M-Audio FireWire 1814 ユーザーズマニュアル
1 はじめに
2 製品パッケージ 内容
3 FireWire 1814 について
4 FireWire 1814 の特徴
5 動作環境
• Windows
• Macintosh
6 FireWire 1814 の概要
• フロントパネル図解
• フロントパネル解説
• リアパネル図解
• リアパネル解説
7 ドライバのインストール
• Windows XP
• Windows 2000
• Mac OS X
• Mac OS 9
8 ハードウェアの接続
• オーディオ
• MIDI
9 コントロールパネル・ ソフトウェア
• グローバルメニュー
• Mixer ページ
• Output ページ
• Hardware ページ
• About ページ
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10 FireWire 1814 を使用 する
• 録音レベルの 設定
• 録音中に 入力信号をモニタリング する
• 一般的な 録音方法
• サンプリングレートの設定
• ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける
• Aux Send をサブミックスとしてモニターする
• エンドレスロータリーエンコーダーを使用 する
• A/B セレクタスイッチを使用 する
11 トラブルシューティング
12 お問 い合 わせ先
13 テクニカルスペック
14 Mixer ページと Output ページの初期設定
15 製品保証
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1 はじめに
この度 は、M-Audio FireWire 1814 をお買 い上 げ頂 きまして誠 に有難 うございます。FireWire1814 は、 デスクトッ
プコンピュータやノートブックコンピュータに最適 なプロフェッショナルモバイルオーディオ /MIDI インターフェ
イスです。利便性 と高 い信頼性 の FireWire (IEEE-1394 a ) バスを採用 した FireWire 1814 は、軽量 / ポータブルデ
ザインで高性能 / 高解像度 18 入力 14 出力 のマルチチャンネルオーディオを提供 します。
FireWire 1814 は、ホームスタジオやポータブルスタジオ 用途 にデザインされています 。高品質 マイクロフォン
(Lo-Z )/ インストゥルメント (Hi-Z )プリアンプ2系統 、アナログライン入力 8 系統、アナログライン出力 4 系統、
ADAT フォーマットに対応 した 光 デジタル 入出力 と 同軸 デジタル 入出力等 を 装備 することで 、あらゆる 環境 でのマ
ルチチャンネル 録音 / 再生 に 対応しています 。 フロントパネルに 装備された 高品質ヘッドフォン 出力や 低ノイズ 高
精度のプリアンプは、 スタジオやステージにも 対応できるパワーと 柔軟性を 実現します。 エンドレスロータリーコ
ントローラーは 、モニターやヘッドフォンに柔軟な 操作性を 提供しヘッドフォンモニター 用の A/B キューイングは 、
DJ パフォーマンスに最適な 機能です 。
本ユーザーズマニュアルでは、FireWire 1814 の特徴や詳しい使用方法について解説しています。 ご使用前によくお
読みになることをお 勧めします。また、FireWire 1814 を十分に活用するためにオーディオアプリケーションのマニュ
アルなどもあわせて 参照することをお 勧めします 。
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2 製品パッケージ 内容
FireWire 1814 パッケージには、以下 の製品 が同梱 されています。
• FireWire 1814 モバイルレコーディングインターフェイス
• ブレークアウトケーブル( MIDI 入出力・ 同軸デジタル 入出力・ワードクロック 入出力)
• ドライバ CD-ROM(本ユーザーマニュアルも 収録 )
• 製本版クイックスタートガイド
• Maximum Audio Tools CD-ROM
• 6 ピン→ 6 ピン FireWire( IEEE 1394 a)ケーブル
• 6 ピン→ 4 ピン FireWire( IEEE 1394 a)変換ケーブル
• スクリュー 2 本(ラックマウント 用)
• 12 V AC/DC 1000 mA 電源アダプタ
• 製品保証書
注意 : 製品 の欠品 や不良等 がありましたら、 ご 購入頂 いたエムオーディオ正規 ディーラーやエムオーディオジャパ
ンまでお問 い合 わせ下 さい。
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3 FireWire 1814 について
FireWire 1814 は、 コ ン ピ ュ ー タ の FireWire 端 子 と FireWire ケーブルを使用 して接続 します。 コンピュータに
FireWire 端子が 装備されていない 場合は、FireWire PCI/PCMCIA カードを別途購入 する必要 があります。(Macintosh
では、FireWire 端子 が標準装備 されている機種以外 では FireWire 1814 を使用 できません。)
重要 :FireWire 1814 には、6 ピン → 6 ピンの FireWire ケーブルと 6 ピン → 4 ピ ンの FireWire 変換 ケ ーブルがそ
れぞれ 1 本 ずつ付属 しています。FireWire 1814 の性能 を十分 に 活 かせるよう付 属 のケーブルまたは同等品 質 の
FireWire ケーブルを使用 して 下 さい 。 FireWire 1814 をバス電源供給(外部電源不要 ) で動作 させるには 、コンピュー
タに 6 ピン FireWire 端子 が装備 されている(但 しコンピュータの 6 ピン FireWire 端子 がバス電源供給 をサポート
している場合 に限 ります)必要 があります。 コンピュータが4 ピン FireWire 端子 の場合 やバス電源 をサポートし
ていない 6 ピン FireWire 端子 の場合 には、同梱 の電源 アダプタを使用 しなければ FireWire 1814 は動作 しません。
注意 :FireWire という 呼称 は、 コンピュータの 製造会社 によって異 なり IEEE 1394 a 、1394a 、 iLink ( ソニー 社 )
と呼 ばれる場合 があります。 このマニュアルでは、FireWire と呼称 しています。詳 しくは、 コンピュータの説明書
を参照 して下 さい。
重要:FireWire 機器をお 使いの 皆様へ
FireWire 機器のホットプラグ接続 による問題 が報告 されています。 問題 を未然 に防 ぐため以下 の点 に注意 して使用
して下 さい。※ ホットプラグとは、FireWire バス電源供給「6 ピン→ 6 ピン」で動作 する FireWire 機器 をコンピュー
タの電源 が入 っている状態 で脱着 することです。
ホットプラグを行 うと、FireWire 端子が損傷することが稀 にあります。M-Audio では、優秀 なエンジニアにより厳密
にテストを繰 り返し FireWire 産業規格 に適合する製品をデザインしていますが、FireWire 機器やコンピュータの機種
に依 っては、 ホットプラグを行うことで FireWire 端子 が損傷することも起 こり得 ます。
このような事態 を回避 するために、M-Audio 製品 を含 むいかなる FireWire 機器 においても、 ホットプラグを行 わ
ないよう充分 に注意 して下 さい。必 ずコンピュータと FireWire 機器 の両方 の電源 が入 っていない時 に、コンピュー
タと FireWire 機器 を FireWire ケーブルで接続 します。FireWire ケーブルで接続後、 FireWire 機器の電源を入れて
から最後 にコンピュータの電源 を入 れて下 さい。
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M-Audio では、 ユーザー皆様 のリスクを少 しでも軽減 するために、 この問題 について更 に詳 しく調査 を進 めてい
ます 。ホットプラグを含む 重要な 問題については 、M-Audio Japan のウェブサイト www.m-audio.co.jp で 最新
情報を 公開していますのでご 確認下さい。
M-Audio の FireWire 機器がコンピュータに認識 されない場合 、 以下 のいずれかの方法 をお試 し下 さい。 この 場合
もホットプラグを行 わないよう十分注意 して下 さい。
a. M-Audio の FireWire 機器の 電源を 切り 30 秒が 経過してから 電源を 入れて 下さい。
b. コンピュータをスリープモードにし 30 秒が 経過してから 復帰させて 下さい。
c. M-Audio の FireWire 機器が 接続され 電源が 入っている 状態でコンピュータを 再起動して 下さい。
FireWire 1814 は、 8 系統のアナログ 入力( TS アンバランス) と 4 系統のアナログ 出力( TRS バランス / アン
バランス) が装備 されています。光 デジタル入出力端子 は、8 チャンネルの ADAT フォーマットや 4 チャンネル
の ADAT S/MUX 96 kHz フォーマット、 または 2 チャンネルの PCM (S/PDIF ) フォーマットを送受信 できます。同
軸 デジタル入出力端子 は、2 チャンネルの PCM (S/PDIF ) フォーマットを 送受信 できます。 これにより 、FireWire
1814 は高品質 なアナログとデジタルの 入出力 を 装備 し 、解像度 24 Bit/ 最大サンプリングレート 192 kHz をサポー
トした最大 16 入力 12 出力 のオーディオインターフェイスとして使用 できます。 デジタル出力 は、AC-3 や DTS エ
ンコーデッド・ マルチチャンネルオーディオをサポートします(Windows と Mac OS X 10 .3 以降 のみ)。また、
MIDI 入出力を 1 系統と他 のデジタル機器 との同期用 に BNC ワードクロック入出力 までも 搭載 しています 。
注意 :アナログ入力端子( マイク / インストゥルメント / ライン ) と 全 てのアナログ 出力端子 は 、192kHz まで
のサンプリングレートに対応 していますが、 アナログ入力・ ⅚・ 端子 は 96kHz が上限 となります。同軸 デジ
タル入出力端子 は、2 チャンネルの PCM (S/PDIF ) フォーマットで 96kHz までのサンプリングレートに対応 して
います。光 デジタル入出力端子 は、4 チャンネルの ADAT S/MUX モードでは 96kHz までのサンプリングレートに
対応 していますが、2 チャンネルの PCM(S/PDIF) フォーマットでは 48kHz が 上限 となります。
FireWire 1814 のコントロールパネル・ ソフトウェアでは、 オーディオアプリケーションからの最大 12 チャンネル
出力 を含 む縦横無尽 のパワフルなルーティング / ミキシングをコントロールすることができます 。 ミキサーの 各
チャンネルは、柔軟 な発想 の Aux Send やアナログ出力 へのルーティング機能等 を備 えています。 また、ASIO ド
ライバによる低 レイテンシーのソフトウェアモニタリングに加 え、 ゼロレイテンシーに限 りなく近 いハードウェア
ダイレクトモニタリングまでも装備 しています。
光デジタル 入出力は、ADAT フォーマット 以外にもコントロールパネル・ ソフトウェアで S/PDIF フォーマットに
設定することもできます。 これにより、 接続するデジタル 機器の 端子形状( 同軸 / 光)に 合わせて FireWire 1814
をカスタマイズすることが可能 になります。 コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページにある各 チャン
ネルは、様々 な組 み合 わせが可能 で多岐 の用途 に対応 します。
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フロントパネルにある 2 系統 のヘッドフォン出力端子 には、独立 したエンドレスロータリーエンコーダーが装備 さ
れており個々 の音量 コントロールが可能 です。 フロントパネルの A/B セレクタスイッチでは、 ダイレクトモニタ
リングの ON/OFF やヘッドフォンキューイング等 のコントロールが可能 で、 コントロールパネル・ ソフトウェアで
A/B セレクタスイッチの設定 が可能 です。 フロントパネルのエンドレスロータリーエンコーダーは、 コントロール
パネル・ ソフトウェアの各 フェーダをコントロールすることが可能 です。 これらに加 え、FireWire 1814 は FireWire
バス電源供給 * で動作 するのでモバイル環境 でも使用 することができます。
* バス電源供給 には、 コンピュータに 6 ピンの FireWire 端子が 装備されている 必要があります。 コンピュータの
FireWire 端子が 4 ピンの場合 には、付属 の AC/DC 電源アダプタをご 使用下さい。
FireWire 1814 をラックに設置 する。
FireWire 1814 の底部左右には 、 ラックマウント 用に 穴が 空いています 。下図 の 様に 付属のスクリューを 使って 別
売のラックトレーに 設置します( ラックトレー 左右の 端に 設置可能です)。ラックトレーに設置する場合には 、底
部 4 個所のゴム 足を 取外して 下さい。
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4 FireWire 1814 の特徴
• アナログライン入力 8 系統( TS アンバランス)
• アナログライン出力 4 系統( TRS バランス / アンバランス)
• 光デジタル 入出力 1 系統( ADAT 8 ch 48 kHz・ ADAT S/MUX 4 ch 96 kHz・ S/PDIF 対応)
• 同軸デジタル 入出力 1 系統( 光 / 同軸デジタル 出力は S/PDIF の場合同 じ音 が出力 されます)
• 高品質マイクロフォン / インストゥルメントプリアンプ 2 系統( Neutrik 製 XLR・ TS):独立ゲイ
ンコントロール ・ シグナル / クリップ LED・20dB パッド ・48V ファンタム 電源搭載
• コントロールパネル・ ソフトウェアで割当可能 なフェーダグループ
• エンドレスロータリーエンコーダーで音量 コントロール可能 なヘッドフォン出力 2 系統
• A/B セレクタスイッチ( ダイレクトモニター ON/OFF やヘッドフォンソース切替)
• コントロールパネル・ ソフトウェアによる柔軟 なミキシング / ルーティング、 ゼロレイテンシーの
ハードウェアダイレクトモニタリング
• 超低レイテンシーハードウェア / ドライバデザイン
• MIDI 入出力 1 系統( 5 ピン DIN)
• ワードクロック入出力 1 系統( BNC)
• ブレークアウトケーブル( ワードクロック・ MIDI・同軸デジタル )用 DE15 F 端子
• アナログ入出力 のステータス LED 装備
• 光 / 同軸デジタル 入出力のステータス LED 装備
• 6 ピン FireWire 端子 2 系統
• 電源 ON/OFF スイッチ( LED 装備)
• 周波数特性:192kHz:+/-1dB,22Hz 〜 80kHz・96kHz:+/-0.5 dB,22Hz 〜 40kHz・48kHz:+/-0.1dB,22Hz
〜 22kHz
• 最大 SNR とダイナミックレンジ( A-weighted):105dB ADC ・107dB DAC
• 歪み 率: 0 .00301 %( -90 .5 dB)以下
• アナログサンプリングレート: アナログ入力端子と全 てのアナログ出力端子 は 44.1kHz 〜 192kHz
(アナログ入力 ・⅚ ・端子は 44 .1 kHz 〜 96 kHz まで)
• デジタルサンプリングレート:(同軸デジタル 入出力 :44.1kHz ・48kHz ・88.2kHz ・96kHz );(光
デジタル 入出力:44.1 kHz ・ 48kHz );( 光デジタル ADAT S/MUX 入出力 : 88.2 kHz ・ 96kHz )
