Honda XR100 MOTARD (2007), XR50 MOTARD (2007) User guide

XR50 Motard XR100 Motard
Honda
車をお買いあげいただきありがとうございます。
安全に留意し快適なバイクライフをお楽しみください。
お車の引き渡しについて 運転免許について
お買いあげになりましたら、 販売店にてこ
★★
の取扱説明書と共に「メンテナンスノート」を受取 り、下記の説明を受けてください。
お車の正しい取扱いかた 保証内容と保証期間 点検・整備について 車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
Honda
排出ガス規制について
この車は排出ガス規制適合車です。
(型
XR50 Motard
平成10年排出ガス規制適合車
XR100 Motard
BA AD14
(型
BC HD13
この車を一般公道で運転するには、運転免許が 必要です。ご自身の免許で運転できるか、確認し てください。
《》
XR50 Motard
この車は、第1種原動機付自転車です。
《》
XR100 Motard
この車の排気量: 排気量により必要な免許が異なります。
《》
XR50 Motard
乗車定員
この車の乗車定員は、運転者のみの1人です。
《》
XR100 Motard
この車の乗車定員は、運転者を含め2人です。
なお、運転免許を取得後1年未満の方は、法令に より2人乗りはできません。平成11年排出ガス規制適合車
99 cm
(cc)
取扱説明書について
この取扱説明書には、お車の正しい取扱いかた、
安全な運転のしかた、簡単な点検の方法などに ついて説明してあります。
「安全に関する表示」「安全運転のために」「メン
テナンスを安全に行うために」は重要ですので、 しっかりお読みください。 車の取扱いを十分にご存じの方も、この車独自
の装備や取扱いがありますので、運転する前に 必ずこの取扱説明書をお読みください。 また、メンテナンスノートもぜひお読みくださ い。 車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書お
よびメンテナンスノートをお渡しください。 車の仕様、その他の変更により、この本の内容と
実車が一致しない場合があります。ご了承くだ さい。 この取扱説明書は、 を中心に説明
してあります。
販売店で取り付けられた アクセサ
Honda Honda
リーなどの取り扱いについては、その商品に付 属の取扱説明書をお読みください。
XR50 Motard
安全に関する表示について
★安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあるこ
と」を回避方法と共に、下記の表示で記載していま す。これらは重要ですので、しっかりお読みくださ い。
指示に従わないと、死亡または 重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または 重大な傷害に至る可能性がある もの
指示に従わないと、傷害を受け る可能性があるもの
★その他の表示
お車のために守っていただき たいこと 知っておいていただきたい こと 知っておくと便利なこと
目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安全運転のために ・5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各部の名称 ・12
・・・・・・・・・・・・・・・・・・メータの見かた、使いかた ・16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・計器類 ・16
・・・・・・・・・・・・・・・速度計(スピードメータ) ・16 ・・・・・・・・・・・・・・・積算距離計(オドメータ) ・16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯・表示灯 ・17
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・速度警告灯 ・17
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニュートラル表示灯 ・17
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチの使いかた ・18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メインスイッチ ・18
前照灯上下切換えスイッチ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホーンスイッチ ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器スイッチ ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・装備の使いかた ・21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドルロック ・21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘルメットホルダ ・22
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左サイドカバー ・23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書類入れ ・24
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料の補給 ・25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料コック ・27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正しい運転操作 ・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンのかけかた ・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェンジのしかた ・31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・走りかた ・32
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキの使いかた ・34
・・・・・・・(ヘッドライト上下切換えスイッチ) ・19
・・・・・・・・・・・メンテナンスを安全に行うために ・36
・・・・・日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス ・39 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・41 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・44
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・46
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・47
・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ液の量の点検 ・47
・・・・・・・・・ブレーキパッドの摩耗の点検 ・48
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気圧の点検 ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀裂と損傷の点検 ・50 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・異状な摩耗の点検 ・51
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝の深さの点検 ・51
・・・・・・・・・・・交換タイヤの選択について ・52
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドライブチェーン ・53
・・・・・・・・・・・・・・・・・緩み(たるみ)の点検 ・53
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・給油と清掃 ・54
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンオイル ・55
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル量の点検 ・55
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイルの補給 ・56
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラッチ ・60
・・・・・・・・・クラッチレバーの遊びの点検 ・60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・61
エアクリーナエレメントの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付け、取外し ・61
・・・・・・・エアクリーナエレメントの点検 ・63 ・・・・・・・エアクリーナエレメントの清掃 ・63
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・ラバーブーツの点検 ・64
・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類の点検 ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレン ・65
・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレンの清掃 ・65
目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車のお手入れ ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルミ部品の取扱い ・69
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つや消し塗装の取扱い ・69
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保管のしかた ・70
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地球環境の保護について ・71
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・色物部品をご注文のとき ・74
・・・・・・・・・・・・・・・マフラの純正マークについて ・75
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレーム号機 ・76
・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンが始動しないとき ・77
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主要諸元 ・78
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サービスデータ ・82
・・・・・・・お車および部品等の廃棄をするとき ・71

