大判インクジェットプリンター
• 本製品の基本的な操作方法、日常お使いいただく上で必要な
事項などを説明しています。
• 本書は製品の近くに置いてご活用ください。
ご使用の前に
操作パネルの使い方
用紙のセット
基本的な印刷方法
消耗品とオプション
メンテナンス
困ったときは
付録
取扱説明書の種類と使い方
本製品には次の取扱説明書が付属しています。
セットアップガイド
(冊子)
プリンタ操作ガイド
(本書)
ソフトウェアガイド
(PDF マニュアル)
用紙ガイド(冊子) 本製品でご使用いただけるエプソン
取扱説明書
ネットワーク編
(PDF マニュアル)
本製品の搬入後、箱から取り出して使用
するまでの作業を説明しています。作業
を安全に行うために、必ず本書の手順に
従ってください。
本製品の基本的な操作方法、日常お使
いいただく上で必要な事項などを説
明しています。本製品の近くに置いて
ご活用ください。
プリンタドライバやユーティリティ
の使い方を説明しています。また、さ
まざまな印刷の目的に応じた設定方
法を詳しく説明しています。目的に応
じて必要な章をお読みください。
本製品添付のソフトウェアディスク
からインストールできます。このファ
イルをお読みいただくには、Adobe
Reader やプレビュー(MacOSX)
などの PDF 閲覧用ソフトウェアが必
要です。
製専用紙についてご案内しています。
ネットワークプリンタとして使用す
るための情報を記載しています。
Windows の表記
Microsoft®Windows®XPOperatingSystem 日本語版
Microsoft®WindowsVista®OperatingSystem 日本語版
Microsoft
本書では、上記の OS(オペレーティングシステム)をそれぞ
れ「WindowsXP」、「WindowsVista」、「Windows7」と
表記しています。またこれらの総称として「Windows」を使
用しています。
®
Windows®7OperatingSystem 日本語版
MacOS の表記
MacOSXv10.4 〜 v10.6
本書では、上記各オペレーティングシステムを「MacOSX」
と表記しています。
商標
EPSON および EXCEEDYOURVISION はセイコーエプソ
ン株式会社の登録商標です。
Mac、MacOS、Bonjour および ColorSync は米国および
その他の国で登録された AppleInc. の商標です。
Microsoft、Windows、WindowsVista は、米国 Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Adobe、Reader、Photoshop、Lightroom は
AdobeSystemsIncorporated(アドビシステムズ社)の登
録商標です。
その他の製品名は各社の商標または登録商標です。
EpsonNetPrint の
使い方
製品マニュアルの最新版 PDF データをダウンロードできる
サービスを提供しています。
http://www.epson.jp/support/
EpsonNetPrint を使用するための
情報を記載しています。
マークの意味
K
L
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、プ
リンタ本体が損傷したり、プリンタ本体、プリン
タドライバやユーティリティが正常に動作しな
くなる場合があります。この表示は、本製品をお
使いいただく上で必ずお守りいただきたい内容
を示しています。
補足説明や参考情報を記載しています。
関連した内容の参照ページを示しています。
掲載画面
• 本書の画面は実際の画面と多少異なる場合があります。ま
た、OS の違いや使用環境によっても異なる画面となる場合
がありますので、ご注意ください。
• 本書に掲載する Windows の画面は、特に指定がない限り
Windows7 の画面を使用しています。
• 本書に掲載する MacOSX の画面は、特に指定がない限り
MacOSXv10.6 の画面を使用しています。
ご注意
• 本書の内容の一部または全部を無断転載することを禁止し
ます。
• 本書の内容は将来予告なしに変更することがあります。
• 本書の内容にご不明な点や誤り、記載漏れなど、お気付き
の点がありましたら弊社までご連絡ください。
• 運用した結果の影響については前項に関わらず責任を負い
かねますのでご了承ください。
• 本製品が、本書の記載に従わずに取り扱われたり、不適当
に使用されたり、弊社および弊社指定以外の、第三者によっ
て修理や変更されたことなどに起因して生じた障害等の責
任は負いかねますのでご了承ください。
• 弊社純正品以外および弊社品質認定品以外の、オプション
または消耗品を装着し、それが原因でトラブルが発生した
場合は、保証期間内であっても責任は負いかねますのでご
了承ください。ただし、この場合の修理などは有償で行い
ます。
インクカートリッジは純正品をお勧めします
プリンタ性能をフルに発揮するためにエプソン純正品のイン
クカートリッジを使用することをお勧めします。
純正品以外のものをご使用になりますと、プリンタ本体や印刷
品質に悪影響が出るなど、プリンタ本体の性能を発揮できない
場合があります。純正品以外の品質や信頼性について保証でき
ません。非純正品の使用に起因して生じた本体の損傷、故障に
ついては、保証期間内であっても有償修理となります。
本書中のイラストについて
本書では、PX-H9000 のイラストを用いて説明しています。
安全上のご注意
安全上のご注意
安全上のご注意
本製品を安全にお使いいただくために、お使いになる前に
は必ず本製品の取扱説明書をお読みください。本製品の取
扱説明書の内容に反した取り扱いは故障や事故の原因に
なります。本製品の取扱説明書は、製品の不明点をいつで
も解決できるように手元に置いてお使いください。
記号の意味
本製品の取扱説明書では、お客様や他の人々への危害や財
産への損害を未然に防止するために、危険を伴う操作や取
り扱いを次の記号で警告表示しています。内容をご理解の
上で本文をお読みください。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、
人が死亡または重傷を負う可能性が想定され
る内容を示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、
人が傷害を負う可能性および財産の損害の可
能性が想定される内容を示しています。
必ず行っていただきたい事項(指示、行為)を
示しています。
電源プラグをコンセントから抜くことを示し
ています。
アース接続して使用することを示しています。
製品が水に濡れることの禁止を示しています。
してはいけない行為(禁止行為)を示していま
す。
分解禁止を示しています。
設置上のご注意
本製品の通風口をふさがないでください。
通風口をふさぐと内部に熱がこもり、火災になる
おそれがあります。
布などで覆ったり、風通しの悪い場所に設置しな
いでください。
また、取扱説明書で指示された設置スペースを確
保してください。
本書 95 ページ「設置スペース」
不安定な場所、他の機器の振動が伝わる場所に設
置・保管しないでください。
落ちたり倒れたりして、けがをするおそれがあり
ます。
油煙やホコリの多い場所、水に濡れやすいなど湿
気の多い場所に置かないでください。
感電・火災のおそれがあります。
本製品を持ち上げる際は、無理のない姿勢で作業
してください。
無理な姿勢で持ち上げると、けがをするおそれが
あります。
本製品は重いので、1 人で運ばないでください。
開梱や移動の際は 4 人以上で運んでください。
本製品の質量は以下を参照してください。
本書 94 ページ「本製品の仕様」
本製品を持ち上げる際は、取扱説明書で指示され
た箇所に手を掛けて持ち上げてください。
他の部分を持って持ち上げると、本製品が落下し
たり、下ろす際に指を挟んだりして、けがをする
おそれがあります。本製品の持ち上げ方は以下を
参照してください。
セットアップガイド(冊子)
本製品を移動する際は、前後左右に 10 度以上傾
けないでください。
転倒などによる事故のおそれがあります。
本製品を、キャスター(車輪)付きの台などに載
せる際は、キャスターを固定して動かないように
してから作業を行ってください。
作業中に台などが思わぬ方向に動くと、けがをす
るおそれがあります。
濡れた手で製品に触れることの禁止を示して
います。
1
取り扱い上のご注意
アルコール、シンナーなどの揮発性物質のある場
所や火気のある場所では使用しないでください。
感電・火災のおそれがあります。
煙が出たり、変なにおいや音がするなど異常状態
のまま使用しないでください。
感電・火災のおそれがあります。
異常が発生したときは、すぐに電源を切り、電源
プラグをコンセントから抜いてから、販売店また
はエプソンの修理窓口にご相談ください。
異物や水などの液体が内部に入ったときは、その
まま使用しないでください。
感電・火災の原因となります。
すぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから
抜いてから、販売店またはエプソンの修理窓口に
ご相談ください。
取扱説明書で指示されている箇所以外の分解は行
わないでください。
お客様による修理は、危険ですから絶対にしない
でください。
可燃ガスおよび爆発性ガス等が大気中に存在する
おそれのある場所では使用しないでください。ま
た、本製品の内部や周囲で可燃性ガスのスプレー
を使用しないでください。
引火による火災のおそれがあります。
各種ケーブルは、取扱説明書で指示されている以
外の配線をしないでください。
発火による火災のおそれがあります。また、接続
した他の機器にも損傷を与えるおそれがありま
す。
製品内部の、取扱説明書で指示されている箇所以
外には触れないでください。
感電や火傷のおそれがあります。
開口部から内部に、金属類や燃えやすい物などを
差し込んだり、落としたりしないでください。
感電・火災のおそれがあります。
操作パネルの液晶ディスプレイが破損したとき
は、中の液晶に十分注意してください。
万一以下の状態になったときは、応急処置をして
ください。
• 皮膚に付着したときは、付着物をふき取り、水
で流し石けんでよく洗い流してください。
• 目に入ったときは、きれいな水で最低15 分間洗
い流した後、医師の診断を受けてください。
• 飲み込んだときは、水で口の中をよく洗浄し、
大量の水を飲んで吐き出した後、医師に相談し
てください。
安全上のご注意
本製品の上に乗ったり、重いものを置かないでく
ださい。
特に、子供のいる家庭ではご注意ください。倒れ
たり壊れたりして、けがをするおそれがあります。
各種ケーブルやオプションを取り付ける際は、取
り付ける向きや手順を間違えないでください。
火災やけがのおそれがあります。
取扱説明書の指示に従って、正しく取り付けてく
ださい。
本製品を移動する際は、電源を切り、電源プラグ
をコンセントから抜き、すべての配線を外したこ
とを確認してから行ってください。
コードが傷つくなどにより、感電・火災のおそれ
があります。
電源投入時および印刷中は、排紙ローラ部に指を
近付けないでください。
指が排紙ローラに巻き込まれ、けがをするおそれ
があります。用紙は、完全に排紙されてから手に
取ってください。
本製品を保管・輸送するときは、傾けたり、立て
たり、逆さまにしないでください。
インクが漏れるおそれがあります。
カッターは子供の手の届く場所に保管しないでく
ださい。
カッターの刃でけがをするおそれがあります。
カッターを交換するときは、取り扱いに注意して
ください。
プリンタの移動や輸送時に、インクカートリッジ
を絶対に取り外さないでください。
プリントヘッドが乾燥し印刷できなくなったり、
インクが漏れたりするおそれがあります。
自動巻き取りユニットの巻き取り紙管は正しく、
しっかり固定してください。
落下によって、けがをするおそれがあります。
自動巻き取りユニットからロール紙が巻かれた紙
管を取り外す場合は、2 人で両端を持って作業し
てください。
動作中は自動巻き取りユニットに触れないでくだ
さい。
手や髪の毛などが巻き込まれてけがをするおそれ
があります。
2
電源に関するご注意
AC100V 以外の電源は使用しないでください。
感電・火災のおそれがあります。
電源プラグは、ホコリなどの異物が付着した状態
で使用しないでください。
感電・火災のおそれがあります。
電源プラグは刃の根元まで確実に差し込んで使用
してください。
感電・火災のおそれがあります。
付属の電源コード以外は使用しないでください。
また、付属の電源コードを他の機器に使用しない
でください。
感電・火災のおそれがあります。
破損した電源コードを使用しないでください。
感電・火災のおそれがあります。
電源コードが破損したときは、エプソンの修理窓
口にご相談ください。
また、電源コードを破損させないために、以下の
点を守ってください。
• 電源コードを加工しない
• 電源コードに重い物を載せない
• 無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりし
ない
• 熱器具の近くに配線しない
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでくださ
い。
感電のおそれがあります。
電源コードのたこ足配線はしないでください。
発熱して火災になるおそれがあります。
家庭用電源コンセント(AC100V )から直接電源
を取ってください。
電源プラグは定期的にコンセントから抜いて、刃
の根元、および刃と刃の間を清掃してください。
電源プラグを長期間コンセントに差したままにし
ておくと、電源プラグの刃の根元にホコリが付着
し、ショートして火災になるおそれがあります。
電源プラグをコンセントから抜くときは、コード
を引っ張らずに、電源プラグを持って抜いてくだ
さい。
コードの損傷やプラグの変形による感電・火災の
おそれがあります。
漏電事故防止のため、接地接続(アース)を行っ
てください。
アース線(接地線)を取り付けない状態で使用す
ると、感電 • 火災のおそれがあります。電源コード
のアースを以下のいずれかに取り付けてくださ
い。
• 電源コンセントのアース端子
• 銅片などを 65cm 以上地中に埋めたもの
• 接地工事(D 種)を行っている接地端子
アース線の取り付け / 取り外しは、電源プラグを
コンセントから抜いた状態で行ってください。ご
使用になる電源コンセントのアースを確認してく
ださい。アースが取れないときは、販売店にご相
談ください。
安全上のご注意
次のような場所にアース線を接続しないでくださ
い。
• ガス管(引火や爆発の危険があります)
• 電話線用アース線および避雷針(落雷時に大量
の電気が流れる可能性があるため危険です)
• 水道管や蛇口(配管の途中がプラスチックに
なっているとアースの役目を果たしません)
長期間ご使用にならないときは、安全のため電源
プラグをコンセントから抜いてください。
インクカートリッジに
関するご注意
インクが皮膚に付いてしまったり、目や口に入っ
てしまったときは以下の処置をしてください。
• 皮膚に付着したときは、すぐに水や石けんで洗
い流してください。
• 目に入ったときはすぐに水で洗い流してくだ
さい。そのまま放置すると目の充血や軽い炎症
をおこすおそれがあります。異常がある場合
は、速やかに医師にご相談ください。
• 口に入ったときは、すぐに吐き出し、速やかに
医師に相談してください。
インクカートリッジを分解しないでください。
分解するとインクが目に入ったり皮膚に付着する
おそれがあります。
インクカートリッジは強く振らないでください。
強く振ったり振り回したりすると、カートリッジ
からインクが漏れるおそれがあります。
インクカートリッジは、子供の手の届かないとこ
ろに保管してください。
用紙に関するご注意
印刷用紙の端を手でこすらないでください。
用紙の側面は薄く鋭利なため、けがをするおそれ
があります。
3
安全上のご注意
使用済み消耗品の処分
以下のいずれかの方法で処分してください。
• 回収
使用済みの消耗品は、資源の有効活用と地球環境保全
のため回収にご協力ください。
本書 4 ページ「インクカートリッジ回収のお願い」
本書 4 ページ「メンテナンスタンクのリサイクル
について」
• 廃棄
一般家庭でお使いの場合は、ポリ袋などに入れて、必
ず法令や地域の条例、自治体の指示に従って廃棄して
ください。事業所など業務でお使いの場合は、産業廃
棄物処理業者に廃棄物処理を委託するなど、法令に
従って廃棄してください。
インクカートリッジ回収のお願い
エプソンは使用済み純正インクカートリッジの回収活動
を通じ、地球環境保全と教育助成活動を推進しています。
より身近に活動に参加いただけるように、店頭回収ポスト
に加え、郵便局や学校での回収活動を推進しています。使
用済みのエプソン純正インクカートリッジを、最寄りの
「回収箱設置の郵便局」や「ベルマークのカートリッジ回
収活動に参加している学校」にお持ちください。回収サー
ビスの詳細は、エプソンのホームページをご覧ください。
http://www.epson.jp/inkrecycle/
メンテナンスタンクのリサイクル
について
弊社では環境保全活動の一環として、使用済みメンテナン
スタンクのリサイクル、再資源化を行っています。「使用
済みカートリッジ回収ポスト」を回収協力販売店に設置
し、集まった使用済みメンテナンスタンクを定期的に回収
しています。ぜひ回収ポストに入れてくださいますようご
協力をお願いいたします。
使用済みメンテナンスタンクを回収ポストに入れる際は、
メンテナンスタンクに添付されている透明袋に入れてく
ださい。
本製品の不具合に起因する付随的
損害
万一、本製品(添付のソフトウェア等も含みます)の不具
合によって所期の結果が得られなかったとしても、そのこ
とから生じた付随的な損害(本製品を使用するために要し
た諸費用、および本製品を使用することにより得られたで
あろう利益の損失等)は、補償致しかねます。
本製品の使用限定
本製品を航空機・列車・船舶・自動車などの運行に直接関
わる装置・防災防犯装置・各種安全装置など機能・精度な
どにおいて高い信頼性・安全性が必要とされる用途に使用
される場合は、これらのシステム全体の信頼性および安全
維持のためにフェールセーフ設計や冗長設計の措置を講
じるなど、システム全体の安全設計にご配慮いただいた上
で当社製品をご使用いただくようお願いいたします。本製
品は、航空宇宙機器、幹線通信機器、原子力制御機器、医
療機器など、極めて高い信頼性・安全性が必要とされる用
途への使用を意図しておりませんので、これらの用途には
本製品の適合性をお客様において十分ご確認の上、ご判断
ください。
液晶ディスプレイについて
画面の一部に点灯しない画素や常時点灯する画素が存在
する場合があります。また液晶の特性上、明るさにムラが
生じることがありますが、故障ではありません。
4
もくじ
安全上のご注意....................................1
安全上のご注意.......................................................1
記号の意味 ... 1
設置上のご注意 ... 1
取り扱い上のご注意 ... 2
電源に関するご注意 ... 3
インクカートリッジに
関するご注意 ... 3
用紙に関するご注意 ... 3
使用済み消耗品の処分 ... 4
インクカートリッジ回収のお願い ... 4
メンテナンスタンクのリサイクルについて ... 4
本製品の不具合に起因する付随的損害 ... 4
本製品の使用限定 ... 4
液晶ディスプレイについて ... 4
ロール紙のセット................................................. 25
プリンタへのセット ... 25
ロール紙のカット ... 28
ロール紙の取り外し ... 29
単票紙のセット .................................................... 31
A3 未満の単票紙のセット ... 31
A3 以上または厚紙のセット ... 32
排紙方法 ............................................................... 33
ロール紙の場合 ... 33
単票紙の場合 ... 33
排紙バスケットと
用紙サポートの使い方 ... 34
自動巻き取りユニットの使い方
(PX-H9000 のみ) ... 38
印刷可能領域 ... 43
ご使用の前に ....................................... 7
本製品の特長...........................................................7
各部の名称と働き ...................................................8
正面 ... 8
背面 ... 8
操作パネルの使い方 ............................ 9
操作パネルの各部の
名称と役割 ..............................................................9
ボタン ... 9
ランプ ... 10
ディスプレイ ... 11
設定メニュー.........................................................13
設定メニューの使い方 ... 13
設定メニュー一覧 ... 15
設定メニューの説明 ... 17
メンテナンスモード..............................................23
メンテナンスモードの
メニュー一覧 ... 23
用紙のセット ..................................... 24
使用可能な用紙.....................................................24
ロール紙 ... 24
単票紙 ... 24
基本的な印刷方法 ..............................44
印刷方法............................................................... 44
印刷の手順(Windows ) ... 44
印刷の手順(Mac OS X ) ... 45
印刷状態の確認 ... 48
印刷中に問題が起こったときは ... 48
印刷の中止方法 .................................................... 49
コンピュータで中止(Windows ) ... 49
コンピュータで中止(Mac OS X ) ... 50
プリンタ本体で中止 ... 50
ブラックインク種類の
使い分け............................................................... 50
消耗品とオプション ..........................52
メンテナンス .....................................53
日常の管理 ........................................................... 53
設置に適した環境 ... 53
印刷時以外のご注意 ... 53
用紙の取り扱いと保管 ... 53
インクカートリッジの交換 .................................. 54
インクの交換が必要になった /
インクが残り少なくなったときは ... 54
インク残量を確認したいときは ... 55
インクカートリッジの種類 ... 56
5
インクカートリッジの交換手段 ... 57
メンテナンスタンクの交換 ...................................58
メンテナンスタンクの空き容量を確認したいときは ...
