります。それにより
重傷や致命傷を負ったり、物損事故が生じたり
するおそれがあります。
►
必ず 1 台の高圧洗浄機だけを一つの電源コ
ンセントに接続してください。
► 複数個口の電源コンセントに複数台の高圧
洗浄機を接続しないでください。
■ 電源ケーブルまたは接続ケーブルを不適切に
配置すると、損傷したり、つまずいたりするお
それがあります。負傷事故が生じたり、電源ケ
ーブルまたは延長ケーブルが損傷したりする
おそれがあります。
►
電源ケーブルと延長ケーブルは、洗浄水が
かからない位置に配置してください。
► 電源ケーブルと延長ケーブルは、つまずか
ない位置に配置し、ケーブルが敷設されて
いることを表示してください。
►
電源ケーブルと延長ケーブルは、張力が加
わったり、絡まったりしない位置に配置し
てください。
►
電源ケーブルと延長ケーブルは、損傷した
り、折れ曲がったり、つぶれたり、擦り切
れたりしない位置に配置してください。
►
電源ケーブルと延長ケーブルは、熱、オイ
ル、化学薬品から保護してください。
► 電源ケーブルと延長ケーブルは、乾いた面
に敷設してください。
► 高圧洗浄機の電源プラグを電源コンセント
から抜きます。
► スプレーセットから洗剤を抜き取る
か、倒れたり、ずれたりしないよう
スプレーセットを固定します。
► 倒れたり、ずれたりしないよう、高圧洗浄
機を固定ストラップ、ベルト、またはネッ
トで固定します。
■
気温が 0℃以下のときは、高圧洗浄機の部品内
で水が凍結するおそれがあります。高圧洗浄
機が損傷するおそれがあります。
►
高圧ホースとスプレーアタッチメントから
洗浄水を抜きます。
► 輸送中に高圧洗浄機が凍結するお
それがある場合:高圧洗浄機をグリ
コールベースの不凍液で保護して
ください。
4.12 保管
警告
■
子供は、高圧洗浄機の危険を認識/認知できま
せん。子供は重傷を負うおそれがあります。
► スプレーガンのトリガーをロックします。
► 高圧洗浄機の電源を切ります。
► 高圧洗浄機の電源プラグを電源コンセント
から抜きます。
► 高圧洗浄機は子供の手の届かないところに
保管してください。
■ 水分によって高圧洗浄機の電気接点と金属部
品が腐食することがあります。高圧洗浄機が
損傷するおそれがあります。
►
高圧洗浄機は清潔かつ乾燥した状態で保管
してください。
■ 気温が 0℃以下のときは、高圧洗浄機の部品内
で水が凍結するおそれがあります。高圧洗浄
機が損傷するおそれがあります。
0458-003-4321-B 9

