3-748-121-01 (1)
System Interface
Unit
取扱説明書
Operating Instructions Page 76
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い
かたを示してあります。この取扱説明書をよくお読みのうえ、 製品を安全
にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必
ず保管してください。
付属の
CD-ROM
イツ語、イタリア語、スペイン語、中国語)が
ます。詳しくは、「
い。
The supplied CD-ROM includes operating instructions (Japanese, English,
French, German, Italian, Spanish and Chinese versions) in PDF format. For
details, see “Using the CD-ROM Manual” on page 87.
ページ
2
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火
災や人身事故になることがあります。
には、本機の取扱説明書(日本語、英語、フランス語、ド
データ形式で入ってい
PDF
CD-ROM
取扱説明書を読む」(12ページ)をご覧くださ
JP
GB
SIU-100/SIU-100T
© 2003 Sony Corporation
安全のために
電気製品は、安全の ための注意事項を 守らないと、火災 や感電などにより死亡や
大けが など人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4〜6ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検をする
長期間安全に使用して いただくために、定期点検を実施することをお すすめしま
す。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業担当者
にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください 。
万一、異常が起きたら
1 AC電源コードを抜く。
異常な音、に
おい、煙が出
たら
,
2 ソニーのサービス担当者、または営業担当者に修
理を依頼する。
警告表示の意味
この取扱説明書および製品で
は、次のような表示をしていま
す。表示の内容をよく理解して
から本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡
や大けがなど人身事故につなが
ることがあります。
この表示の注意事項を守らない
と、感電やその他の事故によりけ
がをしたり周辺の物品に損害を与
えたりすることがあります。
注意を促す記号
炎が出たら
すぐにAC電源コー ド を抜き 、消火する。
,
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
2
目次
.....................................................................
.....................................................................
概要 ............................................................................
特長......................................................................................... 7
システム構成例....................................................................... 9
CD-ROM
CD-ROMの動作環境........................................................... 12
準備....................................................................................... 12
取扱説明書を読むには........................................................ 12
各部の名称と働き ...................................................
システム イ ン ターフェースユニットSIU-100/100T ............... 13
別売り基板............................................................................ 19
8チャンネルマイ クプリアンプ基板DMBK-S101
(別売り)............................................................................ 24
接続 .........................................................................
メニュ−操作...........................................................
メニュー構成 ........................................................................ 27
ROUTING(ルーティング)メニュー ................................ 28
SCENE(シーン)メニュー ................................................ 31
PHONES(ヘッドホン)メニュー ....................................... 36
MICAMP(マイクアンプ)メニュー .................................. 37
SETUP(セットアップ)メニュー ........................................ 38
取扱説明書を読む ..................................
12
13
25
27
4
5
7
DMBK-S101(別売り)をリモートコントロールする......... 68
仕様....................................................................................... 70
その他 .....................................................................
本機の性能を保持するために............................................. 71
エラーメ ッセージ .................................................................. 71
仕様 .........................................................................
システム イ ン ターフェースユニット
SIU-100/100T .................................................................... 72
REMOTE端子の仕様.......................................................... 73
SIU-100/100Tの初期状態................................................... 73
情報 ................................................................
MIDI
MIDIインプリメンテーションチャート.................................. 74
保証書とアフターサービス .....................................
71
72
74
75
JP
日
本
語
パーソナルコンピューターでの各種設定 ...............
必要な機器........................................................................... 50
準備....................................................................................... 50
SystemInterfaceUnitプログラムの起動と終了 ................ 50
TOPページの画面構成 ....................................................... 51
Routingページ...................................................................... 53
SlotStatusページ ................................................................. 56
SYNCページ......................................................................... 60
SCENEページ ...................................................................... 61
MICAMPページ.................................................................. 63
MIDIページ.......................................................................... 64
リモートコントロールユニット
(別売り)の操作....................................................
概要....................................................................................... 66
各部の名称と働き ................................................................66
電源を入れる........................................................................ 68
SIU-RM101
50
66
3
下記の注意を守らないと、
火災や 感電によ り 死亡や 大けがにつながることがあり ます。
分解や改造しない
分解や改造をすると火災や感電、けがの原因 と
なるこ とがあり ます。 お買い上げ店または ソニー
のサービス窓口にご依頼くだ さい。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となりま
す。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を
切り、電源コードや接続コードを抜い て 、ソニー
