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Dell EMC PowerEdge MX840c
BIOS および UEFI リファレンス ガイド
パー ツ番号: E05B Series
規制タイプ: E05B001
December 2020
Rev. A00
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メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説 明しています。
注意: ハー ドウェアの損傷やデー タの損失の可能性を示し、その危険 を回避するための方法を説 明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
©2019 - 2020 Dell Inc. またはその関連 会社。 All rights reserved. (不許複製・禁無 断転載) Dell 、 EMC 、およびその他の商標は、 Dell Inc. またはその子
会社の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。
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目次
章 1: BIOS および UEFI.....................................................................................................................4
プレオペレー ティングシステムアプリケー ションを管理するためのオプション................................................. 4
セットアップユー ティリティ............................................................................................................................................ 4
セットアップユー ティリティの表示..........................................................................................................................4
セットアップユー ティリティ詳細..............................................................................................................................5
システム BIOS.................................................................................................................................................................5
iDRAC 設定ユー ティリティ ........................................................................................................................................ 28
デバイス設定................................................................................................................................................................ 28
Dell Lifecycle Controller...................................................................................................................................................... 28
組み込 み型システム管理............................................................................................................................................28
ブー トマネー ジャ............................................................................................................................................................... 28
ブー トマネー ジャの表示............................................................................................................................................. 28
ブー トマネー ジャのメインメニュー.........................................................................................................................29
ワン ショット UEFI ブー ト メニュー........................................................................................................................29
システムユー ティリティ............................................................................................................................................ 29
PXE 起動.............................................................................................................................................................................. 29
目次 3
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1
BIOS および UEFI
システムのファー ムウェアを使用して、オペレー ティングシステムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することが
できます。
トピック:
• プレオペレー ティングシステムアプリケー ションを管理するためのオプション
• セットアップユー ティリティ
• Dell Lifecycle Controller
• ブー トマネー ジャ
• PXE 起動
プレオペレー ティングシステムアプリケー ションを管理す
るためのオプション
お使いのシステムには、プレ オペレー ティング システム アプリケー ションを管理するための以下のオプションがあります。
● セットアップユー ティリティ
● Dell Lifecycle Controller
● ブー トマネー ジャ
● Preboot Execution Environment( PXE)
セットアップユー ティリティ
System Setup 画面を使用して、お使いのの BIOS 設定、iDRAC 設定、システムおよびデバイス設定を行うことができます。
メモ : デフォルトでは、選択したフィ ールドのヘルプ テキストはグラフィカル ブラウザ 内に表示されます。テキスト ブラウザ
内でヘルプ テキストを表示するには、<F1> を押してください。
セットアップユ ーティリティには、次の 2 つの方法を使ってアクセスできます。
● 標準グラフィカルブラウザ — このブラウザはデフォルトで有効 になっています。
● テキストブラウザ — コンソー ルリダイレクトの使用によって有効 になります。
セットアップユー ティリティの表示
System Setup(セットアップユー ティリティ)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレー ティング システムのロー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
4 BIOS および UEFI
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セットアップユー ティリティ詳細
System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュー )画 面の詳細は次のとおりです。
オプション 説 明
システム BIOS BIOS を設定できます。
iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。
iDRAC 設定ユー ティリティは、 UEFI( Unified Extensible Firmware Interface)を使用することで iDRAC パラメ
ー ター をセットアップして設定するためのインタフェー スです。iDRAC 設定ユ ー ティリティを使用すること
で、さまざまな iDRAC パラメー ター を有効 または無効 にすることができます。このユー ティリティの詳細に
ついては、www.dell.com/idracmanuals の『Integrated Dell Remote Access Controller
してください。
デバイス設定 ネットワー ク カ ー ドまたはストレ ー ジ コントロ ー ラなどのデバイス設定を構成できます。
ユーザーズ ガイド
』を参 照
システム BIOS
System BIOS 画面を使って、起動順序、システム パスワー ド、セットアップ パスワー ドなどの特定の機能を編集し、SATA および
PCIe NVMe RAID mode を設定し、 USB ポー トの有効 /無効 を切り替えることが可能です。
システム BIOS の表示
System Setup(セットアップユー ティリティ)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレー ティング システムのロー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
システム BIOS 設定の詳細
このタスクについて
System BIOS Settings(システム BIOS 設定)画 面の詳細は次の通りです。
オプション
システム情報 システムモデル名、BIOS バー ジョン、サー ビスタグといったシステムに関 する情報を指定します。
メモリ設定 取り付けられているメモリに関 連する情報とオプションを指定します。
プロセッサ設定 速度、キャッシュサイズなど、プロセッサに関 連する情報とオプションを指定します。
SATA 設定 内蔵 SATA コントロ ーラとポ ートの有 効 / 無 効を切り替えるオプションを指定します。
NVMe 設定 ネットワー ク設定を変 更するためのオプションを指定します。システムが RAID アレイ内 に設定するには、
説明
NVMe ドライブが含まれている場合、する必要があります設定の両 方にこのフィ ー ルドおよび 組み込み
SATA フィー ルドで、 SATA 設定 メニュー を RAID モー ドにします。することがありますも必要に 変 更する
には、 起動モー ドを 設定するには、 UEFI を押します。それ以外の場合は、必要に設定します。このフィー
ルドを 非 RAID モー ドにします。
BIOS および UEFI 5
