Roland SONICCELL User Manual

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
001
..............................................................................................................
002d
● この機器および AC アダプターを分解したり
(取扱説明書に記載されている指示(P.47)を
除く)、改造したりしないでください。
..............................................................................................................
003
..............................................................................................................
004
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所 ○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所 ○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨する BKT-S を使用してください(P.30)。
..............................................................................................................
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
006
● この機器の設置に BKT-S や PDS-10 を使用す る場合、ぐらつくような所や傾いた所に BKT-S や PDS-10 を設置しないでください。安定し た水平な所に設置してください。機器を単独で 設置する場合も、同様に安定した水平な所に設 置してください。
..............................................................................................................
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、 AC100V の電源で使用してください。
..............................................................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。また、付属の電源コードを他の製品に使 用しないでください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源 コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、 設定によっては永久的な難聴になる程度の音量 になります。大音量で、長時間使用しないでく ださい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、 直ちに使用をやめて専門の医師に相談してくだ さい。
..............................................................................................................
の中に描かれています。
3
011
..............................................................................................................
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店 またはローランド・サービスに修理を依頼して ください。
○ AC アダプター本体、電源コード、またはプ
ラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
..............................................................................................................
014
..............................................................................................................
015
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................
022b
● 基板(型番:SRX シリーズ)を取り付ける前 に、機器本体の電源を切って AC アダプターを コンセントから外してください(P.19)。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレー ヤーで再生しないで下さい。大音量によって耳 を痛めたり、スピーカーを破損する恐れがあり ます。
..............................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、 正常な通気が保たれている場所に設置して、使 用してください。
..............................................................................................................
102c
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き 差しするときは、必ずプラグを持ってください。
警告
103b
注意
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってください。 また、長時間使用しないときは、AC アダプ ターをコンセントから外してください。AC ア ダプターとコンセントの間にゴミやほこりがた まると、絶縁不良を起こして火災の原因になり ます。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードや ケーブル類は、お子様の手が届かないように配 慮してください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、 機器本体やコンセントに抜き差ししないでくだ さい。
..............................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターを コンセントから外し、外部機器との接続を外し てください。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア ダプターをコンセントから外してください
(P.19)。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプ ターをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
115a
● 指定の基板(型番:SRX シリーズ)だけを取り 付け、指定されたネジだけを外してください
(P.47)。
..............................................................................................................
118c
● 取り外したネジや付属の六角レンチは、小さな お子様が誤って飲み込んだりすることのないよ うお子様の手の届かないところへ保管してくだ さい。
..............................................................................................................
120
● ファンタム電源供給の必要なコンデンサー・マ イクロホンを接続したとき以外は、ファンタム 電源を必ずオフにしてください。ダイナミッ ク・マイクロホンやオーディオ再生装置などに ファンタム電源を供給すると故障の原因になり ます。マイクロホンの仕様については、お使い のマイクロホンの取扱説明書をお読みください。
(本機のファンタム電源:DC 48V、10mA Max)
..............................................................................................................
..............................................................................................................
4

