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Page 2
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この度は当社の商品をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
お使いになる前に「安全にお使いいただくために」をよくお読みのうえ、この取扱説明書をご覧になり、
各機能や正しい使い方を十分にご理解のうえ末永くご愛用ください。
また、お読みになった後は保証書とともにお使いになられる方がいつでも見られるところに必ず保管
してください。
安全にお使いいただくために
この取扱説明書およびミシン本体に使われている表示や絵文字は製品を安全に正しくお使いいただ
き、お使いになられる方や他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
その表示や意味は次のとおりです。
警告
注意
本書で使用している絵文字の意味は次のとおりです。
特定しない禁止
事項
手を針に近づけては
いけません
分解しては
いけません
この製品を安全にお使いいただくために、以下の事柄を守ってください。
● この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険
が想定される内容を表しています。
● この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定され
る内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
特定しない義務
行為
電源プラグを
抜いてください
水に濡らしては
いけません
警 告
特定しない
危険通告
感電の危険が
あります
火災の危険が
あります
● 必ず一般家庭用電源 AC100V の電源で使用してください。
それ以外の電源で使用すると、火災・感電・故障の原因となります。
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、必ず電源プラグをコンセントから
抜いてください。
火災・感電・故障の原因となります。
・ミシンのそばを離れるとき
・ミシンを使用したあと
・運転中に停電したとき
・接触不良、断線などで正常に動作しないとき
・雷が鳴りはじめたとき
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注 意
● 延長コードや分岐コンセントを使用したり、たこ足配線はしないでください。
火災・感電の原因となります。
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。
感電の原因となります。
● 電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。
差し込みが不完全ですと、感電や発熱による火災の原因となります。
● 傷んだプラグ・緩んだコンセントは使用しないでください。
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持っ
て抜いてください。電源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・
感電の原因となります。
●
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ
張ったり、ねじったり、たばねたりしないでください。また、重いものを載
せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火災・感電の原因となります。
電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめてお近
くの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」0120-340-233 にご
連絡ください。
● 長期間ご使用にならないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。火災の原因となります。
● 電源コードは付属のものを使用してください。
他のコードを使用すると、感電や発熱による火災の原因となります。
● 直射日光の当たるところや、ストーブやアイロンなど、火の気のある物のそ
ばや温度の高いところでは使用しないでください。ミシンの使用温度は 0℃
~ 40℃です。
ミシン内部の温度が上がったり、ミシン本体や電源コードの被膜が溶けて火
災・感電の原因となります。
● 火の気のあるもののそばでは使用しないでください。(火の消えていないた
ばこ、ろうそくなど)火災の原因となります。
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注 意
● 野外でのご使用は避けてください。
雨などが降り、本体が濡れて感電の原因となります。
また濡れたときはお近くの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」
0120-340-233 にご連絡ください。
● 以下の場所に設置、保管をしないでください。故障の原因になります。
・温度が著しく高くなる場所
・温度が著しく低くなる場所
・急激に温度が変化する場所
・湿気、湯気の多い場所
・火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
・屋外や直射日光の当たる場所
・ほこり、油煙の多い場所
● スプレー製品などをお使いの部屋ではご使用にならないでください。
スプレーへの引火によるやけど・火災の原因となります。
● ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所には置かないでくださ
い。バランスが崩れて倒れたり、落下などしてけがをする原因となります。
ミシンは安定した平らなテーブルや机の上でご使用ください。
● ミシン本体の換気口をふさがないでください。
換気口は、必ず壁から 30cm 以上離してください。また、換気口やフット
コントローラーに糸くずやほこりをためないようにしてください。
火災の原因となります。
● ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどして、ミシン本体に水
をこぼさないでください。
そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
万一、内部に水などが入った場合は、電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いてお近くの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」
0120-340-233 にご連絡ください。
● ミシン本体の換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込まな
いでください。高圧部に触れて感電するおそれがあります。
万一、異物が入った場合は、使用をやめてお近くの販売店、または「お客様
相談室(ミシン 119 番)」0120-340-233 にご連絡ください。
● ミシン本体の重さは約 4.5kg あります。
ミシン本体を持ち運びする際は、急激または不用意な動作をしないでください。
腰やひざを痛める原因となります。
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注 意
● ミシン本体には取扱説明書に記載されている正規の部品をご使用ください。
他の部品を使うと、けが・故障の原因となります。
● お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。
火災・感電およびけがの原因となります。
指定以外の内部の点検・調整・清掃・修理は、お近くの販売店、または「お
客様相談室(ミシン 119 番)」0120-340-233 にご依頼ください。
● 取扱説明書に記載されている整備を行うときは、必ず電源プラグをコンセン
トから抜いて行ってください。
電源プラグを抜かずに整備を行うと、けが・感電の原因となります。
● ミシン本体は、必ず取っ手を持って持ち運びをしてください。
他の部分を持つとこわれたり、すべって落としたりして、けがの原因となります。
● ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針・プーリー・
天びんなど動いているすべての部品に手を近づけないでください。
けがの原因となります。
●
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を置かないでください。すべったときにけ
がをするおそれがあります。本来の使用目的以外での使用はしないでください。
● 針と押えは、必ず電源を切ってから交換してください。万一、スタート/ストッ
プスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがをする
おそれがあります。
● 縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。
けがや針折れの原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
● 万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障したりした場合は、ただ
ちに使用をやめてお近くの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」
0120-340-233 にご連絡ください。
そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
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注 意
● 万一、煙が出ている、異臭がする、異常音がするなどの状態のときはすぐに
電源プラグをコンセントから抜いて、お近くの販売店または「お客様相談室
(ミシン 119 番)」0120-340-233 にご連絡ください。
そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
お客様による修理は危険ですから、絶対にしないでください。
● ミシン本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、お子様の手
の届かないところに保管するか廃棄してください。かぶって遊ぶと窒息のおそ
れがあります。
● お子様の玩具として使用しないでください。お子様がご使用になるときや、
お子様の近くでご使用になるときは、お子様がけがをしないよう十分ご注
意ください。
● 針の下に指などを入れないでください。けがをするおそれがあります。
● 上糸、下糸等に関する操作については、取扱説明書の指示にしたがって正し
く行ってください。取り扱いを誤ると、縫製中に糸がらみ等が発生し、針が
折れたり、曲がったりするおそれがあります。
● フットコントローラーの上に物を置かないでください。
けが・故障の原因となります。(フットコントローラーは別売です。)
● このミシンは日本国内向け、家庭用です。海外では使用できません。
This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になられた場合の保証はいたしかねますのでご了承ください。
●仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
●本書の内容を許可なく無断で複製することは、禁じられておりますのでご了承ください。
●本書の内容を予告なく変更することがありますのでご了承ください。
●本書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたら「お客様相談室(ミ
シン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡ください。
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警告ラベルについて
ミシンには下記の警告ラベルが貼られています。
警告ラベルの注意事項を守って作業を行ってください。
ʳʣʵɁک
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はじめに
ぬう前の準備
ぬってみましょう
目次
付属品を確認してください ……………………………………………………… 2
オプション品(別売) ………………………………………………………… 2
各部の名前 ………………………………………………………………………… 3
補助テーブルの取り外し・取り付け ………………………………………… 4
補助テーブルに付属品を収納する …………………………………………… 4
ミシンの電源を入れる …………………………………………………………… 5
フットコントローラー(別売)の使い方 ……………………………………… 6
上糸と下糸の準備 ………………………………………………………………… 7
下糸を巻く ……………………………………………………………………… 7
下糸をセットする ………………………………………………………………11
上糸を通す ………………………………………………………………………12
上糸を針に通す(糸通し装置を使う) ………………………………………14
模様の選び方 ………………………………………………………………………15
このミシンでぬえる模様 ………………………………………………………15
針を交換する ………………………………………………………………………16
布地と糸の種類による針の使い分け …………………………………………17
押えを交換する ……………………………………………………………………17
基本のぬい方 ………………………………………………………………………18
返しぬいをする …………………………………………………………………19
筒ものをぬう(フリーアームにする) ………………………………………19
糸調子を調節する ………………………………………………………………20
上手にぬうコツ ……………………………………………………………………20
ぬう方向を変える ………………………………………………………………20
カーブをぬう ……………………………………………………………………21
厚い布地をぬう …………………………………………………………………21
薄い布地をぬう …………………………………………………………………22
面ファスナー(マジックテープ
r)をぬう …………………………………22
いろいろな
ぬいかた
お手入れ
困ったときは
本体仕様
ボタン穴かがりをする ……………………………………………………………23
ぬい目長さの調節 ………………………………………………………………24
布端を始末する(たちめかがり) ………………………………………………25
すそ上げをする(まつりぬい) …………………………………………………26
ファスナーを付ける ………………………………………………………………28
下糸を引き出してからぬう ………………………………………………………29
注油に関して ………………………………………………………………………30
ミシンを保管するときのご注意 …………………………………………………30
本体表面の汚れの掃除 ……………………………………………………………30
かまの掃除 …………………………………………………………………………31
ミシンの動作を確認する ………………………………………………………33
よくあるトラブルと対処方法 ……………………………………………………34
上糸がつる ………………………………………………………………………34
布裏で糸がからまる ……………………………………………………………35
糸調子が合わない ………………………………………………………………36
布がミシンに入り込んで取れない ……………………………………………37
困ったとき一覧表 …………………………………………………………………39
ぬう前の準備 ……………………………………………………………………39
ぬっているとき …………………………………………………………………39
仕上がり …………………………………………………………………………41
電子音について ……………………………………………………………………42
仕様表 ………………………………………………………………………………43
1
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はじめに
付属品を確認してください ●付属品は、必ず本機専用付属品をご使用ください。
付属品が全部そろっているかお確かめください。
付属品が足りないときや破損しているときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
ジグザグ押え< J >
糸こま押え(大)
電源コード(P.5 参照)
たちめかがり
押え<G>
(P.25 参照)
糸こま押え(中)
(※ 1)
ミシンカバー
ボタン穴かがり
押え<A>
(P.23 参照)
ボビン(3 個)
(※ 1, 2)
取扱説明書(本書) 使いこなし DVD
リッパー
(P.24 参照)
保証書
ネジ回し
ミシンブラシ
(P.31 参照)
(※ 3)
ミシン針
(P.16, 17 参照)
黄 針…# 11 2 本
赤 針…# 14 2 本
緑 針…# 16 1 本
(
かんたん操作ガイド
※下糸・上糸の準備を
確認できます。
※ 1 ジグザグ押え< J >、糸こま押え(中)、ボビン 1 個は購入時にミシンに取り付けてあります。
※ 2 ボビンは必ず純正ボビンをご使用ください。(モデル名:B051…5 個セット)
※ 3 DVD 内で説明されるつくり方レシピの型紙等の情報については、ブラザーホームページ
( http://www.brother.co.jp/ )をご覧下さい。
)
■オプション品(別売)
オプション品として次の製品を用意しています。お買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミ
シン 119 番)」(フリーダイヤル 0120-340-233)にお問い合わせください。
片押え< I >(P.28 参照)
モデル名:F064J
2
フットコントローラー(P.6 参照)
モデル名:FC32291
型式:MODEL T
まつりぬい押え< L >
(P.27 参照)
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各部の名前
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ǽ˨˩ȪɑȬǿᴦ
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ᦉඨɔʗʂᴥЮ±¶ᴦ
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ઃțʶʚ˂ᴥЮ±²¬±¸ᴦ
ᴥઃțɥ˨ȥ˩ȥ
ǽȪɑȬǿᴦ
˩ጓࢊȠಘюᴥЮ¸ᴦ
ጓȲȹ್ᴥЮ·¬±³ᴦ
˩ጓࢊȠᢉᴥЮ¸ᴦ
ʦʉʽሰȞȟɝ
ᝩኮʗʂᴥЮ²´ᴦ
ጓȦɑઃțᴥ˹ᴦ
ໃʂʭʍɹᴥЮµᴦ ʟʍʒɽʽʒʷ˂ʳ˂ႊʂʭʍɹᴥЮ¶ᴦ
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Ɔ૰ՠɂ
ǽɈȨȟȽȗȺȢȳȨȗǿ
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ધȴ˨ȥɞȦȻȟȺȠɑȬǿᴦ
ۿɆɦᴥЮ±³ᴦ
ጓҒɝᴥЮ±¹ᴦ
ጓᣮȪʶʚ˂ᴥЮ±´ᴦ
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ઃțᴥЮ±µ¬±·ᴦ
ᦉᴥЮ³±ᴦ
ᦉɈȲᴥЮ±±ᴦ
ᛃӒʐ˂ʠʵᴥЮ´ᴦ
ʃʉ˂ʒᴬʃʒʍʡʃɮʍʋᴥЮ¹ᴦ
ᦉ್ጓȞȤᴥЮ±³ᴦ
ʃʞ˂ʓɽʽʒʷ˂ʵʶʚ˂ᴥЮ¹ᴦ
ᣌȪȿȗʶʚ˂ᴥЮ±¹ᴦ
˨ጓᝩފʊɮʮʵᴥЮ²°ᴦ
ൌറᤣʊɮʮʵᴥЮ±µᴦ
ൌറᤣͱᏚᴥЮ±µᴦ
※取扱説明書上の図は現物と多少異なることがあります。
※糸は付属していません。市販の糸をお使いください。
3
Page 12
■補助テーブルの取り外し・取り付け
