取扱説明書
このたびは、Roland MUSIC PLAYER MT-90U をお買い上げいただき、ま
ことにありがとうございます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」
(P.2)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みください。また、この機器
の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みくだ
さい。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置い
てください。
© 2008
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
ローランド株式会社
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について 警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定
される内容を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告
● この機器および AC アダプターを分解したり、改
造したりしないでください。
......................................................................................................
● 修理 /部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランド・サービスに
相談してください。
......................................................................................................
● 次の ような場所での使用や保存はしないでくだ
さい。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所
......................................................................................................
● この 機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設
置しないでください。必ず安定した水平な場所
に設置してください。
......................................................................................................
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V
の電源で使用してください。
......................................................................................................
● 電源 コードは、必ず付属のものを使用してくだ
さい。また、付属の電源コードを他の製品に使
用しないでください。
図記号の例
は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
ます。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
●は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
● 電 源コードを無理に曲げたり、電源コードの上
に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
災や感電の恐れがあります。
.......................................................................................................
● こ の機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン
プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に
なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直
ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
.......................................................................................................
● こ の機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針
金など)や液体(水、ジュースなど)を絶 対に
入れないでください。
.......................................................................................................
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランド・サービスに修理を依頼して
ください。
○ AC アダプター本体、電源コード、またはプ
ラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりし
たとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
●の中に描かれています。
2
警告
安全上のご注意
● お子様 のいるご家庭で使用する場合、お子様の
取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
......................................................................................................
● この 機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
......................................................................................................
● 電源 は、タコ足配線などの無理な配線をしない
でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を
超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
......................................................................................................
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または
ローランド・サービスに相談してください。
......................................................................................................
● リチウ ム電池は、お子様の手の届かないところ
に置いてください。誤って電池を飲み込んだ場
合は、直ちに医師と相談してください。
......................................................................................................
● リ チウム電池は、充電、加熱、分解したり、ま
たは火や水の中に入れたりしないでください。
● 接続 したコードやケーブル類は、繁雑にならな
いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し
てください。
.......................................................................................................
● こ の機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
.......................................................................................................
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機
器本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
.......................................................................................................
● この機器を移動するときは、AC アダプターをコ
ンセントから外し、外部機器との接続を外して
ください。
.......................................................................................................
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外してください(12
ページ)。
.......................................................................................................
● 落雷の恐れがあるときは、早めにACアダプター
をコンセントから外してください。
.......................................................................................................
......................................................................................................
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー
で再生しないでください。大音量によって耳を
痛めたり、スピーカーを破損する恐れがありま
す。
......................................................................................................
● リチ ウム電池を、日光、炎、または同様の過度
の熱にさらさないでください。
注意
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、
正常な通気が保たれている場所に設置して、使
用してください。
......................................................................................................
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ
ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってくださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ
ターをコンセントから外してください。AC アダプターと
コンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起
こして火災の原因になります。
......................................................................................................
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き
差しするときは、必ずプラグを持ってください。
● 電池 の使いかたを間違えると、破裂したり、液
漏れしたりします。次のことに注意してくださ
い(16 ページ)。
○ 電池の+と−を間違えないように、指示どお
り入れてください。
○ 長時間使用しないときは、電池を取り出して
おいてください。
○ 池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘ
アピンなどと一緒に携帯したり、保管したり
しないでください。
.......................................................................................................
● 使 用済みの電池は、各市町村のゴミ分別収集の
しかたに従って、捨ててください。
.......................................................................................................
● リチウム電池は、必ず指定のもの(型番:
CR2025)を使用して、+と−を間違えないよ
うに指示どおり入れてください(16 ページ)。
.......................................................................................................
● 使 用済みのリチウム電池は、各市町村のゴミ分
別収集のしかたに従って、捨ててください。
...............................................................
