Canon CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S, ZSG-C10 Operation Manual

Digital Cinema Lens/
数字电影镜头
/Dijital Sinema Lensi
日本語
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
Lens Accessory/ Zoom Servo Grip/
镜头配件
伺服变焦手柄
/Lens Aksesuarı
/Zum Servo Tutucu
ZSG-C10
取扱説明書
OPERATION MANUAL
使用说明书
KULLANIM KILAVUZU
ENGLISH
中 文
Türkçe
Русский язык
Қазақша
Read this operation manual before using the product. Keep the manual in place for future reference.
在使用本产品之前, 请务必先仔细阅读本使用说明书。 请务必妥善保管好本书, 以便日后能随时查阅(保留备用)。 请在充分理解内容的基础上, 正确使用。
Ürünü kullanmadan önce bu kullanım kılavuzunu okuyun. Daha sonra baş vurabileceğiniz şekilde kılavuzu saklayın.
日 本 語 版
日本語版は、日本国内用の取扱説明書です。
本取扱説明書は下記の2つの製品の取扱い方法について説明しています。 お買い求めのそれぞれの製品の取扱説明をご覧ください。
デジタルシネマレンズ  レンズアクセサリー ズームサーボグリップ 
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
ZSG-C10
目次
安全にお使いいただくために .......................
デジタルシネマレンズをお買い上げの お客様へ
デジタルシネマレンズ
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
1. 標準商品構成 ..................................................
2. 各部の名称 ......................................................
3. 取付け .............................................................
3-1. カメラへの取付け .................................................. 9
3-2. カメラからの取外し ............................................ 10
3-3. フードの取付け/取外し ......
3-4
. 各種アクセサリーの装着 .....................................
3-5
. アクセサリー取付け寸法 .....................................
4. 電源の投入 ....................................................14
............................... 11
..... apx. 1
15
16
16
17
18
18
19
20
23
7
9
1
5. フランジバック調整 .....................................
6. ズーム操作 ....................................................
6-1. マニュアル/サーボズーム操作 ..........................
-2.
6
ズームデマンドによる操作 .................................
7. フォーカス操作 .............................................
7-1. マニュアル/オートフォーカス操作 ...................
7-2
フォーカスデマンドによる操作
.
...........................
8. マニュアル/オートアイリス操作 ................
7
8
9
12
13
9.
手ブレ補正操作 ..
10.
仕様 ..............................................................22
...........................................21
参考情報 .......................................................
Appendix(巻末付録)
DEPTH-OF-FIELD Table
External View
...................................................................... apx.
索引
/外観図
/被写界深度表
..................................... apx.
ズームサーボグリップをお買い上げの お客様へ
ズームサーボグリップ
ZSG-C
10
Appendix(巻末付録)
DEPTH-OF-FIELD Table
External View
...................................................................... apx.
索引
/外観図
/被写界深度表
..................................... apx.
..... apx. 1
7
9
1. 標準商品構成 ..................................................
2.
各部の名称 ......................................................
3.
レンズへの取付け ...........................................
4.
ズーム操作 ......................................................
5.
その他の機能 ..................................................