• オーディオドライバ: ASIO 2 .0・ MME/WDM・ GSIF 2 .0・ Sound Manager・ Core Audio
• 電源: 6 ピン FireWire バス供給 * または同梱 の AC/DC 電源アダプタ
* 電源供給可能な 6 ピン FireWire 端子が 必要です(注意:6 ピン PCMCIA カードはバス電源供給 に対応していません)。
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5 動作環境 *
重要 :FireWire 1814 は、Windows XP と Windows 2000 をサポートしています (Windows 98 / 98 SE/ME/NT は 非
対応)。Windows 2000 では 、Service Pack 4( SP4)以降、Windows XP では Service Pack 1( SP1)以降が 必要です 。
Microsoft 社のウェブサイトで Windows のアップデート状況 を 参照 して 、最新 の Service Pack をインストールし
て下 さい 。
Macintosh では、Mac OS 9 .2 .2 と Mac OS X 10 .2 .8 以降をサポートしています。それ以前 の Mac OS は非対応 です。
Windows:
• Pentium Ⅲ 800 MHz 以上(ノートブックコンピュータではより高速 な CPU が必要 です)
• 256 MB 以上の RAM
• Direct X 9 .0 b 以降
• Windows XP( SP1):Windows 2000 (SP4 )以上 (Windows 98 /98 SE/Me/NT は非対応 )
Macintosh:
• G3 **800 MHz/G4 **733 MHz 以上(ノートブックコンピュータではより 高速な CPU が必要 です)
• Mac OS 9 .2 .2 の場合 256 MB 以上の RAM
• Mac OS X 10 .2 .8 の場合 256 MB 以上の RAM
• Mac OS X 10 .3 以降の 場合 512 MB 以上の RAM
* オーディオアプリケーションの動作環境 も上記 に相当 することを確認 して下 さい。
**G3 /G4 アクセラレーターカードは非対応 です。 FireWire 端子が 標準装備された Macitnosh が必要 です。
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6 FireWire 1814 の概要
フロントパネル図解
フロントパネル解説
1. Mic/Inst 入力( Lo-Z/Hi-Z 入力) ー この Neutrik コンボ端子 は、 3 ピン XLR バランス端子 にローイ
ンピーダンス(コンデンサーマイクロフォン等 )機器、中央の TS アンバランス端子にハイインピー
ダンス( ギター / ベース等) 機器 を接続 します。
2. Mic/Line セレクタ ー このスイッチでは、 フロントパネルの Mic/Inst 入力端 子とリアパネルの
ライン入力端子 を切替 ます。 スイッチが外 に出 た状態 では、Mic/Inst 入力端子 が有効 になりラ
イン入力端子 は無効 になります。 スイッチを押 した状態 では、 ライン入力端子 が有効 になり
Mic/Inst 入力端子は無効 になります。
3. Pad(パッド ) ー この Pad スイッチを押 すと 20dB ゲインリダクションが有効 になりフロントパネ
ルの Mic/Inst 入力のレベルを 20dB 減少させます 。入力 ゲインレベルを 最小の 状態にしても 音が
歪む( クリップ LED 点灯時) 場合に 使用します。 また、Mic/Inst 入力に +4 dB ライン 機器(3 ピン
XLR バランス端子) を 接続する 場合にも 使用できます 。
4 . Input Gain Level(入力ゲインレベル ) ー このゲインノブは、 フロントパネルの Mic/Inst 入力のプ
リアンプゲイン (可変 ゲインは 40dB 以上) をコントロールします 。 マイクロフォンやギター 等を
接続して 歪まない( クリップ LED 点灯しないよう) 程度に 適切なレベルに 調整して 下さい。
5 . Signal/Clip LED(シグナル/ クリップ LED ) ー Signal LEDは、フロントパネルのMic/Inst 入力 のステー
タスを表示 します。 シグナルレベルが - 30dB 以上 の時 に Signal LED が点灯 しシグナルレベルが 1dB
以下 のクリッピング発生時 に Clip LED が 点灯 します。Clip LED が 頻繁 に点灯 する場合 には、 入力 ゲ
インレベルを小 さくして下 さい。
6. Headphone(ヘッドフォン )出力 1 /2 ー この端子は、 TRS ステレオヘッドフォンを接続します。
各ヘッドフォン 出力端子は、 個々に 独立して 音量コントロールができます。 サンプリングレートが
192 kHz の時には 、 アナログ 出力はヘッドフォン 1 端子から、 アナログ 出力 はヘッドフォン 2 端
子からモニターできます。 詳しくは、P.43 の「A/B Switch Function 」や P.51 の「A/B セレクタスイッ
チを 使用する 」 を 参照して 下さい 。
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7. Headphone(ヘッドフォン )出力レベル 1/2 ー これらのエンドレスロータリーエンコーダーは、ヘッ
ドフォンの音量 をコントロールします。 エンドレスロータリーエンコーダーを動 かすとコントロー
ルパネル・ ソフトウェアの Output ページのヘッドフォン出力 フェーダも同様 に動 きます。
8. S/PDIF 入出力ステータス LED ー S/PDIF In の LED は、 デジタル入力端子から有効な S/PDIF 信号を
感知すると 緑色の LED が 点灯します。S/PDIF Out の LED は、 デジタル 出力端子へ 有効な S/PDIF 信号
を 感知すると 緑色の LED が 点灯します 。※ コントロールパネル ・ ソフトウェアでデジタル 入出力を
S/PDIF フォーマットにしている場合に 機能します 。尚、 初期設定 は 同軸( S/PDIF )デジタルです 。
注意 :デジタル出力フォーマットに S/PDIF が 選択されている 場合、S/PDIF 信号 は 光デジタルと 同軸デジタルの 両
方に 同じ 信号が 出力されます。
9. ADAT 入出力ステータス LED ー ADAT In の LED は、光 デジタル入力端子から有効な ADAT 信号を 感
知すると 緑色の LED が 点灯します。ADAT Out の LED は、 光デジタル 出力端子へ 有効な ADAT 信号
を 感知すると 緑色の LED が 点灯します 。※ コントロールパネル ・ ソフトウェアでデジタル 入出力を
ADAT フォーマットにしている場合に 機能します 。
10. Line 入出力ステータス LED ー Line In の LED は、 アナログライン入力端子から -30dB 以上の 信号を
感知すると 緑色の LED が 点灯します。Line Out の LED は、 アナログライン 出力端子へ -60 dB 以下の
信号を 感知すると 緑色の LED が 点灯します。
11. A/B ステータス LED ー この LED は、 A/B スイッチで選択されているモードを表示します(初期設
定では、LED 消灯時が A で LED 点灯時が B です)。この機能は 、コントロールパネル・ソフトウェア
で、ヘッドフォンソースの切替 スイッチやダイレクトモニタリング(ASIO ダイレクトモニタリング)
の ON/OFF 切替 として設定 できます。詳 しくは、P.43 の「A/B Switch Function 」 や P.51 の「A/B セ
レクタスイッチを使用 する」 を参照 して下 さい。
12. A/B セレクタスイッチ ー このスイッチでハードウェアダイレクトモニタリングの ON/OFF 切替を
行うことができます。 初期設定では、、LED 消灯時が A= ダイレクトモニタリング OFF で 、LED 点灯
時が B= ダイレクトモニタリング ON です。 また、このスイッチはヘッドフォンソースの切替スイッ
チとして機能 します。詳 しくは、P.43 の「A/B Switch Function 」 や P.51 の「A/B セレクタスイッチ
を使用 する」 を参照 して下 さい。
13 . エンドレスロータリーエンコーダー ー このエンドレスロータリーエンコーダーは、初期設定 では
FireWire 1814 のアナログ出力 の音量 をコントロールすることができます。また、コントロールパネル・
ソフトウェアの「Level Controller Assignment 」 で割当 てた Mixer ページや Output ページのフェー
ダグループをコントロールすることもできます。 コントロールできるオプションは以下 の通 りです:
A. SW return bus(ソフトウェアリターンバス ) ー ソフトウェアリターンの 1 〜 4
B. Output(出力 ) ー アナログ出力( 初期設定)
C. Input(入力 ) ー アナログ入力 8 系統・ ADAT 8 チャンネル入力・ S/PDIF デジタル入力
D. Aux Send ー Aux センドバス
14. Power LED ー FireWire 1814 に電源 が供給 されている時 に青色 の LED が点灯 します。
15. 電源スイッチ ー このスイッチを押 して FireWire 1814 の電源 を入 れます。
16. ファンタム電源 LED ー このスイッチを押 すとフロントパネルの XLR マイク入力端子 へ 48V ファ
ンタム電源 を供給 します。48V ファンタム電源供給中 は赤色 の LED が点灯 します。
17. ファンタム電源 スイッチ ー このスイッチを押 してファンタム電源 を供給 します。
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リアパネル図解
リアパネル解説
18 . 電源端子 ー FireWire 1814 を 4 ピン FireWire 端子と接続 する場合 には、 付属 の 12 v AC/DC 1000 mA
アダプタを接続 して電源供給 を行 います。必ず FireWire 1814 に付属の電源アダプタをご使用下さい。
電流 、 電圧 、 極性 の異 なるアダプタを使用 すると故障 の原因 になります。
19. MIDI - S/PDIF - ワードクロック端子 ー この DE15F 端子に付属のブレークアウトケーブルの 15 ピン
端子 を接続 します。 ブレークアウトケーブルには 、MIDI( 5 ピン DIN )入出力 、 同軸デジタル入出力 、
ワードクロック(BNC )入出力端子 が装備 されています。MIDI 入出力 には MIDI キーボードや MIDI
音源 モジュール等 の MIDI 機器 、同軸デジタル入出力 には DAT やデジタルミキサー等 のデジタル 機器、
ワードクロック入出力 にはクロックジェネレーターやデジタル機器等 を接続 します。
20. FireWire 端子 ー FireWire 1814 には、 2 系統の FireWire 端子が装備されています。FireWire 1端子
はコンピュータと接続 します。FireWire 2 端子 は外部 FireWire 機器 と接続 します。FireWire 1814 の
FireWire 2 端子にはセルフパワー( 自己給電 )の FireWire 機器を 接続 して 下 さい。 FireWire バス電
源で 動作する 外部 FireWire 機器は、 オーディオパフォーマンスに 影響を 与える 場合があります。
注意 :FireWire 1814 は、6 ピン FireWire 端子 を 2 系統 を 装備 しています 。FireWire 1端子 はコンピュータと 接続
します。FireWire 2 端子 は、FireWire 1814 を経由 してコンピュータに周辺機器 を接続 する形 になります。FireWire
1814 は、 コンピ ュ ータか ら の FireWire バ ス 電源 供 給 で 動作 し ます 、 FireWire 2 端 子 に 接続 し た 周辺 機 器 へ
FireWire バス電源 を供給 することはできません。 FireWire 2 端子に 接続する 周辺機器はセルフパワーに 対応してい
る必要 があります。
21. 光デジタル 入出力 ー この光 デジタル端子 は、 ADAT フォーマットや S/PDIF フォーマットに対応 し
ています。 デジタルフォーマットは、 コントロールパネル・ ソフトウェアで切替 えます。
22. Line Outputs(ライン出力 ) ー この TRS(バランス / アンバランス) アナログ出力端子 は、 2.0
dVB アンバランスと 8.0 dBV( 10.2dBu)バランスまでのオーディオ信号 を出力 します 。
2 チャンネルのステレオで FireWire 1814 を使用 する場合、 初期設定 ではアナログ出力端子 から出
力 されますが、 コントロールパネル ・ ソフトウェアで 任意 のアナログ出力 へルーティングすること
もできます。 マルチチャンネル出力 の場合 にも同様 に、任意 のアナログ出力 へルーティングするこ
とができます。
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23. Line Inputs(ライン入力端子 ) ー この TS(アンバランス )アナログライン入力端子 は 、ラインレ
ベル 2.1dBV までのシグナルを受信 できます。 アナログライン入力端子 を使用 するには、 フロン
トパネルの Mic/Line スイッチを押 して「Line 」 の状態 にします。
24. Kensington® ロック端子 ー この端子 は、盗難防止用 の Kensington® セキュリティケーブルに対応
しています。
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7 ドライバのインストール
Windows XP/2000 でのインストール
注意 :FireWire 1814 をコンピュータに接続 する 前 に 、必 ずドライバのインストーラを 先 に 実行 して 下 さい 。 ドラ
イバのインストール後 に一旦 コンピュータを終了( シャットダウン) してコンピュータの電源 を切 って下 さい。
コンピュータの FireWire 端子 が 6 ピンの場合 には、FireWire 1814 とコンピュータを FireWire ケーブルで接続 して
FireWire 1814 の電源 を入 れてからコンピュータの電源 を入 れて下 さい。
FireWire 1814 を正常 に動作させるためには、Windows XP では Service Pack 1 以降、Windows 2000 では Service Pack
4 以降が 必要 です。 Service Pack に関 する 詳細 は 、 マイクロソフト 社 のウェブサイト http : //www.microsoft.com/
japan/ でご覧下さい。
また 、Service Pack 以外 に Direct X 9 .0 b 以上も 必要です 。 ドライバのインストーラを 実行するとコンピュータに
適切なバージョンの Direct X がインストールされているかどうか 検出します。Direct X 9 .0 b へのアップグレード
が必要 なメッセージが表示 された場合 には、ドライバ CD-ROM から Direct X 9 .0 b 以降 をインストールして下 さい。
ドライバのインストール途中 でデジタル署名 に関 するメッセージが表示 される場合 があります。 デジタル署名 は、
マイクロソフト社 のオペレーティングシステム上 でドライバが適切 に動作 するか確認 するための物 です。現段階 で
は、FireWire 1814 のドライバはデジタル署名 を取得 していませんが、常 に最良 のドライバを開発 するためにテス
トを繰 り返 しています。M-Audio では、 ドライバが正常 に動作 することを確認済 みですので、 デジタル署名 の警
告 に関 して心配 する必要 はありません。
コンピュータの CD-ROM ドライブにドライバ CD-ROM を挿入 します。 スタートメニューから「 ファイル名 を指定
して実行」 を選 びます。「参照 」をクリックして CD-ROM ドライブ> FireWire 1814 フォルダを選 びます。フォル
