4-150-867-41 (1)
取扱説明書/
HVL-F20AM
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事故になるこ
とがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示して
います。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みに
なったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
© 2009 Sony Corporation
フラッシュ/
日本語
本機は、ソニーのデジタル一眼レフカメラ(以下カメラとする)専用のフラッシュで
す。
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、誤った使いかたをす
ると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐため
に次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
故障したら使わずに、ソニーの相談窓口に修理を依頼する
万一、異常が起きたら
分解や改造をしない
火災や感電の原因となります。危険ですので、絶対に自分で分解しないで
ください。
内部の点検や修理はソニーの相談窓口にご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。この製品は防水構造には
なっていませんので、水中や雨天での使用はできません。万一、水や異物が
入ったときは、すぐにカメラ本体のスイッチを切り、本機からはずしてくだ
さい。ソニーの相談窓口にご相談ください。
雷が鳴りだしたら、使用しない
遠くで雷が鳴りだしたときは、感電を避けるため、すぐにご使用を中止して
ください。
本機を布団などでおおった状態で使わない
熱がこもって変形したり、火災の原因となることがあります。
発光部を人の目に近づけて発光させない
強力な光は目をいためる恐れがあります。
落下などで、外装ケースなどが破損したときは、絶対に露出部分に
触れない
感電の原因となることがあります。
自動車などの運転中にフラッシュを操作したり、運転者に向けてフ
ラッシュを発光させない
交通事故の原因となることがあります。
万一、使用中に高熱、焦げ臭い、煙が出るなどの異常を感じたら、す
みやかに電池を抜き、使用を中止してください
放置すると火災や火傷の原因となります。
下記の注意事項を守らないと、
火災
・
感電
により
死亡や大けが
の原因と
なります。
本機の電源を切る
電池をはずす
ソニーの相談窓口に修理を依頼する
本機が熱くなり、
変な音、におい、
煙が出たら
電池についての安全上のご注意とお願い
漏液、発熱、発火、破裂、誤飲による大けがややけど、火災などを避
けるため、下記の注意事項をお守りください。
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してか
ら本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電・事故などにより
死亡や大けがなど人身事故になることがあります。
注意を促す記号 行為を禁止する記号
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけ
がをしたり周辺の家財に損害を与えたりすることがあります。
下記の注意事項を守らないと、
けが
を
したり周辺の
家財に損害
を与えたりす
ることがあります。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所では使わない
上記のような場所で使うと、火災や感電の原因となることがあります。
ぬれた手で本機をさわらない
感電の原因となることがあります。
乳幼児の手の届かないところで使用/保管する
ケガ、感電、故障の原因になります。
安定した場所に置く
ぐらついた台の上や傾いたところなどに置いたり、不安定な状態で設置する
と、製品が落ちてけがの原因となることがあります。
発光部を皮膚や物で覆ったまま発光させない
発光のとき、発光部が大変熱くなり、火傷の恐れがあります。
カメラに取り付ける際は、本機の電源を切った状態で行う
本機の誤動作や誤発光の原因となり、強力な光で目をいためる恐れがありま
す。
行為を指示する記号
火の中に入れない。電子レンジやオーブンで加熱しない。
ショートさせたり改造、分解しない。
コインやヘアピンなどの金属類と一緒に携帯、保管しない。
火のそば、炎天下、高温になった車の中などで放置したりしない。
水・海水・牛乳・清涼飲料水・石鹸水などの液体で濡らさない。
ハンマーなどでたたいたり、踏みつけたり、投げたり、落下させるなどの強い衝撃
を与えない。
幼児の手の届かない場所に置き、口に入れないよう注意する。万一、飲み込んだ場
