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基本操作ガイド
ご使用前に必ずこの基本操作ガイドをお読みください。
将来いつでも使用できるように大切に保管してください。
QA7-1266-V01
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はじめに
本書では、大切な記載事項には下記のようなマークを使用しています。これらの記載事項は必ず
お守りください。
:取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う恐れのある警告事項が書かれています。
安全に使用していただくために、必ずこの警告事項をお守りください。
:取扱いを誤った場合に、傷害を負う恐れや物的損害が発生する恐れのある注意事項が書かれ
ています。安全に使用していただくために、必ずこの注意事項をお守りください。
:取扱いを誤った場合に、製品の故障や損傷、品質の低下が発生する恐れのある禁止事項が書
かれています。快適に使用していただくために、必ずこの禁止事項をお守りください。
また、本書では、下記の表記を使用しています。
:操作の参考になることや補足説明が書かれています。
お読みになることをお勧めします。
:Windows98/Windows95をお使いの場合にお読みください。
:USBインタフェースを持つ、Macintoshをお使いの場合にお読みください。
参照ページは、以下の表記を使用しています。
(例)
「使用できる用紙」(36ページ) :本書の他のページに、関連する内容が書かれています。
➡
お読みになることをお勧めします。
:『リファレンスガイド』(CD-ROM)で、さらに詳しく説明されている内容です。内容をさら
に理解していただくために、ご覧になることをお勧めします。
商標について
BJおよびBJC は、キヤノン株式会社の商標です。
Microsoft®、Windows®、Windows NT®は、米国Microsoft社の米国、
その他の国における登録商標です。
iMac、MacintoshおよびPowerMacintoshは、米国AppleComputer,Inc
の商標です。
PC-9800は日本電気株式会社の商標です。
その他、本書に記載されている会社名、商品名は各社の商標また
は登録商標です。
説明書について
●
本書では、Microsoft®Windows®95、Microsoft®Windows®98、
Microsoft®Windows NT®4.0、Microsoft®Windows®2000をそれぞれ
Windows 95、Windows 98、Windows NT4.0、Windows 2000と略し
て記載しています。
●
本書の内容の一部または全部を無断で転載することは、禁止さ
れています。
●
本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。
●
本書の内容については万全を期していますが、万一不審な点や
誤り、記載漏れなどにお気づきの点がございましたら、お客様
相談センターまでご連絡ください。電話番号は、別紙の「ご相
談窓口のご案内」に記載しています。
●
このプリンタを運用した結果については、上記にかかわらず責
任を負いかねますので、ご了承ください。
Copyright© 2000 CANON INC. ALL RIGHTS RESERVED
国際エネルギースタープログラムについて
当社は国際エネルギースタープログラ
ムの参加事業者として、本製品が国際
エネルギースタープログラムの基準に
適合していると判断します。
国際エネルギースタープログラムは、
コンピュータをはじめとしてオフィス機器に関する日本およ
び米国共通の省エネルギーのためのプログラムです。このプ
ログラムは、エネルギー消費が比較的少なく、その消費を効
果的に抑えるための機能を備えた製品の開発、普及の促進を
目的としたもので、事業者の自主判断により、参加すること
ができる任意制度となっています。対象となる製品はコンピ
ュータ、ディスプレイ、プリンタ、ファクシミリおよび複写
機で、それぞれの基準並びにマーク(ロゴ)は、日米で統一
されています。
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目次
安全にお使いいただくために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
USBインタフェースでお使いになる前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
Windowsで印刷してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
はがきに印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
Macintoshで印刷してみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
はがきに印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
用紙をセットする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
プリンタの詳しい使いかたを知るには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
カートリッジの種類と使いかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
フォトBJカートリッジを取り付ける・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
インクタンクを交換する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
BJカートリッジを交換する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
使用できる用紙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
スキャナを使う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
スキャナを使う前に用意するもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
スキャナを使ってみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
スキャナドライバをインストールする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
写真を読み取る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
読み取った画像を印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
お手入れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
ノズルチェックパターンを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
ノズルチェックパターンを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
プリントヘッドをクリーニングする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
プリントヘッドの位置を調整する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
プリントヘッドの位置を調整する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
プリンタを清掃する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
困ったときには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
付録
各部の名称と役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75
仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77
お問い合わせの前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
Windows95/WindowsNT4.0/Windows2000をお使いの方へ
本書に掲載されているプリンタドライバの設定画面は、おもにWindows 98で使用する場合の画面です。
Windows95で使用する場合も、ほとんど同じ設定画面が表示され、操作方法も変わりません。Windows2000
およびWindowsNT4.0で使用する場合は、操作方法に若干の違いがあります。詳細は、該当ドライバに付属してい
る、ドキュメントファイル(操作説明)をご覧ください。
ドキュメントファイルを参照するには、プリンタドライバのインストール完了後、[スタート]ボタンをクリックし
て、[プログラム]、[BJF660]、[操作説明]を順に選択します。
1
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安全にお使いいただくために
安全にお使いいただくために、本書の注意事項を必ずお守りください。また、本書に記載されてい
ること以外は行わないでください。思わぬ事故を起こしたり、火災や感電の原因になります。
お願い:P.2〜5で使用しているプリンタの絵はイメージイラストです。BJF660とは形態が異なります
ので、ご了承ください。
設置場所について
アルコール・シンナーなどの引火性溶剤の近
くに設置しないでください。
引火性溶剤が内部の電気
部品に触れると火災や感
電の原因になります。
電源について
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。
感電の原因になります。
電源コードを傷つける、加工する、引っ張る、
無理に曲げるなどのことはしないでください。
また電源コードに重い物をのせないでください。
傷ついた部分から漏電し
て、火災や感電の原因に
なります。
ふたまたソケットなどを使ったタコ足配線は
行わないでください。
火災や感電の原因になり
ます。
電源コードを束ねたり、結んだりして使用し
ないでください。
火災や感電の原因になり
ます。
電源プラグは確実にコンセントの奥まで差し
込んでください。
差し込みが不十分だと、
火災や感電の原因になり
ます。
2
万一、煙が出たり変な臭いがするなどの異常
が起こった場合、すぐに電源を切り、その後
必ず電源プラグをコンセントから抜いてくだ
さい。
そのまま使用を続けると
火災や感電の原因になり
ます。販売店または修理
サービスご相談窓口まで
ご連絡ください。
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清掃について
設置場所について
清掃のときは、水で湿らせた布を使用してく
ださい。アルコール・ベンジン・シンナーな
どの引火性溶剤は使用しないでください。
プリンタ内部の電気部品
に接触すると火災や感電
の原因になります。
清掃のときは、電源プラグをコンセントから
抜いてください。
誤って電源ボタンを押し
てしまうと、作動した内
部の部品に触れてけがの
原因になることがありま
す。
不安定な場所や振動のある場所に設置しない
でください。
プリンタが落ちたり倒れ
たりして、けがの原因に
なることがあります。
湿気やほこりの多い場所、直射日光の当たる
場所、高温や火気の近くには設置しないでく
ださい。
火災や感電の原因になる
ことがあります。周囲の
温度が5〜35度、湿度が
10〜90%(結露しないこ
と)の範囲の場所でお使
いください。
安
全
に
お
使
い
い
た
だ
く
た
め
に
その他
プリンタを分解・改造しないでください。
内部には電圧の高い部分
があり、火災や感電の原
因になります。
プリンタの近くでは、可燃性のスプレーなど
は使用しないでください。
スプレーのガスが内部の
電気部分に触れて、火災
や感電の原因になります。
毛足の長いジュータンやカーペットなどの上
には設置しないでください。
毛やほこりなどが製品の
内部に入り込んで火災の
原因になることがありま
す。
いつでも電源プラグを抜けるように、コンセ
ントの周りには物を置かないでください。
万一プリンタに異常が起
きたとき、すぐに電源プ
ラグがはずせないため、
火災や感電の原因になる
ことがあります。
3
Page 6

プリンタを持ち運ぶときは、必ず両側下部分
を両手でしっかりと持ってください。
他の場所を持つと不安定
なため、落としてけがの
原因になることがありま
す。
その他
印刷中はプリンタの中に手を入れないでくだ
さい。
内部で部品が動いている
ため、けがの原因になる
ことがあります。
電源について
電源を抜くときは、必ずプラグを持って抜い
てください。
コードを引っ張ると電源
コードが傷つき、火災や
感電の原因になることが
あります。
延長電源コードは使用しないでください。
火災や感電の原因になる
ことがあります。
AC100V以外の電源電圧で使用しないでくだ
さい。
火災や感電の原因になる
ことがあります。なおプ
リンタの動作条件は次の
とおりです。この条件に
あった電源でお使いくだ
さい。
電源電圧:AC100V
電源周波数:50/60Hz
プリンタの上にクリップやホチキス針などの
金属物や液体・引火性溶剤(アルコール・シン
ナーなど)の入った容器を置かないでください。
プリンタ内部に落ちたり
こぼれたりすると、火災
や感電の原因になること
があります。
万一、異物(金属片・液体など)がプリンタ
内部に入った場合は、プリンタの電源を切り、
電源プラグをコンセントから抜いて、販売店
または修理サービスご相談窓口までご連絡く
ださい。
そのまま使用を続けると
火災や感電の原因になる
ことがあります。
4
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BJカートリッジについて
安全のため、お子様の手の届かないところへ
保管してください。
誤ってインクをなめたり
飲んだりした場合には、
ただちに医師にご相談く
ださい。
BJカートリッジやインクタンクを落としたり
振ったりしないでください。
インクが漏れて周囲や衣
服を汚すことがあります。
印刷後、BJカートリッジの金属部分には触れ
ないでください。
熱くなっている場合があ
り、やけどの原因になる
ことがあります。
安
全
に
お
使
い
い
た
だ
く
た
め
に
電波障害規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主
規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ
スB情報技術装置です。この装置は、家庭
環境で使用することを目的としていますが、
この装置がラジオやテレビジョン受信機に
近接して使用されると、受信障害を引き起
こすことがあります。取扱説明書に従って
正しい取り扱いをしてください。
蛍光灯などの電気製品の近くに置く
ときのご注意
蛍光灯などの電気製品とプリンタは約
15cm以上離してください。近づけると蛍
光灯のノイズが原因でプリンタが誤動作す
ることがあります。
電源を切るときのご注意
電源を切るときは、必ず電源ボタンを押し
て電源ランプが消えていることを確認して
ください。電源プラグをコンセントから抜
いて切ると、その後印刷できなくなること
があります。
5
Page 8

USBインタフ ェー スでお使いになる前に
コンピュータのUSBインタフェースに接続してお使いになる場合は、次の点にご注意
ください。プリンタのUSBケーブル接続部は、下図の位置にあります。
USBケーブル接続部
次のときは、USBケーブルの抜き差しをしないでください。
・プリンタドライバのインストール中
・コンピュータの電源を入れて、OS(Windows98、Windows2000またはMacOS)が
起動する途中
・プリンタが印刷中
USBインタフェースでは、コンピュータやプリンタの電源が入っている間でも、USBケーブ
ルを抜き差しすることができます。ただし、上の場合にケーブルを抜き差しすると、コンピュ
ータやプリンタが正しく動作しなくなる場合があります。
USBケーブルの抜き差しは、5秒以上の間隔を空けてください。
コンピュータやプリンタの電源が入っている状態でUSBケーブルを抜き差しするときは、必ず、
抜いてから5秒以上の間隔を空けて差すようにしてください。抜いてからすぐにケーブルを差
し込むと、正しく動作しないことがあります。
印刷中はプリンタの電源を絶対に切らないでください。
プリンタ誤動作の原因になりますので、印刷中はプリンタの電源を切らないでください。
USBインタフェースで複数のプリンタを接続するときは、外付けの
USBハブをご用意ください。
USBハブを経由して複数のプリンタを接続します。Windows98、およびWindows2000でお使
いになる場合、プリンタドライバのインストールは、接続するごとに、1台ずつ行ってください。
詳しくは、『リファレンスガイド 付録:Windowsドライバガイド』または『リファレンスガイ
ド 付録:Macintoshドライバガイド』をご覧ください。『リファレンスガイド』の見かたは、
『プリンタドライバ/リファレンスガイド』CD-ROMのケースに入っている、ブックレットの説
明をご覧ください。
6
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コンピュータやプリンタの電源が入っている状態でUSBケーブルを抜き差しすると
きは、コンピュータ側(またはUSBハブ側)を抜き差しするようにしてください。
USB
イ
ン
タ
フ
ェ
ー
ス
で
お
使
い
に
な
る
前
に
7
Page 10

Windowsで印刷してみよう
印刷までの流れ(右ページの説明も見ながら操作してください)
アプリケーションソフトで、印刷したい原稿を作成する
(または、印刷したいファイルを開く)
➡
プリンタの準備をする
➡
プリンタドライバで、印刷の設定をする
➡
アプリケーションソフトで、印刷を開始する
印刷中は、次のような画面が表示されます
BJバックグラウンドモニタ
Windowsのタスクバーにあるボタンをクリックする
と、印刷の状況や印刷待ちの文書があるかどうかを見
ることができます。また、印刷実行中や印刷待ちの文
書を削除して、印刷を中止することができます。
➡
BJバックグラウンダ
印刷の進行状況を表示します。また、実
行中の印刷を中止したり、一時停止する
こともできます。
BJステータスモニタ
Windowsのタスクバーにあるボタンをクリックすると、プ
リンタの状態が表示されます。電源が入っていない、用紙
がセットされていないなどのトラブルが発生すると、自動
的にメッセージと対処方法を表示します。また、実行中の
印刷を中止することもできます。
普通紙以外の用紙に印刷するときは、上の手順以外に操作が必要になります。
「Windowsで、普通紙以外の用紙に印刷するときは…」(10ページ)
➡
8
Page 11

『かんたんスタートガイド』を読んでプリンタの準備作業が終わったら、印刷してみましょう。
ここでは、普通紙に印刷する場合の手順を簡単に説明します。
このときに、印刷する用紙のサイズを、アプリケーションソフトの[ページ設定]などで設定しておいて
ください。
プリンタの電源が入っていることを確認する
❶
電源ランプが消えている場合は、電源ボタンを
押して電源を入れます。
電源ランプ
プリンタドライバの設定画面を開く
❶
アプリケーションソフトの[ファイル]メニュー
で[印刷]を選び、印刷を実行する画面で[プロ
パティ]をクリックします。
❷
❷
使用するBJ
カートリッジ
を選択します。
使用する用紙を
選択します。
プリンタに用紙が入っていない場合は、セッ
トする
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
まず、印刷の目的に適した
印刷の設定を行う
[用紙サイズ]の設定が、アプリケー
ションソフトで設定したものと同じ
かどうか、確認してください。ちがっている場合は、
[ページレイアウト]タブをクリックして、同じサイズに
変更してください。
アイコンを選択します。
詳しくは
次のページ
印
刷
し
て
み
よ
う
アプリケーションソフトによって、設定
画面の開きかたや印刷の実行手順は多少
ちがいます。お使いのアプリケーションソフトの取扱説明書
も併せてご覧ください。
左の図のような画面で、[OK]をクリックすると、
印刷が始まります。
[OK]をクリックして、プリンタドライバ
❸
の設定画面を閉じる
9
Page 12