のサービス担当者または営業担当者にご相談 く
ださい。
指定の電源コードを使用する
指定以外の電源コードを使用す ると、火災や感
電の原因となります。
他の電源コードを使用する場合は、ソニーの
サー ビス担当者ま たは営業担当者にご相談くだ
さい。
表示された電源電圧で使用する
機器に表示されたも のと異な る電源電圧で使用
する と、火災や感電の原因となります。
安定した場所に設置する
製品が倒れたり、搭載した機器が落下してけが
をするこ と があります。
十分な強度が ある水平な場所に設置 し てくださ
い。
指定されたラックマウントレールを
使用する
指定以外のラックマウントレ ー ルを 使用すると、
レールの強度不足により、機器が落下してけが
をするこ と があります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因と
なり ます。
• 電源コードを加工し たり、傷つけたりしない。
• 重い ものをのせたり 、引っ張った りしない。
• 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
• 電源コードを抜くと きは、必ずプラグを持って
抜く。
• ラックマウントすると きは、レールにはさみ込ま
ない。
万一、電源コードが傷んだら、ソニーのサービス
担当者に交換をご依頼ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場
所では設置・使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や
感電の原因となります。
4
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に 損害を与えることがあ ります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜 き差しすると、感電
の原因となること があります。
通気孔をふさがない
通気孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原
因となる こ と があります。
風通しをよくするために次の項目を お守りくださ
い。
• 壁から10cm以上離して設置する。
• 密閉された狭い場所に押し込めない。
• 毛足の長い敷物(じゅうたん・布団など)の
上に設置しない。
• 布などで包ま な い。
• あお向けや横倒し、逆さまにしない。
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因となる
ことがあります 。次の方法でアースを接続してく
ださい。
電源コンセントが3極の場合
•
付属の電源コードを使用することで安全アース
が接続されます。
定期的に内部の掃除を依頼する
長い間、掃除をし ないと内部にホコ リがたま り 、
火災や感電の原因と なることがあります。1年に
1度は、内部の掃除をお買い上げ店またはソ
ニーのサー ビス窓口にご依頼く ださい。(有料)
特に、湿気の多くなる梅雨の前に掃除をする
と、より効果 的 です 。
移動の際は電源コ ードや接続コー
ドを抜く
コード類を接続したま ま本機を移動させると、
コー ド に傷がついて火災や感電の原因とな るこ
とがあり ます。
お手入れの際は、電源を切る
電源を接続したままお手入れをすると、感電の
原因となることがります。
接続の際は電源を切る
電源コードや接続コードを接続するとき は 、電源
を切って くだ さ い。感電や故障の原因とな ること
があります。
電源コンセントが2極の場合
•
付属の3極y2極の変換プラグを使用し、変換
プラグから出ている緑色のアースを建物に備え
られているアース端子に接続する。
変換プラグ
アース線
安全アースを取り 付 けることが できない場合は、
ソニーのサービス担当者に ご 相談 ください。
ファンが止まったままの状態で使用
しない
ファンが 止まると、 エラーメッセージが表示され
ます。フ ァ ンが止まった ま ま使用し続ける と、内
部に熱がこもり火災の原因となることがありま
す。ソニーのサービス担当者にご連絡くださ
い。
製品の上に乗らない、重いものを乗
せない
倒れたり、落ちたり 、壊れたりして、けがの原因
となることがあり ます。
5
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に 損害を与えることがあ ります。
+
外は+
+48Vの外部電源駆動方式以外の マイクを接続
したチャ ン ネルで、[+48V]スイッチを入れて
使用すると、マイ クを破損する原因となり ます。
外部電源駆動方式のマイク以
48V
に設定しない
48V
オプション基板の 取り付けは依頼
する
オプシ ョン基板の取り付けは、お買い上げ店ま
たはソ ニーのサービス窓口に相談くだ さい。
底面の通気孔をふさがない
平らなと ころにおいて使用する場合は、底面の
足をはずさないでくださ い。
6
概要
特長
システム イ ンターフェースユニットSIU-100および100Tは、デジタル
オーディオミキサーDMX-R100の各種別売り基板を装着するため
のイ ンターフェースユニッ トです。 SIU-100/100Tには最大 8枚の別
売り基板が装着でき ます。 DMX-R100ミキサーシステ ムにおいては
もちろんのこと、 それ以外のオーディ オ システム とのインターフェー
スが可能です。別売り基板を組み合わせることにより豊富な機能
を持つこ と がで き、いろいろな用途や状況でのシステ ム構築が可能
です。
以下の9種類の別売り基板を最大8枚まで装着可能
DMBK-R101
•
バラン スのアナログ信号(+4dBu基準)を入力します。
DMBK-R102
•
バラン スのアナログ信号(+4dBu基準)を出力します。
DMBK-R103
•
AES/EBU信号を入出力します。
DMBK-R104
•
AES/EBU信号または民生用CDプレーヤーなどのオプティカル
デジタルオーディオ信号を入力します。
DMBK-R105
•
アンバランスのアナログ信号(0dBu基準)を入出力します。
DMBK-R106
•
ADATインターフェースを持ったテープレコーダーなどの外部機
器を接続します。
DMBK-R107
•
TDIF インターフェースを持ったテープ レコ ーダーなど の外部機器
を接続しま す。
DMBK-R109
•
MADIインターフェースを持ったレコーダーなどの外部機器を接
続します。
ご注意
最大2枚、 スロッ ト1、2のみに装着可能です。
•
デジタルオーディオミキサーDMX-R100との使用においては、
•
DMX-R100のソフトウェアの バージョンが 2.1以降と の組み合わ
せのみ使用することができます。
8チ ャンネルマイ クプリアンプ基板DMBK-S101
•
SIU-100/100T専用の8チャンネルマイクプリアンプ基板です。
SIU-100/100Tに装着した 状態でレベルや+48V電源のOn/Offな
どの外部制御が可能です。
DMX-R100
DMX-R100とSIU-100/100Tの両方にMADI基板DMBK-R109(別
売り)を装着するこ とで48チャン ネルの信号が相互に伝送でき ま
す。SIU-100/100Tを通じてDMX-R100の入出力数を最大48チャン
ネル拡張でき ます。
チャンネルマイクプリアンプ基板
8
マイク入力チャンネルを拡張、リモートコントロールユニッ
ト
SIU-RM101
SIU-100/100Tには、DMBK-S101を最大7枚まで装着可能で、マイ
ク入力を最大56チャンネルに拡張できます。
マイ クプリ アンプ部のレベ ルの調節や+48V電源のオン/オフの設
定を、SIU-100/100T本体で外部制御可能です。さらにDMBKS101専用のリモコンSIU-RM101を使用すれば、つまみやボタ ンの
操作でレベル調整などを遠隔操作できます。
ご注意
DMBK-R109経由でDMX-R100に入 力できる チャンネ ルは、最大56
チャンネルの入力の中でMADI ボードにルーティング設定された48
チャン ネルです。
入出力チャンネル間のフレキシブルなルーティング機能
SIU-100/100Tに装着したすべての基板の入力と出力のチャンネ
ル間で、自由なルーティングが設定可能です。
ルーティングマ トリックスは、例えばMADI基板DMBK-R109を2枚、
8チ ャンネルAES/EBUデジタル入/出力基板DMBK-R103を6枚
装着時には、最大の160チャンネル×160チャンネルになります。
シーンの保存と呼出しが可能
ルーティング設定などをシーンと して最大255個まで記憶でき、シー
ンを呼出すことで、 SIU-100/100Tの動作状態をすばやく切り換え
ることができます。
MIDI IN端子を装備していますので、DMX-R100からスナップ
ショット切り換え時に出力されるMIDI信号(プロ グラムチェンジメッ
セージ)を 受信し て、それに連動したシーン呼出しが可能です。
フォーマットコンバーター機能
SIU-100/100Tに 装 着した異なるフォーマットの基板の入出力チャ
ンネル 間をルーティ ングすると、フォーマットコンバーターとして機
能します。
(別売り)の入出力チャンネル数の拡張に最適
(別売り)で
遠隔操作が可能
(別売り)で
DMBK-S101
DMBK-S101
7
概要
豊富なサンプリング周波数
サンプリ ング周波数は44.1kHz、47.952kHz、48kHz、88.2kHz、
96kHzから選択できます。
豊富な外部同期機能
内部同期だけでなく、ワードシン ク やビデオ信号によ る外部同期
•
が可能です。
基準 ビデオ信号としては、SD(NTSC、PAL/SECAM)信号だけで
•
なく、HDビデオ信号(アナログ3値SYNC)にも標準で対応してい
ます。
対応 フォー マット:108060i、108059.94i、108050i、108024PsF、
108023.98PsF、108030p、108029.97p、108025p、108024p、
108023.98p、72060p、72059.94p
SIU-100/100TをHDビデオ 信 号に同期さ せデ ジタルオ ーディオの
シンクマスターとし、 SIU-100/100Tのワードシンク出力にDMX-
R100を同期させれば、DMX-R100ミキサーシステムをHDビデオ
機器の環境下で使用することも可能になります。
パーソナルコンピューターを使用したコントロール操作
イーサネッ ト端子(10BASE-T)の装備により、Windows
2)
Macintosh
HTTPサーバーを内蔵してい ますので、パー ソナルコン ピューター
のイ ンターネッ トブラウザ−を使用して、特別な 制 御ソフトなしで各
種設定が可能です。
パソコンと接 続することができます。SIU-100/100Tは
− SD/HD
ビデオ機器の環境にも対応
1)
または
リダンダント電源仕様(
SIU-100Tは独立した2つの電源ユニットを装 備しています。どちら
か一方の電源 ユニットやA C 電 源ライ ンが故障しても、もう一 方 の電
源で動作を 続けることができます 。
SIU-100も、電源ユニットを追 加してリダンダント電源仕様(SIU-
100T)にすることができます。その場合は、ソニーのサービス、ま
たは営業担当までご相談ください。
................................................................................................................................................................................................................................