合は、ただちに医師に相談してください。
指定された種類の電池を使用する。
乾電池は充電しない。
電池を使い切ったとき、長期間使用しないときは、取り出しておく。
+と−の向きを正しく入れる。
古い電池と新しい電池、種類、メーカーの異なる電池は一緒に使わない。
お願い
ニッケル
水素電池
ニッケル水素電池はリサイクルできます。不要になったニッ
ケル水素電池は、金属部にセロハンテープなどの絶縁テープ
を貼ってリサイクル協力店へお持ちください。
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については
有限責任中間法人
JBRC
ホームページ
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html
を参照してください。
お使いになる前に必ずお読みください
お使いのカメラの取扱説明書もご確認ください。
本機は防じん、防滴、防水仕様ではありません
置いてはいけない場所
使用中、保管中にかかわらず、次のような場所に置かないでください。故障の原因
になります。
異常に高温になる場所
炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になり、放置すると変形した
り、故障したりすることがあります。
直射日光の当たる場所、熱器具の近く
変形したり故障したりすることがあります。
激しい振動のある場所
強力な磁気のある場所
砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所
海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからないようにして
ください。故障の原因になることがあります。
主な特長
厚さ
24mm
の薄型設計、簡単コンパクトな外付フラッシュです。
シュー稼動部で電源
ON/OFF
を切り換えます。未使用時はフラッシュを倒して電
源
OFF
にすることで、持ち運びの邪魔になりません。
発光方向をワンタッチで切り換えられる独自のバウンス機構を搭載しています。
対応レンズとの組み合わせで、背景や被写体の反射率に左右されず良好な調光が
得られる
ADI
調光も可能です。
色温度情報からホワイトバランスを自動補正します。
(DSLR-A100
を除く、ソニー
製デジタル一眼レフカメラ
)
カメラ本体の電源が
OFF
になると連動して休止になるパワーセーブを搭載してい
ます。
カメラ本体で設定することにより、赤目軽減発光が可能です。(
DSLR-A100
、
DSLR-A200、DSLR-A300、DSLR-A350、DSLR-A700
および内蔵フラッシュを
搭載しないカメラを除く、ソニー製デジタル一眼レフカメラ)
より遠くへ光が届く
[
テレポジション]を備えています。約5m(
ISO100
・m、F4)
先の被写体も明るく撮影できます。
ワイヤレスコントロール機能により、対応カメラに本機を取り付けることで、カメ
ラから離したフラッシュをワイヤレス発光制御することが可能となります。
(
光
量比制御設定はできません。
)
各部の名前
1
発光部
2 BOUNCE
スイッチ(出荷時:
BOUNCE
)
3
フラッシュ取りはずしボタン
4
オートロックフット
5 TELE
スイッチ(出荷時:スタンダードポジション)
6
電池室ふた
7 CHG
ランプ
8 POWER
ランプ
9
シュー
POWER
スイッチ
本機の状態によって、
CHG
ランプと
POWER
ランプは以下のように点灯・点滅・消
灯します。
状態
CHG
ランプ
POWER
ランプ
充電中のとき 消灯 緑色で点灯
充電が完了したとき 点灯 緑色で点灯
撮影後、適正露出が得られたとき 点滅 緑色で点灯
電池の残量が少ないとき 消灯 赤色で点灯
オーバーヒート状態のとき 消灯 赤色で点滅
カメラが
(発光禁止)モードのとき
消灯 緑色で点灯
準備する
本機に電池を入れる(イラスト)
本機に電池を入れてから、カメラに取り付けてください。
以下のいずれかの電池を使用します。
電池は同梱していません。
単
4
形アルカリ乾電池 2本
単
4
形ニッケル水素電池
(Ni-MH) 2本*
*
ニッケル水素電池は、必ず指定の充電器で完全に充電してからお使いください。
1
電池室ふたを図の方向に押して開ける
2
電池室の表示にしたがって電池を入れる
電池の向きを確認してください。
3
電池室ふたを閉める
開けるときと反対の手順に沿ってください。
ご注意
電池ふたを開閉するときは、指などをはさまないようご注意ください。けがの原因
となることがあります。
電池残量のチェック
電池残量が少なくなると、本機の
POWER
ランプが赤く点灯します。
POWER
ランプが赤く点灯したら、電池交換をおすすめします。この状態でも、
CHG
ランプがオレンジに点灯したら、通常よりも発光までの充電に時間がかかり
ますが、発光可能です。
本機のシュー
POWER
スイッチ[ON]にしても、
