SANYO VCC-D410 User Manual

取扱説明書
レンズプラグの形状が異なる場合
カラー CCD カメラ
品番
VCC-D410
ご使用前に本書、および別冊「安全上のご注意」をよくお読みの うえ、正しくお使いください。また、後々のため「保証書」とと もに大切に保管してください。
本機はNTSCカラーテレビジョン方式に準じて設計されていますので、 放送方式の異なるモニターテレビやビデオなどには接続できません。
外形寸法図
25.8mm
1.4mm
16mm
11m m
99mm
108mm
28mm
45mm
56mm
ビデオ出力端子(VIDEO OUT:BNC接栓)
モニターテレビや録画用機器などのビデオ入力端子(VIDEO IN)と接続します。
電源入力端子(AC24V/DC12V)、アース(GND)端子 電源ランプ(POWER)
本機の電源を入れると、電源ランプが点灯します。
カメラ調整・設定部
調整を行うときは、カバーをはずしてください。
レンズアイリス出力端子
別売の自動絞り式レンズのレンズアイリスプラグを接続します。 プラグが異なる場合は、「レンズプラグの形状が異なる場合」を参照してください。
フランジバック固定ネジ(LOCK)
フランジバック調整ダイヤルの固定ネジです。
フランジバック調整ダイヤル
レンズ取り付け後、ピントがずれているときに調整します。
取付けネジ孔(1/4"-20 UNC) カメラ取付けブラケット レンズキャップ
レンズの取り付け
別売のDCタイプの自動絞りレンズをおすすめします。
1 レンズキャップをはずす 2 レンズを取り付ける
本機にレンズをゆっくり回して 取り付ける。
3 レンズプラグを接続する
プラグの仕様や形状が異なる場合 は、付属のレンズアイリスプラグに 付け替える。
3
CSマウント方式
Cマウントのレンズを使用する場合は、 Cマウント変換リングをレンズに取 り付けた後、レンズをカメラに取り 付けてください。
マウントネジ部の長さ(図中のL)が
5mm以内のレンズを使用してくだ さい。5mmを越えるとカメラ内部の 破損や、正常に取り付けられないこ とがあります。
図のように付属のレンズアイリスプラグに配線し直してください。
制動コイル(-) 制動コイル(+)
1
駆動コイル(+) 駆動コイル(-)
1 レンズケーブルの加工
2
カット位置
8mm
6mm
2 レンズプラグへの配線
レンズケーブルをピン先にハンダ付けした後、レンズアイリスプラグに カバーを取り付ける。
L
この取扱説明書は、古紙配合率100%、白色度70%の再生紙を使用しています。
1AC6P1P2757-­L5AF2/JP (1103TR-SY)
仕様
テレビジョン方式 :NTSCカラーテレビジョン方式準拠 走査方式 :走査線数:525本、2:1インターレス 撮像素子 :1/4 インチ インターライン転送方式CCD 有効画素数(ピクセル) :510(水平)×492(垂直) 同期方式 :内部同期 解像度 :水平:350TV本、垂直:350TV本 ビデオ出力端子 映像S/N 比 :48 dB以上 オートアイリスレンズ出力 :DC出力(DCレベル可変)、4ピン端子 レンズマウント :CSマウント フランジバック :12.5mm(調整範囲±0.5mm) 最低被写体照度 :ゲインコントロール手動切り換え   NORM:約0.9ルックス(F1.2レンズ)   HI :約0.3ルックス(F1.2レンズ) 逆光補正機能 :入(ON)/切(OFF)
フリッカーレス機能 :入(ON:1/100秒電子シャッター対応)/切(OFF) ホワイトバランス :自動(ATW)/ 手動(MANU)、赤/青 調整可 アイリス設定 :電子アイリス(EI)/ オートアイリス(AI) 使用条件(結露なし) :温度:-10℃~50℃、湿度:90%RH 以下 保存条件 :温度:-20℃~60℃、湿度:70%RH 以下 電源 :AC24V(50/60Hz)/DC12~15V 消費電力 :約2.8W 質量 :約280 g 付属品 :レンズアイリス4ピンプラグ/ カバー (各1個)
外観および仕様は、お断りなしに変更する場合がありますのでご了承ください。
(VIDEO OUT):1.0 V(p- p)/75 Ω、BNC接栓
多分割評価測光 中央重点測光
BNCプラグ/チューブ(各2個)
困った状態になったとき
修理を依頼される前にもう一度、次の項目にしたがって点検して ください。 それでも正常に動作しないときは、お買い上げ販売店または、工 事店に設定調整をご依頼ください。
こんなとき 点検するところ
同軸ケーブルは確実に接続されています
か?