安全運転のために

ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必 要な基本的なものです。これらの項目をいつもお 守りいただき、安全運転を心がけてください。
《》
XR50 Motard
スピードメータ部に速度警告灯が装備されてい ます。 車の速度が法定最高速度()を越えると 速度警告灯が点滅し運転者に注意をうながしま す。
《イラストは
XR50 Motard
30 km/h
速度警告灯
運転する前に
日常点検を行ってください。 車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整 備を必ず行いましょう。 日常点検は、 ページ参照。41
定期点検を実施してください。 定期点検は、 ページ参照。
44
安全運転のために
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳 禁で行ってください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が 含まれています。エンジンは、風通しの良い場所 でかけてください。
服装
運転者と同乗者(のは、必ず ヘルメットを着用してください。これは、法令で も定められています。ヘルメットの着用は、あご ひもを確実に締めるなど、正しく行ってくださ い。 ヘルメットは二輪車用で 、 マークか マ ークのあるものをお勧めします。頭にしっくり 合って圧迫感のないものをお選びください。 保護具や保護性の高い服を着用してください。
フェイスシールドまたはゴーグルの使用 くるぶしまで覆い、かかとのある靴の着用
−二輪車用ブーツが望ましい 摩擦に強い皮製の手袋の着用 長ズボンと長袖のジャケットの着用
明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露
− 出の少ないものを着用してください。 すその広いズボンや袖口の広いジャケット
− は、ブレーキやチェンジ操作のじゃまにな り思わぬ事故の原因にもなりますので避け てください。
XR100 Motard
PSC SG JIS
ヘルメットを正しく着用していないと、万一 の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可 能性が高くなります。
運転者と同乗者(のは乗車 時、必ずヘルメット、保護具および保護性の高 い服を着用してください。
XR100 Motard
安全運転のために
乗りかた
走行中は、運転者は両手でハンドルを握り、両足 をステップに置いてください。
《》
XR100 Motard
同乗者は、両足を後席用ステップに置き、両手で からだを保持してください。運転者は、同乗者の 乗車姿勢を確認してください。
急激なハンドル操作や、片手運転は避けてくだ さい。 これは、すべての二輪車の安全運転の原則です。
《イラストは
XR100 Motard
荷物
この車には、荷物を積むための装置はありませ ん。荷物は積まないでください。 ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作が できなくなる場合があります。物を置かないで ください。 ヘッドライトレンズの前やテールライトレンズ の上を荷物等でさえぎらないでください。過熱 によりレンズが溶けたり、荷物等まで損傷する 場合があります。
改造
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪 化させたり、排気音を大きくしたり、ひいては車 の寿命を縮めることがあります。 不正改造は法律に触れることは勿論、他の迷惑 行為となります。 このような改造に起因する場合は、保証が受け られません。
《》
XR50 Motard
この車は平成 年排出ガス規制適合車です。 排出ガス濃度を劣化させるような不正改造は行 わないでください。
《》
XR100 Motard
この車は平成 年排出ガス規制適合車です。 排出ガス濃度を劣化させるような不正改造は行 わないでください。
10
11
安全運転のために
駐車
駐車するときは サイドスタンドでの駐車について
盗難防止のため、車から離れるときは必ずハンド ルロックをかけ、キーを抜いてお持ちください。
水平でしっかりした地面の場所に駐車してくだ さい。 交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐 車しましょう。 やむをえず傾斜地、砂利を敷いた所、でこぼこな 所、地面の軟らかい所等に駐車せざるを得ない ときは、車の転倒・動き出しのないよう、安全処 置に十分留意してください。
車は水平な場所にハンドルを左にきって駐車しま しょう。 ハンドルを右にきった状態での駐車は、車が不安 定になり、転倒する恐れがあります。
マフラなどが熱くなっています。他の方が触れ ることのない場所に駐車しましょう。
エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ フラ、エンジンなどに触れないでください。
マフラ、エンジンなどは、エンジン回転中およ び停止後しばらくの間は熱くなっています。 このとき、マフラ、エンジンなどに触れるとヤ ケドを負う可能性があります。
エンジン回転中および停止後しばらくの間 はマフラ、エンジンなどに触れないでくだ さい。 他の方がマフラ、エンジンなどに触れるこ とのない場所に駐車してください。
各部の名称《》XR50 Motard
(P.29)
キックスタータペダル
オイルレベルゲージ
(P.55)
燃料タンクキャップ
(P.26)
チョークレバー
前輪ブレーキレバー
後輪ブレーキペダル
ハンドルロック
(P.21)
クラッチレバーメインスイッチ(P.18)
エアクリーナ(P.61)
燃料コック(P.27)
ブリーザドレン
(P.65)
ヘルメットホルダ
(P.22)
書類入れ
(P.24)
サイドスタンドチェンジペダル
各部の名称《》XR100 Motard
キックスタータペダル
後席用ステップ
燃料タンクキャップ
(P.26)
チョークレバー
(P.29)
オイルレベルゲージ
(P.55)
前輪ブレーキレバー
後輪ブレーキペダル
ハンドルロック
(P.21)
クラッチレバーメインスイッチ(P.18)
エアクリーナ(P.61)
燃料コック(P.27)
チェンジペダル サイドスタンド
ブリーザドレン
(P.65)
ヘルメットホルダ
(P.22)
書類入れ
(P.24)
後席用ステップ

メータの見かた、使いかた

計器類

速度計(スピードメータ)

走行中の速度を示します。法定速度を守り安全走 行してください。

積算距離計(オドメータ)

走行した総距離を の単位で示します。 白地に黒数字は の単位です。
km
100 m
《》
XR50 Motard
《》
XR100 Motard
速度計(スピードメータ)
積算距離計(オドメータ)
速度計(スピードメータ)
積算距離計(オドメータ)

警告灯・表示灯

《》
XR50 Motard

速度警告灯

速度が を越えると、点滅します。
30 km/h

ニュートラル表示灯

エンジンを始動し、チェンジがニュートラルの位 置にあるとき点灯します。
《》
XR50 Motard
ニュートラル表示灯速度警告灯
《》
XR100 Motard
ニュートラル表示灯

スイッチの使いかた

メインスイッチ

メインスイッチは電気回路の断続を行います。
キーの 位置
(ON)
OFF
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでく ださい。 メインスイッチのキーをの位置にすると 電気系統は作動しません。走行中にメインスイッ チのキーを操作すると思わぬ事故につながるおそ れがありますので必ず停車してから操作してくだ さい。
作用
始動・昼夜間走行
停止
電気回路を全部遮断する
OFF
キーの 脱着 抜けない
抜ける
車を離れるときは、ハンドルロックをかけ て必ずキーを抜いてお持ちください。
(ON)
OFF
メインスイッチ
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
《前照灯(ヘッドライト)の上下切換え》
前照灯上下切換えスイッチを上下に動かして行い ます。
・・・前照灯(ヘッドライト)が上向き
HI
・・・前照灯(ヘッドライト)が下向き
LO
昼間は、下向き(ロービーム)に点灯しましょう。
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
スイッチの使いかた
エンジンを始動し、ホーンスイッチを押すとホー ンが鳴ります。

方向指示器スイッチ

ホーンスイッチ

方向指示器スイッチホーンスイッチ
右左折する時や、進路変更する場合には方向指示 器で合図します。
《使いかた》
エンジンを始動してスイッチを入れると、方向指 示器が作動します。 解除は、方向指示器スイッチを中央に戻します。
・・・・・右 折
・・・・・左 折
方向指示器スイッチは、自動的に解除しま せん。使用後は、必ず解除してください。つ けたままにしておくと他の方に迷惑となり ます。 電球(バルブ)は、正規のワット数以外のも のを使用すると、方向指示器が正常に作動 しなくなります。必ず正規のワット数のも のを使用してください。

装備の使いかた

ハンドルロック

盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドルロ ックをかけましょう。 チェーンロック等のご使用もおすすめします。
《かけかた》
ハンドルを左に切ります。
1.
ハンドルロックにメインスイッチのキーを差
2.
し込みます。 キーを右に180°回します。ロックがかかりに
3.
くい場合は、キーを回しながら多少ハンドル を左右に動かしてください。 キーを抜きます。
4.
《外しかた》
かけかたの逆の要領で行います。
走行前は、ハンドルを左右に切って切れ角が左右 均等であるかを確認してください。
交通のじゃまにならない安全な場所を選ん で駐車しましょう。 ハンドルが確実にロックされているか、ハ ンドルを軽く左右に動かして確認してくだ さい。
メインスイッチのキー
ハンドルロック
装備の使いかた