27
28
29
30
31
安全にお使いいただくために
製品および取扱説明書に記載されている安全に関する 警告や注意事項は、必ず守ってください。 これら危険防止の警告や注意事項にそった取扱いをし ない場合、けがや事故に至る可能性があります。この 取扱説明書をよく読んで、十分に理解した上で本製品を 正しくご使用ください。
また、この取扱説明書は必要に応じてご覧になれるよう 大切に保管してください。
この取扱説明書の中では、お客様および他の人々の安全 をお守りし、事故を未然に防止するための警告文や注意 文に以下のシンボルマークと言葉を使用しています。
警告
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う恐れが ある警告事項が書かれています。安全にご使用いただ くために、必ずこの警告事項をお守りください。
注意
取扱いを誤った場合に、負傷を負う恐れがある注意事 項が書かれています。安全にご使用いただくために、 必ずこの注意事項をお守りください。
ご注意ください
操作する上での注意事項、または推奨事項が書かれて います。ここに書かれていることを守らないと、製品 が正しく機能しない可能性があります。また、操作上 における有益な情報も記載されています。
1
3
取扱いについて
警告
1. 水をかけたり、濡らしたりしないでください。 万一、内 部に水が入った場合は使用を中止してください。 その まま使用すると、火災や感電の原因となることがあり ます。
2. レンズで太陽や輝度の高い光源をのぞかないでくだ さい。 目に障害を起こす原因となることがあります。
3. ケーブルを抜くときは、必ずコネクター部を持って 抜いてください。 ケーブル部を引っ張ると、断線な どレンズケーブルが傷つき、その部分から漏電して 火災や感電の原因となることがあります。
注意
1. 本製品を持ち運ぶときは、落下させないようにご注意 ください。落下させますと、けがの原因となることが あります。
2. 取付け部はしっかりと締め付けてください。取付け 部が緩むと、落下してけがの原因となることがあり ます。
3. 定期的(目安として 6 ヵ月~ 1 年ごと)に取付け部 に緩みが無いか点検してください。 取付け部が緩む と、落下してけがの原因となることがあります。
ご注意ください
1. 修理を行う場合は、キヤノンマーケティングジャパ ン(株)、お求めになった代理店、または直接キヤノン
(株)へお問い合わせください。
2. 本製品に強い衝撃を与えると故障の原因となること があります。
3. 本製品は防滴構造にはなっておりません。雨・雪など、 水滴に直接さらして使用しないでください。 故障の 原因となることがあります。
4. 粉塵の多い場所でのご使用、またはレンズの着脱に は十分ご注意ください。 製品内に粉塵が入ると 障の原因となることがあります。
5. 急激な温度変化を与えますと、レンズの内部が曇っ てしばらくの間使用できなくなることがあります。 曇り対策処置など十分にご配慮ください。
6. 化学薬品を使用するなど特殊な環境のもとで本製品 を使用される場合には、あらかじめご相談ください。 特殊な環境下で使用すると故障の原因となることが あります。
、故
2
異常時の対処方法について
1. 万一下記のような異常が発生した場合には、ただちに ケーブルを製品から抜いて、お求めになった代理店、 または次ページ連絡先までご連絡ください。
発煙、異臭、異常音などが発生した場合 ・異物(金属や液体など)が製品内部に入ってしまっ
た場合
保守・点検について
警告
1. 本製品の外装を清掃するときは、必ずケーブルを抜 き、レンズをカメラから取り外してから行ってくださ い。 また、ベンジン・シンナーなど引火しやすいもの は、使用しないでください。 火災や感電の原因となる ことがあります。
ご注意ください
1. レンズの表面に付いたゴミやほこりは、ブローアー で吹き飛ばすか、柔らかい刷毛で軽く払ってくださ い。 指紋やシミが付いた場合は、市販のレンズクリー ナーを少量浸した清浄な柔らかい綿布またはレンズ クリーニングペーパー(シルボン紙など)で軽くふき 取ってください。 中心から渦を巻きながら周辺に向 かってふき上げます。 ゴミなどが付着したままで強く こするとレンズ表面に傷がつくことがありますので ご注意ください。
2. 使用条件・頻度・環境などにより異なりますが、毎 年一回程 度は 保守点検を実施し、必要な 場合 には オーバーホールなどを行ってください。
3
保管について
警告
1. 使用しないときは、必ず本製品に付属のキャップやカ バーを付けてください。 キャップやカバーなどを付け ない状態で直射日光に当たるとレンズの集光作用に より火災の原因となることがあります。
