取扱説明書
●
ご使用になる前に必ず本書をお読みください。
●
本書はお読みになった後も大切に保管し、いつでも手にとって見
ることができるようにしてください。
●
保証書付
保証書に必ず「お買上げ日」「販売店名」等の記入がなされて
いることを確認して、販売店からお受取りください。
はじめに
このたびは、P-touch(ピータッチ)18R/18N をお買い上げいただきありがとうございます。
P-touch 18R/18N(以下、「本機」)は、キーボードからの入力、編集などの簡単操作にてラベルを
作成する ことができるのに加え、総額値札ラベルな どの定型フォーマットを使用するこ とにより、目
的にあっ たラベルを簡単に作成することがで きます。また、パソコンと接続し、専用ソフト を使って
編集するこ とにより、より簡単にオリジナルデザイ ンのラベルを作成することができます。P-touch
18R においては、充電池対応となっておりますので、いつでもどこでもご使用いただくことが可能で
す。
ご使用の前に必ず本書をお読みの上、正しくお使いください。
なお、本書はお読みになった後も大切に保管してください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報技術
装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレ
ビジョン受 信機に近接して 使用されると、受信障 害を引き起こす ことがあります。取 扱説明書に
従って正しい取り扱いをしてください。
本書の内容は将来予告なしに変更することがあります。
本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。
本書の 内容は万全を期して作成いたしました が、万一不審な点や誤りなどお気づきのこ とがありま
したらご連絡ください。
万一、本機 や本機で作成したラベルを使用し たこと、および故障・修理や電池消耗などに よりデー
タが消 えたり変化したことで生じた損害や逸 失利益、または第三者からのいかなる請求 につきまし
ても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
Apple、Macintosh、MacOSは、米国およびその他の国におけるAppleInc.の登録商標です。
AdobeReaderは、AdobeSystemsIncorporatedの登録商標です。
その他記載したソフトウェア名、製品名は、開発元各社の商標または登録商標です。
安全上のご注意
本製品を お使いいただく方や他の人々への危害、財 産への損害を未然に防ぐために、必ずお 守りいた
だきたい事項について、いろいろな絵表示にて説明しております。
その表示と意味は次の通りです。
警告
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険
の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性および物
的損害のみが発生する可能性が想定される内容を示しています。
本書で使用している絵表示は次の通りです。
記号は:「気をつけるべきこと」危険通告を意味しています。
記号は:「してはいけないこと」禁止事項を意味しています。
記号は:「しなければならないこと」義務行為を意味しています。
警告
充電池パックについて (P-touch18R をご使用の場合 )
液漏れ、発熱、発火、破裂の原因となり、けがややけどをする恐れがありますので、以下のことを必ずお
守りください。
充電スタンドについて(P-touch18R をご使用の場合)
火災、発熱、発火、故障の原因となりますので、以下のことを必ずお守りください。
AC アダプターについて
火災、感電、故障の原因となりますので、以下のことを必ずお守りください。
本体について
火災、感電、故障の原因となりますので、以下のことを必ずお守りください。
• 火の中に投入したり、加熱、ハンダ付け、分解、改造しないでください。
• プラス(+)とマイナス(−)を針金等の金属でショートさせないでください。
• 金属製品と一緒に携帯、保管しないでください。
• ビニールカバーをはがしたり、キズをつけたりしないでください。また、ビニールカ
バーのはがれたものは使用しないでください。
• 充電は必ず、指定の充電池パックをご使用の上、本機と付属の専用充電スタンドで行っ
てください。付属の充電池パックを本機以外の機器には使用しないでください。
• 温度の高いところでは充電しないでください。
• プラス(+)とマイナス(−)を逆にして使用しないでください。
• 液漏れしたり、異臭がするときは、すぐに火気より遠ざけてください。
• 水や海水につけたり、濡らさないでください。
• 液漏れしたときは、液が目に入らないようにしてください。
液が目に入ると、失明の恐れがあります。目に入った場合は、こすらずにきれいな水で
充分に洗った後、直ちに医師の治療を受けてください。
•
使用中や充電中、保管時に異臭を感じたり、発熱・変色・変形、その他今までと異なる
