Roland MV-8800 User Manual [ja]

取扱説明書
©
2006 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(取扱説明書 P.2 〜 3)「使用上 のご注意」(取扱説明書 P.4 〜 5)をよくお読みください。また、本機の優れた機能を十分ご理解い ただくためにも、取扱説明書、画面ガイド、および資料をよくお読みください。これらの取扱説明書 は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元においてください。

安全上のご注意

警告
安全上のご注意
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
注意:
注意
感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。 この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品 はありません。 修理は、お買い上げ店または保証書封筒裏面に記載のサー ビスステーションに依頼してください。
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危 険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警 告しています。
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書 などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載さ れていることを表わしています。
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
の中に描かれています。
以下の指示を必ず守ってください
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説 明書をよく読んでください。
..............................................................................................................
002b
● この機器を分解したり(取扱説明書に記載され ている指示 P.321 を除く)、改造したりしないで
ください。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店または保証書封筒裏面に記載の サービスステーションに相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしないでくだ さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
警告
7
● この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設 置しないでください。必ず安定した水平な場所
に設置してください。
..............................................................................................................
008a
● 電源プラグは、必ず AC100V の電源コンセント に差し込んでください。
..............................................................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。また、付属の電源コードをほかの製品に
使用しないでください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直 ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
00
M-2
0
注意
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
警告
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に 入れないでください。
..............................................................................................................
012a
● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源 コードをコンセントから外し、お買い上げ店ま
たは保証書封筒裏面に記載のサービスステー ションに修理を依頼してください。
○ 電源コードやプラグが破損したとき ○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または保 証書封筒裏面に記載のサービスステーションに
相談してください。
..............................................................................................................
022a
● 基板(DIMM、型番:MV8-OP1)を取り付ける 前に、機器本体の電源を切って電源プラグをコ
ンセントから外してください。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー で再生しないでください。大音量によって耳を
痛めたり、スピーカーを破損する恐れがありま す。
..............................................................................................................
024
● 電源コードのアースを確実に取り付けてくださ い。感電の恐れがあります(P.25 )。
..............................................................................................................
026
● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺 虫 剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー
缶などを置かないでください。また、表面に付 着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で
拭き取ってください。
..............................................................................................................
01
01a
1
● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保た れている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................
102b
● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き差し するときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103a
● 定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミや ほこりを拭き取ってください。また、長時間使
用しないときは、電源プラグをコンセントから 外してください。電源プラグとコンセントの間
にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こし て火災の原因になります。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107b
● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器 本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
..............................................................................................................
108a
● この機器を移動するときは、電源プラグをコン セントから外し、外部機器との接続を外してく
ださい。
..............................................................................................................
109a
● お手入れをするときには、電源を切って電源プ ラグをコンセントから外してください。
..............................................................................................................
110a
● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグを コンセントから外してください。
..............................................................................................................
115a
● 指定の基板(DIMM、型番:MV8-OP1)だけを 取り付け、指定されたネジだけを外してくださ
い(P.322 、P.324 )。
..............................................................................................................
118a
● 取り外したボトムカバーネジ、オプションカ バーネジ、アース端子ネジ、ショートピン
(PHONO 用)は、小さなお子様が誤って飲み込
んだりすることのないようお子様の手の届かな いところへ保管してください。
..............................................................................................................
M-3