照明は適正ですか? カメラ調整・設定部にあるレンズのアイ
画像が出 ない
画像が はっきり しない
カメラ
カメラ
モニターテレビ 正しく調整されていますか?
リス調整(LEVELボリューム)は正しく 調整されていますか?
逆光補正(BLC スイッチ)は正しく設定
されていますか?
レンズキャップははずしていますか? 電源は入っていますか? 電源・電圧は正常ですか?
レンズのピントは合っていますか? フランジバック調整ダイヤルの位置は
合っていますか?
レンズが汚れていませんか?
レンズにほこりや指紋が付くと映りが悪 くなります。市販のレンズクリーニング ペーパーとクリーニング液を使用し、軽 くふき取ってください。
アフターサービスについて
この商品は保証書を別途添付しております。保証書は販売店または工事店 でお渡しいたします。所定事項の記入および記載内容を確認いただき、大 切に保管してください。
保証期間はお買い上げ日から1年間です。
保証書の記載内容により、お買い上げ販売店(工事店)が修理いたしま
す。その他の詳細は保証書をご覧ください。
保証期間経過後の修理については、販売店(工事店)にご相談ください。
修理によって機能が維持できる場合は、お客様のご要望により有料修理 いたします。
本機が故障した場合の営業損失は保証対象外となります。 当社は、本機の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部
品)を製造打ち切り後、8年保有しています。また、販売店(工事店) からの注文により、補修用性能部品を販売店(工事店)に供給します。
保証期間中の修理などアフターサービスについてご不明の場合は、お買
い上げ販売店(工事店)にお問い合わせください。
修理を依頼されるときは
必ず電源を切ってから下記の事項をお買い 上げの販売店(工事店)にご連絡ください。
三洋コンシューママーケティング株式会社
修理相談窓口
修理や部品に関するご相談は、お買い上げ販売店、または下記電話番号にお問い 合わせください。修理相談窓口の名称・電話番号は変更することがあります。
◆東日本コールセンター 東京 (03)5302-3401
◆西日本コールセンター 大阪 (06)4250-8400
関東・首都圏及び近畿地区以外にお住まいのお客様は、下記の電話をご利用いた だけます。
◆東日本コールセンターへの転送電話番号
北海道地区 札幌 (011)833- 7888 東北地区 仙台 (022)382- 2213 長野地区 長野 (0263)26-1772 新潟地区 新潟 (025)285- 2451 福島地区 福島 (024)945- 6811
◆西日本コールセンターへの転送電話番号
北陸地区 金沢 (076)237- 6650 東海地区 名古屋 (052)459-3456 中国地区 広島 (082)293- 9333 四国地区 高松 (087)844- 8321 九州地区 福岡 (092)922- 6111
◆沖縄地区 沖縄 (098)944-5018   受付時間 月曜日~土曜日(
受付時間 月曜日~金曜日 9:00~18:30
土曜日・日曜日・祝日 9:00~17:30
9:00~12:00、13:00~ 17:30
日曜日、祝日、および当社の休日を除く
お客さまメモ
お買い上げの際に記入してください。お問い合わせなどのときに便利です。
お買い上げ年月日 年   月   日 お買い上げ店名 電話番号 (       )      ―
三洋マルチメディアセールス株式会社
 ビジネス東日本営業部 CCTV東日本営業所  〒113-0033 東京都文京区本郷3-22-5 東京(03)5803-0340  CCTV事業推進部  〒574-8534 大阪府大東市三洋町1-1 大東(072)870-6133
三洋電機株式会社
 コンシューマ企業グループ  DIソリューションズカンパニー CCTVソリューションビジネスユニット  〒574-8534 大阪府大東市三洋町1-1 大東(072)870-6277
接続・設置
GNDAC24V
V
GNDAC24V
V
基本接続
モニターテレビ
※一般に市販されているテレビをモニターとして
VIDEO IN VIDEO OUT
ご使用になる場合は、ピンジャックをご使用ください。
カメラの設置
ブラケットネジ
(M3×6)
調整・設定
カメラの調整・設定
スイッチの設定は工場出荷時の設定です。
123 4 5 6 R B 7
BNCプラグの加工
網線
心線
締付けリング
丸孔 心線固定ネジ
7mm 8mm
応用例:監視しながら映像を録画する