ご注意ください
1. 霧や小雨などで湿気を含んだ場合には、速やかに乾い た布で水分をふき取り、乾燥剤(できるだけ新しい乾 燥剤を使用)とともに、ビニール袋に入れて密封し、完 全に内部の湿気を除去してください。 カビや故障の原 因となることがあります。
お客様へ
1. お客様の誤った操作に起因する障害については、当 社は、責任を負いかねますのでご了承ください。
2. 本製品の品質・機能および取扱説明書に関して、お 客様の使用目的に対する適合性・市場性などについ ては、一切の保証をいたしかねます。また、そこか ら生じる直接的・間接的損害に対しても責任を負い かねます。
3. 本製品を使用して得られた結果については、保証い たしかねます。
4. 本製品の仕様・商品構成・外観図などは、お断りな く変更することがあります。
5. 修理や保守点検、本取扱説明書に記載されていない 諸調整などにつきましては、お求めになった代理店、 または下記連絡先までお問い合わせください。
6. お客様のご都合で、当社に相談なく改造が行われた 製品に対しては、その修理などをお引き受けできな い場合がありますのでご注意ください。
キヤノン株式会社
146-8501 東京都大田区下丸子 3-30-2
この取扱説明書の著作権はキヤノン株式会社にあります。 この取扱説明書の一部または全部をキヤノン株式会社の承諾書なしに、複写・複製または転載することは、禁止されています。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
108-8011 東京都港区港南 2-16-6
4
デジタルシネマレンズ
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
はじめに
このたびはキヤノン製品をお買い求めいただきまして誠にありがとうございます。
この取扱説明書は、下記の製品モデルに適用されます。
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
本製品に取付け可能なカメラの詳細については、お買い求めになった販売店へお問合せください。
1.
標準商品構成
レンズ本体 ........................1
レンズキャップ .................1
ダストキャップ .................1
フード ..............................1
レンズケース ...................1
取扱説明書
フード
本取扱説明書のイラストは、CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S のものです。
機種および仕様により形状は若干異なる場合があります。
仕様により、上記付属品以外のアクセサリーが必要になる場合があります。
詳細はお買い求めになった販売店までお問い合わせください。
ご使用の前に以下のものが全てそろっていることをご確認ください。 不足品がある場合はお買い求めになった販売店にご連絡ください。
レンズキャップ
7
取扱説明書
レンズケース
レンズ本体
ダストキャップ
9
2.
各部の名称
3
2
1
4 5 6 7 8
11
12
10
9
13 14 15 16
① フォーカスリング ② ズームスピード調整ボリューム ③ フォーカス指標窓 ④ ズーム切替えノブ ⑤ ズームリング ⑥ アイリスリング ⑦ 手ブレ補正モード選択スイッチ ⑧ 手ブレ補正スイッチ ⑨ オートフォーカス/マニュアルフォーカス 切替えスイッチ ⑩ アイリスオート/マニュアル切替え スイッチ ⑪ F.B. 調整部 ⑫ EF マウント ⑬ 外部電源入力 ⑭ ズーム/フォーカスリモートコネクター ⑮ ズーム操作スイッチ ( ワイド側 ) ⑯ ズーム操作スイッチ ( テレ側 )
8
3.
取付け
カメラへの取付け、カメラからの取外しについての詳細は、カメラの取扱説明書をご覧ください。
3-1.
カメラへの取付け
1. ダストキャップを取り外します。
2. レンズをカメラに取り付けます。
9
11
3-2.
カメラからの取外し
1. レンズをカメラから取り外します。
2. 取り外したレンズにダストキャップを取り付けま
す。
『ご注意ください』
レンズを外したときは、接点やレンズ面を傷付けないように接点を上にして置いてくださ
接点に汚れ、傷、指紋などが付くと、接触不良や腐食の原因となることがあり、カメラやレンズが正確に
作動しないことがあります。
接点に汚れや指紋などが付着した場合は、柔らかい布で清掃してください。
い。
10
3-3.