ヘルメットホルダ

ヘルメットホルダは、駐車時のみに使用するもの です。 走行時に使用すると、ヘルメットが運転を妨げた り、車体に損傷を与えることがあります。また、ヘ ルメットに損傷を与え保護機能を低下させます。
《使いかた》
メインスイッチのキーを左に回し、ヘルメッ
1.
トホルダピンのロックを解除します。 ヘルメットホルダピンにヘルメットの金具を
2.
かけ、ヘルメットホルダピンを押してロック します。
ヘルメットホルダ
メインスイッチのキー
ヘルメット ホルダピン

左サイドカバー

《取外し》
ボルトを外します。
1.
サイドカバーを手前に引いてフックをグロメ
2.
ットから外し、サイドカバーを取外します。
《取付け》
取付けは、取外しの逆手順で行います。
取付け後は、サイドカバーが確実に取付けてある か確認してください。
グロメット
フック
ボルト
左サイドカバー
装備の使いかた

書類入れ

シート後部左下に書類入れがあります。取扱説明 書やメンテナンスノートなどは、ビニール袋に入 れ、ここに格納してください。
書類入れのカバーは、メインスイッチのキーを カバーに差し込み、左に回して開けます。
洗車時、書類の格納場所付近に強く水をか けないでください。内部に水が入ることが あります。
カバー
取扱説明書、メンテナンスノート
メインスイッチのキー

燃料の補給

《使用燃料》
無鉛レギュラーガソリン ガソリンは、燃えやすくヤケドを負ったり、爆
発して重大な傷害に至る可能性があります。
必ず無鉛ガソリンを補給してください。 補給するときは、無鉛ガソリンであること を確認してください。 高濃度アルコール含有燃料を補給すると、 エンジンや燃料系などを損傷する原因とな ります。 軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソ リン)などを補給したり、不適切な燃料添加 剤を使うと、エンジンなどに悪影響を与え ます。
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁 で行ってください。
ガソリンを取扱う場合は、
エンジンを止めてください。また、裸火、火 花、熱源などの火元を遠ざけてください。 燃料補給は、必ず屋外で行ってください。 こぼれたガソリンは、すぐに拭き取ってく ださい。
身体に帯電した静電気の放電による火花によ り、気化したガソリンに引火し、ヤケドを負う 可能性があります。
ガソリンを補給するときは、
燃料タンクキャップを開ける前に車体や給 油機などの金属部分に触れて身体の静電気 を除去してください。 給油作業は静電気を除去した人のみで行っ てください。
燃料の補給
《補給のしかた》
キーカバーを開け、メインスイッチのキーを
1. 2.
差し込み右に回して、燃料タンクキャップを 開けます。
メインスイッチのキー
キーカバー
燃料タンクキャップ
3.
4.
ガソリンを注入口の下側にあるレベルプレー ト下端まで入れます。
ガソリンをレベルプレート下端以上に入れる と、燃料タンクキャップのブリーザ孔からガ ソリンがにじみ出ることがあります。
燃料タンクキャップを手で確実に押してメイ ンスイッチのキーを抜いてください。
燃料タンクキャップがロックされないと、メ インスイッチのキーは抜けません。
キーカバーを閉じます。
レベルプレート下端

燃料コック

レバーの矢印が燃料コックの状態を示します。
ON ・・・
OFF・・・
RES・・・
キャブレータにガソリンが流れます。 エンジンを始動するときはこの位置に します。 キャブレータにガソリンが流れません。 乗車するとき以外は、この位置にしま す。 予備燃料です。で走行中燃料が なくなったらこの位置にします。早め にガソリンを補給してください。 補給後はに戻してください。戻 し忘れると、走行中に予備燃料がなく なり走行できなくなります。 予備燃料容量
ON
ON
0.70
ON OFF
RES

正しい運転操作

エンジンのかけかた

排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が含 まれています。エンジンは、風通しの良い場所でか けてください。
エンジン始動は、 ページの「始動手順」 に従い行ってください。
無用の空ふかしや長時間の暖機運転はしな いでください。ガソリンの無駄使いになる ばかりでなく、エンジン等に悪影響を与え ます。
293
この車には、サイドスタンドを出したまま チェンジを入れると、自動的にエンジンが 停止するイグニッションカットオフ式サイ ドスタンドを採用しています。スタートす る前に、必ずサイドスタンドを格納してく ださい。
《始動手順》
エンジンが冷えているとき
1.
ハンドルロックが解除されていることを確認 してください。
2.
燃料コックレバーがになっていること を確認します。
3.
メインスイッチを チェンジをニュートラルにします。
4.
(車体を前後に動かしてニュートラルである
ことを確認してください。)
5.
チョークレバーをいっぱいに上げます。
6.
スロットルグリップを1/8〜1/4ほど回 し、キックスタータペダルを力強くキックし ます。
7.
エンジンがかかったら、チョークレバーを徐 々に戻し、スロットルグリップを少し回した り戻したりしながら、回転がスムーズになる まで暖機運転し、チョークレバーを完全に戻 します。
8.
サイドスタンドが確実に格納してあることを 確認してからスタートしてください。
ON
()にします。
ON
チョークレバーを上げたままで長時間暖機 運転を行わないでください。 エンジンが損傷する恐れがあります。
チョークレバー
エンジンがかからないときは、 ページ記 載の要領で確認してください。
77
正しい運転操作
エンジンが暖まっているとき
ハンドルロックが解除されていることを確認
1.
してください。 燃料コックレバーがになっていること
2.
を確認します。 メインスイッチを
3.
チェンジをニュートラルにします。
4.
(車体を前後に動かしてニュートラルである
ことを確認してください。) スロットルグリップを1/8〜1/4ほど回
5.
し、キックスタータペダルを力強くキックし ます。 サイドスタンドが確実に格納してあることを
6.
確認してからスタートしてください。
ON
ON
()にします。
エンジンがかからないときは、 ページ記 載の要領で確認してください。
77

チェンジのしかた

チェンジは、右図のような5段リターン式です。
変速は、スロットルグリップを一旦戻して、クラ ッチレバーを完全に握ってから行います。 チェンジペダルの操作は、つま先で軽く行い、ペ ダルにコツンと足ごたえのあるまで確実に操作 してください。無理をすると、チェンジ機構を痛 める原因となります。
正しい運転操作