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オプション 説 明
起動設定 起動モー ド(BIOS または UEFI )を指定するオプションが表示されます。UEFI と BIOS の起動設定を変 更す
ることができます。
ネットワ ー ク設定 UEFI ネットワー ク設定および起動プロトコルを管理するオプションを指定します。
レガシー ネットワー クの設定は、管理下から デバイス設定 メニュー があります。
内蔵 デバイス 内蔵デバイスコントロー ラとポー トの管理、および関 連する機能とオプションの指定を行うオプションを指
定します。
シリアル通信 シリアルポー トの管理、および関 連する機能とオプションの指定を行うオプションを指定します。
システムプロファ
イル設定
システムセキュリティシステムパスワー ド、セットアップパスワー ド、Trusted Platform Module(TPM )セキュリティなどのシステ
冗長 OS 制御 このフィー ルドでは、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定します。
その他の設定 システムの日時などを変 更するオプションを指定します。
プロセッサの電力管理設定、メモリ周波数 などを変 更するオプションを指定します。
ムセキュリティ設定を行うオプションを指定します。システムの電源ボタンや UEFI ボタンも管理します。
システムの電源ボタンを押します。
システム情報
System Information (システム情報)画 面を使用して、サ ー ビスタグ、システムモデル名、および BIOS バ ー ジョンなどのシステ
ムプロパティを表示することができます。
システム情報の表示
System Information 画面を表示するには、次の手順を 実行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、またはリスター トします。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレー ティング システムのロー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu 画面で、 System BIOS をクリックします。
4. System BIOS 画面で、 System Information をクリックします。
システム情報の詳細
このタスクについて
System Information(システム情報画 面)の詳細は、次の通りです。
オプション
システムモデル名 システムモデル名を指定します。
システム BIOS バ
ー ジョン
システム管理エン
ジンバー ジョン
システムサー ビスタグシステムのサー ビスタグを指定します。
説 明
システムにインストー ルされている BIOS バー ジョンを指定します。
管理エンジンファー ムウェアの現在のバー ジョンを指定します。
6 BIOS および UEFI
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オプション 説 明
システム製造元 装置製造元(OEM )の名前を示します。
システム製造元の
連絡先情報
システム CPLD バ
ー ジョン
セカンダリシステ
ム CPLD バー ジョ
ン
UEFI 準拠 バ ー ジョ ンシステム ファ ー ムウェアの UEFI 準 拠 レベルを指定します。
装置製造元(OEM )の連絡先情報を示します。
システム コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス(CPLD)ファー ムウェアの現在のバー ジョンを
指定します。
システム コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス(CPLD)ファー ムウェアの現在のバー ジョンを
指定します。
メモリ設定
[メモリ設定 ]画面を使用して、メモリの設定をすべて表示し、システムのメモリ テストやノー ドのインター リー ビングなど特定の
メモリ機能を有効 または無効 にできます。
メモリ設定の表示
Memory Settings(メモリ設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 Memory Settings (メモリ設定)をクリックします。
メモリー 設定の詳細
このタスクについて
メモリー 設定画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
システム メモリー
のサイズ
システム メモリー
のタイプ
システム メモリー
スピー ド
システム メモリー 電圧 システム メモリー の電圧 を指定します。
説 明
システム内 のメモリー サイズを指定します。
システムに取り付けられているメモリー のタイプを指定します。
システム メモリー のスピー ドを指定します。
ビデオ メモリー ビデオ メモリー の容量を指定します。
システム メモリー
テスト
システム起動時にシステム メモリ ー テストを 実 行するかどうかを指定します。オプションは 有効 および 無
効です。このオプションは、デフォルトで無 効に設定されています。
BIOS および UEFI 7
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オプション 説 明
メモ: 有効にすると、システムの起動に時間がかかります。起動時間は、システム メモリー のサイズに
よって異なります。
DRAM リフレッシ
ュの延期
メモリー 動作モー ド メモリー の動作モー ドを指定します。使用可能なオプションは、最適化モー ド、シングル ランク スペア モー
メモリー 動作モー ド
の現在の状 態
耐障害性モー ドの
メモリー サイズ
[% ]
ノー ドインタリー ブ 不均一メモリー アー キテクチャ(NUMA )をサポー トするかどうかを指定します。このフィー ルドが 有効に
ADDDC 設定 ADDDC 設定機能を有効 または無効 にします。Adaptive Double DRAM Device Correction (ADDDC )が有効 に
16Gb DIMM のネイ
ティブな tRFC タ
イミング
便宜的セルフリフ
レッシュ
修正可能なエラー
のログ
パー システント メ
モリー
CPU メモリー コントロー ラーを有効 にして リフレッシュコマンドの実 行を延期することにより、一部のワー
クロー ドのパフォー マンスを向上させることができます。延期時間を最小限に抑えることで、メモリー コン
トロー ラー は一定間隔でリフレッシュ コマンドを実 行することが保証されます。インテルベー スのサー バー
の場合、この設定は、8 Gb 密度 DRAM を使用する DIMM で構成されたシステムにのみ影響します。
ド 、マルチ ランク スペア モ ー ド 、ミラ ー モ ー ド 、および Dell 耐障害性モ ー ド です。デフォルトでは、この
オプションは最適化モー ド に設定されています。
メモ : メモリー 動作モ ー ド オプションには、お使いのシステムのメモリー 構成に基づいて、異なるデフォ
ルトおよび利用可能オプションがあります。
メモ : 耐障害性モー ド は、耐障害性を持つメモリー 領域を確立します。このモ ー ドは、重要なアプリケ ー
ションをロー ドする機能を備えたオペレー ティング システム、または、オペレー ティング システム カー
ネルによりシステムの可用性を最大化できるオペレー ティング システムで使用できます。
メモ: Intel DC Optane パー システント メモリー が取り付けられている場合は、最適化モー ドのみを選択 す
る必要があります。
メモリー の動作モー ドの現在の状 態を示します。
メモリ ー 動作モ ー ド で選択 した場合、耐障害性モ ー ドで使用する必要がある合計メモリ ー サイズの割合を定
義します。耐障害性モー ド が選択 されていない場合、このオプションはグレー 表示になり、耐障害性モー ド
では使用されません。
なっている場合は、対称的なメモリー構成がインストールされている場合にメモリーのインタリービングがサ
ポー トされます。無効 になっている場合は、システムは NUMA (非対称 )メモリー 構成をサポー トします。
このオプションは、デフォルトで無効 に設定されています。
なっている場合、DRAM が失敗すると動的に訂正されます。有効 に設定すると、特定のワー クロー ドではシ
ステム パフォー マンスに影響が出る可能性があります。この機能は x4 DIMM にのみ適用されます。このオ
プションは、デフォルトで有効 に設定されています。
16 Gb 密度 DIMM を、プログラムされた行更新サイクル時間 (tRFC) で動作させることができます。この機能
を有効 にすると、一部の構成でシステム パフォー マンスが向上する場合があります。ただし、この機能を有
効 にしても 16 Gb 3DS/TSV DIMM 搭載の構成では 効 果がありません。このオプションは、デフォルトで有効
に設定されています。
便宜的セルフリフレッシュ機能を有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで無効 に設定さ
れています。
修正可能なメモリー しきい値エラー のログを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで有
効 に設定されています。
このフィー ルドでは、システムのパー システント メモリー を制御します。このオプションは、システムにパ
ー システント メモリ ー モジュー ルが取り付けられている場合に利用できます。
パー システント メモリー の詳細
このタスクについて
パー システント メモリー画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
パー システント メ
モリー
8 BIOS および UEFI
説 明
NVDIMM-N の永続 性を有 効 または無 効 にします。このオプションが Off に設定されている場合は、すべて
の NVDIMM-N の永続 性が無効 になり、オペレー ティング システムに表示されません(デー タが保存されま
せん)。このオプションが不揮発 性 DIMM に設定されている場合は、すべての NVDIMM-N の永続 性が有効
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オプション 説 明
になり、オペレー ティング システムに表示されます(デー タが保存されます)。このオプションはデフォル
トで不揮発 性 DIMM に設定されています。
パー システント メ
モリー のスクラブ
すべての NVDIMM
を浄 化する
NVDIMM-N 読み取
り専 用
NVDIMM-N のイン
タリー ブ
バッテリ状 態 NVDIMM-N バッテリの準備が整っているかを示します。Battery Status では、次の状 態のいずれかを表示
POST 中にパー システント メモリー のスクラブを有効 にします。
NVDIMM-N 上のデー タ消去を有効 または無効 にします。Enable に設定されている場合は、 NVDIMM-N 上の
すべてのデー タが失われます。このオプションは、NVDIMM-N 上のデー タを削除してシステムをリパー パス
するために使用します。このオプションは、デフォルトで Disable に設定されています。
NVDIMM-N の読 み取り 専 用オプションを有 効 または無 効 にします。 Enable に設定されている場合は、すべ
ての NVDIMM-N が読 み取り専 用にされます。読 み取り専 用は、お客様 が NVDIMM-N デー タへアクセスした
り、そのデー タを更新できないようにしたりする場合のデバッグやメンテナンス用のオプションです。この
オプションは、デフォルトで Disable に設定されています。
NVDIMM-N のインタリー ブを有 効 または無 効 にします。揮 発 性 RDIMM のインタリー ブ ポリシー は、このオ
プションに影響されません。このオプションは、デフォルトで Disable に設定されています。
できます。
● 準備完了
● オフライン
● 準備中
次の設定は、システム内 にある各 NVDIMM-N に適用できます。
NVDIMM-N メモリ
ーの位置
NVDIMM-N メモリ
