HITACHI HT-F7TF User guide [ja]

日立IHクッキングヒーター(ビルトインタイプ)
設置される方へのお願い

設置説明書

4機種共通の設置説明書になっています。イラストはHT-F7TFSを主体に説明しています。
トッププレート幅60cm
型式 型式 型式 型式
HT-F7TFS HT-F7TF HT-F7S HT-F7
シルバー
ブラック
シルバー
ブラック
3口IH
2口IH+ラジエントヒーター
レンジフード ファン連動
この設置説明書は、保証書、取扱
説明書、カンタンご使用ガイド とともに必ずお客様にお渡しく ださい。
本体設置時に、トッププレートや
操作部ユニットを分解しないで ください。
試運転を必ず行い、お客様へ正し
い使いかたをご説明ください。

安全のため必ずお守りください

設置をする前に、この設置説明書をよくお読みになり、正しく設置をしてください。
ここに示した注意事項は、
表示内容を無視して誤った使いかたや設置や工事をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
絵表示の例
設置は、この「設置説明書」に従って、確実に行 う
(ブレーカーは「切」にして行ってください)
設置に不備があると、漏電・火災の原因になります。
200V−30A以上の専用回路と漏電しゃ断器 を設置する
この工事をしないと、配線部が異常発熱するおそれが あり、感電・火災の原因になります。
分解・修理・改造は行わない
発火・異常動作してけがをするおそれがあります。
分解禁止
この表示の欄は、「死亡または重傷を負う ことが想定される」内容です。
「警告や注意を促す」 内容のものです。
しては いけな い
「禁止」の内容です。
電気配線工事は、電気設備技術基準等関連する 法令・規則等に従って必ず「法的有資格者」が 行う
接続・固定が不完全な場合は、漏電・火災の原因になります。
アース工事は、電気設備技術基準等関連する 法令・規則等に従って必ず「法的有資格者」に
アース線を 接続せよ
よるD種接地工事を行う
アース線はガス管、水道管、避雷針、電話のアース線 に接続しないこと 漏電時に感電のおそれがあります。
設置は、製品の重量に十分に耐える所に確実に行う
耐重量不足や取付が不完全な場合、製品の落下や転倒 によりけがをするおそれがあります。
この表示の欄は、「傷害を負うことが想定 されるか、または物的損害の発生が想定 される」内容です。
実行しなければならない 「指示」内容のものです。
トッププレートに衝撃を加えない
万一ひびが入ったり割れると、過熱・異常動作・感電 の原因になります。
トッププレート
試運転中、試運転後は、トッププレートや グリルなどの高温部に触れない
やけどのおそれがあります。
の上に乗ったり物を落としたりしない。
カウンタートップの材料は、耐熱材料のものを使う
熱硬化樹脂化粧板(JISK6903)またはこれと同等 以上の耐熱性を有する材料 耐熱性の低い材料を使用すると、変形・火災の原因になります。
ニス引きのものは変色するため、使わないでください。
製品近傍のシステムキッチンの材料は、95℃ 以上に耐えるものを使う
システムキッチンの変色・変形の原因になります。

