Sony TCM-4TR User Manual [ja]

3-862-269-04(1)
カセットコーダー
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
警告
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取 り扱いかたを示しています。この取扱説明書と別冊の「安全のため に」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。 お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してく ださい。
火災や人身事故になることがあります。
TCM-4TR
©1998 by Sony Corporation
!ご注意
録り直しのきかない録音の場合は、必ず事前にためし録りをし
てください。 カセットレコーダーの不具合により録音されなかった場合の録
音内容の補償については、ご容赦ください。 あなたが録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著
作権法上、権利者に無断では使用できません。
2
目次
主な特長 ........................................................................
乾電池を入れる .............................................................
テープを聞く(通常(2トラック)のテープの場合).....
テープを聞く(4トラックテープの場合)...................
録音する .....................................................................
z進んだ使いかた
再生スピードを調節する(
録音の便利な機能を使う............................................
キューマーカーを録音する ........................................
外部マイクや他の機器から録音する..........................
機能).......................
DPC
zその他
電源について..............................................................
使用上のご注意 ..........................................................
お手入れ .....................................................................
主な仕様 .....................................................................
故障かな? .................................................................
保証書とアフターサービス ........................................
各部の名前 .................................................................
索引 ............................................................................
4
6
8 11 14
16 18 20 22
24 27 31 32 34 38 40 42
3
主な特長
このテープレコーダーはソニー株式会社が視覚障害者の ために特別に開発した製品です。標準スピード
4.8cm/s
て、4トラック半減速で録音されたテープの再生もでき ます。
主な特長は次の通りです。
)と半減速(
2.4cm/s
)の録音・再生に加え
録音、再生に
ピード
通常の2トラックテープに加えて、4トラックテープ
も再生可能
再生スピードを変えると自動的に、再生ピッチ(音の
高さ)も調節される
(デジタル音程調整)機能
録音内容ごとに信号音を入れておくことにより、キュ
ー/レビュー時に頭出しができる、キューマーカー機 能
発言者の声を明瞭にとらえる
方式のフラットマイク内蔵
4.8cm/sと2.4cm/sの2
デジタル ピッチ コントロール
DPC - Digital Pitch Control
バウンダリー エフェクト
Boundary effect
種類のテープス
収音
4
電池の消耗を2段階で知らせる録音/電池残量ランプ
と、電池の交換時期を知らせる電池交換お知らせラン プとお知らせ音
再生・録音時にテープの終わりで自動的に動作が止ま
る、オートシャットオフ機能
停止ボタンを押すと一時停止も解除される、ストップ
ポーズリリース機能。解除を忘れて録音チャンスを逃 してしまう失敗を減らします。
ご注意
• 4.8cm/s、2.4cm/s