ダの中 にある「FireWire 1814 Installer 」を選択 します。 インストーラのアイコンをダブルクリックするとインストー
ルが開始 します。
1 . インストールを実行 する 前 に 他 のプログラムは 全 て 終了 して 下 さい 。「Next ( 次へ )」 をクリックし
てインストールを開始 します。
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2. FireWire 1814 のドライバをインストールするには、使用許諾条件 に同意 する必要 があります。内容
を読 み使用許諾条件 に同意 するには「I Accept(同意する )」を選択 してから「Next(次へ )」をクリッ
クします。
3. 「 Install(インストール )」をクリックします 。
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4. DVD/CD の性能設定 の画面 が表示 されます。設定 を変更 する必要 はありません。 Windows の諸設定
として 、DVD/CD プレーヤが FireWire 1814 を 通 して 適切 に 再生 ができるように 確認 するものです 。
「Next (次へ )」をクリックします 。
5 . インストールの途中 で 「 ロゴテストに 合格 していません 」 のメッセージが 表示 されます 。「続行 」 を
クリックしてインストールを続 けます。
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6. FireWire 1814 をコンピュータへ接続 する手順 が表示 されます。内容を 確認してから「Finish 」をクリッ
クすると Winodws をシャットダウンしますのでコンピュータの電源 を切 ります。
7 . コンピュータの電源が 切れたことを 確認してから 、 FireWire 1814 をコンピュータの FireWire 端子へ
接続します。 次に FireWire 1814 の 電源を 入れてからコンピュータの 電源を 入れます。Windows が
起動すると、「新しいハードウェアの 検出ウィザード 」が表示されます 。「ソフトウェアを自動的に
インストールする」 を選 んでから「次 へ」 をクリックします。Windows は、自動的 に FireWire 1814
のブートローダーファイルを検出 してインストールします。
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8. インストールの途中 で「 ロゴテストに合格 していません」 のメッセージが表示 されます。「続行 」を
クリックしてインストールを続 けます。
9 . 「新しいハードウェアの検索 ウィザード 」 が 再 び 起動 し FireWire 1814 のドライバソフトウェアをイン
ストールします。「ソフトウェアを自動的にインストールする」を選 んでから「次へ 」をクリックします。
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10. インストールの途中 で「 ロゴテストに合格 していません」 のメッセージが表示 されます。「続行 」を
クリックしてインストールを続 けます。
11 . 検索ウィザードの 完了画面 が 現 れたら「 完了 」をクリックしてインストールを 終了 します。 以上 で
FireWire 1814 のドライバインストールは完了 です。
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12. デスクトップの右下 にあるシステムトレイの中 に M-Audio FireWire 1814 のコントロールパネル・
ソフトウェアのアイコンが表示 されます。 アイコンをクリックしてコントロールパネル・ソフトウェ
アを開 きます。
Mac OS X でのインストール
6 ピン FireWire 端子と FireWire 1814 を接続 する 場合( バス電源供給) には 、 Macintosh の電源 が 入 っている 状態
で FireWire 1814 を脱着 しないで下 さい。FireWire 1814 を接続 する場合 には、Macintosh の電源 が切 れている時 に
FireWire 1814 を接続 して、 FireWire 1814 の電源 を入 れてから Macintosh の電源 を入 れて下 さい。
インストール上 の注意:Mac OS 10 .2 .8 以上ではインストールの最初に管理者の許可とパスワードの入力が必要で
す。Mac OS 10 .3 以降 ではインストールが始 まる前 にパスワードの入力 が必要 です。
1 . コンピュータの CD-ROM ドライブにドライバ CD-ROM を挿入 します 。 CD-ROM 内の FireWire 1814
フォルダ> OS X フォルダをクリックして開 きます。
2. M-Audio FireWire 1814 Installer.dmg ファイルをダブルクリックする とデスクトップに「 FireWire
1814」の仮想 ディスクがマウントします 。
3. 仮想ディスク 内に M-Audio FireWire 1814 Installer.mpkg ファイルがあります。 ダブルクリックして
インストーラを起動 します。
4. インストール開始画面 が表示 されますので「続 ける」 をクリックします。
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5. ドライバの更新履歴 など記述 した大切 な情報 が表示 されます。 このドキュメントは「プリント 」や「保
存」ができます 。 内容を 読み 終わったら「 続ける」 をクリックします。
6 . FireWire 1814 のドライバをインストールするには、使用許諾契約 に 同意する 必要があります 。内容
を読 み使用許諾契約 に同意 できれば「続 ける」 をクリックします。 このドキュメントは「 プリント」
や「保存 」 ができます。
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7. 使用許諾契約の 確認メッセージが 表示されます。 使用許諾契約に 同意するには「 同意します」 をク
リックします。
8. ドライバをインストールするハードディスク選択 して「続 ける」 をクリックします。
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9. FireWire 1814 のドライバインストールに関 してのオプションが表示 されます。通常 はそのまま「 イ
ンストール」 をクリックします。「カスタマイズ」をクリックするとインストールするパッケージを
指定 することができます。
10. 管理者の 名前とパスワードを 入力して「 OK」をクリックします。
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11. FireWire 1814 を Macintosh へ接続 する手順 が表示 されます。内容 を確認 してから「 OK」をクリッ
クします。
12. 以上でドライバインストールは 終了です。「閉じる 」をクリックして下 さい 。
13. アップルメニューの「 システム終了」 を選択 します。 Macintosh の電源 が切 れたことを確認 してか
ら FireWire 1814 とコンピュータを FireWire ケーブルで 接続 して FireWire 1814 の 電源 を 入 れてから
Macintosh の電源 を入 れて下 さい。
14 . Macintosh が起動 したらアップルメニューの 「 システム 環境設定」 から 「 サウンド 」 を 選 び 「出力 」
タブをクリックして 装置 リストから FireWire 1814 を 選択 します 。
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Mac OS 9 でのインストール
6 ピンの FireWire 端子と FireWire 1814 を接続する 場合( バス電源供給) には 、 Macintosh の電源が 入っている 状
態で FireWire 1814 を 脱着しないで 下さい。FireWire 1814 を 接続する 場合には、Macintosh の 電源が 切れている 時
に FireWire 1814 を 接続して 、FireWire 1814 の 電源を 入れてから Macintosh の 電源を 入れて 下さい 。
FireWire 1814 の MIDI 入出力を 使用する 場合には、 ドライバソフトウェアをインストールする 前に Opcode 社の
OMS 2 .3 .8 をインストールする必要 があります。 OMS のインストーラは、 ドライバ CD-ROM > OMS 2 .3 .8 フォ
ルダ内 にあります。OMS をインストールしてから、以下 の手順 に従 ってドライバソフトウェアをインストールし
て下 さい。
1 . コンピュータの CD-ROM ドライブにドライバ CD-ROM を挿入 します 。 CD-ROM 内の FireWire 1814
フォルダ> OS 9 フォルダをクリックして開 きます。
2. FireWire 1814 のインストーラをダブルクリックします。
3. インストール開始画面 が表示 されますので「 Continue(続ける )」をクリックします 。
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4. FireWire 1814 のドライバをインストールするには、使用許諾契約 に同意 する必要 があります。内容
を読 み使用許諾契約 に同意 するには「Agree 」をクリックしてインストールを開始 します。このドキュ
メントは「 プリント」 や「保存 」 ができます。
5 . ドライバをインストールするハードディスク選択 して 「選択 」 をクリックします 。初期設定 では
Mac OS 9 がインストールされているドライブになっています。
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6. FireWire 1814 を Macintosh へ接続 する手順 が表示 されます。内容 を確認 してから「 OK」をクリッ
クします。以上 でドライバインストールは終了 です。
7 . 特別メニューの「 システム 終了 」を 選択 します。 Macintosh の電源 が 切 れたことを 確認 してから
FireWire 1814 と コ ンピュータ を FireWire ケーブルで接 続 して FireWire 1814 の 電 源 を入 れてか ら
Macintosh の電源 を入 れて下 さい。
8 . Macintosh が起動 したらアップルメニューの 「コントロールパネル」 から「サウンド」 を選 び 「出力 」
タブをクリックして装置 リストから FireWire 1814 を選択 します。
OMS の新規設定 について:
アップル メニュ ーの「 コントロールパネル 」 で Apple Talk が無効 になっている ことを確認 して下 さい(Apple
Talk が有効 になっている場合 は、 OMS が感知 して無効 にするようメッセージを表示 します)。以下の 手順に 従って
OMS の設定 を行 って下 さい。
1 . ハードディスク> Opcode フォルダ> OMS Application フォルダ>「 OMS Setup 」をダブルクリッ
クします。
2. OMS の設定 ができていない旨 のメッセージが表示 されますので「 OK」をクリックします 。
3. 「 New Studio Setup」画面が 表示されたら 「 OK」をクリックします 。
4. 「 OMS Driver Search」で FireWire 1814 がどのポートに接続 されいるか( モデムまたはプリンタ) の
選択画面が 表示されます。 ここでは 何も 選択せずに「Search 」 をクリックします。
重要: FireWire 1814 が Macintosh に接続 されている必要 があります。
5 . 「 OMS Drive Setup 」画面で FireWire 1814 がリストに表示 されていることを 確認 してから 「 OK」を
クリックします。
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6. 「 OMS MIDI Device Setup」画面で FireWire 1814 の MIDI 出力ポートが 表示されますので、左のチェッ
クボックスにチェックを入 れて MIDI 出力 ポートを有効 にしてから「OK 」 をクリックします。
7 . 次にスタジオセットアップの 保存画面 が 表示 されます。 FireWire 1814 の MIDI ポートに楽器名が 認
識されていなくても 問題ありませんので、 一旦ここでスタジオセットアップに 名前を 付けて 保存し
ます(初期設定 の My Studio Setup でも構 いません)。これらの諸設定 は、後程楽器を接続して認識
させてから名前 を付 けて保存 することもできます。
8 . 以上で FireWire 1814 の MIDI 入出力が 使用 できる 状態 になります。
OMS には、 MIDI 接続が 適切かどうかをテストする 機能が 備わっています。 テストするには、 OMS の「 Studio」
メニューから「Test Studio」 を 選 択 し ま す。 FireWire 1814 に 接 続 し た MIDI キ ー ボ ー ド の 鍵 盤 を 弾 く と「 MIDI
Received 」と言うメッセージ ( キーボードアイコンへの矢印が 点滅します ) が聞こえます 。 キーボードアイコン
上にマウスを 移動すると、 カーソルの 形が 音符の 形に 変わりキーボードアイコンをクリックすると「 ジャン!」 と
いう 不協和音が 鳴ります 。以上 2 点 が 確認できれば 接続方法と OMS 設定は 正常です 。
OMS を終了 してから MIDI アプリケーションの MIDI 設定で OMS 対応を使用 する設定 にします。 詳 しくは、 MIDI
アプリケーションのマニュアルを参照 して下 さい。
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8 ハードウェアの接続
パワードモニター
(左)
パワードモニター
(右)
マイ
ク
インストゥルメント
コンピュータ
FireWire
MIDI音源モジュール
オー
ディオ出力
(左/右)
ライン
入力4
ライン
入力3
Mic/Inst
入力2
Mic/Inst
入力1
ライン出力1 ライン出力2
ヘッ
ド
フォン1
ヘッ
ド
フォン2
ADAT入力同軸デジタル
入力
ADAT
出力
M-AudioOctane
アウトボード
オーディオ
注意 :FireWire 1814 をコンピュータに 接続 する場合 には、 ホットプラグを 行 わないで下 さい。 必 ずコンピュータ
と FireWire 機器 の両方 の電源 が入 っていない時 に、FireWire ケーブルで FireWire 1814 とコンピュータを接続 し
てから FireWire 1814 の電源 を入 れて最後 にコンピュータの電源 を入 れて下 さい。 この作業 を怠 ると、 コンピュー
タや FireWire 1814 の FireWire 端子 が損傷 する場合 があります。
FireWire 1814 のアナログライン出力 をパワードモニターやミキサー等 のライン機器 に接続 します。 2 チャンネルの
ステレオで使用 する場合、 初期設定 ではアナログ出力端子 が選 ばれています( コントロールパネル・ ソフトウェ
アでアナログ出力端子 の変更可能)。
ヘッドフォンは、FireWire 1814 のヘッドフォン出力端子 に接続 して下 さい(A/B セレクタスイッチでヘッドフォ
ンを選択 した場合 には、 ヘッドフォン出力端子 1 を使用 します)。
Mic/Inst 入力端子には、マイクロフォン(XLR や TRS/TS 端子 ) やギター / ベースなどのインストゥルメント (TRS/TS
端子)を 接続します。Mic/Inst 入力端子を 使用するには、 フロントパネルの Mic/Line スイッチが Mic になって
いることを確認 して下 さい。FireWire 1814 のアナログライン入力・ ⅚・ 端子 には、 シンセサイザーや CD デッ