使用上のご注意

2 〜 3 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接
続されているコンセントと同じコンセントに接続しない でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、
電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308
● 電源スイッチを切った後、本機上の LCD や LED などは 消えますが、これは主電源から完全に遮断されているわ
けではありません。完全に電源を切る必要があるときは、 この機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプ
ラグを抜いてください。そのため、電源コ−ドのプラグ を差し込むコンセントは、この機器にできるだけ近い、
すぐ手の届くところのものを使用してください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め 切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。 ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使
いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな いことを確認してからお使いください。
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって から使用してください。
● 本機には CD-R/RW ドライブが搭載されていますので、 次の点に注意してください。詳しくは「CD-R/RW ドラ
イブ取り扱いのご注意」をお読みください(P.28)
本機を極端に傾けない
CD-RW ドライブ動作中は、振動を与えたり移動したりしない
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く 絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔 らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
修理について
451b
● お客様がこの機器を分解(取扱説明書に記載されている 指示 P.322、P.324 を除く)、改造された場合、以後の
性能について保証できなくなります。また、修理をお断 りする場合もあります。
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維 持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上 げ店、または最寄りの保証書封筒裏面に記載のサービス
ステーションにご相談ください。
そのほかの注意について
551
● 内蔵のハード・ディスク、CD-R/RW ディスク、USB 接 続されたコンピューター内のハード・ディスクなどの失
われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容 赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端 子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ い。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ ラグを持ってください。
557
● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではあ りません。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、 各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
562 562
M-4
使用上のご注意
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ
い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル
(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの 仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わ
せください。
ハード・ディスクの取り扱いについて
大切な演奏データについて
● ハード・ディスクが故障すると、記憶内容が損なわれる 場合があります。
ハード・ディスクは消耗品です。ハード・ディスクは恒 久的な保存場所ではなく、一時的な保存場所としてお考
えいただき、二度と録音/録画できないような大切な演 奏や映像データは、使用機器の外部メディアにバック
アップされることをおすすめします。バックアップの方 法については、お使いの機器の取扱説明書をご覧くださ
い。 何らかの不具合やハード・ディスクの故障による記憶内
容の損失や、それに付随した直接・間接的な損害につき ましては、金銭的な補償も含め、当社は一切の責任を負
いかねます。あらかじめご了承願います。
非常時のための処置
813
※ 以下は非常時のための処置であり、本来、おすすめする
操作ではありません。
● 本機が操作に反応しなくなったり、動作が完了しなく なったりした場合は電源を切ってください。通常の
シャットダウン操作で電源が切れない場合は、電源プラ グを抜いてください。
再び電源を入れて正常に動作しないときは、ハード・ ディスクが故障している可能性があります。お買上げ店、
または最寄りのローランドサービスにご相談ください。 ただし、ハード・ディスクの失われた記憶内容の修復は
ご容赦願います。 また、ドライブ・チェックが可能な機種では、正常に動
作した場合も、ドライブ・チェック機能を使って、異常 がないことを確認してください。
シャットダウン操作やドライブ・チェック機能の詳細に ついては、取扱説明書をご覧ください。
CD-ROM の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし ないでください。データの読み出しがうまくいかないこ
とがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用ク リーナーでクリーニングしてください。
設置や使用するときのご注意
812
● ハード・ディスクは、設置方法や使用状況によって、記 憶内容が損なわれたり、動作上の不具合や故障をおこし
たりすることがありますので、以下のことにご注意くだ さい。
○ 振動や衝撃を与えないでください。特に動作中はご
注意ください。
○ 振動する場所や不安定な場所、水平以外の場所に置
かないでください。
○ 冷却ファンが装備されている場合、冷却ファンや側
面の通風口をふさがないでください。
○ 夏の閉め切った自動車の中や冬季の屋外など、極端
に高温や低温になるところに放置しないでください。
○ 温度や湿度が高い場所、急激な温度変化をする場所
で使用しないでください。
○ 電源が入った状態で電源プラグをコンセントから抜
いたり、設置場所のブレーカーを落としたりしない でください。
○ 電源が入った状態や電源を切った直後に本機を移動
しないでください。移動は、電源を切って本体の表 示画面が消えたことを確認した後に電源プラグを抜 き、2 分以上経過してから行ってください。
著作権について
851
● 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公演、そ の他)の一部または全部を、権利者に無断で録音し、配
布、販売、貸与、公演、放送などをすることは法律で禁 じられています。
852a
● 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使 用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作
権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。
854
● 個人で楽しむこと(私的使用)を目的としていても、 SCMS 等の技術的保護手段を回避して第三者の著作物を
無断で複製することは、第三者の著作権を侵害する行為 となり、法律で禁じられています。
855
● 本機は技術的保護手段による制約の一部または全部を受 けずに録音、録画あるいは複製を行うことができます。
これは本機が音楽制作や映像制作を目的としており、他 者の著作権を侵害しない作品(自作曲など)の録音、録
画あるいは複製まで、制約を受けることがないよう設計 されているためです。
M-5
もくじ
安全上のご注意 .........................................................................................2
使用上のご注意 .........................................................................................4
主な特長..................................................................................................13
各部の名称とはたらき ............................................................................15
トップ・パネル .............................................................................................................................................15
リア・パネル..................................................................................................................................................20
フロント・パネル .........................................................................................................................................22
はじめに..................................................................................................23
付属品を確認する .........................................................................................................................................23
機材の準備と接続 .........................................................................................................................................24
電源の接続......................................................................................................................................................25
電源を入れる..................................................................................................................................................26
電源を切る(シャットダウン)..................................................................................................................27
CD-R/RW ドライブを使う.........................................................................................................................28
推奨ディスク......................................................................................................................................29
ディスクをセットする .....................................................................................................................29
ディスク・トレイが開かないときは ............................................................................................29
基本の操作......................................................................................................................................................30
カーソルを移動する .........................................................................................................................30
パラメーターの値を変更する.........................................................................................................30
F(ファンクション)ボタンを押す..............................................................................................30
SHIFT(シフト)ボタンを押す.....................................................................................................31
文字を入力する..................................................................................................................................31
波形を拡大/縮小表示(ズーム)する ........................................................................................32
サンプラーからの出力音を止める ................................................................................................32
ベロシティー・パッドに関する操作........................................................................................................33
ベロシティー・パッドで演奏する ................................................................................................33
パッド・バンクを切り替える.........................................................................................................33
パッド・バンクを直接選ぶ.............................................................................................................34
パッド・バンクに名前を付ける.....................................................................................................34
フィックス・ベロシティー機能.....................................................................................................34
マルチレベル機能..............................................................................................................................35
ホールド機能......................................................................................................................................35
ロール機能..........................................................................................................................................35
クイック・スタート................................................................................36
デモ・ソングを聴いてみよう.....................................................................................................................36
プロジェクトを読み込む .................................................................................................................36
デモ・ソングを再生する .................................................................................................................36
デモ・ソングについて .....................................................................................................................37
ベロシティー・パッドで演奏しよう........................................................................................................38
インストゥルメントを演奏する.....................................................................................................38
オーディオ・フレーズを演奏する ................................................................................................39
曲を作ろう......................................................................................................................................................40
パターンに演奏を録音する.............................................................................................................40
プロジェクトを保存する .................................................................................................................41
素材を集めよう .............................................................................................................................................42
オーディオ CD の音を取り込む.....................................................................................................42
マイクを使って音をサンプリングする ........................................................................................43
いろいろな機能を使ってみよう ................................................................................................................45
M-6
MV-8800 の概要......................................................................................46
基本構成..........................................................................................................................................................46
サンプラーの構成 .........................................................................................................................................47
ミキサーの構成 .............................................................................................................................................50
エフェクトの構成 .........................................................................................................................................51
シーケンサーの構成.....................................................................................................................................52
データ構造......................................................................................................................................................55
モードについて .............................................................................................................................................57
ハード・ディスクや CD からデータを読み込む(インポート).............58
プリ・インストール・パッチを読み込む................................................................................................58
オーディオ・ファイル(WAV/AIFF)を読み込む...............................................................................60
インポート時のオプション.............................................................................................................62
オーディオ CD の音を取り込む ................................................................................................................65
取り込み時の各種オプション.........................................................................................................67
他機種のサウンド・ライブラリーを読み込む........................................................................................68
パッチをインポートをする前に試聴・試奏をする...............................................................................69
取り込んだデータをすぐに演奏できるようにする(クイック・アサイン)....................................70
パッチ(パーシャル)に割り当てる ............................................................................................70
オーディオ・フレーズに割り当てる ............................................................................................71
チョップしてパッチに割り当てる ................................................................................................72
複数の取り込んだ音をパッチに割り当てる................................................................................73
複数の取り込んだ音をオーディオ・フレーズに割り当てる...................................................74
SMF を読み込む............................................................................................................................................75
オーディオ・フレーズをハード・ディスクから読み込む...................................................................76
エフェクトの設定をハード・ディスクから読み込む...........................................................................77
サンプリング ..........................................................................................78
サンプリングの前に.....................................................................................................................................78
サンプリングをする.....................................................................................................................................79
サンプリングの応用例.................................................................................................................................82
インストゥルメントの設定をする ..........................................................83
パートにパッチを割り当てる.....................................................................................................................83
パートの設定をする.....................................................................................................................................84
同時発音数とボイス・リザーブについて....................................................................................85
パートが受け付ける演奏データを限定する............................................................................................86
パートの設定をコピーする.........................................................................................................................87
パートのパラメーターを初期化する........................................................................................................87
パッチを作る ..........................................................................................88