● 取り外した機能設置端子ネジ、リモコンの電池、
電池ケースは、小さなお子様が誤って飲み込ん
だりすることのないようお子様の手の届かない
ところへ保管してください。
........................................
3
使用上のご注意
電源、電池のセットや交換について
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ
ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接
続されているコンセントと同じコンセントに接続しない
でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ
ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、
電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体
が多少発熱しますが、故障ではありません。
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて
ください。
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく
ださい。
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着
信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、
もしくは電源を切ってください。
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
修理について
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された
場合、以後の性能について保証できなくなります。また、
修理をお断りする場合もあります。
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談く
ださい。
その他の注意について
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端
子などに過度の力を加えないでください。
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ
い。
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、
各市町村のゴミの分別基準に従ってください。
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ
く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって
から使用してください。
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の
ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使
いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな
いことを確認してからお使いください。
お手入れについて
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔
らかい布で乾拭きしてください。
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
コール類は、使用しないでください。
4
フロッピー・ディスクの取り扱い
● ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒
体です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されま
すので、取り扱いについては次の点に注意してください。
○ 磁性面に触れない
○ ホコリの多い場所で使用しない
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度:10 〜 50℃)
○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに
近づけない
● ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないよう
に保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作
をするとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの位
置にしておいてください。
fig.DiskProtect.j.eps
裏面
ライト
(書き込み可能)
使用上のご注意
プロテクト・タブ
● ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。
ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り
出せなくなります。
● ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよ
う保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが
付いたディスクを使用すると、ディスクが破損したり、
ディスク・ドライブの故障の原因になります。
プロテクト
(書き込み禁止)
USB メモリーの取り扱い
● USB メモリーは、確実に奥まで差し込んでください。
● USB メモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしな
いでください。
● USB メモリーは精密な電子部品で作られていますので、
取り扱いについては次の点に注意してください。
○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に
帯電している静電気を放電しておく。
○ 端子部に手や金属で触れない。
○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
どに放置しない(保存温度:0 度〜 50 度)。
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
CD-ROM の取り扱い
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし
ないでください。データの読み出しがうまくいかないこ
とがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用ク
リーナーでクリーニングしてください。
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
※
Microsoft、Windows は、米国Microsoft Corporation
の米国及びその他の国における登録商標です。
※ Windows ®の正式名称は、Microsoft ®Windows
operating system です。
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Inc. の米国及びそ
の他の国における登録商標です。
※ Mac OS は、米国 Apple Inc. の登録商標です。
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標
です。
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電
子事業協会(AMEI)の登録商標です。
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録
商標です。
※ MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer IIS
社と THOMSON multimedia 社よりライセンスを得て
います。
®
5
もくじ
安全上のご注意 ............................................................................................................. 2
使用上のご注意 ............................................................................................................. 4
各部の名称と働き.......................................................................................................... 8
前面部................................................................................................................................................................................................8
背面部................................................................................................................................................................................................9
リモコン.........................................................................................................................................................................................10
画面について .................................................................................................................................................................................11
基本画面.............................................................................................................................................................................11
マーク画面.........................................................................................................................................................................11
16 トラック画面 ..............................................................................................................................................................11
設定画面.............................................................................................................................................................................11
フォルダ選択画面.............................................................................................................................................................11
MT-90U の使い方..................................................................................................... 12
準備をしましょう .........................................................................................................................................................................12
AC アダプターを接続する...............................................................................................................................................12
電源を入れる/切る .........................................................................................................................................................13
音量を調節する.................................................................................................................................................................14
ヘッドホンを接続する .....................................................................................................................................................14
ディスプレイの明るさを調節する..................................................................................................................................14
マイクを接続する.............................................................................................................................................................15
リモコンに電池を入れる..................................................................................................................................................16
お使いの楽器と音の高さを合わせる(チューニング).................................................................................................17
聴いてみましょう .........................................................................................................................................................................19
USB メモリーを接続する ............................................................................................................................................... 19
曲を再生する.....................................................................................................................................................................20
1 曲を繰り返して聴く .....................................................................................................................................................22
すべての曲を連続して聴く(オール・ソング・プレイ)............................................................................................. 23
テンポを変えましょう..................................................................................................................................................................24
ボタンを押す間隔でテンポを変える(タップ・テンポ)............................................................................................. 24
メトロノームを鳴らしましょう ..................................................................................................................................................25
メトロノームのテンポを変える......................................................................................................................................25
