Roland UA-1EX User Manual [it]

取扱説明書
このたびは USB オーディオ・インターフェース UA-1EXをお買い上げいただき、まことにあり がとうございます。
201
この機器を正し くお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」
(P. 2、3)と「使用上のご注意」(P. 4)をよくお読みください。また、こ
 2005 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
注意の意味について警告と
警告
注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
取扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
の中に描かれています。
001
警告 警告
● この機器を使用する前に、以下の指示と取 扱説明書をよく読んでください。
.................................................................................................
002a
● この機器を分解したり、改造したりしない でください。
.................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書 かれていないことは、絶対にしないでくだ さい。必 ずお買い上げ店また はロ ーラン ド・サービスに相談してください。
.................................................................................................
2
004
● 次 のような場所での使 用や保 存はし ない でください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当た
る場所、暖房機器の近く、発熱する機器 の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床
など)や湿度の高い場所 ○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所 ○ 振動の多い場所
.................................................................................................
007
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所 に設置しないでください。必ず安定した水 平な場所に設置してください。
.................................................................................................
010
警告 警告
● この機器 を単独で、あるいはヘッドホン、 アンプ、スピーカーと組み合わせて使用し た場合、設定によっては永久的な難聴にな る程度の音量になります。大音量で、長時 間使用しないでください。万一、聴力低下 や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて 専門の医師に相談してください。
.................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、 針金など)や液体(水、ジュー スなど)を 絶対に入れないでください。
.................................................................................................
012d(改)
● 次のような場合は、直ちに USB 接続を外 して、お買い上げ店またはローランド・サー ビスに修理を依頼してください。
○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたとき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
.................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子 様の取り扱いやいたずらに注意してくださ い。必ず大人のかたが、監視/指導してあ げてください。
.................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝 撃を与えないでください。
.................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレー ヤ ーで再生しない でく ださ い。大音量 に よって耳を痛めた り、スピーカーを破損す る恐れがあります。
.................................................................................................
注意
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にな らないように配慮してください。特に、コー ドやケーブル類は、お子様の手が届かない ように配慮してください。
.................................................................................................
106
● この機器の上に乗 ったり、機器の上に重い ものを置かないでください。
.................................................................................................
108c
● この機器を移動す るときは、外部機器との 接続を外してください。
.................................................................................................
3
使用上のご注意
2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
設置について
351
● この機器の近 くにパワー・アンプなどの大型トラ ンスを持つ 機器があると、ハム(うなり)を誘導 することがあ ります。この場合は、この機器との 間隔や方向を変えてください。
352a
● テレ ビやラジオの近 くでこ の機 器を 動作させる と、テレビ画面に 色ムラが出たり、ラジオから雑 音が出ること があります。この場合は、この機器 を遠ざけて使用してください。
352b
● 携帯電話などの 無線機器を本機の近くで使用する と、着信時や発信 時、通話時に本機から雑音が出 ることがあり ます。この場合は、それらの機器を 本機から遠ざ けるか、もしくは電源を切ってくだ さい。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉 め切った車内などに放置しないでください。変形、 変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度 の違う場所に移動すると、内部に水 滴がつく(結露)こ とがあります。そのまま使用 すると故障の原因になりますので、数時間放置し、 結露がなくなってから使用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅 く絞った布で 汚れを拭き取ってください。汚れが 激しいときは、中 性洗剤を含んだ布で汚れを拭き 取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の 原因となるベンジン、シンナーおよ びアルコール類は、使用しないでください。
修理について
451a
● お客様がこの 機器を分解、改造された場合、以後 の性能につい て保証できなくなります。また、修 理をお断りする場合もあります。
453a
● 当社では、この製 品の補修用性能部品(製品の機 能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有してい ます。この部品保有期間を修理可 能の期間とさ せていただきます。なお、保有期間 が経過した後も、故 障箇所によっては修理可能の 場合がありま すので、お買い上げ店、または最寄 りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因に なりますので、ボタン、つまみ、入 出力端子などに過度の力を加えないでください。
556
● ケーブルの抜き 差しは、ショートや断線を防ぐた め、プラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみ になる場合、隣近所に迷惑がかか らないように、特 に夜間は、音量に十分注意して ください。ヘッド ホンを使用すれば、気がねなく お楽しみいただけます。
559a(改)
● 輸送や引っ越し をするときは、この機器が入って いたパッケージ、ま たは同等品で梱包してくださ い。
559c(改)
● この機 器が入っていた パッ ケー ジを 廃棄する場 合、各市町村のゴミ の分別基準に従って行ってく ださい。
4
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)を ご使用くださ い。他社製の接続ケーブルをご使用 になる場合は、次の点にご注意ください。 ○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがありま
す。本機との接続には、抵抗入りのケーブル を使用しないでください。音が極端に小さく なったり、全く聞こえなくなる場合がありま す。ケーブルの仕様につきましては、ケーブ ルのメーカーにお問い合わせください。
563(改)
● この製品に付属 のソフトウェアを権利者の許諾な く賃貸等に使 用することを禁じます。また、無断 複製することは法律で禁じられています。
564
● 同梱の CD-ROM を開封する前に、必ず「使用許諾 契約書」をお読みください。CD-ROM を開封した 時点で、使用許諾 契約書に記載された事項をご承 諾いただいたことになります。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの 裏面(信号面)に触れたり、傷をつけ たりしないで ください。データの読み出しがうま くいかないことがあります。ディスクの汚れは、市 販の CD 専用クリーナーでクリーニングしてくだ さい。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft
Corporation の米国及びその他の国における登録 商標です。
206e
※ 本書では Microsoft Corporationのガイドライン
に従って画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows
operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer,
Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple Computer, Inc.の登録商
標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標また
は登録商標です。
®
5
目次
パッケージ内容を確認しよう ................................................................................. 8
各部の名称とはたらき ..........................................................................................10
ドライバのインストールと設定(Windows)....................................................... 14
Windows XP / 2000 をお使いのとき.........................................................................................15
Windows Me をお使いのとき .........................................................................................................18
Windows 98 をお使いのとき.......................................................................................................... 19
設定と確認 ...........................................................................................................................................22
ドライバのインストールと設定(Macintosh).....................................................27
Mac OS Xをお使いのとき .............................................................................................................. 28
Mac OS 9 をお使いのとき..............................................................................................................30
音が鳴るか確認する ...........................................................................................................................31
基本的な使いかた ................................................................................................. 33
コンピューターからの音を聴く ......................................................................................................33
カセット・テープやレコードの音をコンピューターに取り込む ............................................34
コンピューターのデータを MD や DAT に録音する..................................................................37
CD/MD/DAT の出力をデジタルでコンピューターに取り込む .............................................. 38
マイクを録音する ...............................................................................................................................39
アドバンス・モードを使う ...................................................................................41
付属ソフトウェアの紹介 ......................................................................................58
Sound it!...............................................................................................................................................58
Virtual Sound Canvas .....................................................................................................................59
6
Sound it! ...............................................................................................................60
Sound it! のインストール................................................................................................................61
Windows をお使いの場合 ......................................................................................................61
Macintosh をお使いの場合 ....................................................................................................63
Sound it! を起動する ........................................................................................................................ 65
Windows をお使いの場合 ......................................................................................................65
Macintosh をお使いの場合 ....................................................................................................65
オーディオ・デバイスを選択する ..................................................................................................66
ファイルを開く ...................................................................................................................................68
再生する................................................................................................................................................69
録音する................................................................................................................................................70
編集する〜録音したデータの不要な部分を消す〜 .....................................................................72
ファイルに保存する ...........................................................................................................................74
Sound it! を終了する......................................................................................................................... 74
Sound it! ヘルプについて ................................................................................................................74
Sound it! のお問い合わせについて ................................................................................................75
Virtual Sound Canvas .......................................................................................... 76
トラブルシューティング ......................................................................................80
ブロック図 ............................................................................................................96
お問い合わせの窓口のご案内 ............................................................................... 97
主な仕様..............................................................................................................102
索引 .....................................................................................................................103
7

パッケージ内容を確認しよう

UA-1EX には次の内容物が含まれています。パッケージを開けたら、まず、すべての内容物がある かどうかを確認しましょう。不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡ください。
UA-1EX
fig.UA-1EX
CD-ROM
UA-1EXをアドバンス・モードで使用するためのドライバと UA-1EX を使って録音編集を行うため のソフトウェア Sound it! (Windows / Macintosh)、およびソフトウェア・シンセサイザー Virtual Sound Canvas(Windows のみ ) が収録されています。
※ 付属のCD-ROM を開封する前に、別紙の使用許諾契約書を必ずお読みください。 ※ ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷を付けたりしないでください。データの読み出しがう
まくいかないことがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用クリーナーでクリーニングし てください。
※ それぞれのCD-ROM の中にある Readme ファイルを必ずお読みください。最新の追加情報があ
る場合、Readme ファイルに記載してあります。
※ CD-ROMを一般のオーディオ CD プレーヤーで再生しないでください。大音量によって耳を痛め
たり、スピーカーを破損する恐れがあります。
取扱説明書
本書です。常に手元に置いて、いつでも参照できるようにしましょう。
8
使用許諾契約書(2 枚)
インターネット・ソフトウェア使用許諾契約書は、Sound it! に関する使用許諾書です。ローランド・ ソフトウェア使用許諾契約書は、Sound it! 以外の付属ソフトウェアに関する使用許諾契約書です。 これらの使用許諾契約は、ローランドおよび株式会社インターネットが著作権を有するソフトウェ アに関し、お客様に対してソフトウェアの使用を許諾するための契約ですので、必ず CD-ROM パッケージを開封する前にお読みください。 また、ソフトウェアのインストール時に契約の内容が画面に表示されるものもありますので、そち らも必ずお読みください。
ローランド ユーザー登録カード
UA-1EXのユーザーとして登録していただくためのカードです。
Sound it! 用 ユーザー登録カード
付属ソフト Sound it! のユーザーとして(株)インターネット社へ登録していただくためのカード です。
■これらは別途準備しましょう
外部アンプ、スピーカー、ヘッドホン、マイク、MD や DAT レコーダーは付属していません。
UA-1EX を通して出力される音声を聴くための外部アンプ、スピーカー、ヘッドホンなどは付 属していません。また、音声を入力するために UA-1EX に接続するマイク、MD や DAT レコー ダーも付属していません。これらは別途ご用意ください。
ライン入出力用のオーディオ・ケーブル、デジタル入出力用のケーブルは付属していません。
UA-1EX とオーディオ機器などを接続するためのケーブルは付属していません。別途ご用意く ださい。
9

各部の名称とはたらき

fig.ua-1ex-f50
64
3
1
5
7
2
12111098
1
USB ケーブル
コンピューターと接続し、オーディオ信号のやりとりをします。
2
USB インジケーター
UA-1EXをコンピューターに接続後、UA-1EX がコンピューターに認識された状態になると点灯 します。
3
マイク入力ジャック(プラグイン・パワード・マイク)
コンピューター接続用などに使用される電源供給が必要なタイプの小型のコンデンサー・マイク を接続します。この端子からは、3.3Vの電圧が供給されています。
音量の調整は インプット・ボリュームで行います。
9
※ 必ずプラグイン・パワード対応のモノラル・マイクをお使いください。
4
ライン入力ジャック
オーディオ機器や MIDI 音源などのオーディオ信号を入力するときに接続します。 音量の調整は インプット・ボリュームで行います。
5
インプット・インジケーター
3 4
マイク入力ジャック ライン入力ジャックから音声が入ってきたときに点灯します。
6
ライン出力ジャック
アンプ内蔵スピーカーやステレオ・セットなどのオーディオ機器に接続します。
※ この端子から出力される音量の調整は、UA-1EX本体ではできません。UA-1EX に接続するオー
ディオ機器で音量の調整をしてください。
9
10
7
アウトプット・インジケーター
6
ライン出力ジャックまたは ヘッドホン・ジャックからオーディオ信号(音声)を出力する
と点灯します。
8
ADVANCE(モード切り替え)スイッチ
ドライバの動作モードを切り替えます。
通常は OFF に設定して使います。
WDM や ASIO 対応シーケンス・ソフトウェア、96kHz および24 bit シーケンス・ソフトウェア でお使いになる場合は ON に設定します。
※ ADVANCE スイッチを ON にしてお使いになる場合は『アドバンス・モードを使う』(P.41)を
参照してください。
※ 設定を切り替えた場合には、UA-1EXをコンピューターからいったんはずして接続しなおしてく
ださい。
9
インプット・ボリューム
3
マイク入力ジャックライン入力ジャックに入力される音量を調節します。
10
デジタル入力コネクター(オプティカル)
CD/MD/ DAT などのオーディオ機器のオーディオ信号をデジタルで入力するときに接続します。 光デジタル・ケーブルを使います。
11
デジタル出力コネクター(オプティカル)/ヘッドホン・ジャック
ヘッドホン・ジャックとデジタル出力ジャックは兼用です。 光ケーブルを接続すると、MD などのデジタル・レコーダーにオーディオ信号をデジタルで出力
します。 ヘッドホンを接続します。ヘッドホンを接続している場合でも、 ライン出力ジャック から音が
出力されます。
オプティカル/ optical
光ケーブルを接続するデジタル入出力端子です。同軸ケーブルを接続するデジタル入出力端 子はコアキシャル(Coaxial)といいます。
12
ヘッドホン・ボリューム
11
ヘッドホン・ジャックから出力される音量を調節します。
11
4
6
デジタル出力コネクターおよびライン出力ジャックからの音量を調節することはできません。
11
fig.ua-1ex-r50
13
13
13
設定切り替えスイッチ
各種設定を変更する際に上下に切り替える小さなスイッチです。 初期設定(全てのスイッチが下側)のままで、16 ビット/ 44.1kHz の CD クオリティの録音再 生ができます。
● サンプリング周波数切り替えスイッチ
fig.dip470
BA
オーディオ信号を録音/再生するときのサンプリング周波数を切り替えます。
※ 周波数を切り替えた場合には、UA-1EXをコンピューターからいったんはずして接続しなおして
ください。
44.1kHz
32kHz
48kHz
96kHz
● 96kHz再生/録音切り替えスイッチ
Zfig.dip370
サンプリング周波数が 96kHz の場合、録音か再生のどちらかの操作しかできません。録音と再 生のどちらの操作にするかを切り替えます。
スイッチ A を下側に設定 スイッチ B を下側に設定
スイッチ A を下側に設定 スイッチ B を上側に設定
スイッチ A を上側に設定 スイッチ B を下側に設定
スイッチ A を上側に設定 スイッチ B を上側に設定
44.1kHz で録音/再生します。
32kHzで録音/再生します。
48kHzで録音/再生します。
96kHzで録音、または再生します。
※ 設定を変更した場合には、UA-1EXをコンピューターからいったんはずして接続しなおしてください。
PLAY スイッチを下側に設定 再生を行います。
REC スイッチを上側に設定
録音を行います。 ※コンピューターからの音を再生することはできません。
12
● インプット・モニター・スイッチ
fig.dip270
3
マイク入力ジャックデジタル入力コネクターライン入力ジャックから入力されるオー
ディオ信号を ヘッドホン・ジャックライン出力ジャックへ出力するかどうかを切り替え ます。
ON スイッチを下側に設定
AUTO
スイッチを上側に設定
(OFF)
※ 録音ソース切り替えスイッチがDIGITALの場合、このスイッチの設定に関わらずインプット・
モニターは常に ON になります。
● 録音ソース切り替えスイッチ
fig.dip170
10
11 6
入力されるオーディオ信号をヘッドホン・ジャックとライン出力 ジャックへ出力します。
ASIO2.0 対応シーケンス・ソフトウェアからインプット・モニター の ON / OFF を切り替えます。(→
(Windows/Mac OS 9)』(P.56))
ASIO ドライバを使用していないときには入力信号は出力されませ
ん。
4
『ASIO Direct Monitor を使う
録音ソースとして、USB 経由でコンピューターに送信する入力信号を切り替えます。
ANALOG スイッチを下側に設定
DIGITAL スイッチを上側に設定
※ 録音ソース切り替えスイッチがDIGITALになっていて、デジタル入力コネクターにデジタル信号が
入力されていると、コンピューターのオーディオ・データを再生することができません。
マイク入力ジャック、ライン入力ジャックに入力されたアナロ グ・オーディオ信号をコンピューターへ送ります。
デジタル入力コネクターの入力をコンピューターへ送ります。 ※ DIGITAL の状態でデジタル入力コネクターに入力信号が送
られてこない場合には、コンピューターから USB 経由で出 力されたオーディオ信号(音声)が UA-1EX を通過して再 びコンピューターに戻ります。
13

