取扱説明書
201a
この機器を正し くお使いいただくために、ご使用前に「安全上の ご注意」(P.2)と「使用上のご
注意」(P.4)をよくお読み ください。また、この機器の優れた機能を十分ご 理解いただくために
も、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、
手元に置いてください。
主な特長
スネアを中心に表現力豊かな 54 種類のパッド音色を搭載
•
消音性と打感触に優れたメッシュ・ヘッド採用
•
上達したことを確認でき、飽きずに楽しく練習できます。
•
コンパクトで電池駆動も可能。持ち運びに便利でどこでも練習できます。
•
見やすい大型 LCD を採用
•
● メトロノーム
•
振り子表示のメトロノームは、視覚からも練習をサポートします。
•
24 種類のリズムタイプ、複合拍子を含む 24 種類の拍子を搭載。
•
サンバキックやジャズレガート等 22 種類のパターンに合わせて練習できます。
● リズム・コーチ機能
•
タイミングの正確さを目で確認できる TIME CHECK
•
強弱とタイミングを同時にチェックできる STROKE BALANCE
•
タイミングの正確さを点数で確認できる ACCURACY SCORE
•
身体でテンポを覚えるために役立つ QUIET COUNT
•
テンポコントロールや持久力を鍛えられる AUTO UP/DOWN
• チェンジ・アップに使える RHYTHMIC NOTES
● 拡張性
EXT TRIG IN ジャックに KD-8(キック)と CY-8(シンバル)を追加すれば、ドラム・
•
キットの形で練習できます。
MIX IN に CD/MD/ シリコン・プレーヤーを接続すれば、曲に合わせて練習できます。
•
202
2005 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
©
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について 警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書を
よく読んでください。
............................................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解したり、改造し
たりしないでください。
........................................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていな
いことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ
店またはローランド・サービスに相談してください。
............................................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、
暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や
湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
............................................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨する専用スタ
ンド(PDS-2)を使用してください(P.8)。
............................................................................................................................
006
● この機器の設置に PDS-2 を使用する場合、ぐらつく
ような所や傾いた所に PDS-2 を設置しないでくださ
い。安定した水平な所に設置してください。機器を単
独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置
してください。
............................................................................................................................
008b
● AC アダプターは、必ず指定のもの(BOSS PSA100P)を、AC100V の電源で使用してください。
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重い
ものを載せたりしないでください。電源コードに傷が
つき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあ
ります。
............................................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、ス
ピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によって
は永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量
で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に
相談してください。
............................................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)
や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでくだ
さい。
............................................................................................................................
012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC アダプ
ターをコンセントから外し、お買い上げ店またはロー
ランド・サービスに修理を依頼してください。
○ AC アダプター本体や電源コードが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたと
き
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
............................................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱
いやいたずらに注意してください。必ず大人のかた
が、監視/指導してあげてください。
............................................................................................................................
●の中に描かれています。
............................................................................................................................
2
警告
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えな
いでください。
109b
● お手入れをするときには、電源を切ってACアダプター
をコンセントから外してください(P.7、P.9)。
............................................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでくだ
さい。特に、電源タップを使用している場合、電源
タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、
コードの被覆が溶けることがあります。
............................................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローラン
ド・サービスに相談してください。
............................................................................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、または火や水の中
に入れたりしないでください。
............................................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正常な
通気が保たれている場所に設置して、使用してくださ
い。
............................................................................................................................
101c
● 本製品は当社製のスタンド(PDS-2)とのみ、組み合
わせて使用できるよう設計されています。他のスタン
ドやカートと組み合わせて使うと、不安定な状態と
なって落下や転倒を引き起こし、けがをするおそれが
あります。
............................................................................................................................
102d
● AC アダプターをコンセントや機器本体に抜き差しす
るときは、必ず AC アダプターの本体や出力プラグを
持ってください。
............................................................................................................................
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプラグ部
分のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時
間使用しないときは、AC アダプターをコンセントか
ら外してください。AC アダプターとコンセントの間
にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災
の原因になります。
............................................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないよう
に配慮してください。特に、コードやケーブル類は、
お子様の手が届かないように配慮してください。
............................................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置か
ないでください。
............................................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプターをコ
ンセントから外してください。
............................................................................................................................