パッチの設定をする.....................................................................................................................................88
パッチの名前を変更する .................................................................................................................89
パッチ・ライブラリーに登録する ................................................................................................89
パッチ・ライブラリーから割り当てる ........................................................................................90
パッチをハード・ディスクに保存する ........................................................................................91
パッチをハード・ディスクから読み込む....................................................................................92
パッチを削除する..............................................................................................................................93
パーシャルの設定をする.............................................................................................................................94
音の高さ(音程)を変える.............................................................................................................96
フィルターで音の明るさを変える ................................................................................................96
音量の変化を調整する .....................................................................................................................96
音にゆらぎをつける .........................................................................................................................96
サンプルの設定をする .....................................................................................................................97
ゼロ・クロス・ポイントをさがす ................................................................................................98
複数のサンプルを組み合わせて鳴らす ........................................................................................98
パーシャルの名前を変更する.........................................................................................................99
パーシャルをコピーする .................................................................................................................99
M-7
パーシャルを削除する .....................................................................................................................99
パーシャルの割り当てを変更する ............................................................................................. 101
オーディオ・フレーズの設定をする ....................................................103
シーケンサーのテンポに同期させる..................................................................................................... 105
音の高さを変える ......................................................................................................................................105
割り当てられているサンプルを変更する............................................................................................. 106
波形を拡大表示する.................................................................................................................................. 107
オーディオ・フレーズを分割してパッチを作る(チョップ)..........................................................108
オーディオ・フレーズをコピーする..................................................................................................... 109
オーディオ・フレーズをハード・ディスクに保存する....................................................................109
オーディオ・フレーズを削除する .........................................................................................................110
複数の素材で同一のサンプルを使っているときの削除 ........................................................110
オーディオ・フレーズを WAV または AIFF として保存する......................................................... 111
サンプルを加工する..............................................................................112
サンプルを一覧する.................................................................................................................................. 112
サンプルの高域を強調/抑制する(エンファシス).......................................................................... 113
サンプルのレベルを最大化する(ノーマライズ)..............................................................................114
サンプルの長さやテンポを変える(タイム・ストレッチ).............................................................. 114
サンプルの不要な部分を削除する(トランケート).......................................................................... 115
トランケート時にこんなメッセージが表示されたら ............................................................ 116
ステレオ・サンプルをモノラルにする(セット・モノ)..................................................................117
サンプルにフェード・インの効果をつける(フェード・イン).....................................................117
サンプルにフェード・アウトの効果をつける(フェード・アウト)............................................. 118
編集後にサンプルを上書きする ............................................................................................................. 118
サンプルをパッチやオーディオ・フレーズに割り当てる................................................................ 119
サンプルを WAV または AIFF として保存する.................................................................................. 120
シーケンサーを使う..............................................................................121
ソング・モードとパターン・モード..................................................................................................... 121
パターン・モードに切り替える.................................................................................................. 121
ソング・モードに切り替える......................................................................................................121
特定のトラックの演奏を消して再生する(ミュート)......................................................................122
特定のトラックのみ再生する(ソロ)................................................................................................... 123
ベロシティー・パッド操作でトラックのミュートやソロの切り替えをする...............................124
演奏のノリを変更する(プレイ・クォンタイズ)..............................................................................125
ソングやパターンの先頭で MIDI プログラム・チェンジを送信する............................................. 126
テンポを変える .......................................................................................................................................... 127
タップ機能でテンポを設定する.................................................................................................. 127
ソングの指定した時刻でテンポや拍子を変える..................................................................... 127
ロケーターを使う ......................................................................................................................................129
ロケーターに時刻を登録する......................................................................................................129
ロケーターに登録した時刻へ移動する .....................................................................................129
ロケーターに登録した時刻を変更する .....................................................................................130
ロケーターの名前を変更する......................................................................................................130
ロケーターを削除する .................................................................................................................. 130
マーカーを使う .......................................................................................................................................... 131
マーカーに時刻を登録する.......................................................................................................... 131
マーカーに登録した時刻へ移動する ......................................................................................... 131
次の(前の)マーカーへ移動する ............................................................................................. 131
マーカーを削除する ...................................................................................................................... 131
ベロシティー・パッドでパターンを演奏する.....................................................................................132
ベロシティー・パッドへの割り当てを変更する..................................................................... 133
ソングやパターンを録音する ...............................................................134
新しいソングを作る.................................................................................................................................. 135
お気に入りの設定でソングを作る(ユーザー・トラック・テンプレート).....................136
M-8
新しいパターンを作る.............................................................................................................................. 138
パターンの名前や長さ、テンポを設定する............................................................................. 139
インストゥルメントや外部 MIDI 音源の演奏を録音する ................................................................. 140
MIDI トラックに記録できるイベント........................................................................................140
MIDI トラックを追加する.............................................................................................................141
ベロシティー・パッドでの演奏をそのまま録音する(リアルタイム・レコーディング)... 142
データを打ち込む(ステップ・レコーディング)................................................................... 149
リズム・マシンのようにイベントを入力する(ドラム・グリッド)................................. 151
音声やオーディオ・フレーズの演奏を録音する ................................................................................153
オーディオ・トラックを追加する ............................................................................................. 153
入力した音声を直接録音する(ダイレクト・レコーディング).......................................... 154
オーディオ・フレーズの演奏を録音する................................................................................. 156
パターン・トラックにパターンを並べる............................................................................................. 157
パターン・トラックを作る.......................................................................................................... 157
パターンを並べる........................................................................................................................... 157
録音や編集のやり直しをする(アンドゥー/リドゥー)..................................................................158
ソングやパターンを編集する ...............................................................159
編集するソングを選ぶ.............................................................................................................................. 159
編集するパターンを選ぶ..........................................................................................................................160
トラックごとに編集する..........................................................................................................................161
トラックを削除する(デリート・トラック)...........................................................................161
複数の MIDI トラックを 1 つにまとめる(マージ・トラック)...........................................162
範囲を指定して編集する(シーケンス・エディット)......................................................................163
素早く編集範囲を選ぶ(クイック・リージョン)................................................................... 164
指定した時刻に空白小節を挿入する(インサート・メジャー).......................................... 165
指定した小節を削除する(デリート・メジャー)................................................................... 166
パターンをソングに貼りつける.................................................................................................. 167
MIDI トラックのノート・イベントを編集する(ピアノロール・エディット)...........................168
ノート・イベントを素早く編集する ......................................................................................... 170
素早く編集範囲を選ぶ(クイック・リージョン)................................................................... 171
イベントを 1 つずつ編集する................................................................................................................. 172
イベント・リスト・エディット.................................................................................................. 172
オーディオ・イベント・パラメーター .....................................................................................176
パターン・イベント・パラメーター ......................................................................................... 177
各エディットで使用可能なコマンド..................................................................................................... 178
演奏データを移動する(Move)................................................................................................. 179
演奏データをコピーする ..............................................................................................................180
演奏データのタイミングを揃える(Quantize)...................................................................... 182
演奏のアクセントを変える(Change Velocity)....................................................................183
音符の長さを変える(Change Duration)............................................................................... 184
演奏データを前後に移動する(Shift Timing).........................................................................185
演奏データの間引きをする(Data Thin)................................................................................. 186
移調する(Transpose)................................................................................................................187
特定のノート・イベントだけを抜き出す(Split Notes).....................................................188
値が滑らかに変化するデータを作成する(Create Continuous Data)...........................189
範囲選択された複数のデータを加工する(Change Continuous Data)......................... 190
演奏データを抜き出して MIDI クリップ・ライブラリーに保存する(Copy As MIDI Clip).. 191
ソングの一部分をパターンにする(Copy As New Pattern)............................................. 191
編集対象のイベントを限定する(ビュー・フィルター)..................................................................192
音符の長さ(ステップ・タイム)とティック数の関係....................................................................193
パターンをコピーする.............................................................................................................................. 194
パターンを初期化(消去)する ............................................................................................................. 194
ソングやパターンを SMF ファイルとして保存する .........................................................................195
SMF ファイルでの保存について................................................................................................ 195
ソングを SMF ファイルとして保存する .................................................................................. 195
パターンを SMF ファイルとして保存する ..............................................................................196
ほかのプロジェクトのソングを読み込む............................................................................................. 197
M-9
ミキサーを使う .....................................................................................198
音量を調整する .......................................................................................................................................... 198
音質を調整する(イコライザー)...........................................................................................................199
エフェクトを使う .................................................................................200
エフェクトをオン/オフする..................................................................................................................200
エフェクトを選ぶ ......................................................................................................................................201
