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MA0504-B
Operation Guide 2914
パワーセービング機能について 液晶表示について
パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能です。
本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設定してあります。
※時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えることがあります。
●スリープ状態になるには
• 表示スリープ
午後 10 時〜午前 6時の間、暗いところで本機を約 1 時
間放置します。
液晶表示が消え、パワーセービングマークが点滅します。
➟
アラーム・時報の報音は行ないます。
※ タイマーモード、ストップウオッチモードのときは、
スリープ状態になりません。
パワーセービング
マーク
• 機能スリープ
表示スリープのまま暗いところで6〜7日間経過します。
パワーセービングマークが点滅から点灯にかわります。
➟
アラーム・時報の報音は行ないません。
電波の自動受信は行ないません。
※ 時計機能は正常に作動しています。
●スリープ状態を解除するには
本機を明るいところに置くか、いずれかのボタンを押すか、
オートライト(「●ライトを点灯させる」)のように傾けた
りします。
※本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯するま
でに最大 2 秒かかる場合があります。
●パワーセービング機能のオン/オフ
パワーセービング機能を働かせなくするには「ホームタイム
データ(時刻・カレンダー)の合わせ方」をご覧になり、パワー
セービング機能をOFFにしてください。
机の中などに長期間しまっておくときは、パワーセー
ビング機能をオンにしておけば、節電効果があります。
操作のしくみと表示の見方
CC
C ボタンを押すごとに確認音が鳴り、以下の順でモードが切り替わります。
CC
※アラームモードのまま 2 〜 3 分間すると、自動的に時刻モードに戻ります。
時刻モード
A タイプの液晶表示で説明しております。
B タイプ(反転液晶)をお使いの方は、Aタイプで各イン
ジケーター(マーク)がオンのときに黒く点灯するところ
が白くなると置き換えてご覧ください。
<Aタイプ> <Bタイプ>
黒いときがON 白いときがON
ワールドタイムモード アラームモード
ワールドタイム
アラーム時刻
グラフ表示
午後マーク
(午前は消灯)
ボタン
時・分・秒
ボタン
(モード切替)
(ライト点灯)
バッテリー インジ ケ ーター
ボタン
受信インジケーター
(表示切替)
ボタン
ボタン
月・日 曜日
★表示切替について
ボタンを押すごとに「月・日」と「曜日」とが切り替わります。
★曜日の見方
SUN:日 MON:月 TUE:火 WED:水 THU:木 FRI:金 SAT:土
*グラフ表示は1秒ごとに点灯/消灯を繰り返します。
*バッテリーインジケーターの見方については「●バッテリーインジケーターの見方」、受信インジケーターの見方については
「 ●受信インジケーター」参照。
都市コード
ストップウオッチモード タイマーモード
タイマー時 間
モード名
計測値
アラーム番号
モード名
1
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Operation Guide 2914
電源について
本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使
うようになっております。
光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が
隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し
て表示しなくなることがあります。
安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう
にしてお使いください。
二次電池が消耗して時計機能が停止すると(レベル4)、
メモリーされているデータや設定は消去されます。
●リカバーマークが点滅している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に
大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点滅して、
一時的に以下の操作ができなくなります。
• EL バックライトの点灯
• アラーム・時報などの報音
• 電波受信
リカバ ー マ ー ク
この場合は、時間がたてば電池電圧が復帰し、使用できる
ようになります。
ライト点灯について
本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス
パネル)が内蔵されており、暗いときにライトを点灯させ
て時刻を見ることができます。また、暗いときに時計を傾
けるとライトが点灯するオートライト機能もあります。
■ ボタンを押して点灯させる
どのモードのときでも
LL
L ボタンを押します
LL
L ボタンを押すとライトが
➟
点灯します。
※点灯時間は約 1.5 秒間と約
2.5 秒間のいずれかを選ぶ
ことができます(「■ライト
点灯時間の切り替え」参照)。
※
オートライトOFFのときもLボタンを押すと点灯します。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。
これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球)
が内部で動くための音で、故障ではありません。
〜
手動点灯〜
●バッテリーインジケーターの見方
Bタイプ
Aタイプ
(反転液晶)
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
すべての機能が使用可能
すべての機能が使用可能
液晶表示不可、EL点灯不可、アラー ム・
時報などの報音不可、電波受信不可
時計機能停止(時計発振不可)
※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ
ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル
を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし
てから確認してください。
※
