MFC-620CLN
MFC-610CLN/CLWN
かんたん設置ガイド
はじめにお読みください
Step1
Step1
付属品を取り付ける
Step2
Step2
設置・接続する
Step3
Step3
パソコンに接続する
Macintoshの場合Windowsの場合
準備完了
このたびは、当社の商品をお買い上げいただきまことにありがとうございます。
当社商品をセッティングしていただくためにこのガイドをよくお読みください。
この商品の取り扱い・操作についてご不明な点がございましたら、下記お客様相談窓口(ブラザーコールセンター)
にお気軽にお問い合わせください。
受付時間:月〜金 9:00〜20:00
日・祝日および当社(ブラザー販売(株))休日は休みとさせていただきます。
サービス&サポートページ(ブラザーソリューションセンター):http://solutions.brother.co.jp/
お客様相談窓口
土 9:00〜17:00
0570−031523
全国どこからでも市内通話料でご利用いただけます。
※上記番号がつながりにくいときは、
「052−824−5149」にご連絡ください。
本書は、なくさないように注意し、いつでも手に取ってみることができるようにしてください。
Version B
取扱説明書の構成
本機には、以下の取扱説明書が同梱されています。
かんたん設置ガイド(本書)
必ず本書からお読みください。
本機をお使いいただくための準備について記載しています。
取扱説明書
電話、ファクス、コピー、フォトメディアキャプチャ、本機のお手入れ、困った
とき、などについて記載しています。
付属の CD-ROM には、以下の PDF マニュアルが収録されています。
CD-ROM
●取扱説明書〜パソコン活用編〜
プリンタ、スキャナ、PC-FAX など、パソコンと接続して使う機能について記載
しています。
●ネットワーク設定説明書
本機をネットワーク上で使用するために必要な設定方法について記載していま
す。
パソコンにドライバをインストールすると、Windows ®のスタートメニューから取扱説明書を閲覧できます。
[スタート]メニューから、[すべてのプログラム(プログラム)]−[Brother]−[(モデル名)]−[取扱説明書]を選ん
でください。
最新の取扱説明書は、ブラザーソリューションセンター(http://solutions.brother.co.jp/)からダウンロードできます。
本書のみかた
■ 本書で使用されている記号
本書では、下記の記号が使われています。
お使いいただく上での注意事項、制限事項などを記載しています。
知っていると便利なことや、補足を記載しています。
参照先などを記載しています。
取扱説明書〜パソコン活用編〜への参照先を記載しています。
また、かんたん設置ガイド(本書)、取扱説明書も PDF 形式で収録されています。
■ 本書で使用されているイラスト
本書では本機や操作パネルの説明に、MFC-610CLN のイラストを使用しています。
・ MFC-610CLN と MFC-610CLWN の違いは、同梱される子機の台数のみです。
・ MFC-610CLN と MFC-620CLN の違いは、主に ADF(自動原稿送り装置)の有無、本機の色などです。
・ MFC-620CLN の操作パネルのボタン位置や名称は、MFC-610CLN と同じです。
1
各部の名称
電話機能ボタン
ナビゲーションキー
電源ボタン
液晶ディスプレイ
ファクス画質ボタン
ダイヤルボタン
インクボタン
詳細は、取扱説明書「各部の名称とはたらき」(18 ページ)をお読みください。
操作パネルについて
本書では、MFC-610CLN の操作パネルのイラストを使用しています。
モードボタン
コピー画質ボタン
機能 / 確定ボタン
停止 / 終了ボタン
スタートボタン
2
安全にお使いいただくために
このたびは本製品をお買い上げいただきましてまことにありがとうございます。
この「安全にお使いいただくために」では、お客さまや第三者への危害や損害を未然に防ぎ、本製品を安全にお
使いいただくために、守っていただきたい事項を示しています。
警告
注意
「してはいけないこと」を示しています。 「しなければいけないこと」を示しています。
「さわってはいけないこと」を示しています。 「電源プラグを抜くこと」を示しています。
「分解してはいけないこと」を示しています。 「火気に近づいてはいけないこと」を示しています。
「水場で使ってはいけないこと」を示しています。
注意
■ 本機は、情報処理装置など電波障害自主規制協議会(VCCI )の基準に基づく、クラス B 情報技術装置です。本機は、
家庭環境で使用することを目的としていますが、本機がラジオやテレビ受信機に近接して使用されると、受信障害を引
き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
■ 本製品は、厳重な品質管理と検査を経て出荷しておりますが、万一不具合がありましたら、「お客様相談窓口(コール
センター)0570-031523」までご連絡ください。
■ お客さまや第三者が、本製品の使用の誤り、使用中に生じた故障、その他の不具合、または本製品の使用によって受け
られた損害については、法令上賠償責任が認められる場合を除き、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめ
ご了承ください。
■ 本製品の設置に伴う回線工事には、工事担任者資格を必要とします。無資格者の工事は違法となり、また事故のもとと
なりますので、絶対におやめください。
■ 電話帳に登録した内容、メモリーに受信したファクスなどで重要な情報は、必ず印刷して保管してください(取扱説明
書「電話帳リストを印刷する」(99 ページ)、「メモリー受信したファクスを印刷する」(112 ページ))。本製品は、静
電気・電気的ノイズなどの影響を受けたとき、誤って使用したとき、または故障・修理・使用中に電源が切れたとき
に、メモリーに記憶した内容が変化・消失することがあります。これらの要因により本機のメモリーに記憶した内容が
変化・消失したために発生した損害について、当社は一切その責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
■ 取扱説明書など、付属品を紛失した場合は、お買い上げの販売店にてご購入いただくか、ダイレクトクラブ(裏表紙)
へご注文ください。
誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性がある内容を示します。
誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的損害の発生が想定される内容を示します。
3
設置についてのご注意
故障や変形、火災の原因になります。
警告
● 電源は AC100V 、50Hz または
60Hz でご使用ください。
● 国内のみでご使用ください。海
外ではご使用になれません。
● 子機のバッテリーは必ず専用の
ものをお使いください。
● バッテリーを指定以外の機器に
使用しないでください。
● 専用の充電器を使用してくださ
い。
注意
本機は以下の場所に設置しないでください。故障や変形、火災の原因になります。
● 湿度の高い場所
ふろ場や加湿器などの
近く
● いちじるしく低温な
場所
製氷倉庫など
● 温度の高い場所
直射日光が当たるとこ
ろ、暖房設備などの近く
● 磁気の発生する場所
テレビ、ラジオ、スピー
カー、コタツなどの近く
● 不安定な場所
ぐらついた台の上や、傾
いたところなど
● 壁のそば
本機を正しく使用し性能
を維持するために周囲の
壁から 20cm 以上はなす
● 油飛びや湯気の当た
るところ
調理台などの近く
● 傾いたところ
傾いたところに置くと
正常に動作しないこと
があります
● 温度が急激に変化するところ
● 風が直接当たるところ
クーラーや換気口の近く
● ほこりや鉄粉、振動の多いところ
● 換気の悪いところ
● 揮発性可燃物、カーテンに近いところ
● じゅうたんやカーペットの上
■ 電波障害があるときは
近くに置いたラジオに雑音が入ったり、テレビ画面にちらつきやゆがみが発生することがあります。
その場合は電源コードをコンセントから一度抜いてください。電源コードを抜くことにより、ラジオやテレビが正常な状
態に回復するようでしたら、次の方法で対処してください。
・ 本機をテレビから遠ざける
・ 本機またはテレビの向きを変える
4
電源についてのご注意
火災や感電、やけどの原因になります。
警告
● ぬれた手で電源コー
ドを抜き差ししない
でください。
火災や感電、やけどの原因になります。
● 雷がはげしいときは、電源コードや AC アダプタ
をコンセントから抜いてください。また、電話機
コードを本機から抜いてください。
(電源プラグは抜きやすいところに差し込 んで くだ さ
い。)
●
電源コードを抜くとき
は、コードを引っぱら
ずにプラグ(金属でな
い部分)を持って抜い
てください
。
● 電源コードの上に重
い物をのせたり、引っ
ぱったり、たばねたり
しないでください。
● タコ足配線はしない
でください。
注意
● 電源コードはコンセントに確実に差し込んでくだ
さい。また、本機の電源を完全に切るためにはコ
ンセントから電源プラグを抜かなければいけませ
ん。緊急時に容易にアクセスできるように本機は
コンセントの近くに設置してください。
■ その他
● 電源コンセントの共用にはご注
意ください。複写機などの高電
圧機器と同じ電源はさけてくだ
さい。
誤動作の原因となります。
● 本機に貼られているラベル類は
はがさないでください。
● 梱包されている部品は必ず取り
付けてください。
● 落下、衝撃を与えないでください。● 本機を立てて放置しないでくだ
さい。
インクが漏れる場合があります。
5
目次
取扱説明書の構成 ......................................1
本書のみかた .............................................1
各部の名称 ................................................2
安全にお使いいただくために .....................3
設置についてのご注意 ..................................................4
電源についてのご注意 ..................................................5