走りかた

走行前に、キックスタータペダル、サイドスタン ドは完全に納まっているか確認してください。 車のスピードに応じてギヤを切換えることが必 要です。右表は、その速度範囲を示したものです。 不必要な急加減速をつつしんで走ることが、燃 料の節約と車の寿命をのばします。
走行中に異音や異常を感じたときは、ただ ちに 販売店で調べましょう。
Honda
発進は、できるだけ静かに行いましょう。 法定速度を守って走りましょう。
《》
XR50 Motard
速度範囲 1速 2速 3速 4速 5速
《》
XR100 Motard
1速 2速 3速 4速 5速
《慣らし運転》
適切な慣らし運転を行うと、その後のお車の性能 を良い状態に保つことができます。 この車は乗り始めてから を走行するまで は急発進、急加速を避け控えめな運転をしてくだ さい。
020km/h
10 30 km/h
15 40 km/h
20 50 km/h
25 km/h
速度範囲
020km/h 10 35 km/h 15 50 km/h 20 70 km/h
25 km/h
以上
〜 〜 〜 〜
以上
500 km
《シフトダウンのしかた》
追い越しするときなど、強力な加速が必要なとき は、シフトダウンをすると加速力が得られます。 高い速度でのシフトダウンは、尻振りなどの原因 やエンジンの回転が上がり過ぎて、エンジン、ミッ ションに悪影響を与えるだけでなく、最悪の場合 エンジン、ミッションがこわれます。右表の速度内 で行ってください。
《》
XR50 Motard
シフトダウン可能限界速度 5速→4速 4速→3速 3速→2速 2速→1速
《》
XR100 Motard
5速→4速 4速→3速 3速→2速 2速→1速
50 km/h 40 km/h 30 km/h 20 km/h
シフトダウン可能限界速度
70 km/h 50 km/h 35 km/h 20 km/h
以下 以下 以下 以下
以下 以下 以下 以下
正しい運転操作

ブレーキの使いかた

ブレーキは、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同 時に使いましょう。制動力を効果的に得るため には、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同時に使 う必要があります。
不必要な急ブレーキは避けましょう。急激なブ レーキ操作は、タイヤをロックさせ車体の安定 性を損なうおそれがあります。
雨天走行や路面が濡れている場合、タイヤがロ ックしやすく、制動距離が長くなります。スピー ドを落として、余裕をもったブレーキ操作をし てください。
連続的なブレーキ操作は、ブレーキ部の温度上 昇の原因となり、ブレーキの効きが悪くなるお それがありますので避けてください。
水たまりを走行した後や雨天走行時には、ブレ ーキの効き具合が悪くなることがあります。 水たまりを走行した後などは、安全な場所で周 囲の交通事情に十分注意し、低速で走行しなが らブレーキを軽く作動させて、ブレーキの効き 具合を確認してください。もし、ブレーキの効き が悪いときは、ブレーキを軽く作動させながら しばらく低速で走行して、ブレーキのしめりを 乾かしてください。
《エンジンブレーキ》
スロットルグリップをもどすとエンジンブレーキ がききます。さらにエンジンブレーキを必要とす るときは4速、3速・・・・・とシフトダウンを行って ください。
急激なシフトダウンは、尻振りなどやエンジン、ミ ッションに悪影響を与える原因となります。
ページの表にしたがって行ってください。33
長い下り坂、急な下り坂などでは、断続的なブレー キ操作とエンジンブレーキを併用してください。

メンテナンスを安全に行うために

整備はエンジンを停止しキーを抜いた状態で行 ってください。
場所は、平坦地で足場のしっかりした所を選び、 スタンドを立てて行ってください。
エンジン停止直後のメンテナンスは、エンジン 本体、マフラやエキゾーストパイプなどが熱く なっています。ヤケドにご注意ください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が 含まれています。しめきったガレージの中や、風 通しの悪い場所でエンジンをかけての点検はや めてください。
メンテナンスを安全に行うために
走行して点検する必要があるときは、安全な場 所で周囲の交通事情に十分注意して行ってくだ さい。
メンテナンスに工具を必要とするときは、適切 な工具を使用してください。

日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス

お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いた だくために、道路運送車両法に準じて1日1回の 日常点検と6か月、12か月毎の定期点検整備を設 けてあります。 安全快適にお乗りいただくために、必ず実施して ください。
点検整備の方法を正しく行わないことや、不 適当な整備,未修理は、転倒事故などを起こす 原因となり、死亡または重大な傷害に至る可 能性があります。
点検整備は、取扱説明書・メンテナンスノー トに記載された点検方法・要領を守り、必ず 実施してください。 異状箇所は乗車前に修理してください。
各点検、メンテナンス等については、以下のページ をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1か月目点検について ・40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交換部品について ・40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・41
・・・・・・・・・・・・・・・・・メンテナンス部品配置図 ・42
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・44
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6か月点検項目 ・45
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・46
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・47
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドライブチェーン ・53
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンオイル ・55
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラッチ ・60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・61
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレン ・65
日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス

1か月目点検について 交換部品について

新車から1か月目(または、 時)は、特に初 期の点検整備が車の寿命に影響することを重視し、 点検を無料でお取扱いいたします。 お買いあげの 販売店で行ってください。 他の販売店にてお受けになると有料となる場合が あります。 また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実 費をいただきます。
Honda
1,000 km
点検整備の結果、部品の交換が必要となった場合 は、あなたのお車に最適な 純正部品をご 使用ください。 純正部品は、厳しい検査を実施し、 車に適合 するように作られています。 お求めは、 販売店にご相談ください。 純正部品には、次のマークがついています。
Honda
Honda
Honda
詳細については、別冊「メンテナンスノート」の14 ページをご覧ください。
純正部品マーク

日常点検

日常点検
る前に実施する点検です。 安全快適にお乗りいただくために、必ず実施して ください。
この車に適用される点検項目は、右記「日常点検項 目」です。 下線のついている項目については、「簡単なメンテ ナンス」に説明があります。 ページ以後を参照 してください。 また、点検項目の部位を次ページの「メンテナンス 部品配置図」で示します。参照してください。
点検方法・要領は、別冊「メンテナンスノート」の21 ページ以後をご覧ください。
46
日常点検項目
ブレーキ日常点検は、お車を使用する方が1日1回運転す
タイヤ
エンジン
灯火装置及び方向指示器 運行において異状が認められた箇所
(※)印の点検は、お車の走行距離、運転時の状態等
から判断した適切な時期(長距離走行前や洗車時、 給油時等)に行う項目です。
レバーの遊び(油圧式) ペダルの遊び(油圧式) ブレーキのきき具合 ブレーキ液の量 空気圧 亀裂、損傷 異状な摩耗 溝の深さ(※) エンジンオイルの量(※)
(4サイクル車)
かかり具合、異音(※) 低速、加速の状態(※)
日常点検

メンテナンス部品配置図

点検の方法・要領は、取扱説明書の「簡 単なメンテナンス」および別冊「メンテ ナンスノート」の21ページ以後をご覧 ください。 前輪ブレーキレバー
後輪ブレーキ リザーバタンク
後輪ブレーキペダルオイルレベルゲージ
前輪ブレーキリザーバタンク
《イラストは
XR50 Motard
フロントウインカランプ
ヘッドライト
メインスイッチ
タイヤ
《イラストは XR50 Motard
前照灯上下切換えスイッチ 方向指示器スイッチ
ストップ・テールランプ
リヤウインカランプ

