安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、ま
ちがった使いかたをすると、感電などにより人身事故になること
があり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りくださ
い。
●安全のための注意事項を守る
●故障したら使わずに、ソニーの相談窓口に相談する
●万一、異常が起きたら
1 フラッシュの電源を切
フラッシュが熱くなる
変なにおい、煙が出た場合は
b
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容を
よく理解してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災・感電・事故な
どにより死亡や大けがなど人身事故になることがありま
す。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故
によりけがをしたり周辺の家財に損害を与えたりするこ
とがあります。
注意を促す記号 行為を禁止する記号
下記の注意を守らないと、
の原因となります。
分解しない
内部には電圧の高い部分があり、分解したり
すると感電の原因となります。
内部の点検や部品の交換はソニーの相談窓口
にご相談ください。
発光部を人の目に近づけて発光させ
ない
強力な光は目を痛める恐れがあります。
発光部を皮膚や物で覆ったまま発光
させない
火災ややけどの恐れがあります。
落下などで、外装ケースなどが破損
したときは、絶対に露出部分に触れ
ない
感電の原因となることがあります。
自動車などの運転中にストロボを操
作したり、運転者に向けてストロボ
を発光させない
交通事故の原因となることがあります。
る。
2 ソニーの相談窓口に相
談する。
感電
により
大けが
電池についての安全上のご注意
漏液、発熱、発火、破裂などを避けるため、下記のことを必ずお守りくだ
さい。
火の中に入れない。ショートさせたり、分解、加熱しな
•
い。
乾電池は充電しない。
•
指定された種類の電池を使用する。
•
古い電池と新しい電池、種類、メーカーの異なる電池は
•
一緒に使わないでください。
3と#の向きを正しく入れる。
•
電池を使い切ったとき、長期間使用しないときは、取り
•
出しておく。
もし電池の液が漏れたときは、電池ケース内の漏れた液をよくふ
きとってから、新しい電池を入れてください。万一、液が身体や
衣服についたときは、水でよく洗い流してください。
主な仕様
ガイドナンバー28相当
推奨距離
発光回数
外形寸法 約68×95×
質量 約
付属品 シューアダプター(1個)
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますが、
ご了承ください。
1〜8 m
200
回以上(
20 ゜C
にて)
92 mm
(最大突起部は含まず
190 g
ポーチ(1個)
印刷物一式
(幅/高さ/奥行き)
)
保証書とアフターサービス
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際お買い上
•
げ店でお受け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保存してくだ
•
さい。
保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
•
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときは
ソニーの相談窓口にご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。
くわしくは保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させていただ
きます。
部品の保有期間について
当社ではフラッシュの補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な
部品)を、製造打ち切り後最低8年間保有しています。この部品保有期間を
修理可能の期間とさせていただきます。保有期間が経過したあとも、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、ソニーの相談窓口にご相談く
ださい。
ご相談になるときは、次のことをお知らせください。
品名:
•
•
•
HVL-F1000
故障の状態:できるだけ詳しく
購入年月日
使用上のご注意
