Gigabyte GA-EG31MF-S2 User Manual [ja]

GA-EG31MF-S2
LGA775ソケットマザーボード (Intel® CoreTM プロセッサファミリー/ Intel
®
Pentium®
プロセッサファミリー
/Intel® Celeron®
プロセッサファミリー用
)
ユーザーズ マニュアル
改版
2001
12MJ-EG31MF2-2001R
Aug. 5, 2008
Motherboard
GA-EG31MF-S2
Motherboard
GA-EG31MF-S2
Aug. 5, 2008
著作権
© 2008 GIGA-BYTE TECHNOLOGY CO., LTD.
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免責条項
このマニュアルの情報は著作権法で保護されており、
GIGABYTE
に帰属します。
このマニュアルの仕様と内容は、
GIGABYTE
により事前の通知なしに変更されることがあります。
本マニュアルのいかなる部分も、
GIGABYTE
の書面による事前の承諾を受けることなしには、いか
なる手段によっても複製、コピー、翻訳、送信または出版することは禁じられています。
ドキュメンテーションの分類
本製品を最大限に活用できるように、
GIGABYTE
では次のタイプのドキュメンテーションを用意して
います:
詳細な製品情報については、ユーザーマニュアルをよくお読みください。
GIGABYTE
に固有な機能の使用法については、当社
Web
サイトの
Support\Motherboard\
Technology
ガイドの情報をお読みになるかダウンロードしてください。
製品関連の情報は、以下の
Web
サイトを確認してください:
http://www.gigabyte.com.tw
マザーボードリビジョンの確認
マザーボードのリビジョン番号は 「
REV: X.X 」
のように表示されます。例えば、「
REV: 1.0」
はマ
ザーボードのリビジョンが
1.0
であることを意味します。マザーボード
BIOS
、ドライバを更新する前
に、または技術情報を探しているときは、マザーボードのリビジョンをチェックしてください。
例:
- 4 -
目次
ボックスの内容
................................................................................................................6
GA-EG31MF-S2
マザーボードのレイアウト
.....................................................................7
ブロック図
........................................................................................................................8
1
ハードウェアの取り付け
.................................................................................9
1-1
取り付け手順
.................................................................................................9
1-2
製品の仕様
.................................................................................................. 10
1-3 CPU
および
CPU
クーラーの取り付け
........................................................... 13
1-3-1 CPU
を取り付ける
.................................................................................................13
1-3-2 CPU
クーラーを取り付ける
....................................................................................15
1-4
メモリの取り付け
............................................................................................ 16
1-4-1
デュアルチャンネルのメモリ設定
............................................................................16
1-4-2
メモリの取り付け
....................................................................................................17
1-5
拡張カードの取り付け
.................................................................................. 18
1-6
背面パネルのコネクタ
...................................................................................19
1-7
内部コネクタ
.................................................................................................. 21
2
BIOS
セットアップ
.........................................................................................31
2-1
起動スクリーン
............................................................................................... 32
2-2
メインメニュー
.................................................................................................33
2-3 Standard CMOS Features .............................................................................. 35
2-4 Advanced BIOS Features .............................................................................. 37
2-5 Integrated Peripherals .................................................................................... 39
2-6 Power Management Setup ............................................................................. 42
2-7 PnP/PCICongurations ................................................................................. 44
2-8 PC Health Status ............................................................................................ 45
2-9 MB Intelligent Tweaker (M.I.T.) ....................................................................... 47
2-10 Load Fail-Safe Defaults .................................................................................. 49
2-11 Load Optimized Defaults ................................................................................ 49
2-12 Set Supervisor/User Password ...................................................................... 50
2-13 Save & Exit Setup .......................................................................................... 51
