Roland JX-305 User Manual [ja]

はじめに
このたびはローランド・グルーブシンセJX-305をお買い あげいただき、まことにありがとうございます。 JX-305は、強力なシンセサイザー音源と抜群のリアルタイ ム性を誇るシーケンサーを備えたキーボードです。 この 1台でダンス・ミュージックのコンポーズからライ ブ・ステージのパフォーマンスまで幅広くお使いいただけ ます。 本機の優れた機能を十分にご理解いただき、末永くご愛用 いただくために、この取扱説明書をよくお読みくださるよ うお願い申しあげます。
取扱説明書の使いかた
JX-305の取扱説明書は「クイック・スタート」、「取扱説明 書」の2冊構成になっています。
「クイック・スタート」および「取扱説明書」では、簡潔に
説明するために次のように表記しています。
●ボタン名は[STOP/PLAY]のように[ ]で囲 んでいます。
●PAGE[<][>]などは、どちらかのボタンを押す ことを表しています。
●文章の頭に※印がついているものは注意文を表し ています。
●文中の(p.**)は参照ページを示しています。
インジケーターの消灯/点灯/点滅の状態は、以下のよう に区別しています。
fig.0-1TEXT
クイック・スタートの読みかた
はじめてお使いになる方でも簡単に楽しんでいただけるよ うに解説してあります。JX-305には豊富な機能が備わって いますので、より詳しい説明が必要な場合は、一度本書を お読みになってから、取扱説明書を併せてお読みください。
MIDIは社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標
点灯
点滅消灯
この機器を正しくお使いい ただくために、ご使用前に
「安全上のご注意」(取扱説
明書 p.2、3)と「使用上の ご注意」(取扱説明書 p. 9)
をよくお読みください。ま た、この機器の優れた機能 を十分ご理解いただくため にも、クイック・スタート と取扱説明書をよくお読み ください。クイック・スタ ートと取扱説明書は必要な ときにすぐに見ることがで きるよう、手元に置いてく ださい。
クイック・スタート
1998 ローランド 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
接続のしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 電源の入れかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
電源の切りかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 製品出荷時の設定に戻すには?(ファクトリー・プリセット) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
JX-305の内部構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 デモ・ソングを聴いてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 パターンを再生してみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
シーケンサーが再生する演奏データ〜パターン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 パターンを選ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 特定のパートの演奏を止める(パート・ミュート/リズム・ミュート)・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 楽器ごとの音量や定位を変える(パート・ミキサー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 パターンを転調する(リアルタイム・トランスポーズ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 パターンのノリを変える(プレイ・クォンタイズ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
いろいろな音を鳴らしてみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
音色(パッチ)を切り替えて演奏してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 リズム・セットを演奏してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 エフェクツをかけた音を聴く(オーディション)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
つまみで音色を変化させてみよう(リアルタイム・モディファイ) ・・・・・・・・・・・・23
音の明るさを変える(カットオフ・フリケンシー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 クセのある音にする(レゾナンス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 音を揺らす(LFO1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
音に特殊な効果をかけてみよう(エフェクツ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
エフェクツを使う/使わない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 音に響きをつける(リバーブ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 やまびこ効果をかける(ディレイ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29 いろいろな種類の効果をかける(マルチ・エフェクツ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 マルチ・エフェクツの種類を選ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
押さえた和音でアルペジオ演奏をしてみよう(アルペジエーター) ・・・・・・・・・・・・34 指一本でいろいろなフレーズを再生してみよう(RPS) ・・・・・・・・・・・・・・・・・36
フレーズを再生する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 フレーズを鳴らし続ける(RPSホールド) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
パターンのピッチとテンポを同時に変化させてみよう(ターン・テーブル)
・・・・・・・・・39
鍵盤で2つの音色を鳴らしてみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
