Fujifilm WP-FXF10 User Manual [ja]

BL00459-100(1
)
防水プロテクター
WP-FXF10
防水プロテクター WP-FXF10保証書付
このたびは、弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。 この説明書には、FinePixF10用防水プロテクター WP-FXF10の使い方が まとめられています。内容をよくご理解の上、正しくご使用ください。 また、FinePixF10の使用説明書もあわせてご覧になることをおすすめします。
■ 表示内容を無視して誤った使いかたをした ときに生じる危害や障害の程度を次の表示 で説明しています。
2

安全上のご注意

ご使用の前に必ず本「使用説明書」、特にこの「安全上のご注意」と、デジタルカメラ本体の「使 用説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られ るところに必ず保管してください。
この表示の欄は「死亡または重 傷などを負う可能性が想定され る」内容です。
警告
この表示の欄は「障害を負う可 能性または物的損害のみが発生 する可能性が想定される」内容 です。
注意
■ お守りいただく内容の種類を次の絵表示で 説明しています。
このような絵表示は、気をつけていただ きたい「警告」や「注意」の内容です。
このような絵表示は、してはいけない
「禁止」内容です。
このような絵表示は、必ず実行していた だく「強制」内容です。
分解や改造は絶対にしない。
水もれの原因になります。
分解禁止
不安定な場所に置かない。
バランスがくずれて倒れたり落下したりして、 けがの原因になります。
指定外のバッテリーを使用しない。
火災の原因になります。
指定外の方法でバッテリーを使用しない。
バッテリーは指標に合わせて入れてください。
バッテリーを分解、加工、加熱しない。 バッテリーを落としたり、衝撃を加えない。 バッテリーをショートさせない。 バッテリーを金属製品と一緒に保管しない。 バッテリーを指定充電器以外で充電しない。
バッテリーの破裂・液もれにより、火災・けが の原因になります。
xD-ピクチャーカード は、乳幼児に触れさ
せない。
xD-ピクチャーカード は、小さいため乳幼児が 誤って飲み込む可能性があります。乳幼児の手 の届かない場所に保管してください。万一、乳 幼児が飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談 してください。
警告
本製品を落としたり、岩など固いものにぶ つけたりしない。
ひび割れが発生し、水もれの原因になることが あります。
お手入れの際や長時間使用しないときは、 バッテリーを外す。
液もれや火災の原因になることがあります。
ストロボを人の目に近づけて発光させない。
一時的に視力に影響することがあります。特に 乳幼児を撮影するときは気をつけてください。
砂、ほこり、ゴミの多いところで開閉しない。
Oリングに付着すると、水もれの原因になるこ とがあります。
注意
小さいお子様の手の届くところに置かない。
けがの原因になります。
カメラをセットしたまま太陽を見ない。
失明の恐れがあります。
ストラップを持ったまま本製品を振り回さ ない。
自分や人に当って、けがをする原因になります。
炎天下または直射日光の当たるところに放 置しない。
内部の気圧が上昇し、ふたが跳ね上がる可能性 がありけがの原因になります。
本製品用のシリカゲルや専用グリスを口に 入れたり、食べたりしない。
口に入れたり、食べた場合はただちに医師と相 談してください。
異常に高温になるところ、異常に温度が低 くなるところに本製品を放置しない。
故障の原因になることがあります。
水もれがあった場合は、カメラよりバッテ リーを速やかに取り外す。
水素ガスによる燃焼・爆発により、火災・けが の原因になることがあります。
水深40mを超える水中では使用しない。
故障の原因になることがあります。
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目次
安全上のご注意
.......................................................................................................................
2
はじめに
...................................................................................................................................
4
付属品
......................................................................................................................................
4
各部名称
...................................................................................................................................
5
カメラの準備をしましょう
....................................................................................................
6
カメラに防水プロテクターを装着する
................................................................................
7
カメラに装着する前に浸水テストをする
..............................................................................
7
カメラに防水プロテクターを装着する
..................................................................................
9
最終テストをしましょう
.......................................................................................................
11
ストラップ/バランスウエイトの使いかた
........................................................................
12
ストラップの使いかた
..........................................................................................................
12
バランスウエイトの使いかた
...............................................................................................
12
撮影してみましょう
............................................................................................................
13
撮影が終わったら(保管方法)
............................................................................................
15
メンテナンス
........................................................................................................................
17
Oリングの簡易メンテナンス
...............................................................................................
17
Oリングの使用後のメンテナンス
........................................................................................
18
その他 別売アクセサリーの紹介
........................................................................................
21
使用上のご注意
....................................................................................................................
22
主な仕様
................................................................................................................................
23
アフターサービスについて
.................................................................................................
26
4

はじめに

x本製品の故障に起因する付随的損害(撮影に要した諸費用および撮影により得るであろう利益の喪失など)につ
いては補償いたしかねます。
■ご使用前に必ずお読みください
xこの防水プロテクターは、水深40m以内の水中で使用するよう設計されています。取り扱いには十分にご注意
ください。
x防水プロテクターのご使用前の取り扱い方法と事前のチェック、メンテナンス、ご使用後の保管方法はこの使
用説明書の内容をよくご理解の上、正しくご使用ください。
x万一、防水プロテクター取扱上の不注意により水もれ事故を起こした場合、内部機材の損傷、および付随的損
害については補償いたしかねます。
x使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます。
付属品
xハンドストラップ(1本)
x専用グリス(1個)
xシリカゲル(3個)
xスペア用Oリング(各1個)
x使用説明書(本書1部)
xご愛用者カード(1部)
xクイックメンテナンスガイド(1部)
x「ダイバーズ保険のご案内」パンフレット(1部)
ダイバーズ保険のご案内
万一の水もれ事故に備えて、ダイバーズ保険への加入をおすすめします。詳細は同梱の「ダイバーズ保 険のご案内」をご覧ください。
x開閉ノブロック外し/
Oリング取外し用ピック
(1枚)
xバランスウエイト(1個)
前側用(白色) 後側用(橙色)
5