プリンタドライバの設定画面について
「プリンタドライバ」とは、コンピュータからデータ(文書や絵)をプリンタに送り出し、用紙に印刷する作業の命令を
出すソフトウェアです。命令の内容の一部は、コンピュータで、プリンタドライバの設定画面を表示して設定できます。
ここでは、基本的な印刷で使う設定について説明します。
プリンタドライバには、他にも設定画面があり、さまざまな設定をすることができます。
➡
[BJカートリッジ]
プリンタにセットするBJカートリッジ
の組合わせを設定します。
・[ブラック/カラー]→ブラックBJカー
トリッジとカラーBJカートリッジの組合
わせ
・[フォト/カラー]→フォトBJカートリッ
ジとカラーBJカートリッジの組合わせ
➡
「付録:Windowsドライバガイド」
「使用するカートリッジ」
(26ページ)
[オートパレット]
[オートパレット]には、原稿の内容別にアイコンが登録されています。それぞれ
のアイコンを選択することにより、用途に適した内容([BJカートリッジ]、[用
紙の種類]、色味など)が自動的に設定されます。
[用紙の種類]
プリンタにセットする用紙の種類を設定し
ます。
「使用できる用紙」(36ページ)
➡
[キャンセル]ボタン
現在設定されている内容が、一覧で表示されます。
印刷する原稿や用紙に合っているかどうか、確認
することができます。
[OK]ボタン
設定されている内容を有効にして、プリンタドライバの設定画面を閉じます。
設定されている内容を無効にして、プリンタドライバの設定画面を
閉じます。
Windowsで、普通紙以外の用紙に印刷するときは…
次のポイントを押さえておきましょう。
(ここでは、写真をきれいに印刷する場合を例にとって説明します)
詳しくは、以下に示すページ、または『リファレンスガイド』(CD-ROM)の項目をご覧ください。
『リファレンスガイド』(CD-ROM)では、用紙別の操作方法や、プリンタドライバの設定画面について、詳し
く説明しています。
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Page 13

Windowsで印刷してみよう
プリンタドライバの設定画面を開き、原稿の内容に合わせて[オートパレット]を選択する
写真の場合は 、 または を選択します。
・[写真]を選択すると、[BJカートリッジ]の設定が[ブラック/カラー](ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッジ
を使う設定)になります。
・[スーパーフォト]を選択すると、[BJカートリッジ]の設定が[フォト/カラー](フォトBJカートリッジとカラーBJカー
トリッジを使う設定)になります。
・[デジカメ]を選択すると、[BJカートリッジ]の設定が[フォト/カラー](フォトBJカートリッジとカラーBJカートリッジ
を使う設定)になります。また、デジタルカメラで撮った画像を印刷するときに適した設定になります。
➡
「付録 Windowsドライバガイド:基本的な印刷設定(オートパレット)を選択する」
原稿の内容に適した用紙を使う
写真の場合は、[オートパレット]で[写真]、[スーパーフォト]、[デジカメ]のいずれを選択した場合でも、[用紙の種類]に
[高品位専用紙]が設定されます。
他の用紙に印刷する場合は、[用紙の種類]の設定を、お使いの用紙に合わせてください。
キヤノン製専用紙には、用途や印刷する内容に応じて、さまざまな種類があります。きれいな印刷をめざすに
は、これらの用紙のご使用をお勧めします。
「使用できる用紙」(36ページ)
➡
➡
「使用できる用紙の種類」
原稿の内容や印刷する用紙に適したBJカートリッジを使う
写真の場合は、[オートパレット]で[スーパーフォト]または[デジカメ]を選択し、フォトBJカートリッジ(別売)を取り
付けて印刷すると、よりきれいに印刷することができます。
「フォトBJカートリッジを取り付ける」(28ページ)
➡
用紙の種類に合わせて、紙間選択レバーをセットする
印
刷
し
て
み
よ
う
お使いの用紙に合わせて、紙間選択レバーを上( )か下( )に
セットしてください。
「困ったときには」(72ページ)
➡
➡
「レバーのセットのしかた」
用紙のセットのしかたに注意する
普通紙をセットする場合
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
用紙によっては、普通紙とちがう方法でセットするものがあります。
はがきをセットする場合
「はがきに印刷する 」(12ページ)
➡
その他の用紙をセットする場合
➡
「用紙について」(用紙別に説明されています)
紙間選択レバー
11
Page 14

はがきに印刷する
はがきに印刷するときは、用紙のセットのしかたが普通紙と若干異なります。また印刷する内容によっ
てプリンタドライバで印刷設定を変える必要があります。
ここでは官製はがきを例にして、印刷のしかたを説明します。
・カールしたはがきは使用しないでください。
カールしたはがきを使用すると、はがきが斜めに送られてしまいます。
カールしているときは、はがきを逆向きに曲げてカールを直してください。このとき、はがきの表面が波状にならないよ
う注意してください。
・往復はがき(折り目がついているもの)、裏面が写真のはがき、写真やステッカーを貼ったはがきは使用しないでください。
1
2
プリンタの電源が入っていることを確認し、はがきを縦
置きにセットする。
用紙サポートを下げる。
❶
❷紙間選択レバーを上( )にセットする。
❸右図を参照してはがきの上下を確認し、印刷する面を表にして
オートシートフィーダの右端に合わせてセットする。
➍用紙ガイドを、はがきの左端に合わせる。
特に、はがきの上下を間違えてセットしないように注意してくだ
さい。
はがきは最大40枚までセットできます。
プリンタドライバの設定画面を開き、印刷する内容に合
わせて[オートパレット]を選択する。
「Windowsで印刷してみよう」(8ページ)
➡
印刷する内容
・宛名
・文字が
ほとんど
文字とイラスト
が混
在
選択するアイコン[BJカートリッジ]の設定
[
ブラック/カラー
(ブラックBJカートリッジと
カラーBJカートリッジ)
]
印刷する面
用紙サポート
紙間選択
レバー
12
写真が中心
スキャナや
デジタルカメラ
で読み取った
画像
[
フォト/カラー
(フォトBJカートリッジと
カラーBJカートリッジ)
]
Page 15

[用紙の種類]で[はがき]を選択する。
3
手順3の画面で、[用紙サイズ]が[はがき]になっている
ことを確認する。
4
はがきを縦置きにセットした場合は[はがき]、横置きに
セットした場合は[はがき横]に設定されている必要があ
ります。
印
刷
し
て
み
よ
う
[用紙サイズ]が[はがき]になっていない場合は、アプリケーシ
ョンソフトの設定を確認してください。アプリケーションソフ
トの設定に問題がなければ、[ページレイアウト]タブをクリッ
クし、[用紙サイズ]で[はがき]を選択してください。
[OK]をクリックして印刷を開始する。
5
印刷済みのはがきは1枚ごとに、排紙トレイから取り除いてく
ださい。
反対側の面に印刷する時には、印刷面が十分に乾燥するのを待
って(約2分間)、同様の手順で印刷するようにしてください。
はがきを持つときはできるだけ端を持ち、インクが乾くまで
印刷面に触れないでください。
写真の再現性にこだわるなら
通常の官製はがきではなく、表面に光沢のあるはがきを使うと写真の再現性がさらに
向上します。キヤノン製専用紙としては以下があります。
・フォト光沢ハガキ(KH-201N)
印刷するときは、プリンタドライバの[用紙の種類]で必ず[光沢はがき]を選択してく
ださい。その他の設定は官製はがき(縦置き)の場合と同じです。
...
13
Page 16

Macintoshで印刷してみよう
印刷までの流れ(右ページの説明も見ながら操作してください)
アプリケーションソフトで、用紙設定をして、印刷したい原稿を作成する
(または、印刷したいファイルを開く)
➡
プリンタの準備をする
➡
プリンタドライバで、印刷の設定をする
➡
アプリケーションソフトで、印刷を開始する
印刷中は、次のような画面が表示されます
➡
・Macintosh1台をプリンタと接続
して、印刷している場合
・ネットワークのプリントサーバ機
で印刷している場合
→印刷の進行状況が表示されます。
・ネットワークのクライアント機で
印刷している場合
→プリントサーバ機への転送状況が
表示されます。
14
普通紙以外の用紙に印刷するときは、上の手順以外に操作が必要になります。
「Macintoshで、普通紙以外の用紙に印刷するときは…」(16ページ)
➡
Page 17

『かんたんスタートガイド』を読んでプリンタの準備作業が終わったら、印刷してみましょう。
ここでは、普通紙に印刷する場合の手順を簡単に説明します。
用紙設定のしかた
アプリケーションソフトの[ファイル]メニューで、[用紙設定]を選ぶのが一般的です。
[用紙設定]を選ぶと、用紙設定ダイアログが開き
ます。このダイアログで、[用紙サイズ]を、印刷
したい用紙と同じサイズにします。
アプリケーションソフトによって、用紙
設定ダイアログの開きかたや印刷の実行
手順は多少ちがいます。お使いのアプリケーションソ
フトの取扱説明書も併せてご覧ください。
プリンタの電源が入っていることを確認する
❶
電源ランプが消えている場合は、電源ボタンを押し
て電源を入れます。
プリンタに用紙が入っていない場合は、
❷
セットする
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
印
刷
し
て
み
よ
う
電源ランプ
プリンタドライバの設定画面を開く
❶
アプリケーションソフトの[ファイル]メニュー
で、[プリント]を選ぶのが一般的です。
使用するBJ
カートリッジ
を選択します。
印刷の設定を行う
❷
印刷の目的に適したアイコンを
選択します。
使用する用紙を選択します。
上の❷の画面で、[プリント]をクリックすると、印刷が始まります。
詳しくは
次のページ
15
Page 18

プリンタドライバの設定画面について
「プリンタドライバ」とは、コンピュータからデータ(文書や絵)をプリンタに送り出し、用紙に印刷する作業
の命令を出すソフトウェアです。命令の内容の一部は、コンピュータで、プリンタドライバの設定画面を表示
して設定できます。
ここでは、基本的な印刷で使う設定について説明します。
プリンタドライバでは、他にもさまざまな設定をすることができます。
➡
[BJカートリッジ]
プリンタにセットするBJカートリッジの組合わせを設定します。
・[ブラック/カラー]→ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッジ
・[フォト/カラー]→フォトBJカートリッジとカラーBJカートリッジの組合
[用紙の種類]
プリンタにセットする用
紙の種類を設定します。
「使用できる用紙」
➡
(36ページ)
「付録:Macintoshドライバガイド」
の組合わせ
わせ
「使用するカートリッジ」(26ページ)
➡
[給紙方法]
用紙の送りかたを設定します。
[オートシートフィーダ]→自動的に用紙を送ります。
[印刷設定]
[印刷設定]には、原稿の内容別にアイコンが登録されていま
す。それぞれのアイコンを選択することにより、用途に適し
た内容(印刷の品質、ディザリング、色味など)が自動的に
設定されます。
また、 (マニュアル)アイコンを選択して、お好みの印
刷設定を保存することもできます。
[プリント]ボタン
設定されている内容を有効にして、
印刷を開始します。
[キャンセル]ボタン
設定されている内容を無効にして、
プリンタドライバの設定画面を閉じ
ます。
現在設定されている内容が、一覧で表示されます。
印刷する原稿や用途に合っているかどうか、確認することができます。
Macintoshで、普通紙以外の用紙に印刷するときは…
次のポイントを押さえておきましょう。
(ここでは、写真をきれいに印刷する場合を例にとって説明します)
詳しくは、以下に示すページ、または『リファレンスガイド』(CD-ROM)の項目をご覧ください。
『リファレンスガイド』(CD-ROM)では、用紙別の操作方法や、プリンタドライバの設定画面について、詳し
く説明しています。
16
Page 19

プリンタドライバの設定画面を開き、原稿の内容に合わせて[印刷設定]のアイコンを
選択する
写真の場合は、 (写真)アイコンを選択します。
Macintoshで印刷してみよう
➡
「付録 Macintoshドライバガイド:基本的な印刷設定をする」
原稿の内容に適した用紙を使う
キヤノン製専用紙には、用途や印刷する内容に応じて、さまざまな種類があります。きれいな印刷をめざすに
は、これらの用紙のご使用をお勧めします。
「使用できる用紙」(36ページ)
➡
➡
プリンタドライバの設定画面には、[用紙の種類]という項目があります。
[用紙の種類]で、使用するものと同じ用紙を選択してください。
「使用できる用紙の種類」
原稿の内容や印刷する用紙に適したBJカートリッジを使う
写真の場合は、フォトBJカートリッジ(別売)を取り付けて印刷すると、よりきれいに印刷することができます。
「フォトBJカートリッジを取り付ける」(28ページ)
➡
プリンタドライバの設定画面には、[BJカートリッジ]という項目があります。
[BJカートリッジ]で、使用するものと同じカートリッジを選択してください。
用紙の種類に合わせて、紙間選択レバーをセットする
お使いの用紙に合わせて、紙間選択レバーを上( )か下( )に
セットしてください。
「困ったときには」(72ページ)
➡
➡
「レバーのセットのしかた」
印
刷
し
て
み
よ
う
用紙のセットのしかたに注意する
普通紙をセットする場合
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
用紙によっては、普通紙とちがう方法でセットするものがあります。
説明をよくお読みになり、セットしてください。
はがきをセットする場合
「はがきに印刷する 」(18ページ)
➡
その他の用紙をセットする場合
➡
「用紙について」(用紙別に説明されています)
紙間選択レバー
17
Page 20

はがきに印刷する
はがきに印刷するときは、用紙のセットのしかたが普通紙と若干ちがいます。また印刷する内容によっ
てプリンタドライバで印刷設定を変える必要があります。
ここでは官製はがきを例にして、印刷のしかたを説明します。
・カールしたはがきは使用しないでください。
カールしたはがきを使用すると、はがきが斜めに送られてしまいます。
カールしているときは、はがきを逆向きに曲げてカールを直してください。このとき、はがきの表面が波状にならないよ
う注意してください。
・往復はがき(折り目がついているもの)、裏面が写真のはがき、写真やステッカーを貼ったはがきは使用しないでください。
1
2
3
プリンタの電源が入っていることを確認し、はがきを縦
置きにセットする。
用紙サポートを下げる。
❶
❷紙間選択レバーを上()にセットする。
❸右図を参照してはがきの上下を確認し、印刷する面を表にして
オートシートフィーダの右端に合わせてセットする。
➍用紙ガイドを、はがきの左端に合わせる。
特に、はがきの上下を間違えてセットしないように注意してくだ
さい。
はがきは最大40枚までセットできます。
アプリケーションソフトの[ファイル]メニューで、[用紙
設定]を選び、用紙設定ダイアログの[用紙サイズ]で[はが
き]を選択する。
「Macintoshで印刷してみよう」(15ページ)
➡
プリンタドライバの設定画面を開き、印刷する内容に合
わせてアイコンを選択する。
「Macintoshで印刷してみよう」(16ページ)
➡
印刷する面
用紙サポート
紙間選択
レバー
18
印刷する内容
・宛名
・文字がほとんど
文字とイラストが
混在
写真が中心
選択するアイコン
Page 21

[用紙の種類]で[はがき]を選択する。
4
[BJカートリッジ]で、使用するBJカートリッジを選択
する。
5
[ブラック/カラー]…ブラックBJカートリッジと
カラーBJカートリッジ
[フォト/カラー]……フォトBJカートリッジと
カラーBJカートリッジ
印
刷
し
て
み
よ
う
[プリント]をクリックして印刷を開始する。
6
印刷済みのはがきは1枚ごとに、排紙トレイから取り除いてく
ださい。
反対側の面を印刷するときには、印刷面が十分に乾燥するのを
待って(約2分間)、同様の手順で印刷するようにしてください。
はがきを持つときはできるだけ端を持ち、インクが乾くまで
印刷面に触れないでください。
写真の再現性にこだわるなら
通常の官製はがきではなく、表面に光沢のあるはがきを使うと写真の再現性がさらに
向上します。キヤノン製専用紙としては以下のものがあります。
・フォト光沢ハガキ(KH-201N)
印刷するときは、プリンタドライバの[用紙の種類]で必ず[光沢はがき]を選択してく
ださい。その他の設定は官製はがき(縦置き)の場合と同じです。
...
19
Page 22