使用上のご注意

291a
3 〜 4 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接 続されているコンセントと同じコンセントに接続しない でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、 電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体 が多少発熱しますが、故障ではありません。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
add
● この製品は、バス電源に対応していません。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め 切った車内などに放置しないでください。変形、変色す ることがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の 原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって から使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ ることがあります。 ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使 いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな いことを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く 絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔 らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
修理について
451d
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解(取扱説明書 に記載されている指示(P.47)を除く)、改造された場 合、以後の性能について保証できなくなります。また、 修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ ります。大切な記憶内容は、USB メモリーに保存する か、記憶内容をメモしておいてください。修理するとき には記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、 メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合も あります。失われた記録内容の修復に関しましては、補 償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維 持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇 所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上 げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談く ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、 失われることがあります。失っても困らないように、大 切な記憶内容はバックアップとして USB メモリーに保 存しておいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● 本体メモリーや USB メモリーの失われた記憶内容の修 復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端 子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ い。
555
● ディスプレイから多少音がすることがありますが、故障 ではありません。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。 ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ ます。
559a
5
使用上のご注意
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、 各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル
(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの 仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わ せください。
563
● この商品を権利者の許諾なく賃貸等に使用することを禁 じます。また、無断複製することは法律で禁じられてい ます。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし ないでください。データの読み出しがうまくいかないこ とがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用ク リーナーでクリーニングしてください。
著作権について
851
● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、そ の他)の一部または全部を、権利者に無断で録音、録画 あるいは複製し、配布、販売、貸与、上演、放送などを 行うことは法律で禁じられています。
852
● 本機は技術的保護手段による制約の一部または全部を受 けずに録音、録画あるいは複製を行うことができます。 これは本機が音楽制作や映像制作を目的としており、他 者の著作権を侵害しない作品(自作曲など)の録音、録 画あるいは複製まで、制約を受けることがないよう設計 されているためです。
853
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使 用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作 権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。
854
● 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、技 術的保護手段を回避(除去または改変)して第三者の著 作物を無断で複製することは、第三者の著作権を侵害す る行為となり、法律で禁じられています。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation
の米国及びその他の国における登録商標です。
206e
※ 本書では Microsoft Corporation のガイドラインに従っ
て画面写真を使用しています。
206j
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows
operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple, Inc. の米国及びその
他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple, Inc. の登録商標です。
213
※ Pentium は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標
です。
215b
®
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電
子事業協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録
商標です。
233
※ VST は、Steinberg Media Technologies AG. の商標で
す。
add
※ SONAR は、米国 Twelve Tone Systems, Inc. の商標で
す。
add
※ MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer IIS
社と THOMSON multimedia 社よりライセンスを得てい ます。
add
※ MatrixQuest は東電ユークエストの登録商
標です。SonicCell の USB 機能は東電ユー クエスト株式会社のミドルウェア MatrixQuest を使用しています。
6
目次
安全上のご注意 ................................................................................ 3
使用上のご注意 ................................................................................ 5
主な特長........................................................................................12
ユーザーガイド 13
各部の名称とはたらき.....................................................................14
トップ・パネル........................................................................................................................................ 14
デモ・ソングを再生する .........................................................................................................................15
リア・パネル&フロント・パネル......................................................................................................... 16
電源をオン/オフする.....................................................................18
SonicCell の基本操作...................................................................20
ディスプレイと[CURSOR/VALUE]について................................................................................20
MIDI 音源として使う .....................................................................22
パフォーマンス・モードで弾く............................................................................................................. 22
パッチ・モードで弾く............................................................................................................................ 23
音色を変える(パッチのエディット)....................................................................................................24
エディターやライブラリアンを使う.....................................................................................................27
ソングを再生する(Portable Backing Machine).......................28
再生のしかた............................................................................................................................................ 28
プレイリストを作成する........................................................................................................................ 30
曲を再生しながら MIDI 機器で演奏する .............................................................................................. 30
パソコンと接続する........................................................................31
プラグイン版専用エディターの仕様 ......................................................................................................32
Windows XP の場合 ............................................................................................................................. 33
ドライバのインストール .........................................................................................................................33
Windows の設定......................................................................................................................................34
SonicCell Editor のインストール ........................................................................................................34
Windows Vista の場合 ........................................................................................................................ 35
ドライバのインストール .........................................................................................................................35
Windows の設定......................................................................................................................................36
SonicCell Editor のインストール ........................................................................................................36
Mac OS X の場合 ..................................................................................................................................37
ドライバのインストール .........................................................................................................................37
SonicCell Editor のインストール ........................................................................................................38
ソフトウェアの設定 .................................................................................................................................38
7
目次
マイクやギターを録音する(USB/ オーディオインターフェース)......40
マイクを接続する.....................................................................................................................................41
ギターを接続する.....................................................................................................................................41
ライン入力を使う.....................................................................................................................................42
入力音量を調節する .................................................................................................................................42
インプット・エフェクトの設定............................................................................................................. 43
ウェーブ・エクスパンション・ボード(SRX シリーズ)を取り付ける
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付けるときの注意....................................................... 46
ウェーブ・エクスパンション・ボードを取り付ける.......................................................................... 47
取り付けたウェーブ・エクスパンション・ボードを確認する .......................................................... 48
....46
MIDI 音源 49
概要 ..............................................................................................50
パフォーマンス・モードとパッチ・モード ......................................................................................... 50
パフォーマンスの構成 .............................................................................................................................50
パッチの構成.............................................................................................................................................50
リズム・セットの構成 .............................................................................................................................51
発音数の数えかた.....................................................................................................................................51
エフェクト ............................................................................................................................................... 52
パフォーマンス・モードでのエフェクトの扱い...................................................................................52
パッチ・モードでのエフェクトの扱い ..................................................................................................52
メモリーについて.................................................................................................................................... 53
パフォーマンス・モードで使う ........................................................54
MIDI INST(MIDI 音源)画面を表示させる...................................................................................... 54
メニュー画面を表示させる(Performance Menu 画面)................................................................55
サウンド・モードを切り替える(Sound Mode 画面)..................................................................... 56
パフォーマンス推奨テンポを設定する(Performance General 画面)........................................ 56
MIDI 関連の設定をする(Perform MIDI Filter 画面)..................................................................... 56
パートの設定を表示させる(Part View 画面).................................................................................. 58
パッチ・タイプが Patch の場合 ............................................................................................................58
パッチ・タイプが Rhythm の場合 ........................................................................................................60
カテゴリー別パッチ・リストからパッチを選ぶ(Patch List (Ctg) 画面)....................................61
