Brother LO237 User manual

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<かがりシリーズ>
取扱説明書
お買い上げまことにありがとうございます。この製品のすばらし い性能と、その正しい使いかたをご理解いただくために、この 《取扱説明書》を最後までよくお読みください。 お読みになったあとは、保証書とともに必ず保存してください。
【共用機種LO23701/LO23801/LO24601】
●アフターサービスについて
お買い上げの際、販売店でお渡しする保証書は大切に保存してください。
無料修理保証期間は、お買い上げ日より1年間です。(詳しくは保証書をご覧ください。)それ以後の修理につ
いては、お買い上げの販売店、または最 寄りのブラ ザー販 売 店にご 相 談ください。
当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後8年保有しています。
・性 能 部 品と は 、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
その他のアフターサービスについてご不明の場合は、お買い上げの販売店、または下記の《お客様相談室》
へお問い合わせください。
ミシン119番 フリーダイヤル0120-340-233
◎ ブラザーミシンの使い方やアフターサービスについて、ご不明の場合はお買い上げの販売店、または
ミシン119番までお問い合わせください。
◎ ミシン119番ではミシンの使い方のご説明や、トラブルに対するご相談、修理の受付対応をさせてい
ただいております。
お客様相談室
467-8577
本社お客様相談室
北海道お客様相談室 東北お客様相談室
東京お客様相談室
中部お客様相談室 関西お客様相談室
中四国お客様相談室
九州お客様相談室
◎ ブラザー製品についてのご意見、ご要望がございましたら、お買い上げの販売店または上記の
《お客様相談室》へご連絡ください。 受付時間:9:00〜17:00 営業日:月曜日〜金曜日(祝祭日、当社休日日を除く)
※ 上記の電話・FAX番号および住所は、都合により変更することがありますのでご了承ください。
〒 〒 〒 〒 〒 〒 〒
名古屋市瑞穂区苗代町15-1
060-0063
札幌市中央区南三条西3-2-2
980-0811
仙台市青葉区一番町2-3-10 東京都中央区京橋3-3-8
104-0031
名古屋市瑞穂区苗代町15-1
467-8577
大阪市西区立売堀4-4-2
550-0012
広島市中区胡町4-28
730-0021
福岡市博多区博多駅前2-3-12
812-0011
TEL: (052)824-3125 FAX : (052)824-3031 TEL: (011)261-6631 FAX : (052)824-3031 TEL: (022)227-8877 FAX : (052)824-3031 TEL: (03)3281-4204 FAX : (052)824-3031 TEL: (052)824-3193 FAX : (052)824-3031 TEL: (06)6531-4670 FAX : (052)824-3031 TEL: (082)240-3762 FAX : (052)824-3031 TEL: (092)431-6566 FAX : (052)824-3031
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安全にお使いいただくために
このミシンを安全にお使いいただくために、以下の基本的なことがらを守ってくだ さい。 ご使用になる前に、必ず取扱説明書をお読みになり正しくお使いください。
警告 − 感電の危険を防ぐために
● 以下のようなときは必ず電源を切り、コンセントから電源プラグを抜いてくだ さい。
・ミシンのそばを離れるとき ・運転中に停電したとき ・お手入れをするとき ・ミシンを使用した後 ・ランプを交換するとき
注意 − 火災、感電、傷害を防ぐために
● お子様の玩具として使用しないでください。お子様が使用するときや、お子様の 近くで使用するときは、安全に対し特に注意を払ってください。
● ミシンの換気用の穴をふさがないでください。 ミシンの換気用の穴やフットコントローラーに糸くずやほこり、ゴミなどがたま らないようにご注意ください。
ミシンの内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込んだりしないでください。
● 分解しないでください。故障の原因になります。
● 落としたり、ぶつけたり強い衝撃を与えないでください。