用紙をセットする
A4サイズの普通紙を例にして、基本的な用紙のセットのしかたを説明します。
その他の用紙やキヤノン製専用紙については、以下のページをご覧ください。
「使用できる用紙」(36ページ)
➡
➡
1
2
「用紙について」(用紙別に説明されています)
用紙サポートを引き出し、排紙トレイを取り付ける。
用紙サポート
用紙をさばいてから、端をきれいにそろえる。
用紙をさばかなかったり、端をそろえずにセットすると、紙づ
まりの原因になることがあります。
排紙トレイ
用紙を持つときは、できるだけ端を持ち、印刷面に触れない
ようにしてください。
印刷面に傷や汚れがつくと、印刷の品質が低下することがあ
ります。
用紙をセットする。
3
❶
印刷する面を上にして、オートシートフィーダの右端に合わ
せてセットする。
❷用紙ガイドを、用紙の左端に合わせる。
セットできる用紙の枚数は、普通紙(64g/m2)の場合、
約100枚が目安です。
印刷が終了した用紙は
普通紙の場合は、排紙トレイに20枚程度たまったら取り除くようにしてください。インクが乾くまで印刷面には
さわらないようにしてください。
用紙によってはインクが乾くまで時間がかかるものがありますので注意してください(→37ページ)。
...
積載マーク
(重ねた用紙が、
この線を超えない
ように)
印刷面
用紙ガイド
20
Page 23

プリンタの詳しい使いかたを知るには
Windows98/
Windows95を
使っている
Windows
NT4.0、
Windows
2000を使って
いる
USBインタフェ
ースを持つ
Macintoshを
使っている
『リファレンスガイ
ド』をご覧ください
・普通紙以外に印刷する場合の詳しい説明を
見たい...
・いろいろな印刷のテクニックを知りたい...
・スキャナカートリッジの詳しい使いかたを
知りたい...
・『基本操作ガイド』(本書)の「困ったときには」
に載っていないトラブルが発生した...
・その他、プリンタやカートリッジ全般の説
明を見たい...
・Windowsのプリンタドライバでの詳しい
設定内容や、設定のしかたを知りたい...
・USBインタフェースで、2台目以降のプ
リンタを接続する場合の説明を見たい...
・スキャナカートリッジを使うときに必要な
ソフトウェアについて知りたい...
・プリンタの操作に関する全般の説明を
見たい...
・プリンタドライバの設定画面を開きながら、
説明を見たい...
・Macintoshのプリンタドライバでの詳し
い設定内容や、設定のしかたを知りたい...
・USBインタフェースで、2台目以降のプ
リンタを接続する場合の説明を見たい...
・ネットワークプリンタとして使う場合の説
明を見たい...
・スキャナカートリッジを使うときに必要な
ソフトウェアについて知りたい...
『リファレンスガイド
付録:Windows
ドライバガイド』を
ご覧ください
プリンタドライバに付属
しているドキュメントフ
ァイル(操作説明)をご
覧ください
『リファレンスガイド
付録:Macintosh
ドライバガイド』を
ご覧ください
『バルーン表示
(ヘルプ)』をご覧く
ださい
『プリンタドライバ
のヘルプ』をご覧く
ださい
『基本操作ガイド』では、これまでに次の印刷のしかたを説明してきました。
・普通紙に印刷する(
・写真を印刷するためのポイント(
・はがきに印刷する(
この他にも、いろいろな用紙に印刷することができます。また、プリンタドライバで印刷の設定を変えることで、さ
まざまなイメージの印刷をすることができます。
詳しい使いかたは、別の説明書に記載されています。それらもご覧になり、BJF660をよりご活用ください。
➡ 8ページ、 ➡ 14ページ)
➡ 10ページ、 ➡ 16ページ)
➡ 12ページ、 ➡ 18ページ)
■各説明書の種類
付属している説明書の種類は、お使いのコンピュータの環境によって異なります。
また、ご覧になりたい説明の内容や、ご覧になる状況によって、お勧めの説明書が異なります。
下の図にしたがって、矢印をたどってみてください。
各説明書の内容と、見るための方法については、次ページ以降で説明しています。下の図と同じ番号の説明をご
覧ください。
プ
リ
ン
タ
の
詳
し
い
使
い
か
た
を
知
る
に
は
21
Page 24

■各説明書の内容と見かた
①②⑥
などが説明されています。
1冊の本を、画面上で読むような感覚で見ることができます。
見るには…
リファレンスガイド
・普通紙以外の用紙の使いかた、効果的な印刷のしかた
・BJカートリッジの取扱い、設定のしかた
・プリンタドライバでの詳細な設定のしかた
・印刷のテクニック
・スキャナカートリッジの詳しい使いかた
・困ったときには(『基本操作ガイド』に書かれている以外の内容が含まれています)
『プリンタドライバ/リファレンスガイド』CD-ROMのケースに入っている、ブックレットの説明をご覧ください。
プリンタドライバのヘルプ
③
プリンタドライバのヘルプには、次の2種類があります。
22
②設定項目の説明を見るためのヘルプ
見るには、ここをクリックして、ポインタ
の形が変わったら、見たい項目をクリック
①操作説明を見るためのヘルプ
見るには、ここをクリック
Page 25

①操作説明を見るためのヘルプ
操作の内容(例:用紙の種類を設定する)別に、説明
されています。
「プリンタドライバの設定を変えたいが、どこを操作
すればよいかわからない」というような場合に見ると
便利です。
ドキュメントファイル
④
Windows2000/WindowsNT4.0用プリンタドライバの設定方法全般が説明されています。
見るには…
Windowsの[ワードパッド]などで開いてご覧ください。
(操作説明)
②設定項目の説明を見るためのヘルプ
クリックした箇所の用語と意味、役割が説明されてい
ます。
「このボタンはどのようなときに使うのか知りたい」
というような場合に見ると便利です。
プ
リ
ン
タ
の
詳
し
い
使
い
か
た
を
知
る
に
は
バルーン表示(ヘルプ)
⑤
マウスポインタを置いた箇所の用語と意味、役割が説明されます。
「このボタンはどのようなときに使うのか知りたい」というような場合に見ると便利です。
見るには…
メニューバーの[ヘルプ]から、[バルーン表示]を選択します。
23
Page 26

カートリッジの種類と使いかた
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3B
K
Black
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3Y
Yellow
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3M
Magenta
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3C
Cyan
Ink Tank
BCI-3eY
Yellow
Ink Tank
BCI-3eM
Magenta
Ink Tank
BCI-3eC
Cyan
■カートリッジの種類
印刷やスキャン(画像の読取り)を行うには、カートリッジホルダにカートリッジが取り付けられていなく
てはなりません。
印刷にはBJカートリッジ、スキャンにはスキャナカートリッジを使用します。
BJカートリッジは、プリントヘッドが付いた部分と各色のインクタンクが、分離した構造になっています。
インクがなくなったら、なくなった色のインクタンクのみ交換できます。
「インクタンクを交換する」(30ページ)
➡
プリントヘッドが消耗したら、新しいBJカートリッジに交換してください。
「BJカートリッジを交換する」(33ページ)
➡
プリントヘッドとは
細いノズルからインクを用紙に吹き付ける部分です。乾燥したり、汚れると、ノズルがつまり、インクが出なくなります。
ブラックBJカートリッジ BC-30e
顔料系のブラックインクタンク(BCI-3eBK)をセ
ットします。顔料系のインクは、シャープな黒文字
を印刷するのに適しています。乾くのに時間がかか
る反面、乾燥すると耐水性にすぐれています。
インクタンク
カラーBJカートリッジ BC-31e
標準の3色(シアン、マゼンタ、イエロー)の
カラーインクタンクをセットします。
24
ブラック BCI-3eBK
インクタンク
シアン BCI-3eC
マゼンタ BCI-3eM
イエロー BCI-3eY
Page 27

フォトBJカートリッジ BC-32eフォト
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3P
M
P
h
o
to
Photo
M
a
g
e
n
t
a
I
n
k
T
a
n
k
B
C
I-3P
C
P
h
o
t
o
Photo
Cyan
I
n
k
T
a
n
k
BCI-3PBK
P
h
o
to
Photo
B
la
c
k
Ink Tank
BCI-3ePM
Photo
Photo
Magenta
Ink Tank
BCI-3ePC
Photo
Photo
Cyan
Ink Tank
BCI-3ePBK
Photo
Photo
Black
標準よりやや色の薄い2色(フォトシアン、フォト
インクタンク
マゼンタ)のカラーインクタンクと、染料系のブラ
ックインクの3色のカラーインクタンクをセットし
ます。写真などの自然画像を印刷するときに使用す
ると効果的です。
フォトブラック BCI-3ePBKフォト
フォトシアン BCI-3ePCフォト
フォトマゼンタ BCI-3ePMフォト
カラーイメージスキャナカートリッジ IS-32
画像を読み取るためのレンズが付いています。
BJカートリッジの代わりにカラーイメージ
スキャナカートリッジを取り付けると、本機を
スキャナとして使用することができます。
「スキャナを使う」(38ページ)
➡
インクタンクやBJカートリッジをお求めの際は
ブラックBJカートリッジ用か、フォトBJカートリッジ用か、カラーBJカートリッジ用かを確認の上、型番をご指
定ください。
取り付けるときは、各BJカートリッジのプリントヘッドに合ったインクタンクを正しくセットしてください。間違
えて取り付けると、正常に印刷できなくなります。
...
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
BJカートリッジは、安全のため、お子様の手の届かないところへ保管してください。
誤ってインクをなめたり飲んだりした場合は、ただちに医師にご相談ください。
使い切ったインクタンクをBJカートリッジに取り付けたままの状態で放置しないでください。また、インクタンクを
BJカートリッジから取りはずした状態で放置しないでください。
放置したあと、インクタンクをセットしても、印刷できない場合があります。
「インクタンクを交換する」(30ページ)
➡
最適な印字品位を保つため、開封後、インクタンクは6ヶ月で使い切るようにしてください。
25
Page 28

■使用するカートリッジ
Ink Tank
BCI-3eBK
Black
Ink Tank
BCI-3eY
Yellow
Ink Tank
BCI-3eM
Magenta
Ink Tank
BCI-3eC
Cyan
Ink Tank
BCI-3ePM
Photo
Photo
Magenta
Ink Tank
BCI-3ePC
Photo
Photo
Cyan
Ink Tank
BCI-3ePBK
Photo
Photo
Black
Ink Tank
BCI-3eY
Yellow
Ink Tank
BCI-3eM
Magenta
Ink Tank
BCI-3eC
Cyan
『かんたんスタートガイド』では、製品に付属している、ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッ
ジを取り付ける手順を説明しました。
以下の説明をご覧になり、用途に応じて、カートリッジの組合わせを変えてください。
(図は、カートリッジホルダと、取り付けるカートリッジ、インクタンクを示しています)
・モノクロの文書を印刷…
・一般的なカラーの原稿を印刷…
・写真を印刷するが、再現性には
こだわらない…
・写真をきれいに印刷…
・スキャンした画像(写真)を
きれいに印刷…
カートリッジの組合わせ
左側→ブラックBJカートリッジ(BC-30e)
右側→カラーBJカートリッジ(BC-31e)
『かんたんスタートガイド』
➡
BC-30eBC-31e
カートリッジの組合わせ
左側→フォトBJカートリッジ(BC-32eフォト・別売)
右側→カラーBJカートリッジ(BC-31e)
「フォトBJカートリッジを取り付ける」(28ページ)
➡
26
BC-32eフォト BC-31e
Page 29

カートリッジの組合わせ
Ink Tank
BCI-3Y
Yellow
Ink Tank
BCI-3M
Magenta
Ink Tank
BCI-3C
Cyan
左側→スキャナカートリッジ(IS-32)
・画像をスキャン(読み取る)…
右側→カラーBJカートリッジ(BC-31e)
「写真を読み取る」(44ページ)
➡
IS-32eBC-31e
使用済みBJカートリッジ回収のお願い
キヤノンでは、資源の有効活用のために、使用済みBJカートリッジ、インクタンクの回収を推進しています。
この回収活動は、お客様のご協力によって成り立っています。
キヤノンの環境保全と資源の有効活用の主旨にご賛同いただければ、お手数ですが、使用済みとなった
BJカートリッジ、インクタンクを、右記マークのある販売店または最寄りのキヤノン販売営業拠点までお持
ちください。
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
27
Page 30

フォトBJカートリッジを取り付ける
Canon
B
C
I
-
3
B
K
In
k
T
ank
B
l
a
c
k
デジタルカメラやスキャナなどで取り込んだ写真を高品質で印刷するためには、フォトBJカートリ
ッジ(別売)が適しています。ここではフォトBJカートリッジの取り付けかたを説明します。
フォトBJカートリッジとインクタンクは、説明図と同じ位置に取り付けてください。
正しい位置に取り付けないと、正常に印刷できません。
プリンタの電源が入っていることを確認し、
フロントカバーを開ける。
1
カートリッジホルダが中央に移動します。
フロントカバー
カートリッジ
ホルダ
左側の青色のレバーを上げ(①)、ブラックBJカー
トリッジを取り出す(②)。
2
取り出したBJカートリッジを保管すると
きは、必ず保管箱に入れてください。
保管箱に入れないと、インクが乾燥して印
刷できない場合があります。
フォトBJカートリッジ(BC-32eフォト)をパッ
ケージから取り出し、オレンジ色の保護キャップ
3
(①)、保護テープを取りはずす(②)。
フォトBJカートリッジ(BC-32eフォト)を、左
側のカートリッジホルダに入れる。
4
青色のレバー
これらを取り
はずします。
これらの部分
には触らない
でください。
28
左側の青色のレバーを下げて固定し(①)、オレン
ジ色のプラスチック材を、固定つまみを押して取
5
りはずす(②)。
プラスチック材にはインクが付着しています。衣服や周
辺を汚さないよう、すみやかに廃棄してください。
固定つまみ
Page 31

フォトマゼンタのインクタンク(BCI-3ePMフォト)を
取り出し、オレンジ色のテープを持って、点線に沿って
6
透明フィルムをはがす。
図のようにインクタンクの底部をささえて持ち、オレンジ
色の保護キャップを、矢印の方向にひねって取りはずす。
7
保護キャップにはインクが付着しています。衣服や周辺を汚
さないよう、すみやかに廃棄してください。
またタンクの平面を強く押さないでください。インクが飛び
はねることがあります。
フォトマゼンタのインクタンク(BCI-3ePM)をフォト
BJカートリッジの右側に取り付け、インクタンク上部
8
( )を、カチッと音がするまで押して固定する。
同様にして、中央にフォトシアン(BCI-3ePCフォト)
を取り付け(①)、左側にフォトブラック(BCI-3ePBK
9
フォト)のインクタンクをカチッと音がするまで取り付
ける(②)。
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
10
フロントカバーを閉じる。
以上で、BJカートリッジの組合わせは、写真の印刷に
最も適したものになります。
写真を印刷する前に
フォトBJカートリッジをはじめて使用するときは、プリントヘッドの位置調整を行ってください。
「プリントヘッドの位置を調整する」( :57ページ、 :58ページ)
➡
また、プリンタドライバを適した設定にしてから印刷してください。
「Windowsで印刷してみよう」(11ページ)
➡
「Macintoshで印刷してみよう」(17ページ)
➡
...
29
Page 32

インクタンクを交換する
BJカートリッジのインクがなくなったとき、次の手順にしたがってインクタンクを交換します。
「インクタンク交換の目安」(50ページ)
➡
プリンタの電源が入っていることを確認し、フロントカ
バーを開ける。
1
カートリッジホルダが中央に移動します。
カートリッジホルダ
フロント
カバー
インクのなくなったインクタンクの固定つまみを押して
(①)、インクタンクを取りはずす(②)。
2
BJカートリッジのプリントヘッド部分は取り付けたままにします。
・複数のインクタンクを交換する場合、一度に取りはずさない
でください。必ず1つずつ交換してください。取り付ける場所
をまちがえると、正しく印刷できなくなります。
・使いきったインクタンクをBJカートリッジに取り付けたまま
の状態で放置しないでください。また、インクタンクをBJカ
ートリッジから取りはずした状態で放置しないでください。
放置したあと、インクタンクをセットしても、印刷できない
場合があります。
インクタンクを落としたり振ったりしないでください。
インクが漏れて周囲や衣服を汚すことがあります。
30
使用済みのインクタンクは、回収のご協力をお願いします。
(27ページ)
捨てる場合は、地域の条例にしたがってください。
Page 33