補助テーブルを左に引いて、ミシン本体から取り外します。
取り付けるときは、補助テーブルを右方向にロックするまで差し
込みます。
ᛃӒʐ˂ʠʵ
■補助テーブルに付属品を収納する
補助テーブルを左に引いて、ミシン本体から取り外します。
1
ᛃӒʐ˂ʠʵ
2
1
補助テーブルのふたの穴に指を入れて、タブを下に押し付けな
2
がら手前に引きます。
補助テーブルのふたが開きます。付属品の収納などに使用でき
ます。
閉めるときは、補助テーブルのふたがロックされるまで元の位
3
置に押し込みます。
4
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ぬう前の準備
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ໃɽ˂ʓ
ໃʃɮʍʋ
ໃʂʭʍɹ
ミシンの電源を入れる
警告
● 一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火災・感電・
故障の原因となります。
● 電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全ですと、感電や発
熱による火災の原因となります。
● 緩んだコンセントは使用しないでください。
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・感電・
故障の原因となります。
・ミシンのそばを離れるとき
・ミシンを使用したあと
・運転中に停電したとき
・接触不良、断線などで正常に動作しないとき
・雷が鳴りはじめたとき
注意
● 本製品に付属の電源コードを使用してください。
● 延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電
の原因となります。
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてく
ださい。電源コードを引っ張って抜くと、コードが傷つき、火災・感電の原因となります。
● 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、
ねじったり、たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加熱したりする
と電源コードが破損し、火災・感電の原因となります。
電源コードまたは電源プラグが破損したときは、ミシンの使用をやめて、お近くの販売
店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡
ください。
● 長時間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原
因となります。
電源スイッチが「切」になっていることを確認してから、付属
1
のコードを本体右側面の電源ジャックに差し込み、次に電源プ
ラグを差し込みます。
※電源コードは付属のものを使用してください。
電源スイッチの“-”側を押して「入」にします。
2
※電源が入り、同時にランプが点灯します。
電源を切るときは、電源スイッチの“○”側を押して「切」に
3
します。
5
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フットコントローラー(別売)の使い方
※フットコントローラーは、コントローラー モデル名:T 型/ FC32291 をご使用ください。
注意
● フットコントローラーを接続するときは、誤ってミシンがスタートしないよう、必ず電
源を切ってください。
● このミシンには以下のモデルのフットコントローラーが使用できます。その他のモデル
または他社のフットコントローラーは使用しないでください。
MODEL T
MODEL S
● フットコントローラーに糸くずやほこりがたまらないようにしてください。
火災・感電の原因となります。
● フットコントローラーの上に物を置かないでください。
けが・故障の原因となります。
● 長期間ご使用にならないときは、フットコントローラーのプラグをジャックから抜いく
ださい。
火災・感電の原因となります。
電源スイッチを「切」にして、フットコントローラーのプ
1
フットコントローラー用ジャック
フットコントローラー
ラグを本体裏面のジャックに差し込みます。
電源スイッチを「入」にして、ぬう準備ができたらフット
2
コントローラーをゆっくりと踏み込みます。(ミシンが動き
ます。)
※浅く踏んでいるときは、ぬい速度は遅く、深く踏み込む
ほど、ぬい速度は速くなります。
※本体のスピードコントロールレバーで設定された速度が
フットコントローラーの最高速度になります。
踏み込みをやめるとミシンは止まります。
3
※フットコントローラー使用時は、本体のスタート/ス
トップスイッチを押してミシンをスタートさせることが
できません。
6
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上糸と下糸の準備
■下糸を巻く
● 必ず純正ボビン(モデル名:B051)を
ご使用ください。
その他のボビンを使用すると、けがや故
障の原因となります。
注意
11.5mm
(実物大)
1
о
Ғ
3 4 5 6 8
2
9
11
7
電源スイッチを入れます。
1
10 12
1
2
糸たて棒を後側に倒して、糸こま押えを外します。
2
注意
● 下糸巻きは、糸たて棒を必ず後側に倒し
た状態で行ってください。倒さずに使用
すると糸がからまるおそれがあります。
7
Page 16
ጓȦɑ
ʩʁʽ˨
ʦʝʽ
˩ጓࢊȠᢉ
1
2
34
2
3
4
1
˩ጓࢊȠಘю
Ɂછ۾َ
Ɂછ۾َ
Ɂછ۾َ
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ȾጓɥȞȤȹǾ
ȪȶȞɝܝɑȺ
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ጓȦɑ ጓȦɑઃț
ƆጓȦɑઃțɁ
տȾาȪȹ
ȗȶɄȗɑȺઃȪ
ᣅɦȺȢȳȨȗǿ
3
4
糸こまを横にして、糸が下側から手前にくるよう
3
に差し込みます。
注意
● 糸こまの向きを正しく、糸こま押えを正
確にセットしないと糸たて棒に糸がから
まるおそれがあります。
● 糸こま押え(大)(中)は糸こまの大きさ
に合わせてご使用ください。
糸こまより小さい糸こま押えを使用する
と、糸こまの切り欠きなどに糸が引っか
かるおそれがあります。
8
5
6
ʦʝʽɁʩʈ
˩ጓࢊȠᢉʚʗ
糸こま部の糸を右手で保持しながら左手で糸端を持
4
ち、下糸巻き案内表示(破線)に従い、1~4の
順番でミゾにそって順序よく糸を通してください。
内側からボビンの穴に糸を通し、ボビンのミゾと
5
下糸巻き軸バネの位置を合わせて軸の根元ま
し込みます。
注意
● 必ず表記の方法で行ってください。糸をボ
ビンの穴に通さずに手で巻きつけてから
下糸を巻くと、糸量が少なくなったとき
にボビンに糸がからまり、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
ボビンを右( 方向)にカチッと音がするまで
6
押します。
で押
Page 17
ʃʉ˂ʒ
ʃʒʍʡ
ʃʞ˂ʓ
ɽʽʒʷ˂ʵ
ʶʚ˂
7
8
9
スピードコントロールレバーを「ゆっくり」( 方
7
向)にスライドさせます。
糸を7cm ~ 10cm 引き出し、糸端を持ってスター
8
ト / ストップスイッチを押し、ボビンを 10 回程度
回転させます。
※フットコントローラーが接続されている場合は、
フットコントローラーを踏みます。
注意
● 糸は、まっすぐ上に伸ばして持ってくださ
い。糸が短かったり、たるんでいたり、斜
めに持っていたりすると糸がボビンに巻
き込まれ、けがの原因となります。
スタート / ストップスイッチを押して、下糸巻きを
9
止めます。
※フットコントローラーが接続されている場合は、
フットコントローラーから足を離します。
10
糸端をハサミで切ります。
10
9
Page 18
11
12
ʃʉ˂ʒ
ʃʒʍʡ
1
ʃʞ˂ʓ
ɽʽʒʷ˂ʵ
ʶʚ˂
スピードコントロールレバーを「はやく」( 方
11
向)にスライドさせます。
再びスタート/ストップスイッチを押して、下糸
巻きを行います。
※フットコントローラーが接続されている場合
は、フットコントローラーを踏みます。
ボビンの回転がゆっくりになったら、スタート/
ストップスイッチを1回押します。下糸巻きが止
まります。
※フットコントローラーが接続されている場合
は、フットコントローラーから足を離します。
注意
● ボビンの回転がゆっくりになったら、必ず
下糸巻きをストップさせてください。その
まま続けると、故障の原因となります。
はさみで糸を切り(1)、下糸巻き軸を左に戻し
12
2
)、ボビンを軸から外します(3)。スピード
(
コントロールレバーを「ゆっくり」の方に戻しま
す。
˩ጓࢊȠᢉ
3
2
※下糸を巻いたあとにミシンをスタートさせたり、
プーリーを回すと、「ガチャ」という音がするこ
とがありますが、故障ではありません。
※下糸巻き軸が右側に押された状態のときは、針は
動きません(縫製できません)。
10
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■下糸をセットする
ɵʍʉ˂
¨ɵʍʉ˂Ⱥጓɥ
ҒɝɑȬǿᴦ
ʩʈ
1
2
3
● 必ず、電源スイッチを「切」にしてから行ってください。万一、スタート/ストップスイッ
チなどが押されるとミシンが作動してけがの原因となります。
1
針板ふた
2
ᴥǵᴦ ᴥąᴦ
ʩʈ
ʎʫ
注意
針板ふたの横のつまみを右( 方向)にスライドさせて針
1
板ふたを外します。
糸が左巻きになるように、右手でボビンをセットし、左手で
2
巻き終わりの糸を図のようにしっかりツメに引っかけた後、
ミゾにそって糸をかるく引っ張ります。
注意
● ボビンは必ず正しい方向から糸が出るようにセッ
トしてください。ボビンを逆の方向にセットする
と針折れや糸調子不良の原因となります。
● 下糸は正しく巻かれたものをご使用ください。下
糸の巻き方が悪いと針折れや糸調子不良の原因と
なります。
3
4
突起部
٫ˢȾࢊȞɟȹȗɞ
図のように、右手でボビンを軽く押えながらミゾにそって糸
3
を通し、手前に引きます。
※このとき、ボビンが左回りに軽く回ることを確認してくだ
さい。
カッターで糸を切ります。
