日本語
Darbuka
Wizoo 初のバーチャル・ ミュージシャン ・ シリーズとして 販売した Virtual Guitarist(バーチャル ・ ギタリスト ) は
大成功を 収めました。 ミュージシャンではなく音楽プロデューサーとして使うインテリジェントなミュージック・
ツールや、熟練 したミュージシャンが実際 に演奏 したポロフェッショナルで本格的 なトラックをプロデュースでき
るツールへの需要は高 まるばかりです。
ために多大 な時間を費やす必要はありません。演奏 ができる最高 のミュージシャンを雇うのが最善の方法です。
Wizoo 自社開発のフレックス・ グルーブ ・ エンジンにより 、 Wizoo バーチャル・ パーカッショニストは 本物 のミ
ュージシャンが録音 した実際 の演奏 を完全 にコントロールできる環境 を実現 します。 グルーブ、 アレンジ、 タイ
ミング、 テンポからミックスまで全 てを掌握 する
る準備 は万端 です。
Da r buk ” に 収 録 されて い るグルー ブ は 、 世界 的 に 有名 な中 東 音楽 の一 流 パ ーカッ シ ョ ニスト で あ る Sua t
“
Borazan
とMohamed Zaki による演奏 です。中東音楽 に夢中 になっている人 も、中東音楽の雰囲気をトラックに加
えたい人 も、
について
MIDIトラックやマルチサンプルでDarbuka(ダーブカ) の演奏を再現 する
Wizooバーチャル・ パーカッショニストでスペシャルな曲 を作
Darbukaなら文化的にも 価値が 高い本格的なパフォーマンスを手軽 にお楽 しみ頂けます。
動作環境とインストールの 手順
動作環境
■
Windows
• Pentium® III 500 MHzまたは AMD7( Pentium 4 /Athlon 1 GHz以上を 推奨)
• 256MB以上の RAM
• 空きディスク 容量2GB 以上
• Windows® XP
• VST 2 .0対応のホストアプリケーション
• MIDIインターフェイス
• DVD-ROMドライブ( インストール用)
• インターネット接続環境( ソフトウエア認証)
■
Macintosh
• Power Macintosh® G3 500 MHz
(G4 以上を 推奨 )
• 256MB以上の RAM
• 空きディスクスペース2GB 以上
• Mac® OS X 10 .3 .2以降
• VST 2 .0、 AU、 RTAS対応のホストアプリケーション
• MIDIインターフェイス
• DVD-ROMドライブ( インストール用)
• インターネット接続環境( ソフトウエア認証)
(バーチャル ・インストゥルメントの実際 のパフォーマンスはコンピュータの性能 に依存 します )
での最低動作環境
での最低動作環境
日本語
• 1
DarbukaをWindows
<
DarbukaをWindows
1. コンピュータの電源 を ONにし Windows XPを起動 します。
2. Darbuka DVDをコンピュータの DVDドライブに挿入 します。
3. インストーラーが自動的 に起動 します。画面 の指示 に従 いインストールを完了 します。
インストーラーが自動的 に起動 しない場合 は、 Darbukaの DVDアイコンをダブルクリックして下 さい。
コンピュータにインストールする
コンピュータにインストールする
DarbukaをWindows
<
DarbukaをWindows
1. マイコンピュータからコントロールパネルを開 きます。
2. 「アプリケーションの追加 と削除 」をダブルクリックします 。
3. リストから「 Darbuka」を選択 します 。
4. 「削除 」をクリックして画面 の指示 に従 います 。
DarbukaをMacintosh
<
DarbukaをMacintosh
1. コンピュータの電源 を ONにし Mac OS Xを起動 します。
2. Darbukaの DVDをコンピュータの DVDドライブに挿入 します。 インストーラーが自動的 に起動 しない場合
は、
Darbukaの DVDアイコンをダブルクリックします。
3 . Darbukaをプラグインで使用 するホストアプリケーションの 種類( AU 、 RTAS 、 VST )に対応 するフォルダ
を開 きます。
4. ホストアプリケーションに対応 するインストーラーをダブルクリックしてインストールを完了 します。
DarbukaをMacintosh
<
DarbukaをMacintosh
1 . Darbukaの Data フォルダを削除 します 。 Darbuka の Data フォルダは以下 の 場所 にあります 。 / ライブラリ /
Audio/Plug-Ins/VST/Wizoo/Darbuka Data/
Darbuka
2 . インストールしたプラグインを削除 します 。
• VST/Library/Audio/Plug-Ins/VST/Wizoo/Darbuka.vst
• Audio Unit/Library/Audio/Plug-Ins/Components/Darbuka.component
• RTAS/Library/Application Support/Digidesign/Plug-Ins/Darbuka.rtas
のコンテンツを 別の 場所にインストールしてその 場所が 思い 出せない 場合は 、Mac OS X の 検索
機能を 利用します。 コマンドキーと
コンピュータからアンインストールする
コンピュータからアンインストールする
にインストールする
にインストールする
からアンインストールする方法
からアンインストールする
Fキーを同時 に押 して検索条件 に Darbuka Dataと入力 します。
認証
Wizoo 製品をお 使 い 頂 くには、 Wizoo 製品の Product Certification (認証) のお手続きを 行い 、 Wizoo の法定所
有権者としてお 使いのコンピュータでアクティベートして 頂く 必要があります。 デモ 版、 製品版を 含む 全ての
Wizoo製品には 認証が 必要です。
Wizoo製品の 認証は 以下の 手順で 進めて 下さい。
1. ホスト・ アプリケーション( シーケンサー) で Wizooプラグインを起動 します。
2. ユーザーインターフェイスに表示 される「 Setup」ボタンをクリックします 。
3. 製品パッケージに 含まれるカードに 記載されているProduct Certification Code ( 製品認証コード) を 入力
します。
Wizooがインストールされているコンピュータがインターネットに接続 されている場合 は「 オンラインでの認証」
を 行います 。 コンピュータがインターネットに 接続されていない 場合は 「オフラインでの認証」 を 行って下さい 。
動作環境とインストールの 手順
2 •
■ オンラインでの 認証
1. インターネットの接続 を確認 します。
2. 「 Certify Online」をクリックします 。
3. Wizooのサーバから送出 された Wizoo Certificationがコンピュータの画面 に表示 されます。
4. 必要な 情報を 入力します。(* ) のついた 項目は 必須です。「Product Certificate 」 の 項目は 自動的にサー
バから入力 が行 われます。
5 . 「Submit 」 ボタンをクリックして認証 のリクエストを 送信 します 。 入力したメールアドレスに認証 ( 添付
ファイルを含 む) が送 られてきます。
6 . 受信したメールに添付 されているファイルをダブルクリックして開 きます(Macintosh の 場合 にはData フ
ォルダへ添付 をコピーします)。以上 で、
す。確認 するには「
れていれば認証 が完了 しています。
Setup」のページで 「 Product Certification」の個所 が 「 Product Certified...」に変更 さ
Wizoo製品の 認証 が 完了し 永久的に 使用できることになりま
Wizooがインストールされているコンピュータ以外 でメールを受信 する場合、 受信 した Wizooからのメールを
Wizooがインストールされているコンピュータに転送 する必要 があります。転送 されたメールの添付 ファイルを
ダブルクリックすると認証が完了します(
Macintosh の場合にはDataフォルダへ添付ファイルをコピーします)。
■ オフラインでの 認証
Wizooがインストールされているコンピュータがインターネットに接続 されていない場合 は、 まずインターネッ
トに接続 されているコンピュータを使用 して認証 を実行 する必要 があります。
1. Wizooのユーザーインターフェイスで「 Certify Off-line」をクリックします 。
2. 製品名のついたhtmlファイルがデスクトップに表示 されます。 インターネットに接続 されているコンピュー
タに、 この
htmlファイルを転送 します。
3 . インターネットに接続 されているコンピュータで 受信 した htmlファイルをダブルクリックします 。 ブラウ
ザが起動 して
Wizooのサーバで認証画面 が開 きます。
4 . 必要な情報 を入力 します。(* ) のついた 項目 は必須 です。「Product Certificate 」 の 項目 は自動的 にサー
バから入力 が行 われます。
5 . 「Submit 」 ボタンをクリックして認証 のリクエストを 送信 します 。 入力したメールアドレスに認証 ( 添付
ファイルを含 む) が送 られてきます。
6 . 受信したメールの添付 ファイルをWizoo がインストールされているコンピュータに 転送 します。 転送 した
添付 ファイルをダブルクリックして開きます(
します)。
Macintosh の場合 には Data フォルダへ添付ファイルをコピー
7 . 以上で、Wizoo 製品 の認証 が完了 し永久的 に使用 できることになります。 確認 するには、「Setup 」 のペー
ジで「
Product Certification 」の個所 が 「 Product Certified... 」に変更 されていれば 認証 が 完了 しています 。
デモバージョンのライセンス
製品版DVD にはWizoo 社の 他製品のデモバージョンが 収納されています。 デモ 版では30 日間フルバージョンを 体
験することができます。
Wizoo のデモバージョンを有効にするには 、上記 の 方法に 従って 下さい 。但 し 、 Certification Code を入力する 必
要はありません。
日本語
概要
アラブ、中近東 系 の 本物 のパ ーカッションサウンドがコンプリートな形 で収録 さ れた Darbuka は、 サラウン
ド・ ステージでアレンジやサウンドをリアルタイムで簡単 に編集 できるプラグインです。 このセクションでは
Darbukaの重要 な特徴 について説明 します。
(スタイル )について
Style
スタイルは本格的 なパーカッション・ アレンジメントで、最大14 の独立したトラック、最大16 のパターン( アレン
ジ)、 フィル、 ミキサーセッティングなど数多 くの重要 な情報 が含 まれます。 スタイルを保存 またはロードする
と、関連 する
Darbuka の各パラメータを 保存またはロードすることになります 。
概要
• 3
< スタイルのプレビュー
スタイルをロードする前 にスタイルを試聴することができます。 スタイル・ セレクタでスタイルを選択し「Listen」
をクリックするとそのスタイルの短 いサンプルが( オリジナルのテンポで)が演奏 されます。
「 AUTO 」 をクリックす ると、 スタイル ・ セレクタでスタイ ルを選択 する 度 に
サンプルが演奏 されます。
Darbuka の演奏中「 Listen 」は無効 です 。
<
Style Info
