GA-G1975X-C
Intel® Pentium® プロセッサエクストリームエディション
Intel® Pentium® D / Pentium
ユーザーズマニュアル
改版 1002
* 製品の WEEE マークは、この製品を他の家庭ゴミと共に廃棄することを禁じ、廃棄電気電子機器
のリサイクルのための指定収集場所に引き渡す必要を示しています!!
* WEEE マークは EU 加盟国のみに適用されます。
®
4 LGA775 プロセッサマザーボード
目次
第 1 章 ハードウェアのインストール ...................................................................... 3
1-1 取り付け前に.........................................................................................................................3
1-2 特長の概略............................................................................................................................4
1-3 CPU とヒートシンクの取り付け...........................................................................................7
1-3-1 CPU の取り付け ....................................................................................................7
1-3-2 ヒートシンクの取り付け .......................................................................................8
1-4 Cool-Plus (ノースブリッジクーリングファン)のインストール/取り外し ..........................9
1-5 メモリの取り付け ..................................................................................................................9
1-6 拡張カードのインストール ................................................................................................ 11
1-7 マルチグラフィックスカードシステムの設定 .................................................................12
1-7-1 Multi View システムの設定.................................................................................12
1-7-2 ATi CrossFire™ システムの設定 ......................................................................13
1-8 I/O 後部パネルの紹介.......................................................................................................14
1-9 コネクタについて.................................................................................................................15
GA-G1975X-C マザーボード
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第 1 章 ハードウェアのインストール
1-1 取り付け前に
コンピュータを用意する
マザーボードには、静電放電(ESD)により損傷を受ける、様々な精密電子回路および装置が搭
載されていますので、取り付け前に、以下をよくお読みください。
1. コンピュータをオフにし、電源コードのプラグを外します。
2. マザーボードを取り扱う際は、金属部またはコネクタに触れないでください。
3. 電子部品(CPU、RAM)を取り扱う際は、静電防止用(ESD)ストラップを着用してください。
4. 電子部品を取り付ける前に、電子部品を静電防止パッドの上、または静電シールドコンテナ
内に置いてください。
5. マザーボードから電源コネクタのプラグを抜く前に、電源が切断されていることを確認してく
ださい。
取り付け時のご注意
1. 取り付ける前に、マザーボードに貼布されているステッカーを剥がさないでください。これら
のステッカーは、保証の確認に必要となります。
2. マザーボード、またはハードウェアを取り付ける前に、必ず、マニュアルをよくお読みくださ
い。