針板ふたの左の突起部を本体に差し込みます。(1)
4
針板ふたの右側を上からカチッと音がするまで押し、針板ふ
たを閉めます。(2)
※下糸を引き上げなくてもそのままぬうことができます。
ጓȟ๙ȗȹȗɞ
11
Page 20
■上糸を通す
əȶȢɝ
ʃʞ˂ʓ
ɂɗȢ
ઃțʶʚ˂
ʃʉ˂ʒ
ʃʒʍʡ
● 必ず、電源スイッチを「切」にしてから行ってください。万一、スタート/ストップスイッ
チなどが押されるとミシンが作動してけがの原因となります。
● 上糸通しは指示に従って正しく行ってください。糸が正しく通っていない場合、糸がか
らまり、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
注意
3
4
2
1
2
5
1
押えレバーを上げます。
1
注意
● 押えが下がった状態では、上糸は正しく通
りません。
プーリーを手前に回して、針を上げます。
2
● プーリーの“しるし”が真
上にきたときが糸かけが出
来る位置の目安です。
12
注意
● プーリーを回して正しい位置に針を上げな
いと、上糸を通すことができません。
Page 21
ጓȦɑ ጓȦɑઃț
ƆጓȦɑઃțɁ
տȾาȪȹ
ȗȶɄȗɑȺઃȪ
ᣅɦȺȢȳȨȗǿ
3
1Ɂછ۾َ
糸たて棒を後側に倒して、糸こま押えを外しま
3
す。
注意
● ミシンをお使いになるときは、必ず糸
たて棒を後側に倒した縫製位置でご使
用ください。糸たて棒を倒さないで縫
製すると、糸がからまり、糸調子不良
や針折れの原因となります。
糸こまを横にして、糸が下側から手前にくるよ
うに差し込みます。
注意
● 糸こまの向きを正しく、糸こま押えを
正確にセットしないと、糸たて棒に糸
がからまり、針折れの原因となります。
● 糸こま押え(大)(中)は糸こまの大
きさに合わせてご使用ください。
糸こまより小さい糸こま押えを使用す
ると、糸こまの切り欠きなどに糸が
引っかかり、針折れの原因となります。
ミゾにそって、ミシン本体に表示されている番
号順に糸を通します。(
1、2
)
4
5
番号順に糸を通します。(3)
4
天びんに糸をかけます。天びんの右側から後ろ
に糸を回し、左手前に糸を運びます。(4)
番号順に糸を通します。(5)
針棒糸かけに糸をかけます。
5
※ 図のように左手で糸を保持し、右手で糸かけ
を行うと糸かけがしやすくなります。
13
Page 22
■上糸を針に通す(糸通し装置を使う)
注意
● 必ず、電源スイッチを「切」にしてから行ってください。万一、スタート/ストッ
プスイッチなどが押されるとミシンが作動してけがの原因となります。
1 2
ጓᣮȪ
ʶʚ˂
3
4
ᦉ್ጓȞȤ
ɶɮʓ
ȪɞȪ
注意
● 糸通し装置は家庭用ミシン針(HA × 1)11 ~ 16
番の範囲内でご使用ください。
針と糸の適正な組み合わせは P.17「布地と糸の種
類による針の使い分け」を参照してください。
プーリーの“しるし”が真上にあることを確認します。
1
針棒糸かけにかけた糸の端を右手で持ち、ガイドにしっかりと
2
かけ(1)、糸通しレバーをいちばん下まで下げます。(2)
糸通しレバーを後ろへ回して針穴にフックを入れたあと
3
(1)
、糸を下からすくうようにしてフックにかけます。
※
糸を手前に引き、フックにかかっていることを確認して
ください。
糸を軽く持ったまま、糸通しレバーを手前に戻し(1)、糸
4
と糸通しレバーからゆっくりと手を離します。(2)
糸が針穴に通ります。
(2)
5
6
14
ループ状になった糸を後ろ側へ引き、針穴から糸の端を引
5
き出します。
注意
● 無理に引っ張って針を曲げないように注意して
ください。
押えレバーを上げ、
6
5cm ほど引き出します。
上糸のセットが完了しました。
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
Page 23
模様の選び方
● 模様選択ダイヤルは、必ず針が布地から上がっていることを確認
してから回してください。針が布地にささったまま、およびミ
シンが動いているときに回すと、針が折れたり、曲がったりす
るおそれがあります。
注意
ൌറᤣ
ͱᏚ
模様選択ダイヤルを回して、ダイヤル上の使用
したい模様を、模様選択位置に合わせます。
【お願い】
1
模様選択ダイヤルを回す時は、押えレバーを上
げてください。(P.18 参照)
※模様選択ダイヤルと模様選択位置の形状は、
ᤣൌറ
仕様により図と異なる場合があります。
■このミシンでぬえる模様
模様の種類や使用する押え、用途などを一覧にしています。
三重
模様の種類
模様番号
選択模様
使用する押え
(記号)
直 線
たちめ
ぬい
かがり
4 123 5 6 78 9 1 0 ba cd
J
J
ジグザグ
三重ぬい
G
ジグザグ
J
J
まつりぬいたちめ
L
かがり
L G
J
J
ボタン穴
かがり
ã
á
A
主な用途
(ぬい目をじょう
普通地
薄地・普通地
ファスナー付け
普通地・厚地
ぶにしたいとき)
たちめかがり
地ぬい
飾りぬい
アップリケ
パッチワーク
その他
まつりぬい
たちめかがり
(のびる布地)
たちめかがり
ボタン穴かがり
※ファスナー付けには、片押え< I >(別売) :モデル名: F064J をご使用ください。
※まつりぬいには、まつりぬい押え< L >(別売) :モデル名: F018N をご使用ください。
注意
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当たり、
折れたり、曲がったりするおそれがあります。
15
Page 24
針を交換する
ࢲɜȽɕɁ
ᴥᦉˁɶʳʃȽȼᴦ
ࢲɜȽᬂɥ˩ȾȪȹ
ȦɁȬȠɑࢲᚐ
● 針の交換は必ず、電源スイッチを「切」にしてから行ってください。万一、スタート/
ストップスイッチなどが押されるとミシンが作動してけがの原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
● 針は必ず家庭用ミシン針(HA × 1)をご使用ください。その他の針を使用しますと針
折れや故障の原因となります。
ᦉ್
ʗʂوȪ
ᦉඨɔʗʂ
注意
電源スイッチを「切」にし、針を上げ、押えレバーを下げます。
1
針止めネジを手前に回してゆるめて、針を抜きます。
2
※針をミシン内部に落とさないように、針穴を布や紙などでふ
さいでから、針を抜いてください。
注意
● 針止めネジをゆるめたり、し
めたりするときは、針棒に前
後・左右に大きな力を加えな
いでください。故障の原因と
なります。
新しい針の平らな面を後ろ側に向けてストッパーに当たるまで
3
差し込み、針止めネジをしっかりとしめます。
注意
● 針は必ずストッパーに当るまで差し込み、針止めネジ
を付属のネジ回しで確実にしめてください。針が十分
に差し込まれていなかったり、ネジのしめ方がゆるい
と針折れや故障の原因となります。
正しい針の見分け方
平らな物(針板、ガラス板など)に針の平らな面を合わせ、すき
まが平行である針をご使用ください。
針先が曲がったり、つぶれているものは使用しないでください。
針は家庭用ミシン針(HA × 1)をご使用ください。
16
Page 25
■布地と糸の種類による針の使い分け
ミシン針は布地や糸の太さによって使い分けます。次の表を参考にして、布地に合った針を選んでください。
布地の種類
ミ
シ
ン
糸
針の
種類
普 通 地 薄 地 厚 地 のびる布地
ブロード
綿
種
糸
類
60
太
さ
~
90
11~14 9~11 16 14~16
ギャバシン
タフタ
フラノ
絹 糸
合繊糸
50
ジョーゼット
ローン
合繊糸
綿
糸
60
~
90
コーデュロイ
ポーラ
絹 糸
50
デニム
綿
糸
30 50 50
ツィード
絹 糸
合繊糸
50
~
60
HG 針ニット用
11~14
トリコット
ジャージ
ほつれやすい布地
ニット
用
糸
50
~
60
ステッチ
糸の場合
絹 糸
合繊糸
綿
糸
50
~
90
9~14 16 11~14
合繊糸
50
30
60
絹 糸
~
※通常は上糸と下糸は同じ糸をご使用ください。
※
のびる布地には、ニット用針をご使用ください。ブラザー純正「HG 針ニット用♯ 11( 金色 )」を推奨します。
注意
● 布地と糸と針の組み合わせは、上記の表に従ってください。組み合わせが適切でない場
合、特に厚い布地(デニム等)を細い針(9 ~ 11 番)でぬいますと、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。また、ぬい目がふぞろいになり、ぬいじわや目と
びの原因にもなります。
● 20 番以下の太い糸を使用しないでください。故障の原因となります。
押えを交換する
注意
● 押えの交換は必ず、電源スイッチを「切」にしてから行ってください。万一、スタート
/ストップスイッチなどが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
● 必ず本製品専用の押えをご使用ください。その他の押えを使用するとけが・故障の原因
となります。
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当たり、
折れたり、曲がったりするおそれがあります。
取り外し方
電源スイッチを「切」にし、プーリーを手前に回して針
1
を上げます。
押えレバーを上げます。
2
押えホルダーのボタンを押します。
3
※押えが外れます。
取り付け方
押えホルダーのミゾと押えのピンが合うように押えを置
1
き、押えレバーを下げます。
押えレバーを上げて、押えが取り付けられたことを確認
2
します。
※ 押えは各模様に適した押えを使用してください。
(P.15「このミシンでぬえる模様」参照)
17
Page 26
基本のぬい方
● ミシンの操作中は、針の動きに十分ご注意ください。また、針・プーリー・天びんな
ど動いている部品に手を近づけないでください。けがの原因となります。
● 縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。針折れの原因とな
ります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。けがや針折れの原因となります。
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当たり、
折れたり、曲がったりするおそれがあります。