2つの音色を重ねて演奏する(デュアル) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 鍵盤を左右に分けて別の音色で演奏する(スプリット)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
パターンを作る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
録音を始める前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 ドラムを録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 ベースとコードを録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 アルペジオを録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 不要なデータを消す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 リードを録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 仕上げをする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 パターンを保存する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
よく使うパターンをまとめよう(パターン・セット) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
パターンを呼び出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 呼び出すパターンを登録する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 パターン・セットを保存する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
ソングを再生する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65 ソングを作る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
ソングを保存する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68
デモ・ソング/パターン制作者のプロフィール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70
2
目次
3
JX-305には、アンプやスピーカーは内蔵されていません。音を出すためには、キー ボード・アンプやオーディオ・セット、またはヘッドホンなどをご用意ください。下 図を参考にしてJX-305と外部機器を接続してください。
オーディオ・ケーブル、MIDIケーブル、ヘッドホン、ペダル・スイッチ、エクスプレ ッション・ペダルは付属していません。別途販売店にてお買い求めください。
fig.0-2TEXT
1
接続をする前に、すべての機器の電源がオフになっていることを確認し ます。
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべて の機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
2
付属のACアダプターを本体につなぎ、ACアダプターのコードを図のよ うにコード・フックに固定します。
誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、 ACアダプター・ジャックに無理な力が加わることを防ぐことができます。
3
ACアダプターのプラグをコンセントに差し込みます。
ご注意
MEMORY CARD
THRU
S2M-5/S4M-5
OUT IN
HOLDCONTROL
SWITCH
R
OUTPUT
L(MONO)PHONES
USE ROLAND
ACI,ACB
ADAPTOR ONLY
MIDI PEDAL
450mA
DC IN 9V
POWER
ステレオ・ヘッドホン
ACアダプター
外部MIDI機器
MIDIケーブル
ペダル・スイッチ
エクスプレッション・ペダル
(EV-5)
キーボード・アンプ オーディオ・セット
ご注意
ご注意
接続のしかた
4
図のようにオーディオ・ケーブル、MIDIケーブルを接続します。
必要に応じてヘッドホン、ペダル・スイッチ、エクスプレッション・ペダルも接続し てください。
JX-305の性能を最大限に生かすために、ステレオで使用されることをおすすめしま す。モノラルで使用するときは、必ずOUTPUTジャックのL(MONO)に接続してく ださい。
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-5)をお使いください。 他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。
ご注意
ご注意
4
5
1
電源を入れる前に次のことを確認します。
外部機器と正しく接続されている。
本体や接続しているアンプ類のボリュームが最小になっている。
正しく接続したら(p.3)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違える と、誤動作したり、スピーカーなどが破損する恐れがあります。 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音が することがありますが、故障ではありません。
2
JX-305のリア・パネルにある[POWER]スイッチをオンにします。
この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
fig.0-2-1
3
接続しているアンプ類の電源をオンにします。
4
鍵盤を弾きながら、[VOLUME]つまみを回してボリュームを調節しま
す。
アンプ類のボリュームも適当な音量に調節します。
電源の切りかた
1
電源を切る前に次のことを確認します。
本体や接続しているアンプ類のボリュームが最小になっている。
2
接続しているアンプ類の電源をオフにします。
3
JX-305の[POWER]スイッチをオフにします。
ご注意 ご注意
24
POWER
MAX
MIN
VOLUME
電源の入れかた
製品出荷時の設定に戻すには?(ファクトリー・プリセット)
音色の設定やパターンのデータを製品出荷時の状態に戻すときは、ファクトリー・プ リセットの操作をします。すべての設定を一度に製品出荷時の状態に戻したり、パッ チの設定だけ、システムの設定だけなど、一部分を選んで製品出荷時の設定に戻すこ ともできます。
JX-305の本体内に大切なデータがあるときは、バルク・ダンプの操作で外部MIDIシ ーケンサーなどにデータを保存しておくか、ユーザー・バックアップの操作で、デー タをメモリー・カードに待避させてください。
→「パターンやパッチのデータを外部シーケンサーに保存する(バルク・ダンプ)」
(取扱説明書、p.176)
