4-193-086-01(1)
スーパーオーディオ
CD
プレーヤー
取扱説明書
SCD-XE800
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事
故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示して
います。
全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管して
ください。
この取扱説明書と別冊の「安全のために」をよくお読みのうえ、製品を安
©2010 Sony Corporation
使用上のご注意
設置場所について
• 次のような場所には置かないでください。
ー極端に寒い所。
ーチューナーやテレビ、ビデオデッキから
近い所。
(チューナーやテレビ、ビデオデッキと
いっしょに使用するとき、近くに置く
と、雑音が入ったり、映像が乱れたりす
ることがあります。特に室内アンテナの
ときに起こりやすいので屋外アンテナの
使用をおすすめします。)
• 本機は容易に手が届くような電源コンセン
トに接続し、異常が生じた場合は速やかに
コンセントから抜いてください。
• 機器を本箱や組み込み式キャビネットのよ
うな通気が妨げられる狭いところに設置し
ないでください。
• 機器上に、例えば火のついたローソクのよ
うな、火炎源を置かないでください。
• 火災や感電の危険をさけるために、本機を
水のかかる場所や湿気のある場所では使用
しないでください。また、本機の上に花瓶
などの水の入ったものを置かないでくださ
い。
注意
この製品に内蔵されている光学機器のレー
ザー光を直接見ると、視力に影響を及ぼす場
合があります。
音量を調節するときは
スーパーオーディオCDはCDと比べ、可聴
帯域を超える高域成分の出力が可能です。不
用意に音量を上げてしまうと、音が聞こえな
いにもかかわらず、ノイズが発生したりアン
プの保護回路が働いたり、スピーカーを破損
したりするおそれがあります。
再生を始める前には音量を必ず小さくしてお
きましょう。
ステレオを聞くときのエチケット
ステレオで音楽をお楽しみに
なるときは、隣近所に迷惑が
かからないような音量でお聞
きください。特に、夜は小さ
めな音でも周囲にはよく通る
ものです。
窓を閉めたり、ヘッドホンを
ご使用になるなどお互いに心
を配り、快い生活環境を守り
ましょう。このマークは音の
エチケットのシンボルマーク
です。
結露について
部屋の暖房を入れた直後など、内部のレンズ
に水滴がつくことがあります。これを結露と
いいます。このときは、正常に動作しないば
かりでなく、ディスクや部品を傷めることが
あります。本機を使わないときは、ディスク
を取り出しておいてください。
結露が生じたときは、ディスクを取り出し
て、電源を入れたまま約
電源を入れ直してからお使いください。もし
何時間たっても正常に動作しないときは、ソ
ニーサービス窓口にご相談ください。
時間放置し、再度
1
本体のお手入れのしかた
キャビネットやパネル面の汚れは、中性洗剤
を少し含ませた柔らかい布でふいてくださ
い。シンナーやベンジン、アルコールなどは
表面を傷めますので使わないでください。
2
クリーニングディスクについて
市販のレンズ用のクリーニングディスクは、
本機では使わないでください。故障するおそ
れがあります。
本体を持ち運ぶときは
• 入っているディスクは、必ず取り出してお
いてください。
• 必ずディスクトレイを閉めた状態にしてお
いてください。
• 必ず接続コードをはずしてください。コー
ドをつないだまま持ち運ぶと、機器を破損
するおそれがあります。
• 必ず本体を持って持ち運んでください。電
源コード、ディスクトレイ、
ルを持って運ぶと、機器の破損や落下によ
りけがの原因になることがあります。
AMS
ダイヤ
ディスクを入れたときは
本体から発信音や機械音が聞こえることがあ
ります。
これは、各ディスクに合わせて本体内部の
サーボが自動調節を行ったときに出す音で
す。
目次
使用上のご注意
特長
...................................................... 4
再生できるディスクについて
スーパーオーディオCDについて
準備する
各部のなまえとはたらき
接続する
再生する
ディスクを再生する
表示窓の見かた
再生したい曲を探す(ダイレクト選曲)
再生したい部分を探す(サーチ)
くり返し再生する(リピート再生)
ランダムに再生する(シャッフル再生)
スーパーオーディオCD層とCD層を
切り換える
ディスクを再生する
DSD
...................................... 2
................... 4
............. 6
......................... 7
................................................ 9
............................. 12
.................................... 13
............. 15
.......... 16