日本語 5 高圧洗浄機の使用準備
► 高圧ホースとスプレーアタッチメントから
洗浄水を抜きます。
► 保管中に高圧洗浄機が凍結するお
それがある場合:高圧洗浄機をグリ
コールベースの不凍液で保護して
ください。
4.13 清掃、整備、修理
警告
■ 清掃、整備、修理時に電源プラグを電源コンセ
ントに接続しておくと、高圧洗浄機が偶発的に
作動することがあります。それにより重傷を
負ったり、物的損害につながったりするおそれ
があります。
►
スプレーガンのトリガーをロックします。
► 高圧洗浄機の電源を切ります。
► 高圧洗浄機の電源プラグを電源コンセント
から抜きます。
■ 強力な洗剤、高圧洗浄機、または尖った物体を
使用して清掃すると、高圧洗浄機が損傷するお
それがあります。高圧洗浄機を適切に清掃し
ないと、部品が正常に作動しなくなり、安全装
置が働かなくなるおそれがあります。それに
より重傷を負うことがあります。
►
高圧洗浄機は必ず本取扱説明書に従って清
掃してください。
■ 高圧洗浄機を適切に整備または修理しないと、
部品が正常に作動しなくなり、安全装置が働か
なくなるおそれがあります。重傷または致命
傷を負うおそれがあります。
►
高圧洗浄機の整備や修理を試みないでくだ
さい。
► 電源ケーブルに不具合や損傷が生じている
場合、STIHL サービス店に電源ケーブルの
交換を依頼してください。
►
高圧洗浄機に整備や修理が必要なときは、
STIHL サービス店にお問い合わせくださ
い。
► 高圧洗浄機を安定した平らな地面の上に置い
て、滑らないように、また傾いて倒れないよう
にしてください。
► 高圧ホースをホースリールから完全に引き出
してください、
►
スプレーガンを取り付けてください、 6.2。
►
スプレーランスを取り付けてください、
6.3。
► ノズルを使用する場合:ノズルを取り付けてく
ださい、 6.4.1。
► 洗剤を使用する場合:洗剤とスプレーセットを
使用して作業してください、 10.5。
►
水を接続してください、 7。
►
高圧洗浄機を電気的に接続してください、
8.1。
► この手順を踏むことができない場合:高圧洗浄
機の使用を中止して、STIHL サービス店までご
来店ください。
10.2。
6 高圧洗浄機の組み立て
6.1 高圧洗浄機の組み立て
ハンドルとホースリールの取り付け
► ハンドル(1)をホルダー(2)に押し込みま
す。
► ネジ (3) をねじ込んで、しっかりと締め付けま
す。
ホースリールの接続
5 高圧洗浄機の使用準備
5.1 高圧洗浄機の使用準備
毎回作業を開始する前に、以下の手順を踏む必要
があります:
► 高圧洗浄機、高圧ホース、ホース継手と接続ケ
ーブルが安全な状態にあることを確認してく
ださい、
►
高圧洗浄機を清掃してください、
► 水フィルターを使用する場合:水フィルターの
汚れを点検して、汚れている場合は洗浄してく
ださい、 14.4。
4.6。
14。
► コネクター(1)を継手(2)に取り付けます。
カチッという音がしてコネクター(1)がかみ
合います。
► カバー(3)をネジ(4)で固定します。
10 0458-003-4321-B

6 高圧洗浄機の組み立て 日本語
ホルダーの取り付け
► ホルダー(1)をガイド(2)に掛けます。
カチッという音がしてホルダー(1)がかみ合い
ます。
ノズルの取り付け
► ファンジェットノズル(1)とロータリーノズ
ル(2)を取り付けます。
スプレーセットの取り付け
► コネクター (2) をスプレーガン (1) に差し込み
ます。
コネクター (2) がかみ合うと、カチッという音
がします。
► コネクター (2) をスプレーガン (1) に押し込み
にくい場合、コネクター (2) のガスケットに接
続部用グリースを塗布してください。
6.2.2 スプレーガンの取り外し
► ロッキングレバー (1) を押して保持します。
► コネクター (2) を引き抜きます。
6.3 スプレーランスの取り付けと取
り外し
6.3.1 スプレーランスの取り付け
► スプレーランス (1) をスプレーガン (2) に押
し込みます。
► はまるまでスプレーランス (1) をひねりま
す。
► スプレーセット(1)を取り付けます。
6.2 スプレーガンの取り付けと取り
外し
6.2.1 スプレーガンの取り付け
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► スプレーランス (1) をスプレーガン (2) に押
し込みにくい場合:スプレーランス (1) のガ
スケットに接続部用グリースを塗布してくだ
さい。
6.3.2 スプレーランスの取り外し

日本語 7 給水源への接続
► スプレーランス (1) とスプレーガン (2) の両方
をすぼめ、止まる位置までねじります。
► スプレーランス(1) とスプレーガン (2) を引き
離します。
6.4 ノズルの取り付けと取り外し
6.4.1 ノズルの取り付け
► 水フィルター(1)を水接続口にねじ込んで、
手でしっかりと締め付けてください。
給水ホースの接続
給水ホースは以下の条件を満たす必要がありま
す:
給水ホースの直径が 1/2 インチであること。
–
給水ホースの長さが 10 m~25 m であること。
–
► ノズル (1) をスプレーランス (2) に押し込みま
す。
► かみ合うまでノズル (1) を回転させます
► ノズル (1) をスプレーランス (2) に押し込み
にくい場合、ノズル (1) のガスケットに接続部
用グリースを塗布してください。
6.4.2 ノズルの取り外し
► 給水ホースを蛇口に接続してください。
► 蛇口を完全に開けて、給水ホースを水ですすい
でください。
砂と汚れが給水ホースから洗い流されます。
給水ホース内の空気が抜かれます。
► 蛇口を閉めてください。
► 継手(1)をコネクター(2)に押し込みます。
► ノズル (1) とスプレーランス (2) を共に押し、
止まるまで回します。
► スプレーランス(1) とスプレーガン (2) を引き
離します。
7 給水源への接続
7.1 高圧洗浄機を水道に接続する
水フィルターの接続
砂を含む水または貯水槽にある水で高圧洗浄機
を使用する場合は、高圧洗浄機に水フィルターが
接続されている必要があります。水フィルター
カチッという音がして継手(1)がかみ合いま
す。
► 蛇口を完全に開けてください。
► スプレーランスがスプレーガンに取り付けら
れている場合:スプレーランスを取り外してく
ださい。
► スプレーガンのレバーを押し続けて、スプレー
ガンから噴射水が一定に放出されるようにし
てください。
► スプレーガンのレバーを離してください。
► スプレーガンのレバーをロックしてください。
► スプレーランスを取り付けてください。
► ノズルを取り付けてください。
が砂と汚れを水から取り除くことで、高圧洗浄機
の部品が損傷から保護されます。
市場によっては、水フィルターが高圧洗浄機に同
梱されている場合があります。
► コネクターをねじって外してください。
12 0458-003-4321-B

