Roland SYB-5 User Manual [ja]

取扱説明書
DCAC
2電源方式
FET
*G6017386-02*
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みくだ さい。取扱説明書は必要なときにすぐ見ることができるよう、手元においてください。
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an autho­rized Roland distributor.
 2004 ボス株式会社
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
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主な特長

コンパクト・サイズでありながら、多彩なベース・シンセ・サウンドを作り出します。
● 発音方式の異なる 2 種類のベース・シンセサイザーを搭載し、11モードのサウンド・キャラ クターを作り出します。
● 内蔵 LFO に同期してフィルターが変化するモードを搭載。テクノ系の音作りに効果的です。
● オール・パス・フィルターを使ったモードでは、粘りとうねり感のある全く新しいシンセ・サ ウンドを作り出すことができます。
● ホールド機能の搭載により、ペダルを踏んでいる間エフェクト音(シンセ音)を連続して出 力することができます。(MODE 1 〜 9)
● ステレオ出力時には、エフェクト音(シンセ音)とダイレクト音を独立して出力させること ができます。
● 4 弦ベースはもちろん、5 弦や 6 弦ベースにも対応しています。(ピッチ検出範囲:A0〜 C5)
● エクスプレッション・ジャックを装備。接続したエクスプレッション・ペダル(Roland EV­5:別売)の操作で、ベース・シンセ・サウンドを変化させることができます。
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各部の名称と働き

fig.01
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4
2
AC アダプター(BOSS PSA-100:別売)を 接続するジャックです。 AC アダプターを使用すると電池切れの心配 がなく、長時間の演奏ができます。
※ AC アダプターを接続すると、電源オンの状態
になります。
※ AC アダプターを使用する場合でも電池を入れ
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ておくと、万一 AC アダプターのコードが抜け ても演奏が続けられます。
※ AC アダプターをご使用になる場合は、必ず指
定のもの(PSA-100)をお使いください。

CHECK(チェック)インジケーター

2.
エフェクト・オン/オフの表示と、バッテ リー・チェックの機能を兼ね備えたインジ ケーターです。 エフェクト・オン時に点灯して、エフェク ト・オン/オフの確認ができます。

1. AC アダプター・ジャック

各部の名称と働き
※ インジケーターが暗くなったり点灯しなくなっ
たときは、電池が消耗していますので、新しい 電池と交換してください。交換方法については、
『電池交換のしかた』(P.18)をご覧ください。
※ CHECK インジケーターはエフェクト・オン/
オフを表すインジケーターです。電源のオン/ オフの表示ではありません。

3. OUTPUT A(MONO)ジャック、 OUTPUT B ジャック

アンプや他のエフェクターに接続する出力 ジャックです。
※ モノで使用する場合、OUTPUT A(MONO)に
のみ接続してください。
※ ステレオで使用する場合、
OUTPUT A: エフェクト音だけが出力されます。
OUTPUT B: ダイレクト音だけが出力されます。

4. INPUT ジャック

ベースを接続する入力ジャックです。
※ 電池での使用時、INPUT ジャックは電源スイッ
チも兼ねています。接続プラグを INPUT ジャッ クに差し込むと電源がオンになり、抜くとオフ に なり ます。エフ ェク ターを 使用 しない とき は、INPUT ジャックに接続しているコードを抜 いてください。AC アダプター使用時は常時電 源がオンになり、この機能は働きません。

5. EXP ジャック

エクスプレッション・ペダル(Roland EV­5:別売)を接続します。エクスプレッショ ン・ペダルの操作でベース・シンセ・サウン ドを変化させることができます。
※ 詳しくは、『EXPジャックの利用』(P.15)をご
覧ください。
5
各部の名称と働き

6. ペダル・スイッチ

エフェクト・オン/オフの切り替えスイッチです。 ホールド機能でも使用します。
fig.02

7. サム・スクリュー

このサム・スクリューをゆるめるとペダルが 開き、電池の交換が簡単に行なえます。
交換方法については、『電池交換のしかた』
(P.18)をご覧ください。
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12 13
8. EFFECT
エフェクト音(シンセ音)の音量を調節しま す。右に回すほどエフェクト音が大きくなり ます。
※ このつまみを左いっぱいに回すと、エフェクト
音が出なくなります。
(エフェクト・レベル)
つまみ
6
各部の名称と働き
9. DIRECT
ダイレクト音の音量を調節します。右に回すほ どダイレクト音が大きくなります。
※ このつまみを左いっぱいに回すと、ダイレクト
音が出なくなります。
(ダイレクト・レベル)
つまみ

10.FREQ(フリケンシー)つまみ

フィルターの周波数を調節します。 右に回すほど、音が明るくなります。
11
.RES(レゾナンス)つまみ
フィルターのフィードバック量を調節しま す。右に回すほどクセのある音になります。
12.DECAY/RATE
MODE 1、2、4、5、7 〜 11 の場合
ディケイつまみとして、フィルターの周 波数が移動する時間を調節します。 右に回すほど移動時間が長くなります。 MAX にすると、フィルターの周波数は固 定になります。
MODE 3、6 の場合
レイトつまみとして、フィルターの揺れ る速度を調節します。右に回すほどフィ ルターの揺れが速くなります。
13
.MODE(モード)つまみ
音色を切り替えます。 モード別の音色については『モード 一覧』
(P.10)をご覧ください。
(ディケイ/レイト)
つまみ
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接続のしかた

モノ使用時は OUTPUTA(MONO) に接続してください。
ACアダプター BOSSPSA-100 (別売)
ベース・ギター
ベース・アンプ
fig.03(接続図:OD-3 同様)
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エクスプレッション・ペダル RolandEV-5(別売)
接続のしかた
※ 安定した状態でお使いいただくため、
SYB-5 はベース・ギターの出力に直接接 続してください。
※ 電池で使用してい る場合、接続プ ラグを
INPUT ジャックに差し込むと電源がオン になります。
※ この機器は消費電流が大きいため、AC ア
ダプターの使用をお勧めします。電池で 使用する場合はアルカリ電池を使用して ください。
※ 他の機器と接続す るときは、誤動 作やス
ピーカーなどの破損を防ぐため、必ずす べての機器の音量を絞った状態で電源を 切ってください。
※ AC アダプターを使用する場合でも電池
を入れておくと、万一 AC アダプターの コードが抜けても演奏が続けられます。
※ 正しく接続した ら、必ず次の手 順で操作
してください。手順を間違えると、誤動 作をしたりスピーカーなどが破損する恐 れがあります。
電源を入れるとき: ベース・アンプの電源を最後に入れてく ださい。
電源を切るとき: ベース・アンプの電源を最初に切ってく ださい。
※ 音量を絞ってから電源を入れてくださ
い。音量を絞っても、電源を入れるとき に音がすることがありますが、故障では ありません。
※ 電池だけで使用 する場合、電池 が消耗し
てくると CHECK インジケーターが暗く なります。早めに電池を交換してくださ い。
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