2-14 Exit Without Saving ........................................................................................ 51
- 5 -
3
章 付録
............................................................................................................53
3-1 Installing Chipset Drivers (
チップセットドライバのインストール
) ..................... 53
3-2
オーディオ入力および出力を設定
............................................................... 54
3-2-1 2 / 4 / 5.1 / 7.1
チャネルオーディオを設定する
........................................................54
3-2-2 S/PDIF
入出力ケーブルの取り付け (オプション
) ..................................................56
3-3
トラブルシューティング
.................................................................................... 58
3-1-1
良くある質問
........................................................................................................58
3-1-2
トラブルシューティング手順
...................................................................................59
3-4
規制準拠声明
.............................................................................................61
複数言語による取付ガイド
........................................................................................65
*
本製品の使用に関する詳細情報については、
GIGABYTE
ウェブサイトにある完全版ユーザーズマニュア
ル (英語) をご覧ください。
- 6 -
ボックスの内容
GA-EG31MF-S2
マザーボード マザーボードドライバディスク ユーザーズマニュアル
IDE
ケーブル
(x1)
およびフロッピーディスクドライブ
ケーブル
(x1)
SATA 3Gb/s
ケーブル
(x2)
I/O
シールド
上のボックスの内容は参照専用であり、実際のアイテムはお求めになった製品パッケージにより異なります。 ボックスの内容は、事前の通知なしに変更することがあります。
マザーボードの画像は参照専用です。
- 7 -
GA-EG31MF-S2
マザーボードのレイアウト
KB_MS
CPU_FAN
LGA775
ATX
GA-EG31MF-S2
F_AUDIO
ATX_12V
Intel
®
G31
USB_LAN
AUDIO
USB_1394
PCIE_1
SYS_FAN
F1_1394
F_PANEL
PWR_LED
F_USB2
IDE
F_USB1
CD_IN
FDD
PCIE_16
CODEC
TSB43AB23
PCI1
PCI2
BAT
IT8718
Intel
®
ICH7
CLR_CMOS
CI
M_BIOS
DDRII1
DDRII2
DDRII3
DDRII4
SPDIF_IO
SATAII3
RTL8111C
COMA
LPT
VGA
SATAII2
SATAII1
SATAII0
PHASE LED
B_BIOS
- 8 -
ブロック図
1 PCI Express x16
Dual Channel Memory
LGA775
Processor
Host
Interface
Intel
®
G31
GMCH CLK
(333/266/200 MHz)
2 PCI
PCI Bus
PCI Express Bus
4 SATA 3Gb/s
PCI CLK
(33 MHz)
PCIe CLK (100 MHz)
PCI Express x16
8 USB Ports
IT8718
Floppy
PS/2 KB/Mouse
LPT Port
CPU CLK+/-
(333/266/200 MHz)
D-Sub
1 PCI Express x1
PCIe CLK
(100 MHz)
x1
ATA-100/66/33 IDE Channel
COM Port
DDR2 800/667 MHz
RJ45
LAN
RTL8111C
2 IEEE 1394a
TSB43AB23
Center/Subwoofer Speaker Out
Line-Out
MIC
Line-In
SPDIF In
SPDIF Out
Side Speaker Out
Surround Speaker Out
CODEC
Intel® ICH7
Dual BIOS
ハードウェアの取り付け
- 9 -
1-1 取り付け手順
マザーボードには、静電放電 (ESD) の結果損傷する可能性のある精巧な電子回路やコン ポーネントが数多く含まれています。取り付ける前に、ユーザーマニュアルをよくお読みになり、 以下の手順に従ってください。
取り付ける前に、マザーボードの S/N (シリアル番号) スティッカまたはディーラーが提
供する保証スティッカを取り外したり、はがしたりしないでください。これらのシリアルス テッカーは保証の確認に必要です。
マザーボードまたはその他のハードウェアコンポーネントを取り付けたり取り外したりす
る前に、常にコンセントからコードを抜いて AC 電力を切ってください。
ハードウェアコンポーネントをマザーボードの内部コネクタに接続しているとき、しっかり
接続されていることを確認してください。
マザーボードを扱う際には、金属リード線やコネクタには触れないでください。
マザーボード、CPU またはメモリなどの電子コンポーネントを扱うとき、静電放電
(ESD) リストストラップを着用するようにお勧めします。ESD リストストラップをお持ちで
ない場合、手を乾いた状態に保ち、金属物体に触れて静電気を取り除いてくださ い。
マザーボードを取り付ける前に、これを静電防止パッドの上に置くか、静電遮断コン テナの中に入れてください。
マザーボードから電源装置のケーブルを抜く前に、電源装置がオフになっていることを
確認してください。
パワーをオンにする前に、電源装置の電圧が地域の電源基準に従っていることを確
認してください。
製品を使用する前に、ハードウェアコンポーネントのすべてのケーブルと電源コネクタ
が接続されていることを確認してください。
マザーボードの損傷を防ぐために、ネジがマザーボードの回路やそのコンポーネントに
触れないようにしてください。
マザーボードの上またはコンピュータのケース内部に、ネジや金属コンポーネントが残
っていないことを確認してください。
コンピュータシステムは、平らでない面の上に置かないでください。
コンピュータシステムを高温環境で設置しないでください。
取り付け中にコンピュータのパワーをオンにすると、システムコンポーネントが損傷する
だけでなく、怪我につながる危険があります。
取り付けステップについて不明確な場合や、製品の使用に関して問題がある場合
は、正規のコンピュータ技術者にお問い合わせください。
1
ハードウェアの取り付け
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 10 -
1-2
製品の仕様
CPU
LGA 775
パッケージの
Intel® CoreTM 2 Extreme
プロセッサ
/
Intel® CoreTM 2 Quad
プロセッサ
/ Intel® CoreTM 2 Duo
プロセッサ
/
Intel
®
Pentium®
プロセッサ
Extreme Edition/ Intel® Pentium® D
プロセッサ
/
Intel
®
Pentium® 4
プロセッサ
Extreme Edition/ Intel® Pentium® 4
プロセッサ
/
Intel
®
Celeron®
プロセッサをサポート
(
最新の
CPU
サポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセス
してください)。
L2
キャッシュは
CPU
で異なります
フロントサイドバス
 1333/1066/800 MHz FSB
チップセット
ノースブリッジ:
Intel
®
G31 Express
チップセット
サウスブリッジ:
Intel
®
ICH7
メモリ
最大
4 GB
のシステムメモリをサポートする
1.8V DDR2 DIMM
ソケット
(x4)
(注 1)
デュアルチャンネルメモリアーキテクチャ
DDR2 800/667 MHz
メモリモジュールのサポート
(
最新のメモリサポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセス
してください)。
オーディオ