● コーヒー、ジュース、水などをこぼさないでください。
● ぬれた手で操作しないでください。
● 屋外や、スプレー製品をご使用の部屋、または酸素を扱っている場所では使用し ないでください。 また、ストーブやアイロンのそばなど温度の高いところでは使用しないでください。 使用温度は0℃〜40℃です。
● 所定の電源電圧以外では、絶対に使用しないでください。
● 電源コードの接続には、延長コードの使用や他の電気製品とのたこ足配線をしな いでください。
● 電源プラグをコンセントから抜くときは、必ず電源ランプスイッチを切ってから プラグを持って抜いてください。コードを引っ張って抜くと破損するおそれがあ ります。
● ミシン操作中は、ミシン針、メス、プーリー、天びんなどすべての動いている部 分に手を近づけないでください。
● 正規の部品以外をミシンに取り付けて使用しないでください。 破損やケガの原因となるおそれがあります。
● 曲がったミシン針は使用しないでください。破損したり、切れなくなったりした メスは使用しないでください。
● ぬう際には、まち針などが針やメスに当たらないように注意してください。針が 折れたり、曲がったり、メスが破損するおそれがあります。
● 縫製中に布を引っ張ったり押したりしないでください。ミシン針の破損やケガの 原因になります。
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● ミシン針の周辺で以下のことをするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜 いてください。
・針穴糸通し ・上ルーパー・下ルーパーの糸通し ・ミシン針の交換 ・布押えの交換
● ミシンのカバー類を開けたり、注油、または取扱説明書に記載のある整備を行う ときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
● ランプの交換は同じタイプの定格消費電力100V12Wの電球をお使いください。
● 以下の場合は、ミシンの使用を速やかにやめて、お近くの販売店またはブラザー のサービスセンターにて検査、修理、または調整をお受けください。
・電源コードまたは電源プラグが破損したとき ・落下などにより破損したとき ・正常に作動しないとき ・ミシンが濡れたとき
このミシンは日本国内向家庭用です。
This sewing machine cannot be used in foreign country as designed for Japan only.
取扱説明書は大切に保管してください。
2
仕様
機種名
項目
ぬい速度
送りピッチの長さ
差動送り比 布カット幅
使用ミシン針
使用糸本数
針棒ストローク
布押え
布押え上昇量
(2段め)
ミシン質量
モーター定格
LO24601
2本針4本糸
標準5ミリ(5〜7) 標準3.5ミリ(3.5〜4.5)
3本・4本 3本
● フリーアームの使い方
フリーアームは筒状の布を簡単にぬうものです。
1. 補助テーブルのはずし方
2. セットのしかた
LO23801
1本針3本糸
毎分1300針
R・2ミリ〜4ミリ
(標準3ミリ)
0.7〜2.0 ×
HL×5
11番、14番、16番
(HA×111番、14番、16番)
25ミリ
自由押え
5ミリ
(6ミリ)
約6.5kg 約6.0kg
電圧100V50/60Hz
LO23701
1本針3本糸
3. 補助テーブルのはめ方
補助テーブル
補助テーブルを左にずらしはずしま す。
フリー
アーム部 フリーアーム部に布をセットし縫製を します。 ※ズボンのすそなおし等に便利です。
布地
補助テーブル
使用後、補助テーブルをミシンの穴 (上図参照)に差し込むように取り付 けてください。
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各部のなまえ
スプール軸
スプール クッション
糸立て台
ランプカバー
ミシン針
上メス
差 動送り調節レバ ー
(LO23701には
付いていません)
送りピッチ調 節ダイヤル
メス切換レバー
布カット幅調 節つまみ
糸かけ
押え調節ねじ
布押え
アームカバー
補助テーブル
コントローラー
糸調子ダイヤル 左針用(黄色) 右針用(緑色) 上ルーパー用(赤色)
6
6
5
5
4
4
5
5
4
4
6
6
下ルーパー用(青色)
布押え上げレバー
電源ランプスイッチ
プーリー ※ プーリーの回転方向は、
家庭用ミシンと 同じ方向です。
上ルーパー
上メス
下ルーパー
前カバー
糸通し レバー
下メス
ステッチタング
■付属品となまえ
ミシンカバー