CHG
ランプと
POWER
ランプが
ともに点灯しないときは、電池の向きを確認してください。それでも点灯しない
ときは新しい電池に交換してください。
POWER
ランプが点灯後すぐに消えるときは、新しい電池に交換してください。
カメラに本機を取り付け、電源を入れる(イラスト)
1
本機のシュー
POWER
スイッチが[
OFF
]になっていることを確認する
電源が[
ON
]になっていたら、[
OFF
]にしてください。
(本機の電源の入れかた、切りかたについては、手順
5
をご覧ください。)
2
カメラの内蔵フラッシュが下がっていることを確認する
カメラの内蔵フラッシュが上がっていたら、下げてください。(内蔵フラッシュ
搭載カメラの場合)
3
本機のオートロックフットをカメラのアクセサリーシューに矢印の方向に止ま
るまでしっかり差し込む
本機をカメラに取り付けると、自動的にロックされます。
取りはずすときは、フラッシュ取りはずしボタンを押しながら、取り付ける際と
逆の方向に引いて取りはずしてください。(イラスト
-3-
)
4
カメラの電源を入れる
5
本機の電源を入れる
本機を起こすと電源が入り、
POWER
ランプが点灯します。
カチッと音がするまで確実に持ち上げてください。
電源を切るには、本機をレンズ側に倒します。(イラスト
-5-
)
パワーセーブ
カメラがパワーセーブになったあと、カメラまたは本機を1分以上操作しないでい
ると、節電のため自動的に電源が切れ、本機の
POWER
ランプおよび
CHG
ランプが
消灯します。
また、カメラの
POWER
スイッチを[
OFF
]にすると、連動して本機もパワーセーブに
なります。(
DSLR-A100
を除くソニー製デジタル一眼レフカメラをご使用の場合)
解除する場合は、本機電源を入れ直すか、カメラの操作を行ってください。
撮影する
1
カメラと本機の電源が入っていることを確認する
2
カメラの撮影モードを希望のモードに設定する
カメラのモード設定については、お使いのカメラの取扱説明書をご覧ください。
カメラのモードをシャッタースピード優先フラッシュ撮影(
S
)やマニュアル
モードフラッシュ撮影(
M
)に設定した場合、フラッシュ同調速度*より速い
シャッタースピードは選択できません。
*
フラッシュ同調速度
一般的にフラッシュ撮影時には、これ以上の速度で撮影できないという限界
のシャッタースピード(フラッシュ同調速度)があります。
3
本機の充電が完了したら、シャッターボタンを押して撮影する
本機の
CHG
ランプがオレンジに点灯したら充電完了です。
撮影後、適正露出が得られた時には、本機の
CHG
ランプがオレンジに点滅しま
す。
ご注意
充電が完了する前に撮影すると、必要な明るさが得られないことがあります。(露
光アンダー)
セルフタイマーでフラッシュ撮影を行うときは、充電完了を確認してからシャッ
ターボタンを押し込んでください。
カメラが自動発光に設定されている場合は、発光しないことがあります。
オーバーヒート
オーバーヒートとは、連続発光および高温環境下での使用時、本機の温度が上昇す
ると自動的に発光動作が停止する機能です。
オーバーヒートを検出すると、
POWER
ランプが1秒間隔で、赤色に点滅します。
温度が低下するまで、発光動作が停止します。
オーバーヒート状態になった場合、本機の温度を下げるため、
10
分間ご使用を休
止してください。
BOUNCE
スイッチ
被写体のすぐ後ろに壁があるときに本機を直射発光させると、壁に強い影ができて
しまいます。(イラスト
-
)
このようなとき、天井がある屋内では、
BOUNCE
スイッチを
[BOUNCE]
に切り換え
ると、天井にフラッシュ光が反射し被写体を照射するため、柔らかい光で照らした
写真を撮ることができます。(イラスト
-
)
また屋外では、
BOUNCE
スイッチを
[DIRECT]
へ切り換えることにより、内蔵フラッ
シュでは光が届かなかった被写体を明るく撮影することができます。
BOUNCE
:フラッシュ発光部 上
75
°(バウンス)
DIRECT
:フラッシュ発光部 0 °(直射)
BOUNCE
スイッチをスライドさせて切り換える(イラスト-1)
ご注意
バウンスの切り換えは、本機の
BOUNCE
スイッチの印(A)が希望のポジシ
ョンのマークの隣にくるようにしっかりスライドさせ、確実に切り換えて
ください。
フラッシュ光を反射させる面(天井や壁)は、白に近いものをおすすめしま
す。反射面が白以外のときは、反射したフラッシュ光が反射させる面の色の
影響を受けることがあります。また、フラッシュ光を反射させる面は、高い
天井やガラスなどはおすすめできません。
[
BOUNCE
]設定時は、調光距離範囲が狭くなります。露光アンダー(撮影
結果が暗い)場合には、被写体に近づくか、
ISO
感度を上げたり、絞りを開放
側に設定するなどお試しください。
TELE
スイッチ
屋外で撮影する際、カメラから被写体までの距離が遠く、フラッシュ発光が被写体