111(選択)
● 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れし
たりします。次のことに注意してください(P.7)。
1
○ 電池の + と - を間違えないように、指示どおり入
れてください。
3
○ 電池を長時間使用しないときは、電池を取り出し
ておいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケー
スについた液をよくふきとってから新しい電池
を入れてください。また、漏れた液が身体につい
た場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあります。
また眼に入ると危険ですのですぐに水でよく洗
い流してください。
6
○ 電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘア
ピンなどと一緒に携帯したり、保管したりしない
でください。
............................................................................................................................
112
● 使用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集のしかた
に従って、捨ててください。
............................................................................................................................
(追加)
● ブラシ演奏をする際は、ナイロン製のブラシをお使い
ください。金属製のブラシはヘッドを傷付けてしまう
だけでなく、先端がヘッドの網の目に引っかかり大変
危険です。
............................................................................................................................
............................................................................................................................
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体や出力プラグを持っ
て、コンセントや機器本体に抜き差ししないでくださ
い。
............................................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコンセ
ントから外し、外部機器との接続を外してください。
............................................................................................................................
3
使用上のご注意
291a
2 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源、電池のセットや交換について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバー
ター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコ
ンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の
使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑
音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難
しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が多少発
熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、AC アダプターの使用をお
薦めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してく
ださい。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切った状態で
行なってください。
306b
● この機器には、電池が付属されています。この電池は、機器の
動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、
必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機
器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この
場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や
発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場
合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を
切ってください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面
に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。こ
の場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内
などに放置しないでください。変形、変色することがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結
露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になります
ので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布
で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤
を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きして
ください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール
類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場合、
以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断
りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。
大切な記憶内容は、メモしておいてください。修理するときに
は記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー
部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失わ
れた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願いま
す。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持する
ために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。こ
の部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、
保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合
がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・
サービスにご相談ください。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われ
ることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容
はメモしておいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償
を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子など
に過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを
持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、
特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用
すれば、気がねなくお楽しみいただけます。
558d
● 本機は、演奏時の打撃音を小さくする設計になっていますが、
床や壁を通じての振動は意外によく伝わりますので、特に夜間
やヘッドホン使用時の演奏は、隣近所に迷惑がかからないよう
に注意しましょう。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボー
ル箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各市町
村のゴミの分別基準に従って行ってください。
562
● 接続には、当社ケーブル(PCS シリーズなど)をご使用くださ
い。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご
注意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との
接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。
音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があ
ります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメー
カーにお問い合わせください。
4
目次
安全上のご注意 .........................................................................................2
使用上のご注意 .........................................................................................4
各部の名称と働き .....................................................................................6
演奏する前に ............................................................................................7
電池を入れる........................................................................................................................................ 7
AC アダプターをつなぐ ....................................................................................................................7
ヘッドの張り具合を調節する........................................................................................................... 7
スタンド(別売:PDS-2)への取り付け...................................................................................... 8
電源を入れる/切る....................................................................................................................................... 9
画面表示について ........................................................................................................................................... 9
練習する..................................................................................................10
パッドをたたいたときの音色を変える....................................................................................................10
音色一覧 ..............................................................................................................................................10
メトロノームを鳴らす.................................................................................................................................11
メトロノームの設定を変える.........................................................................................................11
たたいたテンポにあわせてメトロノームを鳴らす(タップ・テンポ)................................12
リズム・コーチ・モードで練習する........................................................................................................13
TIME CHECK(タイム・チェック).............................................................................................14
ACCURACY SCORE(アキュラシー・スコア).......................................................................14
QUIET COUNT(クワイエット・カウント)..............................................................................15
AUTO UP/DOWN(オート・アップ/ダウン)........................................................................15
RHYTHMIC NOTES(リズミック・ノーツ).............................................................................16
STROKE BALANCE(ストローク・バランス)........................................................................16
進んだ練習方法..................................................................................................................................17
タイマーを設定する.....................................................................................................................................18
パッドを追加して使う ............................................................................19
セットアップ例 .............................................................................................................................................19
シンバル・パッドを接続する.........................................................................................................19
キック・トリガー・パッドを接続する ........................................................................................19
その他のパッドを接続する.........................................................................................................................20
パッドを接続する..............................................................................................................................20
リム・ショット対応のパッドを接続する....................................................................................22
パラメーター・リスト .....................................................................................................................23
資料編 .....................................................................................................26
パッドの感度を調節する.............................................................................................................................26
工場出荷時の設定に戻す.............................................................................................................................26
エラー・メッセージが出たら.....................................................................................................................26
ヘッドの交換方法 .........................................................................................................................................27
主な仕様..........................................................................................................................................................28
練習してみよう .......................................................................................29
索引 .........................................................................................................34
5
各部の名称と働き
fig.Panel
1
2
3
1.
