Dunk
Honda 車をお買いあげいただきありがとうござ
います。
安全で快適なバイクライフをお楽しみください。
この取扱説明書と共に「メンテナンスノート」
を受取り、下記を確認してください。
● お車の正しい取り扱いかた
● 保証内容と保証期間
● 点検・整備について
● 車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
安全運転の基本として以下は重要ですので、お
守りください。
● この取扱説明書を、よくお読みください
● 取扱説明書の推奨手順に従ってください
● 安全に関する表示を理解し、守ってください
安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあること」
を回避方法と共に、右記の表示で記載しています。こ
れらは重要ですので、しっかりお読みください。
1 危険
1 警告
1 注意
その他の表示
アドバイス
車の仕様、その他の変更により、この本の表紙
や内容と実車が一致しない場合があります。
車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書お
よびメンテナンスノートをお渡しください。
指示に従わないと、死亡または
重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重
大な傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受け
る可能性があるもの
お車のために守っていただきた
いこと
目次
安全なライディング P. 2
操作ガイド
メンテナンス
こんなときは P. 72
インフォメーション P. 82
スペック P. 92
索引 P. 94
P. 12
P. 44
安全なライディング
この章では安全な運転のために必要な情報を記載しています。
安全のためによくお読みください。
安全上守っていただきたいこと ...................... P. 3
安全運転のために ......................................... P. 4
運転するときの注意 ...................................... P. 5
アクセサリーと改造について .........................P. 9
積載について.............................................. P. 10
安全上守っていただきたいこと
安全上守っていただきたいこと
安全のため、日常的に次の内容をお守りください。
● 道路運送車両法に準じて設けられた日常点検・
定期点検を行ってください
● ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気
厳禁で行ってください
● 排気ガスには一酸化炭素(CO)などの有害な成
分が含まれているため、エンジンは、風通しの
良い場所でかけてください
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
3
安全運転のために
安全運転のために
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
● 走行中、運転者は両手でハンドルを握り、両足
をフロアに置いてください
● 急激なハンドル操作や片手運転などはさけ、安
全な運転を心がけてください
● 他の車両、歩行者などに対する配慮を欠かさな
いでください
乗車時の服装
運転者は必ずヘルメットを着用し、天候や走行状況
に応じ、安全性が高く運転操作のしやすい、被視認
性の高い二輪車用の服装を着用してください。
ヘルメット
#
安全基準を満たし、頭のサイズにあった視認性の高
いもの
●
二輪車用で PSC、SG マークか JIS マークのある
ものを推奨します
●
正しくかぶり、あごひもを確実に締めてください
●
視界を妨げないフェイスシールドまたはゴーグ
ルなどを使用し、眼を保護してください
4
1 警告
ヘルメットを正しく着用していないと、万一
の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可
能性が高くなります。
運転者は乗車時、必ずヘルメット、保護具お
よび保護性の高い服を着用してください。
グローブ
#
摩擦に強い皮製のもの
ブーツまたはライディングシューズ
#
滑りにくく、くるぶしまで覆われたもの
ジャケット・パンツ
#
プロテクターを備え、体の露出の少ない長袖・長ズ
ボン
運転するときの注意
運転するときの注意
慣らし運転
適切な慣らし運転を行うと、お車の性能をより良い
状態に保つことができます。
慣らしのポイント(走行距離 100 km まで)
#
● 急発進、急加速をさける
● 急ブレーキをさける
● 控えめな運転をする
ブレーキ
次の項目に注意してください。
● 制動力を効果的に得るために前輪ブレーキと後
輪ブレーキを同時に使う
● 不必要な急ブレーキをしない
u タイヤをロックさせるなど、車体の安定性を
損なうおそれがあります。
u コーナリングの際は、コーナーの手前で減速
してください。
● 雨天走行など滑りやすい路面に注意する
u タイヤがロックしやすく、制動距離が長くな
ります。
● 連続したブレーキ操作をしない
u
長い坂や急な坂で繰り返しブレーキをかける
と、ブレーキの温度が上昇して効きが悪くなる
おそれがあります。エンジンブレーキと断続
的なブレーキ操作を併用してください。
コンビブレーキ
#
左ブレーキレバーを操作すると、後輪ブレーキが作
動すると共に前輪ブレーキが作動し、右ブレーキレ
バーを操作すると前輪ブレーキが作動します。右
ブレーキレバーのみ操作した場合と左ブレーキレ
バーのみ操作した場合では、制動力が異なるため効
き具合に違いがあります。
制動力を効果的に得るためには、右ブレーキレバー
と左ブレーキレバーを同時に使う必要があります。
雨天または水たまりを走行したとき
#
路面が滑りやすくなったり、ブレーキの効き具合が
変化します。慎重なブレーキ操作を心がけてくだ
さい。ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽
く作動させながらしばらく低速で走行して、ブレー
キを乾かしてください。
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
5
運転するときの注意
駐車するとき
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
● 交通の邪魔にならない平坦で足場のしっかりし
た安全な場所に駐車する
● やむをえず傾斜地や足場の悪い場所に駐車する
ときは、車の転倒や動き出しがないよう安全処
置に十分注意する
● 盗難防止のため、車から離れるときは必ずハン
ドルロックをかけ、キーを抜いて、シャッター
を閉じる
メインスタンドでの駐車
#
1.
メインスイッチを OFF にする。
2.
左手でハンドルをまっすぐにし、右手でグリッ
プをしっかり持ち右足でスタンドを左右同時に
地面につけて、立たせる。
6
3.
ハンドルバーを左いっぱいにきる。
4.
ハンドルロックをかけ、キーを抜いて、シャッ
ターを閉じる。 2 P. 24
運転するときの注意
● マフラーなどが熱くなっているので、他の方が
触れることのない場所に駐車する
● エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ
フラー、エンジンなどに触れない
1 注意
マフラー、エンジン、ブレーキなどは、エン
ジン回転中および停止後しばらくの間は熱
くなっています。触れるとヤケドを負う可
能性があります。
• マフラー、エンジン、ブレーキなど高温
になる部分は冷えるまで触れないこと
•
高温になる部分に可燃物が接触せず、他の
方が触れることのないよう配慮すること
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
7
運転するときの注意
燃料補給およびガソリンの取り扱い
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
エンジン、燃料装置、触媒装置の損傷を防ぐため、
下記に注意してください。
● 無鉛レギュラーガソリンを使用する
● 高濃度アルコール含有燃料を補給しない
● 軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソリ
ン)、または不適切な燃料添加剤を使わない
●
燃料タンクの中に、泥、ほこり、水などを入れない
8
1 警告
ガソリンは燃えやすくヤケドを負ったり爆
発して重大な傷害に至る可能性があります。
また身体に帯電した静電気の火花により引
火する可能性があります。
ガソリンを取り扱 うときは以下のことを
守ってください。
• エンジンを止め、火元を遠ざける
• 給油は必ず屋外で行う
• こぼれたガソリンは、すぐに拭き取る
• 給油作業前に車体や給油機などの金属部
分に触れて静電気を除去する
アクセサリーと改造について
アクセサリーと改造について
アクセサリーを装着する際は、安全面から Honda
純正アクセサリーを推奨します。Honda 販売店に
ご相談ください。
Honda 販売店で取り 付けられた Honda アクセサ
リーなどの取り扱いについては、その商品に付属の
説明書をお読みください。
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪化さ
せたり、排気音を大きくしたり、ひいては車の寿命
を縮めることがあります。不正改造は法律に触れ
ることはもちろん、他の迷惑行為となります。
車の改造は保証の適用を除外されます。
1 警告
不適切なアクセサリーや改造は、万一の事故
の際、死亡または重大な傷害に至る可能性が
高くなります。
アクセサリーを装着する際は、Honda 販売店
にご相談のうえ、取扱説明書に従ってくださ
い。
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
9
積載について
積載について
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
● 荷物を積むと積まないときにくらべて操縦安定
性 が 変 わるため、安全な速度で走行して
ください
● 荷物の積みすぎに注意し、確実に固定して安全
な速度で走行してください
● フックには、車体からはみ出したり、足に当た
るような大きな荷物はかけないでください
u
走行やハンドル操作に支障をきたすことが
あります。
● ハンドル操作ができなくなる場合があるので、