58
メンテナンスタンクの交換手段 ... 59
カッターの交換.....................................................60
プリントヘッドの調整 ..........................................62
ノズルチェック ... 63
ヘッドクリーニング ... 65
パワークリーニング ... 67
自動メンテナンス機能 ... 67
プリントヘッドのギャップ調整 ... 68
プリンタのお手入れ..............................................70
プリンタ外部のクリーニング ... 70
プリンタ内部のクリーニング ... 70
プリンタの保管.....................................................72
プリンタを長期間使用
しないときは ... 72
6 ヵ月以上使わなかったときは ... 72
プリントヘッドの保護について ... 72
プリンタの移動・輸送 ..........................................73
移動・輸送の準備 ... 73
移動・輸送 ... 73
移動・輸送後の手順 ... 73
本製品の仕様........................................................ 94
ネットワークインターフェイス ... 95
設置スペース ... 95
本製品の廃棄 ... 95
サービス・サポートのご案内............................... 96
保守サービスのご案内 ... 96
索引 ...................................................................... 98
困ったときは ..................................... 74
ディスプレイにエラーメッセージが表示される...74
エラーメッセージが表示される ... 74
メンテナンスコールが発生したら ... 80
サービスコールが発生したら ... 80
原因の確認と対処方法 ..........................................81
印刷できない(プリンタが動かない) ... 81
プリンタは動くが印刷されない ... 84
印刷品質 / 印刷結果のトラブル ... 85
給紙ミス / 排紙のトラブル ... 89
その他 ... 91
お問い合わせいただく前に...................................92
エプソンのホームページの Q&A ... 92
プリンタドライバのバージョンアップ ... 92
ファームウェアのバージョンアップ ... 92
トラブルが解消されないときは ... 92
付録.................................................... 93
システム条件 .........................................................93
6
ご使用の前に
ご使用の前に
本製品の特長
PX-H9000 は B0 ノビ幅サイズ、PX-H7000 は A1 ノビ幅
サイズの用紙に対応した大判インクジェットカラープリ
ンタです。
本製品の主な特長は以下の通りです。
高い耐光性、耐オゾン性で色あせしにくい顔料インク
写真の印刷はもちろん、店舗のディスプレイやバナー(長
尺紙)、ポスターなど活用の場を広げます。
光源環境による色の違いの低減
これまで微妙な階調を表現するために多用していた淡い
色のカラーインクを最小限に抑え、ライトグレーインクを
活用することで、光源環境による色の違い(カラーインコ
ンスタンシー)を低減しています。異なった光源下*でも
安定した色を保ち、常に高品位な出力ができます。
* D50 光源に対する A 光源 /F11 光源での測定結果となり
ます。
モノクロ写真印刷
K3 インクの搭載で、3 種類の濃度のブラックインクをメ
インに、淡いカラーインクの調節をし、モノクロの微妙な
色調表現を可能にしました。また、アプリケーションソフ
トで加工することなく、プリンタドライバの機能だけで、
カラー写真データから階調豊かなモノクロ写真を印刷で
きます。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「モノクロ写
真印刷」
2 種類のブラックインクを常時セット
本製品は、光沢系用紙で滑らかな仕上がりを実現するフォ
トブラックと、マット系用紙で高濃度の発色が得られる
マットブラックの 2 種類のブラックインクが常時セット
されています。使用する印刷用紙に応じてこれらのブラッ
クインクを操作パネル上で切り替えて使用します。
大容量(350/700ml )インクカートリッジ
大量印刷や大判の印刷に対応する 350/700ml の大容量イ
ンクカートリッジを使用します。
ロール紙残量設定
ロール紙残量を表示します。また、ロール紙取り外し時に
用紙種類、ロール紙長さなどの情報をバーコード印刷し、
次回使用時の設定を効率化します。
高速 USB/Ethernet
Hi-Speed USB と Ethernet での通信が可能です。
フチなし印刷
自動拡大や原寸維持での四辺フチなし印刷ができます。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「フチなし印
刷」
また、印刷結果をそのままつなぎ合せて大きなポスターが
できるフチなしポスター印刷機能があります。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「ポスター印
刷(拡大分割して印刷)」
自動巻き取りユニットおよび自動測色器(オプション)で
後工程を自動化
自動測色器を使用することで、印刷後、続けて測色作業が
できます。
自動巻き取りユニットは、排紙されるロール紙を自動的に
巻き取ります。
(自動巻き取りユニットは PX-H9000 のみのオプションで
す。)
さまざまな用紙の種類に対応
高画質印刷を実現するために、さまざまなエプソン製の専
用紙を用意しています。屋内使用、屋外使用(ラミネート
加工を推奨)など用途に応じた用紙を選んで新しいアート
の世界を表現できます。また、1.5mm までの厚紙に対応
しており、ボード紙への印刷も可能です。
用紙ガイド(冊子)
ロール紙のセットが簡単なスピンドルレス
スピンドルのない構造のため、ロール紙をスピンドルに
セットする必要がなく、狭い場所でもセットが容易になり
ました。
テンションの調整も用紙種類に合わせて自動で調整でき
ます。また、パネル操作で設定することもできます。
出力後のインクの安定性
短時間で色が安定するため、プリプレスワークフローや色
校正用途として活用できます。
7
ご使用の前に
各部の名称と働き
正面
背面
1. メンテナンスタンク
廃インクを排出するタンクです。PX-H9000 は左右 2 箇
所、PX-H7000 は右側 1 箇所にあります。
1. アダプタホルダ
ロール紙のセット時にロール紙を固定します。
2. ロール紙カバー
ロール紙をセットするときに開けます。
3. 操作パネル
本製品を操作するためのボタンや、状態を示すランプ、
ディスプレイがあります。
4. インクカバー(左右 2 箇所)
インクカートリッジ取り付け時に開けます。操作パネルの
ボタンを押すと 5mm ほど開きます。
5. フロントカバー
紙詰まり時に開けます。
6. 排紙バスケット
印刷中に排紙される用紙を受け取ります。
7. 排紙サポート
ロール紙の排紙方向を調節するときに使用します。
8. マニュアルボックス
取扱説明書などを入れるボックスです。左右どちらにも取
り付けることができます。
2. USB インターフェイスコネクタ
USB ケーブルを接続します。
3. オプション接続用コネクタ
オプションを接続するコネクタです。
4. ネットワークインターフェイスコネクタ
ネットワークケーブルを接続します。
5. 電源コネクタ
電源コードの差し込み口です。
8
操作パネルの使い方
操作パネルの使い方
操作パネルの各部の
5. 用紙選択ボタン( )
• 用紙種類とロール紙選択時のカットを設定します。押
すたびに、ディスプレイに表示されるアイコンが切り
替わります。ただし、パネル設定モードの[用紙残量
設定]で[ON]を設定しているときに用紙をセットす
ると、単票紙に切り替えできません。
名称と役割
操作パネルでインク残量や本製品の状態を確認できます。
ボタン
1. 電源ボタン( )
本製品の電源を入 / 切します。
2. ポーズ / リセットボタン( )
• 印刷可能状態で押すと、一時停止(ポーズ)状態にな
ります。解除するには、ディスプレイ上の[ポーズ解
除]を選択して実行します。[ジョブキャンセル]を選
択して実行すると、[リセット]ボタンとして機能しま
す。印刷を中止し、稼働中のインターフェイスで受信
した印刷データを消去(リセット)します。リセット
後、印刷可能状態になるまで時間がかかることがあり
ます。
• パネル設定モード中に押すと、パネル設定を終了し、印
刷可能状態にします。
• 解除可能なエラー状態を解除します。
本書 74 ページ「エラーメッセージが表示される」
3. ブラックインク切り替えボタン( )
ブラックインクの種類を変更します。
本書 50 ページ「ブラックインク種類の 使い分け」
4. インクカバー開放ボタン( )
ディスプレイの表示に従って、左右を選択して実行する
と、選択したインクカバーが 5mm ほど開きます。
アイコン 説明
ロール紙
自動カット
ロール紙
カッターオフ
単票紙 単票紙に印刷します。
• パネル設定モード中に押すと、現在の階層から上位階
層(設定値→設定項目→設定メニュー→印刷可能)へ
戻ります。
• プリンタドライバから印刷するときは、プリンタドラ
イバの設定が優先します。
6. 用紙送りボタン( / )
• ロール紙を正方向( )または逆方向( )に送り
ます。
正方向( )は、1 回の操作で用紙を最大 3m まで送
ることができます。3 秒以上押すと速く送ります。
逆方向( )は、1 回の操作で用紙を最大 20cm まで
送ることができます。
• 用紙押さえを解除した状態で操作すると、給紙経路に
用紙を吸着する力を 3 段階で調整できます。
本書 32 ページ「A3 以上または厚紙のセット」
• 用紙の厚さが0.5mm 未満の単票紙をセットするときに
を押すと、給紙を開始し、印刷可能状態にします。
• 単票紙がセットされているときに を押すと排紙し
ます。
• パネル設定モード中に押すと、各階層(設定メニュー、
設定項目、設定値)での次の選択肢( )または前の
選択肢( )に切り替えます。
7. Menu ボタン( )
• メニュー移行可能状態(印刷可能状態または用紙なし
状態)で押すと、パネル設定モードになります。
本書 13 ページ「設定メニュー」
• 印刷中に押すと、パネル設定モードの[プリンタステー
タス]メニューになります。
本書 19 ページ「[プリンタステータス]メニュー」
• パネル設定モード中に押すと、現在の階層から下位階
層(設定メニュー→設定項目→設定値)へ進みます。
ロール紙に印刷します。1
ページ印刷するごとに自
動的にカットします。
ロール紙に印刷します。
カットせずに印刷します。
市販のカッターなどを
使って切り離してくださ
い。
9
操作パネルの使い方
8. OK ボタン( )
• パネル設定モード中に設定値の階層で押すと、選択し
た設定値を有効にして本製品に登録したり、選択した
機能を実行します。
• 単票紙の印刷後に押すと排紙します。
• インク乾燥中、カラーチャート乾燥中に押すと、乾燥
を中止します。
• 用紙なしのときに押すと、給紙操作の手順をディスプ
レイ上で確認できます。
9. 用紙カットボタン( )
ロール紙を内蔵カッターでカットします。
10. 用紙セットボタン( )
• 用紙押さえをロック / 解除します。用紙のセット時、一
度押してロックを解除してから、用紙をセット位置に
合わせます。再度押すと、給紙し印刷可能な状態にし
ます。
• パネル設定モードの[用紙残量設定]を[ON ]に設定
しているときに押すと、ロール紙の先端にバーコード
を印刷し、用紙押さえを解除します。
ランプ
1
電源ランプ 点灯 本製品の電源が入っている
点滅 データ受信中/ 本製品の電源オフ
処理中
消灯 本製品の電源が切れている
2
用紙チェック
ランプ
3
インクチェッ
クランプ
4
ポーズランプ 点灯 パネル設定モード中 / ポーズ中 /
5
用紙セットランプ点灯 用紙押さえ解除
点灯 用紙なしエラー/ 用紙設定違いな
ど
点滅 用紙詰まりエラー / 用紙斜行エ
ラーなど
消灯 印刷可能
点灯 インクエンド/ カートリッジ未装
着 / カートリッジ違いなど
点滅 インク残量少
消灯 印刷可能
エラー発生など
消灯 印刷可能
消灯 印刷可能
10
操作パネルの使い方
ディスプレイ
1. メッセージ
本製品の状態や、操作・エラーメッセージを表示します。
本書 74 ページ「ディスプレイにエラーメッセージが
表示される」
本書 17 ページ「設定メニューの説明」
2. 用紙種類とロール紙カット設定
用紙種類とロール紙カットの設定を表示します。
[用紙選択]ボタン( )で設定した、用紙種類とロール
紙選択時のカットの設定を以下のアイコンで表示します。
プリンタドライバから印刷するときは、プリンタドライバ
の設定が優先します。
アイコン 説明
ロール紙に印刷します。1 ページ印刷するごと
に自動カットします。
オプションの自動巻取りユニットを使用して
いるときは、Auto スイッチを Off にしないと
カットされません。
ロール紙に印刷します。自動カットしません。
3. [プラテンギャップ]の設定
[プラテンギャップ]の設定を表示します。
本書 15 ページ「設定メニュー一覧」
アイコン 説明
表示なし [標準]を選択
[狭くする]を選択
[広くする]を選択
[より広くする]を選択
[最大]を選択
4. [ユーザー用紙設定]の登録番号
[ユーザー用紙設定]の[用紙番号]で「1 」〜「10 」の
いずれかを選択したときに、選択した番号を表示します。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「エプソン製
以外の用紙への印刷」
5.[ロール紙余白]の設定値
( )マークの横に[ロール紙余白]で設定した値を表
示します。
• 15mm :[先端 & 後端 15mm ]に設定
• 35/15mm :[先端 35/ 後端 15mm ]に設定
• 3mm :[四辺 3mm ]に設定
• 15mm :[四辺 15mm ]に設定
• Auto :[デフォルト]に設定
本書 15 ページ「設定メニュー一覧」
単票紙に印刷します。
6. ロール紙残量
ロール紙の残量を表示します。
[用紙設定]メニューの[ロール紙残量]で以下の操作を
行うと、(
)マークとロール紙残量を表示します。
• [用紙残量設定]で[ON ]を設定
• [ロール紙長さ]で、本製品にセットされているロール
紙の長さを設定
• [ロール紙長さ警告]で、ディスプレイに警告を表示す
るタイミング(ロール紙残量)を設定
本書 20 ページ「[用紙設定]メニュー」
11
操作パネルの使い方
7. 各色インク残量の目安
1 から 9 までのアイコンで各色のインク残量を表示しま
す。
• インクカートリッジ
番号 インクの色
1
2
3
4
5
6
7
8
9
シアン(C )
イエロー(Y )
ライトシアン(LC )
マットブラック(MB )
フォトブラック(BK )
ビビッドマゼンタ(VM )
グレー(GY )
ライトグレー(LGY )
ビビッドライトマゼンタ(VLM )
• インク残量
アイコン インクカートリッジ残量
十分なインク残量があります。
8. メンテナンスタンクの空き容量の目安
画面右側のアイコンでメンテナンスタンク空き容量を表
示します。
PX-H9000 の場合はアイコンが 2 つ、 PX-H7000 の場合は
アイコンが 1 つあります。
アイコン メンテナンスタンクの空き容量
十分な空き容量があります。
新しいメンテナンスタンクを準備することを
お勧めします。(点滅表示)
メンテナンスタンクの空き容量がなくなりま
した。新しいメンテナンスタンクに交換してく
ださい。(点滅表示)
9. オプションの使用状況
オプションの使用可能状況をアイコンで表示します。
オプション アイコン 状況
自動巻取りユニット 使用可能
新しいインクカートリッジを準備してくださ
い。(点滅表示)
アイコンはイエローの例です。
インクが少ないため、印刷できない状態です。
新しいインクカートリッジに交換してくださ
い。(点滅表示)
アイコンはイエローの例です。
カートリッジがセットされていないか、カート
リッジエラーです。(点滅表示)
アイコンはイエローの例です。
使用不可能
表示なし 未接続
自動測色器 使用可能
使用不可能
表示なし 未接続
10. ブラックインクの使用状況
選択されているブラックインクを表示します。
12
操作パネルの使い方
設定メニュー
通常の印刷に必要な設定は、プリンタドライバまたはアプ
リケーションソフトで行いますが、プラテンギャップや
ユーザー用紙などの設定は操作パネル(パネル設定モー
ド)で行います。また、本製品に関する情報の表示や、ノ
ズルチェックパターン印刷などの機能を実行できます。
設定メニューの使い方
L
ボタンを押すと、パネル設定モードから基本画面に戻り
ます。
各階層で ボタンを押すと、1 つ上の階層に戻ります。
操作方法の概略は、次の通りです。
1. 設定メニューを選択します
例)[プリンタ設定]メニューを選択します。
2. この後の操作は、設定項目によっ
て異なります。
A. 設定値を選択する項目の場合
例) [プリンタ設定]メニューの[プラテンギャップ]の
場合
[プリンタ設定]メニューで / ボタンを数
回押して[プラテンギャップ]を選択します。
A
ボタンを押して[プラテンギャップ]項目に
入ります。
B
ボタンを押してパネル設定モードに入りま
す。
A
各メニューが表示されます。
/ ボタンを数回押して[プリンタ設定]を
選択します。
B
ボタンを押して[プリンタ設定]メニューに
入ります。
C
/ ボタンを数回押して[プラテンギャッ
プ]の設定値を選択します。
C
現在の設定値には( )が表示されます。
ボタンを押して設定値を決定します。
D
ボタンを押して 1 つ上の階層(設定項目の階
層)へ戻るか、 ボタンを押してパネル設定
E
モードから抜けます。
13
操作パネルの使い方
B. 機能を実行する項目の場合
例)[テスト印刷]メニューの[ノズルチェック]の場合
[テスト印刷]メニューで / ボタンを数回
押して[ノズルチェック]を選択します。
A
ボタンを押して[ノズルチェック]項目に入
ります。
B
ボタンを押して[ノズルチェック]を実行
します。
C
C. プリンタの各種情報を表示する項目の場合
例) [プリンタステータス]メニューの[インク残量]の
場合
[プリンタステータス]メニューで / ボタ
ンを数回押して[インク残量]を選択します。
A
ボタンを押して[インク残量]項目に入りま
す。
B
/ ボタンを押すと各色のインク残量が順
に表示されます。
C
例:マットブラック 84%
ボタンを押して 1 つ上の階層(設定項目の階
層)へ戻るか、 ボタンを押してパネル設定
D
モードから抜けます。
14
設定メニュー一覧
操作パネルの使い方
15
メニュー 設定項目 設定値
プリンタ設定
本書 17 ページ「[プリ
ンタ設定]メニュー」
テスト印刷
本書 18 ページ「[テス
ト印刷]メニュー」
メンテナンス
本書 19 ページ「[メン
テナンス]メニュー」
プリンタステータス
本書 19 ページ「[プリ
ンタステータス]メ
ニュー」
用紙設定
本書 20 ページ「[用紙
設定]メニュー」
ギャップ調整
本書 22 ページ
「[ギャップ調整]メ
ニュー」
ネットワーク設定
本書 22 ページ「[ネッ
トワーク設定]メニュー」
操作パネルの使い方
プラテンギャップ 狭くする、標準、広くする、より広くする、最大
切り取り線 ON 、OFF
ロール紙余白 デフォルト、先端 & 後端 15mm 、先 端 35/ 後端 15mm 、四 辺 3mm 、
四辺 15mm
用紙幅検出 ON 、OFF
斜行エラー検出 ON 、OFF
マージンリフレッシュ ON 、OFF
自動ノズル抜け検出 ON (定期)、ON (ジョブごと)、OFF
自動ノズルチェック印刷 - ロール OFF 、ON (1 ページごと)、ON (10 ページごと)
自動ブラックインク切り替え OFF 、ON
設定初期化 実行
ノズルチェック 印刷
ステータスシート 印刷
ネットワークシート 印刷
ジョブ情報 印刷
ユーザー用紙設定 印刷
カッター位置調整 実行
カッター交換 実行
クリーニング 通常クリーニング 、分割クリーニング、パワークリーニング
日時設定
バージョン JW0XXXX-XX.XX.IBCC または JN0XXXX-XX.XX.IBCC
インク残量 (インク色)
メンテナンスタンク 左 nn% 、右 nn%
ジョブ履歴 No. 0 〜 No. 9 、インク xxx.xml 、用紙 xxx.xcm2
総印刷枚数 nnnnnn 枚
EDM ステータス 初期化中、未開始、有効、無効
ロール紙残量 用紙残量設定、ロール紙長さ、ロール紙長さ警告
用紙種類選択 フォトペーパー、プルーフィングペーパー、ファインアートペー
ユーザー用紙設定 用紙番号 1 〜 10
用紙厚入力 用紙種類選択、用紙厚選択
調整 自動、手動
ネットワーク設定 しない、する
IP アドレス設定 自動、パネル
IP, SM, DG 設定 IP アドレス: 000.000.000.000 - 255.255.255.255
BONJOUR
WSD
ネットワーク設定初期化 実行
YY/MM/DD HH:MM
nn%
最終送信時刻
(未送信)、YY/MM/DD HH:MM GMT
パー、マットペーパー、普通紙、その他、ユーザー用紙、非選択
サブネットマスク:000.000.000.000 - 255.255.255.255
デフォルトゲートウェイ:000.000.000.000 - 255.255.255.255
ON、 OFF
OFF、 ON
16
操作パネルの使い方
メニュー 設定項目 設定値
オプション設定
本書 22 ページ「[オプ
ション設定]メニュー」
自動測色器 自動測色器ステータス、自動測色器設定
自動巻き取りユニット 巻き取りユニットバージョン
設定メニューの説明
[プリンタ設定]メニュー
は初期値です。
設定項目 設定値 説明
プラテンギャップ 狭くする プラテンギャップ(プリントヘッドと用紙の間隔)を選択します。
• [標準]:
通常はこのまま使用します。
• [標準]以外を選択すると、操作パネルのディスプレイに以下のアイコン
が表示されます。
:[狭くする]
:[広くする]
:[より広くする]
:[最大]
ロール紙に切り取り線を印刷するかどうかを選択できます。ON を選択する
と切り取り線を印刷します。
コンピュータで指定したロール幅が本製品にセットされているロール紙幅
より小さいときに縦罫線を印刷することがあります。
この機能は、ロール紙使用時のみ設定できます。
• [デフォルト]:
エプソンプロフェッショナルフォトペーパー<厚手光沢>、<厚手半光
沢>、<厚手絹目>では、先端余白 =20mm, 後端余白 =15mm になります。
MC マット合成紙 2 <のり付き>の先端の余白は 100 mm、後端の余白は
15 mm になります。
• [先端 & 後端 15mm ]:
先端と後端の余白を 15 mm 、左右の余白を 3 mm にします。
• [先端 35/ 後端 15mm ]:
先端の余白を35mm と後端の余白を15 mm 、左右の余白を3 mm にします。
• [四辺 3 mm ]:
四辺の余白を 3mm にします。
• [四辺 15 mm ]:
四辺の余白を 15 mm にします。
余白が変わっても印刷されるサイズは変わりません。
用紙幅を検出するかどうかを選択します。
• [ON ]:用紙幅と用紙先端を検出します。
• [OFF ]:用紙幅と用紙先端を検出しません。セットした用紙より大きな
画像を印刷すると用紙外に印刷されます。用紙外への印刷はプリンタ内
部を汚すため、通常は[ON ]で使用することをお勧めします。また、用
紙サイズの上側の余白が大きくなることがあります。
• [ON ]:
用紙が斜めに給紙されたときに、ディスプレイにエラーを表示して印刷
を中止します。
• [OFF ]:
用紙が斜めに給紙され、印刷領域外に印刷してもエラーを表示しません。
印刷をそのまま続行します。
この機能は、ロール紙使用時のみ設定できます。
[ON ]を選択すると、フチなし印刷後に残る先端部分の印字汚れの範囲を
自動的に切り取ります。
切り取り線
ロール紙余白
用紙幅検出
斜行エラー検出
マージンリフレッシュ
標準
広くする
より広くする
最大
ON
OFF
デフォルト ロール紙の余白を選択できます。
先端 & 後端 15mm
先端 35/ 後端 15mm
四辺 3 mm
四辺 15 mm
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
17
操作パネルの使い方
設定項目 設定値 説明
自動ノズル抜け検出 ON (定期) 自動的にノズルチェックして、抜けがあるときは自動的にクリーニングし
ON(ジョブごと)
OFF
自動ノズルチェック印
刷 - ロール
自動ブラックインク切
り替え
設定初期値 実行 プリンタ設定メニュー内の設定値を初期値に戻します。
OFF
ON(1 ページごと)
ON( 10 ページごと)
OFF
ON
ます。
• [ON (定期)]:
プリンタ内で判断されるタイミングで自動的にノズルチェックを実行し
ます。
• [ON (ジョブごと)]:
ジョブごとにノズルチェックを実行します。
• [OFF ]:
自動的にノズルチェックしません(ただし一部の動作を除く)。
[ON(1 ページごと)]を選択すると 1 ページ毎に、[ON (10 ページごと)]
を選択すると 10 ページ毎に、ロール紙の先端にノズルチェックパターンを
印刷します。
この機能は、ロール紙使用時のみ設定できます。
マットブラック/ フォトブラックインクの両方に対応している用紙に印刷す
るときに有効な機能です。
プリンタドライバでブラックインク種類の切り替えをしたとき、自動的に
ブラックインク種類を切り替えて印刷をする([ON ])/ 自動的には切り替
えない([OFF ])を選択します。
[ON ] にすると、本製品とプリンタドライバでのブラックインク種類の設定
が異なっていても、プリンタドライバで指定したブラックインク種類に自
動的に切り替えてから印刷します。
[OFF ] にすると、確認のメッセージが表示されます。印刷の続行を選択す
ると、プリンタドライバで指定したブラックインク種類に切り替えてから
印刷します。
なお、対応するブラックインクが決まっている用紙に印刷するときは、本
設定にかかわらずプリンタドライバでブラックインク種類を設定すること
はできません。事前に本製品の操作パネルで使用する用紙に対応したブ
ラックインク種類に設定しておきます。
本書 50 ページ「ブラックインク種類の 使い分け」
[テスト印刷]メニュー
設定項目 設定値 内容
ノズルチェック 印刷 ノズルチェックパターンを印刷します。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
ステータスシート 印刷 現在の本製品の設定や状態を印刷します。
