LS-9530DN
はじめに
LS-9530DN をご購入いただきまして誠にありがとうございます。
この使用説明書は、本機を良好な状態でご使用いただくために、正しい操作方法・
日常の手入れおよび簡単なトラブルの処置などができるようにまとめたものです。
i
目次
安全に正しくお使いいただくために ............................................................................................ iv
法律上のご注意 ....................................................................................................................... v
国際エネルギースタープログラム ....................................................................................... v
本書中の注意表示について ................................................................................................. vi
注意ラベルについて ............................................................................................................ vii
機械を設置する時のご注意 ................................................................................................. ix
取り扱い上のご注意 ............................................................................................................... x
本機の特長 ........................................... ................................................ ...................................... xvii
概要 ....................................................................................................................................... xvii
ハードウェア ..................................................................................................................... xviii
ソフトウェア ..................................................................................................................... xviii
ネットワーク機能 ............................................................................................................... xix
使用説明書について .................................................................................................................... xx
付属マニュアルの紹介 ....................................................................................................... xxi
本書の読みかた .................................................................................................................. xxii
1 各部の名称 .......................................... ................................................ .......................................1-1
プリンタ前面 ....................................................................................................................... 1-2
プリンタ左側面および背面 ............................................................................................... 1-3
プリンタ右側面 ................................................................................................................... 1-4