ハンドル付近に物を置かないでください
● 走行やハンドル操作に支障をきたすことがある
ので、インナーラックから荷物がはみ出さない
ようにしてください
●
ヘッドライト、ウィンカー、ストップ/テールラ
ンプ、マフラー周辺への積載はさけてください
u 過熱によりレンズが溶けたり、荷物が損傷す
る場合があります。
10
● カバー等が破損する場合があるので、指定の場
所以外に荷物を積まないでください
u 走行やハンドル操作に支障をきたすことが
あります。
● レンガや鉄片等、固くて重いものをトランクに
積んだまま走行しないでください
u 積載重量以内でもトランク底面が損傷する
場合があります。
● 貴重品やこわれ易いものは積まないでください
● トランクに熱の影響を受け易い物は積まないで
ください
積載について
● 荷物の積載は下記重量までです
インナーラック:0.5 kg
グローブボックス:0.5 kg
フック:0.5 kg
トランク:10 kg
インナーラック:0.5 kg
フック:0.5 kg
グローブボックス:0.5 kg
トランク:10 kg
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
11
基本操作の流れ
操 作 ガ イ ド
12
エンジン始動前 (P.45)
#
運転する前に日常点検を行いましょう。
燃料残量を確認しましょう。
エンジン始動 (P.31)
#
周囲の安全を確認して、エンジンをかけま
す。空ぶかしはさけましょう。
基本装備の使いかた
-
メーター (P.16
-
警告灯/表示灯 (P.23
-
スイッチ (P.24
-
ハンドルロック (P.26
-
シャッター (P.27
-
アイドリングストップ・
システム (P.28)
)
)
)
)
)
加速 (P.35)
#
発進や加速はスロットル
をゆっくり回し、急加速は
さけましょう。
発進
#
後方の安全や周囲の状況に
注意し、方向指示器で合図
を出し走り出します。
減速 (P.35)
#
停止
#
早めに方向指示器で合図を出し、
後方や側方の車に注意しながら、
徐々に路肩に寄ります。
燃料補給 (P.36)
#
スロットルを素早く戻し、前後のブレー
キの両方を使い速度を下げ、不必要な急
ブレーキはさけましょう。制動灯(ス
トップランプ)が点灯し、後車への合図
になります。
手前で十分に減
速して・・・
駐車 (P.6)
#
安全な場所に駐車しましょう。
メインスタンド、ハンドルロック、
シャッターを確認します。
コーナリング
#
スロットルをゆっくり
回して加速します。
操 作 ガ イ ド
13
各部の名称
操 作 ガ イ ド
14
トランク (P.40)
冷却水リザーバータンク (P.63)
バッテリー (P.57)
ヒューズボックス (P.80)
書類入れ (P.41)
スロットルグリップ (P.71)
インナーラック (P.43)
フック (P.42)
燃料タンクキャップ (P.36)
オイルレベルゲージ (P.59)
コンビブレーキリザーバー
タンク (P.65)
アクセサリーソケット (P.38)
操 作 ガ イ ド
左ブレーキレバー (P.67)
グローブボックス (P.42)
ヘルメットホルダー (P.40)
シート (P.39)
ブリーザードレーン (P.70)
トランスミッションオイル
チェックボルト (P.61)
キックスターターペダル
(P.32 )
メインスタンド (P.6)
15
メーター
操 作 ガ イ ド
メーターの初期表示
メインスイッチを ON にすると、すべての表示があらわれます。また、スピードメーターの指針が
一度最高目盛に振れた後、“0” に戻ります。表示されない部分がある、または、指針が振れない場
合は、Honda 販売店で点検を受けてください。
16
スピードメーター(速度計)
モードボタン
燃料計
ガソリンの量を確認するときは、
車体を垂直にしてください。
マークが 1 つ(E)だけ点灯した
ときの燃料残量:約 1.49 ℓ
さらに燃料タンク内のガソリンの
量が減ってくるとマークが点滅し
ます。
燃料計の故障表示 (P.76)
エンジンオイル交換時期表示
エンジンオイル交換時期の目安として点灯する。
u エンジンオイル交換時に必ずリセットしてください。
リセットしないと交換時期の目安になりません。
u 工場出荷時の設定では、初回 1,000 km 走行時に点灯し、
以降リセットした時点より 6,000 km 走行すると点灯し
ます。点灯するまでの走行距離は調整することができま
す。(P.21)
エンジンオイル交換時期表示のリセット
モードボタンを押した状態でメインスイッチを OFF から ON
にし、モードボタンを約 3 秒間エンジンオイル交換時期表示
が消灯するまでそのまま押し続ける。
u エンジンオイル交換時期表示 が消灯してい
るときにリセットを行った場合は、エンジンオイル交換時期
表示 が約 2 秒間点灯した後、消灯します。
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
17
メーター
操 作 ガ イ ド
18
前ページの続き
オドメーター[ODO]/トリップメーター[TRIP]/時計[AM/PM12 時間表示]
/点灯到達距離表示/エンジンオイル交換時期調整
モードボタンを押してオドメーター、トリップメーター、時計を切り換える。
• オドメーター:総走行距離
• トリップメーター:トリップメーターを表示中にモードボタンを押し続け、0.0 km にリセッ
トしてからの走行距離
時計の合わせかた (P.20)
オドメーター トリップメーター 時計
モードボタンを押す
オドメーター表示中にモードボタンを押し続けて点灯到達距離表示に切り換える。
● 点灯到達距離表示:エンジンオイル交換時期表示 が点灯するまでの走行距離
u 点灯到達距離表示への切り換えは停車中に行ってください。走行するとオドメーター表示に切り換
わります。
u 点灯到達距離表示が 0 になると、エンジンオイル交換時期表示 が点灯します。
u 約 30 秒間操作がない場合、オドメーター表示に切り換わります。
u 表示が“ ”になったときは、Honda 販売店で点検を受けてください。
u 点灯到達距離表示中、モードボタンを押すと一度点滅し、その後再び点灯到達距離表示に切り換わ
ります。
点灯到達距離表示中にモードボタンを押し続けて、エンジンオイル交換時期調整に切り換える。
(P.21 )
エンジンオイル
オドメーター
点灯到達距離表示
交換時期調整
モードボタンを押し続ける
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
19
メーター
前ページの続き
時計の合わせかた
a
メインスイッチを ON にする。
b
時計を表示する。(P.18)
操 作 ガ イ ド
c
時の表示が点滅するまでモードボタンを押し続
ける。
d
モードボタンを押し、時を修正する。
u AM/PM の表示は、数字が 11 から 12 へ進
むと同時に切り換わります。
e
モードボタンを押し続け、時を決定する。決定
と同時に分が点滅する。
20
f
モードボタンを押し、分を修正する。
g
モードボタンを押し続け、分を決定すると設定
が終了する。
u
メインスイッチを OFF にすることでも設定
を確定できます。
u
設定中に 30 秒間操作がない場合、設定は無
効となります。
エンジンオイル交換時期調整
エンジンオイル交換時期表示 の
リセット後から が点灯するまで
の走行距離を任意に設定することができます。
エンジンオイル交換時期調整は停車中に行って
ください。
u 走行するとオドメーター表示に切り換わり、そ
れまでの設定が保持されます。
アドバイス
エンジンオイル交換時期表示は、エンジンオイル交換の
目安です。
メンテナンスノートに記載された交換時期をお守りくだ
さい。
a
点灯到達距離表示に切り換える。(P.19
b
点灯到達距離表示中に、交換時期とエンジンオ
)
イル交換時期表示 が点滅するま
でモードボタンを押し続ける。
c
モードボタンを押し、交換時期を設定する。
u 500 km~6,000 km の間で 500 km ご
とに設定できる。
u エンジンオイル交換時期表示
の初回リセット前かつ
総走行距離が 1,000 km 未満の場合:
500 km または 1,000 km を選択する。
操 作 ガ イ ド
点灯到達距離表示
交換時期
次ページに続く
21
メーター
d
モードボタンを押し続け、設定を決定する。同時にオドメーター表示に切り換わる。
u メインスイッチを OFF にすることでも設定を確定できます。
u 設定した交換時期は再調整するまで引き継がれます。
操 作 ガ イ ド
u 30 秒間操作がない場合、オドメーター表示に切り換わり、設定は無効となります。
● 新しく設定した交換時期よりも、エンジンオイル交換時期表示 リセット後からの走行距
離が大きい場合、エンジンオイル交換時期表示 が点灯します。
前ページの続き
例
総走行距離が 1,000 km
のときにリセットし、そ
の後 3,000 km 走行
●
エンジンオイル交換時期表示 の初回リセット前かつ総走行距離が 1,000 km 以上の場合
も、エンジンオイル交換時期表示 が点灯します。
例
初回リセット前の総走行
距離が 1,500 km
22
新たに交換時期を
1,000 km に設定
新たに交換時期を
6,000 km に設定
設定した交換時期 (1,000 km) よりもリセッ
トしてからの走行距離 (3,000 km) が大きい
ため 点灯
初回リセット前かつ総走行距離が 1,000 km
以上走行しているため 点灯
警告灯/表示灯
警告灯/表示灯が点灯すべきときに点灯しない場合は、Honda 販売店で点検を受けてください。
方向指示器表示灯
速度警告灯
メインスイッチを ON にすると点灯し、
数秒後に消灯
走行中に点滅したときは (P.75)
PGM-FI 警告灯
メインスイッチを ON にすると点灯し、
数秒後に消灯
走行中またはアイドリング中に点灯
したときは (P.75)
アイドリングストップ表示灯
アイドリングストップモード切り換えスイッチが IDLING STOP のときに、
メインスイッチを ON にすると点灯し、数秒後に消灯
アイドリングストップ・システム (P.28)
操 作 ガ イ ド
23
スイッチ
操 作 ガ イ ド
24
アイドリングストップモード
切り換えスイッチ
• IDLING STOP:アイドリング
ストップ・システム作動
• IDLING:アイドリングストップ・
システム解除 (P.28)
スタータースイッチ
ウィンカー(方向指示器)スイッチ
u 解除はスイッチを押して行います。
ホーンスイッチ
ヘッドライト(前照灯)上下切り換えスイッチ
• (HI):ヘッドライトが上向き
• (LO):ヘッドライトが下向き
メインスイッチ