ネットワークシート 印刷 現在のネットワーク設定を印刷します。
ジョブ情報 印刷 本製品内に保存されている印刷ジョブ(最大 10 ジョブ)に関する情報を印
刷します。
ユーザ用紙設定 印刷 [ユーザー用紙設定]メニューに登録されている情報を印刷します。
18
操作パネルの使い方
[メンテナンス]メニュー
ヘッドクリーニングなどのメンテナンスをします。
設定項目 設定値 内容
カッター位置調整 実行 ロール紙に四辺フチなし印刷するときのカット位置の微調整ができます。
実行するとカッター位置調整パターンを印刷しますので、カッター位置番
号を選択して -3.0mm 〜 +3.0mm の範囲を 0.2mm きざみで調整します。
カッター交換 実行 カッター交換の動作に入ります。
本書 60 ページ「カッターの交換」
クリーニング 通常クリーニング 通常のヘッドクリーニングをします。
日時設定
分割クリーニング クリーニングするノズルを、C/VM 、BK または MB/GY 、LGY/Y 、VLM/LC
パワークリーニング ヘッドクリーニングを数回繰り返してもノズルが詰まっているときに、よ
YY/MM/DD HH:MM
(設定時の日時を表示)
の 2 色ずつの組み合わせから選択できます。
り強力なクリーニングをします。
内蔵時計の年 / 月 / 日 時 : 分を設定します。
[プリンタステータス]メニュー
本製品の状態を表示します。
設定項目 表示 内容
バージョン JW0XXXX-XX.XX.IBCC また
は JN0XXXX-XX.XX.IBCC
インク残量 (インクの色)nn% 各インクの残量を表示します。
メンテナンスタンク 左側 nn% メンテナンスタンクの空き容量を表示します。
右側 nn%
ジョブ履歴 No.0 〜 No.9
インク xxxxx.x ml
用紙 xxxx.x cm2
総印刷枚数 nnnnnn 枚 総印刷枚数(6 桁まで)を表示します。
EDM(または
myEpsonPrinter)
ステータス *
初期化中、未開始、有効、無効 EDM(または myEpsonPrinter )が有効か無効かを確認できます。有効な場
最終送信時刻
(未送信)、YY/MM/DD HH:MM
GMT
* お住まいの国 / 地域によっては、この機能はご利用できません。
L
• インクチェックランプが点滅または点灯したら、新しいインクカートリッジに交換してください。正しく交換すると、カウンタ
は自動的にリセットされます。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
• ディスプレイに「タンク空き容量なし」と表示されたら、新しいメンテナンスタンクに交換してください。正しく交換すると、カ
ウンタは自動的にリセットされます。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
本製品のファームウェアバージョンを表示します。
本製品内に保存されている印刷ジョブが消費したインク量(ミリリットル)
と用紙面積(縦 × 横平方センチメートル)を表示します。表示できるのは最
大 10 ジョブで、最新ジョブ番号は No. 0 です。
合、最終送信時刻を確認できます。
19
操作パネルの使い方
[用紙設定]メニュー
エプソン製以外の用紙を使用するときは、用紙の特性に合わせた設定が必要です。
設定項目 設定値 内容
ロール紙残量 用紙残量設定 ロール紙残量の設定ができます。用紙が給紙されていない状態でのみ設定
できます。
• [OFF ]:
ロール紙残量の機能を無効にします。操作パネルのディスプレイにロー
ル紙残量を表示しません。
• [ON ]:
操作パネルのディスプレイにロール紙残量を表示します。 ボタンを
押すと[用紙種類]、[ロール紙長さ]、[ロール紙長さ警告]の設定値を
バーコードとして印刷します。
ロール紙を交換したときは、バーコードの値を読み取って[用紙種類]、
[ロール紙長さ]、[ロール紙長さ警告]を設定します。
ロール紙長さ [用紙残量設定]を[ON ]にしたときに設定できます。
ロール紙長さ警告
用紙種類選択 フォトペーパー 本製品に給紙している用紙の種類を選択できます。
プルーフィングペーパー
ファインアートペーパー
マットペーパー
普通紙
その他
ユーザー用紙
非選択
ユーザー用紙設定(1-
10 )
用紙番号 1 〜 10 任意の用紙に合わせた設定値(用紙種類、プラテンギャップ、用紙厚、用
操作パネルのディスプレイにロール紙の残量やロール紙の残量が少ないと
きの警告を表示できます。
ロール紙の残量や、残量がどのくらいになったら警告を表示するかの値を
設定できます。ロール紙の残量は 5.0 〜 99.5m 、警告を表示する値は 1 〜
15 m で入力できます。
紙送り補正、乾燥時間、吸着力)を登録する際に番号(1 〜 10 )を選択し
たり、印刷時に登録番号で設定値を呼び出して印刷します。
ここで選択した登録番号は、操作パネルのディスプレイに表示されます。
本書 21 ページ「ユーザー用紙設定」
20
操作パネルの使い方
ユーザー用紙設定
エプソン製以外の専用紙を使用するとき設定します。
用紙番号選択の 1 から 10 を選択して実行してから、以下の項目を設定します。必ず[用紙種類選択]で用紙を選択して
から、[プラテンギャップ]以降の項目を設定してください。
[ユーザー用紙設定]の詳細は、以下を参照してください。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「エプソン製以外の用紙への印刷」
設定項目 設定値 内容
用紙種類選択 フォトペーパー 使用する用紙に最も近い種類を選択します。
プルーフィングペーパー
ファインアートペーパー
マットペーパー
普通紙
その他
プラテンギャップ 狭くする 用紙の厚さに合わせて、プラテンギャップ(プリントヘッドと用紙の間隔)
標準
広くする
より広くする
用紙厚検出パターン 印刷 セットした用紙の厚みを検出するためのパターンを印刷します。
用紙送り補正
0.00%
-0.70% to +0.70%
を調整します。
• [標準]:
通常はこのまま使用します。
• [狭くする]:
薄い紙を使用するときに選択します。
• [広くする]、[より広くする]:
印刷結果が擦れて汚れるようなときに選択します。
用紙送りの補正値を設定します。補正値は、1m に対する割合で設定します。
乾燥時間 0.0 秒 インクが乾燥するまでプリントヘッドの往復移動を停止する時間(乾燥時
0.0 〜 10.0 秒
吸着力 標準 印刷された用紙を送るための吸着力を設定できます。
-1 〜 -4
ロール紙バックテン
ション
斜め給紙軽減動作
標準 布や薄い紙を使用するときや、使用中に用紙しわが発生するときは、[高く
高くする
より高くする
ON
OFF
間)を設定します。インク濃度や用紙によっては、インクが乾燥しにくい
場合があります。このような場合には乾燥時間を長めに設定してください。
する]や[より高くする]を選択します。
斜め給紙を軽減する動作をさせるどうかを選択できます。
21
操作パネルの使い方
[ギャップ調整]メニュー
プリントヘッドのギャップ調整を行います。ギャップ調整の詳細は以下を参照してください。
本書 68 ページ「プリントヘッドのギャップ調整」
設定項目 設定値 内容
用紙厚入力 用紙種類選択 使用する用紙の厚さを設定できます。エプソン製の専用紙を使用している
用紙厚選択
調整 自動 [自動]では、パターンを印刷した後、センサでパターンの状態を読み取っ
手動
場合は、[用紙種類選択]から選択します。
エプソン製以外の用紙を使用している場合は、[用紙厚選択]を選択して厚
みを 0.1 〜 1.5mm の範囲で選択します。
て、調整値を自動更新します。
[手動]では、印刷された調整パターンを確認し、調整値を入力することで
補正値を更新します。
[ネットワーク設定]メニュー
ネットワークに接続する場合に設定します。
は初期値です。
設定項目 設定値 内容
ネットワーク設定 しない 操作パネルからのネットワーク設定の有効 / 無効を選択します。[する]に
する
IP アドレス設定
IP,SM,DG 設定 IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定します。それぞれの値は、システム管理
BONJOUR
WSD
ネットワーク設定初期化実行 設定値を初期値に戻します。
自動 IP アドレスの設定方法を選択します。[パネル]を選択すると、[IP,SM,DG
パネル
者にお尋ねください。
ON
OFF
OFF
ON
すると、以下の設定項目が表示されます。各項目を設定した後、[ネット
ワーク設定]メニューで ボタンを押して上の階層に戻ると、ネットワー
クが再起動され、約 40 秒後にネットワーク接続が有効になります。再起動
中は設定メニューの[ネットワーク]は表示されません。
設定]が表示されます。
Bonjour 接続の有効 / 無効を設定します。
ネットワ−クインターフェイスが WSD を使用する(ON )/ 使用しない
(OFF )を選択します。
[オプション設定]メニュー
オプションを装着している場合に設定します。
設定項目 設定値 内容
自動測色器 自動測色器ステータス [自動測色器ステータス]では、装着されている自動測色器の各項目(自動
自動測色器設定
自動巻き取りユニット 自動巻き取りユニットバー
ジョン
測色器バージョン、白基準タイル製造番号、測色器(ILS20EP )温度、自
動測色器バージョン、外気温度、バッキング色)の状況を表示します。
[自動測色器設定]では、装着された自動測色器のセットアップを実行しま
す。
装着されている自動巻き取りユニットのバージョンを表示します。
22
操作パネルの使い方
メンテナンスモード
表示言語や単位を変えたり、設定値を購入時の状態に戻し
たりすることができます。
ボタンを押して本製品の電源を切ります。
A
ボタンと ボタンを同時に押して、本製
品の電源を入れます。
B
選択項目は、右記の「メンテナンスモードのメニュー
一覧」を参照してください。
メンテナンスモードの設定方法は、設定メニューと同
じです。
本書 13 ページ「設定メニューの使い方」
メンテナンスモードを終了するには、 ボタン
を押して本製品の電源を切ります。
C
メンテナンスモードの
メニュー一覧
は初期値です。
設定項目 設定値 説明
表示言語 日本語 操作パネルのディスプレイに表
英語
フランス語
イタリア語
ドイツ語
ポルトガル語
スペイン語
オランダ語
韓国語
中国語
長さ単位
温度単位
ロール紙
バックテン
ション
SS クリー
ニング
パネル設定
初期化
自動クリー
ニング回数
CUSTOM
メートル 操作パネルのディスプレイやパ
フィート / イ
ンチ
摂氏 操作パネルのディスプレイやパ
華氏
1 〜 5 ロール紙バックテンションの最
実行 超音波クリーニングを実行でき
実行 操作パネルで設定可能なすべて
1 〜 3 ノズル抜け検出時に目詰まりを
0 〜 255 カスタムの設定を保存できます。
示する言語を選択します。
ターン印刷時に使用する長さの
単位を選択します。
ターン印刷時に使用する温度の
単位を選択します。
大値が変更できます。
ます。
の設定値を購入時の値に戻しま
す。
検出したときに行う自動クリー
ニングの回数を設定します。
23
用紙のセット
用紙のセット
使用可能な用紙
高品質な印刷結果を得るために、エプソン製専用紙の使用
をお勧めします。用紙の詳細は以下を参照してください。
用紙ガイド(冊子)
K
• しわ、毛羽立ち、破れ、汚れなどのある用紙は使用しない
でください。
• 用紙は印刷直前にセットしてください。また、印刷作業が
終了したら本製品から取り外し、用紙の取扱説明書に従っ
て保管してください。
L
エプソン製以外の用紙に印刷するときの設定や印刷手順は、
用紙の取扱説明書や用紙の購入先にお問い合わせください。
用紙を大量に購入する際は、本製品でその用紙に印刷したと
きの仕上がり具合をあらかじめ確認しておくことをお勧めし
ます。
ロール紙
単票紙
用紙種類 普通紙、再生紙、その他
用紙サイズ PX-H9000 :
用紙幅: 210 〜 1118mm
用紙長さ: 297 〜 1580mm
( A4 〜 B0 ノビ)
PX-H7000:
用紙幅: 210 〜 610mm
用紙長さ: 297 〜 914mm
( A4 〜 A1 ノビ)
用紙厚 普通紙、再生紙の場合:0.08 〜 0.11mm
(用紙質量 64 〜 90g/m
その他の用紙種類の場合
0.08 〜 1.50mm
ただし、厚紙(0.5 〜 1.5mm )は用紙
長 762mm までとなります。
左右フチなし印刷可能幅10 インチ、300mm、
13 インチ( A3 ノビ)、16 インチ、
17 インチ、515mm(B2)、594mm(A1)、
24 インチ( A1 ノビ)、728mm(B1)、
36インチ(A0ノビ)、44インチ(B0ノビ)
K
• 普通紙や再生紙は、上記仕様の用紙を本製品に装着して通
紙できますが印刷品質を保証するものではありません。
• その他の用紙種類は、上記仕様の用紙が本製品に装着でき
ますが通紙および印刷品質を保証するものではありませ
ん。
2
)
用紙種類 普通紙、再生紙、その他
ロール紙サイズ 2 インチ芯径:外径 103mm 以内 /1 本
用紙サイズ
横x縦
(ロール紙サイズ内
のこと)
用紙厚 普通紙、再生紙の場合:0.08 〜 0.11mm
フチなし印刷可能幅 10 インチ、300mm 、
セット可能
3 インチ芯径:外径 150mm 以内 /1 本
セット可能
PX-H9000:
2 インチ芯径:254 〜 1118mm × 45m
3 インチ芯径:254 〜 1118mm× 202m
PX-H7000:
2 インチ芯径: 254 〜 610mm × 45m
3 インチ芯径:254 〜 610mm × 202m
2
(用紙質量 64 〜 90g/m
その他の用紙種類の場合:
0.08 〜 0.50mm
13 インチ( A3 ノビ)、
16 インチ、 17 インチ、 515mm( B2)、
594mm( A1)、24 インチ(A1 ノビ)、
728mm( B1)、36 インチ(A0 ノビ)、
44 インチ( B0 ノビ)
)
24
用紙のセット
ロール紙のセット
プリンタへのセット
ロール紙を本製品にセットします。
L
• [用紙残量設定]の設定ができます。
操作パネルで[用紙残量設定]を[ON ]にすると、ロー
ル紙を取り外すとき、用紙先端に用紙情報がバーコード印
刷され、次に同じ用紙を使用するときの用紙設定が円滑に
できます。
本書 20 ページ「[用紙設定]メニュー」
• ロール紙は印刷する直前にセットすることをお勧めしま
す。ロール紙をセットしたまま放置すると、紙面に用紙押
さえローラの跡が付くことがあります。
ボタンを押して本製品の電源を入れます。
A
アダプタホルダのロックレバーをしっかり押し
下げてロックを解除し、取っ手を握って左側に
C
移動しておきます。
L
電源を入れてから、用紙がセットされていない状態で
ボタンを押すと、用紙のセット方法の説明画面
が表示されます。
ロール紙カバーを開けます。
B
ロール紙を本製品上面の溝に置きます。
D
25
用紙のセット
ロール紙の紙管サイズに合わせて、左右のロー
ルペーパーアダプタの紙管サイズ切り替えレ
E
バーを切り替えます。
2 インチ紙管使用時:
3 インチ紙管使用時:
左右のアダプタロックレバーを起こしてロック
を解除します。
F
ロール紙を、ロール紙セットガイドに当たるま
で右に寄せます。
H
アダプタホルダの取っ手を握ってスライドさ
せ、ロール紙左側のロールペーパーアダプタと
I
アダプタホルダ上の
にします。
が一直線上になるよう
ロール紙の両端にロールペーパーアダプタを取
り付け、左右のアダプタロックレバーを倒して
G
ロックします。
奥までしっかり押し込んでからロックしてください。
ロール紙をゆっくり奥まで転がして、ロール紙
受けにセットします。
J
26
用紙のセット
アダプタホルダの取っ手を握り、右にスライド
させて、ホルダ軸にしっかりとはめ込みます。
K
ロール紙の両端が奥までしっかりとセットされてい
ることを確認してください。
アダプタホルダのロックレバーを押し上げロッ
クします。
L
ロール紙を給紙スロットに挿入して、先端をフ
ロントカバーの下方から引き出します。
N
紙端が折れないよう、用紙のたわみを取るようにして
挿入してください。
用紙が挿入しにくいときは、 または ボタンで
吸着力の強弱を調節してください。
用紙先端をラベルの位置に合わせて引き出します。
M
ロール紙カバーを閉じます。
O
ボタンを押します。
ボタンを押します。
P
27
数秒後に用紙が印刷開始位置まで移動します。
を押すと、すぐに移動を開始します。
ディスプレイに「この設定で良いですか?」と
表示されたときは、
Q
え]を選択し、 ボタンを押します。
用紙の種類や用紙残量を選択し、 ボタンで
確定します。
ディスプレイには、前回の設定内容が表示されます。
変更する必要がないときは、[はい]を選択し
タンを押します。
または ボタンで[いい
用紙のセット
ロール紙のカット
印刷後ロール紙をカットする方法は2種類あります。
カット方法 処理
ボ
自動カット 1 ページ印刷するごとに自動的にカットしま
手動カット 手動で操作してカットするか、市販のカッター
K
用紙の種類によっては内蔵カッターでカットできないものが
あります。市販のカッターなどでカットしてください。
す。
などを使って切り離します。
ロール紙の先端に汚れや折れなどがあるとき
は、
R
排紙バスケットを使用するときは、前方排紙ま
たは後方排紙の位置にセットします。
S
また、PX-H9000 をお使いの場合は、オプションの自
動巻き取りユニットを使用できます。
の使い方」
(PX-H9000 のみ)」
ボタンを押して先端部を切り揃えます。
本書 34 ページ「排紙バスケットと 用紙サポート
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方
L
カットするまでに時間がかかることがあります。
印刷前の設定
印刷前にカット方法を設定します。
操作パネルから印刷する場合
(ステータスシートなど)
操作パネルの ボタンを押してカット方法を設定しま
す。
アイコン 説明
ロール紙自動カット
ロール紙カッターオフ
コンピュータから印刷する場合
プリンタドライバの[ロール紙オプション]画面で、[オー
トカット]を設定します。
28
印刷後のカット
自動でカットする
1 ページ印刷するごとに自動的にカットされます。
手動でカットする
次の手順で、任意の場所をカットします。
フロントカバー越しに内部を見ながら ボタ
ンを押してロール紙を送り、カットする位置を
A
プリントヘッド左側にある
わせます。
ボタンを押します。ディスプレイに選択画
面が表示されるので、 または ボタンで
B
[カット]を選択し、 ボタンで実行します。
内蔵のカッターでカットされます。
マークに合
用紙のセット
ロール紙の取り外し
L
印刷後、ロール紙は本製品から取り外すことをお勧めします。
ロール紙をセットしたまま放置すると、紙面に用紙押さえ
ローラの跡が付くことがあります。
本製品の電源が入っていることを確認します。
A
ロール紙カバーを開けます。
B
L
• 内蔵カッターでカットできないロール紙をセット
しているときは、 ボタンを押して用紙を手で
切れる位置まで排出します。市販のカッターなど
でカットしてください。
• カットできる最短の用紙長さは、用紙種類により
60 〜 127mm の範囲で設定されており、変更はで
きません。
操作パネルの ボタンを押して用紙押さえを
解除します。
C
カット後および印刷待機状態では、ロール紙が自動で
巻き戻されます。ただし、オプションの自動巻き取り
ユニットを使用している場合は巻き戻されません。
自動で巻き戻されない場合は、手で巻き戻してくださ
い。
29
L
ロール紙を使用しないときにオプションのロール紙
固定ホルダを巻いておくと、巻きほぐれを防止できま
す。
用紙のセット
アダプタホルダのロックレバーをしっかり押し
下げてロックを解除し、取っ手を握って止まる
D
ところまで左にスライドさせてホルダ軸から外
します。
ロール紙を手前に転がし、本製品上面の溝に置
きます。
E
アダプタロックレバーを起こしてロックを解除
し、ロールペーパーアダプタをロール紙から取
F
り外します。
ロール紙はきちんと巻き直してから購入時に梱包さ
れていた個装袋に包み、個装箱に入れ保管してくださ
い。
30
用紙のセット
単票紙のセット
単票紙のセット方法は用紙のサイズまたは厚さによって
手順が異なります。
用紙 参照ページ
A3 未満 本書 31 ページ「A3 未満の単票紙の
セット」
A3 以上または厚
紙
L
• 用紙を平らな状態に修正してから本製品にセットしてく
ださい。波打ったり、たわんだりしている用紙をセットす
ると、本製品が用紙サイズを正しく認識できなくなったり
正常に印刷できなくなってしまいます。
また、開封後の用紙は個装袋に戻して水平な状態で保管
し、印刷の直前に袋から取り出して使うことをお勧めしま
す。
• ロール紙がセットされているときは、ロール紙を巻き戻し
てから単票紙をセットしてください。
• エプソン純正専用紙以外の用紙の種類や適切な設定に関
する情報は、用紙の取扱説明書を参照するか、用紙の購入
先にお問い合わせください。
本書 32 ページ「A3 以上または厚紙の
セット」
A3 未満の単票紙のセット
ボタンを押して本製品の電源を入れます。
A
ボタンを押して (単票紙)を選択します。
B
ロール紙カバーが閉じていることを確認しま
す。
C
31
用紙を給紙スロットにセットします。
D
用紙の右端をセット位置に合わせ、先端が突き当たる
まで差し込んでください。
A4 サイズ以下の場合は、給紙スロット下の金属部分
に補助線がありますので、そこに沿って突き当たるま
で差し込んでください。
ディスプレイに「 ボタンを押してください」と表
示されます。
用紙のセット
A3 以上または厚紙のセット
ここでは、A3 サイズ以上または厚紙(0.5 〜 1.5mm )の
セット方法を説明します。
用紙は通常、縦長にセットします。
厚紙は、用紙長 762mm まで対応しています。ただし、PX-
H9000 の場合は、用紙を横長にセットすることで用紙長
が 762mm を超える厚紙にも対応できます。
ボタンを押して本製品の電源を入れます。
A
K
単票紙は縦長にセットしてください。
ボタンを押します。
E
用紙が印刷開始位置まで移動します。
ディスプレイに「この設定で良いですか?」と
表示されたときは、
F
え]を選択し、 ボタンを押します。
用紙の種類や用紙残量を選択し、 ボタンで
確定します。
ディスプレイには、前回の設定内容が表示されます。
変更する必要がないときは、[はい]を選択し
タンを押します。
または ボタンで[いい
ボ
ボタンを押して (単票紙)を選択します。
B
ロール紙カバーが閉じていることを確認しま
す。
C
ボタンを押します。
D
用紙を給紙スロットにセットします。
E
排紙バスケットを使用するときは、後方排紙の
位置にセットします。
G
本書 34 ページ「排紙バスケットと 用紙サポート
の使い方」
32
用紙のセット
用紙の右端と後端をセット位置に合わせます。
F
厚紙の位置を合わせにくいときは、 または ボ
タンで吸着力の強弱を調節してください。
ボタンを押します。
G
数秒後に用紙が印刷開始位置まで移動します。
ボタンを押すと、すぐに移動を開始します。
ディスプレイに「この設定で良いですか?」と
表示されたときは、
H
え]を選択し、 ボタンを押します。
用紙の種類や用紙残量を選択し、 ボタンで
確定します。
ディスプレイには、前回の設定内容が表示されます。
変更する必要がないときは、[はい]を選択し
タンを押します。
または ボタンで[いい
ボ
排紙方法
ここでは、印刷が終了した用紙の排紙方法を説明します。
L
排紙バスケットを使用する場合は、以下を参照してください。
本書 34 ページ「排紙バスケットと 用紙サポートの使い
方」
オプションの自動巻き取りユニットを使用する場合は、以下
を参照してください。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方 (PX-
H9000 のみ)」
ロール紙の場合
以下を参照して、ロール紙をカットしてください。
本書 28 ページ「ロール紙のカット」
単票紙の場合
ディスプレイに「用紙をセットしてください」
と表示されていることを確認します。
A
「印刷可能」と表示されているときは、 ボタンを押
して排紙できる位置まで用紙を送ります。
K
電源ランプまたはポーズランプが点滅しているとき
は、ボタンを操作しないでください。
ボタンを押して、用紙を抜き取ります。
B
排紙バスケットを使用するときは、前方排紙の
位置にセットします。
I
本書 34 ページ「排紙バスケットと 用紙サポート
の使い方」
K
送り出された用紙が下に落ちることがあります。落下
の際に、用紙端に傷が付かないように受け取ってくだ
さい。
33
用紙のセット
排紙バスケットと
用紙サポートの使い方
排紙バスケットを使うと、排紙するときに、印刷された用
紙の汚れや折れなどを防止し、スムーズに排紙できます。
排紙方向は印刷する用紙によって異なります。
PX-H9000 で、後ろのバスケットを倒している場
合は、垂直位置まで引き上げます。
A
排紙方向
前方排紙 用紙長 1580mm 以上
後方排紙 用紙長 1580mm 未満
PX-H9000 PX-H7000
用紙長 914.4mm 以上
用紙厚 0.5mm 以上
(厚紙)
用紙厚 0.5mm 未満
用紙厚 0.5mm 以上
(厚紙)
用紙長 914.4mm 未満
用紙厚 0.5mm 未満
L
印刷した用紙を誤った方向に排紙すると、用紙の汚れや折れ
などの原因になります。
手前のパイプに留めているマジックテープを外
し、倒します。
B
前方排紙
印刷された用紙をまっすぐの状態に保って排紙します。
ここでは、後方排紙の状態から前方排紙に切り替える手順
を説明します。
手前のバスケットを少し倒し、排紙サポートを
水平位置まで引き上げます。
C
34
用紙のセット
手前のバスケットを垂直に立てます。
D
バスケットの布がピンと張ります。
排紙サポートを、バスケットの布と平行の位置
にします。
E
排紙サポートを水平位置まで引き上げます。
A
手前のバスケットを、止まる位置よりもう少し
倒します。
B
以上で前方排紙の準備は終了です。
後方排紙
印刷された用紙が本製品後方に排紙されて、バスケットが
受け取ります。
ここでは、前方排紙の状態から後方排紙に切り替える手順
を説明します。
K
排紙バスケットで受け取る用紙は、1 回 1 枚にしてください。
排紙サポートとバスケットのすき間が狭くなり、正常に排紙
できなくなるおそれがあります。
排紙サポートを垂直位置にして、手前のバス
ケットを止まる位置まで戻します。
C
35
用紙のセット
手前のパイプを持ち上げ、マジックテープで固
定します。
D
マジックテープは上側の位置で固定します。
L
MC 厚手マット紙ロールまたは PX/MC プレミアム
マット紙ロールへの印刷で、画質の乱れが気になると
きは、排紙サポートを手前方向に固定して印刷し直し
てみてください。
A1 サイズ長さより大きい用紙
印刷時は後ろのバスケットを床と平行位置まで倒し
ます。
用紙の取り出し時は、手前のバスケットを床と平行位
置まで倒します。
PX-H9000 では、用紙サイズによって背面側のバ
スケット位置を切り替えます。
E
A1 サイズ長さ以下の用紙
前後のバスケットを持ち上げた位置にします。
L
PX/MC プレミアムマット紙ロールで印刷するときは、手前の
バスケットを床と並行位置まで倒すことにより、複数枚をス
