
取扱説明書
DCAC
2電源方式
FET

このたびは、デジタル・ディレイ DD-6 をお買い上げいただき、まことにありがとうござい
ます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に別紙「安全上のご注意」と「使用上の
ご注意」をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みくだ
さい。取扱説明書は必要なときにすぐ見ることができるよう、手元においてください。
この機器には、工場出荷時に電池がセットされています。この電池は検査用のため、寿命が
短い場合があります。
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner's Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.
2002 ボス株式会社
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
2

主な特長
● 驚異のディレイ・タイム、最大 5.2 秒のロング・ディレイを実現 (*1)。
ホールド・モードでも余裕のループ・プレイやサウンド・オン・サウンドが可能です。
● ペダル操作により、定番ディレイから幻想的なディレイ空間へと変化する、世界初の「ワー
プ」機能を搭載しています。
● 2イン2アウトの完全ステレオ仕様により、立体感のあるディレイ・サウンドが得られます。
●パンニングやダイレクト+エフェクトなどのステレオ効果が得られます。
● 本体ペダルによるテンポ入力で、曲に合わせたディレイ・タイムがリアルタイムにセット
可能です。
(*1)ステレオの場合、一部の機能では最大 2.6 秒となります。
3

各部の名称と働き
fig.01
1
3
4
2
1. AC アダプター・ジャック
AC アダプター(BOSS PSA-100:別売)を
接続するジャックです。
AC アダプターを使用すると電池切れの心配
がなく、長時間の演奏ができます。
※ AC アダプターを接続すると、電源オンの状態
になります。
※ AC アダプターを使用する場合でも電池を入れ
4
5
6
ておくと、万一 AC アダプターのコードが抜け
ても演奏が続けられます。
※ AC アダプターをご使用になる場合は、必ず指
定のもの(PSA-100)をお使いください。
CHECK(チェック)インジケーター
2.
エフェクト・オン/オフの表示と、各機能の
表示(P.12 〜 15)、バッテリー・チェック
の機能を兼ね備えたインジケーターです。
エフェクト・オン時に点灯して、エフェク
ト・オン/オフの確認ができます。

各部の名称と働き
※ エフェクト・オン時や各機能の表示の時にイン
ジ ケータ ーが暗 くなっ たり点 灯し なくな った
ときは、電池が消耗していますので、新しい電
池と 交換してく ださい。交換方法 については、
『電池交換のしかた』(P.19)をご覧ください。
※ CHECK インジケーターはエフェクト・オン/
オフ、各 機能を表示 するインジケ ーターです。
電源のオン/オフの表示ではありません。
3. OUTPUT-A(MONO)ジャック
OUTPUT-B ジャック
アンプや他のエフェクターに接続する出力
ジャックです。
※ モードや接続によって機能が異なります。詳し
くは『出 力のしかたを設 定する』(P.16)をご
覧ください。
4. INPUT-A(MONO)ジャック
INPUT-B ジャック
ギター、その他の電気、電子楽器やエフェク
ターの出力を接続する入力ジャックです。
※ モ ードや接続状 態によって機 能が異なりま す。
詳しくは『出力のしかたを設定する』(P.16)を
ご覧ください。
※ 電池での使用時、INPUT-A(MONO)/ INPUT-
B ジャックは電源スイッチも兼ねています。接
続プラグを INPUT-A(MONO)/ INPUT-B
ジャックに差し込むと電源がオンになり、抜く
とオフになります。エフェクターを使用しない
ときは、INPUT-A(MONO)/ INPUT-B ジャッ
クに接続しているコードを抜いてください。
ACアダプター使用時は常時電源がオンになり、
この機能は働きません。
5

各部の名称と働き
5. ペダル・スイッチ
エフェクト・オン/オフの切り換えや、各機
能(P.12 〜 15 )のスイッチです。
6. サム・スクリュー
このサム・スクリューをゆるめるとペダルが
開き、電池の交換が簡単に行なえます。
※ 交換方法については『電池交換のしかた』
(P.19)をご覧ください。
6
fig.02
8 9 107
7. E.LEVEL(エフェクト・レベル)
つまみ
エフェクト音の音量を調節します。右に回す
ほどエフェクト音が大きくなります。MAXに
するとダイレクト音と同じ音量になります。
※ REVERSE モードの場合、E.LEVEL つまみを
MAX にすると、エフェクト音のみ出力します。