電気回路の ON / OFF、ハンドルロック、
シートを開けるときに使用
u OFF または LOCK の位置で、キーを
抜くことができます。
OPENER
シートを開ける
ことができる
OFF
停止
LOCK
ハンドルロックが
できる
ON
始動・走行
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
25
スイッチ
前ページの続き
ハンドルロック
盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドル
操 作 ガ イ ド
ロックをかけ、シャッターを閉じましょう。
U 字ロックなどの使用も推奨します。
メインスイッチのキー
押す
回す
26
かけかた
#
a
ハンドルを左にいっぱいにきる。
b
キーを押し込みながら、LOCK の位置まで回す。
u ロックがかかりにくい場合は、ハンドルを左
右に軽く動かしてください。
c
キーを抜く。
外しかた
#
キーを押し込みながら、OFF の位置まで回す。
シャッター
盗難やいたずら防止のため、メインスイッチに
シャッターを装備しています。車から離れると
きは必ずシャッターを閉じましょう。
閉じかた
#
a
メインスイッチのキーを抜く。
b
ツマミを上方に動かして閉じる。
シャッターキーの突起部を溝にあわせて差
u
し込み、反時計回りに止まるまで回すことで
閉じることもできます。
操 作 ガ イ ド
OPEN
(開ける)
SHUT
(閉じる)
シャッターキー
突起部 溝
ツマミ
(閉じる)
メインスイッチ
のキー
開けかた
#
a
シャッターキーの突起部を溝にあわせて差し込
む。
b
シャッターキーを時計回りに止まるまで回す。
27
アイドリングストップ・システム
アイドリングストップ・システムは、信号待ち
等の停車時にアイドリングストップ(エンジン
操 作 ガ イ ド
を停止)することで燃料消費の低減および騒音
の抑制を目的としたシステムです。
アイドリングストップ・システムの切り換え
#
アイドリングストップ・システムの作動と解除
の切り換えを、アイドリングストップモード切
り換えスイッチにて行います。
作動の場合:IDLING STOP にします。
u
走行中にアイドリングストップが可能な状態にな
るとアイドリングストップ表示灯が点灯、停車後
アイドルストップ状態のときに点滅します。
解除の場合:IDLING にします。
u アイドリングストップ・システムを解除した 場
合、アイドリングストップ表示灯は消灯のまま
となります。
28
アイドリングストップ
モード切り換えスイッチ
アイドリングストップ・システムの起動
#
アイドリングストップモード切り換えスイッチ
が IDLING STOP の位置で下記条件を満たすと、
アイドリングストップが可能な状態となり、ア
イドリングストップ表示灯が点灯します。
• スタータースイッチによりエンジンが始動
されていること
• エンジンが十分に暖機されていること
• 車速 10 km/h 以上で走行していること
アイドリングストップ表示灯が点灯しない
#
(P.77
ときは
アイドリングストップ
表示灯(点灯)
)
アイドリングストップ(エンジンの停止)
#
アイドリングストップ表示灯が点灯していると
きに、スロットルグリップを完全に戻し、停車
するとアイドリングストップし、アイドリング
ストップ表示灯が点滅します。
u
アイドリングストップ中はヘッドライトが減光
します。
u
アイドリングストップ中に、アイドリングス
トップモード切り換えスイッチを IDLING にす
る操作を行うと、アイドリングストップ・シス
テムが解除され、スロットルグリップを回して
もエンジンは再始動しません。
アイドリングストップ表示灯(点滅)
アイドリングストップ表示灯が点灯している
#
がアイドリングストップしないときは
(P.78 )
アドバイス
長時間のアイドリングストップ(エンジンの停止)はバッ
テリーあがりの原因となります。
アイドリングストップ・システムを安全に使用
#
するために
アイドリングストップ表示灯が点滅している状
態で車から離れないでください。車から離れる
ときは、必ずメインスイッチを OFF にしてくだ
さい。
u スロットルグリップを回すと、エンジンが再始
動するおそれがあります。
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
29
アイドリングストップ・システム
エンジンの再始動
#
アイドリングストップ表示灯の点滅を確認し、
操 作 ガ イ ド
スロットルグリップを回す。
u アイドリングストップ表示灯が点滅していない
とスロットルグリップを回しても、エンジンは
再始動しません。
スロットルグリップを回してもエンジンが
#
始動しないときは
30
(P.79 )
前ページの続き
アドバイス
アイドリングストップ・システムが作動しエンジンが停止
した状態でもヘッドライトは点灯しています。
バッテリーが弱っている際にこの状態が続くと、バッテ
リーがあがって再始動できなくなるおそれがあります。
バッテリーが弱っているときは、アイドリングストップ
モード切り換えスイッチを IDLING にし、アイドリングス
トップしないようにしてください。
バッテリーの点検は6か月ごとに Honda 販売店で行って
ください。
エンジン始動
始動するには、エンジン・冷却水の温度にかか
わらず、次の手順で行ってください。
アドバイス
• スタータースイッチを押して 5 秒以内でエンジン
がかからないときは、一度メインスイッチを OFF に
してください。その後バッテリー電圧回復のため
10 秒ほど経ってからやり直してください。
• 無用な空ぶかしや長時間のアイドリングはエンジン
やマフラー、触媒装置に悪影響を与えます。
• 万一転倒した場合は、一旦メインスイッチを OFF に
してください。再度走行を行う際は、各部の損傷状
態や、走行に支障が無いかを十分に確認してくださ
い。
a
メインスタンドを立てる。(P.6)
b
メインスイッチを ON に回す。
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
31
エンジン始動
c
左ブレーキレバーを強く握り、タイヤをロック
する。
u 左ブレーキレバーを強く握った状態 でない
操 作 ガ イ ド
とエンジンはかかりません。
d
スタータースイッチで始動する場合
前ページの続き
スロットルグリップを完全に閉 じたまま、
スタータースイッチを押す。
u エンジンがかかったらすぐに、スターター
スイッチから手をはなしてください。
32
キックスターターペダルで始動する場合
スロットルグリップを完全に 閉 じたまま、
キックスターターペダルを力強くキックする。
u エンジンがかかったら、必ずキックスターター
ペダルをたたんでください。
もし、エンジンがかからない場合は、スロットル
グリップをわずかに(3 mm 程度)回しながら、
スタータースイッチを押すか、キックスターター
ペダルを使用してください。
3 mm 程度
エンジンがかからないときは
#
次の方法を試してください。
a
スロットルグリップを全開にし、スタータース
イッチを 5 秒間押す。
b
通常手順(b ~ d )でエンジンをかける。
c
エンジンがかかり、エンジン回転が安定しない場
合はスロットルグリップを少し(3mm 程度)開 け
る。
d
エンジンがかからないときは 10 秒間待ってから、
a b の手順を繰り返す。
長時間ご使用にならなかった場合や、ガス欠を
したときにガソリンを補給してもエンジンがか
かりにくいことがあります。このようなとき
は、スロットルグリップを回さずにスターター
スイッチを普段より多めに使用してください。
バッテリーあがりを防ぐため、スターターモー
ターは連続して 15 秒以上回さないでください。
15 秒回してもエンジンが始動しなかったとき
は、一度メインスイッチを OFF に戻して 10 秒
以上待ってから再始動してください。
それでも始動できないときは (P.73)
#
操 作 ガ イ ド
33
正しい運転の操作
スタートの手順
a
左ブレーキレバーを強く握ったまま、車を前に
ゆっくり押してメインスタンドを外す。
操 作 ガ イ ド
u エンジンをかけてから走り出すまではエン
ジンの回転をむやみにあげないでください。
u 乗車する前に、メインスタンドは完全に納
まっているか確認してください。
34
b
車の左側から乗車し、正しい乗車姿勢でシート
にしっかりと腰をおろす。このとき足で車が倒
れないように支える。
u
乗車してスタートするまでは左ブレーキレ
バーを強く握ったままにしておいてください。
c
左ブレーキレバーをはなし、スロットルグリッ
プをゆっくり回し、発進する。
u スロットルグリップをいきなり手前に回す
と急加速して危険です。
スロットルグリップで速度調整を行う。
加速する・・・スロットルをゆっくり回す。
減速する・・・スロットルをすばやく戻す。
戻す 回す
ブレーキの使いかた
操 作 ガ イ ド
左ブレーキレバー 右ブレーキレバー
ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレーキレ
バーを同時に使いましょう。
35
燃料補給
操 作 ガ イ ド
メインスイッチのキー 燃料タンクリッド
燃料タンク
キャップ
燃料がにじみ出ることがあるので、給油口の下
端以上入れないでください。
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
タンク容量:4.5 ℓ
燃料についての注意 (P.8)
#
燃料タンクキャップの開けかた
a
燃料タンクリッドを開ける。
b
キーを差し込み右に回して、燃料タンクキャッ
プを開ける。
36
5 マーク
給油口の下端
燃料タンクキャップの閉じかた
a
燃料タンクキャップの△マークと燃料タンク
リッド内側の△マークが合うところで燃料タン
クキャップを手で確実に押してロックする。
b
キーを抜き、燃料タンクリッドを閉じる。
u キャップがロックされないと、キーは抜けま
せん。
1 警告
ガソリンは燃えやすいため、ヤケドを負った
り、爆発して重大な傷害に至る可能性があり
ます。
燃料補給およびガソリンの取り扱い 2 P. 8
操 作 ガ イ ド
37
アクセサリーソケット
アクセサリーソケットは、グローブボックス内
にあります。
操 作 ガ イ ド
接続する機器についてはご自身の責任でお使い
ください。
カバーを開けてお使いください。
定格 12 W (12 V、1 A)まで使用できます。
カバー
アクセサリーソケット
38
u バッテリーあがりを防ぐため、エンジンがか
かっている状態でお使いください。
u バッテリーあがりやソケットの損傷を防ぐた
め、機器を使用している間は、ヘッドライトは