2 使用前の準備 ............................................................................................................................. 2-1
プリンタドライバのインストール ................................................................................... 2-2
Windows へのインストール .......................................................................................... 2-2
Macintosh へのインストール ........................................................................................ 2-2
アプリケーションからの印刷 ........................................................................................... 2-4
3 日常のメンテナンス .................................................................................................................. 3-1
メンテナンスについて ....................................................................................................... 3-2
トナーコンテナの交換 ....................................................................................................... 3-3
トナーコンテナの交換時期 .......................................................................................... 3-3
トナーコンテナの交換方法 .......................................................................................... 3-4
廃棄トナーボックスの交換 ............................................................................................... 3-7
プリンタの清掃 ................................................................................................................. 3-10
フィルタの清掃 ............................................................................................................ 3-10
プリンタ内部の清掃 .................................................................................................... 3-11
4 困ったときは ............................................................................................................................. 4-1
一般的な問題について ....................................................................................................... 4-2
印刷品質の問題 ................................................................................................................... 4-3
インジケータとメッセージ表示 ....................................................................................... 4-7
インジケータ .................................................................................................................. 4-7
メンテナンスメッセージ .............................................................................................. 4-8
エラーメッセージ ........................................................................................................ 4-12
ii
紙づまりの処置 ................................................................................................................. 4-15