本機はハンディカムにはご使用できません。
•
•POWER
あります。
温度の低い場所で使用する場合は、常温時(20℃)に比べて発光回数が
•
減少したり、充電時間が長くなるなど電池の性能が低下しますので、予
備の新しい電池を準備されることをおすすめします。ただし、低温のた
め性能の低下した電池でも常温にもどれば性能は回復します。
•40
さい。高温になると内部構造に悪影響があります。(特に夏季の自動車内
での置き忘れにご注意ください。)
スイッチの
℃以上になるような高温の場所に放置したり保管したりしないでくだ
ON,OFF
を連続して行った場合、誤発光する場合が
故障かな?と思ったら
修理にお出しになる前に、もう一度点検してください。それでも正常に動
作しないときは、ソニーの相談窓口にご相談ください。
こんなときは つぎのようにしてください。
発光しない
本機から出ているケーブルが、デジタルスチ
•
ルカメラの
端子に確実につながっているか確認してくださ
い。
本機の
•
•
POWER
か確認してください。
デジタルスチルカメラにフロッピーまたは
メモリースティックが入っているか確認
してください。
• READY
い場合は、本取扱説明書の
ついてもう一度参照してください。
被写体が明るい場合でデジタルスチルカメラ
•
のフラッシュ表示が
び赤目軽減のときは発光しません。被写体が明
るい場合で発光させたいときは、デジタルスチ
ルカメラのフラッシュボタンを押して強制発光
にしてください。
端子または
ACC
スイッチがONになっている
ランプがオレンジ色に点灯していな
AUTO
(フラッシュ)
READY
(表示無し)およ
ランプに
お手入れ
フラッシュをデジタルスチルカメラから取りはずし、柔らかい布でからぶ
きしてください。汚れがひどいときは、中性洗剤溶液を少し含ませた布で
ふいてから、もう一度からぶきしてください。シンナー、ベンジン、アル
コールなどは表面の仕上げを傷めますので使わないでください。
各部のなまえ
端子
ワイドパネル
発光部
調光センサー
ケーブル
ACC
電池蓋
READY
ノブ
POWER
ランプ
スイッチ
3-868-194-06 (1)
フラッシュ
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取
り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、
製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見
られるところに必ず保管してください。
HVL-F1000
Sony Corporation © 2002 Printed in Japan
特長
本機はソニー製の
カメラ専用です。
暗い場所や、逆光状態でデジタルスチルカメラの撮影をお楽しみいただ
けます。自動調光機能つきです。
端子または (フラッシュ)端子付きデジタルスチル
ACC
電池の入れかた
電池はソニー製単3アルカリ電池4本をご使用ください。それ以外では正
常に動作しないことがあります。
電池蓋を開ける。
1
電池4本を電池ケース内の表示にしたがって正し
2
く入れる。
ケーブルをつなぐ
2
1本機から出ているケーブルをデジタルス
チルカメラの
シュ)端子につなぎます。
端子または (フラッ
ACC
充電が開始し、
•
ボタンがオレンジ色の点滅になります。充電には10秒以上かかりま
す。
発光可能になると、
•
FLASH
電池が消耗すると充電時間が長くなります。充電開始から約40秒ま
•
でに発光可能にならない場合、赤色の点滅になります。電池を新し
いものに交換してください。
デジタルスチルカメラを被写体に向け、フォーカ
5
READY
ボタンがオレンジ色の点灯に変わります。
ランプとデジタルスチルカメラの
READY
ランプとデジタルスチルカメラの
スを合わせる。
FLASH
バウンス撮影
被写体の背後に壁などがあるときに、発光部を白い天井や壁に向けて発
光し、反射光によって被写体を照明します。反射光が広い範囲に回り込
んで被写体を照らすので、被写体や壁に出る影をおさえたソフトな画像
にすることができます。
バウンスあり バウンスなし
電池蓋を閉じる。
3
1
ご注意
電池は必ず4本とも同じ種類のものをご使用ください。
•
電池の3#は必ず確認して入れてください。誤った入れかたをすると、
•
液漏れや破裂の原因となります。
+
–
–
+
–
+
+
–
2
3
取り付けかた
フラッシュを、デジタルスチルカメラのアクセサ
1
リーシューに取り付ける。
発光部
1ノブを矢印の方向
2アクセサリーシュー
発光部を前にして