新しいインクタンクを袋から取り出し、オレンジ色のテ
ープを持って、点線に沿って開封し、フィルムをはがす。
3
図のようにインクタンクの底部をささえて持ち、オレン
ジ色の保護キャップを、矢印の方向にひねって取りはず
4
す。
・はずした保護キャップは再装着しないでください。
地域の条例に従って捨ててください。
・保護キャップを取りはずすと出てくる、インク出口には手
を触れないでください。
インクが正しく供給されなくなる場合があります。
保護キャップにはインクが付着しています。衣服や周辺を汚
さないよう、すみやかに廃棄してください。
また、タンクの平面を強く押さないでください。インクが飛
びはねることがあります。
新しいインクタンクをカートリッジホルダに斜めに差し
込む。
5
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
各BJカートリッジのインクタンクの並びかたは以下のとおり
です。
ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッジを
使う場合
ブラックBJカートリッジ カラーBJカートリッジ
フォトBJカートリッジとカラーBJカートリッジを
使う場合
フォトBJカートリッジ カラーBJカートリッジ
31
Page 34

インクタンク上部( )を押して固定する。
6
「カチッ」と音がするまで、しっかりと押してください。
フロントカバーを閉める。
7
カートリッジホルダが右側へ移動します。
電源ランプが点灯したら、交換は完了です。
インクタンクを交換する
インクタンク交換後に印刷がかすれる場合には、プリントヘッド
のクリーニングを行ってください。
「プリントヘッドをクリーニングする」(53ページ)
➡
32
Page 35

BJカートリッジを交換する
インクタンクを新しいものに交換しても、印刷結果がよくないときには、プリントヘッドが消耗し
ています。以下の手順で新しいBJカートリッジに交換してください。
「BJカ−トリッジ交換の目安」(50ページ)
➡
プリンタの電源が入っていることを確認し、フロント
カバーを開ける。
1
カートリッジホルダが中央に移動します。
BJカートリッジ固定レバーを上げる。
ブラックBJカートリッジまたはフォトBJカートリッジ
2
を交換するときは左のレバー、カラーBJカートリッジ
を交換するときは右のレバーを上げる。
図は、カラーBJカートリッジの例です。
フロントカバー
カートリッジ
ホルダ
固定レバー
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
33
Page 36

インクタンクが入ったまま、BJカートリッジを持ち上げ
て取り出す。
3
BJカートリッジを落としたり振ったりしないでください。
インクが漏れて周囲や衣服を汚すことがあります。
・使用済みのBJカートリッジは、回収のご協力をお願いします
(27ページ)。捨てるときは、地域の条例にしたがってくださ
い。
・まだ使えるBJカートリッジを保管するときは、インクタンク
を取り付けた状態で、保管箱に入れてください。
保管箱に入れないと、インクが乾燥して、その後印刷できない
場合があります。
新しいBJカートリッジをパッケージから取り出し、オレ
4
ンジ色の保護キャップ(①)と、保護テープ(②)を取
りはずす。
はずした保護キャップと保護テープは再装着できません。
地域の条例にしたがって捨ててください。
BJカートリッジをカートリッジホルダに差し込む。
5
これらを取り
はずします。
これらの部分
には触らない
でください。
34
Page 37

BJカートリッジ固定レバーを、止まるまでしっかりと
下げる。
6
オレンジ色のプラスチック材を、固定つまみを押して
取りはずす。
7
プラスチック材にはインクが付着しています。衣服や周辺を
汚さないよう、すみやかに廃棄してください。
インクタンクを新しいBJカートリッジに取り付け、イ
ンクタンク上部( )を、カチッと音がするまで押し
8
て固定する。
インクタンクは、取りはずしたBJカートリッジに付いていた
ものを利用するか、新しいインクタンクを用意してください。
「インクタンクを交換する」(30ページ)
➡
BJカートリッジを交換する
固定つまみ
カ
ー
ト
リ
ッ
ジ
の
種
類
と
使
い
か
た
インクタンクの取付けが終了したら、フロントカバーを
閉める。
9
新しいBJカートリッジを使う前に
プリントヘッドの位置調整を行ってください。
「プリントヘッドの位置を調整する」( :57ページ、 :58ページ)
➡
印刷がかすれる場合には
BJカートリッジ交換後に印刷がかすれる場合にはプリントヘッドのクリーニングを行ってください。
「プリントヘッドをクリーニングする」(53ページ)
➡
...
35
Page 38

使用できる用紙
使用できる用紙の種類と特長を説明します。それぞれの用紙のセットのしかた、印刷範囲などは、
『リファレンスガイド』(CD-ROM)で詳しく説明しています。
■一般的な用紙
普通紙
複写機などで使用される一般的なコピー用紙(重さ64〜105g/m2)が使用できます。また、キヤノン製のカラーBJ用普通紙
(LC-301)も使用できます。
・用紙の重さについて
オートシートフィーダから給紙できる用紙の重さは105g/m2以下です。
それより重い紙は、紙づまりなどの原因になりますので使用しないでください。
セットのしかたは『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご覧ください。
・使用できるサイズ について
「仕様」(77ページ)
➡
はがき
一般の官製はがき(インクジェット用官製はがきを含む)が使用できます。折り目がついている往復はがきは、使用できません。
封筒
市販の定型封筒では洋形4号、洋形6号が使用できます。
■キヤノン製専用紙
最適な印字品位を保つため、次のキヤノン製専用紙のご使用をお勧めします。
高品位専用紙(HR-101S)
普通紙よりもカラーの発色性に優れています。グラフなどを多用したビジネス文書、写真の印刷に適しています。
フォト光沢紙(GP-301)
高品位専用紙よりも厚手で、印刷面に光沢があるため、写真に近い仕上がりが表現できます。
フォト光沢フィルム(HG-201)
フォト光沢紙よりつやのあるフィルム材質のシートです。フォトBJカートリッジとの組合わせで写真を最高品質で表現します。
フォト光沢ハガキ(KH-201N)
内容を書く面に光沢がある、はがきサイズの専用紙です。写真やイラストを多用した原稿は、官製はがきより美しい仕上が
りになります。
バックプリントフィルム(BF-102)
白い半透明のフィルム材質でできているため、裏から光を当てて印刷内容を展示できます。印刷結果は左右が反転した鏡像
印刷になります。
OHPフィルム(CF-102)
オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)で使用する専用のフィルムです。カラープレゼンテーション資料の印刷に最適です。
バナー紙(長尺紙)
A4サイズがつながった長い用紙です。ロングサイズのポスターや垂れ幕(最大6ページ分)などの印刷ができます。
Tシャツ転写紙(TR-201)
Tシャツ用のアイロンプリントを作成できる用紙です。印刷結果は左右が反転した鏡像印刷になります。
フォト光沢カード(FM-101)
フォト光沢紙と同じ材質のカード専用紙です。ミシン目よりも大きめに印刷してカットすると、白い縁のない全面印刷ができ
ます。
キヤノン製専用紙をお使いの際は、専用紙の袋に書かれている「使用上の注意」にしたがってください。
36
Page 39

用紙についてのご注意
以下の用紙は使用しないでください。
きれいに印刷できないだけでなく、紙づまりや故障の原因になります。
・折れている用紙
・カールしている用紙
・しわがついている用紙
・濡れている用紙
・薄すぎる用紙(重さ64g/m2未満)
・厚すぎる用紙、または重すぎる用紙(重さ105g/m2を超えるもの)
・往復はがき(折り目がついているもの)
・裏面が写真のはがき
・写真やステッカーを貼ったはがき
・ふたの部分が二重になった封筒
・ふたの部分がシールになった封筒
・型押しやコーティングなどの加工がされた封筒
・穴のあいている用紙(例:ルーズリーフ)
用紙を保管するときは
使わなかった用紙は入っていた袋に入れ、直射日光の当たる場所や高温多湿な場所をさけて保管
してください。曲がったり、しわがつかないよう水平に置いてください。
用紙を持つときは
用紙はできるだけ端を持ち、印刷面に触れないようにしてください。
印刷面に傷がついたり汚れがつくと、印刷の品質が低下することがあります。
使
用
で
き
る
用
紙
印刷後、インクが乾くまで印刷面には触らないでください
次の用紙は、1枚印刷するたびに取り除き、インクが乾くまで待ってください。待ち時間の目安
は以下のとおりです。
官製はがき 約2分
フォト光沢ハガキ/フォト光沢紙/フォト光沢カード 約2分
フォ ト光沢フィルム 約10分
OHPフィルム/バックプリントフィルム 約15分
Tシャツ転写紙 用紙に添付の取扱説明書参照
印刷済みの用紙を水で濡らしてしまった場合は、乾くまで印刷面にふれないでください。
普通紙や高品位専用紙の場合は、印刷済みの用紙が排紙トレイに20枚程度たまったら取り除いてください。
37
Page 40

スキャナを使う
このプリンタはカラーイメージスキャナカートリッジIS−32(以降、スキャナカートリッジと略しま
す)を取り付けると、スキャナとして使うことができます。
■スキャナとは
写真や絵など、紙に描かれた画像をコンピュータに取り込むための装置(デバイス)です。
撮りためた写真や自分で描いた絵などをコンピュータの壁紙にしたり、ホームページに使ったり、年賀状にし
てみたり、とスキャナを使ってできることはたくさんあります。手元にある写真や絵をコンピュータ上で自由
に加工して楽しむために、スキャナを活用してみましょう。
お願い: ・ スキャナで読み取った書類、楽譜、絵画、版画、地図、図面、および写真などの著作物は、個人と
して使用する以外は著作権法により著作者に無断で使用できません。
・ また、以下のものはスキャナで読み取るだけで、法律により罰せられます。
紙幣、貨幣、政府発行の有価証券、国債証券、地方債証券、外国において流通する紙幣・貨幣・証
券類、未使用の郵便切手、官製はがき類、政府発行の印紙、酒税法で規定の証券類、民間発行の有
価証券、定期券、回数券など
■ISScanとISScanPlus
プリンタにスキャナカートリッジを取り付けただけでは、スキャナとしては使えません。スキャナドライバと
いうソフトウェアが必要になります。IS-32を使うためのスキャナドライバが「ISScan」です。ISScanを
お使いのコンピュータにインストールすると、スキャナとして使えるようになります。
「ISScanPlus」はWindows上で画像の補正、加工などを行うソフトウェアです。
・TWAIN*対応の画像処理アプリケーションソフトをお持ちの方
ISScanが必要となります。画像処理アプリケーションソフトからISScanを起動して画像の読み取りを行い
ます。読み取ったものをアプリケーションソフトに転送し、画像を補正、加工して、保存や印刷を行います。
・TWAIN対応の画像処理アプリケーションソフトをお持ちでない方
Windows用の画像読み取りソフトウェア「ISScanPlus」をお使いください。ISScanPlusは画像の読み
取りの他、画像を補正、加工して、保存や印刷ができます。
ISScanだけで、画像の読み取りだけでなく、画像を補正、加工して、保存することができます。TWAIN対応の
画像処理アプリケーションソフトから呼び出して使うこともできます。また、アプリケーションソフトとして単
独で起動して使うこともできます。
なお、スキャナカートリッジで原稿を読み取ったあと、BJカートリッジに付け替えて読み取った画像を印刷する
アプリケーションソフト「CopyUtility」を使うことができます。
➡
*「TWAIN」とは、スキャナやデジタルカメラなどのイメージ入力装置と、それらを操作するためのアプリケーションソフ
「付録:Macintoshドライバガイド」
トとの間のインタフェースを標準化した規格のことです。TWAIN対応のデバイスドライバがあれば、同じくTWAINに対
応したアプリケーションソフトからスキャナやデジタルカメラを使って画像の読み取りができるようになります。
38
Page 41

スキャナを使う前に用意するもの
プリンタをスキャナとして使う前に用意するものについて説明します。
■
カラーイメージスキャナカートリッジ
IS-32
読み取り部
基板
■読み取る原稿
読み取ることのできる原稿の大きさは次のとおりです。
原稿 サイズ 実際の読み取り範囲
はがき 100×148mm 93×138mm
A5* 148×210mm 141×200mm
A4* 210×297mm 203×287mm
B5* 182×257mm 175×247mm
Letter* 8.5×11inch 208×269mm
*別売のA4サイズのスキャニングホルダを使用してください。
ディスプレイの表示解像度およびスキャナの読み取り解像
度によって実際の読み取り範囲は若干異なります。
読み取ることのできる原稿の厚さは0.25mm以下です。
スキャニングホルダ(厚さ0.2mm)も含めて0.45mm以下に
なるようにしてください。
(215.9×279.4mm)
➡
「読み取る原稿」
プリンタをスキャナとして使うときにカートリッジホルダ
に取り付けます。
・読み取り部に触れないでください。読み取りが正しく
できなかったり、読み取りの品質が低下する恐れがあ
ります。
・基板に触れないでください。接触不良や静電気が発生
し、スキャナカートリッジを傷める恐れがあります。
「カートリッジの種類と使いかた」(25ページ)
➡
■白基準シート
スキャナをはじめて使うときには、スキャナが正しく色を
読み取れるよう、白色を基準にして色を調整する必要があ
ります。その調整を白基準補正といいます。白基準補正は
白基準シートを使って行います。
➡
「白基準シートの使いかた」
■スキャニングホルダ
画像を読み取るときには原稿を、白基準補正をするときに
は白基準シートをそれぞれはさんで使います。読み取る原
稿や白基準シートが折れ曲ったりすることのないように、
必ずこのスキャニングホルダにはさんでご使用ください。
A5より大きい原稿を読み取るときには、A4サイズのもの
を別途ご購入ください。
➡
「スキャニングホルダの使いかた」
■保管箱
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
取りはずしたBJカートリッジやスキャナカートリッジを保
管する箱です。使わないときは必ず保管箱に入れてくださ
い。
この保管箱は、プリンタに付属しています。保管箱が足り
ない場合は別途ご購入ください。
39
Page 42

スキャナを使ってみよう
画像を読み取って印刷するまでの流れ(右ページの説明も見ながら操作してください)
スキャナを初めて使うときは、スキャナドライバをインストールしてください。
「スキャナドライバをインストールする」(42ページ)
➡
スキャナカートリッジを取り付ける
➡
画像読み取りソフトウェアを起動する
➡
原稿をセットしてプレスキャンする
再び原稿をセットしてスキャンする
BJカートリッジを取り付けて印刷する
印刷するために、スキャナカートリッジを
❶
取りはずし、ブラックBJカートリッジまた
はフォトBJカートリッジを取り付ける。
➡
➡
❷
印刷する。
「Windowsで印刷してみよう」(8ページ)
➡
「Macintoshで印刷してみよう」(14ページ)
➡
40
Page 43

ここではスキャナを使って画像を読み取り、印刷するまでの手順を簡単に説明します。
左側のカートリッジホルダに取り付けられている
BJカートリッジを取りはずし、スキャナカートリ
ッジを取り付ける。
➡
「スキャナカートリッジに交換する」
画像読み取りソフトウェアを起動する
❶
・TWAIN対応の画像処理アプリケーションソフ
トを使う方は、まずそれを起動し、そこからIS
Scanを起動してください。
➡
・ISScanPlusを使う方は、[スタート]をクリッ
クし、[プログラム]–[ISScan Plus]–[IS
ScanPlus]を選択してください。
・TWAIN対応の画像処理アプリケーションソフ
トを使う方は、まずそれを起動し、そこからIS
Scanを起動してください。
➡
・ISScanを単独で起動して使う方は、インスト
ールの際に指定したフォルダの中の[ISScan]
をダブルクリックしてください。
原稿の一部だけを読み取りたいときは、プレスキャンして読み取り範囲を指定しておくと、読み取りたい範囲だけをス
キャンするので時間が短縮されて便利です。また、原稿全体を読み取りたいときにも、原稿の置き場所が曲がっていな
いかどうかチェックすることもできるので、プレスキャンすることをお勧めします。
「ISScanを起動する」
「ISScanを起動する」
白基準補正を行う
❷
白基準シートをオートシートフィーダにセット
し、[白基準補正]をクリックします。
➡
「白基準シートの使いかた」
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
スキャニングホルダにはさんだ原稿をオー
❶
トシートフィーダにセットして[プレスキャ
ン]をクリックする。
原稿を再びオートシートフィーダにセット
❶
し、[スキャン]をクリックする。
ISScanとISScanPlusの詳しい操作方法は、『リファレンスガイド』(CD-ROM)またはヘルプをご覧ください。
原稿の一部を読み取る場合は、読み取る範
❷
囲をマウスのドラッグで指定する。
スキャンした画像を保存する。
❷
41
Page 44