ことに気がついたときは、本機から充電池パックを取り外し、使用を中止してください。
• 充電端子を金属でショートさせたり、金属の異物を入れないでください。
• 水などで濡らさないでください。万一、水などの液体が入った場合は、すぐに AC アダ
プターをコンセントから抜いてください。
• 充電端子に水滴がついた状態で充電しないでください。
• 本機以外の用途に使用しないでください。
• 付属の AC アダプター以外は使用しないでください。
•
使用中や充電中、保管時に異臭を感じたり、発熱・変色・変形、その他今までと異なることに気が
ついたときは、本機を取り外し、AC アダプターをコンセントから抜き、使用を中止してください。
• 指定された電圧 (100V) 以外の電圧、及び付属の AC アダプター(AD-E001) 以外は使
用しないでください。
• タコ足配線はしないでください。
• コードやプラグなどを傷つけたり、加工しないでください。また、家具などの重いもの
を乗せたり、無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。
• コードが傷ついたときは、使用しないでください。
• 濡れた手で AC アダプター、電源プラグに触れないでください。
• プラグは根元まで確実に差し込んでください。また、ゆるみのあるコンセントには差し
込まないでください。
• 分解、改造しないでください。
内部の点検、調整、修理は、「お買い上げの販売店またはコールセンター」にご依頼く
ださい。(お客様による分解、改造により故障した場合は、保証期間内でも有料修理と
なります。)
• 落としたり、踏んだり、強い衝撃を与えないでください。
•
コーヒーやジュースなどの飲み物、花瓶の水をかけるなど、水で濡らさないでください。
•
異物が本機に入った状態で使用しないでください。
万一、本機が破損したり、本機に水などの液体や異物が入った場合は、速やかに本機の電源ス
イッチを切り、AC アダプターをコンセントから抜き、充電池パックをご使用の場合は、充電池
パックを取り外し、「お買い上げの販売店またはコールセンター」にご連絡ください。
• 使用中や充電中、保管時に異臭を感じたり、発熱・変色・変形、その他今までと異なる
ことに気がついたときは、AC アダプターをコンセントから抜き、充電池パックをご
使用の場合は、充電池パックを取り外し、使用を中止してください。
• 袋をかぶらないでください
本機が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、手の届かない所に保管また
は廃棄してください。かぶって遊ぶと窒息の恐れがあります。
注意
充電池パックについて(P-touch 18R をご使用の場合)
液漏れ、発熱、破裂及び充電池パックの性能や寿命を低下させる原因となりますので、以下のことをお守
りください。
充電スタンドについて(P-touch 18R をご使用の場合)
火災、感電、漏電の原因となりますので、以下のことをお守りください。
AC アダプターについて
テープカッターについて
設置・保管場所について
メモリについて
テープについて
•
強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。
•
直射日光 の当たる場所や火器の 近くなど高温になる場 所で使用したり放置しない でく
ださい。
•
長期間ご使用にならないときは、本機から取り外してください。
•
充電池の 液が、皮膚や衣服に付 着したときは、すぐにきれ いな水で洗い流してく ださ
い。かぶれなど皮膚に障害をおこす恐れがあります。
•
湿気やホ コリの多い場所、直射日光 の当たる場所や火器の 近くなど高温になる場 所で
使用したり、設置しないでください。
•
分解、改造をしないでください。
強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。
•
•
金属製品と一緒に携帯、保管しないでください。
•
長期間ご使用にならないときは、安全のために必ず AC アダプターを本機及び充電スタ
ンド、コンセントから抜いて保管してください。
•
コンセントへの抜き差しは、AC アダプター本体を持って行ってください。
•
テープカッターには直接手を触れないでください。けがをする危険があります。
本機や充 電スタンドをぐらつい た台の上や高い棚の上 など不安定な場所に置かな いで
•
ください。倒れたり、落下して、けがをする恐れがあります。
本機や充 電スタンドの上に重い ものを置かないでくだ さい。バランスが崩れて倒 れた
•
り、落下して、けがをする恐れがあります。
•
本機 の故障、修理、電池消耗などに より、メモリなどに保 存されてたデータが消 える
ことがあります。
•
テープを貼り付ける場所や物の材質や環境条件などによっては、テープの色が変わる、
剥れ る、または、剥がした際に 糊が残る、テープの色 が移る、剥れない、下地が いた
むなどの 不具合が生じることが あります。貼り付ける場所 や物の材質や使用目的 を確