3. 製品を使用する前に、すべてのケーブルと電源コネクタが接続されていることを確認してく
ださい。
4. マザーボードへの損傷を防ぐため、ネジをマザーボード回路、またはその機器装置に接触
させないでください。
5 .マザーボードの上、またはコンピュータケースの中に、ねじ或いは金属部品を残さないよう
にしてください。
6. コンピュータを不安定な場所に置かないでください。
7. 取り付け中にコンピュータの電源を入れると、システムコンポーネントまたは人体への損傷
に繋がる恐れがあります。
8. 取り付け手順や製品の使用に関する疑問がある場合は、公認のコンピュータ技師にご相談
ください。
保証対象外
1. 天災地変、事故又はお客様の責任により生じた破損。
2. ユーザマニュアルに記載された注意事項に違反したことによる破損。
3. 不適切な取り付けによる破損。
4. 認定外コンポーネントの使用による破損。
5. 許容パラメータを超える使用による破損。
6. Gigabyte 製品以外の製品使用による破損。
日本語
Deutsch Español
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ハードウェアのインストール
1-2 特長の概略
CPU
日本語 日本語
フロントサイドバス
LGA775 Intel
/Pentium
L2キャッシュはCPUにより異なります
1066/800MHz FSBをサポート
(Front Side Bus)
チップセット ノースブリッジ:Intel® 975Xエキスプレスチップセット
サウスブリッジ:Intel
LAN
オンボードBroadcom 5789チップ(10/100/1000 Mbit)
オーディオ オンボードCREATIVE CA0106チップ
2 / 4 / 5.1 / 6.1 / 7.1チャンネルオーディオをサポート
SPDIF入/出力コネクタをサポート
IEEE1394
オンボードTI 1394aチップ
3個のIEEE1394aポート
ストレージ ICH7Rサウスブリッジ
- 1 個の FDD コネクタで、2 台の FDD デバイスに接続可能
- 1 個の IDE コネクタ(IDE1)は、UDMA 33/ATA 66/ATA 100 対応で、2
台の IDE デバイスが接続可能
- 4 個の SATA 3Gb/s コネクタ(SATAII0_1, SATAII2_3)で、4 台の SATA
デバイスが接続可能
- シリアル ATA でのデータのストライピング(RAID 0)、ミラーリング
(RAID 1)、ストライピング+ミラーリング(RAID 0+1)及び RAID 5 をサ
ポート
オンボードIT8211Fチップセット
- 1 個の IDE コネクタ(IDE2) (UDMA 33/ATA 66/ATA 100/ATA 133)で、2
台の IDE デバイスが接続可能
- HDD 用に ATAPI モードをサポート
- IDE バスマスタ操作をサポート
O.S をサポート
Microsoft Windows 2000/XP
メモリ 4 DDR DIMM IIメモリスロット(最大8GBのメモリをサポート)
Deutsch Español
デュアルチャンネルDDR II 888
DIMMをサポート
Supports 1.8Vをサポート
ECC/非ECCタイプDRAMをサポート
Expanstion Slots
2個のPCIエキスプレスx 16スロット
2個のPCIエキスプレスx 4スロット
2個のPCIスロット
®
Pentium®プロセッサエクストリームエディション
®
D/Pentium® 4
(注1)
®
ICH7R
をサポート
(注 4)/
667
(注2)
(注 5)
/533 アンバッファード
(注3)
GA-G1975X-C マザーボード
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内部コネクタ 1個の24ピンATX電源コネクタ
1個の8ピンATX 12V電源コネクタ
1個の4ピンPCIE 12V電源コネクタ
1個のフロッピーコネクタ
2個のIDEコネクタ
4つのSATA 3Gb/sコネクタ
1個のCPUファンコネクタ
1個のシステムファンコネクタ
1個のパワーファンコネクタ
1個のノースブリッジファンコネクタ
1個のフロントパネルコネクタ
1個のフロントオーディオコネクタ
1個のCD入力コネクタ
1個のCOMAコネクタ
3個のUSB 2.0/1.1コネクタにより、ケーブル経由で6ポート追加可能
2個のIEEE1394aコネクタにより、ケーブル経由で3ポート追加可能
1個のRF_IDコネクタ
1個のSUR_CENコネクタ
1個のSPDIF入/出力コネクタ
1個の電源LEDコネクタ
リアパネル I/O 1個のPS/2キーボードポート
1個のPS/2マウスポート
1個のRJ-45ポート
2個のUSB 2.0/1.1ポート
3個のオーディオジャック(ライン入力 / ライン出力 / マイク入力)
I/O コントロール IT8712チップ
ハードウェアモニタ システム電圧検出
CPU温度検出
CPU/システム/パワーファン速度検出
CPU温度警告
CPU/システム/パワーファン故障警告
CPUスマートファンコントロール
BIOS
その他の機能 @BIOSをサポート
2個の4MビットフラッシュROM
ライセンス済みAWARD BIOSの使用
デュアルBIOS/多言語BIOSをサポート
ダウンロードセンターをサポート