キなどラインレベルのアナログ機器 を接続 します。(アナログライン入力端子 もライン入力 として使用 できます。)
FireWire 1814 の光デジタル 入出力には 、ADAT 機器やデジタル(S/PDIF ) 機器を 接続 します。同軸デジタル 入出力 には、
同軸デジタル 出力を 備えたデジタル(S/PDIF ) 機器を 接続します。
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MIDI
パワードモニター
(左)
パワードモニター
(右)
コンピュータ
FireWire
FireWire1814
ライン出力1
MIDIキーボード
MIDI
入力
ライン
入力1
MIDI入力
MIDI
出力
ライン
入力2
ライン出力2
MIDI音源モジュール
オー
ディオ出力
(左/右)
FireWire 1814 の MIDI 入力端子には、MIDI 機器の MIDI 出力端子を 接続します。FireWire 1814 の MIDI 出力端子には、
MIDI 機器の MIDI 入力端子を 接続します。
下図 は、FireWire 1814 の MIDI 入力端子 に MIDI キーボードを 接続 し FireWire 1814 の MIDI 出力端子 に MIDI 音源 モ
ジュールを接続 した例 です。
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9 コントロールパネル・ ソフトウェア
このセクションでは 、FireWire 1814 のコントロールパネル ・ ソフトウェアについて 詳 しく 解説 します 。FireWire
1814 は、 サンプリングレート別 に以下 の 3 モードで機能 します。
• 44.1kHz と 48kHz モード:コントロールパネル・ ソフトウェアの機能全 て使用 できます。
• 88.2kHz と 96kHz モード:コントロールパネル・ソフトウェアは、一部の 機能を 除いて(Mixer ペー
ジではレベルメーター表示 のみ:Output ページでは Aux バスのコントロールが不可) 使用 できます。
• 176.4 kHz と 192 kHz モード:コントロールパネル・ソフトウェアは、一部の機能 を除 いて(Mixer ペー
ジではレベルメーター表示 のみ:Output ページでは Aux バスのコントロールとヘッドフォンの出力
ソース切替 が不可) 使用 できます。
FireWire 1814 のデバイスドライバには、 FireWire 1814 をコントロールするためのコントロールパネル・ソフトウェ
アが含 まれています。 コントロールパネル・ソフトウェアでは、 オーディオアプリケーションから最大 12 系統( ス
テレオペア)の出力 と FireWire 1814 の入力端子 から最大 16 系統 の入力 を集中管理 するマルチチャンネルソフトウェ
アミキサーを提供 します。 これにより、 コンピュータはデジタルオーディオワークステーションのパワフルなイン
ターフェイスとなります。個々 のミキサー入力 チャンネルは、FireWire 1814 の任意 のアナログ出力 へルーティン
グが可能 でソフトウェアの Aux send も 2 系統装備 しています。
FireWire 1814 のドライバインストールが完了 していれば、 コントロールパネル・ ソフトウェアもシステムにイン
ストールされています。 コントロールパネル・ ソフトウェアの起動方法 は以下 の通 りです。
Windows − 画面右下のシステムトレーにある「ノブ」 形のアイコンをダブルクリックするとコントロールパネル・
ソフトウェアが起動 します。
Macintosh − FireWire 1814 アイコンをダブルクリックします。 Mac OS 9 ではアップルメニュー> コントロール
パネル、Mac OS X ではアップルメニュー> システム環境設定 にインストールされています。
コントロールパネル・ソフトウェアは、Windows や Macintosh (Mac OS X は ASIO に非対応) でも ASIO 対応 オー
ディオアプリケーションのオーディオ設定 から起動 することもできます。
また、 コントロールパネル・ ソフトウェアでは、FireWire 1814 を使用 する上 での重要 な設定 を行 います。初期設
定 では、 基本的 な使用 に最適 な設定 が登録 されていますので、 録音 やモニター方法 によっては設定 を変更 する必要
が無 い場合 もあります。FireWire 1814 に装備 された機能全 てを効率 よく的確 に把握 するために、 コントロールパ
ネル・ ソフトウェアの解説 をお読 み下 さい。
注意 :FireWire 1814 をインストールした場合 の 初期設定 は 、最大 16 入力 12 出力 に 設定 されていますが FireWire
1814 に接続 するデジタル機器 に依 っては設定 を変更 する必要 があります。例 えば、 ADAT 機器を 接続する 予定がな
ければ光 デジタルを S/PDIF フォーマットに変更 します。 すると、 オーディオアプリケーションで使用 する入出力
チャンネル数 が減少 します。 それに伴 い Mixer ページや Output ページのチャンネル数 も減少 しますので、結果的
にコントロールパネル・ ソフトウェアは簡素化 されることになります。詳 しくは、P.43 の「 Digital Port Selection」
を参照 して下 さい。
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グローバルメニュー
コントロールパネル・ ソフトウェアの右側 にあるグローバルメニューは、各 セクション別 に分 かれており以下 のコ
ントロールが可能 です。
Mixer Settings ー Reset ボタンを押すとコントロールパネル ・ ソフトウェアの 各設定が 全て 初期設定に 戻ります 。
初期値に 関しては、P.60 の「 Mixer ページと Output ページの初期設定」 を参照して下さい。
Mixer Settings ー Load ・ Save ・ Delete ボタンを押すと 個々のファイルダイアログボックスが 表示されます 。 コ
ントロールパネル・ ソフトウェアの設定 を保存 する場合 は、Save (保存 ) ボタンをクリックしダイアログボック
スで名前 を付 けて保存 します。load (読 み込 み) ボタンは、保存 した設定 を選択 し読 み込 むことができます。保
存 した設定 を削除 するには、Delete ( 削除 )ボタンをクリックして 削除 する設定 を選択 します。
Level Controller Assignment ー フロントパネルのエンドレスロータリーエンコーダーでコントロール可能 なフェー
ダグループを選択 します。コントロールパネル・ソフトウェア内 の各 フェーダは、 フロントパネルのエンドレスロー
タリーエンコーダーでコントロールすることができ、以下 のフェーダグループの内 1 つを割当 てることができます。
• SW Return ー オーディオアプリケーションから送 られてくるソフトウェアリターン 1 〜 4 の音量 をコン
トロールできます。
• Output ー FireWire 1814 のアナログ出力 の音量 をコントロールできます。 モニタースピーカー等 へ出力
する音量 をコントロールする場合 に最適 の設定 です(初期設定 では Output が設定 されていています)。
• Input ー FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力の 音量をコントロールできます (録音 する 音量とは 関
係ありません)。
• Aux Send ー Aux バス( L/R )の音量をコントロールできます 。
割当可能なフェーダグループの 1 つを 選ぶと、対応するフェーダ 上の Ctrl ボタンが 有効(点灯)になります。例 えば、
「 Input 」 を選択すると Mixer ページの Input フェーダ 上の Ctrl ボタンが 有効になります 。Ctrl ボタンをクリック (消
灯)して 特定のフェーダをコントロールできないようにすることも 可能です。
エンドレスロータリーエンコーダーを左右 に回 すことで、Level Controller Assignment で選 ばれているフェーダグ
ループ(Ctrl ボタンが点灯 )のフェーダを同時 にコントロール( )できます。他 のフェーダグループを選択 しても、
以前にコントロールした 設定が 記録されており、 再び Level Controller Assignment で 以前の 割当を 選択すれば 以
前のままの 設定でコントロールすることもできます。
ヘッドフォン出力 は、Level Controller Assignment で選択 できませんが、 フロントパネルにはヘッドフォン用 のエ
ンドレスロータリーエンコーダーが装備 されています。 このエンドレスロータリーエンコーダーをコントロールす
ると、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Output ページのヘッドフォンフェーダをコントロールできます。
Main Output ー Mute ボタンと dim ボタンは、FireWire 1814 の出力 を Mute(消音 ) または dim(20dB 下 げる)
することが可能 です。Mute ボタンをクリック(赤色 に点灯) すると FireWire 1814 のライン出力 と光 / 同軸 デジ
タル出力 のオーディオを停止 させます。 これは、 スピーカーとヘッドフォン交互 でモニターする場合 に便利 です。
dim ボタンをクリック(緑色 に 点灯) すると FireWire 1814 の出力 レベルを 20 dB 下げます。 一時的 に音量 を下 げ
てから元 の音量 に戻 す時 に便利 な機能 です。
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Mixer ページ
Mixer ページは、 FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力 からアナログ出力 へのルーティング等 をコントロールで
きます。Mixer ページには、最大 12 チャンネルのソフトウェアリターンが用意されており、一番下のスクロールバー
を左右 に動 かして全 てのミキサーチャンネルにアクセスすることができます。
注意 :ソフトウェアリターンのチャンネル数(Output ページも 同様) は 、光 デジタル 入出力 を ADAT フォーマッ
トで使用 するか S/PDIF フォーマットで使 用 するかで変化 し ます。 また、ADAT フォーマットが 88.2k や 96kHz
( S/MUX ) でもチャンネル数 は 変化 します ( このセクションでは、 光デジタル入出力 を ADAT 8 チャンネルで 使用
することを前提 で解説 します)。詳しくは 、P.43 の「Digital Port Selection 」を参照 して下 さい。
以下 は、コントロールパネル・ソフトウェアの様々 な 入出力(アナログや ADAT 等 ) の設定 を 表示 している 図例 です 。
Mixer ページの全 てのチャンネルにアクセスするには、 スクロールバーを左右 に動 かして下 さい。
Mixer ページ(左 にスクロール):ADAT 8 チャンネル出力有効時
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Mixer ページ(左 にスクロール):S/PDIF デジタル出力有効時
Mixer ページ(右 にスクロール):ADAT 8 チャンネル出力 と S/PDIF デジタル入力有効時
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Mixer ページ(右 にスクロール):ADAT 8 チャンネル@ 44 .1 kHz 入力有効時
Mixer ページ: レベルメーター以外 はグレーアウトしてコントロール不可( 88 .2 kHz 以上時)
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ソフトウェアリターン (Software Returns) ー オーディオアプリケーションからの 12 系統の出力 は、 最初 に「 ソ
フトウェアリターン」 に入力 されます。 ソフトウェアリターンは、 オーディオアプリケーションの出力 と直接連動
しており各 チャンネルのボリュームをコントロールするミキサーとして機能 します。
一般的 には、 ソフトウェアリターンのミキサーフェーダを 最高 のレベルにしたままで、 オーディオアプリケーショ
ンのミキサーで各出力 のレベルをコントロールします。 しかし、FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力(モニター
用途 )とソフトウェアリターンをバランス 良 く混 ぜてモニターする場合 などには、 ソフトウェアリターンのミキ
サーフェーダを使用 した方 が柔軟 にコントロールすることができます。
ハードウェア入力(Hardware Input ) ー Mixer ページには、 FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力 のダイレ
クトモニタリング用途 にハードウェア入力 が用意 されています。 コントロールパネル・ ソフトウェア上 では、「ア
ナログ入力:analog 1 /2 in ・analog 3 /4 in ・analog 5 /6 in ・analog 7 /8 in 」「ADAT 入力 :adat 1 /2 in ・adat
3 / 4 in・ adat 5 / 6 in・ adat 7 / 8 in」「S/PDIF デジタル入力 : spdif in 」 と表示されています 。
初期設定では、 ハードウェアダイレクトモニタリングは 無効になっています。 アナログ / デジタル 入力をモニタリ
ングするには 、各 ハードウェア 入力チャンネル 下部の 「出力 ルーティング 」 ボタンを 使用して 任意のアナログ 出力
端子へルーティングさせます。 詳しくは、P.46 の「録音中 に入力信号をモニタリングする」 を参照して下さい。
出力 ルーティング(Output Routing) ー 出力ルーティングボタン( 1 / 2 と 3 / 4)をクリック( 青色点灯 ) して、ソ
フトウェアリターンの 1 〜 4 チャンネルを FireWire1814 の任意 のアナログ出力(1/2 と 3/4 ) へルーティングさせ
ることができます。 また、ハードウェア入力 も同様 に FireWire1814 の任意 のアナログ出力(1/2 と 3/4 )へルーティ
ングさせることができます。
出力 ルーティングボタン(1/ 2 と 3/ 4 ) は 、両方を選択 することも可能 ですが、複数のチャンネルを同一 の出力 ルー
ティングへ割当 てるとオーディオ信号 が歪 む場合 もありますので出力 レベルに注意 して下 さい。
Aux Send ー Mixer ページのソフトウェアリターン 1 〜 4 と全 てのハードウェア 入力 には 、 ステレオ ( L/R )の
Aux Send(補助入力バス )が用意 されています。Aux Send を併用 すると、ヘッドフォンミックスや外部 エフェクター
へ送 る等 の柔軟 で新 しいミックスの制作 に最適 です。Aux Send を使用 するには、 ソフトウェアリターンとハード
ウェア入力上部 の L aux R ノブをクリックして上下 にドラッグします。Aux Send は、Output ページの Aux Send
マスターチャンネルにルーティングされます。Output ページの各出力 チャンネルで、Main ボタンをクリックして
Aux に切 り 替 えれば 、 Aux Send マスターチャンネルのサウンドが FireWire 1814 の任意 の 出力端子( アナログ 1 〜
4 とヘッドフォン) から出力 することができます。
ステレオリンク ー ソフトウェアリターンとハードウェア入力 は 、 ソフトウェアフェーダでボリュームをコント
ロールできます。各 チャンネルの link ボタンをクリック(青色点灯 ) すると、左右 のフェーダをペアにして片方
のフェーダをスライドさせると左右同時 にコントロールすることが可能 です。
Mute (ミュート ) ボタン ー Mute ボタンをクリック(赤色点灯) するとオーディオ 信号の 出力をステレオペアで