下向きにしてください。
u ソケットへの異物侵入を防ぐために、使用しな
いときはカバーを閉めてください。
アドバイス
● 発熱する機器や定格以上の機器を使用しないでくだ
さい。
● ソケットが濡れた状態では使用しないでください。
その他装備の使いかた
シート
OPENER
メインスイッチのキー
シートオープナー
スイッチ
SEAT
シートの開けかた
a
ハンドルを直進状態にする。
b
メインスイッチのキーをメインスイッチに差し
込み、OPENER の位置にする。
c
シートオープナースイッチの SEAT を押して、
シートを開ける。
シートの閉じかた
シートをおろし、シート後部を上 から押して
ロックします。
シートを軽く持ち上げて、ロックがかかってい
ることを確認してください。
メインスイッチのキーをシート下に置き忘れた
状態でシートをロックすると、キーが取り出せ
なくなりますのでご注意ください。
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
39
その他装備の使いかた
シート下にヘルメットホルダーとトランクがあ
ります。
操 作 ガ イ ド
前ページの続き
ヘルメットホルダー
1 警告
ヘルメットホルダーにヘルメットをつけた
まま走行しないでください。
u ヘルメットホルダーは駐車時のみお使い
ください。
シートの開けかた (P.39
#
40
)
トランク
走行の妨げになり、重傷を負ったり死亡した
りする事故が発生することがあります。
アドバイス
トランク内に貴重品やこわれ易いもの、熱の影響を受け易
いものは入れないでください。また、トランク本体が損傷
する場合があるので、固くて重いものを入れたまま走行し
ないでください。
トランクにヘルメットを収納することができま
す。ヘルメットの前側をトランク前方に向けて
収納してください。
ヘルメット
u ヘルメットの種類や形状、大きさなどにより、
一部収納できない場合があります。
書類入れはトランクにあります。
操 作 ガ イ ド
書類入れ
次ページに続く
41
その他装備の使いかた
グローブボックス
ハンドル左下にグローブボックスがあります。
操 作 ガ イ ド
開けかた
#
ノブを引き、カバーを開けます。
ノブ
前ページの続き
フック
ハンドル下側にフックがあります。
カバー
グローブボックス
閉じかた
#
カバーを押しこみます。
しっかり閉まっているか確認してください。
アドバイス
グローブボックス内に貴重品やこわれ易いものは入れな
いでください。また、グローブボックス本体が損傷する
場合があるので、固くて重いものを入れたまま走行しな
いでください。
42
フック
u フックには車体からはみ出したり、足に当たる
ような大きな荷物はかけないでください。
走行やハンドル操作に支障をきたすことが
あります。
インナーラック
ハンドル右下にインナーラックがあります。
インナーラック
アドバイス
インナーラック内に貴重品やこわれ易いものは入れない
でください。また、インナーラック本体が損傷する場合が
あるので、固くて重いものを入れたまま走行しないでくだ
さい。
操 作 ガ イ ド
43
メンテナンス
メンテナンスを行う前に必ず「メンテナンスの基礎知識」をお読みください。
また、サービスデータについては「スペック」を参照ください。
メンテナンスの基礎知識.............................. P. 45
主要部品の脱着方法 ....................................P. 56
クリップ ............................................................. P. 56
バッテリー ......................................................... P. 57
バッテリーメンテナンスリッド .....................P. 58
エンジンオイル........................................... P. 59
トランスミッションオイル........................... P. 61
冷却水 .......................................................P. 63
ブレーキ .................................................... P. 65
ブリーザードレーン ....................................P. 70
スロットル ................................................. P. 71
メンテナンスの基礎知識
メンテナンスの基礎知識
メンテナンスの重要性
お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いた
だくために、日常のお車の使用状況に応じて、お客
様の判断で適時行っていただく日常点検と、1 年ご
と(12 か月ごと)、2 年ごと(24 か月ごと)の定
期点検整備を設けてあります。安全快適にお乗り
いただくために、必ず実施してください。
1 警告
誤った点検整備や、不適当な整備、未修理
は、転倒事故などを起こす原因となり、死亡
または重大な傷害に至る可能性があります。
• 点検整備は、取扱説明書・メンテナンス
ノートに記載された点検方法・要領を守
り、必ず実施してください。
• 異状箇所は乗車前に修理してください。
安全なメンテナンスのために
メンテナンスにあたっては、次のことに注意してく
ださい。
● エンジンを停止し、キーを抜いた状態で行う
● 平坦地で足場のしっかりとした場所で行う
● エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる
部分はヤケドのおそれがあるので、冷えるまで
触れない
● エンジンを始動して作業をする場合は、換気を
十分に行う
日常点検
安全快適にご使用いただくために法令に準じ、日常
のお車の使用状況に応じて、お客様の判断で適時行
う点検です。
点検時期の目安としては、長距離走行や洗車時、給
油時などに実施し、その結果をメンテナンスレコー
ドに記入してください。
異音や異状を感じたときは、直ちに Honda 販売店
にご相談ください。
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
45
メンテナンスの基礎知識
日常点検項目
#
この車には下記の日常点検項目が適用されます。
● ブレーキ
• レバーの遊び(油圧式)
メ ン テ ナ ン ス
• レバーの遊び(機械式)
• ブレーキの効き具合
• ブレーキ液の量
● タイヤ
• 空気圧
• 亀裂、損傷
• 異状な摩耗
•
溝の深さ
● エンジン
冷却水の量
•
オイルの量
•
かかり具合、異音
•
低速、加速の状態
•
● 灯火装置および方向指示器
● 運行において異状が認められた箇所
46
定期点検
安全快適にお車をご使用いただくために、定期点検
を必ず実施してください。
また、これらの他にも使い始めてから1か月目(ま
たは、1,000 km 時)に行う点検、Honda が指定す
る点検整備項目もあります。
道路運送車両法に準じて設けられた点検
#
道路運送車両法に準じて設けられた点検には、以下
の種類があります。
●
日常点検
●
1 年ごと(12 か月ごと)に行う点検
●
2 年ごと(24 か月ごと)に行う点検
メンテナンスの基礎知識
ご自身で点検を実施する場合
#
安全のため、ご自分の知識と技量に合わせた範囲内
で行ってください。難しいと思われる内容につい
ては、Honda 販売店にご相談ください。
点検結果は、メンテナンスノートの定期点検整備記
録簿に記入し、大切に保存、携行してください。
1 か月目点検について
#
新車から 1 か月目(または、1,000 km 時)は、特
に初期の点検整備が車の寿命に影響することを重
視し、点検を無料でお取り扱いいたします。お買い
あげの Honda 販売店で行ってください。他の販売
店にてお受けになると有料となる場合があります。
また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実
費をいただきます。詳細については、メンテナンス
ノートをご覧ください。
交換部品について
#
整備の際は、Honda 純正部品を使用してください。
色物部品をご注文のときは、カラーラベルに記載さ
れているモデル名、カラーおよびコードをお知らせ
ください。
カラーラベルは、シートを開けると確認できます。
2 P. 39
カラーラベル
メ ン テ ナ ン ス
1 警告
Honda 純正部品以外のアクセサリー・部品の
使用や、不正な改造は思わぬ事故の原因とな
り、重傷を負ったり、死亡したりすることが
あります。
Honda 純正部品を使用してください。
47
メンテナンスの基礎知識
バッテリー
この車は、メンテナンスフリータイプのバッテリー
を使用しており、バッテリー液の点検、補給は必要
ありません。バッテリーのターミナル部に汚れや
メ ン テ ナ ン ス
腐食がある場合のみ清掃してください。
また、密閉式の液口キャップは絶対に取り外さない
でください。バッテリー充電時も液口キャップを
取り外す必要はありません。
アドバイス
バッテリーには寿命があります。交換時期について
は、Honda 販売店にご相談ください。交換する場合
は、必ず同型式のメンテナンスフリーバッテリーを使
用してください。
万一の場合の応急処置
#
以下のようなときは、応急処置したあと、直ちに医
師の診察を受けてください。
● 電解液が眼に付着したとき
u コップなどに入れた水で、15 分以上洗浄し
てください。加圧された水での洗浄は、眼を
痛めるおそれがあります。
48
● 電解液が皮膚に付着したとき
u 電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の水で
洗浄してください。
● 電解液を飲み込んだとき
u 水、または牛乳を飲んでください。
1 警告
バッテリーには、希硫酸が電解液として含ま
れています。希硫酸は腐食性が強く、眼や皮
膚に付着すると重いヤケドを負います。
• バッテリーの近くで作業するときは、保
護メガネと保護服を着用
• バッテリーを子供の手の届く所に置かな
い
• ショートによる火花やたばこなどの火気
に十分注意する
メンテナンスの基礎知識
ターミナル部の清掃
#
1.
バッテリーを取り外す。 2 P. 57
2.
ターミナル部が腐食して白い粉が付いている場
合は、ぬるま湯を注いで拭く。
3.
ターミナル部の腐食が著しいときは、ワイヤー
ブラシまたはサンドペーパーで磨く。
4.