..................................... 17
...................... 17
... 15
... 16
ご注意
スーパーオーディオCDプレーヤーは、ディスクを
ローディングしてから再生が始まるまでの時間が、
一般的な
ますが、故障ではありません。
これは、ディスクの種類の判別、サーボ調整、著作
権保護の確認などを、再生するディスクごとに本体
内部で自動的に行っているためです。
プレーヤーより長くかかることがあり
CD
その他の情報
ディスクの取り扱い上のご注意
故障かな?と思ったら
保証書とアフターサービス
主な仕様
索引
.............................................. 22
.................................................... 23
........................... 20
............. 19
..................... 21
3
特長
再生できるディス
本機は、スーパーオーディオ2チャンネルお
よび現行の
• スーパーオーディオ
スク信号の読み取りに、各々の専用波長の
レーザーを持つ、ディスクリートデュアル
レーザー光学ピックアップを搭載していま
す。
• 先進のサーボメカニズムにより、ディスク
の情報を高精度に読み取ります。
• スーパーオーディオD
採用で、より高音質の音楽再生を実現して
います。
• スーパーオーディオ
までのトラック
が可能です。本機はこのフォーマットに対
応しています。
の再生に対応しています。
CD
と現行CDのディ
CD
Aコンバーターの
/
では、最大
CD
インデックス番号の収録
/
255
曲
使用前に知っておいていただきたいこと
• スーパーオーディオCD(2チャンネルエ
リア)および
の
DIGITAL (CD) OUT COAXIAL
DIGITAL (CD) OUT OPTICAL
ちらからも音声は出力されません。
• 本機にディスクを入れた状態で電源を入れ
ても、自動的にディスクは再生されませ
ん。そのため、本機の電源コードをタイ
マーなどに接続して、タイマー再生をする
ことなどはできませんのでご注意くださ
い。
• 本機ではスーパーオーディオ
チャンネルエリアの再生はできません。
ディスク再生時、本機
DSD
CD
端子、
端子のど
のマルチ
クについて
本機では次のディスクを再生できます。
• スーパーオーディオ
リアのみ)
•
CD
•
ディスク
DSD
以下のディスクは本機では再生できません。
•
CD-ROM(MP3、JPEG
•
DVD
•
DTS-CD
•
DualDisc
など
CD-ROMやDVD
セージ「
表示されたり、再生しても音が出なかったり
します。
Cannot Play
を入れると、エラーメッ
DTS-CDとDualDisc
次ページのご注意をご覧ください。
再生時のご注意
CD
本機は、コンパクトディスク(CD)規格に準拠し
た音楽ディスクの再生を前提として、設計されてい
ます。最近、いくつかのレコード会社より著作権保
護を目的とした技術が搭載された音楽ディスクが販
売されていますが、これらの中には
していないものもあり、本機で再生できない場合が
あります。
CD-R/CD-RW
CD-R/CD-RW
は、傷や汚れ、また録音状態や録音機の特性等が原
因で、再生できないものがあります。また、すべて
の録音終了時に録音の終わりを記録するファイナラ
イズ作業をしていないディスクは再生できません。
このとき「
「
Cannot Play
再生時のご注意
ドライブで録音されたディスクに
Reading
」が表示されたままだったり、
」が表示されます。
チャンネルエ
CD(2
など)
」や「
No Disc
については、それぞれ
規格に準拠
CD
」が
4
DTS-CD
DTS
されます。出力された
タル機器でデコードして聞くことができます。
についてのご注意
信号は
DIGITAL (CD) OUT
DTS
端子からのみ出力
信号は
DTS
対応のデジ
DualDisc
DualDiscとはDVD
面とを組み合わせた新しい両面ディスクです。
なお、この音楽専用面はコンパクトディスク
(
CD
再生は保証いたしません。
DSD
DSD
より記録されたディスクのことです。
本機では個人で
DVD-RW、DVD+R、DVD+RW
ファイルを再生できます。
詳しくは
についてのご注意
規格に準拠した面と、音楽専用
)の規格には準拠していないため、本機での
ディスクについてのご注意
ディスクとは、
DVD-ROM
ページをご覧ください。
17
ファイルフォーマットに
DSF
互換のある
に記録した
DVD-R
、
DSF
5
スーパーオーディ
層**の内容は通常のCDプレーヤーでも
CD
再生できます。
オ
スーパーオーディオCDとは、現行のCDな
どに用いられている
DSD
式で記録された、新しい高音質オーディオ
ディスクの規格です。
倍にあたるサンプリング周波数で、1ビッ
64
トの量子化の採用により、現行の
かに超える広い再生帯域と可聴帯域における
十分なダイナミックレンジを確保し、原音を
より忠実に再現します。
について
CD