メトロノームの音量を変える..........................................................................................................................................26
メトロノームの拍子を変える..........................................................................................................................................26
曲に合わせて練習しましょう(トラック・ボタン).................................................................................................................27
カウント音を鳴らして演奏のタイミングを合わせましょう....................................................................................................28
繰り返し練習したいところにマークをつけましょう ...............................................................................................................29
マークをつけた位置から再生する..................................................................................................................................30
マークを取り消す.............................................................................................................................................................30
マーク間を繰り返し再生する..........................................................................................................................................31
つけたマークを移動する..................................................................................................................................................32
テンポ変化のない演奏にして練習しましょう ...........................................................................................................................33
調を変えてみましょう..................................................................................................................................................................34
演奏の響きを変えてみましょう(リバーブ効果).....................................................................................................................35
再生時の音質を変えてみましょう(サウンド・コントロール)..............................................................................................37
特定の楽器の演奏を聴いてみましょう.......................................................................................................................................38
1 つのパートだけを再生する(ソロ)............................................................................................................................38
特定のパートの音を鳴らさない(ミュート).................................................................................................................39
パートに割り当てられた音色名を表示する...................................................................................................................40
6
もくじ
オーディオ・データを再生してみましょう...............................................................................................................................41
USB メモリーに記録されたオーディオ・データを再生する ..................................................................................... 42
CD ドライブ(別売)を接続して音楽 CD を再生する................................................................................................ 42
オーディオ・データや音楽 CD でカラオケをする(センター・キャンセル).......................................................... 43
調を変えて再生する(プレイバック・トランスポーズ)............................................................................................. 43
テンポを変えて再生する(タイム・ストレッチ).........................................................................................................44
お気に入りの曲をあつめてリストを作る(ソング・リスト)..................................................................................................45
MT-90U のさまざまな機能 ..................................................................................... 46
メトロノームの設定を変える ......................................................................................................................................................46
カウント音の設定を変える..........................................................................................................................................................47
小節の途中にマークをつける ......................................................................................................................................................48
歌詞表示の設定を変える..............................................................................................................................................................48
歌詞表示を解除する......................................................................................................................................................................48
ランダムな曲順で全曲再生する ..................................................................................................................................................49
SMF 再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを変える(トラック・アサイン).....................................................49
オーディオ・データの再生音量を調節する...............................................................................................................................50
再生する CD の種類を設定する..................................................................................................................................................50
CD の設定を変える......................................................................................................................................................................50
USB メモリーの設定を切り替える ............................................................................................................................................51
USB ドライバの設定を切り替える ............................................................................................................................................51
製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット).............................................................................................................52
再生/停止をペダル・スイッチで操作する...............................................................................................................................52
MIDI 機器を接続する ................................................................................................................................................................... 53
外部オーディオなどに接続する ..................................................................................................................................................53
電子ピアノと接続してお使いの場合 ..........................................................................................................................................53
フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を接続する............................................................................................................54
ミュージックデータをフロッピー・ディスクから USB メモリーにコピーする.................................................................. 54
CD ドライブ(別売)を接続する...............................................................................................................................................55
ミュージックデータについて ................................................................................... 56
MT-90U で使用できるミュージックデータ .............................................................................................................................56
USB メモリーの初期化(フォーマット)..................................................................................................................................57
ミュージックデータをパソコンから USB メモリーにコピーする.........................................................................................58
携帯電話で曲をダウンロードする ..............................................................................................................................................58
資料
故障かな?と思ったら..................................................................................................................................................................60
エラー表示/その他の表示..........................................................................................................................................................61
付属曲一覧.....................................................................................................................................................................................62
MIDI インプリメンテンション・チャート .................................................................................................................................63
主な仕様.........................................................................................................................................................................................64
索引.............................................................................................................................. 66
7
各部の名称と働き
前面部
fig.frontpanel.eps
1
2
3 4
12
13
14 15 16
7
5 6
9 10
8
17 18
[ (カウントイン)]ボタン
9.