スキャナドライバをインストールする
プリンタをスキャナとして使うには、スキャナカートリッジを取り付けるとともに、スキャナドライ
バISScanをお使いのコンピュータにインストールする必要があります。
インストールする前に、起動中のアプリケーションソフトを終了させてください。
バージョンが異なるスキャナドライバがインストールされている場合は、いったん削除(アンインストール)してから、イン
ストールを行ってください。
➡
1
「付属:Windowsドライバガイド」
プリンタドライバ/リファレンスガイド(CD-ROM)を
コンピュータのCD-ROMドライブにセットする。
しばらくすると、インストーラが自動的に起動します。自動的に
起動しない場合は、Windowsの画面(デスクトップ)左上にあ
る[マイ コンピュータ]をダブルクリックし、開いたウィンドウ
の中にあるCD-ROMのアイコンをダブルクリックします。
[ソフトウェアのインストール]をクリックする。
2
[インストールするプリンタ]ダイアログボックスで[OK]
をクリックする。
3
[ISScanソフトウェア]のボタンをクリックし、ボタン
が赤く点灯しているのを確認して、[スタート]をクリッ
4
クする。
[Readme]をクリックすると、スキャナを使う上での注意事項
などの説明が表示されます。
ここが赤く点灯しているのを確認
42
Page 45

インストールするものを選んで、[次へ]をクリックする。
5
・[TWAINドライバだけをインストール]
TWAIN対応の画像処理アプリケーションソフトをお使いの方
は、ISScanのみが必要となりますので、こちらを選びます。
・[標準インストール]
TWAIN対応の画像処理アプリケーションソフトをお使いでな
い方は、IS Scanと画像読み取りソフトウェアIS Scan
Plusが必要となりますので、こちらを選びます。
あとは画面の指示にしたがって操作してください。
プリンタドライバ/リファレンスガイド(CD-ROM)をコ
ンピュータのCD-ROMドライブにセットする。
1
しばらくすると、CD-ROMのフォルダが自動的に開きます。
[スキャナドライバ]フォルダをダブルクリックする。
2
[インストーラ]をダブルクリックする。
3
使用許諾契約書の内容を読んで、同意する場合は[同意す
る]をクリックする。
4
必要に応じてインストール先を指定し、[インストール]
をクリックする。
5
インストール先を指定する場合は、[フォルダ選択]をクリック
❶
してインストール先を設定し、[選択]をクリックする。
[インストール]をクリックする。
❷
あとは画面の指示にしたがって操作してください。
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
43
Page 46

写真を読み取る
ここではWindowsの場合はISScanPlus、Macintoshの場合はISScanを単独で起動し、カラー
写真を読み取り、読み取った画像を保存する方法を説明します。
スキャナで読み取った書類、楽譜、絵画、版画、地図、図面および写真などの著作物は、個人として使用する以外は著作権法
により著作者に無断で使用できません。
下記のものは、スキャナで読み取るだけで、法律により罰せられます。
紙幣、貨幣、政府発行の有価証券、国際証券、地方債証券、外国において流通する紙幣・貨幣・証券類、未使用郵便切手、官
製はがき類、政府発行の印紙、酒税法で規定の証券類、民間発行の有価証券、定期券、回数券など。
左側のBJカートリッジを取りはずし、スキャナカートリ
ッジを取り付ける。
1
プリンタの電源が入っていることを確認して、フロントカバー
❶
を開け、左側のカートリッジホルダに取り付けられているBJ
カートリッジを取りはずす。
取りはずしたBJカートリッジは保管箱に入れる。
❷
スキャナカートリッジを取り付ける。
❸
フロントカバーを閉じる。
❹
➡
「スキャナカートリッジに交換する」
➡
プリンタの紙間選択レバーが上にセットされていることを確認し
てください。
下にセットしたまま読み取り操作を行うと、読み取った画像の品
質が低下する場合があります。
画像読み取りソフトウェアを起動する。
2
[スタート]をクリックし、[プログラム]−[ISScanPlus]−[IS
ScanPlus]を選択します。
ISScanPlusのメインメニュー画面が表示されます。
インストールの際に指定したフォルダの中にある[ISScan]をダ
ブルクリックします。
ISScanのメインダイアログボックスが表示されます。
44
Page 47

白基準補正を行う。
3
初めて画像を読み取るときには、必ず白基準補正をしてください。
白基準補正を行うと、画像を読み取るときに色の基準となる白色
の値が設定され、スキャナが適正な色で画像を読み取ることがで
きます。
白基準シートをスキャニングホルダにはさみ、右図のようにス
❶
キャニングホルダをオートシートフィーダにセットする。
必ずスキャニングホルダの上端(綴じてあるほう)を下に
してセットしてください。逆向きでセットすると、プリン
タ本体や白基準シート、スキャニングホルダを傷める場合
があります。
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
➡
➡
❷
[画像を取込もう]をクリックし、次に操作パネルの[カスタム
設定]をクリックする。
「白基準シートの使いかた」
「スキャニングホルダの使いかた」
[メニュー]で[設定]を選択する。
プリンタをパラレルインタフェース、USBインタ
フェースの両方で接続している場合は、[通信ポート
の選択]ダイアログボックスが表示されます。
使用する通信ポートを選んで[OK]をクリックしてく
ださい。
[白基準補正]をクリックすると、白基準シートをセットする
❸
ようにメッセージが表示されるので[OK]をクリックする。
排紙トレイに白基準シートが排出されると、白基準補正が完了
します。設定画面の[OK]をクリックしてください。
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
45
Page 48

原稿をセットする。
4
スキャニングホルダに原稿として写真をはさむ。
❶
向きや読み取り可能範囲に注意してください。
➡
➡
右図のようにスキャニングホルダをオートシートフィーダに
❷
セットする。
必ずスキャニングホルダの上端(綴じてあるほう)を下にし
てセットしてください。逆向きでセットすると、プリンタ
本体や原稿、スキャニングホルダを傷める場合があります。
プレスキャンする。
5
❶
[読み取り設定]で[写真]を、[原稿サイズ]で写真の大きさに合
ったサイズを選ぶ。
「スキャニングホルダの使いかた」
「読み取る原稿」
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
46
[メニュー]から[設定]を選択する。
次に設定ダイアログの[原稿サイズ]で写真の大きさに合ったサ
イズを、[読み取り方式]で[写真]を選び、[プレスキャン]のチ
ェックボックスをクリックしてチェックマークを入れてから
[OK]をクリックする。
[プレスキャン]をクリックする。
❷
スキャニングホルダが排紙トレイに排出され、読み取られた
画像が白黒で表示されます。
このプレスキャンの操作で、読み取り可能範囲に正しく原稿が
置かれているかどうか確認します。プレスキャンをやり直した
い場合には、原稿を正しくスキャニングホルダにはさみ直し、
オートシートフィーダにセットして[プレスキャン]をクリック
します。
Page 49

写真を読み取る
読み取る範囲を指定する。
6
原稿の一部を読み取りたい場合は、マウスをドラッグして読み取
る範囲(矩形)を指定します。読み取る範囲が枠で囲まれます。
枠の中にマウスポインタを移動させると形が に変わります。
その状態でドラッグすると枠の位置を移動させることができます。
範囲指定を取り消したい場合は読み取った画像の上で右クリック
します。枠が消え、再び範囲指定ができる状態になります。
範囲指定を取り消したい場合はControlキーを押しながら読み取
った画像の上でクリックします。枠が消え、再び範囲指定ができ
る状態になります。
原稿を再びセットする。
7
手順5でプレスキャンした原稿(スキャニングホルダにはさん
だ状態)を再びオートシートフィーダにセットします。
スキャニングホルダの中の写真の位置がずれないように注意して
ください。
マウスをドラッグする
スキャンする。
8
[スキャン]をクリックします。
スキャニングホルダが排紙トレイに排出され、[プレビュー領域]
に手順
本や雑誌など印刷物の中の写真を読み取ると、画像に網がかかっ
たように見えることがあります。そのような場合は、設定した読
み取り解像度を低く設定しなおして、再び読み取ってみてくださ
い。
で指定した範囲の画像が表示されます。
6
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
47
Page 50

9
10
読み取った画像を保存する。
❶[保存]をクリックする。
保存する場所やファイル名、ファイルの種類などを設定するた
❷
めのダイアログボックスで必要な項目を指定して、[保存]をク
リックする。
画像読み取りソフトウェアを終了する。
Windowsをお使いの方で読み取った画像を印刷する場合は、こ
こでISScanPlusを終了せずに印刷の操作を始めてください。
Macintoshをお使いの方で読み取った画像を印刷する場合は、
ISScanを終了させてから印刷の操作を始めてください。
「読み取った画像を印刷する」(49ページ)
➡
写真を読み取る
[終了]をクリックします。
ISScanPlusが終了します。
[ファイル]メニューから[終了]を選択します。
ISScanが終了します。
読み取り操作ができない、などのトラブルについては、『リファ
レンスガイド』(CD-ROM)またはヘルプをご覧ください。
48
Page 51

読み取った画像を印刷する
スキャナカートリッジをBJカートリッジに交換し、読み取った画像を印刷します。
スキャナカートリッジを取りはずし、BJカートリッジを
1
取り付ける。
プリンタの電源が入っていることを確認して、フロントカバー
❶
を開け、左側のカートリッジホルダに取り付けられているス
キャナカートリッジを取りはずす。
取りはずしたスキャナカートリッジは保管箱に入れる。
❷
BJカートリッジを取り付ける。
❸
フロントカバーを閉じる。
❹
2
BJカートリッジに交換したら
プリントヘッドの位置調整を行ってください。
「プリントヘッドの位置を調整する」( :57ページ、 :58ページ)
➡
印刷する。
❶
[印刷]をクリックする。
画像を印刷できるアプリケーションソフトを起動し、保存した
画像ファイルを開く。
[ファイル]メニューで、[開く]を選ぶのが一般的です。
次に印刷を実行するためのコマンドを選ぶ。
[ファイル]メニューで、[プリント]を選ぶのが一般的です。
➡
印刷に関する設定が終了したら用紙をセットし、[印刷]または
❷
[プリント]をクリックする。
「プリンタドライバでの印刷設定」
...
ス
キ
ャ
ナ
を
使
う
読み取った画像が印刷されます。
「用紙をセットする」(20ページ)
➡
➡
「Windowsで印刷してみよう」(8ページ)
➡
「Macintoshで印刷してみよう」(14ページ)
➡
「用紙の置きかた」
49
Page 52

お手入れ
この章ではBJカートリッジに関するお手入れを中心に説明します。また、プリンタを長持ちさ
せるために、清掃のしかた(59ページ)も説明します。
■BJカートリッジ交換の目安
BJカートリッジのインクタンク、プリントヘッドは消耗品です。交換するタイミングは以下の図を
参考にしてください。必要なお手入れの操作については記載ページを参照してください。
インクタンク交換の目安
印刷がかすれたり白筋が出たら、
フロントカバーを開けてインク
タンクを取り出し、インクの量
を確認してみてください。
インクがなくなっている
インクを使い切った状態になると、BJステータスモニ
タに「インクなしのエラー」が表示され(Windowsの
場合)、電源ランプが4回点滅して知らせます。
インクタンクの交換 →P.30
プリントヘッド交換の目安
インクはあるのに、印刷が
かすれたり白い筋が入る
インクタンクにインクはあるのに印刷結果はよくない。
また、インクタンクを新品に交換しても、印刷結果が
よくならない場合は、プリントヘッドのノズルの目づ
まりや、プリントヘッドの消耗が考えられます。以下
の順番でメンテナンスを行ってください。
ノズルチェックパターンの印刷
パターンが正常に
印刷されない場合
→P.51,52
プリントヘッドのクリーニング→P.53
改善しない場合
ヘッドリフレッシング →P.55
改善しない場合
BJカートリッジの交換 →P.33
50
プリントヘッドの位置調整 →P.57,58
Page 53

ノズルチェックパターンを印刷する
ブラック
BJカートリッジの
ノズルの状態
カラーBJカートリッジのノズル
の状態
左右のBJカートリッジのヘッド
位置
ブラック
BJカートリッジの
ノズルの状態
カラーBJカートリッジのノズル
の状態
左右のBJカートリッジのヘッド
位置
プリントヘッドのノズルから正常に各色のインクが出ているか、また、2個のBJカートリッジの
プリントヘッド位置にずれがないか、ノズルチェックパターンを印刷して確認します。印刷結果が
かすれていたり、色味がおかしいときに行ってください。
ノズルチェックパターンの印刷はプリンタ本体からも実行できます。リセットボタンを押し続けて、電源ランプが2回点滅
したときに離してください。
電源が入っていることを確認し、A4サイズの用紙を
セットする。
1
プリンタドライバから
る。
2
設定画面を開く。
❶
「Windowsで印刷してみよう」(9ページ)
➡
[ユーティリティ]タブをクリックして、[ユーティリティ]シー
トを開く。
[ノズルチェックパターン]をクリックする。
❷
[OK]をクリックする。
❸
印刷されたノズルチェックパターンを見て、各BJカー
トリッジのノズルの状態を確認する。
3
[ノズルチェックパターン]を選択す
(ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッジを取り付けている場合)
フォトBJカートリッジとカラーBJカートリッジを取り付けている場合の確認方法
➡ 「ノズルチェックパターンの印刷」
お
手
入
れ
51
Page 54

ノズルチェックパターンを印刷する
ブラック
BJカートリッジの
ノズルの状態
カラーBJカートリッジのノズル
の状態
左右のBJカートリッジのヘッド
位置
ブラック
BJカートリッジの
ノズルの状態
カラーBJカートリッジのノズル
の状態
左右のBJカートリッジのヘッド
位置
プリントヘッドのノズルから正常に各色のインクが出ているか、また、2個のBJカートリッジの
プリントヘッド位置にずれがないか、ノズルチェックパターンを印刷して確認します。印刷結果が
かすれていたり、色味がおかしいときに行ってください。
ノズルチェックパターンの印刷はプリンタ本体からも実行できます。リセットボタンを押し続けて、電源ランプが2回点滅
したときに離してください。
電源が入っていることを確認し、A4サイズの用紙を
セットする。
1
プリンタドライバから[ノズルチェックパターン]を選択す
る。
2
用紙設定ダイアログを開く。
❶
「用紙設定のしかた」(15ページ)
➡
[ユーティリティ]ボタンをクリックして、プリンタユーティ
リティダイアログを開く。
3
メニューから
❷
[ノズルチェックパターン]をクリックする。
❸
[OK]をクリックする。
❹
印刷されたノズルチェックパターンを見て、各BJカー
トリッジのノズルの状態を確認する。
[テストプリント]を選択する。
52
(ブラックBJカートリッジとカラーBJカートリッジを取り付けている場合)
フォトBJカートリッジとカラーBJカートリッジを取り付けている場合の確認方法
➡ 「ノズルチェックパターンの印刷」
Page 55