給紙カセットでの紙づまり ........................................................................................ 4-17
手差しトレイ ................................................................................................................ 4-17
手差し搬送ユニット .................................................................................................... 4-18
左カバー 1 での紙づまり ............................................................................................ 4-20
左カバー 2 での紙づまり ............................................................................................ 4-21
オプションのドキュメントフィニッシャでの紙づまり ........................................ 4-21
5 本機の仕様 .............................................. .......................................... .........................................5-1
iii
安全に正しくお使いいただくために
本機をご使用になる前に、まず最初にお読みください。ここでは次の内容を説明し
ています。
• 法律上のご注意 ...v
• 国際エネルギースタープログラム ...v
• 本書中の注意表示について ...vi
• 注意ラベルについて ...vii
• 機械を設置する時のご注意 ...ix
• 取り扱い上のご注意 ...x
iv
法律上のご注意
本資料の全部又は一部を無断で複写複製(コピー)することは著作権法上での例外
を除き、禁じられています。
国際エネルギースタープログラム
弊社は、国際エネルギースタープログラムの参加事業者として、本製品が国際エネ
ルギースタープログラムの対象製品に関する基準を満たしていると判断します。
国際エネルギースタープログラムとは
国際エネルギースタープログラムは、その基準に適合した機器の製造・ 販売を促進
させることにより、効率的なエネルギー活用を促進し、エネルギーの消費にともな
う環境汚染を低減させることを基本目的としています。
国際エネルギースタープログラムの基準により、プリンタは最後に機器を使用して
から一定時間経過すると、自動的に消費電力を最小にするオートスリープを備えて
いることが必要です。本製品は、国際エネルギースタープログラムの基準に適合す
るために、次の仕様を備えています。
オートスリープ
最後に印刷してから 15 分を経過すると、自動的にスリープモードに移行します。な
おスリープモードへの移行時間は、5 分から 240 分の間で変更可能です。詳しくは、
使用説明書 応用編 2 操作パネル(その他の設定)を参照してください。
オートスリープの初期設定時間 スリープモード時の電力消費量 電源オフ時の電力消費量
15 分(60 分) 9 W(40W)
( )はエネルギースタープログラムの基準値です。
0 W
両面印刷機能について
エネルギースタープログラムでは、環境に与える負荷の少ない両面印刷機能を推奨
しています。本機は用紙の両面に印刷できる機能を用意しております。例えば、片
面原稿 2 ページを 1 枚の用紙両面に印刷することで、紙の使用量を軽減できます。
再生紙
エネルギースタープログラムでは環境に与える負荷の少ない再生紙の使用をお勧め
しています。推奨紙などは京セラミタジャパン株式会社正規特約店、またはお客様
相談窓口へご相談ください。
本製品は「グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進に関する法律)」の
定める「特定調達物品」の判断基準に適合する環境に配慮した製品です。
v
本書中の注意表示について
この使用説明書及び本製品への表示では、本製品を正しくお使い頂き、あなたや他
の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をして
います。その表示と意味は次のようになっています。
絵表示
△記号は注意(危険・ 警告を含む)を促す内容があることを告げるものです。図の
中に具体的な注意内容が描かれています。
「注意一般」、 「感電注意」、 「高温注意」
記号は禁止の行為であることを告げるものです。図の中に具体的な禁止内容が描
かれています。
警告:この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重
傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
注意:この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可
能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示
しています。
「禁止一般」、 「分解禁止」
●記号は行為を規制したり指示する内容を告げるものです。図の中に具体的な指示
内容が描かれています。
「強制一般」、 「電源プラグをコンセントから抜け」、
「必ずアース線を接続せよ」
本製品使用時の汚れなどによって本書の注意・ 警告事項が判読できない場合や、本