グループ別パッチ・リストからパッチを選ぶ(Patch List (Grp) 画面)........................................62
リズム・セットをリストから選ぶ(Rhythm Set List 画面)...........................................................63
パートをエディットする(Part Edit 画面)........................................................................................ 64
スケール・チューンを設定する(Scale Tune 画面).........................................................................68
サウンド・コントロール・イニシャライズ ......................................................................................... 69
パフォーマンス・イニシャライズ......................................................................................................... 69
パフォーマンス・ライト........................................................................................................................ 69
8
エフェクトをエディットする................................................................................................................. 71
エディットする項目を選ぶ(Effect Routing 画面)..........................................................................73
マルチエフェクトに関する設定をする(MFX1 〜 3 / MFX1 〜 3 Output 画面).....................74
コーラスに関する設定をする(Chorus / Chorus Output 画面)..................................................74
リバーブに関する設定をする(Reverb / Reverb Output 画面)...................................................75
マルチエフェクトの組み合わせを変える(MFX Structure 画面)...................................................76
エフェクトを動作させる設定を選ぶ(Effect Source 画面)............................................................76
マルチエフェクトを MIDI でコントロールする(MFX1 〜 3 Control 画面).................................77
パッチ・モードで使う.....................................................................78
Patch Play(パッチ・プレイ)画面を表示させる ........................................................................... 78
パッチ・タイプが Patch の場合 ............................................................................................................78
パッチ・タイプが Rhythm の場合 ........................................................................................................79
メニュー画面を表示させる(Patch Menu 画面).............................................................................. 80
サウンド・モードを切り替える(Sound Mode 画面)..................................................................... 80
パッチ・リストからパッチを選ぶ......................................................................................................... 81
カテゴリー別パッチ・リストからパッチを選ぶ(Patch List (Ctg) 画面)....................................81
グループ別パッチ・リストからパッチを選ぶ(Patch List (Grp) 画面)........................................82
リズム・セットをリストから選ぶ(Rhythm Set List 画面)...........................................................83
パッチをエディットする(Patch Edit 画面)..................................................................................... 84
パッチ全体に共通の設定をする(Patch General 画面)...................................................................86
トーンの組み合わせを選ぶ(Patch Structure 画面).......................................................................89
マトリックス・コントロールに関する設定をする(Patch Mtrx Ctrl1 〜 4 画面)......................91
波形に関する設定をする(Patch WG / Patch Pitch Env 画面).................................................94
TVF に関する設定をする(Patch TVF / Patch TVF Env 画面).................................................98
TVA に関する設定をする(Patch TVA / Patch TVA Env 画面)............................................101
パッチ/トーンの出力に関する設定をする(Patch Output 画面)..............................................104
LFO に関する設定をする(Patch LF01, 2 / Patch Step LFO 画面)....................................105
トーンの鳴らしかたを変える(Patch TMT 画面)..........................................................................108
コントローラーに関する設定をする(Patch Ctrl 画面)................................................................110
トーン・コピー..................................................................................................................................... 111
パッチ・イニシャライズ..................................................................................................................... 111
パッチ・ライト..................................................................................................................................... 112
リズム・セットをエディットする(Rhythm Edit 画面)............................................................... 113
リズム・セット全体に共通の設定をする(Rhythm General 画面).............................................114
波形に関する設定をする(Rhythm Wave 画面)............................................................................116
リズム・トーンの鳴らしかたを設定する(Rhythm WMT 画面)..................................................118
リズム・トーンに関する設定をする(Rhythm Pitch / Rhythm Pch Env 画面)...................118
TVF に関する設定をする(Rhythm TVF / Rhythm TVF Env 画面).......................................120
TVA に関する設定をする(Rhythm TVA / Rhythm TVA Env 画面)....................................123
リズム・セット/リズム・トーンの出力に関する設定をする(Rhythm Output 画面)............125
リズム・トーン・コピー..................................................................................................................... 126
リズム・トーン・イニシャライズ...................................................................................................... 126
目次
9
目次
リズム・セット・イニシャライズ...................................................................................................... 126
リズム・セット・ライト..................................................................................................................... 127
エフェクトをエディットする(パッチ/リズム・セット)............................................................. 128
エディットする項目を選ぶ(Effect Routing 画面).......................................................................130
マルチエフェクトに関する設定をする(MFX / MFX Output 画面)..........................................130
コーラスに関する設定をする(Chorus / Chorus Output 画面)...............................................131
リバーブに関する設定をする(Reverb / Reverb Output 画面)................................................132
マルチエフェクトを MIDI でコントロールする(MFX Control 画面).........................................133
オーディオ接続 135
パソコンと組み合わせて使う(USB AUDIO).............................. 136
基本操作 ................................................................................................................................................ 136
メニュー画面を表示させる ................................................................................................................. 137
外部機器から音を入力する(INPUT)........................................... 138
基本操作 ................................................................................................................................................ 138
メニュー画面を表示させる ................................................................................................................. 139
入出力とエフェクトの設定(イン/アウト・ルーティング)............. 140
エディットする項目を選ぶ(In/Out Routing 画面)..................................................................... 143
インプット・エフェクトに関する設定をする(Input Effect / Input FX Output 画面)....... 143
パソコンに送る信号を選ぶ(To Computer 画面)......................................................................... 144
MFX3 の使いかたを設定する(MFX3 Location 画面)............................................................... 145
MFX3 の設定を保存する .....................................................................................................................145
システム・ライト................................................................................................................................. 146
SonicCell Editor プラグイン版を使う 147
SONAR LE .............................................................................. 148
SONAR 6.2............................................................................. 153
Cubase 4 ................................................................................ 156
Logic Pro 7.2 ......................................................................... 159
10
SMF /オーディオ・ファイル・プレーヤー 163
ソングを再生させる..................................................................... 164
再生可能な SMF /オーディオ・ファイル....................................................................................... 164
ソングの再生.........................................................................................................................................164
プレイリストの中からソングを選んで再生させる場合 ....................................................................167
プレイリスト・ライト......................................................................................................................... 169
曲順の変更 ............................................................................................................................................ 169
プレイリストからのソングの削除...................................................................................................... 169
その他の設定 171
システム設定 .............................................................................. 172
一般設定(System 画面).................................................................................................................. 172
パッチ・スケール・チューンの設定(Patch Scale Tune 画面)................................................ 174
プレビュー機能に関する設定(System Preview 画面).............................................................. 175
コントロール機能に関する設定(System Control 画面)........................................................... 175
MIDI に関する設定(System MIDI 画面)...................................................................................... 176
本体情報を見る(System SRX Info / System Version Info 画面)..................................... 176
マスタリング・エフェクトを設定する(Mastering Effect 画面).............................................. 177
目次
ユーティリティー機能.................................................................. 178
ユーザー・データのバックアップ(User Backup)...................................................................... 178
バックアップしたデータを本体に戻す(User Restore)............................................................. 178
工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)................................................................................... 179
USB メモリーを初期化する(USB Memory Format)............................................................... 179
出力音全体の音質調整(マスター・イコライザー).......................... 180
資料 181
故障かな?と思ったら......................................................................................................................... 182
エラー・メッセージ一覧..................................................................................................................... 187
エフェクト一覧..................................................................................................................................... 188
パフォーマンス一覧.............................................................................................................................218
パッチ 一覧 ...........................................................................................................................................219
リズム・セット一覧.............................................................................................................................229
ウェーブフォーム一覧......................................................................................................................... 238
MIDI インプリメンテーション........................................................................................................... 242
主な仕様 ................................................................................................................................................ 274
索引........................................................................................................................................................275
11