スタイル・ セレクタでスタイルを選択 すると、 テンポやタイム・ シグニチャなどの情報 はDarbuka の上部中央 に
あるスタイル情報画面 に表示 されます。 スタイル・ セレクタの下 にある
を使 うと、 スタイルをテンポやタイム・ シグニチャなどで並 び替 えることができます。
(スタイル情報 )
Sort List(ソート ・リスト )オプション
< スタイルをロードする
スタイルをロードするための簡単 な方法 が4 つあります。
1. Darbukaの左 にあるスタイル・ セレクタのメニューの中 でダブルクリックします。
スタイル・ セレクタ
2. マウスの左 ボタンを使 ってスタイル・ セレクタからスタイルを選択 します。 スタイル・ セレクタの右側 に
ドラッグ
ドラッグ &ドロップを使 うと、 マウス・ ポインターの隣 に「+ 」 が表示 されます。
3. スタイル・ セレクタでスタイルを選択 しLoad をクリックします。
4. ホスト・ アプリケーションからインストゥルメントをロードするメニューを使 います。
最後の 方法ではスタイルを 含むフォルダを 探す 手間がかかり、 時間も 一番かかるはずです。
&ドロップします。
4 •
概要
< スタイルを演奏 する
スタイルをロードしたら MIDI キーボードの 鍵盤を 弾いてみます (試 しに C2 を 弾きます )。Darbuka が 停止した 状
態であっても、 ホスト・ アプリケーションのテンポに 合わせて 演奏が 始まります。 他の 鍵盤( 例えば
くと
Darbukaは別 の種類 のリズムで演奏 します。
C#2)を弾
MIDIキーボードで C6を弾 くと演奏 が停止 します。
< スタイルを保存 する
シーケンサ ーの プロ ジェ クト でDarbuka を使 う場合 は、使 っているス タイ ルを 保存 する 必要 はありません。
Darbuka の設定は 全てソングの 中に 保存されます 。自分 だけのスタイルをカスタマイズまたはクリエイトした 場
合など、 以下
2つの方法 で保存 することができます。
1. 左下にある Saveボタンをクリックすると保存 のためのダイアログが表示 されます。
または
2 . ホスト・アプリケーションでSave/Load(保存/ロード)メニューからインストゥルメントの保存を選択 します 。
Darbukaのスタイルを保存 すると自動的 にスタイル・ セレクタのリストの中 に入 ります。
カラー・ キーボード
Darbukaの下 の方 にあるモダンなインターフェイスのカラー・ キーボードは、 キーをクリックすると演奏 するこ
とができます。 カラー・ キーボードの一番左 の鍵盤 は
MIDI ノートのC 1( 36 )です。
カラー・ キーボード
このキーボードに色付けするためにGUIのプログラマーが選んだのは、好 みの食 べ物の色 です。MIDI鍵盤やカラー・
キーボードを弾 くと、
Darbuka では異なる機能に対応 する 綺麗な色 それぞれに 役に立 つ情報が数多 く 含まれます。
< 青:青の鍵盤 は通常 のリズム・ グルーブです 。 淡 い青色 は( インストゥルメントが 少 ない) 軽 いグルーブ
で、濃 い青色 はインストゥルメントの数 が多 いフル・ グルーブです。
特定のリズムに素早 くアクセスするために、 色 に濃淡 をつけることができます(「Darbuka で 演奏 する」
内 の「
Color Coding」参照 )。
< 緑:緑の鍵盤 はフィルです。 淡 い緑色 は、 軽 い感 じのフィルまたはソロで濃 い緑色 は音 の数 が多 く忙 しい
フィルです。
< 黄:黄色の鍵盤 はミュートです。 黄色 の鍵盤 を弾 くとトラックを即座 にミュートまたはアンミュート( ミ
ュート解除) することができます。「
Darbukaで演奏 する」 の項目 を参照 して下 さい。
< 赤:赤の鍵盤 はストップとエンディングです。 青 または緑 の鍵盤 を弾 くとDarbuka の 演奏 が始 まるので、
スタートボタンは必要 ありません。
い鍵盤 を弾 くと
Darbukaが即座 に停止 します。
カラーの鍵盤 は MIDIノートに割当 てることができます。(「 Editページ」 の章 を参照 して下 さい)
1番目の 赤い 鍵盤を 弾くとリズムのエンディングが 始まり、 2番目の 赤
概要
• 5
日本語
(ラッチ )
Latch
カラー・ キーボードの左 にある小 さな青 い四角 のアイコンはラッチモード・ セレクタです。
ラッチ・ モードが有効 の時、
ングのコマンドを受信 するまで演奏 が続 きます。 ラッチモードがオフの時、
一 つ押 えている間 だけしか演奏 しません。
(トラック )について
Track
トラックは、1 人 のパーカッショニストの演奏 で任意 のスタイルのために演奏 したバ
リエーション、 フィル、 ソロなど全 てのパフォーマンスを含 みます。
のトラックは、 それぞれ独立 でロードしたりロードしたスタイルに加 えたり、 ロード
したトラックと置 き換 えたりできます。
スタイルの中 にある使用可能 なトラックを見 るには、 スタイル・ セレクタからスタイ
ル名 の左 にある小 さな「+ 」 をクリックします。
Darbukaは鍵盤 を最初 に弾 いた瞬間 からストップまたはエンディ
Darbukaは鍵盤 を
Darbukaの全 て
<
Track Tabs
トラック・ タブを使ってDarbukaにロードできる全てのトラック(最大14トラックまで)を表示することができます。
トラック・ タブは、Darbuka の全 てのページにありトラック名、 レベル・ メーター、 トラックのソロやミュート
のステータスを表示 します。
各 トラックは様々 な方法 で独立 して編集 することができます。 トラックを 選択 して編集 するためには、 編集 する
トラックのタブをクリックします。その他全てのトラック・タブは灰色 に変 わり編集 はできない状態 になります。
コンピュータ の「 ← 」 キー と「→ 」 キーでトラ ック を選 択 します。Home キー は最 初 の トラック・ タブへ、
Endキーは最後 のトラック・ タブへ飛 びます。
(トラック ・タブ )
トラック・ タブ
Darbukaが選択 された状態
< トラック・ タブをスクロールする
Darbuka では、一度 に 8個のトラック・ タブを 表示 します。 一 つのスタイルには、 最大 で 14 トラックが含 まれる
ため表示 されないトラックもあります。表示 されていないトラック確認 する方法 は
2つあります。
• マウス・ ポインターをトラック・ タブの上部 に置 きマウスのホイールを回 します。
または
• トラック・ タブの右 にある上下 の矢印 をクリックします。
6 •
トラックをスクロールする 矢印
概要
< インストゥルメント・ シンボル
トラック・ タブの下 には、 トラックが演奏 するパーカッション・ インストゥルメントのシンボルが、 カラー表示
された濃 い四角 のアイコンがあります。 この部分 に含 まれる機能 を以下 に説明 します。
インストゥルメント・ シンボルのエリア
• トラック・ ボリューム :ミキシングはDarbuka の 「Mix ページ 」 で 行 いますが 、 このマニュアルを 読 まな
ければ知 ることのできない優 れた機能 が隠 されています。 インストゥルメント・ シンボルの部分 でマウス
のホイールを使 って「
役 に立 つ機能 なのでお試 し下 さい。
Shiftキーをホールドして調整 する。
Playページ」 のトラック・ ボリュームをコントロールすることができます。非常 に
• トラック情報:インストゥルメント・ シンボルの 部分 で 右 クリック (
ままクリック) すると、 トラックで演奏 されるインストゥルメントの写真 と詳細 の書 かれたインフォメー
ション・ ボックスが表示 されます。英語表示 ですが同 じ情報 がマニュアルにも記載 されています。
• トラック・ ミュート ・ ステータス :トラックがミュートされている場合、 インストゥルメント ・ シンボル
の色 が灰色 に変わるため、色を見ればどのインストゥルメントがミュートされているか一目 でわかります。
Macintoshの場合 は Ctrlキーを押 した
< トラックを追加 する
スタイルにトラックをロードまたは追加 する時 どのMIDI 鍵盤 で何 が演奏 されたか、 サウンド・ エディットの設定
など、含 まれていた全 ての情報 を追加 することになります。
トラックを追加 する方法:
• スタイル・ セレクタのメニューの 中 でダブルクリックします 。
または
• トラックをスタイル・ セレクタの 右側( 既存 のトラック ・ タブの 上以外) にドラッグ & ドロップします 。
または
• スタイル・ セレクタでトラックを 選 び Load をクリックします 。
日本語
< トラックを置き 換える
トラックを置 き換 えるには、置 き換 えたいトラックの上 に新 しいトラックをドラッグ& ドロップするだけです。
トラック・ タブやスタイル・ セレクタにリストされているトラック等 には有効 な手段 です。
< トラックをコピーする
トラックをコピーするには 、 トラック ・ タブをクリックしてトラック ・ タブの 中で空いている 場所にドラッグします。
概要
• 7
< トラックを移動 する
トラックを移動 するには、Shift キーをホールドしたままトラックを移動 する場所 にドラッグ& ドロップします。
< トラックを削除 する
ロードされているトラックを削除 するには、削除 するトラックのタブをクリックして他 のタブ上 や上下 へドラッ
グ
&ドロップします。
スタイル・ セレクタでスタイルをソート(並 べ替 え) する
ソートすることで必要 なスタイルを素早 く見 つけることができます。以下 の3 種類 でソートできます。
•
•
•
•
(名前):Nameを選択するとスタイルはアルファベット順 に表示されます。
Name
(地域 ):Darbuka のパーカッション・ グルーブは世界中 の様々 な地域
Region
から集 められています。
び替 わります。
( テンポ ): Darbukaはどんなテンポでも演奏することができますが、自
Tempo
分 のソングに近 いテンポで録音 されたスタイルを選 んだり、 従来 のテンポでスタ
イルを演奏 したい場合 もあります。
タイルを全てまとめて
Time Signature
イム・ シグニチャ(拍子 ) で並 べ替 えられます。
Sort List by Regionを選択 するとスタイルが地域別 に並
Tempoを選択 すると同 じくらいのテンポのス
bpm( 1分間のビート数) ごとのフォルダに振 り分けます。
(拍子記号 ):Time Signature を選択 すると、全 てのスタイルは録音 された時 の従来 のタ
Darbuka
のマスター・ ボリュームを変更 する
Darbukaの全 てのパーカッション・ トラックはミックスされ、 Darbukaの出力 レベルは全 てのス
タイルで最適化 されていますが、 マスター・ ボリュームでパーカッション・ インストゥルメント
のレベルを調整 することができます。右下 の
モード
XXL
Outputノブを使 います。
Darbukaのパーカッション演奏 は全 て、高品位 なオーディオ・ クオリティで録音 /プロセスされて
いるため、 どのファイルもサイズがかなりの大 きさ(
ロードにかかる時間 と
スの少 ない形式 を使用 します) とフルサイズの
いは実質的 には聞 き分 けることができません。
しますが、 ロードする時間 や
ることができます。
XXL モードで使用するには 、 XXL On をクリックして Setup ページで Save As Defaults をクリックします。
常に
RAMを節約 するために、 Normal(通常の 演奏 )モード (データ圧縮 ではロ