書を紛失した場合には、弊社製品取り扱い店等へご連絡の上、新しい使用説明書を
入手してください。(有償)
使用説明書の内容は、機械性能改善のために、予告なく変更する場合がありますの
で御了承ください。
vi
注意ラベルについて
本製品には、下記に示す位置に安全に関する注意ラベルを貼っています。紙づまり
処置時に、火傷や感電などの事故のないようご注意ください。
高温注意
こ の部分は高温になっ ています。火傷のお
それがあ り ますので、触れないよ う にし て
ください。
こ の部分には高電圧が発生 し てい ま す。
感電事故を防ぐ ため、絶対に触れない よ
うにして下さい。
トナーコンテナおよび廃棄トナーボックス
は、火中に投じないでください。火花が飛
び散り、火傷の原因となることがあります。
レーザー光に関する警告
(本体内部)
本機の内部には稼動部品があります。稼動部品に
触らないでください。けがの原因となります。
お願い:これらのラベルははがさな
いようにしてください。
vii
定格ラベル
一般的な注意 と消費電力
を表示しています。
viii
機械を設置する時のご注意
設置環境について
注意
本製品をぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでくだ
さい。落ちたり、倒れたりして、けがの原因となることがあります。
本製品を湿気やほこりの多い場所に置かないでください。万一電源プラグ
にほこりやゴミなどが付着している場合は取り除いてください。火災、感
電の原因となることがあります。
本製品をストーブなどの熱源や可燃物が近くにある場所に置かないでくだ
さい。火災の原因となることがあります。
本製品の冷却効果を保つため、機械の周辺は下記のスペースを確保してく
ださい。特に機械背面には通気口があり、壁などに近づけないでくださ
い。充分なスペースがないと冷却されず、発熱や性能不良の原因となりま
す。
300 mm 300 mm 100 mm 1,000 mm
その他の注意事項
本製品は設置する場所によっては外気条件が加わって、性能が維持できなくなる場
合がありますので、常温常湿の室内(室温 23 ℃、湿度 60 %RH が適当)に設置し、
下記のような場所は避けてください。
• 窓際など、直射日光の当たる場所や明るい場所
• 振動の多い場所
• 急激に温度や湿度が変化する場所
• 冷暖房の冷風や温風が直接当たる場所
• 通気性、換気性の悪い場所
ix
使用中はオゾンが発生しますが、その量は人体に影響を及ぼさないレベルです。た
だし、換気の悪い部屋で長時間使用する場合や大量に印刷をする場合には、臭気が
気になることもあります。快適な作業環境を保つためには部屋の換気をすることを
お勧めいたします。
設置電源・ アースについて
警告
表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでください。またタコ足配線
をしないでください。火災、感電のおそれがあります。
電源プラグはコンセントに確実に差し込んでください。電源プラグの刃に
金属などが触れると火災、感電の原因となります。
必ずアース線をアース対象物に接続してください。アース接続がされない
で万一、漏電した場合は火災、感電のおそれがあります。なお、アース接
続ができない場合は、京セラミタジャパン株式会社正規特約店、または弊
社お客様相談窓口へご相談ください。電話番号は最終ページをご覧くださ
い。
その他の注意事項
電源プラグは製品の近くの容易に接続できるコンセントにつないでください。
ビニールの取り扱いについて
警告
本製品に使っている包装用のビニールを子供に触れさせないでください。
ビニールが鼻や口に吸着すると、窒息するおそれがあります。
取り扱い上のご注意
機械の取り扱いについて
警告
本製品の上に花瓶、植木鉢、コップや水などの入った容器または金属物を
置かないでください。こぼれたり、中に入った場合、火災、感電のおそれ
があります。
本製品のカバーは外さないでください。内部には電圧の高い部分があり、
感電のおそれがあります。
x
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したりしないでください。ま
た重いものをのせたり、引っぱったり、無理に曲げたりすると電源コード
をいため、火災、感電のおそれがあります。
本製品の改造や分解は絶対に行わないでください。火災、感電のおそれが
あります。
万一、発熱していたり、煙が出ている、へんな臭いがするなどの異常状態
のまま使用すると、火災、感電のおそれがあります。すぐに電源を切り、
その後必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。そして京セラミ
タジャパン株式会社正規特約店、または弊社お客様相談窓口へご連絡くだ
さい。電話番号は最終ページをご覧ください。
万一、異物(金属片、水、液体)が本製品の内部に入った場合は、まず本
体の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて京セラミタジャパン
株式会社正規特約店、または弊社お客様相談窓口へご連絡ください。電話
番号は最終ページをご覧ください。そのまま使用すると火災、感電のおそ
れがあります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電のおそれがあり
ます。
内部の点検・ 修理は京セラミタジャパン株式会社正規特約店、または弊社
お客様相談窓口へ依頼してください。電話番号は最終ページをご覧くださ
い。
注意
電源プラグをコンセントから抜くときは、電源コードを引っ張らないでく
ださい。電源コードが傷つき、火災、感電の原因となることがあります。
(必ず電源プラグを持ってコンセントから抜いてください)