エフェクトの設定をする..........................................................................................................................202
エフェクトの設定をライブラリーに登録する.....................................................................................203
エフェクトの設定をハード・ディスクに保存する............................................................................ 204
C(コントロール)つまみでパラメーターを操作する..................................................................... 205
MFX のルーティングを変更する............................................................................................................ 206
インプットからの入力音にエフェクトをかける..................................................................... 207
インストゥルメントやオーディオ・トラックにエフェクトをかける ............................... 207
マスター・アウトにエフェクトをかける................................................................................. 208
アナログ・モデリング・ベース(Analog Modeling Bass)を使う............................................. 209
C(コントロール)つまみで演奏する ...................................................................................... 209
MIDI トラック/ベロシティー・パッド/外部 MIDI 機器から演奏する ...........................210
ミキシング操作を自動化する(オートメーション).............................211
ミキサー操作のオートメーション .........................................................................................................211
記録/再現できるミキサー・パラメーター............................................................................. 211
ミキサー操作を記録する ..............................................................................................................211
ミキサー操作を再現する ..............................................................................................................212
トラックのミュート操作のオートメーション.....................................................................................213
ミュート操作を記録する ..............................................................................................................213
ミュート操作を再現する ..............................................................................................................214
記録したミュート情報を編集する ............................................................................................. 216
特定トラックのミュート・データだけを表示する ................................................................ 217
エフェクトのオートメーション ............................................................................................................. 218
C(コントロール)つまみ操作を記録する ..............................................................................218
C(コントロール)つまみ操作を再現する ..............................................................................219
オーディオ CD をつくる.......................................................................220
ソングやパターンをステレオのデータにまとめる(ミックスダウン).........................................220
オーディオ CD に最適な音量や音圧感に調整する(マスタリング)............................................. 222
CD-R/RW に書き込む .............................................................................................................................. 224
オーディオ CD を試聴する......................................................................................................................226
プロジェクトとディスクの管理............................................................227
プロジェクトの管理.................................................................................................................................. 227
プロジェクトを読み込む ..............................................................................................................227
プロジェクトの名前を変更する.................................................................................................. 228
プロジェクトを保護する ..............................................................................................................228
プロジェクトを削除する ..............................................................................................................229
プロジェクトを保存する ..............................................................................................................229
プロジェクトを別の名前で保存する ......................................................................................... 230
新しいプロジェクトを作る.......................................................................................................... 230
未使用のサンプルを削除する......................................................................................................231
プロジェクトを CD-R/RW ディスクへバックアップする ...................................................232
バックアップされたプロジェクトを復元する.........................................................................232
フォルダー構成 .......................................................................................................................................... 233
ファイルの管理(ファイル・ユーティリティー)..............................................................................234
ドライブを切り替える .................................................................................................................. 234
表示するフォルダーを切り替える ............................................................................................. 235
フォルダーを作成する .................................................................................................................. 236
ファイルやフォルダーの名前を変更する................................................................................. 236
ファイルやフォルダーをコピーする ......................................................................................... 237
M-10
ファイルやフォルダーを別の場所に移動(ムーブ)する.................................................... 238
ファイルやフォルダーを削除する ............................................................................................. 239
ディスクの管理 .......................................................................................................................................... 240
ディスクをフォーマットする......................................................................................................240
ディスクの名前を変更する.......................................................................................................... 241
外部ディスプレイとマウスを使って操作する ......................................242
操作対象を切り替える.............................................................................................................................. 242
マウスを使う............................................................................................................................................... 243
各部の名称....................................................................................................................................... 243
基本操作 ...........................................................................................................................................243
マウスでの各種操作方法 ..............................................................................................................244
外部ディスプレイに表示される画面の説明......................................................................................... 246
外部ディスプレイを使って操作する..................................................................................................... 265
クイック・ツアー........................................................................................................................... 265
マウスを使ったシーケンス・データの編集............................................................................. 270
マウスを使った MIDI トラックの編集(PIANO ROLL EDIT 画面)................................... 271
ステップ・レコーディング.......................................................................................................... 274
SONG 画面と PATTERN 画面の色調を変える .................................................................................. 276
SONG 画面と PATTERN 画面を切り替える.......................................................................................277
ベロシティー・パッドの演奏にあわせて画像を出力する
(ピックス・ジャム)..............................................................................278
画像素材を取り込む.................................................................................................................................. 278
ベロシティー・パッドの演奏に合わせて画像を切り替える............................................................ 279
シーケンサーの演奏に合わせて画像を切り替える............................................................................ 280
USB を使ってコンピューターと接続する ............................................281
コンピューターとの接続を始める .........................................................................................................281
コンピューターから MV-8800 へファイルをコピーする................................................................ 282
プロジェクトをコンピューターにバックアップする........................................................................ 283
不要なファイルをコンピューターで削除する.....................................................................................283
コンピューターとの接続を解除する..................................................................................................... 284
外部 MIDI 機器と接続する ....................................................................285
MV-8800 で外部 MIDI 音源を演奏する ...............................................................................................285
スライダーを使って外部 MIDI 音源をコントロールする(アサイナブル・スライダー)... 286
外部 MIDI 機器で MV-8800 を演奏する .............................................................................................. 287
外部 MIDI キーボードでの演奏を記録する............................................................................... 287
マルチティンバー音源として使う(マルチティンバー・サンプラー・モード)............. 287
外部 MIDI 機器でオーディオ・フレーズを演奏する.............................................................. 290
外部 MIDI 機器で MFX をコントロールする............................................................................ 291
外部 MIDI 機器と同期運転する............................................................................................................... 292
MV-8800 を基準に同期運転する(マスター)........................................................................ 292
外部 MIDI 機器を基準に同期運転する(スレーブ)................................................................ 294
MIDI 接続状態を常に監視する ................................................................................................................298
V-LINK について...................................................................................299
V-LINK とは ................................................................................................................................................299
MV-8800 の V-LINK 機能 .......................................................................................................................299
MV-8800 で外部の V-LINK 対応機器を操作する(V-LINK マスター)........................................ 300
接続例 ............................................................................................................................................... 300
V-LINK をオン/オフする............................................................................................................ 300
V-LINK の設定をする....................................................................................................................301
V-LINK 機能チャート....................................................................................................................301
外部の V-LINK 対応機器で MV-8800 をコントロールする(V-LINK スレーブ)....................... 302
V-LINK メッセージについて........................................................................................................303
V-LINK を使うにあたってのご注意........................................................................................... 303
M-11
その他の機能 ........................................................................................304
MV-8800 全体に関する設定をする ...................................................................................................... 304
ベロシティー・パッドに関する設定をする......................................................................................... 305
スライダーやボタンに関する設定をする............................................................................................. 306
システムについて確認する...................................................................................................................... 308
システム情報を見る ...................................................................................................................... 308
搭載メモリーの動作テストをする ............................................................................................. 309
システム設定を初期化する.......................................................................................................... 310
MV8-OP1 を使う ..................................................................................311
アナログ・マルチ・アウトプットから音声を出力する....................................................................312
コアキシャル/オプティカル端子からデジタル音声を入力する ...................................................312
R-BUS を使ってデジタル音声のやりとりをする ..............................................................................313
ワード・クロックの設定をする.................................................................................................. 313
R-BUS からデジタル音声を入力する ....................................................................................... 314
R-BUS からデジタル音声を出力する ....................................................................................... 315
R-BUS 機器接続・設定ガイド................................................................................................................316
DIF-AT24 と接続する................................................................................................................... 316
VS-2480CD/2400CD と接続する............................................................................................ 318
RPC-1 と接続する.........................................................................................................................318
VM-7000/C7000 シリーズと接続する ................................................................................... 319
各機種の設定...................................................................................................................................320
オプションを取りつける ......................................................................321
メモリーの増設 .......................................................................................................................................... 321
メモリーを増設するときの注意.................................................................................................. 321
メモリー交換のしかた(取り付け・取り外し)....................................................................... 322
MV8-OP1(オーディオ I/O エクスパンション)を取り付ける..................................................... 323
MV8-OP1 を取り付けるときの注意.......................................................................................... 323
MV8-OP1 の取り付けかた .......................................................................................................... 324
索引 .......................................................................................................325
M-12