ブザー
OUTPUT ジャックに何も接続していない場合、ここからメト
ロノームの音が鳴ります。パッドをたたいた音は鳴りません。
2.
[METRONOME]ボタン
パッドの音色を選んだり、メトロノームの設定を行います。
このボタンを長めに押すと、画面のタップ・アイコン( )
が点滅し、パッドをたたいた間隔にあわせてメトロノームのテ
ンポを調節することができるようになります。(P.12)
3.
[START/STOP]ボタン
メトロノームをスタート/ストップします。
4.
VOLUME つまみ
OUTPUT ジャックの出力音量を調節します。
※ ブザーの音量はメトロノームの CLICK VOLUME(P.11)で設
定します。
5.
[COACH]ボタン
リズム・コーチ・モードの機能を選びます。
このボタンを長めに押すと、画面のタイマー・アイコン( )
が点灯し、演奏時間を計るタイマー・モードに入ります。
(P.18)
6.
VALUE[+]/[-]ボタン
各パラメーターの値を変更します。
[+]を押しながら[-]を押すと値が素早く増加、[-]を押しな
がら[+]を押すと値が素早く減少します。
7.
BEAT インジケーター
4 分音符のタイミングで点滅します。
アクセント時には左側の赤いインジケーターが点灯します。
8.
ヘッド
9.
センサー
10.
チューニング・ボルト(8 本)
ヘッドの張り具合を調節します。
4
5
6
7
8
9
10
サイド・パネル
fig.Side
1.
MIX IN ジャック
MD や CD の出力をここに接続すれば、音楽と合わせて練習す
ることができます。
音量の調節は、接続した機器側で行ってください。
※ プラグ変換アダプタは使用しないでください。プラグの重さ
で、演奏中にジャックから抜ける可能性があります。
926a
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、接続した機器の音量が
小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない
接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用く
ださい。
2.
EXT TRIG IN ジャック
外部のパッドを接続します。
別売のケーブル(PCS-31L)を使用して、シンバル・パッド
やキック・トリガー・パッドを接続して練習することもできま
す。詳しくは、「パッドを追加して使う 」(P.19)をご覧くださ
い。
OUTPUT ジャック
3.
ヘッドフォンや外部アンプを接続します。
※ RMP-5 の出力はモノラルです。
※ プラグ変換アダプタは使用しないでください。プラグの重さ
で、演奏中にジャックから抜ける可能性があります。
AC アダプター・ジャック
4.
POWER スイッチ
5.
電源をオン/オフします。
6
演奏する前に
必ず BOSS PSA-100P を使用
してください。他の AC アダ
プターの使用は、誤動作や故
障の原因となりますので、絶
対におやめください。
電池を入れる
fig.BattCase
1.
本体底部の電池ブタを押しながらスライドさせて外します。
2.
付属の電池を+、ーの向きに注意して電池スナップに接続
し、バッテリー・ケースに入れます。
3.
電池ブタを確実に閉めます。
電池ブタに電池スナップ・コードをはさまないようご注意く
ださい。
電池の交換時期
電池が消耗してくると、画面右下の が点滅します。
電池が消耗すると、ブザーの音量が小さくなったり、動作が不
安定になることがあります。早めに電池を交換してください。
※ 交換時は、アルカリ乾電池の使用を推奨します。
AC アダプターをつなぐ
電池
006P/9V
電池
スナップ
別売の AC アダプター(BOSS PSA-100P)を AC アダプター・ジャックに接続すれば、家庭用の
コンセントから電源を供給することができます。
ヘッドの張り具合を調節する
RMP-5 はヘッドの張り具合をゆるめた状態で出荷されています。
ご使用になる前に、付属のチューニング・キーを使って、好みの打感触が得られるようにヘッドの
張り具合を調節します。
ヘッドの張りが均一になるよう、チューニング・ボルトを 8 カ所すべ
て、右の図の番号順に締めてください。
※ 張りがゆるいままヘッドをたたくと、ヘッドを破損することがあり
ます。
※ 長く使っていると、ヘッドの張り具合が変わってくることがありま
す。必要に応じて調節しなおしてください。
※ OUTPUT ジャックから発音される音のピッチは変わりません。
8
2
は、RMP-5 の電源をオフにし
てから接続してください。
1
6 3
4 5
7
7
演奏する前に
スタンド(別売:PDS-2)への取り付け
脚の間隔が 50cm 以上になるように三脚を開きます。
1.