タックすることができます。ただし、画質・傷・汚れは保証
しません。
36
用紙のセット
排紙バスケットの収納
排紙バスケットを使用しないときは、前のバスケットを垂
直の位置まで持ち上げます。ここでは後方排紙の状態から
収納状態へ切り替える手順を説明します。
PX-H9000 で、後ろのバスケットを倒している場
合は、垂直位置まで引き上げます。
A
排紙サポートを斜めの位置まで倒します。
D
以上で終了です。
排紙サポートを水平位置まで引き上げます。
B
手前のパイプに留めているマジックテープを下
側の位置に留め直し、手前のバスケットを垂直
C
に立てます。
37
自動巻き取りユニットの使い方
(PX-H9000 のみ)
オプションの自動巻き取りユニットを使用すると、印刷中
に排紙される用紙を自動的に巻き取ることができます。汚
れや折れなどを防止でき、保管や運搬にも便利です。
巻き取る方向は、2 種類あります。
Forward Backward
巻き取り紙管は正しく、しっかり固定してくだ
さい。落下によって、けがをするおそれがあり
ます。
K
ロール紙の先端部が垂直にカットされていることを確認して
ください。先端部が波打っていたり、でこぼこにカットされ
ていると、正しく巻き取れません。
本書 28 ページ「ロール紙のカット」
L
• 自動巻き取りユニットの取り付け方法は、自動巻き取りユ
ニットに添付の取扱説明書を参照してください。
• 普通紙ロールは非対応です。
• MC 厚手マット紙ロールおよび PX マット紙ロール<薄手
>は、Forward 方向で巻き取ってください。
• PX マット紙ロール<薄手>の 594mm(A1 )以 上 で は 、品
質を保つために、自動巻き取りユニットに添付のテンショ
ナーを使用してください。
本書 39 ページ「Forward での巻き取り」
用紙のセット
操作パネル
1. センサランプ
自動巻き取りユニットの状態を示します。
点灯 使用可能な状態です。
速めの点滅 動作中です。
遅めの点滅 省電力状態です。
間隔の長い点滅 エラーが発生しています。
消灯 電源が入っていません。
2. Auto スイッチ
印刷後に排紙されたロール紙を自動で巻き取ります。
Backward
Forward
Off
3. Manual スイッチ
印刷後に排紙されたロール紙を手動で巻き取ります。
Auto スイッチが Off のときに機能します。
Backward
Forward
表示 状態
項目 説明
Backward 側に(印刷面を内側にして)ロー
ル紙を巻き取ります。
Forward 側に(印刷面を外側にして)ロール
紙を巻き取ります。
ロール紙を巻き取りません。
項目 説明
Backward 側に(印刷面を内側にして)ロー
ル紙を巻き取ります。3 秒以上押すと速くな
ります。
Forward 側に(印刷面を外側にして)ロール
紙を巻き取ります。3 秒以上押すと速くなり
ます。
38
用紙のセット
Forward での巻き取り
AC100V のコンセントに電源コードのプラグを
差し込み、センサランプが点灯していることを
A
確認します。
ボタンを押して本製品の電源を入れます。
B
ロール紙の先端部を巻き取り、紙管に市販の
テープなどで 3 カ所を止めます。
G
ボタンを押して、ロール紙をたるませます。
H
Manual スイッチをForward 側に押し続け、巻き
取り紙管に三回転分以上、ロール紙を巻き取り
I
ます。
ディスプレイに自動巻き取りユニットのアイコ
ンが表示されていることを確認します。
C
アイコンが表示されていないときは、自動巻取りユ
ニットが正しく接続されているか電源が入っている
か確認してください。
ロール紙をセットします。
D
本書 25 ページ「プリンタへのセット」
ボタンを押して または を選択します。
E
巻き付け後に、ロール紙と巻き取り紙管の間に十分な
たるみがあるようにしてください。
L
PX マット紙ロール<薄手>の 594mm (A1 )以上で
は、ロール紙をたるませた部分にテンショナーを入れ
ます。テンショナーは中央付近に入れてください。
F
ボタンを押してロール紙を送ります。
39
用紙のセット
Backward での巻き取り
本製品の電源を入れて、ロール紙を引き出しま
す。
A
本書 39 ページ「Forward での巻き取り」手順
〜
ロール紙の先端部を巻き取り紙管の裏側から引
き出し、市販のテープなどで 3 箇所を止めます。
B
ボタンを押してロール紙をたるませます。
C
動作確認
セットしたロール紙が正しく巻き取られるか確認します。
動作中は自動巻き取りユニットに触れないで
ください。手や髪の毛などが巻き込まれてけが
をするおそれがあります。
Auto スイッチを、 Forward または
Backward に入れます。
A
印刷を実行します。
B
印刷が始まり、手順 で設定した巻き取り方向に
従って用紙を巻き取ります。
L
での印刷は、自動巻き取りユニットの Auto スイッ
チが Off でないとカットされません。印刷中でも Auto
スイッチを Off に切り替えるとカットされます。
Manual スイッチを Backward 側に押し続け、巻
き取り紙管に三回転分以上、ロール紙を巻き取
D
ります。
巻き付け後に、ロール紙と巻き取り紙管の間に十分な
たるみがあるようにしてください。
40
用紙のセット
巻き取り後の紙管の取り外し
巻き取り後の紙管は以下の手順で取り外してください。
Auto スイッチを Off にします。
A
ロール紙を切り離します。
B
• ボタンを押すと、ロール紙がカットされます。
• 内蔵カッターでカットできないロール紙は、市販
のハサミやカッターなどで切り離してください。
可動ユニットのロックを解除し、可動ユニット
を巻き取り紙管から取り外します。
C
巻き取り紙管を落とさないように片手で支えてくだ
さい。
使用済みロール紙の紙管を
代用する方法
使用済みロール紙の紙管を使用できます。
K
変形していたり表面に損傷部のある紙管は、巻き取り紙管と
して使用できません。
巻き取りユニットへのフランジの取り付けは、紙管サイズ
によって向きが異なります。
駆動ユニット用フランジのつまみをつまんで取
り外します。
A
巻き取り紙管を自動巻き取りユニットから取り
外します。
D
ロール紙が巻かれた紙管は 2 人で両端
を持って取り外してください。
フランジを裏返して、つまみをつまんだままフ
ランジを軸に差し込みます。
B
41
用紙のセット
稼動ユニット用フランジのつまみをつまんで取
り外します。
C
フランジを裏返して、つまみをつまんだままフ
ランジを軸に差し込みます。
D
巻き取り紙管を駆動ユニットのフランジに差し
込みます。
B
可動ユニット側のフランジを差し込み、巻き取
り紙管の側面に合わせます。
C
巻き取り紙管の取り付け
巻き取り紙管の取り付け方法は、2 インチ紙管も 3 インチ
紙管も同じです。
可動ユニットを左端に移動します。
A
可動ユニットのロックを固定します。
D
紙管がぐらつかず、きちんと固定されていることを確
認します。
42
用紙のセット
印刷可能領域
ロール紙
ロール紙の余白は、パネル設定モードの[ロール紙余白]
の設定値によって異なります。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
「ロール紙余白」の設定値 設定内容
デフォルト(初期値)
先端 & 後端 15mm
先端 35/ 後端 15mm
四辺 3mm
四辺 15mm
a=c=15mm
b=d=3mm
a=c=15mm
b=d=3mm
a=35mm
c=15mm
b=d=3mm
a,b,c,d =3mm
a,b,c,d =15mm
*1
L
以下の場合は、印刷領域からはみ出た用紙右端のデータが印
刷されません。
• 左右の余白が 15mm の設定で、用紙幅いっぱいに印刷した
り自動回転して印刷した場合
• 24 インチ幅のロール紙に、A1 サイズで印刷したり A2 横サ
イズで印刷した場合
単票紙
左右フチなし印刷すると、左右余白は 0mm になります。
左右フチなし印刷を行うと、左右余白は 0mm になります。ま
た、四辺フチなし印刷を行うと四辺の余白が0mm になります。
*1 初期値を選択すると、エプソンプロフェッショナルフォト
ペーパー<厚手光沢>、<厚手半光沢>、<厚手絹目>では
a=20mm 、c=15mm になります。また、MC マット合成紙<
のり付>では a=100mm 、c=15mm になります。
*2 プリンタドライバの[給紙方法]で[ロール紙 長尺モード]
を選択したときは、用紙上下の余白が 0mm になります。
*3 プリンタドライバで設定可能な用紙長の最大値は、以下の通
りです。
Windows : 15000mm( 590.6inch)
Mac OS X:15240mm(600inch)
それ以上の長さの用紙に印刷するときは、[ロール紙 長尺モー
ド]を選択してください(長尺モードに対応したアプリケー
ションソフトを使用したときに有効)。
K
• ロール紙の最終端が芯から外れるときに印刷が乱れます。
最終端には印刷領域がかからないように注意してくださ
い。
• 余白が変わっても印刷されるサイズは変わりません。
43
基本的な印刷方法
印刷設定と印刷の開始
基本的な印刷方法
印刷方法
印刷は接続したコンピュータから用紙サイズや給紙方法
などを設定して実行します。
印刷の手順(Windows )
用紙設定
アプリケーションソフトを起動します。
A
[ファイル]メニューから[ページ設定](また
は[プリンタ設定]などの用紙設定関連メ
B
ニュー)を選択します。
各項目を設定します。
C
[ページ設定]画面で用紙サイズなど必要な項目を設
定します。
< 例 > [ペイントの場合]
本製品を印刷可能な状態にします。
A
電源を入れて、印刷する用紙をセットします。
本書 24 ページ「用紙のセット」
印刷データを作成したら[ファイル]メニュー
から[印刷](または[プリント])を選択します。
B
本製品が選択されていることを確認し、[詳細設
定]または[プロパティ]をクリックして設定
C
画面を表示させます。
セットした用紙に合わせて[用紙種類]、[カ
ラー]、[印刷品質]などを設定します。
D
L
アプリケーションソフトによっては、独自の画面が表
示されることがあります。その場合は、アプリケー
ションソフトの取扱説明書を参照してください。
[OK ]をクリックして、[設定]画面を閉じます。
D
この後に印刷データを作成します。
44
セットした用紙に合わせて[給紙方法]と[ペー
ジサイズ]または[用紙サイズ]を選択します。
E
基本的な印刷方法
印刷の手順(Mac OS X )
設定が終了したら[OK ]をクリックします。
[ページサイズ]または[用紙サイズ]はアプリケー
ションソフトで設定した用紙サイズに合わせてくだ
さい。
設定が完了したら、[印刷]をクリックして印刷
を実行します。
F
本製品の電源を入れて、印刷する用紙をセット
します。
A
本書 31 ページ「単票紙のセット」
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
データを作成したら、アプリケーションソフト
で、[ファイル]メニュー -[プリント](または
B
[印刷]など)をクリックします。
プリント画面が表示されます。
C
Mac OS X v10.6 、v10.5 では、さらに矢印( )を
クリックするとページ設定画面の項目が設定できま
す。
画面上にプログレスメータが表示され、印刷が始まり
ます。
45
L
Mac OS X v10.4 をお使いのとき、または Mac OS X
v10.6、v10.5でお使いのアプリケーションソフトによっ
てプリント画面にページ設定画面の項目が表示されな
いときは、以下の手順でページ設定画面を表示します。
アプリケーションソフトで、[ファイル]メニュー -
[ページ設定](または[用紙設定])をクリックします。
本製品が選択されていることを確認し、用紙サ
イズの設定をします。
D
基本的な印刷方法
E
一覧から[印刷設定]を選択し、各項目を設定
します。
セットした用紙に合わせて[用紙サイズ]で以下のい
ずれかを選択します。実際は、XXXX には A4 など用
紙サイズが表示されます。
XXXX : ロール紙にフチありで印刷します。設定メ
ニューの[ロール紙余白]で設定した余白で印刷しま
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
す。
XXXX (単票紙):単票紙にフチありで印刷します。左
右上 3mm 余白、下 14mm 余白で印刷します。
フチなしや長尺印刷を行うとき ソフトウェアガ
イド(PDF マニュアル)「フチなし印刷」、「長尺印刷
(ロール紙へのバナー印刷)」
セットした用紙に合わせて[用紙種類]、[カラー]、
[印刷品質]などを設定します。通常は[印刷設定]
の各項目を設定するだけで正常に印刷できます。
設定が完了したら、[プリント]をクリックして
印刷を実行します。
F
46
用紙サイズの選択肢
[用紙サイズ]*XXXX は用紙サイズ 説明
XXXX (ロール紙(長尺)) 長尺印刷アプリケーションを使用する場合に選択します。上下には余白が
XXXX (ロール紙(フチなし、自動拡大)) ロール紙にフチなし印刷する場合に選択します。自動拡大でのフチなし印
ロ
|
ル
紙
XXXX(ロール紙(フチなし、原寸維持)) ロール紙にフチなし印刷する場合に選択します。プリンタドライバは、印
XXXX(ロール紙(フチなし、長尺)) 長尺印刷アプリケーションを使用してフチなし印刷する場合に選択しま
XXXX (単票紙(フチなし、自動拡大)) 単票紙に左右フチなし印刷する場合に選択します。自動拡大でのフチなし
単
票
紙
XXXX (単票紙(フチなし、原寸維持)) 単票紙に左右フチなし印刷する場合に選択します。原寸維持は、印刷デー
基本的な印刷方法
できません。左右に 3mm の余白ができます。
刷は、プリンタドライバが印刷データを用紙サイズより左右に約 3mm ず
つ拡大し、はみ出させて印刷します。はみ出し量は[はみ出し量設定]で
変更できます。上下方向にも左右と同じ比率で拡大します。印刷データを
自動的に拡大して印刷するため、簡単にフチなし印刷ができます。ただ
し、はみ出した部分は印刷されません。
刷データの大きさを上下左右とも維持したまま印刷します。あらかじめ、
アプリケーションソフトで用紙サイズより左右方向が各 3mm ずつ大きく
なるように印刷データを作成することで、フチなし印刷を実現します。
す。プリンタドライバは、印刷領域を用紙幅に対して左右を約 3mm ずつ
広げて印刷します。印刷データの大きさを拡大しないため、上下方向は作
成した大きさのまま印刷します。ただし、あらかじめ用紙サイズより左右
に 3mm ずつはみ出した原稿を作成する必要があります。上下にも余白は
できません。
印刷は、プリンタドライバが印刷データを用紙サイズより左右に 3mm ず
つ拡大し、はみ出させて印刷します。はみ出し量は[はみ出し量設定]で
変更できます。上下方向にも左右と同じ比率で拡大します。印刷データを
自動的に拡大して印刷するため、簡単にフチなし印刷ができます。ただ
し、左右にはみ出した部分は印刷されず、また上 3mm 、下 14mm の余白
ができます。
タの大きさを維持したまま印刷することでフチなし印刷します。あらかじ
め、アプリケーションソフトで用紙サイズより左右方向が各 3mm ずつ大
きくなるように印刷データを作成してください。
上下方向は作成された印刷データのまま印刷しますが、それぞれ上 3mm 、
下 14mm の余白ができます。
47
基本的な印刷方法
印刷状態の確認
<Windows の場合 >
印刷を開始すると進行状況(コンピュータの処理状況)を
表示するプログレスメータが表示されます。インク残量 /
型番情報などを確認できます。
<Mac OS X の場合 >
[Dock ]内にプリンタアイコンが表示されます。プリンタ
アイコンをクリックすると進行状況が表示されます。印刷
データの情報や印刷待ちデータなどが確認できるほか、印
刷の中止などもできます。
印刷中に問題が起こったときは
<Windows の場合 >
問題が発生したり、インクカートリッジ交換が必要になる
と、EPSON プリンターウィンドウ !3 にエラーメッセー
ジが表示されます。
[対処方法]をクリックすると、対処方法が表示されます。
<Mac OS X の場合 >
印刷中にエラーが発生すると[Dock ]のプリンタアイコ
ンに が表示されます。プリンタアイコンをクリックす
るとエラーの内容を確認できます。
48
基本的な印刷方法
印刷の中止方法
印刷を中止するには、状況に応じて以下の方法がありま
す。
データ転送中
コン
ピュータ
で中止
○ − コンピュータから中止したい
データ転送中 / 印刷中
○○• コンピュータから中止の操作
操作パネ
ルで
中止
操作
データを選択して中止します。
をしても、本製品の操作パネル
で中止の操作を行わないと、本
製品に蓄積されているデータ
が印刷され続けることがあり
ます。
• 本製品の操作パネルで中止の
操作をしても、コンピュータか
ら中止の操作を行わないと、本
製品をリセット後にコン
ピュータに蓄積されている
データが再送信され、印刷され
続けることがあります。
• 本製品の操作パネルで中止し
たときは、ほかの印刷データも
すべて削除されます。
コンピュータで中止(Windows )
プログレスメータが表示されているとき
[印刷中止]をクリックします。
プログレスメータが表示されていないとき
タスクバーにあるプリンタのアイコンをクリッ
クします。
A
中止したい印刷データを選択し、[ドキュメン
ト]メニューの[キャンセル]をクリックします。
B
すべての印刷データを削除するときは、[プリンタ]
メニューの[すべてのドキュメントの取り消し]をク
リックしてください。
印刷中
− ○ ほかの印刷データもすべて削除
されます。
本製品へのデータ転送が終了していると、上記画面に
印刷データは表示されません。本製品の操作パネルで
で印刷を中止してください。
以上で終了です。
49
基本的な印刷方法
コンピュータで中止(Mac OS X )
[Dock ]内の[プリンタ]アイコンをクリック
します。
A
中止したい印刷データをクリックして、[削除]
をクリックします。
B
ブラックインク種類の
使い分け
本製品にはフォトブラック、マットブラックの 2 種類の
ブラックインクがセットされています。
フォトブラックは光沢系用紙において粒状感を軽減し、な
めらかな仕上がりを実現します。マットブラックはマット
系用紙で高濃度の発色が得られます。
使用する用紙とブラックインク種類の組み合せは以下の
ページを参照してください。
用紙ガイド(冊子)
ブラックインクの種類変更は、操作パネルの ボタン
を押します。
フォトブラックからマットブラックへの切り替えには約
2 分かかり、約 1.2ml のインクが消費されます。マットブ
ラックからフォトブラックへの切り替えには約 3 分かか
り、約 3.4ml のインクが消費されます。
必要以上にインクを消費しないために、計画的に印刷する
ことをお勧めします。
本製品へのデータ転送が終了していると、上記画面に
印刷データは表示されません。本製品の操作パネルで
印刷を中止してください。
以上で終了です。
プリンタ本体で中止
ボタンを押して、[ジョブキャンセル]を選択して、
ボタンを押します。
印刷途中であっても、印刷をキャンセルします。キャンセ
ル後、印刷可能状態になるまで時間がかかることがありま
す。
L
上記の操作では、コンピュータの印刷待ちデータを削除する
ことはできません。印刷待ちデータを削除するときは前項の
「コンピュータで中止する」を参照してください。
どちらのブラックインクも使用できる用紙に印刷すると
きは、以下の手順でプリンタドライバのブラックインク種
類を選択してください。
本製品の設定メニューの[自動ブラックインク
切り替え]を[ON ]に設定します。
A
[自動ブラックインク切り替え]を[ON ]にすると、
プリンタドライバから自動切り換えができるように
なります。工場出荷時は[OFF ]に設定されています。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
プリンタドライバの[基本設定]画面
(Windows )または[印刷設定]画面(Mac OS
B
X)を表示します。
50
[用紙種類]から印刷する用紙を選択してから、
使用するブラックインクを選択します。
C
[用紙種類]で対応するブラックインクが決まってい
る用紙を選択しているときは、ブラックインク種類を
変更できません。事前にプリンタの操作パネルで使用
する用紙に対応したブラックインク種類に設定して
おきます。
Windows
基本的な印刷方法
Mac OS X
その他の設定を確認して印刷を実行します。
D
51
消耗品とオプション
消耗品とオプション
本製品で使用できる消耗品、オプションは以下の通りです。(2010 年 8 月現在)
商品名 型番 備考
エプソン製専用紙 印刷用紙に関する情報は、以下を参照してください。
用紙ガイド(冊子)
また、最新の情報は、エプソンのホームページ(http://www.epson.jp )を参照してください。
インクカートリッジ (色) (150ml )(350ml)(700ml) 本製品に添付のプリンタドライバは、純正イン
シアン
イエロー
ライトシアン
マットブラック
フォトブラック
ビビッドマゼンタ
グレー
ライトグレー
ビビッドライトマゼンタ
メンテナンスタンク
ペーパーカッター替え刃
ロール紙固定ホルダ
自動巻き取りユニット
ケーブル USB ケーブル
自動測色器 自動測色器マウンタ (44)
(PX-H9000 用)
自動測色器マウンタ (24)
(PX-H7000 用)
ロールペーパーアダプタ
ICC60 ICC57 ICC58
ICY60 ICY57 ICY58
ICLC60 ICLC57 ICLC58
ICMB60 ICMB57 ICMB58
ICBK60 ICBK57 ICBK58
ICVM60 ICVM57 ICVM58
ICGY60 ICGY57 ICGY58
ICLGY60 ICLGY57 ICLGY58
ICVLM60 ICVLM57 ICVLM58
PXMT2
PXHSPB2
ROLLH
PXHARFU2
USBCB2
PXHACM44
PXHACM24
PXHRPA
クカートリッジの使用を前提に調整されてい
ます。純正品以外をご使用になると、印刷がか
すれたり、インクエンドが正常に検出できなく
なるおそれがあります。
交換方法は以下を参照してください。
本書 57 ページ「インクカートリッジの交
換手段」
交換方法は以下を参照してください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交
換」
交換方法は以下を参照してください。
本書 60 ページ「カッターの交換」
自動巻き取りユニットは、PX-H9000 専用で
す。PX-H7000 では使用できません。取り付け
は、自動巻き取りユニットに添付の取扱説明書
を参照してください。使い方は、以下を参照し
てください。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの
使い方 (PX-H9000 のみ)」
Hi-Speed USB 対応
セットアップガイド(冊子)
取り付けと使い方は、自動測色器マウンタに添
付の取扱説明書を参照してください。
使い方は、以下を参照してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
L
• 本製品を USB ケーブルで接続するとき、 USB ハブ(複数の USB 機器を接続するための中継機)を使用する場合は、コンピュー
タに直接接続された 1 段目の USB ハブに接続することをお勧めします。また、お使いのハブによっては動作が不安定になるもの
があります。そのときはコンピュータの USB ポートに直接接続してください。
• 本製品を Ethernet でネットワーク環境に接続するときは、市販の LAN ケーブルを使用してください。
シールドツイストペアケーブル:100Base-TX の場合カテゴリ 5 以上
52
メンテナンス
メンテナンス
日常の管理
設置に適した環境
本製品は以下の条件を満たす場所に設置してください。
• 本製品の質量(PX-H9000 約 135kg / PX-H7000 約
101kg)に十分耐えられる、水平で安定した場所
• 専用の電源コンセントが確保できる場所
• 本製品の操作やメンテナンスに支障のないよう、周囲
に十分なスペースを確保できる場所
本書 95 ページ「設置スペース」
• 温度 10 〜 35 ℃、湿度 20 〜 80% の場所
ただし、上記の条件を満たしていても、使用する用紙の条
件を満たしていないと、正しく印刷できないことがありま
す。必ず用紙の条件も満たした場所で使用してください。
詳しくは、用紙の取扱説明書を参照してください。
冬に乾燥する地域やエアコンが稼動している環境、直射日
光があたる場所で使用するときは、乾燥しないように注意
し、条件範囲内の湿度を保つようにしてください。
印刷時以外のご注意
プリンタのノズルは大変小さいものです。そのため、目に
見えない小さなホコリがプリントヘッドに付着すると、目
詰まりしてしまいます。使用時以外は、ロール紙カバーや
フロントカバーは閉じてください。また、長期間使用しな
いときは、ホコリが入らないよう、静電気の発生しにくい
布やシートなどを掛けておくことをお勧めします。
用紙の取り扱いと保管
取り扱い上のご注意
用紙を取り扱う際は以下の点に注意して、各用紙の取扱説
明書の指示に従ってください。
• エプソン製の専用紙は一般室温環境下(温度15 〜 25 ℃、
湿度 40 〜 60% )で使用してください。
• 用紙を折り曲げたり、印刷面を傷付けたりしないよう
に注意してください。
• 用紙の印刷面には触れないでください。手に付いた水
分や油が印刷品質に影響します。
• ロール紙は、用紙の端を持って取り扱ってください。ま
た綿製の手袋を着用することをお勧めします。
• 単票紙は、温度や湿度などの環境の変化により、波打っ
たり、たわんでしまうことがあります。用紙を傷付け
たり汚したりしないように、手で平らな状態に修正し
てからセットしてください。
• 個装箱や個装袋は、用紙の保管時に使用しますので、な
くさないでください。
印刷後のご注意
印刷後は、以下の点に注意してください。
• 印刷物を擦ったり引っかいたりしないように注意して
ください。擦ったり引っかいたりするとインクが剥が
れることがあります。
• 印刷物の表面には触らないでください。インクが剥が
れることがあります。
• 印刷後の用紙は、重なったり折れ曲がったりしないよ
うにして、乾燥させてください。重なった状態にして
おくと、重なった部分の色が変わる(重なった部分に
跡が残る)ことがあります。この跡は乾燥させればな
くなりますが、重なっている状態で放置すると、乾燥
させても跡が消えなくなります。
• 乾燥していない状態でアルバムなどに保存すると、に
じみが発生することがあります。印刷後は印刷面が重
ならないように注意して、十分に乾燥させてください。
• ドライヤーなどを使用して乾燥させないでください。
• 直射日光に当てないでください。
• 印刷後は、変色を防ぐために用紙の取扱説明書の指示
に従って展示 / 保存してください。適切な展示 / 保存を
することによって、印刷直後の色合いを長期間保つこ
とができます。
53
メンテナンス
L
一般的に印刷物や写真などは、空気中に含まれるさまざまな
成分や光の影響などで退色(変色)していきます。エプソン