フードの取付け/取外し
フード
取外し
取付け
停止位置マーク
赤指標点
取付け位置マーク
フードロックノブ
(フードを取り付ける場合)
1. フードの赤い取付け位置マークとレンズの赤指標点 を合わせます。
2. レンズの赤指標点とフードの停止位置マークとが合 うまでフードを取付け方向に回し、フードロックノ ブを締めます。
(フードを取り外す場合)
1. フードロックノブを緩めます。
2. フードを取外し方向に回して外します。
11
13
3-4.
各種アクセサリーの装着
15
ロッド径
φ
のシネマ用アダプターを使用し、各種アクセサリーをお使いいただくことができます。
12
3-5.
アクセサリー取付け寸法
84
φ
ギア仕様
歯数 109 162 162
モジュール 0.8 0.5 0.5
P.C.D.
操作角
161.1
154.6
4.6
79.5
φ
182.339.4
フォーカスドライブギア ズームドライブギア アイリスドライブギア
φ
87.2
エンドレス(動作範囲
130
°)
77.2
5
58.3
86.1
(
φ
81.0
90° 90°
φ
Unit : mm
81.0
)
13
15
4.
電源の投入
カメラの電源をON状態にします。レンズにも電源が供給されます。
カメラの操作方法はカメラの取扱説明書をご覧ください。
レンズ本体の外部電源入力に電源を供給することにより、カメラからの供給電力を削減することが可能
です。
外部電源入力から電源供給するときは、カメラからの電源供給も必
『ご注意ください』
バッテリーやアダプターをご使用の際は、各メーカーにより定格電圧が高めに出力されている場合があ りますので、必ず下記電圧範囲でご使用ください。正常動作範囲外の電圧で使用された場合、レンズの 故障の原因になります。
定格電圧  :DC12V 正常動作範囲:DC10V 17V 適合プラグ :EIAJ RC5320A TYPE4 また、外部電源入力には極性があります。バッテリーやアダプターをレンズに接続する際は、電源ケー
ブルの極性を必ずご確認ください。誤った極性で接続すると故障の原因となることがあります。
要です。
14
5.
フランジバック調整
レンズの結像面とカメラの結像面が合致していないと、ズーム操作をおこなったときフォーカスが合わなくなりピン ボケになります。下記の手順でレンズのフランジバックを調整してください。
1. F.B.
調整部のゴムキャップを開けて、マイナスドラ
マイナスドライバー
F.B. 調整部
F.B. 調整固定ネジ(黒色)
F.B. 調整ネジ(シルバー)
イバーで
2. 適当と思われる距離(2 5m 位)に被写体を定め ます。コントラストのはっきりしたものを被写体と して利用すると作業がしやすくなります。
3. アイリス調整でレンズの絞りを開放(オープン)に します。
4. レンズのズームを望遠側(テレ)いっぱいにします。
5. フォーカス操作で焦点(ピント)を合わせます。
6. レンズのズームを広角側(ワイド)いっぱいにしま
す。
7. マイナスドライバーで F.B. 調整ネジ(シルバー)を 左右方向に回転し、フランジバック調整を行い、焦 点(ピント)を合わせます。
8. 4~7
焦点(ピント)を合わせます。
9. 調整後、 閉めます。
F.B.
調整固定ネジ黒色を緩めます。
の操作を2、3回繰り返し
F.B.
調整固定ネジを締め、ゴムキャップを
て、ズーム両端で
15
17
6.
ズーム操作
6-1.
マニュアル/サーボズーム操作
レンズ本体のズームリングおよびズーム操作スイッチにより、ズーム操作が可能です。
マニュアルズーム操作
1. レンズ本体のズーム切替えノブを MANU. 側にしま す。
2. ズームリングを回してズーム操作を行います。
ズームリング
ズーム切替えノブ
ズームスピード調整ボリューム
ズーム操作スイッチ
(TELE)
ズーム操作スイッチ (WIDE)
サーボズーム操作
1. レンズ本体のズーム切替えノブを SERVO 側にし ます。
2. ズーム操作スイッチ(WIDE TELE) を押すとズー ムが駆動します。
ズームスピード調整ボリュームでズームスピード の設定が可能です。
16
6-2.