Q-Flashをサポート
EasyTune
Xpress Installをサポート
Xpress Recovery2をサポート
Xpress Rescueをサポート
(注6)
をサポート
日本語
Deutsch Español
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ハードウェアのインストール
バンドルされたソフトウェア Norton Internet Security (OEM バージョン)
オーバークロック BIOSによりオーバー電圧(CPU/DDR II/PCI-E/FSB)
- CPU オーバー電圧:CPU 電圧を 0.05V 刻みで調整可能
(調整範囲は 1.7500V から 1.0625V)
日本語 日本語
フォームファクター ATXフォームファクタ(30.5cm x 24.4cm)
Deutsch Español
(注 1) 詳細な CPU サポート情報は、GIGABYTE の Web サイトを参照ください。
(注 2) 4~7.1 チャンネルのオーディオ構成では、オーディオコンボキットを使用する必要がありま
す。
(注 3) 標準 PC アーキテクチャに基づき、一定量のメモリがシステム用途に確保されます。従っ
て、実際のメモリサイズは規定量より少なくなります。例えば、8 GB のメモリサイズは、シ
ステム起動時には 7.xx GB と表示されます。
(注 4) DDR II メモリは、BIOS のオーバークロックを通じて、888MHz までオーバークロックが可能で
す(1066MHz プロセッサと共に使用する必要あり)。この機能向けの DDR II メモリモジュール
対応の詳細情報については、GIGABYTE の Web サイトをご参照ください。
(注 5) マザーボードで DDR II 667 メモリを使用する場合、800/1066MHz FSB プロセッサをインストー
ルする必要があります。
(注 6) EasyTune 機能はマザーボード毎に異なる場合があります。
- DIMM オーバー電圧:DIMM 電圧を 0.1V 刻みで調整可能
(調整範囲は+0.1V から+0.7V)
- PCI-E オーバー電圧:DIMM 電圧を 0.1V 刻みで調整可能
(調整範囲は+0.1V から+0.7V)
- FSB オーバー電圧:FSB 電圧を 0.05V 刻みで調整可能
(調整範囲は+0.05V から+0.35V)
BIOSによりオーバークロック(CPU/DDR II/PCI-E)
- PCI Express x16 周波数:90MHz から 150MHz まで、1MHz 刻みで
増減可能
- 調整可能な FSB/DDRII 周波数
GA-G1975X-C マザーボード
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1-3 CPU とヒートシンクの取り付け
CPU を取り付ける前に、以下の手順に従ってください。
1. マザーボードが CPU をサポートすることを確認してください。
注意
2. CPU の刻み目のある角に注目してください。CPU を間違った方向に取り付けると、
適切に装着することが出来ません。装着できない場合は、CPU の挿入方向を変え
てください。
3. CPU とヒートシンクの間にヒートシンクペーストを均等に塗布してください。
4. CPU のオーバーヒートおよび永久的損傷が生じないように、システムを使用する前
に、ヒートシンクが CPU に適切に取り付けられていることを確認してください。
5. プロセッサ仕様に従い、CPU ホスト周波数を設定してください。周辺機器の標準規
格に適合しないため、システムバス周波数をハードウェア仕様以上に設定しない
ことをお勧めします。仕様以上に周波数を設定する場合は、CPU、グラフィックスカ
ード、メモリ、ハードドライブ等を含むハードウェア仕様に従って設定してください。
ハイパースレッディング機能に必要な条件:
ご使用のコンピュータシステムでハイパースレッディングテクノロジーが有効となるに
注
は下記のプラットホームコンポーネント条件を全て満たしている必要あります。
- CPU:ハイパースレッディングテクノロジー対応Intel
- チップセット:ハイパースレッディングテクノロジー対応Intel
- BIOS:ハイパースレッディングテクノロジー対応BIOSおよびその設定が有効になされ
る
- OS:ハイパースレッディングテクノロジー対応の最適化機能を有するオペレーティン
グシステム
®
Pentium 4プロセッサ
®
チップセット
1-3-1 CPU の取り付け
金属レバー
わせ、CPU を静かに装着します。(CPU を親
指と 4 本の指でしっかりつかみ、直線的な下
方動作でソケットに押し込みます。装着時に
CPU の損傷を引き起こす可能性のある、ひ
ねりや曲げ動作は避けてください。)
図 1
CPU ソケットに位置
する金属レバーを垂
直にゆっくり引き上
げます。
図 3
CPU ソケット端に位
置する小さな金色の
三角形に注目しま
す。CPU の刻み目の
ある角を三角形に合
図 2
CPU ソケットのプラスチ
ックカバーを外してくだ
さい。
図 4
CPU が適切に挿入され
た後、ロードプレートを
元に戻し、金属レバー
を元の位置に推し戻し
ます。
日本語
Deutsch Español
- 7 -
ハードウェアのインストール