F.BACK(フィードバック)つまみ
8.
フィードバック量を調節します。右に回すほ
どディレイ音の繰り返し回数が多くなりま
す。
※ HOLD モードでは使用しません。
※ つまみの位置によって発振することがあります。
9. D.TIME(ディレイ・タイム)
つまみ
ディレイ・タイムを微調整します。調節可能
な範囲でディレイ・タイムが変化します。
※ HOLD モードでは使用しません。
各部の名称と働き
10. MODE(モード)スイッチ
ディレイ効果やペダル・モードを切り替えま
す。
● 通常のディレイ
MODE
スイッチ
※ テンポを入力する場合は『テンポ・ディレイの
使いかた』(P.12)をご覧ください。
※ ロング・ディレイやその他の出力をする場合は
『出力のしかたを設定する』(P.16)をご覧くだ
さい。
ディレイ
タイム
テンポ
設定
7

各部の名称と働き
● 特殊なディレイ
MODE
スイッチ
※ テンポを入力する場合は『テンポ・ディレイの
使いかた』(P.12)をご覧ください。
※ ロング・ディレイやその他の出力をする場合は
『出力のしかたを設定する』(P.16)をご覧くだ
さい。
ディレイ
タイム
テンポ
設定
8
REVERSE(リバース):
逆再生の効果を生み出します。
E.LEVEL つまみの位置によって「ダイレ
クト音+エフェクト音」と「エフェクト
音のみ」の 2 種類の効果が得られます。
E.LEVEL つまみをMAX 付近まで回すと、
「エフェクト音のみ」の効果に切り替わり
ます。
HOLD(ホールド)(5.2 s):
最大 5.2秒までの演奏内容を録音して、そ
の内容を繰り返し再生します。
※ 詳しくは『ホールド(オーバーダビング)機能
の使いかた』(P.14)をご覧ください。
WARP(ワープ):
ペダルを踏んでいる間、フィードバック
量とエフェクト・レベルが、つまみの設
定位置から増えていきます。
※ 詳 しくは『ワープ機 能の使いかた』(P.15)を
ご覧ください。

接続のしかた
OUTDC9V/200mA
ギター・アンプ
fig.03(接続図:OD-3 同様)
※接続機器の出力レベルにご注意ください。
※
接続によって機能が異なります。『出力のしかたを設定する』をご覧ください。
ACアダプター
BOSSPSA-100(別売)
キーボード
エレキ
ギター
(P.16)
9

接続のしかた
※ 電池で使用している場合、接続プラグを INPUT-A(MONO)ジャックまたは INPUT-B
ジャックに差し込むと電源がオンになります。
※ この機器は消費電流が大きいため、AC アダプターの使用をお薦めします。電池で使用す
る場合はアルカリ電池を使用してください。
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機
器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
※ AC アダプターを使用する場合でも電池を入れておくと、万一 AC アダプターのコードが
抜けても演奏が続けられます。
※ 正しく接続したら(P.9)、必ず次の手順で操作してください。手順を間違えると、誤動作
をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
電源を入れるとき: ギター・アンプの電源を最後に入れてください。
電源を切るとき: ギター・アンプの電源を最初に切ってください。
※ 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がする
ことがありますが、故障ではありません。
※ 電池だけで使用する場合、電池が消耗してくると CHECK インジケーターが暗くなります。
早めに電池を交換してください。
10

基本操作
fig.05
4 3 25
エフェクト・オンにする
1.
接続を終えたら(P.9)、ペダル・スイッ
チを踏み、エフェクト・オンの状態にし
ます。(CHECK インジケーター赤点灯)
※ HOLD モードのとき、この操作はできません。
※ 接続 によって機 能が異なりま す。『出力 のしか
たを設定する』(P.16)をご覧ください。
モードを選択
2.
MODE スイッチで使用するモードを選び
ます。
※ モードによって操作が異なります。それぞれの
操作をご覧ください。
ディレイ・タイムを調節
3.
D.TIME つまみでディレイ・タイムを微調
節します。
フィードバック量を調節
4.
F.BACK つまみでフィードバック量(繰
り返し量)を調節します。
※ 入 力音や つま みの位 置によ って発 振する こと
があります。
音量調節
5.
E.LEVEL つまみでエフェクト音の音量を
調節します。
11