プリントヘッドをクリーニングする
プリントヘッドのノズルのつまりを取るクリーニングには2種類あります。通常はクリーニングを
行い、改善されないときは、より強力なヘッドリフレッシングを行ってください。
不必要なクリーニングやヘッドリフレッシングは避けてください。
クリーニングやヘッドリフレッシングを行うとインクを消耗します。
クリーニングはプリンタ本体からも実行できます。リセットボタンを押し続けて、電源ランプが1回点滅したときに離してく
ださい。
1.クリーニングを行う
電源が入っていることを確認する。
1
プリンタドライバから[クリーニング]を選択する。
2
設定画面を開く。
❶
「Windowsで印刷してみよう」(9ページ)
➡
[ユーティリティ]タブをクリックして、[ユーティリティ]シ
ートを開く。
[クリーニング]をクリックする。
❷
[OK]をクリックする。
❸
電源ランプが点滅して、クリーニング動作を始めます。終了す
るまで30秒前後かかりますので、電源ランプの点滅が止まる
まで、しばらくお待ちください。
お
手
入
れ
53
Page 56

電源が入っていることを確認する。
1
プリンタドライバから[クリーニング]を選択する。
2
用紙設定ダイアログを開く。
❶
「用紙設定のしかた」(15ページ)
➡
[ユーティリティ]ボタンをクリックして、プリンタユーティ
リティダイアログを開く。
[ヘッドクリーニング]をクリックする。
❷
[OK]をクリックする。
❸
電源ランプが点滅して、クリーニング動作を始めます。終了す
るまで30秒前後かかりますので、電源ランプの点滅が止まる
まで、しばらくお待ちください。
54
Page 57

プリントヘッドをクリーニングする
2.ノズルチェックパターンを印刷し、クリーニングの効果を確認する
( :51ページ、 :52ページ)
3.クリーニングの効果がない場合、ヘッドリフレッシングを行う
設定画面を開く。
❶
「Windowsで印刷してみよう」(9ページ)
➡
[ユーティリティ]タブをクリックして、[ユーティリティ]シート
を開く。
[ヘッドリフレッシング]をクリックする。
❷
[OK]をクリックする。
❸
電源ランプが点滅して、ヘッドリフレッシング動作を始めます。
終了するまで1〜2分強かかりますので、電源ランプの点滅が止ま
るまで、しばらくお待ちください。
用紙設定ダイアログを開く。
❶
「用紙設定のしかた」(15ページ)
➡
[ユーティリティ]ボタンをクリックして、プリンタユーティリテ
ィダイアログを開く。
[ヘッドリフレッシング]をクリックする。
❷
お
手
入
れ
55
Page 58

プリントヘッドをクリーニングする
[OK]をクリックする。
❸
電源ランプが点滅して、ヘッドリフレッシング動作を始めます。
終了するまで1〜2分強かかりますので、電源ランプの点滅が止
まるまで、しばらくお待ちください。
4.ノズルチェックパターンを印刷し、ヘッドリフレッシングの効果を確認する
( :51ページ、 :52ページ)
効果がない場合は、再度、クリーニングとヘッドリフレッシングの操作を行ってください。5回繰り返しても
効果がない場合は、BJカートリッジが消耗している場合があります。
交換のしかた
➡BJカートリッジを交換する(33ページ)
56
Page 59

プリントヘッドの位置を調整する
本機は2つのBJカートリッジをつねに使用します。BJカートリッジの交換を行ったときには、2
つのBJカートリッジのプリントヘッドの位置を合わせるために、次の手順にしたがって、プリン
トヘッドの位置を調整してください。
電源が入っていることを確認し、オートシートフィーダ
にA4サイズの普通紙を1枚以上セットする。
1
プリンタドライバの設定画面を開く。
2
3
[スタート]をクリックし、[設定]−[プリンタ]を選択する。
❶
[CanonBJ F660]をクリックし、[ファイル]メニューから
❷
[プロパティ]を選択する。
[ヘッド位置調整]を選択する。
[ユーティリティ]タブをクリックして、[ユーティリティ]
❶
シートを開く。
[ヘッド位置調整]をクリックする。
❷
画面のメッセージを読んで、[OK]をクリックする。
4
右のようなパターンが印刷され、2つのBJカートリッジ
のプリントヘッド位置が自動的に調整される。
5
終了するまで数分かかりますので、印刷された用紙がすべて排
出されるまで、しばらくお待ちください。
お
手
入
れ
57
Page 60

プリントヘッドの位置を調整する
本機は2つのBJカートリッジをつねに使用します。BJカートリッジの交換を行ったときには、2つ
のBJカートリッジのプリントヘッドの位置を合わせるために、次の手順にしたがって、プリントヘ
ッドの位置を調整してください。
電源が入っていることを確認し、オートシートフィーダ
にA4サイズの普通紙を1枚以上セットする。
1
プリンタドライバの設定画面を開く。
2
用紙設定ダイアログを開く。
「用紙設定のしかた」(15ページ)
➡
[ユーティリティ]ボタンをクリックして、プリンタユーティ
リティダイアログを開く。
[ヘッド位置調整]を選択する。
3
メニューから[テストプリント]を選択する。
❶
[ヘッド位置調整]をクリックする。
❷
画面のメッセージを読んで、[OK]をクリックする。
4
右のようなパターンが印刷され、2つのBJカートリッジ
のプリントヘッド位置が自動的に調整される。
5
終了するまで数分かかりますので、印刷された用紙がすべて排
出されるまで、しばらくお待ちください。
58
Page 61

プリンタを清掃する
排紙口を清掃する
印刷した枚数が多くなると、排紙口が汚れてきます。汚れが目立ったら、次の手順にしたがって
プリンタを清掃してください。
電源ボタンを押して、電源を切る。
1
電源ランプが消えていることを確認して、電源プラグを
コンセントから抜き、排紙トレイを取りはずす。
2
電源の入った状態で、電源プラグをコンセントから抜かないで
ください。その後、印刷できなくなることがあります。
清掃するときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてくだ
さい。
誤って電源が入ると、作動した内部の部品に触れてけがの原因
になることがあります。
排紙口を、水で湿らせ固くしぼった布でふく。
3
シンナー、ベンジン、アルコールなどの引火性溶剤を使わない
でください。
プリンタ内部の電気部品に接触すると、火災や感電の原因にな
ることがあります。
給紙ローラを清掃する
表面に特殊加工をした用紙、はがき、高品位専用紙などを多く使用すると、プリンタ内部に紙粉が
たまり、用紙が正しく送られなくなることがあります。このような場合はクリーニングシート(別
売)を使って、内部の給紙ローラの清掃を行ってください。
➡ 「給紙ローラのクリーニング」
お
手
入
れ
59
Page 62

困ったときには
プリンタを使用中に問題が発生して困ったときは、以下の項目を参照してトラブルを解決してみて
ください。本書には起こりやすいトラブルだけを症状別に記載しています。
ここで見つからない場合は、『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご覧ください。
プリンタドライバがインストールできない
用紙がつまった
➞P62
➞P61
用紙が送られない
■オートシートフィーダから用紙が送られない➞P63
印刷が途中で止まってしまう
➞P63
画面にメッセージが表示されている
■「LPT1への書き込みエラー」または「USBPRNへの書き込みエラー」が表示されて印刷できない
➞P64
■「アプリケーションエラー」や「一般保護違反」が表示されて印刷できない ➞P65
■「エラー番号:*300(*は英文字)」が表示されて印刷できない ➞P66
■「エラー番号:*202(*は英文字)」が表示されて印刷できない ➞P66
■「エラー番号:*203(*は英文字)」が表示されて印刷できない ➞P66
電源ランプがオレンジ色に点滅している
➞P67
印刷結果に満足できない
■意味不明の文字や記号が印刷される➞P69
■印刷がかすれる/違う色になる➞P70
■文書の最後まで印刷できない➞P70
■印刷面がこすれる➞P72
■画面の色と印刷した色合いが違う➞P72
■印刷した用紙がカールする/反り返る/波打ったようになる➞P73
■印刷した官製はがきが汚れる➞P73
その他のトラブル
『リファレンスガイド』(CD-ROM)には、その他のトラブルと対処方法も記載されています。➞P74
エラーが発生したときは
印刷中に用紙やインク切れ、紙づまりなどのトラブルが発生すると、
自動的にBJステータスモニタが表示されます。
BJステータスモニタは、印刷中のプリンタの状態や進行状況をメッセ
ージや絵で表示するアプリケーションソフトです。
1.メッセージや絵を見て、発生しているエラーの状況を確認する。
2.[ガイド]タブをクリックし、表示されるメッセージに従って
対処を行う。
60
エラーから回復すると、印刷が再開されます。
Page 63

プリンタドライバがインストールできない
原因 対処方法
インストールを途中でやめてしま
った。
Windows98のUSBインタフェースに接続する場合は、
➡
USBドライバの設定を確認して、不要なUSBドライバがあれ
ば削除する。
『かんたんスタートガイド』に記載されている手順にしたがっ
てインストールする。やり直す場合は、プリンタドライバをい
ったん削除し、もう一度インストールする。
〈削除の方法〉
[スタート]から[プログラム]の[BJラスタプリンタ]を選択し、
[アンインストーラ]をクリックします。以降は画面の指示にし
たがってください。
エラーが発生してインストーラが強制終了した場合は、Windows
が不安定な状態のためインストールできない場合があります。
Windowsを再起動して再インストールしてください。
『プリンタドライバ/リファレンスガイド』(CD-ROM)をセ
ットします。しばらくすると、CD-ROMのフォルダが自動的
に開きます。[プリンタドライバ]フォルダ、[インストーラ]ア
イコンの順にダブルクリックします。表示される[インストー
ラ]画面で、[アンインストール]タブをクリックします。以降
は画面の指示にしたがってください。
他のアプリケーションソフトを
起動している。
インストール用CD-ROMドライブ
が正しく指定されていない。
他のアプリケーションソフトをすべて終了し、もう一度インス
トールする。
➡
[マイ コンピュータ]のアイコンをダブルクリックし、開いた
ウィンドウにあるCD-ROMのアイコンをダブルクリックする。
以降は『かんたんスタートガイド』をご覧になり、インストー
➡
ルを行ってください。
画面上に表示されたCD-ROMのアイコンをダブルクリックする。
以降は『かんたんスタートガイド』をご覧になり、インストー
ルを行ってください。
困
っ
た
と
き
に
は
61
Page 64

原因 対処方法
➡
(Windows98のUSBインタフェ
ースに接続する場合)USBドライ
バが正しくインストールされてい
ない。
不要なUSBドライバを削除する。
詳しくは、同梱されている『Windows98のUSBインタフェ
ースで、ドライバのインストールができないときは』をご覧く
ださい。
インストール用CD-ROMに異常が
➡
ある。
用紙がつまった
対処方法:つまった用紙の取り除きかた
● 排紙側または給紙側から引き出しやすいほう
に用紙をゆっくり引っ張って取り除きます。
Windows98/Windows95の[エクスプローラ]でCD-ROM
が読めるか確認する。
CD-ROMをセットしたときに、画面にCD-ROMのアイコンが
表示されるかどうかを確認する。
CD-ROMの内容が読めない場合は、ご相談窓口にお問い合わ
せください。
● 用紙が破れてプリンタ内部に残った場合は、電源を切ってか
らフロントカバーを開け、破れた用紙を取り除きます。
用紙が引き抜けない場合は、電源ボタンを2回押し
てください。用紙が自動的に排出されます。その後、
再びコンピュータから印刷を実行してください。
62
Page 65

用紙が送られない
■オートシートフィーダから用紙が送られない
原因 対処方法
厚すぎる用紙を使っている。
セットした用紙の枚数が多すぎる。
用紙サポートを引き出していない。
折れたり、反りのある用紙を使っ
ている。
重さ105g/m2以下の用紙を使用する。
➡
重さが105g/m
「オートシートフィーダ積載枚数」(77ページ)に書かれた範囲
➡
を超えないように用紙をセットする。
記載された積載枚数以上用紙をセットすると、正常に給紙でき
なくなります。
A5横、はがき、封筒、バナー紙以外の用紙をオートシートフィ
➡
ーダにセットする場合は、用紙サポートを引き出す。
用紙サポートを引き出さないと、用紙がオートシートフィーダ
の奥まで届かずに正常に給紙できない場合があります。
「用紙についてのご注意」(37ページ)を読んで正しい用紙を使
➡
用する。
折れたり、反りのある用紙は正常に給紙されないばかりでなく、
つまる原因になります。
印刷が途中で止まってしまう
原因 対処方法
2
を超える用紙は使用できません(36ページ)。
高精細な絵や写真を印刷している。
長時間連続して印刷したためプリ
ントヘッドが過熱している。
電源ランプを確認する。
➡
緑色に点滅している場合は、データ処理中です。
このようなデータは容量が大きいため、処理に時間がかかり、
止まったように見えます。
区切りのいいところで印刷を中断し、プリンタの電源を切って
➡
冷えるまで(15分以上)待つ。
過熱したプリントヘッドを保護するため、行の折り返し位置で印
刷が一時的に停止しますが、しばらくすると印刷が再開されます。
過熱したプリントヘッドの周辺には絶対に触らないでください。
高温になっています。
困
っ
た
と
き
に
は
63
Page 66

画面にメッセージが表示されている
■「LPT1への書き込みエラー」または「USBPRNへの書き込みエラー」が表示されて
印刷できない
(例)
原因 対処方法
プリンタの電源が入っていない。
プリンタとコンピュータがケーブルで
正しく接続されていない。
ケーブルの異常。
切替え器や外付けバッファ、または
USBハブの異常。
スプ−ルの設定が正常に動作していない。
プリンタポート(LPT1)の異常。
(パラレルインタフェースに接続してい
る場合)
プリンタドライバのプリンタポートの
設定と、実際に接続されているインタ
フェースが異なっている。
インストールされているプリンタドラ
イバに問題がある。
➡
プリンタの電源ランプが緑色に点灯していることを確認する。
電源ランプが緑色に点滅している場合は、プリンタが初期動作をしてい
ます。点灯に変わるまでお待ちください。
電源コードやケーブルをしっかりと接続する。
➡
同梱の『かんたんスタートガイド』をご覧ください。
別のケーブルに交換する。
➡
ケーブルの異常については、販売元にご相談ください。
切替え器や外付けバッファ、またはUSBハブをはずし、プリンタとコン
➡
ピュータを直接つないで印刷する。
正常に印刷される場合、切替え器や外付けバッファ、またはUSBハブの
異常が考えられます。販売元にご相談ください。
スプールの設定を変更する。
➡
プリンタドライバの設定画面を開き、[詳細]シートの[スプールの設定]を
クリックし、[プリンタに直接印刷データを送る]を選択します。
プリンタポート(LPT1)の状態を確認する。
➡
確認の方法は『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご覧ください。
Windowsを終了し、プリンタの電源を切ってから、プリンタドライバ
➡
で設定されているインタフェースで接続し直す。または、接続されたイ
ンタフェースのプリンタドライバをインストールする。
〈ポート設定の確認方法〉プリンタドライバの設定画面を開きます。[詳
細]シートの[印刷先のポート]に[LPT1:(ECPプリンタポート)]と表示さ
れればパラレルポート、[USBPRNnn(Canon BJF660:xxxxxx)](n
には数字が表示されます)と表示されればUSBポートが設定されていま
す。
➡
プリンタドライバを削除し、もう一度インストールする。
〈削除の方法〉
[スタート]から[プログラム]、[BJラスタプリンタ]を順に選択し、[アン
インストーラ]をクリックします。以降は画面の指示にしたがってくださ
い。
64
Page 67