認し、あらかじめ目立たない部分でテストしてからご使用ください。
2
その他使用上のご注意
本書に記載されていない操作は行なわないでください。事故や故障の原因となることがあります。
•
TZ マーク( )のついている専用テープカセット(6 〜 18mm 幅)をご使用ください。
•
テープを無理に引っ張りだしたり、押し込んだりしないでください。
•
テープ出口や AC アダプター差し込み口、USB ポートに物を入れたり、ふさいだりしないでくださ
•
い。
使い終 わったテープカセットのご使用やテープ カセットをセットしないで印刷を行なう ことはおや
•
めください。印刷ヘッドの故障の原因となります。
印刷ヘッドは指などで触らないでください。
•
P-touch 18R をご使用の場合は、充電池パック及びAC アダプターを取りはずして保管すると、メ
•
モリなど保存されていたデータが全て消えますのでご了承ください。
本機のお手入れには、シンナー、ベンジン、アルコールなどの揮発性の溶剤を使わないでください。
•
直射日 光の当たる場所、火器・暖房器具の近くな ど温度の極端に高い場所や低い場所、湿 気やほこ
•
りの多い場所での使用、保管は避けてください。使用温度範囲は、10 ℃〜 35 ℃です。
CD-ROM にキズをつけないように注意してください。また、CD-ROM を極端に高温、あるいは低温
•
の場所に置いたり、CD-ROM の上に重いものを載せたり、力を加えたりしないでください。
CD-ROM に収録されているソフトウェアは、本機を使用する目的に限り、一事業所内で複数のパソ
•
コンにインストールして使用することができます。
3
目次
その他使用上のご注意 ........3
●
目次......................4
●
お使いになる前の準備 ........5
●
付属品の確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
本体各部の名前 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
キーボードの名称とはたらき . . . . . . . 7
画面の見方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
電源を準備する . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
AC アダプターを本機に接続する
(P-touch 18N をご使用の場合)... .. 9
充電池を使用する(P-touch 18R をご使
用の場合①). . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
AC アダプターを使用する(P-touch
18R をご使用の場合②). . . . . . . . . . 12
テープカセットをセットする . . . . . . 13
電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
テープ送りをする . . . . . . . . . . . . . . . 14
文字を入力する ..... .......15
●
ひらがな/カタカナを入力する . . . . . 15
漢字を入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
アルファベットを入力する . . . . . . . . 17
数字を入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
スペースを入力する . . . . . . . . . . . . . 18
記号やイラストを入力する . . . . . . . . 19
文字を編集する ..... .......20
●
カーソルの使い方 . . . . . . . . . . . . . . . 20
文字を削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
文字を挿入する . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
全ての文章を消去する. . . . . . . . . . . . 21
改行する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
文字を入力した後で改行して
行を増やす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
改行を取り消して文字を連結する . . . 22
ラベルを印刷して、貼付ける . . 23
●
印刷イメージを確認する . . . . . . . . . . 23
印刷する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
同じラベルを複数枚印刷する . . . . . . 24