清掃後、バッテリーを取り付ける。
電装部品やアクセサリーを取り付けるときは純正ア
クセサリーをご使用ください。それ以外のものを使
用するとバッテリーあがりや故障の原因となります。
ヒューズ
この車の電気回路は、ヒューズで保護されていま
す。電装部品が動作しないときは、ヒューズを調
べ、必要に応じて交換してください。 2 P. 80
ヒューズの点検・交換
#
メインスイッチを OFF にして、ヒューズを取り外
して点検します。切れている場合は、指定されてい
る容量のヒューズと交換してください。
ヒューズの容量はスペックページをご確認くださ
い。 2 P. 93
ヒューズ切れ
アドバイス
指定容量を超えるヒューズを使用すると、配線の過熱
焼損の原因になるので絶対に使用しないでください。
交換してもすぐにヒューズが切れる場合は、ヒュー
ズの劣化以外の原因が考えられます。 Honda 販売
店にご相談ください。
メ ン テ ナ ン ス
49
メンテナンスの基礎知識
エンジンオイル
エンジンオイルは走行距離や走行状況、時間の経過
とともに劣化したり減っていきます。そのため、定
期交換時期に行う交換だけではなく日常点検によ
メ ン テ ナ ン ス
るオイル点検・補給が必要です。汚れたり古くなっ
たオイルはエンジンに悪影響を与えますので早め
に交換してください。
オイル交換は Honda 販売店で行うことを推奨しま
す。交換時期はスペックページをご確認くださ
い。 2 P. 92
エンジンオイルの選びかた
#
推奨エンジンオイル:
Honda 純正 ウルトラ E1
相当品をご使用の場合は、オイル容器の表示を確認
し、下記の全ての規格を満たしているオイルをお選
びください。全ての規格を満たしている場合でも
特性が異なりこの車に適合しない場合があります。
● JASO T 903 規格
● SAE 規格
● API 分類
50
※ 3
※ 1
※ 2
:MB
:10W-30
:SG・SH・SJ・SL 級相当
※1:
JASO T 903 規格は、二輪車用4サイクルエンジン
オイルの性能を分類する規格です 。適合 し届け出
されたオイルの容器には、次の表示があります。
上段:オイルコード
下段:性能分類の表示
MB 性能であることを示
しています
※2:
SAE 規格は、オイルの粘度を定めた規格です。
※3:
API 分類は、エンジンオイルのグレードに関する分
類です。API マークの入っている相当品を使用す
る場合、下記のものをご使用ください。
推奨しません 推奨します
トランスミッションオイル
トランスミッションオイルの選びかた
#
推奨トランスミッションオイル:
Honda 純正 ウルトラ E1
相当品をご使用の場合は、オイル容器の表示を確認
し、下記の全ての規格を満たしているオイルをお選
びください。全ての規格を満たしている場合でも
特性が異なりこの車に適合しない場合があります。
● JASO T 903 規格
● SAE 規格
●
API 分類
※ 3
※ 1
※ 2
:MB
:10W-30
:SG・SH・SJ・SL 級相当
メンテナンスの基礎知識
※1:
JASO T 903 規格は、二輪車用4サイクルエンジン
オイルの性能を分類する規格です 。適合 し届け出
されたオイルの容器には、次の表示があります。
上段:オイルコード
下段:性能分類の表示
MB 性能であることを示
しています
※2:
SAE 規格は、オイルの粘度を定めた規格です。
※3:
API 分類は、エンジンオイルのグレードに関する分
類です。API マークの入っている相当品を使用す
る場合、下記のものをご使用ください。
推奨しません 推奨します
メ ン テ ナ ン ス
51
メンテナンスの基礎知識
ブレーキ液
銘柄の異なるブレーキ液を使用しないでください。
ブレーキ液が変質したりブレーキ装置の故障の原
因となることがあります。
メ ン テ ナ ン ス
アドバイス
ブレーキ液は、プラスチックや塗装面を損傷 します。
漏れたブレーキ液は直ちに拭き取ってください。
指定ブレーキ液:
Honda 純正ブレーキフルード
DOT 3 または DOT4
52
冷却水
Honda 純正ウルトララジエーター液を、蒸留水また
は水道水で下記濃度に薄めてお使いください。
標準濃度:50%
濃度による不凍温度:
30% の場合:-16°Cまで
50% の場合:-37°C まで
アドバイス
指定以外のラジエーター液や不適当な 水(井戸水や
天然水)を使うと、サビなどの原因となります。
メンテナンスの基礎知識
エアクリーナー
この車には、ろ紙にオイルを含ませたビスカス式の
エアクリーナーエレメントが装備されており点検・
清掃は不要ですが定期的な交換が必要です。
エアクリーナーエレメントの交換は、Honda 販売店
にご相談ください。交換時期はスペックページを
ご確認ください。 2 P. 93
ブリーザードレーン
エンジンの性能を維持するためには、定期的なブ
リーザードレーンの清掃が必要です。2 P. 70
タイヤ
空気圧の点検
#
タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、タイヤ
によっては空気圧不足が見た目ではわかりづらい
ため、少なくとも 1 か月ごとにタイヤゲージを使用
して空気圧を点検してください。
タイヤは、走行後は温まり空気圧が高くなることが
ありますので、必ず冷えた状態で点検してくださ
い。
亀裂と損傷の点検
#
タイヤの全周に、亀裂や
損傷、ひび割れおよび釘、
石、 その他 の 異物が刺
さったり、かみ込んだり
していないかを点検しま
す。道路の縁石などにタ
イヤ側面を接触させた
り、大きな凹みや突起物を乗り越したときは、必ず
点検してください。
異状な摩耗の点検
#
タイヤの接地面が異状に
摩耗していないかを点検
します。
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
53
メンテナンスの基礎知識
溝の深さの点検
#
ウェアインジケーター(スリップサイン)により溝
の深さを確認します。サインが現れたときは、直ち
に交換してください。
メ ン テ ナ ン ス
1 警告
過度にすり減ったタイヤの使用や、不適正な
空気圧での運転は、転倒事故などを起こす原
因となり、死亡または重大な傷害に至る可能
性があります。
ウェアインジケーター
表示マーク
54
または TWI
取扱説明書に記載されたタイヤの空気圧を
守り、規定の数値を超えてすり減ったタイヤ
は交換してください。
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤを使用し
てください。指定以外のタイヤは、操縦性や走行安
定性に悪影響を与えることがありますので使用し
ないでください。
タイヤの交換は、Honda 販売店にご相談ください。
指定タイヤ、空気圧はスペックページをご確認くだ
さい。 2 P. 92
1 警告
指定以外のタイヤを取り付けると、操縦性や
走行安定性に悪影響を与えることがありま
す。また、そのことが原因で転倒事故などを
起こし、死亡または重大な傷害に至る可能性
があります。
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に記載さ
れた指定タイヤを取り付けてください。
メンテナンスの基礎知識
メ ン テ ナ ン ス
55
主要部品の脱着方法
クリップ
取り外し
#
メ ン テ ナ ン ス
1.
中央部のピンを押しこんでロックを解除する。
2.
クリップを引き抜く。
56
取り付け
#
1.
ピンの下端を押し戻して取り付け状態にする。
2.
クリップを穴に差し込む。
3.
ピンを軽く押してロックする。
バッテリー
ターミナルカバー
ボルト
バッテリーバンド
+端子
-端子
バッテリー
主要部品の脱着方法 u バッテリー
3.
-端子のボルトを外し、 -コードを外す。
4.
ターミナルカバーをめくり、+端子のボルト
を外し、+ コードを外す。
5.
端子のナットを落とさないようにバッテ
リーを取り出す。
取り付け
#
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。
バッテリーコードは、必ず先に+ 側より取り付
けてください。また、ターミナル部にゆるみが
生じないように、確実にボルトを締め付けてく
ださい。
メ ン テ ナ ン ス
取り外し
#
メインスイッチが OFF になっていることを確
認してください。
1.
バッテリーメンテナンスリッドを取り外す。
2 P. 58
ボルトを取り外し、バッテリーバンドを取り
2.
外す。
バッテリーコードを再び取り付けたときに、時
計の時刻がずれている場合は合わせ直してくだ
さい。 2 P. 20
バッテリーの取り扱いについてはメンテナンス
の基礎知識をご確認ください。 2 P. 48
57
主要部品の脱着方法 u バッテリーメンテナンスリッド
バッテリーメンテナンスリッド
バッテリーメンテナンスリッド
メ ン テ ナ ン ス
クリップ
58
取り外し
#
1.
シートを開ける。2 P. 39
2.
クリップを外す。2 P. 56
3.
バッテリーメンテナンスリッドを取り外す。
取り付け
#
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。
エンジンオイル
オイルの量の点検
注入口
オイルレベルゲージ
上限
下限
エンジンオイルの点検は、アイドリングストッ
プモード切り換えスイッチを IDLING にして
行ってください。
1.
エンジンが冷えている場合は、3 ~ 5 分ほど
アイドリングさせる。
2.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止
め、2 ~ 3 分間待つ。
3.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
ンドを立てる。
4.
オイルレベルゲージを外す。
布等でオイルレベルゲージについたオイル
5.
を拭く。
オイルレベルゲージをねじ込まずに差し込む。
6.
オイルがオイルレベルゲージの上限と下限
7.
の間にあることを確認する。
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
8.
メ ン テ ナ ン ス
59
エンジンオイル u オイルの補給
オイルの補給
エンジンオイルが不足している、またはオイル
レベルが下限に近いときは、推奨エンジンオイ
メ ン テ ナ ン ス
ルを上限まで補給してください。 2 P. 50,
2 P. 92
1.
エンジンオイルの点検後、オイルレベルゲー
ジで確認しながら、オイルを注入口より補給
する。
u オイルレベルを確認するときは、足場の
しっかりとした平坦地にメインスタンド
を立ててください。
u 上限を超えて補給しないでください。
u ゴミが入らないようにしてください。
u オイルをこぼしたときは完全に拭き取っ
てください。
2.
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
60
アドバイス
オイルは規定量より多くても少なくても、エンジンに
悪影響を与えます。また 銘柄やグレードの異なるオ
イルを混用しないでください。
推奨エンジンオイルやオイルの選びかたについ
てはメンテナンスの基礎知識をご確認くだ
さい。 2 P. 50
オイル漏れの点検
エンジンなどから、オイルが漏れていないこと
を確認します。
トランスミッションオイル
オイルの量の点検
オイルチェックボルト
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
ンドを立てる。
2.
オイルチェックボルト、ワッシャーを外す。
3.
オイルがボルト穴の下端まであることを油
面の位置で確認する。
4.
ワッシャーを新品に交換し、オイルチェック
ボルトを確実に取り付ける。
メ ン テ ナ ン ス
ワッシャー
ボルト穴
61
トランスミッションオイル u オイルの補給
オイルの補給
オイルの油面が低い場合は、推奨オイルをボル
ト穴の下端まで補給してください。
メ ン テ ナ ン ス
● 上限を超えて補給しない
ゴミが入らないようにする
●
オイルをこぼしたときは完全に拭き取る
●
アドバイス
オイルは規定量より多くても少なくても、トランス
ミッションに悪影響を与えます。また 銘柄やグレー
ドの異なるオイルを混用しないでください。
推奨トランスミッションオイルやオイルの選び
かたについてはメンテナンスの基礎知識をご確
認ください。 2 P. 51
62
オイル漏れの点検
トランスミッションケースなどから、オイルが
漏れていないことを確認します。
冷却水
冷却水の量の点検
リザーバータンク
上限
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
ンドを立てる。
2.