曲を再生する前や、曲のイントロの終わりにカウント
音を鳴らします(P.28)。
[ (メトロノーム)]ボタン
10.
内蔵のメトロノームを鳴らします(P.25)。
[Power(電源)]ボタン
11.
電源を入れる/切るをします(P.13)。
トラック・ボタン
12.
11
次の 5 つのボタンをトラック・ボタンと呼びます。
曲の演奏パート(トラック)を選んで再生することが
できます(P.27)。
[R]ボタン
[1]ボタン
[2]ボタン
[3]ボタン
[4]ボタン
19
ディスプレイ
1.
操作に応じていろいろな情報を表示します(P.11)。
拍ランプ
2.
曲やメトロノームのテンポにあわせて点灯します。
[Volume(ボリューム)]つまみ
3.
全体の音量を調節します(P.14)。
[ (曲)]ボタン
4.
曲を選びます(P.19)。
基本画面を表示させます(P.11)。
[ (テンポ)]ボタン
5.
テンポを調節します(P.24)。
[−][+]ボタン
6.
選んでいる項目の値を変更します。
[−]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、設定ごと
の基本の値に戻ります。
[ (繰返し)]ボタン
7.
指定した曲や区間を繰返し再生します(P.22、P.31)。
20
ヘッドホン端子
13.
ヘッドホン(別売)を接続します(P.14)。
[ (曲の頭)]ボタン
14.
曲の先頭に戻します。
[ (停止)]ボタン
15.
演奏を止めます。
[ (再生)]ボタン
16.
演奏を開始します。
[ (巻戻し)]ボタン
17.
曲を巻戻します。
[ (早送り)]ボタン
18.
曲を早送りします。
リモート・センサー
19.
専用リモコン(P.16)と、携帯電話の赤外線通信機能
(P.58)の受光部です(P.16)。
USB 端子
20.
USB メモリー、フロッピー・ディスク・ドライブ
(別売)や CD-ROM ドライブ(別売)を接続します
(P.19)。
8.
[ (マーク)]ボタン
曲中にマークをつけます(P.29)。
マーク画面を表示します(P.11)。
8
背面部
fig.rearpanel.eps
1
2
9
7 8
5
DC In 端子
1.
付属の AC アダプターを接続します(P.12)。
Mic(マイク)
2.
Mic In(マイク入力)端子
マイク(別売)を接続します(P.15)。
Mic Echo(マイク・エコー)つまみ
マイクのエコーを調節します(P.15)。
Mic Volume(マイク音量)つまみ
マイクの音量を調節します(P.15)。
6
3 4
各部の名称と働き
接地(グランド)端子
9.
設置条件によっては本体や接続されたマイク、ギター
などの金属部に触れると、違和感を覚えたりざらつく
ような感じになるときがあります。これは人体にまっ
たく害のない極微量の帯電によるものですが、気にな
る方は、必要に応じ、接地端子(図参照)を使って外
部のアースか大地に接地してご使用ください。接地し
た場合、設置条件によってはわずかにハム(うなり)
が混じる場合があります。なお接続方法がわからない
ときはローランド・サービスにご相談ください。
接続してはいけないところ
・ 水道管(感電の原因になります)
・ ガス管(爆発や引火の原因になります)
・ 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
スピーカー・スイッチ
3.
内蔵スピーカーからの音をオン/オフします。
Output R/L (アウトプット R/L)端子
4.