付属品ケース
ピンセット
ミシンブラシ
ネット
糸こまキャップ
針止めねじまわし
付属品の数
糸4コ3
ネット 2コ 2コ
糸こま
キャップ
<LO24601>
4コ 3コ
ミシン針
NEEDLES
HL×5 11番·····2本 14番·····2本
<LO23701> <LO23801>
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使用前の準備
●電源コード
●糸かけの位置決め
コンセント
電源 プラグ
3Pプラグ
コントローラー
注意 ミシンを使用しないときは、必ず電源ランプス イッチをOFFにするか、コンセントから電源プラ グを抜いてください。
●糸こまキャップの取り付け方
チーズ巻き
こま巻き糸
このミシンはチーズ巻き糸と、こま巻き糸が使用できます。 ※こま巻き糸は、糸巻きの糸止めみぞのあるほうを下にしてス
※チーズ巻きの時は、スプールクッションをご利用ください。
注意 糸こま押えを奥までいっぱいに押し込んでい ないと、糸たて棒に糸がからまり、針が折れ
注記
●ウーリーナイロン糸を使用するときや、糸が糸案内か らはずれるときは、ネットを付けてお使いください。
●ネットは糸全部がかくれるものを使用してください。 短いと糸調子ムラが発生します。
たり、曲がったりするおそれがあります。
糸かけ
スプール軸
糸かけを伸ばし、糸かけがスプール軸の真上に くるように位置を決めます。
ネット上端と糸巻き 上端を合わせます。
5
ミシン針の交換
ミシン側
丸面
平らな面
手前側
正しいミシン針の調べ方
平らな面を下にして
このすき間平行
長みぞ
平らなもの
(針板、ものさしなど)
注意
ミシン針の交換は必ず電源を
切ってから行ってください。
針は必ずミシン針(HL×5)を
ご使用ください。
注記 針締めねじをゆるめるときは、ミシン
針を落さないよう注意してください。
<LO24601の場合> <LO23701,LO23801の場合>
ゆるめる
ぬく
さしこむ
注意
取りはずし方、取り付け方
1) プーリーを回しミシン針を最上位にします。
2) 針締めねじをゆるめてミシン針を取りはずします。
3) 針の平らな面を針棒に向けて、上方に完全につかえる までミシン針を差し込み、付属の針止めねじまわしで ねじを締め付けます。
ゆるめる
ぬく
さしこむ
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6
糸の通し方
1. 糸を通す前に
OFFにし ます。
3
2
6
5
4
糸調子開放レバー
押す
注意
安全のため電源ランプスイッチをOFFにします。
2. プーリーを手前に回してミシ ン針を一番上に合わせます。
3. 糸通しの順序
次の順に糸を通してください。
針糸(左) 針糸(右)
4 3 1 2
1 上ルーパー糸
〜
7
1
(ダイヤル色:赤 色 )
h
2 下ルーパー糸
〜
1
8
(ダイヤル色:青 色 )
h
3 針糸(右)<LO24601>
〜
1
7
5
(ダイヤル色:緑 色 )
h
4 針糸(左)
〜
7
1
(ダイヤル色:黄 色 )
7
7
6
7
1
23へ糸を通すとき矢印の方へ押
したままで糸を通してください。
ルーパー糸 ルーパー糸
1 1
2
5
4
6
2 2
3
4
3
1
2
3
3
8
6
7
6
5
4
5
4
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● 糸を通す前に前カバーを 開けます。
1上ルーパー糸の通し方
● 番号順に糸を通します
2
1
2下ルーパー糸の通し方
● 番号順に糸を通します
(1) (2)
下ルーパー
糸通しレバー
(3) (4)
糸の端を持ちながら糸通しレバーをも との位置に戻します。
糸通しレバーを 右側に引き出し ます。
注記 糸通しレバーを戻す
ときは必ず青▼印を ▲印の位置に合わせ     てください。
番号順に糸を通します。
下ルーパーに糸を通し、 フックに糸をかけます。
7
フック
8
6
5
4
6
5
7
注記 下ルーパー糸を通し直したときは、必ず針糸を通し直すか、又は針板上面まで、針糸を引き出してください。
7
6
5
34 針糸の通し方
注記 必ず、下および上ルーパー糸を通してから行ってください。糸は約15cmほど引き出しておきます。
● 番号順に糸を通します
<LO24601の場合>
6
7
左針へ通す
6
7
右針へ通す
<LO23701,LO23801の場合>
6
7
● 糸のしまつ
布押さえ
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7
縁かがり(試しぬい)
1.