製の専用紙も同様ですが、保存方法に注意することで、変色
の度合いを低く抑えることができます。
• 各エプソン製の専用紙の詳しい印刷後の取り扱い方法は、
専用紙の取扱説明書を参照してください。
• 写真やポスターなどの印刷物は照明(光源
によって、色の見え方が異なります。本製品の印刷物も光
源の種類によって色が異なって見える場合があります。
* 光源には太陽光、蛍光灯、白熱灯などの種類があります。
*
)の違いなど
保管時のご注意
用紙を保管する際は以下の点に注意して、各用紙の取扱説
明書の指示に従ってください。
• 高温、多湿、直射日光を避けて保管してください。
• 開封後の単票紙は、個装袋に戻して個装箱に入れて水
平な状態で保管してください。
• 使用しないロール紙は、本製品から取り外し、巻き直
してから梱包されていた個装袋に包んで個装箱に入れ
て保管してください。長期間セットしたまま放置する
と、用紙品質が低下するおそれがあります。
• 用紙を濡らさないでください。
• 印刷した用紙を保存するときは、色合いを保つために、
高温、多湿、直射日光を避けて、暗所に保存すること
をお勧めします。
インクカートリッジの交換
L
電源が切れている状態でインクカートリッジを交換すると、
インク残量が正しく検出されず、インクチェックランプが点
灯する前にインクが使用できない状態になったり、正常に印
刷できなくなったりします。インクカートリッジの交換は、
必ず本書に従って交換してください。
インクの交換が必要になった /
インクが残り少なくなったときは
インクチェックランプの点滅は、インクが残り少ないこと
を示しています。また、EPSON プリンターウィンドウが
インストールされていると、インクの交換が必要になった
ときや残り少なくなったときは、コンピュータの画面に
メッセージが表示されます。インク交換のメッセージが表
示されるまで印刷できますが、インクの残りが少なくなっ
たときはできるだけ早くインクカートリッジを交換する
ことをお勧めします。9 種類のインクカートリッジのうち
ひとつでもインクが使用できないと印刷できません。印刷
の途中でインクが使用できなくなったときは、そのインク
カートリッジを交換すると印刷が続行されます。
Windows
画面上の[対処方法]をクリックすると交換手順が表示さ
れます。
Mac OS X
54
メンテナンス
インク残量を確認したいときは
プリンタのディスプレイで確認
本製品のディスプレイにはインク残量の目安が表示され
ます。
本書 11 ページ「ディスプレイ」
正確なインク残量は[プリンタステータス]メニューで確
認できます。大量に印刷する際、インク残量を確認して、
残量が少ないときは新しいインクカートリッジを準備す
ることをお勧めします。
本書 13 ページ「設定メニューの使い方」
本書 19 ページ「[プリンタステータス]メニュー」
コンピュータの画面で確認
コンピュータの画面で、EPSON プリンターウィンドウを
使うと、インク残量が表示されます。
Windows の場合
プリンタドライバの設定画面を開き、[ユーティリティ]
の[EPSON プリンターウィンドウ !3 ]をクリックします。
L
[モニタの設定]画面で[呼び出しアイコン]を設定すると、
Windows のタスクバーに EPSON プリンターウィンドウ !3 の
呼び出しアイコンが表示されます。このアイコンを右クリッ
クして、メニューからプリンタ名をクリックしても、EPSON
プリンターウィンドウ !3 を起動できます。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「ユーティリティ
タブの概要」
Mac OS X の場合
[Epson Printer Utility 4 ]画面を開いて[EPSON プリン
ターウィンドウ]をクリックします。
55
メンテナンス
インクカートリッジの種類
本製品で使用できるインクカートリッジは以下を参照し
てください。
本書 52 ページ「消耗品とオプション」
K
本製品のプリンタドライバは、本製品に対応した純正インク
カートリッジを前提に色調整されていますので、本製品に対
応した純正品以外を使うと印刷品質が低下したり、プリント
ヘッドの目詰まりやインク漏れなどの故障の原因となる可能
性があります。また、インク残量を検出できないこともあり
ます。
取り扱い上のご注意
• ディスプレイに「インク残量が少なくなりました」と
表示されたときは、印刷途中でインクが無くなること
がありますので、早期の交換をお勧めします。
• 良好な品質の印刷結果を得るために、インクカート
リッジは、装着後 6 ヵ月以内に使い切ってください。
• インクカートリッジを寒い所から暖かい所に移した場
合は、4 時間以上室温に放置してから使用してくださ
い。
• インクカートリッジは、個装箱に印刷されている有効
期限までに使用することをお勧めします。期限を過ぎ
たものを使用すると印刷品質に影響を与えることがあ
ります。
• インクカートリッジは、本製品と同じ環境下で保管し
てください。
• インクカートリッジのインク供給孔には触らないでく
ださい。インク供給部からインクが漏れることがあり
ます。
• インクカートリッジの緑色の基板部分(IC チップ)に
は触らないでください。正常に動作・印刷ができなく
なるおそれがあります。
• インクカートリッジは IC チップでインク残量などカー
トリッジ固有の情報を管理しているため、途中で抜い
ても再使用可能です。
• インクカートリッジを分解または改造しないでくださ
い。正常に印刷できなくなるおそれがあります。
• インクカートリッジを落とすなど、強い衝撃を与えな
いでください。カートリッジからインクが漏れること
があります。
• プリントヘッドを良好な状態に保つため、印刷時以外
にもヘッドクリーニングなどのメンテナンス動作で全
色のインクが消費されます。
• インクカートリッジに再生部品を使用している場合が
ありますが、製品の機能および性能には影響ありませ
ん。
交換時のご注意
• インクカートリッジは、セット前に水平方向に(5 秒ほ
ど)よく振ってください。
• インクカートリッジを取り外した状態で、本製品を放
置しないでください。本製品内部のインクが乾燥し、正
常に印刷できなくなるおそれがあります。
• インクカートリッジは、全スロットにセットしてくだ
さい。全スロットにセットしていないと印刷できませ
ん。
• インクカートリッジの交換は、本製品の電源が入って
いる状態で行ってください。電源が切れている状態で
交換すると、インク残量が正しく検出されないため正
常に印刷できなくなります。
• 使用済みのインクカートリッジは、インク供給孔部に
インクが付いている場合がありますのでご注意くださ
い。
• 本製品はプリントヘッドの品質を維持するため、イン
クが完全になくなる前に動作を停止するように設計さ
れており、使用済みインクカートリッジ内にインクが
残ります。
保管時のご注意
• 本製品と同じ環境下(温度10 〜 35 ℃ / 湿度 20 〜 80% )で
保管してください。
• インクエンド検出前に取り外したインクカートリッジ
は、インクカートリッジの個装箱に印刷されている有
効期限内であれば、再び交換して使用できます。
• インクカートリッジは、インクの供給孔部にホコリが
付かないように注意して保管してください。袋などに
入れる必要はありません。また、供給孔内部には弁が
あるため、ふたや栓をする必要はありませんが、供給
孔部で周囲を汚さないように注意してください。
56
インクカートリッジの交換手段
メンテナンス
E
交換するインクカートリッジを奥の方向に押し
ます。
本製品の電源が入っていることを確認します。
A
操作パネルの ボタンを押します。
B
L
印刷中やクリーニング中は、 は機能しません。
交換するインクカートリッジがセットされたカ
バーを選択し、
C
ボタンを押します。
カチッと音がしてインクカートリッジが少し飛び出
します。
インクカートリッジを引き抜きます。
F
インクカバーのロックが解除され、カバーが 5 mm ほ
ど開きます。
インクカバーを開きます。
D
L
インクカバーはロックが開放されるまで、無理に開か
ないでください。
K
インク供給部からインクが漏れることがあります。手
や服を汚さないように注意してください。
インクカートリッジを袋から取り出し、図のよ
うに水平方向に両側約 5cm の振り幅で 5 秒間に
G
15 回程度よく振ります。
K
インクカートリッジの緑色の基板部分(IC チップ)に
は触らないでください。正常な動作・印刷ができなく
なるおそれがあります。
57
メンテナンス
インクカートリッジの▲マークを上にして、カ
チッと音がするまで差し込みます。
H
インクカートリッジの色とインクカバー裏面のラベ
ルの色を合わせてください。
K
インクカートリッジは9 種類すべてをセットしてくだ
さい。ひとつでもセットされていないと印刷できませ
ん。
インクカバーを閉じます。
I
メンテナンスタンクの交換
メンテナンスタンクは、印刷時以外に、ヘッドクリーニン
グ時に消費されるインクを吸収するためのものです。メン
テナンスタンクは、PX-H9000 の場合は右側、左側の 2 箇
所に PX-H7000 の場合は右側の 1 箇所に装着されていま
す。本製品のディスプレイに「メンテナンスタンク空き容
量が少なくなりました」または「タンク空き容量不足」と
表示されたら、新しいメンテナンスタンクを準備してくだ
さい。「タンク空き容量なし」と表示されたらメンテナン
スタンクを交換してください。
メンテナンスタンクの空き容量を
確認したいときは
プリンタのディスプレイで確認
本製品のディスプレイには、メンテナンスタンクの空き容
量の目安が表示されます。
本書 11 ページ「ディスプレイ」
正確な空き容量は[プリンタステータス]メニューで確認
できます。大量に印刷するときは空き容量を確認して、容
量が少ない場合は新しいメンテナンスタンクを準備する
ことをお勧めします。
本書 13 ページ「設定メニューの使い方」
本書 19 ページ「[プリンタステータス]メニュー」
L
使用済みインクカートリッジの回収にご協力ください。
本書 4 ページ「インクカートリッジ回収のお願い」
コンピュータの画面で確認
コンピュータの画面で、EPSON プリンターウィンドウを
使うと、メンテナンスタンクの空き容量が表示されます。
表示手順は「インク残量の確認」と同じです。
本書 55 ページ「コンピュータの画面で確認」
58
メンテナンス
メンテナンスタンクの交換手段
本製品で使用できるメンテナンスタンクは以下を参照し
てください。
本書 52 ページ「消耗品とオプション」
K
印刷中にメンテナンスタンクの交換はしないでください。
本製品の電源を切ります。
A
新しいメンテナンスタンクを袋から取り出しま
す。
B
メンテナンスタンクを傾けないようにして、引
き出します。
C
新しいメンテナンスタンクをセットします。
E
K
緑色の基盤部分には触れないでください。
PX-H9000 で右側のメンテナンスタンクを交換
F
する場合は、
さい。
〜 の手順を繰り返してくだ
新しいメンテナンスタンクに添付されている透
明袋に、使用済みメンテナンスタンクを入れま
D
す。
L
使用済みメンテナンスタンクの回収にご協力ください。
本書 4 ページ「メンテナンスタンクのリサイクルについ
て」
59
メンテナンス
カッターの交換
用紙がきれいに切り取れなくなったり、カット部に毛羽立
ちなどが発生したりしたら、カッターを交換してくださ
い。本製品で使用できるカッターは以下を参照してくださ
い。
本書 52 ページ「消耗品とオプション」
K
カッター刃を傷付けないようにしてください。落下したり硬
い物に当てたりすると刃が欠けることがあります。
本製品の電源が入っていることを確認します。
A
用紙がセットされている場合は、取り除いてくださ
い。
操作パネルの ボタンを押してパネル設定
モードに入ります。
B
ボタンを押します。
E
カッターが交換位置まで移動します。
オプションの自動測色器が装着されている場合
は取り外して、操作パネルで電源を切ります。
F
自動測色器の取り外し方法は測色器に添付の取扱説
明書を参照してください。
カッター交換カバーのツマミを押し下げながら
下に引いて外します。
G
/ ボタンを押して[メンテナンス]を選択
し、 ボタンを押します。
C
/ ボタンを押して[カッター交換]を選択
し、 ボタンを押します。
D
カッターを固定しているネジをプラスドライバ
でゆるめます。
H
60
メンテナンス
カッターを取り外します。
I
カッターの刃でけがをしないように
十分に注意してください。また、子供
の手に触れないようにしてください。
L
使用済みのカッターは、袋などに入れて、地域の条例
や自治体の指示に従って廃棄してください。
新しいカッターを箱から取り出し、図のように
ホルダに差し込みます。
J
カッター側のピンがホルダの穴に合うように取り付
けてください。
カッター交換カバーの下側を合わせてから上側
をはめ込みます。
L
カバーの上側がカチッと音がするまでしっかりはめ
てください。
オプションの自動測色器が装着されていた場合
は取り付けて、操作パネルで電源を入れます。
M
カッターが自動で待機位置に移動します。
自動測色器を取り付けた場合は、以上で終了です。以
下の手順は不要です。
取り付け方法は測色器に添付の取扱説明書を参照し
てください。
ボタンを押します。
N
プラスドライバでネジをしっかり締め、カッ
ターを固定します。
K
K
ネジはしっかり締めてください。カッターが固定され
ないと、カット位置がずれたり曲がったりすることが
あります。
カバーを取り付けたことを確認して、もう一度
O
ボタンを押します。
61
メンテナンス
プリントヘッドの調整
印刷物に白い線が入る、印刷が汚いなど、印刷状態がおかしいときは、プリントヘッドの調整が必要です。本製品には、
プリントヘッドを常に良好な状態に保ち、最良の印刷結果を得るために、以下のようなメンテナンス機能があります。
手動で行うクリーニング機能
印刷の状況に応じて、手動でクリーニングします。
調整項目 ドライバユー
ティリティか
ら実行
ノズルチェック ○ ○ ノズルチェックパターンを印刷してプリントヘッドのノズルが目詰まり
ヘッドクリーニング○ ○ プリントヘッドの表面を清掃する機能です。
パワークリーニング− ○ ヘッドクリーニングを数回繰り返してもノズルが詰まっているときに、よ
操作パネルか
ら
実行
内容
していないか確認します。
クリーニングするヘッドを選択することもできます。
り強力なクリーニングを行います。
パワークリーニングはヘッドクリーニングよりインクが多く消費される
ため、インク残量が少ない場合は、新しいインクカートリッジを用意して
ください。
自動的に行われるクリーニング機能(自動メンテナンス機能)
調整項目 内容
自動ノズル抜け検出機能 ノズルチェックを実行し、抜けがある場合は自動的にクリーニングを実行します。
キャッピング プリントヘッドの乾燥を防ぐために、自動的にプリントヘッドにキャップ(フタ)をする機能
です。
プリントヘッドの位置調整機能
調整項目 ドライバユー
ティリティか
ら実行
ギャップ調整 ○ ○ 印刷した画像が荒れている、ぼやけた印象になるときは、ギャップ調整で
操作パネルか
ら
実行
内容
プリントヘッドの位置を調整します。
62
メンテナンス
ノズルチェック
ノズルチェックとは、プリントヘッド*1のノズル*2が目
詰まりしているかを確認するためのパターンを印刷する
機能です。ノズルチェックパターンがかすれたり、すき間
が空いたりしたら、ヘッドクリーニングを実行して、目詰
まりを解消してください。
パネル設定の[自動ノズル抜け検出]を有効にしておく
と、ノズルチェックパターンを印刷することなく、プリン
トヘッドの目詰まりの状態を本製品が判断し、自動的にク
リーニングします。
*1 プリントヘッド:用紙にインクを吹き付けて印刷する
部分。
*2 ノズル:インクを吐出するための、非常に小さな孔(あ
な)。外部からは見えない位置にある。
ノズルチェックを行うには、2 つの方法があります。
• コンピュータから行う
• プリンタの操作パネルから行う
L
インクチェックランプの点灯中は実行できません。
コンピュータから行う
ここでは Windows を例に説明します。
Mac OS X では、[Epson Printer Utility 4]を使用します。
ソフトウェアガイド( PDFマニュアル)「 Epson Printer
Utility 4 の起動方法」
[ノズルチェック]をクリックします。
C
[印刷]をクリックします。
D
ノズルチェックパターンが印刷されます。
印刷されたノズルチェックパターンを確認しま
す。
E
問題がない:[終了]をクリック
問題がある:[クリーニング]をクリック
ノズルチェックパターン印刷直後に、印刷またはク
リーニングするときは、ノズルチェックパターン印刷
が完全に終了していることを確認してから実行して
ください。
A4 サイズ以上の単票紙またはロール紙をセッ
トします。
A
使用する用紙に合わせて、給紙方法も正しく設定して
ください。
プリンタドライバの[ユーティリティ]画面を
開きます。
B
本書 24 ページ「用紙のセット」
63
メンテナンス
プリンタの操作パネルから行う
A4 サイズ以上の単票紙またはロール紙をセッ
トします。
A
使用する用紙に合わせて、給紙方法も正しく設定して
本書 24 ページ「用紙のセット」
ボタンを押してパネル設定モードに入りま
/ ボタンを押して[テスト印刷]を選択し、
ボタンを押します。
B
C
ください。
す。
印刷されたノズルチェックパターンを確認しま
す。
F
良い例
ノズルチェックパターンが欠けていません。ノズルは
目詰まりしていません。
悪い例
ノズルチェックパターンが欠けています。ノズルが目
詰まりしています。「ヘッドクリーニング」を行って
ください。
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
/ ボタンを押して[ノズルチェック]を選
択し、 ボタンを押します。
D
ボタンを押します。
E
64
メンテナンス
ヘッドクリーニング
ヘッドクリーニングは、プリントヘッドの表面を清掃する
機能です。印刷がかすれたり、すき間が空くようになった
ら、次の手順に従ってヘッドクリーニングしてください。
ヘッドクリーニングを行うには、2 つの方法があります。
• コンピュータから行う
• プリンタの操作パネルから行う
K
• ヘッドクリーニングはすべてのインクカートリッジのイ
ンクを同時に使います。モノクロ印刷などでブラック系の
インクのみを使用しているときも、ヘッドクリーニングで
はカラーインクを消費します。
• ヘッドクリーニングは、文字がかすれる、画像が明らかに
変な色で印刷されるなどの症状が出るとき以外は必要あ
りません。
• ヘッドクリーニングをした後は、必ずノズルチェックパ
ターン印刷で印刷結果を確認してください。
• ヘッドクリーニングは、インクチェックランプの点滅また
は点灯時には行えません。まずインクカートリッジを交換
してください(クリーニングに必要なインクが残っていれ
ば、操作パネルからヘッドクリーニングができることもあ
ります)。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
• 短期間にヘッドクリーニングを繰り返すと、メンテナンス
タンク内のインク蒸発が少ないためメンテナンスタンク
のインクがすぐにいっぱいになる可能性があります。メン
テナンスタンクの空き容量が少ないときは予備を用意し
ておいてください。
[スタート]をクリックします。
C
ヘッドクリーニングが始まります。ヘッドクリーニン
グは約 2 〜 13 分かかります。
[ノズルチェックパターン]をクリックします。
D
印刷されたノズルチェックパターンを確認してくだ
さい。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
コンピュータから行う
ここでは Windows を例に説明します。
Mac OS X では、[Epson Printer Utility 4]を使用します。
ソフトウェアガイド( PDFマニュアル)「 Epson Printer
Utility 4 の起動方法」
プリンタドライバの[ユーティリティ]画面を
開きます。
A
[ヘッドクリーニング]をクリックします。
B
プリンタの操作パネルから行う
印刷可能な状態で ボタンを押してパネル設
定モードに入ります。
A
/ ボタンを押して[メンテナンス]を選択
し、 ボタンを押します。
B
65
/ ボタンを押して[クリーニング]を選択
し、 ボタンを押します。
C
/ ボタンを押して[通常クリーニング]を
選択し、 ボタンを押します。
D
メンテナンス
K
• 連続して数回クリーニングしても目詰まりが解消
しないときは、パワークリーニングの実行をお勧
めします。
本書 67 ページ「パワークリーニング」
• パワークリーニングは強力なクリーニングを行う
ため、通常のクリーニングよりインクが多く消費
されます。
• パワークリーニングしても目詰まりが解消しない
ときは、本製品の電源を切って一晩以上放置して
ください。時間をおくことによって、目詰まりし
ているインクが溶解することがあります。
それでも改善されないときは、お買い求めの販売
店またはエプソンサービスコールセンターへご連
絡ください。
• ディスプレイに「クリーニングエラー」というメッ
セージが表示されたら、以下を参照して対処して
ください。
本書 74 ページ「ディスプレイにエラーメッ
セージが表示される」
L
クリーニングには、通常のヘッドクリーニングを実行
する「通常クリーニング」と、クリーニングするノズ
ルの組み合わせを選択する[分割クリーニング]があ
ります。クリーニングする色が限定できるときは[分
割クリーニング]を選択して、色の組み合わせを選択
してください。
本書 19 ページ「[メンテナンス]メニュー」
ボタンを押します。
E
電源ランプが点滅し、ヘッドクリーニング(約 2 〜
13 分)が始まります。電源ランプが点灯に戻れば、ク
リーニングは終了です。
印刷されたノズルチェックパターンを確認しま
す。
F
本書 63 ページ「ノズルチェック」
66
メンテナンス
パワークリーニング
ヘッドクリーニングを数回繰り返しても目詰まりが解消
しないときは、次の手順でパワークリーニングを行ってく
ださい。
ボタンを押してパネル設定モードに入りま
す。
A
/ ボタンを押して[メンテナンス]を選択
し、 ボタンを押します。
B
/ ボタンを押して[クリーニング]を選択
し、 ボタンを押します。
C
[パワークリーニング]を選択し、 ボタンを押
します。
D
ボタンを押します。
E
パワークリーニングが始まります。ディスプレイに
「しばらくお待ちください」と表示されます。パワー
クリーニングは約 4 分かかります。
ノズルチェックパターンを印刷して、確認しま
す。
F
キャッピング機能
キャッピングとは、プリントヘッドの乾燥を防ぐために、
自動的にプリントヘッドにキャップ(フタ)をする機能で
す。キャッピングは、以下のときに実行されます。
• 印刷終了後(印刷データが途絶えて)、数秒経過したと
き
• 印刷停止状態になったとき
正しくキャッピングされるために、以下の点に注意してく
ださい。
• プリントヘッドが右端に位置していないとき(キャッ
ピングされていない)は、一度、本製品の電源を入れ、
再度切ってください。本製品の ボタンで電源を切る
ことによって、確実にキャッピングされます。
• 用紙が詰まったときやエラーが起こったときなど、
キャッピングされていないまま電源を切ってしまった
ときは、再度電源を入れてください。しばらくすると、
自動的にキャッピングが行われますので、キャッピン
グを確認した後で電源を切ってください。
• プリントヘッドは絶対に手で動かさないでください。
• 本製品の電源が入っている状態で、電源プラグをコン
セントから抜いたり、ブレーカーを落とさないでくだ
さい。キャッピングされないことがあります。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
自動メンテナンス機能
本製品には、プリントヘッドを常に良好な状態に保ち、最
良の印刷品質を得るために自動的にメンテナンスを実行
する機能があります。
自動ノズル抜け検出機能
ノズルチェックパターンを印刷することなく、プリント
ヘッドの目詰まりの状態を本製品が判断し、自動的にク
リーニング(約 2 〜 13 分)する機能です。
本機能はパネル設定の[自動ノズル抜け検出]を ON にし
ておくと、以下のときに動作します。
①初期インク充てん後
②ヘッドクリーニング後
③印刷開始時
また、③はパネルで選択された ON(定期)、ON(ジョブ
ごと)のいずれかのタイミングで動作します。なお、自動
クリーニングはノズル抜けが復帰するまでパネルで設定
された回数(初期設定 1 回、最大 3 回)を実行しますが、
②はその設定回数に関わらず 1 回のみ実行されます。
67
メンテナンス
プリントヘッドのギャップ調整
印刷された画像にズレがあるときはギャップ調整してく
ださい。ギャップ調整とは、印刷時のプリントヘッドのズ
レを修正する機能です。
ギャップ調整するには、2 つの方法があります。
• コンピュータから行う
• プリンタの操作パネルから行う
ギャップ調整は、通常コンピュータから行ってください。
コンピュータが手元にない場合は、プリンタの操作パネル
から行ってください。
K
セットした用紙幅の分だけギャップ調整します。実際に印刷
する用紙幅のエプソン製単票紙またはロール紙(普通紙を除
く)のご使用をお勧めします。
プリンタの操作パネルから行う
自動調整では、パターンを印刷した後、センサでパターン
を読み取り、調整値を自動更新します。
手動調整では、印刷された調整パターンを確認し、調整値
を入力することで補正値を更新します。
L
普通紙は自動調整できません。
[用紙種類選択]と[用紙厚選択]
本製品にセットした用紙について設定します。
エプソン製の用紙では用紙種類を、エプソン製以外の用紙
では用紙厚を設定してください。
A4 サイズ以上の単票紙またはロール紙をセッ
トします。
A
コンピュータから行う
A4 サイズ以上の単票紙またはロール紙をセッ
トします。
A
使用する用紙に合わせて、給紙方法も正しく設定して
ください。
プリンタドライバの[ユーティリティ]画面を
表示します。
B
[ギャップ調整]をクリックします。
C
以降は、画面の表示に従ってください。
本書 24 ページ「用紙のセット」
使用する用紙に合わせて、給紙方法も正しく設定して
ください。
す。
B
し、 ボタンを押します。
C
D
セットした用紙に合わせて、用紙種類または用
紙厚を設定します。
E
エプソン製の用紙
① / ボタンを押して[用紙種類選択] を選択し、
② / ボタンを押して使用する用紙を選択し、
エプソン製以外の用紙
① / ボタンを押して[用紙厚選択] を選択し、
② / ボタンを押して用紙厚を 0.1 〜 1.5mm の
範囲で設定し、 ボタンを押します。
用紙の厚みについては、用紙の取扱説明書や用紙の購
入先にお問い合わせください。
本書 24 ページ「用紙のセット」
ボタンを押してパネル設定モードに入りま
/ ボタンを押して[ギャップ調整]を選択
/ ボタンを押して[用紙厚入力]を選択し、
ボタンを押します。
ボタンを押します。
ボタンを押します。
ボタンを押します。
68
[ギャップ調整]メニューが表示されるまで、
F
ボタンを 2 回または 3 回押します。
ギャップ調整の方法は、以下を参照してください。
本書 69 ページ「<自動調整の場合>」
