Roland SD-90 QUICK START [no]

スタートアップ・マニュアル
このたびは、スタジオ・キャンバス SD-90 をお買い上げいただき まことにありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上の ご注意」(SD-90 取扱説明書 P. 2、3)と「使用上のご注意」(SD­90 取扱説明書 P. 4、5)をよくお読みください。また、この機器の 優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお 読みください。スタートアップ・マニュアルと取扱説明書は必要 なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©
 2001 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
USB とは?
USB とは、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)の略で、コンピューターにさまざまな周
辺機器を接続するためのインターフェースです。 USB を使えば、USB ケーブル 1 本でさまざまな周辺機器に接続することができ、高速にデータを転送する ことができます。 また、電源を入れたままで周辺機器の接続と切断ができ、コンピューターが自動的にそれを認識します。
(周辺機器によっては、設定などの作業が必要な場合があります。)
SCMS について
SCMS(Serial Copy Management System)は、DAT レコーダーや MD レコーダーなどの民生用デジタル・
オーディオ機器において、デジタル接続による二世代以降の録音を禁止し、制作者の著作権を保護する機能で す。この機能を持つデジタル・レコーダーにデジタル接続で録音した場合、デジタル・オーディオ信号と一緒 に、SCMS のための符号も記録されます。この記号が記録されているデジタル・オーディオ信号からは、再び デジタル接続で録音することができません。
SD-90 の場合
SD-90 では、外部機器とデジタル接続でオーディオ信号をやりとりする際、SCMS による制約の一部を受け ず録音を行うことができます。これは本機が専ら音楽制作を目的としており、他者の著作権を侵害しない作品
(自作曲など)の録音までが、制約を受けることがないよう設計されているためです。(SCMS とは、デジタル
接続を介しての、第二世代以降のコピー録音を制限する機能です。著作権保護の目的で、MD レコーダーなど の民生用デジタル・オーディオ機器に搭載されています。)
著作権について
※ 第三者が著作権を保有している作品(CD ソフト、ビデオ・ソフト、放送など)を無断で録音し、公演、放送、販売、
配布などを行うことは法律で禁じられています。SD-90 を使用してあなたが第三者の権利を侵害しても、当社は一切そ の責任を負いません。個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、SCMS 等の技術的保護手段を回避して第三
者の著作物を無断で複製することは、第三者の著作権を侵害する行為となり、法律で禁じられています。
※ 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、SCMS 等の技術的保護手段を回避して第三者の著作物を無断で複
製することは、第三者の著作権を侵害する行為となり、法律で禁じられています。
※ 技術的保護手段が施されていないもの、及び SCMS に対応しての複製に関しては、従来どおり私的使用の範囲で行え
ます。
2
目次
パッケージの内容を確認する .................................................... 4
オーディオ機器を接続する........................................................ 6
接続とドライバのインストール(Windows)............................. 7
ドライバとは ............................................................................................................................7
ドライバのインストールと設定 ...........................................................................................7
音が鳴るか確認する............................................................................................................. 22
接続とドライバのインストール(Macintosh)......................... 24
ドライバとは .........................................................................................................................24
ドライバのインストールと設定 ........................................................................................ 24
困ったときには........................................................................35
USB ドライバに関連したトラブル .................................................................................. 35
SD-90 使用時のトラブル ................................................................................................... 40
ドライバの削除方法............................................................................................................. 48
索引..........................................................................................50
203
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
追加
※ XGlite( )は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
205
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です。
追加
※ Windows ®Me の正式名称は、Microsoft ®Windows ®Millennium Edition operation system です。

206c

※ Windows ®98 の正式名称は、Microsoft ®Windows ®98

206f

※ Windows ®2000 の正式名称は、Microsoft ®Windows ®2000 operating system です。

207 208 209

※ Apple、Macintosh、MacOS は、米国 Apple Computer, Inc. の米国及びその他の国における登録商標です。
追加
※ OMS は、米国 Opcode Systems, Inc. の登録商標です。
215
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
operation system です。
3