目次 ..........................................................6
STEP1
付属品を取り付ける ....................7
付属品を確認する ......................................8
受話器を取り付ける ......................................................9
用紙をセットする ....................................10
STEP2
設置・接続する ........................ 11
電話回線に接続する ................................12
一般電話の場合 ............................................................ 12
ADSL をご利用の場合 ............................................... 13
ISDN をご利用の場合 ................................................. 13
構内交換機(PBX)・ホームテレホン・
ビジネスホンをご利用の場合 ................................... 14
CS チューナーやデジタルテレビを接続する場合 14
電源を入れる ...........................................15
インクカートリッジを取り付ける ............16
印刷テストをする ....................................18
日付と時刻を設定する [ 時計セット ] ......19
名前とファクス番号を設定する
[ 発信元登録 ] .........................................20
入力できる文字 ............................................................ 20
文字の入れかた(変更のしかた)............................. 20
子機を準備する .......................................21
バッテリーをセットする ...........................................21
充電する ........................................................................ 21
壁にかけて使用する ................................................... 22
親機のアンテナをのばす ...........................................22
子機の設置場所を確かめる ....................................... 23
®
STEP3
パソコン(Windows
)に
接続する ..................................25
インストールの前に ................................ 26
CD-ROM の内容 ...........................................................26
動作環境 .........................................................................27
ネットワーク環境で複数のパソコンから
使用する場合 .................................................................28
ドライバとソフトウェアをインストール
する ....................................................... 30
USB ケーブルで接続する場合 ..................................30
ネットワークケーブル(LAN ケーブル)で
接続する場合 .................................................................33
「BRAdmin Professional」をインストール
する .................................................................................36
®
STEP3
Macintosh
インストールの前に ................................ 38
CD-ROM の内容 ...........................................................38
動作環境 .........................................................................39
ネットワーク環境で複数の Macintosh