主な特長

音楽制作の全プロセスを一台で完結
サンプラー、シーケンサー、エフェクター、加えてマスタリング機能、音楽 CD 作成 機能を全て搭載、「素材集め」→「曲作り」→「曲の仕上げ」といった音楽制作のプ ロセスを一台で完結できます。
● 大容量サンプリング、様々なファイルからのインポート機能、シン セサイズ機能をもつサンプラー部
○ 大容量サンプリング
素材集めの中枢となるサンプラー部は、同時発音数 64 ボイス、最大約 24 分(モノ ラル)のサンプリングが可能な 128MB メモリーを標準搭載し、市販の DIMM によ るメモリーの拡張が可能です(最大 512MB )。
○ 様々なファイルからのインポート機能
サンプリング/リサンプリングだけでなく、内蔵の CD-R/RW ドライブまたは、ハー ド・ディスクからのファイル・インポートが可能です。対応するフォーマットは、ロー ランド S-700 シリーズ、AKAI MPC2000(XL)、AKAI S1000/S3000、WAV/AIFF ファイル、音楽 CD と多彩です。
○ 強力なシンセサイズ機能
サンプリング/リサンプリング/ファイル・インポートにより取り込まれた素材は、 チョップ、タイム・ストレッチ、ノーマライズなどの強力な編集機能で加工でき、さ らにローランド・シンセ直系の高性能フィルター/エンベロープ/ LFO などの音色 パラメーターを装備しています。
● MIDI とオーディオを融合させた新開発シーケンサー
○ 新開発シーケンサー
MIDI とオーディオをシームレスに扱える新開発シーケンサーを搭載しています。さ らにパターンを組み合わせた曲作りにも対応しています。ピアノ・ロールやドラム・ グリッドなどさまざまな編集を搭載しています。
○ テンポ同期可能なオーディオ・トラック
オーディオ・トラックには、マルチトラック・レコーダーと同様にボーカルなどを直 接録音可能です。また録音したフレーズのピッチを固定したまま、テンポ同期を実現 できる BPM シンク機能を搭載しています。
○ 外部 MIDI 機器もコントロール可能な MIDI トラック
MIDI トラックには、元データを残したまま入力後のタイミング補正をすることがで きるプレイ・クォンタイズ機能を装備しています。演奏データは、内蔵サンプラー部 だけでなく、2 系統の MIDI アウトにも出力可能です。 またピアノ・ロール、イベント・リスト、ドラム・グリッドによる編集が大型 LCD や外部ディスプレイで可能です。
○ パターンによる音楽制作
数小節のパターンを自在に組み合わせ、新たな楽曲を手軽に制作することができま す。
○ 大型ベロシティー・パッドを搭載
指先の繊細な演奏ニュアンスまで表現できる、ベロシティー/アフタータッチ対応の 16 個の大型ベロシティ ー・パッドを搭載しています。ロール機能や、一つのサンプ
ル素材を 16 段階のベロシティーで 16 個のベロシティー・パッドに展開する、マル チレベル機能を装備しています。
M-13
主な特長
● 3 系統のエフェクト
サンプル素材の加工、リサンプリング、曲の仕上げに使用可能なマルチ・エフェクト、 リバーブ、ディレイ/コーラスの 3 系統のエフェクトを装備しています。 マルチ・エフェクトには、COSM テクノロジーを使った 25 種類のアルゴリズムを搭 載しています。
● マスタリング・ツール・キット、音楽 CD 作成
VS シリーズ直系のマスタリング・ツール・キットを搭載。音楽 CD を作成するため の 2 ミックス(ステレオ)データの作成時、プロ・クオリティの十分な音圧感を得る ことができます。マスタリングされたデータは内蔵 CD-R/RW ドライブを使って音楽 CD にすることが可能です。
● ハード・ディスク・ドライブ搭載。パソコンとの USB 接続。
USB 接続によりケーブル 1 本でパソコンとの連携が可能です。これにより、パソコ ンと内蔵ハード・ディスクとの間で、オーディオ・データなどのやり取りが可能です。
● V-LINK 機能搭載
V-LINK( )は、音楽と映像を演奏するための機能です。V-LINK 対応 のビデオ機器を使うことにより、演奏表現に連動したさまざまな映像効果が簡単に楽
しめます。 MV-8800 は、ベロシティ・パッドやスライダーを使って、Edirol PR-50 や、MD-P1 の映像クリップ切替、映像エフェクトのコントロールをすることができます。
● 演奏と同期した映像の出力
外部ディスプレイに、音楽と同時に画像を出力することができます。これらの画像は、 ベロシティー・パッドで切り替えられることはもちろん、シーケンサーの演奏と同期 しながら切り替えることができます。
● ターン・テーブルを直接接続可能。
マイクや楽器を接続するマイク/ライン・インプット・ジャックに加えて、ターン・ テーブルを接続可能なフォノ・インプット・ジャックを装備しています。
● オプションにより音声入出力を拡張可能
MV8-OP1(オーディオ I/O エクスパンション)
MV-8800 の音声入出力を拡張します。アナログ・マルチアウト・ジャック(6 系統) を使って、外部ミキサーに出力したり、R-BUS コネクターを使って、VS シリーズや PC にデジタル接続することが可能です。またオプティカル/コアキシャルのデジタ ル入力にも対応します。
M-14

各部の名称とはたらき

Mマーク F(ファンクション)