定期点検

定期点検
定期点検は、道路運送車両法に準じて設けられた 6か月、12か月ごとの点検と、使い始めてから1か 月目(または、 時)に行う点検があります。 また、これらの点検項目のほかに が指定す る点検整備項目もあります。
安全快適にお車をご使用いただくために、点検整 備を必ず実施してください。 点検整備の実施は、お客様の責任です。これは、ご 自身で行う場合も、他に依頼する場合も同様です。
ご自身で実施できない場合は、 販売店に ご相談ください。 ご自身で実施する場合は、安全のためご自分の 知識と技量に合わせた範囲内で行ってください。 難しいと思われる内容については、 販売 店にご相談ください。
1,000 km
Honda
Honda
Honda
点検整備のデータは、 ページのサービスデー タを参照してください。
点検結果は、別冊「メンテナンスノート」の定期点 検整備記録簿に記入し、大切に保存、携行してくだ さい。
6か月点検項目は、次ページにあります。 点検内容等、詳しくは別冊「メンテナンスノート」 の定期点検の解説(25ページ)をご覧ください。
82

6か月点検項目

点火装置 エンジン本体
潤滑装置 クラッチ
チェーン及びスプロケット ブレーキペダル及び ブレーキレバー ホース及びパイプ 漏れ、損傷、取付状態 ホイール タイヤの状態
点検内容は、別冊「メンテナンスノート」の25ページをご覧ください。
スパークプラグの状態 排気ガスの状態 エアクリーナエレメントの汚れ、詰まり エンジンオイルの漏れ クラッチレバーの遊び クラッチの作用 チェーンの緩み 遊び ブレーキのきき具合
ホイールのボルト、ナットの緩み
Honda
指定6か月点検整備項目
ブレーキ装置 ブローバイガス還元装置
点検整備の内容は、本書の および ページを参照してく
ださい。 パッドの摩耗 ブリーザドレンの清掃
486

簡単なメンテナンス

簡単なメンテナンス
ここでは、通常行われることが多い簡単なメンテ ナンス(点検整備)について説明しています。
ご自身の知識、技量に合わせた範囲内で、適切な工 具を使用し、メンテナンスを行ってください。 安全のため、技量や作業に必要な工具をお持ちで ない場合は、 販売店にご相談ください。
Honda

ブレーキ

[前輪]
平坦地でスタンドを立て、ハンドルを動かし、リザ ーバタンクキャップ上面を水平にします。 液面が下限()以上にあることを確認して ください。
[後輪]
平坦地で車体を垂直にして、ブレーキ液面がレベ ルラインに平行な状態にします。 液面が上限()と下限()の間にある ことを確認してください。
液面が下限以下の場合はブレーキパッドの摩耗が 考えられます。パッドの摩耗の点検を行ってくだ さい。(次ページ参照)
ブレーキパッドが摩耗していない場合は、ブレー キ系統の液漏れが考えられます。 異状箇所の修理やブレーキ液の補充は 販売 店にご相談ください。
LOWER
UPPER LOWER
Honda
指定ブレーキ液
純正ブレーキフルード DOT4《ブレーキ液の量の点検》
Honda
銘柄の異なるブレーキ液を使用しないでく ださい。 銘柄の異なるブレーキ液を使用すると、ブ レーキ液が変質したりブレーキ装置の故障 の原因となることがあります。
[前輪]
[後輪]
下限
上限 下限
簡単なメンテナンス
《ブレーキパッドの摩耗の点検》
Honda
指定6か月点検整備項目)
[前輪]
ブレーキキャリパの下側からのぞいて、パッドの 摩耗限界溝がブレーキディスクの側面に達したら、 パッドの摩耗限界です。
[後輪]
ブレーキキャリパの後側からのぞいて、パッドの 摩耗限界溝がブレーキディスクの側面に達したら、 パッドの摩耗限界です。
摩耗限界に達したら、ブレーキパッドを左右同時 に交換してください。 ブレーキパッドの交換は、 販売店にご相談 ください。
Honda
[前輪]
パッドの摩耗限界溝 ブレーキキャリパ
[後輪]
ディスク
パッドの摩耗限界溝
ディスク
ブレーキキャリパ
タイヤ
車を安全に運転するには、タイヤを良い状態に保 つことが必要です。 常に適正な空気圧を保ってください。 また、規定の数値を超えてすり減ったタイヤは、使 用せず交換してください。
過度にすり減ったタイヤの使用や、不適正な 空気圧での運転は、転倒事故などを起こす原 因となり、死亡または重大な傷害に至る可能 性があります。
取扱説明書に記載されたタイヤの空気圧を守 り、規定の数値を超えてすり減ったタイヤは 交換してください。
《空気圧の点検》
タイヤの接地部のたわみ状態を見て、空気圧が適 当であるかを点検します。 タイヤ接地部のたわみ状態が異状な場合は、タイ ヤが冷えている状態でタイヤゲージを使用し、適 正な空気圧に調整してください。
簡単なメンテナンス
タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、タイヤ によっては空気圧不足が見た目ではわかりづらい ものもあるため、少なくとも一カ月に一度はタイ ヤゲージを使用して空気圧の点検を行ってくださ い。
走行後のタイヤが温まっている状態ではタイヤの 空気圧は高くなることがありますので、必ず冷え た状態で調整してください。
タイヤの空気圧
《》
XR50 Motard
前輪 後輪
《》
XR100 Motard
1人乗車時
2人乗車時
前輪 後輪 前輪 後輪
150 kPa (1.50 kgf/cm 150 kPa (1.50 kgf/cm )
150 kPa (1.50 kgf/cm 150 kPa (1.50 kgf/cm 150 kPa (1.50 kgf/cm 200 kPa (2.00 kgf/cm
《亀裂と損傷の点検》
タイヤの全周に亀裂や損傷及び釘、石、その他の異 物が刺さったり、かみ込んだりしていないかを点 検します。
道路の縁石等にタイヤ側面を接触させたり、大き な凹みや突起物を乗り越した時は、必ず点検して ください。
)
) ) ) )
《異状な摩耗の点検》
タイヤの接地面が異状に摩耗していないかを点検 します。
タイヤの状態が異状な場合は、 販売店にご 相談ください。
Honda
《溝の深さの点検》
溝の深さに不足がないかをウェアインジケータ
(スリップサイン)により確認します。
ウェアインジケータがあらわれたときは、ただち に交換してください。
ウェアインジケータ 表示マーク
簡単なメンテナンス
《交換タイヤの選択について》
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤを使用 してください。 指定以外のタイヤは、操縦性や走行安定性に悪影 響を与えることがありますので使用しないでくだ さい。 タイヤの交換は、 販売店にご相談ください。
指定タイヤ
前輪
後輪
Honda
サイズ タイプ サイズ タイプ
120/80 12 65J MAXXIS M6036
120/80 12 65J MAXXIS M6036
指定以外のタイヤを取付けると、操縦性や走 行安定性に悪影響を与えることがあります。 そのことが原因で転倒事故などを起こし、死 亡または重大な傷害に至る可能性があります。
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に記載さ れた指定タイヤを取付けてください。
チューブレス
チューブレス