本製品を移動させる場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行っ
てください。電源コードが傷つき、火災、感電の原因となることがありま
す。
夜間等で長時間本製品をご使用にならない場合は、電源を切ってください。
また連休等で長期間、本製品を使用にならないときは、安全のため必ず電
源プラグをコンセントから抜いてください。
xi
本製品を持ち上げたり、動かす場合は、必ず 4 人で所定の箇所を持つよう
にしてください。
本製品の清掃を行うときには安全上、必ず電源プラグをコンセントから抜
いてください。
本製品内部の清掃については京セラミタジャパン株式会社正規特約店、ま
たは弊社お客様相談窓口へご相談ください。本製品の内部にほこりがた
まったまま長い間掃除をしないと火災や故障の原因となることがあります。
特に、湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。なお、内部
清掃費用については京セラミタジャパン株式会社正規特約店、または弊社
お客様相談窓口へご相談ください。電話番号は最終ページをご覧ください。
その他の注意事項
本製品の上には重いものをのせたり、衝撃を与えたりしないでください。
印刷中には次のことをしないでください。
• カバー類を開ける。
• 電源を切る。
• 電源コードを抜く。
コネクタ、プリント基板等の電気部品に触らないでください。静電気により破損す
る可能性があります。
本書に記載されていないことは行わないでください。
xii
消耗品の取り扱いについて
注意
トナーコンテナおよび廃棄トナーボックスは、火中に投じないでください。
火花が飛び散り、火傷の原因となることがあります。
トナーコンテナおよび廃棄トナーボックスは、子供の手に触れる事のない
様に保管してください。
トナーコンテナおよび廃棄トナーボックスより、トナーが漏れた場合には、
トナーを吸い込んだり、口に入れたり、眼、皮膚に触れない様にしてくだ
さい。
• トナーを吸い込んだ場合は、新鮮な空気の場所に移動し、多量の水でよくうがい
をしてください。咳などの症状が出るようであれば医師の診察を受けてくださ
い。
• トナーを飲み込んだ場合は、口の中をすすぎ、コップ 1、2 杯の水を飲んで胃を
薄め、必要に応じて医師の診察を受けてください。
• 眼に入った場合は、直ちに流水で良く洗い、刺激が残るようであれば医師の診察
を受けてください。
• 皮膚に触れた場合は、石鹸を使って水で良く洗い流してください。
トナーコンテナおよび廃棄トナーボックスは、無理に開けたり、壊したり
しないでください。
その他の注意事項
京セラミタでは環境問題を考慮し、使用済みトナーコンテナの無償回収を実施して
います。詳しくは、トナーキットに同梱されている「トナーコンテナ引き取り回収
依頼書」または、京セラミタ株式会社のホームページを参照してください。
http://www.kyoceramita.co.jp/support/
トナーコンテナは、直射日光の当たる場所や、急激な温度・ 湿度の変化がある場所
を避けて、40 ℃以下で保管してください。
本製品を長時間使わない場合は、用紙をカセットから取り出し、元の包装紙に戻し
て密封してください。
補修用性能部品について
弊社の保守サービスのために必要な補修用および消耗品の最低保有期間は、販売終
了後 5 年間です。
ご注意
本機を使用した結果の影響については、本書の内容にかかわらず責任を負いかねま
すのでご了承ください。
xiii
JIS C 61000-3-2 適合品。
本装置は、高調波電流規格「JIS C 61000-3-2」 に適合しています。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク
ラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信
障害を引き起こすことがあります。使用説明書にしたがって正しい取り扱いをし
てください。
本プリンタは仕様の範囲内でご使用ください。保守契約を結ばれることをおすす
めします。
商標について
• プリスクライブ、PRESCRIBE、エコシスおよび ECOSYS は、京セラ株式会社の登録商標です。
KPDL は京セラ株式会社の商標です。
• PC-PR201/65A は日本電気株式会社の製品です。
•3Mは、3M 社の商標です。
• VP-1000 はセイコーエプソン株式会社の製品です。ESC/P はセイコーエプソン株式会社の登録商標で
す。
•Power PCは IBM 社の米国、その他の国における商標です。
• IBM5577 は、日本アイ・ ビー・ エム株式会社の製品です。
• コンパクトフラッシュはサンディスク社の登録商標です。
•PCLは米国ヒューレット・ パッカード社の登録商標です。
•Microsoft、MS-DOS、Windows、Windows NT は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国にお
ける登録商標です。Windows Server は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商
標です。
• 本プリンタがエミュレートしている HP LaserJet の制御言語である PCL 6 は、米国 Peerless Systems
Corporation が開発した互換システム PeerlessPrintXL を使用しています。PeerlessPrintXL は米国
Peerless Systems Corporation(2381 Rosecrans Ave. El Segundo, CA90245, U.S.A.)の商標です。
•TrueTypeは、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標です。