パッケージの内容を確認する

SD-90 のパ ッケージには以下の ものが入っています。パッ ケージを開けた ら、内容物に不足しているものがないかを確認しましょう。もし不足してい るものがあったときは、お買い上げ店へご連絡ください。
※SD-90 のパッケージには、外部アンプやスピーカー、ヘッドホン、オー
ディオ・ケーブルなどは付属していません。 これらは別途ご用意ください。
□SD-90
fig.0-2(SD-90 パネル図)
デジタル入出力端子、USB オー ディオ・インターフェースを備え たスタジオ・キャンバスです。 GM2 と、ローランドの音源の共通 仕様である GS フォーマット、ヤ マハ株式会社の提唱する XGlite
フォーマットに対応しています。
□AC コード
fig.0-3(AC コード)
専用 AC コードです。 故障の原因となりますので、付属の AC コー ド以外を使用しないでください。
内容物が確認できたら、 チェック・ボックスにマー クしていくとよいでしょう。
GM2GS フォーマット、 XGlite フォーマット
詳細は SD-90 の取扱説明 書をお読みください。
fig.0-425(保証書)
fig.0-5(CD-ROM)
4
□保証書(SD-90 用)
SD-90 本体用の保証書です。保証期間 内にSD-90の修理を受ける際に必要で すので、記載事項をご確認の上、大切 に保管してください。
お
ご芳名 客 様
〒
ご住所
取扱販売店名・住所・
お買い上げ日
保 証 期 間
年  月  日より
太枠欄に記入のない場合は無効になりますから必ず記入の有無をご確認ください。
型名
保証書に同封されている修理の窓口は、SD-90 本体の修理に関する問い合 わせ先です。SD-90 の操作などに関するお問い合わせは、『お問い合わせ窓 口のご案内(無償サポート)』(P.51)までご連絡ください。
様
本体は一年間
ただし、ソフトウェア、 付属品、消耗部品は除く
●本保証書は、本書記載内容で無料修理をさせていただくこ とをお約束するものです。
●保証期間中に故障が発生した場合は、製品と本書をご持参 ご提示の上、お買上げの販売店にご依頼ください。
●ご転居・ご贈答品などの場合で、お買上げ販売店に修理を 依頼することができない場合は、ローランドサービスステ ーションにお問い合せください。
●本書は再発行いたしません。所定事項を記入し、内容をよ くお読みの上、大切に保存してください。
本 社〒530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16大和堂島ビル6F電話(06)6345-9800
□ CD-ROM
SD-90 で使用するドライバやデモ曲などが収録されています。
CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレイヤー
告
で再生しないでください。大音量によって耳を痛 めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
ディスクの裏面(信号面) に触れたり、傷をつけたり しないでください。データ の読み出しがうまくいかな いことがあります。ディス クの汚れは、市販の CD 専 用クリーナーでクリーニン グしてください。
□USB ケーブル
fig.0-7(USB ケーブル)
コンピューターと SD-90 を接続します。
スタートアップ・マニュアル
fig.0-1013.736
本書です。必ず最初にお読みください。 SD-90 をお使いになるために必要なドライバのインス トール方法や設定方法を説明しています。最初から順 にお使いの環境に応じて必要な箇所をお読みください。
□取扱説明書
fig.0-14
SD-90 の取扱説明書です。 SD-90 の操作や機能について詳しく知りたいときにお 読みください。
パッケージの内容を確認する
5

オーディオ機器を接続する

SD-90 のオーディオ出力(アナログ)を再生用オーディオ機器に接続します。以下のものが必要 ですので、あらかじめ用意しておいてください。
SD-90
オーディオ・ケーブル(RCA ピン ↔RCA ピン)
アンプやスピーカー、ステレオなどの再生用オーディオ機器
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器
の音量を絞ってください。
※ ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってケーブルを抜き差ししてください。
※ 接続には、付属のケーブルをお使いください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、
次の点にご注意ください。
接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。SD-90 との接続には、抵抗入りのケー
ブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、まったく聴こえなくなる おそれがあります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合 わせください。
1
再生用オーディオ機器のボリュームを下げます。
2
SD-90 の OUTPUT1(オーディオ出力 1)端子と、再生用オーディオ機器の入力端子を接続します。 ヘッドホンを使用するときは、SD-90 のフロント・パネルにあるヘッドホン端子 へ接続して
ください。
fig.8-1
SD-90
左チャンネル
INPUT
右チャンネル
アンプ内蔵スピーカー オーディオ機器
LINE IN
6

接続とドライバのインストール(Windows)

Macintosh をお使いの方は『接続とドライバのインストール(Macintosh)』(P.24)へお進みく ださい。
接続とインストールには、以下のものが必要となります。あらかじめ SD-90 のパッケージから 取り出し、用意しておいてください。
SD-90
AC コード
USB ケーブル
CD-ROM

ドライバとは

fig.05-150
コンピューターと SD-90 が USB ケーブルで接続されているときに、 コンピューター上のアプリケーショ ン・ソフトウェアと SD-90 との間 でデータのやりとりをするソフト ウェアです。 ドライバは、アプリケーションから の情報を SD-90 に送ったり、逆に SD-90 からの情報をアプリケー ションに渡したりします。
アプリケーション
ドライバ
コンピューター
USBコネクター
USBケーブル
SD-90