ドライバのインストールと設定(Windows)

※ Macintosh をお使いの場合は、『ドライバのインストールと設定(Macintosh)』(P.27)を参照して
ください。
■ ドライバをインストールする前に
UA-1EXを使用するためには、まずドライバのインストールをする必要があります。 ドライバは Windows に標準で付属しているものを使用します。 UA-1EXを Windows に標準で付属しているドライバでお使いになる場合、96kHz および 24bit に対応していません。96kHzまたは 24bit でお使いになる場合は ADVANCE スイッチを ON に してお使いください。
※ ADVANCE スイッチを ON にしてお使いになる場合は専用ドライバのインストールが必要です。『ア
ドバンス・モードを使う』(P.41)を参照してください。
ドライバとは?
コンピューターと UA-1EX が接続されているときに、コンピューター上のアプリケーション・ソ フトウェアと UA-1EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。 ドライバは、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UA-1EX に送ったり、逆に UA-1EX からの情報をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。 以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Windows XP / 2000 をお使いのとき ............................................. P.15
Windows Me をお使いのとき ............................................................. P.18
Windows 98 をお使いのとき.............................................................. P.19
14

Windows XP / 2000 をお使いのとき

1.
UA-1EXを接続していない状態で、Windows を起動します。
※ USB キーボードとUSB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ
い。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチOFF にします。
3.
4.
UA-1EXとコンピューターを接続します。 自動的に UA-1EX が認識され、ドライバがインストールされます。
Windows XP の場合は、タスク・バーのあたりに表示されている新しいハードウェアが見つかり ましたのメッセージが消えるとインストールが完了です。
※ UA-1EX は、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
5.
インストールが終了したら、Windows を再起動してください。 続いて、オーディオの処理をスムーズにするために、バックグラウンドの処理を優先する設定を
行います。(→『バックグラウンドの処理を優先する』(P.16)
15
バックグラウンドの処理を優先する
この設定を行わないと、音切れが発生する場合があります。オーディオの処理をスムーズにする ために、次の手順で設定を行ってください。
■ Windows XP をお使いのとき
1.
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」からパフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム・アイコンが直接コントロールパネルに表示されているこ とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム・アイコンをダブルクリックします。
詳細設定タブをクリックします。
2.
パフォーマンス枠の右側にある[設定]をクリックします。
3.
パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
4.
詳細設定タブをクリックします。
fig.background60
5.
プロセッサのスケジュール枠の「バックグラウンドサービ ス」にチェック・マークをつけ、[OK]をクリックします。
システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。
6.
システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
次にオーディオ・デバイスの設定を行います。(→『設定と確認』(P.22))
16
■ Windows 2000 をお使いのとき
1.
Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。 コントロールパネルにあるシステム・アイコンをダブルクリックします。
2.
詳細タブをクリックします。
3.
4.
[パフォーマンスオプション]をクリックします。
パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
fig.background
5.
「バックグラウンドサービス」にチェック・マークをつけ、 [OK]をクリックします。
6.
システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリック します。 システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
次にオーディオ・デバイスの設定を行います。(→『設定と確認』(P.22))
17

Windows Me をお使いのとき

1.
UA-1EXを接続していない状態で、Windows を起動します。
※ USB キーボードとUSB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ
い。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチOFF にします。
3.
fig.05-02
4.
UA-1EXとコンピューターを接続します。 UA-1EXが Windows に検出され、「新しいハードウェ
アの追加ウィザード」ダイアログが表示されます。 適切なドライバを自動的に検索する(推奨)が選ばれ
ていることを確認して、[次へ]をクリックします。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばら
くは動作しません。
5.
ドライバの検索が始まります。
6.
ドライバが正しく検索されると、続いてドライバのインストールが始まります。
ドライバのインストールが完了したことを知らせるダ
7.
イアログが表示されたら[完了]をクリックし、 Windows を再起動してください。
次にオーディオの入出力先の設定を行います。(→『設定と確認』(P.22))
18

Windows 98 をお使いのとき

Windows 98 で UA-1EX をお使いになるためのドライバは、Windows の CD-ROM に収録されて います。あらかじめ Windows の CD-ROM をご用意ください。
※ コンピューターによっては、Windows のCD-ROM の内容がハードディスクに入った状態で販売さ
れているため、Windows の CD-ROM が付属していないものもあります。その場合には、Windows の CD-ROM がなくてもドライバのインストールを行うことができます。
ドライバは USB 互換デバイス・ドライバ(USB Composit Device)、USB オーディオ デバイス・ ドライバの順でインストールされます。
1.
UA-1EXを接続していない状態で Windows を起動します。
※ USB キーボードとUSB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくださ
い。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチOFF にします。
3.
4.
UA-1EXをコンピューターに接続します。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
5.
USB 互換デバイス(USB Composit Device)が自動的に検出され「新しいハードウェアの追加ウィ ザード」ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
fig.05-05
「検索方法を選択してください。」と表示されたら、「使
6.
用中のデバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」 を選んで[次へ]をクリックします。
19
fig.05-06
7.
CD-ROM ドライブをチェックしてから[次へ]をク リックします。
「このデバイス用に更新されたドライバが見つかりまし
た」と表示されたときは、「更新されたドライバ」 チェックして[次へ]をクリックしてください。
fig.05-07
8.
[次へ]をクリックします。
ご使用の環境によっては、ドライバのある場所が図と は異なる場合がありますが、問題ありません。
9.
ファイル(ドライバ)のコピーが開始されます。 Windows の CD-ROM が C D-ROM ドライブに入っていないと「ディスクの挿入」ダイアログが
表示されることがあります。その場合は、Windows の CD-ROM を C D-ROM ドライブに入れて
[OK]をクリックしてください。
fig.05-09
10.
USB 互換デバイス・ドライバのインストールが終了す ると次のようなダイアログが表示されます。
[完了]をクリックします。
引き続き USB オーディオ デバイスが自動的に検出され、「新しいハードウェアの追加ウィザード」
11.
ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックし、操作 6 10 と同じ手順でインストールを続けます。
20
fig.05-09
12.
USB オーディオ デバイス・ドライバのインストールが 終了すると、次のようなダイアログが表示されます、
[完了]をクリックします。
ダイアログは、「USB 互換デバイス」ではなく「USB オーディオ デバイス」と表示されます。
これで USB 互換デバイス・ドライバと USB オーディ オ デバイス・ドライバのインストールが完了しました。 Windows を再起動してください。
次にオーディオの入出力先の設定を行います。(→『設定と確認』(P.22))
21

設定と確認

オーディオの入出力先の設定
Windows XP の場合:
1.
「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」ダイアログを表示します。
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。 「作業する分野を選びます」から サウンド、音声、およびオーディオデバイスをクリックします。
2.
3.「コントロールパネルを選んで実行します」からサウンドとオーディオデバイス
リックします。
オーディオ・タブをクリックします。
2.
音の再生録音既定のデバイスUA-1EX に設定します。
3.
4.
[OK]をクリックして設定を終了します。
Windows 2000 / Me の場合:
1.
「サウンドとマルチメディアのプロパティ」ダイアログを表示します。
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネル
サウンドとマルチメディア コントロールパネルのオプションを表示する」
オーディオ・タブをクリックします。
2.
音の再生(Windws Me では再生)、録音の優先するデバイスを USB オーディオデバイスに設定しま
3.
す。
[OK]をクリックして設定を終了します。
4.
Windows 98 の場合:
1.
「マルチメディアのプロパティ」ダイアログを表示します。
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるマルチメディア・アイコンをダブルクリックします。
2.
オーディオ・タブをクリックします。 再生録音優先するデバイスUSB オーディオデバイスに設定します。
3.
[OK]をクリックして設定を終了します。
4.
次に正しく接続と設定ができたかを確認するために『音が鳴るか確認する』(P.24)へ進みます。
にある
サウンドとマルチメディア
・アイコンが表示されない場合は、 左側のフレームから「
・アイコンをダブルクリックします。
をクリックします。
・アイコンをク
すべての
22
ボリュームコントロールの設定
UA-1EXは Windows のボリューム コントロールで出力ボリュームをコントロールできます。
1.
Windows のスタート・メニューから、プログラム
(Windows XP ではすべてのプログラム|アクセサリ
|エンターテイメント|ボリューム コントロールを選 んで起動します。
※ お使いのコンピューターや環境によって、表示される内
容が異なる場合があります。
※ お使いのコンピューターにボリュームコントロール
インストールされていない場合は、コントロール パネ
アプリケーションの追加と削除(またはプログラム の追加と削除)を使ってインストールします。インス
トール方法について詳しくは、Windows の取扱説明書 やヘルプを参照してください。
2.
スライダーを上下することで UA-1EX の音量を変更できます。UA-1EX のデジタル出力とアナログ出 力の音量が変化します。設定できる項目は次のとおりです。
WAVE
SWシンセサイザ
(SW Synth)
CD プレーヤー
*1このボリュームを変更しても CD の再生音が変化しない場合は、WAVEのボリュームを変えてください。 *2このボリュームで同梱の VSC3 をコントロールすることはできません。VSC3 のコントロールについては、
VSC3 に付属のヘルプ・ファイルをお読みください。
ボリューム コントロールの音量を大きくすることで、UA-1EX をより高音質でお使いいただくこと
ができます。 Windows 2000 をお使いの場合で、「CD プレーヤー」が表示されないときは、デジタル CD 再生の
「この CD-ROM デバイスでデジタル音楽 CD を使用可能にする」にチェックを入れてください。
→『コンピューター内蔵の CD-ROM ドライブでオーディオ CD を鳴らす/ゲームの BGM を UA-
1EX で鳴らす』(P.26)
ミュートにチェックが付いていたりスライダーが一番下になっていると、UA-1EXから音が出なく なります。
オーディオ出力デバイス「USB オーディオ デバイス(または UA-1EX)」 から出力された音の音量を調整します。
Windows に内蔵されるソフトウェア・シンセサイザーのボリュームをコ ントロールします。(*2)
コンピューター内蔵の CD-ROM ドライブの「音楽 CD」の音量をコント ロールします。(*1)
1E
23
音が鳴るか確認する
接続と設定が正しく行われたか、サンプル・データを再生して確認してみましょう。 サンプル・データを聴く場合には、Windows がインストールされたハードディスクに 30 MB 程 度の空き容量が必要です。
図のように、ヘッドホンやモニター・スピーカーなどを接続して、お使いのシーケンス・ソフト ウェアからの再生音を聴くことができます。
fig.basic
コンピューター
■ ご注意
UA-1EX とコンピューターを接続するとコンピューターのスピーカーから音が出なくなります。
UA-1EX に外部モニターを接続してください。または UA-1EX にヘッドホンを接続してくだ
さい。 コンピューターのスピーカーから音を出したいときは、UA-1EXをコンピューターから抜い
てください。
ステレオ・セット モニター・スピーカー(アンプ内蔵)など
LINEIN、AUXIN
オーディオ・ ケーブル
信号の流れ
ヘッドホン
24
■ サンプル・データを再生する
ここでは Windows 標準の機能を使用してサンプル・データを再生します。サンプル・データは CD-ROM に収録されています。
※ 本製品に付属している曲データを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁
じられています。権利者に無断でこれらのデータの複製を作ったり、二次的著作物で利用したりし てはいけません。
1.
付属の CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。 CD-ROM の Sample 内にある Alright(.wav)をデスクトップにコピーします。
2.
UA-1EXのサンプリング周波数切り替えスイッチ44.1kHz に設定してください。
3.
※ 周波数を変更した場合は、UA-1EXをコンピューターからいったんはずして接続しなおしてください。
4.
コピーしたファイル Alright(.wav)を右クリックします。
Windows XP / 2000 の場合:
1. 表示されるメニューから再生を選びます。
Windows Me / 98 の場合:
1. 表示されるメニューからプロパティを選びます。
2. テスト・タブをクリックしてから ボタンをクリックします。
演奏がはじまります。
※ UA-1EXをコンピューターに接続しているときは、コンピューターのスピーカーから音は出ず、UA-
1EX のヘッドホン・ジャックやライン出力ジャックにつないだヘッドホンやスピーカーなどから音 が出ます。
※ 録音ソース切り替えスイッチがDIGITALになっていて、デジタル入力コネクターにデジタル信号が
入力されていると、コンピューターのオーディオ・データを再生することができません。スイッチ を ANALOG に設定してください。
※ 正しく演奏されない場合は『トラブルシューティング』(P.80)をご覧ください
り、正しく演奏されなかったときなどの問題の解決方法が書かれています。
サンプル・データが演奏されましたか?
正しく演奏されていれば、コンピューターと UA-1EX の接続が正しく行われ、ドライバも正しく インストールされているということになります。
以上で UA-1EX の接続とドライバのインストールがすべて完了しました。これ以降は目的に合わ せて次の項目をお読みください。
付属の Sound it! を使う→『Sound it!』(P.60)
UA-1EX の具体的な使い方を知る→『基本的な使いかた』(P.33)
。音が鳴らなかった
25
コンピューター内蔵の CD-ROM ドライブでオーディオ CD を鳴らす/ゲームの BGMを UA-1E X で鳴らす
Windows XP / 2000 の場合:
1. システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
Windows 2000 では、スタート|設定|コントロールパネルを選び、コントロールパネルにあ るシステム・アイコンをダブルクリックします。 Windows XP では、スタート|コントロールパネルを選び、コントロールパネルにあるシステ ・アイコンをクリックします。または、コントロールパネル|パフォーマンスとメンテナンス をクリックします。次にシステム・アイコンをクリックします。
2. デバイスマネージャを開きます。
ハードウェア・タブをクリックして、[デバイスマネージャ]をクリックします。
3. CD-ROM ドライブのプロパティを開きます。
CD-ROM ドライブの中から、その中からお使いの CD-ROM ドライブをダブルクリックします。
4. プロパティ・タブをクリックし、デジタル CD 再生「この CD-ROM デバイスでデジタル音
楽 CD を使用可能にする」にチェックを入れます。
Windows Me の場合:
1. システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
スタート|設定|コントロールパネルを選び、コントロールパネルにあるシステム・アイコンを
ダブルクリックします。
2. デバイスマネージャを開きます。
デバイスマネージャ・タブをクリックします。
3. CD-ROM ドライブのプロパティを開きます。
CD-ROM アイコンをダブルクリックして、その中からお使いの CD-ROM ドライブをダブル
クリックします。
4. プロパティ・タブをクリックし、デジタル CD 再生「この CD-ROM デバイスでデジタル音
楽 CD を使用可能にする」にチェックを入れます。
Windows 98 の場合:
1. マルチメディアのプロパティ・ダイアログを開きます。
スタート設定コントロールパネルを選び、コントロールパネルにあるマルチメディア・アイ
コンをダブルクリックします。
2. 音楽 CD タブをクリックし、「この CD-ROM デバイスでデジタル音楽 CD を使用可能にする」
にチェックを入れます。
※ お使いの環境によっては、それでも再生出来ない場合があります。詳しくはお使いのコンピュー
ターメーカーにお問い合わせください。PC カード(PCMCIA)タイプの CD-ROM ドライブをお使 いの場合、CD-ROM の WAVE データやオーディオ CD を再生すると、音声が途切れたり、まった く音声が出ない場合があります。
26