• Adobe Acrobat、Adobe Reader、PostScript は Adobe Systems, Incorporated(アドビシステムズ社)の商
標です。
• 本製品はウインドリバーシステムズ社のリアルタイム OS 統合環境 Tornade™ を用いて開発されまし
た。
• その他、本書中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。
• 本製品は、USB インプリメンターズ・ フォーラムの認証試験に合格しています。
xiv
IBM プログラムのご使用条件
お客様がご購入された機器には、International Business Machines Corporation(以下 IBM といいます)が所有
権を持つ一またはそれ以上の「プログラム」が含まれています。本「IBM プログラムのご使用条件」に
は、お客様がこれらのプログラムをご使用いただく場合の条件が記載されています。本「IBM プログラム
のご使用条件」にご同意いただけない場合、お客様は機器を取得された日から 14 日以内に返却すること
で代金全額の返金を受けることができます。機器の取得から 14 日以内に当該機器の返却が行われない場
合、お客様はこのご使用条件にご同意いただいたものとみなされます。
この「プログラム」は使用許諾されるものであって、売買の対象ではありません。IBM もしくはお客様の
国の IBM は、お客様に対して「プログラム」を取得された国内における使用権のみを許諾します。お客様
はこの使用条件のもとで認められた権利のみを有します。
「プログラム」とは、プログラムの原本およびその全体または部分的複製物(改変複製物または他のプロ
グラムに組み込まれた部分を含みます。)を意味します。IBM は「プログラム」の著作権を所有している
か、もしくは権原者より使用権を取得しています。
1. 使用権
本使用権の下でお客様は「プログラム」が導入された機器と共に「プログラム」を使用し、また「プログ
ラム」の使用権および機器の所有権を第三者に移転することができます。「プログラム」の使用権を移転
する場合、お客様は本「IBM プログラムのご使用条件」およびその他のすべての関連資料を当該第三者に
移転しなければなりません。その移転に伴いお客様の使用権は終了します。移転先の第三者は「プログラ
ム」を最初にご使用になったことにより本「IBM プログラムのご使用条件」に同意いただいたものとしま
す。
お客様は、1)この使用条件に明記されている場合を除き、「プログラム」を使用、複製、改変、結合もし
くは、移転すること、2)「プログラム」を逆アセンブルもしくは逆コンパイルすること、3)「プログラ
ム」を再使用許諾、賃貸、貸与することはできません。
2. 保証の内容と制限
「プログラム」は現状の状態で提供されます。
この「プログラム」には、法律上の瑕疵担保責任、商品性の保証および特定目的適合性の保証を含むすべ
ての明示もしくは黙示の保証はありません。国または地域によっては法律の強行規定により、上記の保証
の制限が適用されない場合があります。
3. 責任の制限
IBM がこの使用条件で負う全ての責任は以下のものです。
1)本使用権に関する、いかなる形式のいかなる申し立て(契約不履行が含まれます。)に対しても、IBM
の賠償責任は実際の直接損害に対してのみ、a) お客様が居住する国の通貨で 25,000 米国ドル相当額、もし
くは、b) 当該「プログラム」の IBM 価格のうちの大きい方の金額を限度とする金銭賠償責任に限られま
す。
この制限は、IBM が法的責任を負うお客様に生じた身体、生命および有体物に対する損害賠償には適用さ
れません。
IBM は、IBM または IBM 認定再販売者の予見の有無を問わず発生した逸失利益、特別損害、付随的損害、
間接損害、あるいはその他の拡大損害について責任を負いません。
IBM は第三者からの損害賠償請求に基づくお客様の損害について責任を負いません。
本項の責任の制限は、IBM に「プログラム」を提供した「プログラム」開発者に対する損害賠償請求にも
適用されるものとします。お客様は IBM および「プログラム」開発者に対して重複して損害賠償を請求す
ることはできません。ここでの「プログラム」開発者とは、この項で利益を受ける者をいいます。国また
は地域によっては、法律の強行規定により上記の責任の制限の規定が適用されないことがあります。
4. その他
お客様はいつでも使用権の使用を解除できます。お客様が本ご使用条件に違反した場合には、IBM はこの
使用契約を解約できます。この場合、お客様は「プログラム」のすべての複製を破棄、滅却しなければな
りません。「プログラム」を使用することで発生するいかなる税金のお支払いもお客様の負担とします。
この使用契約に基づく請求権は、請求のいかんにかかわらずその原因が発生した日から 2 年を経過したと
きに時効により消滅するものとします。お客様が「プログラム」をアメリカ合衆国で取得された場合には
ニューヨーク州の法律が適用されます。カナダで取得された場合にはオンタリオ州の法律が適用されま
す。その他の国で取得された場合には、取得した国の法律が適用されます。
xv
フォントの商標について
• 本プリンタに搭載されている欧文フォントは、すべて Monotype Imaging Inc. からのライセンスを受け
ています。
®
• 本製品は Monotype Imaging Inc. からの UFST™ MicroType
のフォントを搭載しています。
•Timesは Linotype-Hell AG の登録商標です。
• DFHSGOTHIC-W5 と DFHSMINCHO-W3 は平成書体です。これらの書体は(財)日本規格協会と京
セラミタ株式会社がフォント使用契約を締結して使用しているものです。フォントとして無断複製す