→「本体上の全データをカードに保存しておく(ユーザー・バックアップ)」(取扱説 明書、p.160)
fig.0-3
1
[UTILITY]を押します。
インジケーターが点灯します。
2
PAGE[<][>]を数回押して、「FACTORYPRESET」を選び、[ENTER] を押します。
fig.0-3-1
3
PAGE[<][>]で製品出荷時の状態に戻したい項目を選びます。
fig.0-3-2
選択できる項目は次の3種類です。
ALL:本体内のすべての設定を製品出荷時の状態に戻します。 PATCH:本体内のユーザー・パッチを製品出荷時の状態に戻します。 SYSTEM:システムの設定を製品出荷時の状態に戻します。
ご注意
メモ
1
2, 3
2, 4, 5
UTILITY
WRITE
FX ON / OFF
EDIT /UTILITY
EDIT
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
6
7
もう一度[UTILITY]を押すと通常の画面(パターンP:A11が選ばれた状態)に戻り
[EXIT]を押すと1つ前の画面に戻ります。
4
[ENTER]を押します。
ディスプレイには実行画面が表示されます。
fig.0-4
5
もう一度[ENTER]を押すとファクトリー・プリセットが実行されます。
実行中はディスプレイに次のように表示されます。
fig.0-5
ファクトリー・プリセットが完了すると、自動的に通常の画面に戻ります。
「ALL」を選んで実行すると、完了までに約1分かかります。
ファクトリー・プリセットを実行したら、通常の画面に戻るまでは絶対に電源を切ら ないでください。
ご注意
JX-305内部の各セクションの役割や、信号の流れは次のようになっています。
fig.0-7TEXT
U:11P:A11
アルペジエーター
複数の楽器パートの 演奏データ
RPS
SONG
PTN/
音色データ
鍵盤
P:A11
音源部
音を発生させる楽器パート
シーケンサー部
エフェクト部
パート・ミキサー
ミュート
パターン
ソング
プレイ・クォンタイズ
リアルタイム・トランスポーズ
パッチ
1つの楽器パートの演奏データ
RPSを16個ならべたもの
音を鳴らしたり、音に変化をつける
P:A22
RPS
RPSセット
コントローラー部
転調する
アルペジオ演奏をする
ノリを変える
パターンを順番に つなげたもの
TRANSPOSE
PART PART PART PART PART PA RT PART PART
Part 4
SET
RPS
各楽器パートの音量や定位を変える
音にいろいろな効果をかける
リバーブ (音に響きをつける)
ディレイ (音に山びこ効果をつける)
マルチ・エフェクツ (汎用マルチ・エフェクター)
音の流れ
選択
演奏データの流れ
楽器パートを ミュートする
演奏データを選ぶ
音色を 選ぶ
演奏データを
再生、録音する
再生
録音
演奏
パターンを呼び出す
P:A44
パターン・セット
Keyboard Pad 1
SET
PTN
鍵盤から再生する
CUTOFF
LEVEL
PORTA TIME
RESONANCE
PANPOT
FINE TUNE
ENVELOPE
LFO1
EFFECTS
RATE
REVERB LEVEL
FADE TIME
DELAY LEVEL
PITCH DEPTH
MULTI CTRL1
FILTER DEPTH MULTI CTRL2
AMP DEPTH
MULTI CTRL3
REALTIME MODIFY
ATTACK DECAY SUSTAIN RELEASE DEPTH FILTER
AMP
PITCH
OCTAVE RANGE
RATE
ACCENT
ARP HOLD
ARPEGGIATOR /RPS
PATCH
GRID SHUFFLE GROOVE
TIMING VELOCITY
QUANTIZE
PATTERN SONG
STOP/ PLAY
REC
BWD
/TIE
FWD
/REST MODE
M.SCOPE
SEQUENCER
12345678
12345678
NUMBER
BANK
1234567R
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
1234567R
12345678
12345678
NUMBER
BANK
1234567R
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
TONE SELECT
12341234
TONE SWITCH
PTN/SONG
PATCH
TRANSPOSE CHG EVENT QUANTIZE
VIEW FILTER
ERASEINSERTDELETECOPY
AMPLIFIER LFO CONTROL RHY TONEFILTERPITCHWAVECOMMON
ARPEGGIO
CONTROLLER
PART MIDI SEQUENCER SETUP
KEYBOARD
EFFECTSSETUP SYSTEM
PATTERN
REVERB
OUTPUT
DELA Y
MULTI-FX
p. 23
p. 40
p. 34
p. 36
p. 18
p. 17
p. 10 p. 43
p. 16
p. 12
p. 14
p. 27
p. 10 p. 65
p. 60
8
JX-305の内部構成
9
まず最初に、JX-305の高品位な音色やパターンを使ったデモ・ソングを聴いてみま しょう。
fig.0-7-1
1
[EXIT]と[ENTER]を同時に押します。
デモ・ソング画面に入り、ディスプレイにデモ・ソング番号と曲名が表示されます。
2
[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、聴きたいデモ・ソングを 選びます。
1: A mixture Copyright © 1998 Idecs Music Software
Composed by Katsumi Nagae 2: Psy Trance Copyright © 1997 Roland Corporation 3: NU-NRG Copyright © 1997 Roland Corporation 4: Detroit Techno Copyright © 1997 Roland Corporation 5: Industrial Copyright © 1997 Roland Corporation 6: Drum'n'Bass Copyright © 1997 Roland Corporation 7: Hip Hop Copyright © 1997 Roland Corporation 8: House Copyright © 1997 Roland Corporation
3
[STOP/PLAY]を押すとデモ演奏が始まります。
7:HipHopを再生中にノイズのような音が出ますが、故障ではありません。
4
デモ・ソングを停止するには、[STOP/PLAY]を押します。
5
デモ・ソング画面から抜けるには[EXIT]を押します。
これらのデモ・ソングを個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律 で禁じられています。 デモ・ソングの演奏データはMIDIOUTコネクターからは出力されません。
デモ・ソングやパターン制作者のプロフィールは?