RAMをいとわない場合 は XXL Onをクリックして XXLモードで使用 す
XXLモード) です。
XXLモードを用意 しました。 この 2つのモデルの違
Darbukaのデフォルトでは、 Normalモードで演奏
8 •
概要
(演奏 )ページ
Play
Darbukaを起動 すると最初 に表示 されるのが演奏 のページで
す。 このページには、 パーカッション・ インストゥルメント
についてほとんど全 てのコントロールが可能 で、 スタイルで
演奏 されているほとんど全 てのトラックに影響 する種類 のコ
ントロールはこのページで行 います。以下 、
楽制作 に役立 つコントロールについて詳細 に説明 します。
Darbukaでの音
Speed
スピード・コントロールでは、Darbukaをnormal(通常)のテ
ンポ、
などで演奏 することができます。以下 のような場合 に大変有
効な 手段になります。
例えば、80bpm のスローなグルーブを 制作しているけど、 ホスト・ アプリケーションが160bpm であり、 この
作品には 既に 数ヶ 月費やし、 まだミドルエイトに
ミドルエイトは
Speedを Halfに設定 すればよいのです。
スピー ド・ コントロールは役 に立 つクリエイティ ブなツールです 。 シンコペーションの
160 bpmのドラム & ベースに合わせて 演奏したり 、 ハーフタイムのグルーブを 110 bpmのポップソングに合わせて
演奏したりと 柔軟に 対応させることができます。
Variance
バリアンスは高度 な機能 ですが簡単 にコントロールできます。 パーカッションのヒットを各 トラックの中 で、同
じスタイルからよく似 たサウンドを持 つ別 のパーカッションヒットと置 き換 えることができ、各 トラックに変化
をつけます。
ルのパーカッションが演奏した通りにグルーブを演奏します。
Timing
タイミング・ コントロールは、 ヒューマナイズまたはクオンタイズと呼 ばれることもあります。 タイミングを
50%あたりの中間 の設定 にすると自然 な表現 で演奏者 の存在 を感 じるリアル感 があり、設定値 を高 くし Tightに近
づけると 精密機械のように 正確なタイミングになり 、 また 設定値を 低くし
感を 持つタイミングを 得られます。
Quantize
クオンタイズは、音楽 のタイミングで最大 のレゾリューションを設定 します。 タイミング・ グリッド外 のパーカ
ッション・ ヒットは取 り除 かれます。例 えば、任意 のスタイルを決 めて、 このスタイルには
符 のロールやフィルが数多 くあり、 もっとシンプルなグルーブを 作 りたい場合 などに使 います。 クオンタイズを
1 / 16 に設定 するとフィルの 中 でもより 細 かなものは 取 り 除 かれ 、 1 / 16 音符に近 いヒットは残 るため、 グルーブは
シンプルに変 わります。
テンポとクオンタイズの組 み合 わせを変 えてみると、様々 なリズムのバリエーションを作 ることができます。
(スピード )
half(ハーフ )のテンポ 、 double(ダブル )のテンポ
Darbukaを入 れること、期待 してスタイルをロードしたけど、
Guaranaのドラマーで一杯 の状態、 さてどうしよう? と言 う場合 です。 こんな時 には Wizooの
80 bpmのグルーブを
Darbukaにはテンポの制限 はありません。
(バリアンス )
Maxに設定すると 数多くのヒットが似 たサウンドのヒットと置き換 えられ、Offに設定するとオリジナ
(タイミング )
Looseに近 づけるとより自然 でライブ
(クオンタイズ )
32分音符や 64分音
1/ 4に設定 するとスタイルはもっとシンプルになります。
日本語
Swing
スイングは、 かなり一般的 になってきた機能 です。 スタイルの中 で全 てのトラックのタイミングをトリプレッ
ト(三連符 ) のタイミングに近 づけます。 スタイルがトリプレットでスイングに似 た演奏 の場合、 スイング・ コ
ントロールを使 うと、 トリプレットのビートがバーに近 い遅 めのタイミングになります。
(スイング )
Play(演奏 )ページ
• 9
トラック・ タイプを
トラック有効化は手間のかからない便利な機能 です。全てのトラックはタイプごとにグループ化
されており、
有効化
トゥルメントだけを使 いたい時 などに、 スタイルやパターンを試聴 するのに便利 な機能です。
トラック有効化 のセクションは時間 を節約 するのに役 に立 ちます。
Bass(ベース)、Mid(ミッド )、High(ハイ )のボタンでトラックのグループを
/無効化することができます。 ミキシングの 時や 作曲等で 特別なパーカッション・ インス
(ミュート )する
Mute
Group
High Riqq, Sagat, Tura, Shaker, Claps
Mid Darbuka, Bendir, Bongos
Bass Douhola, Reverse
Complexity
コンプレクシティは、名前 と反対 で使 い方 は簡単 です。 スタイルの中 で各 トラックが演奏 したパーカッション・
ヒットのうち最 も重要度 の低 いヒットを取 り除 きます。
かれ、
Lowの設定 では重要 なヒット以外 は全 て取 り除 かれます。
Master Ambience
アンビエンスはサラウンド 対応 の 高品位 なリバーブです 。スタイルの 中 で 各 パーカッション
・トラックは決 まったアンビエンスのセンド量 を持 ち 、
ーで 設定できます 。
全てのスタイルには、 軽く 自然なアンビエンスが 設定されています。
トラックの割当 て
( コンプレクシティ)
Midの設定 でグルーブの中 である程度 のヒットは取 り除
(マスター ・アンビエンス )
Mixページにあるトラック・ ミキサ
< ステレオ・ モードでのアンビエンス
Darbukaをステレオ・ モードで使用( Setupページで Main Outputsの個所 を設定 します) す
る 時、 ドライなパーカッション ・ ミックスがホスト ・ アプリケーションのステレオ 出力
信され、 アンビエンスのシグナルはステレオ 出力
うになります。
AudioUnitや RTASのホストでその他 の出力系統 へのサポートはホストアプリケーションの
バージョンに 依存 します。正確 には、
ホストでステレオ出力
ません。
AudioUnitと RTASのホストのアップデートが入手可能 になり次第、 Darbukaではこの機能 を実現 し、
Wizooのウエブサイトでアップデートを公開 します。
1 系統しか 提供 せず、 その 結果 、 Mixページでフロント / リアと出力 コントロールは 機能 し
Darbukaの最初 のバージ ョンは AudioUnitや RTASの
2に送信 され、 ミックスが簡単 にできるよ
1に送
< サラウンド・ モードでのアンビエンス
サラウンド・ モード(Setup ページのMain Output で設定) は、 ドライなパーカッション・ ミックスとアンビエン
ス出力 は統合 されています。 フロントの左右(ウエット
ット
&ドライ) はステレオ出力 2に送信 されます。
マスター・ アンビエンスは、本物 のサラウンド・ リバーブでサラウンドのパノラマの中 でトラックを移動 させる
と、 アンビエンスの音感 は実際 の部屋 の中 で音 が移動 するように感 じるはずです。例 えば、 トラックを左 のリア
の角 に移動 させると、 アンビエンスのレベルとアンビエンスの最初 の反響音 は左 のリアの角 にあるトラックでよ
り強 く感 じます。
Play (演奏 ) ページ
10 •
& ドライ) はステレオ 出力1に送信され 、 リアの 左右( ウエ
全てのスタイルには、 軽くアンビエンスが 付いていますが、 いつでも 簡単にアンビエンスを 調整することができ
ます。 ドロップダウン・ メニューからアンビエンスのタイプを選択 して、
レベルを設定 し
Timeパラメータでアンビエンスの長 さを調整 します。
Mixパラメータでアンビエンスの出力
<
Ambience Controls
アンビエンスには、便利 なパラメータが3 種類用意 されています。
• アンビエンスのセクションの下方 にあるドロップダウン・ メニューからアンビエンスの種類 を選 びます。
• Mix ノブでアンビエンスとダイレクト・ シグナルのバランスを設定 します。
• Time パラメータでアンビエンスの長 さを設定 します。
Master Equalizer
マスター・ イコライザーは、 ミックスを全体的 に調整 する2 バンドのEQ です。 マスター・ ダイナミクスとアンビ
エンスと同様 に、 マスター・ イコライザーは
マスター・ イコライザーはアンビエンスのシグナルにも適用 します。
(アンビエンス ・コントロール )
(マスター ・イコライザー )
4チャンネルのサラウンド対応 エフェクトです。
マスター・ ダイナミクス
マスター・ ダイナミクスは、 ステレオとサラウンド・ チャンネルのコントロールに適用
される高品質 のコンプレッサーです。 マスター・ ダイナミクスを使 うには、 ドロップダ
ウン・ メニューの
を設定 します。
•
Fast
•
Tight
メインボディを均等 にコントロールします。
•
Slow
クを強調 します。
<
Stereo And Surround
ステレオ・ モードでは、 ドライなパーカッション・ ミックス出力 とアンビエンスのステレオ出力 は連動 し、例 え
ばコンプレッサーがドライな出力 の中 の大 きな音 のシグナルに反応 する時、 コンプレッションの性質 はアンビエ
ンスの出力 に反映 します。
サラウンド・ モードでは、 ダイナミクスは4 チャンネル同時 に作用 し、 もしコンプレッションがリアの右 チャン
ネルの大 きな音 のトラックに反応 する時、 他 の全 てのサラウンド・ チャンネルも同時 に影響 を受 けます。
AudioUnitや RTASのホストで、 その他 の出力系統 へのサポートはホストアプリケーションのバージョンに依存 しま
す。正確 には、
の結果、
トが入手可能 になり次第、
3 種類の中 から 1 つ選択 し Densityコントロールでコンプレッションの量
(速い ):アタックを抑 えつつトラックのボリュームを最大 にします。
(タイト ):アタックのダイナミックレンジとトラックのパーカッションの
(遅い ):不自然に 聞える 人工的なコンプレッションを 最小限に 抑えアタッ
(ステレオとサラウンド )
Darbukaの最初 のバージョンは AudioUnitや RTASのホストでステレオ出力 1系統しか 提供せず、 そ
Mixページでフロント /リアと出力 コントロールは機能しません。AudioUnitと RTASのホストのアップデー
Darbukaではこの機能 を実現 し、Wizooのウエブサイトでアップデートを公開します。
日本語
Play(演奏 )ページ
• 11
(ミックス )ページ
Mix
トラックをミックスする
Mix (ミックス) ページでは、 パーカッション・ グルー
ブにバランス、 パン、 イコライザー、 エフェクトを加
えるために必要 なもの全 てに加 えて便利 な機能 も装備
されています。
Mixページにあるパラメータは、 スタイルの中 で1 つのト
ラックに作用 しその全 てのパターンに影響 します。 パタ
ーンを選 んでトラックを調整 する場合 は、「 パート・ パ
ラメータ」のセクションを参照 して下 さい。
ステージを使 ってトラックをミックスする
トラックを素早 く簡単 にミックス/ バランスするには、Mix ページの上部 にあるステージを使 います。
ステージにあるインストゥルメントのシンボルを
クリックしてドラッグするだけで、 トラックを視
覚的 にミックスできます。
• ミュートされているインストゥルメントの
シンボルは灰色 になりますが、機能 は保持
され選択