テンポ・ディレイの使いかた
演奏曲のテンポに合わせてペダル・スイッチ
を踏むことにより、テンポにあったディレ
イ・タイムに設定したり、演奏中にディレ
イ・タイムを変更することができます。
テンポ入力による設定可能なディレイ・タイ
ムの範囲は 0.2 〜 2.6 秒です。
※ ロング・ディレイの場合、最大 5.2 秒です。
エフェクト・オン/オフどちらの状態からも
設定することができます。
モードを選択
1.
MODE スイッチで使用するモードを選び
ます。
※HOLD、WARPモードは、テンポ入力できません。
テンポ・モードに切り替え
2.
ペダル・スイッチを 2 秒以上踏んで、テ
ンポ・モードに切り替えます。(CHECK イ
ンジケーター赤/緑点滅)
12
※ テンポ・モードに切り替えても、基準テンポが
決定していないときのディレイ・タイムは設定
モード(D.TIME つまみの位置)になります。
テンポ入力開始
3.
曲のテンポに合わせてペダル・スイッチ
を踏みます。
(基準テンポ:4 分音符として換算されます)
テンポ入力終了
4.
ペダル・スイッチを2 秒以上踏み、設定を
終了します。(CHECK インジケーター赤点灯)
※ 操作 3 から操作 4 に移るとき、一瞬テンポが乱
れる場合があります。
※ 設定終了後に D.TIME つまみを動かすと、ディ
レ イ・タイ ムはつ まみ の位置 の効 果にな りま
す。
※ モ ードを 切り 替えて も基準 テンポ は保持 され
ます。

ディレイ音は図のようになります。
※ 使用するモードや接続によって入力範囲が異なります。
※ 発音するテンポに合わせて CHECK インジケーターが赤点滅します。
ペダルを踏むタイミング
MODE: 2600 ms
MODE: 800 ms
MODE: 300 ms
MODE: 80 ms
MODE: REVERSE
CHECKインジケーターの赤点滅を で表しています。
テンポ・ディレイの使いかた
13

ホールド(オーバーダビング)機能の使いかた
ホールド機能を利用すると、最大 5.2 秒まで
の演奏内容を録音し、その内容を繰り返し再
生させることができます。それに合わせて別
の演奏を重ねて録音(オーバーダビング)す
ることもできます。
録音した内容をバックに演奏を続けるなど、
特殊な効果を生み出します。
HOLD を選択
1.
MODE スイッチを HOLD に合わせます。
(CHECK インジケーター消灯)
録音開始
2.
ペダル・スイッチを踏むと同時に、録音
を開始します。録音している間、ペダル・
スイッチを踏み続けます。(CHECK インジ
ケーター点滅)
録音終了、再生開始
3.
ペダル・スイッチから足を離して、録音を
終了します。同時に録音した内容を繰り返
14
し再生します。(CHECK インジケーター点灯)
※ 最大録音時間は 5.2 秒です。5.2 秒を超えてペ
ダル・スイッチを踏み続けると、自動的に録音
を終了し、録音内容を再生します。
※ 非常に短い録音をした場合、発振したような音
に聞こえることがあります。
オーバーダビング
4.
重ねて録音するときは、操作 2 〜 3 を繰
り返します。
音量調節
5.
E.LEVEL つまみで再生音の音量を調節し
ます。
再生終了
6.
ペダル・スイッチを踏み、再生を終了し
ます。
(CHECK インジケーター消灯)
※ 再生を終了すると録音内容が消去されます。
※ MODE スイッチを切り換えたり、電源をオフに
すると録音内容が消去されます。

ワープ機能の使いかた
ワープ機能を利用すると、通常のディレイ効
果からフィードバックを増加し続けるよう
な特殊効果が得られます。ディレイ音をワー
プさせて繰り返し、その上に音を重ねていく
ような効果も得られます。
WARP を選択
1.
MODE スイッチを WARP に合わせます。
エフェクト・オンにする
2.
ペダル・スイッチを踏み、エフェクト・
オンの状態にします。
ター点灯)
ディレイ・タイムを調整
3.
D.TIME つまみでディレイ・タイムを微調
節します。
フィードバック量を調節
4.
F.BACK つまみでフィードバック量(繰
り返し量)を調節します。
(CHECK インジケー
音量調節
5.
E.LEVEL つまみでエフェクト音の音量を
調節します。
ワープを使う
6.
ペダル・スイッチを踏み続けると、フィー
ドバック量と音量が増加します。
ペダル・スイッチを離すと、つまみの設
定位置まで戻ります。
※ 入 力音や つま みの位 置によ って発 振する こと
があります。
※ ペ ダル・スイッチ を踏み続けず に短く踏む と、
通常のエフェクト・オン/オフの切り換えがで
きます。
※ E.LEVEL 、F.BACK つまみの設定が MAX 付近
になっていると、ワープ効果が得られないこと
があります。
15