1) Windowsは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
2) Macintoshは、米国AppleComputer,Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
SIU-100T
のみ)
8
システム構成例
構成例1:
スピーカー
DMX-R100
パワーアンプ
別売り基板
DMBK-S101 DMBK-R101
DMBK-S101
DMBK-R101
デジタルオーディオミキサーシステムの入出力拡張
スピーカー
キーボード
パワーアンプ
アンプなど
SIU-100/100T
マイクロホン
ギター
DMBK-S101
DMBK-R109
DMX-R100
DMBK-R102
DMBK-R102
MADI
DMBK-R109
同期信号発生器
SIU-RM101
イーサネット
ハブ
パーソナルコンピューター
9
概要
構成例2:2台の
ブース
1
キーボード
SIU-100/100T
コントロール
ルーム
1
DMX-R100
デジタルオーディオミキサー間での入出力のシェアリング
マイクロホン
マイクロホン
ハブ
キーボード
ブース
2
SIU-100/100T
コントロール
ルーム
2
SIU-RM101
DMX-R100
パーソナルコン
ピューター
MADI
デジタルオーディオワークステーション
同期信号発生器
パーソナルコン
ピューター
DMX-R100
MTR MTR
SIU-RM101
MADI
デジタルオーディオワークステーション
10
DMBK-R109
構成例3:フォーマット変換と信号のルーティング
マイクロホン
プレーヤー
CD
別売り基板
DMBK-S101 DMBK-R106
DMBK-S101
DMBK-R103
DMBK-R107
DMBK-R109
MTR
SIU-100/100T
TDIF、ADAT、MADI
または
AES/EBU
、
デジタルオーディオワークステーション
SIU-RM101
11
CD-ROM
取扱説明書を読む
付属のCD-ROMにはpdfファイルの取扱説明書(日本語、英語、フ
ランス語 、ドイツ語 、 イタリア語 、スペイ ン語、中国語)が収録されて
います。
CD-ROM
付属のCD-ROMを動作させるには、以下の環境が必要です。
パーソナルコンピ ュー ター:MMXPentium1)166MHz以上のプ
•
ロセッサー搭載のコンピューター、またはPowerPC
Macintoshコンピューター
−搭載メモリー:64MB以上
− CD-ROMドライブ:8倍速以上
ディ スプレイ :800×600ドット以上
•
上記以外の機器をご使用になる場合は、CD-ROMディスクのアク
セスに時間がかかるか、またはアクセスできません。
の動作環境
2)
を搭載の
準備
CD-ROMに収録されているpdfファイルを開くには、以下 のソフト
ウェアがインス トールされている必要があります。
Microsoft
•
Navigator
Adobe社のAcrobat5)Reader4.0以上
•
ご注意
Microsoft社のInternetExplorer4.0以上があなたのパーソナル
•
コンピューターにイ ンストールされていない場合は下記のホーム
ページからダウンロードしてご利用ください。(無料でダウンロー
ドできます。 )
http://www.microsoft.com/japan/ie
NetscateNavigator 4.0以上があなたのパーソナルコンピュー
•
ターにインストールされていない場合は下記のNetscape社の
ホームページか らダウンロードしてご利用くださ い。(無料でダウ
ンロードできます。 )
http://home.netscape.com/ja/downloads/index.html
3)
社のInternetExplorer 4.0以上、またはNetscate
4)
4.0以上
AcrobatReader4.0以上があなたのパーソナルコンピューターに
•
インス トールされていない場合は下記のAdobe社のホームページ
からダウンロードしてご利 用ください。(無料でダウンロードでき ま
す。)
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep.html
取扱説明書を読むには
CD-ROMに 収 納されている取扱説明書を読むには、次のようにし
ます。
1 付属のCD-ROMを、CD-ROMドライブに入れる。
自動的にブラウザ−上にカバーページが開きます。
もし、 カバーページが開かない場合は、マイコ ンピューターを
開き、CD-ROMドライブにアク セス し、[index.htm]ファイル をダ
ブルクリックします。
2 読みたい言語のpdfファイルをダブルクリックして開く。
AdobeAcrobatReaderが 起動し、取扱説明書の表紙が表示
されます。
ご注意
CD-ROMが破損または 紛失 したために、新しいCD-ROMをご希望
の場合は、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談く
ださい 。
................................................................................................................................................................................................................................