• 移動の制限:ShiftまたはAltをホールドすると
/ 移動が可能 です。
横方向 または縦方向へ移動 が 制限されます。
< 縦方向への 移動
ステージ 内でトラックを 縦方向に 移動すると 変化するミックス ・ パラメータを 選択するには 、 ステージの 左上の
角をクリックしドロップダウン・ メニューから 選択します。 また、
ロップダウン ・ メニューから 選択することもできます 。
•
(オフ ):オフの時 はステージのシンボルは縦方向 に動 かしてもトラッ
Off
クに影響 しません。
( レベル ): レベルを選択 するとステージでの 縦方向 の 移動 はそれぞ
• Level
れのトラックのボリュームをコントロールします。
•
Ambience Send
ンビエンス・ センドの量 を調整 します。
•
Front/Rear
には一番速 い便利 な設定 です。 ステージの一番上 はフロントの左右 で、下
はリアの左右 になります。
•
Room Mode
ているという設定 です。
その他全 てのモードでは、
オを上 から見 た図 と同 じく、 リスナーが真中 でインストゥルメントはリスナーを囲 む形 です。 ステージの四方 は
本物 の壁 のような働 きをします。
ルーム・ モードは、 フロントとリアの位置 が結果 としてオーディオシグナルに反映 されるためサラウンド・ モー
ドの中 では最 も現実的 です。
Mix (ミックス) ページ
12 •
(アンビエンス ・センド ):ステージで各 トラックのア
(フロント /リア):サラウンドなパノラマをクリエイトする
(ルーム ・モード ):自分が 部屋の 中に 居てパーカッション・ インストゥルメントに 囲まれ
X/Y軸でコーディネートするシステムですが、 ここでは 本物のレコーディングスタジ
Setupページの Mix Page Vertical Axisではド
ルーム ・ モードでは 、 レベル 、 アンビエンス 、 パンなどのコントロールは 部屋の 中で 自然なアコースティック 環
境を 実現するように 関連付けられています。 つまり、 センター( リスナーの 位置)からインストゥルメントを 左
上の 角に 遠ざけると 同時に 以下のことが 起こります。
• Level (レベル )が僅 かに減少 します 。
•
Ambience (アンビエンス) のレベル( ダイレクト・ シグナルが減 り 、 壁からの反響音 が増 す ) が増 し 、
サラウンドのポジションやリスナーとインストゥルメントや壁 の距離 などに適切 に対応 するよう音 の性質
が変 わります。
• Pan (パン )は一番右 に振 り切 ります 。
•
Front/Rear (フロント / リア) は 一番 フロント 寄 りになります 。
リスナーは、 オーディオ出力 と同様 なのでリスナーの位置 でサラウンドのマイクロフォンを設定 したとみなすこ
ともできます。
< 横方向の 移動
ステージ内 でトラックを縦方向 に移動 するとトラックのパンニングに影響 します。
ステージ内 のトラックの内容 を確認 するには、 トラックを選択 してフロントに移動 しトラック・ タブをクリック
します。
トラックをステージで移動 すると、変更 を反映 してパラメータのノブが動 きます。
Track Mixer
スタイルに 使われる 各トラックは 、 それぞれトラック ・ ミキサーを 装備しトラック ・ ミックスを 設定するのに 必
要な 役に 立つ 機能が 含まれています。
トラック ・ タブをクリックするとトラックを 選択してミックスすることができます 。
• ミックスのバランスには、Track Solo ( ソロ) やMute ( ミュート) ボタンを使 うと便利 です。
• トラック・ ミキサーのほとんどの機能 は、 ミキサー・ コンソールやホスト・ アプリケーション・ ミキサー
などに含 まれる機能 とほぼ同 じです。
<
EQ
各 トラックには、3 バンドのイコライザーが 装備 されています。 トラックにイコライザーを 使 うには、EQ のセク
ションで
域 の中間周波数 を調整 し、 縦方向 では周波数帯域 のボリュームをコントロールします。
(トラック ・ミキサー )
スネア用 のトラック・ ミキサー
3つの青 いハンドルの 1つをマウスでクリックしホールドします。横方向 に動 かすとイコライザー周波数
Alt キーを押したままマウスの 左ボタンをホールドして 横方向に 移動すると 、 Q 設定(または 影響 する 周波数帯
域)を 決定することができます。
Ctrl キー( Macintosh ではコマンドキー) を 押したままブルーのハンドルをクリッ
クするとイコライザーのバンド・ レベルをゼロにリセットします。
イコライザーの
ザーのエフェクトを比較 するのに使 います。
On/Offボタン(左上 の角) は、 オ リジ ナル シグ ナル とイ コラ イ
日本語
Mix(ミックス )ページ
• 13
<
パンチは、 インストゥルメントのアタックやボディの形態 をパワフルにクリエイティブに変更 することができる
コントローラです。例 えば、
したり、
パンチには
います。 パンチのエフェクトを強調 するには、 ノブを時計回 りに回 すとゲイン・ リダクションがパンチ・ ノブを
囲 むメーターに表示 されます。
(パンチ )
Punch
Douholaのアタックをわずかに強調 したり、 Sagatのダイナミック・ レンジを軽減
Bendirをプロセスしてエレクトロニックなサウンドに変 えたい時 などに使 います。
4つのモードがあります。各 モードは独自 の特徴 やサウンド・ シェーピングのクオリティが備 わって
• Power(パワー):パワーは、 トラックにあるインストゥルメントのアタック 量 のボ
リュームをコントロールしインストゥルメントのボディのレベルを上 げてトラックの音
をパワフルにします。
• Snap(スナップ):スナップは、 インストゥルメントのアタックがミックスから 突出
するほど強調 するのに使 います。
• Hard(ハード):ハードは、強 い 圧縮 がかかり 各 パーカッション ・ ヒットの 静 かな 面
を大 きな音 に変 えます。
• Soft(ソフト):トラックにやわらかくパンチのコントロールをかける場合 には 、 ソ
フトのモードを使 います。 アタックとボディに等 しい量 の影響 を与 えますが、他 のパン
チのモードには関係 しません。
パンチを極端 に使 ってみると、面白 い結果 が得 られることもあります。
<
トラック・ ミキサーのレベル・ コントロールは、 スタイルにおける各 トラックのボリュームを設定 します。 レベ
ル・ コントロール( トラック・ ミキサーのその他 の機能 と同様 に) は、 スタイルの中 でトラック全体 とそのパタ
ーン全 てに影響 します。
特定 のパターンについてトラックのボリュームを変更 するには、 このマニュアルの 「 パート ・ パラメータ 」 のセ
クションを参照 して下 さい。
<
サラウンド・ モードの時、 ステレオ・ イメージの中 にトラックを置 き左右 のポジションを調整 します。
Level
Pan
(レベル )
(パン )
Darbukaのステージを使うと、グラフィックでのステレオ・パンニングやサラウンド・ポジションの配置が可能です。
<
Ambience
マスター・ アンビエンスへのアンビエンスのセンド量 を設定 するには、 どのトラックもトラック・ ミキサーで
アンビエンス・ センドを使 う必要 があります。
マスター・ アンビエンスのコントロールは
(アンビエンス )
Playページにあります。
< トラックを出力 に割当 てる
スペシャルEQ やエフェクト、 ホスト・ アプリケーション、 ミキサー、 などのチャンネルに
トラックを独立 して出力 に送信 する場合、 最大
AudioUnitや RTASのホストで、 その他 の出力系統 へのサポートはホスト・ アプリケーション
のバージョンに依存 します。正確 には、
ホストでステレオ出力
トロールは機能 しません。
第、
Darbuka ではこの機能を 実現し 、 Wizoo のウエブサイトでアップデートを公開します 。
トラックを個別 の出力 に割当 てるには、 トラック・ タブを選択 し
ウン・ メニューから選択 します。
1 系統しか 提供 せず、 その 結果 Mixページでフロント / リアと出力 コン
AudioUnitと RTASのホストのアップデートが入手可能 になり次
14系統の 出力が 用意されています。
Darbukaの最初 のバージョンは AudioUnitや RTASの
Indv.Outputのドロップダ
Mix(ミックス )ページ
14 •
デフォルトでは個別 の出力 は用意 されていません。Setup ページにあるIndividual Outputs のドロップダウン・ メ
ニューから選択 します。選択 した出力 を使用 するには、
Darbukaを一旦終了 して再起動 する必要 があります。
サラウンド・ モードで使 う
Darbukaは、 マルチチャンネルのサラウンドでもステレオ・ モードと同様
に 簡単に 操作できます。 サラウンドのパノラマでトラックを 素早く 柔軟に
配置できる上、
ンスなどの 機能は 全てマルチチャンネルのサラウンド・ エフェクトです 。
< サラウンド・ モードを有効 にする
4 チャンネルのサラウンドを有効 にするには 、 Setupページ( インターフェイスの 左下 の SETUP ボタン) から Main
Outputs
< サラウンドのパノラマにトラックを配置 する
サラ ウ ンド・ ミ ックスに ト ラック を 簡単 に 配 置 するに は 、 ステ ー ジの設 定 でFro nt/
Rear
のオプションを使 います。
サラウンドのパノラマにステージを使用 するのを避 けるには、 トラック・ ミキサー
Mixer
のPan を使 ってトラックの左右 のポジションをコントロールしRear Bal でフロント/
リアのポジションをコントロールします。
マルチチャンネルのサラウンド・ アンビエンスでは、自動的 に各 トラックのパノラマのポ
ジションを調整 します。
Edit
パーカッション・ グループのマスター・ アレンジャーになるに
も、数少 ないグルーブのパフォーマンの演奏 に手 を加 える場合
にも、
Playページにあるイコライザー、 ダイナミクス、 アンビエ
のドロップダウン・ メニューでSurround を選択 します。
Track
(編集 )ページ
Editページは重要 な手 がかりになります。
(パート )について
Part
Part (パート)は、Pattern Arranger(パターン・ アレンジャー )
の中 の一 つのブロックです。各 トラックが
どのパーカッションのグルーブを演奏するかを決定します。
Part(パート )
Each Part各パートには、 パーカッション・ グルーブやフィルのドロップダウン・ メニューが 含まれ、 この 章で 後
ほど説明 する
Part Parameters (パート・ パラメータ) を使 ってそれぞれ 独立 して 編集 / 変更ができます。
1 つのパターンの中で
Edit (編集 ) ページ
• 15
日本語
Pattern
Pattern パターン) は 、グルーブの1つのアレンジで、パートの集合でありMIDIキーボードに割当 てることができます 。
パターンには、最大14トラックまで入れることができそれぞれはパート・メニューに含まれるグルーブを演奏します。
(パターン )について
Pattern(パターン )
Darbuka
Darbuka を使えばアレンジが 簡単にできます 。Pattern Arranger ( パターン ・ アレンジャー ) を 良く知るために 、
簡単な 例を 紹介します。少 し編集も 含むため、試行 するうちに
1. Stylesのタブでスタイル・ セレクタから「 Malful」のスタイルをロードします 。