オーディオ・ケーブル(別売)で、電子ピアノなどの
外部機器と接続します(P.53)。
コード・フック
5.
付属のACアダプターのコードを引っかけます(P.12)。
誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜け
て電源が切れてしまうことや、DC In 端子に無理な力
が加わることを防ぐことができます。
MIDI In(ミディ・イン)端子
6.
MIDI ケーブル(別売)で、外部 MIDI 機器と接続しま
す(P.53)。
Start/Stop(スタート/ストップ)端子
7.
ペダル・スイッチ(別売)を接続して、演奏の再生/
停止をペダルで操作することができます(P.52)。
USB 端子
8.
USB ケーブルを使って、パソコンと接続します。
パソコンとの間で MIDI データのやりとりをします。
9
各部の名称と働き
リモコン
fig.00-rmtctrl.eps
1 2
5
4
VOLUME[+]/[−]ボタン
9.
音量を調節します。VOLUME[+]ボタンを押すと
音が大きくなり、VOLUME[−]ボタンを押すと音
が小さくなります。
3
6
リモコンでボリュームを調節すると、本体の
[Volume(ボリューム)]つまみの位置と実際の
音量は一致しなくなります。本体の[Volume
(ボリューム)]つまみを操作すると、本体の
[Volume(ボリューム)]つまみの位置と実際の
音量は再び一致します。
7 8
1.
[ (繰返し)]ボタン
指定した曲や区間を繰返し再生します。本体前面の
[ (繰返し)]ボタンと同じ働きをします。
2.
[ (巻戻し)]ボタン
曲を巻戻します。本体前面の[ (巻戻し)]ボタン
と同じ働きをします。
3.
[ (早送り)]ボタン
曲を早送りします。本体前面の[ (早送り)]ボタ
ンと同じ働きをします。
[ (曲の頭)]ボタン
4.
曲の先頭に戻します。本体前面の[ (曲の頭)]ボ
タンと同じ働きをします。
9
[ (停止)]ボタン
5.
演奏を止めます。本体前面の[ (停止)]ボタンと
同じ働きをします。
6.
[ (再生)]ボタン
演奏を開始します。本体前面の[ (再生)]ボタン
と同じ働きをします。
SONG[+]/[−]ボタン
7.
曲を選びます。
TEMPO[+]/[−]ボタン
8.
曲のテンポを調節します。TEMPO[+]ボタンを押
すとテンポが速くなり、TEMPO[−]ボタンを押す
とテンポが遅くなります。
10
各部の名称と働き
画面について
基本画面
電源を入れたときは、次のような画面が表示されます。
fig.S01.eps
拍子
曲名
テンポ
曲番号
小節番号
他の画面が表示されているときは、[ (曲)]ボタンを 1
回、または数回押すと、基本画面に戻ります。
マーク画面
[ (マーク)]ボタンを押すと表示されます(P.29)。
マークの設定をします。
fig.S02.eps
設定画面
さまざまな設定をします(P.46)。
ある設定を複数の項目で変更できるときは、画面の右上に矢
印が表示されます。
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを押
すと、画面が切り替わり、[−]ボタンまたは[+]ボタン
で値を変更します。
fig.S04.eps
前画面あり
項目
「E.00」などの、E で始まる番号が表示されたら、「エラー
表示/その他の表示」(P.61)をご覧ください。
本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出
荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致し
ていません。あらかじめご了承ください。
次画面あり
値
フォルダ選択画面
16 トラック画面
[ (曲)]ボタンを押しながら、[2]ボタンを押すと表
示されます(P.38)。
パートごとの操作をします。
この画面で変更した設定は、基本画面に戻ると解除されま
す。
fig.S03.eps
各パートの状態
小節番号
拍子
テンポ
フォルダを選択すると、次のような画面が表示されます。
[ (再生)]ボタンを押すと、そのフォルダの中に移動し
ます。
(Fig36.eps 挿入)
フォルダの中で[−]ボタンを押し続けると、「Up」と表示
されます。「Up」と表示された状態で[ (再生)]ボタン
を押すと、ひとつ上のフォルダに移動します。
11
MT-90U の使い方
準備をしましょう
AC アダプターを接続する
付属の AC アダプターと電源コードを接続します。
1.