Realtek ALC888
コーデック

ハイディフィニションオーディオ

2/4/5.1/7.1
チャンネル

S/PDIF イン/
アウトのサポート
CD
インのサポート
LAN

Realtek 8111C chip (10/100/1000 Mbit)
拡張スロット
PCI Express x16
スロット
(x1)

PCI Express x1
スロット
(x1)
PCI
スロット
(x2)
ストレージインターフ
サウスブリッジ:
ェイス
-
ATA-100/66/33
および
2 つの IDE
デバイスをサポートする
IDE
コネクタ
(x1)
-
最大
4 つの SATA 3Gb/s
デバイスをサポートする
SATA 3Gb/s
コネクタ
(x4)

iTE IT8718
チップ
:
-
最大
1
つのフロッピーディスクドライブをサポートするフロッピーディスクドラ
イブコネクタ
(x1)
IEEE 1394
T.I. TSB43AB23
チップ
最大
2 つの IEEE 1394a
ポート (背面パネルに
1
つ、内部
IEEE 1394
ヘッダに
接続された
IEEE 1394
ブラケットを介して
1 つ)
USB
サウスブリッジに統合
最大
8 の USB 2.0/1.1
ポート (背面パネルに
4
つ、内部
USB
ヘッダに接続さ
れた
USB
ブラケットを介して
4 つ)
ハードウェアの取り付け
- 11 -
内部コネクタ
24 ピン ATX
メイン電源コネクタ
(x1)
4 ピン ATX 12V
電源コネクタ
(x1)
フロッピーディスクドライブコネクタ
(x1)
IDE
コネクタ
(x1)
SATA 3Gb/s
コネクタ
(x4)
CPU
ファンヘッダ
(x1)
システムファンヘッダ
(x1)
前面パネルヘッダ (x1)
前面パネルオーディオヘッダ (x1)
CD
インコネクタ
(x1)
S/PDIF
入出力ヘッダー
(x1)
USB 2.0/1.1
ヘッダ
(x2)
IEEE 1394a
ヘッダ
(x1)
電源
LED
ヘッダ
(x1)
シャーシ侵入ヘッダ
(x1)
背面パネルの