シートを開ける。2 P. 39
3.
冷却水がリザーバータンクの上限(UPPER)と
下限(LOWER)の間にあることを確認する。
メ ン テ ナ ン ス
下限
冷却水の減り具合が著しいとき、またはリザー
バータンクに冷却水がない場合は水漏れが考え
られます。Honda 販売店にご相談ください。
63
冷却水 u 冷却水の補給
冷却水の補給
リザーバータンクキャップ
メ ン テ ナ ン ス
冷却水の補給はリザーバータンクキャップから
行い、ラジエーターキャップは外さないでくだ
さい。
1.
リザーバータンクキャップを取り外す。
2.
平坦地で車体を垂直にし、冷却水(2 P. 52 )
のレベルを確認しながら補給する。
上限(UPPER)を超えて補給しないでく
u
ださい。
ゴミが入らないようにしてください。
u
64
上限
3.
リザーバータンクキャップを確実に取り付
ける。
4.
シートを閉じる。
1 警告
エンジンが熱いときにラジエーターキャップ
を外すと冷却水が噴き出し、重いヤケドを負い
ます。
ラジエーターキャップを外す前には、必ずエン
ジン、ラジエーターが冷えていることを確認し
てください。
ブレーキ
ブレーキ液の点検
コンビブレーキリザーバー
タンク
上限
下限
1.
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
ンドを立てる。
2.
グローブボックスを開ける。2 P. 42
3.
コンビブレーキリザーバータンク上面を水
平 にし、液面が上限(UPPER ) と 下限
(LOWER)の間にあることを確認する。
u 液面が下限以下の場合や 右 ブレーキレ
バーの遊びが大きいときは、ブレーキ
パッドの摩耗の点検を行ってください。
パッドが摩耗していない場合、あるいは液漏れ
やホースに損傷があるときは Honda 販売店に
ご相談ください。
メ ン テ ナ ン ス
65
ブレーキ u 前輪ブレーキパッドの摩耗の点検
前輪ブレーキパッドの摩耗の
点検
パッドの摩耗限界溝がブレーキディスクの側面
メ ン テ ナ ン ス
に達したら、パッドの摩耗限界です。
摩耗限界に達したら左右同時にパッドを交換し
てください。
ブレーキパッドの交換は、Honda 販売店にご相
談ください。
66
ディスク
パッド パッド
パッドの摩耗限界溝
ブレーキキャリパーの下側からのぞいて点検し
ます。
ブレーキ u 後輪ブレーキレバーの遊びの点検
後輪ブレーキレバーの遊びの
点検
抵抗を感じるまで、左ブレーキレバーを引き、
レバー先端の遊びの量が規定の範囲内にあるこ
とをスケールなどで確認します。
後輪ブレーキレバーの遊び: 10 - 20 mm
遊び
規定の範囲を超えている場合は調整してくださ
い。
後輪ブレーキレバーの遊びの
調整
ブレーキの遊びはハンドルを直進状態にして調
整します。
遊びの調整時は必ず、アジャスターの凹部をピ
ンの凸部に一致させてください。
ピン アジャスター
レバーの調整範囲を超えた場合や、詳しい遊び
の調整については Honda 販売店にご相談くだ
さい。
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
67
ブレーキ u 後輪ブレーキレバーの遊びの調整
1.
後輪のアジャスターを半回転ずつ回し、左ブ
レーキレバーの遊びを調整する。
メ ン テ ナ ン ス
2.
ブレーキアームを押し、アジャスターとピン
の間に隙間があることを確認する。
ブレーキアーム
押す
68
アジャスター
遊びが多くなる
遊びが少なくなる
ピン
隙間
アジャスター
調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認してく
ださい。
ブレーキ u 後輪ブレーキシューの摩耗の点検
後輪ブレーキシューの摩耗の
点検
矢印
5 マーク
左ブレーキレバーをいっぱいに引いて、ブレー
キインジケーターの矢印とブレーキパネルの 5
マークが一致しないことを確認します。
一致する場合は、ブレーキシューの使用限界で
すので交換してください。ブレーキシューの交
換は、Honda 販売店にご相談ください。
メ ン テ ナ ン ス
69
ブリーザードレーン
ブリーザードレーンの清掃
(Honda 指定 1 年点検整備項目)
エンジンの性能を維持するためには、定期的な
メ ン テ ナ ン ス
ブリーザードレーンの清掃が必要です。
清掃のしかた
#
ブリーザードレーンの下に受け皿などを用
1.
意する。
ブリーザードレーンを外し、ブリーザード
2.
レーン内の堆積物を取り除く。
3.
ブリーザードレーンを確実に取り付ける。
70
ブリーザードレーン
スロットル
スロットルの点検
メインスイッチを OFF にした状態でスロット
ルを作動させ、スムーズに動くかどうか、ハン
ドルを左右にきっても作動が重 くないか、ス
ロットルグリップの遊びが適正か点検します。
異状を感じた場合やスロットルケーブル外表部
に損傷があるときは Honda 販売店にご相談く
ださい。
スロットルグリップの遊び:
2 - 6 mm
遊び
メ ン テ ナ ン ス
71
こんなときは
エンジンが始動しない ................................. P. 73
オーバーヒート........................................... P. 74
警告灯が点灯/点滅 ....................................P. 75
PGM-FI 警告灯 ...................................................P. 75
速度警告灯.........................................................P. 75
その他の故障表示 .......................................P. 76
燃料計の故障表示............................................. P. 76
アイドリングストップ・システムが正しく作動しな
い ............................................................ P. 77
電装部品のトラブル ....................................P. 80
ヒューズ切れ..................................................... P. 80
エンジンが一時的に不調になる ....................P. 81
エンジンが始動しない
スターターモーターは作動する
がエンジンが始動しないとき
次の点を確認してください。
● 正 しい手順でエンジンをかけているか
2P. 31
● 燃料タンクにガソリンはあるか
● PGM-FI 警告灯が点灯していないか
u 点灯している場合は、直ちに Honda 販売
店にご相談ください。
スターターモーターが作動せ
ず始動できないとき
次の点を確認してください。
● 正 しい手順でエンジンをかけているか
2P. 31
● ヒューズが切れていないか 2 P. 49
● バッテリーターミナル部に緩みや腐食がな
いか 2 P. 48
u バッテリーあがりで、スターターモー
ターが回らないときは、キックスター
ターによる始動を試みましょう。
これらに該当しない場合や異常がある場合は、
Honda 販売店にご相談ください。
こ ん な と き は
73
オーバーヒート
次のようなときは、オーバーヒートです。
● 走行時の加速が急に悪くなる
このようなときは直ちに安全な場所に車を停め
て次の処置・確認を行ってください。
アドバイス
オーバーヒートの状態で走行を続けると、エンジン故
こ ん な と き は
障の原因となります。
長時間のアイドリングにより、オーバーヒート
する可能性があります。
オーバーヒートの処置
1.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止
める。
u ラジエーターカバーに異物等の付着がな
いか、確認します。異物等がある場合は
取り除いてください。
u メインスイッチが OFF の状態で、エンジ
ンが冷えるのを待ちます。
74
2.
エンジンが冷えてから、リザーバータンクの
冷却水を点検し、冷却水が不足していたら補
給する。 2 P. 63 , 2 P. 64
3.
ラジエーターホースなどを点検し、水漏れが
ないか確認する。
水漏れがある場合
エンジンをかけず、Honda 販売店にご相談く
ださい。
水漏れがない場合
走行可能です。ただし、異常が再発するとき
は、Honda 販売店にご相談ください。
u 異常が再発しない場合でも、なるべく早
く Honda 販売店で点検を受けてくださ
い。
警告灯が点灯/点滅
PGM-FI 警告灯
走行中またはアイドリング中に点灯した場合は
何らかの異常が 考えられます。高速走行をさ
け、直ちに Honda 販売店にご相談ください。
速度警告灯
車の速度が法定最高速度(30 km/h)を超えると
点滅し、運転者に注意をうながします。
こ ん な と き は
75
その他の故障表示
燃料計の故障表示
燃料計のマークが下図のように点滅したとき
は、Honda 販売店にご相談ください。
こ ん な と き は
76
アイドリングストップ・システムが正しく作動しない
次の点を確認してください。該当しない場合や
処置をしても症状が改善されない場合は、お買
い上げの Honda 販売店へご相談ください。
アイドリングストップ表示灯
が点灯しない
アイドリングストップモード切り
#
換えスイッチが IDLING になって
いる
●
アイドリングストップモード切り換えス
イッチを IDLING STOP にしてください。
キックスターターペダルでエンジ
#
ンを始動した
● キックスターターペダルでエンジンを始動
した場合、アイドリングストップ(エンジン
が停止)しないことがあります。スターター
スイッチでエンジンを再始動してください。
2 P. 31
エンジンが冷えている
#
● エンジンが冷えている状態ではアイドリン
グストップ・システムは作動しません。エン
ジンの暖機を行ってください。
エンジン始動後、走行していない
#
● エンジンを始動したあと、走行(車速
10 km/h 以上)しないとアイドリングストッ
プ・システムは作動しません。一度、走行し
てください。
PGM-FI 警告灯が点灯している
#
●
PGM-FI 警告灯が点灯している状態では、エ
ンジン保護のためアイドリングストップ(エ
ンジンが停止)しません。お買 い 上 げの
Honda 販売店へご相談ください。
次ページに続く
こ ん な と き は
77
アイドリングストップ・システムが正しく作動しない u アイドリングストップ表示灯が点灯しているがアイドリングストップしない
バッテリーの電圧が低下している
#
● バッテリーの電圧が低下するとアイドリン
グストップ・システムが作動しないことがあ
ります。しばらく走行して、一度エンジンを
停止し、スタータースイッチでエンジンを再
こ ん な と き は
始動してください。頻繁に発生する場合は、
Honda 販売店へご相談ください。
78
アイドリングストップ表示灯
が点灯しているがアイドリン
グストップしない
停車していない
#
● 車速が 0 km/h にならないとアイドリングス
トップ・システムは作動しません。完全に停
車してください。
スロットルグリップを回している
#
●
スロットルグリップを回しているとアイド
リングストップ・システムは作動しません。
スロットルグリップを全部戻してください。
アイドリングストップ・システムが正しく作動しない u スロットルグリップを回してもエンジンが始動しない
スロットルグリップを回して
もエンジンが始動しない
アイドリングストップモード切り
#
換えスイッチが IDLING になって
いる
● アイドリングストップ中に、アイドリングス
トップモード切り換えスイッチを IDLING に
する操作を行うと、アイドリングストップ・
システムは解除されます。スタータース
イッチでエンジンを再始動してください。
2 P. 31
アイドリングストップ表示灯
は点滅しているがスロットル
グリップを回してもエンジン
が始動しない
● スロットルグリップを回してもエンジンが
始動しない場合はバッテリーコード端子の
緩み、バッテリーあがりが考えられます。こ
のようなときは、バッテリーコード端子に緩
みがないか点検してください。2 P. 57
バッテリーがあがっている場合は、Honda 販
売店にご相談ください。
こ ん な と き は
79
電装部品のトラブル
ヒューズの取り扱いについてはメンテナンスの
基礎知識をご確認ください。 2 P. 49
ヒューズ切れ
ヒューズボックス内のヒューズ
#
こ ん な と き は
スペアヒューズ
80
ヒューズボックスカバー
1.