ドライバのインストールと設定(Macintosh)

※ Windows をお使いの場合は、
ださい。
『ドライバのインストールと設定(Windows)』
(P.14)を参照してく
■ドライバをインストールする前に
UA-1EXを使用するためには、まずドライバのインストールをする必要があります。 ドライバは Mac OS に標準で付属しているものを使用します。 UA-1EXを Windows に標準で付属しているドライバでお使いになる場合、96kHz、24bit に対応 していません。96kHzまたは 24bit でお使いになる場合は ADVANCE スイッチを ON にしてお 使いください。
※ ADVANCE スイッチを ON にしてお使いになる場合は専用ドライバのインストールが必要です。
『アドバンス・モードを使う』(P.41)を参照してください。
ドライバとは?
コンピューターと UA-1EX が接続されているときに、コンピューター上のアプリケーション・ソ フトウェアと UA-1EX との間でデータのやりとりをするソフトウェアです。 ドライバは、アプリケーション・ソフトウェアからの情報を UA-1EX に送ったり、逆に UA-1EX からの情報をアプリケーション・ソフトウェアに渡したりします。
お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。 以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Mac OS Xをお使いのとき .................................................................. P.28
Mac OS 9 をお使いのとき................................................................... P.30
UA-1EXを接続した状態で Macintosh を起動すると、動作が不安定になる場合があります。その 場合には、UA-1EX を接続しない状態で Macintosh を起動し、その後 UA-1EX を接続してお使 いください。
27

Mac OS X をお使いのとき

最新 OS への対応状況、ドライバなどの情報については http://www.roland.co.jp/cs/ をご覧くだ さい。
※インストールの途中で認証ダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[OK]をクリッ
クしてください。
※お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
1.
UA-1EXを接続していない状態で Macintosh を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお使いのときは、それらも必ず終了してください。 UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチOFF にします。
3.
4.
UA-1EXと Macintosh を接続します。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
5.
システム環境設定からサウンドをクリックします。
fig.osx-sound30
6.
サウンドエフェクト・タブをクリックします。 警告とサウンドエフェクトの再生装置UA-1EX 
を選択します。
※ Macintosh の警告音を UA-1EX から出したくないと
Build-in audio controller
きには、 カーを選択してください。
などの内蔵スピー
28
fig.osx-out30
7.
出力タブをクリックします。 サウンドを出力する装置の選択UA-1EX 
44.1kHzを選択します。
※ Macintosh のスピーカーから音を出したいときは、
UA-1EX を
fig.osx-in30
入力タブをクリックします。
8.
サウンドを入力する装置の選択UA-1EX を選択 します。
Macintosh
から抜いてください。
シーケンス・ソフトウェアなどでお使いになる前に、以下の内容を確認してください
オーディオ入出力の設定メニューがある場合には、UA-1EX を選択してください。設定方法 などは、お使いのシーケンス・ソフトウェアの取扱説明書などをご覧ください。
シーケンス・ソフトウェアを起動する前に、UA-1EX を Macintosh に接続します。
シーケンス・ソフトウェアの起動中に UA-1EXを Macintosh にから抜かないでください。 シーケンス・ソフトウェアを終了してから UA-1EXを抜いてください。
Mac OS Xのクラシック環境(Classic)では動作しません。クラシック環境を起動していな
い状態でお使いください。
次に、正しく接続と設定ができたかを確認するために
『音が鳴るか確認する』
(P.31)へ進みます。
29

Mac OS 9 をお使いのとき

1.
UA-1EXを接続していない状態で Macintosh を起動します。 USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてくだ さい。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお使いのときは、それらも必ず終了してください。
fig.os9-1
Mac OS 起動後、アップル・メニューから、Apple システム・プ
3.
ロフィールを選択します。
「Apple システム・プロフィール」ダイアログが開きます。
4.
デバイスとボリューム・タブをクリックします。
5.
コマンド・メニューのすべての情報を更新をクリックします。
6.
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチが OFF になっていることを確認し、UA-1EXを Macintosh に接続します。 そのまま、5 秒ほどお待ちください。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
お待ちいただいている間、画面の表示は変わりませんが、UA-1EXを認識中です。マウスやキー ボードにはさわらないでください。
認識が完了しているか確認するために、再び Apple システム・プロフィールで、コマンド・メ
7.
ニューからすべての情報を更新をクリックします。 USB の欄に、オーディオ(UA-1EX)と表示されます。
正しく表示されたらドライバのインストールは成功です。ファイル・メニューから終了をクリッ クして Apple システム・プロフィールを閉じます。 正しく表示されない場合は、一度 UA-1EXを抜いて、10 秒程お待ちいただいた後、手順 2. から やり直してください。
次に、正しく接続と設定ができたかを確認するために
30
『音が鳴るか確認する』
(P.31)へ進みます。

音が鳴るか確認する

接続が正しく行われたか、サンプル・データを再生して確認してみましょう。 サンプル・データを聴く場合には、システムのあるハードディスクに 30MB 程度の空き容量が必 要です。
図のように、ヘッドホンやモニター・スピーカーなどを接続して、お使いのシーケンス・ソフト ウェアからの再生音を聴くことができます。
fig.basic
Macintosh
■ ご注意
UA-1EX と Macintosh を接続すると Macintosh のスピーカーから音が出なくなります。
UA-1EX に外部モニターを接続してください。または UA-1EX にヘッドホンを接続してくだ
さい。 Macintosh のスピーカーから音を出したいときは、UA-1EX を Macintosh から抜いてくださ
い。
ステレオ・セット モニター・スピーカー(アンプ内蔵)など
LINEIN、AUXIN
オーディオ・ ケーブル
信号の流れ
ヘッドホン
31
■サンプル・データを再生する
ここでは、Macintosh 標準の機能を使用してサンプル・データを再生します。サンプル・データ は付属の CD-ROM の中に入っています。
※ 本製品に付属している曲データを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じ
られています。権利者に無断でこれらのデータの複製を作ったり、二次的著作物で利用したりしては いけません。
1.
CD-ROM を準備します。 CD-ROM を Macintosh の C D-ROM ドライブに入れてください。
CD-ROM の Sample フォルダ内の Alright をデスクトップにドラッグしてコピーします。
2.
UA-1EXのサンプリング周波数切り替えスイッチ44.1kHz に設定してください。
3.
※ 周波数を変更した場合は、UA-1EX を Macintosh からいったんはずして接続しなおしてください。
4.
MacOS に標準で付属している QuickTime Player を起動します。 QuickTime Player は、通常はハード・ディスクの中のアプリケーション(Applications)・フォ
ルダの QuickTime にあります。
5.
コピーした Alright を開きます。
6.
サンプル・データを再生します。 再生ボタンをクリックします。UA-1EXのヘッドホン・ジャックやライン出力ジャックにつない だヘッドホンやスピーカーなどからサンプル・データの演奏が聴こえます。
※ 録音ソース切り替えスイッチがDIGITALになっていて、デジタル入力コネクターにデジタル信
号が入力されていると、Macintosh のオーディオ・データを再生することができません。スイッ チを ANALOG に設定してください。
※ 正しく演奏されない場合は、『トラブルシューティング』(P.80)をご覧になり、確認してくだ
さい。音が鳴らなかったり、正しく演奏されなかったときなどの問題の解決方法が書かれています。
サンプル・データが演奏されましたか?
正しく演奏されていれば、Macintosh と UA-1EX の接続が正しく行われ、ドライバも正しくイ ンストールされているということになります。
以上で UA-1EX の接続とドライバのインストールがすべて完了しました。これ以降は目的に合わ せて次の項目をお読みください。
付属の Sound it! を使う 『Sound it!』(P.60) UA-1EX の具体的な使い方を知る →『基本的な使いかた』(P.33)
32

基本的な使いかた

この章では UA-1EX のさまざまな接続方法を用途別に説明します。

コンピューターからの音を聴く

図のようにヘッドホンやモニター・スピーカーなどを接続して、お使いのシーケンス・ソフト ウェアからの再生音を聴くことができます。また、UA-1EXに接続しているマイクやオーディオ 機器の音を聴くことができます。
fig.07-01
コンピューター
■ ご注意
UA-1EX とコンピューターを接続するとコンピューターのスピーカーから音が出なくなります。
UA-1EX に外部モニターを接続してください。または UA-1EX にヘッドホンを接続してくだ さい。 コンピューターのスピーカーから音を出したいときは、UA-1EXをコンピューターから抜い
てください。
ステレオ・セット モニター・スピーカー(アンプ内蔵)など
LINEIN、AUXIN
オーディオ・ ケーブル
信号の流れ
ヘッドホン
33

カセット・テープやレコードの音をコンピューターに取り込む

カセット・テープやレコードなどのオーディオ機器からのアナログ出力をコンピューターに取り 込んで録音することができます。
fig.analog70
コンピューター
信号の流れ
※ レコード・プレーヤーをお使いのときは、フォノ・イコライザー付きのプレーヤーをお使いくだ
さい。フォノ・イコライザー機能が付いていない場合はフォノ・イコライザー付きアンプを通し てお使いください。
オーディオ・ ケーブル
ANALOG」に設定します。(→P.13参照)
録音するソフトウェアで設定したサンプリン グ周波数にあわせます。(→P.12参照)
(カセット・デッキ、
  レコード・プレーヤー)
LINEOUT
オーディオ・アンプ
34
サンプリング周波数切り替えスイッチ
録音に使用するシーケンス・ソフトウェアで設定したサンプリング周波数にあわせます。 Sound it! をお使いの場合は、『Sound it!』(P.60)もあわせてお読みください。
※ サンプリング周波数切り替えスイッチを切り替えた後には、UA-1EXを接続しなおしてくださ
い。
録音ソース切り替えスイッチ
ANALOG に設定します。
※ 録音ソース切り替えスイッチを切り替える場合は、接続されているモニター・スピーカーなどの
ボリュームを絞ってください。
インプット・ボリューム
入力レベルを調整します。
■ ループ接続に気を付けてください
オーディオ・アンプ
カセット・デッキ
UA-1EX
INPUT
ループ接続
LINE OUT
OUTPUT
UA-1EX と、入力音を出力にスルーする機器(録音中の MD / DAT など)を上図のように接続 した場合、UA-1EX とその機器の間を音がループして発振してしまい、予期しない大きな音量に なってしまうことがあります。 このような接続は誤動作をしたりスピーカーなどを破損する恐れがありますのでご注意くださ い。
LINE IN
35
■ Sound it!を使って MP3 や CD を作ってみよう!
UA-1EXに付属のオーディオ編集ソフトウェア Sound it! を使って、オーディオ・ファイルを 作成することができます。
Sound it! で作成できるオーディオ・ファイル
Sound it! で読み込み、保存することができるファイル形式は、主に次のとおりです。
WAV(.wav)
Windows で標準的に使用されているファイル形式です。
AIFF(.aif / .aiff) Macintosh で標準的に使用されているファイル形式です。
MP3(.mp3) CD 並みの音質を維持しながらファイル・サイズを約 1/10に圧縮することができます。
※ その他のファイル形式については、『ファイルを開く』(P.68)をご覧ください。また、Sound
it! のヘルプも併せてご確認ください。
■ 作業のながれ
fig.soundit-flow
1.接続する
1. 接続する 『カセット・テープやレコードの音をコンピューターに取り込む』(P.34)を参照して UA-
1EX とコンピューターを接続します。
2. 設定する
Sound it! を起動して (P.65)、『オーディオ・デバイスを選択する』(P.66)を参考にしてオー ディオ・デバイスの設定を行います。
3. 録音する 『録音する』(P.70)を参考にして録音をはじめます。
4. 保存する
録音が終わったら、『ファイルに保存する』(P.74)を参考にしてファイルを保存します。
5. CD を作成する
手順 4.で作成したファイルをもとに CD を作成することができます。 CD を作成するためには、CD ライティング・ソフトが必要です。別途ご用意ください。使い方 などは、お使いの別途 CD ライティング・ソフトの取扱説明書をお読みください。
※ CD、レコード、ミュージックテープ、放送など他人の著作物から録音したものは、法律により
個人で楽しむ以外の利用を禁じられています。
2.設定する 3.録音する 4.保存する
5.CD作成
36

コンピューターのデータを MD や DAT に録音する

コンピューターにあるオーディオ・データを、MD や DAT などのデジタル機器で録音すること ができます。
fig.digital
コンピューター
信号の流れ
録音する機器側(MDプレーヤーなど)で 録音可能なサンプリング周波数に設定しま す。再生するオーディオ・データやソフト ウェアのサンプリング周波数と合わせま す。(→P.12参照)
サンプリング周波数切り替えスイッチ
録音するデジタル機器と再生するシーケンス・ソフトウェアのサンプリング周波数を同じ周波数 に設定します。
※ サンプリング周波数切り替えスイッチを切り替えた後には、UA-1EXを接続しなおしてくださ
い。
光デジタル・ケーブル
DIGITALINPUT
MD/DATなど
その他の注意
使用しない入力端子には、何も接続しないでください。
UA-1EX は、業務用デジタル機器のオーディオ・フォーマットには対応していません。
UA-1EX は、各入力端子からの入力信号とデジタル入力コネクターからの入力信号をミックス
してデジタル出力コネクターに出力することはできません。
37