トップ・パネル

1.
SENS つまみ
入力感度を調節します。
2.
PHONES つまみ
ヘッドホンの音量を調節します。
3.
LCD(液晶ディスプレイ)
320 × 240 ドットのバックライト内蔵ディスプレイです。操作に応じて、さまざま な情報を表示します。
4.
コントラストつまみ
LCD の表示の濃さ(コントラスト)を調整するつまみです。
5.
DISK インジケーター(赤色)
MV-8800 がハード・ディスクや CD-R/RW ドライブとデータのやりとりをしている ときに点灯します。
6.
MIDI インジケーター(緑色)
MIDI IN コネクターから MIDI データを受信すると点灯します。
7.
SHUTDOWN(シャットダウン)ボタン
電源を切る前に押します。MV-8800 のシャットダウンをします。作業を終了する前 には必ずシャットダウン操作をしてください。
8.
MASTER(マスター・アウト)つまみ
マスター出力の音量を調節します。
9.
SAMPLING(サンプリング)ボタン
SAMPLING 画面 (画面ガイド P.220)を表示します。
10.
IMPORT(インポート)ボタン
IMPORT 画面(画面ガイド P.231)を表示します。
11.
MENU(メニュー)ボタン
MENU ポップアップが表示されます。MENU が表示できる画面では、 ファンクション表示部左に (M マーク)の表示と、[MENU]がオレ ンジ色に点灯します。
F(ファンクション)ボタン
12.
画面下部に表示される機能と F1 〜 F5 までのボタンが 1 対 1 で対応しています。機 能は画面によって変わります。
EXIT(エグジット)ボタン
13.
直前に表示されていた画面に戻ったり、開いているポップを閉じます。画面によって は、操作をキャンセルします。
UNDO/REDO(アンドゥー/リドゥー)ボタン
14.
シーケンサーでの最後に行った録音や編集作業を取り消し、元の状態に戻します。
(UNDO)。もう一度押すと UNDO を取り消します(REDO)。(P.158)
DISK インジケーターが点灯し ているときは電源を切ったり、 ベロシティー・パッドをたた いて振動を与えたりなどはし ないでください。故障の原因 になります。
UNDO が可能なとき(前の処 理が保存されている)は、
[UNDO/REDO]がオレンジ色
に点灯します。UNDO 後は [UNDO/REDO]が点滅します (REDO 可能)。
15.
V-LINK 機能を使用するときに押します(青色点灯)。MV-8800 の外部に接続された V-LINK 対応の映像機器を MV-8800 側でコントロールすることができます。
ボタン
M-15
各部の名称とはたらき
EFFECTS(エフェクト)ボタン
1.
EFFECTS 画面(画面ガイド P.241)を表示します。内蔵の MFX(マルチエフェク ト)、ディレイ/コーラス、リバーブの各エフェクトが使用できます。
C(コントロール)つまみ
2.
エフェクト・パラメーターの値をリアルタイムに変化させます。
スライダー
3.
インストルメント・パートやオーディオ・トラックなどのレベルを調整します。LCD に表示される画面によっては、サンプラーのパラメーターを変化させます。また、ア サイナブル・スライダー機能や、V-LINK 機能によって操作できるパラメーターが変 わります。
MIXER(ミキサー)ボタン
4.
MIXER 画面(画面ガイド P.247)を表示します。
PROJECT(プロジェクト)ボタン
5.
PROJECT MENU 画面(画面ガイド P.167)を表示します。プロジェクトの読み出 し、保存をします。
ASSIGNABLE SLIDER(アサイナブル・スライダー)ボタン
6.
スライダーを操作して、コントロール・チェンジを送信できるようにします。
SYSTEM(システム)ボタン
7.
SYSTEM MENU 画面(画面ガイド P.179)を表示します。MV-8800 のシステム設 定をします。
SONG(ソング)ボタン
8.
SONG 画面(画面ガイド P.8)を表示します。ソングの演奏、録音、ミックスダウン をします。
PATTERN(パターン)ボタン
9.
PATTERN 画面(画面ガイド P.80)を表示します。パターンの演奏、録音をします。
INSTRUMENTS(インストゥルメント)ボタン
10.
INSTRUMENTS 画面(画面ガイド P.117)を表示します。サンプラーで録音した音 声やインポートで取り込んだ音声を楽器として準備します。これらの楽器はパッチと 呼ばれる単位で管理し、いつでも呼び出して使用することができます。
AUDIO PHRASES(オーディオ・フレーズ)ボタン
11.
AUDIO PHRASES 画面(画面ガイド P.157)を表示します。まとまった音声フレー ズ(数小節の演奏パターンなど)をオーディオ・フレーズと呼び、これらの管理や編 集をすることができます。
MASTERING(マスタリング)ボタン
12.
MIXDOWN/MASTERING MENU 画面(画面ガイド P.204)を表示します。シーケン スによる演奏をミックスダウンによってステレオの音声データ(WAV ファイル)に まとめたり、ミックスダウンされたデータをマスタリング・ツール・キットで最終仕 上げをします。
DISK/USB(ディスク/ USB)ボタン
13.
DISK/USB MENU 画面(画面ガイド P.196)を表示します。内蔵ディスクの管理や CD プレーヤー機能、USB によるコンピューターとの接続で使用します。
スライダーの MIDI メッセージ
送信コントロール機能は、
ASSIGNABLE SLIDER ボタン
が点灯時に有効になります。
M-16
1.
MULTILEVEL(マルチレベル)ボタン
たたくベロシティー・パッドによって発 音の強さ(ベロシティー)を 16 段階に 設定します(オレンジ色点灯)。このとき ベロシティー・パッド 1 をたたくとベロ シティー・レベル 7、ベロシティー・パッ ド 16 をたたくと 127 で演奏されます
(P.35)。
2.
FIXED VELOCITY
(フィックス・ベロシティー)ボタン
ベロシティー・パッドをたたく強さ(ベ ロシティー)を無視し、あらかじめ設定 されたベロシティー値で演奏します(オ レンジ色点灯)。ベロシティー値は PAD 画面(画面ガイド P.182)で設定します(P.34)。
3.
EVENT ERASE(イベント・イレース)ボタン
シーケンス・データの記録中に[EVENT ERASE]を押しながら、削除したいノー ト・メッセージに対応したベロシティー・パッドを押すと、そのノート・メッセージ が削除されます。
4.
PAD BANKS(パッド・バンク)ボタン
PAD BANKS ポップアップ(画面ガイド P.5)を表示します。16 個のベロシティー・ パッドを 1 バン クとし、それを切り替えることで、多くの素材を扱うこ とができま す。インストゥルメント・パッチでは 6 バンク、オーディオ・フレーズでは 32 バン ク用意されています。
5.
QUICK EDIT(クイック・エディット)ボタン
編集したいベロシティー・パッド(音色)をたたいた後、[QUICK EDIT]を押すと PARTIAL EDIT 画面(画面ガイド P.129)または AUDIO PHRASES EDIT 画面(画 面ガイド P.160)を表示します。選んだベロシティー・パッドの音色の編集を素早く 行えます。
6.
CLIPBOARD(クリップボード)ボタン
ベロシティー・パッドに割り当てられた音色のデータを一時的に記憶します。記憶さ せたいベロシティー・パッドを押しながら[CLIPBOARD]を押すと、ベロシティー・ パッドのデータはクリップボードにコピーされます(赤色インジケーター点灯)。赤 色インジケーター点灯中に[CLIPBOARD]を押しながら、別のベロシティー・パッ ドをたたくと、クリップボードにコピーされたデータがそのベロシティー・パッドに コピーされます。
7.
DELETE(デリート)ボタン
ベロシティー・パッドに割り当てられた音色データを削除します。[DELETE]を押 しながらベロシティー・パッドをたたくと、そのベロシティー・パッドに割り当てら れた素材(パーシャルやオーディオ・フレーズ)を削除します。
8.
ROLL(ロール)ボタン
[ROLL]を押しながらベロシティー・パッドをたたくと、ロール奏法(ベロシティー・
パッドの連打)をすることができます。
9.
HOLD(ホールド)ボタン
[HOLD]を押しながらベロシティー・パッドをたたくと、ベロシティー・パッドを
押さえたままの状態に固定されます(赤色インジケーター点灯)。もう一度[HOLD] を押すとホールドは解除されます(インジケーター消灯)。
10.
VELOCITY PADS(ベロシティー・パッド)
演奏データの入力やサンプルの演奏に使います。各ベロシティー・パッドは、たたく 強さを識別することができるベロシティー(イニシャルタッチ)入力に対応している ので、入力データや演奏時の音の強さに変化をつけられます。またベロシティー・ パッドを押さえつける強さによって演奏表現を変化させることができるポリフォ ニック・アフタータッチにも対応しています。
各部の名称とはたらき
MULTILEVEL= オン、または
FIXED VELOCITY= オンのと
きはベロシティー・パッドを
たたく強さは無視されます。
[MULTILEVEL]を押す直前
に押したベロシティ・パッド
の音に対して、マルチ・レベ
ルが有効になります。
クリップボードの内容は以下
の操作をするまで保持されま
す。
電源を切る
プロジェクトをロードする
クリップボードにデータを
コピーして上書きする
[DELETE]+ [CLIPBOARD]を押す。
ロールの間隔は、PAD 画面 (画面ガイド P.182)の Roll
Interval パラメーター、または [SHIFT]+[ROLL]で表示さ
れるポップアップで設定しま
す。
ロール時のアフタータッチ操
作はベロシティーに置き換え
M-17
各部の名称とはたらき
1.
テン・キー
演奏データの入力、アルファベットによる名前の入力、パラメーターの数値入力に使 用します。連続した数値データを素早く入力することができます。
2.
ENTER(エンター)ボタン
テン・キー入力によるデータを確定します。また、画面に表示されるカーソルが示す コマンド(さまざまな処理)の実行/決定ボタンになることもあります。
3.
DEC/INC ボタン
パラメーターの値を増減します。[DEC]は値を減ら し、[INC]は 値を増やし ます。 押しつづけると数値は連続的に変化します。
[SHIFT]を押しながら [DEC]/[INC]を押したり、
VALUE ダイヤルを操作する と、値を増減する幅が 10 倍に なります。
4.
CURSOR(カーソル)ボタン([][][][]
メニューやリストに表示された項目の選択、操作パラメーターの選択に使用します。
[SHIFT]+ カーソル・ボタンの操作をすると、サンプル編集時に表示される波形や、
シーケンス画面のトラック・リストの拡大/縮小ができます(ズーム機能)。
5.
VALUE(バリュー)ダイヤル
パラメーターの値を増減します。左に回すと値が減り、右に回すと値が増えます。
6.
SHIFT(シフト)ボタン
ひとつのボタンで複数の機能を持ったボタンを使い分けるときに使用します。トッ プ・パネル上の白枠で囲まれた機能(STEP REC や MARKER SET)を使うときは、
[SHIFT]を押しながら、目的のボタンを 押します。また、パラメータ ーの値を素早
く増減させたいときは[SHIFT]を押しながら[DEC]/[INC]や VALUE ダイヤル を操作します。
PREVIEW TO(プレビュー・トゥー)/ PREVIEW FROM(プレビュー・フロム)ボタン
7.
[PREVIEW TO]は現在時刻より少し手前からシーケンス・データを演奏します。 [PREVIEW FROM]は現在時刻から少しの時間を演奏します。これらの機能で、狙っ
た時刻からの頭出しをしたいときなどに、試聴をすることができます。
AUTO PUNCH(オート・パンチ)ボタン
8.
シーケンスの特定区間で自動的に録音状態/録音解除します。
[AUTO PUNCH]を押すとオレンジ色に点灯します。この状態で録音を開始すると、
あらかじめ設定されたパンチ・イン(録音開始)時刻で録音が始まります。そのまま パンチ・アウト(録音終了)時刻がくると、自動的に録音を終了します。オート・パ ンチ機能をオフにするにはもう一度[AUTO PUNCH]を押します(インジケーター 消灯)。
LOOP ON(ループ・オン)ボタン
9.
ループ(繰り返し)演奏や録音をするときに押します。LOOP[ON]がオレンジ色に 点灯します。この状態で、シーケンスの再生や録音を開始させると、あらかじめ設定 されたループ開始時刻とループ終了時刻の間を何度も繰り返します。ループ機能は オート・パンチ機能と組み合わせることができ、ループ・レコーディング(繰り返し
10.
録音)をさせることができます。
LOOP QUICK SET(ループ・クイック・セット)ボタン
現在時刻の小節を先頭にしたループ区間をボタンひとつで設定することができます。
プレビュー(試聴)する時間 は GLOBAL 画面(画面ガイド P.180)の Preview Length パ ラメーターで設定します。
オート・パンチ区間はREC
()]を押したときに表示さ
れる RECORDING PARAMETER ポップアップ
(画面ガイド P.16)で設定し
ます。
ループ区間は LOOP ポップ アップ(画面ガイド P.50)
(SONG 画面で[MENU]→
Loop を選択)に表示される Loop Top、Loop End パラ メーターで設定します。
LOOP QUICK SET で設定さ るループの長さは LOOP ポッ プアップ(画面ガイド P.50)
(SONG 画面で[MENU]→
Loop を選択)に表示される QUICK SET Length パラメー ターで設定します。
M-18
1.
LOCATOR(ロケーター)ボタン
LOCATOR ポップアップ(画面ガイド P.61)を表示します。シーケンス・データの 任意の時刻に 10 か所の目印を置くことができます。ロケーター機能を使うとそれぞ れの目印(時刻)へジャンプすることができます。
STEP(ステップ)ボタン([])([]
2.
単独で押すと現在時刻を移動します。移動単位はステップ・タイムです。押したまま にすると連続的に移動します。[JUMP]を押しながら操作するとシーケンス・デー タ上に記録されたマーカー単位で移動します。
JUMP(ジャンプ)ボタン
3.
[JUMP]+STEP[ ][ ]の操作で、マーカー単位で時刻が移動します。 [JUMP]+MEAS[ ][ ]の操作で、イベント単位で時刻が移動します。 [SHIFT]+[JUMP]の操作で、JUMPポップアップ(画面ガイド P.62)表示され、
直接時刻を入力して移動することができます。
各部の名称とはたらき
4.
MEAS(メジャー)ボタン([])([]
単独で押すと現在時刻を移動します。移動単位は小節です。押したままにすると連続 的に移動します。[JUMP]を押しながら操作するとシ ーケンス・データ上に記 録さ れたイベント単位で移動します。
5.
BPM/TAP(テンポ/タップ)ボタン/ MARKER SET(マーカー・セット)ボタン
1 回押すと、BPM/TAP ポップアップ(画面ガイド P.72)を表示します。シーケン サーのテンポを設定します。単位は BPM(演奏 1 分間あたりの拍数)です。また、 再生したいテンポで[BPM/TAP]をたたき続けると、シーケンサーはたたいた速さ と同じテンポに設定されます。いずれの場合も TEMPO TRACK 画面(画面 ガイド P.54)を使用していないときは、テンポを自由に変えられます。
[SHIFT]+[BPM/TAP]の操作で、現在時刻をマーカー(目印)に記録することが
できます。
6.
BEAT(ビート)インジケーター(赤色/緑色)
現在設定されているテンポで、1 拍単位の点滅(緑色)を繰り返 します。シー ケン サーを動作させると、各小節の 1 拍目(強拍)で赤色、その他の拍(弱拍)で緑色に 点滅します。
7.
TOP(トップ)ボタン([]
現在時刻を 0001-01-000(1 小節 -1 拍 -0 ティック目)にします。先頭に戻ります。
STOP(ストップ)ボタン([]
8.
シーケンサーの動作を停止させます。
PLAY(プレイ)ボタン([]
9.
シーケンサーを再生させます。また REC スタンバイ(REC インジケーター赤色点滅) のときに[PLAY( )]を押すと、録音を開始します。
10.
REC(レコード)ボタン([]
録音のときに使用します。1 回押すと REC スタンバイ(録音待機状態/インジケー ターは赤色点滅)になります。REC スタンバイのときに[PLAY( )]を押すと、 録音を開始します(インジケーターは赤色点灯)。録音中にもう一度[REC( )]を
押すと録音が中断されます(パンチ・アウト/インジケーターは赤色点滅)。ただし このとき、シーケンサーの動作は止まらずにそのまま演奏を続けます。 シーケンサー停止時、[SHIFT]+[REC( )]の操作をすると、シーケンス・デー タのステップ・レコーディングができる STEP REC 画面(画面ガイド P.64)、AUDIO PHRASE STEP REC 画面(画面ガイド P.65)、または PATTERN STEP REC 画面
(画面ガイド P.100)が表示されます。
テンポ・トラックの使用中は [BPM/TAP]でテンポを変更
することはできません。この
ときは、BPM/TAP ポップ
アップ(画面ガイド P.72)で [F5](T.Track Off)を押し、
テンポ・トラックを無効にし
てください。
M-19
各部の名称とはたらき