1-3-2 ヒートシンクの取り付け
日本語 日本語
図 1
取り付けられた CPU 表面にヒートシンクペー
ストを均一に塗ります。
オス型プッシュピン
メス型プッシュピンの上部
メス型プッシュピン
図 2
(ヒートシンクを取り外すには、プッシュピンを矢
印方向に回し、取り付けるには反対方向に回
します。)オス型プッシュピンの矢印の方向は、
取り付け前に内側に向かないように注意してく
ださい(この手順は Intel ボックス入りファン専用
です)
図 3
ヒートシンクを CPU の上にのせ、プッシュピ
ンがマザーボード上のピン穴に向いている
か確認します。プッシュピンを斜めに押し下
げます。
Deutsch Español
図 5
装着後にマザーボード背面をチェックしてく
ださい。プッシュピンが図のように挿入され
ていれば、装着は完了です。
ヒートシンクペーストの硬化により、ヒートシンクが CPU に付着する場合があります。付
着を防止するには、ヒートシンクペーストの代わりにサーマルテープを使用し、熱を発
注
散させるか、またはヒートシンクを取外す際は慎重に行ってください。
GA-G1975X-C マザーボード
図 4
オス型とメス型プッシュピンが緊密に接合され
ているか確認します。(詳細な装着方法につい
ては、ユーザマニュアルのヒートシンク装着セ
クションを参照ください)
図 6
最後にヒートシンクの電源コネクタをマザーボ
ードにある CPU ファンヘッダに接続します。
- 8 -
1-4 Cool-Plus (ノースブリッジクーリングファン)のインストール/
取り外し
図 1
Cool-Plus をヒートシン
クにインストールする
には、下記の様にヒ
ートシンクの溝に沿
い、両側に向け拡張
部を位置合わせして
ください。正しい位置
に填まるまで、しっか
りと押し込んでくださ
い。
図 3
取り外す前に、ファンの電源ケーブルの接続を断ったことを確認してく
ださい。確認後、ファン上部を押しながら、片方の拡張部をスクリュード
ライバーを使い取り外してください。
取り外す際にファンに過度の力を加えると、側面の拡張部が
注意
破損する恐れがあります。
図 2
ファンをヒートシンクに
正しく固定した後、電源
ケーブルを NB_FAN コネ
クタに接続してくださ
い。
1-5 メモリの取り付け
メモリモジュールを取り付ける前に、以下の手順に従ってください。
1. ご使用のメモリがマザーボードにサポートされているかどうかを確認してください。
注意
マザーボードは、DDR II メモリモジュールをサポートし、BIOS は自動的にメモリ容量と仕様を検出
します。メモリモジュールは、一方向のみに挿入するように設計されています。各スロットには異
なる容量のメモリを使用できます。
同様の容量、仕様、および銘柄のメモリをご使用することをお勧めします。
2. ハードウェアへの損傷を防ぐため、メモリモジュールの取り付け/取り外し前に、コ
ンピュータの電源を切ってください。
3. メモリモジュールは、きわめて簡単な挿入設計となっています。メモリモジュール
は、一方向のみに取り付けることができます。モジュールを挿入できない場合は、
方向を換えて挿入してください。
日本語
Deutsch Español
- 9 -
ノッチ
DDR II
ハードウェアのインストール
図 1
DIMM ソケットにはノッチがあり、DIMMメモリモジュールは
一方向のみに挿入するようになっています。DIMM メモリ
モジュールを DIMM ソケットに垂直に挿入し、押し下げて
日本語 日本語
ください。
GA-G1975X-C は、4 個の DIMM ソケットを含み、各チャンネルは次の 2 個の DIMM ソケットを持ち
ます:
チャンネル A:DDR II 1、DDR II 2
チャンネル B:DDR II 3、DDR II 4
デュアルチャンネルテクノロジーで操作したい場合は、以下の説明は Intel チップセット仕
様の制限対象になることにご注意ください。
1. インストールされている DDR II メモリモジュールが 1 つのみの場合は、デュアルチャ
2. 2 つまたは 4 つのメモリモジュール(同一ブランド、サイズ、チップおよび速度のメモリ
Deutsch Español
以下は、デュアルチャンネルメモリ構成のテーブルを示します:(DS:両面実装、SS:片面実装)
2枚のメモリ
モジュール
4枚のメモリ
モジュール
ンネルモードは使用することはできません。
モジュールの使用を推奨)でデュアルチャンネルモードを使用する場合は、それらを
同色の DIMM ソケットにインストールする必要があります。
DDR II 1 DDR II 2 DDR II 3 DDR II 4
DS/SS X DS/SS X
X DS/SS X DS/SS
DS/SS DS/SS DS/SS DS/SS
図 2
DIMM ソケットの両側にあるプラスチックのクリップを閉じ
て、DIMM モジュールを固定します。
DIMM モジュールを取り外すにはインストールと逆の手
順で行います。
デュアルチャンネルメモリ構成
GA-G1975X-C はデュアルチャンネルテクノロジーをサポートしていま
す。デュアルチャンネルテクノロジーを使用すると、メモリバスのバンド
幅は倍増されます。
GA-G1975X-C マザーボード
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