AC アダプターを、本体背面の DC In 端子に接続します。
2.
fig.00-01.eps
ACアダプター
電源コード
コンセントへ
AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある面が上になるように設置してください。
※ AC アダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
下図のように、AC アダプターのコードをコード・フックに引っかけるようにして固定しま
3.
す。
AC アダプターのコードは図のようにコー ド・フックに固定してください。誤ってコードを
引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、DC In 端子に無理な力が
加わることを防ぐことができます。
fig.00-01-2.eps
インジケーター
12
電源コードを、コンセントに差し込みます。
4.
AC アダプター、電源コードは必ず付属のものをお使いください。
電源を入れる/切る
必ず次の手順で電源を入れたり、切ったりしてください。手順を間違えると、誤動作をした
り、スピーカーなどが破損する恐れがあります。
電源を入れる
[Volume(ボリューム)]つまみをいちばん左側に回して、音量を最小にします。
1.
音量を絞ってから電源を入れてください。
fig.00-02.eps
MT-90U の使い方
音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。
2.
電源を切る
1.
2.
[Power(電源)]ボタンを押して、MT-90U の電源を入れます。
適当な音量に調節してください。
本機は、回路保護のため電源を入れてからしばらくは動作しません。
[Volume(ボリューム)]つまみをいちばん左側に回して、音量を最小にします。
fig.00-02.eps
[Power(電源)]ボタンを押して、MT-90U の電源を切ります。
近くのものに当たったり、持ち運びで引っかかったりするのを防ぐため、この機器をご使用にならない
ときは、USB 端子に接続した USB メモリーやフロッピー・ディスク・ドライブを取り外しておいて
ください。
13
MT-90U の使い方
音量を調節する
fig.00-06.j.eps
小 大
[Volume(ボリューム)]つまみで音量を調節します。
1.
右側に回すと音が大きくなり、左側に回すと音が小さくなります。
ヘッドホンを接続する
fig.00-07.eps
本体前面
ヘッドホン端子にヘッドホンを接続します。
1.
本体スピーカーからは音が出なくなります。ヘッドホンからのみ音が出ます。
ヘッドホンの音量は、MT-90U 本体の[Volume(ボリューム)]つまみで調節します。
ヘッドホンはステレオ・タイプのものをお使いください。
ヘッドホンご使用上の注意
•
コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本体またはプラグ部分を持って取り扱ってくだ
さい。
•
接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホンを壊す恐れがあります。音量を最小にしてか
ら接続してください。
•
過大入力で使用すると、音がひずんで聴こえたり、耳を痛めるだけでなく、ヘッドホンにも無理がか
かります。適当な音量でお楽しみください。
ディスプレイの明るさを調節する
[ (曲)]ボタンを押しながら、[4]ボタンを押します。
1.
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンを何度か押して、画面に LCD
2.
Contrast と表示させます。
14
[−][+]ボタンで、値を変えます。
3.
値を大きくすると、ディスプレイが明るくなります。
値を小さくすると、ディスプレイが暗くなります。
明るさの調節が終わったら、[ (曲)]ボタンを押して基本画面に戻ります。
4.
マイクを接続する
マイク端子にマイクを接続して、カラオケをすることができます。
fig.00-08.eps
本体背面
本体背面の Mic In(マイク入力)端子に、マイクを接続します。
1.
Mic Volume(マイク音量)つまみを回して、音量を調節します。
2.
Mic Echo(マイク・エコー)つまみで、エコーを調節します。
3.