締め付けネジとワッシャーの順番を、図のようにセットし
2.
ます。
パッドを取り付けます。
3.
パッドを回転させながら、ネジが軽く奥までしまったら、
スタンド下から締め付けネジをしめてください。
※ ネジが奥まで締まった状態で、さらに力を加えてパッドを
回転させないでください。スタンドのネジ部を破損するこ
とがあります。
ワッシャー
50cm以上
締め付けネジ
パッド取り付け
ネジ寸法:M8
4.
パッドの傾きを調節します。
三脚部を折りたたむ際の注意
PDS-2 の脚を折りたたんで収納する際には、スタンドを持っている指をはさまないよう、十分ご注
意ください。
8
電源を入れる/切る
941
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたり
スピーカーなどが破損する恐れがあります。
VOLUME つまみを左いっぱいに回しきって、音量を最小にします。
1.
POWER スイッチを ON にして電源を入れます。
2.
942
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
ヘッドをたたいて音を聞きながら、VOLUME つまみを徐々に回して音量を調節します。
3.
アンプやオーディオ・システムに接続する場合
921
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の
音量を絞った状態で電源を切ってください。
RMP-5 と、接続するアンプやオーディオ・システムの音量を最小にします。
1.
2.
RMP-5 の POWER スイッチを ON にして電源を入れます。
3.
アンプやオーディオ・システムの電源を入れ、適当な音量に調節します。
電源の切りかた
演奏する前に
各機器の音量を最小にしてから、電源を入れたときと逆の順番で電源を切ります。
画面表示について
fig.Display.j
タイム・チェック(P.13)
テンポ/設定値
リズム・タイプ
拍子
カウント
トリガー・インジケーター
パッドを叩くと表示されます。
バッテリーLOWインジケーター
電池が消耗すると点滅します。
EXT1、EXT2インジケーター
エクスターナル・トリガー・インプット・ジャックに
接続したパッドをたたくと点灯します。
メトロノームの針
タイマー・アイコン
タイマーの経過時間を表示します(P.18)。
タップ・アイコン
タップ・テンポを設定するとき点滅します(P.12)。
9
練習する
パッドをたたいたときの音色を変える
設定を変えることにより、色々な音を鳴らすことができます。
1.
[METRONOME]を何度か押して、「」 (PAD SOUND)を選びます。
fig.pad-sound
2.
[+]/[-]を押して、音色を選びます。
音色一覧
表示 音色名 表示 音色名 表示 音色名
Sn1 Snare 1 Vintage
Sn2 Snare 2 Brass
Sn3 Snare 3 Bright
Sn4 Snare 4 Funk
Sn5 Snare 5 Piccolo
Sn6 Snare 6 Marching
Pbd Practice Board
ES1 Elec. Snare 1
ES2 Elec. Snare 2
K01 Kick 1 Rock
K02 Kick 2 Hard
K03 Kick 3 Jazz
EK1 Elec. Kick 1
EK2 Elec. Kick 2
HH1 Hi-Hat Close
HH2 Hi-Hat Open
HH3 Hi-Hat Close/Open
EH1 Elec. Hi-Hat Close
EH2 Elec. Hi-Hat Open tr2 Triangle Mute
EH3 Elec. Hi-Hat Close/Open *2 tr3 Triangle Mute/Open *2
rd1 Ride Cymbal Bow Cb1 Cowbell Open
rd2 Ride Cymbal Bow/Bell *2 Cb2 Cowbell Mute
SPL Splash Cb3 Cowbell Mute/Open *2
t01 Tom Hi tbr Tambourine
t02 Tom Lo Sha Shaker
tb1 Timbale Hi bL1 Wood Block Hi
tb2 Timbale Lo bL2 Wood Block Lo
*1 tb3 Timbale Paila bL3 Wood Block Lo/Hi *2
*1 Sd1 Surdo Open CLA Claves
*1 Sd2 Surdo Mute CrS Snare Cross Stick *4
*1 Sd3 Surdo Mute/Open
*1 CAI Caixa Sh1 Snare 1 head sound only *4
AG1 Agogo Hi Sh2 Snare 2 head sound only *4