ドライバのインストールと設定

お使いの環境によって、インストールおよび設定の手順が異なります。 以下の中からご自分にあった項目へお進みください。
Windows 2000 をお使いのとき...........(P.7)
Windows Me / 98 をお使いのとき ....(P.16)

■Windows 2000 をお使いのとき

WDM ドライバと MME ドライバ
CD-ROM には 2 種類の Windows 2000 用ドライバが収録されています。 ドライバをインストールする前に、お使いになるアプリケーションに応じてインストールするド ライバを選択してください。
WDM ドライバ
SONAR などを WDM ドライバ・モードに設定している場合は、このドライバを使用してくださ い。高いオーディオ性能を実現します。
※ Cool Edit やメディアプレーヤーなどの WDM ドライバ・モードを持たないアプリケーション
では 24bit で使用することはできません。
7
接続とドライバのインストール(Windows)
MME ドライバ
Cool Edit など、WDM ドライバ・モードを持たないアプリケーションからも 24bit で使用する ことができます。
※ SONAR などの WDM ドライバ・モードでは MME ドライバを使用することはできません。
WDM ドライバと MME ドライバの両方をインストールすることはできません。必ずどちらか一 方を選んでインストールしてください。また、どちらかのドライバをインストールした後にドラ イバを変更する場合には、必ず、インストール済みのドライバを削除してから新しいドライバを インストールしてください。
(→『ドライバの削除方法』(P.48))
8
ドライバのインストール
WDM ドライバも MME ドライバも同様の手順でインストールできます。
1
SD-90 を接続していない状態で、Windows を起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状 態にしておいてください。
2
管理者権限を持つユーザー(Administrator など)で Windows にログオンし ます。
3
システムのプロパティ・ダイアログを開きます。 Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されるメニューから設定
|コントロールパネルを選びます。コントロールパネルにあるシステム・ アイコンをダブルクリックしてください。
fig.05-230
4
「ドライバ署名オプション」ダイアログを開きま
す。
ハードウェア・タブをクリックし、続けて[ドラ イバの署名]をクリックします。
接続とドライバのインストール(Windows)
すでに SD-90 をコン ピューターに接続し、「新
しいハードウェアの追加 ウィザード」が表示されて いる場合は、CD-ROM Driver¥WinXP2K¥Wdn
フォルダまたは
Driver¥WinXP2K¥Mme
フォルダにある
Readmej.htm 「トラブ ルシューティング」「以 上の手順に沿ってインス トールを試みたが、インス トールできない。」をお読
みください。
fig.05-330
5
「ファイルの署名の確認」「無視」に設定され
ているかを確認します。
「無視」に設定されているときは、そのまま [OK]をクリックしてください。 「無視」に設定されていないときは、現在の設定 「警告」または「ブロック」)をメモした後、「無
視」に変更して[OK]をクリックします。
6
システムのプロパティ・ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックしてください。
7
起動中のソフトウェア(アプリケーション)をすべて終了します。 開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーな
どのソフトウェアをお使いのときは、それらも必ず終了してください。
8
CD-ROM を準備します。
CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに入れてください。
手順 5 「ファイルの署 名の確認」を変更した時
は、ドライバをインストー ルした後で、変更前の設定 に戻します。(→『「ファイ
ル署名の確認」を変更して いるとき』(P.12))
9
接続とドライバのインストール(Windows)
fig.05-430
9
ファイル名を指定して実行ダイアログを開き ます。
Windows のスタート・ボタンをクリックしま す。表示されたメニューからファイル名を指 定して実行を選んでください。
fig.05-530
10
表示されたダイアログの「名前」欄に次のよ うに入力して、[OK]をクリックします。
WDM ドライバのとき
D:¥Driver¥WinXP2K¥Wdm¥SETUPINF.EXE
MME ドライバのとき
D:¥Driver¥WinXP2K¥Mme¥SETUPINF.EXE
fig.05-630
11
SETUPINF ダイアログが開きます。 ドライバをインストールする準備ができました。
タイトルバーをドラッグし、SETUPINF ダイア ログを画面上方に移動しておきます。
※ ここでは[OK]をクリックしないでください。
12
電源を切った状態のSD-90とコンピューターをUSBケーブルで接続します。
13
SD-90 の電源を入れます。 SD-90 の AC IN に AC コードを接続し、AC コードのプラグを電源コンセ
ントに差し込みます。その後、SD-90 の電源を入れます。
本書では、フォルダやファ イルの位置関係を ¥ で区 切って示しています。たと えば、Wdm¥Setupinf.exe は、Wdm フォルダに含ま れる Setupinf.exe ファイル のことを意味しています。
ドライブ名「D:」は、お使 いの環境によって異なる場 合があります。CD-ROM のドライブ名にあわせてく ださい。
「すでにドライバはインス
トールされています。〜」
と表示された場合は、 SD-90 をコンピューター に接続してお使いいただけ ます。
手順 5 「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっていないと、「デジタル署名が見つ かりませんでした」ダイアログが開きます。
「ファイルの署名の確認」が「警告」の場合
[はい]をクリックします。
1.
2.
インストールを続けます。
「ファイルの署名の確認」が「ブロック」の場合
1.
[OK]をクリックします。 「新しいハードウェアの検出ウィザード」が開いたら、[完了]をクリックします。
2.
「困ったときには」『デバイス マネージャーに「?」や「!」、「USB Composite Device」
3.
が表示されている』(P.38)の手順に従ってインストールをします。
10
接続とドライバのインストール(Windows)
fig.05-830
14
ディスクの挿入ダイアログが開きます。