→「デモ・ソング/パターン制作者のプロフィール」(p.70)
3, 4
1
2
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
PATTERN SONG
STOP/ PLAY
REC
BWD
/TIE
FWD
/REST MODE
M.SCOPE
SEQUENCER
5
ご注意
メモ
デモ・ソングを聴いてみよう
シーケンサーが再生する演奏データ〜パターン
パターンとは、シーケンサーが再生する「いろいろなジャンルの演奏データ」のこと です。JX-305には、あらかじめ多くのパターンが内蔵されています。パターンを 次々に切り替えていくだけで、さまざまな演奏を楽しめます。実際にパターンの再生 を聴きながら、どのようなパターンが入っているのか確かめてみましょう。
パターンを選ぶ
fig.0-8
1
SEQUENCERセクションの[MODE]のインジケーターが消灯している
ことを確認します。
点灯しているときは、[MODE]を押して、インジケーターを消灯させます。
2
DISPLAYセクションの[PTN/SONG]を押します。
インジケーターが点灯して、現在選ばれているパターンのグループ、バンク(1〜8)、 ナンバー(1〜8)、ネームがディスプレイに表示されます。
fig.0-9TEXT
3
GROUP セクションの[PRESET/USER/ CARD]を数回押して、
「PRESET」を選びます。
カード・グループは、別売のメモリー・カードが挿入されていないと選べません。
4
[INC][DEC]を押すか、[VALUE]ダイヤルを回してパターンを選び
ます。
[<PREV][NEXT>]を押すと、グループA〜Lが切り替わります。
123
123
NUMBER
PATTERN SONG
CUTOFF
LEVEL
PORTA TIME
RESONANCE
PANPOT
FINE TUNE
STOP/ PLAY
REC
BWD
/TIE
FWD
/REST MODE
GRID SHUFFLE GROOVE
PREV NEXT
PRESET USER CARD
TIMING VELOCITY
BANK
123
SET SONG
PTN /
MEASURE
TEMPO&
PTN
SET
RPS
PATCH
DISPLAY
BEAT
AUDITION
MIXER
M.SCOPE
BD SD HH
GROUP
123
TONE SWITCH
QUANTIZE
SEQUENCER
PTN/SONG
PATCH
INSERTDELETECOPY
PITCHWAVECOMMON
PART
KEYBOARD
EFFECTSSETUP
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
12
5, 7
34
4, 6
バンク
ナンバーグループ
ネーム
現在選ばれている
パート
ご注意
10
パターンを再生してみよう
11
5
[STOP/PLAY]を押すと、パターンの再生が始まります。
6
パターンの再生中に[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、次に 再生するパターンを選ぶことができます。
[<PREV][NEXT>]でグループだけを切り替えることもできます。
ディスプレイには、新しく選ばれたパターンのグループ、バンク、ナンバー、ネーム が表示されます。現在再生しているパターンを最後まで再生したら、自動的に次に選 んだパターンに切り替わります。 いろいろなパターンを選んで再生してみましょう。
P:E33以降のパターンには、パターンの長さが1小節しかないものがあります。この ようなパターンでは、再生中に次のパターンを選べない場合もあります。いったんパ ターンの再生を停止させてから次のパターンを選ぶか、[SHIFT]を押しながらPAGE
[<][>]でパターンを切り替えてください。
パターンの切り替わり、または繰り返し直前になるとディスプレイは次のような表示 に変わり、パターンが切り替わることを知らせます。この間はパターンを選ぶことは できません。
fig.0-9-1J
7
パターンの再生を停止するときは、[STOP/PLAY]を押します。
パターンについて詳しく知りたいときは?
→「パターンを再生する」(取扱説明書、p.30)
パターンの再生テンポを変えるには?
→「テンポを変える」(取扱説明書、p.31)
どのようなパターンがあるか知りたいときは?