設置をされる方へのお願い

電気工事
必ず電気工事士の免許をお持ちの方が 行ってください。
本製品は、適切な電気工事と設置がされていませんと性能が十分発揮できないばかりか、過熱などの危険が生じる場合がありますので、この
 設置説明書をよくお読みのうえ、適切な工事を行い、システムキッチンなどに組み込んでください。
●電気工事は、必ず「電気工事士」の免許をお持ちの方が行ってください。
●設置完了後は、「 設置完了後の確認」を行い、お客様へご説明ください。
●下記の付属品の確認をしてください。
●ガスの配管やガスメーター、ガス栓等のガス工作物は無断で撤去しないでください。法令により規制されていますので、事前にガス  事業者へ連絡してください。 ※取扱説明書、保証書、カンタンご使用ガイドがあることを確認してください。
上ルーバー 排気カバー 焼  網
グリルドア受 皿
1個 1個1個2個1個
グリル の中にセットされ てい ます。グリル の中にセットされ てい ます。
警告
設置するときは、火災予防条例に基づき、 必ず可燃物との離隔距離を守る
離隔距離が近いと火災の原因になります。
電源電線およびアース線は、プラグをはずし て直結しない
漏電やショートによる感電・発火の原因になります。
【総消費電力の切り替えについて】
本製品は、工場出荷時総消費電力が5.8kWに設定されておりますが、4.8kWに切り替えることもできます。アンペアブレーカー の容量不足の場合などで、ご使用上不便なときに選べます。詳細は、お買上げの販売店へお問い合わせください。
切り替え方法
左ヒーターの「火力」キー  と右ヒーターの「火力」キー  2
つのキーを同時に押しながら電源スイッチを押し電源を入れる。   タイマー表示部に    が表示されます。 ②中央ヒーターの「火力」キー を押す    が表示され
4.8kWに設定される。
③中央ヒーターの「火力」キー を押す    が表示され
【オートパワーオフの時間の切り替えについて】
本製品は、工場出荷時約10分でオートパワーオフするように設定されておりますが、約5分または約30分に切り替えることも できます。節電のため、さらに短い時間に設定したいときやオートパワーオフするまでの時間が短いなどで、ご使用上不便なと きに選べます。詳細は、お買上げの販売店へお問い合わせください。
切り替え方法
タイマーの「時間」キー  と右ヒーターの「火力」キー  2つ
のキーを同時に押しながら電源スイッチを押し電源を入れる。
タイマー表示部に  が表示される。
中央ヒーターの「火力」キー を押す   が表示され約30分
に設定される。 ③
中央ヒーターの「火力」キー を押す   が表示され約5分  に設定される。 ※①の操作後、中央ヒーターの「火力」キー  または  を押
【レンジフードファン連動の切り替えについて】
本製品は、工場出荷時レンジフードファンが連動するように設定されておりますが、連動を停止することができます。 詳細は、お買上げの販売店へお問い合わせください。
切り替え方法
タイマーの「時間」キー  と右ヒーターの「火力」キー  2つ
のキーを同時に押しながら電源スイッチを押し電源を入れる。
タイマー表示部に  を表示しレンジフードファン連動の
設定を解除する。
※キーを押さない状態で5秒経過すると、切り替えられなくな
④電源スイッチを押して電源を切る。 ※設定の確認は①の操作を行ってください。設定の確認後は電
④電源スイッチを押して電源を切る。 ※設定の確認は①の操作を行ってください。設定の確認後は電
②①と同様の操作をする。   タイマー表示部に  を表示しレンジフードファン連動を
※表示は約2秒経過すると消灯します。 ③電源スイッチを押して電源を切る。
プラグの刃および刃の取付面に、ほこりが 付着していないことを確認し、ガタのない よう根元まで確実に差し込む
ほこりが付着したり、接続が不完全な場合、感電 や火災の原因になります。
5.8kWに設定される。
ります。このときは、再度①②③の操作を行ってください。
源スイッチを押して電源を切ってください。
すことで、設定時間を約5分  約10分  約30分と切り 替えることができますが、キーを押さない状態で5秒経過す ると、表示された時間に設定され切り替えられなくなります。 このときは、再度①②③の操作を行ってください。
源スイッチを押して電源を切ってください。
設定する。
IH
● クッキングヒーターは、専用回路(1台のクッキングヒーターに1分岐回路)を設置してください。
専用回路、漏電しゃ断器の設置
●専用回路、漏電しゃ断器を設置してください。
IH
●  クッキングヒーター用のコンセントは規格で次のようなものが標準品となっ
屋内配線用電線、コンセントの形状
ていますので、事前にご確認の上、設置してください。
専用回路
ブレーカー付き
単相200V・30A
※三相200V(動力電源)には接続しないでください。
漏電しゃ断器
定格電流:30A 感度電流:15mA
器具の容量 幹線の太さ コンセントの形状
30A φ2.6mm
※D種接地工事(100Ω以下)を必ず行ってください。

各部のなまえ

※イラストは、HT-F7TFSで説明しています。
左ヒーター表示部 右ヒーター表示部中央ヒーター表示部グリル表示部 タイマー表示部
送信部
(レンジフードファン連動のみ)
火力表示ランプ
(火力を表示します)
チャイルドロックキー
(3秒押し)
火力キー
切/スタートキー
メニューキー 切/スタートキー
切/スタートキー
(グリル)
※この機器は一般家庭用です。業務用にはお使いにならないでください。
上面操作パネル
(中央ヒーター)
時間キー火力キー
右ヒーター操作部(左ヒーター操作部と機能は同じ)タイマー操作部中央ヒーター・グリル操作部左ヒーター操作部
高温注意表示部

設置場所の確認

火災予防条例、電気設備技術基準第59条に従って設置してください。
●カウンタートップは熱硬化樹脂化粧板(JISK6903)と同等 以上の耐熱性があるものを使用してください。
 ニス引きのものは変色しますので使わないでください。
製品の金属部がシステムキッチンの金属部と接触する場合、建
造物の壁中の金属 属部を接触しないようにするか、または  クッキングヒーター
メタルラスなど)とシステムキッチンの金
IH
の金属部がシステムキッチンの金属部に接触しないように取り 付けてください。(電気設備技術基準第167条で危害なきよう 設置することが定められています)
■このクッキングヒーターは「消防法設置基準」に基づく試験基準に適合  しております。建築物の可燃物から図のように離して設置してください。
可燃物
可燃物
奥行き
可燃物
発熱体の外周
左右 10cm以上
12cm以上(IHヒーター※の場合)
(15cm以上推奨)
15cm以上(ラジエントヒーター※の場合)
本体の最凸部
上方
1m以上
[消防法基準適合組込形]
IH
 クッキングヒーターの前面はできるだけ広く
下方5mm
※ヒーターのタイプ  IHヒーター:HT-F7TFS、HT-F7TF  ラジエントヒーター:HT-F7S、HT-F7
(60cm以上)あけて通行時や冷蔵庫・家具等の
扉が当たらないようにしてください。
製品は水平に設置する
製品が傾いていると、鍋が滑り落ち、やけどやけがの 原因になります。
製品の下方にすき間(5mm)を確保して 設置する
システムキッチンの変色・変形の原因になります。
■左記寸法がとれない場合には、不燃材による  防熱板を取り付けてください。
1cm以上
可燃物
1cm以上
防熱板はこれを設けたとき、機器周囲の可燃物の温度が 室温35℃の時100℃を越えない断熱性を有すること。 本体の後面に取り付ける場合も、側面と同じ距離を設けてください。
注意
可燃物
防熱板
30cm以上
単相200V用(接地極付) 250V−30A
送信部
(レンジフードファン連動のみ)
電源スイッチ
電源ランプ
1cm以上
80cm以上
本体の最凸部
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