8 高圧洗浄機を電源に接続する 日本語
給水ホースを引き抜く
9.2 高圧洗浄機の電源を切る
► 蛇口を閉めてください。
► 継手のロックを解除するには、リング(1)を
引くか回して保持します。
► 継手をコネクター(2)から引き抜きます。
8 高圧洗浄機を電源に接続す
る
8.1 高圧洗浄機を電源に接続する
► ロッカースイッチを 0 の位置に合わせます。
► 電源ケーブル (2) をホルダー (3) から外しま
す。
► 電源ケーブルのプラグを適切に設置された電
源コンセントに差し込みます。
9 高圧洗浄機のオン/オフ切
り替え
9.1 高圧洗浄機の電源を入れる
高圧洗浄機のスイッチをオンにする際に電源状
態が悪いと、電圧変動が発生する可能性がありま
す。電圧変動が発生すると、接続されている他の
負荷に悪影響が及ぶ可能性があります。
► ロッカースイッチを 0 の位置にします。
10 高圧洗浄機の操作
10.1 スプレーガンの保持と操作
► 片手でハンドルを握り、スプレーガンを保持し
ます。ハンドルに親指をかけてください。
► 反対側の手でスプレーランスをしっかりと保
持します。スプレーランスに親指をかけてく
ださい。
► ノズルを地面に向けます。
10.2 高圧ホースの引き出し
► ロッカースイッチを
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I の位置にします。

日本語 10 高圧洗浄機の操作
10.4 洗浄
警告
■ スプレーガンのトリガーを放すと、高圧ホース
が跳ね上がります。それにより高圧ホースが
膨張します。高圧ホースをホースリールから
完全に引き出さないと、膨張する余地がなくな
り、高圧ホースが損傷するおそれがあります。
制御されない高圧水が周囲に漏れ出すことが
あります。それにより重傷を負ったり、物的損
害につながったりするおそれがあります。
► 高圧ホースを巻かれた状態から完全に引き
出してください。
► 高圧ホース (1) をリールから完全に引き出
します。
用途に応じて次のノズルを使用できます:
ファンジェットノズル:ファンジェットノズル
–
は、広い範囲を洗浄する目的用に設計されてい
ます。
ロータリーノズル:ロータリーノズルは、頑固
–
な汚れを落とす目的用に設計されています。
頑固な汚れを取り除くために、洗浄面に近付いて
作業を行うことができます。
次の面を洗浄するときは、一定の距離で作業を行
う必要があります:
塗装面
–
木材/木製品の表面
–
ゴムの表面
–
10.3 スプレーガンのトリガーの操作
とロック方法
スプレーガンのトリガーを握る
ファンジェットノズルは、調整が可能です。
ファンジェットノズルを+の方向に回すと、吐出
圧力が高くなります。
►
保持レバー (1) を
マークの位置まで動かしま
す。
► トリガー (2) を握ります。
高圧ポンプが自動的に始動し、ノズルから水が
吐出されます。
スプレーガンのトリガーをロックする
ファンジェットノズルを–の方向に回すと、吐出
圧力が低くなります。
► 作業を開始する前に、目立たない面に吐出水を
当て、表面が損傷しないか確認してください。
► 洗浄面が損傷しないようにノズルと洗浄面の
間の距離を選定してください。
► 洗浄面が損傷しないようにファンジェットノ
ズルを調整してください。
► トリガー (2) を放します。
高圧ポンプが自動的に停止し、ノズルから水が
吐出されなくなります。高圧洗浄機は、電源が
入った状態になっています。
►
保持レバー (1) を
す。
マークの位置まで動かしま
► スプレーアタッチメントを洗浄面に沿って均
一に動かします。
► 制御しながらゆっくりと前側に移動します。
10.5 洗剤を使用して作業する
洗剤を使用すると、水の洗浄効果を高めることが
できます。洗剤を使用して作業するには、STIHL
スプレーセットを使用する必要があります。
14 0458-003-4321-B