原因 対処方法
コンピュータにWPS(Windows
PrintingSystem)ドライバまたは
CAPT(CanonAdvancedPrinting
Technology)ドライバがインストー
ルされている。
➡
WPS/CAPTドライバのポートを[FILE]に変更するか、WPS/CAPTドラ
イバを削除する。
〈方法〉ポートを変更するには、WPSドライバの設定画面を開き、[詳細]
シートの[印刷先のポート]で[FILE]を選択します。
ドライバを削除するには、[スタート]から[プログラム]の
[WindowsPrintingSystem]を選択し、[アンインストール]
をクリックします。以降は画面の指示にしたがってください。
■「アプリケーションエラー」や「一般保護違反」が表示されて印刷できない
原因 対処方法
Windows 98またはWindows95で、
Windows3.1用のアプリケーションソ
フトから印刷している。
➡
Windows98/Windows95用のアプリケーションソフトで印刷する。
複数のアプリケーションソフトを起動
している。
アプリケーションソフトに必要なメモ
リ容量が確保されていない。
ハードディスクの空き容量が不十分。
印刷した文書ファイル、またはファイ
ルに使用されている機能に問題がある。
インストールされているプリンタドラ
イバに問題がある。
他のアプリケーションソフトをすべて終了し、もう一度印刷する。
➡
アプリケーションソフトの取扱説明書を参照し、必要なメモリ容量が
➡
確保されているかを確認する。
不足している場合は、メモリを増設してください。増設については、
コンピュータの取扱説明書をご覧ください。
不要なファイルを削除し、空き容量を増やす。
➡
➡
同じ文書を新しく作り直して印刷する。
新しい文書で問題がなければ、元の文書ファイルに問題があったと考
えられます。新しい文書でも同じ症状がある場合は、ご相談窓口にお
問い合わせください。
プリンタドライバを削除し、もう一度インストールする。
➡
〈削除の方法〉
[スタート]から[プログラム]、[BJラスタプリンタ]を順に選択し、[アン
インストーラ]をクリックします。以降は画面の指示にしたがってくだ
さい。
困
っ
た
と
き
に
は
65
Page 68

■「エラー番号:*300(*は英文字)」が表示されて印刷できない
原因 対処方法
プリンタの電源が入っていない。
プリンタとコンピュータがケーブルで
正しく接続されていない。
ケーブルの異常。
USBハブなどの異常。
[セレクタ]が正しく設定されていない。
以上の対処方法にしたがって操作しても解決しない場合は、不必要な機能拡張書類やコントロールパネル書類を外し
て印刷してみてください。
➡
プリンタの電源ランプが緑色に点灯していることを確認する。
電源ランプが緑色に点滅している場合は、プリンタが初期動作をしてい
ます。点灯に変わるまでお待ちください。
電源コードやケーブルをしっかりと接続する。
➡
同梱の『かんたんスタートガイド』をご覧ください。
別のケーブルに交換する。
➡
ケーブルの異常については、販売元にご相談ください。
USBハブなどをはずし、プリンタとコンピュータを直接つないで印刷す
➡
る。
正常に印刷される場合、USBハブなどの異常が考えられます。販売元に
ご相談ください。
セレクタの設定を確認する。
➡
アップルメニューから、[セレクタ]を選択します。[BJF660]のアイコ
ンをクリックして、[接続先]に[BJF660]が選択されていることを確認
します。選択されていない場合は、選択してください。
■「エラー番号:*202(*は英文字)」が表示されて印刷できない
原因 対処方法
アプリケーションソフトに必要なメモ
リ容量が確保されていない。
➡
アプリケーションソフトの取扱説明書を参照し、必要なメモリ容量が確
保されているかを確認する。
不足している場合は、メモリを増設してください。増設についてはコン
ピュータの取扱説明書をご覧ください。
■「エラー番号:*203(*は英文字)」が表示されて印刷できない
原因 対処方法
インストールされているプリンタドラ
イバに問題がある。
➡
プリンタドライバを削除し、もう一度インストールする。
〈削除の方法〉
『プリンタドライバ/リファレンスガイド』(CD-ROM)をセットします。
しばらくすると、CD-ROMのフォルダが自動的に開きます。[プリンタ
ドライバ]フォルダ、[インストーラ]アイコンの順にダブルクリックしま
す。表示される[インストール]画面で、[アンインストール]タブをクリッ
クします。以降は画面の指示にしたがってください。
66
Page 69

電源ランプがオレンジ色に点滅している
エラーが起きると電源ランプがオレンジ色に点滅します。
点滅の回数でトラブルの原因がわかります。
ランプの
点滅回数
2回
3回
4回
5回
6回
原因 対処方法
用紙がない、送られない、
つまっている。
用紙がつまっている。
BJカートリッジのインク切れ。
BJカートリッジが正しく取
りつけられていない。
BJカートリッジがない。
用紙を正しくセットし直す。
➡
つまった用紙を取り除く。(62ページ)
対処後、印刷を続けるにはリセットボタンを押す。
つまった用紙を取り除く。(62ページ)
➡
対処後、印刷を続けるにはリセットボタンを押す。
なくなった色のインクタンクを交換する。(30ページ)
➡
➡
カートリッジホルダの左側にブラックBJカートリッジ、フォ
トBJカートリッジまたはスキャナカートリッジ、右側にカラ
ーBJカートリッジを取り付ける。
(26、33ページ)
カートリッジホルダの左側にブラックBJカートリッジ、フォ
➡
トBJカートリッジまたはスキャナカートリッジ、右側にカラ
ーBJカートリッジを取り付ける。(26、33ページ)
電源ランプ
リセットボタン
7回
8回
BJカートリッジの不良。
内蔵されている廃インクタ
ンクがそろそろ満杯になる。
BJカートリッジをはずし、接点部が汚れていないか、保護テ
➡
ープがはがされているかを確認して、もう一度取り付け直す。
エラーが解決しない場合は、新しいBJカートリッジに交換す
る。(33ページ)
リセットボタンを押して、エラーを解除する。
➡
しばらくの間は印刷を続けられますが、満杯になると、電源
ランプがオレンジ色と緑色に交互に6回ずつ点滅し、印刷がで
きなくなりますので、早めにお買い求めの販売店または修理
サービス相談窓口に廃インクタンクの交換を依頼してくださ
い(廃インクタンクは、プリントヘッドのクリーニング時に消
費したインクをためるタンクです)。
困
っ
た
と
き
に
は
67
Page 70

ランプの
点滅
回数
原因 対処方法
9回
自動ヘッド位置調整を正
しく行えなかった。
電源ランプがオレンジ色と緑色に交互に点滅しているときは
サービスが必要なエラーが発生しました。
お買い求めの販売店または修理サービス相談窓口にご相談ください。その際には、電源ランプが点滅する回数をお知
らせください。
インクがなくなっているか、プリントヘッドのノズルが目づ
➡
まりしている可能性があります。リセットボタンを押してエ
ラーを解除し、次の順に対処して、プリンタの電源を入れ直
してください。
・フロントカバーを開けてインクタンクを取り出し、インク
の量を確認する。インクがなくなっている場合は、新しい
インクタンクに交換する。(30ページ)
・ノズルチェックパターンを印刷してプリントヘッドの状態
を確認する。( :51ページ、 :52ページ
の説明にしたがってください)
・プリンタの排紙口を光が当たらない向きに変え、再度自動
ヘッド位置調整を行う。( :57ページ、 :
58ページ)
それでも対処できない場合は、手動ヘッド位置調整を行う。
➡
置調整」
「プリンタの調整とお手入れ─プリントヘッドの位
...
68
Page 71

印刷結果に満足できない
■意味不明の文字や記号が印刷される
正常な状態 文字が化けている
原因 対処方法
前回中止した印刷データがコンピ
ュータやプリンタに残っている。
BJF660用以外のプリンタドライ
バを使用している。
プリンタとコンピュータがケーブ
ルでしっかりと接続されていない。
ケーブルの異常。
中継器の異常。
USBハブの異常。
プリンタとコンピュータの電源を入れ直して、もう一度印刷す
➡
る。
➡
プリンタ名を確認して、[CanonBJ F660]が選択されている
ことを確認する。(9ページ)
アップルメニューから[セレクタ]を選択します。[BJF660]の
アイコンをクリックして、[接続先]に[BJF660]が選択されてい
ることを確認します。選択されていない場合は、選択してくださ
い。
➡
電源コードやケーブルをしっかりと接続する。
同梱の『かんたんスタートガイド』をご覧ください。
➡
別のケーブルに交換する。
ケーブルの異常については、販売元にご相談ください。
➡
パラレルケーブルで使用している中継器をはずし、プリンタと
コンピュータを直接つないで印刷する。
正常に印刷される場合、中継器の異常が考えられます。販売元
にご相談ください。
➡
USBハブをはずし、プリンタとコンピュータを直接つないで印
刷する。
正常に印刷される場合、USBハブの異常が考えられます。販売
元にご確認ください。
➡アプリケーションソフトの印刷ダイアログボックスの
➡セレクタの設定を確認する。
困
っ
た
と
き
に
は
69
Page 72

原因 対処方法
プリンタがECPモードに設定され
ている。
印刷した文書ファイル、またはフ
ァイルに使用されている機能に問
題がある。
ECPモードを解除する。
➡
〈方法〉プリンタドライバの設定画面を開き、[ユーティリティ]
同じ文書を新しく作り直して印刷する。
➡
新しい文書で問題がなければ、元の文書ファイルに問題があっ
たと考えられます。新しい文書でも同じ症状がある場合は、ご
相談窓口にお問い合わせください。
■印刷がかすれる/違う色になる
原因 対処方法
ノズルチェックパターンを印刷して、プリントヘッドの状態を
BJカートリッジのプリントヘッド
が目づまりしているか、インクが
なくなっている。
一度取り除いたオレンジ色の保護
キャップや保護テープをプリント
ヘッドに再び取り付けた。
➡
確認する。( :51ページ、 :52ページ)
保護キャップや保護テープを取り除いてBJカートリッジをセッ
➡
トし、プリントヘッドをクリーニングする。
「BJカートリッジを交換する」(33ページ)
➡
「プリントヘッドをクリーニングする」(53ページ)
➡
シートの[特殊設定]をクリックし、[プリンタをECPモー
ドにする]のチェックマークを消して[送信]をクリックし
ます。
用紙の表裏を確認し、印刷に適した面に印刷されるように用紙
用紙の表裏を間違えて、印刷に適
さない面に印刷した。
➡
をセットする。
詳細は『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご覧ください。
■文書の最後まで印刷できない
原因 対処方法
・プリンタドライバの[用紙サイズ]を、印刷する用紙サイズと
アプリケーションソフトやプリンタ
ドライバで設定されている用紙サイ
ズと、印刷した用紙のサイズが異な
る。
➡
・用紙サイズを指定できるアプリケーションソフトを使ってい
70
同じ設定にする。
る場合、[用紙サイズ]の設定を、プリンタドライバの[用紙
サイズ]と同じ設定にする。
Page 73

原因 対処方法
プリンタとコンピュータがケーブル
でしっかりと接続されていない。
ケーブルの異常。
中継器の異常。
USBハブの異常。
プリンタがECPモードに設定され
。
ている
➡
電源コードやケーブルをしっかりと接続する。
同梱の『かんたんスタートガイド』をご覧ください。
➡
別のケーブルに交換する。
同梱の『かんたんスタートガイド』をご覧ください。
ケーブルの異常については、販売元にご相談ください。
中継器をはずし、プリンタとコンピュータを直接つないで印刷
➡
する。
正常に印刷される場合、中継器の異常が考えられます。販売元
にご相談ください。
USBハブをはずし、プリンタとコンピュータを直接つないで
➡
印刷する。
正常に印刷される場合、USBハブの異常が考えられます。販
売元にご確認ください。
ECPモードを解除する。
➡
〈方法〉 プリンタドライバの設定画面を開き、[ユーティリティ]
シートの[特殊設定]をクリックし、[プリンタをECPモ
ードにする]のチェックマークを消して[送信]をクリッ
クします。
コンピュータにWPS (Windows
PrintingSystem)ドライバがイ
ンストールされている
。
WPSドライバのポートを[FILE]に変更するか、WPSドライバ
➡
を削除する。
〈方法〉 ポートを変更するには、WPSドライバの設定画面を開
き、[詳細]シートの[印刷先のポート]で[FILE]を選択し
ます。
ドライバを削除するには、[スタート]から[プログラム]
の[WindowsPrintingSystem]を選択し、[アンイン
ストール]をクリックします。以降は画面の指示にした
がってください。
困
っ
た
と
き
に
は
71
Page 74

■印刷面がこすれる
用紙の種類
紙間選択レバー
用紙の種類
紙間選択レバー
用紙の種類
紙間選択レバー
普通紙
バブルジェ ット
用紙
(LC-301)
高品位専用紙
(HR-101S)
フォト光沢紙
(GP-301)
フォト光沢
フィルム
(HG-201)
フォト光沢
カード
(FM-101)
OHPフィルム
(CF-102)
バックプリント
フィルム(BF-102)
バナー紙
(長尺紙)
封筒
(洋形4号、洋形6号)
Tシャツ転写紙
(TR-201)
フォト光沢
ハガキ
(KH-201N)
官製はがき
原因 対処方法
使用する用紙の種類に合わせて、以下の表のとおりに紙間選択
紙間選択レバーが、セットした用紙
に合わせて正しくセットされていな
い
紙間選択レバーの設定が正しい場合は、他の原因が考えられます。『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご
覧になり、対処してください。
➡
「困ったときにはー印刷結果に満足できないー印刷面がこすれる」
➡
レバーをセットする。
上( )にセットする用紙で、印刷面がこすれるときは紙間選
択レバーを下( )にセットしてみてください。
■画面の色と印刷した色合いが違う
ディスプレイとプリンタでは発色方法が異なります。また、ディスプレイを見ている環境や色
の調整によっても発色が異なるため、色合いは完全に同じにはなりません。例えば、ディスプ
レイでは青に見えるものが紫に、黄緑に見えるものが深緑に印刷されます。しかし、極端に異
なる場合は次の項目を確認してください。
原因 対処方法
BJカートリッジのプリントヘッド
が目づまりしている、または特定の
インクがなくなっている。
プリンタドライバで、印刷の設定が
正しく行われていない。
72
ノズルチェックパターンを印刷して、プリントヘッドの状態を確
➡
認する。( :51ページ、 :52ページ)
➡
写真印刷の場合、[スーパーフォト](Windowsの場合)または
(写真)(Macintoshの場合)を選択するなど、印刷目的に
合ったアイコンを選択する。また、
類]の設定が、実際に使用するものと合っているか確認する。
( :10ページ、 :16ページ)
[BJカートリッジ]、[用紙の種
Page 75

■印刷した用紙がカールする/反り返る/波打ったようになる
原因 対処方法
薄い用紙を使用しているため、イン
クを十分に吸収できない。
濃度が高く設定されている。
印刷面にコーティング処理が施されている、高品位専用紙(HR-
➡
101S)を使用してみる。(36ページ)
プリンタドライバで濃度を低く設定する。
➡
〈方法〉
■印刷した官製はがきが汚れる
原因 対処方法
ブラックBJカートリッジを取り付
けて官製はがきの両面に印刷し、ブ
ラックの濃度が高く設定されていた
ため、印刷した面のインクが次のは
がきに写った。
プリンタドライバでブラックの濃度を低く設定する。
➡
〈方法〉
プリンタドライバの設定画面を開き、[オートパレット
詳細]をクリックして、[色設定]タブをクリックします。
[濃度]のスライドバーを左側に移動して濃度を低く設定
します。
プリンタドライバの設定画面を開き、 (マニュアル)
アイコンをクリックし、[詳細設定]ボタンをクリックし
ます。[カラー]アイコンをクリックし、[濃度]のスライド
バーを左側に移動して濃度を低く設定します。
プリンタドライバの設定画面を開き、[オートパレット
詳細]をクリックして、[色設定]タブをクリックします。
[カラーバランス]の[ブラック]のスライドバーを左側に
移動して濃度を低く設定します。
プリンタドライバの設定画面を開き、 (マニュアル)
アイコンをクリックし、[詳細設定]ボタンをクリックし
ます。
[カラー]アイコンをクリックし、[カラーバランス]の
[ブラック]のスライドバーを左側に移動して濃度を低
く設定します。
それでも改善されない場合は、ブラックBJカートリッジ
をフォトBJカートリッジ(別売)に交換して印刷してく
ださい。
困
っ
た
と
き
に
は
73
Page 76