アクセサリー
シューにしっかり
と差し込みます。
3ノブを矢印の方向に回して、
締めます。
アクセサリーシューのないデジタルスチルカメラをお持ちの方
は、付属のシューアダプターをご使用ください。デジタルスチル
カメラの三脚用ネジ穴にシューアダプターを取り付けます。
1矢印の方向に回して、締めます。
2アクセサリーシュー
発光部を前にして、アクセサリーシューにしっか
りと差し込みます。
アクセサリーシューは回転可能です。フラッシュ
を持ち、希望する方向へ向けてください。
に回して、ゆるめ
ます。
3ノブを矢印の方向に
回して、締めます。
2ケーブルをツメの間に
差し込んで固定します。
使いかた
この説明書は、アクセサリーシュー付きデジタルスチルカメラを例に説明
しています。おのおののデジタルスチルカメラの操作について、詳しくは
お手持ちのデジタルスチルカメラの取扱説明書をご覧ください。
デジタルスチルカメラの
1
にずらして「
デジタルスチルカメラの
2
イッチを「
(本機は
3
PLAY/MOVIE
デジタルスチルカメラのフラッシュボタンを押し
」にする。
ON
STILL
」にする。
モードでは動作しません。)
POWER
PLAY/STILL/MOVIE
てフラッシュ表示を出す。
表示はボタンを押すたびに次の順で変わります。
(表示無し)→赤目軽減 →強制発光 →発光禁止
AUTO
フラッシュの
4
本機とデジタルスチルカメラの内蔵フラッシュは同時に使用すること
ができません。
POWER
スイッチを「ON」にする。
スイッチを右側
POWER
PLAY
STILL
MOVIE
READY
ス
ランプ
デジタルスチルカメラのシャッターボタンを軽く
6
押して、画像を確認する。シャッターボタンをさ
らに押し込む。
フラッシュがシャッターボタンに連動して発光します。
シャッターボタンを離すと、フラッシュは再び充電を始めます。
発光部の回転角度
発光部は下方5˚から、上方90˚まで回転します。下方5˚、0˚、上方45˚、
•
60˚、75˚、90
˚は、撮影距離が2m以内のときに、被写体の下側にフラッシュ光
•下方5
が充分に回るようにするとき使用します。
ご注意
本機の推奨距離は約1〜8mです。(無段階自動調光式)
•
撮影時、本機の調光センサーを指などでかくさないでください。被写体
•
との距離がわからなくなり、光量を調節できなくなります。
READY
オレンジ色の点滅の場合
•
充電中です。発光できません。
オレンジ色の点灯の場合
•
発光します。(デジタルスチルカメラが発光禁止モード、赤目軽減モード
またはオートモードで被写体が明るい場合は発光しません。)
赤色の早い点滅の場合
•
電池が消耗しています。
新しい電池と交換してください。(長い間お使いにならなかった場
–
合、最初の充電時間が長くなります。その場合はもう一度
イッチをONにしてください。)
赤色の遅い点滅の場合
•
デジタルスチルカメラとの通信異常です。
ケーブルを抜き差ししてください。
–
• READY
ケーブルが
せん。
正しくつないでください。
–
デジタルスチルカメラの
ドになっていません。
–STILL
˚のクリック位置でご使用ください。
90˚
75˚
60˚
45˚
0˚
5˚
ランプについて
ランプがつかない場合(
端子または (フラッシュ)端子に正しくつながれていま
ACC
モードにしてください。
POWER
PLAY/STILL/MOVIE
調光センサー
スイッチON)
スイッチが
POWER
STILL
モー
反射面での入射角と反射角が等しくなるように発
1
光部の角度を決める。
撮影距離は、発光部から反射面と、反射面から被写体までの合計
距離になります。
入射角
デジタルスチルカメラのシャッターボタンを押す。
2
ご注意
バウンス角度が小さいと、反射光に加え、直接光が被写体に当たり照
•
明ムラの原因となります。
反射面は白に近く、反射率の高いものを選んでください。反射面が白
•
以外のときは正しい発色が得られません。また、反射率が低いと有効
距離が短くなります。
反射角
ワイドパネルのセット方法
ワイドコンバージョンレンズをご使用の場合、ワイドパネルをお使いく
ださい。ワイドパネルはフラッシュの照射角度を広くします。(ワイドパ
ネルをセットすると最大光量が低下します。)
ワイドパネルをゆっくり
1
引き出す。
発光部側に倒し、カチッ
2
と音がするまで軽く押す。
ワイドパネルを戻すには、逆の手順で行います。
ワイドパネルが本機からはずれてし
ス
まった時の復帰方法
ワイドパネル凸凹面を上にして回転軸を穴に差し
1
こむ。
ワイドパネルを押しこむ。
2
凸凹面