ーのサイズ
NVDIMM-N メモリ
ーのスピ ード
NVDIMM-N メモリ
ー のファー ムウェア
バー ジョン
NVDIMM-N メモリ
ーのシリアル番 号
残留書き 込み耐久
性 [%]
NVDIMM のサニタ イズ特定の NVDIMM-N 上のデー タ消去を有効 にすることで、その特定の NVDIMM-N のデー タが失われます。
パ ー システント メモリ ー画面の詳細については、www.dell.com/poweredgemanuals で NVDIMM-N ユーザー
ザー ガイド
を参 照してください。
各チャネル内 の NVDIMM-N の場所を表示します。
NVDIMM-N の容量に関 する情報を表示します。
NVDIMM-N のスピー ドに関 する情報を表示します。
NVDIMM-N の現在のファー ムウェア バー ジョンに関 する情報を表示します。
NVDIMM-N のシリアル番号 に関 する情報を表示します。
残 りの NVDIMM-N フラッシュの有 効 期間に関 する情報を、割合で指定します。
ガイド
と DCPMM ユー
プロセッサ設定
Processor Setting (プロセッサ設定) 画面を使用して、プロセッサ設定を表示し、特定の機能(仮想化テクノロジ、ハー ドウェ
アプリフェッチャ、論理プロセッサのアイドリング、および便宜的なセルフリフレッシュの有効 化など)を実 行できます。
プロセッサ設定の表示
Processor Settings(プロセッサ設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
BIOS および UEFI 9
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2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で Processor Settings (プロセッサ設定)をクリックします。
プロセッサー 設定の詳細
このタスクについて
プロセッサー の設定画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
論理プロセッサー
CPU インター コネ
クト スピー ド
仮想化テクノロジープロセッサー の仮想化テクノロジー を有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで有効 に設
隣接キャッシュ ラ
インのプリフェッ
チ
ハー ドウェア プリ
フェッチャー
ソフトウェア プリ
フェッチャー
DCU ストリー マ ー
プリフェッチャー
DCU IP プリフェッ
チャー
サブ NUMA クラス
ター
説 明
論理プロセッサー を有効 または無効 にして、論理プロセッサー の数 を表示します。このオプションが
Enabled に設定されている場合、BIOS にはすべての論理プロセッサー が表示されます。このオプションが
Disabled に設定されている場合、BIOS にはコアにつき 1 個の論理プロセッサー のみが表示されます。このオ
プションは、デフォルトで有効 に設定されています。
システム内 の CPU 間の通信リンクの周波数 を管理できます。
メモ : 標準的/ 基本的なビンのプロセッサー は、低いリンク周波 数 をサポ ー トします。
使用できるオプションは、最大デー タ速度 、10.4 GT/s、および 9.6 GT/s です。このオプションはデフォル
トで最大デー タ速度 に設定されています。
最大デー タ速度は、プロセッサー がサポー トする最大周波数 での BIOS による通信リンクの実 行を示します。
プロセッサー がサポー トするさまざまな周波数 の中から、特定の周波数 を選択 することも可能です。
最適なパフォー マンスを得るには、最大デー タ速度 を選択 する必要があります。通信リンクの周波数 が低く
なると、ロー カル以外のメモリー へのアクセス パフォー マンスとキャッシュ コヒー レンシ トラフィックのパ
フォー マンスに影響します。加えて、特定の CPU からロー カル以外の I/O デバイスへのアクセスも遅 くなる
可能性があります。
ただし、パフォー マンスよりも省電力を優先する場合、CPU の通信リンクの周波数 を下げたほうがいいでし
ょう。その場合、一番近くにある NUMA ノー ドへのメモリー と I/O のアクセスをロー カライズして、システ
ム パフォー マンスへの影響を最小限に抑える必要があります。
定されています。
シー ケンシャル メモリー アクセスを頻繁に使用する必要があるアプリケー ション向けにシステムを最適化
します。このオプションは、デフォルトで有効 に設定されています。ランダム メモリー アクセスの使用率が
高いアプリケー ションを使用する場合は、このオプションを無効 にできます。
ハー ドウェア プリフェッチャを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで有効 に設定され
ています。
ソフトウェア プリフェッチャを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで有効 に設定され
ています。
デー タ キャッシュ ユニット(DCU)ストリー マ プリフェッチャを有効 または無効 にします。このオプショ
ンは、デフォルトで有効 に設定されています。
デー タ キャッシュ ユニット(DCU)IP プリフェッチャを有効 または無効 にします。このオプションは、デ
フォルトで有効 に設定されています。
サブ NUMA クラスタリング(SNC )は、アドレス範囲 に基づいて LLC をばらばらのクラスター に分散する
機能で、各クラスタをシステム内 のメモリー コントロー ラー のサブセットにバインドします。これにより、
平均レイテンシー を LLC まで改善します。サブ NUMA クラスター を有効 または無効 にします。このオプシ
ョンは、デフォルトで無効 に設定されています。
10 BIOS および UEFI
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オプション 説 明
UPI プリフェッチ DDR バス上でメモリー の読 み取りを早期に開始できます。ウルトラ パス インター コネクト(UPI)Rx パス
は、Integrated Memory Controller (iMC )への予測的なメモリー読 み取りを直接行います。このオプション
は、デフォルトで有効 に設定されています。
LLC プリフェッチ すべてのスレッドでの LLC プリフェッチを有 効 または無 効 にします。このオプションは、デフォルトで 無効
に設定されています。
デッドライン LLC 配分有効 にすると、デッド ラインを LLC に適宜格納します。無効 にすると、デッド ラインを LLC に格納するこ
とはありません。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されています。
ディレクトリー
AtoS
FastGo CR OOS 構成プロファイルを選択 できます。
IRQ スロットル リモー ト アドレスをター ゲットとしているロー カル リクエストをスロットルできます。
論理プロセッサー
のアイドリング
設定可能 TDP TDP レベルを設定できます。使用可能なオプションは、 Nominal、 レベル 1、 レベル 2 です。このオプショ
AtoS 最適化を有効 にすると、リモ ー トの 読 み取り 遅 延が低減し、書き 込 みによる中 断 なしに 読 み取りアクセ
スを繰り返すことができます。このオプションは、デフォルトで無効 に設定されています。
システムのエネルギー効 率性を改善できます。オペレー ティング システムのコア パー キング アルゴリズム
を使用して、システムの論理プロセッサー の一部を保留し、対応 するプロセッサー コアを順番に低電力アイ
ドル状 態に遷移できます。このオプションは、オペレー ティング システムがサポー トする場合のみ有効 にす
ることができます。このオプションは、デフォルトで無効 に設定されています。
メモ : この機能は、CPU 電源管理が最大限のパフォー マンスに設定されている場合はサポ ー トされませ
ん。
ンは、デフォルトで Nominal に設定されています。
メモ : このオプションは、プロセッサー の特定の最小在庫管理 単 位( SKU )でのみ利用可能です。
x2APIC モー ド x2APIC モー ドを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで 有効に設定されています。
L2 RFO プリフェッ チL2 RFO( Read For Ownership)プリフェッチを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで
有 効に設定されています。RFO は、キャッシュ ラインに書き 込 みを行う前に、メモリ ー にあるキャッシュ
ラインをキャッシュに読 み取る処 理です。
メモ : この機能は、 4 台のプロセッサー が取り付けられている場合にのみサポ ー トされます。
Dell Controlled
Turbo
Dell AVX スケー リ
ング テクノロジ ー
AVX ICCP の事前 許可インテルが提供するさまざまな AVX ICCP 遷移レベルからシステムが選択 できるようにします。デフォルト
プロセッサー あた
りのコア数
プロセッサー コア
スピー ド
プロセッサー のバ
ス スピー ド
プロセッサー n
ター ボ エンゲー ジメントを制御します。このオプションは、システム プロファイルがパフォー マンスに設定
されている場合のみ有効 になります。
メモ : インストー ルされている CPU の数 に 応 じて、最大 4 台のプロセッサー のリストがあります。
Dell AVX スケー リング テクノロジー を設定することができます。このオプションは、デフォルトで 0 に設定
されています。
のレベルは 128 ヘビー です。
プロセッサー内 の有効 なコアの数 を制御します。特定の状 況下では、有効 なコアの数 を減らすと、インテル
ター ボ ブー スト テクノロジー のパフォー マンスがわずかに改善し、共有キャッシュが拡 大する可能性による
メリットがある場合があります。大半のコンピュー ティング環境では、処 理コアの数 が多くなる傾向がある
ため、公称 パフォー マンスの向上を実 現するには、コアの無効 化を慎 重に検 討する必要があります。
プロセッサー のコア スピー ドが表示されます。
プロセッサー のバス スピー ドが表示されます。
システムに取り付けられている各プロセッサー について、次の設定が表示されます。
オプション 説 明
ファミリー - モデ
ル - ステッピング
ブランド ブランド名を指定します。
レベル 2 キャッシュL2 キャッシュの合計を指定します。
インテルによって定義されているとおりにプロセッサー のファミリー 、モデル、およ
びステッピングを指定します。
BIOS および UEFI 11
Page 12
オプション 説 明
オプション 説 明
レベル 3 キャッシュL3 キャッシュの合計を指定します。
コア数 プロセッサー ごとのコア数 を指定します。
最大メモリー 容量 プロセッサー あたりの最大メモリー 容量を指定します。
Microcode マイクロコー ドを指定します。
SATA 設定
[SATA 設定 ]画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで SATA および PCIe NVMe RAID モー ドを
有効 にすることができます。
SATA 設定の表示
SATA Settings(SATA 設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 SATA Settings (SATA 設定)をクリックします。
SATA 設定の詳細
このタスクについて
SATA Sttings 画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
内蔵 SATA 内蔵 SATA オプションを Off、AHCI、または RAID のいずれかのモー ドに設定できます。このオプションは、
セキュリティフリ
ー ズロック