停止させます。 再度クリックするとオーディオ 信号の 出力が 再開します。
Solo (ソロ ) ボタン ー Solo ボタンをクリック(黄色点灯) すると 選択しているチャンネルのみオーディオ 信号を
出力します。 再度クリックすると 解除されます。
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Pan ー 各ハードウェア 入力 チャンネルには、 Pan( L/R )が用意されています 。 一般的なハードウェアミキサーと
同様に FireWire 1814 のアナログ / デジタル 入力の Pan (L pan R ) をコントロールできます。
CTRL ボタン ー コントロールパネル・ ソフトウェアの右側の Level Controller Assignment で sw return bus を選
択すると、 ソフトウェアリターンの 各チャンネルの ctrl が 点灯しフロントパネルのレベルコントローラでフェー
ダをコントロールすることができます。input を選択 すると、 ハードウェア入力 の各 チャンネルの ctrl が点灯 し
フロントパネルのレベルコントローラでフェーダをコントロールすることができます。詳 しくは、P.32 の「Level
Controller Assignment 」を参照 して 下 さい 。
メーター ー Mixer ページの下部 にあるメーターは 、FireWire 1814 の Output バ ス と Aux バ ス の 音 量 を 表 示 し
Output ページの状況 を把握 できます。
Output ページ
Output ページは、FireWire 1814 のアナログ出力 や Aux バスや phone(ヘッドフォン )バス等 をコントロールします。
Output ページ: ADAT 8 チャンネル@ 44 .1 kHz 出力有効時
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Output ページ:ADAT 4 チャンネル出力有効時(88.2kHz 以上の場合には Aux がグレーアウトしてコントロール不可)
Output ページ: S/PDIF デジタル出力有効時
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Output チャンネル ー フェーダでアナログ出力 とヘッドフォン出力 や Aux バスの出力 レベルをコントロールする
ことができます。main/aux ボタンが main に設定 されている場合 には、Mixer ページで選択 したシグナルを出力
します。
バランスコントロール ー バランスコントロール(bal) は、左右 のバランスを調節 します。
ステレオリンク ー Output チャンネルや Aux バスやヘッドフォン出力 は、 ソフトウェアフェーダでボリュームを
コントロールできます。各 チャンネルの link ボタンをクリック(青色点灯 ) すると、左右 のフェーダをペアにし
て片方 のフェーダをスライドさせると左右同時 にコントロールすることが可能 です。
Main/Aux ボタン ー main/aux ボタンで Main が選択( 青色点灯) されている場合 は、 Mixer ページで選択 され
たオーディオ信号 を FireWire 1814 のアナログまたは S/PDIF の各出力端子 から出力 されます。Aux が選択 されてい
る場合( 緑色点灯) は、Aux L/Aux R bus ( ステレオ) のオーディオ信号 が FireWire 1814 のアナログまたはデジタ
ル S/PDIF の出力端子 から出力 されます。
Mute (ミュート ) ボタン ー Mute ボタンをクリック(赤色点灯) するとオーディオ 信号の 出力をステレオペアで
停止させます。 再度クリックするとオーディオ 信号の 出力が 再開します。
Solo (ソロ ) ボタン ー Solo ボタンをクリック(黄色点灯) すると 選択しているチャンネルのみオーディオ 信号を
出力します。 再度クリックすると 解除されます。
Aux Send マスターチャンネル ー Aux send マスターチャンネルは、 Aux バスへルーティングされたオーディオ信
号をコントロールできます。Link ボタンをクリックすると、 左右のフェーダをペアにして 片方のフェーダをスラ
イドさせると 左右同時にコントロールすることが 可能です 。bal ノブは 、左右 のバランスを 調節します 。
Aux Send マスターチャンネルを各 チャンネルから 出力 するには 、 main/aux スイッチで aux を 選択 します 。詳し
くは、P.49 の「 ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける」 や P.50 の「Aux Send をサブミッ
クスとしてモニターする」 を参照 して下 さい。
Phones のチャンネルには ctrl ボタンがありません。フロントパネルのヘッドフォン出力用 のレベルコントローラー
でフェーダをコントロールすることができます。
Aux チャンネルバランス ー バランスコントロール( bal)は 、左右のバランスを 調節します 。
Aux Mute( Aux ミュート) ー Mute ボタンをクリック(赤色点灯 ) するとオーディオ信号 の出力 をステレオペア
で停止 させます。再度 クリックするとオーディオ信号 の出力 が再開 します。
Phone 出力チャンネル ー FireWire 1814 の 2 系統のヘッドフォン 出力(phone1 と phone2 )をコントロールします。
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Phone ソース割当 て ー FireWire 1814 のヘッドフォン出力 で Output ページの任意 の出力 チャンネル( 1 /2・ 3 /4・
aux)をモニターすることができます 。 1/2・ 3/4・ aux の 3 種類の 内 1 つを選択 してヘッドフォンへルーティング
させることができます。
Phone ミュートボタン ー Mute ボタンをクリック(赤色点灯) するとオーディオ 信号の 出力をステレオペアで 停
止させます。 再度クリックするとオーディオ 信号の 出力が 再開します。
メーター ー Output ページの下部にあるメーターは 、Mixer ページのソフトウェアリターンとハードウェア 入力の
音量を 表示し Mixer ページの 状況を 把握できます。
Hardware ページ
Hardware ページでは、 FireWire 1814 のデジタル入出力 やクロックソースなど重要 な機能 を設定 します。
Hardware ページの機能 は、オペレーティングシステムによって異 なる場合 があります。以下 の図例 は、Windows
版のスクリーンショットです。
Hardware ページ: ADAT 入出力有効時
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Hardware ページ:同軸 デジタル入力 と ADAT 出力有効時
Hardware ページ:同軸 デジタル入出力有効時
41
Sample Rate Detected(サンプリングレート ) ー Hardware ページ右側 の sync source で選択 しているクロック
ソースから検出 されたサンプリングレートを表示 します。sync source で internal を選択 した場合、FireWire 1814
は FireWire バスを経由 してオーディオアプリケーションやオペレーティングシステムで設定 されているサンプリン
グレートを感知 して表示 します。sync source が external に設定 されている場合 には、FireWire 1814 の光 / 同軸
デジタル入力 から検出 したサンプリングレートを感知 して表示 します。
注意 :光デジタル 入出力 を ADAT S/MUX( サ ンプリ ングレ ート 88.2 kHz ま たは 96kHz ) で 使用 する 場合 には、
Hardware ページの左下 にある adat S/MUX のチェッ クボッ クスを クリックして有効 にする必要 があります。
ADAT S/MUX モードでは、最大 4 チャンネルの入出力 が可能 です( ADAT 機器によっては、 ADAT S/MUX モード
で使用 できない場合 もあります)。
ASIO/WDM Buffer Size( ASIO/WDM バッファサイズ) ー このフィールドでは、 ASIO/WDM ドライバのシステム
メモリのオーディオバッファ使用率 を設定 します。 バッファサイズを小 さくするとレイテンシー(入力信号 がソフ
トウェアを通 して出力 されるまでに生 じる遅 れ) も低 くなりますが、低速 なシステムでは適切 に動作 しない場合 も
あります。 バッファサイズの初期設定 は 256 ですが更 に低 く設定 することもできます。 オーディオ再生時 にノイ
ズが発生 する場合 は、 バッファサイズを大 きくして下 さい。
注意 :Mac OS X では、バッファサイズの設定 は 表示 されません 。Mac OS X ではオーディオアプリケーションでバッ
ファサイズを設定 します。Mac OS 9 では、ASIO Buffer Size と表示 されます。Mac OS 9 では、Sound Manager
のバッファサイズは設定 できません。
Bit Depth(解像度 ) ー この機能 は、 Mac OS 9 のみのオプションです。 ドロップダウンメニューで FireWire 1814
の 解像度(16Bit ・ 24Bit ・ auto ) を 選択します 。 オーディオアプリケーションに 依っては 、24Bit で 使用できない
場合があります。 この 場合には、 自動的に 16Bit に 変更されるか 手動で 16Bit に 変更する 必要があります。 初期設
定では、auto になっておりこのまま 使用して 問題ありません。 解像度を 低くすると CPU にかかる 負担が 軽減され
るので 、FireWire 1814 を 使用中 にノイズや 音飛 びが 発生 する 場合 には 16Bit に 設定 して 下 さい 。
Sync Source ー Sync Source では、 FireWire 1814 のクロックソースを選択 します。 FireWire 1814 の内部 クロック
を使用 する場合 には、internal-digital inputs muted または internal-digital inputs unmuted を選択 します。外部
デジタル機器 と同期 させる場合 には、external digital または word clock を選択 します。internal-digital inputs
muted または internal-digital inputs unmuted を選択 している 場合 には、 オーディオアプ リケーションやオペ
レーティングシステムで設定 されたサンプリングレートを生成 しロックします。初期設定 では、internal-digital
inputs muted です。外部デジタル機器 から FireWire 1814 の 光 / 同軸 デジタル入力端子 を使用 して録音 ( adat ま
たは spdif ) する場合 や、外部 デジタル機器 のサンプリングレートに同期 したい場合 には、external digital を選択
します。 ハウスシンクさせる場合 や外部 デジタル機器 のワードクロックに同期 したい場合 には、word clock を選
択 します。
Internal Digital Inputs Muted ー これは、 FireWire 1814 の内部でワードクロックを 生成している 状態で 、外部入
力信号には 同期しません( 初期設定)。
Internal Digital Inputs Unmuted ー これは、 FireWire 1814 の内部でワードクロックを 生成している 状態で 、同時
にデジタル 入力端子からの 同期信号を 受信します 。接続 されている 外部デジタル 機器が FireWire 1814 に 完全に 同
期している 場合に 使用できます。
42
Digital Port Selection ー ここでは、 FireWire 1814 のデジタル入出力端子 のフォーマットを ( ADAT または S/PDIF )
を設定 します。初期設定 は、入出力共に adat です。 ここでフォーマットを変更すると Mixer ページと Output ペー
ジのチャンネル数 も反映 されます。
注意 :Digital Port Selection の設定 を 変更 する 前 に 、 オーディオアプリケーションを 一旦終了 する 必要 があります 。
Digital Port Selection を adat から spdif に変更すると Mixer ページの adat 入力チャンネルは 表示 されません。 同
時に、Mixer ページのソフトウェアリターンの adat 出力レベルも 表示されなくなります。Output ページでも 同様
に adat 出力レベルも 表示されません 。
A/B Switch Function ー フロントパネルの「 A/B セレクタスイッチ」の割当 て(direct monitoring と headphone
out 1 A/B)を設定 します 。 direct monitoring を選択 すると A/B セレクタスイッチは、 FireWire 1814 のダイレクト
モニタリング機能 の ON/OFF 切替 えとして機能 します。A/B セレクタスイッチを操作 すると Mixer ページのハー
ドウェア入力 の mute ボタンが切替 わります。headphone out 1 A/B を選択 すると A/B セレクタスイッチは、ヘッ
ドフォン出力1 端子 でモニターするサウンドを切替 えることができます。詳 しくは、P.51 の「A/B セレクタスイッ
チを使用 する」 を参照 して下 さい。
Set Source ボタン ー A/B Switch Function で headphone out 1 A/B が選択 されている場合、 Set Source ボタン
をクリックすると Headphone Out 1 A/B Set Source ウィンドウが表示 されます。ここで、A/B セレクタスイッ
チで切替 えてヘッドフォン出力1 端子 でモニターするサウンドを選 びます。「A =消灯 」「B =点灯 」それぞれ 3 つ
のラジオボタンからモニターするサウンドを選択 します。変更 が終 われば set をクリックし変更 を無効 にするには
cancel をクリックします。「A 」「 B 」 で同 じサウンドを 選択 することはできません 。
43
About ページ
About ページでは、 ドライバソフトウェアのバージョン情報 が確認 できます。 ドライバソフトウェアをアップデー
トする 場合や 、 テクニカルサポートへご 連絡する 場合に 確認して 下さい 。 インターネットに 接続されている 環境の
場合には、 右下の M-Audio ロゴマークをクリックすると M-Audio のウェブサイトにリンクします。
Firmware Info ー ここでは、 FireWire 1814 のファームウェアのバージョンを表示 します 。
44
10 FireWire 1814 を使用 する
このセクションでは、FireWire 1814 の基本的 / 実用的 な設定例等 を紹介 します。 この他 にも M-Audio ウェブサイ
トで数多 くの FAQ を掲載 していますので、問題 が発生 した時等 に FAQ を参照 して下 さい。
録音レベルの 設定
Mic/Inst 入力を 使用する ー フロントパネルの Mic/Inst 入力端子には、 マイクロフォンやギター / ベース等 を接続
することができます。 フロントパネルの Mic/Inst 入力 を使用 するには、Mic/Line スイッチが手前 に飛 び出 してい
る必要 があります。 コンデンサーマイクロフォンを使 う場合 には、 マイクロフォンを XLR 入力端子 へ接続 してか
らファンタム電源 スイッチを入 れます。 マイクロフォンでボーカルを入力 したりギターを弾 いたりしながらゲイン
で入力 レベルを調整(緑色 LED 点灯 )して下 さい。クリップ LED(赤色点灯 )が点灯 しないように注意 して下 さい。
注意 :マイクロフォンでレコーディングする場合には 、 メインスピーカーから 離れたところでマイクロフォンを 使