も録音することはできますが、2トラックの録音の みになります。4トラックの録音はできないのでご 注意ください。
ステレオテープは正しく再生できません。
本機で
2.4cm/s
プは通常のテープレコーダーでは正しく再生でき ません。
のどちらのテープスピードで
のテープスピードで録音したテー
5
乾電池を入れる
ここでは乾電池での使いかたを説明します。付属の パワーアダプターをつないでコンセントで使うには、
「コンセントにつないで使う」(26ページ)をご覧くだ
さい。
1
付属の乾電池を入れる
1 押しながら矢印の方向へずらし、
持ち上げる
2
形乾電池2本を入れる
3
}
]
}
]
AC
本とも側を奥にして入れる
2
6
ご注意
新しい乾電池と使用した乾電池、または種類の違う乾電池を混ぜて 使用しないでください。
乾電池を取り出すときは
}
]
}
]
電池入れのふたがはずれたときは
電池入れのふたは、開けるときに過大な力を加える と、はずれるようになっています。はずれた場合は、 図のように取り付けてください。
7
(通常(2トラック)
;;
yy
ープを聞く
内蔵スピーカーから音が聞こえます。 ノーマルテープ
1
カセットを入れる
(TYPE I)
をお使いください。
のテープの場合)
1 手でふた
を開ける
2
テープスピードを選ぶ
録音したときの速度( に合わせます。
テープスピー ド切り換え スイッチを
」または
4.8
」に
2.4
8
合わせる
3 ふたを閉める
4.8cm/s
2 再生を始め
る面をふた 側にして カセットを 入れる
または
2.4cm/s
;;
yy
;;
yy
3
再生トラック切り換えスイッチ を「 通 常
再生トラック切り換えスイッチ
4
再生する
2 音量∑つまみで音
量を調節する
」に合わせる
1-2
1 (再生ボタン
を押す
つづくc
9
テープを聞く(つづき)
その他の操作
操作 押すボタン、ずらすつまみ
テープを止める ■停止 一時停止する 一時停止c
一時停止を解除するには、 一時停止cを元に戻す
**
**
)早送り/キュー 0巻戻し/レビュー
早送りする 巻き戻す 音を聞きながら早送り 再生中に)早送り/キューを する(キュー) 押し続ける 音を聞きながら巻き 再生中に0巻戻し/レビューを 戻す(レビュー) 押し続ける カセットを取り出す p停止を押してから、手でふたを
開ける
一時停止はp停止ボタンを押した場合にも自動的に解除されます
(ストップポーズリリース機能)。
**
早送り、巻き戻しをしてテープが巻き取られたあと、そのままに しておくとカタカタと音がします。電池が急激に消耗してしまう ので必ずp停止ボタンを押してください。
ご注意
ステレオ録音されたテープを再生した場合、L(左)チャンネルの音 しか聞こえません。
10
テープを聞く
;;
yy
内蔵スピーカーから音が聞こえます。 ノーマルテープ
1
カセットを入れる
(TYPE I)
(4トラックテープの場合)
をお使いください。
1 手でふたを
開ける
テープスピードを
2
合わせる
テープスピー ド切り換え スイッチを
」に
2.4
合わせる
2 再生を始め
る面をふた 側にして カセットを 入れる
3 ふたを閉める
2.4cm/s
つづくc
11
テープを聞く
;
y
3
再生する
(4トラックテープの場合)(つづき)
再生トラック 切り換えスイッチ
音量 つまみ
ここでは、トラック1から順番にトラック4まで 再生する方法を説明します。 カセットのA面がふた側になって入っていること を確認してください。
1
再生トラック切り換えスイッチを「通常
」に合わせて、(再生ボタンを押す。
1-2
(再生ボタン
トラック1が再生されます。
2 カセットを取り出し、面をひっくり返し
て入れる。(
面をふた側にします。)
B
3 再生トラック切り換えスイッチは「通常
」のままで、(再生ボタンを押す。
1-2
トラック
が再生されます。
2
12
4 カセットを取り出し、面をひっくり返し
て入れる。(再び
面をふた側にします。)
A
5 再生トラック切り換えスイッチを「
に合わせて、(再生ボタンを押す。
トラック
6 カセットを取り出し、面をひっくり返し
て入れる。(再び
7 再生トラック切り換えスイッチは「
のままで、(再生ボタンを押す。
トラック
その他の操作は「通常(2トラック)のテープの場 合」と同じです(8ページ)。
が再生されます。
3
面をふた側にします。)
B
が再生されます。
4
3-4
3-4
13
録音する
;;
yy
内蔵マイクですぐに録音できます。 録音にはノーマルテープ クローム( 音できないことがあります。
1
2
14
TYPEII
カセットを入れる
1 手でふたを
開ける
テープスピードを選ぶ
テープスピー ド切り換え スイッチを
」または
2.4
」に合わ
4.8
せる(詳しく は
ページ)
18
(TYPE I)
)、メタル(
TYPE IV
をお使いください。
)では正しく録
2 録音を始め
る面をふた 側にして カセットを 入れる
3 ふたを閉める
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