書き込 みキャッシュPOST 中に組み込 み SATA ドライブの コマンドを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルト
ポー ト n 選択 されたデバイスのドライブタイプを設定します。
説 明
デフォルトで AHCI Mode に設定されています。
POST 中に組み込 み SATA ドライブにセキュリティフリー ズロックコマンドを送信します。このオプション
は、AHCI mode にのみ適用されます。このオプションは、デフォルトで Enabled に設定されていまます。
で Disabled に設定されています。
AHCI または RAID モー ドの場合、 BIOS のサポー トは常に有 効 です。
オプション 説 明
モデル 選択 されたデバイスのドライブモデルを指定します。
12 BIOS および UEFI
メモ: デバイスが取り付けられていない場合は、Unkown と表示されます。
Page 13
オプション 説 明
オプション 説 明
ドライブタイプ SATA ポー トに接続 されているドライブのタイプを指定します。
メモ: デバイスが取り付けられていない場合は、Unkown Device と表示されま
す。
容量 ドライブの合計容量を指定します。光学 ドライブなどのリム ー バブル メディア デバ
イスに対 しては未定義です。
メモ : デバイスが取り付けられていない場合は、N/A と表示されます。
NVMe 設定
NVMe の設定を使用することで、 NVMe を[RAID ]モ ー ドまたは[ 非 RAID ]モ ー ドのいずれかに設定できます。
メモ: これらのドライブを RAID ドライブとして設定するには、[システム BIOS 設定] > [SATA 設定] > [内蔵 SATA オプ
ション]をクリックし、[RAID ]モー ドを有効 にします。それ以外の場合は、このフィー ルドを[非 RAID ]モー ドに設定する
必要があります。
NVMe 設定の表示
[ NVMe 設定 ] 画 面を表示するには、次の手順を 実 行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. [システム BIOS ] 画 面で、[ NVMe 設定 ]をクリックします。
NVMe 設定の詳細
このタスクについて
[NVMe 設定]画 面の詳細は次のとおりです。
オプション
NVMe モード NVMe モー ドを設定することができます。このオプションは、デフォルトで[ RAID なし]に設定されてい
説明
ます。
起動設定
[起動設定 ]画面を使用して、起動モー ドを[BIOS ]、または[UEFI ]に設定することができます。起動順序を指定することも可能
です。
● BIOS:[BIOS 起動モー ド ]はレガシー の起動モー ドです。下位互換性がサポー トされています。
● UEFI: Unified Extensible Firmware Interface(uefi) は、オペレー ティングシステムとプラットフォー ムファー ムウェア間に新しい
インタフェー ス。このインター フェイスには、プラットフォー ム関 連の情報をオペレー ティング・ システムおよびそのロー ダー を
BIOS および UEFI 13
Page 14
使用できるデー タテー ブル、ブー トおよびランタイムサー ビスのコー ルも構成されます。以下のメリットは、[起動モー ド ]が
[UEFI ]に設定されている場合に限り利用できます。
○ 2 TB を超えるドライブパー ティションをサポー トします。
○ 強化されたセキュリティ ( 例えば、 UEFI セキュア起動 ) します。
○ 高速起動時間。
メモ: NVMe ドライブから起動するには、 UEFI 起動モー ドのみを使用する必要があります。
起動設定の表示
Boot Settings (起動設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 Boot Settings (起動設定)をクリックします。
起動設定の詳細
このタスクについて
Boot Settings(起動設定)画 面の詳細は、次のとおりです。
オプション
起動モー ド 起動順序を設定したり、個々 の起動オプションを有効 または無効 にしたりすることができます。利用できる
起動順序再試行 Boot Sequence Retry(起動順序再試行)機能を有効 または無効 にします。前回の起動に失敗した場合は、
Hard-Disk Failover ドライブ障害発 生時に起動するドライブを指定します。では、デバイスが選 択 されている ハー ドディスクド
汎用 USB 起動 USB 起動オプションを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで Disabled(無効 )に設
ハー ドディスク
ドライブのプレー
スホルダー
説 明
オプションは、 BIOS および UEFI です。このオプションはデフォルトで UEFI に設定されています。
Reset または Enabled の設定に応 じて、システムはただちにコー ルドリセットを行うか、30 秒間のタイムア
ウト後に起動を再試行します。このオプションは、デフォルトで Enabled に設定されていまます。
ライブシ ー ケンス で、 起動オプションを設定します 。このオプションを Disabled (無 効 ) に設定すると、
リストの最初のドライブだけが起動を試行されます。このオプションを Enabled(有効 ) に設定すると、す
べてのドライブが、Hard-Disk Drive Sequence(ハー ドディスクドライブのシー ケンス) で選択 された順序
で起動を試行されます。このオプションは、UEFI 起動モー ドでは使用できません。このオプションは、デフ
ォルトで Disabled (無効 )に設定されています。
定されています。
ハー ドディスク ドライブのプレー スホルダ オプションを有効 または無効 にします。このオプションは、デフ
ォルトで disabled に設定されています。
UEFI 起動設定
UEFI Boot Settings 画面では、UEFI 起動順序を指定することができます。
14 BIOS および UEFI
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このタスクについて
オプション 説 明
UEFI Boot
Sequence
Boot Options
Enable/Disable
UEFI 起動デバイスの順序を変 更できます。
UEFI 起動デバイスを有効 または無効 にすることができます。
システム起動モー ドの選択
セットアップユー ティリティ では、以下のオペレー ティングシステムのいずれかのインストー ル用起動モー ドを指定することがで
きます。
● BIOS 起動モー ドは、標準的な BIOS レベルの起動インター フェイスです。
● UEFI 起動モー ド(デフォルト)は、標準的な BIOS レベルの起動インタフェー スです。
UEFI モー ドで起動するようシステムを設定すると、システム BIOS の設定が置換されます。
1. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティのメインメニュー )で、 Boot Settings(起動設定)をクリックし、
Boot Mode(起動モー ド)を選択 します。
2. UEFI 起動モー ドを選択 し、このモー ドでシステム起動されるようにします。
注意: OS インストー ル時の起動モー ドが異なる場合、起動モー ドを切り替えるとシステムが起動しなくなることがありま
す。
3. 指定した起動モー ドでシステムを起動した後、そのモー ドからオペレー ティングシステムのインストー ルに進みます。
メモ : UEFI 起動モードからインスト ールする OS は UEFI 対応である必要があります。 DOS および 32 ビットの OS は UEFI 非
対応で、BIOS 起動モ ードからのみインスト ールできます。
メモ: 対応オペレ ーティングシステムの最新情報については、Dell.com/ossupport にアクセスしてください。
起動順序の変 更
このタスクについて
USB キーまたはオプティカルドライブから起動する場合は、起動順序を 変更する必要がある場合があります。 Boot Mode(起動モ
ード)で BIOS を選 択した場合は、以下の手順が異なる可能性があります。
手順
1. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティのメインメニュ ー ) 画面で、System BIOS(システム BIOS) > Boot
Settings(起動設定) > UEFI/BIOS Boot Settings( UEFI/BIOS 起動設定) > UEFI/BIOS Boot Sequence( UEFI/BIOS 起動
順序) の順にクリックします。
2. 矢印キー を使用して起動デバイスを選択 し、(+)キー と(-)キー を使用してデバイスの順番を上下に動かします。
3. 終了時に設定を保存するには、Exit (終了)をクリックして、Yes (はい)をクリックします。
ネットワー ク設定
[ネットワー ク設定 ]画 面を使用して、UEFI PXE 、iSCSI 、および HTTP の起動設定を変 更できます。このネットワー ク設定オプシ
ョンは、UEFI モー ドでのみ使用できます。
メモ: BIOS モー ドでは、BIOS はネットワー ク設定の制御を行いません。BIOS 起動モー ドの場合、ネットワー ク コントロー ラの
オプションの Boot ROM でネットワー ク設定が処 理されます。
ネットワー ク設定の表示
Network Settings(ネットワー ク設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
BIOS および UEFI 15
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2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 Network Settings (ネットワー ク設定)をクリックします。
ネットワー ク設定画 面の詳細
Network Settings(ネットワー ク設定)画 面の詳細は、次のとおりです。
このタスクについて
オプション
UEFI PXE 設定 UEFI PXE デバイスの設定を制御できます。
PXE デバイス n( n
は 1~ 4)
PXE デバイス n 設
定( n は 1~ 4)
UEFI HTTP 設定 デバイスを有効 または無効 にします。有効 にすると、デバイスの UEFI HTTP 起動オプションが作成されま
HTTP デバイス n
設定( n は 1~ 4)
UEFI iSCSI 設定 iSCSI デバイスの設定を制御できます。
説明
デバイスを有 効 または無 効 にします。有 効 にすると、デバイスの UEFI PXE 起動オプションが作成されます。
PXE デバイスの設定を制御できます。
す。
HTTP デバイスの設定を制御できます。
表 1. UEFI iSCSI 設定画 面の詳細
オプション 説 明
iSCSI イニシエー タ ー 名 iSCSI イニシエー タの名前を IQN 形式で指定しま
す。
iSCSI Device1 iSCSI デバイスを有効 または無 効 にします。無 効
の場合は、iSCSI デバイスに UEFI 起動オプション
が自動的に作成されます。このオプションは、デ
フォルトで Disabled に設定されています。
iSCSI Device1 設定 iSCSI デバイスの設定を制御できます。
TLS 認証の構成 このデバイスの起動 TLS 認証モー ドを表示または変 更します。None は、HTTP サー バー とクライアントが、
この起動において相互に認証しないことを意味します。One way は、HTTP サー バー がクライアントによって
認証されるものの、クライアントはサー バー によって認証されないことを意味します。デフォルトでは、こ
のオプションは None に設定されています。
内蔵デバイス
Integrated Devices (内蔵 デバイス) 画面を使用して、ビデオコントロー ラ、内蔵 RAID コントロ ー ラ、および USB ポ ー トを含むす
べての内蔵 デバイスの設定を表示し設定することができます。