マイクの音量は本体前面の[Volume(ボリューム)]つまみで調節することはできません。
マイクは、ローランド・マイク DR-30 / 50(別売)などを使用することができます。ご購入の際に
は、本機をお買い上げになった販売店にご相談ください。
Mic
MT-90U の使い方
Volume Echo In
Max Min Max Min
マイクご使用上の注意
夜間や早朝にご使用の際には、音量にご注意ください。
•
本体とマイクを接続するときはマイクの音量を下げてください。音量が大きいとスピーカーから雑音
•
が出ることがあります。
マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。そ
•
の場合は、以下のように対処してください。
マイクの向きを変える
•
マイクをスピーカーから遠ざける
•
音量を下げる
•
15
MT-90U の使い方
リモコンに電池を入れる
リモコンの電池ホルダーに挟まれている、透明シートを引き抜きます。
1.
fig.00-07.eps
リモコンの電池の替えかた
リモコンの使いかた
リモコンを使うときは、リモート・センサーにリモコンを向けて、動作範囲内で操作してください。
リモコン使用時の注意
リモコンは、2 つ以上のボタンを同時に操作することができません。
•
リモコンの操作可能範囲内であっても、間に障害物があったり、角度が悪いと動作しないことがあり
•
ます。
赤外線を出す機器の近くで使用したり、赤外線を利用した他のリモコンを使用したりすると、誤動作
•
することがあります。
電池の寿命は使用状況によって異なります。消耗してくると動作範囲が狭くなりますので、その場合
•
は電池を交換してください。
長時間ご使用にならないときは、リモコンから電池を取り出しておいてください。
•
スポットライトなどの強い光がリモート・センサーに当たると、リモコンの反応が悪くなることがあ
•
ります。
リチウム電池は、必ず指定のもの(型番:CR2025)を使用して、+と−を間違えないように指示
•
どおり入れてください。
16
お使いの楽器と音の高さを合わせる(チューニング)
お使いの楽器と MT-90U の基準ピッチを合わせて、美しい響きで演奏しましょう。
基準ピッチを合わせることを「チューニング」といいます。
基準ピッチとは?
一般的に中央 A の音の高さ(ピッチ)のことを「基準ピッチ」といいます。
オーディオ・データでは使用できません。
fig.00-09.eps
MT-90U の使い方
4
3
2
1
5
6
[ (曲)]ボタンを押しながら、[1]ボタンを押します。
1.
次のような、チューニング画面になります。
fig.00-10.eps
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンで、設定する項目を選びます。
2.
項目名は画面の下段左に表示されています。
表示 解説 値
Tune
Key
Sound
[−][+]ボタンで、値を変えます。
3.
[−]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、元の値に戻ります。
[ (再生)]ボタンを押して、チューニング音を鳴らします。
4.
曲を再生しているときは、[ (停止)]ボタンを押して曲を止めてから、[ (再生)]ボタンを押す
と、チューニング音が鳴ります。
お手持ちの楽器の音を出して、MT-90U の音とピッチが合っているか確認してください。
基準ピッチを変えます。基準ピッチを変えます。
電源投入時は、「440.0 Hz」に設定されています。
チューニング音を変
えます。
チューニング音の音
色を変えます。
A3 〜 A5
電源投入時は、「A4」に設定されています。
Sine(サイン波)、Oboe(オーボエの音)
17
MT-90U の使い方
チューニング音を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
5.
チューニング音が止まります。
チューニングが終わったら、[ (曲)]ボタンを押します。
6.
基本画面が表示されます。
この設定は、電源を入れ直しても記憶されています。お買い上げ時の設定に戻したい場合は、「製品出
荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)」 (P.52)をご覧ください。
1. [ (曲)]ボタンを押したまま、[−][+]ボタンを押す。
チューニング画面が表示されます。
[ (曲)]ボタンをを押している間はチューニング画面が表示されます。
[−]ボタンを押すとピッチが下がり、[+]ボタンを押すとピッチが上がります。
ボタンを離すと、元の画面が表示されます。
18
聴いてみましょう
MT-90U の USB 端子に USB メモリーを接続して、USB メモリーに記録されている SMF
ミュージックデータを聴いてみましょう。
USB メモリーを接続する
MT-90U の電源を切ります(P.13)。
1.