方式とは異なる
PCM
(ダイレクトストリームデジタル)方
方式は、CDの
DSD
をはる
CD
スーパーオーディオCDディス
クの種類
スーパーオーディオ
スクがあります。
シングルレイヤーディスク
スーパーオーディオCD層*の単層ディスク
です。
ハイブリッドディスク
スーパーオーディオCD層*とCD層**の2層
のディスクです。お聞きになりたい層を選べ
ます。片面読み出しなので、ディスクを裏返
す必要はありません。
には、2種類のディ
CD
スーパーオーディオ
*
層
CD
**
層
CD
スーパーオーディオ
*
層
CD
*
スーパーオーディオCDの高密度信号で記録さ
れた層。
**
既存のCDプレーヤーで読み取り可能な層。
スーパーオーディオCDの記録
エリア
スーパーオーディオCD層には、2種類の記
録エリアがあります。
チャンネルエリア
2
チャンネルのステレオ用トラックを記録し
2
たエリアです。
マルチチャンネルエリア
チャンネルまでのマルチチャンネルト
5.1
ラックを記録したエリアです。(本機では再
生に対応していません。)
スーパーオーディオ
リアとマルチチャンネルエリアの両方が記録
されているディスク
両方のエリアが記録されているディスクの場
合、本機では
可能です。
チャンネル
2
CD層に2
チャンネルエリアのみ再生が
2
エリア
チャンネルエ
マルチチャンネル
エリア
スーパーオー
ディオ
CD
層
6
準備する
各部のなまえとはたらき
各部のはたらきについて詳しくは、名称のあとの( )内のページをご覧ください。
この取扱説明書では、主に本体での操作のしかたを説明しています。リモコンでも、本体と同じ
表示のボタンを使って、同様に操作できます。
本体前面/後面
前面 後面
準備する
前面
A ?/1(電源)スイッチ(12ページ)
本機の電源を入切します。
B
SA-CD/CD
ハイブリッドディスクの、スーパーオー
ディオ
換えます。
C
TIME/TEXT
押すたびに、曲の再生時間やディスク全
体の残り時間、
D
DISPLAY MODE
表示を消したり、つけたりします。
E ディスクトレイ(
ディスクを置きます。
F Zボタン(
ディスクトレイを開閉します。
ボタン(17ページ)
層の再生とCD層の再生を切り
CD
ボタン(13ページ)
情報を表示します。
TEXT
ボタン(13ページ)
ページ)
12
ページ)
12
G Nボタンとランプ(
ディスクを再生します。ランプは再生中
に点灯します。
H Xボタンとランプ(
再生を一時停止します。ランプは再生一
時停止中に点灯します。
I xボタン(
再生を停止します。
J .
AMS
ページ)
(
12
回して聞きたい曲を選びます。押すと選
んだ曲の再生が開始されます。
K 表示窓(
ディスクや再生中の曲に関する情報を表
示します。
L リモコン受光部 (
リモコンからの信号を受信します。
ページ)
12
>ダイヤル(
ページ)
13
ページ)
12
ページ)
12
ページ)
8
AMS:
次のページへつづく
頭出し)
7
後面
M
DIGITAL (CD) OUT COAXIAL
(
ページ)
10
デッキなど、同軸デジタル入力端子
MD
がある機器につなぎます。
スーパーオーディオ
リア)、および
音声は出力されません。
N
DIGITAL (CD) OUT OPTICAL
ページ)
(
10
デッキなど、光デジタル入力端子が
MD
ある機器につなぎます。
スーパーオーディオ
リア)、および
音声は出力されません。
O
ANALOG OUT L/R
ステレオアンプなど、アナログ入力端子
がある機器にオーディオコードでつなぎ
ます。
DSD
DSD
チャンネルエ
CD(2
ディスク再生時には
チャンネルエ
CD(2
ディスク再生時には
端子(9ページ)
リモコン
端子
端子
1(電源)スイッチ(12ページ)
A ?
/
本機の電源を入切します。
B
REPEAT
リピート再生をします。
C
SHUFFLE
シャッフル再生をします。
D m/Mボタン(
再生中に押すと早送り
E Nボタン(
Xボタン(
xボタン(
再生、再生一時停止、再生停止をします。
F
SA-CD/CD
ハイブリッドディスクの、スーパーオー
ディオ
換えます。
G
TIME/TEXT
押すたびに、曲の再生時間やディスク全
体の残り時間、
H
DISPLAY MODE
表示を消したり、つけたりします。
I
ENTER
ダイレクト選曲を行います。
J
CLEAR
リピート再生中やシャッフル再生中に押
すと、ふつうの再生に戻ります。
K 数字ボタン(
ダイレクト選曲を行います。
L
AMS
(
12
押して聞きたい曲を選びます。
M
CONTINUE
シャッフル再生中に押すと、ふつうの再
生に戻ります。
N Zボタン(
ディスクトレイを開閉します。
ボタン(16ページ)
ボタン(16ページ)
ページ)
12
早戻しします。
/
ページ)
12
ページ)
12
ページ)
12
ボタン(17ページ)
層の再生とCD層の再生を切り
CD
ボタン(13ページ)
情報を表示します。
TEXT
ボタン(13ページ)
ボタン(15ページ)
ボタン(16ページ)
ページ)
15
./>(
ページ)
12
ボタン(16ページ)
ページ)
頭出し)ボタン
AMS:
8