まで届かないとき(調光距離範囲外のとき)、本機の
TELE
スイッチを[テレポジショ
ン]に切り換える(イラスト)ことで、さらに遠くへ光を届かせることができます。
ご注意
通常は[スタンダードポジション]でご使用ください。
ズームの切り換えは、本機の
TELE
スイッチの印(B)が希望のポジションの位置に
来るようにしっかり回して、確実に切り換えてください。
各ポジションより広角のレンズを使用すると、画面周辺が暗くなることがありま
す。各ポジションの仕様については、本取扱説明書内「ズーム仕様」をご確認くだ
さい。
TELE
スイッチは
BOUNCE
スイッチが[
DIRECT
]のときのみ有効です。
内蔵フラッシュで
AF
補助光するカメラに取り付けてご使用になる場合、夜景など
での撮影では
AF
精度が極端に落ちることがあります。
ワイヤレスコントロール機能
対応カメラに本機を取り付けることにより、本機をコントローラーとして、カメラ
から離して設置するフラッシュをオフカメラフラッシュとして、ワイヤレス撮影が
できます。
本書では、カメラに取り付けるフラッシュをコントローラー、カメラから離して使
用するフラッシュをオフカメラフラッシュと呼んでいます。オフカメラフラッシュ
は、リモートフラッシュと呼ばれることもあります。
1
本機をカメラに取り付け、カメラ、本機、オフカメラフラッシュの電源を[ON]
にする
2
カメラ、オフカメラフラッシュのモード設定をする
カメラ側:
[ワイヤレス]に設定する。
詳しい操作方法はカメラの取扱説明書をご覧ください。
オフカメラフラッシュ側:
お使いになるフラッシュの設定を[ワイヤレスリモートモード]に設定し、ワイ
ヤレスチャンネル設定を[
CH1
]にします。詳しい操作方法は、お使いのフラッ
シュの取扱説明書をご覧ください。
3
カメラとオフカメラフラッシュを設置する
設置方法は、オフカメラフラッシュとしてお使いになるフラッシュの取扱説明
書をご覧ください。
4
オフカメラフラッシュと本機の充電完了を確認する。
5
テスト発光を行い、オフカメラフラッシュの発光を確認する
テスト発光の方法は、カメラによって異なります。詳しくはお使いのカメラ
の取扱説明書をご覧ください。
オフカメラフラッシュが発光しない場合は、カメラ、オフカメラフラッシュ、
被写体の設置場所変えて、再度確認してください。
6
オフカメラフラッシュと本機の充電完了を確認し、カメラのシャッターボタン
を押し込んで撮影する
ご注意
本機はオフカメラフラッシュとしてはご使用できません。
光量比制御設定(
RATIO
)はできません。
WB
自動補正機能
ソニー製デジタル一眼レフカメラ(
DSLR-A100
を除く)とご使用いただくことに
よって、フラッシュ発光時の色温度情報からホワイトバランスを自動補正します。
カメラとのクリップオン接続で
TTL
フラッシュ撮影時に機能します。
お手入れのしかた
本機をカメラから取りはずし、柔らかい布でから拭きしてください。砂がついたと
きは、こすると傷を付けますので、ブロアーで軽く吹き飛ばしてください。汚れが
ひどいときは、中性洗剤溶液を少し含ませた布で拭いてから、もう一度から拭きし
てください。シンナー、ベンジン、アルコールなどは表面の仕上げを傷めますので
使わないでください。
互換性について
下記
URL
より、本機とデジタル一眼レフカメラの互換情報をご覧いただけます。
http://www.sony.co.jp/DSLR/support/
使用上のご注意
撮影上の注意
本機は強い光が出ますので、人物の目の前で発光させないでください。
本機と電池の過熱と劣化を防ぐため、連続発光を
20
回以上行わないでください。
制限回数まで連続発光した場合は、
10
分以上休止して自然冷却してください。
カメラ取り付け時、本機を持って持ち運ばないでください。持ち運びの際は、必ず
カメラ本体をお持ちください。
シュー
POWER
スイッチを動作するときは、回転部分に指などをはさまないよう
ご注意ください。けがの原因となることがあります。
電池について
アルカリ乾電池は、温度や保管のしかたによっては、電池残量が実際の残量よりも
低く表示部に表示されることがあります。このような場合でも、本機をしばらく
使用すると電池残量が回復します。
ニッケル水素電池は、電池残量が残り少なくなると急激に性能が低下します。
POWER
ランプが赤く点灯し、すぐに使用不可能になることもあります。
電池の製造後の経過期間により、新しい電池でも本機の発光間隔および発光回数
が性能表と異なることがあります。
電池交換の場合は、電源を切り、数分待ってから取り出してください。電池によっ
ては、発熱する場合があります。取り出す際はご注意ください。
長期間ご使用にならないときは、電池を取りはずして保管してください。
使用温度について
本機の使用温度範囲は0℃〜40℃です。
直射日光下の車内など極度の高温下や、湿度の高いところに本機を放置しないで
ください。
急激な温度変化を与えると内部に水滴を生じる危険性があります。スキー場のよ