カット&余白設定を変更する . . . . . . 25
ラベルを貼る . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
いろいろなラベルを作る . . . . . . 27
●
スタイル設定一覧(*初期設定値)..27
スタイル印刷見本 . . . . . . . . . . . . . . . 27
スタイル(書体、サイズ、装飾、わく)
を変更する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28
文字間を変更する . . . . . . . . . . . . . . .29
字揃えを変更する . . . . . . . . . . . . . . .30
縦書にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .30
テキスト(文章)を保存する . . 31
●
テキスト(文章)をファイルに
保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .31
ファイルを呼び出す . . . . . . . . . . . . . .32
定型フォーマットを使う . . . . . . 33
●
用途別ラベルフォーマット一覧 . . . . .33
フリーラベルフォーマット一覧 . . . . .34
総額値札ラベルフォーマット一覧 . . .34
用途別フォーマットのラベルを作る. .36
フリーフォーマットのラベルを作る. .38
総額値札のラベルを作る . . . . . . . . . .40
パソコンと接続して使用する . . 43
●
付録.....................45
●
初期化(リセット)する . . . . . . . . . .45
画面の濃さを変更する . . . . . . . . . . . .45
こんなメッセージがでたときは . . . . .45
故障かな?と思ったら . . . . . . . . . . . .46
バーコードラベルを作成するとき . . .49
お手入れのしかた . . . . . . . . . . . . . . .50
JIS 外漢字一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . .51
イラスト一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .52
イラスト読み変換一覧 . . . . . . . . . . . .54
ローマ字変換一覧 . . . . . . . . . . . . . . .56
主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .57
索引..... .... ... ... .... ... ... .59
消耗品・別売品のご紹介 . . . . . . . . . .60
P-touch 18R/18N 消耗部品(テープ)
のご注文について . . . . . . . . . . . . . . .64
ユーザーサポートについて . . . . . . . .66
4
1:お使いになる前の準備
付属品の確認
本製品を使用する前に以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損して
いるときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
■ P-touch18R
P-touch18R 本体
TZe テープカセット
取扱説明書(保証書付き)
■ P-touch18N
P-touch18N 本体
お使いになる前の準備
CD-ROM
USB ケーブル
AC アダプター (AD-E001)
充電池パック (BP-18)
充電スタンド
ソフトウェアインストールガイド
TZe テープカセット
CD-ROM
AC アダプター (AD-E001)
ソフトウェアインストールガイド
取扱説明書(保証書付き)
USB ケーブルは、標準付属品ではありません。
P-touch18N を PC 接続にて使用する場合、
市販の USB ケーブルをお求めください。
本体各部の名前
お使いになる前の準備
操作キーボード
充電端子 (P-touch 18R)
液晶表示画面
AC アダプター
差し込み口
USB ポート
出荷時には、傷防止のため、液晶
表示パネルに透明保護シートが
貼ってあります。ご使用の前に保
護シートをはがしてください。
裏カバー
充電スタンド
(P-touch 18R)
テープ確認窓
AC アダプター
差し込み口
テープ出口
通電ランプ
(P-touch 18R)
裏カバー
オープン
指あて部
充電池パック
(P-touch 18R)
充電池ケースカバー
(P-touch 18R)
リリース
レバー
印刷ヘッド
テープカセット
ケース
充電端子
テープ
カッター
6
キーボードの名称とはたらき
a
:
電源を入れたり、切ったりします。
b
:
入 力した文字をテープに印刷 します。
と併用すると、印刷するラベルの枚数指定を
行います。
c
:
印刷イメージを表示します。
d
:
テープを 22.5mm 程度、空送りし、自動的
にカットします。
e
:
「書体」「文字サイズ」「文字装飾」「枠」
「文字間」「字揃え」を設定します。
f
:
縦書きの設定をします。
g
:
「用途別」「フリー」及び「総額値札ラベル」
など の定型フォーマットでの入力、「文章の
保 存/呼出」「カット/ 余白」「画面の濃さ」
の設定を行います。
h
:
改行します。
k
k
:
・アル ファベット 入力モード で文字キー と一
緒 に押すと 大文字もし くは小文 字を入力 し
ます。
・数字キーと一緒に押すと記号を入力します。
m
:
設定操作を取り消して、入力画面もしくは1
つ前のステップに戻ります。
n
:
記号やイラストを入力するときに、イラスト
メニューを呼び出します。
o
:
・ひら がな入力と カタカナ入 力モードに 切り
替えます。
・ネガ 表示中の文 字をひらが な/カタカ ナに
相互に切り替えます。
p
:
・アル ファベット の大文字入 力と小文字 入力
のモードに切り替えます。
・ネガ 表示中の文 字を大文字 →小文字→ 先頭
の み大文字 の順でアル ファベッ トに切り 替
えます。(アルファベット変換)
q
ネ ガ表示中 のひらがな やカタカ ナを漢字 に
変 換します。ネ ガ表示中 の文字 がないと き
は、スペースを入力します。
:
お使いになる前の準備
i
:
入力した全ての文字もしくは、入力した文字
及びスタイルを消去します。
:
j
カーソルの前(左側)の文字を削除します。
〜
:
M
1
文字や数字を入力します。
:
r
ネガ表示中の文字、漢字変換やイラスト、ス
タ イル/機 能設定時に 表示され ている選 択
肢を確定します。
sÅ@uÅ@lÅ@t
文字を入力したり、削除する為にカーソルを
移動したり、漢字変換時やイラスト、スタイ
ル/機能設定時の候補の選択を行ないます。
:
7
画面の見方
お使いになる前の準備
1
3
行頭マーク:
1
1行目の行頭に 、2行目の行頭に のように何行目の行頭か表示します。
ポジ表示:
2
入力が確定した文字です。ポジ表示の文字だけ印刷することができます。
ネガ表示:
3
仮確 定のひらがなやカタカナを漢字やアル ファベットに変換できます。ネガ表示の文 字は印刷で
きません。
カーソル:
4
この位置の前(左側)に文字が入力されます。また、この位置の前(左側)の文字が削除されます。
改行マーク:
5
改行すると表示されます。
6〜 0
A
B
スタイルガイダンス:
書体、 7文字サイズ、 8文字装飾、 9枠、 0縦書きを表示します。
6
テープ長:
入力したテキストのテープ長さを表示します。
カーソル選択マーク:
カ ーソルキーを使って候補選択する ことを示すマークです。漢字変換、スタイ ル、イラスト、機
能設定などの候補選択時に表示されます。←、→、↑、↓の示す方向のカーソルキーを使います。
2 5
6 7 8 9 0 A
4
B
8
電源を準備する
P-touch18N と P-touch18R では、電源の準備方法が異なりますので、お使いの機種をご確認の
上、ご準備ください。
• P-touch18N
• P-touch18R
や充電が不充分な場合には、直接 AC アダプターを本機に接続して使用することができる2 way 対
応です。
は、AC アダプターを本機に接続して使用します。
は、充電スタンドに設置して、充電して使用することができます。また、充電池切れ
AC アダプターを本機に接続する(P-touch18N をご使用の場合)
本機に付属の AC アダプター(AD-E001)を接続します。
AC アダプターのコネクタを本機の AC アダプター差し込み口にしっかりと差し込みます。
AC アダプターのプラグを家庭用コンセントに差し込みます。
• 本体の電源を切ってから、AC アダプターの抜き差しを行ってください。
• 長期間使用しない場合は、AC アダプターを本機およびコンセントから抜いて保
管してください。
• AC アダプターのコードを強く引っ張ったり、繰り返し折り曲げたりしないでく
ださい。断線することがあります。
• 本機専用 AC アダプター (AD-E001)以外の AC アダプターは使用しないでくだ
さい。故障や破損の原因となります。本機専用でない AC アダプターを使用した
ことにより発生した本機や AC アダプターの故障や破損は保証できません。
• 本機専用 AC アダプターは家庭用コンセント(AC100V)以外には、差し込まな
いでください。故障や破損の原因となります。誤った AC アダプターの使い方に
より発生した本機や AC アダプターの故障や破損は保証できません。
お使いになる前の準備
充電池を使用する(P-touch 18R をご使用の場合①)
お使いになる前の準備
本機と付属の充電スタンドを使い、充電池パックを充電します。
•
ご購入後、すぐにご使用になりたい場合や、充電池切れや充電が不十分な場合