布押え上げレバーを上げます
2. 試し布をセットします 3. スタートします
メスに布地が当たる ようにセットします。
メス
布地
布地をセットし布押えを下げます。
注記
左手で糸をつまみ右手でプーリーを手前 側に2〜3回ゆっくり回し、糸のからみぐ あいを確かめ、ゆっくりぬい始めます。
● 糸調子ダイヤルの調節めやす
下記のようにダイヤル数値を合わせて試しぬいをしてください。
<LO24601の場合>
針糸
上ルーパー糸 4 4 下ルーパー糸 4 4
注記 布地は自動的に送られますから、手は布地をぬいたいと思
う方向に導くだけにしてください。布地を無理に引っ張ら ないでください。
4.
コントローラーを踏みます
コントローラーは強く踏むほど速くなります。
左4 右4
5. ぬいものをはずすには ● つづけてぬうには
コントローラー
1 布地の端までぬい終わりました
注意
使用しない時はコント
2 布地の端より約5cm糸を残して切
ローラーの上に、ものを
<LO23701,
LO23801の場合>
4
ら、布地のないままミシンを低速 で運転します。
ります。
のせないでください。
厚物は5mmまでぬうことができます。段をぬうときは、手で軽く補助して布送りを助けながら、布地を倒した方向にぬいます。
注意 ぬい目がつまる場合は、ぬい目の 長さを長くしてください。ぬい目 がつまった状態で無理にぬい続け ると、針が折れたり、曲がったり するおそれがあります。
布押えを上げずにそのまま次の布地を ぬいます。
注記
からぬいができているときは、布 押えを上げる必要はありません。 カラぬいとは····布地がない状態で糸だ
けでぬうことです。
注意 5mm以上の厚物をぬったり、無理に布地を押しこんだりすると、針が折れ
たり、曲がったりするおそれがあります。
8
裁縫中に糸切れしたとき
1. 布地をはずします 2. 残りの糸を切ります 3. 布地をセットします
そのままミシンを低速にし、布地を回 して外側へ導き、布押えよりはずしま す。
糸切れした糸を通し直します。
注記
下または上ルーパー糸が切れた場合 は、針糸をミシン針からはずし、切 れた糸を通し直してください。
糸切れしたところより3cm〜5cm前の 部分を布押えにセットし、前にぬった ぬい目の上からぬいます。
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糸調子
針糸右用(緑)
上ルーパー糸用(赤)針糸左用(黄)
下ルーパー糸用(青)
● 正しい糸調子
4本糸 3本糸
〈LO24601の場合〉 〈LO23701,LO23801の場合〉
※ LO23701及び
LO23801には針 糸右の糸通し及び 糸調子ダイヤルは ありません。
注記
1 糸調子は、布地の種類や糸の太さなどによって異なりますから、布地や糸に合った糸調子をとってください。 2 糸調子の手順は、最初に針糸から正しい糸調子に合わせてください。
〈こんなときには1
針糸がゆるいとき
針糸
針糸がゆるいとき
針糸
〈LO24601の場合〉
〈LO23701,
針糸をしめてください。
緑黄
LO23801の場合〉
黄
● 糸調子ダイヤル
ゆるめる
6
5
4
しめる
ゆるめる ...
標準 ............ 表示数字「4」
しめる ........