モニターテレビ
詳しくは接続する機器の取扱説明書をご覧ください。
録画用機器など
基本接続
各機器間を上図のようにBNCプラグ(付属)と同軸ケーブル(別売) を加工して接続します。 接続するケーブルは、下記の同軸ケーブル(別売)を使用してくだ さい。
種類:5C-2V 長さ:約500m以内
使用するケーブルが上記と異なると、映像や同期信号が減衰して正しく伝 送されません。
接続する機器間が短い場合(2~3m)は、3C-2V同軸ケーブルを使用する
こともできます。ただし、配管や空中配線には使用しないでください。
電源の接続
z AC24V電源に接続する場合(図1参照)
3本のケーブルを接続してください。
アース(GND)端子に必ずアースを接続してください。 使用するケーブルサイズは、必ず18AWGまたはそれ以上をご使用く
ださい。
z DC12V電源に接続する場合(図2参照)
必ずケーブルの極性(+/-)を確認してください。使用する線の長さ や太さによる電圧降下が生じますので、配線距離が長くなる場合 は電源入力端子の電圧が動作範囲であることを確認してから使用 するケーブルを決めてください。
本体ネジ(M3×4)
電源の接続
AC24Vタイプ
DC12
図1
DC12Vタイプ
DC12
図2
カメラの設置
z カメラ取付けブラケット
設置場所に応じて上図のように付け替えることもできます。設計 上、必ず取りはずしたネジを使用してください。
別売のカメラ取付台は、カメラや取付台の総重量を考慮して、長年の設
置に耐える場所を選んでしっかり固定してください。
フランジバックの調整
通常は調整する必要はありませんが、ズームレンズを使用して望 遠側でピントがずれるときは、以下の手順で調整を行ってくださ い。
1 フランジバック固定ネジを
ゆるめる
2 望遠にして、レンズのフォー
カスリングでピントを合わせ る
3 広角にして、フランジバック
調整ダイヤルでピントを合わ せる
4 広角から望遠(手順2、3を数
回繰り返す)にしたときに、ピ ントのずれがないかを確認し て、フランジバック固定ネジ を締めつける
BLC
HI ONCENT
EI MULTI MANU
NORM
AI
OFF
ATW
FL
OFF
RBWB LEVEL
本機は、別売のDCタイプ自動絞り式レンズを装着して、そのまま設置できるよう出荷時に調整済みです。 使用条件や設置場所および使用レンズにより、必要であれば調整・設定を行ってください。 うまく調整できない場合は、お買い上げの販売店(工事店)にご相談ください。
アイリス
EI(電子アイリス)
 AI(オートアイリス)
手動または固定絞り式レンズを使用する場合の設定 ※レンズの絞りは、開放(最小F値)にする。
自動絞り式レンズを使用する場合に選択する。
ゲインコントロール:感 度 設 定
ホワイトバランス
色のバランスを調整します。
ホワイトバランスを手動で微調整する。
MANU
 ATW ホワイトバランスを自動調整する。
R
RED ボリューム:右回しで赤色が強くなる。 BLUE ボリューム:右回しで青色が強くなる。
B
撮影場所が暗い場合に設定してください。
HI 感度を増幅し、暗い場所でも映るようにする。  NORM 感度の増幅設定はできません。
逆光補正(BLC)
測光領域( )を設定し、被写体が逆光時でも、見やすくなるよう に自動補正をします。
出荷時(標準モード)のスイッチ位置は両方ともOFFの設定です。 スイッチを両方とも“ON”の状態では使用しないでください。正しく補正
されません。
ちらつき補正(FL)
画像のちらつきを補正します。
関東地方(電源周波数50Hz)などでの蛍光灯照明下に本機を 設置した場合にちらつきを補正します。
ON
手動絞り式レンズを使用した場合、アイリススイッチが
"EI"のときは、ちらつき補正は働きません。
 OFF ちらつき補正を行いません。
明るさ調整(LEVEL)
多分割評価測光の設定
MULTI CENT
画面全体が 逆光の場合
被写体の背景が極端に暗く、中心部が明るすぎるときは、中央重点測
光モードに設定します。
中央重点測光の設定 画面の中央部だけを測光し、逆光補正を行う。
MULTI CENT
画面の中央が
逆光の場合
画面全体が逆光補正の設定になる。
DCタイプ自動絞り式レンズを使用するときに、明るさの調整がで きます。
L(Low) レンズ絞りを閉め、全体を暗くする。 H(High) レンズ絞りを開け、全体を明るくする。
LENS
L H
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