は、直接 AC アダプターを本機に接続してご使用ください。
充電池パックを取り付ける
■
•
本体の電源を切ってから、充電池パック (BP-18) の取り付け、取り外しを行って
ください。
•
充電は必ず、指定の充電池パックをご使用の上、本機と付属の専用充電スタンド
で行ってください。
•
ビニールカバーをはがしたり、キズをつけたりしないでください。また、ビニー
ルカバーのはがれたものは使用しないでください。
本 体を裏返して、裏 カバーオー プン指あて部 に指をあて て、
1
裏カバーを開けます。
充電池 ケースカバーを矢印の方向へスライドさせ、ケースを
2
開けます。
充電池 パックのコネクタを右図のように差し込みます。充電
3
池ケース内のコネクタ差込み部にある刻印指示(赤 / 黒)に
従い、向きを間違えないように、確実に差し込んでください。
充電池パックを充電池ケース内に収納します。
4
10
充電池ケースカバー及び裏カバーを閉めます。
• 裏カバーを取り付ける前に、リリースレバーを押し下げるとカバーが閉まりませ
ん。リリースレバーは飛び出した状態でカバーを閉めてください。
■ 充電する *充電池パックを取り付けてから、充電を行います。
AC アダプターのコネクタを充電スタンドの AC アダプター差し込み口にしっかりと差し込みま
す。
AC アダプターを家庭用コンセントに差し込みま
す。
本機を充電スタンドに取り付けます。充電スタン
ドにしっかりと取り付けられている場合は、本体
に通電ランプが点灯します。(本機を逆向きに取り
付けることもできます。)
お使いになる前の準備
充電時間の目安 約 8 時間
• 付属の充電池パックは、必ず充電してからご使用ください。
• 充電池切れや充電が不充分な場合でも、AC アダプターを本機に直接接続して使
用することができます。
• 充電が完了しても、通電ランプは点灯し続けます。
• ご使用後は充電スタンドに戻しておいてください。
戻さないと、まったく使用していなくても充電池は徐々に消耗します。
• 充電のしすぎによって故障することはありません。
充電して も使用できる時間が短くなってきたら、新 しい充電池パックに交換してくださ い。使用の仕
方に もよりますが、交換時 期の目安は、約 1 年です。充電池パック は、必ず、指定の充電池パ ック
(BP-18)をご使用ください。
お使いになる前の準備
充電池パックを交換する
■
充電池パックを交換したら、必ず、8 時間以上充電してください。
•
本体を裏返して、裏カバーオープン指あて部に指をあてて、裏カバーを開けます。
1
充電池ケースカバーを矢印の方向へスライドさせ、ケースを開けます。
2
充電池パックを取り出し、コネクタを引き抜きます
3
新しい充電池パックのコネクタを差し込み、充電池パックを充電池ケースに収納します。
4
充電池ケースカバー及び裏カバーを閉めます。
5
•
充電式電池(充電池パック)には、ニッケル水素電池を使用しています。不要に
なった充電池は、貴重な資源を守るために廃棄しないで、充電式電池リサイクル
協力店または弊社指定の回収拠点へお持ちください。
•
ご使用済みの電池の届け出先については、「小型二次電池再資源化推進センター」
(ホームページ : http://www.jbrc.com)もしくはブラザーコールセンター(P.
66 参照)へご確認ください。
•
使用済み充電池は、以下のことにご注意ください。
ビニールカバーをはがしたり、キズをつけたりしないでください。
分解しないてください。
*充電池パックを取り付けるを参照ください。
[充電式]
AC アダプターを使用する(P-touch 18R をご使用の場合②)
P-touch 18N 同様 AC アダプターを本機に接続して使用することができます。AC アダプターの接続
の仕方は、P. 9「AC アダプターを本機に接続する(P-touch 18N をご使用の場合)」を参照ください。
本機に直接 AC アダプターを接続しても充電することができます。正しく接続さ
•
れている場合は、本体の通電ランプが点灯します。充電が完了しても、通電ラン
プは点灯し続けます。
12
テープカセットをセットする
TZ マーク( )のついた 6mm、9mm、12mm、18mm 幅のテープカセットが使用できます。
•
テープカセットにまわりどめが付いている場
合は、外してください。
まわりどめ
N
O
I
T
A
L
N
T
A
W
テープカセット
お使いになる前の準備
テープ の先端が曲がっていないこと、テープの先端がテープ
1
ガイドを通っていることを確かめます。
本体の 電源を切ってから、裏返して、裏カバーオープン指あ
2
て部に指をあてて、裏カバーを開けます。
本体の テープ出口にテープの先端が向くようにテープカセッ
3
トの向 きを確認して、カチッと音が出るまでしっかりとセッ
トします。
裏カバ ーオープン指あて部に指をあてて、裏カバーを閉めま
4
す。
•
印刷ヘッドにテープやインクリボンを引っかけないように注意してください。
テープの先端
テープガイド
テープ出口
13
お使いになる前の準備
電源を入れる