CD/MD/DAT の出力をデジタルでコンピューターに取り込む

fig.07-04
信号の流れ
コンピューター
DIGITAL」に設定します。(→P.13参照)
再生するデジタル機器のサンプリング周波 数にあわせます。(→P.12参照)
サンプリング周波数切り替えスイッチ
再生するデジタル機器と録音に使用するシーケンス・ソフトウェアで設定したサンプリング周波 数とを同じ周波数に設定します。 通常は、DAT の場合は 48kHz または 44.1kHZ、MD や CD の場合は 44.1kHz に設定します。 詳しくは、お使いのデジタル機器やシーケンス・ソフトウェアの取扱説明書をご覧ください。 Sound it! をお使いの場合は、『Sound it!』(P.60)を参照してください。
※ サンプリング周波数切り替えスイッチを切り替えた後には、UA-1EXを接続しなおしてくださ
い。
録音ソース切り替えスイッチ
DIGITALに設定します。
※ 録音ソース切り替えスイッチを切り替える場合は、接続されているモニター・スピーカーなどの
ボリュームを絞ってください。
その他の注意
SCMS に対応しています。CD から録音した MD など、著作権保護のための符号が記録された曲 をデジタル入力コネクターから入力した場合、UA-1EX はこれをコンピューターに録音するこ
とはできません(ライン出力ジャック、ヘッドホン・ジャックからは出力されます)。
光デジタル・ケーブル
DIGITALOUTPUT
CD/MD/
DATプレーヤーなど
38

マイクを録音する

コンピューターのオーディオ・データに合わせてマイクで歌い、シーケンス・ソフトウェアで録 音すると、コンピューターにはマイクからの音声が録音されます。
fig.07-06
コンピューターには マイクの入力が録音さ れます。
コンピューター
モニター・スピーカー
(アンプ内蔵)など
マイクの入力、コンピュー ターのオーディオ・データが ミックスして出力されます。
LINEIN、AUXIN
プラグイン・
パワード・マイク
オーディオ・ ケーブル
ANALOG」に設定します。 (→P.13参照)
録音するソフトウェアのサ ンプリング周波数にあわせ ます。(→P.12参照)
コンピューターのオーディオ・データの信号の流れ マイク入力の信号の流れ
マイクの入力、コンピュー ターのオーディオ・データが ミックスして出力されます。
ヘッドホン
39
サンプリング周波数切り替えスイッチ
録音に使用するシーケンス・ソフトウェアで設定したサンプリング周波数にあわせます。 Sound it! をお使いの場合は、『Sound it!』(P.60)もあわせてお読みください。
※ サンプリング周波数切り替えスイッチを切り替えた後には、UA-1EXを接続しなおしてくださ
い。
録音ソース切り替えスイッチ
ANALOG に設定します。
※ 録音ソース切り替えスイッチを切り替える場合は、接続されているモニター・スピーカーなどの
ボリュームを絞ってください。
インプット・ボリューム
入力レベルを調節します。
その他の注意
マイクを使って録音する場合、マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーン という音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。
1. マイクの向きを変える
2. マイクをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
UA-1EX は、コンピューターのマイク端子や MD(ミニ・ディスク)の録音端子に接続する小型
コンデンサー・マイクであるプラグイン・パワード・マイクに対応しています。 マイク入力ジャック(プラグイン・パワード・マイク)へ接続するマイクは、必ずプラグイ ン・パワード対応のマイクをお使いください。対応していないマイクや一般のステレオ・ミ ニ・タイプのプラグを接続すると回路を破損する恐れがあります。
40

アドバンス・モードを使う

コンピューターで WDM 、ASIO 対応シーケンス・ソフトウェアをお使いになる場合、96kHz ま たは 24bit オーディオ対応シーケンス・ソフトウェアでお使いになりたい場合には、アドバン ス・モードでお使いください。そのためには専用ドライバが必要です。(→『専用ドライバのイ ンストール』Windows:P.42 / Macintosh:P.49)
ASIO(Steinberg Audio Stream In/Out Interface)
Steinberg 社が提唱している、オーディオ・インターフェースに関する規格です。ASIO 対応 シーケンス・ソフトウェアで UA1EX を使用することでオーディオの同期精度が向上し、高度な 音楽制作環境が実現します。
アドバンス・モード
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定したときの動作モードです。
CD-ROM に収録されている専用ドライバを使用して、高音質かつ安定したタイミングでオーディ オの録音/再生/編集が行えます。 アドバンス・モードでは、UA-1EXとコンピューターのオーディオ信号のやりとりは、分解能 16 / 24bit、サンプリング周波数 32 / 44.1 / 48 /96kHz に対応しています。Cakewalk シ リーズ、Cool Edit などの 24bit オーディオ対応シーケンス・ソフトウェアや Cubase VST、 Logic、Digital Performer などの ASIO 対応シーケンス・ソフトウェアのように、高音質なオー ディオ録音/再生/編集ができるシーケンス・ソフトウェアをお使いになる場合はアドバンス・ モードに設定します。
お使いの環境にあった専用ドライバをインストールしてください。
Windows XP / 2000........................................................................... P.42
Windows Me / 98................................................................................ P.45
Mac OS X.................................................................................................P.49
Mac OS 9.................................................................................................P.52
41
専用ドライバのインストール(Windows)
UA-1EX 本体で操作する手順には マークがついています。
Windows XP / 2000 をお使いのとき
1.
UA-1EXを接続していない状態で、Windows を起動します。
手順 13(P.44)まで UA-1EX は、コンピューターに接続しないでください。 ※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。 ※ アカウントの種類がコンピュータの管理者であるユーザー名(Administrator など)で、Windows に
ログオンしてください
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
2.
Windows XP の場合:
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2.「作業する分野を選びます」からパフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
3.「コントロールパネルを選んで実行します」から、システム・アイコンをクリックします。
お使いの状態によっては、システム・アイコンが直接コントロールパネルに表示されているこ とがあります(クラシック表示)。そのときはシステム・アイコンをダブルクリックします。
Windows 2000 の場合:
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるシステム・アイコンをダブルクリックします。
ハードウェア・タブをクリックし、続けて[ドライバの署名]をクリックします。
3.
ドライバ署名オプション・ダイアログが開きます。
4.
ドライバ署名オプション・ダイアログで「無視」を選び、[OK]をクリックします。
現在の設定が「警告」または「ブロック」であった場合は、ここでは「無視」に設定し、ドライ
バのインストールが完了したら変更前の設定に戻してください。
5.
[OK]をクリックして、システムのプロパティ・ダイアログを閉じます。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
6.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお
使いのときは、それらも必ず終了してください。
UA-1EXの操作
42
7.
CD-ROM を準備します。
CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
「この種類のファイルのディスクを挿入したり〜。」と表示された場合には、[キャンセル]をク
リックします。
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選びます。
8.
ファイル名を指定して実行ダイアログが開きます。
ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄に次のように入力して[OK]をクリックします。
9.
D:¥Driver¥XP2k¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
10.
Driver Setup ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
11.
インストールを開始するために再度[次へ]をクリックします。インストールが始まります。
Windows XP の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「!」または「×」 マークのダイアログが表示されます。[続行]ボタンが表示されている場合は、[続行]をク
リックしてインストールを続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバ のインストールを手順 1 からやり直してください。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「デジタル署名が 見つかりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]ボタンが表示されている
場合は、[はい]をクリックしてインストールを続行します。続行できない場合は、[OK]を クリックしてドライバのインストールを手順 1 からやり直してください。
「ドライバをインストールする準備ができました。」というダイアログが開きます。
UA-1EXの操作
12.
※ ADVANCE(モード切り替え)スイッチを OFF にしていると、以下の手順通りにインストー
ルが行われません。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON にします。
43
UA-1EXの操作
13.
UA-1EXとコンピューターを接続します。
「新しいハードウェアが見つかりました」と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。 「ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?」と表示された場合は、「い
いえ、〜。」を選んで[次へ]をクリックします。
2.「EDIROL UA-1EX」と表示されていることを確認し、「ソフトウェアを自動的にインストール
する(推奨)」を選んで[次へ]をクリックします。
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「!」マークのダ イアログが表示されます。[続行]をクリックしてインストールを続行します。
Windows 2000 の場合:
手順 4 で「ドライバ署名オプション」の設定が「無視」になっていないと「デジタル署名が 見つかりませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]をクリックしてインス
トールを続行します。
14.
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。 [完了]をクリックします。
Driver Setup ダイアログで[閉じる]をクリックします。
15.
以上でドライバのインストールが完了しました。
システム設定の変更ダイアログが表示された場合は、[はい]をクリックしてください。 Windows が自動的に再起動します。
※手順4で
「ドライバ署名オプション」
更前の設定に戻します。
の設定を変更しているときは、Windows が再起動したら、変
続いてドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.46))
44
Windows Me / 98 をお使いのとき
1.
UA-1EXを接続していない状態で Windows を起動します。 手順 9 まで UA-1EX は、コンピューターに接続しないでください。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。
3.
CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
4.
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選んでください。 ファイル名を指定して実行ダイアログが開きます。
5.
表示されたダイアログの名前欄に次のよう入力して[OK]をクリックします。 D:¥Driver¥Me98¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
6.
Driver Setup ダイアログが表示されます。
[次へ]をクリックします。
インストールを開始するために、再度[次へ]をクリックします。インストールが始まります。
7.
「ドライバをインストールする準備ができました。」というダイアログが開きます。
UA-1EXの操作
8.
※ ADVANCE(モード切り替え)スイッチを OFF にしていると、以下の手順通りにインストー
ルが行われません。
UA-1EXの操作
9.
「新しいハードウェアが検出されました」と表示されます。そのまましばらくお待ちください。
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
Driver Setup ダイアログで[閉じる]をクリックします。
10.
続いてドライバの設定を行います。(→『ドライバの設定』(P.46))
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定します。
UA-1EXをコンピューターに接続します。
45
ドライバの設定
お使いのソフトウェアを最適なパフォーマンスでお使いいただくために、正しくデバイスを選択 する必要があります。
■入出力デバイスについて
出力デバイス
EDIROL UA-1EX
コンピューターから UA-1EX にオーディオ信号を送ります。メディア プレーヤーでお使い になる場合など通常はこちらをお使いください。SONAR などを WDM ドライバ・モードで お使いになる場合や DirectSound アプリケーションをお使いになる場合にもこちらをお使 いください。
入力デバイス
EDIROL UA-1EX
UA-1EX 本体からコンピューターに送られてくるオーディオ信号を受け取ります。メディア プレーヤーでお使いになる場合など通常はこちらをお使いください。SONAR などを WDM ドライバ・モードでお使いになる場合にもこちらをお使いください。
ASIO デバイス
EDIROL UA-1EX
Cubase などの ASIO 対応シーケンス・ソフトウェアで UA-1EX を使用する場合、シーケン ス・ソフトウェアの ASIO の設定で「EDIROL UA-1EX」を選択してください。
※ オーディオのループ発振や 2 重のモニタリングを防ぐため、シーケンス・ ソフトウェアのモ
ニタリングはオフ、または ASIO Direct Monitor を使用する設定でお使いください。
46
■入出力デバイスの設定
Windows XP / 2000 / Me をお使いのとき
音の再生、録音優先するデバイス(Windows XP では、[既定のデバイス])を次のように設定 します。
音の再生 EDIROL UA-1EX 録音 EDIROL UA-1EX
設定方法については、『オーディオの入出力先の設定』(P.22)を参照してください。 Windows XP / 2000 ではオーディオの処理をスムーズにするために、バックグラウンドの処理
を優先する設定を行います。手順については『バックグラウンドの処理を優先する』(P.16)を 参照してください。
Windows 98 をお使いのとき
再生、録音[優先するデバイス]を次のように設定します。
再生 EDIROL UA-1EX 録音 EDIROL UA-1EX
設定方法については、『オーディオの入出力先の設定』(P.22)を参照してください。
47
ドライバのアンインストール
1.
UA-1EXを接続していない状態で、Windows を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
2.
Windows のスタート・メニューからファイル名を指定して実行を選びます。
3.
ファイル名を指定して実行ダイアログの名前欄に次のように入力して[OK]をクリックします。
Windows XP/2000 をお使いの場合: D:¥Driver¥Xp2k¥Uninstal.exe
Windows Me/98 をお使いの場合: D:¥Driver¥Me98¥Uninstal.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
4.
表示されるダイアログの指示に従って、アンインストールを行ってください。
※ アンインストールを行うと、Windows に標準で付属しているUSB オーディオ・デバイス・ドラ
イバと専用ドライバの両方がアンインストールされます。
48
専用ドライバのインストール(Macintosh)
Mac OS X をお使いのとき
■ドライバのインストール
※ インストールの途中で認証ダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、
ください。
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
1.
UA-1EXを接続していない状態で、Macintosh を起動します。
※ USB キーボードとUSB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。CD-ROM を CD-ROM ドライブに入れます。
3.
4.
CD-ROM の Driver(Mac OS X)フォルダにある UA1EXUSBDriver.pkg をダブルクリックします。
「インストール可能かどうかを判断するために、〜」 [続ける]
5.
6.
※ ドライブは起動ディスクを選択してください。
7.
8.
9.
をクリックします。
「ようこそ EDIROL UA-1EX Driver インストールへ」と表示されます。 [続ける]をクリックします。
「インストール先を選択」と表示されます。システムがインストールされているドライブをク
リックして選択し、[続ける]をクリックします。
「簡易インストール」と表示されます。 [インストール]または[アップグレード]をクリックします。
「このソフトウェアをインストールすると、インストールが終了したときにコンピューターの再
起動が必要になります。〜」と表示されます。
[インストールを続ける]をクリックします。 「ソフトウェアが正常にインストールされました」と表示されます。
[再起動]をクリックして Macintosh を再起動します。
これで UA-1EXドライバのインストールは終了しました。 続いて、『入出力デバイスの設定』(P.50)を行います。
と表示されることがあります。
[OK]
をクリックして
49
■入出力デバイスの設定
※ お使いの環境によって表示の内容が異なる場合があります。
UA-1EXの操作
1.
UA-1EXの操作
2.
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
3.
システム環境設定からサウンドをクリックします。 サウンドエフェクト・タブをクリックします。
4.
警告とサウンドエフェクトの再生装置EDIROL UA-1EX 44.1kHz を選択します。
※ 文中の
出力タブをクリックします。
5.
サウンドを出力する装置の選択EDIROL UA-1EX 44.1kHz を選択します。
※ Macintosh のスピーカーから音を出したいときは、UA-1EX をコンピューターから抜いてください。
6.
入力タブをクリックします。 サウンドを入力する装置の選択EDIROL UA-1EX 44.1kHz を選択します。
7.
設定が終わったらダイアログを閉じます。
シーケンス・ソフトウェアなどでお使いになる前に、以下の内容を確認してください
シーケンス・ソフトウェア
シーケンス・ソフトウェアの起動中に UA-1EX シーケンス・ソフトウェアを終了してから、UA-1EX を抜いてください。
Mac OS X のクラシック(Classic)環境では動作いたしません。 クラシック環境を起動していない状態でお使いください。 設定方法について詳しくは、お使いのシーケンス・ソフトウェアの取扱説明書をお読みくださ
い。 最新情報は、http://www.roland.co.jp/cs をご覧ください。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定します。
UA-1EXを Macintosh に接続します。
44.1kHz
は、UA-1EX の
サンプリング周波数切り替えスイッチ
を起動する前に、UA-1EX を Macintosh に接続してください。
を Macintosh
の設定によって異なります。
から 抜かないでください。
50
■ドライバのアンインストール
1.
UA-1EXを接続していない状態で、Macintosh を起動します。
※ USB キーボードとUSB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。CD-ROM を CD-ROM ドライブに入れます。
3.
4.
CD-ROM の Driver (Mac OS X)フォルダにある UA1EXUninstaller をダブルクリックします。
5.
EDIROL UA-1EX ドライバを削除します。と表示されますので、[Uninstall]をクリックします。
※ その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
6.
ドライバを削除します。よろしいですか?と表示されますので、[OK]をクリックします。
「認証」ダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
7.
アンインストールが完了しました。と表示されますので、[Restart]をクリックして Macintosh
8.
を再起動します。
51
Mac OS 9 をお使いのとき
■オーディオ・ドライバのインストール
1.
UA-1EXを接続していない状態で、Macintosh を起動します。
※ USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状態にしておいてください。
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
2.
開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーなどのソフトウェアをお 使いのときは、それらも必ず終了してください。
CD-ROM を準備します。
3.
CD-ROM を Macintosh の C D-ROM ドライブに入れます。
4.
CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)フォルダ内の UA-1EX Driver-J Installer アイコンをダブルク リックします。
5.
インストールする場所を確認して、[インストール]をクリックします。
※ インストールする場所の表示は、お使いの環境によって異なります。現在使用しているシステムの起
動ディスクが選択されていることを確認してください。
6.
「インストレーション終了後 Macintosh を再起動する必要があります。〜」というダイアログが
表示される場合は、[続行]をクリックします。 起動中のソフトウェアが終了して、インストールが続行されます。
「インストールが完了しました」というダイアログが表示されます。[再起動]をクリックして
7.
Macintosh を再起動します。
52
■ ASIO ドライバのインストールと設定
シーケンス・ソフト/オーディオ編集ソフトで、UA-1EXをお使いになるための ASIO ドライバ のインストールの手順について説明します。 ASIO ドライバのインストールと設定については、CD-ROM の Driver J(Mac OS 9)フォルダ内 の ReadmeJ.htm も参照してください。
※ UA-1EX は、アドバンス・モードでは Mac OS 9 のサウンドマネージャーからのオーディオ・データ
(オーディオ CD や警告音など)を再生することはできません。
1.
CD-ROMの中のDriver J (Mac OS 9) - ASIOフォルダの中にあるUA-1EX ASIO1.0 16bitをお使いの ASIO 対応シーケンス・ソフトウェア(Cubase VST、Logic、Digital Performer など)のフォル ダ内にある ASIO Drivers フォルダにコピーします。
UA-1EXの操作
2.
※ ADVANCE(モード切り替え)スイッチを OFF にしていると、以下の手順通りにインストー
ルが行われません。
UA-1EXの操作
3.
※ UA-1EXは、回路保護のため USB 接続してからしばらくは動作しません。
お使いの ASIO 対応シーケンス・ソフトウェアを起動します。
4.
お使いの ASIO 対応シーケンス・ソフトウェアの Audio の設定ダイアログを開き、ASIO Device に
5.
UA-1EX ASIO1.0 16bit を選択します。
※ Audio の設定ダイアログはシーケンス・ソフトウェアによって名称が異なります。詳しくはお使いの
シーケンス・ソフトウェアの取扱説明書をお読みください。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定します。
UA-1EXを Macintosh に接続します。
■ドライバのアンインストール
1.
UA-1EXを Macintosh からはずします。
2.
システムフォルダ機能拡張フォルダから「USB UA-1EX Driver」ゴミ箱にドラッグして削除 します。
『ASIO ドライバのインストールと設定』(P.53)でインストールした ASIO ドライバゴミ箱にド
3.
ラッグして削除します。
Macintosh を再起動します。
4.
53
オーディオのレイテンシを調整する
UA-1EXをアドバンス・モードでお使いの場合は、ドライバの設定を変更することで、オーディ オのレイテンシを調整することができます。レイテンシを調整するには、ドライバの設定ダイア ログでバッファ・サイズを調整します。
レイテンシとは、ソフトウェアがオーディオ・データを再生してから、実際に UA-1EX などのオー
ディオ・デバイスから音が聞こえるまでの遅延時間です。
1.
『専用ドライバの設定ダイアログの開きかた』(P.57)を参照して、「EDIROL UA-1EX Driver (の)設定」ダイアログ(Mac OS 9 の場合は ASIO コントロールパネル)を開きます。
ドライバのバッファ・サイズを調整します。
2.
次の設定がレイテンシが最も短くなります。
Windows の場合:
「オーディオ入出力のバッファ・サイズ」を一番左(Min)に設定します。
Mac OS X の場合:
「オーディオ入出力のバッファサイズ」を一番左(Min)に設定します。
Mac OS 9 の場合:
「Buffer Size」を一番左(Min)に設定します。
[OK](Mac OS X の場合は[適用])をクリックしてダイアログを閉じます。
3.
4.
UA-1EXを使用しているシーケンス・ソフトウェアを再起動します。
※ オーディオ機器のテスト機能を持ったシーケンス・ソフトウェアをお使いの場合は、そのテスト機能
を実行してください。
5.
シーケンス・ソフトウェアでオーディオ・データを再生します。 音切れが発生する場合には、この手順を繰り返し、手順 2 で指定するバッファ・サイズを、音切 れが無くなるまで少しずつ大きく設定していきます。
※ お使いのシーケンス・ソフトウェアによっては、シーケンス・ソフトウェア側のオーディオ設定の項
バッファ・サイズやレイテンシ
目にも 詳しくは、お使いのシーケンス・ソフトウェアの取扱説明書をご覧ください。
の調整機能がある場合があります。
54
ASIO のバッファ・サイズを小さくする(Windows )
ASIO 対応ソフトウェアから UA-1EX をお使いの場合、バッファ・サイズをより小さくすること ができます。音切れなどが発生する場合は、このチェック・ボックスのチェックをはずした状態 でお使いください。
『オーディオのレイテンシを調整する』
行ってください。
た状態で
1.
『専用ドライバの設定ダイアログの開きかた』(P.57)を参照して、「EDIROL UA-1EX Driver の設
定」ダイアログを開きます。
「ASIO のバッファ・サイズをより小さくする」のチェック・ボックスにチェックを入れます。
2.
[OK]をクリックして「EDIROL UA-1EX Driver の設定」ダイアログを閉じます。
3.
(P.54)は、
このチェック・ボックスのチェックをはずし
55
ASIO Direct Monitor を使う(Windows/Mac OS 9)
UA-1EXをアドバンス・モードでお使いの場合は、UA-1EX のダイレクト・モニターのオン/オ
を、ASIO2.0 対応シーケンス・ソフトウェアからコントロールすることができます。
1.
UA-1EXのインプット・モニター・スイッチAUTO に設定します。
『専用ドライバの設定ダイアログの開きかた』(P.57)を参照して、「EDIROL UA-1EX Driver
2.
(の)設定」ダイアログ(Mac OS 9 の場合は ASIO コントロールパネル)を開きます。
次のように設定します。
3.
Windows の場合:
「ASIO Direct Monitor を使う」チェック・ボックスにチェックを入れます。
Mac OS 9 の場合:
「Use ASIO Direct Monitor」チェック・ボックスにチェックを入れます。
4.
[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
※ お使いのシーケンス・ソフトウェアによっては、シーケンス・ソフトウェア側のオーディオ設定の項
目にも、ASIO Direct Monitor の設定項目がある場合があります。詳しくは、お使いのシーケンス・ ソフトウェアの取扱説明書をご覧ください。
※ ASIO Direct Monitor を使った場合、シーケンス・ソフトウェアの設定や録音手順によっては、意図し
ないタイミングでモニターのオン/オフが切り替わってしまう場合があります。このような場合は、
手順 3
でチェック・ボックスのチェックをはずし、ASIO Direct Monitor を無効にしてください。
56
■専用ドライバの設定ダイアログの開きかた
Windows の場合:
Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネル(Windows XP の場合は、
1.
Windows のスタート・メニューからコントロールパネル)を選びます。
2.
コントロールパネルにある EDIROL UA-1EX アイコンをダブルクリックします。 EDIROL UA-1EX Driver の設定ダイアログが表示されます。
※ Windows XP では、
てください。クラシック表示でない場合、
※ Windows Me では、
ください。
Mac OS X をお使いの場合:
システム環境設定を開き、EDIROL UA-1EX アイコンをクリックします。 EDIROL UA-1EX Driver 設定ダイアログが表示されます。
Mac OS 9 をお使いの場合:
お使いの ASIO 対応ソフトウェアのオーディオ設定ダイアログから、ASIO コントロールパ ネルを開きます。
※ オーディオ設定ダイアログの名称や、ASIO コントロールパネルを開く手順は、お使いのシー
ケンス・ソフトウェアによって異なります。詳しくは、お使いのシーケンス・ソフトウェアの 取扱説明書をご覧ください。
「クラシック表示に切り替える」
すべてのコントロールパネルのオプションを表示する
EDIROL UA-1EX
をクリックして、
は表示されません。
クラシック表示
をクリックして
にし
57