使用する場合 .................................................................39
ドライバとソフトウェアをインストール
する ....................................................... 40
USB ケーブルで接続する場合
(Mac OS 8.6 〜 9.2).................................................40
USB ケーブルで接続する場合
(Mac OS X 10.2.4 以降)..........................................42
ネットワークケーブル(LAN ケーブル)で
接続する場合(Mac OS 8.6 〜 9.2).......................45
ネットワークケーブル(LAN ケーブル)で
接続する場合(Mac OS X 10.2.4 以降)...............47
この続きは… .......................................... 50
オプション製品のご案内 ............................................51
消耗品 .............................................................................51
専用紙・推奨紙 ............................................................51
に接続する .........37
®
から
アフターサービスのご案内
商標について
6
STEP1
付属品を取り付ける
本機を箱から出し、付属品の確認や取り付けを行います。
STEP1
付属品を取り付ける
付属品を確認する
1
用紙をセットする
2
…
箱の中身を確認します
…
付属の用紙を記録紙トレイにセッ
トします
STEP2
設置・接続する
) に接続する
®
STEP3
7
パソコン(Windows
に接続する
®
STEP3
Macintosh
付属品を取り付ける
1
箱の中に下記の部品が揃っていることを確かめてください。本製品は、厳重な品質管理と検査を経て出荷してお
りますが、万一足りないものがあった場合、違うものが入っていた場合、破損していた場合は、お買い上げの販
売店または「お客様相談窓口(ブラザーコールセンター)0570-031523」にご連絡ください。
付属品を確認する
●本体 ●受話器 ●電話機コード
●インクカートリッジ(4 個)
●子機/子機の付属品 ※MFC-610CLWNには、2台分の子機、子機の付属品が同梱されています。
子機 子機充電器 子機用バッテリー、子機用
●A4 記録紙(普通紙)
●受話器台外しロカバー
アダプタ
AC
バッテリーカバー(各1個)
●取扱説明書
かんたん設置ガイド(本書) 取扱説明書 CD-ROM
注意
■ 本機とパソコンをつなぐケーブルは同梱されておりません。下記のいずれかの市販のケーブルをお買い求めの上、お使
いください。
○USB ケーブル
USB ケーブルは長さが 2.0m 以下のものをお使いください。
○ネットワークケーブル (LAN ケーブル )
カテゴリ 5(100BASE-TX 用)のストレートケーブルをお使いください。
■ 箱を開けたときは
箱から本機を取り出したときは、シールやカバーを外してください。
また、箱や梱包材、保護カバー(「インクカートリッジを取り付ける」(16 ページ))は廃棄せずに保管してください。
8
受話器を取り付ける
■ 受話器台の取り外し方
受話器を取り付け、本機に接続します。
受話器をお使いにならない場合は、以下の手順で受話器台
を取り外すことができます。
(1) 受話器コードを外す
STEP1
付属品を取り付ける
(2) つまみを手前に引き、受話器台を矢印の方向に
外す
STEP2
設置・接続する
(3)受話器台外し口カバーをつける
※外した受話器台を取り付ける場合は、受話器台外し口カ
バーを外して、本機と受話器台の▲印を合わせて矢印の
方向に引いて取り付けます。
) に接続する
®
STEP3
パソコン(Windows
に接続する
®
STEP3
Macintosh
9
付属品を取り付ける
1と 2
が同じ面になるように
奥まで挿入してください
2
「印刷テスト」を行うために、記録紙トレイに付属の記録紙(A4)をセットします。
1
用紙をセットする
記録紙トレイには、A4 サイズの紙を約 100 枚までセットできます。詳細については、取扱説明書の 24 ページをご覧ください。
本機から記録紙トレイを引き出す
5
印刷したい面を下にして記録紙を
セットし( )、トレイカバーを
かぶせる( )
記録紙の先端がコツンと当たるところまでセットし
ます。強く押し込まないでください。
記録紙が記録紙トレイの中で平らになっているこ
と、▼マークより下の位置にあることを確認してく
ださい。また、幅のガイドが記録紙の幅に合ってい
ることを確認してください。
1
2
トレイカバーを外し、幅のガイドを用
2
紙に合わせる
3
4
長さのガイドを引き出し( )、記録
紙ストッパーを開く( )
1
2
記録紙をさばく
紙づまりや給紙ミスがないように、記録紙をさばき
ます。
記録紙トレイを元にもどす
6