本書 69 ページ「<手動調整の場合>」
メンテナンス
<自動調整の場合>
/ ボタンを押して[調整]を選択し、 ボ
タンを押します。
A
/ ボタンを押して[自動]を選択し、 ボ
タンを押します。
B
/ ボタンを押して[ Bi-D 2 色]を選択し、
C
<手動調整の場合>
プリントヘッドと用紙には、わずかな距離(プラテン
ギャップ)があるため、温度や湿度、プリントヘッドの移
動による慣性力、プリントヘッドの移動方向の違い(右か
ら左と左から右)などによって、各インクの着弾位置が合
わなくなることがあります。その結果、粒状感が出たり、
ピントがズレたような印刷結果になることがあります。
まずは UNI-D での調整をし、次に Bi-D2 色で調整します。
さらに精度の高い調整をしたいときは、Bi-D 全色で調整
してください。
ボタンを押して調整パターンを印刷しま
す。
印刷される調整パターンをセンサで読み取り、最適な
調整値を本製品へ自動登録します。
調整の結果に満足できないときは、 ボタンを押し
て 1 つ上の階層へ戻り、[Bi-D 全色]を選択します。
[Bi-D 全色]での調整でも満足できないときは、[UNI-
D ]で調整をしてみてください。
各プリントヘッドを調整するには、[Bi-D #1 ]、[Bi-D
#2 ]、[Bi-D #3 ]、[ Bi-D #4 ]を選択します。[ #1 ]〜
[#4 ]は、インクドットのサイズを示します。これは、
印刷時のプリンタドライバの設定により異なります
ので、[#1 ]〜[#4 ]の全てで調整してください。
/ ボタンを押して[調整]を選択し、 ボ
タンを押します。
A
/ ボタンを押して[手動]を選択し、 ボ
タンを押します。
B
/ ボタンを押して[UNI-D]を 選 択 し、
C
ボタンを押します。
L
単票紙に印刷すると複数枚用紙が必要です。1 枚目の
印刷が終了したら、用紙をセットし直してください。
印刷されたギャップ調整パターンを確認し、最
も筋が見えないパターンを探して、パターンの
D
番号を確認します。
操作パネルのディスプレイに[UNI-D #1C ]と
表示されたら、
E
択し、 ボタンを押します。
# 1C から# 4VLM までのすべての色について、
番号を選択し、
F
/ ボタンを押して[ Bi-D 2 色]を選択し、
G
H
I
ボタンを押します。
印刷されたギャップ調整パターンを確認し、最
も筋が見えないパターンを探して、パターンの
番号を確認します。
操作パネルのディスプレイに[Bi-D 2 色 #1LC ]
と表示されたら、
選択し、 ボタンを押します。
/ ボタンを押して番号を選
ボタンを押します。
/ ボタンを押して番号を
説明
UNI-D
Bi-D 2 色 ライトシアンとビビッドライトマゼンタイ
Bi-D 全色 すべてのインクを使い、双方向印刷で
ライトシアンを基準に、ライトシアン以外
のすべてのインクを使って色ごとの印刷位
置のズレを単方向印刷で調整します。
ンクを使って双方向印刷時のズレを調整し
ます。
ギャップ調整します。
69
#1LC から#4VLM までのすべての色について、
番号を選択し、
J
さらに精度の高い調整を行いたいときは、次項の「 BiD 全色での調整」に進みます。
ギャップ調整を終了するときは、 ボタンを押し
て、パネル設定モードから抜けます。
ボタンを押します。
メンテナンス
Bi-D 全色での調整
/ ボタンを押して[ Bi-D 全色]を選択し、
A
ボタンを押します。
L
単票紙に印刷すると複数枚用紙が必要です。1 枚目の
印刷が終了したら、用紙をセットし直してください。
印刷されたギャップ調整パターンを確認し、最
も筋が見えないパターンを探して、パターンの
B
番号を確認します。
操作パネルのディスプレイに[Bi-D 全色 #1C ]
と表示されたら、
C
選択し、 ボタンを押します。
# 1C から# 4VLM までのすべての色について、
番号を選択し、
D
/ ボタンを押して番号を
ボタンを押します。
プリンタのお手入れ
本製品をいつでも良い状態で使用できるように、定期的
(1 ヵ月に 1 回程度)に本製品のお手入れをしてください。
本製品内部に水滴や異物が入らないようにし
てください。本製品内部が濡れたり異物が混入
したりすると、印刷の品質が低下するだけでな
く、電気回路がショートするおそれがありま
す。
プリンタ外部のクリーニング
本製品から用紙を取り除きます。
A
本製品の電源を切り、ディスプレイの表示が消
えたのを確認してから電源プラグをコンセント
B
から抜きます。
柔らかい布を使って、ホコリや汚れを注意深く
払います。
C
汚れがひどいときは中性洗剤を少量入れた水に柔ら
かい布を浸し、よく絞ってからふいてください。その
後、乾いた柔らかい布で水気をふいてください。
K
ベンジン、シンナー、アルコールなどの揮発性の薬品
は使用しないでください。
プリンタ内部のクリーニング
印刷結果がこすれたり汚れたりするときは、以下の手順に
従って、本製品内部の汚れをふき取ってください。
給排紙によるクリーニング
印刷後の用紙にローラの汚れが付いたときは、以下の手順
に従って、普通紙を給排紙してローラの汚れをふき取って
ください。
本製品の電源を入れて、ロール紙をセットしま
す。
A
70
PX-H9000 の場合は 44 インチ幅、 PX-H7000 の場合
は 24 インチ幅のロール紙をセットします。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
ボタンを押します。
B
紙送りされます。
メンテナンス
手順 を 2 〜 3 回繰り返し、用紙に汚れが付かなくなっ
たら、ローラのクリーニングは終了です。
クリーニングが終了したら用紙をカットします。
本書 28 ページ「ロール紙のカット」
内部の清掃
本製品の電源を切り、ディスプレイの表示が消
えたのを確認してから電源プラグをコンセント
A
から抜きます。
電源プラグを抜いたあと 1 分程放置します。
B
フロントカバーを開け、柔らかい布(ウエスな
ど)を使って、ホコリや汚れをふき取ります。
C
下図のグレーの部分を丁寧にふいてください。汚れを
拡散させないために、下図の矢印の方向でふき取って
ください。汚れがひどいときは中性洗剤を少量入れた
水に柔らかい布を浸し、よく絞ってからふいてくださ
い。そして、最後に乾いた柔らかい布で水気をふいて
ください。
印刷時に用紙の裏が汚れるときは、樹脂部分(図
のグレーの部分)を丁寧にふきます。
D
樹脂部分に紙粉(白い粉のようなもの)が詰まっ
ているときは、つまようじなどの先の細い物で
E
中に押し込みます。
K
• クリーニング時、上図のローラーとインク吸収部
(図のピンク色の部分)には絶対に触らないでくだ
さい。印刷汚れなどの原因になります。
• 本製品内部のインクチューブには触らないでくだ
さい。
71
メンテナンス
プリンタの保管
本製品を保管するときは、インクカートリッジを取り付け
たまま、水平な状態で保管してください。
K
本製品を傾けたり、立てたり、逆さにしたりせず、水平な状
態で保管してください。
プリンタを長期間使用
しないときは
• 本製品を長期間使用しないと、プリントヘッドのノズ
ルが乾燥し目詰まりを起こすことがあります。
ヘッドの目詰まりを防ぐために、定期的に印刷するこ
とをお勧めします。また、月に 1 回は本製品の電源を
入れて、数分(1 〜 2 分)おいてください。
• インクカートリッジを取り外した状態で、プリンタを
放置しないでください。本製品内部のインクが乾燥し、
正常に印刷できなくなるおそれがあります。本製品を
使用しないときも、インクカートリッジは全色取り付
けた状態にしてください。
• 本製品を長期間使用しないときは、用紙を取り除いて
ください。用紙を本製品にセットしたまま放置すると、
紙面に用紙押さえローラの跡が付くことがあります。
6ヵ月以上使わなかったときは
• パネル設定の[自動ノズル抜け検出]を有効にしてお
くと、プリントヘッドの目詰まりの状態をプリンタが
判断し、自動的にクリーニングします。
• 本製品を長期間使用しなかったときは、必ずノズル
チェックパターンを印刷して、プリントヘッドの目詰
まりの状態を確認してください。ノズルチェックパ
ターンがきれいに印刷できないときは、ヘッドクリー
ニングをしてから印刷してください。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
本書 67 ページ「パワークリーニング」
• 本製品を長期間使用しなかったときは、ヘッドクリー
ニングを数回実行しないと、ノズルチェックパターン
が正常に印刷されないことがあります。ヘッドクリー
ニングを 3 回繰り返してもノズルチェックパターンの
印刷結果がまったく改善されないときは、パワーク
リーニングを実行してください。
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
本書 67 ページ「パワークリーニング」
• ヘッドクリーニングを繰り返した後、時間をおくこと
によって、目詰まりを起こしているインクが溶解し、正
常に印刷できるようになることがあります。
• 上記の手順を実行しても正常に印刷できないときは、
販売店またはエプソンサービスコールセンターにお問
い合わせください。
プリントヘッドの保護について
本製品には、「キャッピング機能」があります。
キャッピングとは、プリントヘッドの乾燥を防ぐために、
自動的にプリントヘッドにキャップ(フタ)をする機能で
す。
キャッピングされていない状態で長時間放置すると、印刷
不良の原因になります。プリンタを使用しないときは、プ
リントヘッドがキャッピングされていることを確認して
ください。プリントヘッドが右側にあれば、キャッピング
されています。
本書 67 ページ「キャッピング機能」
72
メンテナンス
プリンタの移動・輸送
本製品を輸送するときは、衝撃などから守るために、しっ
かりと梱包してください。
インクカートリッジは、絶対に取り外さないで
ください。
プリントヘッドが乾燥し印刷できなくなった
り、インクが漏れたりするおそれがあります。
K
必要な部分以外は触らないでください。故障の原因となりま
す。
移動・輸送の準備
電源をオフにして、本製品の電源が切れたこと
を確認してから電源コードなどのケーブル類を
A
すべて取り外します。
ロール紙やロールペーパーアダプタがセットさ
れているときは、取り外します。
B
移動・輸送後の手順
移動、輸送後は以下の手順で本製品を使用可能な状態にし
ます。
設置に適した場所か確認します。
A
B
C
D
セットアップガイド(冊子)「設置場所の確認」
電源コードを取り付けて、本製品の電源を入れ
ます。
セットアップガイド(冊子)「セットアップ」
プリントヘッドの目詰まりがないかを確認しま
す。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
ギャップ調整します。
本書 68 ページ「プリントヘッドのギャップ調整」
排紙バスケットが取り付けられているときは、
取り外します。
C
オプションの自動巻き取りユニットや自動測色
器が取り付けられているときは、取り外します。
D
フロントカバーを開けてプリントヘッド固定用
の保護具を取り付け、フロントカバーを閉めま
E
す。
セットアップガイド(冊子)「セットアップ」
移動・輸送
本製品を輸送するときは、購入時と同じ状態に梱包してく
ださい。
K
• 移動や輸送は、水平な状態で行ってください。本製品を傾
けたり立てかけたり、上下を逆にしないでください。本製
品内部でインクが漏れるおそれがあります。また、移動、
輸送後の正常な動作が保証できません。
• 輸送の際は、震動や衝撃から製品本体を守るために、保護
材や梱包材を使用して購入時と同じ状態に梱包してくだ
さい。
• スタンドに装着した状態で凸凹な通路を移動するときは、
プリンタ本体を持ち上げて移動してください。
• スタンドに装着した状態で移動したときは、移動後にスタ
ンドのすべてのネジを締め直してください。
73
困ったときは
困ったときは
ディスプレイにエラーメッセージが表示される
エラーメッセージが表示される
表示されるメッセージには、本製品の状態に関するメッセージとエラーメッセージの 2 種類があります。
本製品にエラー(正常でない状態)が発生したときは、操作パネルのランプ表示とディスプレイのメッセージでお知らせ
します。メッセージ内容を確認し、必要な処置をしてください。
用紙関連のエラーメッセージ
エラーメッセージ 内容 対処方法
用紙なし
用紙をセットしてください
用紙押さえ解除
用紙をセットしてください
斜め給紙エラー
用紙を正しくセットし直してください
用紙設定エラー
給紙方法をプリンタドライバの設定と合
せてください
用紙カットエラー
カットされなかった用紙を取り除いてく
ださい
カッター動作時の負荷が大きくなってい
ます。カッターユニットの交換をおすす
めします。
用紙認識エラー
マニュアルを参照し、用紙を正しくセッ
トしてください
用紙がセットされていません。用紙をセットしてください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
用紙をセットしないまま
ボタンを押しました。
印刷の途中で用紙がなくなり
ました。
用紙押さえが解除されています。用紙をセットして ボタンを押します。
用紙が斜めに給紙されています。• 印刷領域に正しく印刷されていない可能性があります。
プリンタドライバの給紙方法
と操作パネルの設定が異なっ
ています。
ロール紙が正しくカットされ
ませんでした。
カッターが消耗しています。 カッターを交換してください。
用紙が正しくセットされてい
ません。
ボタンを押して用紙押さえを解除してから、用紙を
セットしてください。
ボタンを押して用紙押さえを解除してから、印刷の
終了した用紙を取り外し、新しい用紙をセットしてくださ
い。残ったデータが印刷されます。
印刷結果を確認してください。
• ボタンを押して用紙押さえを解除してから、次の
印刷のために用紙を正しくセットし直してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
パネルの設定とセットしている用紙、およびプリンタドラ
イバの設定を確認してください。
• ボタンを押して用紙押さえを解除してから、フロ
ントカバーを開けて、カットされなかった用紙片を取り
除きます。
本書 90 ページ「以下の手順で詰まった用紙を取り
除いてください。」
• カッター刃が磨耗している場合は、交換してください。
本書 60 ページ「カッターの交換」
本書 60 ページ「カッターの交換」
ボタンを押して用紙押さえを解除してから、用紙を
取り除き、正しくセットし直してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
74
困ったときは
エラーメッセージ 内容 対処方法
用紙読み取りエラー
ボタンを押し、異なる用紙を使用し
てください
用紙残量が少なくなりました 用紙残量が少なくなりました。新しいロール紙を用意し、交換に備えてください。
フチなし印刷不可
フチなし対応サイズの用紙をセットする
か、用紙を正しい位置にセットしてくだ
さい
排紙失敗
プリンタから用紙を取り除いてください
用紙サイズエラー
正しいサイズの用紙をセットしてくださ
い
用紙詰まり
詰まった用紙を取り除いてください
バーコードが正しく読み取れ
ません。
フチなし印刷に対応していな
い用紙がセットされていま
す。
単票紙のサイズが正しく認識
されていません。
用紙が正しい位置にセットさ
れていません。
単票紙モードでロール紙を使
用しました。
本製品にセットした用紙サイ
ズと印刷データの用紙サイズ
が異なっています。
用紙が詰まりました。 詰まった用紙を取り除いてください。
ボタンを押しエラーを解除するか、 ボタンを押
して用紙押さえを解除してから、異なる用紙をセットし直
してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
ボタンを押してジョブキャンセルし、セットされて
いる用紙を排紙します。排紙後、正しいサイズの用紙を
セットしてください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
用紙ガイド(冊子)
用紙が波打ったり、たわんでいると用紙サイズを正しく認
識できません。用紙を平らな状態に修正してから本製品に
セットしてください。
本書 31 ページ「単票紙のセット」
用紙を正しくセットし直してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
ボタンを押して用紙押さえを解除してから、用紙を
取り除いてください。
印刷データと同じサイズの用紙をセットしてください。
本書 90 ページ「以下の手順で詰まった用紙を取り除
いてください。」
プリンタ本体関連のエラーメッセージ
エラーメッセージ 内容 対処方法
フロントカバー開
フロントカバーを閉じてください
インクカバー開
左右のインクカバーを閉じてください
インクカバー開
右側のインクカバーを閉じてください
インクカバー開
左側のインクカバーを閉じてください
インクカバー開放不可
右インクカバーの前に障害物がある場合
は取り除き、その後
再度インクカバー開放ボタンを押してく
ださい
インクカバー開放不可
左インクカバーの前に障害物がある場合
は取り除き、その後
再度インクカバー開放ボタンを押してく
ださい
ファームウェアアップデートエラー
アップデートに失敗しました
電源を再投入してください
フロントカバーが開いています。フロントカバーを閉じてください。
インクカバーが開いています。インクカバーを閉じてください。
インクカバーが開きません。 インクカバーをふさいでいる物があれば取り除き、再度
ファームウェアのアップデー
トが失敗しました。
ボタンを押してください。
電源を一旦切り、しばらくたってから再度電源を入れてく
ださい。
MAXART リモートパネル 2 で、再度ファームウェアをアッ
プデートしてください。
75
困ったときは
エラーメッセージ 内容 対処方法
プリンタエラー
プリンタを再起動してください
コマンドエラー
ドライバの設定を確認してください
エラー復帰途中で本製品の再
起動が必要になっています。
• 本製品が対応していない形
式のデータを受信しまし
た。
• 受信コマンドにエラーがあ
ります。
使用するプリンタドライバ
と、接続されているプリンタ
が異なっている可能性があり
ます。
メンテナンス関連のエラーメッセージ
エラーメッセージ 内容 対処方法
調整エラー
ボタンを押したあと、マニュアルを
参照し、調整に対応した用紙をセットし
てください
クリーニングエラー
自動クリーニングに失敗しました
やり直しますか?
はい / いいえ
クリーニングエラー
インク残量またはメンテナンスタンク空
き容量不足ですクリーニングを続行しま
すか
はい(推奨)/ いいえ
クリーニング実行インク量不足
インクカートリッジを交換してください
クリーニング実行インク量不足
使用中のインクカートリッジはクリーニ
ング後再セットすれば印刷可能です
カートリッジなし
インクカートリッジをセットしてくださ
い
インクカートリッジ
インク残量が限界値以下のためカート
リッジ交換が必要です
ブラックインクエラー
選択されているブラックインクの種類が
異なります。印刷を中止するにはリセッ
トボタンを、印刷を続行するにはブラッ
クインク切り替えボタンを押してくださ
い。
インク残量が少なくなりました インクの残量が少なくなりま
セットした用紙はギャップ調
整に適していません。
自動クリーニングを実行しま
したが、ノズルがまだ目詰ま
りしています。(印刷開始時の
場合は、実行回数が 3 回(最
大)に達したとき)
クリーニング中に必要なイン
ク残量もしくはメンテナンス
タンク空き容量が足りなくな
りました。
クリーニングに必要なインク
残量が不足しています。
クリーニングに必要なインク
残量が不足しています。
インクカートリッジがセット
されていないか、外れていま
す。
インクがなくなりました。 新しいインクカートリッジと交換してください。
ブラックインクカートリッジ
の設定が、操作パネルの設定
とプリンタドライバで異なっ
ています。
した。
電源を一旦切り、しばらく待ってから再度電源を入れてく
ださい。
印刷を中止し、 ボタンを押してジョブキャンセル
し、本製品をリセットしてください。
印刷を中止し、 ボタンを押してジョブキャンセル
し、本製品をリセットしてください。接続されているプリ
ンタと、プリンタドライバが一致しているか確認してくだ
さい。
ボタンを押してエラーを解除します。 ボタンを
押して用紙押さえを解除してから、ギャップ調整に適した
用紙をセットし直してください。エプソン製専用紙または
エプソン純正専用紙(普通紙を除く)のご使用をお勧めし
ます。
本書 68 ページ「プリントヘッドのギャップ調整」
ボタンを押してエラーを解除し、再度クリーニング
をしてください。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
クリーニングが開始されない場合は、コンピュータで印刷
を中止し、本製品の電源を一旦切ってから再度入れてくだ
さい。
[はい]を選択すると、インクカートリッジまたはメンテ
ナンスタンク交換のメッセージが表示されます。新しいイ
ンクカートリッジまたはメンテナンスタンクと交換して、
クリーニングを続行してください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
新しいインクカートリッジと交換してください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
新しいインクカートリッジと交換してください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
新しいインクカートリッジを正しく取り付けてください。
エラーを起こしたインクカートリッジは取り付けないで
ください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
印刷を中止するには ボタンを押してください。
ブラックインクカートリッジを切り替えて印刷を続行す
る場合は、 ボタンを押してください。
本書 50 ページ「ブラックインク種類の 使い分け」
新しいインクカートリッジを用意して、交換に備えてくだ
さい。
本書 56 ページ「インクカートリッジの種類」
76
エラーメッセージ 内容 対処方法
カートリッジエラー
インクカートリッジを交換してください
タンクなし
左側のメンテナンスタンクをセットして
ください
タンクなし
右側のメンテナンスタンクをセットして
ください
タンク空き容量不足
右側のメンテナンスタンクを交換してく
ださい
メンテナンスタンク空き容量が少なくな
りました
タンクエラー
左側のメンテナンスタンクを交換してく
ださい
タンクエラー
右側のメンテナンスタンクを交換してく
ださい
タンク空き容量限界値以下
左側のメンテナンスタンクを交換してく
ださい
タンク空き容量限界値以下
右側のメンテナンスタンクを交換してく
ださい
インクカートリッジ
純正のカートリッジに交換してください
インクカートリッジ
非純正品です 本来の性能が発揮できな
い場合があります 使いますか
エプソンの保証を受けられない場合があ
ります 同意しますか
しない
する
カートリッジエラー
正しいインクカートリッジをセットして
ください
ノズル詰まりエラー
インク残量不足です
クリーニングを続行しますか
はい(推奨)
いいえ
困ったときは
装着しているインクカート
リッジが以下のいずれかの要
因で正常動作しません。
①不良箇所がある。
②接触不良がある。
③結露している。
メンテナンスタンクが取り外
されています。
メンテナンスタンクの空き容
量が不足しているため、ク
リーニングができません。
メンテナンスタンクの空き容
量が少なくなりました。
装着しているメンテナンスタ
ンクが以下のいずれかの要因
で正常動作しません。
①不良箇所がある
②接触不良がある
メンテナンスタンクの空き容
量がありません。
取り付けたインクカートリッ
ジの型番が、本製品で使用で
きる純正の型番ではありませ
ん。
取り付けたインクカートリッ
ジの型番が、本製品で使用で
きる純正の型番ではありませ
ん。
本製品では使用できないイン
クカートリッジがセットされ
ています。
クリーニング中に必要なイン
ク残量が足りなくなりまし
た。
• インクカートリッジをセットし直してください。セット
し直しても同じエラーが発生するときは、新しいインク
カートリッジに交換してください(不良インクカート
リッジは取り付けないでください)。
本書 56 ページ「インクカートリッジの種類」
本書 57 ページ「インクカートリッジの交換手段」
• 結露している可能性があるので、4 時間以上室温で放置
してから装着し直してください。
本書 56 ページ「取り扱い上のご注意」
メンテナンスタンクを正しく取り付けてください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
新しいメンテナンスタンクと交換してください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
新しいメンテナンスタンクを用意し、交換に備えてくださ
い。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
メンテナンスタンクをセットし直してください。
セットし直しても同じエラーが発生するときは、新しいメ
ンテナンスタンクに交換してください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
新しいメンテナンスタンクと交換してください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
本製品で使用できる純正型番のインクカートリッジを取
り付けてください。
本書 56 ページ「インクカートリッジの種類」
本書 57 ページ「インクカートリッジの交換手段」
[しない]を選択して、本製品で使用できる純正型番のイ
ンクカートリッジを取り付けてください。[する]を選択
すると、保証を受けられないことがあります。
本書 56 ページ「インクカートリッジの種類」
本書 57 ページ「インクカートリッジの交換手段」
本製品で使用できるインクカートリッジを正しくセット
してください。
本書 56 ページ「インクカートリッジの種類」
本書 57 ページ「インクカートリッジの交換手段」
[はい]を選択すると、インクカートリッジ交換のメッセー
ジが表示されます。新しいインクカートリッジと交換し
て、クリーニングを続行してください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
77
困ったときは
エラーメッセージ 内容 対処方法
ノズル詰まりエラー
メンテナンスタンク
空き容量不足です
クリーニングを続行しますか
はい(推奨)
いいえ
ノズル目詰まり検出
クリーニングをお勧めします
クリーニング中に必要なメン
テナンスタンク空き容量が足
りなくなりました。
プリントヘッドのノズルが目
詰まりしています。
オプション関連のエラーメッセージ
エラーメッセージ 内容 対処方法
自動巻き取りユニット未接続
マニュアルを参照して、自動巻き取りユ
ニットを本体に接続し直してください
その後、電源を再投入してください
自動巻き取りユニット未接続
自動巻き取りユニットの接続が確認でき
ません。この状態でプリンタを使います
か?