用するか、 ヘッドフォンでモニターして 下さい。 マイクロフォンとスピーカーの 距離が 近付きすぎるハウリングが
発生する 場合があります。
ライン 入力 を 使用 する ー リアパネルのアナログライン入力端子 には 、ライン機器( ミキサーやシンセサイザー 等)
を接続 することができます。 ライン機器 のアナログ出力端子 と FireWire 1814 のアナログライン入力端子 を接続 し
ます。入力信号 は、 ステータス LED の点灯 によって確認 することができます。FireWire 1814 のアナログライン入
力 1/ 2 端子 を使用 する場合 には、Mic/Line スイッチを 押 している 必要 があります 。
アナログライン入力端子 で受 けるオーディオ信号 は、録音 する時 のオーディオ信号 と同 じ音量 になります。従 っ
てオーディオ信号 の音量調節 はライン機器側 で行 う必要 があります。一般的 なオーディオアプリケーションでは、
音量 が 低 すぎる 場合 にゲインで 大 きくすることができますが、ゲインを 大 きくし 過 ぎるとデジタルクリップノイズ
(0dB 以上のシグナル )が発生 する要因 になりますのでご注意下 さい 。
FireWire 1814 への入力 シグナルをオーディオアプリケーションや FireWire 1814 でモニタリングすることができま
す。詳 しくは、P.46 の「録音中 に入力信号 をモニタリングする」 を参照 して下 さい。
ADAT 入力を 使用する ー リアパネルの光 デジタル入力端子 には、 ADAT デジタル機器( M-Audio Octane や ADAT
マルチトラックレコーダー等) を接続 することができます。ADAT デジタル機器 の ADAT 出力端子 と FireWire 1814
の光 デジタル入力端子 を接続 します。
ADAT 入 力 を 使 用 す る に は、 Hardware ペ ー ジ の sync source で external-digital が 選 択 さ れ 、 digital port
selection の Input に adat が選 ばれている必要 があります。ADAT 機器に BNC ワードクロック出力 がある場合 には、
word clock で同期 することもできます。
45
同軸 デジタル 入力 を 使用 する ー リアパネルの同軸 デジタル 入力端子 には 、S/PDIF フォーマットのデジタル 機器
(DAT や CD プレーヤ等 )を接続 することができます 。デジタル機器 の同軸 デジタル出力端子 と FireWire 1814 の同
軸デジタル 入力端子を 接続します。
同軸デジタル 入力を 使用するには、Hardware ページの sync source で external-digital が 選択され、digital port
selection の Input に spdif が選ばれている 必要があります 。 また 、 spdif input port で coaxial が選ばれている 必
要があります。 デジタル 機器に BNC ワードクロック 出力がある 場合には、word clock で同期することもできます。
S/PDIF 入力で 受信するオーディオ 信号は 録音時と 同じ 音量になります。
光 デジタル 入力 を 使用 する ー リアパネルの光 デジタル 入力端子 には 、S/PDIF フォーマットのデジタル 機器(DAT
や CD プレーヤ等) を接続 することができます。 デジタル機器 の光 デジタル出力端子 と FireWire 1814 の光 デジタ
ル入力端子 を接続 します。
光 デジタル入力 を使用 するには、Hardware ページの sync source で external-digital が 選択 され、digital port
selection の Input に spdif が選ばれている 必要があります 。 また 、 spdif input port で optical が選ばれている 必
要があります。 デジタル 機器に BNC ワードクロック 出力がある 場合には、word clock で同期することもできます。
注意:デジタル入力 で受信 するオーディオ信号 は録音時 と同 じ音量 になります。
録音中に 入力信号をモニタリングする
FireWire 1814 は、 ASIO ダイレクトモニタリング、 ASIO ソフトウェアモニタリング、 WDM モニタリング、 Mac
OS X では CoreAudio をサポートしています。また、FireWire 1814 ではゼロレイテンシーに限 りなく近 いハードウェ
アダイレクトモニタリング 機能(44.1 kHz と 48kHz のみ ) を 装備 しています 。
ASIO ダイレクトモニタリング ー 多くの ASIO 2 .0 に対応 するオーディオアプリケーションは、 ASIO ダイレクトモ
ニタリングをサポートしています。ASIO ダイレクトモニタリングでは、入力信号 はオーディオアプリケーション
を経由 せずに直接 FireWire 1814 に戻 されるのでレイテンシーが非常 に小 さいと言 えます。 しかし、入力信号がオー
ディオアプリケーションを経由 しないため、 モニターするオーディオ信号 にソフトウェアエフェクトをかけること
はできません。
ASIO ダイレクトモニタリングが使用 できる場合 には、 オーディオアプリケーションの入力 チャンネルを FireWire
1814 に設定 してからミキサー等 でモニターバランスを調整 します。
ASIO ダイレクトモニタリングでは、低 レイテンシーのモニタリングができますがエフェクトをかけられないとい
う 制限 が 付随 します 。ここで 活躍 するのが 、コントロールパネル ・ ソフトウェアの Mixer ページにある Aux Send
(44.1kHz と 48kHz のみ )です 。Aux send は 、ダイレクトモニタリングを行 いながら外部 エフェクトを追加 する
ことができます 。詳 しくは 、P.49 の 「 ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける 」 を 参照して
下さい。
46
オーディオアプリケーションが ASIO ダイレクトモニタリングをサポートしている場合、オーディオアプリケーショ
ンのオーディオ設定等 で ASIO ダイレクトモニタリングを有効 にすることができます。詳 しくは、 オーディオアプ
リケーションのマニュアルを参照 して下 さい。 ダイレクトモニタリングの ON/OFF に関 しては、P.51 の「 A/B セレ
クタスイッチを使用 する」 を参照 して下 さい。
ASIO ソフトウェアモニタリング( Mac OS X は ASIO に対応していません) ー ASIO ソフトウェアモニタリングは、
入力信号はオーディオアプリケーションを 経由して FireWire 1814 に 戻されるので、 モニターするオーディオ 信号
にソフトウェアエフェクトをかけることができます。ASIO ダイレクトモニタリングよりはレイテンシーが大 きい
ですが、FireWire 1814 の ASIO ドライバで低 レイテンシーのモニタリングを実現 します。但 し、 レイテンシーは、
ドライバの品質以外 にも、多 くの要因( コンピュータの機種・プロセッサの速度・コントロールパネル・ソフトウェ
アのバッファサイズ・ オーディオアプリケーション等) で変化 します。
オーディオアプリケーションが ASIO ソフトウェアモニタリング( スルーアウトモニタリングとも呼 ばれます) を
サポートしている場合、 オーディオアプリケーションのオーディオ設定等 で ASIO ソフトウェアモニタリングを有
効 (この 場合 、ASIO ダイレクトモニタリングはオフにして 下 さい) にすることができます 。 詳 しくは、 オーディ
オアプリケーションのマニュアルを参照 して下 さい。
WDM モニタリング ー WDM モニタリング( Macintosh には対応 していません) は、入力信号 はオーディオアプ
リケーションを経由 して FireWire 1814 に戻 されるので、 モニターするオーディオ信号 にソフトウェアエフェクト
をかけることができます。 また、一般的 にソフトウェアエフェクトをかけても低 レイテンシーのモニタリングがで
きます。
オーディオアプリケーションが WDM モニタリングをサポートしている場合、 オーディオアプリケーションのオー
ディオ設定等 で WDM モニタリングを有効 にすることができます。詳しくは、オーディオアプリケーションのマニュ
アルを参照 して下 さい。
ハードウェアダイレクトモニタリング ー FireWire 1814 のハードウェアダイレクトモニタリング機能(44.1 kHz ま
たは 48kHz のみ) では、入力信号 は FireWire 1814 の出力端子 に直接戻 されるのでゼロレイテンシーに限 りなく近
いモニターが可能 です。 オーディオアプリケーションが ASIO や WDM モニタリングに対応 していない場合 には、
FireWire 1814 のハードウェアダイレクトモニタリング機能 は有効 な手段 です。 コントロールパネル・ ソフトウェア
の Mixer ページを使用 して、FireWire 1814 のアナログ入力 やデジタル入力 を FireWire 1814 の任意 のアナログ出力
へルーティングさせてダイレクトにモニターすることができます。 オーディオアプリケーションが ASIO ダイレク
トモニタリングや WDM ダイレクトモニタリングに対応 していても、FireWire 1814 のハードウェアダイレクトモ
ニタリング機能 を使用 することで、 ゼロレイテンシーに限 りなく近 いモニターが可能 です。
注意 :FireWire 1814 のフロントパネルの A/B セレクタスイッチは、ダイレクトモニタリング信号 のミュートやミュー
ト解除 をするスイッチとして使用 できます。詳しくは、P.43 の「A/B Switch Function 」や P.51 の「A/B セレクタスイッ
チを使用 する」 を参照 して下 さい。
ハードウェアダイレクトモニタリングを行 う場合、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページと Output
ページを次 の手順 で設定 する必要 があります。
47
オーディオアプリケーションを 起動 してから FireWire 1814 のコントロールパネル ・ ソフトウェアを 開 きます 。
1. FireWire 1814 のコントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページを開 きます( ここでは、 アナ
ログライン入力 1/ 2 の録音 を行 いながらアナログライン出力 1/ 2 でモニターする例 を紹介 します)。
analog 1 /2 in の Output ルーティングに 1 /2 を割当 て、 アナログライン入力 1/ 2 に接続 した音源 の
サウンドが 聞こえるまでフェーダを 上げます 。詳 しくは 、P.45 の 「録音 レベルの 設定」 を 参照して
下さい。
2 . オーディオアプリケーションで FireWire 1814 のアナログライン入力 1 / 2 の録音を 開始します 。録音
中にオーディオアプリケーションからの 音が 聞こえないようにチャンネルをミュートしても 構いま
せん (FireWire 1814 のダイレクトモニタリングを 使用 しているため )。
3. オーディオアプリケーションに録音 したトラックに多重録音 する場合 には、録音 したトラックを再
生 しながら Mixer ページの analog 1 / 2 in フェーダを 使用 して録音 したトラックと録音 するソース
のモニターバランスを調節 します。 コントロールパネル・ ソフトウェアの Output ページで出力 レ
ベルが歪 まない様 にフェーダを調節 して下 さい。
モニターのバランスを調整 するのに、 オーディオアプリケーションとコントロールパネル・ ソフトウェアを頻
繁 に切替 える必要 がある場合 には、 コントロールパネル ・ ソフトウェアのアナログ / デジタル 入力 のフェーダを
FireWire 1814 のフロントパネルのレベルコントローラーノブでコントロールすることができます。詳 しくは、 P.32
の「Level Controller Assignment 」や P.51 の「 エンドレスロータリーエンコーダーを使用 する」を参照 して下 さい。
ASIO ダイレクトモニタリングでは、低 レイテンシーのモニタリングができますがエフェクトをかけられないとい
う 制限 が 付随 します 。ここで 活躍 するのが 、コントロールパネル ・ ソフトウェアの Mixer ページにある Aux Send
(44.1kHz と 48kHz のみ )です 。Aux send は 、ダイレクトモニタリングを行 いながら外部 エフェクトを追加 する
ことができます 。詳 しくは 、P.49 の 「 ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける 」 を 参照して
下さい。
一般的な 録音方法
FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力 は、 オーディオアプリケーションで録音 することができます。 オーディ
オアプリケーションによって表示 が異 なります(ASIO ・WDM ・CoreAudio やモノラル / ステレオ等)。例えば 、
ASIO に対応 したアプリケーション( Cubase・ Nuendo 等)で FireWire 1814 の入力 は以下 の様 に表示 されます。
FireWire 1814 Analog Input 1 〜 FireWire 1814 Analog Input 8
FireWire 1814 ADAT Input 1 〜 FireWire 1814 ADAT Input 8( ADAT 入力有効時)
FireWire 1814 S/PDIF Input L(同軸デジタル 入力有効時 )
FireWire 1814 S/PDIF Input R(同軸デジタル 入力有効時 )
オーディオアプリケーションで FireWire 1814 の使用 する入力端子 を有効 にして下 さい。詳 しくは、 オーディオア
プリケーションのマニュアルを参照 して下 さい。 デジタル入力 を使用 する場合、Hardware ページの sync source
や digital port selection や spdif input port 等 が 適切 に 設 定 されてい る 必要 が あ りま す。 詳 しく は 、P.40 の
「 Hardware ページ」 を参照 して 下 さい 。
48
サンプリングレートの設定
デジタル入力 を使用 しない場合 には、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Hardware ページの Sync Source で
internal-digital inputs muted または internal-digital inputs unmuted を選択 してからオーディオアプリケーショ
ンやオペレーティングシステムでサンプリングレートを設定 します。FireWire 1814 の光 / 同軸 デジタル入力 を使用
する場合 には、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Hardware ページの Sync Source で external digital または
word clock を選択 すると 、外部デジタル機器 のサンプリングレートにロックします。 詳 しくは、P.40 の「Hardware
ページ」 を参照 して下 さい。
ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける
このセクションでは 、 ハードウェアダイレクトモニタリングにエフェクトをかける 方法を 紹介します 。紹介 する 方
法は、FireWire 1814 の Aus Send 機能を 使用するので、 サンプリングレートは 44.1kHz か 48kHz でなければ 使用
できません。
FireWire 1814 には、一般的 なオーディオインターフェイスとは一線 を画 す特別 な機能 が搭載 されています。 ハー
ドウェアダイレクトモニタリングは、 ソフトウェアベースのモニタリングで生 じるレイテンシーを回避 する方法