1) MMXおよびPentiumは、米国IntelCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
2) PowerPCは、InternationalBusinessMachinesCorporationの登録商標です。
3) Microsoftは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
4) NetscapeNavigatorは、米国NetscapeCommunicationsCorporationの米国およびその他の国における登録商標です。
5) AdobeおよびAcrobatは、AdobeSystemsIncorporated(アドビシステム社)の商標です。
12
各部の名称と働き
システムインターフェースユニット
前面パネル
1
電源スイッチA、B
SIU-100/100T
2
ディスプレイ
LCD
3
INPUT
モニターディスプレイ
1
電源スイッチ/ステータス表示ランプA、B
電源スイッチA、Bは、それぞれ後面パネルのACIN端子A、B
に対応してい ま す。
「` 」側を押すと電源が入り、「a 」側を押すと電源が切れます。
電源が入る と、それぞれのステータス表示ランプが 緑 色に 点 灯しま
す。電源を 入れ起動すると、前回電源を切る前の状態を再現して
立ち上がります。
なお、電源を入れても緑色に点灯 し な い場合は、電源ユニットに何
らかの故障が発生して いる可能性があります。電源スイッチを切っ
てソニーのサービス担当にお問い合わせください。
SIU-100
はス イッチのカバーのみでスイッチはありません。電源ユニットを増
設した場合に、 ユニットに付いているスイッチが操作可能になりま
す。
SIU-100T
し、電源をリダンダント動作させる場 合は、A 、B 両方の電源を
「` 」側にします。
の場合:電源スイッチA を操作 し ま す。電源スイッチB
の場合:いずれか一方の電源スイッチを入れると起動
PHONES
ご注意
周辺機器を接続するときは、必ず電源を切っ てから行っ てくだ さ
•
い。
ご購入後数年以上経過すると、内部のバックアップ用バッテリー
•
が消耗し、前回電源を 切ったときの状 態を再現できなくな ります 。
この場合は「BackupError」の表示を出すとともに、前回シーンを
保存したとき にシステムがバ ック アップとして不揮発性メモリーに
保存した状態で起動します。
◆詳しくは、「エ ラーメッセー ジ」(71ページ)をご覧ください。
2
(液晶)ディスプレイ
LCD
通常は、SIU-100/100TのSYNCの状態(サンプリング周波数、同
期基準信号の選択状態など)を表示します。
◆通常の表示内容の詳細につ いては「LCD(液晶)ディスプレイ−通常
画面について」(17ページ)をご覧ください。
メニュー操作を開始すると各メニューの内容を表示します。各種
の設定を行うときの最初のメニュー項目を選択します。
◆メニュー操作の詳細は、「メニ ュー操作」(2 7ページ)をご覧くださ
い。
端子 6 メニュー操作ボタン 7 メニュー選択ボタン
4
VOLUME
つまみ5
13
各部の名称と働き
3
INPUT
SIU-100/100Tに装着している基板の入力信号のレベルを表示し
ます。
1
1
STATUS
INPUTモニターディスプレイがSTATUS表示のときに点灯します。
1つのLED が対応するチャンネルの信号レベルに応じて 3段階に変
化します。
消灯: 入力信号がな い(設定したあるレベル以下)ことを示していま
す。
緑点灯: 入力信号が設定 したあるレベ ル以上 になったことを示して
います。
赤点灯: 入力信号がクリップレベルに近づいた、もしくは 越えたこ
とを示しています 。
モニターディスプレイ
STATUS
インジケーター
2
SLOT
(ステータス)インジケーター
番号表示
3
METER
インジケーター
STATUS
INPUTモニターディスプレイ部のインジケーターは、STATUSまた
はMETERのいずれかの状態で表示されま す。表示モードの選択
とLEDの点灯するスレッショルドレベルの設定はSETUPメニュー
のLEDDISPLAYサブメニューで操作します。
◆詳しくは、「INPUT モニターディスプレイ を設定するには」(41ページ)
をご覧ください。
ご注意
レベル表示は入力の機能のある基板を装着しているス ロ ットのみ
•
行います。
出力の機能のみの基板8チャンネルアナログライン出力基板
•
DMBK-R102についてはレベル表示は行いません。
MADI基板DMBK-R109を装着しているスロットもチャンネル数が
•
多く表示できないた め、レベル表示は行いません。
4
VOLUME
PHONES端子に接続したヘッドホンの 音 量を調節します。
5
PHONES
ステレオヘッ ドホンを接続すると、 音声信号をモニターできます。
◆詳しくは、「PHONES(ヘッドホン)メニュー 」(36ページ)をご覧く
ださい。
モード/
METER
(ヘッドホンボリューム)つまみ
(ヘッドホン)端子
モードについて
2
各ス ロットの基板の装着の有無を表示します。
基板が装着されてい るスロット番号は緑色に点灯します。
基板が装着されていない スロット番号は消灯 します。
3
INPUTモニターディスプレイがMETER表示のときに点灯します。
INPUTインジケーターは、選択された1つのスロットの8つのチャン
ネルのレベルメーターになり、縦1列が1つのチ ャンネルを表示しま
す。メーターの表示の色はユーザーの設定したスレッショルドレベ
ルに応じ て緑 と 赤の2段階で表示されます。
(スロット)番号表示
SLOT
METER
(メーター)インジケーター
14
6
メニュー操作ボタン
7
メニュー選択ボタン
4
テンキー/+/−ボタン
3
ENTER/CROSS POINT ON
2
V/ v/ B/ bボタン
1
CANCEL/CROSS POINT OFF
1
CANCEL/CROSS POINT OFF
スポイントオフ)ボタン
メニュー操作の取消しや、 ルー ティング接続の解除をするときに使
用します。
2
V/ v/ B/ bボタン
メニュー操作で、カーソルの移動や項目の選択を行うときに使用
します。
3
ENTER/CROSS POINT ON
ントオン)ボタン
設定内容の確定やルーティングの接続をするときに使用 します。
4
テンキー/+/−ボタン
数値や状態を入力するときに使用します。
+/ーボタ ンは、数値を増減するとき 、数値以外の項目を 変更する
とき、 アル ファベットを入力するときなどに使用します。
(キャンセル/クロ
(エンター/クロスポイ
ボタン
ボタン
1
ROUTING
3
PHONES
2
SCENE
1
ROUTING
INPUT/OUTPUT
続するルーティング設定を行うメニューを表示します。
ボタン: スロッ ト単位でルーティ ングを設定するときに使用
SLOT
します。
CHECK
す。
2
SCENE
SCENEメニューを表示します。
シーンのRECALL(呼出し)やSTORE(保存)などを行います。
3
PHONES
ヘッ ドホン設定画面を表示します。
ヘッ ドフォン端 子でモニターするチャンネルを設定します。
4
SETUP
ROUTING、SCENE、MICAMP、PHONESメニューで行う設 定以
外の各種設定を行うSETUPメニューに入ります。
(ルーティング設定)ボタン
ボタン:入力チャンネルと出力 チャ ンネルを接
ボタン:ルーティング設定の確認をするときに使用しま
(シーン)ボタン
(ヘッドホン)ボタン
(セットアップ)ボタン
4
SETUP
ボタン
ボタン
5
MIC AMP
ボタン
ボタン
ボタン
5
MIC AMP
マイ クプリアンプボード DMBK-S101を装着している場合に、パラ
メーター設定画面を表示します。
マイ クプリアンプ部のレベルや+48V電源のオン/オフなどの設定
を行います。
(マイクアンプ)ボタン
15
各部の名称と働き
後面パネル
1
REF WORD/REF VIDEO
端子および
VIDEO/WORD
2
REF WORD
4 -
スイッチ
端子
3
U (アース)端子
端子A 、B
AC IN
8
SLOT1〜8
1
REF WORD
準ビデオ信号)端子および
イッチ
VIDEO/WORD
デオ信号の どちらを入力するかを 選択します。SETUPメニュー
のSYNCサブメニューで選択されている同期基準の種類と合
わせます。
(入力)端子
IN
ンク信 号またはビデオ信号を入力します。
入力される信号は、VIDEO/WORD(入力信号選択)スイッ