1 x PS/2
キーボードポート
コネクタ

1 x PS/2
マウスポート

パラレルポート
(x1)

シリアルポート
(x1)

1 x D-Sub
ポート

USB 2.0/1.1
ポート
(x4)

IEEE 1394a
ポート
(x1)

RJ-45
ポート
(x1)
 
オーディオジャック
(x6) (
センター/サブウーファスピーカーアウト/背面スピーカー
アウト/側面スピーカーアウト/ラインイン/ラインアウト/マイク
)
I/O
コントローラ

iTE IT8718
チップ
ハードウェアモニタ

システム電圧の検出

CPU
温度の検出

CPU /
システムファン速度の検出

CPU
過熱警告

CPU /
システムファンエラー警告

CPU /
システムファン速度制御
(注 2)
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 12 -
(
1)
標準
PC
アーキテクチャにより、ある量のメモリはシステム使用向けに保存されます。従って、実
際のメモリサイズは表示された量より少なくなります。例えば、
4 GB
のメモリサイズはシステム起
動中は
3.xxGB
メモリと表示されます。
(
2) CPU/
システムのファン速度制御機能がサポートされているかどうかは、取り付ける
CPU/
システム
クーラーによって異なります。
(注 3) EasyTune
の使用可能な機能は、マザーボードのモデルによって異なります。
(注 4)
ハードウェアに制限があるため、のサポートを有効にするには、
Intel
®
CoreTM 2 Extreme/
CoreTM 2 Quad/ CoreTM 2 Duo/ Pentium Dual-Core/Celeron Dual-Core/ Celeron 400 Series CPU
をイ
ンストールする必要があります。
BIOS

8 Mbit
フラッシュ
(x2)
    
ライセンスを受けた
AWARD BIOS
の使用
  
DualBIOSTM
のサポート
 PnP 1.0a, DMI 2.0, SM BIOS 2.4, ACPI 1.0b
固有の機能

@BIOS
のサポート
 Download Center
のサポート
 Q-Flash
のサポート
 EasyTune
のサポート
(注 3)
 Xpress Install
のサポート
 Xpress Recovery2
のサポート
 Virtual Dual BIOS
のサポート
      
Dynamic Energy Saver Advanced (
ダイナミックエナジーセーバーアドバンスト
)
のサポート
(注 4)
オペレーティング システム
 Microsoft® Windows® Vista/XP
のサポート
フォームファクタ
  