その他のトラブル
以下のトラブルと対処方法は『リファレンスガイド』(CD-ROM)をご覧ください。
・カラ−原稿がモノクロになる
・カラーがきれいに印刷されない
・90゜回転してしまう
・左上や右下にずれる/右側や下端が欠ける
・左右反転した画像になる
・拡大・縮小印刷がうまくできない
・ページにまたがる
・罫線がずれる
・用紙の裏が汚れる
・インクがにじむ
・印刷面がこすれる
・白い筋が入る
・色むらや色筋がある
・文字や図形がギザギザになる/グラデーション
が帯状の模様になる
・電源が入らない
・印刷が始まらない
・動作はするが印刷されない
・カートリッジホルダが交換位置にない
・はがきや封筒がうまく送られない
・用紙が斜めに送られる
・用紙が何枚も重なって送られる
・その他のエラーメッセージ
(『基本操作ガイド』で説明されていない
エラーメッセージが表示される)
・BJステータスモニタが表示されない
・バックグラウンド印刷ができない
・スキャナのトラブル
(スキャナカートリッジをお使いの場合のトラ
ブルと対処方法)
74
Page 77

付録:各部の名称と役割
前面
用紙ガイド
用紙サポート
フロントカバー
排紙トレイ
紙間選択レバー
用紙ガイド
用紙をセットしたときに、用紙の端に軽く当てます。
用紙サポート
大きめの用紙をセットするときに、引き出して用紙を
支えます。
オートシートフィーダ
ここに用紙をセットします。一度に複数枚の用紙をセ
ットできます。自動的に1枚ずつ給紙されます。
フロントカバー
BJカートリッジの交換や、紙づまりのときに開けます。
排紙トレイ
印刷された用紙がここに排出されます。
オートシートフィーダ
操作パネル
電源ボタン
電源ランプ
リセットボタン
電源ランプ
消灯―電源がオフの状態です。
緑色に点灯―印刷ができます。
オレンジ色に点滅―エラーが発生し、印刷できない状
態です。
緑色に点滅―
オレンジ色と緑色に交互に点滅―サービスが必要なエ
プリンタの準備動作中、または印刷中です。
ラーが発生しました。
電源ボタン
電源を入れたり切ったりするときに押します。
リセットボタン
プリンタのトラブルを解消してからこのボタンを押す
と、印刷できるようになります。
紙間選択レバー
用紙の種類に応じて、プリントヘッドと用紙の間隔を
切り替えます。
付
録
75
Page 78

背面
パラレルケーブル接続部
USBケーブル接続部
パラレルケーブル接続部
パラレルインタフェースでコンピュータと接続するた
めのコネクタです。
内部
カートリッジホルダ
USBケーブル接続部
USBインタフェースでコンピュータと接続するため
のコネクタです。
固定レバー
カートリッジホルダ
左にブラックBJカートリッジ、フォトBJカートリッ
ジまたはスキャナカートリッジ、右にカラーBJカー
トリッジを取り付けます。
76
固定レバー
カートリッジホルダにセットされたカートリッジを固
定します。カートリッジを交換するときはレバーを上
げます。
Page 79

付録:仕様
印刷方式
シリアルバブルジェット方式
印刷解像度
最高 1440(横)×720(縦)dpi
印刷速度(弊社標準パターンにて測定)
ブラック印刷 高速:10.0ppm
標準:8.1ppm
カラー印刷 高速:7.0ppm
標準:5.2ppm
フォト印刷 高品位:0.14ppm
印刷方向 双方向
印字幅 最長 203.2mm
動作モード キヤノン拡張モード
受信バッファ 128KB
インタフェース
IEEE1284準拠パラレルインタフェース
USB1.10準拠USBインタフェース
インタフェースコネクタ
・パラレルインタフェース
アンフェノール57-40360相当
・USBインタフェース
USB規格 シリーズBレセプタクル
推奨プリンタケーブル
・パラレルインタフェース
素材:AWG28以上
タイプ:ツイストペアシールド付きケーブル
長さ:最大 2.0m
コネクタ:アンフェノール30360相当
・USBインタフェース
素材:AWG28(デ−タ線ペア)、AWG20〜28(配電ペア)
タイプ:ツイストペアシールド付きケーブル
長さ:最大 5.0m
コネクタ:USB規格 シリーズBプラグ
動作音 約45dB(A)
動作環境
温度 5℃〜35℃
湿度 10%RH〜90%RH(ただし結露がないこと)
保存環境
温度 0℃〜35℃
湿度 5%RH〜90%RH(ただし結露がないこと)
電源 AC100V50/60Hz
消費電力
約2W(待機時) 約30W(印刷時)
寸法
455mm(横)×312mm(奥行)×173mm(高さ)
(用紙サポート収納、 排紙トレイをはずした状態)
質量 本体 約4.1kg
給紙方法
連続給紙(オートシートフィーダ)
普通紙、高品位専用紙、官製はがき、フォト光沢ハガキ、封筒、
OHPフィルム、フォト光沢フィルム、バックプリントフィルム、T
シャツ転写紙、バナー紙(長尺紙)、フォト光沢紙、フォト光沢カ
ード
オートシートフィーダ積載枚数
普通紙 最大100枚
(64g/m2のとき)
高品位専用紙 最大80枚
官製はがき 最大40枚
フォト光沢ハガキ 最大40枚
封筒 最大10枚
OHPフィルム 最大30枚
バックプリントフィルム 最大10枚
フォト光沢紙 最大10枚
フォト光沢フィルム 1枚
フォト光沢カード 1枚
バナー紙(長尺紙) 1枚
Tシャツ転写紙 1枚
使用できる用紙
サイズ(定型紙): A4、A5、A5横、B5、はがき、はがき横、
封筒(洋形4号、洋形6号)、
Letter、Legal
サイズ(非定型紙): 最小 横100.0mm×縦100.0mm
最大 横241.3mm×縦584.2mm
重さ: 連続給紙 64g/m2〜105g/m
2
一般的な用紙
普通紙
官製はがき
封筒 洋形4号、洋形6号
キヤノン製専用紙
カラーBJ用普通紙 LC-301
フォト光沢紙 GP-301
フォト光沢ハガキ KH-201N
高品位専用紙 HR-101S
フォト光沢カード FM-101
フォト光沢フィルム HG-201
OHPフィルム CF-102
バックプリントフィルム BF-102
バナー紙(長尺紙)
Tシャツ転写紙 TR-201
グラフィックイメージ印刷
データ構成
キヤノン拡張モード ラスタイメージフォーマット
解像度
キヤノン拡張モード 180、360、720、1440dpi
付
録
77
Page 80

使用できるBJカートリッジ
ブラックBJカートリッジ
正式名称 ブラックBJカートリッジBC-30e
ノズル数 160
インク色 ブラック
カラーBJカートリッジ
正式名称 カラーBJカートリッジBC-31e
ノズル数 各色48
インク色 シアン、マゼンタ、イエロー
フォトBJカートリッジ
正式名称 カラーBJカートリッジBC-32eフォト
ノズル数 各色48
インク色 フォトブラック、フォトシアン、フォトマゼ
ンタ
インクタンクごとの印刷可能枚数
ブラックBJカートリッジBC-30eで印刷の場合
ブラックインクタンク 約1180枚
(Windows98/Windows95ドライバのオートパレットで[文
書]を選択して、JEIDA標準パターンJ1を普通紙に印刷)
ブラックBJカートリッジBC-30eとカラーBJカートリ
ッジBC-31eで印刷の場合
ブラックインクタンク 約1430枚
シアンインクタンク 約560枚
マゼンタインクタンク 約430枚
イエローインクタンク 約320枚
(Windows98/Windows95ドライバのオートパレットで[文
書]を選択して、ISOJIS-SCIDNo.5を普通紙に印刷)
カラーBJカートリッジBC-31eとカラーBJカートリッ
ジBC-32eで印刷の場合
シアンインクタンク 約590枚
マゼンタインクタンク 約570枚
イエローインクタンク 約290枚
フォトブラックインクタンク 約930枚
フォトシアンインクタンク 約420枚
フォトマゼンタインクタンク 約250枚
(Windows98/Windows95ドライバのオートパレットで[ス
ーパーフォト]、用紙の種類を「普通紙」と選択して、ISO
JIS-SCIDNo.5を普通紙に印刷)
シアンインクタンク 約580枚
マゼンタインクタンク 約540枚
イエローインクタンク 約220枚
フォトブラックインクタンク 約890枚
フォトシアンインクタンク 約160枚
フォトマゼンタインクタンク 約140枚
(Windows98/Windows95ドライバのオートパレットで[ス
ーパーフォト]、用紙の種類を「高品位専用紙」と選択して、
ISOJIS-SCIDNo.5を高品位専用紙に印刷)
プリンタドライバの動作環境
動作環境 必要な条件
コンピュータ本体 ・MicrosoftWindows98日本語版、Microsoft
Windows95日本語版、MicrosoftWindows
NT4.0日本語版が動作するコンピュータ*
(36ピンパラレルインタフェースまたはUSBイ
ンタフェースを持つDOS/V機およびNECPC9800シリーズ)
・USBインタフェースを持つMacintosh
基本ソフトウェア MicrosoftWindows98日本語版、Microsoft
Windows95日本語版、MicrosoftWindows
NT4.0日本語版、およびMacOS8.1(日本語
版)以上
ハードディスク インストール時に必要な容量はWindows98、
Windows95の場合は約42Mbyte、Windows
NT4.0の場合は約29Mbyte、MacOSの場合
は、 約30Mbyte(一時的に使用する領域を含む)
プリンタケーブルは双方向通信が可能なパラレルケーブルまたはUSB
*
ケーブルを使用してください。
USBインタフェースに接続する場合は、以下の環境でお使いください。
・Windows:MicrosoftWindows98(日本語版)がプレインストー
ルされているコンピュータ(コンピュータメーカにより、USBポート
の動作が保証されているもの)
・Macintosh:USBインタフェースを持つMacintosh
(ただし、Mac OS8.1がインストールされているiMacの場合は、
アップルコンピュータ株式会社のホームページで配布されている
iMacアップデート1.0を使ってアップグレードされていなければな
りません)
以下の条件ではBJステータスモニタは使用できません。
・双方向通信機能に対応していないPC-9800シリーズの一部の機種
(エプソン製の互換機を含む)
・本機をネットワークプリンタとして使用する場合
MicrosoftWindows98(英語版)、MicrosoftWindows95(英語版)、
MicrosoftWindowsNT4.0(英語版)およびMac OS(英語版)での
動作は保証しておりません。
78
Page 81

印刷できる範囲
プリンタは印刷の品質を維持するため、用紙の上下左右に余白を設けています。実際に印刷できる範囲は、これ
らの余白を除いた部分となります。用紙サイズによって、印刷できる範囲が異なりますのでご注意ください。
ここでは、A5、A5横、A4、B5、はがきの用紙について説明します。
他の大きさの用紙に印刷できる範囲
➡ 「印刷できる範囲」
印刷できる範囲には印刷推奨領域と印刷可能領域があります。
印刷推奨領域……この範囲に印刷することをお勧めしま
す( の部分)。
印刷可能領域……印刷できる範囲です。ただし、印刷の
品位または用紙送りの精度が低下する
ことがあります( の部分)。
印刷可能領域(幅×長さ)
単位:mm
A5 141.2×202.0
A5横 203.2×140.0
A4 203.2×289.0
B5 175.2×249.0
はがき 93.2×140.0
■環境基本性能
消費電力 待機時電力:約3W
資源効率 本体重量:約4.1kg
本体寸法(W×D×H):455×312×173mm
再生資源の使用:なし
リサイクル:BJカートリッジ/インクタンク実施
製品安全 含有有害物質
全構成部品:特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)不使用
外装プラスチック:重金属(Pb、Hg、Cr(Vl)、Cd)、ハロゲン系
難燃剤不使用
稼働音:約45dB(A)
包装材 含有重金属(Pb、Hg、Cr(Vl)、Cd):不使用(外装箱)
リサイクル:容器包装リサイクル法のシステムによる(2000年4月より)
規格適合 国際エネルギープログラム、VCCI(クラスB)
付
録
79
Page 82

お問い合わせの前に
本書または『リファレンスガイド』(CD-ROM)の「困ったときには」の章を読んでもトラブ
ルの原因がはっきりしない場合は次の要領でお問い合わせください。
プリンタの故障の場合は?
どのような対処をしてもプリンタが動かなかったり、
深刻なエラーが発生して回復しない場合は、プリンタ
の故障と考えられます。
コンピュータなどのシステムの問題は?
プリンタの動作が正常に動作し、プリンタドライバの
インストールも問題なければ、プリンタケーブルやコ
ンピュータシステム(OS、メモリ、ハードディスク、
インタフェースなど)に原因があると考えられます。
コンピュータを購入された販売店もしくは、コ
ンピュータメーカとご相談ください。
アプリケーションソフトの問題のようだけど?
特定のアプリケーションソフトで起きるトラブルは、
アプリケーション固有の問題と考えられます。プリン
タドライバを最新のバージョンにバージョンアップす
ると問題が解決する場合があります。
お買い上げいただいた販売店またはお近くの修
理受付窓口に修理を依頼してください。
別紙の「ご相談窓口のご案内」をご覧ください。
アプリケーションソフトメーカーの相談窓口に
ご相談ください。
80
プリンタドライバのバージョンアップの方法は、
別紙の「最新プリンタドライバの入手方法」を
ご覧ください。
Page 83

修理の依頼方法について
●修理窓口へお持ちいただく場合
お買い上げいただいた販売店、または弊社修理受付窓口にお持
ち込みください。
お願い:保証期間中の保証書は、記入漏れのないことをご確認のうえ、必ず商品に添付、または商品と一緒にお持ち
ください。
保守サービスのために必要な補修用性能部品の最低保有期間は製品の製造打ち切り後約7年間です。
●修理窓口へ宅配便で送付していただく場合
・商品が輸送中の振動で損傷しないように、なるべくご購入い
ただいたときの梱包材をご利用ください。他の箱をご利用に
なるときは、丈夫な箱にクッションを入れて、商品がガタつ
かないようにしっかりと梱包してください。
使用済みインクタンク回収のお願い
キヤノンでは、資源の有効活用のために、使用済みインクカートリッジ並びにインクタンク
の回収を推進しています。この回収活動は、お客様のご協力によって成り立っております。
キヤノンの環境保全と資源の有効活用の主旨にご賛同いただければ、お手数ですが、使用済
みのインクカートリッジ並びにインクタンクを、最寄りのキヤノンカートリッジ回収協力店
またはキヤノン販売営業所までお持ちください。
なお最新の回収窓口一覧、ならびに詳しいご案内につきましては、キヤノン販売ホームペー
ジにてご覧いただけます。
http://www.canon-sales.co.jp/ecology/crgrcle.html
お問い合わせのシート
ご相談の際にはすみやかにお答えするために予め下記の内容をご確認のうえ、お問い合わせくださいますようお願いい
たします。また、かけまちがいのないよう電話番号はよくご確認ください。
【プリンタの接続環境について】
BJプリンタと接続しているコンピュータの機種( )
内蔵メモリ容量( MB)/ハードディスク容量( MB)
使用しているOS:Windows□2000□98□95□3.1□NT(Ver. )□MS-DOS□その他( )
コンピュータ上で選択しているプリンタドライバの名称( )
ご使用のアプリケーションソフト名およびバージョン( )
接続方法:□直結 □ネットワーク(種類: )□その他( )
接続ケーブルメーカー( )/品名( )
【プリンタの設定について】
プリンタドライバのバージョンNO.( )
コンピュータ上プリンタ設定のバージョン情報で確認できます。
ご使用の動作モード:□BJ □ESC/P □PC-PR201 □その他( )
【エラー表示】
エラーメッセージ(できるだけ正確に)( )
エラー表示の場所:□パソコン □プリンタ
付
録
81
Page 84

偽造印刷の禁止について
紙幣、有価証券などをプリンタで印刷すると、その印刷物の使用如何
に拘わらず、法律に違反し、罰せられます。
関連法律
刑法 第148条、第149条、第162条
通貨及証券模造取締法 第1条、第2条
等
この印刷物は古紙を50%以上含んだ再生紙を使用しています。
QA7-1266-V01
022000SC16
©CANON INC. 2000
PRINTED IN JAPAN