本機から引き出した記録紙トレイを押して、元に戻します。
注意
■ 光沢紙をセットするときは、印刷面に直接手を触れな
いようにしてください。
■ インクジェット紙、光沢紙、OHP フィルムには表側(印
刷面)と裏側があります。表側(印刷面)を下向きにし
て記録紙トレイにセットしてください。
10
長さのガイドを最大限に引き出し、記録紙ストッパーは常
に開いた状態で記録紙トレイをセットしてください。
STEP2
設置・接続する
本機の準備が終わったら、次は電話回線や電源に接続し、実際に印刷できるかどうかテストします。
STEP1
付属品を取り付ける
電話回線に接続する
1
電源を入れる …
2
インクカートリッジを取り付ける …
3
印刷テストをする …
4
日付と時刻を設定する …
5
名前とファクス番号を設定する …
6
子機を準備する …
7
…
本機を電話回線に接続します。
本機の電源コードをコンセントに
差し込みます。
本機にインクカートリッジを取り
付けます。
印刷品質のチェックを行います。
現在の日付と時刻を合わせます。
自分の名前とファクス番号を本機
に登録します。
子機にバッテリーを取り付けて、
充電します。
STEP2
設置・接続する
) に接続する
®
STEP3
パソコン(Windows
11
に接続する
®
STEP3
Macintosh
設置・接続する
1
本機を電話回線に接続します。
■ 以下に示す接続方法は一例です。間違った接続は他の機器に悪影響を与える可能性があります。以下に示す接続方法以
■ お使いの電話回線にすでに何台かの電話機が接続されている場合は、本機がご使用できない場合があります。この場合
電話回線に接続する
注意
外の接続をしたいときは、販売店にご相談ください。
は、配線工事が必要となります。工事には「電話工事担任者」の資格が必要となりますので、取り付け工事を行った販
売店または NTT 窓口(116 番)にご相談ください。
一般電話の場合
付属の電話機コードを本機側面の「回線」接続端子と壁側の電話機コード差し込み口
1
に差し込む
注意
■ ここではまだパソコンと接続しません。
USB ケーブルやネットワークケーブル(LAN ケーブル)は接続しないでく
ださい。
12
付属品の電話機コードをご使用にならない場合も、6 極 2 芯の電話機コードをお使いください。 6 極 4 芯の電話機コードをご使用
になると、通話中に雑音が入ることがあります。
2芯
(接点2個)
3 ピンプラグ式の場合は、市販のモジュラー付き電話キャップを購入してください。
直接配線式の場合は、別途工事が必要です。最寄りの NTT 窓口(116 番)にお問い合わせください。
4芯
(接点4個)
ADSL をご利用の場合
ISDN をご利用の場合
本機を ADSL 環境で使用する場合は、本機を ADSL スプリッ
タの TEL 端子または PHONE 端子に接続してください。
スプリッタに接続した状態で、電話がかけられることを確認
してください。(取扱説明書 44 ページ)
お使いの機器によっては、ADSL モデムにスプリッタ機能
が内蔵されている場合があります。
詳しい設定については、スプリッタや ADSL モデムの取扱
説明書をご覧ください。
ADSL 環境で自分の声が響く、または相手の声が聞きづら
いときは、ADSL のスプリッタを交換すると改善する場合
があります。
注意
■ ADSL モデムにスプリッタ機能が内蔵されていない場
合、本機とパソコンは必ず「スプリッタ」で分岐して
ください。「スプリッタ」より前(電話回線側)で分岐
すると、ブランチ接続(並列接続)となり、通話中に
雑音が入ったり、音量が小さくなるなどの支障が発生
します。(14 ページ))
本機を ISDN 回線のターミナルアダプタまたはダイヤルアッ
プルータに接続するときは、次の設定と確認を行ってくださ
い。
・ 本機:
回線種別を「カイセン:プッシュ」に設定する
・ ターミナルアダプタ :
本機を接続して電話がかけられるか、電話が受けられるか
確認する
■ 電話番号が 1 つの場合
本機を、ターミナルアダプタまたはダイヤルアップルー
タのアナログポートに接続します。電話とファクスの同
時使用はできません。
■ 電話番号が 2 つの場合
本機を、ターミナルアダプタまたはダイヤルアップルー
タのアナログポートに接続します。2 回線分使用できる
ので、ファクス送信中でも通話できます。
STEP1
付属品を取り付ける
STEP2
設置・接続する
■ IP フォンなどの IP 網をご利用の場合
(1) IP フォンをご利用の場合
回線種別を自動設定できないことがあります。
その場合は、手動で回線種別を設定してください。
(15 ページ)
(2) IP 網を使用してファクス通信を行う場合
契約しているプロバイダの通信品質が保証されてい
ることを確認してください。
通信品質が保証されている場合でも、通信がうまく
いかないときは、安心通信モードに設定を変更して
ください。(取扱説明書 171 ページ)
詳しい設定については、ターミナルアダプタまたはダイヤ
ルアップルータの取扱説明書をご覧ください。
■ ISDN 回線でファクスの送受信がうまくいかない場合
は、「特別回線対応」で「ISDN」を設定してください。
(取扱説明書 171 ページ)
■ 本機が使用できないときは、取扱説明書の「故障かな?