● ぬう際には、まち針などに針が当たらないように注意してください。針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
ぬってみましょう
注意
押えレバーを上げます。(1)
1
プーリーの“しるし”が真上にあることを確認します。(2)
ൌറᤣ
ʊɮʮʵ
˨ጓ
µãí
模様選択ダイヤルを回して、模様を選びます。
2
選んだ模様に合わせ、押えを付け替えます。
3
(P.17「押えを交換する」、P.15「このミシンでぬえる模様」参照)
b 1 3 7 8910 56 4 ac d 2
ã
ൌറ
ઃțᜤհ Á Ê Ì Ê Ê Ê Ç Ê Ê Ê Ê
上糸を押えの下に通して後ろへ 5cm ほど引き出しておきま
4
á
ઃțᜤհ
J
す。
布地を押えの下に入れ、糸と布地を左手で押え、右手でプー
5
リーを回してぬい始めの位置に針をさします。
18
Page 27
押えレバーを下げます。
6
※押えレバーが下がっていないと、ミシンは動きません。
スピードコントロールレバーでぬう速さを調節します。
7
※ぬっている途中でもスピードの調節はできます。
電源スイッチを「入」にします。
8
手を布地に軽く添え、スタート/ ストップスイッチを押して、
9
ぬい始めます。
※ スイッチを押しつづけると、低速でぬいます。
もう一度スタート / ストップスイッチを押すとミシンは止
10
まります。
※ぬい始め、ぬい終わりに返しぬいをするときは、「返し
ぬいをする」を参照してください。
針が完全に止まったら、押えレバーを上げて布地を取り出
11
します。
上下2本の糸を糸切りにかけて、下に引っ張り糸を切ります。
12
■返しぬいをする
返しぬいは、ぬい始めやぬい終わりでぬい目を補強する場合に行
います。
返しぬいレバーを下げている間は低速で返しぬいを行います。
返しぬいレバーから手をはなすと、ミシンがストップします。
※フットコントローラーでミシンが運転されているときは、その
ままの速度で返しぬいを行います。
※
たちめかがり押え< G >、ボタン穴かがり押え< A >、まつ
りぬい押え< L >を使用するときは、返しぬいを行わないでく
ださい。
■筒ものをぬう(フリーアームにする)
そで口やズボンのすそなどの小さな筒ものをぬうときは、補助テーブル(P.3 参照)を取り外してフリー
アームにします。補助テーブルの取り外し・取り付け方法は、P.4「補助テーブルの取り外し・取り
付け」を参照してください。
補助テーブルを左に引いて取
1
2
1
り外すと、フリーアームにな
ります。
布地をアームに通し、布地を
2
回しながらぬっていきます。
ᛃӒʐ˂ʠʵ
19
Page 28
■糸調子を調節する
糸調子を強くするには、上糸調子ダイヤルを右に、糸調子を弱く
するには、上糸調子ダイヤルを左に回します。
※上糸調子ダイヤルの
は、普通地(中厚地)をぬう場合の目
標準
安です。
※布や糸の種類によって糸調子は変わりますので、実際にお使い
になる生地の端切れで試しぬいをして、糸調子を調節してくだ
さい。
■ 上糸が弱いとき
布地の裏に上糸が見えます。
※上糸が正しくセットされていない
と、上糸が弱くなることがありま
す。上糸が弱いときは、上糸のセッ
トを再度行ってください。(P.12
「上糸を通す」参照)
上糸調子ダイヤルを右に回します。
ɛɢȢ ȷɛȢ
˨ጓᝩފ
上手にぬうコツ
■ぬう方向を変える
■ 正しい糸調子
上糸と下糸の交差が布地と布地の間
にできます。
■ 上糸が強いとき
布地の表に下糸が見えます。
※下糸が正しくセットされていない
と、上糸が強くなることがありま
す。上糸が強いときは、下糸のセッ
トを再度行ってください。(P.11
「下糸をセットする」参照)
上糸調子ダイヤルを左に回します。
ɛɢȢ ȷɛȢ
˨ጓᝩފ
布端から 0.5cm 以上内側をぬう場合
方向を変える位置でミシンを止め、プーリーを回して針を布地
にさします。押えレバーを上げ、針を軸にして布地を回し、再
び押えレバーを下げてぬい始めます。
20
布端から 0.5cm 以内をぬう場合
あらかじめ角部にしつけをしておきます。方向を変える位置で
ミシンを止め、プーリーを回して針を布地にさします。押えレ
バーを上げ、針を軸にして布地を回します。方向を変えたら押
えレバーを下げて、しつけ糸を後ろへ引っ張りながらぬいます。
Page 29
■カーブをぬう
ぬい目を布端と平行になるように、ミシンを途中で止めながら、
少しずつ布地の向きを変えてぬいます。
■厚い布地をぬう
布地の厚さに合わせて、14 ~ 16 番の針に交換します。(P.16「針を交換する」参照)
注意
● 布の種類によってぬえる厚さが異なります。無理に布地を押し込んだりすると針が
折れたり、曲がったりするおそれがあります。
●押えの下に布地が入らないとき
押えレバーは 2 段階に上がります。布地の重ねぬいなど布地
を入れにくいときは、押えレバーをさらに押し上げると、押
えがもう一段上がり、布地が入れやすくなります。
ՀጤɑȲɂࢎ٥
ȿșࢎ٥
ȿșࢎ٥
●押えが傾いて布地を送らないとき
押えの後ろに使用する布地と同じ厚さの布地または厚紙をお
いてぬうと、スムーズにぬうことができます。
●特に厚い布をぬうとき
デニムなど特に厚い布をぬうときに、針がスムーズに動かな
い場合は、ぬい始めにプーリーを手で回してから、ミシンを
スタートさせてください。
注意
● 布の種類によってぬえる厚さが異なります。無理
に布地を押し込んだりすると針が折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
21
Page 30
■薄い布地をぬう
アイロンスプレーのりを使ってアイロンをかけたり、布地の下
に薄い紙をしいたりしてぬうと、ぬいやすくなります。
紙はぬい終わった後でていねいに取り除いてください。
■面ファスナー(マジックテープr)をぬう
注意
● 面ファスナーは、のりが付いていない縫製用のものを使用してください。のりが針やか
まに付着すると、故障の原因となります。
● 面ファスナーを細い針(9 ~ 11 番)でぬうと、針が折れたり曲がったりするおそれが
あります。
しつけをして、面ファスナーと布をぬい合わせます。
1
プーリーを手で回して面ファスナーに針を刺し、針がスムー
2
ズに通ることを確認してから、面ファスナーの端を低速でぬ
います。
※針が通らない場合は、厚地用の針と糸に交換してください。
(P.17「布地と糸の種類による針の使い分け」参照)
※“マジックテープ r ”は株式会社クラレの、面ファスナー
の登録商標です。
22
Page 31
いろいろなぬいかた
ボタン穴かがりをする
※実際にお使いになる生地の端切れで試しぬいをしてからぬってください。
注意
● 押えは前後の向きを確認して正しい向きで取り付けてください。
押えの向きを間違えますと針が押えに当たり、折れてけがをする原因となります。
■ たてのボタン穴かがり
シャツなどの細い前立てや
小さなボタンをたくさん並
べてつける場合によく使わ
れます。
※ しるしはボタン付けの位置
より 0.3cm 上側に付けてく
ださい。
ʦ
ʦ
ʉ
ʉ
ʽ
°®³ãí
ʽ
Ɂ
Ɂ
ᄽ
ሰ
Ɂ
«
ᩋ
Հ
Ȩ
ɒ
ʦ
ʉ
ʽ
Ȥ
Ɂ
ͱ
Ꮪ
■ 横のボタン穴かがり
丈夫なので、ほとんどの
服に使われます。
※ しるしはボタン付けの位
置より 0.3cm 外側に付け
てください。
ʦʉʽɁሰɁᩋȨ
ᴥʦʉʽɁᄽ«Հɒᴦ
※ 0.3cm は目安です。しるしを付ける位置はかん止めやボタンの厚み、使用する糸の太さで異なります。
【ボタン穴かがりは、以下の順に模様番号を選択してぬいます】
1
2
ȿș
ᬲࣃ
±²³´
ac
ൌ
റ
Ⴍ
հ
ȿ
ȗ
ᄻ
c
a
a
b
b
ac
c
a
d
c
d
ボタン穴かがリをしたい位置にしるしを付けます。
ボタン穴かがり押え< A >に付け替え、上糸を押えの穴から
押えの下に通します。
布地を入れて、押えを後ろいっぱいに押し、布地のしるしに
押えのしるしを合わせて、押えレバーを下げます。
°®³ãí
ʦʉʽȤɁͱᏚ
模様選択ダイヤルで模様番号< ac >を選びます。スタート
3
/ ストップスイッチを押してミシンをスタートさせ、かん止
め(a)を5~6針ぬいます。
※このとき、上糸の端がぬい目に巻き込まれないように、上
糸を軽く持ちながら、ぬってください。
※布地に手を軽く添えてください。
次に左側(b)をぬいます。模様選択ダイヤルで模様番号
4
< b >を選び、しるしまでぬいます。
次にかん止め(c)を5~6針ぬいます。模様選択ダイヤルで、
5
もう一度模様番号< ac >を選んでぬいます。
最後に右側(d)をぬいます。模様選択ダイヤルで模様番号
6
< d >を選び、しるしまでぬいます。
※ 針がかん止めの左側に停止した場合は、手でプーリーを手
前に回して、一度針を右側に落としてから、再度針を上に
上げてください。
23
Page 32
注意
ᴪ
ᴨ
ᴪ
ᴨ
Ɂکն Ɂکն
d
ծϫɁȿȗᄻ
ᩋȨȟȕɜȗکն
ᴥᴦ
ծϫɁȿȗᄻ
ᩋȨȟȦɑȞȗکն
ᴥᴦ
● 模様選択ダイヤルは、必ず針が布地から上がっている
ことを確認してから回してください。針が布地にさ
さったまま、およびミシンが動いているときに回すと、
針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
押えレバーを上げて布を引き出します。ぬい終わりの糸を
7
10cm ほど残して切ります。
ぬい終わりのぬい目のほつれを防ぐため、布を裏返して上
8
糸の端を布地の裏に引き出し、下糸と結んでおきます。
※引き出しにくい場合は、まち針やリッパー等の先端で、
糸を切らないように引き出してください。
ぬい始めの糸を切ります。
9
かん止めの内側にまち針を打ち、ぬい目を切らないように、
10
リッパーで切り開きます。
※リッパーの背で切りみぞにスジをつけてからリッパーで
切り開くと切りやすくなります。
注意
●
リッパーで穴を開ける方向に手や指を置かないでくだ
さい。すべったときにけがをするおそれがあります。
本来の使用目的以外での使用はしないでください。
● のびる布地の場合
A
■ぬい目長さの調節
24
のびる布地にボタン穴かがリをするときは、ボタン穴かがりに芯
ひもを入れてください。
芯ひもはゆるまない程度に、手前をかるく結んでください。
※ぬい方は芯ひもなしの場合と同じです。
ぬい終わったら…
① 芯ひもの結びをほどいて、布を取り出します。
② 芯ひもを引いて、たるみをなくします。
③