→「プリセット・パターン一覧表」(取扱説明書、p.204)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
<パターンをすぐに切り替える>
パターンの再生中に[SHIFT]を押しながらPAGE[<][>]を押すと、1つ前や1つ 後ろのパターンにすぐ切り替わります。また、このときは常にそのパターンの最適な テンポで再生されるので、パターンを次々に順番に聴きたいときに便利です。
<すばやく値を変える>
パターンを選ぶときに、[SHIFT]を押しながら[INC][DEC]や[VALUE]ダイヤ ルを操作すると、一度に変わる値が大きくなります。すばやくパターンを選びたいと きに便利です。この機能はパッチを選んだり、パラメーター値を設定するときにも使 えます。
<カテゴリー・ジャンプ>
パターンの停止中にプリセット・パターンを選ぶときに[SHIFT]を押しながら
[<PREV][NEXT>]を押すと、各カテゴリーを次々に選ぶことができます。この機
能は、プリセット・パッチを選ぶときにも使えます。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ご注意 ご注意
ネクスト・パターンカレント・パターン
メモ
特定のパートの演奏を止める(パート・ミュート/リズム・ミュート)
JX-305はパターンを再生するために8つの楽器パートを持っています。パートとい うのは楽器の演奏者のようなもので、8人の演奏者によるアンサンブル演奏ができる わけです。 8つのパートのうち、いらないパートの演奏を一時的に止めて(ミュート)、パターン の編成を変えることができます。リアルタイムに編成を変えることで、同じパターン でも雰囲気を変えて演奏させることができます。では、実際にパターンの編成を変え て演奏に変化をつけてみましょう。
fig.0-10
1
P:D23のパターンを選びます(p.10)。
2
[PARTMUTE]を押します。
インジケーターが点灯し、PART[1]〜[R]でパートごとのミュート、RHYTHM
[BD]〜[OTHERS]でリズム・パート内のリズム・グループごとのミュートができ
る状態になります。 PART[1]〜[R]、RHYTHM[BD]〜[OTHERS]のインジケーターに、現在の ミュートの状態が表示されます。 点滅…演奏データがミュートされている状態です。 点灯…演奏データがミュートされていない状態です。 消灯…演奏データが入っていない状態です。
3
PART[R]とRHYTHM[BD]以外で点灯しているボタンをすべて押し
て、次のような状態にします。
fig.0-11TEXT
3
26
12345678
12345678
SELECT
PART
MUTE
PART
CTRL
MUTE
NUMBER
PREV NEXT
PRESET
USER CARD
UTILITY
BANK
1234567R
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
WRITE
FX ON/ OFF
QTZ SELECT
EDIT /UTILITY
GROUP PART
TONE SELECT
12341234
TONE SWITCH
EDIT
PTN/SONG
PATCH
TRANSPOSE CHG EVENT QUANTIZE
VIEW FILTER
ERASEINSERTDELETECOPY
AMPLIFIER LFO CONTROL RHY TONEFILTERPITCHWAVECOMMON
ARPEGGIO
CONTROLLER
PART MIDI SEQUENCER SETUP
KEYBOARD
EFFECTSSETUP SYSTEM
PATTERN
5
7
12345678
12345678
NUMBER
BANK
1234567R
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
点灯 消灯または点滅
点灯消灯または点滅
12
13
4
[STOP/PLAY]を押します。
リズム・パートのバス・ドラムだけが鳴っている状態でパターンが再生されます。
5
小節の頭のタイミングに合わせてRHYTHM[HH]を押します。
インジケーターが点灯し、バス・ドラムに加えてハイ・ハットが再生されます。
6
同じ要領でPART[2]とPART[3]を押します。
インジケーターが点灯し、シンセ・ベース(パート2)とコード・バッキング(パー ト3)が追加されます。
7
PART[R]を押します。
インジケーターが点滅し、リズム・パート全体がミュートされます。 このような手順で、他の楽器やリズム楽器についてもミュートのオン/オフを試して みましょう。ミュートする順番や組み合わせを変えていくだけで、いろいろなバリエ ーションを作ることができます。
パターンのミュートについて詳しく知りたいときは?
→「特定のパートの演奏を止める(パート・ミュート/リズム・ミュート)」(取扱説 明書、p.32)
メモ
楽器ごとの音量や定位を変える(パート・ミキサー)
つぎに、パネル上の8個のつまみを使って、各楽器パートの設定を変えてみましょう。
fig.0-11-M1
1
P:A21のパターンを選んで再生します(p.10)。
2
[SHIFT]を押しながら[MIXER]を押します。
インジケーターが点滅し、ディスプレイにはパート・ミキサー画面が表示されます。
fig.0-11-M2
3
PAGE[<][>]で「Level」を選びます。
REALTIMEMODIFYセクションとQUANTIZEセクションの8個のつまみで、各パー トの音量を変えることができます。つまみは下の図のように、各パートと対応してい ます。
fig.3-17