リア・パネル

イラストは別売オプションの
MV8-OP1 装着時のものです。
PHONO ジャックには PHONO
イコライザーが搭載されてい
ます。
1.
ANALOG INPUT(PHONO)ジャック
ターン・テーブル(レコード・プレーヤー)を接続します。 ANALOG INPUT(MIC/LINE)ジャックを使って接続をしているときは、このジャッ クの入力は無視されます。
2.
アース端子
ターン・テーブルを接続するときに使用します。ターン・テーブルのアース端子と接 続することでハム音(「ブーン」という音)を抑制します。
3.
ANALOG INPUT(MIC/LINE)ジャック
アナログ入力ジャックです。マイクロホンやライン機器を接続します。
マイクロホンとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることが あります。その場合は、以下のように対処してください。
マイクロホンの向きを変える マイクロホンをスピーカーから遠ざける
音量を下げる
OUTPUT MASTER
4.
アナログのマスター出力ジャックです。ライン機器やパワード・モニター・スピー カーを接続します。
OUTPUT PHONES
5.
ヘッドホンを接続するジャックです。
OUTPUT DIGITAL A、B
6.
デジタル音声出力コネクターです。A はコアキシャル・タイプ、B はオプティカル・ タイプです。切り替えによりマスター・アウトの音声や、MULTI OUTPUT バスの音 声を出力することができます。
PHONO ジャックを使わない
ときは付属のショート・ピン
を装着してください。PHONO
ジャックからのノイズの混入
を防ぎます。
OUTPUT DIGITAL は IEC 
60958(Type 2 /民生用)、
JEITA CPR-1205 に準拠して
います。
7.
8.
9.
10.
11.
M-20
FOOT SWITCH
別売のフット・スイッチ(Roland DP-2、BOSS FS-5U など)を接続します。フッ ト・スイッチの操作で MV-8800 のさまざまな制御ができます。
USB
コンピューターと USB コネクターを接続するとファイルのやりとりが可能になります。
ANALOG MULTI OUTPUT(MV8-OP1 を使用)
MULTI OUTPUT バスの音声を出力します。
R-BUS(MV8-OP1 を使用)
デジタルの 2 チャンネル入力/ 8 チャンネル出力コネクターです。インプット・セレ クトによって R-BUS のチャンネル 1 と 2 から音声入力をすることができます。また MULTI OUTPUT バスの音声を R-BUS の 1 〜 8 チャンネルを使って出力することが できます。
DIGITAL IN (MV8-OP1 を使用)
デジタルの音声入力コネクターです。A はコアキシャルタイプ、B はオプティカル・ タイプです。
9 〜 11 で示したコネクター類
はオーディオ I/O エクスパン
ション MV8-OP1(別売)を
取り付けることでお使いいた
だけます。「INSTRUMENTS
画面」(画面ガイド P.117)
や、「PARTIAL EDIT 画面」 (画面ガイド P.129)から出力
の設定をすることができます。
1.
MIDI(IN/OUT A/OUT B)
ほかの MIDI 機器と MIDI メッセージの送受信をするときに接続するコネクターです。
2.
VGA OUT
VGA ディスプレイを接続します。
3.
MOUSE
付属のマウスを接続します。
4.
冷却ファン排気口
付属の電源コードを接続します。
5.
POWER ON(パワー・オン)スイッチ
6.
AC インレット
各部の名称とはたらき
冷却ファンの前を障害物でふ
さがないでください。正常な
冷却ができなくなり故障の原
因になります。
M-21
各部の名称とはたらき

フロント・パネル

CD-R/RW ドライブ
1.
このドライブは、CD-ROM や音楽 CD が扱えるほか、CD-R ディスクや CD-RW ディ スクにデータの書き込みができます。
CD-R/RW ドライブ・トレイ
2.
CD-R/RW ディスク・イジェクト・ボタンを押すと、CD-R/RW ドライブ・トレイが 手前に出てきます。
CD-R/RW ディスク・アクセス・インジケーター
3.
データの読み書き動作中に点灯します。
ディスク強制イジェクト・ホール
4.
CD-R/RW ディスクの非常用強制排出スイッチです。停電などでディスクが入ったま まの状態で電源が切れると、CD-R/RW ディスク・イジェクト・ボタンを押してもト レイが開きません。この場合は、クリップを伸ばしたものなどを強制イジェクト・ ホールに差し込むとトレイが開きます。
CD-R/RW ディスク・イジェクト・ボタン
5.
CD-R/RW ディスクを取り出します。
ディスク・アクセス・インジ
ケーターの点灯中はディスク
を取り出さないでください。
データやディスクの破損のお
それがあります。
MV-8800 動作中にディスク強
制イジェクト・ホールを使っ
てディスクを取り出すことは
絶対におやめください。ディ
スクやドライブの破損、ディ
スクの飛び出しのおそれがあ
り危険です。
MV-8800 の内部システムで
CD-R/RW ドライブを使用中
のときは、このボタンを押し
ても取り出せないことがあり
ます。これは安定動作のため
の仕様で故障ではありません。
M-22

はじめに

郵便はがき

付属品を確認する

MV-8800 のパッケージには次のものが含まれています。 同梱物に不足があった場合は、お買い上げ店までご連絡ください。
□ MV-8800
□ 電源コード(電源プラグ
2P-3P 変換器付属)
□ マウス(PS/2)
□ ショート・ピン
※ ショート・ピンは工場出荷時、PHONO
ジャックに装着されています。
□ コンテンツ・ディスク
(CD-ROM)
※ MV-8800 コンテンツ CD-ROM には、デモ・ソング、プリ・
インストール・パッチが収録されています。これらをハード・ ディスクに復元するには付属のブックレット「MV-8800 コ ンテンツ・ディスク」をお読みください。
□ 保証書
□ ローランド
ユーザー登録カード
□ マウス・パッド
□ 取扱説明書(本書) □ 画面ガイド □資料
□ ブックレット
「コンテンツ・ディスク」
M-23
はじめに

機材の準備と接続

モニター・スピーカー
(アンプ内蔵)
VGAモニター(市販品)
マウス
ミキサーなど
フット・ スイッチ
電源コード
パワー・アンプ
MDレコーダーなど
アナログ・インプットはPHONOと MIC/LINEを同時に使用することは できません。MIC/LINEを接続する とPHONO入力は無効になります。
ヘッドホン
ターン・テーブル
アース端子
MV8-OP1(別売)
マイクロホン
Edirol UM-1EXなど
機器
PR-50など
コンピューター
本機はバランスTRS タイプの端子を装備しており、次の
ように配線されています。接続する機器の配線をご確認 のうえ、接続してください。
PHONO ジャックを使用しないときは付属のショート・
ピンを装着してください。PHONO ジャックからのノイズの混入を防ぐことができます。
抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、ANALOG INPUT(アナログ・インプット)に接続
した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブ ル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
マイクロホンとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出 ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。
マイクロホンの向きを変える
マイクロホンをスピーカーから遠ざける
音量を下げる
サウンド・モジュール
R-BUS端子搭載機器 VS-2400CDなど
ほかの機器と接続するときは、
誤動作やスピーカーなどの破
損を防ぐため、必ずすべての
機器の音量を絞った状態で電
源を切ってください。
必要に応じて次のものを用意
すると便利です。
サンプリング用の素材が収
録されたオーディオ CD や CD-ROM
バックアップやデータの受
け渡し用の CD-R
M-24

電源の接続

電源と MV-8800 を付属の電源コードで接続します。 感電を防ぐために付属の電源コードを使用し、アースを確実に取り付けてください。 付属の電源コードには、感電と機器の損傷を防ぐためにアース用電極端子を加えた
3 端子のプラグがついています。
● コンセントが接地コンセント(端子穴が 3 個)の場合
そのままコンセントにプラグを挿し込んでください。
● コンセントがアース・ターミナル付コンセント(端子穴が 2 個)の 場合
プラグに 2P-3P 変換器をつけ、アース接続後コンセントに挿し込みます。
アース接続は必ず、電源プラグをコンセントに挿し込む前に行なってください。
アース接続を外す場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてから行なってください。
はじめに
コンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に接地工事を依頼してください。なお、接 続方法がわからないときは、保証書封筒裏面に記載のサービスステーションにご相談くださ い。
MV-8800
接地コンセント
ターミナル付き
コンセント
アース接続
または
電源コード  (付属)
リアパネル
2P-3P変換器  (付属)
M-25
はじめに

電源を入れる

MV-8800 に接続されたオーディオ機器の電源が切れていることを確認します。
1.
リア・パネルの POWER ON スイッチをオンにします。
2.
LCD 部のバックライト(照明)が点灯し、オープニング画面が表示されます。
電源を入れたときに MASTER つまみを絞った状態でも音がすることがありますが、故障では
ありません。 オープニング画面の表示中はシステム状態の確認やプロジェクトの読み込みが行われていま
す。そのためお使いいただける状態になるまでしばらく時間がかかります。 起動時は、前回システムを終了したときのプロジェクトが自動的に読み込まれます。
任意のプロジェクトを選んで読み込むには、[F5](Select Proj)を押します。SELECT
PROJECT ポップアップが表示されます。 CURSOR[ ][ ]でプロジェクトを選んで、
[F5](Select)を押します。また[F1](Create New)を押して、新しいプロジェクトを作
成することもできます。
表示の濃さを調整するには、LCD 右側の CONTRAST(コントラスト)つまみを回します。
「機材の準備と接続」(P.24)
に従って正しく接続をしたら、 この手順通りに電源を入れて ください。手順を間違えると 誤動作したりスピーカーなど が破損するおそれがあります。
この機器は回路保護のため、 電源をオンしてからしばらく は動作しません。
オープニング画面では、ソフ トウェアのバージョンが画面 の下に表示されます。
3.
起動が完了すると PATTERN 画面(画面ガイド P.80)が表示されます。
4.
オーディオ機器の電源をオンにします。
5.
MV-8800 の MASTER つまみ、およびオーディオ機器のボリュームを調節します。
起動が完了したときに、
「SONG 画面」(画面ガイド
P.8)を表示させることもでき ます。「Power Up Mode パラ メーター」(画面ガイド P.180)をごらんください。)
M-26