いいえ
はい
自動巻き取りユニットエラー
自動巻き取りユニットの状態を確認し、
電源を再投入してください
巻き取りエラー
自動巻き取りユニットのセンサ部に障害
物がないか確認し用紙をセットし直して
ください
自動測色器未接続
マニュアルを参照して自動測色器を正し
く接続し電源を入れ直してください
測色器(ILS20 )未接続
マニュアルを参照して自動測色器に測色
器(ILS20 )を正しく接続し、電源を入れ
直してください
自動巻き取りユニットが正し
く接続されていません。
自動巻き取りユニットが正し
く接続されていません。
ロール紙が自動巻き取りユ
ニットに正しくセットされて
いません。
自動巻き取りユニットが用紙
を巻き取りません。
自動測色器が正しく接続され
ていません。
測色器が正しく接続されてい
ません。
[はい]を選択すると、メンテナンスタンク交換のメッセー
ジが表示されます。新しいメンテナンスタンクと交換し
て、クリーニングを続行してください。
本書 58 ページ「メンテナンスタンクの交換」
ヘッドクリーニングを行い目詰まりを解消してください。
このメッセージは目詰まりが解消するまで表示され続け
ますが、チェックパターン印刷を行うと消えます。メッ
セージ表示中も印刷は可能です。
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
本製品の電源を切ってから、自動巻き取りユニットを正し
く接続し直してください。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方 (PX-
H9000 のみ)」
「いいえ」を選択して、本製品の電源を切ってから、自動
巻き取りユニットを正しく接続し直してください。「はい」
を選択すると、自動巻き取りユニットを使用せずに印刷を
続行します。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方 (PX-
H9000 のみ)」
ボタンを押して用紙押さえを解除してから、ロール
紙を自動巻き取りユニットに正しくセットし直してくだ
さい。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方 (PX-
H9000 のみ)」
自動巻き取りユニットのセンサ部に障害物があれば取り
除きます。その後、 ボタンを押して用紙押さえを解除
してから、ロール紙を自動巻き取りユニットに正しくセッ
トし直してください。
本書 38 ページ「自動巻き取りユニットの使い方 (PX-
H9000 のみ)」
本製品の電源をオフにしてから、自動測色器を正しく接続
し直してください。
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
本製品の電源をオフにしてから、測色器を正しく接続し直
してください。
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
78
困ったときは
エラーメッセージ 内容 対処方法
自動測色器エラー
マニュアルを参照して対処方法を確認し
てください
NN
* NN はエラー番号
自動測色器未接続
自動測色器の接続が確認できません。こ
の状態でプリンタを使いますか?
いいえ
はい
自動測色器の初期設定が行われていません。自動測色器の初期設定が行わ
エラー番号:01
装着している自動測色器が正
しく取り付けられていないた
め正常動作しません。
エラー番号:13
以下のいずれかの要因で紙押
さえ板が正常動作しません。
• バッキングが正しく取り付
けられていない
• 紙押さえ板とバッキングの
間に異物がある
• 仕様外の用紙を使用してい
る
• 動作保証範囲外の環境で使
用している
エラー番号:15
以下のいずれかの要因でキャ
リッジが正常動作しません。
• キャリッジ走行範囲に異物
がある
• バッキングが正しく取り付
けられていない
• キャリブタイルホルダが正
しく装着されていない
• 仕様外の用紙を使用してい
る
•
動作保証範囲外の環境で使
用している
エラー番号:80
測色動作が行えませんでし
た。
エラー番号:12、14、D5、D6、
65
自動測色器にトラブルが発生
しました。
自動測色器が正しく接続され
ていません。
れていません。
本製品の電源を切ってから自動測色器を一旦取り外し、正
しく取り付け直して本製品の電源を入れてください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)「マ
ウンタの取り外し方」
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
再度エラーが発生するときは、お買い求めの販売店または
エプソンサービスコールセンターに連絡してください。
• 本製品の電源を切ってから自動測色器を取り外してく
ださい。バッキングの周囲に梱包材や異物があれば取り
除き、バッキングを正しく取り付け直して本製品の電源
を入れてください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
• 用紙種類と使用環境に問題ないか確認してください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
「対応用紙」
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
「本製品の仕様」
再度エラーが発生するときは、お買い求めの販売店または
エプソンサービスコールセンターに連絡してください。
• 本製品の電源を切ってから自動測色器を取り外してく
ださい。バッキングの周囲に梱包材や異物があれば取り
除き、バッキングを正しく取り付け直してプリンタの電
源を入れてください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
• 用紙種類と使用環境に問題ないか確認してください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
「対応用紙」
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
「本製品の仕様」
再度エラーが発生するときは、お買い求めの販売店または
エプソンサービスコールセンターに連絡してください。
本製品の電源を切ってから測色器と白基準タイルを自動
測色器マウンタから取り外します。測色器と白基準タイル
のラベルの番号が同じか確認し、違っていれば同じ番号の
組み合わせで使用します。測色器のレンズや白基準タイル
が汚れているときは、クリーニングします。正しく取り付
け直して、本製品の電源を入れてください。
自動測色器 ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
再び同じエラーが発生するときは、お買い求めの販売店ま
たはエプソンサービスコールセンターに連絡してくださ
い。
エラー番号をお控えの上、お買い求めの販売店またはエプ
ソンサービスコールセンターに連絡してください。
[いいえ]を選択して、本製品の電源をオフにしてから、
測色装置を正しく接続し直してください。[はい]を選択
すると、印刷を続行します。
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
以下の取扱説明書を参照して、初期設定してください。
自動測色器ユーザーズガイド(PDF マニュアル)
79
困ったときは
エラーメッセージ 内容 対処方法
測色器(ILS20 )未接続
測色器(ILS20 )の接続が確認できません。
この状態でプリンタを使いますか?
いいえ
はい
測色器が正しく接続されてい
ません。
[いいえ]を選択して、本製品の電源をオフにしてから、
測色器を正しく接続し直してください。[はい]を選択す
ると、印刷を続行します。
自動測色器 セットアップガイド(冊子)
サービスコールエラー / メンテナンスコールエラー
エラーメッセージ 内容 対処方法
メンテナンスコール
NNNN
サービスコール
nnnn
電源をオン/オフしても復帰しなけれ
ば、番号をサービスコールセンターに連
絡してください
交換部品の交換時期が近付き
ました。
3000 が表示されたときは、電
源コードがコンセントまたは
プリンタ背面の電源コネクタ
に、正しく差し込まれていま
せん。
エラー状態の解除が不可能な
トラブルが発生しました
(「nnnn 」はどんなトラブルが
発生したかを示すコードで
す)。
エプソンサービスコールセンターへ連絡してください。部
品を交換しない限り解除されません。対処方法は以下を参
照してください。
本書 80 ページ「メンテナンスコールが発生したら」
電源を一旦切り、電源コードをコンセントまたは本製品背
面の電源コネクタにしっかり差し込んで、電源を数回入れ
直してください。エラーが解除されたら、そのまま使用で
きます。再び同じエラーが発生したら、エプソンサービス
コールセンターへ連絡してください。対処方法は以下を参
照してください。
本書 80 ページ「サービスコールが発生したら」
電源を一旦オフにして電源を数回入れ直してください。エ
ラーが解除されたら、そのまま使用可能です。再び同じエ
ラーが発生したら、エプソンサービスコールセンターへ連
絡してください。対処方法は以下を参照してください。
本書 80 ページ「サービスコールが発生したら」
メンテナンスコールが発生したら
メンテナンスコールは、プリンタの交換部品の交換時期が近付いたことを示す警告メッセージです。「メンテナンスコー
ル NNNN 」が表示された場合は、すぐにお買い求めの販売店またはエプソンサービスコールセンターに連絡してくださ
い。連絡の際には、「NNNN 」(メンテナンスコール番号)を必ず伝えてください。エプソンサービスコールセンターにつ
いては、巻末を参照してください。メンテナンスコールが発生した状態で使い続けると、サービスコールが発生します。
サービスコールが発生したら
サービスコールは以下の場合に表示されるエラーメッセージです。
• 電源コードがコンセントまたは本製品背面の電源コネクタに正しく差し込まれていない
• エラー状態の解除が不可能なトラブルが発生した
サービスコールが発生すると、「サービスコール nnnn 」と表示され、本製品は自動的に印刷を停止します。電源を一旦切
り、電源コードがコンセントまたは本製品背面の電源コネクタに、正しく差し込まれているか確認します。電源プラグを
しっかり差し込んでから再度電源を入れてください。サービスコールのメッセージが表示されなくなった場合は、しばら
くそのままお使いいただくことができます。再度同じサービスコールのメッセージが表示されて本製品が使用できなく
なった場合は、お買い求めの販売店またはエプソンサービスコールセンターに連絡してください。連絡の際には、必ず
「nnnn 」(サービスコール番号)を伝えてください。エプソンサービスコールセンターについては、巻末を参照してくだ
さい。
80
困ったときは
原因の確認と対処方法
印刷できない(プリンタが動かない)
トラブル状態 対処方法
電源が入らない
プリンタドライバが正しくインス
トールされていない(Windows )
電源プラグがコンセントまたは本製品から抜けていませんか?
M
差し込みが浅かったり、斜めになっていないか確認し、しっかりと差し込んでく
ださい。
電源コンセントに問題がありませんか?
M
ほかの電気製品の電源プラグを差し込んで、動作するかどうか確かめてくださ
い。
[プリンタ]または[プリンタと FAX ]フォルダに本製品のアイコンは
M
ありますか?
• アイコンがある
プリンタドライバはインストールされています。次ページの「プリンタとコン
ピュータの接続に異常がある」を確認します。
• アイコンがない
プリンタドライバが正常にインストールされていません。プリンタドライバを
インストールしてください。
プリンタドライバが正しくインス
トールされていない(Mac OS X )
印刷するポートの設定が使用する本製品の接続先と合ってますか?
M
印刷先のポートを確認します。
プリンタのプロパティ画面で[ポート]タブをクリックし、[印刷するポート]
を確認します。
• USB :[USBxxx ](x はポート番号を表す数字)
• ネットワーク接続:適切な IP アドレスなど
表示がない場合はプリンタドライバが正しくインストールされていません。プリ
ンタドライバを削除して、インストールし直してください。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「プリンタドライバの削除」
本製品がプリンタリストに追加されていますか?
M
Mac OS X v10.4 :
①ハードディスクのアイコンをダブルクリックします。
②[アプリケーション]フォルダー[ユーティリティ]フォルダの順にダブルク
リックします。
③[プリンタ設定ユーティリティ]をダブルクリックします。
プリンタ名が表示されないときは、プリンタを追加してください。
Mac OS X v10.6 、v10.5 :
①ハードディスクのアイコンをダブルクリックします。
②[アプリケーション]フォルダー[システム環境設定]の順にダブルクリック
します。
③[プリントとファクス]をダブルクリックします。
プリンタ名が表示されないときは、プリンタを追加してください。
81
トラブル状態 対処方法
プリンタとコンピュータの接続に異
常がある
困ったときは
ケーブルが外れていませんか?
M
プリンタ側のコネクタとコンピュータ側のコネクタにインターフェイスケーブ
ルがしっかり接続されているか確認してください。また、ケーブルが断線してい
ないか、変に曲がっていないか確認してください。予備のケーブルをお持ちの場
合は、差し換えてご確認ください。
コンピュータの仕様が、それぞれのケーブルの接続条件を満たしていま
M
すか?
インターフェイスケーブルの型番・仕様を確認し、コンピュータの種類や本製品
の仕様に合ったケーブルかどうかを確認してください。
本書 93 ページ「システム条件」
プリンタ切り替え機などを使っていませんか?
M
本製品とコンピュータの接続に、プリンタ切替機や延長ケーブルを使用している
と、その組み合わせによっては正常に印刷できないことがあります。本製品とコ
ンピュータをインターフェイスケーブルで直結し、正常に印刷できるか確認して
ください。
USB ハブを使用している場合、使い方は正しいですか?
M
USB は仕様上、USB ハブを 5 段まで縦列接続できますが、本製品はコンピュー
タに直接接続された 1 段目の USB ハブに接続することをお勧めします。また、
お使いのハブによっては動作が不安定になるものがありますので、このようなと
きはコンピュータの USB ポートに直接接続してください。
ネットワーク環境下で印刷ができな
い
プリンタ側でエラーが発生している
USB ハブが正しく認識されていますか?( Windows)
M
コンピュータで USB ハブが正しく認識されているか確認してください。正しく
認識されている場合は、コンピュータの USB ポートから、USB ハブをすべて外
してから、本製品の USB コネクタをコンピュータの USB ポートに直接接続して
みてください。USB ハブの動作に関しては、USB ハブのメーカーにお問い合わ
せください。
ネットワーク上の設定は正しいですか?
M
ネットワークの設定については、ネットワークの管理者にお問い合わせくださ
い。
本製品とコンピュータを USB 接続して、印刷してみてください。
M
USB の接続で印刷ができるのであれば、ネットワークの環境に問題があります。
システム管理者に相談するか、お使いのシステムの取扱説明書を参照してくださ
い。USB 接続で印刷ができない場合は、本書の該当項目を参照してください。
操作パネルのランプ表示とディスプレイのメッセージで確認します。
M
本書 10 ページ「ランプ」
本書 74 ページ「ディスプレイにエラーメッセージが表示される」
82
トラブル状態 対処方法
印刷が中断されている
困ったときは
印刷キューのステータスが「一時停止」になっていませんか?
M
(Windows )
印刷途中で印刷を中断したり、何らかのトラブルで印刷が停止すると、印刷
キューのステータスが「一時停止」になります。このままの状態で印刷を実行し
ても印刷されません。
[プリンタ]フォルダの本製品のアイコンをダブルクリックし、プリンタが一時
停止状態の場合は[プリンタ]メニューの[一時停止]をクリックしてチェック
を外します。
プリンタ設定ユーティリティ(またはプリントセンター)で、状況が
M
「停止中」になっていませんか?(Mac OS X )
Mac OS X v10.4 :
プリンタ設定ユーティリティで[ジョブの停止]をクリックすると、停止が解除
されるまで印刷されません。
①[アプリケーション]フォルダー[ユーティリティ]フォルダー[プリンタ設
定ユーティリティ]の順にダブルクリックします。
②状況が[停止中]と表示されているプリンタがあったら、そのプリンタをダブ
ルクリックします。
③停止中のジョブをクリックし、[ジョブを開始]をクリックします。
あてはまるトラブル状態がない
印刷時など、Dock に[プリンタ設定ユーティリティ](または[プリントセン
ター])が表示されているときは、次の手順でも確認できます。
① Dock で[プリンタ設定ユーティリティ](または[プリントセンター])のア
イコンをクリックします。
②状況が[停止中]と表示されているプリンタがあったら、そのプリンタをダブ
ルクリックします。
③停止中のジョブをクリックし、[ジョブを開始]をクリックします。
Mac OS X v10.6 、v10.5 :
[プリントとファクス]で[プリンタを一時停止]をクリックすると、停止が解
除されるまで印刷されません。
①[アプリケーション]フォルダ−[システム環境設定]−[プリントとファク
ス]の順にダブルクリックします。
②状況が[一時停止中]と表示されているプリンタがあったら、そのプリンタを
ダブルクリックします。
③[プリンタを再開]をクリックします。
プリンタドライバのトラブルか、アプリケーションソフトのトラブルか
M
判断します。
プリンタドライバから印字テストすることにより、本製品とコンピュータの接
続、およびプリンタドライバの設定が正しいかどうかを確認できます。
①本製品が印刷可能状態であること(電源が入っていること)を確認し、本製品
に A4 サイズ以上の用紙をセットします。
②[スタート]から[プリンタと FAX ]または[プリンタ]フォルダを開きます。
③本製品のアイコンを右クリックし、表示されたメニューから[プロパティ]を
選択します。
④プロパティ画面で[全般]タブを選択し、[テストページの印刷]をクリック
します。
しばらくすると、テストページの印刷が始まります。
• テストページが正しく印刷されたときは、本製品とコンピュータの設定は正常
です。続いて本書の次の確認項目へ進んでください。
• テストページが正しく印刷されないときは、本書のここまでの項目を再度確認
してください。
本書 81 ページ「印刷できない(プリンタが動かない)」
* テストページに記載されている「ドライババージョン」とは Windows 内部のド
ライバのバージョンであり、お客様がインストールされた当社のプリンタドライ
バのバージョンとは異なります。
83
プリンタは動くが印刷されない
トラブル状態 対処方法
インクカートリッジに異常がある
プリントヘッドは動くが印刷しない
プリントヘッドは動くが印刷しないときは、本製品の動作確認をしてく
M
ださい。
ノズルチェックパターンを印刷してください。コンピュータと接続していない状
態で、本製品の動作や印刷状態を確認できます。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
ノズルチェックパターンが正常に印刷されない場合はプリントヘッド
M
をクリーニングしてください。
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
本製品の電源が入っていない状態でインクカートリッジを交換すると、インク残
量が正しく検出されず、インクカートリッジの交換が必要になってもインク
チェックランプが点灯しなかったり、正常な印刷ができないことがあります。イ
ンクカートリッジの交換は、必ず本書に従って交換してください。
本書 54 ページ「インクカートリッジの交換」
本製品を長期間使用していなかったのではありませんか?
M
本製品を長期間使用しないでいると、プリントヘッドのノズルが乾燥して目詰ま
りを起こすことがあります。本製品を長期間使用しなかったときの処置は、以下
を参照してください。
本書 72 ページ「6 ヵ月以上使わなかったときは」
操作パネルの画面に[モーター自動調整中]というメッセージが表示さ
M
れていませんか?
内部のモーターを調整していますので、電源を切らずにそのままお待ちくださ
い。
困ったときは
84
印刷品質 / 印刷結果のトラブル
トラブル状態 対処方法
印刷品質が悪い / ムラがある/ 薄い / 濃
い
プリントヘッドのノズルが目詰まりしていませんか?
M
プリントヘッドが目詰まりを起こしていると、特定の色が出なくなり印刷品質が
悪くなります。ノズルチェックパターンを印刷してみてください。
本書 63 ページ「ノズルチェック」
プリントヘッドにずれ(ギャップ)が生じていませんか?(双方向印刷
M
時)
双方向印刷では、プリントヘッドが左右どちらに移動するときも印刷します。こ
のとき、プリントヘッドのずれ(ギャップ)により、罫線がずれて印刷されるこ
とがあります。双方向印刷をしていて縦の罫線がずれるときは、ギャップ調整を
してください。
本書 68 ページ「プリントヘッドのギャップ調整」
インクカートリッジは推奨品(当社純正品)を使用していますか?
M
本製品は、純正インクカートリッジの使用を前提に調整されています。純正品以
外をご使用になると、ときに印刷がかすれたり、インクエンドが正常に検出でき
なくなるなどで色合いが変わることがあります。必ず正しいインクカートリッジ
を使用してください。
困ったときは
古くなったインクカートリッジを使用していませんか?
M
古くなったインクカートリッジを使用すると、印刷品質が悪くなります。新しい
インクカートリッジに交換してください。インクカートリッジは、個装箱に記載
されている有効期限内(プリンタ装着後は 6 ヵ月以内)に使用することをお勧め
します。
[用紙種類]の設定は正しいですか?
M
プリンタドライバの[基本設定]画面(Windows)/ [印刷]画面(Mac OS X )
の用紙種類の設定と実際の用紙種類が合っていなければ印刷品質に影響を及ぼ
します。設定と実際に印刷する用紙種類は合わせてください。
印刷品質の低いモード([速い]など)で印刷していませんか?
M
プリンタドライバで[印刷品質]を[速い]または詳細設定で速度を優先した設
定にしていると速度と引き替えに印刷品質が多少低下することがあります。より
高品質な印刷を行うときは、[きれい]または[高精細]など、品質を優先した
設定にしてください。
オートフォトファイン(自動画質補正)の設定で印刷していませんか?
M
オートフォトファイン !EX は、コントラストや彩度が適切でないデータに対して
最適な補正を加えて鮮明に印刷できるようにする機能です。そのためオートフォ
トファイン!EX を有効にしてあると、表示画面の色合いと異なる場合があります。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「オートフォトファイン !EX 」
カラー調整の設定をしていますか?
M
出力装置(この場合はディスプレイとプリンタ)の違いによってカラー出力の色
合いが多少違うことがあります。このような場合に、ディスプレイの色をより忠
実に再現するためのカラー調整の機能が用意されています。こうした機能を使っ
てカラー調整をしてみてください。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「カラーマネージメント印刷」
85
トラブル状態 対処方法
印刷品質が悪い / ムラがある/ 薄い / 濃
い(つづき)
困ったときは
ディスプレイの表示と印刷結果を比較していませんか?
M
ディスプレイ表示とプリンタで印刷したときの色とでは、発色方法が違うため、
色合いに差異が生じます。
• テレビやディスプレイなどでは、赤(R)・緑(G)・青(B )の “ 光の三原色 ” と
呼ばれる 3 色の組み合わせで様々な色を表現します。どの色も光っていない状
態が黒、3 色すべてが光っている状態が白となります。
• 一方、カラーのグラビア印刷やカラープリンタの印刷は、黄(Y)・マゼンタ
(M )・シ ア ン(C )の “ 色の三原色 ” を組み合わせています。まったく色を付けな
いのが白で、3 色を均等に混ぜた状態が黒になります。
• スキャナで読み込んだ画像を印刷するときは、原画(CMY )→ディスプレイ
(RGB )→印刷(CMY )の変更が必要になり、さらに一致させることが難しく
なります。このような場合の機器間のカラーマッチング(色の合わせ込み)を
行うのが、ICM (Windows )や ColorSync (Mac OS X )です。
ICM( Windows)または ColorSync( Mac OS X)などのカラーマネー
M
ジメントシステムをお使いの場合、モニタのプロファイル設定を行いま
したか?
正しくマネージメントを行うためには、入力機器・使用アプリケーションが ICM
(Windows )または ColorSync(Mac OS X )に対応している必要があります。ま
た、お使いのモニタのプロファイルを設定する必要があります。
他機種と色味が異なる
印刷中にフロントカバーを開けませんでしたか?
M
印刷中にフロントカバーを開けると、キャリッジが緊急停止するために色ムラが
発生します。印刷中はフロントカバーを開けないでください。
パネルディスプレイに「インク残量が少なくなりました」と表示されて
M
いませんか?
インク残量がわずかの場合、印刷品質に影響が出ることがあります。新しいイン
クカートリッジに交換することをお勧めします。また、カートリッジ交換後も色
味が合わない場合は、ヘッドクリーニングを数回実施してください。
製品の特性により機種ごとに色味が異なります。
M
使用するインクやプリンタドライバ、プリンタプロファイルなどが機種ごとに異
なるため、印刷結果の色味も機種ごとに異なります。
プリンタドライバで色補正方法(sRGB または Adobe RGB )や、ガンマの設定
値を同じにすることで、色味を近付けることができます。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「カラーマネージメント印刷」
また、正確に色味を合わせたいときは、測色器を使用するなどしてカラーマネジ
メントすることをお勧めします。
86
トラブル状態 対処方法
印刷位置がずれる / はみ出す
困ったときは
印刷範囲を指定していますか?
M
アプリケーションやプリンタの設定で印刷範囲の確認をしてください。
用紙サイズの設定は正しいですか?
M
セットした用紙のサイズと、プリンタドライバの[用紙サイズ]が合っていない
と、印刷位置がずれたり、データの一部が印刷されなかったりします。印刷設定
を確認してください。
用紙が斜行していませんか?