ズームデマンドによる操作
ズームデマンドを接続することで、ズームデマンドからのズーム操作が可能になります。
1. レンズ本体のズーム切替えノブを SERVO 側にしま す。
2. ズーム/フォーカスリモートコネクターにズームデ マンドを接続します。
3. 操作方法についてはご使用になるズームデマンドの 取扱説明書をご覧ください。
ズーム/フォーカスリモートコネクター
1. キヤノン製ズームデマンド
Z SD- 300 D
リセットスイッチはワンショットオートフォーカススイッチとして機能します。
ZSD-380D
チはワンショットオートフォーカススイッチとして機能します。
2. ズーム/フォーカスリモートコネクターにデマンドケーブルを差し込む際は、使用するカメラに合った市 販のベースプレートをカメラに取り付けてから三脚へ固定してください。ベースプレートをカメラに取り 付けない場合、デマンドケーブルが差し込めないことがあります。ベースプレートの取付け方に関しまし ては、ベースプレートの取扱説明書をご覧ください。
シャトルショット/メモリー/送返しの各スイッチが無効になります。フレーミングプ
AUX1/ MEMO(メモリー)/ RET(送返し)の各スイッチが無効になります。AUX2 スイッ
ZSD-300D
または
ZSD-380D
17
の接続が可能です。
19
7.
フォーカス操作
7-1.
マニュアル/オートフォーカス操作
キヤノン製デジタルシネマカメラと一緒にご使用いただくことにより、オートフォーカスが可能になります。
オートフォーカス/マニュアルフォーカス 切替えスイッチ
至近側
無限側
フォーカスリング
フォーカス指標窓
マニュアルフォーカス操作
1. レンズ本体のオートフォーカス/マニュアルフォー カス切替えスイッチを MF 側にします。
2. フォーカスリングを回転させて、至近側または無限 側の被写体に焦点(ピント)を合わせます。
オートフォーカス操作
1. レンズ本体のオートフォーカス/マニュアルフォー カス切替えスイッチを AF 側にします。カメラ側の オートフォーカス設定については、カメラの取扱説 明書をご覧ください。
2. カメラからのフォーカス指令により、合焦状態とな ります。
オートフォーカス時も、フォーカスリングの操 作によるフォーカス操作が可能です。
18
7-2.
フォーカスデマンドによる操作
フォーカスデマンドを接続することで、フォーカスデマンドからのフォーカス操作が可能になります。
1. レンズ本体のオートフォーカス/マニュアルフォー カス切替えスイッチを MF 側にします。
2. ズーム/フォーカスリモートコネクターにフォーカ スデマンドを接続します。
3. 操作方法についてはご使用になるフォーカスデマン ドの取扱説明書をご覧ください。
ズーム/フォーカスリモートコネクター
1. キヤノン製フォーカスデマンド FPD-400D の接続が可能です。
FPD-400D:フォーカスデマンドのモードスイッチは無効になります。
オートフォーカス操作時もカメラ側の指令信号に変化がない場合は、フォーカスデマンドからの操作が
可能です。
2. ズーム / フォーカスリモートコネクターにデマンドケーブルを差し込む際は、使用するカメラに合った市 販のベースプレートをカメラに取り付けてから三脚へ固定してください。ベースプレートをカメラに取り 付けない場合、デマンドケーブルが差し込めないことがあります。ベースプレートの取付け方に関しまし ては、ベース
3. キヤノン製デジタルシネマカメラ以外のカメラを使用し、フォーカスデマンドによる操作をおこなう場合 は、外部電源入力が必要です。
プレートの取扱説明書をご覧ください。
19
21
8.