4
QUANTIZEセクションの[TIMING/VELOCITY]つまみを回して、リズ ム・パート全体の音量を変えます。
fig.0-11-M4
3,5
4
CUTOFF
LEVEL
PORTA TIME
RESONANCE
PANPOT
FINE TUNE
ENVELOPE
LFO1
EFFECTS
RATE
REVERB LEVEL
FADE TIME
DELAY LEVEL
PITCH DEPTH MULTI CTRL1
FILTER DEPTH MULTI CTRL2
AMP DEPTH
MULTI CTRL3
GRID SHUFFLE GROOVE
TIMING VELOCITY
SET SONG
PTN /
MEASURE
TEMPO&
PTN
SET
RPS
PATCH
DISPLAY
BEAT
AUDITION
MIXER
QUANTIZEREALTIME MODIFY
ATTACK DECAY SUSTAIN RELEASE DEPTH FILTER
AMP
PITCH
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
46
2 7
CUTOFF
LEVEL
PORTA TIME
RESONANCE
PANPOT
FINE TUNE
ENVELOPE
LFO1
EFFECTS
RATE
REVERB LEVEL
FADE TIME
DELAY LEVEL
PITCH DEPTH MULTI CTRL1
FILTER DEPTH MULTI CTRL2
AMP DEPTH MULTI CTRL3
GRID SHUFFLE GROOVE
TIMING VELOCITY
QUANTIZEREALTIME MODIFY
ATTACK DECAY SUSTAIN RELEASE DEPTH FILTER
AMP PITCH
12345 67 R
PART
TIMING VELOCITY
1270
14
15
つまみを右方向に回すと、音量が上がります。 つまみを左方向に回すと、音量が下がります。 このとき、[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで設定値を1ずつ変えることが できます。
5
PAGE[<][>]で「Pan」を選びます。
REALTIMEMODIFYセクションとQUANTIZEセクションの8個のつまみで、各パー トの定位を変えることができます。
6
REALTIMEMODIFYセクションの[DECAY]つまみを回して、ベース
(パート2)の定位を変えます。
fig.0-11-M5
つまみを右方向に回すと、定位が右によります。 つまみを左方向に回すと、定位が左によります。
音量や定位のほかにも、つまみで各楽器パートの音の高さやエフェクターのかかり具 合などを設定することができます。 →「各パートの設定を変える」(取扱説明書、p.33)
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
<一度に設定を変える>
一度に複数のつまみを操作すると、複数の楽器パートの設定を同時に変えることがで きます。
<フェード・イン効果>
あらかじめ、つまみを左に回して音量をゼロにしておき、パターンの再生に合わせて 徐々に右に回すと、そのパートがフェード・インするような効果を得られます。
fig.0-11-M6
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
7
パート・ミキサー画面から抜けるときは[EXIT]を押します。
FADE TIME
DELAY LEVEL
DECAY
RL
メモ
パターンを転調する(リアルタイム・トランスポーズ)
リアルタイム・トランスポーズを使って、再生中にパターンを転調してみましょう。
1
P:A11のパターンを選んで再生します(p.10)。
2
[TRANSPOSE]を押しながら鍵盤を押して、トランスポーズ量を 4
(長3度上)にします。
トランスポーズ値は、C4鍵を中心として-12〜+12半音の範囲で設定できます。 ボタンを押している間、ディスプレイにはトランスポーズ量が表示されます。
fig.0-12
鍵を押すタイミングに合わせて転調されます。このような手順でいろいろな調に転調 してみましょう。
3
元の調に戻すときは、もう一度[TRANSPOSE]を押して、ボタンのイ
ンジケーターを消灯させます。
リアルタイム・トランスポーズについて詳しく知りたいときは?
→「再生中に転調する(リアルタイム・トランスポーズ)」(取扱説明書、p.32)
TRANSPOSE
C4
メモ
16
17
パターンのノリを変える(プレイ・クォンタイズ)
プレイ・クォンタイズを使うと、パターンの再生中にそのパターンのノリを変えるこ とができます。 では、実際にドラムとベースの演奏のノリを変化させてみましょう。
fig.0-13
1
P:C78のパターンを選んで再生します(p.10)。
2
パート3〜6をミュートし、パート7のミュートを解除します(p.12)。
3
QUANTIZEセクションの[GRID/SHUFFLE/GROOVE]を数回押し
て、SHUFFLEインジケーターを点灯させます。
fig.0-15
4
[TIMING]つまみを回して、演奏のノリを調節します。
fig.0-16
目盛の中央の位置から少しずつ右方向に回していきます。しばらくするとドラムとベ ースのノリが「跳ねた感じ」に変わっていきます。図の目盛の位置あたりで、ちょう どよいスイング感が得られます。
5
元のノリに戻すときは、[GRID/SHUFFLE/GROOVE]を数回押して、 3つのインジケーターをすべて消灯させます。
プレイ・クォンタイズについて詳しく知りたいときは?