M
パネル設定の[斜行エラー検出]が[OFF ]になっていると用紙が斜行していて
も印刷してしまい、印刷領域からはみ出します。パネル設定モードの[斜行エ
ラー検出]を[ON ]に設定してください。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
印刷データは用紙幅に納まっていますか?
M
印刷イメージが用紙幅より大きい場合、通常は印刷が停止しますが、パネル設定
の[用紙幅検出]が[OFF ]になっていると用紙幅を超えても印刷してしまいま
す。パネル設定モードの[用紙幅検出]を[ON ]に設定してください。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
罫線が左右にガタガタになる
印刷面がこすれる / 汚れる
用紙にしわが発生する
ロール紙余白を 15mm または 35mm に設定していませんか?
M
自動回転した場合や用紙幅いっぱいの印刷(24 インチ幅のロール紙に A1 縦サイ
ズの印刷をしたり A2 横サイズの印刷をする場合など)をする場合、パネル設定
の[ロール紙余白]を 15mm 、または 35mm に設定すると、印刷領域からはみ
出した用紙右端のデータが印刷されなくなります。[ロール紙余白]を 3mm に設
定して印刷してください。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
プリントヘッドにずれ(ギャップ)が生じていませんか?(双方向印刷
M
時)
双方向印刷では、プリントヘッドが左右どちらに移動するときも印刷します。こ
のとき、プリントヘッドのずれ(ギャップ)により、罫線がずれて印刷されるこ
とがあります。双方向印刷をしていて縦の罫線がずれるときは、ギャップ調整を
してください。
本書 68 ページ「プリントヘッドのギャップ調整」
用紙が厚すぎたり、薄すぎたりしませんか?
M
本製品で使用できる仕様の用紙かどうかを確認してください。エプソン製以外の
用紙への印刷やラスターイメージプロセッサ(RIP )を使用して印刷する場合の
用紙の種類や適切な設定に関する情報は、用紙の取扱説明書や用紙の購入先また
は RIP の製造元にお問い合わせください。
厚い用紙でプリントヘッドが印刷面をこすっていませんか?
M
厚い用紙を使用するとプリントヘッドが印刷面をこすってしまうことがありま
す。このようなときには、パネル設定の[プラテンギャップ]を[広くする]か
ら[最大]の間より選択して設定してください。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
一般の室温環境下で使用していますか?
M
エプソン製の専用紙は一般の室温環境下(温度:15 〜 25 ℃、湿度 40 〜 60% )
で使用してください。また、エプソン製以外の薄紙など使用方法に注意が必要な
用紙については、用紙の取扱説明書を参照してください。
エプソン製の専用紙以外の場合、用紙調整しましたか?
M
エプソン製以外の用紙を使うときは、用紙(ユーザー用紙)の特性に合わせて設
定してから印刷してください。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「エプソン製以外の用紙への印刷」
87
トラブル状態 対処方法
印刷した用紙の裏側が汚れる
インクが出すぎてしまう
フチなし印刷ができない、余白が発生
する。
困ったときは
パネル設定の[用紙幅検出]を[ON ]に設定してください
M
印刷イメージが用紙幅より大きい場合、パネル設定の[用紙幅検出]が[OFF ]
になっていると、そのまま印刷され、印刷領域からはみ出すため、本製品内部が
汚れます。本製品内部をよごさないためにも、パネル設定の[用紙幅検出]を
[ON ]に設定してください。
本書 17 ページ「[プリンタ設定]メニュー」
[用紙種類]の設定は正しいですか?
M
お使いの用紙と本製品の用紙設定を合わせてください。用紙ごとにインクの吐出
量をコントロールしているため、例えば写真用紙の設定で普通紙に印刷すると、
用紙に対してインクが過剰な状態で印刷されることがあります。
[インク濃度]の設定は適切ですか?
M
プリンタドライバの「用紙調整」でインクの濃度を下げてください。用紙によっ
て、インクが過剰な状態で印刷されることがあります。[用紙調整]画面の詳細
は、プリンタドライバのヘルプを参照してください。
アプリケーションソフト側で適切な印刷データを作成していますか?
M
プリンタドライバ側だけでなく、アプリケーションソフト側でも用紙設定をして
から印刷してください。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「フチなし印刷」
用紙の設定は合っていますか?
M
お使いの用紙と本製品の用紙設定を合わせてください。
用紙ガイド(冊子)
はみ出し量を変更していますか?
M
フチなし印刷のはみ出し量を調整してください。はみ出し量を[少ない]に設定
していると余白が残る場合があります。
ソフトウェアガイド(PDF マニュアル)「フチなし印刷」
用紙の保管は適切でしたか?
M
用紙の保管状況によっては、用紙が伸縮してしまい、フチなしの設定をしても余
白が発生することがあります。用紙の保管方法は用紙の取扱説明書を参照してく
ださい。
フチなし印刷対応用紙を使用していますか?
M
フチなし印刷対応用紙以外の用紙を使用すると、用紙が伸縮してしまい、フチな
しの設定をしても余白が発生することがあります。フチなし推奨用紙を使用する
ことをお勧めします。
用紙ガイド(冊子)
カッターの調整をお試しください
M
ロール紙でフチなし印刷をしているのに上下に余白が出てしまう場合は、[カッ
ター位置調整]をお試しください。余白が改善されることがあります。
本書 19 ページ「[メンテナンス]メニュー」
88
給紙ミス / 排紙のトラブル
トラブル状態 対処方法
給紙・排紙がうまくできない
M
M
M
M
困ったときは
用紙のセット位置は正しいですか?
用紙を正しい位置にセットしてください。
本書 24 ページ「用紙のセット」
用紙が正しくセットされている場合は、使用している用紙の状態を確認します。
用紙のセット方向は正しいですか?
単票紙は、用紙のサイズや厚さにより、縦長または横長にセットします。正しい
向きにセットしないと、用紙が認識されず、エラーが発生することがあります。
本書 31 ページ「単票紙のセット」
用紙にシワや折り目がありませんか?
古い用紙や折り目のある用紙は使用しないでください。新しい用紙を使用してく
ださい。
用紙が湿気を含んでいませんか?
湿気を含んだ用紙は使用しないでください。また、エプソン製の専用紙は、使う
分だけ袋から出してください。長期間放置しておくと、用紙が反ったり、湿気を
含んで正常に給紙できない原因となります。
ロール紙が巻き戻されない
用紙が波打ったり、たわんでいませんか?
M
単票紙は、温度や湿度などの環境の変化により波打ったり、たわんでしまい、用
紙サイズを正しく認識できなくなってしまう場合があります。用紙を平らな状態
に修正してから本製品にセットしてください。
用紙が厚すぎたり、薄すぎたりしませんか?
M
本製品で使用できる仕様の用紙か確認してください。エプソン製以外の用紙に印
刷したり、ラスターイメージプロセッサ(RIP )を使用して印刷する場合の用紙
の種類や適切な設定に関する情報は、用紙の取扱説明書や用紙の購入先または
RIP の購入先にお問い合わせください。
一般の室温環境下で使用していますか?
M
エプソン製の専用紙は一般の室温環境下(温度:15 〜 25 ℃、湿度 40 〜 60% )
で使用してください。
用紙が詰まっていませんか?
M
本製品のフロントカバーを開き、本製品に異物が入っていないか、紙詰まりがな
いかを調べてください。紙詰まりが発生しているときは、以下を参照しながら用
紙を取り除いてください。
本書 90 ページ「以下の手順で詰まった用紙を取り除いてください。」
カット後および印刷待機状態ですか?
M
ロール紙の自動巻き戻しは、カット後の印刷待機状態で ボタンを押すと行わ
れます。また、オプションの自動巻き取りユニットを使用している場合は巻き戻
されません。
89
トラブル状態 対処方法
用紙が詰まった
困ったときは
以下の手順で詰まった用紙を取り除いてください。
M
①ロール紙の場合は、ロール紙カバーを開き、給紙スロットにセットされている
用紙を市販のカッターなどで切り取ります。
②ポーズランプが点滅していないことを確認してから、 ボタンを押して用紙
押さえを解除します。
③ロール紙を巻き戻します。
④本製品内部で用紙が詰まっている場合は、フロントカバーを開けます。
K
プリントヘッド周辺のケーブル類には触らないでください。故障の原因となります。
90
トラブル状態 対処方法
用紙が詰まった(つづき)
困ったときは
⑤詰まった用紙を取り除きます。
ローラー、インク吸収部、インクチューブには絶対に触らないでください。
⑥本製品の電源を一旦切ってから、再度入れます。
用紙のセット方法は以下を参照してください。
本書 25 ページ「ロール紙のセット」
本書 31 ページ「単票紙のセット」
その他
トラブル状態 対処方法
モノクロモードで印刷、もしくは黒
データで印刷しているがカラーのイ
ンクの減りが速い
プリンタドライバが最新ではない
用紙がきれいに切り取れない
Windows でプリンタドライバのコ
ピーができてしまった
本体内部が赤く光っている
ロール紙カバーの内側にあるプラス
チック部品が外れた
ヘッドクリーニングにより、カラーインクが消費されています。
M
プリントヘッドのクリーニングをすると、すべてのノズルのクリーニングが行わ
れ、すべての色のインクが消費されます。(モノクロモードを選択していても、
クリーニング時にはすべての色のインクが消費されます。)
ただし、分割クリーニングを実行することで、クリーニング時のカラーインクの
消費を抑えることができます。
本書 65 ページ「ヘッドクリーニング」
最新のプリンタドライバを入手してください。
M
通常は本製品に同梱されているプリンタドライバで問題なくご利用いただけま
すが、アプリケーションソフトなどのバージョンアップに伴い、プリンタドライ
バのバージョンアップが必要になることがあります。このようなときは、以下を
参照のうえ、プリンタドライバを入手してください。
本書 92 ページ「プリンタドライバのバージョンアップ」
カッターを交換してください。
M
用紙がきれいに切り取れなくなったり、カット部に毛羽立ちなどが発生したら、
カッターを交換してください。
本書 60 ページ「カッターの交換」
同じプリンタドライバを何度もインストールしていませんか?
M
Windows において、本製品のプリンタドライバがインストールされている状態
で新たに本製品のプリンタドライバをインストールすると、[プリンタ]/[プリ
ンタと FAX ]フォルダの中に[EPSON PX-H9000 (コピー 2)]、[EPSON PX-
H9000 (コピー 3 )]というように、コピーという名称でアイコンが増えていき
ます。本製品のアイコンを残して、コピーのアイコンは削除しても問題はありま
せん。プリンタフォルダ内に本製品のアイコンが 1 つでも残っていれば、ほかの
アイコンを削除しても、本製品のプリンタドライバ自体が削除されることはあり
ません。
この状態は故障ではありません。
M
プリンタ内部のランプです。
外れた部品を取り付けてください。
M
ロール紙カバーを閉めた状態で、本製品の背面からプラスチック部品を取り付け
ます。上端をロール紙カバーの内側に入れ込んでください。
91
困ったときは
お問い合わせいただく前に
エプソンのホームページの Q&A
エプソンのホームページ(http://www.epson.jp )では、お問い合わせの多い内容を Q&A 形式でご紹介しています。トラ
ブルや疑問の解消にお役立てください。
プリンタドライバのバージョンアップ
プリンタドライバをバージョンアップすることによって、今まで起こっていたトラブルが解消されることがあります。で
きるだけ最新のプリンタドライバをお使いいただくことをお勧めします。
最新プリンタドライバの入手方法
最新のプリンタドライバは、以下の方法で入手してください。
• エプソンのホームページ(http://www.epson.jp )からダウンロードしてください。
• CD-ROM での郵送をご希望の場合は、「エプソンディスクサービス」で実費にて承ります。
本書巻末
L
各種ドライバの最新バージョンは、エプソンのホームページまたは FAX インフォメーションにてご確認ください。
ホームページまたは FAX インフォメーションの詳細は、本書巻末にてご案内しています。
ファームウェアのバージョンアップ
エプソンのホームページ(http://www.epson.jp )では最新のファームウェアのバージョンアップ情報をご提供しています。
また、MAXART リモートパネル 2 を使うと、簡単にファームウェアのアップデートができます。詳細は MAXART リモー
トパネル 2 のヘルプを参照してください。
トラブルが解消されないときは
「困ったときは」の内容やエプソンのホームページで確認をしても、トラブルが解消されないときは、本製品の動作確認
をした上でトラブルの原因を判断してそれぞれのお問い合わせ先へご連絡ください。
本書 96 ページ「サービス・サポートのご案内」
92
付録
システム条件
本製品のソフトウェアをインストールし、使用するための
システム条件は以下の通りです。できるだけ早く最新情報
をお知らせするために、インターネットによる情報提供も
行っております。
アドレス:http://www.epson.jp/
Windows
オペレーティングシステム
CPU
主記憶メモリ 1GB 以上
ハードディスク空き容量 32GB 以上
インターフェイス
Windows XP/Windows XP x64
Windows Vista
Windows 7
Pentium®4 2.0GHz 以上
Hi-Speed USB
Ethernet 10Base-T/100Base-TX
付録
Mac OS X
オペレーティングシステム Mac OS X v10.4.11 〜 v10.6
CPU
主記憶メモリ 1GB 以上
ハードディスク空き容量 32GB 以上
ディスプレイ解像度 Mac OS X v10.6/v10.5 :
接続方法
USB
ネットワーク 市販の LAN インターフェイス
PowerPC G5 2GHz 以上
WXGA(1280 × 800)以上の解
像度
Mac OS X v10.4.x:
XGA(1024 × 768)以上の解像
度
• Hi-Speed USB に対応してい
て、コンピュータメーカーに
より USB ポートの動作確認
が保証されているコンピュー
タ
• EPSON USB ケーブル(型番:
USBCB2)を使用します。
ケーブルを使用します。
LAN ケーブルは、シールドツイ
ストペアケーブル(カテゴリ 5
以上)を使用してください。
ディスプレイ SVGA(800×600 )以上の解像度
接続方法
USB
ネットワーク 市販の LAN インターフェイス
• Hi-Speed USB に対応してい
て、コンピュータメーカーに
より USB ポートの動作確認
が保証されているコンピュー
タ
• EPSON USB ケーブル(型番:
USBCB2)を使用します。
ケーブルを使用します。LAN
ケーブルは、シールドツイスト
ペアケーブル(カテゴリ 5 以上)
を使用してください。
L
インストールの際は、「コンピューターの管理者」アカウント
(管理者権限のあるユーザー)でログオンしてください。
93
付録
本製品の仕様
基本仕様
印字方式 オンデマンドインクジェット方式
ノズル配列 ブラック系:360 ノズル× 3 色(フォ
印刷方向 双方向最短距離印字
解像度(最大)
コントロールコード ESC/P ラスター(コマンドは非公開)
紙送り方式 フリクションフィード
内蔵メモリ メイン用 256MB
インターフェイス
定格電圧 AC100 〜 240V
入力電圧範囲 AC90 〜 264V
定格周波数 50 〜 60Hz
入力周波数範囲 49.5 〜 60.5Hz
定格電流 PX-H9000 :1.0 〜 0.5A
消費電力 PX-H9000 :
絶縁抵抗 10M Ω以上(DC500V にて AC ライン
絶縁耐力 AC1.0kVrms 1 分または
漏洩電流 0.25mA 以下
適合規格、規制 高調波電流規格 JIS C61000-3-2 、VCCI
トブラック / マットブラック、グレー、
ライトグレー)
カラー:360 ノズル× 5 色(シアン、
ライトシアン、ビビッドマゼンタ、ビ
ビッドライトマゼンタ、イエロー)
2880×1440dpi
ネットワーク用 64MB
USB 2.0 High Speed
Ethernet 10/100
電気関係仕様
PX-H7000 :1.0 〜 0.5A
動作時:約 80W
スリープモード時:16W 以下
電源オフ時:1W 以下
PX-H7000 :
動作時:約 70W
スリープモード時:16W 以下
電源オフ時:1W 以下
とシャーシ間)
AC1.2kVrms 1 秒(AC ラインとシャー
シ間)
クラス B
印刷品質保証期限 6 ヵ月(プリンタ取り付け後)
保存温度 梱包保存時:− 20 〜 40 ℃
容量
カートリッジ外形寸法150ml/350ml:40(幅)×240(長さ)×
(40 ℃の場合 1 ヵ月以内)
本体装着時:− 20 〜 40 ℃
(40 ℃の場合 1 ヵ月以内)
梱包輸送時:− 20 〜 60 ℃
(40 ℃の場合 1 ヶ月以内、60 ℃の場合
72 時間以内)
150ml/350ml/700ml
107(高さ) mm
700ml: 40(幅) ×320(長さ)×
107(高さ) mm
K
• インクは− 15 ℃以下の環境で長時間放置すると凍結しま
す。万一凍結した場合は、室温(25 ℃)で 4 時間以上か
けて解凍してから使用してください(非結露)。
• インクカートリッジを分解したり、インクを詰め替えたり
しないでください。
総合仕様
温度 動作時:10 〜 35 ℃
保存時(開梱前):− 20 〜 60 ℃
(60 ℃の場合 120 時間以内、
40 ℃の場合 1 ヵ月以内)
保存時(開梱後):ー 20 〜 40 ℃
(40 ℃の場合 1 ヵ月以内)
湿度 動作時:20 〜 80% (非結露)
保存時(開梱前):5 〜 85%
(非結露)
保存時(開梱後):5 〜 85%
(非結露)
質量
(本体+専用スタンド
+排紙バスケット)
外形寸法 PX-H9000 :1864(幅)× 667(奥行き)
PX-H9000:約 135kg
PX-H7000:約 101kg
(インクカートリッジを含まない)
×1218(高さ) mm
PX-H7000:1356(幅)× 667(奥行き)
×1218(高さ) mm
インク仕様
形態 専用インクカートリッジ
顔料インク ブラック系:フォトブラック、マット
ブラック、グレー、ライトグレー
カラー:シアン、ライトシアン、ビビッ
ドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタ、
イエロー
有効期限 個装箱、カートリッジに記載された期
限(常温)
94
付録
ネットワークインターフェイス
本製品のネットワークインターフェイス各部の名称と機
能を説明します。
1. ステータスランプ(緑、赤)
ネットワークの通信速度を示します。
2. データランプ(オレンジ)
接続状態またはデータの受信状態を示します。
ステータス
ランプ
(緑、赤)
緑点灯 点灯 10Base-T で接続されている状
緑点灯 点滅 10Base-T でデータ受信中
赤点灯 点灯 100Base-TX で接続されてい
赤点灯 点滅 100Base-TX でデータ受信中
データランプ
(オレンジ)
状態
態
る状態
本製品の廃棄
一般家庭でお使いの場合は、必ず法令や地域の条例、自治
体の指示に従って廃棄してください。事務所など業務でお
使いの場合は、産業廃棄物処理業者に廃棄物処理を委託す
るなど、法令に従って廃棄してください。
3.RJ-45 コネクタ
LAN ケーブルを接続します。LAN ケーブルは、シールド
ツイストペアケーブル(カテゴリ 5 以上)を使用してく
ださい。10Base-T、100Base-TX のどちらでも使えます。
また AutoMDI/MDI-X に対応しています。
設置スペース
使用時の最大寸法
PX-H9000 PX-H7000
W
D
H
1864mm 1356mm
1318mm 903mm
1218mm 1218mm
95
付録
サービス・サポートのご案内
保守サービスのご案内
「故障かな?」と思ったときは、あわてずに、まず「困ったときは」をよくお読みください。そして、接続や設定に間違
いがないことを必ず確認してください。
本書 74 ページ「困ったときは」
保証書について
保証期間中に、万一故障した場合には、保証書の記載内容に基づき保守サービスを行います。ご購入後は、保証書の記載
事項をよくお読みください。
保証書は、製品の「保証期間」を証明するものです。「お買い上げ年月日」「販売店名」に記入漏れがないかご確認くださ
い。これらの記載がない場合は、保証期間内であっても、保証期間内と認められないことがあります。記載漏れがあった
場合は、お買い求めいただいた販売店までお申し出ください。
保証書は大切に保管してください。保証期間、保証事項については、保証書をご覧ください。
補修用性能部品および消耗品の保有期間
本製品の補修用性能部品および消耗品の保有期間は、製品の製造終了後 6 年間です。
* 改良などにより、予告なく外観や仕様などを変更することがあります。
保守サービスの受付窓口
エプソン製品を快適にご使用いただくために、年間保守契約をお勧めします。保守サービスに関してのご相談、お申し込
みは、次のいずれかで承ります。
• お買い求めいただいた販売店
• エプソンサービスコールセンター
本書裏表紙
96
付録
保守サービスの種類
エプソン製品を万全の状態でお使いいただくために、下記の保守サービスをご用意しております。詳細については、お買
い求めの販売店またはエプソンサービスコールセンターまでお問い合わせください。
• 交換寿命による定期交換部品の交換は、保証内外を問わず、出張基本料・技術料・部品代が有償となります。
年間保守契約の場合は、定期交換部品代のみ、有償となります。(お客様交換可能な定期交換部品の場合は、出張基本
料・技術料についても有償となります。)
• 本機は、輸送の際に専門業者が必要となりますので、持込保守および持込修理はご遠慮願います。
種類 概要 修理代金と支払方法
保証期間内 保証期間外
年間保守契約 出張修理 製品が故障した場合、最優先で技術者が製品
の設置場所に出向き、現地で修理を行います。
• 修理のつど発生する修理代・部品代 * は無償
になるため予算化ができて便利です。
• 定期点検(別途料金)で、故障を未然に防
ぐことができます。
スポット出張修理 • お客様からご連絡いただいて数日以内に製
品の設置場所に技術者が出向き、現地で修
理を行います。
• 故障した製品をお持ち込みできない場合
に、ご利用ください。
無償 年間一定の保守料金
無償 出張料 + 技術料 + 部
品代
修理完了後そのつど
お支払いください
* 消耗品(インクカートリッジ、トナー、用紙)などは、保守対象外となります。
K
エプソン純正品以外あるいはエプソン品質認定品以外の、オプションまたは消耗品を装着し、それが原因でトラブルが発生した場合
には、保証期間内であっても責任を負いかねますのでご了承ください。ただし、この場合の修理などは有償で行います。
エプソンサービスパック
エプソンサービスパックは、ハードウェア保守パックです。
エプソンサービスパック対象製品と同時にご購入の上、登録していただきますと、対象製品購入時から所定の期間(3 年、
4 年、5 年)、安心の出張修理サービスと対象製品の取り扱いなどのお問い合わせにお答えする専用ダイヤルをご提供い
たします。
• スピーディな対応:スポット出張修理依頼に比べて優先的に迅速にサービスエンジニアを派遣いたします。
• もしものときの安心:万一トラブルが発生した場合は何回でもサービスエンジニアを派遣し対応いたします。
• 手続きが簡単:エプソンサービスパック登録書を FAX するだけで契約手続きなどの面倒な事務処理は一切不要です。
• 維持費の予算化:エプソンサービスパック規約内・期間内であれば、つど修理費用がかからず維持費の予算化が可能
です。
エプソンサービスパックは、エプソン製品ご購入販売店にてお買い求めください。
97
索引
A
Auto スイッチ ...38
B
Bi-D 2 色...69
Bi-D 全色 ...69
BONJOUR...22
C
CUSTOM...23
E
EDM ステータス ...19
Epson Printer Utility 4...55
EPSON プリンターウィンドウ !3...55
I
IP,SM,DG 設定 ...22
IP アドレス設定 ...22
M
あ
アダプタホルダ ...8
い
インクカートリッジの交換 ...54,57
インクカバー ...8,57
インクカバー開放ボタン ...9
インク残量 ...19,55
インクチェックランプ ...10
印刷 ...44
印刷可能領域 ...43
印刷の中止 ...49
え
エラーメッセージ ...74
お
お手入れ ...70
オプション ...52
オプション接続用コネクタ ...8
オプションの使用状況 ...12
オプション設定メニュー ...22
温度単位 ...23
Manual スイッチ ...38
MAXART リモートパネル 2...92
Menu ボタン ...9
O
OK ボタン ...10
R
RJ-45 コネクタ ...95
S
SS クリーニング ...23
U
UNI-D...69
USB インターフェイスコネクタ ...8
W
WSD...22
か
各色インク残量の目安 ...12
カッター位置調整 ...19
カッター交換 ...19
カッターの交換 ...60
乾燥時間 ...21
き
キャッピング ...67
ギャップ調整 ...68
ギャップ調整メニュー ...22
吸着力 ...21
切り取り線 ...17
く
クリーニング ...62,19
クリーニング(プリンタ外部)...70
こ
後方排紙 ...35
さ
サービスコール ...80
98