2. Editのタブ(右上 ) をクリックして Edit(編集 )ページを開 きます 。
3. MIDIキー ボードで C2のキーを弾 きます( またはカラー・ キーボード で 2番目の Cのキ ーをクリックしま
4. パートの上 から2つ目 にある「Dar 01 」(Darbuka 1 のパート) を右 クリック(Macintosh ではCtrl を押 し
5. Sagatを加 えてみます。 Sagatの列 から同 じパターンの行 の中 で右 クリック( Macintoshでは Ctrlを押 した
6. 「Sag 01 」のパートをクリックすると 、そこだけが白枠 でハイライトされます 。パート ・パラメータの
でアレンジする
Darbukaで何 ができるか理解 できるはずです。
す)。 パーカッションのパターンとパートがハイライトされ、白枠 に囲 まれた状態 になります。
たままクリック) し、 ドロップダウン・ メニューから
なものに変 わったはずです。 メニューの上部 にトラックのために可能 な演奏 が全 てリストされています。
ままクリック) し、「
プルな演奏 に変 えてみましょう。
Complexityメニューから Lowを選択 すると、 Sagatがシンプルな 1 /8分音符のグルーブを 演奏します。
Sag 01」を選択 します 。 Sagatの演奏 がにぎやかに聞 えますが、今度 はこれをシン
Dar 03を選択 します。 Darbukaのリズムがシンプル
以上でパターン・ アレンジャーで 簡単にパートをチェンジ
Edit (編集) ページ
16 •
/アレンジ /アドできることがわかります。
The Pattern Selector
(パターン ・セレクタ )
Edit ページでは、Darbukaの左側にあるリストがパターン・セレクタです。パターン・
セレクタはパターンを演奏するのに使う
ます。 クリックするとパターンとそのパートがハイライトされ編集可能になります。
MIDI 鍵盤(左の列 )とパターンの名前を表示 し
< パターンに名前 をつける
パターンに新 しく名前 をつける場合、 または名前 を変更 する場合 は、名前 の部分 を
クリックして新 しい名前 をタイプし、 コンピュータのキーボードにある
たは
Returnキーを押 します。
Enterキーま
< パターンを移動 する
パターン・ セレクタのパターンは、 パターン・ セレクタの下 の方 にあるCUT (切 り取
り)、
COPY (コピー)、 PASTE (貼り付 け ) のボタンを使 って 移動 、 コピー、 削除
することが可能 です。
パターンを選択 して
リックすれば移動 できます。
CUT またはCOPYをクリックし、目的のパターンを選択しPASTEをク
プレイ・ モードを設定 する
1 つのスタイルにおいて各 パターン ( または MIDI鍵盤)には、 演奏 の仕 方 、ノ ーマル なパター
ンか、 フィルか、 エンディングかストップか等 が定義 されています。 プレイ・ モードを選択 す
るには、 パターン・ セレクタのパターンを右 クリック(
ク) し、 ドロップダウン・ メニューから以下 のオプションから選択 できます。
プレイ・ モードは、 パターン・ セレクタ、 パート・ アレンジャー、 カラー・ キーボードの中 で
色分 けされています。 色 の説明 は以下 の通 りです。
•
(青色 ):通常のノーマル・ パターンは 他のパターンの 演奏が 始まるまで、 またStop キーまたは
Normal
Endキーが押 されるまで、反復 して演奏 します。
Macintoshでは Ctrlを押 したままクリッ
デフォルトでは
マル) の設定 です。
•
•
MIDIキーボードの C1から B2の間 の鍵盤 に割当 てられたファクトリー・ スタイルは Normal(ノー
Fill/Short Fill
ショート・ フィルはフィルと同 じですが、長 さは
End
と、
にある最初 のビートが含 まれることもあり、 その場合 は因習的 にそれも含 めたエンディングとなります。
( 緑色 ): フィルは1 小節分 だけ 演奏 し 、最後 に 演奏 された Normal のパターンに 戻 ります 。
2ビート分 です。
(明るい 赤 ):パターンに最終 のエンディングのコマンドを割当 てます。 エンディングのキーを弾 く
Darbukaはその時点 で演奏 している小節 の最後 まで演奏 して停止 します。 エンディングには次 の小節
Darbukaの停止状態では、 エンディングはMIDIまたはカラー・ ボードをクリックすることで演奏できます。
•
(赤 ):最終 的な 停 止のコ マンド をパタ ーンに 割当て ます。 ストッ プのコ マンド を 受信 すると
Stop
Darbukaは即座 に演奏 を終了 します。
Color Shading
プレイ・ モードではパターンをハイライトして見分 けやすくするオプションもあります。
•
Highlight
・ パフォーマンスに使 う 重要 なパターンや 、 スタジオ・ プロジェクトでよく使 うパターンに 印 をつけてお
くのに便利 な機能 です。
ファクトリー・ プリセットでは、軽目 のバリエーションがハイライトされています。
Pattern Arranger
パターン・ アレンジャーは、Edit ページにあるマトリクスで、横軸 にパターン、縦軸 にトラックが表示 されてい
ます。 パターン・ アレンジャーで素早 く簡単 に作業 できるよう、以下 で詳細 に機能 を説明 します。
(色の 濃淡 )をつける
(ハイライト ):カラーの鍵盤 をハイライト(明 るく強調表示) することができます。 ライブ
(パターン ・アレンジャー )でアレンジする
Edit(編集 )ページ
• 17
日本語
< マウス・ ホイールを 使う
マウス・ ホイールを使 ってパターンやパーツを素早 くナビゲートできます。
• マウス・ ホイールでパターン・ セレクタやパターン・ アレンジャーを縦 にスクロールできます。
• トラック・ タブより上 で使 うと、 マウス・ ホイールはタブを左右 にスクロールできます。
< キーボードのコマンドを使 う
• 「← 」と 「→ 」:前後のトラックを 選択します 。
• 「↑ 」と 「↓ 」:前後のパターンを 選択します 。
• 「Home 」と 「End 」:トラック ・タブを最初 または最後 のトラックに移動 します 。
• 「M 」:現在のトラックをミュート/ アンミュート (ミュート解除 )します 。
• 「S 」:現在のトラックをソロ/ アンソロ (ソロ解除 )します 。
「
Shift」 +「 M」または 「 Shift」 +「 S」はミュートやソロを全 て解除 します 。
<
つのパターンの中 で全 てのパートを選択 する
1
1つのパターンの中 で全 てのパートを選択 する方法 は 3つあります。
• パターン・ メニューをクリックする。
• カラー・ キーボードの鍵盤 をクリックする。
• MIDIキーボードを弾 くか、 またはホスト・ アプリケーションで音 を演奏 する。
< トラック全体 を選択 する
トラック 全体を 選択するには 、 トラック ・ タブをクリックします 。
編集のために 一つのトラックで 全てのパートが 選択されています。
< パートを一 つ選択 する
パートを一 つだけ選択 するにはパターン・ アレンジャーの中 でそのパートをクリックします。
Edit (編集 ) ページ
18 •
パートを選択 する。
パターン・ アレンジャーと同様 に表示 されるドロップダウン・ メニューを使 ってトラック内 で
パートを選択 できます。
パートを右 クリック(
から選択 します。
< パート・ メニュー内 の特別 オプション
パート・ メニューには以下 の通 り特別 なオプションが用意 されています。
•
:パート・ メニューでNone を選択 すると、 そのパターンについてトラックでは何
None
の楽器 も演奏 されません。
•
Default
更を 取り 消したい 場合などに 使います。
このオプションは Editページから離 れるまでに行 った変更 を記憶 しデフォルトの設定 を復元 します。
•
No Change
•
:どのスタイルでも任意 のキーを使 って、任意 のトラックをミュートするように割当 てることがで
Mute
きます。 トラック・ ミュート・キーと呼 ばれ、カラー・ キーボードでは黄色の鍵盤 に該当 します。 パート・
メニューでこのオプションを使 うと、 そのパートに対 して選 ばれたトラックをミュートできます。 ミュー
ト・ キーはアレンジやパフォーマンスの時 に便利 な機能 で、簡単 にトラック・ ミュート・ グループを作 る
ことができます。
各トラック( 1ー 14)のためのミュート ・キーはデフォルトで C4 ~C#5に割当 てられています。
•
Simplify
動的にパートがシンプルに 変わり、 同じフィルを 使ってバリエーションを 作ることもできます。
•
Quantize
Quantize (クオンタイズ) と同 じ 機能 を 持 ちます 。 技術的にはクオンタイズすると 1 / 8分音符のタイミン
グ以外 のパーカッション・ ヒットは取 り除 かれます。
Macintoshでは Ctrlを押 したままクリック) してメニューを開 き、 リスト
:Edit ページを開 いた時 に選択 されていたパートの状態 を復元 します。変更 を加 えた後 に、 その変
:トラックは選択 されたパターンで今 まで演奏 されていたものを続 けて演奏 します。
:Simplify (簡素化 )はフィルのパターンに対 してだけ使 うことができます 。有効にすると 、自
:Quantize (クオン タイズ )もフィルのパターンに対 してだけ使 う事 ができ 、Play ページの
<
Part Parameters
インストゥルメント全体 に対 するグローバルな機能 は同 じ物 がPlay ページにもありますが、 ここでは個々 のパー
ト、 パターン、 トラックなどに対 する機能 について説明します。 各スタイルでどのパフォーマンスに対 しても様々
な編集 を加 えてシェイプしたりモールドしたりできます。
パート・ パラメータを編集 するには変更 を加 えるパート、 トラック、 パターンなどを選択 する必要 があります。
パート・ パラメータの機能 の中 で最初 の幾 つかは、 グローバル・ コントロールとして
解 しやすいはずです。
•
•
(タイミング ):タイミングは選択 したパートの演奏 がタイミング的 に正確 さをあらわします。
Timing
デフォルトでは
す。
Tightに方 に動 かすとヒットのタイミングがより正確 になり、 Looseに近 づけると自然 な感 じが強調 さ
れます。
Quantize
のパーカッション・ ヒットは取 り除 かれます。例 えば
(パート ・パラメータ )
Playページにもあるため理
50 %に設定 されオリジナルのパーカッション 奏者 のパフォーマンスがそのまま 残 っていま
(クオンタイズ ):クオンタイズは何分音符 まで細 かく演奏 するかを設定 します。 この値以外
1/ 8に設定 すると、 1/ 18のタイミングでヒットしない
1/ 16分音符は 取り 除かれることになります。
•
(スイング ):スイングはタイミングをトリプレットの雰囲気 に近 づけます。 トラックが既 にスイ
Swing
ングのトリプレットを 演奏している 時にスイングのコントロールを 使うと 、 トリプレットのビートをより
次のバーに 近づけて 演奏します。
日本語
Edit(編集 )ページ
• 19
•
Complexity
きパートをシンプルにします。 アルゴリズムによりボリュームやバーの位置 から自動的 に重要度 の高 いも
のから判断 します。
( 複雑性 ): このパラメータではパート内 で 重要性 の 低 いパーカッションのヒットを 取 り 除
Complexityのデフォルトは Masterに設定 されており、 Playページにあるマスターの Complexityの設定 に依存