→「パターンのノリを変える(プレイ・クォンタイズ)」(取扱説明書、p.40)
GRID SHUFFLE GROOVE
TIMING VELOCITY
QUANTIZE
4
3, 5
GRID SHUFFLE GROOVE
TIMING VELOCITY
メモ
JX-305にはあらかじめ多くの音色が内蔵されています。パート1〜7で使う楽器の ことをパッチと呼び、打楽器を演奏するリズム・パートで使う楽器をリズム・セット と呼びます。パッチやリズム・セットを切り替えて、それぞれの音を聴いてみましょ う。 どのようなパッチやリズム・セットを選ぶことができるかは、プリセット・パッチ一 覧表(取扱説明書、p.190)、プリセット・リズム・セット一覧表(取扱説明書、p. 195)をご覧ください。
音色(パッチ)を切り替えて演奏してみよう
パッチはグループ(A〜J)、バンク(1〜8)、ナンバー(1〜8)の組み合わせで選 びます。
fig.0-16-1
1
DISPLAYセクションの[PATCH]を押します。
インジケーターが点灯します。
2
[PARTSELECT]を押します。
PART[1]〜[R]のうち、インジケーターが1つだけ点灯します。 パッチを鳴らすパートを1〜7の中から選びます。ここではパート1を選んでみまし ょう。
3
PART[1]を押して、パート1を選びます。
インジケーターが点灯し、現在パート1で選ばれているパッチのグループ、バンク、 ナンバー、ネームがディスプレイに表示されます。
fig.0-17TEXT
12345678
12345678
SELECT
PART
MUTE
PART
CTRL
MUTE
NUMBER
PREV NEXT
PRESET USER CARD
UTILITY
BANK
1234567R
SET SONG
PTN /
MEASURE
TEMPO&
PTN
SET
RPS
PATCH
DISPLAY
BEAT
AUDITION
MIXER
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
WRITE
FX ON/ OFF
QTZ SELECT
EDIT/ UTILITY
GROUP PART
TONE SELECT
12341234
TONE SWITCH
EDIT
PTN/SONG
PATCH
TRANSPOSE CHG EVENT QUANTIZE
VIEW FILTER
ERASEINSERTDELETECOPY
AMPLIFIER LFO CONTROL RHY TONEFILTERPITCHWAVECOMMON
ARPEGGIO
CONTROLLER
PART MIDI SEQUENCER SETUP
KEYBOARD
EFFECTSSETUP SYSTEM
PATTERN
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
1
2, 46
7 8
53
バンク
ナンバーグループ
現在選ばれているパート
ネーム
1
1
18
いろいろな音を鳴らしてみよう
19
4
もう一度[PARTSELECT]を押します。
[PARTSELECT]のインジケーターが消灯し、BANK、NUMBER[1]〜[8]でパ
ッチを選択できる状態になります。
5
GROUP セクションの[PRESET/USER/ CARD]を数回押して、
「PRESET」を選びます。
6
[<PREV][NEXT>]を押して、パッチのグループA〜Jを選びます。
7
BANK[1]〜[8]を押してバンクを選びます。
8
NUMBER[1]〜[8]を押してナンバーを選びます。
9
鍵盤を弾くと、選んだパッチの音が鳴ります。
このような手順でいろいろなパッチを鳴らしてみましょう。
グループ/バンク/ナンバー・ボタンの代わりに[INC][DEC]または[VALUE] ダイヤルでパッチを選択することもできます。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
<鍵域を変える>
鍵盤の鍵域よりも高い音や低い音を鳴らしたいときは、オクターブ・シフト機能を使 います。
OCTAVE[-][+]を押すと、鍵域が-/+方向に移動してボタンのインジケーターが 点灯します(-3〜+3)。
fig.0-18
OCTAVE[+]を1回押すたびに、鍵域が1オクターブ上がります。 OCTAVE[-]を1回押すたびに、鍵域が1オクターブ下がります。 OCTAVEボタンを押している間、ディスプレイに設定値が表示されます。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
メモ
OCTAVE OCTAVE OCTAVE
リズム・セットを演奏してみよう
次に、リズム・セットを使って打楽器の演奏をしてみましょう。押さえる鍵によって さまざまなリズム・トーン(打楽器や効果音)が鳴ります。
fig.0-18-1
1
DISPLAYセクションの[PATCH]を押します。
インジケーターが点灯します。
2
[PARTSELECT]を押します。
インジケーターが点灯します。
3
PART[R]を押して、リズム・パートを選びます。
インジケーターが点灯し、ディスプレイに現在リズム・パートで選ばれているリズ ム・セットのグループ、バンク、ナンバー、ネームが表示されます。
fig.0-19TEXT
4
もう一度[PARTSELECT]を押します。
[PARTSELECT]のインジケーターが消灯します。このとき、BANK[1]〜[4]、
NUMBER[1]〜[8]でリズム・セットを選択することができます。