電源を切る(シャットダウン)

電源を切る前にシャットダウン操作を行います。シャットダウン操作をすると電源を 切る前に記憶されているパラメーターを保存し、ハード・ディスクを安全に停止させ ます。
シャットダウンを行わずに電源を切った場合や You May Turn Off が表示されていない状態 で電源を切った場合、データや MV-8800 にダメージを与えます。シャットダウンを行わな かったことが原因によるトラブルは補償も含めご容赦願います。
[SHUTDOWN]を押します。
1.
「SHUTDOWN Are you sure?」メッセージが表示されます。
[F5](Yes)を押します。
2.
「Save Current Project Before SHUTDOWN?」メッセージが表示されます。
[F4](Yes)を押します。
3.
現在のプロジェクト(カレント・プロジェクト)が保存されます。 保存が完了すると「SHUTDOWN Completed. You May Turn Off.」メッセージが表 示されます。
接続されているすべての機器の音量を絞ります。
4.
リア・パネルの POWER ON スイッチをオフにします。
5.
「You May Turn Off.」が表示されていることを確認してから電源をオフにします。
はじめに
カレント・プロジェクトのプ ロジェクト・プロテクトがオ ンのときは手順 2 のメッセー ジは表示されません。
手順 3 で[EXIT]を押すと シャットダウンをキャンセル することができます。カレン ト・プロジェクトを保存せず にシャットダウンさせたい場 合は[F1](No)を押します。
電源を切ったときに MASTER つまみを絞った状態でも音がすることがありますが、故障では ありません。
シャットダウンの処理中はシステムに必要なパラメーターやプロジェクトの保存作業が行わ れています。そのため電源を切れる状態になるまでしばらく時間がかかります。
M-27
はじめに

CD-R/RW ドライブを使う

アクセス・インジケーター
緊急イジェクト・ホール イジェクト・ボタン
● CD-R/RW ドライブ取り扱いのご注意
MV-8800 は、外部からの振動を受けない、しっかりした水平な場所に設置して ください。極端に傾けると、CD-R/RW ドライブの動作に悪影響を与えること
があります。
極端に温湿度の違う場所に移動すると、CD-R/RW ドライブに水滴がつく(結 露)ことがあります。このまま使用すると故障の原因になりますので、数時間
放置し結露がなくなってから使用してください。 MV-8800 の動作中(MV-8800 の DISK インジケーター、または CD-R/RW ドラ
イブのアクセス・インジケーターが点灯)に、強制イジェクト・ホールを使っ てディスク・トレイを排出させることは絶対におやめください。 電源を入れたり切ったりするときは、ディスクをディスク・トレイから抜いて
ください。 MV-8800 を持ち運ぶときは、ディスクをディスク・トレイから抜いてくださ
い。
マークのついたディスク以外のもの(針金、硬貨、別の種類のディスクな
ど)をディスク・トレイに入れないでください。CD-R/RW ドライブの故障の 原因になります。
レンズに触れないでください。音とびしたり、データが正 常に書き込み/読み込みできなくなります。
レンズが汚れていたら、カメラのレンズ用ブロワー(市販 品)でお手入れしてください。
レンズ
● CD-R/RW ディスク取り扱いのご注意
プロジェクトをバックアップした CD-R/RW ディスクを、一般のオーディオ CD
プレーヤーで再生しないでください。大音量によって耳を痛めたり、スピー カーを破損する恐れがあります。
ディスクを曲げたりすると、正常に読み書きできなくなり、誤動作の原因とな ることがあります。
ディスクを落としたり、重ねたりしないでください。
ディスクの上に重いものを載せたり、強い衝撃を与えないでください。 ディスクは、指で中央の穴と外ふちを挟むように
持ちます。ディスクの裏面(記録面)に指紋や傷 などがつかないようにしてください。データの読 み出しがうまくいかないことがあります。 ホコリの多い場所で使用しないでください。
直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中 などに放置しないでください。
ディスクを長時間CD-R/RWドライブに入れたまま にしないでください。
ディスク保護のため、ディスクはもとのケースなどに入れて保管してください。 ラベル面にシールなどの異物を貼らないでください。
ディスクのラベル面にタイトルなどを書き込むときは、フェルトペンのような
先の柔らかい筆記用具をお使いください。
M-28
ディスクの汚れは、柔らかい乾いた布で内側から外側へ放射
状に軽く拭いてクリーニングしてください。円周方向には拭 かないでください。 レコード・クリーナー、レコード・スプレー、ベンジンなど
の溶剤は使用しないでください。

推奨ディスク

CD-R ディスクは、下記メーカー製を推奨します。
太陽誘電(株)
三井化学(株) 三菱化学(株)
(株)リコー
日立マクセル(株)
CD-RW ディスクは、下記メーカー製を推奨します。
三菱化学(株)
(株)リコー

ディスクをセットする

イジェクト・ボタンを押します。
1.
はじめに
ディスク・トレイを引き出します。
2.
CD-R/RW ドライブの中央にある丸い留め具にディスクの穴を合わせます。
3.
留め具の 3 つのツメに固定されるまで、ディスクを下に押し込みます。
4.
ディスク・トレイを奥まで押し込みます。
5.

ディスク・トレイが開かないときは

停電などによりディスクが入ったままの状態で電源が切れると、イジェクト・ボタン を押してもディスク・トレイは出てきません。この場合は、クリップを伸ばしたもの などを強制イジェクト・ホールに差し込んで取り出します。
ディスクは確実に CD-R/RW ドライブにセットしてくださ い。不完全なセットをすると ディスクが内部に引っかかっ たり、取り出せなくなる場合 があります。
確実にセットできたかを確認 するには、ディスクの外ふち を指で軽く回してみます。CD が留め具からはずれたり、回 転が引っかかったりすること がないかを確認してください。
MV-8800 動作中にディスク強 制イジェクト・ホールを使っ てディスクを取り出すことは 絶対におやめください。ディ スクやドライブの破損、ディ スクの飛び出しのおそれがあ り危険です。
1.
MV-8800 の電源を切ります。
2.
クリップを伸ばしたものなどを強制イジェクト・ホールに差し込みます。
ディスク・トレイが排出されます。
MV-8800 のシステムが CD-R/RW ドライブを使用し ているときは、イジェクト・ ボタンを押してもトレイを排 出されない場合があります。 これは安定動作を維持するた めの仕様で故障ではありませ ん。
M-29
はじめに

基本の操作

カーソルを移動する

画面には複数のパラメーター(設定項目)やメニュー(選択項目)が表示されていま す。パラメーターの値を変更する場合は変更したい値にカーソルを移動します。メ ニューを選ぶ場合は選びたい項目にカーソルを移動します。カーソルで選択されたパ ラメーターやメニューは、反転表示(ハイライト)します。
カーソル
カーソルを移動するには CURSOR[ ][][] ]を押します。
カーソル(反転表示)
白抜き(値表示)
● 選んだメニューを決定するには
カーソルで選んだメニューを決定するには[ENTER]を押します。 メニューの決定やコマンド(操作)が実行されます。

パラメーターの値を変更する

パラメーターの値を変更するには VALUE ダイヤルを回すか[DEC]/[INC]を押し ます。
● VALUE ダイヤル
VALUE ダイヤル を右に回 すと値が大 きくなり ま す。左に回すと小さくなります。
[SHIFT]を押しながら VALUE ダイヤルを回すと
価が大きく変化します。
●[DEC]/[INC]
[INC]を押すと値が大きくなります。[DEC]を押すと小さくなります。 [DEC]または[INC]を押したままにすると値が連続して変化します(リピート)。
このとき、もう片方のボタンを同時に押すことでさらに素早く値を変化させることが できます(ターボ・リピート)。

F(ファンクション)ボタンを押す

トップ・パネルの F ボタン([F1]〜[F5])は、表示されている画面によってさま ざまな機能が割り当てられます。画面下部に表示された機能名と 1 対 1 で対応してい ます。
減少 増加
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