出力のしかたを設定する
パンニング
ギター・アンプ エレキ
エフェクト+ダイレクト
(ダイレクト音)(エフェクト音)
ギター・アンプ
16
B
AA
DD-6
ギター
BB
A
DD-6
エレキ
ギター
※HOLDモードではパンニング機能は
働きません。

ロング・ディレイ
出力のしかたを設定する
ギター・アンプ エレキ
ステレオ
ギター・アンプ
MODE
B
A
DD-6
ギター
通常のディレイ
(MAX)
2600 ms2600ms 5200 ms
800 ms800ms 1600 ms
300 ms300ms 600 ms
2600 msREVERSE 5200 ms
5200 msHOLD 5200 ms
ロング・ディレイ
(MAX)
80 ms80ms 160 ms
800 msWARP 1600 ms
キーボード
BB
A
A
DD-6
エフェクター
(コーラス、フランジャーなど)
エレキ
ギター
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付属シールの使いかた
「モード・シール」と「アプリケーション・シール」を付属しています。
図のように DD-6 に貼ってお使いください。
モード・シール
モード別の働きが確認できます。
18
アプリケーション・シール
入出力の接続による機能の違いが確認でき
ます。

電池交換のしかた
エフェクト・オン時に CHECK イン ジケー
ターが暗くなったり点灯しなくなったとき
は、電池が消耗しています。
次の手順で電池を交換してください。
※ この機器は消費電流が大きいため、AC アダプ
ターの使用をお薦めします。電池で使用する場
合はアルカリ電池を使用してください。
fig.09
サム・スクリュー
電池スナップ・
コード
電池
スナップ
電池
006P/9V
バッテリー・ケース
ペダル
スプリング
台座凸部
コイル・
スプリング
ガイド・
ブッシュ穴
ペダル手前のサム・スクリューをゆるめ
1.
て、ペダルを上に開きます。
※ サム・スクリューは、ペダルから外さずに電池
交換できます。
バッテリー・ケースから電池を取り出し、
2.
電池スナップをはずします。
新しい電池を電池スナップに接続し、
3.
バッテリー・ケースに入れます。
※ 電池の極性(+/−)を間違えないようにご注
意ください。
コイル・スプリングをペダル裏のスプリ
4.
ング台座凸部に入れ、ペダルを閉じます。
※ ペダルやコイル・スプリング、バッテリー・ケ ー
スなどに、電池スナップ・コードをはさまない
ようにご注意ください。
サム・スクリューをガイド・ブッシュ穴
5.
に入れ、確実に締めてください。
19

故障と思う前に
電源が入らない/ CHECK インジ
ケーターが点灯しない
● 指定 AC アダプター(PSA-100:別売)が
正しく接続されていますか?
接続をもう一度確認してください(P. 9)。
※ 指定以外の AC アダプターは絶対に使用しない
でください。
● INPUT-A(MONO)、INPUT-B ジャック
にギターが正しく接続されていますか?
接続をもう一度確認してください(P. 9)。
※ 電池消耗防止のため、電池使用時は INPUT-A
(MONO)または INPUT-B ジャックにプラグが
接続されていないと電源が入りません。
※ CHECK インジケーターはエフェクト・オン/
オ フ、その他 の効 果を表 すイ ンジケ ータ ーで
す。電源のオン/オフは表示しません。
● 電池が消耗していませんか?
新しい電池と交換してください(P.19)。
20
※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。長
時間の使用ではアルカリ電池をお薦めします。
●
MODE つまみが HOLDになっていませんか?
HOLD モードでは、通常 CHECK インジケーター
は消 灯(エフェク ト・オフ)しています。ペダ
ルを踏んでいる間だけ点滅(ホールド)します。
電源オン直後は、数秒間 CHECK インジ
ケーターが点灯し、その後消灯します。
● テンポ・モードになっていませんか?
テンポ・モードでは、CHECK インジケー
ターは赤/緑の点滅をします。
※ 詳しくは『テンポ・ディレイの使いかた』(P.12)
をご覧ください。
音が出ない/音が小さい
● 他の機器と正しく接続されていますか?
接続をもう一度確認してください(P.9、
16 〜 17)。接続によってはダイレクト音
が出ない場合があります。