で、 トラック数 が多 いほどより効果 を実感 できます( トラック数 が多 くなるに伴 いバッファサイズを上 げる必要 が
あるため)。FireWire 1814 では、コントロールパネル・ ソフトウェアの Aux Send でモニターしているオーディオ信
号 にエフェクトをかけることができます。
ここで紹介 する方法 は、FireWire 1814 のアナログ入力 に接続 したシンセベースに同軸 デジタル入出力 のあるアウト
ボード(外部 エフェクター) のエフェクトをかける方法 です。諸設定 からエフェクトをかけてモニターするまでの
手順 を以下 に紹介 します。
注意 : 以 下の 方 法 を試 す 前 に、 コ ントロ ー ルパ ネ ル ・ ソフ ト ウェ ア の Hardware ペ ー ジで sync source を
Internal-Digital Inputs Unmuted に設定 します 。アウトボードは、 FireWire 1814 の同軸 デジタル 出力端子 からワー
ドクロック信号 を受 け FireWire 1814 の内部 クロックに同期 します。
1 . FireWire 1814 の同 軸 デ ジ タ ル 出 力 端 子 と ア ウ ト ボードの 同軸 デジタル 入力端子 を 接続 します 。
FireWire 1814 の同軸 デジタル入力端子 とアウトボードの同軸 デジタル出力端子 を接続 します。 コン
トロールパネル・ ソフトウェアの Output ページで spdif out チャンネルの main/aux ボタンをクリッ
クして aux に設定 します。
2. FireWire 1814 の同軸 デジタル入力 からのエフェクトをモニターするので、 コントロールパネル・ ソ
フトウェアの Mixer ページで spdif in チャンネルの出力 ルーティングボタンを 1/ 2 に割当 てます。
すると、 エフェクトはモニターしている他 の信号 とミックスされます。
3. P.45「録音レベルの 設定 」を参照 して 、 FireWire 1814 のアナログ入力 で録音 する設定 を行 います。
4. シンセベース(モノラル )アナログライン入力 1 端子 へ接続 します。 コントロールパネル・ソフトウェ
アの Mixer ページの analog 1 in チャンネルのフェーダでモニターレベルを調節 し pan をセンター
にします。 その後、aux L ノブで Aux バスへのセンドレベルを調整 します。以上 でオーディオ信号
は Aux Send マスターチャンネルを経由して同軸デジタル出力に送信されます。モノラルの楽器 にエ
フェクトを加 えるので、Aux Send マスターチャンネルの pan をセンターにします。
49
シンセベースを演奏 して analog 1 in の aux L ノブを上 げると、Aux Send マスターチャンネルのレベルメーター
に反応 があります。 アウトボードのデジタル出力 は、FireWire 1814 の同軸 デジタル入力 にルーティングしてエフェ
クトサウンドを FireWire 1814 のアナログ出力 からモニターすることができます。
Aux Send をサブミックスとしてモニターする
FireWire 1814 では、 Aux send を使用 してサブミックスをヘッドフォン出力 へルーティングさせモニタリングを行
うことができます 。 プレイヤーがモニターを 聞きながら 演奏するには 、 レコーディングエンジニアがミックスした
完成系のサウンドでなくプレイヤーが 演奏しやすいサブミックス( リズムトラックのサウンドを 大きくするなどプ
レイヤーが演奏 しやすいバランスのミックス) をモニターしたい場合 があります。 ここでは、FireWire 1814 のヘッ
ドフォン出力 2 端子 へサブミックスを出力 する方法 を紹介 します。
サブミックスを作 るには、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Output ページで phones 2 チャンネルの出力 ルー
ティング(1/ 2 ・ 3/ 4 ・ aux ) ボタンを aux に設定 します。 また、bal はセンター <C> に設定 して下 さい。次 に、
Mixer ページで各 チャンネル 上部 の Aux Send レベルコントロール(Aux L =左:Aux R =右)を 使用 して、オーディ
オ信号 を Aux へルーティングさせます。Aux へルーティングされたサウンドは、FireWire 1814 のヘッドフォン出
力 2 端子 へルーティングしますのでヘッドフォンでサブミックスをモニターすることができます。
50
エンドレスロータリーエンコーダーを使用 する
FireWire 1814 のフロントパネルのエンドレスロータリーエンコーダー(左右 に回転 させる) は、 コントロールパ
ネル・ ソフトウェアの各 フェーダをコントロールすることができます。 この機能 により、 コントロールパネル・ ソフ
トウェアの各 フェーダをマウス等 で上下 させる必要 がなくなります。
コントロールパネル・ ソフトウェアの各 フェーダをエンドレスロータリーエンコーダーに割当 てるには、コントロー
ルパネル・ ソフトウェアのグローバルメニューの level contoroller assignment で任意 のフェーダグループ(sw
return bus ・ output bus ・ input ・ aux send )を選択します 。例えば 、 ハードウェアダイレクトモニタリングを使
用する 場合に、FireWire 1814 のアナログ /デジタル入力のレベルをエンドレスロータリーエンコーダーでコントロー
ルするなど 様々な 状況で 役立ちます 。以下に、 ハードウェアダイレクトモニタリング 用の 設定方法を 紹介します 。
1 . コントロールパネル・ソフトウェアのグローバルメニュー (右側) の level controller assignmen t
の Inpu をクリックします。
2. Mixer ページの analog 1 /2 in 〜 analog 7 /8 in と spdif in または adat 1 /2 in 〜 adat 7 /8 in チャ
ンネル下部 の ctlr ボタンが点灯 します。ctlr ボタンが点灯 しているチャンネルだけエンドレスロー
タリーエンコーダーでコントロールできます。例 えば、 アナログ入力 のフェーダだけをコントロー
ルするには、analog 1 /2 in 〜 analog 7 /8 in 以外 のチャンネルの ctlr ボタンをクリックして消灯 さ
せます。 エンドレスロータリーエンコーダーは、 アナログチャンネルだけをコントロールできるよ
うになります。
コントロールパネル・ ソフトウェアとオーディオアプリケーションを頻繁 に切替 る必要 がないように、録音中 はコ
ントロールパネル・ ソフトウェアとオーディオアプリケーションを開 いたままにして、 エンドレスロータリーエン
コーダーで録音 している入力 のモニターレベルを微調整 します。
注意 :level contoroller assignment で選択しているフェーダグループを 他のフェーダグループに 切替える 度に 、関
係するフェーダグループの ctrl ボタンが 点灯します。ctrl ボタンをクリックして 消灯させると level contoroller
assignment のフェーダグループからそのチャンネルを無効にすることができます 。 コントロールパネル ・ソフト
ウェアは 、 この 変更を 記憶することができます 。
A/B セレクタスイッチを使用 する
フロントパネルの A/B セレクタスイッチは 、 コントロールパネル ・ソフトウェアの Hardware ページから 2 種類の
機能に 切り 替えができます。 初期設定では、ダイレクトモニタリングの ON/OFF 切替を行うことができます。 オー
ディオアプリケーションが ASIO ダイレクトモニタリングに対応 している場合 には、ASIO ダイレクトモニタリン
グの ON/OFF 切替 を行 うことができます(LED 消灯時 が A= ダイレクトモニタリング OFF で、LED 点灯時 が B= ダ
イレクトモニタリング ON です)。
コントロールパネル・ ソフトウェアの Hardware ページで a/b switch function に headphone out 1 A/B が選択 さ
れている場合 には、 ヘッドフォン出力1 端子 でモニターするソースを切替 えることができます。例 えば、 アナログ
ライン出力 からオーディオを再生 しながら、別 のチャンネルをヘッドフォンでキューイングすることができます。
この機能 は、 ノートブックコンピュータで DJ パフォーマンスをするのに最適 です。
51
以下 に、A/B セレクタスイッチを 使用 したダイレクトモニタリングの ON/OFF 切替 やヘッドフォンキューイング
の使用方法 を紹介 します。
ダイレクトモニタリング ON/OFF ー A/B セレクタスイッチの初期設定 は 、 ハードウェアダイレクトモニタリング
の ON/OFF 機能 です。 ハードウェアダイレクトモニタリングの ON/OFF に設定 するには、 コントロールパネル・ ソ
フトウェアの Hardware ページの a/b switch function で direct monitoring ラジオボタンをクリックします。
これにより、A/B セレクタスイッチで FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力 をミュートまたはミュート解除 す
ることができます。FireWire 1814 のアナログ / デジタル入力 のモニタリングを手動 でコントロールできるため便利
な機能 と言 えます。A/B セレクタスイッチは、LED 消灯時が A= ダイレクトモニタリング OFF で、 LED 点灯時が B=
ダイレクトモニタリング ON です。詳 しくは、P.46 の「録音中に入力信号をモニタリングする」を参照 して下 さい。
DJ プログラムからモニタリングする ー FireWire 1814 は、コンピュータで DJ を行 うのに最適 なモバイルギアです。
A/B セレクタスイッチをヘッドフォンソースセレクタとして使用 すると、 A/B キューイングや複数 ソースのモニタ
リング、 アナログライン出力 をミュートしながらヘッドフォンでキューイングするなど様々 な操作 が可能 です。
DJ プログラムを使用 すると 、 FireWire 1814 のアナログライン出力 1 / 2 端子から出力 されているサウンドとアナロ
グライン出力 3/ 4 端子 から出力 されているサウンドを別々( アナログライン出力 1/ 2 またはアナログライン出力
3 / 4 )にキューイングすることができます。
注意 : ヘ ッ ド フォンソースセ レ ク タは、Headphone out 1 ( ヘッ ド フォン 出力 1 端 子 ) にのみ 使用 可 能 です 。
Headphone Out 2(ヘッドフォン出力 2 端子)は 、 ヘッドフォンソースセレクタ機能 には 対応 しておらず Firewire
1814 コントロールパネル・ ソフトウェア Output ページで選択 したソースのみ出力 します。
A/B セレクタスイッチをヘッドフォンソースセレクタとして使用 するには、 コントロールパネル・ ソフトウェアの
Hardware ページの a/b switch function を headphone out 1 A/B にします。詳しくは 、以下の 設定方法を 参照し
て下 さい。
1. DJ プログラムの出力先 を FireWire 1814 のアナログ出力 1/ 2 に設定 します( コントロールパネル・
ソフトウェアの初期設定 では、Mixer ページの sw rtn 1 /2 は出力 1 /2 にルーティングされています)。
2. A/B セレクタスイッチが A に設定 されていると DJ プログラムで FireWire 1814 のアナログ出力 1/ 2
に設定 されているトラックをヘッドフォンでもモニタリングすることができます。
3. 注意:コントロール パネル・ ソフトウ ェアの Hardware ページの headphone out 1 A/B が A =
1/ 2 out で B = 3/ 4 out に設定 されているか確認 して下 さい。
4. DJ プログラムの他 のトラックをキューイングしたい場合 には、 そのトラックを FireWire 1814 のア
ナログ出力 3/ 4 へ出力 するように設定 します( コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページ
の sw rtn 3 /4 は、出力 3/ 4 ボタンに設定 して下 さい)。
5. A/B セレクタスイッチを押 して B に設定 すると FireWire 1814 のアナログ出力 3/ 4 のサウンドをヘッ
ドフォンからのみモニターすることができます 。 キューイングを 終えたら A/B セレクタスイッチを
再び 押して A に 戻します。
52
ライブ中 に外部機器 をモニタリングする ー 例えば、 オーディオアプリケーションでトラックを 再生をしながら、
DJ ターンテーブルのプリアンプ出力 を FireWire 1814 のライン入力 に接続 したり、 CD プレーヤーのデジタル出力
を FireWire 1814 のデジタル入力 に接続 して、 コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページで別 の出力端子
へルーティングすることができます。 コントロールパネル・ ソフトウェアで適切 な設定 をすれば、 オーディオアプ
リケーションでトラックを再生 をしながらフロントパネルの A/B セレクタスイッチを使用 して、 ヘッドフォンで
任意 の出力 をモニターすることができます。 詳 しくは、以下の設定方法 を 参照して下 さい 。
1 . コントロールパネル・ ソフトウェアの Hardware ページの headphone out 1 A/B が A = 1 /2 out で
B = 3 /4 out に設定 されているか確認 して set をクリックします。
2 . コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページの analog 1 /2 in チャンネルの Output ルーティ
ングを 1/ 2 に 設定 してアナログ 入力 1/2 をアナログ 出力 1/2 へルーティングします 。
3 . コントロールパネル・ ソフトウェアの Mixer ページでの spdif in チャンネルの Output ルーティング
を 3/ 4 に 設定 してデジタル 入力 をアナログ 出力 3/4 へルーティングします 。
4 . ヘッドフォン出力 1 端子にヘッドフォンを接続 します。 A/B セレクタスイッチを A に設定 するとラ
イン入力 1/ 2 のサウンド、B に設定 するとデジタル入力 がヘッドフォンからモニターできます。
5 . FireWire 1814 のアナログ出力 1 / 2 とアナログ出力 3 / 4 を DJ バトルミキサーに接続 することで 、ター
ンテーブルと CD プレーヤーを簡単 に切替 えて使用 することができます。
53
11 トラブルシューティング
FireWire 1814 は、高品位 でプロクオリティのオーディオを 提供するようにデザインされています 。 M-Audio では、
様々な 環境下での 動作検証を 行っています。 しかし、 無数に 存在するシステム 環境条件によっては、 正常に 動作し
ない 可能性もあります 。
FireWire バスは、 デジタルオーディオに 最適で 信頼できる 広帯域プロトコルですが 、余 りにも 多くの FireWire 機
器を 接続すると 正常に 動作しない 場合があります。 マルチメディア 機器として 使用する 上で、 コンピュータのプロ
セッサや FireWire の 性能を 把握して 頂くことが 必要です 。FireWire 1814 へ 多数の FireWire 機器を 接続することは
可能ですが、 余りにも 多くの FireWire 機器を 接続するとパフォーマンスが 低下する 場合があります。
FireWire 1814 でオーディ オの録音 / 再生が 正常に 行えない 場合には、 下記の 内容 を 確認して 下さい( 一 般的に
FireWire 機器は、 PCI カードの IRQ 競合から 影響を 受けません)。
オーディオの入出力 が使用 できない:
• FireWire 1814 のドライバが適切 にインストールされているか確認 して下 さい。 Windows XP では、