ドライブチェーン

ドライブチェーンのメンテナンスは、エンジンを 停止した状態で行ってください。
《緩み(たるみ)の点検》
スタンドを立て、前後スプロケットの中央を手で 上下に動かし、チェーンの緩み(たるみ)が規定の 範囲内にあることをスケールなどで確認します。
ドライブチェーンの緩み:
25 35 mm
緩みが規定の範囲を越えている場合は、調整して ください。
ドライブチェーンの緩みが 以上の場合、 絶対に走行しないでください。
また、車体を垂直にし、車体を前後に動かしてチェ ーンが滑らかに回転することを確認します。チェ ーンの回転が滑らかでない場合や、異音が出る場 合は異常です。 調整などの場合は 販売店にご相談ください。
Honda
50
mm
ドライブチェーンの緩み(たるみ)
簡単なメンテナンス
《給油と清掃》
車体を前後に動かしてはサイドスタンドを立て、 チェーンやスプロケットに付着した泥、汚れをブ ラシなどで落とします。
汚れを落とした後、給油を行います。オイルがチェ ーン各部によく行きわたるようにチェーンローラ の両側に給油してください。 チェーンにオイルをつけ過ぎると、衣服や車に飛 び散り、汚しますのでオイルをつけ過ぎないよう 注意してください。
指定オイル
純正チェーンオイルまたは
Honda
ギヤオイル(#80〜 #90)

エンジンオイル

エンジンの性能を維持するためには、定期的なエ ンジンオイルの点検・補給が必要です。 汚れたオイルや古くなったオイルは、エンジンに 悪影響を与えますので、早目に交換してください。
エンジン停止直後のメンテナンスは、エンジン本 体、マフラやエキゾーストパイプなどが熱くなっ ています。ヤケドにご注意ください。
オイルがオイルレベルゲージの上限と下限の
5.
間にあることを確認します。 オイル量が下限に近かったら、上限まで補給 します。 エンジンオイルの補給は、次ページ参照。 オイルレベルゲージを確実に取付けます。
6.
オイルレベルゲージ
《オイル量の点検》
平坦地でエンジンを3〜5分間アイドリング
1.
させます。 エンジン停止2〜3分後にオイルレベルゲー
2.
ジを外します。 布等でオイルレベルゲージについたオイルを
3.
拭きます。 車体を垂直にして、オイルレベルゲージをね
4.
じ込まず差し込みます。
上限
下限
簡単なメンテナンス
《オイルの補給》
推奨オイル
純正オイル(4サイクル二輪車用)
Honda
JASO
T903規 格
ウルトラG1
相当品をご使用の場合
オイル容器の表示を確認し、下記のすべての規格 を満たしているオイルをお選びください。
JASO T 903 MA
規格:外気温に応じ58ページの表から選択
SAE
分類: 、 、 級相当
API SG SH SJ
相当品がすべての規格を満たしている場合でも 特性が異なりこの車に適合しない場合があります。
MA SJ級10W −30
規格(二輪車用オイル規格):
SAE規格 API分類
クラッチは、エンジンオイルに浸されてい ます。過度に摩擦を低減するエンジンオイ ルは、クラッチの滑りや始動不良などを発 生させます。また、エンジン性能や寿命に悪 影響を与える場合があります。
必要以上に摩擦低減剤を含むエンジンオ イルは、使用しないでください。 必要以上に摩擦を低減する添加物は、加
えないでください。 銘柄やグレードの異なるオイルを混用しな いでください。また、低品質オイルや高品質 オイルでもこの車に適合しないオイルは、 使用しないでください。 オイルが変質したり、適合しないため、この 車本来の性能が発揮できないばかりでなく、 エンジンの故障や損傷の原因となります。
規格マークの入っている相当品を使用 する場合、エナジーコンサービングを取得 したオイルには摩擦係数の低いものがあ り推奨しません。
推奨します推奨しません
JASO T 903API
規格とは4サイクルエンジン オイルの性能を分類する規格です。なお、 規格に適合し届け出されたオイルの容器 には、次の表示があります。
上段:オイル販売会社の
整理番号
下段:性能分類の表示
MA
性能であること
を示しています
簡単なメンテナンス
外気温と粘度との関係 交換時期 エンジンオイルは、外気温に応じた粘度のものを 下表にもとづきお使いください。
初回: または1か月
1,000 km
以後: または1年ごと
3,000 km
(SAE 規格)
(外気温)
エンジンオイルの交換は、 販売店にご相談 ください。
Honda
補給のしかた
平坦地でエンジンを3〜5分間アイドリング
1.
させます。 エンジン停止2〜3分後にオイルレベルゲー
2.
ジを外します。 布等でオイルレベルゲージに付いたオイルを
3.
拭きます。 車体を垂直にして、オイルレベルゲージでオ
4.
イル量を確認しながら、注入口よりオイルを オイルレベルゲージの上限まで補給します。
補給するときは、オイル注入口からごみなど が入らないようにしてください。また、オイル をこぼしたときは完全に拭き取ってください。
オイルレベルゲージを確実に取付けます。
5.
オイルは規定量より多くても少なくても、 エンジンに悪影響を与えます。
オイルレベルゲージ
上限
下限
注入口
簡単なメンテナンス

クラッチ

《クラッチレバーの遊びの点検》
抵抗を感じるまで、手でクラッチレバーを引き、レ バー先端の遊びの量が規定の範囲内にあることを スケールなどで確認します。
クラッチレバーの遊び:
規定の範囲を越えている場合は調整してください。
10 20 mm
調整のしかた
クラッチケーブルのアジャスタにより遊びを調整 します。
調整は、ロックナットをゆるめアジャスタを回 して行います。 調整後、ロックナットを締付けます。
締付け後、クラッチレバーの遊びを確認してくだ さい。 また、調整後エンジンをかけ、チェンジ操作がスム ーズであるか、エンストまたは飛び出し等がない かも確認してください。
アジャスタ
ロックナット