各部名称

x操作部は、カメラの各操作に対応しています。カメラの使用説明書で、機能をご確認ください。 xご購入時は液晶モニター窓に保護シートが付いています。ご使用前に、保護シートをはがしてくださ
い。
【モードダイヤル】
シャッターレバー
パームグリップ
レンズ窓
レンズリング
ストラップ取り付け部
遮光フード
装てんガイドレール
動画
マニュアル
オート
シーンポジション
POWER(電源)ボタン
開閉ノブロック
開閉ノブ
ストロボ拡散板/拡散板カバー
三脚座
液晶インナーフード
Oリング/Oリング溝
T(望遠ズーム)ボタン
フォトモード()ボタン
W(広角ズーム)ボタン
再生ボタン
液晶モニター窓
DISP(表示) BACK(戻る)ボタン
MENU(メニュー)/OKボタン
abd c(十字)ボタン
【撮影時】
d/ (マクロ)ボタン c/ (ストロボ)ボタン a/ (画面明るさアップ)ボタン
b/ (セルフタイマー)ボタン
【再生時】
a/ (1コマ消去)ボタン
NNN
11110000
6

カメラの準備をしましょう

1 バッテリーを充電しましょう
水中撮影中にバッテリー切れにならないよう、あらかじめフル充電しましょう。 x使い切ったバッテリーのフル充電時間(環境気温+21℃〜+25℃のとき)
NP-120:約4時間
2 撮影可能枚数を確認しましょう
xD-ピクチャーカード の撮影可能枚数が十分にあることを確認してください。
3 カメラからストラップを外しましょう
カメラ付属のストラップは外します。ストラップをカメラに付けたまま防水プロテクター を装着すると水もれの原因になります。
0! 0@
マルチコネクターアダプター
7

カメラに防水プロテクターを装着する

カメラに装着する前に浸水テストをする

1
防水プロテクター全体を見回して、ひび割れ、変 形がないか確認します。
2
3
開閉ノブロック外し/Oリング取外し用ピックを使 い、防水プロテクターを開けます。
!開閉ノブのロックを外します。 @開閉ノブを回して(OPEN方向)防水プロテク
ターを開けます。
内部を確認します。
z本体のひび割れ(特にOリング付近) zOリングがきちんと装着されているか
(正しいOリングの取り付け方は19ページをご
参照ください)
zOリングの傷、ひび割れ、変形、変質、ねじれ、
はみ出しなど
zOリングに砂、ゴミが付着していないか
Oリング
4
Oリング
Oリング(橙色)
A
A
Oリング (白色)
0!
0@
繊維くずの出ないやわらかい布などで、OリングやOリング密着面(図A部分)に付着した異 物をふき取ります。
!
ティッシュペーパーでふき取る際は、細かな繊維くずが残ることがあるのでご注意ください。
8
カメラに防水プロテクターを装着する
9
水槽やお風呂などに浸して、水もれしていないか を確認します。 確認方法については、11ページをご参照ください。
もし水もれが確認されたら…
! ただちに防水プロテクターを水中から引き上げ、水分をふき取ってください。 @ 防水プロテクター本体のひび割れ、Oリングに異物の付着、傷、ひび割れ、変形、変質、ねじれ、
Oリング溝に異物の付着がないか確認します。
# 確認後、異常が見られない場合は7ページの手順からやり直してください。
!
防水プロテクターに異常があった場合はただちに使用を中止し、お近くの弊社サービスステーションに修理を ご依頼ください。
7
問題がなければきれいに洗った指先に付属の専用 グリスを適量取り、Oリングの表面に伸ばしながら、 Oリング全体が適度に湿る程度に塗布します。
Oリング
8
! 防水プロテクターを閉め、開閉ノブを回して
(CLOSE方向)密封します。
@ 開閉ノブのロックをかけます。
!
専用グリス以外は使用しないでください。
!
塗布後、Oリングに砂、ゴミが付着していないか確認し てください。
5
前側Oリング(白色)の取り付けを確認します。 指先でOリングをなぞり段差がないことを確認し ます。段差がある場合はOリングがねじれている 可能性があります。20ページを参照して取り付け 直してください。
前側Oリング(白色)
!
Oリングのねじれやはみ出し、異物の挟み込みがあると 水もれの原因になります。
6
後側Oリング(橙色)の取り付けを確認します。 取り付けが不完全な場合は、20ページを参照して 取り付け直してください。
後側Oリング
(橙色)
0!
0@
Oリングの
断面
溝の断面
平らな面
溝の底面
取り付け図
9
4
シリカゲル
シリカゲルを、カメラ底面と防水プロテクターの 間に入れます。
!
シリカゲルは必ず奥まで入れてください。奥まで入れず に防水プロテクターを閉めるとシリカゲルがOリング部 に挟まり、水もれの原因になります。

カメラに防水プロテクターを装着する

1
! 開閉ノブのロックを外します。 @ 開閉ノブを回して(OPEN方向)防水プロテク
ターを開けます。
3
カメラがしっかり止まるまで防水プロテクター内 に滑り込ませるようにセットします。 カメラと防水プロテクターのモードダイヤルが正 しくかみ合っていることを確認します。
カメラと防水プロテクターを下記のように設定し ます。 ! カメラのPOWER(電源)ボタンを押して、電
源を切ります。
@ カメラのモードレバーと防水プロテクターのモー
ドダイヤルをrにします。
2
0!
0@
0!
0@
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