コントロールパネル> システム> デバイスマネージャー>「 サウンド、 ビデオおよびゲームコント
ローラー」 の横 にあるプラス記号(+ ) をクリックして FireWire 1814 がリストに含 まれているか確
認 して下 さい。Mac OS X や Mac OS 9 の 場合 には、Apple システムプロファイラで FireWire 1814
がリストに含 まれているか確認 して下 さい。 リストに含 まれていない場合 には、 ドライバを再度 イ
ンストールする必要 があります。
• FireWire 1814 を使用 するためには、 オーディオアプリケーションで適切 に設定 されているか確認 し
て 下 さい 。オーディオアプリケーションの 「オーディオ 設定」 で 、FireWire 1814 の 適切 なドライバ
(CoreAudio ・ASIO ・WDM 等 )を選択 する必要 があります 。
• ドライバが正常 にインストールされているにも 関 わらず 、 FireWire 1814 でオーディオ信号 の 入出力
を行 うことが出来 ない場合 には、FireWire 1814 で入力 したオーディオ信号 がオーディオアプリケー
ションへ適切 にルーティングされているか、 またコントロールパネル・ ソフトウェアのメーターが
反応 しているか確認 して下 さい。
• FireWire 1814 に接続したオーディオ 機器のオーディオケーブルが 適切に 接続されているか 確認して
下さい。
• FireWire 1814 の電源 が入 っているか確認 して下 さい。
• フロントパネルの Mic/Lineスイッチが使用方法に 合わせて適切な 設定になっているか確認 して下さい。
FireWire 1814 のデジタル入力 が使用 できない。:
• オーディオアプリケーションで FireWire 1814 のデジタル入力 を 受信 する 設定 になっているか 、また、
コントロールパネル・ ソフトウェアでクロックソースの設定 が適切 になっているか確認 して下 さい。
54
録音時にポップ / クリックノイズが 発生する:
• 音量が 大き 過ぎる 場合には、 歪みの 原因となりますのでオーディオアプリケーションや FireWire
1814 に接続 した機器 で音量 を調整 をして下 さい。
• FireWire 1814 のデジタル入力 を 使用 して 録音 を 行 っている 場合 には 、 コントロールパネル ・ ソフト
ウェアの Hardware ページの sync source が external に設定 されているか確認 して下 さい。
• 古いコンピュータやロースペックのコンピュータで使用 する場合 、バッファサイズを 大 きくすると
症状が 改善される 場合もあります。 但し、 バッファサイズを 大きくすると 録音時のレイテンシーも
大きくなります。
• 他の FireWire 機器を FireWire 1814 にデイジーチェインで接続 している 場合 には 、 デイジーチェイン
によるパワー不足 でノイズが発生 することも考 えられます。FireWire 1814 以外 の FireWire 機器 の接
続 を 外 して FireWire 1814 が 正常 に 動作 するか 確認 して 下 さい。
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12 お問い 合わせ 先
株式会社エムオーディオジャパン
〒 460-0002
愛知県名古屋市中区丸 の内 2-18 -10 丸 の内 アネクス 6F
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M-AUDIO France
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Fax: 418 -872 -0034
Email: midimancanada@m-audio.com
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13 テクニカルスペック
※サンプリングレート 48kHz 時
ライン入力(TS )1 〜 8 端子:
周波数特性 +/-0 .1 dB,22 Hz 〜 22kHz
ダイナミックレンジ 105 dB(A-weighted )
S/N 比 -105 dB( A-weighted)
歪 み率 0 .00281 % (-91 dB ) 以下
クロストーク -107 dB@1 kHz
ノミナル入力 レベル -10 dBV
最大入力レベル +2 .1 dBV(typical)
入力インピーダンス 10 K Ω(typical)
Mic/Inst 入力(バランス ) 1 /2 端子( 最大ゲイン 時):
周波数特性 +/-0 .1 dB,22 Hz 〜 22kHz
ダイナミックレンジ 105 dB(A-weighted )
S/N 比 -105 dB( A-weighted)
歪 み率 0 .00281 % (-91 dB ) 以下
クロストーク -105 dB@1 kHz
最大入力レベル -3 .8 dBu(typical)
入力インピーダンス Inst 入力:500K Ω (typical):Mic 入力:1.8K Ω (typical)
ゲイン調整 40 dB 以下
パッド -20 dB
総合 ゲイン範囲 + 60 dB
ライン出力(TRS )1 〜 4 端子:
周波数特性 192 kHz :+/-1 dB, 22 Hz 〜 80kHz
96 kHz: +/-0 .5 dB,22 Hz 〜 40 kHz
48 kHz: +/-0 .1 dB,22 Hz 〜 22 kHz
ダイナミックレンジ 107 dB(A-weighted )
S/N 比 -107 dB( A-weighted)
歪 み率 0 .00301 % (-90 .5 dB ) 以下
クロストーク -106 dB@1 kHz
ノミナル出力 レベル +4 dBu バランス ,-10 dBV アンバランス
最大出力レベル +10 .2 dBu バランス(typical):+2 .0 dBV アンバランス (typical)
出力インピーダンス 150 Ω
ロードインピーダンス 最小 600 Ω
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ヘッドフォン出力 1/ 2 端子(32 Ω ロードでの最大音量):
周波数特性 +/- 1 dB, 22 Hz 〜 22kHz
Power into Ω 16 mW into 32 Ω
歪み 率 0 .04987 %(-66 .1 dB) 以下
S/N 比 -96 dB( A-weighted)
最大出力レベル(32 Ω ) -3 .0 dBV( typical)
出力インピーダンス 75 Ω
ロードインピーダンス 32 〜 600 Ω
ワードクロック:
出力 最大 192kHz
入力 最大 96kHz
入出力パススルー 最大 96kHz
インピーダンス 75 Ω
アナログサンプリングレート:
44.1kHz 〜 192kHz(アナログ入力 1/ 2 端子とアナログ 出力 1/ 2・ 3/ 4 端子)
44.1kHz 〜 96kHz(アナログ入力 1/ 2・ 3/ 4・ 5/ 6・ 7/ 8 端子)
デジタルサンプリングレート:
44.1kHz・ 48kHz・ 88.2kHz・ 96kHz(同軸デジタル 入出力 : S/PDIF フォーマット)
44.1kHz・ 48kHz(光デジタル 入出力 : S/PDIF フォーマット)
44.1kHz・ 48kHz または 88.2kHz・ 96kHz(光デジタル 入出力 : ADAT フォーマット・ ADAT S/MUX フォーマット)
59
14 Mixer ページと Output ページの初期設定
Mixer フェーダ 0 dB
Output フェーダ 0 dB
Output チャンネル Main
Phones 1 と Phones 2 1 /2
1 /2 sw rtn と 3 /4 sw rtn 出力 1 / 2 と 3 / 4
spdif sw rtn spdif out
adat rtn bus adat output bus
Aux send ノブ 全閉
アナログ / デジタル入力 チャンネル 割当なし
Pan ノブ 左 / 右に 振り 切った 状態
Balance ノブ センター <C>
Mixer/Output チャンネル mute= オフ・ solo= オフ・ リンク = オフ
Level Controller Assignment Output フェーダグループ(全出力 チャンネル選択)
60
15 製品保証
使用許諾条件
• 本製品および 本ユーザーズガイドは、 株式会社エムオーディオジャパンの 著作物です。 従って、 株
式会社 エムオーディオジャパンの書面 による承諾 がない限 り、 目的 や形式 の如何 に関 わらず、 本書
の一部、 または全 てを記録、 複製、 他 の言語 に翻訳 することは法律 で禁 じられています。
• 株式会社エムオーディオジャパンは、信頼性・機能・デザインを改良 するために 、本製品及び、本ユー
ザーズガイドを予告 なしに変更 する権利 を保有 します。
• 本ソフトウェアプログラムに含 まれる著作物等 の知的財産権 は、 お 客様 へ移転 されません。 従 って、
本ソフトウェアプログラムのソースコードについては、 いかなる 場合にもお 客様への 開示・ 使用許
諾を 致しません。 また、 ソースコードを 解明するために 本ソフトウェアプログラムを 解析し、 逆ア
センブル ・逆 コンパイル 、 またはその 他のリバースエンジニアリングを 行うことを 禁止します 。
• FireWire 1814 は精密機器です 。本製品 の 操作または 使用、 ソフトウェアまたは 関連文書に 含まれて
いるエラーまたは障害、 サービスの中断、 業務 または予期利益 の損失 または中断、 ソフトウェアお
よび関連文書 の提供、 実行、 使用 によって生 じた付随的 または間接的 な障害 について、株式会社 エ
ムオーディオジャパンは一切責任 を負 わないものとします。
安全上のご 注意
• 静電気による電子部品 の破損 を防 ぐため、 パッケージから 取 り出 す段階 から慎重 に扱 って下 さい。
また、FireWire 1814 に触 る前 に必 ずコンピュータのアースされた金属部分 に触 り、身体 、衣服等 に
帯電した 静電気を 逃がすようにして 下さい。 この 作業を 怠ると、FireWire 1814 にダメージを 与える
恐れがあります。
• FireWire 1814 本体内に 取り 付けられている 電子部品・ 基板の 配線パターン、 FireWire 端子部分に 無
理な 力を 加えたり、 部品を 分解したりしないで 下さい。 感電、 火災、 故障などの 原因になります。
• FireWire 1814 を他の 機器と 接続する 場合は 、 すべての 機器の 電源を 切ってから 行って 下さい 。 また 、
電源を 入 / 切する 場合には、 必ず 機器のボリュームを 最小にしてから 行って 下さい。 感電、 機器の
破損の 原因になります。
• 以下のような 場所での 使用や 保存はしないで 下さい。
温度が 極端に 高い 場所( 直射日光の 当たる 場所、 暖房機器の 近く、 発熱する 機器の 近くなど)
水気の 近くや 湿度の 高い 場所・ホコリの 多い 場所・ 振動の 多い 場所
製品保証について
• 安全上のご 注意に 基づいて 適切に 使用されている 場合には、 本製品をお 買い 上げ 頂いた 日より 一年
間 は保障期間 となり修理 は無償 で行 います。 しかしながら 不適切 な使用方法 による破損 や、 保証書
に購入店 での手続 きが無 い場合 には製品保証 は無効 になります。日本国内保証書 は、必 ずお求 めに
なった販売店 で所定 の手続 きを行 った後、 大切 に保管 して下 さい。
• 修理に関 しては、 原則 として日本国内保証書 を同封 の上 、 株式会社 エムオーディオジャパン・ カス
タマーサポートへの送付 が前提 です。送付 される場合 には、発送時 の費用 はお客様 が負担、 修理後
の返送費用 は弊社負担 とさせて頂 きます。
送付先:
〒 460 -0002
住所: 愛知県名古屋市中区丸の 内 2 -18 -10
電話: 052 -218 -0859
社名: 株式会社エムオーディオジャパン
担当部署:カスタマーサポートサービス
安全上のご 注意を 怠りますと、 株式会社エムオーディオジャパンでの 修理サービスを 受けることが
できなくなりますので、十分 にご注意下 さい。
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ユーザー登録 について
不明瞭なユーザー 登録 を 行 うには、 以下 の 3 つの方法があります 。環境 に 合わせた 方法でユーザー
登録を 行って 下さい。
• コンピュータで(一般的な Web ブラウザ )エムオーディオジャパン Web サイトへアクセスできる方:
エ ム オーデ ィ オジャ パ ン オ ンラ イン ユ ー ザー 登 録 ペー ジ http://www.m-audio.co.jp/register/
index.html にて、必要事項 を入力 して送信 して頂 ければ弊社製品 のユーザーとして御登録致 します。
尚、ユーザー 登録完了の 御案内は 行っておりませんのでご 了承下さい。
• 携帯電話でエムオーディオジャパン Web サイトへアクセスできる方:
エムオーディオジャパン モバイルサイトのオンラインユーザー登録 ページ http://
www.m-audio.co.jp/mobile/ にて、必要事項 を入力 して送信 して頂 ければ弊社製品
のユーザーとして御登録致 します。尚 、 ユーザー登録完了 の御案内 は行 っておりま
せんのでご了承下 さい。
• インターネット接続環境 が無 い方:
付属の「 ユーザー 登録 はがき」 に 必要事項 を記入 して返信 して頂 ければ、 弊社製品 のユーザーとし
て御登録致 します。尚 、 ユーザー登録完了 の御案内 は行 っておりませんのでご了承下 さい。
技術的なお 問い 合わせについて
• 不明瞭な部分 ・ 疑問点 などございましたら、 株式会社 エムオーディオジャパンカスタマーサポート
サービスまでお問 い合 わせ頂 く前 に、株式会社 エムオーディオジャパン Web サイトの FAQ 情報、
本 ユーザーズガイド共 ご確認下 さい。
• 株式会社エムオーディオジャパンカスタマーサポートサービスをご利用 になる場合 は、 お 客様 のお
名前 ・ 製品名 ・ 製品 のシリアルナンバー・ コンピュータの 機種名 およびスペックの詳細 (CPU ・メモ
リ搭載量・ 接続 している周辺機器 など )・ オペレーティングシステムのバージョン・具体的 な不具合
の症状 を必 ずご連絡下 さい。 また、本製品 に対 するサポート業務 は、 ユーザー登録 が完了 されてい
る方 でなければ一切受 けられません。
• コンピュータ、 アプリケーションなど 、株式会社 エムオーディオジャパン 取り 扱い 製品以外の 操作
方法に 関しては 一切お 答えできませんので、 各メーカー 及び 販売代理店へお 問い 合わせ 下さるよう
お 願い 致します 。
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メールニュースのお申 し込 み ( 無料 ): http://www.m-audio.co.jp/mail-news/index.html
お電話 によるお問 い合 わせ: 052 -218 -0859 ( 平日 10 :00 -12 :00 /13 :00 -17 :00 )
e-mail によるお問 い合 わせ:
Macintosh 環境での 技術的なお 問い 合わせ 先: mac-support@m-audio.co.jp
Windows 環境での 技術的なお 問い 合わせ 先: win-support@m-audio.co.jp
記載されている 会社名、 商品名は 各社の 商標または 登録商標です。
2004 年 7 月発行 第一版
User's Manual written by M-Audio U.S. All rights reserved. Translation into Japanese and
Japanese edition written by M-Audio Japan Inc.,2004 . All rights reserved. M-Audio U.S. 5795
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