チで切り換えます。
通常75Ω で終端さ れてい ま すが、THRU端子にコネクターが接
続されると、75Ω 終端は解除 されま す。
(基準ワードシンク信号)
VIDEO/WORD
(入力信号選択)スイッチ:ワード クロックとビ
(BNC型)
:外部機器と同期をとるためのワードシ
/REF VIDEO
(入力信号選択)ス
6
(
7
MIDI IN
オプション基板用スロット
(基
ドシンク信 号を 出 力します。
(スルー)端子
THRU
です。この端子にコネ ク タが接続されてい ると、IN端子の75Ω
終端は解除されます。
2
REF WORD
SIU-100/100Tが動作しているサンプリング周波数に 同期した ワー
3
U(アース)端子
シャーシーアース(グラウン ド)として使用します。
5
REMOTE IN
イーサネット)端子
端子
(基準ワードシンク信号出力)端子
端子
(BNC型)
:IN端子のループスルー出力
(BNC型)
16
4
-AC IN(AC
指定のAC電源コードでAC電源に接続します。
2つの端子A 、Bは、それぞれ前面パネルの電源スイッチA、B
に対応してい ま す。
SIU-100の場合は、端子A のみにAC電源コードを接続 します。
SIU-100Tの場合は、端子A と端子B の両方にAC電源コードを接
続します。
5
REMOTE IN
DMBK-S101用のリモコンSIU-RM101と接続します。
電源入力)端子A 、B
(リモート)端子
(D-sub 9ピン メス)
(液晶)ディスプレイ ー 通常画面について
LCD
メニュー操作以外の場合の通常画面の表示に ついて説明します。
1
SYNC
設定表示部
2
動作状態表示部
PLL
3
外部同期信号の周波数表示部
4
シーン番号表示部
6
10BASE-T方式のネットワ ーク接続用の端子です。
7
DMX-R100のMIDIOUT端子と接続します。DMX-R100から出力
されるプログラムチェンジメ ッ セージを受信して本機のシーン呼び
出しを行うこ とができます。
8
別売り基板を挿入します。
基板の取り付けは、ソニーのサービスまたは営業担当者にご相談
ください 。
別売り基板のうち、MADI基板DMBK-R109はSLOT1、2にのみ装
着で き、最大2枚が使用できます。それ以外のスロ ットには装着でき
ません。
◆別売り基板については19ページをご覧ください。
スロッ ト番号は下図のとおりです。
イーサネット)端子
(
MIDI IN端子(DIN 5ピン)
SLOT1〜8
オプション基板用スロット
(RJ-45
モジュラージャック
)
1
SYNC
SETUPメニューで設定した、同期基準クロックと動 作サンプリング
周波数の選択の状態を表示します。
2
PLL
SIU-100/100T内部のPLLの動作状態を表示します。
LOCK
UNLOCK
NO REF WORD、NO REF DI、NO REF VIDEO
3
外部同期動作の場合に、同期信号の周波数を計測した結果を表
示します。
EXT-WORD、EXT-DI
EXT-VIDEO
設定状態表示部
動作状態表示部
:正常に動作しています。
:同期が取れていません。設定に合っ た同期信号が正
しく入力されているかど うか確認してくだ さい。
: 必要な
外部同期信号が入力されていません。後面パネルのVIDEO/
WORDスイッチが正しく設定されているか、同期信号のケーブ
ルが正しく接続されている かを確認してください 。
外部同期信号の周波数表示部
同期の場合:入力信号のサ ンプリング周
波数を表示します。
同期の場合: 入力信号のビデオの垂直同期周波数
を表示しま す。
4
シーン番号表示部
現在動作中のシーン番号(最後に呼び出しもしくは保存操作した
シーンの番号)を表示します。
17
各部の名称と働き
INTERNAL
設定の場合の表示例
EXT-WORDとEXT-DI
正常な場合:
設定の場合の表示例
EXT-VIDEO
正常な場合:
ビデオ信号への同期が取れていない場合:
同期ビデオ信号が入力されていない場合:
設定の場合の表示例
同期が取れていない場合:
同期信号が入力されていない場合:
18
別売り基板
本機に装着で きる8種類の別売り基板の概要と仕様について説明
します。
チャンネルアナログライン入力基板
8
1
ANALOG INPUT
バラン スのアナログ信号(+4dBu基準)を入力します。
(アナログ信号入力)端子
DMBK-R101
1
ANALOG INPUT
9種類目の8チャンネルマイクプリアンプ基板DMBK-S101に ついて
は、「8チャ ンネルマ イクプリアンプ基板DMBK-S101(別売り)」
(24ページ)をご覧ください。
端子
仕様
入力端子:XLR-3-31(メス)×8、平衡
ピン配列:1:GND、2:HOT、3:COLD
基準入力レベル:+4dBu
最大入力レベル:+24dBu
入力インピーダンス:10kΩ
チャンネルアナログライン出力基板
8
1
ANALOG OUTPUT
バラン スのアナログ信号(+4dBu基準)を出力します。
(アナログ信号出力)端子
DMBK-R102
1
ANALOG OUTPUT
仕様
出力端子:XLR-3-32(オス)×8、平衡
ピン配列:1:GND、2:HOT、3:COLD
基準出力レベル:+4dBu(負荷インピーダンス10kΩ )
最大出力レベル:+24dBu(負荷インピーダンス10kΩ )
出力インピーダンス:150Ω
端子
19
各部の名称と働き
チャンネル
8
1
AES/EBU DO(AES/EBU
AES/EBU信号を出力します。
2
AES/EBU DI(AES/EBU
AES/EBU信号を入力します。
チャンネルサンプリングレートDIコンバーター基板
8
AES/EBU
デジタル入出力基板
1
AES/EBU DO
デジタル出力)端子
デジタル入力)端子
端子
DMBK-R103
2
AES/EBU DI
仕様
入力端子:XLR-3-31(メス)×4
出力端子:XLR-3-32(オス)×4
端子
DMBK-R104
1
SAMPLING RATE CONVERTER DI
1
SAMPLING RATE CONVERTER DI
デジタルオーディオ信号入力)端子(
イプ)
AES/EBU信号または 民生用CDプレーヤーなどのオプティカルデ
ジタルオーディ オ信号を入力します。
SETUPメニューのSLOTINFOサブメニューで、サンプリ ン グレー
トコンバ ーターの機能のON/OFFを設定することができます。
XLR
(オプティカル
/オプティカルタ
20
端子
ご注意
XLRコネクターとオプティカルコネ ク タ ーを同時に使用することは
•
できません。どちらか一 方だけを機器に接続してください。
サンプリ ングレートコンバーターの入力周波数の上限は、56kHz
•
までとなっていますので、 88.2/96kHzの信号を44.1/48kHzに変
換することはできません。
SIU-100/100Tのサン プリング周波数を88.2/96kHzに設定したと
•
きは、自動的にサンプリングコンバーターがないDIボードとして
動作します。
仕様
端子:XLR-3-31×4、角型光コネクター×4
チャンネルインサーション基板
8
DMBK-R105
1
1
ANALOG INSERTION
アンバランスのアナログ信号(0dBu基準)を入出力します。
ADAT
用インターフェース基板
(アナログ信号入力)端子
DMBK-R106
ANALOG INSERTION
仕様
端子:3極φ6.3標準ジャック、不平衡
ピン配列: スリーブ: GNDチップ:出力/SENDリング:入力/
RETURN
基準入出力レベル:+0dBu(負荷インピーダンス10kΩ )
最大入出力レベル:+20dBu(負荷インピーダンス10kΩ )
出力インピーダンス:150Ω
入力インピーダンス: 10kΩ
端子
ADATインターフェース1)を持った テープレコーダーなどの外部機
器を接続します。
ご注意
SIU-100/100Tまたは入力信号のサンプリング周波数が88.2/
96kHzのときには動作しませんのでご注意ください。
................................................................................................................................................................................................................................