●
接続しているギター・アンプやエフェクター
などのボリュームが下がっていませんか?
接続している機器の設定を確認してくだ
さい(
P.9、16 〜 17)
●
ステレオ・プラグを接続していませんか?
ステレオ・プラグでは正しく動作しませ
ん。モノラル・プラグを使用してください。
● REVERSE モード時、E.LEVEL つまみが
MAX になっていませんか?
E.LEVEL つまみがMAX になっていると、
ダイレクト音は出力されません
。
。
ダイレクト音しか出ない
●
INPUT-B ジャックにギター、OUTPUT-B
ジャックにアンプを接続していませんか?
接続をもう一度確認してください(P. 9)。
故障と思う前に
音が歪む
● 電池が消耗していませんか?
電池が消耗してくると CHECK イ ンジ
ケーターが暗くなり、正常な動作をしな
い場合があります。新しい電池と交換し
てください(P.19)。
※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。長
時間の使用ではアルカリ電池をお薦めします。
● 入力音が大きすぎませんか?
ギターの種類によっては歪む場合があり
ます。ギターや接続機器の出力にご注意
ください。
WARP モードでは、音を重ねていくと入
力の音量によって歪む場合があります。
F.BACK つまみの位置によって発振する
ことがあります。
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サンプル・セッティング
ソロ・プレイ
ギター・ソロをプレイするのに適します。
ダブリング
2 本のギターを重ねたような効果が得られます。
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ハード・リフ・サウンド
ハードなディストーション・サウンドのリフを刻む
のに適します。
逆再生ディレイ
逆再生風ディレイです。
ちょっと風変わりなディレイ・サウンドです。

サンプル・セッティング
ワープ
ビブラー トやチョー キング時に ペダルを踏 むこと
で、サウンドに広がりを与えます。
アルペジオ
アルペジオを弾くのに適します。TEMPO モードで
曲のテンポに合わせることにより、さらに広がりの
あるサウンドになります。
ルーム・アンビエンス風サウンド
ルームに立てたアンビエンス・マイクで拾ったよう
なディレイ・サウンドです。
トリック・サウンド
ディレイ音が繰り返されることにより発振します。
D.TI MEつまみを動かすことで特殊効果が得られます。
※ 音量が大きくなりますので、ご注意ください。
23

セッティング・メモ
( )
( )
24
( )
( )

主な仕様
DD-6:デジタル・ディレイ
規定入力レベル .................... -20 dBu
入力インピーダンス ............1 MΩ
規定出力レベル .................... -20 dBu
出力インピーダンス ............1 kΩ
推奨負荷インピーダンス.... 10kΩ 以上
ディレイ・タイム ................ 1 ms 〜5.2 s
※ モードや接続状態によって値が異なります。
残留ノイズ............................. -90 dBu(IHF-A, Typ.):全つまみ中央位置
コントロール.........................ペダル・スイッチ、E.LEVEL つまみ、F.BACKつまみ、D.TIME つまみ、
MODE スイッチ
インジケーター .................... CHECK インジケーター
(テンポ表示、ホールド表示、ワープ表示、バッテリー・チェック兼用)
接続端子................................. INPUT-A(MONO)ジャック、INPUT-B ジャック、
OUTPUT-A(MONO)ジャック、OUTPUT-B ジャック、
AC アダプター・ジャック(DC 9 V)
電源 .........................................DC 9 V: 乾電池(9 V)S-006P/9 V(6F22/9 V)
乾電池(9 V)6AM6/9 V(アルカリ)
AC アダプター
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主な仕様
消費電流................................. 55 mA(DC 9 V)
外形寸法................................. 73(幅)× 129(奥行)× 59(高さ)mm
質量 .........................................440 g(乾電池含む)
付属品 .....................................取扱説明書
別売品 .................................... AC アダプター PSA-100
※ 0 dBu = 0.775 Vrms
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更すること
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※ 連続使用時の電池の寿命(使用状態によって異なります)
マンガン電池:約 1.5 時間、アルカリ電池:約 6 時間
モード・シール
アプリケーション・シール
チラシ(安全上のご注意/使用上のご注意/サービスの窓口)
乾電池(9 V)S-006P/9V(6F22/9 V);本体に接続済み
※ 付属の電池は動作確認用です。電池の寿命は前記時間より短くなる場合が
あります。また、交換時にはアルカリ乾電池を推奨します。
があります。
発売元:ローランド株式会社
G6017357R1