と思ったら」(162 ペー ジ)をご 覧く ださ い。また、
ターミナルアダプタの設定を確認してください。ター
ミナルアダプタの設定の詳細は、ターミナルアダプタ
の取扱説明書をご覧いただくか、製造メーカーにお問
い合わせください。
■ ナンバー・ディスプレイサービスを契約されている場
合は、ターミナルアダプタ側のデータ設定と、本機側
の設定(取扱説明書 60 ページ)が必要です。
) に接続する
®
STEP3
パソコン(Windows
に接続する
®
STEP3
Macintosh
13
設置・接続する
構内交換機(PBX)・ホームテレホン・ビジ
ネスホンをご利用の場合
構内交換機またはビジネスホンの内線に本機を接続する場
合、構内交換機またはビジネスホン主装置の設定をアナログ
2 芯用に変更してください。設定変更を行わないと、本機を
お使いいただくことはできません。詳しくは、配線工事を
行った販売店にご相談ください。また、本機の特別回線対応
の設定を「PBX」にしてください。(取扱説明書 171 ページ)
注意
■ 構内交換機、ホームテレホン、ビジネスホンに接続し
ている場合、回線種別の自動設定ができないことがあ
ります。その場合は、手動で回線種別を設定してくだ
さい。(15 ページ)
ビジネスホンとは
電話回線を 3 本以上収容可能で、その回線を多くの電話機
で共有でき、内線通話などもできる簡易交換機です。
ホームテレホンとは
電話回線 1、2 本で複数の電話機を接続して、内線通話や
ドアホンも使用できる家庭用の簡易交換機です。
PBX などの制御装置がナンバー・ ディスプレイに対応して
いない場合は「ナンバー・ディスプレイサービス」がご利
用になれません。本機のナンバー・ディスプレイの設定を
「Off」にしてください。(取扱説明書 60 ページ)
CS チューナーやデジタルテレビを接続する
場合
本機と CS チューナーやデジタルテレビを接続するときは、
「停電時」接続端子に接続してください。
m
注意
■ ブランチ接続(並列接続)はしないでください。
ブランチ接続(並列接続)をすると、以下のような支障
があり、正常に動作できなくなります。
・ ファクスを送ったり受けたりしているときに、並列接
続されている電話機の受話器を上げるとファクスの
画像が乱れたり通信エラーがおきることがあります。
・ 電話がかかってきたとき、ベルが鳴り遅れたり、途中
で鳴りやんだり、相手がファクスのときに受信できな
いときがあります。
・ コードレスタイプの電話機を接続すると、子機が使え
なくなる可能性があります。
・ 本機で保留にした場合、並列電話機では本機の保留状
態を解除できません。
・ 並列に接続された電話機から本機への転送はできま
せん。
・ ナンバー・ディスプレイ、キャッチホン、キャッチホ
ン・ディスプレイ、などのサービスが正常に動作しま
せん。
・ パソコンを接続すると、本機が正常に動作しない場合
があります。
14
「ブランチ接続(並列接続)」とは、一つの電話回線に複数
台の電話機を接続することです。
2
電源を入れる
本機の電源コードをコンセント(AC100V)に差し込みます。電源コードをコンセントに差し込むと電源が入り、
自動的に回線種別の設定が始まります。
1
電源コードをコンセントに差し込む
電源プラグ
◆ 回線種別の自動設定が始まります。
カイセン チェックチュウ
◆ 自動設定が終わると、設定された回線種別が
2 秒間、ディスプレイに表示されます。
・ 「プッシュ カイセン デス」
・ 「ダイヤル 20PPS デス」
◆ 回線種別が自動で設定されると、下記の画面
が表示されます。
カートリッジガ アリマセン
ホンタイカバ−ヲアケテ インク…
■ こんなメッセージが表示されたときは
電話機コードが正しく接続されていません。
5分以内に電話機コードを正しく接続してく
ださい。(12 ページ)電話機コードを接続し
ない場合は、 を押してください。
◆ 正しく接続しないまま 5 分以上経過すると、回
線種別は「ダイヤル 20PPS」(ダイヤル 20PPS
回線)に設定されます。
■ 手動で回線種別を設定するときは
手動で回線種別を設定するときは、以下の操作で行いま
す。
(1) 利用している電話回線の種別を確認する
これまでお使
いの電話機は?