図のように、USB メモリーを、本体前面の USB 端子に接続します。
2.
f
MT-90U の使い方
USB の延長ケーブルを使う場合は、正しくデータを送るためにできるだけ短いものをお使い
ください。
本体の電源を入れたまま、USB メモリーの抜き差しをしないでください。本体や USB メモ
リー内のデータが失われる可能性があります。
USB メモリーは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿
入はしないでください。
この機器を移動するときは、USB メモリーを外してください。USB メモリーを接続したまま
移動すると、故障の原因になります。
MT-90U には、14 曲のデモ曲が内蔵されています。
USB メモリーを接続しなくても、ミュージックデータを再生することができます。
19
MT-90U の使い方
曲を再生する
曲を鳴らしたり、止めたりしてみましょう。曲を鳴らすことを「再生」といいます。
fig.01-03.eps
12
3 4
歌詞の入ったミュージックデータを再生中に、[ (曲)]ボタンなどを押すと、歌詞が表示
されなくなります。歌詞を再び表示させたい場合は、[ (再生)]ボタンを押してください。
[ (曲)]ボタンを押します。
1.
画面上段に曲番号と曲名が表示されます。
この画面を基本画面といいます。
fig.01-04.eps
[−][+]ボタンを押して、曲を選びます。
2.
接続されている USB メモリーやその他の機器の状態によって、曲番号、曲名の表示が変わります。
表示 解説
USB メモリーなど外部メディアの曲です。
(曲番号:曲名)
内蔵の付属曲です(P.62)。
(曲番号の前に i の文字)
ソング・リストの曲です(P.45)。
20
(曲番号>曲名)
フォルダです。[ (再生)]ボタンを押すと、フォルダの
中に入ります。
ひとつ上のフォルダを示します。[ (再生)]ボタンを押
すと、ひとつ上のフォルダに移動します。
弱起の曲(1 拍目以外で始まる曲)を再生すると、画面の小節番号は「PU」「1」「2」・・・
と表示されます。
[ (再生)]ボタンを押します。
3.
4.
巻戻し、早送り
曲の再生が始まります。
曲の最後まで再生されると、自動的に曲が止まります。
曲を止めるときは、[ (停止)]ボタンを押します。
小節の途中で曲が止まると、小節番号の前に「+」が表示されます。
別売のローランド・ペダル・スイッチ DP-2 を本体背面の Start/Stop 端子に接続すると、
ペダルを踏むことで、曲の再生を始めたり止めたりすることができます(P.52)。
fig.01-05.eps
MT-90U の使い方
[ (巻戻し)]ボタンまたは[ (早送り)]ボタンで聴きたい小節に移動します。
1.
ボタンを 1 回押すと、1 小節移動します。ボタンを押し続けると、連続的に早送り、巻戻しをすること
ができます。
曲の再生中にも、巻戻しや早送りをすることができます。
曲の再生を始めると、画面左下の小節番号が点滅します。点滅中は、MT-90U が USB メモ
リーの演奏データを読み取り中のため、早送りや巻戻しをすることができないことがありま
す。少しの間お待ちください。
曲の先頭や最後に移動する
fig.01-06.eps
早送り 巻戻し
曲の頭に戻る 曲の最後に移動する
[ (曲の頭)]ボタンを押すと、曲の先頭へ戻ります。
1.
[ (停止)]ボタンを押しながら、[ (早送り)]ボタンを押すと、曲の最後に移動しま
2.
す。
MP3 ファイルの場合、再生位置の移動に時間がかかることがありますが、故障ではありません。
21