マクロ
ATX
フォームファクタ、
24.4cm x 23cm
ハードウェアの取り付け
- 13 -
1-3 CPU
および
CPU
クーラーの取り付け
1-3-1 CPU
を取り付ける
A.
マザーボード
CPU
ソケットのアライメントキーおよび
CPU
のノッチを確認します。
ノッチ
LGA 775 CPU
LGA775 CPU
ソケット
CPU の三角形のピン 1 マーキング
アライメントキー
CPU を取り付ける前に次のガイドラインをお読みください。
マザーボードがCPUをサポートしていることを確認してください。 (最新の CPU サポートリストについては、GIGABYTE Web サイトにアクセスしてください)
ハードウェアが損傷する原因となるため、CPU を取り付ける前に必ずコンピュータのパワーを オフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
CPU のピン 1 を探します。CPU は間違った方向には差し込むことができません。(また は、CPU の両側のノッチと CPU ソケットのアライメントキーを確認します)。
CPU の表面に熱グリースを均等に薄く塗ります。
CPU クーラーを取り付けないうちはコンピュータのパワーをオンにしないでください。CPU が損
傷する原因となります。
CPU の仕様に従って、CPUのホスト周波数を設定してください。ハードウェアの仕様を超えた システムバスの周波数設定は周辺機器の標準要件を満たしていないため、お勧めできませ ん。標準仕様を超えて周波数を設定したい場合は、CPU、グラフィックスカード、メモリ、ハー ドドライブなどのハードウェア仕様に従ってください。
CPU ソケットのピン 1
アライメントキー
ノッチ
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 14 -
B. 以下のステップに従って、CPU をマザーボード CPU ソケットに正しく取り付けてください。
CPU
を取り付ける前に、CPU の損傷を防ぐためにコンピュータのパワーをオフにし、コンセントから
電源コードを抜いてください。
CPU ソケットレバー
ステップ 2CPU ソケットの金属製ロードプレートを持ち 上げます。(ソケットの接点に触れないでくだ さい)。
ステップ 4
CPU を親指と人差し指で抑えます。CPU ピン 1 のマーキング (三角形) CPU ソケットのピン 1 隅に合わせ (または、CPU ノッチをソケットア
ライメントキーに合わせ)、CPU を所定の位置 にそっと差し込みます。
ステップ 3: ロードプレートから保護ソケットカバーを取り外 します。(CPU ソケットを保護するために、CPU を取り付けた場所の保護ソケットカバーを取り 替えてください)。
ステップ 5CPU が正しく挿入されたら、ロードプレートを 元に戻し、CPU ソケットレバーをそのロックされ た位置に押し込んでください。
ステップ 1CPU ソケットレバーを完全に持ち上げます。
ハードウェアの取り付け
- 15 -
ステップ
2
: クーラーを取り付ける前に、オスプッシュピンの 矢印記号
の方向に注意してください。
(
矢印の方向に沿ってプッシュピンを回すとクー ラーが取り外すされ、逆の方向に回すと取り 付けられます。
)
CPU クーラーと CPU の間の熱グリース/テープは CPU にしっかり接着されているため、CPU クーラ
ーを取り外すときは、細心の注意を払ってください。CPU クーラーを不適切に取り外すと、CPU が損傷する恐れがあります。
ステップ 3: クーラーを CPU の上に配置し、マザーボード のピン穴を通して 4 つのプッシュピンを揃えま す。プッシュピンを、対角方向に押し下げてく ださい。
ステップ 4: それぞれのプッシュピンを押し下げると、「クリッ ク音」が聞こえます。オスとメスのプッシュピンが しっかり結合していることを確認してください (ク ーラーを取り付ける方法については、CPU クー ラーの取り付けマニュアルを参照してください)。
ステップ 5: インストール後、マザーボードの背面をチェック します。プッシュピンが上の図のように挿入され ていれば、取り付けは完了です。
ステップ 6: 最後に、CPU クーラーの電源コネクタをマザー ボードのCPUファンヘッダ (CPU_FAN) に取り付 けてください。
1-3-2 CPU クーラーを取り付ける
以下のステップに従って、CPU クーラーをマザーボードに正しく取り付けてください。(以下の手順は、サンプ ルのクーラーとして Intel® ボックスクーラーを使用しています。)
ステップ 1: 取り付けたCPU の表面に熱グリースを均等に 薄く塗ります。
オスのプッ シュピン
メスのプッ シュピン
メスのプ ッシュピン の上面
オスプッシュピ ンの矢印記 号の方向
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 16 -
DDRII1
DDRII2
DDRII3
DDRII4
1-4 メモリの取り付け
メモリを取り付ける前に次のガイドラインをお読みください:
マザーボードがメモリをサポートしていることを確認してください。同じ容量、ブランド、速度、 およびチップのメモリをご使用になることをお勧めします。 (最新のメモリサポートリストについては、GIGABYTE の Web サイトにアクセスしてください)。
ハードウェアが損傷する原因となるため、メモリを取り付ける前に必ずコンピュータのパワーを オフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
メモリモジュールは、絶対に確実な設計が施されています。メモリモジュールは、一方向にし か挿入できません。メモリを挿入できない場合は、方向を変えてください。
1-4-1 デュアルチャンネルのメモリ設定
このマザーボードには、DDR2 メモリソケットが搭載されており、デュアルチャンネルテクノ ロジをサポートします。メモリを取り付けた後、BIOS はメモリの仕様と容量を自動的に 検出します。デュアルチャンネルメモリモードを有効にすると、元のメモリバンド幅が 2 倍 になります。
4 つの DDR2 メモリソケットが 2 つのチャンネルに分割され、それぞれのチャンネルには以下のように 2 つの メモリソケットが付いています:
チャンネル 0 DDRII1, DDRII2 チャンネル 1 DDRII3, DDRII4
チップセットの制限により、デュアルチャンネルモードでメモリを取り付ける前に以下のガイドラインをお読み ください。
1. DDR2 メモリモジュールが1つしか取り付けられていない場合、デュアルチャンネルモードは有効に なりません。
2. 2 つまたは 4 つのメモリモジュールでデュアルチャンネルモードを有効にするとき、最適のパフォー マンスを発揮させるには同じ容量、ブランド、速度、およびチップのメモリを使用し、同じ色の
DDR2 ソケットに取り付けるようにお勧めします。
3. チップセットの制限により、システムの起動失敗やメモリモジュールの検出エラーを防止するた
め、同じチャンネルの 2 つのDIMMソケット (たとえば DDRII1 DDRII2) に両面メモリモジュールを 挿入しないでください。
異なる容量とチップのメモリモジュールを取り付けるとき、POST 中にメモリはフレックスメモリモード で作動していますというメッセージが表示されます。Intel
®
フレックスメモリテクノロジでは、異なる メモリサイズを装着しながらデュアルチャンネルモード/パフォーマンスを発揮することによって、アッ プグレードするためのより大きな柔軟性を提供しています。
(SS=片面、DS=両面、「- -」=メモリなし)
DDRII1 DDRII2 DDRII3 DDRII4
2 つのモジュール
DS/SS - - DS/SS - -
- - DS/SS - - DS/SS
4 つのモジュール
SS SS SS SS
デュアルチャンネルメモリ構成表
ハードウェアの取り付け
- 17 -
1-4-2 メモリの取り付け
ステップ 1: メモリモジュールの方向に注意します。メモリソケットの両端の保 持クリップを広げます。ソケットにメモリモジュールを取り付けます。 左の図に示すように、指をメモリの上に置き、メモリを押し下げ、 メモリソケットに垂直に差し込みます。
ステップ 2: メモリモジュールがしっかり差し込まれると、ソケットの両端のチップ はカチッと音を立てて所定の位置に収まります。
DDR2 メモリモジュールにはノッチが付いているため、一方向にしかフィットしません。以下のステップに従っ て、メモリソケットにメモリモジュールを正しく取り付けてください。
メモリモジュールを取り付ける前に、メモリモジュールの損傷を防ぐためにコンピュータのパワーをオフ にし、コンセントから電源コードを抜いてください。DDR2 DIMMs DDR DIMM と互換性がありま せん。このマザーボードには、必ず DDR2 DIMM を取り付けるようにしてください。
DDR2 DIMM
ノッチ
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 18 -
PCI Express x1 スロット
PCI スロット
PCI Express x16 スロット
1-5 拡張カードの取り付け
拡張カードを取り付ける前に次のガイドラインをお読みください:
マザーボードが拡張カードをサポートしていることを確認してください。拡張カードに付属する
マニュアルをよくお読みください。
ハードウェアが損傷する原因となるため、拡張カードを取り付ける前に必ずコンピュータのパ
ワーをオフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
以下のステップに従って、拡張スロットに拡張カードを正しく取り付けてください。
1. カードをサポートする拡張スロットを探します。シャーシの背面パネルから金属製のスロットカバーを取り外 します。
2. カードの位置をスロットに合わせ、スロットに完全に装着されるまでカードを下に押します。
3. カードの金属の接点がスロットに完全に挿入されていることを確認します。