1) ADATは、ALESISSTUDIOELECTRONICS,INC.社のインターフェイスの登録商標です。
仕様
端子:角型光コネクター×2
21
各部の名称と働き
用インターフェース基板
TDIF
DMBK-R107
TDIF インターフェース1)を持った テープ レ コ ーダ ーな ど の外部機器
を接続し ま す。本体または入力信号のサン プリング周波数が 88.2/
96kHzのときには動作しませんのでご注意ください。
ご注意
ティアック社製DA-88を 接 続して使用する場 合は、SETUPメニュー
のSLOTINFOサブメニュー で、DA-88モードをONに設定してくだ
さい。
◆詳しくは「スロットの確認/設定をするには」(41ページ)、および
「DMBK-R107の場合」(59ページ)をご覧ください。
MADI
基板
DMBK-R109
仕様
端子:D-SUB25ピン(メス)
1
MODE SELECT
スイッチ
4
3
INPUT SELECT
2
MADI/CASCADE
1
MODE SELECT
DMBK-R019の使用状態を選択します。
SIU-100/100Tに装着する場合は、必ずMADIに設定します。
MASTER、SUBモードは、ソニーのデジタルミキサーDMX-R100に
装着して使用する場合の専用の特殊なモードです。SIU-100/
100Tに装着する場合は、これらのモードでは、正常に動作しませ
ん。
................................................................................................................................................................................................................................
1) TDIFは、ティアック株式会社のインターフェースの商標です。
(モード選択)スイッチ
端子および信号表示
スイッチ
LED
MADI
端子
5
WORD SYNC
Ωスイッチ
75
ご注意
MODESELECTスイッチの設定は、必ずSIU-100/100Tの電源を
•
入れる前に行って ください。
DMX-R100とMADI接 続する場合は、DMX-R100、SIU-100/100T
•
両方に本基板を装着し、両基板をMADIモードに設定します。ま
た、DMX-R100側の仕様により 、伝送できるオーディオチャンネル
数は、最大48チャンネルになります。
端子および
22
2
MADI/CASCADE(MADI
(
型)および信号表示
BNC
AES10準拠のMADI信号を入出力する端子です。
端子: 入力ソースのBNC型出力端子からの信号をこの端子に接
IN
続します。
端子: この端子を外部機器のMADI入力端子(BNC型)に
OUT
接続します。
信号表示
号の通信状態を表示し ます。MADI信号が正しく 入出力されて
いない場合、LEDが点滅します。
: MADIOUTおよびMADIINのLEDでMADI信
LED
/カスケード信号)端子
LED
仕様
MADI入力端子:BNC型×1、SCファイバー型×1、いずれか選択
WORDSYNCIN端子:BNC型×1、75Ω終端オン/オフ選択
MADI出力端子:BNC型×1、SCファイバー型×1
WORDSYNCOUT端子:BNC型×1
オーデ ィオフォーマ ット:AES10
3
INPUT SELECT
DMBK-R109に入力する信号について、BNC信号かオプティカル
信号かを選択します。
4
MADI(OPTICAL)(SC
光フ ァイバ ーケーブルコネクターはSC型(標準型)を使用してく
ださい。 ケーブルの仕様に関してはAES10の仕様書を参照してく
ださい 。
INPUTSELECTスイッチ3を「OPTICAL」にする と 、このIN端子
にFDDIフォーマットのAES10準拠のMADI信号を入力することが
できます。
OUT端子からはBNC型のOUT端子2と同じMADI信号が同時に
出力されます。
5
WORD SYNC
イッチ
外部機器と同期をとる ためにワード信号を入出力するための端子
です。
端子: ワード シ ン ク信号を入力し ま す。
IN
Ωスイッチ:終端抵抗をON/OFFします。
75
ワ−ドシンク信 号を使 用す る場合は、このスイッチを正しく設
定す る必要がありま す。通常はONに設定します。T型BNC中
継コネ クタを使用して他の機器にワードシ ンク 信号を分配する
場合はOFFに設定します。
端子: ワード シ ン ク信号を出力し ま す。
OUT
(入力信号選択)スイッチ
ファイバー型)端子
(ワードシンク信号)端子および75Ωス
ご注意
SIU-100/100TをDMBK-R109のWORDSYNCIN端 子に入力した
ワー ド シン ク信号に同期さ せ ると きは、SETUPメニ ューのSYNCサ
ブメニューでDMBK-R109を装着したスロットを選 択します。
◆詳しくは、「EXT-DIを選択した場合は」(40ページ)をご覧ください。
23
各部の名称と働き
チャンネルマイクプリアンプ基板
8
SIU-100/100T専用の8チャンネルマイクプリアンプ基板です。SIU-
100/100Tに装着した状態でレベルや+48V電源のオン/オフなど
外部からの制御が可能 となります。
装着後、DMBK-S101の設定が必要です。
◆設定について詳しく は 、「MICAMP(マイクアンプ)メニュー」(37
ページ)、「MICAMPページ」(63ページ)をご覧くだ さい。
DMBK-S101
(別売り)
ご注意
DMBK-S101は、SIU-100/100T専用の基板です。DMX-R100に
•
は装着で きない構造になっています。
PADのオン/オフ時、基準レベルの−42dBuから−44dBuへの
•
切り換え時、またはその逆(PA Dオン時は、−12dBuから
−14dBuへの切り換え時、またはその逆) においてノイズを 発 生
することがあ り ますが、故障ではありません。
1
マイク入力端子
マイ クを接続します。 バラン スのアナログ信号を入力します。
PADオフ時:−66dBu〜−20dBu基準
PADオン時:−36dBu〜+10dBu基準
入力先、ゲイ ン設定、PADのオン/オフ、+48Vマイク電源のオン
/オフは、SIU-100/100Tから設定します。また、SIU-100/100Tに
接続されたSIU-RM101(別売り)からもコントロー ルできます。
ご注意
+48Vのマイク電源を供給しているときは、+48Vのマイク 電源対応
のマイク以外は接続しないで くださ い。
2
マイク電源インジケーター
マイ ク入力端子に+48Vのマイク電源が供給されている時に点灯し
ます。
電源の消費電流についてのご注意
+48V
+48V電源を使用する場合は、ご使用にな るマ イクの仕様を確認し