エアクリーナ

この車には、ウレタンフォームにオイルを含ませ たエアクリーナエレメントが装備されています。 6か月毎に点検してください。
《エアクリーナエレメントの取付け、取外し》
取外し
左サイドカバーを取外します。
1.
左サイドカバーの取外しは、23ページ参照
エアクリーナケースバンドのツマミを持ち、
2.
下側へ引っ張りながらフックを外し、 エアクリーナケースカバーを取外します。
フック
ツマミ
エアクリーナ ケースバンド
エアクリーナ ケースカバー
簡単なメンテナンス
エアクリーナステーを押し込んでフックを外
3.
し、エアクリーナエレメントを取外します。
取付け
取付けは、取外しの逆手順で行います。
エアクリーナエレメントの取付けが不完全 であると、ゴミやほこりを直接吸ってシリ ンダの摩耗や出力低下を起こし、エンジン の耐久性に悪影響を与えます。確実に取付 けてください。 また、洗車時エアクリーナに水を入れない ようご注意ください。エアクリーナ内部に 水が入ると、始動不良等の原因になります。
エアクリーナステー
エアクリーナエレメント
フック
エアクリーナエレメントを取外し、汚れ、詰まり、 損傷などがないかを目視などにより確認します。
汚れがひどい、詰まりがある場合は、清掃してく ださい。 損傷がある場合は、交換してください。 1.
《エアクリーナエレメントの清掃》《エアクリーナエレメントの点検》
ガソリンや引火点の低い洗浄剤は、非常に燃えや すいので、エレメントの清掃には、使用しないでく ださい。
エアクリーナエレメントを取外します。 エアクリーナエレメントをきれいな洗油で洗
2.
い、絞ってから乾いた布でつつみ、さらに絞り ます。 きれいなオイルに浸し、固くしぼって取付け
3.
ます。
オイル:ギヤオイル(# 〜# )
80 90
簡単なメンテナンス

ケーブル・ワイヤ類

《ラバーブーツの点検》
ケーブル類にはインナーケーブル保護のため、ラ バーブーツが取付けられています。常に正しく取 付けられているか点検してください。 洗車時には、ラバーブーツに直接水をかけたり、ブ ラシを当てたりしないでください。汚れのひどい 場合は、固くしぼった布等で拭き取るようにして ください。
《ケーブル・ワイヤ類の点検》
クラッチレバー、スロットルグリップを作動させ、 スムーズに動くか、作動が異状に重くないか、クラ ッチレバー、スロットルグリップから手を放した ときにレバーやグリップがスムーズに戻るかを点 検してください。また、ケーブル・ワイヤの外表部 に損傷がないかを点検してください。異状を感じ た場合は 販売店にご相談ください。
Honda
クラッチケーブル
ラバーブーツ
スロットルワイヤ

ブリーザドレン

エンジンの性能を維持するためには、定期的なブ リーザドレンの清掃が必要です。
《ブリーザドレンの清掃》
Honda
指定6か月点検整備項目)
ブリーザドレンの下に受け皿等を用意します。
1.
ブリーザドレンを外し、ブリーザドレン内の
2.
堆積物を取除きます。 ブリーザドレンを確実に取付けます。
3.
ブリーザドレン

車のお手入れ

お車を定期的に清掃することは、品質や性能を維 持するために大切な作業です。 普段見逃しがちな異常の発見にもつながります。
また、海水や路面凍結防止剤などに含まれる塩分 は、車体のサビを促進します。 海岸付近や凍結防止剤を散布した路面を走行した 後は必ず洗車してください。
《洗車のしかた》
水を流しながら柔らかい布やスポンジで汚れ
1.
を落としてください。 汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用 し、十分な水で洗剤を洗い流してください。
柔らかい布で拭きあげてください。車体を乾
2.
燥させた後、ドライブチェーン、ブレーキレバ ーやクラッチレバー、スタンドの取付け部へ 注油し、その後、車体の腐食を防ぐため、ワッ クスがけを行ってください。
洗車は、エンジンが冷えているときに行ってく ださい。
高圧洗車機などのような車体に高い水圧がかか る洗車は避けてください。 特に可動部や電装部品等にかかると、作動不良 や故障の原因となることがあります。
洗車時、マフラに水を入れないでください。マフ ラ内部に水がたまると始動不良やサビの発生な どの原因になることがあります。
車のお手入れ
洗車時、ブレーキの制動部分に水をかけないよ うにしてください。水がかかるとブレーキの効 き具合が悪くなることがあります。 洗車後は、安全な場所で周囲の交通事情に十分 注意し、低速で走行しながらブレーキを軽く作 動させて、ブレーキの効き具合を確認してくだ さい。もし、ブレーキの効きが悪いときは、ブレ ーキを軽く作動させながらしばらく低速で走行 して、ブレーキのしめりを乾かしてください。
ワックスやケミカル類を使用するときは、ボデ ィの目立たないところでくもりやキズ、色むら 等が生じないか確認してからご使用ください。 また、ワックス等で強く磨くと塗膜が薄くなっ たり、色むらが生じますのでご注意ください。
ブレーキディスクやパッドにワックス、オイル 等の油脂類が付着しないよう注意してください。 ブレーキが効かなくなり、事故の原因になる場 合があります。

アルミ部品の取扱い つや消し塗装の取扱い

アルミ部品は、塩分などの汚れを嫌います。また、 他の金属部品と異なり、傷がつきやすくなってい ます。取扱いについては必ず次のことをお守りく ださい。
つや消し塗装部品は、一般的な塗装と取扱いが異 なります。 つや消し塗装を維持するため必ず次のことをお守 りください。
《アルミホイール》
砂入り石鹸や硬いブラシは、傷をつけますので 使用しないでください。 縁石への乗り上げやすり当てはさけてください。
《お手入れ》
汚れを落す場合は、中性洗剤を使ってやわらか い布かスポンジで汚れを洗い落としてください。 洗浄後は十分に水洗いして乾いた布で水分をふ き取ってください。
《取扱い》
塗装面にコンパウンドやコンパウンド入りワッ クスを使用すると、つや消し感が無くなったり、 色むらが生じるおそれがありますので、使用し ないでください。 ご不明な点がありましたら、 販売店にご 相談ください。
Honda
車のお手入れ

保管のしかた

お車はできるだけご自宅の敷地内に保管し、屋外 に保管する場合はボディカバーをかけてください。
ボディカバーはエンジンやマフラが冷えて からかけてください。
長期間、ご使用にならない場合は次の項目をお守 りください。
大事なお車をサビから守るために、保管する前 にワックスがけを行ってください。また、雨上が りには一度ボディカバーを外し、車体を乾燥さ せてください。