内蔵デバイスの表示
Integrated Devices(内蔵 デバイス)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
16 BIOS および UEFI
Page 17
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 Integrated Devices (内蔵 デバイス)をクリックします。
内蔵 デバイスの詳細
このタスクについて
Integrated Devices(内蔵 デバイス)画 面の詳細は、次のとおりです。
オプション
ユー ザー のアクセス
が可能な USB ポー
ト
内蔵 USB ポ ー ト 内蔵 USB ポ ー トを有 効 または無 効 にします。デフォルトでは、このオプションは On (オン)に設定されて
iDRAC ダイレクト
USB ポー ト
内蔵 RAID コント
ロー ラー
I/OAT DMA エンジ ンI/O 加速テクノロジ( I/OAT)オプションの有効 / 無効 を切り替えます。 I/OAT は、ネットワー ク トラフィ
I/O Snoop HoldOff
Response
内蔵 ビデオ コント
ロー ラー
説 明
ユー ザー アクセス可能 USB ポー トを設定します。All Ports Off を選択 すると、すべての USB ポー トが無効 に
なります。All Ports Off (Dynamic) を選択 すると、POST 時にすべての USB ポー トが無効 になり、前面の
ポー トはシステムをリセットしなくても、許可されたユー ザー によって動的に有効 または無効 にすることが
できます。
USB キー ボ ー ドとマウスは、選 択 に 応 じて起動プロセス中も特定の USB ポー トで機能します。オペレ ー ティ
ングシステムドライバがロー ドされた後、フィー ルドの設定に応 じて USB ポー トは有効 / 無効 が切り替わり
ます。
います。
iDRAC ダイレクト USB ポー トはホストの可視性がなく、iDRAC によってのみ管理されます。デフォルトで
は、このオプションはオン またはオフ に設定されています。ときに設定を オフにするに は、 iDRAC はこの
管理対 象ポー トに取り付けられた USB デバイスを検 出しません。デフォルトでは、このオプションは On(オ
ン)に設定されています。
内蔵 RAID コントロ ー ラを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで有効 に設定されてい
ます。
ックを高速化しながら CPU の利用率を低減するように設計された DMA 機能のセットです。ハー ドウェア
とソフトウェアがこの機能をサポー トする場合にのみ有効 にできます。
PCI I/O が CPU からのスヌー プ リクエストを保留できるサイクル数 を選 択 し、 LLC への書き込 みを完了させ
る時間を取ることができます。この設定では、スルー プットを向上させ、レイテンシー が重要な作業負荷で
のパフォー マンスが向上できます。
内蔵 ビデオ コントロ ー ラー をプライマリディスプレイとして使用するかときに設定を 有効 にするに は、 内蔵
ビデオ コントロー ラー がプライマリディスプレイのグラフィックカー ドが取り付けられている場合でも、追
加します。無効 に設定すると、増 設グラフィックス カー ドがプライマリディスプレイ BIOS は POST 中に出
力をプライマリビデオと内蔵 ビデオで追加の両 方に表示され、プレブー ト環境。ビデオは、オペレー ティン
グ システムの起動直前に無効 にこのオプションは、デフォルトで有効 に設定されています。
メモ : 次の場合は、複数 のシステムにインスト ー ルされてグラフィックカ ー ドで、 PCI 列挙 中に 検 出され
た最初のカー ドがプライマリビデオとして選択 されて追加されます。に、スロット内 のどちらをプライ
マリビデオカー ドがを制御するには、カー ドを調整し直す必要があります。
組み込 みビデオ コ
ントロー ラー の現在
の状 態
SR-IOV グロー バル 有 効 シングルル ー ト I/O 仮想化( SR-IOV )デバイスの BIOS 設定の有 効 / 無 効 を切り替えます。このオプション
組み込 みビデオ コントロー ラー の現在の状 態を表示します。組み込 みビデオ コントロー ラー の現在の状 態
オプションは、読 み取り専 用フィー ルドです。内蔵 ビデオ コントロー ラー がシステム内 で唯一の表示機能で
ある(つまり、増設グラフィックス カードが取り付けられていない)場合、Embedded Video Controller (組
み込 みビデオコントロー ラ) 設定が Disabled (無効 )となっていても、内蔵 ビデオ コントロー ラー が自動的
にプライマリ ディスプレイとして使用されます。
は、デフォルトで無効 に設定されています。
BIOS および UEFI 17
Page 18
オプション 説 明
内蔵 SD カ ー ド ポ ー ト 内蔵 デュアル SD モジュ ー ル(IDSDM )の 内蔵 SD カ ー ド ポ ー トの有効 /無 効 を切り替えます。デフォルトで
は、このオプションは On (オン)に設定されています。
内蔵 SD カ ー ドの冗 長性内蔵 デュアル SD モジュ ー ル(IDSDM )の冗長性モ ー ドを設定します。「ミラー モ ー ド 」に設定すると、デ ー タ
は両 方の SD カー ドに書き込 まれます。どちらかのカー ドに不具合が発 生し、不具合の発 生したカー ドを交換
すると、システム起動中にアクティブなカー ドのデー タがオフラインカー ドにコピー されます。
「冗長性」を「無効 」に設定すると、プライマリ SD カー ドのみが OS にこのオプションは、デフォルトで無効
に設定されています。
内蔵 SD プライマ
リー カー ド
OS ウォッチドッグ
タイマー
空のスロットの表示BIOS と OS にアクセスできるすべての空のスロットの root ポー トを有効 または無効 にします。このオプシ
4 GB を超える I/O
のメモリ マップ化
I/O ベー スメモリマ
ップ化
メザニン スロット
の無効 化
との 冗長性 が設定されを 無効 に は、 SD カー ドのいずれかをプライマリにカー ドを設定して、大容量スト
レー ジデバイスとして存在自体を選択 できます。デフォルトでは、SD カー ド 1 がプライマリ SD カー ドとし
て選択 されます。SD カー ド 1 が存在しない場合、コントロー ラによって SD カー ド 2 がプライマリ SD カー ド
として選択 されます。
システムが応 答を停止した場合、このウォッチドッグタイマー はオペレー ティング システムのリカバリに便
利です。このオプションが Enabled(有効 )に設定されている場合、オペレー ティング システム はタイマー
を初期化します。このオプションが Disabled(デフォルト)に設定されている場合、タイマー はシステムに
何ら影響しません。このオプションは、デフォルトで無効 に設定されています。
ョンは、デフォルトで無効 に設定されています。
大容量メモリを必要とする PCIe デバイスのサポー トの有効 / 無効 を切り替えます。このオプションは、64
ビットのオペレー ティング システムに対 してのみ有効 にします。このオプションは、デフォルトで有効 に設
定されています。
12 TB に設定すると、MMIO ベ ー スは 12 TB にマップされます。この 44 ビットの PCIe アドレス指定が必要
に OS をインストー ルするためのオプションを有効 にします。
メモ : Memory Mapped I/O Base を 512 GB に設定するには、物理メモリー は 512 GB 未 満 である必要が
あります。そうでなければシステムの POST がエラー になる可能性があります。
Slot Disablement (スロット無効 )機能により、指定のスロットに取り付けられているメザニンカ ー ドの構成
を制御できます。制御が可能なのは、お使いのシステムに存在するメザニンカー ドスロットに限られます。
シリアル通信
Serial Communication(シリアル通信)画 面を使用して、シリアル通信ポー トのプロパティを表示します。
シリアル通信の表示
Serial Communication(シリアル通信)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で Serial Communication (シリアル通信)をクリックします。
18 BIOS および UEFI
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シリアル通信の詳細
このタスクについて
シリアル通信画面の詳細は、次のとおりです。
オプション 説 明
シリアル通信
シリアル ポー トア
ドレス
外付けシリアルコ
ネクタ
フェイルセー フボー
レー ト
リモー ト ター ミナ
ルタイプ
起動後のリダイレクトオペレー ティング システム のロー ド時に BIOS コンソー ルのリダイレクトの有効 または無効 を切り替えるこ
BIOS でシリアル通信デバイス(シリアルデバイス 1 およびシリアルデバイス 2 )を選択 します。 BIOS コン
ソー ルリダイレクトを有効 にして、ポー トアドレスを指定できます。このオプションは、デフォルトで Off
に設定されています。
COM ポー トまたは Console Redirection のオプションを有効 にすることができます。
シリアルデバイスのポー トアドレスを設定することができます。このフィー ルドは、シリアル ポー ト アドレ
スを COM1 または COM2(COM1=0x3F8、COM2=0x2F8)に設定します。このオプションは、デフォルトで
Serial Device 1=COM1 に設定されています。
メモ: シリアル オーバー LAN( SOL)機能には、シリアル デバイス 2 のみ使用できます。 SOL でコンソ
ールのリダイレクトを使用するには、コンソ ールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポ ートアド
レスを設定します。
このオプションを使用して、外付けシリアルコネクタを Serial Device 1 、Serial Device 2 、または リモー ト
アクセス デバイス に関 連付けることができます。このオプションは、デフォルトで Serial Device 1 に設定
されています。
メモ : Serial Over LAN(SOL )には Serial Device 2 のみ使用できます。SOL でコンソー ルのリダイレクト
を使用するには、コンソー ルのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポー トアドレスを設定します。
メモ : システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC で保存された設定でシリアル MUX を同期します。シ
リアル MUX 設定は、iDRAC で個別に変 更できます。したがって、BIOS セットアップユー ティリティか
ら BIOS のデフォルト設定をロー ドしても、この設定がシリアルデバイス 1 のデフォルト設定に戻 らない
場合があります。
外付けシリアルコネクタをシリアルデバイス 1 に関 連付けることができます。
コンソー ルのリダイレクトに使用されているフェイルセー フボー レー トが表示されます。BIOS は自動的に
ボー レー トの決定を試みます。このフェイルセー フボー レー トは、その試みが失敗した場合にのみ使用され
ます。また、値は変 更しないでください。デフォルトでは、このオプションは 115200 に設定されています。
リモー トコンソー ルター ミナルのタイプを設定します。このオプションは、デフォルトで VT100/VT220 に
設定されています。
とができます。このオプションは、デフォルトで有効 に設定されています。
システムプロファイル設定
System Profile Settings (システムプロファイル設定)画面を使用して、電源管理などの特定のシステムパフォ ーマンス設定を有
効にできます。
システムプロファイル設定の表示