6
3
2
4
1
5
0000097560_001
11 作業後 日本語
STIHL スプレーセットは仕様および市場に応じ
て同梱されています。
► スプレーガンを取り外し、スプレーガン内に
残っている水を抜きます。
► 高圧洗浄機を清掃します。
► 洗剤は、洗剤の取扱説明書の記載通りに量を調
整して使用してください。
► ボトル(1)に洗剤を最大 500 ml 注入してくだ
さい。
► スプレーノズル(2)をボトル(1)にねじ込ん
で、手でしっかりと締め付けてください。
► 高圧ホース (1) をリールに均一に巻き付けま
す。
► 電源ケーブル (2) をホルダー (3) に巻き付けま
す。
► 電源ケーブル (2) をクリップ (4) で固定しま
す。
► スプレーセット (5) を差し込みます。
► ノズル (6) を差し込みます。
► ノズルがスプレーランス(3)に取り付けられ
ている場合:ノズルを取り外してください。
► スプレーセット(4)をスプレーランス(3)に
取り付けてください。
► 汚れの酷い表面は、洗浄する前に水に浸してく
ださい。
► スプレーガンのレバーを押して、洗浄する表面
に洗剤を吹き付けてください。
► 洗剤は下から上に吹き付け、乾燥してこびりつ
くことがないようにしてください。
► スプレーセットを取り外してください。
► ノズルを取り付けてください。
► 表面を洗浄してください。
► スプレーアタッチメントを高圧洗浄機のホル
ダー (7) に取り付け、保管します。
11.2 不凍液による高圧洗浄機の保護
輸送中または保管中に高圧洗浄機が凍結するお
それがある場合は、グリコールベースの不凍液で
高圧洗浄機を保護してください。不凍液によっ
て高圧洗浄機内部で水が凍結しなくなり、機器の
損傷を防ぐことができます。
► スプレーランスを取り外します。
► 高圧洗浄機に可能な限り短い給水ホースを接
11 作業後
11.1 作業終了時
► 高圧洗浄機の電源を切り、電源コンセントから
電源プラグを引き抜きます。
► 高圧洗浄機を給水源に接続している場合、水道
栓を閉めます。
► スプレーガンのトリガーを握ります。
水圧が低下します。
► スプレーガンのトリガーをロックします。
► 高圧洗浄機を給水源から外します。
► 給水ホースを取り外します。
► ノズルとスプレーランスを取り外し、掃除しま
す。
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続します。
給水ホースが短ければ短いほど、不凍液の必要
量が減ります。
► 不凍液の取扱説明書に従って不凍液を混合し
ます。
► 不凍液を清潔な容器に注ぎ入れます。
► 給水ホースを不凍液を入れた容器に入れます。
► スプレーガンのトリガーを握ったまま保持し
ます。
► 高圧洗浄機の電源を入れます。
► スプレーガンから不凍液が均一に吐出される
までスプレーガンのトリガーを握ったままに
し、スプレーガンを不凍液の容器内に入れま
す。