付属ソフトウェアの紹介

UA-1EXには、次の 2 種類のソフトウェアが付属しています。以下を参考に内容を確認して、必 要なソフトウェアをインストールしてください。
Sound it!(Windows 版/ Macintosh 版)
バーチャル・サウンド・キャンバス Ver3(VSC3)(Windows 版)

Sound it!

Sound it! は、UA-1EX やコンピューターに搭載されているサウンドカード(またはサウンド機 能)でデジタル変換された音声信号を、ハードディスクに録音したり、録音された音声信号に、 デジタル信号処理によるさまざまな編集、加工、エフェクト処理を行うことができるソフトウェ アです。
※ インストール方法など、詳しくは、『Sound it!』(P.60)をご覧ください。
fig.04-0150
58

Virtual Sound Canvas

バーチャル・サウンド・キャンバス Ver3(VSC3)は、MIDI ソフトウェア・シンセサイザーで す。外部音源を用いずに、お手持ちのコンピューターだけで、MIDI データを再生したり MIDI データを WAVE データに変換することができます。また、付属ソフトウェア Sound it! の MIDI
データの読み込み(MIDI → WAVE 変換)機能を使用する場合は、VSC3 が必要になります。 ※ インストール方法など、詳しくは『Virtual Sound Canvas』(P.76)を参照してください。 ※ Virtual Sound Canvas は Windows 版だけを同梱しています。
■特長
GM1 / GM2 システムおよび、ローランドの音源の共通仕様である GS フォーマットに対応 しています。また、ローランドの SC-55(mkII) や SC-88、SC-88Pro など多くの GS 音源 と音色互換性があり、これらの機種専用のミュージックデータの演奏もできます(ただし、 仕様の違いによりハードウェア音源と演奏表現が異なる場合もあります)。
16 パート、最大 128 ボイスのマルチ・ティンバーMIDI 音源です。また、902 音色+ 26 ド
ラム・セット(SC-88Pro Map 対応音色セット使用時)が内蔵されていますので、壮大な アンサンブル演奏が可能です。(SC-55 Map 対応音色セットや SC-88 Map 対応音色セッ トに切り替えることもできます。)
オーディオ・ファイル変換機能を装備し、スタンダード MIDI ファイルを簡単にオーディ
オ・ファイルに変換できるようになりました。
プレーヤー・ウィンドウにより、ミュージックデータの演奏はもちろんのこと、演奏のテ ンポやキーの変更も可能です。また、お気に入りの曲を登録したソングリストを保存する
こともできます。
コントローラー・ウィンドウで、各パートの音色、音量などの変更や、ミュートの操作が 簡単に行えます。
59

Sound it!

Sound it! は、UA-1EX やコンピューターに搭載されているサウンドカード(またはサウンド機
能)でデジタル変換された音声信号を、ハードディスクに録音したり、録音された音声信号に、
デジタル信号処理によるさまざまな編集、加工、エフェクト処理を行うことができるソフトウェ
アです。
■ Sound It! は Windows/Macintosh のどちらか一方でしか使えません
付属の CD-ROM には、Windows 版および Macintosh 版の Sound it! が入っています。しか し、インターネット社ソフトウェア使用許諾契約書の内容上、Sound it! は 1 ライセンスにつ き、Windows か Macintosh のどちらか一方でしか利用することができません。
60

Sound it! のインストール

Macintosh をお使いの場合は、P.64 を参照してください。

Windows をお使いの場合

1.
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されたメニューからファイル名を指定して実行
2.
をクリックします。
表示されたダイアログの名前の欄に、次のように入
3.
力して[OK]をクリックします。
D:¥Soundit3¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場合
があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に合わせ
てください。
4.
「Sound it! 3.0 LE for Windows用の InstallShield ウィザードへようこそ」ダイアログが表示さ
れたら、[次へ]をクリックします。
5.
使用許諾契約をお読みの上、ご同意いただけましたら、[はい]をクリックします。
契約にご同意いただけない場合は、Sound it! を使用することはできません。
「ユーザの情報」のダイアログで各項目を入力し、[次へ]をクリックします。
6.
「インストール先の選択」ダイアログが表示されます。Sound it! のインストール先(インストー
7.
ルする場所)を確認して、[次へ]をクリックします。インストール先のフォルダを変更する場
合は、[参照]をクリックして指定してください。
「プログラム フォルダの選択」ダイアログが表示されます。プログラムフォルダの名前を確認し
8.
て、[次へ]をクリックします。
シリアル番号
CD キー
Sound it! ユーザー登録カードの「シリアル番号」欄に記載されているシリ アル番号を入力してください。
以下の番号を入力してください。
61
9.
「関連付けを行うファイルの選択」ダイアログが表示されます。ファイルの関連付けを確認して、 [次へ]をクリックします。
ファイルの関連付け
.AU/.SNDまたは .AIF/.AIFF ファイルをダブルクリックすると、自動的に Sound it! が起動するよ
うになります。
「WMA フォーマットのサポート」ダイアログが表示されます。WMA フォーマットのファイルを
10.
読み書きする場合には、チェック・ボックスにチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
「作成するショートカットの選択」ダイアログが表示されます。デスクトップに作成するショー
11.
トカットを確認して、[次へ]をクリックします。
ショートカットをデスクトップに作成すると、作成されたアイコンをダブルクリックするだけ
で、Sound it! を起動することができます。
12.
「Sound it! Lesson のコピー」ダイアログが表示されます。Sound it! Lessonをハードディスク
にコピーする場合は、チェック・ボックスにチェックして、[次へ]をクリックします。
ハードディスクにコピーした場合は、Sound it! Lesson を起動する際に CD-ROM は必要ありま
せん。
Sound it! Lesson
Sound it! の機能や操作が一目でわかるマルチメディア・テキスト(html 形式)です。
13.
「ファイル コピーの開始」ダイアログが表示されます。内容を確認して、[次へ]をクリックし
ます。
「オプション選択」ダイアログが表示されます。必要なオプションをクリックして、[次へ]をク
14.
リックします。
インストールが完了したら、Windows を再起動します。
15.
以上で Sound it! のインストールが終わりました。
続いて、Sound it! と UA-1EX を使用するための設定を行います。
『Sound it! を起動する』(P.65)へ進みます。
62