地球環境の保護について

お車および部品等の廃棄をするとき

地球環境を守るため、使用済みのバッテリやタイ ヤ、エンジンオイルの廃油等はむやみに捨てない でください。これらのものを廃棄する場合は、
販売店にご相談ください。
Honda
また、将来お車を廃車する場合も同様です。お車の 廃棄を希望するときはお近くの廃棄二輪車取扱店 へご相談ください。
《廃棄二輪車取扱店》
廃棄二輪車取扱店とは(社)全国軽自動車協会連合 会の加盟販売店で廃棄二輪車取扱店として登録さ れている廃棄二輪車を適正処理するための窓口で す。廃棄二輪車取扱店には「廃棄二輪車取扱店の 証」が掲示されています。
廃棄二輪車取扱店の証
地球環境の保護について
《二輪車リサイクルマーク/リサイクル料金》
この車には、二輪車リサイクルマークが車体に貼 付されています。 マークが車体に貼付されている二輪車は、再資源 化するためのリサイクル費用がメーカー希望小売 価格に含まれていますので、二輪車を廃棄する際 は、再資源化に必要なリサイクル料金はいただき ません。
ただし、お車をお客様から廃棄二輪車取扱店およ び指定引取場所までの収集・運搬料金はお客様の ご負担となります。収集・運搬料金については廃棄 二輪車取扱店にご相談ください。
二輪車リサイクルマークは、シートを取り外すと 確認できます。
二輪車リサイクルマーク
《二輪車リサイクルマークの取扱い》
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必 要となります。 マークは車体から、剥がさないでください。 マークの紛失、破損による再発行および販売の取 扱いはありません。 リサイクルマークの剥がれ等により、リサイクル マーク付対象車かどうか不明の場合は、下記の
(財)自動車リサイクル促進センターホームページ
および二輪車リサイクルコールセンターにてご確 認ください。 廃棄二輪車のお取扱いに関しては、最寄の廃棄二 輪車取扱店または下記二輪車リサイクルコールセ ンターまでお問い合わせください。
(財)自動車リサイクル促進センターホームページ
http://www.jarc.or.jp/
二輪車リサイクルコールセンター
電話番号 03
35988075
受付時間 9:30〜17:00
(土日祝日、年末年始等を除く)

色物部品をご注文のとき

色物部品をご注文のときは、カラーラベルに記載 されているモデル名、カラーおよびコードをお知 らせください。 カラーラベルは、フレームパイプに貼ってありま す。
カラーラベル

マフラの純正マークについて

マフラの後部には、 純正部品を表す
HONDAマークが刻印されています。
Honda
HONDAマーク

フレーム号機

フレーム号機は、部品を注文するときや、車の登録 に関する手続に必要です。 また、フレーム号機は、お車が盗難にあった場合に、 車を捜す手掛りにもなります。ナンバプレートの 登録番号と共に別紙に記録し、車と別に保管する ことをおすすめします。
エンジン号機打刻位置フレーム号機打刻位置

エンジンが始動しないとき

始動しないまたは動かなくなったときは、次の点 を調べてください。 お近くの 販売店にお申しつけください。
エンジンのかけかたは取扱説明書通りですか。 燃料タンクにガソリンはありますか。
故障の修理
Honda
むやみに修理しないで、早く 販売店で点 検整備を受けることが、お車を長持ちさせる秘 けつです。
Honda

主要諸元

《》
XR50 Motard
型式 長さ
幅 高さ 軸距 原動機種類/総排気量 車両重量 乗車定員 タイヤサイズ 前輪
後輪 最低地上高 燃料消費率 最小回転半径 圧縮比 最高出力 最大トルク 燃料タンク量
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。したがって、走行時の気象、道路、車両、
整備などの諸条件により異なります。
BA AD14 1,785 mm 765 mm 1,000 mm 1,235 mm
ガソリン
83 kg
1人
120/80 12 65J 120/80 12 65J 175 mm
86.0 km/
2.1m
9.2
2.4 kW(3.3 PS)/ 8,000 rpm
3.2 N·m(0.33 kg·m) / 5,000 rpm
5.7
4サイクル
車速 定地走行テスト値
(30km/h )
0.049
点火形式 点火時期 アイドリング回転数 点火プラグ NGK
DENSO
機関から変速機までの減速比 クラッチ形式 変速機形式 変速機操作方式 変速比 1速
2速 3速 4速 5速
第一減速比
式 マグネット点火
CDI BTDC27°/1,800 rpm 1,800 rpm CR5HSA CR6HSA CR7HSA
U16FSR U
U20FSR U
U22FSR U
4.437
湿式多板コイル 常時噛合式 左足動式
3.083
1.882
1.400
1.130
0.960
3.285
スプリング
主要諸元
《》
XR100 Motard
型式 長さ
幅 高さ 軸距 原動機種類/総排気量 車両重量 乗車定員 タイヤサイズ 前輪
後輪 最低地上高 燃料消費率 最小回転半径 圧縮比 最高出力 最大トルク 燃料タンク量
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。したがって、走行時の気象、道路、車両、
整備などの諸条件により異なります。
BC HD13 1,820 mm 765 mm 1,000 mm 1,240 mm
ガソリン
86 kg
2人
120/80 12 65J 120/80 12 65J 175 mm
53.2 km/
2.1m
9.4
4.8 kW(6.5 PS)/ 8,000 rpm
6.6 N·m(0.67 kg·m) / 6,000 rpm
5.7
4サイクル
車速 定地走行テスト値
(60km/h )
0.099
点火形式 点火時期 アイドリング回転数 点火プラグ NGK
DENSO
機関から変速機までの減速比 クラッチ形式 変速機形式 変速機操作方式 変速比 1速
2速 3速 4速 5速
第一減速比
式 マグネット点火
CDI BTDC15°/1,500 rpm 1,500 rpm CR6HSA CR7HSA CR8HSA
U20FSR U
U22FSR U
U24FSR U
4.437
湿式多板コイル 常時噛合式 左足動式
3.083
1.882
1.400
1.130
0.923
2.200
スプリング

サービスデータ

ドライブチェーンの緩み(たるみ) タイヤ空気圧 1人乗車時 前 輪
後輪
2人乗車時 前 輪
後輪
エンジンオイルの量 全容量
オイル交換時 クラッチレバーの遊び 点火プラグの点火すきま エアクリーナエレメント形式 電球(バルブ) ヘッドライト
ストップ・テールランプ
フロントウインカランプ
リアウインカランプ
25 35 mm 150 kPa (1.50 kgf/cm 150 kPa (1.50 kgf/cm
150 kPa (1.50 kgf/cm
200 kPa (2.00 kgf/cm
0.9
0.8 0.9
10 20 mm
0.6 0.7 mm
ウレタンフォーム式
12V 35/36.5W
12V 10/5W
12V 10W
12V 10W
《》内は、 の数値です。
《 《
XR100 Motard
1.1
) )
)
》》
)
》 》
−メモー
−メモー
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Honda
お気軽にご相談ください。
販売店
TEL
お問い合わせ、ご相談は、全国共通のフリーダイヤルで下記のお客様相談センター でもお受け致します。
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車両型式、車台番号、エンジン型式、登録番号、登録年月日 ご購入年月日
本田技研工業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル
受付時間 9:00〜12:0013:00〜17:00
所在地、電話番号が変更になることがありますのでご了承ください。
〒351−0188 埼玉県和光市本町8ー1
0120086819
オーハローバ イ ク
車種名、タイプ名、走行距離 販売店名
30GFR610 00X30-GFR-6100
古紙配合率100%(表紙40%)の再生紙を使用しています。
HC
N
2006 本田技研工業株式会社
C
2000.2006.11.7
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