System Profile Settings(システムプロファイル設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
BIOS および UEFI 19
Page 20
メモ: F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 System Profile Settings (システムプロファイル設定)をクリックします。
System Profile Settings の詳細
このタスクについて
System Profile Settings 画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
システムプロファイルシステムプロファイルを設定します。System Profile (システムプロファイル)オプションを Custom (カス
CPU 電源管理 CPU 電源管理を設定します。デフォルトでは、このオプションは システム DBPM (DAPC ) に設定されてい
メモリー 周波数 システム メモリー の速度を設定します。 最大限のパフォー マンス、Maximum Reliability、または特定の速度
ター ボブー スト プロセッサー がター ボブー ストモー ドで動作するかどうかを設定できます。このオプションは、デフォルトで
C1E アイドル時にプロセッサが最小パフォー マンス状 態に切り替わるかどうかを設定できます。このオプション
C ステー ト プロセッサー が利用可能なすべての電源状 態で動作するかどうかを設定できます。このオプションは、デフ
書き込 みデー タ
CRC
メモリー 巡回スクラブメモリ巡回スクラブの周波数 を設定することができます。デフォルトでは、このオプションは Standard(標
メモリー リフレッ
シュ レー ト
アンコアの周波数 Processor Uncore Frequency オプションを選択 することが可能になります。
説 明
タム)以外のモー ドに設定すると、BIOS が残 りのオプションを自動的に設定します。モー ドを Custom(カ
スタム)に設定している場合に限り、残りのオプションを変更できます。デフォルトでは、このオプション
は Performance Per Watt Optimized (DAPC) に設定されています。DAPC は Dell Active Power Controller
を意味します。その他のオプションには、Performance Per Watt (OS)、Performance、および Workstation
Performance があります。
メモ : システムプロファイル設定画 面のすべてのパラメ ー タ ー は、 システムプロファイル オプションが
Custom に設定されている場合のみ使用可能です。
ます。DBPM は Demand-Based Power Management(デマンドベー スの電源管理)の略です。その他のオプシ
ョンとして、OS DBPM と最大限のパフォー マンス があります。
を選択 することができます。デフォルトでは、このオプションは 最大限のパフォー マンス に設定されていま
す。
有 効に設定されています。
は、デフォルトで有効 に設定されています。
ォルトで有効 に設定されています。
書き込 みデー タ CRC を有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで無効 に設定されていま
す。
準)に設定されています。
メモリー リフレッシュ レー トを 1x または 2x に設定します。このオプションは、デフォルトで 1x に設定さ
れています。
Dynamic mode では、プロセッサー のランタイム時のコアおよびアンコアの全体に渡って電源リソ ー スを最
適化できます。電力を節約、またはパフォー マンスを最適化するためのアンコア周波数 の最適化は、エネル
ギー効 率のポリシーの設定の影響を受けます。
エネルギー効 率の
ポリシー
プロセッサ 1 のタ
ー ボブー スト対応 コ
アの数
20 BIOS および UEFI
Energy Efficient Policy オプションを選択 することが可能になります。
CPU はプロセッサの内 部動作を操作するための設定を使用して、より高いパフォ ー マンスを求めるか、それ
ともより良い省電力を求めるかを判断 します。デフォルトでは、このオプションは Balanced Performance
に設定されています。
プロセッサ 1 のター ボブー スト対応 コア数 を制御します。コアの最大数 はデフォルトですべてになっていま
す。
メモ : システムに取り付けられているプロセッサー が 4 台ある場合は、Number of Turbo Boost Enabled
Cores for Processor 4 のエントリー が表示されます。
Page 21
オプション 説 明
Monitor/Mwait プロセッサ内 の Monitor/Mwait 命令を有 効 にします。デフォルトでは、このオプションは Custom を除くす
べてのシステムで、Enabled に設定されています。
メモ : このオプションは、Custom モー ドの C States オプションが Disabled に設定されている場合に限
り、無効 化できます。
メモ : Custom モー ドで C States が Enabled に設定されている場合に、Monitor/Mwait 設定を変 更して
も、システムの電力またはパフォー マンスは影響を受けません。
CPU バス相互リン
クの電源管理
PCI ASPM L1 リン
クの電源管理
インテル パー シス
テント メモリー
CR QoS
インテル パー シス
テント メモリー の
パフォー マンス設
定
CPU バス相互リンク電源管理を有効 または無 効 にします。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定され
ています。
PCI ASPM L1 リンクの電源管理を有効 または無 効 にします。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定さ
れています。
サー ビス品質(QoS )ノブのチュー ニング機能を制御します。デフォルトでは無効 です。レシピ 1 は、App-
Direct の 2-2-2 メモリー 構成に推 奨 されています。 レシピ 2 は、 App-Direct のその他のメモリー 構成に推 奨 さ
れています。レシピ 3 は、チャネル構成ごとの 1 個の DIMM に推奨 されています。
近い(RDIMM/LRDIMM )メモリー と遠い(DCPMM )メモリー 間の切り替えをトリガー するしきい値を制御
します。BW の最適化 (デフォルトで選択 )により、RDIMM/LRDIMM および DCPMM の帯 域幅に対 して最
適化されます。レイテンシー の最適化 により、DCPMM が存在する RDIMM/LRDIMM のレイテンシー が向上
します。プロファイルのバランス により、メモリー モー ドが構成された DCPMM のパフォー マンスが最適化
されます。
システムセキュリティ
System Security (システムセキュリティ)画 面を使用して、システムパスワ ー ドとセットアップパスワ ー ドの設定や、電源ボタン
の無効 化などの特定の機能を実 行できます。
システムセキュリティの表示
System Security(システムセキュリティ)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレー ティング システムのロー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で System Security (システムセキュリティ)をクリックします。
システムセキュリティ設定の詳細
このタスクについて
システムセキュリティ設定画面の詳細は次の通りです。
オプション
CPU AES-NI Advanced Encryption Standard Instruction Set( AES-NI)を使用して暗号 化および復号 を行うことによって、
システム パスワ ードシステムパスワ ー ドを設定します。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されており、システムにパ
説明
アプリケー ションのスピー ドを向上させます。このオプションは、デフォルトで有効 に設定されています。
スワー ドジャンパが取り付けられていない場合は、読 み取り専 用になります。
BIOS および UEFI 21
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オプション 説 明
セットアップ パス
ワー ド
パスワー ド ステー タスシステムパスワー ドをロックします。デフォルトでは、このオプションは ロック解除 に設定されています。
TPM 情報
セットアップパスワー ドを設定します。システムにパスワー ド ジャンパー が取り付けられていない場合、こ
のオプションは読 み取り専 用です。
メモ : TPM メニュー は、 TPM モジュー ルがインスト ー ルされている場合のみ使用可能です。
TPM の報告モー ドを制御することができます。デフォルトでは、 TPM Security オプションは オフ に設定さ
れています。TPM Status フィー ルド、TPM Activation フィー ルド、および Intel TXT フィー ルドは、TPM
Status フィー ルドが On with Pre-boot Measurements または On without Pre-boot Measurements のい
ずれかに設定されている場合に限り、変 更できます。
TPM 1.2 が取り付けられている場合、TPM Security(TPM セキュリティ)オプションは オフ 、 On with Pre-
boot Measurements(起動前測定ありでオン)、On without Pre-boot Measurements(起動前測定なしで
オン)のいずれかに設定されます。
表 2. TPM 1.2 セキュリティ情報
TPM 情報 説 明
TPM 情報 TPM の動作状 態を変 更することができます。このオプションは、デフォルトで変
更なしに設定されています。
TPM ファー ムウェ アTPM のファー ムウェアバー ジョンを示します。
TPM ステー タス TPM ステー タスを指定します。
TPM コマンド トラステッドプラットフォー ムモジュー ル(TPM )を制御します。 なしに設定す
ると、どのコマンドも TPM に送信されません。 アクティブにする に設定すると、
TPM は有効 かつアクティブになります。無効 にする に設定すると、 TPM は無効
かつ非アクティブになります。クリアする に設定すると、TPM のすべてのプロパ
ティがクリアされます。デフォルトでは、このオプションはなし に設定されてい
ます。
TPM 2.0 が取り付けられている場合、TPM Security(TPM セキュリティ)オプションは On (オン)または
オフに設定されます。このオプションは、デフォルトで オフに設定されています。
表 3. TPM 2.0 セキュリティ情報
TPM 情報 説 明
TPM 情報 TPM の動作状 態を変 更することができます。このオプションは、デフォルトで変
更なしに設定されています。
TPM ファー ムウェ アTPM のファー ムウェアバー ジョンを示します。
TPM Hierarcy
( TPM 階層)
TPM の詳細設定 [TPM Security ]が[ON ]に設定されている場合のみ、この設定は有効 になります。
ストレ ージと承認階層を有 効または無 効にするか、クリアします。 Enabled (有
効)に設定すると、ストレ ージと承認階層を使用できます。
Disabled(無効 )に設定すると、ストレー ジと承認階層を使用できません。
Clear(クリアする)に設定すると、ストレー ジと承認階層の値がすべてクリアさ
れ、 Enabled(有 効 )にリセットされます。
表 4. TPM の詳細設定の詳細
オプション 説 明
TPM PPI プロビジョニングをスキップ 有 効に設定すると、PPI 高度設定および電力イン
ター フェイス(ACPI)のプロビジョニング操作の
発 行時に、オペレー ティング システムは物理プレ