日本語 12 運搬
► スプレーガンのトリガーを握ったり、放したり
する操作を数回行います。
► 高圧洗浄機の電源を切り、電源プラグを電源コ
ンセントから抜きます。
► スプレーガンと給水ホースを取り外し、不凍液
を容器に排出させます。
► 不凍液は適用される法規制に従い、環境に配慮
した方法で保管し、廃棄してください。
12 運搬
12.1 高圧洗浄機の運搬
► 高圧洗浄機の電源を切り、電源コンセントから
電源プラグを引き抜きます。
► 洗剤タンクから洗剤を抜くか、倒れたり、ずれ
たりしないよう洗剤タンクを固定します。
高圧洗浄機の運搬や移動
► ハンドル (1) で高圧洗浄機を引き、移動してく
ださい。
► ハンドル (1) とキャリングハンドル (2) を持っ
て高圧洗浄機を運搬してください。
高圧洗浄機の車両輸送
► 倒れたり、ずれたりしないよう、高圧洗浄機を
固定してください。
► 輸送中に高圧洗浄機が凍結するおそれがある
場合は、高圧洗浄機を不凍液で保護してくださ
い。
13 保管
14 清掃
14.1 高圧洗浄機とアクセサリーの清
掃
► 高圧洗浄機の電源を切り、電源コンセントから
電源プラグを引き抜きます。
► 湿らせた布で高圧洗浄機、高圧ホース、スプレ
ーガン、およびアクセサリーを清掃します。
► 湿らせた布で高圧洗浄機のコネクターとカッ
プリング、高圧ホース、およびスプレーガンを
清掃します。
► 通気口を塗装用のはけで掃除します。
14.2 ノズルとスプレーランスの清掃
► ノズルとスプレーランスを流水で洗浄し、布で
拭いて乾かします。
► ノズルが詰まった場合、ノズルをクリーニング
ピンで清掃します。
14.3 給水ストレーナーの清掃
13.1 高圧洗浄機の保管
► 高圧洗浄機の電源を切り、電源プラグを電源コ
ンセントから抜きます。
► 高圧洗浄機は、次の条件を満たすように保管し
てください:
子供の手の届かない場所に保管する。
–
高圧洗浄機を清潔かつ乾燥した状態にする。
–
屋内で保管する。
–
0℃以上の温度範囲の場所に保管する。
–
保管中に高圧洗浄機が凍結するおそれがあ
–
る場合:高圧洗浄機を不凍液で保護してくだ
さい。
16 0458-003-4321-B
► 水接続口のコネクター(1)をねじって外して
ください。
► 給水ストレーナー(2)をコネクターから取り
出してください。
► 給水ストレーナー(2)の汚れを流水で洗い落
としてください。

15 整備 日本語
► 給水ストレーナー(2)をコネクターに取り付
けてください。
► コネクター (1) をねじ込んで、手でしっかりと
締め付けてください。
14.4 水フィルターの清掃
水フィルターを清掃するには分解する必要があ
ります。
► ガスケット(1)に水栓用グリスを塗布してく
ださい。
► 水フィルターを再び組み立ててください。
15 整備
15.1 整備間隔
整備間隔は、周囲条件と作業条件によって変化し
ます。STIHL 社では次の間隔による整備をお勧
めしています:
毎月
► 給水ストレーナーを清掃します。
16 修理
16.1 高圧洗浄機の修理
ユーザーが高圧洗浄機とアクセサリーを修理す
► ガスケット(1)をフィルターハウジング(3)
から取り出してください。
► フィルター(2)をフィルターハウジング(3)
から取り出してください。
► ガスケット(1)とフィルター(2)の汚れを流
水で洗い落としてください。
ることはできません。
► 高圧洗浄機またはアクセサリーが損傷した場
合:高圧洗浄機またはアクセサリーを使用しな
いでください。STIHL サービス店にお問い合
わせください。
17 トラブルシューティング
17.1 高圧洗浄機の不具合解消
不具合 原因 処置
スプレーガンのトリ
ガーを握っても高圧
洗浄機が始動しない。
電源を入れても、高圧
洗浄機が始動しない。
電動モーターからブ
ーンという音がする。
電源ケーブルまたは延長ケーブルの電
源プラグが電源コンセントに差し込ま
れていない。
漏電遮断器 (ヒューズ) または残留電流
回路ブレーカーが働いた。回路内で電
気的な過負荷または不具合が生じてい
る。
コンセントのヒューズ定格が低すぎる。► 電源ケーブルのプラグを適切な定格
延長ケーブルの断面積が不適切。 ► 断面積が十分な延長ケーブルを使用
延長ケーブルが長すぎる。 ► 適切な長さの延長ケーブルを使用し
電動モーターが熱すぎる。 ► 高圧洗浄機を 5 分間冷却します。
主電源の電圧が低すぎる。 ► スプレーガンのトリガーを握り、高
延長ケーブルの断面積が不適切。 ► 断面積が十分な延長ケーブルを使用
延長ケーブルが長すぎる。 ► 適切な長さの延長ケーブルを使用し
► 電源ケーブルまたは延長ケーブルの
► 原因を究明し、修理します。漏電遮
► 同一回路に接続されている他の電気
► ノズルを掃除します。
► 同一回路に接続されている他の電気
電源プラグをコンセントに差し込み
ます。
断器 (ヒューズ) または残留電流回路
ブレーカーを正常な状態に戻しま
す。
機器を切ります。
のコンセントに差し込みます、
18。
してください、 18.2。
てください、 18.2
圧洗浄機をオンにします。
機器を切ります。
してください、 18.2。
てください、 18.2
0458-003-4321-B 17