うな寒い屋外から温かい室内に持ち込む場合は、屋外でビニール袋に入れ、袋の中
の空気を絞り出して密閉します。その後室内に持ち込み、周囲の温度になじませ
てから取り出してください。
電池の性能は低温になるほど低下します。低温下では、新しい電池を使う、保温し
た予備の電池を用意して暖めながら交互に使う、などの点に留意してご使用くだ
さい。また低温下では、電池の残量が残っていても一時的に
POWER
ランプが赤
く点灯することがあります。なお低温のために性能が低下した電池でも、常温に
戻せば性能は回復し再び使えるようになります。
本機は防水性能は備えていません。海辺等で使用されるときは、水や砂がかから
ないよう注意してください。水、砂、ホコリ、塩分等が残っていると故障の原因に
なります。
保証書とアフターサービス
保証書は国内に限られています
付属している保証書は、国内仕様です。外国で万一、故障、不具合が生じた場合の現
地でのアフターサービスおよびその費用については、ご容赦ください。
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お買い上げ店でお
受け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してください。
保証期間は、お買い上げ日より
1
年間です。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合が悪いときは
ソニーの相談窓口にご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。
詳しくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有償修理させていただきま
す。
部品の保有期間について
当社では本機の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造
打ち切り後最低
7
年間保有しています。ただし、故障の状況その他の事情により、修
理に代えて製品交換をする場合がありますのでご了承ください。
保有期間が経過したあとも、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、
ソニーの相談窓口にご相談ください。
ご相談になるときは、次のことをお知らせください。
品名:
HVL-F20AM
故障の状態:できるだけ詳しく
購入年月日
ご使用の電池のメーカー名、型名
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電・破裂などにより
死亡や大けがなどの人身事故が生じます。
発光間隔/発光回数
アルカリ ニッケル水素電池(
930 mAH
)
発光間隔(秒) 約
0.1〜5
約
0.1〜4
発光回数(回) 約90以上 約
150
以上
発光回数とは、新しい電池で電池消耗までに発光できる回数を表します。
調光方式 プリ発光による光量制御、
TTL
ダイレクト調光
外形寸法 約
62×94.6×24 mm (幅/高さ/
奥行き)
質量 約
98
g(電池含まず)
推奨電池 単
4
形アルカリ乾電池
単4形ニッケル水素電池
同梱物 フラッシュ
(1
)、ケース(1)、印刷物一式
取扱説明書に記載の機能は当社試験条件によります。
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承
ください。
はソニー株式会社の商標です。
主な仕様
ズーム仕様
スタンダードポジション:
APS-C
画角時
焦点距離
18 mm
相当
35 mm
判画角時 焦点距離
27 mm
相当
テレポジション:
APS-C
画角時
焦点距離
35 mm
相当
35 mm
判画角時 焦点距離
50 mm
相当
調光距離範囲
ガイドナンバー
スタンダードポジション:
14
テレポジション:
20
*ISO100
スタンダードポジション
絞り値
(F) ISO100 ISO200 ISO400 ISO800
2.8 1-5 1-7 1-10 1-14
4 1-3.5 1-5 1-7 1-10
5.6 1-2.5 1-3.5 1-5 1-7
8 1-1.5 1-2.5 1-3.5 1-5
*
バウンスは[
DIRECT]時
(単位:m)
テレポジション
絞り値
(F) ISO100 ISO200 ISO400 ISO800
2.8 1-7 1-10 1-14 1-20
4 1-5 1-7 1-10 1-14
5.6 1-3.5 1-5 1-7 1-10
8 1-2.5 1-3.5 1-5 1-7
*
バウンスは[
DIRECT]時
(単位:m)
1
2
1
3
5
1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
BOUNCE
DIRECT
スタンダードポジション
テレポジション
A
A
B
B
Printed in China