バッテリーメンテナンスリッドを取り外す。
2 P. 58
2.
ヒューズボックスカバーを取り外す。
3.
メインヒューズ、その他のヒューズが切れて
いる場合は同じ容量のスペアヒューズと交
換する。
u スペアヒューズはヒューズボックスカ
バーの裏側にあります。
4.
ヒューズボックスカバーを取り付ける。
5.
バッテリーメンテナンスリッドを取 り
付ける。
アドバイス
ヒューズが切れた際は、早めに Honda 販売店で点検
し、スペアのヒューズを補充してください。
エンジンが一時的に不調になる
燃料ポンプのフィルターがつまると、走行中ス
ロットルグリップを戻したような減速が散発的
に発生します。
この症状が発生しても再走行は可能です。
ガソリンがあるにもかかわらず、走行中一時的
なエンジン不調が発生した場合は、 直ちに
Honda 販売店にご相談ください。
こ ん な と き は
81
インフォメーション
キーの取り扱い........................................... P. 83
装備に関する補足情報 ................................. P. 83
車のお手入れ.............................................. P. 84
保管のしかた.............................................. P. 87
廃棄するとき.............................................. P. 88
フレームおよびエンジンナンバー .................P. 89
触媒装置について .......................................P. 90
キーの取り扱い
キーの取り扱い
メインスイッチのキー
メインスイッチのキーについているキーナンバー
プレートには、シリアルナンバーがあります。
このシリアルナンバーは、メインスイッチのキーを
注文するときに必要になります。メインスイッチ
のキーを注文する際は、Honda 販売店にご相談くだ
さい。盗難防止のため、シリアルナンバーは他人に
知られないように保管してください。
シリアルナンバー
キーに金属製のキーホルダーを使用するとメイン
スイッチ周辺に傷がつくおそれがあります。
装備に関する補足情報
メインスイッチ
#
エンジンをかけずにメインスイッチを ON の状態
にしておくとバッテリーあがりの原因となります。
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでく
ださい。
オドメーター
#
オドメーターは、999,999 km を超えると 999,999
km でロックします。
トリップメーター
#
トリップメーターは、999.9 km を超えると 0.0 km
に戻ります。
書類入れ
#
取扱説明書、登録書類、保険証、メンテナンスノー
トなどは書類入れに入れ、トランクに収納してくだ
さい。
次ページに続く
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
83
車のお手入れ
ストップ/テールランプ
#
LED 使用のライトは一体式です。
もし、1 個でも点灯しなくなった場合は、Honda 販
売店にご相談ください。
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
84
車のお手入れ
お車を長持ちさせるため、清掃などのお手入れは大
切です。普段見逃しがちな異状の発見にもつなが
ります。また、海水や路面凍結防止剤などに含まれ
る塩分は、車体のサビを促進します。海岸付近や凍
結防止剤を散布した路面を走行したあとは、必ず洗
車してください。
洗車
エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる部分
は冷えるまで洗車しないでください。
1.
全体を水洗いして、汚れを取り除く。
2.
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
スポンジか柔らかいタオルを使って洗う。
u 傷を防ぐため、多量の水を使って、汚れを落
としてください。
3.
十分な水で洗剤を洗い流しやわらかい布で拭き
あげる。
4.
車体を乾燥させた後、可動部分に注油する。
5.
車体の腐食を防ぐためワックスがけを行う。
車のお手入れ
洗車にあたっての注意
#
洗車するときは、次のことをお守りください。
● 高圧洗車機の使用はさける
車体に高い水圧がかかる洗車を行うと、可動
u
部や電装部品などの作動不良や故障 の原因
となることがあります。
u ヘッドライトレンズやフェアリング、その他
のプラスチック部品を洗うときは、傷を防ぐ
ため、多量の水を使って、汚れを落としてく
ださい。
● マフラーに水を入れない
u
始動不良やサビの発生などの原因になります。
● グローブボックスやシートの下方から水を強く
かけない
u 内部に水が入り、書類などが濡れることがあ
ります。
● エアクリーナー周辺に水を強くかけない
u エアクリーナー内部に水が入ると、始動不良
などの原因になります。
● ブレーキを濡れたままにしない
u 水によってブレーキの効き具合が悪くなる
ことがあります。洗車後は十分に乾かし、慎
重なブレーキ操作を心がけてください。
● ワックス、ケミカル類や油脂類を扱うとき
u ブレーキやタイヤにオイル等の油脂類、ワッ
クスやケミカル類が付着しないよう注意し
てください。ブレーキが効かなくなり、事故
の原因になる場合があります。
u ワックスやケミカル類を使用するときは、ボ
ディーの目立たないところでくもりや傷、色
むらなどが生じないか確認してください。
種類によっては塗膜が薄くなったり色むら
が生じるものがあります。
u つや消し塗装が使われている場合は、塗装面
にワックスやケミカル類を使用すると、つや
消し感が無くなったり、色むらが生じるおそ
れがありますので、使用しないでください。
次ページに続く
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
85
車のお手入れ
● ヘッドライトがくもったとき
u ヘッドライトは雨天走行や洗車などにより、
レンズ面が一時的にくもることがあります。
また、ヘッドライト内と外気との温度差によ
り、レンズ内面が結露することもあります。
これは、雨天時などに窓ガラスがくもるのと
同様の自然現象で、機能上の問題ではありま
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
せん。
また、ヘッドライトの構造上、レンズの縁に
水滴が付着することがありますが、機能上の
問題ではありません。
u ヘッドライトを点灯すると、くもりは徐々に
消えていきます。ヘッドライトの点灯は、エ
ンジンをかけながら行ってください。
但し、ヘッドライト内に水がたまっている場
合や大粒の水滴がついている場合は Honda
販売店にご相談ください。
86
アルミ部品
アルミ部品は土や泥、あるいは塩分によって腐食し
ます。傷をつけないよう、取り扱いについては次の
ことに注意してください。
● 硬いブラシやスチールウールを使用しない
● アルミホイールはすり当てをさけ、縁石などに
乗り上げる際は変形に注意する
樹脂部品
傷やひび割れ等を防ぐため、取り扱いについては次
のことに注意してください。
清掃するときは多量の水を使って、やわらかい
●
布やスポンジで汚れを落とす
● 汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
十分な水で洗剤を洗い流す
● メーター、フェアリング、ヘッドライトレンズ
などの樹脂部品にガソリン、ブレーキ液、クリー
ナーなどがかからないようにする
保管のしかた
エキゾーストパイプ、マフラー
エキゾーストパイプ、マフラーが塗装されている場合
は、ステンレス用台所洗剤や市販のコンパウンドを使
用しないでください。塗装面の清掃には中性洗剤を使
用してください。もし、塗装処理されているかわから
ない場合は、Honda 販売店にご相談ください。
保管のしかた
屋外に保管する場合はボディーカバーをかけてく
ださい。なお、ボディーカバーはエンジンやマフ
ラーが冷えてからかけてください。
また、長期間ご使用にならない場合は、次のことを
お守りください。
● サビを防ぐために、保管前にワックスがけを
行う(つや消し塗装面を除く)
● 雨上がりにはボディーカバーを外し、車体を
乾燥させる
● バッテリーは自己放電と電気漏れを少なくする
ため、車から取り外し、完全充電して風通しの
よい暗い場所に保存する
u もしバッテリーを車に積んだままにする場
合は、-側ターミナルを外してください。
長期保管後にお車を乗る際は、保管期間を考慮した
上で、各部の点検を実施してください。
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
87
廃棄するとき
廃棄するとき
地球環境を守るため、お車や交換した部品、なかで
も使用済みのバッテリーやタイヤ、エンジンオイ
ル、トランスミッションオイルの廃油等はむやみに
捨てないでください。これらのものを廃棄する場
合は、Honda 販売店にご相談ください。
また、将来お車の廃棄を希望するときはお近くの廃
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
棄二輪車取扱店へご相談ください。
廃棄二輪車取扱店とは
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の登録販売
店で広域廃棄物処理指定店として登録されている
廃棄二輪車を適正処理するための窓口です。
店頭に「廃棄二輪車取扱店の 証 」 が 掲示されて
います。
88
二輪車リサイクルマーク、リサイクル料金
この車には、二輪車リサイクルマークが車体に貼付
されています。マークが車体に貼付されている二
輪車は、再資源化するためのリサイクル費用がメー
カー希望小売価格に含まれていますので、二輪車を
廃棄する際は、再資源化に必要なリサイクル料金は
いただきません。
ただし、廃棄二輪車取扱店および指定引取場所まで
の収集・運搬料金はお客様のご負担となります。収
集・運搬料金については廃棄二輪車取扱店にご相談
ください。
二輪車リサイクルマークは、シートを開けると確認
できます。2 P. 39
二輪車
リサイクルマーク
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必要
です。マークは剥がさないでください。マークの
再発行や販売の取り扱いはありません。二輪車リ
サイクルシステムの概要、ご利用方法等は、Honda
ウェブサイト「廃棄段階のリサイクル 二輪車リサ
イクル自主取り組み」にてご確認いただけます。
http://www.honda.co.jp/motor-recycle/
フレームおよびエンジンナンバー
フレームおよびエンジンナンバー
フレームおよびエンジンナンバーは、部品を注文す
るときや、車の登録に関する手続きに必要です。ま
た、フレームナンバーは、お車が盗難にあった場合
に、車を捜す手がかりにもなります。ナンバープ
レートの登録番号とともに別紙に記録し、車と別に
保管することを推奨します。
フレームナンバー打刻位置
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
次ページに続く
89
触媒装置について
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
90
エンジンナンバー打刻位置
触媒装置について
この車は平成 28 年排出ガス規制適合車です。 こ
の車には触媒装置が搭載され、排出ガスに含まれる
一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物
(NOx)の 3 つの有害物質の排出量を低減します。
他のマフラーをこの車に取り付けると、排出ガス規
制に適合しなくなる可能性があります。触媒装置
は高温になるので、枯れ草や紙など燃えやすいもの
があるところには駐停車しないでください。
走行上の注意
次のような取り扱いはしないでください。触媒温
度が異常に高くなり、損傷するおそれがあります。
● 走行中にメインスイッチを操作すること
● 空ぶかし直後にエンジンを止めること
触媒装置の損傷を防ぐために
触媒装置が損傷すると、排出ガス濃度を劣化させる
だけではなく、車本来の性能を発揮できなくなりま
す。損傷を防ぐために、次のことをお守りください。
● 燃料は、必ず無鉛ガソリンを使用する
● 定められた点検整備を実施する
● エンジン不調を感じたときは、直ちに Honda 販
売店で点検を受ける
触媒装置について
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
91
スペック
■ 主要諸元
型式 2BH-AF78
全長 1,675 mm
全幅 700 mm
全高 1,040 mm
ホイールベース 1,180 mm
最低地上高 110 mm
キャスター角 26° 30’
トレール長 75 mm
車両重量 81 kg
乗車定員 1 名
最小回転半径 1.8 m
排気量 49 cm
ス ペ ッ ク
ボア×ストローク 39.5 x 40.2 mm
圧縮比 12.0
燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 4.5 ℓ
バッテリー容量
変速比 無段変速 2.850 ~ 0.860
減速比
3
GTZ6V
12 V-5 Ah (10 HR)
機関から変速機 1.000
第一 3.214
第二 3.833
92
■ サービスデータ
左ブレーキ
レバーの遊び
タイヤサイズ
タイヤタイプ バイアス、チューブレス
指定タイヤ
タイヤ空気圧
点火プラグ 標準 CPR8EA-9(NGK)
プラグギャップ 0.8 - 0.9 mm
アイドル回転数 2,000 ± 100 rpm
推奨
エンジンオイル
エンジンオイル
容量
エンジンオイル
交換時期
推奨トランス
ミッションオイル
トランスミッション
オイル容量
指定ブレーキ液
前輪 90/90-10 50J
後輪 90/90-10 50J
前輪 CHENG SHIN C6000
後輪 CHENG SHIN C6000
前輪 125 kPa (1.25 kgf/cm2)
後輪 200 kPa (2.00 kgf/cm2)
Honda 純正 ウルトラ E1
JASO T 903 規格: MB
SAE 規格: 10W-30
API 分類: SL 級
オイル交換時
全容量 0.7 ℓ
初回: 1,000 km または 1 ヶ月
以後: 6,000 km または 1 年ごと
Honda 純正 ウルトラ E1
JASO T 903 規格: MB
SAE 規格: 10W-30
API 分類: SL 級
オイル交換時
全容量 0.10 ℓ
Honda 純正ブレーキフルード
DOT 3 または DOT4