ゼンス インター フェイス(PPI)をバイパスできま
22 BIOS および UEFI
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オプション 説 明
表 4. TPM の詳細設定の詳細 (続 き)
オプション 説 明
す。このオプションは、デフォルトで無効 に設定
されています。
TPM PPI のクリアをスキップ 有 効に設定すると、PPI 高度設定および電力イン
ター フェイス(ACPI)のプロビジョニング操作の
発 行時に、オペレー ティング システムは物理プレ
ゼンス インター フェイス(PPI)をバイパスできま
す。このオプションは、デフォルトで無効 に設定
されています。
Intel(R) TXT Intel Trusted Execution Technology(TXT )オプションを有 効または無 効にします。 Intel TXT オプションを有
効にするには、仮想化テクノロジと TPM セキュリティを起動前測定ありで有 効にする必要があります。こ
のオプションは、デフォルトでオフ に設定されています。
TPM 2.0 がインストー ルされている場合、 TPM 2 アルゴリズムの オプションが利用できます。これには、
TPM (SHA1、 SHA256 ) でサポー トされてハッシュアルゴリズムを選択 できます。TPM 2 アルゴリズムの オ
プションを必要に設定するには、 SHA256 、 TXT を有 効 にします。
電源ボタン システム前面の電源ボタンを有効 または無 効 にします。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されて
います。
AC 電源の回復 AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。このオプションは、デフォルトで 前回 に設定されて
います。
UEFI 変数へのアク セスUEFI 変数を安全に維持するためのさまざまな手段を提供します。Standard (デフォルト)に設定されてい
る場合、UEFI 変数 は UEFI 仕様 によってオペレー ティング システムでアクセス可能です。制御 に設定されて
いる場合、選択 した UEFI 変数 は環境内 で保護され、新しい UEFI 起動エントリは、現在の起動順序の最後に
実 行されます。
インバンド管理機
能インター フェイ
ス
設定を無効 にする と、この設定は、Management Engine の(ME)、HECI デバイスは、およびシステムのオペ
レー ティング システムから IPMI デバイスを非表示にします。これにより、 ME の電源上限が設定を変 更す
るには、オペレー ティング システム、および防止します。すべてのインバンド管理ツー ルへのアクセスをブ
ロックすべての管理を介して管理帯 域外になります。このオプションは、デフォルトで有効 に設定されてい
ます。
メモ : BIOS アップデー トの HECI デバイスで動作可能と DUP アップデー ト IPMI インター フェイスを操
作可能にする必要が必要です。この設定をする必要がセットに なっている エラー のアップデー トを避
けてください。
セキュア ブ ー ト セキュア ブ ー トを有 効 にします。ここでは BIOS はセキュア ブ ー トポリシ ー の証明書を使用して各プリブ ー
トイメー ジを認証します。セキュア ブー トはデフォルトで無効 になっています。セキュア ブー トはデフォ
ルトで無効 に設定されています。
セキュア ブー ト ポ
リシー
セキュア ブー ト モードBIOS がセキュア ブー ト ポリシー オブジェクト( PK、 KEK、 db、 dbx)を使う方法を設定します。
セキュア ブー ト ポリシー が Standard (標準)に設定されている場合、BIOS はシステムの製造元のキー と証
明書を使用して起動前イメー ジを認証します。セキュア ブー ト ポリシー が カスタム に設定されている場合、
BIOS はユー ザー 定義のキー および証明書を使用します。セキュア ブー ト ポリシー はデフォルトで標準 に設
定されています。
現在のモー ドが 展開モー ド に設定されている場合、設定可能なオプションは ユー ザー モー ド と 展開モー ド で
す。現在のモー ドが ユー ザー モー ド に設定されている場合、設定可能なオプションは ユー ザー モー ド 、監査
モー ド、 展開モー ドです。
オプション 説 明
ユー ザー モー ド
ユー ザー モー ドでは、 PK 、取り付け、および BIOS を使ったプログラムのポリシー オ
ブジェクトをアップデー トしようの署名の検 証を実 行している必要があります。
BIOS では、未認証のプログラムによるモー ド間の遷移が許可されます。
BIOS および UEFI 23
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オプション 説 明
オプション 説 明
展開モー ド
監査モー ド
セキュア ブー ト ポ
リシー のサマリー
セキュア ブー ト カ
スタム ポリシー の
設定
システムパスワー ドおよびセットアップパスワー ドの作成
前提条 件
パスワー ドジャンパが有効 になっていることを確認します。パスワー ド ジャンパによって、システムパスワー ドとセットアップパ
スワー ドの機能の有効/ 無効 を切り替えることができます。詳細については、「システムボー ドのジャンパ設定」の項を参 照してくだ
さい。
イメー ジを認証するためにセキュア ブー トが使用する証明書とハッシュのリストを指定します。
セキュア ブー ト カスタム ポリシー を設定します。このオプションを有効 にするには、セキュア ブー ト ポリ
シー を Custom (カスタム)に設定してください。
展開モ ー ド は最も安全なモー ドです。 展開されたモ ー ドでは 、 PK にインストー ルする
と、 BIOS プログラム的ポリシー オブジェクトをアップデー トしようとします上の署
名の検 証を実 行している必要があります。
展開されたモー ドは ' プログラムによるモー ドの移行を制限します。
監査モー ドでは、 PK は存在しません。BIOS は、ポリシー オブジェクトのプログラム
によるアップデー トおよびモー ド間の遷移を認証しません。
監査モ ー ド は、ポリシー オブジェクトのワ ー キングセットをプログラムによって決定
する際に役立ちます。
BIOS イメージを 実行情報テ ーブルで、プレブ ートイメ ージおよびログの結果の署名の
検証を 実行していますが、パススル ーまたは 検証が失敗したかどうか、イメ ージを 実
行します。
メモ: パスワー ド ジャンパの設定を無効 にすると、既存のシステムパスワードとセットアップパスワードは削除され、システム
の起動にシステムパスワー ドを入力する必要がなくなります。
手順
1. システム セットアップを起動するには、システムの電源投入または再起動の直後に F2 を押します。
2. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュー )画面で、System BIOS(システム BIOS ) > System
Security(システムセキュリティ)の順にクリックします。
3. System Security(システムセキュリティ)画面で、Password Status(パスワー ドステ ー タス)が Unlocked (ロック解除)に
設定されていることを確認します。
4. システムパスワー ド フィー ルドに、システムパスワ ー ドを入力して、 Enter または Tab を押します。
以下のガイドラインに従 ってシステムパスワー ドを設定します。
● パスワー ドの文字 数 は 32 文字までです。パスワ ー ドには、 ASCII 文字セットの文字を使用できます。
システムパスワー ドの再入力を求めるメッセー ジが表示されます。
5. システムパスワー ドをもう一度入力し、OK をクリックします。
6. Setup Password(セットアップパスワー ド)フィー ルドに、セットアップパスワー ドを入力して、Enter または Tab を押しま
す。
セットアップパスワー ドの再入力を求めるメッセー ジが表示されます。
7. セットアップパスワー ドをもう一度入力し、OK をクリックします。
8. Esc を押してシステム BIOS 画面に 戻ります。もう一度 Esc を押します。
変更の保存を求めるプロンプトが表示されます。
メモ : システムが再起動するまでパスワー ド保護機能は有 効 になりません。
24 BIOS および UEFI
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システムを保護するためのシステムパスワー ドの使い方
前提条 件
セットアップパスワー ドが設定されている場合、システムはセットアップパスワー ドをシステムパスワー ドの代用として受け入れま
す。
手順
1. システムの電源を入れるか、再起動します。
2. システムパスワー ドを入力し、Enter を押します。
次の手順
[ パスワー ド ステ ー タス ]が[ ロック]に設定されている場合は、再起動時に 画 面の指示に 従 ってシステムパスワ ー ドを入力し、
Enter を押します。
メモ : 間違ったシステムパスワー ドが入力されると、パスワ ー ドの再入力を求めるメッセ ー ジがシステムに表示されます。正し
いパスワー ドの入力は、3 回まで試行できます。3 回目の試行に失敗すると、システムが機能を停止し、電源を切る必要がある
ことを知らせるエラー メッセー ジがシステムに表示されます。システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワー
ドを入力するまで、このエラー メッセー ジが表示されます。
システム パスワー ドおよびセットアップ パスワー ドの削除または変 更
前提条 件
メモ: パスワー ド ステー タスが ロックに設定されている場合、既 存のシステム パスワー ドまたはセットアップ パスワー ドを削
除または変 更することはできません。
手順
1. システム セットアップを起動するには、システムの電源投入または再起動の直後に F2 を押します。
2. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュー )画面で、System BIOS(システム BIOS ) > System
Security(システムセキュリティ)の順にクリックします。
3. System Security(システムセキュリティ)画 面で Password Status(パスワー ドステー タス)が Unlocked(ロック解除)に
設定されていることを確認します。
4. システム パスワー ド フィー ルドで既 存のシステム パスワー ドを変 更または削除して、 Enter または Tab を押します。
5. Setup Password(セットアップパスワー ド)フィー ルドで、既 存のシステムパスワー ドを変 更または削除して、Enter または
Tab を押します。
システム パスワー ドおよびセットアップ パスワー ドを変 更する場合は、新しいパスワー ドの再入力を求めるメッセー ジが表示さ
れます。システム パスワー ドおよびセットアップ パスワー ドを削除する場合は、削除の確認を求めるメッセー ジが表示されま
す。
6. Esc を押してシステム BIOS 画 面に戻 ります。もう一度 Esc を押すと、変 更の保存を求めるプロンプトが表示されます。
7. セットアップパスワー ドを選択 し、既 存のセットアップパスワー ドを変 更または削除して、Enter または Tab を押します。
メモ : システムパスワー ドまたはセットアップパスワ ー ドを 変 更する場合は、新しいパスワ ー ドの再入力を求めるメッセ ー ジ
が表示されます。システムパスワー ドまたはセットアップパスワー ドを削除する場合は、削除の確認を求めるメッセー ジが
表示されます。
セットアップパスワー ド使用中の操作
セットアップパスワー ドが 有効に設定されている場合は、システム セットアップ オプションを変 更する前に正しいセットアップパ
スワー ドを入力します。
誤ったパスワー ドを 3 回入力した場合は、システムに次のメッセー ジが表示されます。
Password Invalid.