て、各基板で8チャンネル分の電流の合計が40mA程度までに なる
ようにしてください。 それ以上の電流を取り出すと、電流が増える
にしたがって電 源 電圧が下がるため、 マイ クによっては、 正常に動
作しなくなる場合があり ます。
例:消費電流が
1つのDMBK-S101
合計38mAですので問題ありません。
仕様
入力端子:XLR-3-31(メス)×8、平衡
ピン配列:1:GND、2:HOT、3:COLD
基準入力レベル:−66dBu〜+10dBu 2dB単位
最大入力レベル:+24dBu
マイ ク電源:+ 48V(オ ン/オ フ)
PADレベル:−30dB(オン/オフ)
マイ クE.I.N.:−126dB(最大ゲインレベル時、150Ω 終端)
サンプリ ング周波数:44.1/48/88.2/96kHz(±12.5%)
ダイナミックレンジ:104dB(ラインレベル時)
のマイク2本と
10mA
に接続する場合は
のマイクを6本を
3mA
24
接続
SIU-100/100Tに8チャンネルマイクプリアンプ基板DMBK-S101と
MADI基板DMBK-R109を使用して 、デジタルオーディ オ ミ キサー
DMX-R100のマイク入力を拡張する場合の接続を例にして説明し
ます。
マイク
DMBK-R109へ
DMBK-S101へ
a)
1
SIU-100/100Tの各スロットには、 以下の基板を装着 してい ま す。
スロッ ト1: MADI基板DMBK-R109
•
スロッ ト2〜7:8チャンネルマイクプリアンプ基板DMBK-S101
•
スロッ ト8:8チャンネルアナログライン出力基板DMBK-R102
•
DMX-R100
MIDI OUT
b)
REF WORD IN
端子へ
端子へ
2
2
REF WORD
端子へ
OUT
DMBK-R109
(スロット4に装着)
へ
b)
3
1
DMBK-R102
へ
(イーサネット)端子へ
4
モニタースピーカー パーソナルコンピューター
a) 図中のa)〜e)については、次ページ「接続図
中の脚注について」をご覧ください。
b) 図中の1〜5 については、次ページの「接
続コードについて」をご覧 ください。
d)
REMOTE IN
REMOTE OUT
REMOTE IN
REMOTE OUT
REMOTE IN
REMOTE OUT
端子へ
端子へ
端子へ
端子へ
端子へ
端子へ
5
MIDI IN
MIDI IN
SIU-RM101
SIU-RM101
端子へ
端子へ
c)
c)
SIU-RM101
e)
25
接続
ご注意
接続するときは、接続するすべての機器の電源を切ってくださ
•
い。
電源コードは最後に接続してください。
•
接続図中の脚注について
a) +48V電源を使用してマイクを接続している場合、各DMBK-
S101に 接 続するマ イクの合計電流が40mAを越えないようにし
てくだ さい。
詳しくは、「+48V電源の消費電流についてのご注意」(24
ページ)をご覧ください。
b) SIU-100/100TおよびDMX-R100に装着した両基板のモードを
MADIモードに設定してください。
接続例では、SIU-100/100TおよびDMX-R100に装着されてい
るDMBK-R109の接続に、BNC型のMADI端子が使用されて
います。
c) SIU-RM101を接続している場合、DMX-R100からのMIDI信号
は、SIU-100/100TかSIU-RM101のどちらか一方に接続してく
ださい 。
d) SIU-100/100Tのイーサネット端子には、 パーソナルコンピュー
ターを直接接続する場合は、クロスケーブルを、 ハブなど を介
して接続する場合は、ストレートケーブ ル を 使 用し てください 。
e) SIU-RM101は、最大7台までカスケード接続できます。
接続コードについて
接続例で使用する接続コードは以下のとおりです。
図中では、各接続コードには、1〜5と番号が振られています。
番号 接続ケーブル
1 キャノ ンケーブル
2 75Ω 同軸ケーブル
3 MIDIケーブル
4 イーサネットクロスケーブ ル
5 リモートケーブル
26
メニュ−操作
システムの設置と接続が終わっ たあとは、必要に応じて各種設定
を行います。
設定方法には、SIU-100/100T本機の前面パネルで行う方法と、
パーソナルコンピューターから行う方法の2通りあります。
メニュー構成
本機のメニューは次のように構成されています。詳しい内容は、
( )内のページをご覧ください。
ここでは、前面パネルのボタン を使用 してのメニュ ー操作 について
説明します。
◆パーソナルコンピューターから行う方法について詳しく は、「パーソナ
ルコンピューターでの各種設定」(50ページ)をご覧ください。
第
3
章
メ
ニ
ュ
ー
の
構
成
通常の画面
ROUTING
ROUTING
SCENE
MIC AMP
PHONES
SETUP
メニュー(31)
SCENE
MIC AMP
PHONES
メニュー(38)
SETUP
メニュー(28)
メニュー(37)
メニュー(36)
ROUTING
SETUP
LED DISPLAY
DI LOCK STATUS
DI CH STATUS
DO CH STATUS
サブメニュー
RECALL
STORE
DELETE
PROTECT
ISOLATION
サブメニュー
SYNC
SLOT INFO
MIDI
IP
SIU-RM101
SRAM CLEAR
SYSTEM BACKUP
SYSTEM RESTORE
ROUTING CLEAR
27
メニュ−操作
ROUTING
入力チャンネルと出力チャン ネルを接続するルー ティングの設定を
行います。
設定は、チャンネル単位、またはスロッ ト単位で行います。
ROUTING
ROUTING
SLOT
INPUT
(ルーティング)メニュー
メニュー操作について
メニュー画面の操作ボタン
テンキー/+/−ボタン
ENTER/CROSS POINT ON
V、 v、 B、 bボタン
CANCEL/CROSS POINT OFF
CHECK
OUTPUT
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
基板の種類
2
スロッ ト番号を選択すると基板の種類が自動的に表示されます。
チャンネル単位での設定時のみ有効です。
接続確認マーク
3
そのとき表示しているINPUTとOUTPUTチャンネルが接続されて
いるかど う かを示します。スロッ ト番号、 チャン ネル番号を変更する
と接続確認マークは自動的に変わります。
接続されている
接続されていない
カーソルを移動させるには
V 、v、B、bボタン、もしくは INPUTボタン、OUTPUTボタンで行い
ます。 INPUTボタンはVボタンと、 OUTPUTボタンはvボタンと同じ
意味になります。
カーソルがINPUT側(上段)に表示されている場合は INPUTボタン