10 - 20 mm
0.65 ℓ
0.10 ℓ
スペック
冷却水容量 全容量 0.31 ℓ
指定
ラジエーター液
エアクリーナー
交換時期
Honda 純正ウルトララジエーター液
交換:10,000 km ごと
■ バルブ(電球)
ヘッドライト 12 V-35/35 W
ストップ/テールランプ LED
フロントウィンカー 12 V-10 W X2
リアウィンカー 12 V-10 W X2
ライセンスプレートライト 12 V-5 W
■ ヒューズ
メインヒューズ 25 A
その他のヒューズ 10 A
ス ペ ッ ク
93
索引
O
OIL CHANGE ................................................ 17
P
PGM-FI 警告灯 ......................................... 23, 75
ア
アイドリングストップ表示灯........................... 23
アイドリングストップモード切り換えスイッ
チ ............................................................... 24
アイドリングストップ・システム .................... 28
アクセサリー................................................... 9
索 引
アクセサリーソケット .................................... 38
安全運転のために ............................................ 4
安全上守っていただきたいこと ......................... 3
安全なライディング ......................................... 2
イ
インナーラック......................................... 11, 43
インフォメーション ....................................... 82
94
ウ
ウィンカー(方向指示器)スイッチ ................. 24
運転するときの注意 ......................................... 5
エ
エアクリーナー.............................................. 53
エンジン
エンジンオイル............................................... 50, 59
エンジン始動......................................................... 31
エンジンナンバー................................................. 89
エンジンオイル交換時期表示........................... 17
エンジンがかからないとき ......................... 33, 73
オ
オーバーヒート.............................................. 74
お手入れ ....................................................... 84
オドメーター ............................................ 18, 83
カ
改造 ............................................................... 9
各部の名称 .................................................... 14
ガソリン .................................................... 8, 36
カラーラベル ................................................. 47
キ
基本操作の流れ.............................................. 12
ク
クリップ ....................................................... 56
グローブボックス...................................... 11, 42
ケ
警告灯
PGM-FI 警告灯................................................ 23, 75
速度警告灯 ...................................................... 23, 75
コ
交換部品 ....................................................... 47
こんなときは ................................................. 72
コンビブレーキ ............................................... 5
シ
シート .......................................................... 39
シートオープナースイッチ.............................. 39
シャッター .................................................... 27
触媒装置 ....................................................... 90
書類入れ .................................................. 41, 83
ス
スイッチ
アイドリングストップモード切り換えスイッ
チ.......................................................................... 24
ウィンカー(方向指示器)スイッチ................. 24
シートオープナースイッチ................................. 39
スタータースイッチ............................................. 24
ヘッドライト(前照灯)上下切り換えスイッ
チ.......................................................................... 24
ホーンスイッチ..................................................... 24
メインスイッチ............................................... 25, 83
スタータースイッチ ....................................... 24
スタートの手順.............................................. 34
スピードメーター(速度計)........................... 16
スペック ....................................................... 92
スロットル .................................................... 71
索 引
95
セ
積載について ................................................. 10
洗車.............................................................. 84
ソ
速度警告灯 ............................................... 23, 75
その他装備 .................................................... 39
タ
タイヤ .......................................................... 53
正しい運転の操作........................................... 34
索 引
チ
駐車 ............................................................... 6
テ
点検
定期点検 ................................................................ 46
日常点検 ................................................................ 45
電装部品のトラブル ....................................... 80
96
ト
時計.............................................................. 18
時計の合わせかた........................................... 20
トランク .................................................. 11, 40
トランスミッションオイル ......................... 51, 61
トリップメーター...................................... 18, 83
ナ
慣らし運転...................................................... 5
ネ
燃料
使用燃料 ................................................................ 36
燃料残量 ................................................................ 17
燃料タンク容量..................................................... 36
燃料補給 ................................................................ 36
燃料計 .......................................................... 17
燃料計の故障表示........................................... 76
ハ
廃棄.............................................................. 88
バッテリー ............................................... 48, 57
バッテリーメンテナンスリッド ....................... 58
ハンドルロック.............................................. 26
ヒ
ヒューズ .................................................. 49, 80
表示灯
アイドリングストップ表示灯............................. 23
方向指示器表示灯................................................. 23
フ
服装 ............................................................... 4
フック...................................................... 11, 42
ブリーザードレーン .................................. 53, 70
ブレーキ
使いかた ............................................................ 5, 35
ブレーキ液 ...................................................... 52, 65
ブレーキシステム................................................... 5
ブレーキシュー..................................................... 69
ブレーキパッド..................................................... 66
ブレーキレバーの遊び......................................... 67
フレームナンバー........................................... 89
ヘ
ヘッドライト(前照灯)上下切り換えスイッチ... 24
ヘルメット...................................................... 4
ヘルメットホルダー ....................................... 40
ホ
方向指示器表示灯........................................... 23
ホーンスイッチ.............................................. 24
保管.............................................................. 87
メ
メインスイッチ......................................... 25, 83
メインスイッチのキー .................................... 83
メーター ....................................................... 16
メンテナンス ................................................. 44
モ
モードボタン ................................................. 16
リ
リサイクルマーク........................................... 88
索 引
97
レ
冷却水...................................................... 52, 63
索 引
98