レベル4になっても再度充電を行なうことで使用できます。
※レベル 4 から充電したときは、レベル 3 になると表示が
点灯しますので、時刻・カレンダーを合わせてください。
ただし、レベル2 またはレベル 1 になるまで十分に光を
当ててから、ご使用ください。
●充電必要サイン
レベル3の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。こ
のときは、本機を光に当てて、十分に充電を行なってください。
■ 時計を傾けて点灯させる
〜オートライト機能〜
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時
計を傾けるだけでライトが点灯する便利なフルオート
ライト機能です。
※明るいときは、自動点灯しません。
暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計
を傾けるだけでライトが約1.5秒間または約2.5秒間
点灯します。
準備:セット中(表示点滅)以外のどのモードのときでも、
LL
Lボタンを約 2 秒間押し続けて、オートライト ON
LL
(オートライト ON マーク点灯)にします。
オートライト
ONマーク
※
オートライトONのとき、Lボタンを約2秒間押し続けると
オートライトOFF(オートライトONマーク消灯)に戻ります。
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
• 炎天下に駐車中の車のダッシュボード
• 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
• 直射日光が長く当たって、高温になる所
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり
ますが、温度が下がれば正常に戻ります。
充電の際、光源の条件によっては時計本体が極
端に高温になることがありますので、やけどな
どをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。
※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すので、ご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
●ライトを点灯させる
11
1
11
時計を腕にはめ、
水平にします
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。
※文字板の左右(3時− 9 時方向)の
角度を± 15°以内にしておいて
ください。15°以上傾いていると
点灯しにくくなります。
〈ご注意〉
●
直射日光下ではライト点灯が見えにくくなります。
●
ライト点灯中にいずれかのボタンを押したり、
アラームなどが鳴り出すと点灯を中断します。
●
手動受信中は、ライトは点灯しません。
●
ライト点灯中に時計本体より音が聞こえることがあ
りますが、これは EL パネルが点灯する際の振動音
であり、異常ではありません。
22
2
22
水平状態から、表示が見え
るように約40°傾けます
40°
以上
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作に加
え下記の条件で使用した場合に約 8ヶ月動き続けます。
1 日あたりの使用量
• ELバックライト:約1.5秒間
• アラームの報音:約 10 秒間
• 電波受信:16 分間
• 表示点灯:約 18 時間
なお、こまめに充電を行なえば、
安定してご使用いただけます。
* 基本動作とは、時計内部の時刻演算
処理のことです。
●各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
レベル4\レベル3\レベル2\レベル1
約101時間
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
〈オートライトご使用時の注意〉
●
オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が
短くなりますのでご注意ください。
●
時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき
でもオートライトが点灯することがあります。
●
時計を傾けたとき、ライトの点灯が一瞬遅れること
がありますが異常ではありません。
●
ライト点灯後、時計を傾けたままにしておいても、
点灯は約 1 .5 秒間または約 2. 5 秒間のみとなり
ます。
●
二次電池の残量がレベル3の状態になると、自動的
にオートライト OFF になります。
●
時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った
り、腕を上にあげたりしても点灯することがありま
す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に
しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ
オートライトを OFF にしてご使用ください。
●
静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな
り、点灯しないことがあります。このときはもう一
度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、
それでも点灯しにくいときは、腕を下からふりあげ
てみると点灯しやすくなります。
〈1日動くのに必要な充電時間〉
※左記の条件で使用した場合。
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の 窓 際 など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
約2時間
約5時間
約9時間
充電時間
約5分
約24分
約48分
約8時間
約22時間
約
約
約6時間
約30時間
109
時間
222時間約61時間
−−− −−−
2
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■ ライト点灯時間の切り替え
1.
セット状態にする
時刻モードのとき
AA
Aボタンを約2秒間押し
AA
ます
都市コードが点滅します。
➟
都市コード
2.
「秒」を点滅させる
CC
Cボタンを3回押します
CC
「秒」が点滅します。
➟
Operation Guide 2914
3.