します。
トラックがパート・ パラメータで
ります。
• S
•
•
•
•
チューニングの設定 を最大 にする場合、XXL をOn にすると効果的 です。
•
(スピード ):Play ページのスピード・ コントロールと同様 に、 このスピード・ コントロールも選
peed
択したパートを、 オリジナルのスピードの 半分(
( レベル ): レベル・ コントロールは 現在選択されているパーツのボリュームを Mix ページにあるメ
Level
インのレベル・ コントロールと比例 して設定 します。
Dynamics
再現 します( ピアノからフォルテッシモまでノブが 回 せます)。 パターン 内 でインストゥルメントの演奏
に抑揚 をつける時 に使 います。
Variance
サウンドのヒットに置 き換 えて変化 をつけます。
なく、
Tuning
チューニングを他 のインストゥルメントに合 わせる場合 に便利 です。 パーカッションのトラックはチュー
ニングの設定 を極端 に大 きくすると他 に無 いクリエイティブなサウンドになります。
Bend Range
ピッチホイールの情報 に反応 します。 このパラメータでいずれのトラックもコントロールできます。
(ダイナミクス ):高度なアルゴリズムでミュージシャンが 演奏している 時のダイナミクスを
(バリアンス ):バリアンスは選択 されたパートのためのパーカッションのヒットを良 く似 た
Maxに設定 すると多 くのヒットが置 き換 えられます。
(チューニング ):チューニングは選択 されたパートのピッチをチューニングします。 トラックの
(ベンド ・レンジ ):Darbuka はMIDI キーボードやホスト・ アプリケーションから受信 する
Complexity値を 割当てられた 場合、マスターの Complexity設定は 無効にな
1 /2 )や 2 倍速で 演奏 します。
Offに設定 するとオリジナルの演奏 そのままで置 き換 えは
Bend Range(ベンド ・レンジ )の設定 はトラックに対 してグローバルです 。つまり 、特定のスタイルの
中で
1 つのトラックとそのパート全てに 影響します 。
•
•
Darbuka
この章 ではライブ演奏 とスタジオ演奏 の両方 でDarbuka を最大限 に活用 するための機能 を紹介 します。
MIDI
パフォーマンスをシェイプしコントロールするにはMIDI コントローラを使 うのが最 も柔軟 な方法 と言 えます。
( ディケイ ): ディケイのパラメータは各 パーカッション ・ ヒットがフェードアウトにかかる 時間
Decay
の長 さを減少 させます。
Offset(ms
ションのグルーブの感 じを微妙 に変化 させることができます。
マンスをビートに先 んじ、右 に回 すとビートより遅 らせます。
): オフセットのコントロールは選択 されたパートをミリ 秒単位 で 前後 に 移動 し 、 パーカッ
100 %に設定 すると 各 ヒットは 自然 な 長 さで 演奏 されます 。
Offsetを左 に回 すと、 トラックのパフォー
で演奏 する
コントローラCCを使 う
MIDIコントローラはキーボード( またはホスト・ アプリケーション) のモジュレーション・ ホイール、 ペダル、
ノブから送信 される標準 のコマンドで、複数 のパラメータに割当 てることができ、 トラックの中 でどんな種類 の
バリエーションも演奏、 編集、 ツイーク、録音 などができます。
Darbuka のほとんどの機能( Edit ページに記載された 機能以外) は MIDI コントローラに 割当てる 事ができ 、機能 の
上で 右クリック(
Macintosh の場合はCtrlキーを押したままクリック )すると次のようなメニューが表示されます。
• メ ニ ュ ーの 1 行 目に は 選 択し た 機 能 の 名 前 が 表示 さ れ ます 。 ( こ こでは
Ambience Mixです。)
• 2行目にはその機能に割当てられた MIDIコントローラ・ ナンバーが表示 されま
す。( ここでは
MIDIコントローラの割当 てがない場合 は「 No CC」と表示 されます 。
CCナンバーが 46です。)
Darbukaで演奏 する
20 •
• 3行目は Learnのオプションが表示されます 。最近 のキーボードはノブなどを 通して MIDI コントローラの
情報を 出力できる 可能性があります。
か、 ペダルを踏 むことによって)送信 されて来 るのを待機 します。
た機能 に割当 てると、 ノブによってコントロールが素早 く簡単 にコントロールができるようになります。
Learnを選択 すると、 Darbukaはコントローラ情報 が( ノブを回 す
Darbukaはこのコントローラを選択 し
• 最後の行 はForget のオプションです 。Forget をクリックすると 機能 にリンクしたコントローラは削除 され
ます。
コントローラ設定 のデフォルト
MIDI
次の 表はMIDI コントローラの 割当てのデフォルトです。 いつでも 変更することができ、Setup ページのDefault
MIDI CC Assignments
CC 割当てのデフォルト
1 Master Complexity
2 Master Variance
7 Master Volume
12 Master Ambience Time
13 Master Dynamics Density
16 Master Quantize
17 Master Swing
18 Master Timing
19 Master Tempo
91 Master Ambience Mix
チャンネル2ー
MIDI
MIDI チャン ネルの 2から 15 は独立 したト ラック を演 奏 する のに使 えます。 チ ャンネ ル 2で 演奏 したノ ートは
Track1の現在 のパターンを選択 し、 チャンネル 3ではトラック 2、以下同様です 。
これは
MIDIチャンネル 1を使 って全 てのトラックをコントロールするのではなく、複数 の MIDIチャンネルを使 っ
て各 トラックを独立 してコントロールしながら演奏 を「指揮 」 する新 しい方法 です。
のところで保存/ ロード、 リセットなどができます。(Setupページの章 を参照して下 さい)
15
日本語
チャンネル2ー15用の
割当て 可能なMIDI コントローラのパラメータを 数多く 持つのみならず、 パラメータには MIDI チャンネルの2 ー
15 (トラック 1 ー 14 )に永久的に 固定されているものもあります 。
CC 割当てのデフォルト
7 Track Level
8 Track Front/Rear Balance
10 Track Pan
91 Track Ambience Amount
Track Mute
ライブのパフォーマンスでもスタジオでも、 トラック・ ミュートはリアルタイムで素早 くパフォーマンスをアレ
ンジする場合 に多目的 に使 えます。 ファクトリー・ ライブラリでは全 てのトラックはそれぞれ独立 したミュート
・ キーに割当 てられています 。
( トラック・ ミュート) を使 う
コントローラ
MIDI
Darbuka
で演奏 する
• 21
トラック1 はMIDI ノートC4 、 トラック2 はMIDI ノートC#4 、以下同様 です。 デフォルトの設定 と同様 に、各 パタ
ーン(
MIDIキー) はどのトラックでもミュートまたはアンミュートするように設定 することができます。 Part
Menu Options
の項目 を参照 して下 さい。
Color Coding
ライブパフォーマンスに必要 なパターンを視覚的 に簡単に位置を確認するには、 カラーのキーをハイライトしてお
くと便利です。 パターン・ セレクタの中のパターンを右 クリックすれば、
Setup
Setup ページでは Darbuka がコマンドにどのように反
応するかを 決定する、 一般的なパラメータや 機能を
説明しています。
Main Outputs
このオプションではステレオまたはサラウンドかを
決定 します。
ステレオまたはサラウンドを選択 するとステレオ出
力 の扱 いが変 わります。 詳細 は「 サラウンド ・ モー
ドで使 う」 の項 を参照 して下 さい。
Individual Outputs
メインのステレオ出力2 系統以外 にも最大14 系統 の個別
の出力 が可能 です。 デフォルトでは
が有効 です。
出力 の数 を変更 したら必 ず
しい出力 を使用可能 にします。
• それまでの作業を 一旦保存して 、Darbuka を 終
了し 再び
または
• ホスト・ アプリケーションでプロジェクトにと
りかかっている場合、 プロジェクトを一旦保存し
て、 そのプロジェクトをもう一度起動します。
(カラー ・コーディング )
Highlight(ハイライト) を選択できます。
(設定 )ページ
(メイン出力 )
(個別の 出力 )
4系統の 個別の 出力
Darbukaを再起動 して、新
Darbukaを起動 します。
Setup(設定 )ページ
22 •
Mute Mode
ミュート・ キー( カラー・ キーボードで黄色 のキー) は、 パフォーマンス・ ツールとしてもミキシング・ ツール
としても様々 な使 い方 ができる貴重 な機能 です。
•
Toggle
トラックはミュート
•
Held
だけミュートされます。
•
Released
す。 ミュート・ キーが押 さえたままの時 だけ演奏 します。
•
Velocity
を弾 くと、同 じミュート・ キーで
れるまでトラックはミュートされます。
Sync Mode
シンク・ モード設定 はDarbuka がホスト・ アプリケーションや演奏 される
(ミュート ・モード )
:Toggle (トグル )モードでミュート ・キーを押 すたびに 、
/アンミュートを交互 に繰 り返 します。
:Held (ヘルド )モードではミュート ・キーを押 さえている間
:全て のトラック はデフォル トではミュ ートされて いま
:ベロシティが64 以下 のMIDI キーボードでミュート・ キー
64より大 きいベロシティが演奏 さ
(シンク ・モード )
MIDIノートにどのように反応 するかを決定 します。
•
(オフ ):Darbuka はMIDI ノートやカラー・ キーボードのノー
Off
トを受 信 す る時、 第一 ビートか ら即座 にホスト・ ア プリケーショ
ンのテ ンポ に合 わせて演奏 しま す。 ホスト・ アプリ ケーションと
Darbukaが同 じテンポで演奏 されていても、 ソングやビートのポジ
ションはシンク(同期 ) しません。
•
(セルフ ):Off モードと同 じくDarbuka はホスト・ アプリケーションのテンポにシンク(同期 ) しま
Self
すが 、 バー ・ ポジションに 合わせるわけではありません 。
受信された 段階からトリガーするのではなく、 パターン 間でのシンクが 維持されます。
•
(ホスト ):Darbukaはホスト・ アプリケーションのテンポ、 バー/ ビートにシンク(同期 ) します。
Host
Pattern Change
この項目 にある2 つのオプションではDarbuka がどのようにパターンを変更 しフィルを配置 するか説明 します。
(パターンの変更 )
Darbukaが一旦、 演奏 を始 めると、各 ノートを
<
Quantize
このオプショ ンでは 、 パターン ・ チェンジを 「弾 く (MIDI ノートを 送
信、カラー ・キーボードをクリックする 等)」 時、
の基準 でパターンを変更 するか決定 します。
ーの次 の
<
Time Signature
異 なるタイム・ シグニチャ ( 拍子 )のパーツを 組 み合 わせることは理論的 には可能
で、 それだけに面白 い結果 が生 まれることがあります。 この場合、