5
GROUP セクションの[PRESET/USER/ CARD]を数回押して、
「PRESET」を選びます。
12345678
12345678
SELECT
PART
MUTE
PART
CTRL
MUTE
NUMBER
PREV NEXT
PRESET USER CARD
UTILITY
BANK
1234567R
SET SONG
PTN /
MEASURE
TEMPO&
PTN
SET
RPS
PATCH
DISPLAY
BEAT
AUDITION
MIXER
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
WRITE
FX ON/ OFF
QTZ SELECT
EDIT/ UTILITY
GROUP PART
TONE SELECT
12341234
TONE SWITCH
EDIT
PTN/SONG
PATCH
TRANSPOSE CHG EVENT QUANTIZE
VIEW FILTER
ERASEINSERTDELETECOPY
AMPLIFIER LFO CONTROL RHY TONEFILTERPITCHWAVECOMMON
ARPEGGIO
CONTROLLER
PART MIDI SEQUENCER SETUP
KEYBOARD
EFFECTSSETUP SYSTEM
PATTERN
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
1
7
2, 45 6 3
ネーム
8
R
バンク
ナンバーグループ
20
21
6
[<PREV][NEXT>]を押して、リズム・セットのグループA、Bを選び ます。
7
[INC][DEC]を押すか、[VALUE]ダイヤルでリズム・セットを選び
ます。
8
鍵盤を弾くと、選んだリズム・セットの音が鳴ります。
このような手順でいろいろなリズム・セットを鳴らしてみましょう。
鍵盤の鍵域をこえる鍵のリズム・トーンを鳴らしたいときはオクターブ・シフトで鍵 盤の鍵域を移動してください(p.19)。
パッチ/リズム・セットについて詳しく知りたいときは?
→「音源の構成」(取扱説明書、p.13) →「鍵盤で演奏する」(取扱説明書、p.18)
ご注意
メモ
エフェクツをかけた音を聴く(オーディション)
JX-305は3系統のエフェクターを持っています。この3系統のエフェクターの設定 とパッチを組み合わせたテンプレートが、32種類用意されています(パッチ用16種 類/リズム・セット用16種類)。オーディションは、このテンプレートを使って、エ フェクターを通したパッチの音を聴き比べる機能です。テンプレートは BANK、 NUMBER[1]〜[8]の16個のボタンで選ぶことができます。
fig.0-19-1(パネル図)
1
[PARTSELECT]とPART[1]でパート1を選びます。
パート1〜7のときはパッチ用のエフェクツ・テンプレートを、パートRのときはリ ズム・セット用のエフェクツ・テンプレートを選ぶことができます。
2
[SHIFT]を押しながら、[AUDITION]を押します。
インジケーターが点滅し、ディスプレイに現在選ばれているテンプレートのエフェク ツのタイプとパッチ名が表示されます。
fig.0-19-2
3
BANK、NUMBER[1]〜[8]を押してテンプレートを選びます。ここ
ではBANK[2]のテンプレートを選んでみましょう。
BANK[2]のテンプレートに設定されているマルチ・エフェクツはコンプレッサー で、あらかじめAc.Piano1のパッチが登録されています。
4
[INC][DEC]または[VALUE]ダイヤルで、エフェクツの設定を変え
ずにパッチだけを切り替えることができます。
いろいろなパッチにエフェクツをかけてみましょう。 オーディションから抜けるときは[EXIT]を押します。
オーディションについて詳しく知りたいときは?
→「エフェクツをかけた音を聴く(オーディション)」(取扱説明書、p.29)
12345678
12345678
NUMBER
BANK
1234567R
SET SONG
PTN /
MEASURE
TEMPO&
PTN
SET
RPS
PATCH
DISPLAY
BEAT
AUDITION
MIXER
RHYTHM
PART
BD SD HH CLP CYM
TOM/PERC
HIT OTHERS
TONE SELECT
12341234
TONE SWITCH
PTN/SONG
PATCH
TRANSPOSE CHG EVENT QUANTIZE
VIEW FILTER
ERASEINSERTDELETECOPY
AMPLIFIER LFO CONTROL RHY TONEFILTERPITCHWAVECOMMON
ARPEGGIO
CONTROLLER
PART MIDI SEQUENCER SETUP
KEYBOARD
EFFECTSSETUP SYSTEM
PATTERN
DEMO
PAGE
DEC INC ENTEREXIT
UNDO /REDO
LOWER UPPER
SHIFT
ERASE
VALUE
2
4
3
SELECT
PART
MUTE
PART
CTRL
MUTE
PREV NEXT
PRESET USER CARD
UTILITY
WRITE
FX ON/ OFF
QTZ SELECT
EDIT/ UTILITY
GROUP PART
EDIT
1
SHIFT
PATCH
AUDITION
メモ
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