点灯時間を選ぶ
BB
Bボタンを押します
BB
B ボタンを押すごとに約
➟
1.5 秒間と約 2.5 秒間が
切り替わります。
※
マーク=約 1.5 秒間
マーク=約 2.5 秒間
4.
セットを終わる
AA
Aボタンを押します
AA
点滅が止まり、セット完了です。
➟
※ 点滅表示のまま2〜3分間すると、自動的に点滅が止
まります。
電波時計について
■ 電波時計とは
正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ
り、正しい時刻を表示する時計です。
内蔵の「受信アンテナ」
送信所
セシウム
原子時計
長波標準電波
本機
電波情報
時刻情報
時計内部
から電波を受信
受信した電波を時
計内部で解読し、
時刻情報に変える
解読
時刻情報にもとづ
いて時刻修正
■ 標準電波
●日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機
構(NICT)が運用しており、福島県田村郡の「おおたか
どや山標準電波送信所(40kHz)」および佐賀県と福岡県
の境にある「はがね山標準電波送信所(60kHz)」から送
信されています。
●アメリカの標準電波(WWVB)はNationalInstituteof
StandardsandTechnology(NIST)が運用しており、
コロラド州の FortCollins から送信されています。
この標準電波は、ほぼ 24 時間継続して送信されてい
ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される
こともあります。
(3回)
秒
■ 電波の受信範囲の目安
本機は、ホームタイム都市を下記のように設定すると日本の標準電波(JJY)またはアメリカの標準電波(WWVB)を受
信することができます。(ホームタイム都市の設定により受信する電波は異なります)
* ホームタイム都市の設定については「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わせ方」参照。都市コードについては「■都市コード
一覧」参照。
ホームタイム都市
TYO、SEL
LAX、DEN、CHI、NYC
<送信所の位置>
はがね山
(60kHz)
●条件の良いときは、送信所からおよそ1,000km離れ
た場所でも受信することができます。
※ただし、約500km を越えると電波が弱くなります
ので、受信しにくくなることがあります。
※受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、季節や時間帯(昼・夜 )などによって受信できないことがあります。
※電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなります。
500km
「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」または「はがね山標準電波送
信所(60kHz)」からの電波を受信します。
コロラド州のFortCollinsからの電波を受信します。
500km
1000km
1000km
おおたかどや山
(40kHz)
<送信所の位置>
●条件の良いときは、送信所からおよそ3,000km離れ
受信電波
3000km
1000km
FortCollins
た場所でも受信することができます。
※ただし、約1,000km を越えると電波が弱くなりま
すので、受信しにくくなることがあります。
電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内
部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒未満のズ
レが生じます。
■ 使用場所について
電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、
このような場所を避けて受信を行なってください。
※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考
えください。
ビルの中およびその周辺
(ビルの谷間など)
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
電波障害の起きるところ
(工事現場、空港のそばなど)
受信がうまくいかないときは、上記のような場所から
離れ、受信状況の良いところで再度受信してみてくだ
さい。
高圧線、架線の近く
家庭電化製品、OA機器のそば
テレビ、スピーカー、FAX、
パソコン、携帯電話など
()
山の裏側…など
■ 受信方法について
受信方法には、以下の 2 種類があります。
11
1 自動受信(1日に3回、自動受信します)
11
●ホームタイム都市が TYO、SEL の場合、午前 1・2・3
時に自動受信します。
※午前2・3 時の受信が両方とも失敗したときは、受信
成功するまで午前 4・5 時に受信を行ないます。
※午前1・2・3 ・4・5 時の受信がすべて失敗したとき
は、翌日の午前 12 時に受信を行ないます。
●ホームタイム都市がNYC、CHI、DEN、LAXの場合、午
前12・1・2 時に自動受信します。
※午前1・2 時の受信が両方とも失敗したときは、受信
成功するまで午前 3・4 時に受信を行ないます。
※午前12・1・2・3・4 時の受信がすべて失敗したとき
は、午前 5 時に受信を行ないます。
22
2 手動受信(ボタンを押して手動受信します)
22
工場出荷時には、自動受信を行なうようにセットされ
ていますので、電波を受けるのに適した環境であれ
ば、自動的に受信を行ない、正確な時刻を保ちます。
3