[OK]をクリックしてください。
fig.05-930
15
ファイルが必要ダイアログが開きます。 コピー元欄に Setupinf ダイアログに表示さ
れているフォルダ名を入力して、[OK]をク リックします。
手順 5 「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっていないと、「デジタル署名が見 つかりませんでした」ダイアログが開きます。
「ファイルの署名の確認」が「警告」の場合
[はい]をクリックします。
1.
インストールを続けます。
2.
ディスクの挿入ダイアログ が表示されないときは、
『「ディスクの挿入」ダイア
ログが表示されない』
(P.38))をお読みくださ
い。
「ファイルの署名の確認」が「ブロック」の場合
1.
[OK]をクリックします。
2.
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が開いたら、[完了]をクリックします。
「困ったときには」の『デバイス マネージャーに「?」や「!」、「USB Composite Device」
3.
が表示されている』(P.38)の手順に従ってインストールをします。
fig.05-1030
16
新しいハードウェアの検出ウィザード・ダイ
アログが表示される場合があります。
「EDIROL SD-90(WDM)」または、 「EDIROL SD-90(MME)」と表示されてい
ることを確認し、[完了]をクリックします。 新しいハードウエアの検出ウィザード・ダイ
アログが表示されない場合は、手順 17 へ進 みます。
fig.05-1130
17
Windows を再起動します。 システム設定の変更ダイアログが開く場合が
あります。[はい]をクリックしてください。 Windows が自動的に再起動します。
システム設定の変更ダイアログが表示されな い場合は、スタート・メニューから、 Windows を再起動させてください。
11
接続とドライバのインストール(Windows)
「ファイルの署名の確認」を変更しているとき
手順 5 「ファイルの署名の確認」を変更しているときは、Windows が再起動したら変更
前の設定に戻します。
1.
Windows が再起動したら管理者権限を持つユーザー(Administrator など)で Windows にロ グインします。
2.
Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されるメニューから設定|コントロールパ ネルを選びます。
コントロールパネルにあるシステム・アイコンをダブルクリックしてください。システムの
3.
プロパティ・ダイアログが開きます。
ハードウェア・タブをクリックし、続けて[ドライバの署名]をクリックします。ドライバ
4.
署名オプション・ダイアログが開きます。
「ファイルの署名の確認」を変更前の設定(「警告」または「ブロック」)に戻し、[OK]をク
5.
リックします。
6.
[OK]をクリックします。システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
続いて、オーディオと MIDI の入出力先を決めます。
(→『オーディオと MIDI の入出力先を決める』(P.13))
12
オーディオと MIDI の入出力先を決める
以下は、実際にお使いになるユーザー(管理者権限を持つユーザー
Administrator など))と同じユーザーでログオンして、設定する必要があ
ります。
fig.017-0134.81
1
コントロールパネルを開きます。
Windows のスタート・ボタンをク リックします。表示されたメニュー から設定|コントロールパネルを選 んでください。
fig.017-0260.075
2
サウンドとマルチメディアのプロパティ・ダイアログを開き ます。
コントロール パネルにあるサウンドとマルチメディア・アイ コンをダブルクリックします。
fig.12-20a48.932
接続とドライバのインストール(Windows)
スタートアップ・マニュア ルでは、ウィンドウのメ ニューを選ぶ手順は、項目 名をで区切って示してい ます。たとえば、ファイル新規作成は、ファイル・ メニューから新規作成を選 ぶ手順を意味しています。
3
優先するデバイス」を指定します。
オーディオ・タブをクリックします。 音の再生欄、録音欄、MIDI 音楽の再 生欄をクリックし、表示されるリス
トからそれぞれ以下のように選んで ください。
音の再生 EDIROL SD-90 Out
MIDI 音楽
の再生
4
サウンドとマルチメディアのプロパティ・ダイアログを閉じます。
[OK]をクリックしてください。
続いて、ハードディスクの転送モードを決めます。
(→『ハードディスクの転送モードを決める』(P.14))
録音 EDIROL SD-90 In
EDIROL SD-90 PART A
13
接続とドライバのインストール(Windows)
ハードディスクの転送モードを決める
1
Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されたメニューから 設定コントロールパネルを選びます。コントロールパネルが開きます。
2
システム・アイコンをダブルクリックします。システムのプロパティ・ダ イアログが開きます。
3
ハードウェア・タブをクリックします。
4
デバイスマネージャ欄の右側にあるデバイスマネージャをクリックします。
fig.5-0532.583
5
リストに表示されている IDE ATA/ATAPI コントローラをダブル クリックします。
6
プライマリ IDE チャンネルをダブルク リックします。プライマリ IDE チャン ネルのプロパティ・ダイアログが開き ます。
7
詳細設定タブをクリックします。
fig.5-0643.685
8
デバイス 0 デバイス 1 現在の転送 モードが、UltraDMA モード(または DMA モード)になっているかどうか
確認します。 現在の転送モードUltraDMA モード
(または DMA モード)になっていると
きは、手順 10 に進みます。 PIO モードになっているときは、転送 モードのプルダウン・メニューから DMA(利用可能な場合)を選びます。
9
[OK]をクリックします。コンピュータの再起動を促すダイアログが表示
されたときは[はい]をクリックします。コンピュータが自動的に再起動 します。
10
デバイスマネージャ閉じるボタン をクリックします。
14
11
システムのプロパティ・ダイアログで、[閉じる](または[OK])をク リックします。システムのプロパティ・ダイアログが閉じます。
続いて、接続、ドライバのインストール、設定が正しく行われているか 確認します。
(→『音が鳴るか確認する』(P.22))
接続とドライバのインストール(Windows)
手順 8 で、現在の転送 モードがもともと UltraDMA モードだったと
きは、手順 11 [OK] をクリックします。
15
接続とドライバのインストール(Windows)