主な特長

極上のデスクトップ・シンセサイザー
・最大同時発音数 128 ボイスの高水準な音源エンジンに、最新鋭の音色を搭載。
珠玉のサウンドを生み出します。
・コンパクトなボディにエクスパンション・ボード SRX シリーズを 2 枚装着可能。
USB オーディオ/ MIDI インターフェース搭載
・マイク(ファンタム電源対応)やギター(Hi-Z)、ラインに対応した入力端子を
装備した USB オーディオ・インターフェース。
・最大 24bit/96kHz の高音質と多彩な内蔵エフェクトで、スタジオレベルの
レコーディング環境を構築できます。
・専用エディター(Windows 版/ MacOS 版)に加え、VSTi / AU 対応の
プラグイン版エディタも収録。また、SONARLE も付属しています。
※SONARLE は Windows に対応しています。
SMF /オーディオ・プレイヤー機能内蔵
(PortableBackingMachine)
・SMF、WAV、AIFF、MP3 を、区別無く USB メモリーを使って再生できます。
ステージでのバック・トラック再生に最適です。
・専用プレイリスト・エディター(Windows 版/ MacOS 版)を使い、
プレイリストを作成することができます。
12

ユーザーガイド

13
ユーザーガイド

各部の名称とはたらき

トップ・パネル

ディスプレイ
操作に応じて、いろいろな情報を 表示します。
SRXスロット
ウェーブ・エクスパンション・ボード SRXシリーズを取り付けます。
・取り付けかた→P.46 ・ウェーブの選びかた→P.94
USBMEMORYACCESSインジケーター
本体に接続したUSBメモリーにある曲データを 再生しているときや、USBメモリーにデータを 保存しているときに点灯します。 
MIDIMESSAGEインジケーター
■MIDI MIDIINコネクターに接続したMIDI機器からの MIDIメッセージを受信しているときに点灯します。
■USB USB接続したコンピューターからMIDIメッセージ を受信しているときに点灯します。
14
SMF/AUDIOPLAYERボタン
SonicCellをSMF/オーディオ・ プレーヤーとして使うときに押します。 ・ソングを再生する→P.28、163
・プレイリストを作成する→P.30
MENUボタン
このボタンを押すと、現在のモードや 設定画面に応じたメニュー画面に切り替わります。
・各モードの主要なメニュー画面 →P.55、P.64、P.72、P.80、P.84、P.113、P.129、  P.137、P.139、P.142、P.165、P.167、P.177
  (再生/一時停止)ボタン
ソングの再生/一時停止をします。   
EXITボタン
操作を取り消すときや、前の ページに戻るときに押します。
各部の名称とはたらき
■ ユーザーガイド
MIDIINSTボタン
SonicCellをMIDI音源として使う ときに、このボタンを押します。
・MIDI接続→P.22、49 ・パフォーマンス→P.22、54 ・パッチ→P.23、78
PARTVIEWボタン
MIDI音源がパフォーマンス・モード(P.50) の場合、このボタンを押して各パートの設定を 行うことができます。 また、[MIDIINST]ボタンと同時に押すと、 パフォーマンス・モードとパッチ・モードを 切り替えることができます。
CURSOR/VALUEダイヤル
カーソルの移動やパラメーターの選択、 設定値を変更するときに使います。 ダイヤルを押すと、値が確定されます。
・[CURSOR/VALUE]の使いかた→P.20
USBAUDIOボタン
接続したコンピューターからの オーディオ信号にエフェクトを かけたり、出力に関する設定を するときに、このボタンを 押します。
・USBAUDIO→P.135
デモ・ソングを再生する
1
[SMF/AUDIO PLAYER]ボタンを押します。
INPUTボタン
INPUTジャックに接続した 機器からの信号にエフェクトを かけたり、出力に関する設定を するときに、このボタンを 押します。
・マイクやギターを録音する→P.40 ・外部機器から音を入力する→P.138
EFFECTSボタン
エフェクトに関する設定をするときに、 このボタンを押します。
・パフォーマンスにエフェクトをかける→P.74 ・パッチにエフェクトをかける→P.26 ・Inputジャックからの入力にエフェクトをかける→P.43
2
]を押します。
1 曲目から再生されます。
No. 曲名 作曲者 コピーライト
1 Welcome Back 坂上 暢 2 Mach Juan Adrian Scott 3 Big & Bold Scott Tibbs 4 Human Sonic YUHKI
※ ソング・ファイルを保存した USB メモリーを接続しているときは、プレイリスト一覧画面で
「Demo Songs」を選んでください。プレイリストからの再生方法について詳しくは、
28 ページをご覧ください。 ※ これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。 ※ デモ・ソングの演奏データは MIDI OUT コネクター/端子からは出力されません。
2007 Roland Corporation
© ©
2007 Roland Corporation
©
2007 Roland Corporation
©
2007 Roland Corporation
15
ユーザーガイド