手ぬい針を使用して、布地の裏側に芯ひもを引き出して結びます。
ボタン穴かがリの左右のぬい目長さは出荷時に調整してあり
ます。使用される布と糸の組み合わせにより左右のぬい目長
さが異なる場合がありますので、そのときはボタン穴かがり
微調節ネジを回して調節してください。
※ぬい目右側のみの調節ネジです。
左側のぬい目と比べて調節してください。
Page 33
布端を始末する(たちめかがり)
● たちめかがり押え< G >を使用するときは、必ず模様番号< 5 >を使用し、プーリーを
手で回して針が押えに当たらないことを確認してください。他の模様を使用しますと、
針が押えに当たり、折れたり、曲がったりするおそれがあります。
たちめかがり押え< G >に付け替え、模様選択ダイヤルで模
1
様番号< 5 >を選びます。
押えのガイドに布端が合うように布地をセットします。
2
布端がガイドに当たるように、手を添えながらぬっていきま
3
す。
※たちめかがりのぬい上がりは、素材により上糸と下糸の重
なりがわずかに下(裏)に出る場合があります。
※たちめかがり押え< G >を使用するときは、返しぬいを行
わないでください。
注意
5
G
ɶɮʓ
のびる布地の場合のたちめかがり
のびる布地の場合には、模様選択ダイヤルで模様番号< 10 >を
選び、押えはジグザグ押え< J >を使用します。
針を布端よりわずかに外側に落ちるようにぬってください。
ジグザグ模様の場合のたちめかがり
たちめかがりとして広範囲に使用できます。
模様選択ダイヤルで模様番号< 7 >または< 8 >を選び、押え
はジグザグ押え< J >を使用します。
針を布端よりわずかに外側に落ちるようにぬってください。
78
J
25
Page 34
すそ上げをする(まつりぬい)
※まつりぬいには、まつりぬい押え< L >(別売)をご使用ください。
注意
● 押えの交換は、必ず電源を切ってから行ってください。万一スイッチが押されると、
ミシンが作動してけがの原因になります。
※スカートやズボンのすそを、次の手順でまつります。
すそ上げするスカートやズボンを裏返します。
᚜
1
ᚾ
ၔ
Ľ ؍ࡉ Ŀ
ၔ
ື
ၔ
Ľ؍ࡉĿ
ၔ
ນ
ນ
ĶŮŮ
ȬȰϫ
できあがり線で布を表に返し、アイロンをかけます。
2
࢚ື౷
ຽ౷
布端から約 5mm のところにチャコペンで印をつけ、しつ
3
けをします。
ນ
ນ
࢚ື౷
ື
ၔ
Ľ ؍ࡉ Ŀ
ၔ
26
ĶŮŮ
ນ
ຽ౷
࢚ື౷
ຽ౷
しつけをしたところから、内側へ折り込みます。
4
Page 35
ၔ
Ľ ؍ࡉ Ŀ
ၔ
ɬ˂ʪ
布端を開いて裏返します。
5
ື
ၔ
まつりぬい押え< L >に付け替え、模様選択ダイヤルで模様
6
番号< 9 >を選びます。
ၔ
࢚ື౷
9
L
まつりぬい押え< L >
(別売)
ຽ౷
ミシンをフリーアームにして、アームに布地を入れ、布地を
7
回すことができるのを確認します。(P.19「筒ものをぬう(フ
リーアームにする)」参照)
左の針おちがわずかに折り山にかかるように、布地をセット
8
します。
折り山に押えのガイドを合わせて、押えを下げます。
9
※まつりぬい押え< L >のネジを回して、折り山に押えのガ
イドがピッタリとあたるように調節してください。
折り山が押えのガイドにあたるように、布地に手を添えな
10
がらぬいます。
しつけをほどき、布地を表に返します。
11
ᚾ
᚜
27
Page 36
ファスナーを付ける
※片押え< I >(別売)を使用します。片押え< I >は、モデル名:F064J をご使用ください。
注意
● 押えの交換は、必ず電源を切ってから行ってください。万一スイッチが押されると、
ミシンが作動してけがの原因になります。
ジグザグ押え< J >を取り付け、布地を中表にします。(表面を
1
合わせます。)
あき止まりまでは地ぬいをし(P.18「基本のぬい方」参照 )、あ
2
きの部分(ファスナーを取り付けるところ)にはしつけをします。
ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけます。
3
ぬい目のラインにファスナーのムシの中心を合わせてしつけをし
ʃʳɮʊ˂
ȪȷȤ
4
ます。
28
ʞʽծϫ
I
ᦉᕶȴͱᏚ
ʪʁ
ᚾ ᚾ
模様選択ダイヤルで、模様番号< 3 >( )を選択します。
5
片押え< I >のピンの右側を押えホルダーに取り付けます。(P.17
6
「押えを交換する」参照)
注意
● 片押え< I >を使用するときは、必ず直線(模様番号
< 3 >)を使用し、プーリーを手でゆっくりと手前に
回して針が押えに当らないことを確認してください。
他の模様を使用しますと、針が押えに当たり、折れた
り、曲がったりするおそれがあります。
布地の表面を上にして、ファスナーの周囲をぬいます。
7
ぬい終わったら、しつけを取ります。
注意
● ファスナー付けの際には、ファスナーに針が当らない
ように注意してください。針が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
Page 37
下糸を引き出してからぬう
必ず、電源を切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチなどが押
●
されるとミシンが作動してけがの原因となります。
ギャザーやダーツなど、あらかじめ下糸を余分に引き出しておきた
いときは、手動で下糸を引き出します。
1
2
注意
糸を矢印のようにミゾにそって通します。糸は切らないでくだ
さい。
※針板ふたは、外したままにしておきます。
左手で上糸を軽く持ち、プーリーを手前にゆっくりと1 回転させ、
針を上げます。
上糸を引き上げると、下糸が針板の穴から輪になって出てきま
3
す。
下糸を 10cm ほど引き出し、上糸とそろえて押えの下に通しま
4
す。
針板ふたを閉めます。
5
29
Page 38
お手入れ
注油に関して
お客様ご自身による本製品への注油は行わないでください。故障の原因となります。
本製品の動作に必要な油はあらかじめ十分に塗布されて出荷されていますので、定期的に注油する必
要はありません。
万一、プーリーを回すと重い、異常な音がするなどの症状が発生した場合は、ただちに使用をやめて、
お買い上げの販売店またはお客様相談室(ミシン 119 番)にご相談ください
ミシンを保管するときのご注意
以下の場所にミシンを保管しないでください。結露によるさびの発生など、故障の原因となります。
・温度が著しく高くなる場所
・温度が著しく低くなる場所
・急激に温度が変化する場所
・湿気、湯気の多い場所
・火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
・屋外や直射日光の当たる場所
・ほこり、油煙の多い場所
【お願い】
本製品を末永くご愛用いただくために、ときどき電源を入れて、縫製してください。
長期間保管したまま使用しない状態が続くと、ミシンの性能を損なうおそれがあります。
本体表面の汚れの掃除
注意
● 電源スイッチが「切」になっていることを確認してから、必ず電源プラグをコンセント
から抜いてください。
けが・感電の原因となります。
本体表面の汚れを取るときは、中性洗剤を薄めて布地に浸し、固くしぼってふきとってください。
汚れを取った後は、乾いた布でふきとってください。
注意
● ベンジン、シンナー、みがき粉は使用しないでください。
変色や変形の原因となります。
30
Page 39
かまの掃除
ほこりがたまると縫製不良になる場合があります。
いつもきれいにしておきましょう。
注意
● 電源スイッチが「切」になっていることを確認してから、必ず電源プラグをコンセント
から抜いてください。
けが・感電の原因となります。
電源スイッチを「切」にし、電源プラグをコンセントから抜
1
いて、押えを外します。(P.17「押えを交換する」参照)
ネジをゆるめて押えホルダーと針を外します。
2
ネジを外して針板を取り外します。
3
۶Ȟɑ
Ғඑ
プーリーを手前に回し、外かま切欠部と内かまツノ部の位置
4
を合わせて内かまを取り外します。
юȞɑ
ʎʘ
注意
● プーリーは必ず手前に回してください。反対の
方向に回すと、故障の原因となります。
ミシンブラシや掃除機で、外かま周辺や送り歯のまわりの糸
5
くずやほこりを取り除きます。
※内かまには油を差さないでください。
31
Page 40
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔ȪȽȗ
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔Ȫȹȗɞ
左図のように、△印と○印を合わせて内かまを取り付けます。
6
注意
● 傷がついた内かまは使用しないでください。
万一、使用しますと上糸がからみ、製縫不良や針
折れの原因となります。
内かまは最寄りのブラザー販売店でお求めください。
● 内かまは必ず正しい位置に取り付けてください。
針折れの原因となります。
プーリーを手前に回して、送り歯を上に上げます。
7
針板を手前側からはめこみ、針板のネジ穴を針板取付け部の穴
8
に合わせます。
針板が送り歯と接触しない位置にあることを確認し、針板の
9
左右のネジを指で軽くしめます。
【注意】
ネジをミシンの中に落とさないよう注意してください。
※プーリーを回し、送り歯が針板と接触せず、スムーズに動く
ときは、手順10に進みます。
※
プーリーを回し、
ジをゆるめ、手順 9 からやり直します。
※上記の手順で針板を正しく取り付けられない場合は、お買い上
げの販売店にご相談ください。
送り歯が針板と接触するときは、左右のネ
1ȪȶȞɝ
Ȫɔɞ
32
5
2ȪȶȞɝ
3
Ȫɔɞ
ᦉ
左側のネジをしっかりしめてから、右側のネジをしめます。
10
押えホルダーを取り付け、ネジを確実にしめます。
11
注意
● ネジは確実にしめてください。ネジのしめ方がゆ
るいと、針が針板や押えに当たり、折れたり曲がっ
たりするおそれがあります。
針を取り付けます。(P.16「針を交換する」参照)
12
「ミシンの動作を確認する」(P.33 参照)に従って、針板が
13
正しく取り付けられたことを確認します。
Page 41
■ミシンの動作を確認する
針板を外した後は、正しく取り付けられていることを確認するために、ミシンの動作確認をしてくだ
さい。
模様選択ダイヤルで、模様番号< 3 >( )を選択します。
1
【お願い】