ることは禁止されています。
• 平成書体は財団法人日本規格協会を中心に製作グループが共同開発したものです。許可なく複製する
事はできません。
• TypeBankG-B、TypeBankM-M および TypeBank-OCRはタイプバンク
®
の商標です。
Monotype Imaging ライセンス契約
1. 「本件ソフトウェア」とは、特殊なフォーマットで符号化された、デジタル符号の機械読取可能なス
ケーラブル・ アウトライン・ データならびに UFST ソフトウェアを意味するものとします。
2. お客様は、お客様自身の通常の業務目的または個人的な目的で、アルファベット、数字、文字および
記号(「タイプフェース」)のウェート、スタイルおよびバージョンを複製および表示するために本件
ソフトウェアを使用する非独占的ライセンスを受諾することに同意します。Monotype Imaging は、本
件ソフトウェアおよびタイプフェースに関するすべての権利、権原および利権を留保します。本契約
において明示的に規定した条件に基づき本件ソフトウェアを使用するライセンス以外には、いかなる
権利もお客様に許諾されません。
3. Monotype Imaging の財産権を保護するため、お客様は本件ソフトウェアおよびタイプフェースに関す
るその他の財産的情報を極秘に保持すること、また、本件ソフトウェアおよびタイプフェースへのア
クセスとその使用に関する合理的な手続きを定めることに同意します。
4. お客様は本件ソフトウェアまたはタイプフェースを複製またはコピーしないことに同意します。
5. このライセンスは、早期終了しない限り、本件ソフトウェアおよびタイプフェースを使用し終わるま
で存続するものとします。お客様が本契約ライセンスの条件の遵守を怠り、当該不履行が Monotype
Imaging からの通知後 30 日以内に是正されなかったときは、Monotype Imaging は本ライセンス契約を
解除することができます。本ライセンス契約が満了するか、または解除された時点で、お客様は要求
に応じて本件ソフトウェアとタイプフェースの複製物ならびに文書をすべて Monotype Imaging に返却
するか、または破棄するものとします。
6. お客様は、本件ソフトウェアの変更、改変、逆アセンブル、解読、リバースエンジニアリングまたは
逆コンパイルを行わないことに同意します。
7. Monotype Imaging は、引渡し後 90 日間について、本件ソフトウェアが Monotype Imaging の発表した仕
様に従って作動すること、欠陥がないことを保証します。Monotype Imag ing は、本件ソフトウェアに
バグ、エラーおよび脱落が一切ない旨の保証を行いません。
8. 当事者は、特定目的適合性および商品性の保証を含む明示または黙示の他のすべての保証が排除され
ることに合意します。
9. 本件ソフトウェアおよびタイプフェースに関するお客様の排他的救済手段および Monotype Imaging の
唯一の責任は、欠陥のある部品を Monotype Imaging に返却した時点で修理または交換することです。
10. いかなる場合も Monotype Imaging は、本件ソフトウェアおよびタイプフェースの誤用または不正使用
により引き起こされた喪失利益、喪失データ、またはその他の付随的損害、派生的損害その他の損害
について責任を負いません。
11. 本契約はアメリカ合衆国マサチューセッツ州の法律に準拠します。
12. お客様は、Monotype Imaging の事前の書面による同意がない限り、本件ソフトウェアおよび / またはタ
イプフェースの再使用許諾、販売、リースまたはその他の方法による譲渡を行ってはなりません。
13. 政府による使用、複製または開示は、FAR252-227-7013「技術データおよびコンピュータソフトウェア
に関する権利」の(b)(3) (ii) 項または(c) (1) (ii)項に定められた制限を受けます。さらに、使
用、複製または開示は、FAR52. 227-19 (
れる制限を受けます。
14. お客様は、本契約を自ら読了し、了解したことを認め、また本契約の諸条件により拘束されることに
同意します。いずれの当事者も、本契約に記載されていない言明または表明により拘束されないもの
とします。本契約の変更は、各当事者の正当な権限を有する代表者が署名した書面による場合を除き、
効力は一切ありません。
c) (2)項に定められたソフトウェアの限定的権利に適用さ
xvi
本機の特長
本機は以下の特長を備えています。
概要
長寿命設計
ドラム、現像ユニット、定着ユニットなど、従来のプリンタでは消耗品であった主
要部品は長寿命設計されており、定期的な交換は不要になりました。
アモルファスシリコンドラム
本機には京セラ独自のセラミック技術により開発された、アモルファスシリコンド
ラムが採用されています。アモルファスシリコンドラムは、従来の感光材料に比べ
て硬く丈夫で長寿命です。また耐熱性に優れ、溶剤にも強い耐性があります。この
結果解像度が高く、鮮明な印刷が得られます。
KIR(Kyocera Image Refinement)
京セラ独自のスムージング機能です。この機能はプリンタの解像度をソフト的に向
上させ、高品質な印刷を実現します。初期設定ではオンに設定されています。
高品位のプリントアウト
Fast1200 モードでは、解像度 1200 dpi 相当の印刷を行うことができます。また、
Kyocera Image Refinement(KIR)技術により、300 dpi や 600 dpi でも鮮明で高品質な
印刷を実現します。
高速印刷
A4 サイズで 1 分間に 51 枚、A3 サイズは 26 枚の高速印刷が可能です。(実際の印刷
時間は、印刷の内容によって変化します。)
多彩な用紙種類に印刷可能