日本語 18 技術仕様
不具合 原因 処置
操作中に高圧洗浄機
が停止する。
スプレーガンのトリ
ガーを握らない状態
で、高圧ポンプのオ
ン/オフが繰り返され
る。
吐出圧力が変動する
か、低下する。
吐出水の形状が変化
した。
洗剤が吸引されない。 容器が空になっている。 ► 容器に洗剤を入れます。
高圧洗浄機、高圧ホー
ス、スプレーガン、ま
たはスプレーランス
が接続しにくい。
17.2 ガスケットの潤滑
電源ケーブルまたは延長ケーブルのプ
ラグがコンセントから外れた。
漏電遮断器 (ヒューズ) または残留電流
回路ブレーカーが働いた。回路内で電
気的な過負荷または不具合が生じてい
る。
コンセントのヒューズ定格が低すぎる。► 電源ケーブルのプラグを適切な定格
電動モーターが熱すぎる。 ► 高圧洗浄機を 5 分間冷却します。
高圧ポンプ、高圧ホース、またはスプ
レーアタッチメントが漏れている。
給水量が十分でない。 ► 水道栓を完全に開けます。
ノズルが詰まっている。 ► ノズルを掃除します。
給水ストレーナーまたは水フィルター
が詰まっている。
高圧ポンプ、高圧ホース、またはスプ
レーアタッチメントが漏れているか、
故障している。
ノズルが詰まっている。 ► ノズルを掃除します。
ノズルが摩耗している。 ► 新しいノズルを取り付けます。
スプレーセットのノズルが詰まっている。► スプレーセットのノズルを掃除しま
接続部のガスケットにグリースが塗布
されていない。
► 電源ケーブルまたは延長ケーブルの
電源プラグをコンセントに差し込み
ます。
► 原因を究明し、修理します。漏電遮
断器 (ヒューズ) または残留電流回路
ブレーカーを正常な状態に戻しま
す。
► 同一回路に接続されている他の電気
機器を切ります。
のコンセントに差し込みます、
18。
► ノズルを掃除します。
► STIHL サービス店に高圧洗浄機の点
検を依頼してください。
► 給水量が十分か確認します。
► 給水ストレーナーまたは水フィルタ
ーを掃除します。
► STIHL サービス店に高圧洗浄機の点
検を依頼してください。
す。
► ガスケットにグリースを塗布しま
す。 17.2
18 技術仕様
18.1 高圧洗浄機 STIHL
RE 90.0 PLUS
100 V / 50 - 60 Hz 仕様
ヒューズ(C 種または K 種):15 A
–
消費電力:1.4 kW
–
感電保護クラス:II
–
電気的保護等級:IPX5
–
動作圧力(p):6.7 MPa(67 bar)
–
最大許容圧力 (p max.):10 MPa(100 bar)
► ガスケット (1) には接続部用グリースを塗布
してください。
–
最大給水圧力 (p in max.):1 MPa(10 bar)
–
最大流水量 (Q max.):7.5 l/min(450 l/h)
–
最小流水量(Q min.):5.4 l/min(320 l/h)
–
最大吸込高さ:0.5 m
–
吐出モードでの最高水温 (t in max):40 °C
–
18 0458-003-4321-B