裏カバーを取り付ける前に、リリースレバーを押し下げるとカバーが閉まりませ
•
ん。リリースレバーは飛び出した状態でカバーを閉めてください。
テープカセットをセットしたら、テープのたるみを取るため、必ずテープ送りを
•
行なって下さい。参照 P. 14
テープは、手で無理に引き出さないでください。インクリボン飛び出しなど故障
•
の原因になります。また、引き出したテープは戻すことはできません。
テープカセットは、直射日光・高温多湿・ほこりを避けて、冷暗所で保管してくだ
•
さい。また、開封後は、できるだけ早めにお使いください。
a
を押すと電源が入ります。もう一度 aを押すと電源が切れます。
•
電源が入ったまま、30 分以上何も操作されないと電池の消耗を防ぐために自動
的に電源がきれます(オートパワーオフ機能)。P-touch 18R を充電池にて使
用しているときは、5 分以上操作されないとオートパワーオフ機能が働きます
(PC 非接続時)。再度、電源を入れるとオートパワーオフ直前のテキスト入力画
面に戻ります。
•
文字を入力した状態で電源を切り、再度電源を入れると、電源を切る前の状態に
戻ります。入力した文字が未確定文字の場合は、電源を切ると消去されます。
テープ送りをする
テープを約 22.5mm 程度空送りします。テープカセットをセットしたときは、テープのたるみを取
るため、必ずテープ送りを行なってください。
を押します。「テープ送り&カットしますか?」と確認表示されます。
d
1
2
3
を押して、テープ送りを行ないます。
r
「実行中です。」のメッセージが消えて、自動的にテープがカットされます。
テープ送りをやめるときは、「テープ送り&カットしますか?」の確認メッセー
•
ジ表示中にキャンセルを押してください
14
2:文字を入力する
本機では、「ローマ字入力」方式 を使って、文字を入力します。ローマ字 の入力方法は、「ロ ーマ字変
換一覧表」をご参照ください。
*「文字を入力する」の入力例では、余白あり設定時のテープ長を表示しています。
ひらがな/カタカナを入力する
例:「うさぎクラブ」
■
o
を押し、入力モードがひらがなになっていることを確認してくださ
1
い。ひらがな入力モードの場合、「入力モード:あいう」が表示されま
す。入力画面に戻ります。
USAGI
2
と押します。「うさぎ」がネガ表示されます。
12mm
うさぎクラブ
文字を入力する
r
3
4
5
6
■
ひらがなを入力してから、カタカナに変換することもできます。
1
2
を押します。「うさぎ」が確定されて、ポジ表示になります。
o
を押し、入力モードをカタカナにします。「入力モード:アイウ」が
表示され、入力画面に戻ります。
KURABU
を押します。「クラブ」が確定されて、ポジ表示になります。
r
•
ネガ表示されている間に、入力の間違いに気づいたときは、削除したい文字の右
側にカーソルを移動させ、 jを押します。カーソルの 1 つ前の文字を削除する
ことができます。
•
ネガ表示されている未確定文字は、25 文字まで入力できます。
•
確定した後、入力した文字を削除するときは、「文字を削除する」(P. 20)を参
照してください。
カタカナを入力するには・・・
入力モードがひらがなの状態で、「くらぶ(KURABU)」と入力します。
ネガ表示中に、 oを押します。「くらぶ」がカタカナの「クラブ」に変更されます。 3
を押します。「クラブ」が確定されて、ポジ表示になります。
r
と押します。「クラブ」がネガ表示されます。
15
ネガ表示中は、 oを押すとひらがなとカタカナを交互に切り替えることができ
•
ます。また、ネガ表示中に pを押すと ABC(全て大文字)⇒ abc(全て小文
字)⇒ Abc(先頭のみ大文字)を切り替え表示します。 rを押すとポジ表示
になります。ポジ表示後は変更することができません。(P. 18 参照)
ネガ表示中の文字の先頭に、ローマ字変換されなかったアルファベットがあると
•
きは、
q
テープカセットを装着した状態で文字を入力すると、装着されているテープ幅に
•
文字を入力する
合わせて、テープ長さを画面右上に表示します。
漢字を入力する
漢字の読みをひらがなで入力し、
例:「山田花子」
■
ひらがな入力 モードの状態で「やまだは なこ」と入力して、ネガ表示
1
させます。
を押すと、アルファベットが確定されます。
q
を使って漢字に変換します。
12mm
山田花子
q
2
表示されます。
k
3
短くなり、「やまだ」という読みの候補が表示されます。
q または s@uÅlÅt を押して候補を切り替え、「山田」
4
を表示させます。
r
5
q
6
ます。
q
7
を表示させます。
r
8
を押します。「やまだは」という読みの候補が画面上段に
を押しながら、 sを押します。変換される漢字の読みの長さが
を押します。「山田」が確定して、ポジ表示になります。
を押します。「はなこ」の漢字候補が画面上段に表示され
または
sÅuÅlÅt
を押します。「花子」が確定して、ポジ表示になります。
を押して候補を切り替え、「花子」
16