STEP1
付属品を取り付ける
STEP2
設置・接続する
回線の自動判別終了後、「117」(時報)につながるかご確
認ください。(このとき通話料がかかります。)電話がつな
がらない場合は、手動で回線種別を設定してください。
引き続き、「インクカートリッジを取り付ける」
(16 ページ)へ進みます。
「インクカートリッジを取り付ける」(16 ページ)
注意
■ ダイヤル回線 10pps を使用しているときは、必ず手動
で回線種別を設定してください。(15 ページ)
■ 構内交換機(PBX)、マンションアダプタなど一般と異
なる回線につないでいるときや、自動設定できないと
きは、手動で回線種別を設定します。(15 ページ)
■ IP フォンアダプタをご使用の場合、アダプタを一時的
に外し、電話回線に直接つないで電源コードを接続し
直すと自動設定できます。それでも自動設定できない
場合は、手動で設定してください。(15 ページ)
■ 本機を電話回線に接続せずに使用する(ファクス機能
を使用しない)場合は、手動で回線種別を「ダイヤル
20PPS」に設定します。(15 ページ)
ダイヤルした
ときの音は?
お使いの電話
回線は右の通
りです。
設定する
回線種別
受話器から
「ピッポッパ」
と音がする
プッシュ回線
プッシュ回線
に設定
受話器から
「ピッポッパ」
と音がしない
ダイヤル回線
本機から117(時報)にかける
<通話料がかかります>
かからない かかる
ダイヤル回線
10PPS
に設定
ダイヤル回線
20PPS
に設定
(2) 親機の を押す
◆「ショキセッテイ 3. カイセンシュベツ
セッテイ」と表示されます。
(3) で回線種別を選ぶ
回線種別は、「プッシュカイセン/ダイヤル
10PPS /ダイヤル 20PPS /ジドウ セッ
テイ」から選びます。
(4) を押す
◆ 回線種別が設定されます。
) に接続する
®
STEP3
パソコン(Windows
に接続する
®
STEP3
Macintosh
15
設置・接続する
3
インクカートリッジを取り付ける
警告
● 誤ってインクが目に入ってしまったときは、すぐに水で洗い流してください。もし、炎症などの症状があ
らわれた場合は、医師にご相談ください。
1
液晶ディスプレイの表示を確認する
液晶ディスプレイには「カートリッジガ アリマセ
ン」と表示されています。
4
インクカートリッジを準備する
本機の付属品のインクカートリッジを開封します。
本体カバーを横から開き、しっかりと
2
固定される位置まで上げる
3
インク挿入口にセットされている保護
部材を取り除く
インクカートリッジについている
5
キャップを取る
インクカートリッジの開封時にキャップが外れることがあ
りますが、品質に影響はありませんので、そのまま取り付
けてください。
注意
■ インクカートリッジのインク開口部には手を触れない
でください。インク開口部はインクで濡れています。
衣類につくとシミになりますのでご注意ください。
注意
■ 保護部材は捨てないでください。本機を輸送する時に
必要です。
16