リア・パネル&フロント・パネル

USBCOMPUTERコネクター
USBケーブルを使ってパソコンと接続します。 MIDIとオーディオの両方の信号を扱うことが できます。
・パソコンと組み合わせて使う→P.31、P.135 
USBMEMORYコネクター
USBメモリーを接続して、USBメモリーに 保存されているファイル(曲)を SonicCellで再生させることができます。
・曲を再生する→P.28、P.163
リア・パネル
盗難防止用ロック (  SECURITYLOCK)
市販の盗難防止用セキュリティー・ ワイヤーなどを接続することができます。 http://www.kensington.com
POWERスイッチ
電源をオン/オフします (P.18)。
MIDIIN/OUTコネクター
他のMIDI機器と接続して、 MIDIメッセージの送受信を行います。
・MIDI音源として使う→P.22、P.49
PHONESジャック
ヘッドホンを接続するステレオ・ミニ・タイプのジャックです。 INPUTジャックから入力された音、USB接続されたパソコン からの音、SonicCellからの音がミックスされて出力されます。 ヘッドホンを接続してもOUTPUTジャックからの音は消えません。
DCINジャック
付属のACアダプターを 接続します(P.18)。 故障の原因となりますので、 付属のACアダプター以外は 使用しないでください。
16
フロント・ パネル
SAMPLINGRATEスイッチ
オーディオ・データを録音/再生するときのサンプリング周波数を設定します。 設定を変更したら、SonicCellの電源を入れなおしてください。 ソフトウェアをお使いの場合は、ソフトウェアを再起動させてください。 SAMPLINGRATEスイッチは、必ずお使いのソフトウェアの サンプリング周波数の設定と一致させてください。
MASTERVOLUMEダイヤル
PHONESジャックとOUTPUT ジャックから出力される音量を 調節します(P.19)。
INPUT/OUTPUTジャック
オーディオ信号を入力/出力します。
INPUTLEVELつまみ
INPUTジャックに入力された 信号の入力レベルを調節します。 ・入力音量を調節する→P.42
LINE(R)ジャック
L/GUITAR/MICジャックとLINE(R)をジャックを ステレオ入力で使う場合に、Rチャンネルの 信号を入力します。
※モノ入力のときは、L/GUITAR/MIC  ジャックに接続してください。 INPUTSOURCEスイッチがLINE(L)以外の
とき、このジャックは使えません。 ・マイクやギターを録音する→P.40、P.138
OUTPUTジャック(R,L/MONO)
オーディオ信号を出力します。 モノで出力する場合は、L/MONOジャック に接続してください。 INPUTジャックから入力された音、 USB接続されたパソコンからの音、 SonicCellからの音がミックスされて 出力されます。
各部の名称とはたらき
■ ユーザーガイド
L/GUITAR/MICジャック(コンボ入力ジャック)
マイク、ギター、ライン入力の接続が可能です。
バランス(XLR)タイプの端子は、次のように 配線されています。 接続する機器の配線をご確認のうえ、接続してください。
スイッチ
LINE
GUITAR 
ダイナミック
MIC
コンデンサ
対応ジャック
標準ジャック(アンバランス)
標準ジャック(アンバランス) (ハイ・インピーダンス対応)
標準(バランス、アンバランス)、XLR ※INPUT画面の「PhantomPower」を  オンにしないでください。
XLR(ファンタム電源48V対応) →INPUT画面で「PhantomPower」を  オンにしてください(P.138)
INPUTSOURCEスイッチ
L/GUITAR/MICジャックに接続する機器に 応じて切り替えます。 LINE(R)ジャックに接続したいときは、 スイッチを必ずLINE(L)にしてください。
LINE(L):
オーディオ機器(CDプレーヤなど)や キーボードなどのライン機器を接続する
GUITAR(Hi-Z):
エフェクターを通さずにエレキ・ギターを 接続する(ハイ・インピーダンス対応)
MIC:
マイクを接続する
・マイクやギターを録音する→P.40、P.138
規定入力レベル
-30〜-10dBu
-30〜-10dBu
-50〜-30dBu
17
ユーザーガイド
■ AC アダプターを接続する
[POWER](電源)スイッチが、オフになっていることを確認します。
1
2
3