押えと糸は、まだミシンにセットしないでください。
プーリーを手でゆっくりと手前に回して、針が針穴に正しく落
ʡ˂ʴ˂
ᦉሰ
2
ちることを確認します。
※針穴の中央に針が落ちることを左右前後から確認します。
※針が針板に当たる場合は、もう一度針板を取り外し、「かま
の掃除」の手順 7(P.32 参照)に戻って、やり直してくだ
さい。
ジグザグの模様(例:模様番号< 8 > )を選択します。
3
プーリーを手でゆっくりと手前に回して、針棒と送り歯が正し
4
く動くことを確認します。
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔ȪȽȗ
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔Ȫȹȗɞ
※針や送り歯が針板に接触する場合は、ミシンの故障が考えら
れますので、お買い上げの販売店にご相談ください。
押えとボビンをセットします。(P.17 「押えを交換する」、P.11
5
「下糸をセットする」参照)
上糸をかけ直します。(P.12「上糸を通す」参照)
6
【お願い】
上糸が正しくかかってないと、糸がらみの原因になります。
正しく上糸をかけてください。
普通地で試しぬいをします。
7
【お願い】
正しくぬえない場合、上糸が正しくかかっていないことや、薄
い布を使用していることが考えられます。試しぬいの仕上がり
が良くない場合は、上糸のかけ方やお使いの布地を確認してく
ださい。
33
Page 42
困ったときは
よくあるトラブルと対処方法
よくあるトラブル(4 項目 ) とその対処方法を記載しています。
■上糸がつる
・上糸が一本線になっている。
・布地の表に、下糸がポツポツと出ている。(イラスト参照)
症
・上糸がつっていて、上糸を引くと抜けてしまう。
状
・上糸がつっぱって、布にしわがよってしまう。
・上糸が強く、上糸調子ダイヤルで調整してからぬい直しても
変わらない。
下糸が正しくセットされていません。
原
※下糸が内かまに正しくセットされていないと、下糸に正しい張力が加わりません。その
因
ため、上糸が引き上げられる際に、下糸も一緒に布地の上側まで引っ張られ、布地の上
に糸が出てしまいます。
ボビンを内かまから取り出し、1~2に従っ
て、下糸を巻いたボビンを内かまにセット
し直します。
1
正しい方向から糸が出るように、ボビン
を内かまにセットします。
※逆の向きでボビンを内かまにセットし
ていると、正しい糸調子でぬうことが
できません。
対
処
の
し
か
た
/
確
認
す
る
こ
と
① 糸が必ず左巻きになるように、右手でボ
ビンを持ち、左手で糸端を持ちます。
② そのまま右手でボビンを内かまに入れ
ます。
2 ボビンを指で押えながら糸を針板のミ
ゾに通します。
※内かまにボビンの糸を確実にセット
しないと、正しい糸調子でぬうこと
ができません。
① 右手でボビンをかるく押さえ、左手で糸
を引きます。
ʩʈ
ʎʫ
② 糸を引っぱりながら、針板のミゾに沿っ
て糸を通します。
34
ᴥǵᴦ ᴥąᴦ
③ 最後に、手前に引いてカッターで糸を切
ります。
юȞɑ
Page 43
■布裏で糸がからまる
・布の裏側で糸がグチャグチャにからんでしまう。
・ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進まなくなる。
・
症
状
布地の裏側を見ると、かまの中まで糸が何重にもからまっている。
原
因
対
処
の
し
か
た
/
確
認
す
る
こ
と
上糸が正しく通っていません。
※上糸がミシンに正しく通っていないと、布を貫通した上糸をしっかりと引き上げること
ができないため、かまの中に糸がたまっていき、糸がグチャグチャに絡んでしまいます。
からんだ糸を取り除きます。取り除けな
1
い場合は、はさみで糸を切ります。
針板を取り外し、かまの周辺にたまった
2
糸くずを取り除きます。(P.31「かまの
掃除」参照)
上糸をミシンから取り外し、①~⑥に
3
従って、上糸をかけ直します。
下糸のボビンを取り外した場合は、ボビ
ンも正しい手順で内かまにセットし直し
ます。(P.34「上糸がつる」<対処のし
かた/確認すること>参照)
① 糸を通す前に押えを上げます。。
※押えが下がった状態では、上糸を正し
く通すことができません。
② プーリーを手前に回して、針を上に上げ
ます。
※針を上に上げていないと、正しく上糸
を通すことができません。
④ 両手で糸を持って、正しい経路で糸を
通します。
※糸が正しい経路で通っていないとぬ
うことができません。
糸こまから引き出した糸がたるまな
いように右手で糸を持ち、左手でミ
ゾに沿って糸を通します。
1
2
⑤ 天びんにしっかりと糸をかけます。
※天びんに糸がしっかりとかかってい
ないとぬうことができません。
天びんの右側から左側へ糸を通し、
確実に天びんに糸がかかっているこ
とを確認します。
1Ɂછ۾َ
③ P.13 3 を参照して、糸こまをセットし
ます。
⑥ P.13 ~ P.14 を参照して針に糸を通し
ます。。
35
Page 44
■糸調子が合わない
A 布地の裏に、ポツポツと糸が出ている。
B 布地の裏で、下糸が直線になる。
C 布地の裏の、ぬい目がゆるい、またはたるむ。
D 布地の表に、ポツポツと糸が出ている。
E 布地の表で、上糸が直線になる。
症
状
症状
A
症状
D
原因 1
糸が正しくミシンにセットされていない。
<上記の症状 A ~ C に該当する場合>
上糸が正しく通っていません。
上糸調子ダイヤルを標準に戻し、「布裏で糸
がからまる」(P.35)を参照して糸をかけ
直します。
原因 2
布地に合った糸や針を使用していない。
ミシン針は布地の種類や糸の太さによって
使い分けが必要です。
布地に合った糸と針を使用しないと、糸調
子が合わなかったり、布地にしわが寄った
り目とびの原因になったりします。
「布地と糸の種類による針の使い分け」
<上記の症状 D 、 E に該当する場合>
下糸が正しくセットされていません。
対
上糸調子ダイヤルを標準に戻し、「上糸がつ
処
る」(P.34)を参照してセットし直します。
の
(P.17)を参照して、布地に合った糸と針
を使用しているか確認してください。
し
原因 3
か
上糸調子ダイヤルの数値が適正でない。
た
/
上糸調子ダイヤルを回して、適正な糸調子になるように調節します。
確
使用する布地/糸の種類やぬい方によって、適正な糸調子は異なります。
認
※実際にお使いになる布地の端切れで試しぬいをして、糸調子を調節してください。
す
【お願い】
る
こ
上糸の通し方や下糸のセットが正しくされていない場合は、糸調子ダイヤルを回しても糸
と
調子の調節が正しく行えません。上糸かけ、下糸セットの確認を先に行ってから、糸調子
の調節を行ってください。
[ 布地の裏に上糸が見える場合 ]
[ 布地の表に下糸が見える場合 ]
上糸調子ダイヤルを数字が大きくなる方向
(右方向)に回します。(糸調子を強くしま
す。)
ɛɢȢ ȷɛȢ
˨ጓᝩފ
上糸調子ダイヤルを数字が小さくなる方向
(左方向)に回します。(糸調子を弱くしま
す。)
ɛɢȢ ȷɛȢ
˨ጓᝩފ
36
Page 45
■布がミシンに入り込んで取れない
症
布がミシンに入り込んで取れない。
状
糸が針板の下でからんでいることがあります
原
以下の手順で、布をミシンから取り外してください。
因
手順通りに操作が進まないときは、お買い上げの販売店にご相談ください。
。
すぐにミシンをストップします。
1
2 電源を切ります。
3
上糸を切り、針を取り外します。(P.16
「
針を交換する」参照)
※ 針が布に刺さって
いる場合は、プー
リーを後ろに回し
て針棒を上げて、
針を取り外してく
ʗʂوȪ
ださい。
4 押えレバーを上げて、押えと押えホル
対
処
の
し
か
た
/
確
認
す
る
こ
と
ダーを取り外します。(P.17「押えを交
換する」、P.31「かまの掃除」参照)
ʦʉʽ
ઃțʶʚ˂
ઃț
ઃț
ʥʵʊ˂
ʥʵʊ˂
5 布を持ち上げ、布の下の糸を切ります。
※ここまでの手順で布が取れる場合は、
布を外してください。
ネジを外して針板を取り外します。
6
内かまを取り外します。
8
※ 内かまに糸が残っているときは、取り
除いてください。
9 ミシンブラシや掃除機で、外かま周辺や
送り歯のまわりの糸くずやほこりを取り
除きます。
ʠʳʁ
۶Ȟɑ
юȞɑ
※内かまにキズがついている場合は、お買
い上げの販売店にご相談ください。
プーリーを手前に回して、送り歯を上に
10
上げます。
下図のように、△印と○印を合わせて内
11
かまを取り付けます。
ǭԱ
7
からんだ糸を切ってボビンを取り出します。
ʦʝʽ
※ここまでの手順で布が取れない場合は、
お買い上げの販売店にご相談ください。
DzԱ
ǭԱ
DzԱ
37
Page 46
針板を手前側からはめこみ、針板のネ
12
ジ穴を針板取付け部の穴にあわせます。
針板が送り歯と接触しない位置にある
13
ことを確認し、針板の左右のネジを指
で軽くしめます。
【注意】
ネジをミシンの中に落とさないよう注
意してください。
押えホルダーを取り付け、ネジを確実
15
にしめます。
針の状態を確認して、針をミシンに取
16
付けます。
曲がっているなど針の状態が悪い場合
は、必ず新しい針を取付けてください。
※
正しい針の見分け方、針を交換する
方法は P.16「針を交換する」を参照
してください。
【注意】
曲がった針は絶対に使用しないでくだ
さい。針折れの原因になります。
対
処
の
し
か
た
/
確
認
す
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔ȪȽȗ
※プーリーを回し、送り歯が針板と接触
せず、スムーズに動くときは、
に進みます。
14
ᣞɝථȟᦉȻ
᜔Ȫȹȗɞ
る
こ
と
※プーリーを回し、送り歯が針板と接
触するときは、左右のネジをゆるめ、
手順 13 からやり直します。
※上記の手順で針板を正しく取り付けられ
ない場合は、お買い上げの販売店にご相
談ください。
左側のネジをしっかりしめてから、右
14
側のネジをしめます。
5
2ȪȶȞɝ
3
1ȪȶȞɝ
Ȫɔɞ
Ȫɔɞ
手順
ミシンが正しく動くように「ミシンの
17
動作を確認する」(P.33 参照)を続け
て行ってください。
※上記の手順でミシンが正しく動作しない
場合は、お買い上げの販売店にご相談く
ださい。
38
ᦉ
Page 47
困ったとき一覧表