表示数字を小さく(3〜1)する
表示数字を大きく(5〜9)する
〈こんなときには2〉
上ルーパー糸が強いとき
下ルーパー糸
   上 ルーパー糸
上ルーパー糸が強いとき
下ルーパー糸
   上 ルーパー糸
〈LO24601の場合〉
〈LO23701,
LO23801の場合〉
〈こんなときには3〉
上ルーパー糸をゆるめて ください。
赤
赤
または
d
下ルーパー糸をしめて ください。
d
青
下ルーパー糸が強いとき
下ルーパー糸
下ルーパー糸が強いとき
下ルーパー糸
   上 ルーパー糸
   上 ルーパー糸
〈LO24601の場合〉
〈LO23701,
LO23801の場合〉
下ルーパー糸をゆるめ てください。
青
青
または
d
上ルーパー糸をしめてく ださい。
d
赤
青
赤
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0
布カット幅の調節
かがり幅と布カット幅
かがり幅 布カット幅
布カット幅は下記のよう に調節できます。
<LO23701,LO23801
の場合>
3〜4.5ミリ
<LO24601の場合>
4.5〜7ミリ
布カット幅調節つまみを上 下に動かし布カット幅を調 節します。
● こんなときは
針おち穴 布カット幅 下メス
かがり幅より 布カット幅が狭い場合
1. カット幅を調節します 2. 試しぬいをします
7
6
5
R
布カット幅調節つまみ
注意 上メスの刃部には絶対に指を触れないで ください。ケガをするおそれがあります。
7
6
5
R
かがり幅より 布カット幅が広い場合
7
6
5
R
A
送りピッチの調節
3
2
4
R
B
差動送りの調節
※この機構はLO23701にはついていません。
差動送り調節レバー
2.0
3
2R4
1.0
0.7
布カット幅調節つまみを 上に上げ広くします。
R2 3 4
巻 き ぬ い
送りピッチ調節ダイヤルを動かして目的 の送りピッチを選びます。
毛糸・編地・ニット・ジャージなど伸縮性のある布地を ぬうときに差動送りを調節します。
応用例
薄地のパッカリング防止 ストレッチロック
普通の縁かがりぬい 伸縮性のある布地のぬい伸び
防止
※数字以外のところでもご使用になれます。
普 通 ぬ い
差動送りのはたらき 布を伸ばしながら、
ぬいます。 普通に、ぬいます。 布を縮めながら、ぬ
います。
注記 送りピッチ調節の目盛は、例えば 4は約4mmの送りピッチで す。最小2mmから最大4mmまで調 節できます。R〜2の目盛は巻 きぬい用です。
布カット幅調節つまみを 下に下げ狭くします。
差動送り調節のめやす
0.7
1.0
2.0
● 正しいぬい目
● こんなときには
布地が伸びてしまう場合
こんなときは、差動送り 調節レバーを1.0から2.0 の間で調節します。
1.0
0.7
2.0
布地が縮んでしまう場合
こんなときは、差動送り 調節レバーを1.0から0.7 の間で調節します。
2.0
1.0
0.7
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C
巻きぬい・細ロックぬい
● 巻きぬいのぬい目 ● 細ロックのぬい目
注記 <LO24601>をご利用の場合は、左針 を外して1 本針3 本糸ぬいの状態に セットしてください。
1.
巻きぬい用ステッチに切り替えます
3 上ルーパーを最下
位置にする
2糸を外す
ステッチタング
ステッチタング
4 押す
1 前カバーを開けます。 2 移動ステッチタングにからんでいる糸をうしろ
へ引き外します。
3 プーリーを回し上ルーパーを最下位にします。 4 ステッチ切り離しレバーを押しステッチタング
を取り外します。
切離しレバー
4. 試しぬい
下記のように糸調子ダイヤルを合わせて試し ぬいをしてください。
巻きぬい 細ロック
針糸 4 4
上ルーパー糸 下ルーパー糸
45 54
2.
布カット幅を調節します
7
6
3.