ローバルに使 うタイム・ シグニチャを設定 する必要 があります。 これがパターン・
チェンジやフィルの長 さを決 める時 などの基準 になる情報 です。
このパラメータを変更 すると、選択するタイム・シグニチャをグローバルなタイム・
シグニチャとして決定 することになり上記 の操作 は設定 したタイム・ シグニチャに
強制的 に合 わせるることになります。 適用 され、 新 しいスタイルをロードすると、
ロードしたスタイルの設定 により更新 されます。
このパラメータは取 り扱 いに慎重 を要 するため
(クオンタイズ )
Darbukaがどの速 さ
1/ 4Noteに設定 すると、 バ
1/ 4ノート分 を待機 してから新 しいパターンで継続 します。
(タイム ・シグニチャ )
Darbukaではグ
Setupページでは隠 された状態 で、
Darbukaを使 いこなせるようになるまでは変更 することをお勧 めしません。
Setup
(設定 )ページ
日本語
• 23
ページの縦軸
Mix
このオプションは 、Mix ページでインストゥルメントのシンボルを 縦に
動かすことで 変更できるパラメータを 決定します。
パラメータがありますが、 ここでの設定 すると
ることでデフォルト設定 として保存 することができます。
•
(オフ ):オフの時 はステージのシンボルは縦方向 に動 かし
Off
てもトラックに影響 しません。
•
(レベル ):レベルを選択 すると、 ステージでの縦方向 の
Level
移動はそれぞれのトラックのボリュームをコントロールします
•
Ambience Send
•
Front/Rear
ステージの一番上 はフロントの左右 で、下 はリアの左右 になります。
•
Room Mode
れているという設定 です。
:ステージで各 トラックのアンビエンス・ センドの量 を調整 します。
(フロント /リア):サラウンドなパノラマをクリエイトするには一番速 い便利 な設定 です。
(ルーム ・モード ):自分が 部屋の 中にいて、 パーカッション・ インストゥルメントに 囲ま
Mixページにも同 じ
Save as defaultsを選択 す
その他全 てのモードでは
を上 から見 た図 と同 じく、 リスナーが真中 でインストゥルメントはリスナーを囲 む形 です。 ステージの四方 は本
物 の壁 のような働 きをします。
ルーム・ モードは、 フロントとリアの位置 が結果 としてオーディオシグナルに反映 されるためサラウンド・ モー
ドの中 では最 も現実的 です。
ルーム・ モードではレベル、 アンビエンス、 パンなどのコントロールは部屋 の中 で自然 なアコースティック環境
を実現 するように関連付 けられています。 つまり、 センター( リスナーの位置) からインストゥルメントを左上
の角 に遠 ざけると同時 に以下 のことが起 こります:
• Level (レベル )がわずかに減少 します 。
• Ambience(アンビエンス )のレベル (ダイレクト ・シグナルが減 り 、壁からの 反響音が 増す )が増 し 、
サラウンドのポジションやリスナーとインストゥルメントや壁 の距離 などに適切 に対応 するよう音 の性質
が変 わります。
• Pan (パン )は一番右 に振 り切 ります 。
• Front/Rear (フロント/ リア )は一番 フロント寄 りになります 。
リスナーはオーディオ出力 と同様 なので、 リスナーの位置 でサラウンドのマイクロフォンを設定 したとみなすこ
ともできます。
Knob Mode
このオプションではノブの回 し方 を設定 します。
•
•
•
Tooltips
最近 のコンピュータ・ アプリケーションではよく 知 ら れた 機能 で、 マウ スの ポイ ン
ターが置 かれている場所 にある機能 の情報 を表示 します。
( リニア ): ノブを動 かすにはクリックしてマウスボタンをお
Linear
したまま上下 にドラッグします。
Circular
まま円 を描 くようドラッグするとノブが動 きます。適当 なところでク
リックして設定値 を決定 します。
( ホスト):Darbukaはホストアプリケーションの設定に従 います。
Host
(ツール ・ティップ )
X/Y軸でコーディネートするシステムですが、 ここでは 本物のレコーディングスタジオ
(ノブ ・モード )
(サーキュラー ):クリックしてからマウスボタンをおした
Tooltipsが Offの状態 では
Darbukaの上部 にある Style Name(スタイル名) のところに同 じ情報が表示 されます。
Setup(設定 )ページ
24 •
Save As Defaults
(デフォルトとして保存 )
Setupページで思 い通 りの設定 が完了 したら、 このボタンを押 してその設定 をデ
フォルトとして保存します。今後ソングを作 る時 やファクトリー・ スタイルをロー
ドする場合 にも適応 されます。
•
Save As Defaultsには XXLや Auto Listenの設定 も含 まれます。
• デフォルト設定 は 、 それ 以前 に 保存 されたプロジェクトやユーザーにより 保存 されたスタイルには 適用 さ
れません。
Default MIDI CC Assignments(MIDI CC
割当てのデフォルト)
MIDI CC を使いこなすとパフォーマンスの可能性は無限大に広 がります 。MIDIコントローラをパラメータに割当 てた
ら、 この機能 を使用 してデフォルトとして保存 して今後 のプロジェクトにも
使用できるようにします。 デフォルトの
以前に 保存されたソングには 適用されず、 新しいプロジェクトにのみ 適用さ
れます。
•
(保存 ):現在のMIDI コントローラの 設定をデフォルトとして 設定し今後 のソングやファクトリー・
Save
スタイルに適用します。
•
(ロード ):現在ロードされているスタイルにデフォルトのMIDI コントローラ 設定をロードし、 カ
Load
スタム設定 を置 き換 えます。
•
(リセット ):現在のスタイルにファクトリー 状態のデフォルト 設定 ( 表は「Darbuka で 演奏す
Reset
る」 にあります) をロードします。
をデフォルトとして保存 し、今後 のソングやファクトリー・ スタイルに適用 します。
MIDIコントローラの割当 ては、 それ
Resetに続 いて Saveオプションをクリックすると、 ファクトリー設定
プロデューサーおよびパーカッショニスト
Darbukaのレコーディングは、 フランクフルトの Klangwelt Studiosにおいて Lothar Krellによるプロデュース、
Stempel(ドイツでは著名 なエンジ ニア )による録音 で 4ヶ月 が費 やされました。 レコーディングに先駆 けて、
Lotharと民族音楽学者のBasem Darwisch-Schürmannは多 くのアラブやトルコのミュージシャンや音楽学者とリサー
チを進 めプロジェクトについて議論 をし、伝統音楽の録音で保管されている物は全て資料として研究をしました。
Lothar Krell
(プロデューサー )
ミュージシャン 、 プロデューサー 、 キーボード 奏者、 作曲家 という 肩書きを 持つ
的なプロフェッショナルの 一人です。 最初のアルバムを
ストと共 にエネルギッシュにツアーをし、 レコーディングを続 けました。
ある「
Music Of One World 」を設立 し 、Lotharはヨーロッパでは最も深 い知識 を持 つ 経験 の 豊富なプロデューサー
の一人 です。
1978 年に 出版 して 以来 、 Lotharはドイツの大物 アーティ
http://www.oneworld-media.com/english/index.htm
Lothar Krellはドイツで最 も革新
1997年には 自分のレコードレーベルで
日本語
Suat Borazan
(
Darbuka, Douhola, Bendir
トルコのイスタンブールで生 まれ育 ち、
ジプトやその他 のアラブの国々 で精力的 にライブの演奏 をこなしています。
は名演奏家 の一人 であるばかりでなく、 アラビア、 トルコ、 エジプト、 アフロ・ ヌビアンなリズムに関 して広範
な知識 を併 せ持 っています。 スタジオ・ ミュージシャンとしても人気 が高 く、
ト(
Nurai Hafiftac, Ibrahim Tetlisis, Tarkan)やエジプトの有名 アーティスト ( Samira Saiid, Latifa, Mohamed
Fouad
) や 、 また自分のパーカッショングループである Harem ともレコーディングをしています 。 Harem は世界
中で
5 百万枚のヒットになりました。 Suatはイスタンブール、 カイロ 、 フランクフルトを 行 き 来 する 多忙 な 毎日
を送 っています。
)
Percussionで修士号 を取得 した Suat Borazanはトルコ、 ギリシャ、 エ
Suatは東欧 のパーカッション楽器 で
Suatはトルコの有名 アーティス
プロデューサーおよびパーカッショニスト
• 25
Mohammed Zaki
(
Bendir, Riqq, Sagat, Tura, Bongos
エジプトのアレキサンドリア出身 である
をしていました。様々 なキャリアを重 ねた
Dandash and Hindela or Hanan and Mustapha Amar)と演奏 し 、ドイツでは Mohamed Askari, Sharazad, Rita
Sherif, Beata and Horacio Cifuentes, Zahrah, Nabila and Sabina Zaida
of Opole and Hannè
ト
Novemberlandに随行 しドイツ各地 を回 りました。
と、 パリではNatasha Atlas と演奏 を続 け、2001 年 には作家 のGünther Grass のプロジェク
)
Mohamed Zakiは 6歳でドラムを 始め、 10歳の 時にはダンサー 達と 演奏
Mohamedはエジプトでは最 も有名 なミュージシャン やダンサー(
たちと、 ポーランドではPhilharmonia
Basem Darwisch-Schürmann
(コーディネート 、リサーチ )
エジプト生 まれの
ミュージシャンとして、 またレーベルやプロダクション会社 にアラビア、 アフロ・ ヌビアンのアドバイザーとし
て活躍 しています。
Günther Baby Sommer, Günther Grass, Matthias Frey, Büdi Siebert
Basemはカイロで民族音楽学 を研究 しました。 17年前にドイツに 移住してからはスタジオ・
Basemの顧客 にはアラビアのニュース番組 Al Jazeera、 Arabic radio Largoland Frankfurt,
、Lothar Krell などがいます 。エジプトでは
Rahalahの共同設立者 であり FreeMusicレーベルのアドバイザーとなり、 またソリストとして Mohamed Mounier,
Mohamed Mohey, Fathy Salama and the Sharkiat Group
などと演奏 をしています。
インストゥルメント
Darbuka
タブラ 、 ダンバックとも 呼ばれるダーブッカは 、 アラブ ・中近東 の
音楽アンサンブルなどで 使われるシングルヘッドのハンド・ ドラム
です。円筒形 のボディ(細 いウェストを持 つゴブレットの形) を腕
に抱 えてひざに乗 せ、両手 の指 で演奏 します。片方 の手 は上 から、
もう片方 の手 で横 を叩 きます。通常 、右手 はダーブッカの真中 を叩
いて低 い反響音(
い音(
bekトーン) を出 します。左手 の指 はドラムの端 の方 を叩 い
てフィルを 演奏します 。 シンコペーションのリズムやロールが 一般
的です。