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を依頼する前に次の項目および弊社サポートページ、ブラザーソリューショ
ンセンター(http://solutions.brother.co.jp)の Q&A を確認してください。
それでも直らない場合は、お買い上げの販売店、最寄りのブラザー販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」
0120-340-233 にお申し付けください。
■ぬう前の準備
こんなとき 原因 対処のしかた/確認すること
プーリーの“しるし”を真上に
セットしてください。
糸通し装置への糸かけを正しく
かけ直してください。
正しい操作でやり直してください。
新しい針に交換してください。 16
針がストッパーに当たるまで差
し込んでください。
指定範囲内の針を使用してくだ
さい。
下糸巻き案内に糸をかけ直して
ください。
糸たて棒を後側に倒してください。
糸こまを正しくセットしてくだ
さい。
糸通し装置
で糸が針穴
を通らない
下糸がボビ
ンにきれい
に巻けない
針の位置が正しくない。
糸通し装置への糸かけが正しく
できていない。
糸通し装置の操作が正しくない。
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
針の取り付けが正しくない。
指定範囲外の針を使用している。
下糸巻き案内に糸がしっかりか
かっていない。
糸たて棒を後側に倒していない。
糸こまが正しくセットされてい
ない。
■ぬっているとき
参照ページ
12
14
14
16
14, 17
8
7
8
こんなとき 原因 対処のしかた/確認すること
電源が入っていない。 電源を入れてください。 5
ミシンが動
かない
フットコントローラー(別売)
を接続したまま、スタート/ス
トップスイッチを押している。
下糸巻軸が右のままで、スター
ト/ストップスイッチ、または
返しぬいレバーを押している。
押えレバーが上がっている。
電源プラグがしっかりと差し込
まれていない。
スタート/ストップスイッチを
押していない。
スタート/ストップスイッチを
使ってぬう場合は、フットコン
トローラーを外してください。
下糸巻軸を左に戻してから、ぬ
い始めてください。
押えレバーを下げてから、ぬい
始めてください。
電源プラグをしっかりと差し込
んでください。
スタート/ストップスイッチを
押してください。
参照ページ
6
10
19
5
9, 19
39
Page 48
こんなとき 原因 対処のしかた/確認すること
針が正しく付いていない。 針を正しくセットしてください。 16
参照ページ
ぬい目が飛ぶ
布地が送ら
れない
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
布、糸、針の組み合せが合って
いない。
針板の下にほこりなどがたまっ
ている。
糸が正しくかかっていない。 糸を正しくかけ直してください。 12
選択した模様と押えの組み合わ
せが合っていない。
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
糸がからまっている。
ぬい始めに段差があって、ジグ
ザグ押えが傾いている。
上糸が正しくかかっていない。
糸がからまっている。
新しい針に交換してください。 16
正しい組み合せを確認してくだ
さい。
送り歯・内かまの掃除をしてく
ださい。
適切な押えの組み合わせに直し
てください。
新しい針に交換してください。 16
上糸・下糸がからまっていない
か確認してください。
針板・内かまを掃除してください。
押えの後ろに使用する布地と同
じ厚さの布地、または厚紙をお
いてぬってください。
上糸を正しくかけ直してください。
上糸・下糸がからまっていない
か確認してください。
針板・内かまを掃除してください。
17
31
15
35
31
21
12
35
31
上糸が切れる
下糸が切れる
40
糸たて棒を後側に倒していない。
糸こまが正しくセットされてい
ない。
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
内かまにキズがついている。
糸がからまっている。
下糸が正しく巻かれていない。
ボビンにキズがある。 ボビンを交換してください。 -
下糸が正しくセットされていない。 下糸を正しくセットしてください。
糸たて棒を後側に倒してください。
糸こまを正しくセットしてくだ
さい。
新しい針に交換してください。 16
針板・内かまをはずし、キズが
ないか確認してください。キズ
がある場合は、お買い上げの販
売店にご連絡ください。
上糸・下糸がからまっていない
か確認してください。
針板・内かまを掃除してください。
下糸を正しく巻き直してください。
13
13
31
35
31
7
11
Page 49
こんなとき 原因 対処のしかた/確認すること
糸が正しくかかっていない。 糸を正しくかけ直してください。 12
参照ページ
布地にしわ
がよる
針が折れる
回転が遅い、
音が高い
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
布、糸、針の組み合せが合って
いない。
糸調子が強すぎる。
針が正しく付いていない。 針を正しくセットしてください。 16
針が曲がっている、または針先
がつぶれている。
布、糸、針の組み合せが合って
いない。
糸たて棒を後側に倒していない。
布地を引っ張りすぎている。
選択した模様と押えの組み合わ
せが合っていない。
針板の下にほこりなどがたまっ
ている。
新しい針に交換してください。 16
正しい組み合せを確認してくだ
さい。
上糸調子ダイヤルで、糸調子を
弱くしてください。
新しい針に交換してください。 16
正しい組み合せを確認してくだ
さい。
糸たて棒を後側に倒してください。
手を布地に軽く添えてぬってく
ださい。
適切な押えの組み合わせに直し
てください。
送り歯・内かまの掃除をしてく
ださい。
17
20
17
7, 13
19
15
31
布がミシン
に入り込ん
で取れない
糸が針板の下でからんでいる。
すぐにミシンをストップして、
布を取り外してください。
■仕上がり
こんなとき 原因 対処のしかた/確認すること
上糸がつる
糸調子が合
わない
布裏で糸が
からまる
下糸が正しくセットされていない。 下糸を正しくセットしてください。
上糸が正しくかかっていない。
下糸が正しくセットされていない。 下糸を正しくセットしてください。
布、糸、針の組み合せが合って
いない。
糸たて棒を後側に倒していない。
糸調子が強すぎる。
特殊な布、糸などを使用している。
上糸が正しくかかっていない。
上糸を正しくかけ直してください。
正しい組み合せを確認してくだ
さい。
糸たて棒を後側に倒してください。
上糸調子ダイヤルで、糸調子を
弱くしてください。
実際に使用する生地の端切れで
試しぬいをしてください。
上糸を正しくかけ直してください。
37
参照ページ
34, 11
36, 12
36, 11
36, 17
7, 13
36, 20
36, 20
35, 12
41
Page 50
電子音について
● 正しい操作をしたとき “ピッ”と鳴ります。
● まちがった操作をしたとき “ピッピッピッピッ”と
鳴ります。
・押えレバーが上がっていませんか?
・下糸巻軸が右になっていませんか?
● モーターがロックしたとき 3 秒間“ピッピッピッ…”
と鳴り続けます。
・ミシンは自動的に止まります。
・停止後 7 秒経過すると、運転可能状態にもどります。
・必ずロックした原因を確認し、ミシンを操作できる状態に
してからスタート/ストップスイッチを押してください。
・糸がらみなどでロックした原因を直すときは、必ず電源ス
イッチを切ってから行ってください。
42
Page 51
仕様表
本体仕様
本体仕様
項目 仕様
本体寸法 幅 38.0 ×高さ 26.0 ×奥行 17.7(cm)
製品質量 4.5kg
ぬい速度 毎分 70 ~ 500 針
使用ミシン針 家庭用ミシン針(HA × 1)
定格電圧/消費電力 100V(50 / 60Hz)/ 17W
ランプ 白色 LED
43
Page 52
保証書について
●ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の上、販売店で受け取ってください。
保証書の内容をよくお読みいただき、大切に保管してください。
●当社はこのミシンの補修用性能部品を、製品打ち切り後最低 8 年間保有しています。性能部品とは、その製品
の機能を維持するために必要な部品です。
●無料保証期間は、お買い上げ日より 1 年間です。それ以後の修理については、お買い上げの販売店、または下
記の「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い合わせください。
お客様相談室
本製品についての、使い方やアフターサービスについてご不明な場合はお買い上げの販売店または「お客
様相談室(ミシン 119 番)」までお問い合わせください。
〒 467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町 15-1
お客様相談室(ミシン 119 番)TEL: 0120-340-233
FAX: 052-824-3031
受付時間:
月曜日~金曜日 9:00 ~ 17:30
(土曜日、日曜日、祝日及びブラザー販売株式会社の休日を除く)
● お客様相談室はブラザー販売株式会社が運営しています。
● 機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と「機械番号」をご連絡いた
だきますと、スムーズにお答えすることができます。
ミシン背面の定格ハリマーク(銀色シール)の下記部分をご確認ください。
● ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記「お客様相談室(ミシン 119 番)」
にご連絡ください。
● 上記の電話番号および住所は、都合により変更する場合がございますので、ご了承ください。
ホームページ
●ブラザーのホームページでは、家庭用ミシンに関する様々な情報を掲載しております。
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