電源をオン/オフする

付属の電源コードを付属の AC アダプターに接続します。
AC アダプターを SonicCell の DC IN ジャックに接続し、電源コードを電源コンセントに 差し込みます。
ACアダプターは、インジケーター(図参照)のある面が 上になるように置いてください。
※ ACアダプターをコンセントに接続すると、インジケーター
が点灯します。
コンセントへ
電源コード
927
※ 設置条件によっては本体や接続されたマイク、ギ
ターなどの金属部に触れると、違和感を覚えたり ざらつくような感じになるときがあります。これ は人体に全く害の ない極 微量の 帯電によるもの ですが、気になる 方は、必 要に 応じ、接地端子
(図参照)を使って外部のアースか大地に接地し
てご使用くだ さい。接地 した 場合、設置条件に よってはわずかにハム(うなり)が混じる場合が あります。なお接続方法がわからないときはロー ランド・サービスにご相談ください。
接続してはいけないところ ・ 水道管(感電の原因になります) ・ ガス管(爆発や引火の原因になります)
928
929
・ 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
※ 本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新 聞や雑誌などを重ねて 本体の四隅
や両端に敷いてください。また、その際、ボタン、つまみなどが破 損しないような位置 に配置して ください。
※ 本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。
接地端子
付属ACアダプター (PSB-1U)
SonicCell底面
DCIN
インジケーター
18
電源をオン/オフする
■ 電源を入れる
ご注意
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入して ください。手順を間違 えると、誤動作をした りスピーカーなどが破損する恐れがあります。
SonicCell と、接続しているオーディオ機器の音量を最
1
小にします。
[POWER]スイッチを ON にします。
2
※ この機器は回路保護のため、電源をオン してからし ばらく
は動作しません。
3
[MASTER VOLUME]で音量を調節します。
■ 電源を切る
1
SonicCell や接続しているオーディオ機器の音量を最小 にします。
2
接続しているオーディオ機器の電源をオフにします。
リア・パネル
POWERスイッチ
フロント・パネル
MASTERVOLUMEつまみ
■ ユーザーガイド
3
[POWER]スイッチを OFF にします。
ディスプレイの表示が消えて、電源が切れます。
19
ユーザーガイド
パフォーマンス・モードの Part View 画面を例に説明します。
Part View 画面を表示する
電源投入後、[MIDI INST]が点灯した状態で[PART VIEW]を押してください。
カーソルを移動する

SonicCell の基本操作

ディスプレイと[CURSOR/VALUE]について

画面の名称
カーソル
1
[CURSOR/VALUE]を回すと、カーソルが移動します。
回す
カーソル
画面を移動する
[CURSOR/VALUE]を回して、カーソルを
1
「PATCH」に移動させます。
2
[CURSOR/VALUE]を押します。
Patch Edit 画面を表示します。
3
[EXIT]を押します。
カーソル
押す
押す
20
Part View 画面に戻ります。
SonicCell の基本操作
値を変える
パッチ・ナンバーを変えてみましょう。
[CURSOR/VALUE]を回して、カーソ
1
ルをパッチ・ナンバーに 移動させます。
2
[CURSOR/VALUE]を押します。
パッチ・ナンバーが反転します。
3
[CURSOR/VALUE]を回します。
■ ユーザーガイド
パッチ・ナンバー
カーソル
押す
カーソル位置の 値が反転する
回す
値が変わります。 値を変えると、画面の右上に「E」マークが表示さ れることがあります。 このようなときは、変えた設定を保存することが できます。
パフォーマンスを保存する → 69 ページの「パフォーマンス・ライト」をご 覧ください。
4
もう一度[CURSOR/VALUE]を押します。
カーソルが元に戻ります。
値を変えると 表示される
値が変わる
21
ユーザーガイド
パフォーマンス・ナンバー
■ 接続例

MIDI 音源として使う

MIDIOUT
MIDIキーボード
921、926a
MIDIIN
OUTPUT
アンプ内蔵スピーカーやアンプへ
ご注意
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を 防ぐため、必ずすべての 機器の音 量を絞った状態で電源を切ってください。 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(INPUT)に接続した機器の音量が小さくな ることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズ など)をご使用ください。
■ パフォーマンス・モードとパッチ・モードについて
SonicCell を MIDI 音源として使う場合、パフォーマンス・モードとパッチ・モードの 2 種類のうち、どちら かのモードを選びます。 電源投入時は、パフォーマンス・モードになっています。 詳しくは、50 ページの「パフォーマンス・モードとパッチ・モード」をご覧ください。

パフォーマンス・モードで弾く

■ パフォーマンスを選ぶ
1
[MIDI INST]を押して、ボタンのインジ
ケーターを点灯させます。
MIDI INST 画面が表示されます。
2
カーソルをパフォーマンス・ナンバーに移動させます。
3
[CURSOR/VALUE]を押します。
カーソル位置の値が反転します。
[CURSOR/VALUE]の使い方については、
20 ページをご覧ください。
4
[CURSOR/VALUE]を回して、
パフォーマンス・ナンバーを変更します。
5
[CURSOR/VALUE]を押します。
22