マニュアル/オートアイリス操作
レンズ本体のアイリスリングによるアイリス操作が可能です。
アイリス オート/マニュアル切替えスイッチ
アイリスリング
マニュアルアイリス操作
1. レンズ本体のアイリスオート/マニュアル切替えス イッチを MANU. 側にします。
2. レンズ本体のアイリスリングを手動で回してアイリ ス操作を行います。
オートアイリス操作
キヤノン製デジタルシネマカメラと一緒にご使用いた だくことにより、オートアイリス操作が可能になりま す。
1. レンズ本体のアイリスオート/マニュアル切替えス イッチを AUTO 側にします。
2. カメラからの指令信号によりアイリスが動作しま す。
オートアイリスからマニュアルアイリスに切替え た場合は、アイリスリングの目盛り値にアイリス が合います。
20
9.
手ブレ補正操作
手ブレ補正機能の設定により、撮影時の手ブレ補正が可能になります。
手ブレ補正スイッチ
手ブレ補正モード選択スイッチ
1. 手ブレ補正スイッチを ON 側にします。
2. 手ブレ補正モード選択スイッチで撮影状況に応じた モードを選択します。 A/B/Cの3
・モードA:手持ち撮影向きの標準モード ・モードB:手持ち撮影向きの手ブレ補正性能最大
・モード C:三脚撮影向きのモード
21
つのモード設定が可能です。
モード
手持ち撮影向きの標準モード (A) に対 し手ブレ補正性能を高めたモー ドで す。
手ブレ補正性能を高めているた めパ ンニング操作後の流れは大きく なり ます。
23
10.
仕様
CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S
マウントタイプ キヤノン EF マウント 焦点距離 18-80 mm T ナンバー 1:4.4 ( f =18 - 80 mm) 絞り羽根枚数 9 イメージサークル 像面 ( 水平 x 垂直 ) 24.6 x 13.8 mm アスペクト比 広角端画角 ( 水平 x 垂直 )
望遠端画角 ( 水平 x 垂直 ) 最短撮影距離(M.O.D.)
M.O.D 時の被写体範囲 ( 横 x 縦 )
フォーカス操作角 エンドレス ( 動作範囲 フォーカスギアモジュール ズーム操作角 ズ
ームギアモジュール アイリス操作角 アイリスギアモジュール フロント径 フィルター径 全長 182.3mm 重さ
エクステンダーは装着できません。
φ
28.2 mm
1.78 : 1 1.9 : 1
68.7° x 41.9° at 18mm
17.5°x 9.9° at 80mm
0.5m / 1.7ft
43.4 x 24.3cm at 18mm
9.5 x 5.3cm at 80mm
( イメージセンサーから )
0.8
90°
0.5
90
°
0.5
84
φ
mm
77mm
φ
1.2kg
φ
29.6 mm
26.2 x 13.8 mm
72.1° x 41.9° at 18mm
18.6° x 9.9° at 80mm
46.2 x 24.3cm at 18mm
10.1 x 5.3cm at 80mm
130
°)
22
参考情報
本レンズは動画撮影用デジタルシネマレンズです。
EF シネマレンズは映画制作を主眼に開発され、映画用に一般的なカラーバランスを持っています。静止画撮影を
基本とする EF レンズと比較すると暖色味を帯びた色再現(CCI 座標系で Yellow 方向)になっていますので、両 レンズを併用する際は、必要に応じカラーバランスの調整(ホワイトバランスの取り直しなど)を実施してください。
絞り開放付近および近距離の被写体では、一般に被写界深度が浅く、ピントの合う範囲が極めてせまくなります。
また、焦点距離が長いレンズほどこの傾向は顕著になります。撮影にあたっては、ファインダーの拡大モード等で 合焦状態を慎重に確認し、十分なテスト撮影を行った上でフォーカス操作を行ってください。
23
memo
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