Macintosh をお使いの場合

Windows をお使いの場合は、P.61 を参照してください。
Mac OS 9 をお使いの場合、システムフォルダ機能拡張にあるCarbonLib のバー ジョンによっては、Sound it! が起動しない場合があります。アップルのホーム ページから最新版を入手しアップデートしてください。
1.
CD-ROM を Macintosh の C D-ROM ドライブに入れます。
Sound it 3フォルダの中のSound it! 3.0 インストーラ・アイコンをダ
2.
ブルクリックします。
「Sound it! 3.0 for Macintosh へようこそ」ダイアログが表示されます。内容をよくお読みになり、
3.
[続ける]をクリックします。
使用許諾にご同意いただけない場合は、Sound it! を使用することはできません。
4.
カスタムインストールを選択します。
fig.09-0550
Sound it! プログラムと Lesson をハード
ディスクにコピーすることができます。
ハードディスクにコピーした場合は、
Sound it! Lesson を起動する際に CD-
ROMは必要ありません。
インストールするフォルダを変更する場合
は、インストールの場所をクリックして変
更してください。
Sound it! Lesson
Sound it! の機能や操作が一目でわかるマル
チメディア・テキスト(html 形式)です。
5.
[インストール]をクリックしてインストールを開始します。
63
6.
CD キーを入力し、[OK]をクリックします。
以下の番号を入力してください。
CD キー
fig.09-0640
右のようなダイアログが表示されますので、
7.
終了をクリックします。
fig.09-0730
8.
右のようにファイルが作成され、
インストールが終了します。
9.
Macintosh を再起動します。
64

Sound it! を起動する

Windows をお使いの場合

1.
UA-1EXとコンピューターを接続します。
あらかじめ、『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.14)での設定を済ませておいて
ください。
Windows のスタート・ボタンから、プログラム(Windows XP では、すべてのプログラム)|
2.
Sound it! 3.0 LE | Sound it! 3.0 LEを選択します。
または、デスクトップの Sound it! 3.0 LE のショートカットをダブルクリックします。

Macintosh をお使いの場合

Mac OS 9 をお使いの場合、システムフォルダ機能拡張にあるCarbonLib のバー ジョンによっては、Sound it! が起動しない場合があります。アップルのホーム ページから最新版を入手しアップデートしてください。
fig.09-08
UA-1EXとコンピューターを接続します。
1.
あらかじめ、『ドライバのインストールと設定(Macintosh)』(P.27)での
設定を済ませておいてください。
2.
インストールしたフォルダの中の Sound it! 3.0 アイコンをダブルクリックします。
初回起動時には、ユーザー登録のダイアログが開きます。
ユーザー名の欄にお客様のお名前を、シリアル番号の欄に Sound it! ユーザー登録カードの「シ
リアル番号」欄に記載されているシリアル番号を入力してください。
OK]をクリックします。
65

オーディオ・デバイスを選択する

Sound it! を初めて起動したときは、オーディオ・ポートの設定を行う必要があります。Sound
it! が、ウェーブの入出力に使用するためのデバイス(UA-1EX)を指定します。Sound it! の初回
起動時や、使用するサウンド・カード、オーディオ機能を変更した場合は、必ずこの設定を行
なってください。
最初に起動した時、またはオーディオ・ポートの設定が行われていない場合、以下のような メッセージが表示されます。いずれかのメッセージが表示された場合は、[OK] をクリック し、手順 2. を参考に、続いて表示される「オーディオポートの設定」ダイアログで入出力に 使用するデバイスを指定してください。
WAVE OUT デバイスの指定がない場合   WAVE IN デバイスの指定がない場合
fig.win-out30、fig.win-in30
fig.09-1250、fig.09-1350
Sound it! の設定メニューからオーディオポートの設定をクリックします。
1.
「オーディオポートの設定」ダイアログが表示されます。
2.
ウェーブの入出力に使用するオーディオ・デバイスとして UA-1EX を使用する場合は、出力デバ
イスおよび入力デバイスを次のように設定します。
66
Windows XP の場合: Windows XP 以外の場合:
※ USB オーディオーディオデバイスは、ご使用の環境によって(1)やそれ以外の数字が付加され
る場合があります。
fig.audioport-2
OS 9 の場合: OS X の場合:
3.
[OK]をクリックします。
以上で設定は終了です。
続いて Sound it! の使い方を説明します。
67

ファイルを開く

1.
ファイル・メニューから読み込みをクリックします。
または、ツールバーにある アイコンをクリックします。
2.
オーディオファイルの読み込みダイアログのファイルの種類のプルダウン・リストから、開きた
いファイルの種類を選びます。
Sound it! で開くことのできる主なファイル
対応フォーマット 拡張子
WAV .wav AIFF/AIFC *.aif, *.aiff, *.aifc MP3 *.mp3 NeXT/Sun *.au, *.snd PCM Raw Data *.raw, *.pcm
AIFF は M acintoshで標準的に使用されているファイル形式です。 PCM Raw Data ファイルを開く場合、ウェーブのフォーマットを指定するダイアログが開
きます。 試聴ボタンを押すと、ファイルを読み込む前に、選択しているファイルを再生することが
できます。
※ Mac OS Xには試聴ボタンはありません。
目的のファイルを選択して[開く]をクリックします。
3.
68

再生する

オーディオ・データを再生するには、プレーヤーを使用します。
再生
停止
巻戻し
早送り
頭出し
プレーヤーが表示されていない場合は、表示メニューからツールバープレイパネルをクリック
します。
※ アナログ信号を録音した場合、音が歪んでいるときには入力レベルを下げて、再度録音してみて
ください。
カーソル位置から演奏を開始します。範囲選択されている場合は選択 範囲をループ(繰り返し)演奏します。
演奏/録音を停止します。カーソルも現在位置で停止します。
現在表示しているズーム倍率のサンプル数ずつ、カーソルを戻します。
現在表示しているズーム倍率のサンプル数ずつ、カーソルを進めます。
ウェーブの先頭位置(0 サンプル位置)にカーソルを移動します。
69

録音する

UA-1EXに接続されているマイク、オーディオ機器のデジタル出力などを録音することができま
す。ここでは録音する場合の基本的な手順を説明します。
新規ファイルを作成する
まずは新規ファイルを作成し、作成するオーディオ・データの音質を決定します。
1.
ファイル・メニューから、新規作成をクリックします。
またはツールバーの をクリックします。
ウェーブの新規作成ダイアログで、作成するウェーブの
2.
ビット・レゾリューション(ビット数)、チャンネル
(MONO / STEREO)、サンプリング・レートを指定しま
す。
サンプリング・レートは、UA-1EXのサンプリング周波数
切り替えスイッチで設定している周波数と同じ値にします。 ※ CD を作成するためには、サンプリング・レートを
44100Hz に設定してください。UA-1EX のサンプリング周
波数切り替えスイッチも 44.1kHz に設定します。 ※ デジタル信号を録音する場合は、UA-1EX のサンプリング周波数切り替えスイッチと、外部デジ
タル機器の周波数を同じ周波数に設定する必要があります。また、UA-1EXのサンプリング周波
数切り替えスイッチを切り替えたときには、UA-1EXとコンピューターをの接続をいったん外し
て接続しなおしてください。
3.
[OK]をクリックします。
70
録音をする
準備が完了したら、以下の手順で録音します。
1.
録音するソースがデジタルかアナログかによって、UA-1EXの録音ソース切り替えスイッチを切
り替えてください。 ※『基本的な使いかた』(P.33)を参照してください。
録音するソースがアナログの場合には、録音する音声を UA-1EX に入力し、UA-1EX のインプッ
2.
ト・ボリュームで入力レベルを調節します。
Sound it! の設定メニューから、入力レベルを開くを選択します。
3.
4.
レベル・メーターが振れていることを確認します。 ※ 振れない場合、『オーディオ・デバイスを選択する』(P.66)
を参考にして、オーディオ・ポートが正しく設定されている
かどうか確認してください。
5.
レベルの設定と確認が終わったら、ウェーブ入力レベル・ウィンドウを閉じます。
6.
ツールバーの を押します。続けて、UA-1EX と接続しているオーディオ機器で、録音するため
の音声を再生させます。
録音中は、プレーヤーに「REC」
と表示されます。ウェーブ・ウィ
ンドウの右下の小さいカウンター
も動きます。
※ アナログ信号を録音した場合、音が歪んでいるときには入力レベルを下げて、再度録音してみて
ください。 ※ UA-1EXの録音ソース切り替えスイッチが DIGITAL になっているとコンピューターのオーディ
オ・データを再生することができません。ANALOG に設定してください。
7.
演奏が終了したら、ツールバーの をクリックします。
8.
ツールバーの をクリックして、録音したデータを再生します。
71

編集する〜録音したデータの不要な部分を消す〜

Sound it! は、簡単な操作で波形の編集を行うことができます。ここでは、波形編集の基本的な
手順を説明します。
波形を拡大/縮小表示する
エディット・ウィンドウ、またはディスプレイ・ウィンドウで、任意の位置(時間軸)を拡大/
縮小表示することができます。これにより、波形の選択や確認が容易になります。波形を拡大/
縮小するには、ウィンドウの右下にあるボタンを使用します。 ※ ディスプレイ・ウィンドウでは、エディット・ウィンドウで表示する範囲を指定することができ
ます。
クリックするたびに、カーソル位置を中心に拡大表示します。
クリックするたびに、カーソル位置を中心に縮小表示します。
、 と表示される場合もあります。
ディスプレイ・ウィンドウで、拡大したい範囲をマウスでドラッグします。
1.
fig.09-4130
選択範囲がエディット・ウィンドウに拡大表示
2.
されます。
エディット・ウィンドウ
ディスプレイ・ウィンドウ
72
編集する範囲を選択する
波形を編集する前に、まずは、編集する範囲を選択します。
Sound it! では様々な方法で波形を選択することができます。選択後、ウェーブの編集、加工、
エフェクトを実行します。また、必要に応じてゼロクロス補正を行なうことができます。また、
範囲を選択した状態で演奏すると、その範囲をループ演奏します。以下の方法を組み合わせるこ
とでスピーディに波形を選択することができます。
■マウスで左右にドラッグして選択する
エディット・ウィンドウで、マウスをドラッグして任意の範囲を選択することができます。
ウェーブがステレオの場合は、L/R チャンネル同時選択、L チャンネル、R チャンネルのみを選
択することができます。
選択範囲を削除する
任意の範囲を選択した状態で次の操作を行うと、選択範囲のデータが削除され、範囲の開始点と
終了点がつながります。
選択範囲のデータはペーストバッファ(一時記憶領域)に入ります。
1.
削除したい範囲を選択します。
編集メニューから切り取り・カットを選択します。
2.
選択範囲以外を削除する
任意の範囲を選択した状態で次の操作を行うと、選択範囲の部分を残して他のデータが削除され
ます。
残したいデータの範囲を選択します。
1.
2.
編集メニューから切り取り・トリムを選択します。
73

ファイルに保存する

以下の手順でオーディオ・データを保存します。
1.
ファイル・メニューから名前を付けて保存を選択します。
名前を付けて保存ダイアログで、ファイルを保存する場所と、ファイルの種類を指定します。
2.
MP3ファイルで保存する場合は、ファイルの種類で MP3(*.mp3) を選びます。
ファイル名を入力して、[保存]をクリックします。
3.
4.
MP3の設定ダイアログが表示されますので、お好みのビットレートを選びます。

Sound it! を終了する

Sound it! を終了するにはファイル・メニューから、Sound it! の終了をクリックします。

Sound it! ヘルプについて

■ Windows
Sound it! ヘルプでは、Sound it! の使い方を詳しく説明しています。ヘルプは以下の方法で見る
ことができます。
スタート・ボタンをクリックし、プログラム(Windows XP では、すべてのプログラム) | Sound it! 3.0 LE | Sound it! 3.0 Help をクリックします。
Sound it! を起動し、ヘルプ・メニューからヘルプの起動をクリックします。
※ Sound it! 3.0 LE のヘルプではなく、Sound it! 3.0 のヘルプが表示されます。
■ Macintosh
Sound it! を起動し、ヘルプ・メニューからヘルプの起動をクリックします。
74

Sound it! のお問い合わせについて

Sound it! に関する質問は、株式会社インターネットにて受け付けております。
詳しくは『Sound it! のお問い合わせ窓口について』(P.97)をご覧ください。
Sound it! 3.0 LE と Soundit! 3.0 の違い...
Windows Sound it! 3.0 LE には CD への書き込み機能がありません。
75