送りピッチを調節します
3
2
R
5
R
布カット幅調節つまみをRの位 置に合わせます。
ステッチタング ホルダー
ステッチタング
〈巻きぬい〉
糸調子は下ルーパー糸(青)をし め て(糸調子ダイヤルの目盛5
〜7)糸(黄)のぬい目に寄せます。 (ウーリー糸、飾り糸をご使用になると美しく仕上がります。) 〈細ロック〉
下ルーパー糸(青)と上 ルーパー糸(赤)は布端でからみます。
送りピッチ調節ダイヤルを<R〜 2>に合わせます。
※ 取り外したステッチタング
はぬいに必要なものですの で、前カバー裏のステッチ タングホルダーに大切に保 管してください。
4
D
メスの切替
12
メス切替レバーの位置
E
布押え圧力の調節
強くなる
弱くなる
(メス切 替レバーの 操 作 で 布 地 を切らずにぬう事が できます。)
注記 メス切替は メス最下位置で 行ってください。
メス切替レバーの位置
切替
ほとんどの場合、布押え圧力を調節する必要はありませんが、調節 される場合には次の要領で行います。
(普通地のめやす)
布押え調節ねじ
8mm
薄地  弱く 厚地  強く
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F
ランプの交換
1 締めねじをゆるめてランプカバーを
はずします。
2 ねじまわしでねじをゆるめます。 3 ランプを反時計方向に回してはず
し、新しいランプに取り替えます。
締めねじ
※ ランプ(100V,12W)は最寄りのブラザー販売店でお買い求めください。
G
注油とお手入れ
H
こんなときには
調子よくぬえない状態
1. 布地を送らない
2. ミシン針が折れる
3. 糸が切れる
4. 目飛びする
5.
ぬい目の調子が悪い
6. ぬい物にしわがよ る
7. 布地の切れ味が悪 い
ランプカバー
● 1ヶ月に1,2回ミシン油を矢印 の箇所に1,2滴注油してくださ い。
(毎日数時間ご使用の場合は1
週間に1回注油してください。)
※ 油は市販のミシン油を購入し
てください。
原   因
1. 布押えの圧力が弱すぎる場合
2. 糸が必要以外のところにからんで いる場合
1. ミシン針が曲がっていたり、針先 がつぶれている場合
2. ミシン針の取り付けが悪い場合
3. 布地を無理に引っ張った場合
1. 糸の通し方がまちがっている場合
2. 正しい糸通しの順序で糸を通して いない場合
3. 糸が必要以外のところにからんで いる場合
4. 糸調子が強すぎる場合
5. ミシン針の取り付けが悪い場合
6. 悪いミシン針を使用した場合
1. ミシン針が曲がっていたり、針先 がつぶれている場合
2. ミシン針の取り付けが不完全な場合
3. 悪いミシン針を使用した場合
4. 糸の通し方がまちがっている場合
5. 布押えの圧力が弱すぎる場合
糸調子が完全でない場合
1. 糸調子が強すぎる場合
2. 糸の通し方がまちがっていたり必要 以外のところにからんでいる場合
1. 刃先が摩耗している場合
2. その他の場合
処   理
布押え調節ねじを右へ回し布押え圧力を強くします。 [6糸の通し方]をご覧になり正しく通し直し
ます。 [5ミシン針の交換]をご覧になり正しいミシ
ン針と取り替えます。
ぬいながら布地を強く押さえたり引っ張らないで ください。
[6糸の通し方]をご覧になり糸通しの順序に 従って正しく糸を通し直します。
下または上ルーパー糸が切れた場合は針糸をミ シン針からはずし切れた糸を通し直してくださ い。
糸かけなどに糸がからんでいないか確かめます。
[9糸調子]をご覧ください。 ミシン針の取り付け方を確かめてください。 ミシン針はブラザー針HL×5をご使用ください。 [5ミシン針の交換]をご覧になり正しいミシ
ン針と取り替えます。
ミシン針はブラザーミシン針HL×5をご使用ください。 正しく通し直します。 布押え調節ねじを右へ回し押さえ圧力を強くします。 [9糸調子]をご覧ください。 薄物をぬうときは、できるだけ調子をゆるめます。 [6糸の通し方]をご覧になり正しく通します。
新しいメスと交換します。 近くのブラザー販売店にご相談ください。
● ミシン各部にたまったホ コリは付属のミシンブラ シでときどき掃除してく ださい。
LO23701
23801 24601
XB1038-001
0101
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