パッチ・モードで弾く

■ パッチ・モードにする
1
MIDI INST 画面で[MIDI INST]と
[PART VIEW]を同時に押します。
パッチ・モードになり、Patch Play 画面が表示 されます。もういちど[MIDI INST]を押しなが ら[PART VIEW]を押すと、パフォーマンス・ モードになり、MIDI INST 画面が表示されます。
■ MIDI チャンネルを合わせる
1
Patch Play 画面で[CURSOR/VALUE]を回して、 カーソルを「RxCh」の値に移動させます。
2
[CURSOR/VALUE]を押します。
RxCh の値が反転します。
MIDI 音源として使う
■ ユーザーガイド
3
[CURSOR/VALUE]を回して、「RxCh」の値を接続
した機器の送信チャンネルに合わせます。
■ 音色を選ぶ
1
Patch Play 画面で[CURSOR/VALUE]を回して、 カーソルをパッチ・ナンバーに移動させます。
2
[CURSOR/VALUE]を押します。
パッチ・ナンバーが反転します。
3
[CURSOR/VALUE]を回してバッチ・ナンバーを変
更します。
音色が変わります。
23
ユーザーガイド
例:「PR-C」グループの「037 Violin」を選ぶ
Patch Play 画面で[CURSOR/VALUE]を回し、パッ
1
チ・グループにカーソルを移動させます。
[CURSOR/VALUE]を押します。
2
3
[CURSOR/VALUE]を回して「PR-C」を選び、 [CURSOR/VALUE]を押します。
4
[CURSOR/VALUE]を回してカーソルをパッチ・ナン
バーに移動させ、[CURSOR/VALUE]を押します。
パッチ・ナンバーが反転します。
5
[CURSOR/VALUE]を回してバッチ・ナンバーを 「037」にします。
「Violin」が選ばれます。
パッチ・グループ
音色を変える(パッチのエディット)
あらかじめ、上記の手順で「PR-C」の「037 Violin」を選んでください。
■ アンプ・エンベロープを変える
音の立ち上がり方や音の消え方などを設定します。
パッチのエディット画面を表示する
1
Patch Play 画面で[CURSOR/VALUE]を回し、カーソ ルを「EDIT」に移動させます。
2
[CURSOR/VALUE]を押します。
Patch Edit 画面が表示されます。
[CURSOR/VALUE]を回して Tone1 の「TVA」の下の
3
図形を選び、[CURSOR/VALUE]を押します。
Patch TVA Envelope(T1)画面が表示されます。
24
MIDI 音源として使う
T1(鍵盤を押したとき)
T4(鍵盤から指を離したとき)
音の立ち上がり方を変える
[CURSOR/VALUE]を回し、カーソルを
4
「A-Env Time1」に移動させます。
[CURSOR/VALUE]を押します。
5
設定値が反転します。
[CURSOR/VALUE]を回して値を変更し、[CURSOR/
6
VALUE]を押します。
値を変えると、画面の下のグラフも変わります。
[EXIT]を押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
鍵盤を押した後、すぐに音が鳴り始めるようにしたい
→「A-Env Time1」の値を小さくしてください
鍵盤を押した後、ゆっくり音が鳴り始めるようにしたい
→「A-Env Time1」の値を大きくしてください
音の消え方を変える
■ ユーザーガイド
7
[CURSOR/VALUE]を回して、カーソルを 「A-Env Time4」に移動させます。
8
[CURSOR/VALUE]を押します。
設定値が反転します。
9
[CURSOR/VALUE]を回して値を変更し、[CURSOR/
VALUE]を押します。
値を変えると、画面の下のグラフも変わります。
[EXIT]を押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
鍵盤から指を離したら、すぐに音を消したい
→「A-Env Time4」の値を小さくしてください
鍵盤から指を離しても音の余韻を残したい
→「A-Env Time4」の値を大きくしてください
メモ
アンプ・エンベロープについて詳しくは、103 ページをご覧ください。 変更したパッチを保存したいときは、
112 ページの「パッチ・ライト」
をご覧ください。
25
ユーザーガイド
■ フィルターを変える
フィルターの設定を変えると、音色を明るくしたり、こもったような音にすることができます。
Patch Play 画面で[CURSOR/VALUE]を回し、カーソ
1
ルを「EDIT」に移動させます。
[CURSOR/VALUE]を押します。
2
Patch Edit 画面が表示されます。
3
[CURSOR/VALUE]を回し、カーソルを「TVF」に移動
させます。
4
[CURSOR/VALUE]を押します。
Patch TVF 画面が表示されます。
5
[CURSOR/VALUE]を回し、カーソルを 「Cutoff Frequency」に移動させます。
6
[CURSOR/VALUE]を押します。
設定値が反転します。
7
[CURSOR/VALUE]を回して値を変更し、 [CURSOR/VALUE]を押します。
値を変えると、画面の下のグラフも変わります。
[EXIT]を押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
メモ
フィルターについて詳しくは、98 ページをご覧ください。
変更したパッチを保存したいときは、
112 ページの「パッチ・ライト」
をご覧ください。
■ エフェクトを変える
エフェクトとは、音にかけるさまざまな効果のことです。エフェクトを変えるだけで、音の印象を大きく変え ることもできます。
1
Patch Play 画面で[EFFECTS]を 押します。
Effect Routing 画面が表示されます。
2
[CURSOR/VALUE]を回して、カーソルを 「MFX」に移動させます。
26
[CURSOR/VALUE]を押します。
MFXタイプ
3
MFX 画面が表示されます。
[CURSOR/VALUE]を回し、カーソルを
4
MFX タイプに移動させます。
[CURSOR/VALUE]を押します。
5
MFX タイプの表示が反転します。
6
[CURSOR/VALUE]を回して MFX タイプを
変えます。
7
[CURSOR/VALUE]を押します。
[EXIT]を押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
メモ
エフェクトのエディットについて詳しくは、128 ページをご覧ください。 変更したパッチを保存したいときは、
112 ページの「パッチ・ライト」