Virtual Sound Canvas

※ Virtual Sound Canvas は Windows にのみ対応しています。
インストール方法(Windows)
1.
CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブに入れます。
Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されたメニューからファイル名を指定して実
をクリックします。 ※ 他のプログラムが既に起動している場合は、以降の操作を行う前にそれらをすべて終了してくだ
さい。
fig.10-2
2.
表示されたダイアログの名前の欄に、次のよう
に入力して[OK]をクリックします。
D:¥VSC3¥Setup.exe
※ ドライブ名D:は、お使いの環境によって異なる場
合があります。お使いの CD-ROM ドライブ名に
合わせてください。
「ようこそ」ダイアログが表示されたら、[次へ]
3.
をクリックします。
使用許諾契約に同意するかどうかのメッセージが表示されます。内容をご確認のうえ、同意され
4.
る場合は、[はい]をクリックしてください。[いいえ]をクリックするとインストールは中断さ
れます。
76
5.
お使いのコンピューターに VSC がすでにインストールされている場合は、次のような確認のダイ
fig.10-3
6.
次のダイアログが表示されます。チェックを入れた状態で[次へ]をクリックしてください。
fig.10-4
コンピューターにVSCがインストール されていた場合は、再インストールするための バックアップディスクやCD-ROMが付属しているか どうかを確認してください。バックアップ用のディスク がない場合は、[バックアップしてインストールする] にチェックをして、[次へ]をクリックしてください。 インストール後にデスクトップ上に[VSCRestore] というアイコンが作られます。 このアイコンをダブル・クリックすると元の状態に 戻すことができます。 バックアップ用のディスクをお持ちの場合は、 チェックをはずして[次へ]をクリックしてください。
Windowsの「エクスプローラ」などで.midの 拡張子のついたファイルを、VSCで開く 場合にチェックします。
後で他のソフトウェアをインストールした
場合などに、.midファイルとVSCの関連 付けが無効になることがあります。)
77
fig.10-5
7.
インストール先が表示されます。そのままで
よければ[次へ]をクリックします。インス
トール先のフォルダを変更したい場合は、
[参照]をクリックして指定してください。
インストール確認のダイアログが表示されます。
8.
表示される内容が正しければ[次へ]をクリックします。
インストールが始まります。
Windows XP の場合:
ドライバ署名オプション・ダイアログの設定が「無視」になっていないと「!」マークのダイ アログが表示されます。[続行]をクリックしてインストールを続行します。
Windows 2000 の場合:
ドライバ署名オプション・ダイアログが「無視」になっていないと「デジタル署名が見つかり ませんでした」というダイアログが表示されます。[はい]をクリックしてインストールを続
行します。
ドライバ署名オプション・ダイアログの表示方法についてはP.42 を参照してください。
再起動の確認ダイアログが表示されます。
9.
VSC を有効にするために、[はい、直ちにコンピュータを再起動します。]を選び、[OK]をク
リックします。
これで、VSC のインストールが終わりました。
VSC の使用方法など、詳しくはヘルプを参照してください。
78
VSC ヘルプの参照方法
ヘルプは以下のいずれかの方法で表示できます。
スタート・ボタンをクリックし、プログラム(Windows XP では、すべてのプログラム | Virtual Sound Canvas 3.2 | Virtual Sound Canvas 3.2 ヘルプをクリックします。
タスク・バーの VSC ヘルパーアイコンをクリックし、メニューから[ヘルプ]を選びます。
79

トラブルシューティング

トラブルが発生したら、まずこの章を読みましょう。トラブルを解決するためのヒントが書かれ
ています。この章の内容を確認しても解決しない場合は、ホームページへアクセスしてみてくだ
さい。最新の情報が用意されていることがあります。(http://www.roland.co.jp/cs/)
それでも解決しない場合には、巻末の『お問い合わせの窓口』にお問い合わせください。 ※ Windows や Macintosh 自体の操作については、お使いのコンピューターや OS の取扱説明書を
参照してください。
USB ドライバに関連したトラブル(Windows)
ドライバが正しくインストールできない
再度、『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.14)を参照してドライバのインストー
ルを行ってください。
デバイス マネージャに「その他のデバイス」「不明なデバイス」「?/!/ ×がついたデバイス」はあり
ませんか?(Windows)
ドライバのインストールが正常に完了しなかった場合、インストールされたドライバが不完全な
ままで残ってしまうことがあります。
再度、『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.14)を参照してドライバのインストー
ルを行ってください。
UA-1EX は正しく接続されていますか?
UA-1EX がコンピューターの USB コネクターに接続されているかを確認してください。
他の USB 機器が接続されていませんか ?
UA-1EX 以外の USB 機器をコンピューターからはずした状態で、インストールを行ってください。
外付けの USB のハード・ディスクに UA-1EX を接続している場合は、コンピューター本体の USB
端子に直接 UA-1EX を接続してください。
他のソフトウェアや常駐ソフトウェア(ウィルスチェックなど)が起動していませんか?
他のソフトウェアが起動していると、インストールが正しく行われないことがあります。必ずイ
ンストールの前に他のソフトウェアを終了させてください。
ネットワークの CD-ROM ドライブからインストールしていませんか ?
ネットワークの CD-ROM ドライブからはインストールできません。
80
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていませんか?
CD-ROM や CD-ROM ドライブのレンズが汚れていると、インストーラーが正常に動作しないこ
とがあります。市販の CD 専用クリーナーやレンズクリーナーでクリーニングしてください。
コンピューターの省電力設定はオフになっていますか?
省電力、パワー・セーブのための機能が有効になっている場合は、設定を解除してください。
解除方法はコンピューターの取扱説明書を参照してください。
ハードディスクに十分な空き容量がありますか ?
不要なファイルを削除して空き容量を増やしてください。ファイルを削除した後、ごみ箱を空に
してください。
UA-1EX の ADVANCE スイッチの設定は適切ですか?
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチを適切な位置に設定して、再度ドライバのイ
ンストールを行ってください。
コンピューターで USB が使用可能になっていますか?
お使いのコンピューターの取扱説明書を参照し、USB が使用可能になっているかを確認してください。
コンピューターや USB ハブの電源供給に余裕がありますか?
UA-1EXへの電源供給が不足すると接続できません。次のケースに該当していないか確認してく
ださい。
バッテリーで動作しているノー トコンピューターでお使いの場合、コンピューターによって は動作が不安定になることがあります。その場合は、コンピューターに AC アダプターを接 続してお使いください。
コンピューターの省電力モードによっては、USB に対する電力供給を制限する場合がありま
す。コンピューターの設定条件を見直してください。 バス電源ハブ(電源を内蔵しないハブ)では、UA-1EX を使用できない場合があります。自
己電源ハブ(電源を内蔵しているハブ)をお使いください。
お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをお使いの場合は、動作が不安定になるこ
とがあります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを接続することによって問題が解決するこ
とがあります。
81
ドライバをインストール/アンインストール/使用できない
Windows へは、管理者権限を持つユーザーでログオンしていますか?
ドライバをインストール/アンインストール/再インストールするためには、Administratorなど
の管理者権限を持つユーザーが Windows にログオンしなくてはなりません。
「ドライバ署名オプション」の設定を行いましたか?
ドライバをインストールする/再インストールするには、「ドライバ署名オプション」の設定を
行う必要があります。(→ P.42 手順 4)
Windows XP/2000 で「ハードウェアのインストール」、「デジタル署名が見つか りませんでした」ダイアログが表示される
「ドライバ署名オプション」の設定を行いましたか?
ドライバをインストールする/再インストールするには、「ドライバ署名オプション」の設定を
行う必要があります。(→ P.42 手順 4)
82
ドライバのインストールしたのにドライバのファイルを要求される
ドライバをインストールした時と違う USB コネクターに UA1EX を接続しませんでしたか?
お使いのコンピューターや USB ハブ に 2 つ以上の USB コネクターが装備されている場合、
UA-1EXを接続する USB コネクターを変更すると、すでにドライバがインストールされている
コンピューターでもドライバのファイルを要求される場合があります。
(この動作は異常ではありません。)
以下の手順にしたがってドライバをインストールしてください。
1.
UA-1EXを接続していない状態で Windows を起動します。
UA-1EXの ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定します。
2.
UA-1EXをコンピューターに接続します。
3.
Windows XP の場合:
1. 新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイアログが表示されます。
Windows Update に接続するかを尋ねられた場合は「いいえ、〜。」を選んで[次へ]をク リックします。
2.「ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)」を選んで[次へ]をクリックします。 「!」または「×」マークのダイアログが表示されたら、[続行]をクリックしてインストール
を続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバのインストールをやり直 してください。(→『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.14))
Windows 2000 の場合:
「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが表示されたら、[はい]をクリッ
クしてインストールを続行します。続行できない場合は[OK]をクリックしてドライバのイ ンストールをやり直してください。(→『ドライバのインストールと設定(Windows )』
(P.14))
4.
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されます。 [完了]をクリックします。
5.
Driver Setup ダイアログで[閉じる]をクリックします。 システム設定の変更ダイアログが表示された場合は[はい]をクリックしてください。Windows
が自動的に再起動します。
83
「ドライバが正しくインストールできない(Mac OS X)
お使いの OS は対応していますか?
最新 OS への対応状況を http://www.roland.co.jp/cs/ で確認してください
最新版のドライバをダウンロードしてインストールを行ってみてください。
最新版ドライバを http://www.roland.co.jp/cs/ からダウンロードしてインストールを行ってく ださい。
84
音が鳴らない
オーディオの録音や再生ができない/ 音が鳴らない
UA-1EX の録音ソース切り替えスイッチが「ANALOG」になっていますか?
録音ソース切り替えスイッチが「DIGITAL」になっていてデジタル入力コネクターに入力信号が 送られていると、デジタル入力端子に入力されたオーディオ信号が出力されます。コンピュー ターのオーディオ・データは出力されません。
コンピューターの CD プレイヤーで再生したオーディオ CD の音を鳴らそうとしていますか?
コンピューター内蔵の CD-ROM ドライブでオーディオ CD を鳴らす場合は『コンピューター内 蔵の CD-ROM ドライブでオーディオ CD を鳴らす/ゲームの BGM を UA-1EX で鳴らす』
(P.26)をご覧ください。
複数のソフトウェアを起動していませんか?
複数のソフトウェアを同時に起動すると、エラー・メッセージが表示されることがあります。こ の場合は、[OK]をクリックしたあと、他のソフトウェアを終了してください。 ソフトウェアのウィンドウを閉じていても、タスクバーに残っていると起動していることになり ますので、タスクバーに表示されている不要なソフトウェアを終了してください。
再生するシーケンス・ソフトウェアでオーディオ・データの出力先を設定していますか?
シーケンス・ソフトウェアによっては、オーディオ・データの出力先を UA-1EX に設定する必要 があります。設定方法について詳しくはシーケンス・ソフトウェアの取扱説明書をご覧くださ い。
ドライバは正しくインストールされていますか?
UA-1EXを使ってオーディオ・データを再生するためには、USB オーディオ デバイスドライバ をインストールしておく必要があります。インストールと設定方法については『ドライバのイン ストールと設定(Windows)』(P.14)、『ドライバのインストールと設定(Macintosh)』(P.27) をご覧ください。
Windows のボリュームコントロールの各フェーダーは上がっていますか?
『ボリュームコントロールの設定』(P.23)の説明に従って、各フェーダーのボリュームを調節し
てください。
85
デジタル接続での録音ができない
CD や MD のオーディオ・データをコンピューターに取り込む場合、録音ソース切り替えスイッ チが「DIGITAL」になっていますか?
録音ソース切り替えスイッチを「DIGITAL」にしてください。
シーケンス・ソフトウェアのサンプリング周波数の設定とデジタル入力コネクターに接続している デジタル機器のサンプリング周波数は同じですか?
サンプリング周波数を同じ周波数にしてください。 UA-1EXのサンプリング周波数を切り替えた場合は、設定を有効にするために UA-1EX とコン ピューターをいったん外し、再度接続してください。
86
録音しても無音のファイルが生成される
シーケンス・ソフトウェア側で、オーディオデータの入力先を正しく設定してありますか?
お使いになるシーケンス・ソフトウェアによっては、シーケンス・ソフトウェア側のオーディ オ・データの入力先を UA-1EX に設定する必要があります。 設定方法については『ドライバのインストールと設定(Windows)』(P.14)、『ドライバのインス トールと設定(Macintosh)』(P.27)をご覧ください。
SCMS のための符号が記録されたデータはデジタル録音できません
UA-1EXは SCMS に対応していますので、市販音楽 CD からデジタルコピーした MD など、 SCMS のための符号が記録されたデータをデジタル入力コネクターから入力した場合、UA-1EX はこれをコンピューターに録音することはできません。ライン出力ジャック、ヘッドホン・ ジャックからは出力されます。
デジタル入力端子にデジタル機器をつないだまま、機器側でサンプリング周波数を切り替えると
(デジタル放送の A モード/ B モード切り替えなど)、録音ができなくなります。
サンプリング周波数を切り替える時は、デジタル・ケーブルを挿し直してください。
24bit オーディオ・データの再生/録音ができない
お使いのシーケンス・ソフトウェアは 24bit オーディオ・データに対応していますか?
24bit オーディオ・データに対応したシーケンス・ソフトウェアをお使いください。
お使いのシーケンス・ソフトウェアは 24bit オーディオ・データ録音/再生になっていますか?
お使いのシーケンス・ソフトウェアで 24bit に設定してください。
UA-1EX の ADVANCE(モード切り替え)スイッチは ON になっていますか?
24bit オーディオ・データに対応したシーケンス・ソフトウェアでお使いになる場合は、 ADVANCE(モード切り替え)スイッチON に設定します。(→『アドバンス・モードを使う』
(P.41))
※ 設定を切り替えた場合には、UA-1EXをコンピューターからいったんはずして接続しなおしてく
ださい。
87
コンピューターで録音や再生をする時にノイズや音切れがする
オーディオの再生中にノイズが入る オーディオの再生中に音が途切れる 録音した音にノイズが入る
Macintosh で省エネルギーの設定を確認してください。
Mac OS X のシステム環境設定にある省エネルギーで次のように設定してください。
fig.power-save2
スリープ・タブをクリックします。
「コンピューターがスリープするまでの静止している時
間:」しないに設定します。
「ディスプレイがスリープするまでのコンピュータが静止し
ている時間:」しないに設定します。
fig.power-save1
オプション・タブをクリックします。 プロセッサのパフォーマンスがある場合は、最高を選びま
す。
88
Windows で「バックグラウンドの処理を優先にする」の設定を行いましたか ?
オーディオの処理をスムーズにするために、バックグラウンドの処理を優先にする設定を行って ください。
(→『バックグラウンドの処理を優先する』(P.16))
Windows では、コントロールパネルにあるパワーマネージメントの設定により、オーディオの再 生が途切れることがあります。
パワーマネージメントをダブルクリックして表示される電源のプロパティの内容は、お使いのコ ンピューターの環境によって異なります。一般的な例をもとに説明をしますが、お使いのコン ピューターの取扱説明書をご覧になり確認してください。コンピューターによっては、次の設定 項目がない場合もあります。
1. Windows のコントロールパネルシステム・アイコンをダブルクリックします。
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。
2. ハードウェア・タブをクリックします。
3. デバイスマネージャをクリックして、デバイスの一覧を表示させます。
4. 一覧の中から、アドバンストパワーマネジメントサポートを選び、プロパティをクリックしま
す。
アドバンストパワーマネジメントサポートのプロパティ・ダイアログを表示させます。
5. 設定タブをクリックし、トラブルシューティング電源状態のポーリングをしないのチェッ
ク・ボックスにチェックを入れて[OK]をクリックします。
6. システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。
7. Windows を再起動します。
UA-1EX やミキサーなどのオーディオ機器をコンピューターに 2 台以上接続していませんか?
UA-1EXを 1 台 だけコンピューターに接続してみてください。UA-1EX を1 台だけ接続したと きにノイズがなくなるか確認してください。コンピューターに多くのオーディオ機器を接続する と、お使いの環境によってはノイズが発生することがあります。そのような場合は、UA-1EX だ けをコンピューターに接続してお使いください。
UA-1EX 以外に USB 機器をお使いですか?
UA-1EX以外の USB 機器の電源を切ってみてください。 外付けの USB のハード・ディスクに UA-1EX を接続している場合は、コンピューター本体の USB コネクターに直接 UA-1EX を接続してください。
多くのソフトウェアを起動していませんか?
演奏中に同時に多くのソフトウェアを使用したり、他のソフトウェアを起動したときなどには、 演奏が途切れる場合があります。不要なソフトウェアを終了してから、もう一度試してくださ い。それでも改善されない場合は、コンピューターを再起動してみてください。
89
ドライバの設定ダイアログでバッファサイズを調整することで症状を改善できることがあります。
『オーディオのレイテンシを調整する』(P.54)を参照して、バッファサイズを調整してください。
オーディオ機器のテスト機能を持ったシーケンス・ソフトウェアをお使いの場合は、そのテスト 機能を実行してください。
※ バッファ・サイズを変更したら、必ず UA-1EXを使用しているシーケンス・ソフトウェアの
再起動してください。
LAN が動作していると、音が途切れることがあります。
デバイスマネージャーで LAN を無効にしてみてください。それによって音切れが解消された場 合には LAN 用ドライバや BIOS のアップデートによって音切れが解消される可能性があります。
メモリを増やしてみてください。
メモリを増やすことによって、コンピューターの処理能力がアップします。メモリの増設につい ては、お使いのコンピューターの取扱説明書をお読みください。
USB ハブに UA-1EX を接続していますか?
コンピューター本体の USB コネクターに直接、接続してみてください。
ディスクドライブの設定を次の手順で変更してみてください
※ コンピューターによっては、次の設定項目がない場合もあります。
1. Windows のコントロール パネルシステムをダブルクリックします。
2. デバイス マネージャ・タブをクリックします。
3. ディスク ドライブをダブルクリックして、デバイスの一覧を表示します。
4. 一覧の中から、GENERIC IDE DISK TYPE?? を選び、プロパティをクリックして GENERIC
IDE DISK TYPE?? のプロパティ・ダイアログを表示させます。
GENERIC IDE DISK TYPE?? ?? には、お使いの環境によって異なる数字が入ります。
5. 設定タブをクリックし、オプションの DMA のチェック・ボックスにチェックを入れ、[OK]
をクリックしてダイアログを閉じます。
※ お使いの環境によっては、DMA の設定に関するダイアログが出ることがあります。内容を確
認した上で、[OK] または[キャンセル]をクリックしてください。
6. システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックして、ダイアログを閉じます。
7. コンピューターを再起動して、以上の設定を有効にします。
90
Mac OS 9 をお使いの場合仮想メモリやネットワーク関連の設定によってノイズが出ることがあり ます。
以下のように設定しなおしてからお使いください。
【Mas OS 9】アップルメニューのセレクタで AppleTalk を「不使用」にする。(シーケン
ス・ソフトの起動時に OMS が求めてくる、AppleTalk を[オフにする]の操作では切り 替わりません。必ず、セレクタで、設定を切り替えてください。)
【Mas OS 9】コントロールパネルメモリ仮想メモリ「切」にする。
インターネットへの接続方法によって、下記の状態でお使いください。
インターネットへ LAN ケーブルで接続している場合
LAN ケーブルを接続した状態でお使いください。
インターネットへ内蔵モデムポートで接続している、またはインターネットへ接続してい ない場合
コントロールパネル内「TCP/IP」の経由先を「PPP」に設定してください。 設定後、Macintosh を再起動してください。
※ シーケンス・ソフトウェアやオーディオ編集ソフトウェアの使用中に、ネットワークにアクセ
スするソフトウェア (Web ブラウザなど ) を同時に使用しないでください。
再生/録音が途中で停止し、その後再生/録音ができない
UA-1EX を使用中に CD-ROM ドライブやネットワークにアクセスするなど、負荷が重い処理 を行いませんでしたか?
UA-1EXを使用中に負荷の大きい処理を行うと、正しく動作しない場合があります。このような 場合は、いったん再生/録音を中止して、再度、再生/録音を開始してください。それでも再生 /録音が正しくできない場合は、UA-1EXを使用しているシーケンス・ソフトウェアをすべて終 了し、UA-1EXを接続しなおしてください。
デジタル録音した音が歪んだりピッチが変わったりノイズが入ったりする
シーケンス・ソフトウェアのサンプリング周波数の設定とデジタル入力コネクターに接続してい るデジタル機器のサンプリング周波数は同じですか?
シーケンス・ソフトウェアと UA-1EX のサンプリング周波数を同じ周波数にしてください。 UA-1EXのサンプリング周波数を切り替えた場合は、設定を有効にするために UA-1EX をコン ピューターからいったん外し、再度接続してください。
91
コンピューターからの再生音以外にノイズや歪みが発生する 音が小さい
マイクが接続されたままになっていませんか?
UA-1EX にマイク接続されている場合は、マイクを抜いて、インプット・ボリュームを左いっぱ いに回してください。(入力レベルを下げます。)
接地端子の処理をしていますか?
コンピューターのシャーシ、またはコンピューター付属の AC 電源プラグのアース端子を接地す ることで問題が解決することがあります。また、近くにテレビや電子レンジなど、強い磁気を発 生する機器がないか確認してください。
多くのオーディオ機器を接続していませんか?
多くのオーディオ機器を接続すると、ノイズが発生することがあります。使用しないオーディオ 機器は接続しないようにしてください。
入力ジャックに接続している機器の音が歪む
UA-1EXのインプット・ボリュームで、入力レベルを小さくしてください。
ライン入力ジャックに接続した機器の音量が小さい
抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
インプット・ボリュームは適度に上がっていますか?
インプット・ボリュームで入力レベルを上げてみてください。
92
その他のトラブル
サスペンドやハイバーネーションから復帰するとボリュームが変わって しまった
Windows 2000 では、サスペンドやハイバーネーションから復帰すると、Windows 側の問 題により、出力のボリューム設定が変わってしまいます。
Windows のボリュームコントロールで、USB オーディオ(スピーカー)のスライダーを調整し てください。(→『ボリュームコントロールの設定』(P.23))
93
付属ソフトウェアに関連したトラブル
インストールできない
付属の CD-ROM がコンピューターの CD-ROMドライブに入っていますか?
インストールの時、CD-ROM ドライブのドライブ名やインストール・ファイル名が正しく入力さ れているか確認してください。
ハードディスクに十分な空き容量がありますか?
ハードディスクの空き容量を増やしてください。不要なファイルを削除し(ごみ箱に移動し)、そ の後ごみ箱を空にしてください。 または、ハードディスクを増設してください。
インストール時に他のアプリケーションを起動していませんか?
すべてのアプリケーションを終了してから、もう一度インストールし直してください。
Sound it! の CD キーがわからない
Sound it! の章に記載しています。
『Soundit! のインストール』(Windows:P.61、Macintosh:P.63)を確認してください。
起動できない
多くのアプリケーションを起動していませんか?
メモリが不足して、新たなアプリケーションを起動できないことがあります。不要なアプリケー ションを終了してから、新たなアプリケーションを起動してください。それでもエラーが表示さ れた場合は、コンピューターを再起動してみてください。
起動時にエラーが表示される
複数のアプリケーションを同時に起動すると、エラー・メッセージが表示されることがあります。
この場合は、[OK]をクリックしたあと、不要なアプリケーションを終了してください。 アプリケーションのウィンドウを閉じていても、タスクバーに残っていると起動していることに なりますので、タスクバーに表示されている不要なアプリケーションも終了してください。
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付属ソフトウェアのアンインストール(削除)方法 (Windows)
付属の CD-ROM に収録されている各ソフトウェアは、Windows のアプリケーションの追加と削 除の機能に対応しています。不要になったソフトウェアは、以下の方法で削除することができま
す。 お使いの OS や環境によって、ダイアログの表示が異なる場合があります。詳しくは、お使いの コンピューターや OS の取扱説明書を参照してください。
1.
Windows XP / 2000 では管理者権限を持つユーザー(Administrator など)でログオンします。
アプリケーションの追加と削除(またはプログラムの追加と削除)・ダイアログを開きます。
2.
Windows XP の場合:
1. Windows のスタート・メニューからコントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるプログラムの追加と削除アイコンをダブルクリックします。
Windows 2000 の場合:
1. Windows のスタート・メニューから設定コントロールパネルを選びます。
2. コントロールパネルにあるアプリケーションの追加と削除アイコンをダブルクリックします。
Windows XP / 2000 ではプログラムの変更と削除アイコン、
3.
Windows Me / 98 ではインストールと削除タブをクリックします。
4.
一覧表の中から、削除したいソフトウェアをクリックします。
5.
Windows XP では[変更/削除]または[変更と削除])、 Windows 2000 / M e/ 98 では[追加と削除])をクリックします。
アンインストールの完了を知らせる画面が表示されます。
6.
[完了]または[OK]をクリックします。
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ブロック図