AG2 Agogo Lo Sh3 Snare 3 head sound only *4
*2 AG3 Agogo Lo/Hi *2 Sh4 Snare 4 head sound only *4
tr1 Triangle Open Sh5 Snare 5 head sound only *4
*2、*3
S6r Snare 6 Marching Rim *4
10
キック・パッド用の音色です。RMP-5 に KD-8 / 85 / 120 を接続して使う場合、これらの音色をご利用ください。
※1
キック・パッドと本体のパッドで、手と足のコンビネーションの練習ができます。(P.19)
※2
たたいた強さによって音色が切り替わります。
※3
スティックでたたくとオープンの音、手の平でたたくとミュートの音が出やすいように設定されています。
※ 4 リム・ショットに対応したパッドを接続して使う際、組み合わせて使うのに適した音色です。(P.22)
メトロノームを鳴らす
[START/STOP]を押すたびに、メトロノームがスタート/ストップします。
メトロノームの設定を変える
メトロノームのテンポ、拍子、リズム・タイプ、音色、音量を変えることができます。
[METRONOME]を押して、変更するパラメーターを選びます。
1.
画面左側に表示される番号が、変更するパラメーターです。
パラメーター 設定値
TEMPO
(テンポ)
CLICK SOUND
(音色)
RHYTHM
(リズム・タイプ)
20 〜 300
C01: Traditional Metronome
C02: Simple Electric
C03: Electric Beep
C04: Cowbell
C05: Claves
C06: Sticks
C07: Voice Count
C08: Hand Clap
※ Ptn(パターン)を選ぶと、RHYTHM(リズム・タイプ)で P01 〜
P22 を選ぶことができるようになります。臨場感のあるバッキング
のようなメトロノームを、簡単に選ぶことができます。
CLICK SOUND で、C01 〜 C15 を選んだ場合:
、 、 、、、、、、、、 、 、
C09: Finger Snap
C10: Hi-Hat Close
C11: Hi-Hat Pedal
C12: Ride Cymbal
C13: Triangle
C14: Agogo
C15: Tambourine
Ptn ※
練習する
らした状態で行うと、設定の
変化を確認しながら調整する
ことができます。
ら[-]を押すと、
[METRONOME]のみを押し
たときとは逆方向にパラメー
ターを選ぶことができます。
OUTPUT ジャックを使用しな
い時は、ブザーからビープ音
が鳴ります。1、2 のビープ音
を選択することができます。
、、、、、 、 、 、
3-2 ソン・クラーベ( )、
2-3 ソン・クラーベ( )、
3-2 ルンバ・クラーベ( )、
2-3 ルンバ・クラーベ( )
CLICK SOUND で、Ptn を選んだ場合:
P01: Triangle 16th ※
P02: Agogo 16th ※
P03: Drum Simple 8 Beat
P04: Drum Simple 16 Beat
P05: Drum Shuffle
P06: Drum Disco
P07: Jazz Legato Hi-Hat
P08: Jazz Legato Ride
P09: Jazz Count Hi-Hat
P10: Samba Kick
P11: Samba Surdo
※印のパターンは、CLICK SOUND と RHYTHM を組み合わせて作るこ
ともできます。
BEAT(拍子) 0 〜 9、2+3、3+2、3+4、4+3、4+5、5+4、5+6、6+5、6+7、7+6、
7+8、8+7、8+9、9+8
CLICK VOLUME
(音量)
[+]/[-]を押して設定します。
2.
[START/STOP]を押すたびに、メトロノームがスタート/ストップします。
3.
0(オフ)〜 15(最大)
P12: Simple Surdo
P13: Wood Block & Shaker
P14: Agogo Triplet ※
P15: 2-3 Son Clave ※
P16: 3-2 Rumba Clave ※
P17: Hi-Hat Open Close 1
P18: Hi-Hat Open Close 2
P19: Hi-Hat Open Close 3
P20: Hi-Hat Open Close 4
P21: Hi-Hat Open Close 5
P22: Rock Fill
OUTPUT ジャックを使用しな
い時は、ブザーからのビープ
音の音量を調節します。0 〜 3
までの音量を選択することが
できます。
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