■Windows Me / 98 をお使いのとき

ドライバのインストール
1
SD-90 を接続していない状態で Windows を起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずした状 態にしておいてください。
2
起動中のソフトウェア(アプリケーション)をすべて終了します。 開いているウィンドウもすべて閉じてください。ウィルス・チェッカーな
どのソフトウェアをお使いのときは、それらも必ず終了してください。
3
CD-ROM を準備します。 CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに入れてください。
fig.05-1230
4
ファイル名を指定して実行ダイアログを開き ます。
Windows のスタート・ボタンをクリックしま す。表示されたメニューからファイル名を指 定して実行を選んでください。
fig.05-1330
5
表示されたダイアログの「名前」欄に
「D:¥Driver¥Win98Me¥SETUPINF.EXE」
と入力して、[OK]をクリックします。
すでに SD-90 をコン ピューターに接続し、「新
しいハードウェアの追加 ウィザード」が表示されて いる場合は、CD-ROM Driver¥Win98Me フォルダ にある Readmej.htm
「トラブルシューティング」
「以上の手順に沿ってイ ンストールを試みたが、イ ンストールできない。」
お読みください。
本書では、フォルダやファ イルの位置関係を ¥ で区 切って示しています。たと えば、
Win98Me¥Setupinf.exe
は、Win98Me フォルダに 含まれる Setupinf.exe ファイルのことを意味して います。
fig.05-1430
6
SETUPINF ダイアログが開きます。 ドライバをインストールする準備ができ
ました。タイトルバーをドラッグし、 SETUPINF ダイアログを画面上方に移動 しておきます。
※ ここでは[OK]をクリックしないでくだ
さい。
7
電源を切った状態のSD-90とコンピューターをUSBケーブルで接続します。
8
SD-90 の電源を入れます。 SD-90 の AC IN に AC コードを接続し、AC コードのプラグを電源コンセ
ントに差し込みます。その後、SD-90 の電源を入れます。
16
ドライブ名「D:」は、お使 いの環境によって異なる場 合があります。CD-ROM のドライブ名にあわせてく ださい。
「すでにドライバはインス
トールされています。〜」
と表示された場合は、 SD-90 をコンピューター に接続してお使いいただけ ます。
SD-90 は回路保護のため、 電源をオンしてからしばら くは動作しません。
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