エディターやライブラリアンを使う

MIDI 音源として使う
をご覧ください。
■ ユーザーガイド
接続例
パソコン
SonicCell は、専用の「エディター」と「ライブラリアン」を付属しています。
「エディター」を使うと、SonicCellのパフォーマンスやパッチの設定をパソコンから変更することができます。
パソコンの大画面でいろいろな設定内容を確認しながら値を変えることができます。 また、ライブラリアンを使うと、変更した設定をパソコンで管理することができます。 ソフトウェアのインストールについて詳しくは、31 ページをご覧ください。 また、使用方法については、ソフトウェアとともにインストールされる PDF マニュアルをご覧ください。
パソコンの USB端子へ
USBCOMPUTER
USBケーブル
27
ユーザーガイド
SonicCell は、MIDI ファイル(SMF)やオーディオ・ファイル(WAV、AIFF、MP3)を再生することができます。 ライブでバック・トラック(伴奏)を再生させたいときなどに便利です。
■ 接続例

ソングを再生する(Portable Backing Machine)

※USBメモリー内の
ルート・ディレクトリに ソング・ファイルを 保存してください。
※ ローランドが販売している USB メモリーを使用してください。それ以外の製品を使用したときの動
作は保証できません。 ※ USB メモリーは、SonicCell の電源を入れてから接続してください。 ※ USB メモリーの接続を外した後、ふたたび接続するときは、SonicCell の電源を入れ直してくださ
い。
921、926a
USB MEMORY
SMF、WAV、 AIFF、MP3
アンプ内蔵スピーカーやアンプへ
OUTPUT
ご注意
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を 防ぐため、必ずすべての 機器の音 量を絞った状態で電源を切ってください。 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(INPUT)に接続した機器の音量が小さくな ることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズ など)をご使用ください。
再生できるファイル形式:SMF、WAV、AIFF、MP3
再生できるファイル形式についての詳細は、164 ページをご覧ください。
デモ・ソングの再生
15 ページをご覧ください。
28

再生のしかた

あらかじめ、再生したいソングを保存した USB メモリーを SonicCell に接続してください。 また、パフォーマンス・モードになっていることを確認してください(56 ページ)。 ※ SonicCell で再生したいソングを USB メモリーに保存するときは、ルート・ディレクトリに保存してく
ださい。ルート・ディレクトリに保存したソングは、「USB Memory」プレイリスト内に保存されます。
1
[SMF/AUDIO PLAYER]を押します。
Playlist Select 画面が表示されます。
2
[CURSOR/VALUE]を回して、カーソルを「USB
Memory」に移動させます。
ソングを再生する(Portable Backing Machine)
[CURSOR/VALUE]を押します。
3
USB メモリー内のソングが一覧表示されます。
[CURSOR/VALUE]を回してソングを選び、
4
[CURSOR/VALUE]を押します。
選んだソングが表示されます。 ※ 画面上のソングの長さの表示は、実際のソングの長さと
異なる場合があります。
]を押します。
5
選んだソングが再生されます。
6
]を押して、ソングを止めます。
[EXIT]を押すと、ひとつ前の画面に戻ります。
サンプリング周波数について
SonicCell は、フロント・パネルの
[SAMPLING RATE]スイッチの設定と同じサンプ
リング周波数で保存されたソングを 再生します。 SonicCell の設定とサンプリング周波数の 異なるソングは、ソングの 一覧に表 示されま すが、 選んだり再生することはできません。 このようなときは、以下の手順で
[SAMPLING RATE]スイッチを再生したいソング
に合わせてください。
SAMPLINGRATE スイッチ
■ ユーザーガイド
1
[SAMPLING RATE]スイッチを切り替えます。
2
SonicCell の電源を入れ直します。
29
ユーザーガイド
付属の「SonicCell Playlist Editor」を使って、SonicCell で再生するためのプレイリ ストを作成すること ができます。 SonicCell でバック・トラック(伴奏)を再生させたいときなどは、あらかじめ演奏曲順どおりにプレイリス トを作成しておくと便利です。
「SonicCell Playlist Editor」のインストールについては、31 ページをご覧ください。
使用方法については、ソフトとともにインストールされる PDF マニュアルをご覧ください。

プレイリストを作成する

曲を再生しながら MIDI 機器で演奏する

■ 接続例
MIDIキーボード
USB MEMORY
PDS-10 BKT-S
MIDIOUT
MIDIIN
アンプ内蔵スピーカー やアンプへ
OUTPUT
別売のPDS-10とBKT-S を使うと、図のように設 置することができます。
※PDS-10使用時は、脚を
最大に広げてください。 また、製品を含む全高が 1mを超えないようにし てください。
30
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