19 スペアパーツおよびアクセサリー 日本語
吸込モードでの最高水温:20 °C
–
寸法
–
長さ:340 mm
–
幅:320 mm
–
高さ:880 mm
–
高圧ホースの長さ:6 m
–
アクセサリーが取り付けられた状態での重量
–
(m):9 kg
127 V / 60 Hz 仕様
ヒューズ(C 種または K 種):15 A
–
消費電力:1.5 kW
–
感電保護クラス:II
–
電気的保護等級:IPX5
–
動作圧力(p):7.2 MPa(72 bar)
–
最大許容圧力 (p max.):10 MPa(100 bar)
–
最大給水圧力 (p in max.):1 MPa(10 bar)
–
最大流水量 (Q max.):7.5 l/min(450 l/h)
–
最小流水量(Q min.):5.5 l/min(330 l/h)
–
最大吸込高さ:0.5 m
–
吐出モードでの最高水温 (t in max):40 °C
–
吸込モードでの最高水温:20 °C
–
寸法
–
長さ:340 mm
–
幅:320 mm
–
高さ:880 mm
–
高圧ホースの長さ:6 m
–
アクセサリーが取り付けられた状態での重量
–
(m):9 kg
220 V~240 V / 50~60 Hz 仕様
ヒューズ(C 種または K 種):10 A
–
消費電力:2.1 kW
–
最大許容電源インピーダンス:0.21 Ω
–
感電保護クラス:II
–
電気的保護等級:IPX5
–
動作圧力(p):10 MPa(100 bar)
–
最大許容圧力 (p max.):13 MPa(130 bar)
–
最大給水圧力 (p in max.):1 MPa(10 bar)
–
最大流水量 (Q max.):7.4 l/min(440 l/h)
–
最小流水量(Q min.):5.8 l/min(350 l/h)
–
最大吸込高さ:0.5 m
–
吐出モードでの最高水温 (t in max):40 °C
–
吸込モードでの最高水温:20 °C
–
寸法
–
長さ:340 mm
–
幅:320 mm
–
高さ:880 mm
–
高圧ホースの長さ:6 m
–
アクセサリーが取り付けられた状態での重量
–
(m):9 kg
圧力に応じて異なるデータは、0.3 MPa(3 bar)
の給水圧力で測定された値です。
18.2 延長ケーブル
延長ケーブルを使用するときは、アースリードが
内蔵され、ケーブル (導体) の断面積が以下の最低
要件 - 延長ケーブルの線間電圧と長さによって
異なる - を満たす必要があります:
定格ラベルに記載されている定格電圧が 220V
から 240V までの場合:
20 m までのケーブル長:AWG 15 / 1.5 mm²
–
20 m から 50 m までのケーブル長:AWG 13 /
–
2.5 mm²
定格ラベルに記載されている定格電圧が 100 V
から 127 V までの場合:
10 m までのケーブル長:AWG 14 / 2.0 mm²
–
10 m から 30 m までのケーブル長:AWG 12 /
–
3.5 mm²
18.3 音圧・音響・振動レベル
騒音の音圧レベルの K 値は、2 dB(A) です。騒音
の音響出力レベルの K 値は、2 dB(A) です。振動
レベルの K 値は、2 m/s² です。
EN 60335-2-79 に準拠して測定した音圧レベ
–
ル LpA:80 dB(A)
EN 60335-2-79 に準拠して測定した音響出力
–
レベル LwA:89 dB(A)
EN 60335-2-79 に準拠して測定した振動レベ
–
ル ah、ファンジェットノズル:≤ 2.5 m/s²
振動に関する事業主への指令 2002/44/EC の遵
守に関しては、www.stihl.com/vib をご覧くださ
い。
19 スペアパーツおよびアクセ
サリー
19.1 スペアパーツおよびアクセサリ
ー
これらの記号は、STIHL 純正のスペア
パーツと STIHL 純正のアクセサリーに
付けられています。
STIHL 社では、STIHL 純正の交換部品とアクセサ
リーの使用をお勧めしています。
STIHL 社は市場に出回っている商品を継続的に
調査しておりますが、他社製スペアパーツとアク
セサリーの信頼性、安全性、適性を判断すること
はできません。そのため、STIHL 社はそうした部
品の使用を許可しておりません。
STIHL 純正の交換部品と STIHL 純正のアクセサ
リーは、STIHL サービス店から入手することがで
きます。
0458-003-4321-B 19

日本語 20 廃棄
20 廃棄
20.1 高圧洗浄機の廃棄
廃棄に関する情報については、現地の行政当局ま
たは STIHL サービス店にお問い合わせくださ
い。
不適切に廃棄すると、健康被害や環境被害につな
がる可能性があります。
► STIHL 製品は梱包材も含めて、現地の規則に
従って適切な資源回収ステーションに出して
ください。
► 家庭ごみと一緒に廃棄しないでください。
20 0458-003-4321-B

20 廃棄 日本語
0458-003-4321-B 21

日本語 20 廃棄
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20 廃棄 日本語
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*04580034321B*
0458-003-4321-B
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