確定してポジ表示になったひらがなや漢字は変換できません。
•
漢字変換を途中でやめるときは、 mを押してください。
•
同じ読みに単文節と単漢字の候補があるときは、単文節→単漢字→単文節…の順
•
に切り替わります。ひらがな、カタカナも候補として表示されます。
一部のイラスト候補は漢字変換と同じ方法でひらがなからイラストに変換するこ
•
とができます。同じ読みに漢字とイラストの候補があるときは、単文節→イラス
ト→単漢字→単文節…の順に切り替わります。
変換する漢字の読みの長さを変更するときは、 kを押しながら、
•
します。 k+ sを押すと読みの長さが短くなり、 k+ uを押すと読み
の長さが長くなります。
確定した漢字候補を優先的に表示する「学習機能」がついています。
•
su
を押
アルファベットを入力する
例:「Sale」
■
p
1
2
3
■
1
2
を押し、入力モードをアルファベットにします。「入力モード:
ABC」が表示され、入力画面に戻ります。
S
を押します。
シフトを押しながら、
す。
アルファベットの小文字を入力するには・・・
を押し、入力モードをアルファベットの小文字に切り替えます。
p
「入力モード:abc」が表示され、入力画面に戻ります。
アルファベット を直接入力します。アルファベ ットが小文字で入力さ
れます。
A L E
•
アルファベットは、直接、ポジ表示となります。入力の間違いに気づいたとき
は、削除したい文字の右側にカーソルを移動させ、 jÇを押します。カーソル
の 1 つ前の文字を削除することができます。
•
アルファベットの小文字入力モードで、 kを押しながら、アルファベット
キーを押すと、大文字が入力されます。
と押します。「Sale」と入力されま
18mm
文字を入力する
Sale
17
アルファベットに変換するには・・・
■
ひらがな / カタカナを入力後にアルファベットに変換することができます。
入力モードがひらがなの状態で
1
ネガ表示されます。
S A L E
18mm
と押します。「さぇ」と
SALE
文字を入力する
ネガ表示中に pを押します。「さぇ」がアルファベットの「SALE」
2
に変更されます。
を押します。「SALE」が確定されてポジ表示になります。
r
3
•
ネガ表示中は、 pwを押すたびに ABC(全て大文字)⇒ abc(全て小文字)⇒
Abc(先頭のみ大文字)を切り替え表示します。 rを押すと、文字がポジ表
示になります。
数字を入力する
入力モードに関係なく、数字キーを押すと、直接数字が入力されます。
•
ネガ表示中の文字があるときは、数字も未確定文字として入力されます。
•
数字がネガ表示中の文字の先頭にあるときに、
定されます。
スペースを入力する
ネガ表示中のひらがな、カタカナがないことを確認して、
ます。ひらがな/カタカナ入力モードのときは、「全角のスペース( )」ア
ルファベット入力モードのときは、「半角のスペース( )」が入力されます。
ディスプレイ上は「 」と表示されますが、印刷すると空白になります。
•
全角のスペースは約 1 文字分の空白、半角のスペースは約半分文字分の空白とな
•
ります。
ひらがな/カタカナ入力モードのときに、 kを押しながら、
•
すと、半角のスペースを入力することができます。また、アルファベット入力
モードのときに、 kを押しながら、
を入力することができます。
q
q
q
を押すと、数字が確
を押し
q
を押すと、全角のスペース
を押
18
ネガ表示中のひらがなやカタカナがあるときは、漢字変換を行います。文字を確
•
定して、ポジ表示にしてから、
q
を押してください。
記号やイラストを入力する
記号を入力 する方法は、キーボード上に表示されてい る記号を直接入力する方法とキーボ ードに表示
されていない記号(イラスト)を呼び出して入力する方法があります。
キーボードに表示されている記号(例:¥)を入力するには・・・
■
k
1
■
1
2
3
4
を押しながら、 7を入力します。「¥」が入力されます。
•
ネガ表示中の文字があるときは、記号も未確定文字として入力されます。
•
記号がネガ表示中の文字の先頭にあるときに、
定されます。
キーボードに表示されていない記号(イラスト)を入力するには・・・
n
を押します。カテゴリー別に記号(イラスト)が表示されます。
を押して、カテゴリーを選択します。
l t
を押して、イラストを選択します。画面の中央に拡大表示され
s u
ているイラストが選択可能なイラストです。
イラストを選択したら、 rを押します。「 」が選択され、入力画
面に戻ります。
•
リサイクルマーク(プラ、紙、アルミ、スチール)は、法律で定められた範囲内
で、マークがかすれたり、つぶれたりしない程度の文字サイズで使用してくださ
い。小さいサイズで印刷するとマークがかすれたり、つぶれたりする可能性があ
ります。
q
を押すと、記号が確
文字を入力する
•
内蔵イラストは、「イラスト一覧」(P. 52)を参照してください。
•
イラスト選択時に、
•
イラストの入力を途中でやめるときは、 mを押します。
q
を押すと、初期設定値に戻ります。
19