Number of unsuccessful password attempts: <3> Maximum number of password attempts exceeded.
System Halted!
BIOS および UEFI 25
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システムをオフにして再起動しても、正しいパスワー ドを入力するまで、このエラー メッセー ジが表示されます。次のオプション
がサポー トされています。
● システムパスワー ド が有 効に設定されておらず、 パスワ ー ド ステ ー タス オプションでロックされていない場合は、システムパ
スワー ドを設定できます。詳細については、「システム セキュリティ設定の画 面」の項を参 照してください。
● 既存のシステムパスワー ドは、無効 にすることも変 更することもできません。
メモ: 不正な変 更からシステムパスワー ドを保護するため、パスワー ド ステー タス オプションをセットアップパスワー ド オプ
ションと併 用することができます。
冗長 OS 制御
[冗長 OS 制御 ]画面を使用して、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定できます。これにより、システム上で物理リカバリ ディス
クを設定することができます。
冗長 OS 制御の表示
[ 冗長 OS 制御 ] 画 面を表示するには、次の手順を 実 行します。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
システムを再起動してもう一度やり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. [システム BIOS ] 画 面で、[ 冗長 OS 制御 ]をクリックします。
Redundant OS Control 画面の詳細
Redundant OS Control 画面の詳細は、次のとおりです。
このタスクについて
オプション
冗長 OS の場所 次のデバイスからバックアップ ディスクを選択 できます。
説 明
● なし
● 内蔵 SD カ ード
● SATA Ports in AHCI mode
● BOSS PCIe カー ド(内蔵 M.2 ドライブ)
● 内蔵 USB
メモ: RAID 構成と NVMe カー ドは含まれません。これらの構成で個々 のドライブを区 別する機能が
BIOS にはないためです。
冗長 OS の 状 態
Visible に設定すると、バックアップ ディスクがブー ト リストと OS で認識されます。 Hidden に設定する
と、バックアップ ディスクは無効 になり、ブー ト リストと OS で認識されません。このオプションは、デフ
ォルトで Visible に設定されています。
26 BIOS および UEFI
メモ: このオプションは、 Redundant OS Location が None に設定されている場合は、無効 になります。
メモ: BIOS がハー ドウェアのデバイスを無効 にするため、 OS からデバイスにアクセスできません。
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オプション 説 明
冗長 OS 起動
メモ: このオプションは、 Redundant OS Location が None に設定されている場合、または Redundant OS
State が Hidden に設定されている場合は、無効 になります。
Enabled に設定すると、BIOS は Redundant OS Location に指定されているデバイスを起動します。
Disabled に設定すると、BIOS は現在のブー ト リストの設定を保持します。このオプションは、デフォルト
で 無効 に設定されています。
その他の設定
Miscellaneous Settings (その他の設定)画 面を使用して、アセットタグの更新やシステムの日付と時刻の 変 更などの特定の機能
を実 行できます。
その他の設定の表示
Miscellaneous Settings (その他の設定)画 面を表示するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセー ジが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ : F2 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユー ティリティメインメニュ ー ) 画 面で、 System BIOS (システム BIOS )をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS ) 画 面で、 Miscellaneous Settings (その他の設定)をクリックします。
その他の設定の詳細
このタスクについて
Miscellaneous Settings 画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
システム時刻 システムの時刻を設定することができます。
システム日付 システムの日付を設定することができます。
Asset Tag Asset Tag を指定して、セキュリティと追跡のために変 更することができます。
キー ボー ド
NumLock
エラー 時 F1/F2 プ
ロンプト
レガシー ビデオオ
プション ROM の
ロー ド
Dell Wyse
P25/P45 BIOS
Access
説明
NumLock が有効 または無 効 のどちらの 状 態でシステムが起動するかを設定できます。デフォルトでは、この
オプションは On に設定されています。
メモ : このフィー ルドは 84 キー のキ ー ボ ー ドには適用されません。
エラー 時の F1/F2 プロンプトを有効 または無効 にします。このオプションは、デフォルトで Enabled に設定
されています。F1/F2 プロンプトは、キー ボー ドエラー も含みます。
システム BIOS でビデオコントロー ラからレガシー ビデオ(INT 10H )オプション ROM をロー ドするかどうか
を決定できます。Enabled が選択 されている場合、オペレー ティング システムは UEFI ビデオ出力標準をサ
ポー トしません。このフィー ルドは UEFI 起動モー ドでのみ有効 です。UEFI Secure Boot モー ドが Enabled
の場合は、このオプションを有効 に設定できません。このオプションは、デフォルトで Disabled に設定さ
れています。
Dell Wyse P25 / P45 BIOS Access を有効 または無 効 にします。このオプションは、デフォルトで Enabled に
設定されています。
BIOS および UEFI 27
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オプション 説 明
電源サイクルリク
エスト
電源サイクルリクエストを有効 または無効 にします。デフォルトでは、このオプションは None に設定され
ています。
iDRAC 設定ユー ティリティ
iDRAC 設定ユー ティリティは、 UEFI を使用して iDRAC パラメー ター をセットアップおよび設定するためのインター フェイスです。
iDRAC 設定ユー ティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメー ター を有効 または無効 にすることができます。
メモ: 一部の iDRAC 設定ユー ティリティ機能へのアクセスには、 iDRAC Enterprise ライセンスのアップグレー ドが必要です。
iDRAC 使用の詳細については、www.dell.com/idracmanuals にある『Dell Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ
参 照してください。
ガイド
』を
デバイス設定
Device Settings(デバイス設定)では、デバイスパラメー タを設定することができます。
Dell Lifecycle Controller
Dell LC(Lifecycle Controller)には、システムの導入、構成、アップデー ト、メンテナンス、および診断 など、高度な埋め込 み型シ
ステム管理機能が搭載されています。LC は iDRAC のアウト オブ バンド ソリュー ションの一部、かつデル製システムに組み込 まれ
た UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)アプリケー ションとして提供されます。
組み込 み型システム管理
Dell Lifecycle Controller により、システムのライフサイクル全体にわたって高度な組み込 みシステム管理が提供されます。 Dell
Lifecycle Controller はブー ト シー ケンス中に開始でき、オペレー ティング システムに依存せずに動作することができます。
メモ: 一部のプラットフォー ム構成では、 Dell Lifecycle Controller の提供する機能の一部がサポー トされない場合があります。
Dell Lifecycle Controller のセットアップ、ハー ドウェアとファ ー ムウェアの設定、およびオペレ ー ティング システムの導入の詳細に
ついては、www.dell.com/idracmanuals で Dell Lifecycle Controller のマニュアルを参 照してください。
ブー トマネー ジャ
Boot Manager(起動マネー ジャ)画 面では、起動オプションと診断 ユー ティリティを選択 できます。
ブー トマネー ジャの表示
このタスクについて
Boot Manager(ブー トマネー ジャ)を起動するには、次の手順を実 行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
措置の結果をここで入力します(オプション)。
2. 次のメッセー ジが表示されたら <F11> を押します。
F11 = Boot Manager
F11 を押す前にオペレー ティングシステムのロ ー ドが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度
システムを起動してやり直してください。
28 BIOS および UEFI
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ブー トマネー ジャのメインメニュー
メニュー 項目 説 明
Continue Normal
Boot(通常の起動を
続 行)
ワン ショット UEFI
ブー ト メニュー
Launch System
Setup(セットアッ
プユー ティリティ
の起動)
Launch Lifecycle
Controller
( Lifecycle
Controller の起動)
システムユー ティ
リティ
システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順
序内 の次のデバイスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処 理は続 行さ
れます。
UEFI ブー ト メニュー にアクセスし、起動するためのワン ショット ブー ト オプションを選択 できるようにし
ます。
セットアップユー ティリティにアクセスできます。
起動マネー ジャを終了し、Dell Lifecycle Controller プログラムを起動します。
システム診断 および UEFI シェルなどのシステムユー ティリティメニュー を起動できます。
ワン ショット UEFI ブー ト メニュー
ワン ショット UEFI ブー ト メニューを利用すると、UEFI ブー ト メニュー にアクセスし、ブー トするためのワン ショット ブー ト オ
プションを選択 することができます。
システムユー ティリティ
System Utilities(システム ユー ティリティ)には、起動可能な次のユー ティリティが含まれています。
● 診断 プログラムの起動
● BIOS アップデー トファイルエクスプロー ラ
● システムの再起動
PXE 起動
Preboot Execution Environment (PXE) オプションを使用してネットワー ク接 続 されたシステムをリモ ー トに起動および設定するこ
とができます。
[PXE 起動 ]オプションを起動するには、システムを起動し、BIOS セットアップから通常の Boot Sequence を使用する代わりに
POST 中に F12 を押します。メニュー が取得されたり、ネットワ ー ク デバイスの管理が許可されたりすることはありません。
BIOS および UEFI 29