4. カードの金属製ブラケットをねじでシャーシの背面パネルに固定します。
5. すべての拡張カードを取り付けたら、シャーシカバーを元に戻します。
6. コンピュータのパワーをオンにします。必要に応じて、BIOS セットアップを開き、拡張カードで要求され
BIOS の変更を行ってください。
7. 拡張カードに付属するドライバを、オペレーティングシステムにインストールします。
•
グラフィックスカードの取り付け: カードの上端が
PCI Express x16
スロットに完全 に挿入されるまで、そっと押し下げます。カードが スロットにしっかり装着され、動かないことを確認 してください。
•
カードを取り外す:
スロットのレバーをそっと押し戻し、カードを真っ直ぐ上に持ち上げてスロットか ら取り出します。
例: PCI Express x16 グラフィックスカードの取り付けと取り外し:
ハードウェアの取り付け
- 19 -
背面パネルコネクタに接続されたケーブルを取り外しているとき、まずデバイスからケーブル
を取り外し、次にマザーボードからケーブルを取り外します。
ケーブルを取り外しているとき、コネクタから真っ直ぐに引き抜いてください。ケーブルコネクタ 内部でショートする原因となるので、横に揺り動かさないでください。
アクティビティ LED
接続 速度LED
LANポート
1-6
背面パネルのコネクタ
PS/2
キーボードと
PS/2
マウスポート
PS/2
マウスを上部ポート(緑)に、
PS/2
キーボードを下部ポート(紫)に接続します。
パラレルポート
パラレルポートに、プリンタ、スキャナなどの機器を接続します。パラレルポートはプリンタポートとも呼 ばれます。
シリアルポート
シリアルポートに、マウスやモデムなどの周辺機器を接続します。
D-Sub
ポート
D-Sub
ポートは 15ピン
D-Sub
コネクタをサポートします。
D-Sub
接続をサポートするモニタをこのポー
トに接続してください。
IEEE 1394a
ポート
IEEE 1394
ポートは
IEEE 1394a
仕様をサポートし、高速、高いバンド幅およびホットプラグ機能を特
徴としています。
IEEE 1394a
デバイスの場合、このポートを使用します。
USB
ポート
USB
ポートは
USB 2.0/1.1
仕様をサポートします。
USB
キーボード/マウス、
USB
プリンタ、
USB
フラッ
シュドライバなどの
USB
デバイスの場合、このポートを使用します。
RJ-45 LAN
ポート
Gigabit
イーサネット
LAN
ポートは、最大
1 Gbps
のデータ転送速度のインターネット接続を提供しま
す。以下は、
LAN
ポート
LED
のステータスを説明しています。
アクティビティ LED接続/速度 LED
状態 説明
オレンジ 1 Gbps のデータ転送速度
100 Mbps のデータ転送速度
オフ 10 Mbps のデータ転送速度
状態 説明
点滅 データの送受信中です
オフ
データを送受信していません
GA-EG31MF-S2
マザーボード
- 20 -
センター/サラウンドスピーカーアウトジャック (オレンジ
)
このオーディオジャックを使用して、
5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のセンター/サブウーファスピーカー
を接続します。
リアスピーカーアウトジャック (黒
)
このオーディオジャックを使用して、
4/5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のリアスピーカーを接続します。
サイドスピーカーアウトジャック (グレー
)
このオーディオジャックを使用して、
7.1
チャンネルオーディオ設定のサイドスピーカーを接続します。
ラインインジャック (青
)
デフォルトのラインインジャックです。光ドライブ、ウォークマンなどのデバイスのラインインの場合、このオー ディオジャックを使用します。
ラインアウトジャック (緑
)
デフォルトのラインアウトジャックです。ヘッドフォンまたは
2
チャンネルスピーカーの場合、このオーディオ
ジャックを使用します。このジャックを使用して、
4/5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定の前面スピーカー
を接続します。
マイクインジャック (ピンク
)
デフォルトのマイクインジャックです。マイクは、このジャックに接続する必要があります。
デフォルトのスピーカー設定の他に、
~
オーディオジャックを設定し直してオーディオソフト ウェア経由でさまざまな機能を実行することができます。マイクだけは、デフォルトのマイクイン ジャックに接続する必要があります
(
)
2/4/5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のセットアップに
関する使用説明については、第
3
章、「
2/4/5.1/7.1
チャンネルオーディオの設定」を参照して
ください。
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