■ 録音ソース切り替えスイッチが ANALOG のとき
USBコネクター
USBインジケーター
インプット・
ライン入力ジャック
マイク入力ジャック
(プラグイン・パワード)
インジケーター
インプット・ ボリューム
■ 録音ソース切り替えスイッチが DIGITAL のとき
USBコネクター
USBインジケーター
デジタル入力
コネクター
(オプティカル)
■ 録音ソース切り替えスイッチが DIGITAL でデジタル入力コネクターに入 力信号が送られてこないとき
USBコネクター
USBインジケーター
USBCODEC
インプット・
モニター・スイッチ
USBCODEC
USBCODEC
アウトプット・ インジケーター
アウトプット・ インジケーター
アウトプット・ インジケーター
デジタル出力コネクター (オプティカル)
ヘッドホン・ボリューム
ヘッドホン・ジャック
ライン出力ジャック
デジタル出力コネクター (オプティカル)
ヘッドホン・ボリューム
ヘッドホン・ジャック
ライン出力ジャック
デジタル出力コネクター (オプティカル)
ヘッドホン・ボリューム
ヘッドホン・ジャック
ライン出力ジャック
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お問い合わせの窓口のご案内

お問い合わせ窓口について
Sound it! については以下をご覧ください。それ以外のお問い合わせについては、ローランドでサポー トいたします。
お問い合わせについては、巻末に記載の『お問い合わせの窓口』のローランド DTM ホットラインをご 利用ください。
Sound it! のお問い合わせ窓口について
Sound it! に関する質問は、株式会社インターネットにて受け付けております。下記の窓口までお問い 合わせください。
● 電話、FAX、郵送の場合
あらかじめ添付の「お問い合わせシート」(P.95)にて必要事項をご確認、ご記入の上、お問い合わせ ください。必要事項を明記いただいていないお問い合わせにつきましては、お答えできない場合もあり ますので、必ず指定のシートの形式をご利用の上、ご送付いただきますようお願いします。
サポート専用電話番号(株式会社インターネット):
東京:03-3226-0208 大阪:06-6539-0621
FAX 番号(株式会社インターネット):
東京:03-3226-0184 大阪:06-6539-0622
【受付時間】
月曜〜金曜 11:00 〜 13:00、14:00 〜 1 7:00
(土、日、祝祭日、およびインターネット社規定の休日を除く。FAX は 24 時間受付)
住所(株式会社インターネット): 〒 550-0014 大阪市西区北堀江 2-2-25 株式会社 インターネット ユーザーサポート宛
● 電子メールの場合
お問い合わせの際は、インターネット社のホームページにある「お問い合わせシート」の形式にてご送 付ください。
お問い合わせシート:http://www.ssw.co.jp/
Web サイトでは、製品に関する FAQ(よくある質問とその答え) なども公開しておりますのでご利 用ください。
E-mail アドレス:techsupport@ssw.co.jp
※ メールを送る際には、文字化けなどのトラブルを避けるため、必ず「テキスト(半角カナは
不可)」のみでお送りください。
97
FAX06-6539-0622
お問い合わせシート
サポート対象商品:□Soundit!3.0LEforWindows/□Soundit!3.0forMacintosh
ユーザー様の
●お名前 :
●電話番号 :
●E-mailアドレス :
●ご住所 :〒
-
●FAX番号:
@
●商品のシリアル番号 :
●バージョン:Ver.
Windowsをお使いの場合
●コンピューターのメーカー名:   機種名:
●CPU:□内をチェックしてください。
□MMXPentium
●搭載メモリ容量:(     )MB
(ヘルプメニューの「バージョン情報」、  またはアップル・メニューの「Soundit!について」でご確認ください。)
□PentiumII/III/IV □Celeron
●HD空き容量:
□その他(     )クロック:(     )Hz
(     )バイト
●OSの名称:□WindowsXP □Windows2000 □WindowsMe □Windows98 
●オーディオデバイス
□RolandUA-1EX  □USBサウンド機器 □コンピューター内蔵 □サウンドカード(ISA,PCI) □PCカード □その他  メーカー名:(               ) 機種名:(               )
年  月  日
(お使いの製品どちらか一方に  チェックしてください。)
(末尾の型番まで  正確にお願いします。)
98
Macintoshをお使いの場合
●コンピューターの種類と搭載メモリ:□内をチェックしてください。
□デスクトップ 型 (機種名:         /         :搭載メモリ      MB)
□ブック    型 (機種名:         /         :搭載メモリ      MB)
●OSの名称:□MacOS (  .  )
●HD空き容量:(     )バイト
●オーディオデバイス
□RolandUA-1EX   □USBサウンド機器 □コンピューター内蔵 □サウンドカード □その他  メーカー名:(               ) 機種名:(               )
●仮想メモリ:□切□入 (     )MB
お問い合わせ内容
不具合の症状、発生に至る手順などをできるだけ詳しくお書きください。 また、ご使用システムの簡単な接続図をご記入ください。
99
CD-ROM を破損したとき(有償サポート)
オリジナル CD-ROM を破損された場合、破損 CD-ROM と引き換えに有償で CD-ROM を再発行しま す。巻末の『お問い合わせの窓口』に記載の DTM ホットラインまでご連絡ください。交換の詳しい手 続き方法につきましては、ローランドのホーム・ページにも記載されています。
※ お買い上げの販売店へはお申し込みできません。DTM ホットラインへ直接お申し込みください。 ※ CD-ROM の再発行の申し込みには、ユ−ザ−登録完了時に発行されるお客様の ID ナンバーが必
要となります。
次のことをご確認ください
http://www.roland.co.jp/cs/
ユーザー登録をしていただいたお客様に限ります。 ユーザー登録がお済みでない場合は、製品に付属されているユーザー登録カードをご覧にな り、まずユーザー登録の手続きをしてください。
有償(手数料 ¥5,250:税込)での交換となります。交換の際には破損した CD が必要です。 ソフトウェアの取扱説明書および CD-ROM は、紛失されても再発行や販売はできません。大
切に保管してください。 ソフトウェア CD-ROM からフロッピー・ディスクなどへのメディア・コンバート・サービス はできません。
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