ダーブッカは 、粘土質 で 作られヘッドの 部分は 羊皮、 牛革 、 魚皮 を
使い 引き 伸ばしてボディに 貼ります。 最近のダーブッカは 真鍮のボ
ディにマイラーのヘッド でス キン の張 り具 合 を 調整 でき ます 。 プ
ラスチックのヘッドなので、音 が大 きくよく通 るためコンテンポラ
リーなパフォーマンスに好 まれます。 ダーブッカは、木 、 タイル、
骨 、メタル、 中東風 の絵 やデザインで装飾 されています。
dumトーン) を出 すか縁 を叩 いて明 るい歯切 れよ
インストゥルメント
26 •
Douhola
ベース・ ダーブッカ、 ダルカ ーと も呼 ばれ るド ゥー ホラ は、 ダー
ブッカを一回 り大 きく深 くした楽器 です。 ダーブッカに似 ています
が、 より低音 を出 しグループで演奏 する場合、 ベース・ ドラムのよ
うな役割 をします。
Bendir
トルコではターと呼 ばれるベンディルは、薄 い円形 のドラムで直径
10インチから 24インチの大 きさでフレームの下 のヘッド越 しにスト
リング・スネアが渡っています。 ベンディルは、演奏者が両手で前 に
かかえスキンが張ってある方を体から離 して、指先で演奏します。伝
統的 にスキンは羊皮ですが、最近のドラムにはプラスチックも使用さ
れています。 ベンディルは宗教音楽や結婚式の音楽に使 われます。
Riqq
トルコ では 、 ダフとも呼 ばれるリク は小 さいタンバリン・ ス タイ
ルのフレームのドラムで直径 が
す。 リクは通 常、 周囲 を
スのシ ンバ ルが均等 に配置 され、羊 また は魚 の皮 でおおわれ てい
ます。最近 の物 は、 アルミや木 で作 られマイラーのヘッドです。 リ
クは、様々 なサウンドを奏 でることができ指 でスキンをタップした
り、降 ったり、 シンバルをタップしたり、 それらの音 を組 み合 わせ
ることもできます。
8ー 9インチで高 さは 2ー 3インチで
5等分する 形 で 5箇所にダブルペアのブラ
日本語
Sagat
サガットは 、小 さなブラスのフィンガー ・ シンバルで 、 サイズは 直
径
11 / 2 から 4 インチです。両手 の 中指と 親指に 固定して 使い 、宗教
的な 式典やダンスに 使います。
Tura
ツラは 、 サガットを 2 倍ほどに 大きくしたものです 。 サガットと 同
様の 演奏方法ですが、 ツラは 伝統的な 儀式や 式典に 使い、 街頭のパ
フォーマンスに 使われることはありません 。
Bongos
小 さなシングルヘッドの木製 ハンドドラムが結合 してペアになった
ボンゴは、膝 の間 にはさんで座 って演奏 します。 ハイピッチのドラ
ムは主 として直径
的 に両方 のドラムを
のテクニックを組 み合 わせて演奏 します。
6ー 8インチで 6インチの高 さです。 ボンゴは一般
4度違いでチューニングし、 指や 手のひらなど
インストゥルメント
• 27
Shaker
シェーカーは、様々 な外見 や形態 があり材質 はプラスチック、 メタルチ
ューブ、硬質 の木、 骨 などです。中 に入 れる物 も様々 で、種 、 メタル、
豆 、 砂利 などが使 われます。
Reversed
リバースされたインストゥルメントは 、 ドゥーホラまたはダーブッカを 逆にしたもので 、音楽制作 に 役に 立つ 場
合があります。 リバースされたインストゥルメントは、 シーン・ エディタでどのパートを 選択するかでバーのポ
ジションが 異なる 演奏形態になります 。
スタイル情報
「 Iqa 」 はリズムを意味する 言葉です 。 リズムはアラブ 、 トルコ 、 ヌビアにおいて文化的に 大変に 重要な 役割を
果たします。 冠婚葬祭から 職場、 宗教的な 儀式まで 毎日の 生活はリズムが 深く 関わっています。
Style Region Original Tempo Additional Info
Karachi Algeria 100 A rhythm originating from India and Pakistan.
Rai Algeria 095 Probably the most popular Algerian rhythm, well known outside of northern Africa.
Wahrani Algeria 090 A traditional rhythm originating from the city of Wahran in Algeria.
Baio Arabian Gulf 105 2/4 rhythm from the Arabian Gulf.
Daza Arabian Gulf 100 Traditional Arabian Gulf rhythm.
Rumba Khaligi Arabian Gulf 085 Arabian Rumba.
Sufi Arabian Gulf 100 A mystical rhythm with purely religious use played in the fasting month of
Ayoub/Zar Egypt 100 Named Hiob in the Koran and a synonym for patience and religious dedication.
Darig Egypt 100 A classic ancient Egyptian spiritual rhythm used with religious songs.
Fallahi Egypt 110 Meaning farmer rhythm. Originates from the Nile Delta and Fayoum Oasis. Often
Maksum Egypt 130 One of the most popular rhythms in the modern Arab music and a standard in
Malfuf Egypt 120 Means Rondo or rhythm.
Masmoudy Kebir Egypt 120 Meaning the big Masmoudy, an important religious rhythm.
Rumba Masri Egypt 100 Egyptian Rumba.
Saidi Egypt 110 Meaning upper�Egyptian. Played in the south of Egypt, this rhythm expresses
Samai Thakil Egypt 120 Meaning hearing, the feature instrument is the Riqq.
Wahda Egypt 090 Meaning one. A classic Arabic rhythm used in ancient Egyptian music.
Zafa Egypt 090 The traditional wedding rhythm. It is played by large groups of Bendir players who
Zorofat Egypt 120 A rarely played ancient Arabic rhythm, one of the most difficult rhythms to play.
Dabkkah Lebanon 105 Typical Lebanese traditional rhythm often used for weddings.
Sudasi Lebanon 120 Lebanese 6/8 rhythm used for traditional dancing.
Libi Libya 105 Typical traditional rhythm of Libya originating from the nomadic Bedouin.
Ramadan in contemplation of the pilgrimage to Mecca. Tura and Bendir play an
important role.
This rhythm is played to drive evil spirits away and has deeply rooted religious
elements.
performed for female ceremonies, the night before a wedding, births etc.
nearly all contemporary Arab recordings.
originality and tradition and comes from the deepest Al Saieed.
accompany the bridal pair on their traditional parade.
28 •
スタイル情報
Style Region Original Tempo Additional Info
Maghrebi Morocco 095 The most typical Moroccan traditional rhythm.
Jirk Nubia 125 Traditional Nubian rhythm from West Asswan.
Nubian Reggae Nubia 078 Nubian Reggae.
Nubian Samba Nubia 115 Nubian Samba.
Dishka Sudan 075 Nubian-Sudanese rhythm from northern Sudan.
Mambo Sudani Sudan 120 A Sudanese interpretation of the Latin Mambo rhythm.
Tom Tom Sudan 080 A west Sudanese rhythm from Kordofan.
Fazani Tunisia 095 A typical Tunisian traditional rhythm.
Chiftetelli Turkey 090 Turkish traditional rhythm.
Churchuna Turkey 090 Turkish traditional rhythm.
Laz Havasi Turkey 130 Turkish traditional rhythm.
Roman Havasi Turkey 125 Turkish traditional rhythm.
Wals Turkey 125 Waltz rhythm.
クレジット
Producer
< Peter Gorges
Head of Development
< Paul Kellett
Percussion Recordings
Producer:
< Lothar Krell
Engineer:
< Stempel
Co-ordinator:
< Basem Darwisch-Schürmann
Percussion Artists:
< Suat Borazan, Mohamet Zaki
Virtual Instrument
Audio Engine:
< Paul Kellett
Interactive Playback Algorithms:
< Mario Reinsch
User Interface:
< Benjamin Wendelstein
Ambience & Dynamics:
< Klaus Piehl, Matthias Klag
Audio Preparation
Sound Design:
< Mark Ovenden
Editors:
< Malte Bieler, Sascha Haske,
Wilhelm-Paul de Gast, Jan Schmidt
User Interface Design
& 3D Rendering
< Schmidtdesign, Hamburg
日本語
クレジット
• 29
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