のLEDが点灯し、カーソルがOUTPUT側(下段)に表示されている
場合はOUTPUTボタンのLEDが点灯します。
ROUTING
INPUTボタンもしくはOUTPUTボタンを押します。
ルーティングメニュー画面の構成
1
スロット番号とチャンネル番号
上段にINPUTのスロットとチャンネル番号を、 下段にOUTPUTのス
ロッ トとチャンネル番号を表示します。 カーソ ルはINPUTのスロット
とチャン ネル、OUTPUTのスロットとチャンネル の い ず れか に 表 示
され、カーソル位置の数字を変更することが出来ます。
メニューを表示させるには
1
スロット番号とチャンネル番号
3
接続確認マーク
3
基板の種類
スロット番号、チャンネル番号を変更するには
数字ボタン、+/−ボタンを押して、そのと き カー ソルのあ る部分の
スロッ ト番号もしく はチャンネル番号を変更します。
ROUTING
INPUTボタンまたはOUTPUTボタンのどちらか LEDの点灯してい
る方を押しま す。
ルーティングに関する注意
ルーティングされていない出力チ ャン ネ ルに は、無音状態(デ ジ
•
タリーゼロ)が 出 力されます 。
1つの入 力チャン ネ ルは複数の出力チ ャン ネ ル に接続す ること が
•
できます。
SIU-100/100Tは複数の入力をミックスして1つのチャンネルに 出
•
力す る機能はありませ ん。したがって、出力チャンネルに は1つの
入力チャンネルしか接続で きません。
メニューから抜けるには
28
チャンネルごとのルーティングを設定するには
チャンネルごとのルーティングを解除するには
指定した入力チャンネルと出力チャンネルを接続します。
1 INPUTボタン、OUTPUTボタン、V、v、B、bボタン、 テンキー、
+/− ボタンを使って、接続したい入力および出力チャンネル
を表示させる。
未接続マーク
すでに接続されていること を示す接続確認マーク「<」、
「>」が表示された場合は以下の操作は不要です。
2 CROSSPOINTON(ENTER)ボタンを押す。
接続確認マークが点滅し、確認状態になります。
指定し た出力チャンネルに新規にルーティ ング を 行う場合:
接続確認マークが、「<」と「>」の点滅表示になります。
すでに接続 されている入力チ ャン ネ ル と出力チャン ネ ル を 指定 し て
ルーティングを解除します。
1 INPUTボタン 、OUTPUTボタン、V、v、B、bボタン、 テンキー、
+/− ボタンを使って、解除したい入力および出力チャンネル
を表示させる。
または、 CHECKボタンを使って(「チャンネルご とのルーティ
ングを確認するには」 (30ページ)の手順1〜2の操作を行
う)解除したい接続状態を表示させる。
2 CROSSPOINTOFF(CANCEL)ボタンを押す。
接続確認マークが「×」と「×」の点滅表示となり、確認状
態になります。
点滅表示
指定した出力チャンネルにすでに他の入力チャンネルが
ルーティングされている場合:接続確認マークが「?」と
「?」の点滅表示になりま す 。この場合は 操作を続行するとそ
れまでのルーティングが解除され、新しく指定したルーティン
グに変更されること になります。
点滅表示
3 ENTERボタンを押す。
ルーティングが確定します。
接続しない場合は:
ENTERボタンを押す代りにCANCELボタンを押します。
点滅表示
3 ENTERボタンを押す。
ルーティングが解除されます。
接続の解除を止めるには:
ENTERボタンを押す代りにCANCELボタンを押します。
29
メニュ−操作
チャンネルごとのルーティングを確認するには
CHECKボタンを使うと、入力と出力のどちらか一方のチ ャン ネルを
指定して、それがどのチャン ネルと接続されているかを表示させる
ことが できます 。 確認した状態に続けてルーティングの解除や変更
の操作を行うことも可能です。
1 INPUTボタン、OUTPUTボタン、V、v、B、bボタン、 テンキー、
+/−ボタン を 使っ て、入力、または出力チャンネルを表示させ
る。
このと き、入力と出力の表示のうち、カーソルが表示されてい
る方が指定チャ ンネルにな り ます。もう一 方の 表 示状態は無視
されます。
2 CHECKボタンを押す。
指定したチャンネルの接続先を検索して自動的に表示しま
す。
接続されているチャンネルがない場合
スロッ トとチャンネ ル 番 号には 「−−」が表示されます。
入力チャンネルを指定した場合
1つの入力信号は複数の出力チャンネルに接続できます。上
段の右端に 同時 に接続 されている複数のチャン ネ ルにつけ た
番号が表示されます。この番号は、出力のスロット番号、 チャ
ンネル 番号の小さい順に自動的に付けられます。
3 続けて確認する場合はCHECKボタンを押し ながら、B、または
bボタン を押す。
手順2で確認した以外のルーティングを順番に確認する ことが
できます。 B、またはb ボタンを押 すごとにカーソルのある側(入
力も しくは出力)のチャンネルを前、または次の順に切り 換えな
がら、それと対応する接続を検索し、表示します。
1つの 入 力チャンネルに接続されている複数の出力チャンネ
ルを確認する場合にも便利です。b ボタンを押すごとに、 若い
番号順で接続されている出力チャンネル が表示されます。
スロット(8チャンネル)単位のルーティングを設
定するには
スロッ ト全体 の8チャンネルを単位として取り扱っ たルーティング操
作がで きます。1回の操作で、 入力側のスロットのチャンネル1から
8が出 力側スロッ トのチャンネル1から 8にそれぞれルーティ ングさ
れます。
ご注意
MADI基板DMBK-R109については、56チャンネルをCH-1から8
チャン ネルずつ7つの グループに区切 って取り扱います。
スロット設定モードの画面構成
1
スロット番号とチャンネル番号
「−
1つの入力チャンネルが複数の出力チャンネルに接続されて
いる場合は、CHECKボタンを押すごとに、右端の番号が1つ
づつ進み、接続さ れているすべての出力チャンネ ルを確認す
ることができます。
」はその入力チャンネルに接続されている一
001
番若い番号の出力チャンネルであることを示す。下
図は、2番目に若い出力チャンネルであることを示
す。
2
接続確認マーク
1
スロット番号とチャンネル番号
上段にINPUTのスロットとチャンネル番号を、 下段にOUTPUTのス
ロッ トとチャンネル番号を表示します。
カーソルはス ロ ット番号部のみ移動で きます。チャンネル番号は表
示されますが、カーソルは移動できません。
接続確認マーク
2
そのとき表示しているINPUTとOUTPUTのスロットが接続されて
いるかど う かを示します。スロッ ト番号を変更すると接続確認マー
クは自動的に変わります。
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