普通紙はもちろんのこと、OHP 用紙や、ラベル紙、ハガキ、その他にも特殊な用紙
種類にも印刷可能です。
スリープモード
一定の時間内にプリンタの設定やデータの受信が行われなかった場合、電力の消費
を抑えるスリープモードを搭載しています。
エコプリント
トナーの消費量を抑えて印刷を行うエコプリント機能を搭載しています。エコプリ
ント機能を使うと同量のトナーでより多くの印刷が可能です。
USB メモリ PDF 印刷機能
USB メモリに保存された PDF ファイルを、PC を経由することなく、操作パネルか
ら文書を選択して印刷できます。
xvii
ハードウェア
個別報知音の対応
操作確認、正常終了、準備完了、エラー時のそれぞれについて、個別にブザー音の
オン / オフを設定できます。
トナーコンテナ装着メモリチップ対応
純正品のトナーコンテナに装着されているメモリチップに対応し、トナー残量警告
やトナー交換警告などの情報を、操作パネル上に表示します。
大容量給紙カセット
給紙カセットには普通紙(64 g/m
を収納できます。
双方向パラレルインタフェースを採用
IEEE1284 準拠したパラレルインタフェースで、コンピュータとのデータ転送を高速
に行います。
Hi-Speed USBインタフェースを採用
2
)で約 550 枚、手差しトレイには約 200 枚の用紙
ソフトウェア
Hi-Speed USB に準拠したインタフェースで、コンピュータとのデータ転送を高速か
つ安定して行います。
ハードディスクスロット
ハードディスクをプリンタに装着できます。ハードディスクを装着すると、ジョブ
リテンション機能、仮想メールボックス、電子ソート機能が使用できるようになり
ます。
メモリカード(コンパクトフラッシュ)スロット
メモリカードをプリンタに装着できます。メモリカードを装着すると、オプション
フォント、マクロ、フォームなどが使用できるようになります。
用紙の自動選択(メディアタイプセレクション)機能
印刷する用紙の種類(普通紙、 OHP シート、ラベル紙など)を、あらかじめ各給紙元
に設定しておくことにより、印刷時に指定した用紙の種類を自動的に選択して印刷
できます。
多彩なフォントを搭載
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スケーラブルフォントは和文 2 種類と欧文 45 種類、ビットマップフォントは欧文 1
種類を内蔵しています。
プリスクライブコマンド
グラフィック機能がより強化されたページプリンタ制御言語プリスクライブコマン
ドを内蔵しています。マージン設定や文字間隔、行間隔の変更、アウトラインフォ
ントや図形に対しての回転、塗りつぶしなどを簡単なコマンドで実現できます。
ジョブリテンション機能
プリンタに装着したハードディスクに文書データを保存し、後から操作パネルを
使って出力できます。ジョブリテンション機能には、クイックコピーモード、試し
刷り後、保留モード、プライベートプリントモード、およびジョブ保留モードの 4
種類のモードがあります。
アプリフィルタ
EUC to SJIS 変換フィルタ機能を使用すると、EUC コードの文書を Shift-JIS コードに
変換して出力できます。ASCII to KPDL 変換フィルタ機能を使用すると、ASCII コー
ドの文書を、KPDL(PostScript)コードに変換して出力できます。ASCII to KPDL 変
換フィルタ機能は、オプションの KPDL アップグレードキット UG-17 を装着すると
きだけ使用できます。(COMMAND CENTER での設定が必要です。)
PDF ダイレクトプリント機能
Acrobat Reader などのアプリケーションを起動しなくても、PDF (Portable Document
Format) 形式のデータを直接印刷できます。また、暗号化印刷機能により、暗号化さ
れた PDF の印刷に必要なパスワードを設定しておくことで、暗号化された PDF を、
パスワードの入力無しに直接印刷できます。(オプションの KPDL3 アップグレード
キット UG-17 装着時)
KM-NET VIEWER
KM-NET VIEWER はネットワーク上のプリンタの状態を確認できるユーティリ
ティです。付属の Kyocera Mita Software Library CD-ROM に収録しています。
部門管理機能
本機には、部門管理機能
記録したり、印刷できる枚数を部門ごとにプリンタに設定できる機能で、プリンタ
の操作パネル上から行えます。
※ 部門管理機能については、使用説明書 応用編をお読みください。詳細はお買い
ネットワーク機能
ネットワークインタフェースを装備
TCP/IP、IPX/SPX、NetBEUI および AppleTalk プロトコルをサポートしていますので、
Windows、Macintosh、UNIX、NetWare などさまざまな環境下で、ネットワーク印刷
が可能になります。
※
が搭載されています。この機能は、部門ごとの印刷枚数を
求めの京セラミタジャパン株式会社正規特約店、または弊社お客様相談窓口にご
連絡ください。電話番号は最終ページをご覧ください。
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使用説明書について
本書は次の章で構成されています。
1 各部の名称
本体各部の名称を説明しています。
2 使用前の準備
ドライバのインストールについて説明しています。
3 日常のメンテナンス
トナーコンテナの交換方法、本機の清掃について説明しています。
4 困ったときは
エラーが表示されたときや紙づまりなど、トラブルが発生したときの対処方法を説
明しています。
5 本機の仕様
本機の仕様を説明しています。
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